【七転】容姿に自信が無い♀が集うスレ【八起】18等兵

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136名無しさん@ピンキー
宇宙空間における宇宙飛行士の糞尿問題

【Space.com】宇宙空間において宇宙飛行士が排泄した糞
尿は一体どこへ行くのだろうか。暗黒の宇宙空間に放出され、黄色
くきらめく彗星の如く宇宙の果てを彷徨い続けるのだろうか。否、
これまで行なわれた有人宇宙飛行においては、宇宙飛行士が排泄し
た糞尿はきちんと回収袋に収められ、大事に地球に持ち帰られてい
たのである。しかし、現在予定されている火星有人宇宙飛行計画は
搭乗員六人、飛行期間凡そ2年間というまさに人類未体験の大規模
なものとなる。そして試算によれば、彼ら宇宙飛行士が宇宙飛行中
に排泄する糞尿の量は凡そ6トンに上るという。これは由々しき事
態である。狭いロケットに6トンもの糞尿を搭載し、抑えがたい性
欲に苛まれながら、彼らは人類を代表する重大なミッションを果た
すことができるのだろうか。しかし、この度NASAはそうした疑
問に答えるべく、現在予定される火星有人飛行計画において、こう
した膨大な糞尿はそのまま貴重な資源に変換するシステムの開発を
行なっている。発表によれば、溢れんばかりの糞尿を利用して飲料
水や栄養剤、そして更には電力までも生成するというのである。

この画期的な糞尿リサイクル、そして糞尿発電というアイデアは比
較的最近になって発見されたバクテリア(Geobacterac
eaeの一種)が可能にしたものである。このGeobacter
と呼ばれるバクテリアは1987年、ポトマック川の泥の中から発
見され、研究の結果、このバクテリアが有機物を分解して電力を生
み出す能力、更に電子を鉄の中に移動させるといった未知の能力を
持っていることが明らかになったのである。
そして現在、NAS
Aが資金提供するノースウエスタン大学ブルース・リットマン博士
率いる研究チームはこのバクテリアを利用した糞尿リサイクルシス
テム「The Right Conditions」の開発を進め
ている。
このシステムは電子を発生させ、その流れを制御するこ
とで恒常的に電力を提供するシステムである。このシステムの試作
品はかつてスペースシャトルなどにも搭載された過去を持つ。しか
し、当時のシステムは膨大な量の水素をその燃料としていたため、
その運用には多くの困難が付きまとっていたのである。