テレクラでのいい思い出・やな思い出

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303テレクラ話
初めての街だがホテルの場所はわかっている。駅に着いたとき、
駅前のテレクラに会員を装って電話をかけてフロントに聞いたのだ。
カラオケを出て無言で手を引く。やはり振り解けるほどに軽く。
薄暗い部屋で抱きしめると微かに抵抗する。
「…そんなつもりじゃなかったのに。」
そんなつもりが無くてここにくる女はいない。説得・安心獲得モードに入る。

 君が望まない限り、君とはもう二度と会えないかもしれない。
 無理には望まないが、今、私は君のことを好きなのだ。君を抱きたいのだ。

嘘ではない。二度とは会わない・愛されているという点で二重の安心を提供する。
しゃべりながらもガーディガンのボタンをはずしていく。シャツに手を入れて
柔らかく胸に触れる。荒い息使いの中で、確認のように女がつぶやく。
「…わたしのこと、好き?」
俺は耳元で好きだよと答える。嘘ではない。
このシチュエーションにあるこの身体が好きだ。
もう女は何もいわない。目を堅く閉じてはあはあと息を荒くして、
俺を抱きしめている。
手のひらに収まる薄い胸の小さな乳首を含むと、白く長い首をびくんと反らせる。
テレクラの女だが処女、安心してまんこを舐めることにする。
恥ずかしがって足を開かなかったが、クリトリスに舌が届くと
俺の顔を押しつけるようにして身体をくねらせる。

挿入時はやはり痛がった。血はちんぽの先に少しつくくらい。
女はもう俺の肩に顔を寄せて、髪を撫でられるがままになっている。
だけど、この子はもう、俺に電話をかけてこないだろうな。