テレクラでのいい思い出・やな思い出

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149テレクラちょと話
入道雲が眩しい夏の日。仕事が終わって、テレクラに行った。
ここには何度か来てて、場所は解ってる。ローソンの先曲がったところ。
会えたのは看護婦、小柄でおっぱいも小ぶりで美人じゃねえけどカワイイってタイプ。
出張者だって言ったらおいしいもの食べさせたいって、地元の
居酒屋に連れてってくれたな。煮魚がうまかった。高かったけどな。

のんだあと、予約したホテルに引っ張ってった。
そんなつもりじゃあ、とか言ったけど無言で無視。基本はイイ人路線と、
君は間違ってる戦略、が効いて柔らかに握った手は振りほどかれなかった。
脱がせると白い肌で東北らしいとステロに思った、ってコトはもうイイヤ。
こっちのケータイだけ教えといた。かかってきたら相手のもわかるしさ。

数週間後に電話があった。"あそこに出来物があるの。"
そんなコトねえだろって思いながら、声だけ心配そうに聞いといた。
俺はほぼ絶対に大丈夫だから。まあダメでも連絡あるし、こっちは逃げられない。

忘れかけたころ先月、10月アタマだな。また電話があった。
婦長に教えてもらって言った病院で聞いたら

  性病とかじゃなくて、癌なんだって。内臓とかのと違うから治るよ

って言ってた。俺は看護婦ってのは慣れてるのかなあと思ったバカだ。
性病じゃなくてよかったあって言わなかった。ホッとしたのもうまく隠せたと思う。
先週電話があったけど別の女と会っててあまり話せなかった。
非通知でかけてくるから、その看護婦の女の番号は知らない。

いまワシントンホテルの部屋。空調の音がごおうんごおうんって低く響く。
窓からテレビ塔の赤い光が見える。やっぱりちか・ちかと点滅している。
女に、この窓に手をつかせて後ろからやった。尻も卵のように白かった。
まあ、絶対この部屋だってのは俺の思い込みなんだろうけどなあ。