【病気に】ネオサンプーンループ錠7錠目【注意】

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489なまえを挿れて。
マイルーラは主成分をノノキシノール(ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(非イオン系界面活性剤のひとつ
でいわゆる合成洗剤)とする膣用避妊薬で女性が性交渉前に膣に挿入し、侵入した精子を溶かして殺す殺精子剤
です。女性週刊誌で大量宣伝し、手軽に入手できることから、女子高校生や中学生にも使用が及びました。
1983年、日本消費者連盟と「薬を監視する国民運動の会」の高橋晄正さんがマイルーラの毒性を調査、告発し、
朝日新聞に掲載され社会問題化しました。その内容は「悪い避妊効果のデータの存在
(大鵬薬品は2.77婦人・年というデータを出していますが62人というデータも存在していました)。
婦人・年とは「100人の婦人が1年使用して妊娠する人数で失敗率」です。また、「強い刺激性がある
(ウサギの膣粘膜に炎症を起こす)」、「体内に吸収され残留性あり(大鵬薬品の文書では下り物とともに自然に
排泄されることとなっているが、はとんどのノノキシノールは膣から吸収され体内に残留し、なかなか排せつされない。
子宮、膣、肝臓に高い残留率)」、
「発ガン性の疑い(試験管内で形質転換試験を行ったところ形質転換を誘導し発ガン性を疑う論文が発表された。)、
「発ガン促進作用あり(発ガン物質であるMNNGとともに動物に投与すると発癌物質の作用を高める)」、
「胎児や乳児にノノキシノールかその代謝物が移行(母親が使用していると胎児にまた母乳から乳児が汚染される)」、
「胎児毒性の可能性(殺精子剤使用者に流産や胎児の四肢欠損、染色体異常、尿道下裂などが多い)」などを警告する
論文が既に外国で存在していたというのです。
490なまえを挿れて。:2007/04/03(火) 10:37:17 ID:wx0tGl/90
この事実を知った大鵬薬品の大鵬薬品工業労働組合は会社を追求し、消費者とともに内部で闘いを開始しました。
しかし会社は開発の経緯を明らかにするどころか、労働組合の委員長を出勤停止処分の懲戒処分を行うなど
反社会的態度を取り続け裁判でも争われることとなりました。これらの問題はきれいな水といのちを守る
合成洗剤追放全国連絡会や、厚生省交渉実行委員会などの運動に広がりマイルーラの毒性を考える会が
結成されるなど大きな社会運動に発展しました。しかし期待に反し、会社は強気で販売を中止しませんでした。
そんな中、1986年にアメリカでの殺精子剤裁判(ノノキシノールと同系列の非イオン界面活性剤であるオクトキシノールを使用し、
口蓋裂、右手の異常、左手の欠如、左鎖骨形成不全、等を伴った女児が誕生し、製造販売をしたオルソ社を告訴。)
で、地方裁判所も連邦裁判所も因果関係を認め賠償命令を出しました。
新たな問題として浮上してきたのが環境ホルモン作用です。
主成分のノノキシノールは体内で代謝されノニルフェノールになります。これは化学工業製品や農薬に含まれる
環境ホルモンとして知られていますが、体内で内分泌かく乱作用を示すなど大問題となりました。
運動団体の指摘で当時の厚生省もようやく重い腰を上げ、大鵬薬品にマイルーラの主成分のノノキシノールの
代謝実験を命じました。市民運動や内部の労働組合の運動、殺精子剤裁判の判決、環境ホルモン問題などを通じ、
最高の売上げがあった販売初期に比べ約3分の1に売上が落ちこみ、ついに大鵬薬品は2001年3月に
坂売中止を表明しました。大鵬薬品は中止理由として「安全性に問題があるわけではない」と弁明していますが、
ひとつの医薬品の問題性を訴えはじめて約20年、マイルーラの販売中止は市民運動の大きな成果であることには間違いありません。
491なまえを挿れて。:2007/04/03(火) 10:39:04 ID:wx0tGl/90
避妊薬「マイルーラ」製造中止 市民団体、「運動の成果」

環境ホルモン(内分泌かく乱物質)が体内に残留する可能性があると議論になっていた
女性用の殺精子避妊薬「マイルーラ」の製造が、 3月末で中止されることになった。市民団体は「運動の成果」とみている。
マイルーラは精子を殺す界面活性剤(非イオン系)を含んだフィルムを、女性の体内に入れて使う避妊薬。
界面活性剤の原料に、環境ホルモンの一つに挙げられているノニルフェノールが使われている。
日信化学工業(福井県武生市)が製造、大鵬薬品工業(東京)が1983年から販売していた。

この界面活性剤は、工業用の合成洗剤などに使われており、メダカなど水生生物にはごく微量でも
生殖機能に影響することが分かっている。 マイルーラの毒性を考える会(大阪)などの市民団体は、
以前から「人が使えば、体内に入って生殖機能に影響する可能性もある」として生産中止を訴えていた。
492なまえを挿れて。:2007/04/03(火) 10:39:56 ID:wx0tGl/90
女性が自主的に避妊でき、やさしく溶けた成分が精子の活動を止めてしまうと謳
うネオサンプーンは、非イオン系合成界面活性剤の中の毒性の強い成分で精子を殺し
受精を阻むものである。しかしそれはシャンプーや歯磨き粉はもとより洗濯用洗剤に
入っているLASより毒性が比べ物にならない程強く、その危険性を示すデータは数多い。

ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテルは、間違いなく合成洗剤である。
AESよりも全分解性は高いが、毒性ははるかに低い。ただし、LASよりも洗浄力が低いので
殺精子剤としての効果(毒性)も低いのではないか。全分解性は高いが、
膣内に洗浄能力があるといっても、放っておくと炎症やびらんを作る可能性が高い。
合成洗剤の一種を体内に入れるというのにも心理的な抵抗があって、
うーん、悪いけど、これは自分の身体で実験してみる勇気も出ない商品である。(斉藤咲子)
493なまえを挿れて。:2007/04/03(火) 10:40:32 ID:wx0tGl/90
「やさしく溶けた成分が精子の活動を止めてしまう」とも宣伝されたが、この
”やさしく溶けた成分”こそ、合成洗剤そのものなのだ。非イオン系合成界面活性剤を
主成分とした毒性が精子を殺すことで、受精できなくなる。この成分は洗濯用洗剤に
入っているLASよりも、精子に対する毒性が強いことが確かめられている。

ウサギを使った動物実験でも、わずか2.5mgの微量で膣に炎症が起きている。
膣粘膜に炎症を起こしている女性もいるのではないだろうか。
男性性器を傷つけることも考えられる。また、合成洗剤で傷ついた精子が卵子と結合したら、
催寄生性も否定できない。「自然に排泄される」ともうたっているが、ウサギの膣に入れると、
20分後に洗剤成分の血中濃度が高まった実験結果がある。排泄どころか体内に吸収されてしまうのだ。
使用法に「射精後一時間以内の膣内洗浄を避け、可能な限り洗浄しないことが望ましい」
と書かれているのだから、吸収がすすむはずだ。

ネズミの実験でもこの毒物が肝臓などの内臓を痛めるという結果がでている。
妊娠間際まで使った女性ほど流産の率が高いことや子どもの先天性異常・ガンなどの発生率が
高いことも海外の疫学調査で明らかになっている。