★★エキサイトフレンズpart61★★

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666なまえを挿れて。
あと、独裁否定派が影響力論や実質論で議論したいのであれば、以下の文に答えろ。

408 名前:世界@名無史さん 投稿日:04/05/09 14:26
>>403
>古代史ならばそれが困難な場合も多いが、近代史なら影響力論について論じるのはさほど困難ではない。
>史料は確かに大切だが、史料偏重は誤った結論を生む。

はっ、なにをいってるんだか。
きみは、影響力論の根本的な限界を認識していない。

天皇が当初の意見を変えて、重臣の意見を裁可したとしよう。
これは非独裁の根拠になるか?
ならない。
なぜならば、拒否できなかったのではなく、天皇が名君であり、高度な自己批判の力を持ち、寛容性を発揮して部下の進言を受け入れただけかも知れない。
主体的な意志によるものか、外部的に強制されたかは、客観的にぜったいに計測できない。
例え天皇が裁可することを不本意だったとしても、進言した重臣が天皇よりも強い権力を持っていた根拠にもならない。
天皇はその重臣個人よりも、背後にある社会・世界情勢のほうを配慮したかも知れないからだ。

客観的に議論できるのは明文化された法制のみだ。
何度も言うように、影響力論ではぜったいに陰謀論を排除できない。影響力論で語ったとたん、社会科学的な議論は百鬼夜行の世界になる。
影響力は、いくらでも勘ぐることができるからだ。「風が吹いたら桶屋が儲かる」そう言われたら、何の議論もできない。
ただ主観的な印象を主張し合うだけだ。

影響力論で語れば、天皇だけでなくヒトラーもスターリンも独裁者ではなかったと語ることは十分可能だ。
背後にいる影の権力者をいくらでも捏造できるからだ。
もはや議論として成立していない。