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保育園の頃、私は自分の陰核を男性器だと思い込んでました。と
ころが私が男性器だと思ってたものは、保育園で見た同じ組の男の
子たちの性器みたいに大きくならない。私は、同じ組の男の子たち
のそれより前に男性器を目撃してました。一番身近な男の家族、つ
まり父や兄のですね。家のお風呂で男性器を見て、幼い私はこう思
いました。
「ひえ〜〜っ、ない!ない!ない!! お父さんとお兄ちゃんに
あるものが、私にはないっ!!!(+◇+)」
2、3歳くらいの子供の思うことだから、事はいたって単純。私
は自分にはついてないものが他の人についてるというただそれだけ
のことがすごくショックで、そして何だかとってもうらやましかっ
たんです!!!(-◇-)♪ さらにその後保育園のプールで、他の男
の子にはみんな男性器があり、自分にはそれが欠けてるどころか本
当に全くないと知るに至ったのです。「保育園の頃、自分の陰核が
男性器に違いないなーんて思った」と前回書きましたけど、自分に
男性器がないのを認めたくないためにそう思い込もうとしてたとい
うのが正しいところです。
他の子の持ってるおもちゃを欲しがる子供のように、私は「あれ
(男性器)欲しい!!」と思った。本来はこんなにシンプルな要求
だったのに、私は大きくなるにつれて方々で仕入れた知識をおだん
ごのようにくっつけていって、この事を複雑に、複雑に考えていっ
たのです。ちょうどこんな具合に。
つづく
798 :
727:2007/01/24(水) 00:00:15 ID:Hunh0PGm0
つづき
「男性器は、男性のシンボル。男らしさ、肉体的・精神的な力強
さや旺盛な生命力、権威などの大きな力の象徴。神様は、そのシン
ボルを私には与えてくれなかった。だけど、お兄ちゃんにはそれが
与えられた。お兄ちゃんが、お兄ちゃんだけが、お父さんのように
なれる子に”選ばれた”んだ。そんなの理不尽だ!あんまりだ!!
くっそーーっ!!!(-◇-。)」
私たちは、こうして人生の中でわざわざ悲劇に浸り、数々の痛み
を作り上げていくんですよねー。誰に頼まれたわけでもないのに。
(-◇-;)〜♪
私は自分に男性器がないことで羨望・劣等感・敗北感・怒りを感
じました。このような感情を抱いたことが、私に力への強い願望や
男性全般に対する競争心を駆り立てたのです! 私が兄と事あるご
とに張り合おうとした原因は、この「ペニス羨望」にあったのです
。もちろん、当時はそんな事とはまったく思いもしなかったけどね。
ところで現在の私は、いまだに男性器に執着しまくってるでしょ
うか? ・・・いいえ!最近の私はそれを手放しつつあります!
だって、自分にないものを外から持って来てくっつけようとしなく
たって、神様は私に力強い女性性を与えてくれてたんだってことに
気づけたから!! これからの私は、ペニス羨望を認め受け入れつ
つも、悲劇のヒロインはやめて喜劇のオバタリアンとして力強〜く
生きていきますっっ♪♪♪\(*-◇-*)/