おじ「この××バーガーというやつとポテツと飲み物を。2つづつください。」
既に××が全然まちがってる。なぜか芋が複数形だ。
店員「それでしたらセットの方がお徳ですが。」
おじ「うん、いいんじゃないのー?」
店員「ではセットで。」
おじ「そうねー、まあ、そういう具合で。」
店員「セットですね?」
おじ「まあ、どっちでもいいですよ。ふふ。まかせるよ。」
小鼻に汗がひかる。
店員「セットで よ ろ し い ん で す ね ?」
おじ「ああ、そう?そういうことになるのかなー。ははは。」
小声になってきた。
店員「お飲み物はいかがいたしますか。」
おじ「是非ください。」
店員「あの、こちらからお選びください。」
槍屋「アイスティーと、」
おじ「・・・。」
メニューを手にとり、遠ざけて見る。見ている。すごく見ている。
後ろが込んでくる。振りかえり焦った表情。鼻を掻く。
おじ「あ、これ。これももらおうか。チリ。チリね。チリも。」
店員「チリおひとつ。」
おじ「チリね。チリ…か。中はなんなの?これは。」
店員「かしこまりました。お飲み物はお決まりでしょうか。」
おじ「え?なに?あー飲み物ね。飲め物は、と。」
槍屋「ほら、ミルクあるよ、ミルク。たまにはどう?」
おじ「いや、ミルクは甘いだろう、ミルクは。」
槍屋「どうして?牛乳でしょ?」
おじ「ほんとか?そうなのか?ミルクってぇなると、砂糖が入ってんじゃないのか?」
店員「ミルクでよろしいですね?」
おじ「ミルクは甘いですか?」
店員「普通ですね。」
おじ「では普通のミルクでお願いしますよ。甘くないほうのね。」
店員「かしこまりました。お会計させていただきます・・・
後ろは長蛇の列になってた。
恥かしくてチョウ萌ェーーー!でしょ?でしょ?うふ。