1 :
なまえを挿れて。:
2ゲット!頑張れしょーた!
私も応援しています。Qちゃんより
結局、自作自演野郎がスレ立てたのか・・・
皆で出し合ったテンプレを元にしょーたがすれをたてるべきだったんじゃないのか?
>>5 しょーたは立てすぎでもうこれ以上スレを立てれなかったのだと思われ。
仕方ないよ。
>>6 試してないからわかんないけど立てれないこともないかも。
「あほ。オレがお前なんかに誑かされるかよ。なめんな」と
言ってやった。それっきり俺たちに会話はなくなった。
そして時間もたってカードとか遊べる時間になった。
オレはトランプがやりたかったのに「うの」をすることになった。
オレはやったことがないわけでもなかったがルールを忘れていた。
「おれルールとかよくわかんないんだけど・・・」と周りに聞いたら
「とりあえず慣れようよ」と言うので仕方なくゲームをはじめた。
ちなみに今もまたルールを忘れていて覚えていない(w
そんなことをしているうちに現地についた。
重い荷物を持ちながらの移動は最悪だった・・・。
オレはいいかげんなところがあって行く場所とか
そういうのは知っているが現地についてからの行動
とかそういうのは全く覚えていなくて誰かに聞かないと
わからなかった。そういうわけでバスで移動することも
知らなかった。「だりーな・・・バスとかないの?」と周り
に聞くと「あれに乗るんだよ」と教えられた。
いかにいい加減なやつかわかるやりとりである(w
バスの中の席は特に決まってなかった。要は早いもの順だ。
けど班で固まって座る、と言う約束だけは残っていた。
オレは真っ先に後ろを取る。前なんて絶対嫌だったし
後ろは最高だ。オレは後ろに座るとわざと横にカバンを
おいた。邪魔な奴を来させない作戦のつもりだった。
すると彼女が来た。「横・・・いい?」と聞いてくる。
わざと聞いているのだろうか?「お前のためにとってある」
「あ、ありがとう・・・」と言って座った。
「聞いた割には真っ先にオレの横に来たな。一緒に座りたか
ったんだよな?」「そうだよ。しょーたの横がいいんだもん」
と言った。すごく嬉しかった。照れ臭かったけど・・・。
思わず言葉に詰まる。「言われると嬉しいな。オレもお前がよか
ったからこうやっておいたんだ。来てくれてありがとな・・・」と
思わず礼を言ってしまった。
まだ〜?
あ、待ってる人いたのか・・・。
話せる雰囲気だったけれど何故かこういう風になると
話のネタが出てこない。
「うーん・・・これ、どれくらい乗るんだ?」と俺は言った。
いきなり話し掛けられて向こうも驚いた様だった。
「え?あっ、あと1時間くらいかな・・・」と返ってきた。
「ふーん・・・」としか言えずにまた沈黙状態が続いた。
オレはこっそりもってきたMDでESAKAとか聴いていた。
(・・・こんな曲を知ってる人は恐らくこの板にはいないなw)
「それ、なに聴いてるの?」ときかれた。
「言っても知らんと思うけど・・・いい曲だよ。聴く?」と
言うと「うんっ!ききたいなー」と言うので貸してあげた。
音楽を聴いてる彼女をオレはぼーっと眺めていた。
普段なら言えないことだって心の中でなら何でも思える。
【やっぱかわいいよな・・・ほんと良い顔してるよ。オレも
もっといい顔になりたいな・・・とほほ】と思っていた。
その時とりあえず1曲終わったらしくてヘッドホンをとって
いきなり俺のほうを見る。
当然だがオレも見ていたので目があってしまった・・・。
すぐに目をそらす。「あー、今私のほう見てたな?」と聞かれた。
「う、うるせえな・・・見とれる顔してるから仕方ないだろ!!」と
本音が全部出てしまった(w
「へ?そうなの?」ときかれる。
【こんなんにどう返事すればいいんだよ・・・】オレは困った。
「やっぱりかわいい顔してるな。うん・・・そりゃもてるわ」
と一人でぶつぶつ言うと「顔だけが好きなの・・・?」と怒った。
「違うけど。やっぱり顔でほとんど判断されちゃうじゃん?
オレはそうでもないけど。で、そうやって考えるとお前は
かわいいと思う。オレにはもったいないよマジで・・・」と
オレは思っていることを話した。
「そんな!周りがどう思ってるかなんて気にしてたら付き合え
ないじゃんか。大体しょーたと付き合ってるのは私だよ。
もったいないとかそんなのない。お互い好きならそれでいい」
といわれた。
まぁ、仮にそれがおせじというか本心でなくても
彼女の心は読めないし、とりあえずはそれで一安心
はした。「とにかく私はしょーたが好き。それじゃだめ?」
とまで言うので「いや・・・問題ない」と答えた。
だが困りながらもオレは確かに幸せを感じていた。
これだけ言われるなんてオレの人生初めてだったからだ。
しかも女の子に・・・。ほんとに嬉しかった。
小学校の時はいじわるなバカだったのでほんとに変わって
良かったと思った。そんなこんなでバスはついてしまった。
降りる際に「なんだか本音ばっかり出ちゃった。恥ずかしい
から忘れてもいいから・・・」と恥ずかしそうに笑った。
ごめん、今でも覚えてるぞ(w
はてさて宿泊場所についた。オレとしてはぶっちゃけると
もうどこにも行かずに旅館で休みたかった。
いつも思う。みんなで出かけて泊まればそれでいいんちゃうかと。
くだらないイベントを作るくらいならゆっくりさせろと。
でもこの日は魚を地引網でひいて、そしてそれを裁くという行事
があった。その魚をあとで土産にするというのだった。
そういうわけで海へ向かった。これは近いので徒歩だった。
同じ班の男子2人と一緒に移動した。あっという間についた。
海ではもう網を引く準備がしてあった。あとは轢くだけだ。
みんなでひいた。そして網の中にはクラゲとかそういうのがうじゃうじゃ
いた。
とりあえず取れた魚は旅館の人が車で持ち帰る。
俺たちの次の仕事は浜辺の掃除だ。別に何もしてないのに
掃除とはなんともふざけた仕事だ(w
でも、やはり浜辺は汚い。ジュースの缶などが落ちまくっている。
めんどくさいと思いつつも何気に一生懸命なみんなを見て
オレもいつの間にかまじめにやっていた。
そして掃除も終わった。ここで解散である。宿泊場所は1つでは
1組の男子はA旅館、1組の女子はB、2組の男子はC・・・という風
になっていた。つまり自分たちのクラスの同性とは完璧にシャット
アウトというわけだ。別に少ないことに越したことはないが・・・
やはり彼女と違う建物と言うのは辛い。旅館が違うということは
当然建物も違う。狭いエリアの中にたくさんの旅館があったので
こういう割り振りになったのだが・・・
↑同性とはシャット× 同性以外とはシャット○
オレはなんとしても夜に話したかった。
かずに聞いた。「もしかしてこれ終わって旅館もどったら
明日まではもう他のクラスの奴とかに会えないのか?」と。
「うん、もうそうなったら魚さばいてごはん、風呂で終わりだから」
といわれた。さすがかずだ。頼りになる奴である・・・。
これは大変だ。掃除のゴミ袋を整理している彼女のところまで走って
いった。「これ終わったらもう明日まであえないんだよな。オレは
そんなのは嫌だから今夜・・・そうだな、1時にお前のとこに行く!!」
と行った。今考えるとはっきり言って自殺行為だ(w
突然のオレの過激な発言にすばるはすごい驚いていた。
まぁ、当然だ。過激と言うよりもただのバカだ。だが
オレは真剣そのものだった。
「そりゃ会いたいけど・・・でもだめだよー。見つかったら
すごい叱られちゃうでしょ・・・」と不安そうだった。
「見つかって叱られるのはオレだ。だが見つかる確率をさげる
ために深夜に行くんだ。どうする?付き合ってくれるか?」
ときいた。自分でも熱い語りだった・・・。そんな雰囲気にのまれた
せいか「・・・わかった!1時だね?入り口のところで待ってるね」
と言われた。旅館といっても立派な物でもない。どの建物も似たような
つくりで入り口に人もいるわけではなかった。
もっとも、この話をしているときはそんな事知らなかったけど・・・。
19 :
WW:02/05/24 00:35 ID:???
ハケーン!!
雑談も少し見ていって〜、漏れは寝ますが(w
(・∀・)//オヤスミ~
「ほんとにうまくいくかな?もしこれなかったら?」と
まだ不安そうだった。まぁ、当然だろう・・・。
「45分までに行けなかったら・・・そのときは無理ってことだ。
その時はごめんな。それよりお前の旅館の名前はなんだ?」
ときいた。しおりにそれぞれの旅館の名前とそこに泊まる人が
表記されている。だが知らなかったので訊いた(w
「えーと・・・〜〜だよ」と答えた。(名前出すとやばいので伏せ)
「OK!じゃあ、待っててくれ。頑張って行くから・・・」と最後に
言ってオレは彼女と別れた。みんなそれぞれの旅館へと別れた・・・。
ちなみにオレはまだこの頃夜更しが出来なかった。11時くらい
には完全に寝てしまっていたからだ。だが修学旅行となれば友達と
しゃべるから話は別だ。眠くなるはずはなかった。夜更しに関しては
恐らく大丈夫だろうと思った。
探すのめんどいから一旦浮上。
このときになってオレはようやく夜の様子を友達に訊き始めた。
だが、有力な情報は得られなかった。1つだけ得たものとしては
不運なことにも彼女の旅館と先生のが一番近いということだった。
先生の巡回とかも知りたかったがそんなのを知っているのはさすがにいない。
もう彼女と別れてしまったので大事なことは友達に訊くしかない。
だがそのまま有力な情報は得られずにごはんになってしまった。
ごはんの前にさばいた魚もでた。さすがにいつもとは違う味がした。
さて、風呂だ。風呂は小さなものだったので4人ではいる決まりだった。
オレの班は男子が4人。普段の仲のいい連中だけだったのでありがた
かった。そんなわけで風呂も終わった。卓球台があってそれで遊んでる
連中がいてその中に担任もいた。一瞬びびったがしばらくの後、先生は
帰って行った。このとき9時半。決戦は近かった・・・。
22 :
スネヲ:02/05/24 14:35 ID:dNL3pNen
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 ̄ .|./_ _\ | | ____________
| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | 外でたちバックとフェラ
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\ ̄ ○ / | きぼーん
. \ 厂 \
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 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
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期待あげ。
24 :
なまえを挿れて。:02/05/25 00:44 ID:r0ZL5SAf
結局ここまでにセクス何回した?
なんだこの話は?もう飽きてきたぞ。
まぁ実話だからマンネリになってくるのはしょうがない。
ここはあえてネタでもドラマチックにいってもらいたい。
転入生ゆかりの登場シーンは、食パンくわえたしょーたと曲がり角でぶつかる出会いシーンが欲しかった。
26 :
スネヲ:02/05/25 16:27 ID:C0sFVuGk
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| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | ゆかりは
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | バキュームうまそう
. \ 厂 \
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 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
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>>25 眼鏡はずすと美少女の委員長とかほしいのか?
>>27 むしろ、すぐ隣の家に住んでいて、2階のベランダからお互い部屋を行き来できるような、
生意気だけど時折かわいいところを見せる幼馴染みが欲しい。
サブタイ
「謎の転校生の巻」
ティクヴィ
>>28 幼なじみをライバル視して意識しながら、積極的にアプローチしてくる後輩はどうだ?
とっととSEXしろよ
33 :
なまえを挿れて。:02/05/25 23:38 ID:BwDoja48
>>28 その気持ちすごくわかる。らんまとかにエロ本より萌える俺。
>>22-33 雑談スレでどうぞ・・・
ドラマチックにしたいのは激しく同意ですが・・・
36 :
スネヲ:02/05/26 01:36 ID:jA8KC6VP
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| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | 妹きぼーん
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | (w
. \ 厂 \
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 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
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37 :
WW:02/05/26 23:33 ID:???
agetokune
さて、修学旅行のスケジュールはハードなせいか
就寝時間は早かった。10時には完全消灯だった。
が、そんなのは関係ない。生徒と職員の旅館そのものが
違ったので何時に寝ようが関係なかった。
要は電気さえ消せばいい。ちなみにこの事もオレは知らなくて
これもかずにきいたことだった(w
「先生とか何時に見回るんだろうな?」「こないけど?」こんな
感じだった・・・。
普通に寝泊りするくらいなら全然怖くない。だがオレは夜にこの
旅館を脱出、そして先生の棟をも越えて彼女に会いにいかなければ
いけなかった。だからやはり不安は拭い去れなかった・・・。
しかもここに来て更に問題が1つ増えた。約束の時間だ。
修学旅行の夜だ。大いに話に花が咲くと思ったがそれでも
1時と言うのは遅すぎる。あと2時間半以上もある。
しかも彼女だってもしかしたら寝てしまうかもしれない。
けど・・・約束してしまった手前もう後戻りはかっこ悪かった。
けど、1つめのノルマは案外簡単にクリアできた。
異常なほど話が盛り上がったからだ。夏でもないのに怪談で
盛り上がった。「アンビリーバボー」で怖いのを特集していた
らしくてそれの話が中心だった。オレは見てなくて話を聞いた
だけだったけど大いに興味をそそる物ばかりだった。
ありがたいことにやはりこういう夜は眠気が来ない。
ふと時計を見ると・・・見えなかった。暗かったからだ。
電気をつけようとしたがみんなに止められた。
「先生に見つかるぞ!!」と言われた。窓の下を見るが
誰も歩いていない。いくらなんでも先生がこんな時間に
外を見回るはずがないだろう・・・とこの頃になって思い
始めた。「時間が気になるのか?」とかずが言った。
「うん。大事なことがあるんだ」と言うとかばんをごそごそ
と探って何かを出した。ありがたいことにそれはペンライトだ。
それで時計の方を照らす。12時前だった・・・。
心臓がばくばく言い始めた・・・。
【そろそろだな・・・】俺は覚悟を決めた。
意味もなく腕立てや屈伸運動を始めた。
「大事なことってなに?」とみんなに聞かれた。
「散歩だよ」それだけ答えた。みんな一同に
「(゚Д゚)ハァ?」って感じだった・・・(w
1時に約束したのだからその前には着かないといけない。
全然余裕そうに思えたのでもうちょっと部屋にいることにした。
寝そうに鳴ってる奴を起こしたりして遊んでいた。
ちなみにこのときもほんと1分、いや1分より短い感覚でオレは
時間を気にしていた。「それほど気になるなら遊ぶなよ!!」と
言う突っ込みはなしで。
何度も時間を確かめた。そしてついにそれは30分になる。
【よし、行くかっ!!】オレは決意を固めた。
「散歩ならオレも行きたい」と数人が言ってきた。ただの
冷やかしなのか本心なのかは知らないが断った。
だが、誰かに玄関までは着いてきて欲しかった。
カギを開けてオレが出た後にまた閉めてもらわないといけ
なかった。万が一の泥棒とかに備えてだ・・・。
その役をかずに頼んだ。かずは快く引き受けてくれた。
玄関までついた。「ところで何時に戻ってくるの?」ときか
れた。「・・・」そこまで考えてなかった。トラブル発生だ。
「何時まで起きてる?」「さぁ、みんなによるから・・・」と
言われた、まぁ当然だ。オレは野宿覚悟でこう言った。
「頑張れるとこまで頑張ってくれ。2階に石投げるからそれを
合図にもし起きていたら開けてくれ!!」と・・。
よく考えたらどこぞの3流作家が考えたようなストーリーだ。
だが、オレが読み手ならすごくかっこよく思えただろう。
けど、実際に自分がこれを体験したので言わせてもらうが
実にかっこ悪い。服装は学校規定のジャージでしかも行動自体は
読むだけならともかく自分が行うのであんまりかっこよくもなかった(w
とりあえず両手両足のジャージをまくる。気合を入れるためだ。
オレは軽快に走り出した。静かな夜・・・実にいい雰囲気をしていそう
だったが実際は怖かった。誰もいないしお化けとかも案外信じてるとこ
があってしかも見知らぬ土地。さらにはさっきまでの怪談・・・。
情けないが怖くて怖くて仕方がなかった。しかも誰かに見つかったら
アウトだ。緊張感と恐怖感いっぱいのままオレは少しずつ、だが確実に
彼女の待つたてものへと向かう・・・。
旅館の上から下を見下ろしていた時は誰もいなかったし
その時は【先生などいるわけがない】と思っていたが、
こうやって1人ぼっちになって走っているといつ出てくる
かが分からずに怖かった。曲がり角の時とかは特に緊張した。
その時だ「ぱたたたっ・・・」と足音?のような妙な音がした。
音の正体は分からない。だが臆病なオレはびびりあがった。
「よしてくれよ・・・」オレは戸惑ったが実際隠れるとことか
なんてない。音のする方向も分からない。オレは血迷って
道の隅で小さくなっていた。音が近づいてくる・・・。
【頼む、あっちへいけ!!ごめんなさーい】と誰かに向かって
謝っていた。本当に怖かった・・・。
「おい、こんなところで何してんだよ?」肩を叩きながら話して
きたのは男の声だった。
緊張の一瞬・・・
ついにしょーたが禁断の恋に堕ちる!!
ここで止めんなざけんなボケチンカスコラァころすぞ。
ゆうかな?
>>48 すぐ既存の登場人物と決めつけるのはドキュソの証
この後、驚愕の事態が!!!(ガチンコ風に)
寸止めエンジェル
>>47 気持ちは分かるが書き手の事も考えろよ・・
http://love.2ch.net/test/read.cgi/kageki/1021126490/ なるべくこっちで。話がつながらなくなるのでー。
冷静さを失っていて誰の声かわからなかった。
「マジ誰?オレと同じ事してるのか?」と言ってオレを起こす。
怖かったがそいつの顔を見るのに時間はかからなかった。
なんとゆうだった・・・。暗くて分からなかったが冷静に声から
考えてみるとまさにやつだった。
「しょーたか?おい、そうなんだろ!?」と向こうはすぐにオレだと
気づいたみたいだった。「何道路で寝てんだよ」とけらけら笑った。
「あ?うるせえ!・・・でもお前こそ何してんだよ?」オレは訊いた。
「たぶんお前と同じだな。そんな気がしない?」と言っている。
【まさかな・・・】と思いつつも「彼女に会いに?」と訊いた。
「なんだ、やっぱり同じじゃん!!ははは」とうけていた。
なんだかひょうしぬけてしまい、オレも笑えた。
「あー、でもマジ怖かった。先生かと思った・・・」オレはまだ幾分
不安が残っていた。
「おどかすつもりはなかったが。それはさておきやっぱり気があうな」
と言われた。「そうかもな。こんな馬鹿げた行動も似てるし・・・」と
俺も相槌を打つ。「あいつのことだ、『しょーたきてぇ〜』なーんて
言われたんじゃないの?」と言ってきたが否定した。
「いや、オレから行くって言ったんだ・・・」「へー、過激な事するじゃん!!
あ、オレは呼び出されたんだ。でも女の夜道は危険だからな。オレが出向いた」
と言われた。あこの意外な一面を知った・・・。
「ま、目的地は同じだ。仲間がいて心強いぞー」とヤツは
この状況を楽しんでいる様だった。オレとは完全に器が
違った・・・。まぁ、オレも人数が増えてかなり不安は取れたの
だが。そのとき、かなり先の方で道が光った。
「やばい、誰か来るぞ!!」そう言いながらゆうはオレが歩いて
きた道を一気に戻っていく。オレもつられて後を追った。
そしてかなり走った後に聞いた。「いきなり走るなんて・・・なんだ?」
と訊くと「のんきだな。あれ見回りだったんだぞ・・・」と言われた。
「くそ、偶然だとは思うけど・・・危険度がゼロってわけじゃないみたいだな」
と言ってかなり焦っているようだった。
このときもしオレがゆうに会っていなかったら・・・捕まっていただろう。
だがやはり夜道だからこちらもあまり目立たない。
光った方を見てみたが確かに見張りだったらしい。
光が忙しく動いていた。こっちも何度か照らされた・・・。
しばらくその場で待った。そして光が消えた。
「お前は足速いから大丈夫だな。一気に行かないとまずいぞ」
と言いながら再度状況を確認する。
数分待ったが光は現れなかったのでそっとその場まで歩いた。
そして、一気に走りぬけた。ほんとにどきどきした・・・。
もうこれさえ過ぎれば大奥同然である(w
なんだか運動会の個人競争のテープを切る感覚に似ていた。
オレは一気に玄関めがけて走り出した。
そして・・・ちゃんとすばるは待っていてくれた。そして、あこ
もいた。まだこっちに気づいてなかったようだった。
どんどんとドアを叩く。はっとした感じでこっちに気づいた。
すぐにカギを開けてでてきてくれた。
「待ってたよー。ほんとに来てくれたんだ!!途中大丈夫
だった?」・・・いきなり質問責めだ。
「あー・・・途中で頼もしいヤツに出会えたからな。そのおかげで
無事来れたんだ。あー、怖かった」と大袈裟にため息をつく。
向こうの再会は・・・おれたちとは全然違っていた。
2人でコソコソというか、小声で何かを話しているようだった。
「絶対おれたち邪魔だと思うぞ」ちょっと笑って彼女に言った。
「そうみたいだね・・・外行こうかー」と言うので外へ出た。
当然だがゆう&あこペアの行動は一切知らない(w
外に出るといってもふらふらと出歩くのは危険だった。
「夜だけど先生起きてるぞ。だからあんまりふらふらする
のは危ないんだけど・・・」とオレは言った。
「ねぇ、海行こうよ!」「・・・人の話聞いてる?」「聞いてるよ。
だから、海がいいの。ここからなら先生の旅館の前を通らなくて
済むし・・・。夜の海も見てみたいんだ」と言った。
まぁ、ほんとに来るかどうかわかんないような俺を待っていてくれた
彼女だ。そんな願いくらいは叶えてあげようと思った。
「そうだな。安全と言えば安全か。よっしゃ、いこいこ」
と言って海へ向かった。ちなみにこれは昼間に地引網を
したところだ。
距離も短い。あっという間についた。ほんとに静かだった。
何となくこういう場所は野外エッチに励む連中が多いかと
思ったけどこの時は全くいなかった。
と、言うよりもいたかもしれないがとりあえずおれたちは
そういう輩を見なかった。
「静かだねー・・・。なんかいい感じじゃない?」と彼女は言う。
「何が?」オレは野外プレイの事ばかり考えていてつい冷たい
反応をしてしまった(w
ageとくべし
61 :
2スレの1000:02/05/30 12:32 ID:ii+Fs9lt
保守age
kaettekiteyo-
63 :
:02/05/31 01:05 ID:8x4jUUwa
止まっているようなので・・・。
おでは、最近になってすばるとの話を見つけて一気読みをしてしまったど。
とても新鮮でどきどきハラハラだったど。女の子の魅力が再認識できたど。おかげで普段電車の中や町で見かける女の子ですらもかわいいなあと、思えて毎日が楽しくなったど。
おでが消防・厨房・工某のころ感じてた、女の子に対する純粋な(?)どきどき感がよみがえってきたど。
そのおかげで人生が少し潤ったような感じがしたど、その分人生が豊かになった気がしたど。
うれしいど。
しょーたもがんばるど!!
今度からサブタイトルみたいなのつけますね〜
「なにがって・・・今日のことに決まってるじゃん」
オレの素っ気ない反応に少し気を悪くしたようだ。
「今日?こうやって話してること?」「違うよ」
「じゃあ・・・なんだ?」「付き合い始めたのはいつ?」
【・・・あー、そういうことね・・・】オレは何が言いたい
のかがわかった。
「そうだな、この関係・・・半年前からだな」オレはそう
言った。「そう!それだよー。やっぱりいいかげんだなぁ」
と言われた。確かにルーズなのかも知れない。
「半年、ってさ・・・すごい永い感じしない?」
「そりゃ長いだろ。1年の半分だからな」
↑なんと愛想のない返事だろうか・・・(w
「そういう返事しか出来ないの!?もう・・・」と
これまた気分を悪くさせてしまった。
オレは雰囲気を変えようとがんばってみた。
「確かに長いさ。でも、過ぎてみるとあっという間
だったと思わない?オレは、そう思ってる。
色々あったけど、あ、中2からだったな。この関係
が始まったのは・・・」言いたいことがありすぎたせいか
はたまた整理してなかったせいか何が言いたいかよくわか
らなかった。
「私もそう思う。付き合い始めてかれこれ半年だもん。
そんな日にしょうたとしては偶然かもしれないけど
こうやって危険を冒して私に会いに着てくれたもん。
すっごい嬉しいんだから・・・」そう言って黙ってしまった。
「ば、ばか!実はオレは知ってたんだよ・・・。半年のこと」
「嘘言ってもばれるよ」と言って爆笑された。
確かに嘘だったけど、このうそはついていいうそだったらしく
そんなに機嫌を損ねる事はなかった。
「ちょっと愛想がなくて口が悪い。それに何かとアバウトな
ところがある・・・。でもそんなのも全部ひっくるめてしょーた
のいいところなんだよね。そういうとこも好きだよ」
「オレのどこがアバウトなんだよ?」「気づかないところも・・・かな」
と言って楽しげに笑った。
これは100%誉め言葉ではない。
でも、オレは妙なヤツでこういう事を言われると
何故かすごい嬉しい。この時もそうだった。
「面と向かってよく言えるよな。そういうこと・・・。
まぁ言われて悪い気はしないけど・・・」
「ほめてるんだよ、これでも!!」と言った。
「そりゃどーも。でもいつも思うけど、ほんとお前は
強いよな。言いたいことははっきり言えるし。
ハートの強さはオレよりあるのかもな・・・」
「信じるしかないから、しょーたをね」この一言は強烈
だった。自分の中で後ろめたさが広がった。
何となくそのセリフを聞いてオレはまともに会話ができ
なくなってしまった。隠しごととかあったから・・・。
そりゃ、人間だから隠し事の1つや2つや3つや4つくらい
あるかもしれない。彼女だって合ったかもしれない。
オレにだってあった。他人からすればほんとにちっぽけな
事だと思う。でもそんなのでもやはり言えなかった。
そんな気持ちがあったせいかオレはあまり喋れなくなってしまい
「明日は1日中班行動だったな。そろそろ寝ないと・・・」
「え、何でいきなり?」と向こうは驚いていたがこっちとしては
狼狽しているオレを見せるわけにも行かなくて早く別れたかった。
「オレは良いけど女は早く寝るもんだろ。じゃあな!!」
返事も聞こうとしずにオレは声をあげた。
「そう・・・。今日は何か静かだったけど嬉しかったよ。
明日は1日中一緒だね!!じゃあおやすみ」と言って
オレはほっぺにキスをされた。
自分から別れを告げたのに「送っていこうか?」などという
ことを言ってしまった(w
「あ、そんな遠くないし大丈夫。しょーたも早く寝なよー」
といって足早に戻っていった。
オレは顔に残ってる何かに興奮してた。すごく落ち着かなかった・・・。
でもそのうちに1人の海が寂しくなってオレも旅館に戻った。
心情的には告白してOKがもらえたような思いだった。
とにかく落ち着かなかった。旅館まで歩いている道のりでも
まだ焦っていた。それほどキスは感情がおかしくなる・・・。
こんな思いをしていたとなると何となく悪い気がするけど
キスしてもらえただけでも行った価値はあった。
そう思うほど・・・ほんとにどきどきしたのだった。
旅館に戻るとカギが開いていた。部屋に戻るとまだみんな
起きていた。ただ、明日が不安なヤツは寝ていたようだった。
「カギ開いてたんだけど」と言うと「2回も行くのめんどくさいもん」
と言われた。「・・・」まぁ、確かにそうだった(w
〜修学旅行・2日目〜
夜は明けた。今回のメインイベントと言うかもっとも重要視
されている都内見学である。
都内だったらどんなルートを見て回っても良い、ただし途中で
必ず5つは”ここを通る!”と言うのを決めてそこを通って印
をもらわなければならなかった。
”どこでもみてよい”だったが厳密にいうとそうではなかった。
実に巧妙な罠だった・・・。まぁ、そんなのはどうでもよかった。
仲がいい奴といればどんな場所だって楽しい。そんな思いだったからだ。
ただ辛かったのは早起きだったという事。朝の5時くらいにうとうとしは
めて6時にわいわい騒がれて目が覚めたものだったから眠かった・・・。
オレの班の行動は4つはありきたりの場所だったけれど
5つ目がちょっと特殊で船の上を見ることになっていた。
その船の行き先が学年全員の最終集合場所だった。
遅刻は厳禁だったし船の着く場所と集合場所はかなり離れて
いたため船が着いた後大急ぎで走らなければならなかった。
とりあえずクラス全員で出発の場所へとバスと電車を駆使して
向かった。バスでは我慢できたが電車の中はやはり耐え切れずに
うつらうつらしてしまった。オレの顔色が悪かった&うとうと
していたのを根拠に「昨日寝てなかったでしょー」とゆみに言われた。
半分夢を見ながら「うるせえ、せっかくの旅行で寝てたまるか・・・」
と言いつつ眠ってしまった様だった(w
「おーい、ついたぞー」友達に起こされた。寝起きの機嫌が
悪いオレは「うるせー。わかってるよ!!」と言った。
アタマでは動いているつもりでも実際起きてなかったらしく
強引に引きずられていった。そんなオレを見て担任はオレに
注意をしてきた。朝っぱらから気分が悪かった・・・。
それにしても不可解だったのはオレみたいに夜更ししていた
連中はオレよりぴんぴんしてたことだった。
しかも彼女まで・・・。「何で眠くないんだよぉ?」と訊くと
「ちょっと喋っていたけどちゃんと寝たから。しょーた、
寝なかったの?」と言われて「寝てたらこんなんになるかよ・・・」
と言って離れた。喋るのもだるかった。
死ね
76 :
スネヲ:02/06/01 13:43 ID:8P+BekGu
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| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | はやくして
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\ ̄ ○ / | たちバック
. \ 厂 \
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 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
/./ ./o i. \
オレはそのまま引きずられるように電車を降りた。
さて、、、いよいよここからは自由行動だ。
詳しい集合時間までは覚えてないけど昼ご飯も班
だったし、本当に夕方近くまで自由に近かった。
だが彼女と2人きりなわけでもない。班のメンバー
がそれほど親しくなかったり、暗い連中だったり
ならばいちゃつくことも可能だし、やりたかった。
だが・・・実際は男子は結構仲がいいし、女子にいたって
は・・・言わなくても分かるだろう(w
とにかくそういう人間関係の班だったので女といちゃつく
ような場合ではなかった。
【くそ、つまんねえな・・・】という思い。そして
未だに引きずっている眠気。この2つのおかげで
初めのころは機嫌が悪かった。
しかもオレはどこを回るかなんてもちろん把握して
なかったので訊いてばかりだった。
わけの分からないままいろいろな場所を回った。
そして、昼時になった。
「ここが4つ目の場所だぞ。ここで昼を取ったらいよいよ
船に乗るんだぞー」と友達に聞いた。
そう、今から待ちわびていた昼食の時間だった。
昼飯だ。場所はどこぞの休憩エリアのレストランだ。
本場のレストランとは違ってこういうところは高い。
最初オレはだだをこねた。3000円という金額が
学校からもらえた。この日の行動は全てこのお金で
済ませなければいけなかった。ちなみに余ったら自分
のものにしてよかった。だから100円だけでも自分の
ものにしたくてオレは文句を言ったのだった・・・。
だが彼女の痛烈な言葉が俺を襲う。
「わがままばかり言わないでよー。ここって決めたんだから」
と。たったそれだけ。たったそれだけなんだけど普段と違って
いてすごいショックだった・・・。
「・・・お前等先はいってていいよ」それだけ言ってオレは
1人で外に出た。「わかった。じゃあ・・・」誰も止めずに
彼女もこの一言だけだった。
特に腹が減っていたわけではない。空腹感はなかったが
心はスカスカだった。確かに自己中だったこの日の自分。
尤もそれに大してみんなが怒ったわけではなかったかもしれ
ない。でもやりきれない思いでいっぱいだった。
前の日にキスしてもらったところが妙な感じだった・・・。
そんな時オレの肩を叩く奴がいた。ゆみだった
「どうしたん?今日きげんわるいねぇ〜」と言ってきた。
返す言葉がなかった。めんどくさかったからなのかも。
「相手にしてくれない辺りが・・・それっぽいねー」と
ほざいていた。「んなら、あっちいけよ」ぶすっと答えた。
「何キレてんの?彼女とけんかでもした?」半分当たってる
ような、違ってるようなそんな感じだった。返事に困る。
「けんかなんてしてないって。余計な心配はするな」とだけ
言うと「心配ってか、早くしょーたと付き合いたいの、私は」
言いたいことだけを言ってくれた。思えば俺は前にも告白され
ている。それなのに自分の態度はどうだったろうか?
冷たい反応しかしてなかった・・・。
「なんだよ、まだ諦めてないのか?オレのこと・・・」
「そりゃそうさっ。好きなんだからねぇ」とあっさり
言った。告白したことがなかった自分にとって玉砕後の
心情は分からなかったがやはりショックだと思う。
例えるなら付き合ってた相手と別れる、それに近いと思う。
「オレ・・・お前じゃないから分かんないけど好きな相手が
違うやつと付き合ってんのよ?それなのに諦めないって
ちょっとおかしいと思うんだけど・・・」と言った。
「ま、そうだよねー。でも、それは私の勝手じゃん?」
確かに勝手だけど・・・今までおこした行動はどうなる?と
突っ込んでやりたかった。が、しなかった。
「まぁ、オレに人をとやかく言う資格はないと思うけど。
いい加減諦めな。変な言い方だけど早い者勝ちだった
んだよ、オレはな・・・」と言った。自分も好きな人がいた。
けど、言えなかった。そんなのを引きずったまま違う子に
告白されて、今はこんな状態。そう、オレは品物のようだった。
「もう少し早ければ、そしてクラスも一緒だったら・・・
そしてそういう時にお前にコクられたら付き合ってたかもな」
静かにそう言った。意味不明だが自分の中では慰めるつもり
の言葉だった。「私もそう思うんだ。じゃあ同時だったらどう?」
と言う反応をした。
「同時・・・。あいつと同時だったらってことか?」
「そうそう。それでもやっぱりあの子だよね?
実際かわいいし、性格もいいし・・・」
「ぶっちゃけるけど別にかわいいとは思ってなかった
んだよな・・・あいつのこと。悪くも思ってなかったけど。
ま、他に好きな人もいたし。告白なんてできんかったけど」
と微笑をしながらオレはぶっちゃけた。
「じゃあ、同時だったら私のほうがよかったっぽい?」
「さー・・・やっぱり考えるだろうな。ま、小学校ん時のよしみ
で数段ハンデはお前にあったけどな・・・」
「そうだったんだ!?じゃあもっと早くすればよかったよ・・・」
と悲しそうに言った。
「まぁ、いろいろ言ったけど実際はこんな現状だ。
冷たい言い方で悪いけど、もう俺を追うな・・・」
「追うなって言われてもさぁ・・・同じ班だしクラス
まで一緒じゃん。そんな言い方はひどすぎる」
と言ってうずくまってしまった。
まさか明るいゆみがこれほど落ち込んでしまうとは・・
そう思ってオレは焦った。でも前みたいに騙されるの
かもしれない、と警戒もした。
「あほー。泣いたふりとかはほんときたねえぞ」と
冗談目かしく言ってやった。でも反応がなかった。
オレは黙った。言葉をかけて騙されるのも嫌だったから。
もしこれがほんとならヘタに話さないほうがいいと思ったから。
こんな2つの理由からオレは黙ったのだ。
けど、ほんとーに顔を上げてくれない。それでもオレは声をださ
なかった。さすがに不安にはなっていたけど・・・。
そのときいきなり顔を上げた。泣いた後の嗚咽が聞こえた。
そして・・・本当に涙を流していた。ぽたぽたと下に落ちているのも
はっきり分かった。
【こいつが・・・泣くなんて思わなかった・・・】とオレは驚いていた。
活発で元気なゆみは一度たりともこんな所を見せたことはなかった。
「悲しいよ・・・そんな差で付き合えないなんてさ」と
言われた。心臓にするどく突き刺さった・・・。
思わず出てしまったオレの言葉。それは「ごめん・・・」
だった。それしか言えなかった。
尤もこんな場で”ごめん”ってのも変だと思うけど・・・。
そのとき腰の辺りにがばっとしがみついてきた。
びっくりしたが体は拒否しなかった。別にやらしいわけ
ではない(w
ゆみの気持ちを考えると・・・ほんとかわいそうだった。
冗談とは言え、さっきのオレの言い方は本当に腹が立つ
言い方だったのかもしれない。
大体よく考えて見たら何が「早い者勝ち」だ。自分でも
かなり呆れた・・・。
修学旅行シーズン・・・既にカッターシャツだった。
そのシャツのお腹の辺りが涙で湿っていった。
腰の辺りの手に力が入った。ぎゅうっとされた。
「こんなので気が済むなら・・・オレは構わないから」
自分の中で精一杯の謝罪のつもりだった。
「さっきのは言い方悪かったな。でも・・・ほんとオレは
あいつと別れたくない。だから・・・気持ちには応えられない」
オレはこう言った。でも向こうからは返事は返ってこない。
「今はこうしてるだけで充分・・・」更に力がこもった。
一瞬だが【ゆみでもいいかも・・・】というのが脳裏によぎった。
振ったのにその後も良い言い方をすれば一途、悪い言い方だと
しつこい、とにかく未だに想ってくれていることはやはり嬉しい。
何度もくどいけど振った相手に対してなのに・・・。
そんなんだから気持ちは揺れた。【ここまで想ってくれる人なら
きっとうまくいくだろうな】そんな風に想った。
そんなことを考えてるうちにゆみはオレから離れた。
「しょーたの服を濡らしちゃったよ」なんて言ったゆみはいつも
のような感じだった。「しょーがねえ奴だなー」なんていいつつも
心のどこかで安心した!!
ぐう・・・小さかったが俺の腹の虫は泣いた。
「そう言えばまだごはん食べてないよな?」と聞いた。
「すぐにおってきたからまだっすー」と言うのでもう一度
中へ戻った。入り口のすぐ近くにゆかりがいて一言。
「しょーた、やるじゃん。見かけに寄らないんだね」と。
「はぁ?」と言ったがそのまま電話をしに外に行った。
みんなはまだ食べていた。まぁ、そんな長いあいだ外にいた
わけでもなかったし、当然と言えば当然か・・・。
「結局お腹が減っちゃったんだね。早く食べようよ」と
すばるが言った。さっきのゆみと比べてしまった・・・。
「あ、あぁそうだな・・・。あー。腹減った・・・」と
さっきのやりとりを気にしつつメニューを見た。
さすがはケチなおれ。っつーか貧乏なオレ・・・。
頼んだのは600円のカレーだった。そもそもカレー
だけで600円とるのもどうかと思ったがこればかり
は仕方なかった。一番安くてこれだったし・・・。
高いくせにできるのがあまりにも遅かった。
そもそもこれは後で聞いた話だけどみんながまだ食っていた
のも食べるのが遅いんじゃなくて出来るのが遅かったのこと。
【高いんだから早く作れよボケ!!】と思った。
何はともあれカレーは好きだったし味も気にならなかった。
何故か元気になり始めた。「さて、とっととまわっちまおうよ」
そういったオレだったが当然次の行動は知らなかった(w
「しょーた・・・1人だけテンション高いね」彼女に言われたが
気にしなかった。「なんか眠くもなくなったしな!早くいこー」
と1人で盛り上がっていた。
次は船に乗る、というのだった。行動くらいはわかったが知らなかった
のはそれに行くまでの過程というかそういうものだった。
「船船言うけどどういったもの?あとどれくらい乗るん?」誰ともなしに
聞いてみた。「ついてくればわかるよ」それしか言ってもらえなかった(w
そう言われてオレはただついていくだけだった。
「あ、あれじゃない?俺らが乗るのって」俺は言った。
「あ、あれっぽいね。じゃあいそご!!」と言って
みんな船着場の建物へと入った。
すると他にもここを最後に廻るポイントに決めてる連中
にあった。何だかんだでここは人気だったらしい。
ゆうのグループもいた。「いよう!お前らもここだったのか!」
と話し掛けてきた。「あれって仲いい人?かっこいいじゃん・・・」
とゆかりが俺に言った。「そんな風にしか見れねえのか・・・」
オレは呆れた。
agetoku。
とりあえず経って話すのもあれなのでみんなで座れる
場所に行って座った。
「いやー、それにしてもお前に会えるとはなー。あん時と
いい、今といい・・・こんなこともあるんだなぁー」と
ゆうはしみじみしていた。
「あん時とかこんな所で言うなよな・・・」と言ってやった。
「おー。わりーわりー」と言ってた。
それにしても・・・ふと思ったのが前の晩のこいつの行動だ。
おれ達はすぐに外に出て行ったけどこいつらは何をしてた
んだろうか?それが無性に気になった。
「あのさぁ、昨日俺らが出てった後何してたん?」
「は?別に何もねーけど」たったこれだけだった。
まぁ、嘘をつくような奴ではなかったしこれ以上きく
のも何か気持ち悪かった。
正直言わせてもらうと自分の友人がヤってるとこなんて
想像したくない。気持ち悪いからだ・・・。
別に顔とかそう言うのではなくただ単に・・・考えたくない(w
と、言うわけでオレはもう訊くのを辞めた。
けど、あこの・・・悶えてる姿を考えたのは内緒(w
そうこうしてるうちに船の乗れるようになった。
細かくは覚えてないけど結構大きい船だった。
「うおー、結構でけえな!!こんなに乗れるのか」
思わず喜んでしまった。
でも、あとで知ったけどそれもみんなは知ってた
ということだ。オレは無知すぎた。
椅子だらけの部屋(?)みたいなのがあって、そこで
一息つくことにした。
まぁ、乗ってる時間もあまり長くはないときいていた
けど、折角の貴重な時間だったので楽しみたかった。
女子共はみんな上の階?に行ってしまった。
そういうわけでこのフロアは男だらけだった。
まぁ、何気ない話で盛り上がった。
ここで、貴重な写真を撮ることになった。
班にはカメラが1つ渡されていた。これは好きな
時に使ってよかった。カメラ1つというと少ない
気もするけど実際は少なかった。
それでもここで撮ることになった。ただ決まりが色々
あってその班のカメラではその班の奴しか撮っちゃだめ
だった。だから他のクラスとかの奴は撮れなかった。
男ばかりの写真というとあまり萌えないけどやっぱり
大切な宝物になる。今でも机に入ってるけど、この写真
・・・ちょっとあほすぎる写りかただ。
自分らで勝手に使ってしまってやばい、と気づいたのは
撮ってから数分後だった。
「カメラ勝手に浸かったらやばかったんじゃ・・・」りゅうの
このセリフで場が凍る(w
貴重な数枚をバカ写真に変えてしまった罪は重かった。
とりあえず罪は急いで償った方がいい。
足早におれたちは上へと向かう。
女子達は上で風を受けながら話をしていた。
「おい、班長と仲がいいんだから謝ってくれよぅ」
自分から撮ろうとかいっておいていい度胸だ。
「しょーがねえな・・・」と言いつつも話すのがちょっと
楽しみだった。それにいつも何も出来ない俺はこういう
時に少しでも役に立たなくてはいけなかった。
「あんさー・・・写真ちょっと撮っちゃったんだ。わるい!!」
両手を合わせて謝った。
「えぇ!?カメラ使っちゃったの?」班長は大層驚きだ(w
そんな驚きの顔にちょっとかわいさを感じながら「すまねぇ・・・」
と表面的にまじめに謝っておいた。
「撮っちゃったのはしょうがないじゃん!ってかここでみんなで
1枚くらい撮ろうよ。ね?」ゆみが言った。
調子に乗った俺たちは「そうだ、撮っちまえばいいよなー」と
先ほどの失態を忘れたかのように振舞った。
「じゃあ、オレが撮ってあげるよ」オレはそう言ってカメラを取った。
「それだとしょーたが入らんじゃん」「かまわんよ。写すほうがいいし」
「じゃあよろしく!!」ぱしゃっ・・・ぼやけた写真になった(w
まぁ、撮ったときは写真の出来具合なんてわかんなかったが・・・。
そうこうしてるうちに船が止まることになった。
「やっぱ短かったなぁ。いよいよ走らねばならんな・・・」誰かが
こんな嫌なことを言う。集合時間がマジでぎりぎりだった。
急いで船を下りる。「さー、いっくぞー」言った奴としてはそれなり
に頑張ろうという気持ちを込めたんだとは思うが文末が力が抜ける
ような感じだった「ぞー」なんて・・・ねぇ?(w
班長はかわいそうなことにいちいち班員を確認しなければならず
それも終わってオレ達は一斉に走った。
疲れたけど何とか間に合った。が・・・他のクラスでまだ来てない
グループがいて結局そいつらのせいで20分余計に時間を食った
さて、この後は船の上で晩ご飯と言う予定だった。
「船の上でメシなんて豪華すぎねえ!?マジ楽しみだわー」
とオレは勝手にはしゃいでいた。あまりない体験だけに
やはり興奮してしまった。
「どの船なんだ?」と周りに聞いたが「知らん」ばかりだった。
【役に立たんな。まぁ、オレもか・・・】と思いつつ船を見ていた。
その時だ、めちゃくちゃでかい船が止まりそうになるのが見えた。
タイタニックの船のように思えた。実際大きかったし・・・。
「おい、おい!!あれだろ?」オレは勝手にバカみたいに喜んだ。
「船が来たんで乗り込みますよ」先生の言葉で船に乗ることになった。
とことこと歩いていく。そこでオレは妙なことに気づいた。
【あれ?ねぇ・・・あのでかい船は違うんですか?】と。
オレが思っていた船は自分たちから離れていってオレ達は
すぐ近くの小さな船に向かって歩いていたのだった。
「・・・」一気に気分が萎えた。
念のためゆみに聞いた。「やっぱりあれに乗るのか?」
「そうみたいだねー。でっかいのだと思ったよ」と笑った。
「オレと同じか。まぁ、普通ならあっちって思うよな・・・」
そんな会話をしながら船に乗った。席は既に決まっていて
そこに座った。テーブルの上には既に食事が置いてあった。
まずはざっと目を通す。さすがに好きなものばかりでもなかった。
が、かなりお子様向きな感じがした。刺身類とかは一切なしで
ハンバーグとかスパゲッティとかがあった。
まぁ、和食より洋食が好きな俺は嬉しかった。と、言うよりも嫌いな
ものがなかったのがよかった。飲み物はおかわりし放題だった。
さて、食事の始まりだ。やらなくてもいいのにいちいちあいさつとか
するのがうっとうしかった(2回目)
オレは食った。そして飲んだ。もちろん苦手な物も少しは会ったので
それは除いて(w
ひとしきり食うとさすがに疲れてきた。と言うか腹が膨れた。
「食事が済んだら上に行っても良い」と言う決まりだったので
オレは風を浴びに外に出た。小さい船、とは書いたけどなんと言うか
そんな小さいわけでもなくて中は広かった。
オレが行くともうたくさんの人が上に来ていた。
そこで写真を撮ってる人とかもたくさんいた。晩ご飯とは言っても
まだ夕方に近かったし、夏も近かったので明るかった。
【いい風だな・・・】そう思いながら人が少ない辺りに座り込んだ。
ほんとに風が心地よかった。静かで穏やかな風だった。
おなかもいっぱいだったのでそのまま寝てしまいそうになった。
何人かの友達が「こんなとこで寝んなよ!!」と言ってばしばし
叩いてきた。適当に薙ぎ払った。やっぱり話したいのは女の子
だった・・・。そしてついにきた。でもゆかりだった。
「1人で寂しそうじゃん。彼女は?」「知るか。まだ下なんだろ」
ぶっきらぼうに返事をする。「きげんわるー!!」と言った。
まぁ、悪かったと言えば悪かった。だって当てが外れたから(w
「それよりさっきのかっこいい子と仲良いんでしょ?」と聞かれた。
「うん、いいけど?」「まじかっこいいもん。フリーならいいなぁー」
と言った。なにやら悪い予感がした。
「くだらんこと考えるなよ。大体既に売約済みなんだよ」
と言ってやった。人の恋愛につべこべ言う資格はなかった。
けど、偏見かもしれないがこういう軽そうなやつが自分の
友達に誑かされるのは嫌だった。(余計なお世話かも知れんが)
「売約って何?」「だからー・・・既に付き合ってるよんってことだ」
「よん、だってマジうけるー」とか言って笑われた。
「あほ。うけなくていいよ。ってか女いる男に手とか出すんじゃねえぞ」
オレは真剣に忠告しておいた。「出すかもしれないな〜」とへらへらし
てやがったので「ばかヤロウ」と言ってペちぺち叩いてやった
とはいっても実際にまだ変な話も聞いてなかったのでオレも心の中で
【ま、どうせやらんとは思うけどな・・・あいつはあいつで振り払うだろ】
と思っていた。まぁ、行きの電車でオレはハレンチなことをされたけど(w
「あー、いたいたぁ。こんなとこにいた」待っていた彼女の登場だ。
「おっせーな。何してたんだよ?」「ごはん食べてたんだ・・・」と申し訳
なさそうに言う。まぁ、量が多くて女の子には辛かったのかも知れない。
「菓子食うのは早いのにな・・・変なの」「それとコレとは別だもん」ぶす
と言われた。
気が着くとゆかりは消えていた。「あんにゃろー、ゆう狙うようなこと
言ってたんだよ。何考えてんだよ?って思わないか?」オレはたまらずに
聞いてしまった。
「え?え?何のこと?」説明が悪くて通じなかった。
「あ、ゆかりがゆうをかっこいいとか言っててさぁ。
別にそれは仕方ないことだとは思うけど『手を出す』
みたいなことまで言ったから腹が立ってさ・・・」
「そんなこと言ってたんだ。でも・・・さっきあこと喋ったんだけどさ。
なんかちょっと仲が悪いって言うか、雰囲気よくないんだって」
と聞いた。ちょっと意外なことだった。
「あいつらがか?そんな、昨日だって会いに来てたじゃんか・・・」
オレは2人が心配になった。「でも、あこに聞いたもん。さっき」
まぁ、昨日よりも今日の情報の方が新しいのでやはり悪いのだろうか。
「あいつらが・・・か」1人ごとのように呟いた。今知った2人の険悪
なムード、そしてゆかりの言動。2つを重ねてしまってる自分がいた・・・。
必要以上に心配な顔をしていたらしく「しょーた?そんなに
心配しなくても大丈夫だよ。仲直りできると思うよ!!」
「根拠ないだろ。それ」「ないけど大丈夫だと思う」
すばるは2人がまたよくなることを願うように「大丈夫」と
言いつづけた。そりゃオレだって信じたかったけど・・・。
先生が登ってくるのが見えたのでおれ達は少しはなれた。
さすがにべったりくっついてるのを見られるのはまずかったからだ。
「また後で話そうね!」と言って彼女は友達の方へ行って
しまった。オレはゆうを探すことにした。
2人のことが気になって仕方がなかったからだ。
簡単に見つけることが出来た。友達と盛り上がっていた。
さっきまで異様な気持ちだったけど実際目の前にしてみると
昨日とかと何ら変わらない気がした。いや、実際さっきも
喋ったし、そのときも別に変わったところはなかったからだ。
「ま、あいつに聞くのはよすか・・・」オレは妥協した。
誰かがオレの腕を引っ張る。班員だった・・・。
「班長が写真撮るから捜してきてくれーって言うからさ」
「わかったから引っ張るな!!恥ずかしいだろうが」と
言ったがおかまいなしにぐいぐいと引っ張られた。
「先生が撮ってくれるんだって!!はやくはやくー」と
女子共はおれ達を呼んだ。
こっちは極度な緊張と考え事をしていたので表情が硬く
なってしまって「もっと笑いなよ」と先生に言われた。
無理やり笑顔を作る。写真が撮れた。
【写真なんか撮ってる場合じゃねえんだよ・・・】そう思った。
なんか喉が異様に渇いたので再び食事した場所へと戻る。
片づけが始まっていたがコップは自由に使えたのだ。
がばがばにジュースを腹にためた。いわゆるヤケのみってやつ
だったんだと思う・・・
飲み過ぎて気分が悪くなった。しかもこの頃になって・・・
気持ちまで悪くなった。そう酔ってしまったのだ。
「おえ・・・」口を手で抑えながら壁に体を擦りながら
歩いた。【外の風を吸わねば・・・】この思いだけしかなかった。
そのとき後ろから強烈な衝撃を喰らった。こんな時にゆうだった。
実は・・・汚くて申し訳ないけど少しはいていて漏れてた。
それで、少しこぼれてしまった・・・(w
あとはだーっと一気に上へ上がり海へと豪快にぶちまけてしまった。
【・・・魚にエサやっちまった】こんな思いだった。
当然だが多くのギャラリーの前でのゲロだった。
別にかっこ悪いとかは思わなかった。(でも悪いですよねw)
それよりも微量だが手についたやつのほうが気になった。
次は急いでトイレに向かって手を洗った。
なんだか不仲説の話を聞いてからそわそわして落ち着かなかった。
ゆうは冷やかしのつもりかずっとオレに付きまとっていた。
ちょうどいい機会だ。オレはぶっちゃけどういう風なのか訊いた。
「お前等最近仲いい?」「あぁん?良くも悪くもないけど?」
「それほんと?」「ま、普通ってことだ。でもなんで?」
「彼女に聞いたぞ。あんまり仲良くないって・・・」「そっか」
たったこれだけだった。【「そっか?」だと?ふざけるなよ・・・】
と思った。
でもその後にすぐゆうの言葉は続いた。
「まー・・・なんつーかちょっと疲れちゃったんだよ。
クラスも違うし、それにあこっておとなしそうだけど
結構積極的なんだよ」と言った。
積極的、なんて言うのでついつい「激しいの?」と訊きそう
になったが何とかこらえた。
「積極的っつーと何だよ?」「電話とかすごいんだよな。まぁ
学校じゃあんまり話す時間もなくてさぁ」と、こんな風だった。
「おれ・・・中3だから親が厳しくなって電話とかしてるとあんま
いい顔しないんだよ。そいで、ちょっと困ってるっていうか」
と言った。それを聞いて何となく【苦労してるんだな・・・】と思った。
怒りに近かったものが消えていった。「中3になってから・・・」
と言う時のゆうの顔、そしてそのときの辛そうな話し方を聞くと
本当に不憫に思えた。
「色々苦労してるのか・・・。そうか、中3だもんな。オレ達・・・」
改めて受験と言うのを実感した。
「なんか暗くなったな。っつーことでケンカとかしたってわけじゃ
ないんだからよー、あんまり騒ぐなよな」と言われた。
ゆうとは仲がよかったし、様子を見る限りではやはりあこがもうちょっと
だけ自粛して電話とか控えめにすれば解決、と思った。
そういうわけでオレは完全にゆうの味方になっていた
オレは安心もしていた。ケンカじゃなかったからだ。
【ちょっとかわいそうだけどはっきり言っておかないとな】
オレはそう思いつつあこを捜した。
でも何となく本人に面と向かって「おい、電話するの止めろよ」
なんてことは言えなかった。言い方を優しくしようと考えても
やっぱり自分からは言いづらかった。ヘタをすると他人のオレに
言われて2重でショックになるかもしれなかったから。
そういう時に頼りになるのがすばるであった。やはりあこの友達
、そしてオレの良き相談相手にもなってくれる人だった。
なんだか知らないけどすぐに見つけることが出来た。
さっきも向こうはオレを見つけたし・・・偶然かな?
ま、とにかくオレは聞いてきたことを言うことにした。
「オレあいつに聞いたんだけど、ケンカとかじゃないらしいよ」
「あいつって、ゆう?」「そうそう。なんか家が厳しくてそれで
今はちょっときついらしいんだ、電話とかが」聞いた通りに言った。
「そんなの聞かなかったけどなー・・・。なんか話し掛けてもそっけ
なくて、だから電話とかしてるって言ってた。電話なら一応は
話してくれてるらしいんだけどね」と言った。
【おい、話がちょっと違うだろ・・・】オレは不思議に思った。
違うと言うか、なんだかおかしい。どうも不審だった・・・。
「ねぇ、なんか話がちょっとおかしくない?別に私たちが
そんな深くまで関わるのもおせっかいかも知れないけどさ」
「んー・・・おかしい、よな。オレは『学校でも話す時間がない』
とか言ってたけど実際あこは話し掛けたりしてるんだろ?」
「そうやって言ってたよ。・・・聞き間違えでもないし・・・」
「まぁ・・・さっきお前も言ったけど深入りもやめたほうがいいな。
またどっちかが困ったらそのときはまた相談にのってやろうよ」
「うん・・・」腑に落ちないようだった彼女。でもそんなに気にする
ことでもないだろう、と思って「そんな顔するなよ。またなんか
あった時でいいって。深入りは嫌だろ、誰だって・・・」
「うーん、そう、だね。困ったらまた来てくれるか・・・な」とようやく
表情に明るさが戻った。
「んなことより外でようよ?」とオレは誘った。とにかく空気
の流れを変えたかったからだ・・・。
「そう言えばさっき・・・ふふっ、随分気分悪かったみたいだし」
「げー・・・お前にもみられたのかよ!?ったく・・・かっこ悪いな」
「そう?かっこ悪いっていうか、ちょっとかわいかったけどなー」と
更に笑う。「笑い事じゃねえだろ!!吐いた身にもなれよ」と
は言ったものの、かわいいなんて言われて嬉しかった。バカである(w
「なんかさー、たくさんの人がみててさ?すごいうけてたよ。
私も笑っちゃったし・・・。けど、バカにしたわけじゃないから!!」
といわれた。別にウケ狙いで吐いた訳でもなかったけど何だか恥ずかしさが
消えた・・・。
「ま、これからは話題に出すなよ。吐いた身になれよ、2回目な」
「だめって言われると余計言いたくなるんだよな〜・・・。
まぁ、そこまで嫌がるならやめてあげようかな?」
・・・悪い癖が出た。意地悪な彼女だった。「マジ勘弁な・・・」と
こっちは真剣なのに「はいはい!!」と言ってばしばし叩かれた。
【ったく・・・ほんとにわかってるんだろうな?】と不安だったが
この事実を知ってるのは彼女1人じゃないし、たくさんの人に知れた
ことなのでまぁ、隠すだけ無駄、2重の意味で無駄だった。
そんなやりとりをしてるうちに泊まる場所の近くに来て
船が止まった。すごい短い時間のようでなんかたくさんの
ことがあって長く感じた。
船さえ下りればあとは旅館に行って寝るだけだった。
余計なイベントももう今日はなかったし、最高だった。
この日はもう充分彼女と話せたし、昨日のようにムチャなこと
は考えなかった。けど、船を下りる際に「今日も来る?」と
言われたので「いや・・・今日は寝かせてくれよ。明日は遊ぶんだし」
そう、最終日となる明日は遊園地、と言うか定番のあそこに行く予定
だったので睡眠をとりたかったのだ。
「もー、そんな無理なこと2回もさせるわけないじゃん!!
・・・んー、でも夜に会いたいかも??」と気になるような
ことを言い残してどこかに行ってしまった。
【オレも行きたくないわけでもないんだがな・・・気になるような
ことばっか言ってむらむらさせんなよー】と思いつつ自分の
泊まる場所へと向かった。ちなみに泊まる場所は昨日とは違うとこ
だ。昨日と違って旅館と書いたけど、実際はホテルだった。
昨日とのあまりの違いに本気で驚いた・・・。
全部屋にトイレ&風呂あり、それで1つの部屋に2人ずつだったので
ものすごい贅沢な気がした。
風呂は1人でゆっくり入れたし、落ち着けた。
テレビは禁止だったけど・・・こっそり見た。見た番組は
ナースのお仕事ってドラマだった(w
一緒の部屋の奴は見つかるのが怖かったらしく「やめとこーよ」
とオレを止めたがオレは見てしまった。念のためボリュームは
ほんと小さかったけど・・・。そのおかげで途中で見回りに各部屋を
廻ってた先生にもばれずに済んだ(w
一緒に止まった奴とはあまり恋の話とかしない感じだったけどこの日は
「ぶっちゃけ○○とかかわいいと思わん?」などと言う話をしていた。
さて・・・いよいよ明日は最終日。そして最も楽しみだったイベントの日だ。
期待と希望と思い出残しの気持ちでいっぱいのまま眠った。
127 :
スネヲ:02/06/05 11:33 ID:rhlTbcA6
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 ̄ .|./_ _\ | | ____________
| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | ナースの越すプレ
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | きぼーん
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/ _____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
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〜修学旅行・3日目〜
さて!この日は最終日&テーマパーク巡りだった。
巡りと言っても与えられた時間は朝の10時〜1時まで。
たったの3時間だった。しかも体験するアトラクション
なども既に決めていてそれしかを廻ると約束だった。
「これって時間余ったらどうなるの?」とオレは聞いた。
はじめてきた場所だったので簡単に廻れると思ったから。
「余ったら他のとこまわれるよ。でも多分無理だと思うなー」
と彼女に聞いた。「たったこれだけで3時間終わるの?」
「人多いから仕方ないんじゃない?」だった。
「なんかさー、もうちょっと『廻りまくってやる』とか
思わない?せっかく来たんだし楽しみたいじゃん」
とオレはいきりたって言った。
オレは初めてのことだったのでたくさん回りたかったのだ。
ほとんどの人にとっては既に来たことがある人もいてオレ
ほど興奮してる人は多くなかった。
さて、最初に来たのは怪しい建物。確か特殊なメガネ?みたい
なのをつけて映画みたいなのを見て映画の物が飛び出て見える、
って言う奴だった。最初こそおもしろかったが次第に飽きて
あくびなどをしていた。終わった後は一気にテンションが下がり
【こんなものか・・・】と絶望した(w
「おい、ずいぶん退屈なものだったんだけど・・・。
ここってあんまり楽しくないよな」とぶつくさ
文句を言った。「確かにつまらん・・・次に期待」と
周りもオレと同じ気持ちだった。
それよりも、平日だったのに人が多かったのには
参った。みんなは「休みじゃなくてもこんなもんだよ」
と言ったけどほんとに不思議だった。
なんか家族連れとかもいたし、「働いてるんですか?」
と突っ込みたかった・・・。
次は名前は忘れたがコースターみたいなので水の流れてる
ところを一気に下る奴だった。
チキンみたいで情けないけど絶叫物は好きじゃなかった。
乗ってしまえば覚悟は決まるけど乗るまでの過程というか
乗るまでに至る決心がなかなかできない(w
このアトラクションも一気に下に落ちるってことだったので
ジェットコースターに比べて全然たいしたことはないものの
”くだる”って奴だけでちょっとびびった・・・。
けど、班の計画の中に含まれているので仕方がない。
どうでもいいが、待ってる時間が長すぎ。ぱっと外から見たとき
は普通に降りていくだけだったのにそれに乗るためには洞窟みたい
な感じのところをだらだらと歩かされた。人も多くてほんと時間が
もったいなかった・・・
しかも中はちょっと暑かった。ちまちま歩くだけで全然
進まないし、ほんと嫌になった。逆走もできなかった。
中は薄暗かった。ここで色々とちょっかいをだされた。
すばるはオレの手をぐいぐい引っ張ってるし、後ろからは
他のクラスの知り合いにぐいぐい押されるし・・・。
そんなこんなでもみくちゃにされた(w
そして、そんなこともありながらおれ達の番になった。
途中で写真というか、落ちる時の様子を撮影したものが壁に
表示してあった。「これって・・・おれ達も写る?」「当然」
「そうか・・・変な顔はできんな」さて、乗ることになった。
係員がおれ達を誘導して乗り込んだ。いよいよ出発だ。
ごー・・・暗い中をゆっくり進む。結構コレだけでも楽しい(w
そして光が見えてきて・・・角度が変わった。
下にだーーっと落ちていく。「・・・」言葉も出ずに支えていた。
席の前にビニールがついていてそれで水を防げたがそこまで手が
まわらずにもろに降りかかってきた水がかかった。
そんなにびちゃびちゃにならなかったけどちょっと臭かった・・・。
で、表情はと言うとめちゃくちゃ変になった・・・
そして、次はもう昼ご飯の時間だった。
スネオももうこのスレの住人だな。
たまに居ないと落ち着かん(藁
儲ける為なのかこういうところのメシ代は高い。
オレのひるごはんはアイスクリームだった。
それが一番安かったから。なんと貧乏性なのだろう(w
他のみんなはちゃんとしたものを食べていた。
そして、次はおみやげの時間だった。この時間はとっても
取らなくてもよかったんだけど、やはり記念のものが欲しい
らしくてオレの班もお土産を買う時間を作った。
「そんなもん買うくらいならまわったほうがいいのに」と
愚痴をこぼした。「まー、そう言わずにさ。なんか買えば?」
と言われた。そういうわけでオレも見て回った。目にとまったのは
ドナルドの絵が書いてあるチョコレート。以前家にあって食って
ものすごくうまかったのを覚えていた。この缶を3つも買った。
みやげも買って、午後の遊びも終わっていよいよ帰ることになった。
帰るといってもバスだけじゃなくて電車も使ったからのんびりでき
なかった。これには腹が立った(w
電車の中でほとんどの人は眠ってしまった。
だが、オレは眠れなかった。確かに旅行は楽しかった。
だが、いまいち何かが足りない気がした・・・。それは何だったのか?
と考えてるうちに電車は俺達の県へとついた。
そしてバスに乗り換える。「旅行、楽しかった?」と彼女に聞かれた。
「いやー、ぶっちゃけあんまり楽しいって強く思わなかったな。
つまらんわけでもなかったけど、物足りないって言うかさぁ・・・」
「そう言えばなんか足りないね。スキーの時と何が違ったんだろう?」
とにやにやしながら聞いてきた。「違いなんてわかんねえよ・・・」
オレは返事が返せなかった。
「うわ、やっぱり覚えてないの?ちょっとエッチなことしたじゃん?」
「あー・・・あれか。別に忘れてないけど、おいおい、そっちこそまだ
忘れてなかったのかよ・・・?」とオレは呆れた。
(呆れたって言ってる割には今も覚えてるおれって・・・)
「もしかしてああいうことがないのが物足りないって言わせたいの?」
「えー、別にそうじゃないけどー・・・。覚えてるのかな?って思ってさ!」
「忘れるもんか。けど、お前の言う通りかもな。物足りないって奴は
そんな感じのものかもしれない・・・」オレは言った。
別に旅行先ですらもそんなに過激なことはしたくなかったけど、スキーの
時はそういう体験が多かったから自然に旅行の体験と比較しちゃってたの
かもしれなかった。バスは学校に着いた。もう7時を過ぎていた。
家に帰るまでとかは省略。
〜カップル狩りの始まり〜
さて、旅行から帰ってきたオレ達を待っていたのは忌々しい
中間テスト。特に上位の高校を狙ってた奴にとってほんとに
辛いテストみたいだった。何しろ勉強をしていないのだから。
旅行中は教科書なども禁止だったから勉強できなかったのだ。
【ま、オレには関係ない話なんだがな・・・】オレは気楽にそんな
ことを考えていた。
「しょーた、勉強してる?私全然やってないよー」と彼女が言って
きた。「お前・・・オレが勉強するとか思ってんの?」と言い返した。
「そりゃ、前はしてなかったけど。でも受験あるし、さすがに
勉強しないとやばいんじゃない?」とまじめだった。
まじめっていうか、普通なのかな・・・。
「ま、何とかなるっしょ。オレは勉強しないから」と言った。
「一緒の高校とか行こうーとか思わないの?」と言われて
「一緒の高校?オレ、まだどこに行こうかも決まってないんだけど
お前はもう決まってんの?」ときいてみた。
「まだはっきりしてないけど、○○高校にしようかなって・・・」
「は!?あんないいところ狙ってんの?オレには無理だな」と答えた。
まだこの頃は高校についてそんなに細かく知らなかった。せいぜい一番
頭のいいところくらいしか。で、彼女が言った高校というのがベスト5
に入るアタマのいい高校だった。
実際アタマいいらしいけど服装とかの悪さが目立ってきて最近は
落ちたって話なんですけど。
「ま、お前はがんばれよ。オレは・・・どうでも勉強には向かない」
「そんな無理だなんて言わずにがんばろうよ?」と励ましてくれた
が、ほんとにオレでは無理な話だった。
「いや、ほんと無理だから。ごめんな・・・」謝るしかできなかった。
「私は一緒の高校がいいよ。少しさげるからしょーたも少しはがん
ばってみない?」と言ってくれたがオレのために下げてもらうのは
あまりにも悪すぎる。責任ももてなかったのでそれは強く反対した。
「それはだめだろ?何でオレの為なんかにお前がレベル落とさなきゃ
いけないんだよ・・・。そんなことになっても責任とれねえ」
「最初っから高いとこも難しいから、そう言うのも含めてさげるだけ。
そんなに気にしなくていいよ。だからがんばろ?」と言ってくれた。
「まー・・・今までよりはちょっとだけがんばってみるよ。
っつーか、オレがちょいと本気出せば1位だって・・・」
とバカみたいにまくし立てるのをとめられた。
「はいはい。じゃあ、期待してるよ!!」と全然信じてない
言い方だった。「あ?信じてねーんだな。ま、冗談なんだけど
まーでもほんとにちょっとはやってみるから」
とは言っても残されてる日にちなんてなかった(w
当然オレは家に帰っても勉強をしなかった。そしてそのままテスト
を迎えてしまった。
もちろん勉強してない奴がいい点をとれるわけなかった。
高校ではカン○作ってるけど中学の時はそんなことはしなかった。
「どうだった?って言っても・・・いつもと変わってないよねぇ」
と言われた。「わり、調子がでなくてさー」とオレはふざけたが
彼女はちょっと不満そうだった・・・。
「ちょっとはする、って言ったのに!!高校入れなくなるよ?」
「もう終わっちゃったんだからぶちぶち言ってもしゃーないだろ。
ま、0点って事はないし、オレより悪いのもいるって」と何の
慰め?というか何の意味もないことを言った。
「うーん、終わっちゃたからどうしようもないけど・・・。けど
今度こそはがんばってよ?わかんないなら色々教えてあげるから」
と自分よりもオレのアタマをよくしたいようだった。
後日、テストが返ってきた。当然オレはボロボロだった。そして彼女は
と言うと・・・なんと意外なことにかなり悪かった。
「うわ、どうしたんだよ?あんまりよくねーじゃん」
「やっぱりだめだった・・・。実は勉強しなかったんだよね」
「勉強してなくてこんだけ取れるなら大したもんだって。
・・・ま、あくまでもオレから見てだけどな。お前からすれば
ショックなんだろうけどな・・・」
”こんだけ取れるなら”とは言ったけどほんとに前の彼女からは
考えられないような数字だった。ちょっと心配になった。
「もしかして、オレってお前に何か悪い影響与えてるのか?
もしそうならごめん・・・。ほんとのとこどうなの?」
「んー、ほんと勉強してなかっただけだからさ。しょーたが悪い
とかそんなの全然関係ないから、大丈夫だよ」と言われた。
が・・・やはり心底安心は出来なかった。
そして・・・ついにカップル狩り(あくまでおれ達の呼び方)
が始まった。別に毎年恒例ってわけでもなかったし、ほんとに
地味なものだったのであまり有名じゃなかった。
オレが実際にこの言葉を聞いたのは中2の同じ時期だった。
「3年生で付き合ってる人36人が呼び出し喰らったらしいぞ!!」
と、言うこの言葉で。この頃はまだオレは片思い(w してたし、
そんなに恋愛に積極的じゃなかったから別に興味もなかった。
【付き合うとそんなペナルティがあるのか?いいことねえな・・・】と
当時はうらやましい気持ちと自分は関係ない、というちょっとした惨め
な気持ちだった自分が今まさに同じ境遇に立たされたのだ。
非情に不愉快な話なのだが、先生がちょくちょくとクラスの
奴にこっそり聞いていてそれをもとに付き合ってる連中が漏れ
てた、というわけだ。そしてそれを武器に生徒を呼び出す。
そして、別れさせる。ひどければ親も召喚。と言うものらしい。
と、これは昨年に呼び出し喰らった奴に聞いた話だった。
「おいおい、親まで呼ばれるのか?そんなことされたら内申に
響くんじゃねえのか・・・?」と言うと「当たり前だろ」と言われた。
ただでさえ素行があまり好ましくなかったオレ。内申書にこんなこと
を書かれたら本当にまずかった。勉強はしなかったくせに、こういう
時だけ内申とかの心配をしてしまった。
何故か呼び出しを喰らう連中を知ってる奴がいた。この際誰でもいい。
オレは自分が入ってるかどうか気になった。でも、学年でほとんどの人に
オレ達の関係はばれてしまっていたから誰かが密告してる可能性は高かった。
それでも藁にもすがる気持ちで知ってる奴に聞いた。
「今度の一斉摘発で捕まる中にオレも入ってんの?」「おー、入ってるはいってる。
お前ら、先生にすら見つかっててさ、かなり先生も気合はいってるみたいだぞ」
と言われた。「お前やたら詳しいけど告げ口してんのお前じゃないのか?」と聞いた。
「まさか!オレはそんなことしないって。何で知ってるかは内諸な」と言われた。
オレはびくびくしながら彼女の元へと向かった。
ショータさあ。
子供のころスラムダンクとグルグル好きだっただろ。
148 :
WW:02/06/09 02:31 ID:???
>>147 好きでも嫌いでもないっす。でもグルグルなんて知らない・・・。
あ、そういえばオレ、まだ子供っすよ(w
「もう知ってるだろ?おれ達呼び出しくらうんだって」
「あー・・・それ聞いたよ。けどもう決まったことだし仕方ないじゃん?
それに呼び出しされたところで私たちに何の影響ないじゃんか」
とオレよりも落ち着いていた。
「へー、随分度胸あるんだな。ま、お前は内申がよさそうだから別に
こんなことあっても希望校への切符は揺らがないよなー」とオレと
しては嫌味とかそういうわけじゃなくて言ったのに何故か怒られた。
「そんな言い方やめてよ。別に普通に頑張ってるだけなのに
そうやってバカにしたようなのは嫌だよ・・・」と。
「あー・・・別に嫌味とかじゃないんだけどな。いや、頭もいいし
結構責任感もあってまじめじゃん。そういう意味だって。
まー・・・あれだな、えろさもすごいんだけどな」と笑ってやった。
「それは言わない約束だよー。しょーたの前での秘密ってやつだよ」
と恥ずかしそうに言った。
こういうやり取りをして何となくさっきまでの不安な気持ちはなくなった。
なくなったというより少なくなっただけだったけど・・・。
オレだって注意されたくらいで別れようとかは思わなかったが彼女も同じ
いや、オレよりも強い思いだったのが嬉しかった。
「安心したよ。これで何も恐れずに呼び出しされれるよ」
バカなセリフだけどほんとに安心できたからこそ言えた。
「黙ってたらすぐ終わると思うよ。しょーた、反抗しないように」
と笑いながら言われた。「おとなしくすればいいんだろ」
まぁ、面と向かって反抗できるほどの度胸もなかったし、言った
ところで面倒になるだけなので言うつもりはなかった。
そしていよいよ一斉摘発の日になった。尤もこんな日が予定されて
いたわけでもなくて先生の思いつき?というかとりあえず呼び出す
気になったから行われたのだと思う。
とりあえず個人単位じゃないのはありがたかった。
何故か教室に先生に関係が知られている組が多数呼ばれた。
オレもまさかいきなりこんな日が来るとは思ってなかった。
「今日放課後に1組に集まるように」と言われて何のことだか
わかんなかったけど、「もしかして放課後呼ばれた?」という
彼女の言葉で大体読めた。【あー、今日なのね・・・】と。
教室に現れた先生は最初から不機嫌そうだった。学年主任、そして
厳しい体育の教師(オレの担任っす、一応)の2人だった。
「お前達!受験があるのに、こんなにたくさんの連中がへらへらしてる
とはな。高校に行きたくないのか?」この一言で俺はキレた
だが、我慢だ。ここでキレては何もかもぶち壊しだ。
しかし教師というのはわざとなのか本気なのかは知らないが
本当に人間として腹が立つことを平気で言ってくる。
「お前達、今の自分が楽しいだけで満足か?お互いに高校に
行けばもっといい人に出会えるんだぞ?ここでそれを棒に
ふってしまっては勿体無いだろう。いいか?高校はお前たち
が思ってるほど楽じゃない。遊びじゃないんだ!!」
と”遊びじゃない!”の部分が特に大きな声だった。
【どうせお前らは落ちる奴が出るのが嫌なんだろうが】と思った。
その後もくどくどとどうでもいいことを言ってくる。
長時間聴いてると平気になってくる。
つい緊張が解けてあくびをしてしまった。そこを見逃さなかった。
「○○!(名字)お前がどこの高校に行きたいかは知らんが今のまま
でいけると思ってるのか?甘ったれるなよ!!」
周りのみんなはいきなりのオレへの攻撃にびっくりしていた。
だが、オレは耐えた。何を言っても無駄だし、お互いに絶対にひけな
かったから。けど、そこで他のクラスのある男子が発言した。
「先生ー、付き合ってても付き合ってなくても頑張れる奴だって
いるんじゃないっすか?オレなんて実際そう思ってるし」
オレは別にこの発言にはなんとも思わなかったがとりあえず自分への
非難がとまったのはありがたかった。
155 :
なまえを挿れて。:02/06/11 19:58 ID:phPD8nWB
保守上げ。
どーした、しょーたー・・・
157 :
なまえを挿れて。:02/06/12 23:01 ID:dxd+6HZa
マターリ
保守…はまだいらないかな。でも一応。
159 :
なまえを挿れて。:02/06/12 23:08 ID:PwdBUrh+
さあ書くんだ36
160 :
なまえを挿れて。:02/06/13 20:34 ID:Ot/3C5jF
特別編でしょーたきてるからそろそろ書くんじゃね?
「そんな考えで受験を乗り越えられると思ってるのか?甘いぞ!!」
とひときわでかい怒声が響く。その後、長い説教が続いた。
そして、その説教も終わりおれ達は解放された。
「ったく、いつも文句言ってるんだからお前もなんか言えよ!!」と
>>154で発言したやつがオレに文句をたれてきた。
「あほう。言う奴のほうがバカだよ。自殺行為に等しいって」と軽く
流した。もちろん言葉は少なめだがオレとしては嫌味をこめた。
「っこの・・・、お前って案外嫌な奴なんだな!!」と相手はキレた。
だがそんなことを言われてもそれがオレだ。実際オレは自分の行動は
間違ってはいないと思っていた。
「それもオレなんだけどな。ま、終わったことでいちいちキレんな」
とオレはあくまでも冷静(のつもり)だった。
そいつの女も「しょーたくんにあたっても仕方ないじゃん?やつあたり
はやめなよー」と制した。「くそ、お前チョーシこいてんじゃねえぞ!」
と言い残してそいつは帰っていった。
自分でも恐ろしいくらい落ち着いていた。何故か怒れなかった。
「あんな奴の言うこと気にすんなよ、ま、お前もよく耐えたわ」とゆう。
「あんな屑の相手にしてちゃこっちももたねえしな。ま・・・、あんな説教
のあとにいざこざ起こしちゃモット最悪になったろうしな・・・」と。
そんな修羅場もあったがその日は帰路についた。
その帰り道のこと。「なんかすごい日だったよねー。やっぱり
先生は怖いわ・・・」と疲れた顔の彼女。オレはと言うと別に何事も
なかった。「ふーん・・・ただ長いだけだったと思うけど」と返した。
その後、少し2人とも黙ってしまった。
「な、なんか怒ってる?さっきもけんかしそうになったし・・・」と
言ってきた。ぼんやりしていて最初は気づかなかった。「しょーた?」
ともう一度いわれて気づいた。
「は?あー、そうでもないと思うけど?別に至って普通だって」と一応
言ったが「えー・・・絶対いつもと違うけど!ま、しょーたが言うんなら・・・」
とそれ以上言わなかった。
〜カップル狩りとその後・・・〜
朝から嫌な奴にあった。昨日ケンカした奴だ。
そいつは彼女と登校していた。こいつとは小学校も違ったし
中学でも一度も同じになったことはなくて全く繋がりがなかった。
少しでも喋ったことがあれば別に何ともないが喋ったことはなかった
し、それに加えて昨日の1件。ヤツとは完全に仲が悪かった。
と、別にオレはそうたいして気にしてはいなかった。が、向こうは
オレにバカにされたと思っていて怒っていた様だった。
「あれー?今日は1人なの?まー、お前ってむかつくから朝も1人なんだな」
と突っかかってきた。バカバカしくて何も言えなかった。大体オレが誰かと
登校してるのをこいつは何度も見てきたはず。それがいきなりいつもオレが
1人みたいなことを言うのはどう考えてもバカだった。
せっかく書いたのにエラーで閉じられた・・・くそ!!
言葉は返さずに耳を穿ってピンとヤツに飛ばす動作をした。
さすがに殴ってはこないだろう、と思いながらの行動だ。
前も書いたけどオレの中学はほんとーーーーーに平和というか
まじめでヤンキーとかもいなかったし、暴力沙汰もなかった。
そもそも、ケンカ(殴りあう奴とか)も全くなかった。
そんなわけでまさか自分が殴られるとは思わなかった。そんな
オレの後頭部に衝撃が走った。
さすがにこいつは無視できない。オレが振り向くと怒りに燃えた
ヤツの表情があった。当然だが犯人はこいつだ。
「お前まじむかつくんだよ。アタマわりーくせに調子に乗るな!」
とめちゃくちゃでかい声で言った。
こいつは確かに、オレより学力はあった。けど、天才と言うのには
程遠い感じだった。
「そういうのはもっとアタマいいやつに言われたらこっちも納得するけど?
あいにくだけど、お前程度にそんなこと言われても・・・なー?」と笑った。
それを聞いてあっちの女にも少しうけていたようだった。
それを聞いて逆上してさらにとびかかってきた。オレだって弱虫だから痛い
目にはあいたくない。けど、抵抗しなければ痛いだけ。オレは反撃した。
とりあえずカバンでヤツの突進を食い止める。その後にすばやくカバン
を戻して思いっきり殴ってやった。普段一応戦闘のような部活(w だった
ので一応チカラはついていたようだった。その1発で相手はうずくまって
しまった・・・。まぁ、お腹に思いっきりだったから当たり前なのかもしれない
けど。彼女がすぐにそいつを擁護したのでこれ以上はいづらくてオレは教室
へと向かった。【何だよ・・・痛い目にあわなくてよかったー】と思った。
その日の昼休み、オレは当然のことだが呼び出された。
そしてこっぴどく叱られた。どうやらチクったとかそういうのではなくて
朝におれ達のやり取りを直接見られていたらしかった。
その日の帰り道は盛り上がった。話題は朝の珍事件(w
「めっっっずらしいよねー!しょーたがケンカするなんてさー」
「あー、もういちいちうるせーな。もうそれはいいよ」とオレは
言ったが結構いい気分だったのもまた事実だった。
「大体あんなヤツはしょーたのこといえないって!それにさ?
よく考えたらあいつきもいし!!」と言いたい放題だった。
ゆみのグループと男子のグループ。そんなメンバーだったのでうるさい
のは当然だった。さすがにオレも朝ケンカしたヤツが気の毒になった。
【さすがにそこまで言わんでも・・・】と思ったが言わなかった。
けど、その後も”ヤツ”に対する暴言はすごかった。
口の悪いオレでもちょっと引いちゃうほどな・・・感じだった。
「あのさぁ、『あいつはしょーたのこと言えない』っつーのは
オレもあいつもバカってことだろ・・・」と言ったら何故か
大爆笑が起きた。「あー、そうかもね?」とゆみ。
まぁ、ゆみは嫌いじゃなかったので別に悪い気はしなかった。
「あー、そう言えばちょっと考えたんだけど、夏休みにみんなで
1度くらい遊ばない?ちょっとどっかに行ったりさー」と
ゆみが提案した。「受験生よ?おれら・・・」と誰かが言った。
オレもそう思った。が、遊ぶのには賛成だった。
「だーかーら!1度でもいいって言ってるでしょー。長い休みの
1日くらい遊んだって大丈夫だと思うけどなー」と言うので
みんなも幾分乗り気になったようだった。
「いいと思うよ。とりあえずオレはみんなでどっかに行きたいな」
とオレが言うともうそれで決まってしまったようなものだった。
「ま、詳しいことはまた今度決めようよ。休みまでまだまだだしな」
と、いうことでこんな約束をしながら帰った。
そんな約束をしてしまった後だ。何故かテンションが上がってくる。
みんなと別れた後、彼女だけが残った。そして2人で喋った。
みんなは自分たちの関係を知っている。けど、だからと言ってみんな
の前で2人で喋るほど度胸はなかった。少なくともオレは・・・。
172 :
ギブソン:02/06/14 22:47 ID:9rh+XkGl
>>170 君、なんの話してんの??この板、初めて来るんだけどさ
173 :
ギブソン:02/06/14 22:49 ID:9rh+XkGl
なるほど小説家志望か、微妙に文才ないな。もっと頑張れ!
174 :
ギブソン:02/06/14 22:50 ID:9rh+XkGl
文が淡々とし過ぎ。
175 :
ギブソン:02/06/14 22:51 ID:9rh+XkGl
あれだな、頑張りなさい。
176 :
ギブソン:02/06/14 22:52 ID:9rh+XkGl
途切れたな。
177 :
ギブソン:02/06/14 22:53 ID:9rh+XkGl
うん?小説書きかけだぞ、書けよ。コラ
>>172 スレタイ通りですよ。
「夏休みの楽しみが1つ増えたなぁ。もちろんお前も行くだろ?」
「そりゃーいくけど!けど、まだ遊ぶのも決定してないでしょ?」
「え?決定したと思ってたけどな・・・。ま、決まったってことでいい
じゃん?楽しいことになりそうな気がするしなー」とオレはかなり
楽しみだった。自分では気づかなかったが最近のオレにはない表情とか
だったらしく「なんかいつものしょーたに戻ったっぽいね。今のところ
それが一番うれしいことなんだけどなー」と言われた。
「はー?いつもと変わらんって!」「自分で分かるわけないじゃん」と
くすくす笑った。
179 :
ギブソン:02/06/14 22:54 ID:9rh+XkGl
ほーほー5話も続いてるのか、スレッド5個消化ですか。
頑張りやさんですな。
180 :
ギブソン:02/06/14 22:56 ID:9rh+XkGl
すばるとの恋〜・・・連ドラみたいだなぁ・・
それはそうとしょーたクンって誰?
181 :
ギブソン:02/06/14 22:57 ID:9rh+XkGl
君書くの遅いな〜・・・話を推敲してるのかな・・・
そういう質問は
特別編のほうに書いたほうがいいと思う
それに無理に書かせたら、
しょーたも大変
>>183 正直、作品の良し悪しにかかわらず読む気が失せるくらい長い・・・
要点を絞った荒筋くらいないのかね?こんなに長かったら最初の方から
見てる奴はいいとしても、初めて見る奴は素通りするぞ。
イチ読者だけど読んで損はないと思う
>>184 一気に読もうとするから嫌気がさすんよ。
少しずつ読み進めるのも小説の楽しみ方だと思うがどうよ?
172−177のギブソンとかいうやつ、2度と来るんじゃねえぞ!!ぼけ!!
188 :
ギブソン:02/06/15 00:50 ID:eDUft1wc
>>187 何きれてんだ?この知障は?この小説のファンはこんなキチガイばっかりか?
>>186 このホムペ造ったやつに言っとけ、荒筋は造ったほうがいい、初心者が
見れるからな。
189 :
187 :02/06/15 01:01 ID:???
だから、2度と出てくるなといっとろうがボケ!死ね!
>>187 まぁおちつけ。カプサイシンの摂り過ぎは体に毒だぞ。
>>188 言うんなら自分で言ってくれ。
ボランティアで作ってる人に対してそこまで要求する義理も必要性も
漏れは感じない。
191 :
187:02/06/15 01:15 ID:???
190さんに免じて、以後一応は黙っておこう。
おいおい、知障ばっかりだなw
>>189 わけのわからんダウン症は死ね
>>190 ハァ?初心者が読む気なくすぞ、と思ってアドバイスしたんだろが・・。
てめーの意見なんて聞いてネーよ・・・・馬鹿が・・・
おいおい、、ここは厨房と馬鹿の集まりか??救いようがねーぞ・・・
>>ギブソンとかいう方へ
ダウン症がどうとか差別用語を平気で使うような方は、このスレに参加する必要もありませんし、そんな方に「初心者」への心遣いなどして頂かなくて結構です。
アクセス禁止を依頼します。
>>192 事を荒立てたくないから柔らかく言ってやったんだが…
解りやすく言ってやろうか?
>ハァ?初心者が読む気なくすぞ、と思ってアドバイスしたんだろが・・。
そう思うならお前が荒筋書け。それに誰もお前さんにアドバイスしてくれ
なんて一言も言ってないよ。
>てめーの意見なんて聞いてネーよ・・・・馬鹿が・・・
自分の言いたい事だけ言って人の意見は聞けないと?大したご身分だねぇ。
>おいおい、、ここは厨房と馬鹿の集まりか??救いようがねーぞ・・・
言外の意も読み取れない餓鬼に言われる筋合いは無い。
それと句読点やリーダーの使い方がなってない。
これだけでも字を書き慣れてないのがよく解る。
人様に向けて何か書くなら、それなりの書き方をするように。
>>179〜194
だからそういうのは特別編でやれって。
こっちでの荒らしは放置だろ?
そうだった、放置だった。
スマソ!
197 :
ギブソン:02/06/15 13:11 ID:NbCOx2LB
おいおい・・・
>>194君は馬鹿か?俺はホムペの感想を言っただけだろうが
それに対して君が反応したんだろ?と言う事は俺に喋ってるわけだろう??
それを俺は君の意見は聞いてないって言ってるだけだろうが・・・・
俺に喋りかけているのだから俺がそれは聞いていないって言うのは
理に叶っているだろう。。。。勝手に反応して一語一語揚げ足を取るのが君のやり方
か?自分が賢いって思ってる馬鹿ほど救い様がないもんはないなw
>>193おめーはいきなり暴言吐いたあの馬鹿のことには触れないんだな。
そういう奴には意見なしで俺には意見ありかい・・・低脳あな・・
>>195 さきに煽ったのは
>>187だろうが、それに反応しただけで荒らしとはね・・・
馬鹿ばかりだな・・・このスレは・・・
まぁ、お互い言いたいことはあるだろうが先にいらんことを
書いたのはギブソンだろ。
>>197 君の言う事も一理ある。
>>187見たいな奴はどこのスレにもいる馬鹿だ。
許してやってくれ、君もしょーたくんの話を読んで見てくれ。
面白いぞ。
200 :
ギブソン:02/06/15 13:19 ID:NbCOx2LB
>>198 いらんことね・・・・ま、君らがそう思うならしゃーないか・・・
こちらとしては見た感想言っただけなんだがな・・・
しかし
>>187見たいにいきなり理由なしに切れる馬鹿もこのスレの住人
なのか・・・呆れるよ・・
201 :
ギブソン:02/06/15 13:24 ID:NbCOx2LB
しかも住人は
>>187見たいなのは黙認かい・・・
救い様がないよ・・・このスレ・・いいスレだと思ったんだが・・
住人のレベルが低過ぎる。。。。
>>194見たいな言外の意とか言って筋の通ってないこと言って
賢ぶってる馬鹿もいるし・・・・
君こそ、もっと流れと筋を理解しなよ。頭悪いな・・・
>>201 まぁまぁ・・・第三者から見ても
>>194の言ってることは筋が通ってないと
思うが、君は熱くなり過ぎだ。落ち着けよ
>>203 あれだろ?
>>194はギブソンの言う事に反応して、それに対してギブソンは
聞いてないって言ったんだろ?
それに対してお前の意見も聞いちゃいないってのは
確かに
>>194は筋通ってないよな。そういう事だろ?
206 :
195:02/06/15 13:48 ID:???
別に誰が荒らしでもどうでもいいけど
こっちに書かないで下さい。
じゃあ終わり。ギブソンとやらも、もう辞めようぜ。
荒らし呼ばわりされたくないだろ?
お前のいう事にも一応、理はあるからな。
しょーたの話を楽しもうぜ!
209 :
なまえを挿れて。:02/06/15 14:21 ID:BZdNdkUx
ギブソンタンハァハァ
210 :
なまえを挿れて。:02/06/15 14:33 ID:ecQrndar
211 :
208:02/06/15 14:35 ID:???
>>210 だから
終 了
つってんじゃん!終了!!
212 :
WW:02/06/15 18:13 ID:???
せめてsageろ!
〜夏休み到来〜
えーと、なんか一気に話が飛ぶようですけど(w
一応、合唱の大会とかそういうのはあったけど、敢えて省略。
ここまで書くとほんと日記みたいでつまんないかもしれないので・・・。
さて、いよいよ夏休みが到来した。中3の夏休み・・・、世間ではこの
休みが高校受験を大きく左右する、ということだったのでもちろん
この年の宿題とかそういうのはすごかった。
この休みを機に塾とかに行く連中も一気に増えた。かく言うオレも
その中の1人だった。しかも、言い出したのはオレの方からだ。
省略部分の中の話だけど、中体連近くになって急に他のクラスで
同じ部の奴で異常とも言えるほど仲がイイ奴ができた。
2年の時同じクラスだったけど、全然しゃべったことがなかった。
何となく、オレが苦手だと感じていたからだ。それと、これは当時は
知らなかったけど向こうもオレが苦手、と言うよりも嫌いだったらしいです(w
そういうわけだったけど何故か中3でいきなり仲がよくなった。
きっかけはほんと些細なことで普通にちょっと喋ったらいい感じだったので
そのまま友達になってしまった、ということだった。
これは内緒の話だけど、オレが2年の時に好きだった奴とこいつが付き合っていた
のでちょっとうらやましいと言うのがあった。
と、まぁ、こんな仲だったので受験の話もした。
「なんかうちの親が『塾行け』とかうるさいんだよね。
しょーたの家もそんなん?」と聞いてくるのでオレは
「どこも一緒なんだな。オレのとこもうるさいよ」と
答えた。事実、親、とくに母親の方がオレの年のときに
もうお腹の中にオレがいたので苦労したからオレに対しては
「高校くらいは行ったほうがいい」と言うことでいつも何か
と言われていたのだ。
「お互いに言われるんなら同じ塾でも行かん?そのほうがちょっと
は塾もマシになると思うけど!」と友達が言うのでオレも何となく
そんな風にしてみようかな、と思った。
「とりあえず親にもきいてみないとな。けど、同じ塾なら
お互いに少しは楽しめそうだよな」ということで親にきく
までひとまずこの話は終わった。
・・・ところでこんな話をしたのは中体連の時である(w
そして家に帰った後、親に早速聞いた。
普段言っても勉強しない息子がいきなり「塾行ってもいい?」
なんて発言をするので当然驚いた(w
「友達と一緒なのはいいけどちゃんと勉強できるの?」
と言ったがそこは何とか根性(w で切り抜けて晴れてオレの
家はOKがもらえた。早速友達の家に電話すると向こうもOKだった。
勉強は嫌いだけど仲のいい奴と毎日会えるっていうのが嬉しかった。
そしていよいよ初塾の日。と言ってもこの日はクラスわけの
テストだけだった。こいつは大きな誤算だった・・・。
こんなテストで、もしかしたら一緒に行けなくなるかもしれ
なかったからだ。もちろんここは勉強するとこであって遊ぶ
ところではないけど、やっぱり一緒でないと嫌だった。
とりあえずテストは終わってしまった。一応手を抜かずに
一生懸命頑張って回答を埋めたつもりだった。それが良かろうが
悪かろうが友達と同じくらいの点数じゃなければ意味がなかった。
けど、それも終わってしまった。終わったことを言っても仕方ない。
その日の塾の帰り道、色んな話をした。
「まさかクラスわけテストがあるとはなー・・・。
これは計算外だったな」
「どれくらいできた?まだ違うクラスって決まった
わけじゃないし、諦めるのは早いって」と言うので
「一応わかるところは全部書いたけど。英語と国語以外は
全然だめだと思う。撃沈撃沈!!」
「オレはどの教科もまあまあかな。でも自信があるわけじゃない」
と友達は言った(名前は・・・テツっつーことで)
そんな話をしていると、なんと後ろからゆみの声がした。
「えー?2人とももしかしてこの塾なの!?ってか制服だから
やっぱりそれっぽいね」とゆみは言った。そのゆみも制服だった。
ただし、学校の時と違って幾分スカートは短かったが・・・。
「ってか珍しいコンビじゃん?2人って仲良かったっけ?」と聞かれた。
まぁ、休みに入るまで全然話さなかったからまだおれ達が仲がいいことを
知ってる人はいなかった。だから聞かれるのも当然だろう。
「前から仲良かったって!だよな?」とテツが言うので「そそそそ」と
オレも相槌を打つ。「それよりテストはどうだった?できたの?」と
嫌な質問をしてきた。「できるわけないじゃん。アタマ悪いし・・・」
「あ、テツはどうだの?あんまりアタマ悪そうには思えないけど」と
ゆみがいうと「俺もあんまりいいとはいえない。ま、しょーたと一緒
のクラスになればそれでいいし。当然ゆみはできたっしょ?」と逆に
訊くと「そこそこかな?ここって学校よりも難しいし」と言った。
そんな話をしながらおれ達は帰った。
テストは朝にあって昼過ぎに終わったので丁度昼ご飯
の時間だった。オレもお腹が減っていた。
「オレ、ごはん食べてくから先に帰っていいよ」と言って
オレはテツを先に帰らした。「別についていってもいいよ」
と言ってくれたが何となく悪かったので断っておいた。
けど、ゆみはついてきた。「別にこなくていいって」とは
言ったけど「別に暇だし、おごってくれるんでしょ?」と
からかってきたのでもう追い返すのは無駄だと思いついてこさ
せた。そしてデパートの1階にあるマックへと向かった。
そこで昼食を取った。ゆみもちゃんと金を持っていたので
自分で払って食べていた。
「彼女いるのに他の女の子と一緒にいて何とも思わない?」
と訊いてきた。【自分からついてきといて何言ってんだ?】と
思ったが「別に・・・。やましいことしてないし、そういう関係じゃない」
とはっきり言ってやった。何となくそうしないといけないと思ったから。
「っつーかそんなこと訊くくらいならとっとと帰れっつーの・・・」と
言ったけどかわされた(w
「冷たいなーほんとに。なんか怒ってる?」「別に怒っちゃいないけど。
たださー、なんつーかお前って言葉と行動が矛盾してるやん。彼女に悪い
とか思うならオレについてこなくたっていいんじゃないの?」と言った。
「別に・・・ついてくくらいいいじゃんか。好きなんだから!!」
といきなり強く言われた。一瞬ドキッとした・・・。
「そいつは・・・無駄だって分かってんだろ?オレには好きな人がいる。
いくら他の人に好かれたってオレは別れるつもりとかないし・・・」
「別にしょーたに別れてもらおう、とか思ってない。そんなことさせる
つもりもないし。けど私が誰を好きになるかは勝手でしょ?それに
これはしょーたがずっと前に自分で言ったことだしね」
オレは言葉を返せなかった。確かに前に似たようなことを言ったから。
「そりゃそうだけど・・・でもオレはちゃんと「もうオレに構うな」とも
言ったじゃん?だからそれはお前が守らないといけないと思うぞ」
「そんなことはできない!無理なこといわないでよ・・・」と言われた。
これにはほんと返せなかった。オレだって好きな人の前で目立とうと
思ってバカなことをしたりしたからそれと同じだったに違いない。
「そうだよな・・・好きな人の傍にいたいのは仕方がないよなー・・・」と
言いざるを得なかった。「だからー、せめてもうちょっと優しくしてよ」
と笑ったゆみはいつものゆみだと・・・思った。
そんな話をしたあとオレはちょっと物を見て回ろうと思った。
どうせ家に帰ってもつまんないし、暇だったからだ。
もちろんまだゆみはついてきた。「帰らんでいいの?」「全然平気」
もう返せなかった(w そしてエレベーターに乗ったときだった。
なんとエレベーターが故障したため、動いてる最中に止まってしまった。
もちろんドアは開かないし、完全に狭い中に2人きりにさせられてしまった。
一応非常用の電話みたいなので連絡をしたが「すぐには直せない」と
いうことだった・・・。
「すぐには直せねえって。あー、しばらく退屈だな」
とオレは冷静を装ったけど気持ちはまさにドクドクと
血液が激しく循環していた・・・。
だって、女の子と2人きりでしかも、狭い部屋の中だった
からだ。もちろんオレには好きな子もいた。でも、今一緒に
いるのは異常なくらい(って言ったら悪いか・・・)自分のことを
好きな奴だ。だから不安とかもあった。
「ほんとに・・・まだ直らないの?」とゆみが言ってくるのに時間は
かからなかった。
「直らないって言ってた。オレだってこんなこと初めてだし
わかんねえよ・・・」とちょっと焦りもあった。
【もしかしたら酸素不足で死んじゃうのかもな・・・】とバカな
ことも考えた。そしてそれは不安のためか言葉に出てしまった。
「こんな狭いとこでさ・・・2人いたら酸素なくなって死んじゃうかも」
と。よくよく考えると実に情けないセリフだ・・・。
「そんなわけないじゃん。しょーたってたまに女の子みたいになるよねー
まぁ、そんなとこもかわいいとこなんだけどさ」と言われた。
「あほー。オレはまじめにいってんのに・・・。怖いとかない?」
「そりゃ私も初めてで不安だけどー。ま、死ぬときは一緒じゃん」と
セリフとは裏腹に殆ど恐怖が感じられなかった。
しかし・・・”死ぬときは・・・”なんて縁起でもないことを言う奴だ(w
「こんなとこで死ぬか!!お前だって死にたくねえだろ?」
「そりゃ嫌だけど。って、死ぬわけないじゃん?まったくこわがり
なんだから・・・。男のくせに・・・」と言われた。
なんだか一気にチカラが抜けた。へなへなと座り込んだ。
「まぁ、外では必死に直してるんだろうな。待つしかないな・・・」
この言葉の後、しばらく沈黙が続いた。けど、その沈黙を破ったのは
ゆみだった。しかもとんでもない言葉で・・・。
「今は私と一緒だけどさー、もしすばると2人きりだったら
こんなとこでもエッチしちゃう?」と訊いてきた。
「な、何言ってんだお前!?」「ねぇ、するのしないの?」
戸惑うオレを楽しそうに質問を繰り返す。
「やるわけないじゃん。そんな状況じゃないだろ・・・」とオレは
返したが【実際はどうなんだろう?】と考えた。
確かに最初は慌てるかもしれない。けどオレはともかく向こうが
迫ってくる可能性はあった。今までの行動を考えれば・・・やはり
可能性はあった。「ってか、おふたりさんはもう済ませた、んだよね?」
と聞くので恥ずかしかったけど「一応、な」と答えた。
「おー、ほんとにやったんだ!?どっちから誘ったの??」
といきなり元気になった。どっちからと聞かれても答えようがない。
「そんなの覚えてないよ。っつーか、普通聞くか?そんなこと・・・」
と言ったけど「すばるにやられたって感じするけどなー。なんか
しょーたってやられても抵抗しなさそうだもんね」と言われた。
恥ずかしい話だがそれが正解だ(w
「そんなのどっちでもいいと思うけど。ま、好きな相手とするのが
一番だと思うな、オレは・・・」「その相手がすばる、ってわけですね」
と意地悪そうに笑う。何だか彼女の名前を連呼されるのは恥ずかしかった。
「う、うるせえ!」「やっぱり恥ずかしいんだー。すばるはしょーた
のこと言うとすごい楽しそうにするんだけどねぇ」と言った。
「あ、そうなの?しらんかったわ・・・」「聞いてるこっちとしては
うらやましいやら悔しいやらだけどね」と小さく笑った。
「で、さっきの答えは?愛する彼女とならこんなとこでもできちゃう?」
「知らんわ。ただ、オレからは絶対にそんな気にはならないけど。
今こうやって喋ってるけどこれだっていつ直るかわかんないだろ」
「じゃあ、女の子から迫ってきたらどう?その気になっちゃったりする?」
「それもどうかと思うけど。まぁ・・・雰囲気によるかな?」とオレは言った。
「スキーの時さー、しょーたとキスしたよね?それに大晦日の
日もしたっけ?どっちも私からだったけどね。やっぱりしょーた
って女からされるとやっぱりスケベな本能が反応しちゃうんじゃない?」
「そんなことまだ覚えてたのかよ?いいかげん忘れちまえよ・・・」
「忘れないって!大事な初キスだったんだからさー」とゆみは言った。
「そりゃー、初っつーのは何でも大事だけどさぁ・・・オレからすればほんと
危なかったんだからな。スキーん時はともかく年明けん時なんてほんと・・・」
と苦々しい思い出も甦った。
「スキーのほうは黙ってたんだ?ってことはー・・・ばれてないんだ。
やっぱり、しょーたはそういうこと言わないんだ?」
「当たり前だろ!ばれたら2股とか言われちゃうし・・・」「ばれるのが嫌なんだ」
と何やら恐ろしい風に言った。
「付き合ってるのに別れるなんて誰だって嫌だろうが・・・」
「そりゃそーだ。好きなのはなかなか諦められないからね」
「そうそう。それにやっぱり辛いだろうし。って、お前・・・
矛盾してるって。分かってんならオレに手を出すなっつーの」
「ほんとに嫌なら必死で抵抗するなり無視するんじゃないの?
それができないってことはまだまだ希望はあるってことだもん」
と言われた。【そう言えば相手しちゃってるなぁ・・・】と思った。
けどよくよく考えれば別にオレはゆみが嫌いなわけじゃない。
嫌な時期もあったがとりあえずこの時は何も嫌な風には思ってなかった。
「やっぱ無視はできんでしょ・・・。別にオレ、お前のこと嫌いではないし。
あ・・・こいつは友達としてってことな。好きってのはとは違うからな!
それにさー、オレ、人を無視する、ってことできないし。やっぱり
何かと話し掛けられたら相手しちゃうし。意志が弱いんだな、きっと」
「マジで嫌いな人でも相手するの?」「そんな、心の底から嫌な奴なんて
いないけどさ・・・。とりあえず今のところはそこまで嫌な奴はいない」
何だか普段人に言わないことをペラペラと喋ってしまっていてふと気づくと
すごい恥ずかしかった。座ってると落ち着かないので立ってうろうろした。
「あんまり動くとエレベーターが下に急落下しちゃうんじゃないの?」と
ゆみが言うので思わず信じて動くのをやめた。
「落ちるわけないじゃん!!そんなの信じなさんなー」と笑われた。
「あー、もう・・・脅かすなよ。オレ、びびりだから信じちゃうだろ」
「怒らない怒らない!!ところでまだ直らないの?連絡は?」と言う
のでオレは再び緊急の電話を使ってみた。が、もう繋がらなかった。
「あ?あれ?これ、繋がらないぞ・・・何で?」「じゃあ、まだかかるっぽいね」
「早く直れよ・・・こんなことならエレベーターなんか乗らなけりゃ良かった」
ほんとに不安になってきた。気のせいか息苦しかった気もする・・・。
「まだ時間もかかるみたいだし、キスでもしない?」といきなり言われた。
「はー・・・?何ラリってんだよ、お前・・・」オレは呆れた。けど、何故かどきどき
した。スキーの時の記憶が、と言うよりもゆみに乗られた時のことだけがアタマ
をぐるぐると回った。【何考えてんだよ・・・オレは・・・】こんな気持ちと混ざり合っていた。
「いいじゃん?まだ直らないと思うしー・・・」そう言いながら
少しずつオレとの距離を縮めてくるゆみ。
「そ、そういう問題じゃないだろ・・・」とオレは離れようとしたが
なんせここは狭いエレベーター内。逃げ場は無い。
「だからさ・・・オレはもう彼女がいるんだって!!こんなことしちゃ
だめだっつーの・・・」文章だと普通に言ってるようだが当時はぶる
ぶる震えながら途切れ途切れに言ったと思う・・・。
「そんなの、どっちもしゃべらなければいい。内緒にすればいいじゃん」
「そりゃそうだけどさ・・・。でも罪悪感とかがあるだろ?」とオレはまだ
決意が固まっていなかった。
「罪悪感なんていいから。するかしないかどっちなの?」
確かに口では「付き合ってるから」などとは言ったが、
実際はまだ迷っていたのだった・・・。
【キス位ならいいのかな?】とか思ったしゆみはブスでも
なくてむしろ【ちょっといいな・・・】なんて思いもあったから。
けど、やっぱりすばるには悪い気がしていた。・・・けど、ちょっと
欲望もあった(w
「どうしようかな・・・」オレは遂に口に出してしまった。
「内緒にするよ?別にカラダまで求めてるんじゃないし、いいと思うけどな」
とゆみは更に滲み寄る。オレは迷っていた・・・。
「約束だぞ、誰にも言うな!!それから話題も一切出すなよ?」
「そんなの簡単!!してもいい?」と散々こっちを困らせておいて
よく”してもいい?”なんて言えるな・・・と思いつつオレは静かに
うなずいた。
するとゆみは何の躊躇も無く飛びついてきてそしてキスをしてきた。
半年前・・・年明けの前の時はそっとした感じだった。けど、このときのは
もうそんな優しい面影は残ってなかった。
なんていうかすごい積極的というかオレが体をずらしてもしつこく合わせて
くるというか・・・。とにかくそんな感じだった。
とにかく離れてくれない。けど・・・心地よかった。
普段は絶対しないような女の子としてる、そう考える
だけで妙な興奮を覚えた。そして、彼女には悪かったが
彼女に対する罪悪感とか後ろめたさとかも一瞬飛んだ。
それほどまでに、強烈だったのだった。
随分長い間して、そしてやっと離れてくれた。
「しょーた逃げようとするんだもん。逃げちゃだめだよ」と
ふくれっつらで言った。
「お前ほんとに彼氏いないのかよ・・・」とオレは思わず言った。
「いないってー。好きなのはあなたですから」と笑いながら
言った。が、正直信じられなかった。
「ほんとかよ?こんなにいっぱいするなんて思わんかったわ・・・」
「いっぱいだった?確かに長かったけどさー。でも、とにかく
あの時間が続いて欲しくてずっとくっついてだけだったけどね」
「きすのうまいヘタなんてオレには分かんないけどさ・・・。お前のは
どうなんだろう?結構へろへろになっちまったしな・・・」
「やっぱり、嬉しいよね!好きな人とできるってのは・・・。
なんかさー、今になって恥ずかしくなってきたし・・・」と黙って
しまった。オレの考えが随分変えさせられた気がした。
ゆみの行動なんてオレにはつかめなかったが何となく普通じゃない
感じがした。「オレさー、きすっつーのは好きな奴同士でしかできん
と思ってたんだよな。でもなんかそういう考えとか変わっちゃいそう」
「好きなもん同士だからしたんじゃないの?」とからかったがこっちは
真剣だったのでそんなのに付き合えなかった。
「結構まじめに言ったつもりだけど。このことは絶対内緒だからなー。
ってか、こういうのをネタに脅迫とかすんなよ・・・」と言った。
なんかほんとに脅迫されそうな気がしたからだ。別にゆみに限ったこと
じゃないかもしれないけど女の子は何となくそういうことをするのが多い
気がしたから・・・。不安で仕方がなかった。
「そんなことまでしないって!ただ・・・もうしちゃったんだし、
これからもたまにしたいんだけど。いい?」
「調子に乗るな。やっちまってから言うのもあれだけど、こういう
ことばっか続けてたらあいつに申し訳ないしな・・・」
「じゃー、言っちゃうよ?今のこととか全部・・・」
「は?お前約束したじゃんかよ。言わないって言っただろ!?」
オレは激怒した。約束を破られるってのはほんとに辛い。
そして腹が立つ。「言わないって言うから1度のつもりでした
んだぞ?それをさー・・・ばらすとかマジむかつくんだけど」
「だったら最初からしなければよかったじゃん。ちがう?」と、
いわゆる逆ギレみたいなのをされた。
「今更そんなこと言うかよ、ふつー・・・」オレには返す言葉は無かった。
確かにゆみの言うことも間違ってはいない。そもそも一度の欲のために
自分が走った行動ってのはあまりにもまずいことだと思う。
けど、それにしたって約束は約束だ。ゆみのこんな一面があるなんてオレ
にはまったくわかんなかった。
【女っつーのは・・・ほんとわかんねえな】と思ったがそんなことを思ってる
場合じゃない。どうにかしてこのことは内密にしてほしかった。
この時になって尚更彼女への慙愧の念が強くなった。
それと同時に、もちろんゆみに対する怒りも強くなってきた・・・。
「ほんとうざいな。お前ってやつは・・・」貶すしかできなかった。
「うざくて結構。しょーたがしてくれないから悪いもん」と完全に
強気だった。
「約束がどーのこーの言う前に先にすばるを裏切ったのはしょーた
だから!!まぁ、誘った私もちょっとは悪いけどさ」
冷静に考えるとゆみのいってることは正しかったと思う。
けどこれがばれて最悪の場合破局、っていう結末がすごい恐ろしかった。
生きてきて初めての彼女だったから。これまで多少の試練はあったけど
ここまで無事に乗り越えてこれたから・・・。だからこそほんとに終わって
しまうのが嫌だった・・・。
保全sage
age
245 :
¶å:02/06/23 18:40 ID:yIapQIzd
終わってしまったね。
「あー、もう・・・。わかったからこのことは内緒だからな」
呆れ半分でおれは言った。
「あとさ・・・今、早速このことを脅迫に使っただろ?もうそういう
汚いことはやめろよな。ほんと嫌に思えたんだけど」
「あ、ごめん!!だってこれで終わりなんて言うからさぁ・・・」
「のりでやっちまって言うのも何だけどさ、ほんと今更だけどおれも
後悔してんだよね。だからなかったことにしろ、とまではいかない
けど今後これにふれるのはマジでやめろよ。これ約束な?」
「ん〜、どうしよっかな?」とヤツは冗談半分っぽかったがおれは気が気で
なかった。と、いろいろ話してるうちにエレベーターが動き出した。
「あれ?動きだしたんじゃん?」とゆみが言った。
正直、自分では気づかなかったけど言われて動いてるのを感じた。
「ほーら、直るまで生きてたじゃん!」「あー、そうですね・・・」
「死ぬとか言ってたの誰だった?」「うるせえ!もう言うな・・・」と
言って2人で笑った。
不思議な事にどんなに腹が立っても、どんな感情になってもゆみの
場合だとすぐに何ともなくなってしまうのが不思議だった。
この時ももちろんそうで、動く直前のあのハラハラ感、そしてゆみに
対する恐怖感とかそういうのがほとんどなくなっていた。
もちろんこのあとは店の人からの謝罪というか、おわびみたいなのが
あった。少々狭苦しかったけど、ジュースなどのサービスもあったので
おれは許せた(w
「そう言えば、約束忘れてないっしょ?みんなで遊びに行くってやつ」
もちろんおれは覚えていた。この話を覚えてるのもそうだけど、自分の
好きなこととか遊びのことは忘れたことがない。と、いうか”約束”と
いうものに関してはほんと忘れないタイプなのでもちろん覚えていた。
「あー、覚えてるよ。8月のことだろ?」「あ、覚えてたんだ?びっくり」
「うるせーな・・・。おれだって記憶力はあるっての」「ならいいんだけどね」
「ところで、何か買いにきたんじゃないの?」「いや、別に欲しいもんもないよ」
「何もないのにここにきたのー?」「・・・そうだな」「変なの!けど、まぁあんな
こともあったし、別にいいけどさ」「・・・黙ってろよ」
こんなやりとりをしながら結局は何も買わずにそれぞれの道へ別れた。
しかしまぁ、何かと大変な1日だった。
けど・・・何かすごいものを得たような気もした。
何せいきなりエレベーターは止まるし、好きでも
ない奴と口付けをしたり・・・たいした事ないといって
しまえばそれまでだけどやっぱり何となくすごかった。
【この日は忘れないだろうな・・・】と遠いあの日に思った
けれど、実際今も覚えてるから書けるのだ(w
この日の後はほんとに何もなくて毎日ひたすら塾通いだった。
悲しいことにおれはほんとに行ってるだけで全然アタマに入ってる
感じがしなかった。
そして、みんなで海に行く日まで1週間を切った辺りにまた
ある出来事があった。それは彼女が携帯を入手したこと。
いきなり電話がなって出たらそれが彼女で彼女が言うには
「親がケータイ買ってくれたから番号教えるよ!」だった。
突然のことに「おぉお?」と戸惑ったが何とかメモをした。
「電話したくなったらいつでも掛けてきていいからー」と
いうことで電話が終わった。
おれも今は持っていて持っているおれが言うのもあれだけど
やっぱり中学生とかが持ってるのはいい気はしなかった。
で、これはもちろん当時も思っていたことで何となくすばるの
ことが【何か嫌だな・・・】と感じた。
そもそも【ガキがケータイもってヘラヘラするんじゃねえ!】と
いうのが今も(昔も)あったから、嫌に感じたのだった。
当時はちょっとうらやましいと言う気持ち+嫌悪感があった。
今は小学生でも持ってるのがいてほんと殴りたい気分だけど・・・。
「電話しろとか言われても別に用はないもんなぁ」と思わず呟く(w
別に「今すぐ掛けろ」なんて言われてないのに”携帯電話”というだ
けで普通の電話じゃない気がした(w
と、まぁ、人の携帯のことに関して色々な気持ちがあったおれだった
けど、自分自身もすごいものを手に入れた。それはパソコンだった。
元々パソコンを購入した理由はおれが欲しがったからだった。
では何故欲しかったのか。それはインターネットをしたかったから。
・・・と、まぁ当たり前のような理由だった(w
更に細かく言うならばチャットというのをしたかったから。
まぁ、理由はともかくとして(w とりあえず欲しかったものが手に
入ったので嬉しかった。そのことを友達に言うと「携帯とかとメールできるやろ」
といわれたので驚いた。もちろんそんなことは知らなかったからだ。
で、そのことを彼女に電話してみると大層喜んだ様子みたいでアドレスを聞かれた。
それを教えて受信してみると・・・当たり前のようだが届いた。
何故か嬉しかった。と、いうことでパソコンによってこの先また色々なことが
あろうだなんておれは思わなかった・・・
さて、ネットと言うあまりにも広すぎる世界を回れるようになった
おれの生活は受験生とは程遠いものだった。
毎晩遅くまで起きていたため今まで体験したことのないような不規則
な生活が続いた。(朝に寝て夕方に起きたり・・・)
と、まぁそんなことは今はおいといて・・・(w
いよいよ海に行く日がやってきた。そしてこれはその前日辺りの話。
今思うとこっちはタダだったけど携帯側からすれば受信・送信と共に
結構料金がとられていたと思う。とにかくそのくらいメールをしていた。
で、こんなかんじのメールが届いた。
「そう言えば明日から2泊3日で遊べるよね?すごい楽しみだー」と。
一応このイベント自体は忘れてなかったがいきなり他人に言われて改めて
はっとした。【あー、そう言えば明日からだったな・・・】と(w
今更あれだけどちょっと区切るだけで読みやすいな・・・
いよいよ出発の朝だ。最初は電車で行くことになってたけど
わざわざメンバーの中の1人の親が送ってくれる事になった。
今まで話に出てきた中でこの中にいたのは・・・いつもの3人と
それに加えてゆみもいた。まぁ、発案者だったからな・・・(w
あとちらほらと他の連中の仲のいいやつがいた。けどそれほど
大人数ではなかった。「あんまり多くちゃ楽しめないだろ」と
いうおれの意見が通ったからだ。そして全員が送ってくれる奴の
家にそろった。すると「車、こっちだからきてくれ」というので
行ってみると、なんとトラックだった。
「すげー!・・・ってもしかして荷台に乗れってか?」
「当たり前だ。こんなにいたら普通の車じゃ無理だろ」
確かに正論だった。でも、こっちのほうがおもしろそうだった。
スキあらばふざけてやろうかな、なんて思ったりもした。
「こんなとこで悪いねー。ま、ちょっとの辛抱だからな」と
そいつの父さんが愛想よく言う。ちょっと若い感じでいかにも
ドライバーっぽかったが、友人曰く「今は違うよん」だった。
荷台は真っ暗だったが小さな明かりを用意してあってとりあえず
相手の顔が何とか確認できる程度の明るさだった。
【この程度の明るさなら・・・いたずらできそうだな」と
バカなことを考えていた。何かと想像すると結構笑える
もので「ぷっ」と吹きだしてしまい「どうした?」ときかれて
「いや・・・何でもねえけど」と狼狽した(w
けど薄暗い中だと眠くなってしまった。不規則な生活だったし
実はこの日の前の晩は寝てなくてそのまま徹夜できてしまった。
けど寝ようにも振動があったし、居心地も悪くて寝れなかった。
みんなわーわー喋っていたけどおれは当然喋らなくてみんな、特に
彼女に「何か元気なくない?」と聞かれて「眠いだけ。でも寝れないしなー」
「確かにこんなガタガタんとこじゃーねー・・・」「膝枕くらいしろよ」と
からかうと「みんなの前じゃ恥ずかしいよぉ」と言うので「誰もいなかったら
いいのかよ・・・」とちょっと呆れながら訊くと「してほしいなら・・・いいけど」
と言うのでなんかされたくなってきた。
「あーあ。そんなこと言われるとみんなが邪魔に思えるな〜」
「う〜ん、ちょーっとそうかもしれないね」と言ってくすくす
笑った。「眠いなら壁に寄りかかれば?寝そべるよりまんだ楽でしょ」
「そうかもな・・・」と言って寄りかかって足を立てて顔を伏せてみると
これが結構いい感じだった。嫌な振動も心地よく感じた。
どうやらそのまま眠ってしまった様だった。ふと目が覚めると周りには
誰もいなくて、しかも真っ暗だった。起きたばかりだったし、その上
いきなりこんな状況だ。訳がわからなくなった。
その時ブルブル音が鳴った。と、同時にケツに振動が伝わった(w
258 :
◇mQBiOsLo :02/06/25 13:12 ID:J62K9fSL
どうやらケツにバイブが刺さってるようだった。心地よかったのでもう一眠りした。
-
振動の正体は携帯電話だった。【なんだ、電話かよ・・・】と思ったが
いつまでもぶるぶるとうるさかった。
「あー!!うるっせーな」と電話に出ようと思った。
公衆電話からで、ちょっと悪い気がしたけどうるさいのは勘弁だから
でてみた。電話の主はこの電話の持ち主だった(w
「おはよう。今、休憩エリアなんだけど寝てたからそっとしておいたんだ。
そっちにゆみがジュースを届けに行ってる。もう少ししたら戻るから待ってて」
とのことだった。なんか一方的に喋られてこっちが何も言えぬまま電話は終わった。
そしてドアが開きゆみが戻ってきた。
「お、起きたね。何が欲しいかわかんなかったからとりあえず
レモンティーにしたけど。はいよー」缶を渡された。
「おー、さんきゅ!!ってかこれ結構好きなんだよね。ありがとな」
缶を開けようとしたときにゆみがぽつりと言った。
「今2人きりなんだし、しようよー」「ぶっ!な、何をだよ?」
「えー?だからキス!」「・・・ばーか」「ばかって、そんな言い方・・・」
「みんな戻ってきちゃうだろ。調子に乗るんじゃねえよ」とおれは言った
のに向こうからされてしまった・・・
しかも、舌でちろちろとつつくような、そんな舌使いをされた。
【こ、こいつ!?】と思ったが体のほうは自然に反応してしまい
おれも付き合ってしまった。そしていつものくせでゆみの体を触って
しまった。・・・こんなことをいうとゆみに悪いけど胸が固かった。
【あ、あれ?】と思った(w
ゆみはゆみで驚いたらしかった。まさかおれが触ってくるとは思って
なかったのだろう。もちろんおれだって自分がこんな風に反応して
しまうなんて思わなかった。
「いきなり触るなんて・・・びっくりした!!」と言った。
・・・が、どうもその時の口ぶりだとあんまり驚いたような
感じはしなかったけど・・・。
「ごめん、つい反応しちまった!!それよりさ、お前って
もしかして・・・小せえほう・・・なのか?」
「しっつれいだなー。ま、あの子よりかは小さいけど・・・。
全くないってわけじゃあないよ。もう1回触ってみる?」
「あほ!もういいよ・・・。まだこれから大きくなるんだろ。
別におれには関係ないし、知ったこっちゃねえけどさ」
謝りはしたが、別の女の子のが触れて(ってか触った?w)
良かったと思った。前も言ったけど胸フェチにはたまらん。
別にオールマイティなわけではないのだけれど(w
「まぁ、女は胸だけじゃないから。がんばれよ」
「何をがんばるの?」 「知らん・・・」訳のわからん応援だった。
「ってかね、私は頑張ってるつもり。気持ちは届かないけどね」
「・・・おれ以外のヤツに対してがんばれよ」「それ以外は興味ないの」
その後2人で話してる間にみんなは戻ってきた。
その後車は再び動き始めた。「もう少しで着くぞー」と言う言葉に
おれはすごい安心したと言うかほっとした。
今更ながらこの場所の居心地がよくないと思ったからだ。
しばらくして動きが止まった。小さかったが何故か人の声が聞こえた。
そしてドアが開き、「ついたよー。こんな狭いところでおつかれだった」
【ほんとお疲れだっつーの・・・】と思ったがもちろん言わなかった(w
数時間ぶりの太陽の光。ものすごく眩しく感じた。
荷物を手に持ちおれ達は海へと歩いた。
ちなみに、2泊3日の予定だった。今更ながらに思うが
よくもまあ中学生、しかも3年生で2泊3日も遊ぶのを
許してもらうことができたなぁと思う。
ま、それはともかく楽しい楽しい時間の始まりだ。
「おい、水着ってどんなの持ってきたんだ?」おれはすばるに
聞いてみた。まだ中学生だったくせにおれは過激なヤツとかが
よかった。でも答えは「え?学校で使ってるの・・・」
「はぁ!?あの、紺のこういうヤツ?」おれは驚愕した。
「だめだよ、それじゃぁ・・・お前は!!なんつーか、
もっとこう・・・もっといいもんにしろよ!!」
怒ってるような焦ってるような言い方になってしまった。
「冗談だって。あんなの着るくらいなら来ないよー」
「こ、このやろー、ひやひやさせやがって・・・ふう」
「そんなに興奮しなくてもいいんじゃない?」笑いながら
そう言われた。ま、確かにそうだ(w
「色っぽい水着は男の願望なんだよ・・・」などと言いながら
まずは一度宿泊施設へと向かった
そしてホテルに着いて部屋の分担をすることになった。
人数は8人で、男女共に4:4の割合だった。
おれは別に誰とでもよかった。どうせ学校の旅行の時と
違ってルールなんてない。だからどうでもよかったのだが・・・。
意外にもみんな硬派で「ちゃんと決めておこう」ってこと
だった。で、結果的に男と女の別々になることになった。
まぁ、それはそれでよかった。だってどうでもよかったんだから・・・。
それにもし女と一緒だったら何となくやばそうな気がしたからだ
まずは部屋に行って荷物を置いてきた。そしてズボンの下に
貝パンをはいて昼食を取った。さて、いよいよ戦場へ出発だ(w
ちなみに海といえば泳ぐのがお決まりだけどおれはあんまり水泳
が得意でなかった。ぶっちゃけ平泳ぎが出来ないほど。
だからボールとかそういうのを持っていった。
そしてみんなで集まってパラソルを立てた。女共は一応水着をきて
いたけど上にシャツを着ていたのであんまり萌えなかった・・・。
友人の中がバカみたいに海に突っ込んで行ったのをきっかけにみんな
飛び込んでいった。・・・おれは行かなかった。
271 :
:02/06/29 01:07 ID:0j57wmGm
水着はシャツの下に来た瞬間に下着となる…という考え方もある。逆に萌
sage
273 :
なまえを挿れて。:02/07/03 18:53 ID:aRs0mTZn
保守あげ
「何で行かないの?もしかして・・・あー、そう言えば・・・」
「それ以上言うなよ。あんなの昔の事だろうが!!」
なんか言われたくないことを言われそうな気がした。
水泳は得意でも不得意でもない、と書いたけどたった1度だけ
おぼれそうになったことがあった。
しかもその原因が自由時間に女の子の集団の中の1人に激突して
【あぁーこんなんじゃ恥ずかしくてあがれねえ・・・】なんて思って
るうちにぶくぶくと沈んでしまったということがあった。
それで、その事を知ってるのは(原因も)ゆみだけだった。
そんなこと、誰にも言って欲しくはなかった・・・
「あんな事って何!?すんごい知りたいんだけど」
「気にすんなよ、そんなもん。おい、絶対喋るな!!」
そう言い残しておれは海へと入った。
恥ずかしさを隠すような、そんな感じで・・・。
その後は・・・特に何も起きなかったけど夜がまた刺激が強かった。
なんせルールのない、友達同士の夜だったから・・・
みんな風呂に入った後に1つの部屋に集まった。
もちろん寝るときは自分の部屋に戻る、ってこと
だったけどやっぱり話がしたいみたいで集まったのだ。
「おれすごいもん持って来ちゃった」と友達が言った。
【どうせ酒とかだろ。くだらん・・・】と思った。
ついこの間行った「アルコールテスト」ってのでおれは
弱いってことがわかった。まぁ、エタノール(だっけ?)を
腕に塗ってその反応を見るっていう軽いものだったけど。
で、やはり出てきたのはビールだった。
驚いたのが何本も箱に突き刺さってるというお徳用サイズだと
いうことだった(w
「ささ、みんな飲んでみよう。今日は無礼講!!」
やはりテンションが高くなってるらしくみんな缶を手にとる。
けど、おれは取らなかった。アルコール云々はいいとして
ビールのあのクサさはおれはマジで嫌いだった。
おれ以外はみんなのみ始めた。【ませガキだな、こいつら・・・】
と羨ましいような小憎たらしいような心境だった。
その後色々と雑談をしていたけどゲームをする事になった。
男はいいとして女のほうはかなり無理をしたみたいでみんな
ほろ酔い気分だった。やたら機嫌がよかったからだ。
「ゲームっつったって何すんの?野球拳?」
「野球拳ってお前・・・オヤジか!?もっと楽しい事だよ」
ゲームといったら野球拳って公式のおれには痛烈だった。
「オヤジなのか・・・おれは。でも楽しいことって何?」
気になったのはやはりゲームのことだった。
「王様ゲームっつーの知ってる?」
「は?何それ?聞いたことはあるけど・・・」
「みんなやるだろ?っつーか強請だ。やるぞ!!」
けど知らないやつが多かったので簡単な説明を受けた。
「命令ってのはどんなジャンルでもいいの?」
「どんなことでもできるのがこのゲームのいいとこ」
「じゃー、えろいこともありか?」緊張して聞いた。
「・・・それをやるのがこのゲームだっつーの」すごいわくわくした(w
280 :
スネヲ:02/07/05 15:47 ID:2lE8PMse
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 ̄ .|./_ _\ | | ____________
| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | 王様はやっぱ
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | フェラさせるべき
. \ 厂 \
/ _____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
/./ ./o i. \
なんだこりゃ?
【何でもありでエロもありか・・・。こいつは楽しそうだ!!】
そんなことを考えつつ心のどこかではちょっと心配もした。
【よくわからんけどゲームだし大丈夫だよな・・・!でももし
他の女と変な事やらされたらどうなっちゃうんだろうな〜・・・】
そんな心配もしていた。もちろん逆のパターンも嫌だったけど。
そんなおれの考えなど無視するかのようにクジを作りゲームは
スタートした。
スタートした!!
わくわく!!
くじを引いた。クジの先には数字が書いてあるだけだった。
ゲームを理解してないおれはこんな事を言ってしまった。
「なー、これ1(実際の数字は覚えてなひ・・・)って書いて
あるけどこれはどういう意味なん?」悲しいことに場が
凍りついた(w
「ばかやろー。見せちゃ意味ないっしょ。ったく、もう一度
引きなおし。わからんのやったらおとなしくしてろ!!」
異常なほど苛立っていた。この時は知らなかったけどこの
クジ引きの時そいつが王様だったという事を後で知った(w
さて、2回目のトライである。引いたくじの先が赤かった。
(ちなみにいくらおれでも全ての記憶はないので悪しからず・・・)
「王様誰よ!?」さっき怒ったヤツのセリフだ(w
誰も名乗りを揚げない。さっきと違って数字じゃなかったし
【まさか?】と思って「おれー・・・なんじゃない?」と言って
クジを見せると「うぉぉぉおーー!!!」とショックを受けた
ようだった。王様になったのはいいがどうやって指令を出すのか?
「やってほしいことを言ってそのあと番号で2人指定すればいい」
と教えてもらった。どんなのでもありだ、と聞いていたのでどうしよう
か迷っていた・・・
とりあえずこのメンバーの中ならおれはそんなに人前では
言わないけど実はえろい、ってことを認識されていたので
えろいことをさせようとも思った。でも、いまいちわかんな
かったので「1と2が・・・手を繋ぐ」にしておいた(w
(ちなみにこれから番号は全て1と2にします、覚えてないので)
とりあえずこの時は確か男子と女子だったと思う。
「手を繋ぐなんて甘いな!!お前はこのゲームをわかっちゃいねえ」
何故かそんなことまで言われた。もちろんさっきのヤツにだ(w
おれのこんなへぼい(w 命令でスタートしたこのゲーム。
中盤に差し掛かろうとしていた。始めが始めだけになんか
なんともない命令が多かったけどゆみが王様になったときに
すごいことが起こった。「初めて王様〜!さーてどうしようかな?」
おれももうルールはわかっていて、【番号指定なんだからよ・・・
変な命令出して男同士でさせんなよ!!】とハラハラしていた。
天国か地獄か。そんな気分を味あわせてくれるこのゲーム。
命令は「1が2の変なとこをさわる」だった。
名前に直すとおれがあこのをさわる、ということになった・・・
「っを!?」驚きと喜びが交じった拍子に声が出た(w
でもすばるの手前、おれは一応拒否をした。
「おい、ゲームなんだしあんまりアホなこと言うなよ!
大体お互いに付き合ってるヤツ違うだろ・・・。考えろよ?」
おれとしてはちょっと惜しい気もしたがやはりけじめはないといけない。
だが、意外にも全員の反感をかってしまった・・・。
「ゲームだからできるんじゃん。いちいち本気になってちゃこの先
耐えれないって!!」とゆみが言うとそれに引き続いて援護射撃が
おれに飛んでくる。「ゲームなんだから」この言葉を相手にうまく
使われてしまった。だが、正直それでもよかった・・・(w
「番号指定だから仕方ない。みんなやるから逃げるなよー」
こんな事まで言われた。ちなみにあこ本人も別に嫌がる様子
もなくて「当たっちゃったんだから仕方ないよー」と。
「しょーた!!もちろんまんこ触れよ?いけいけ!!」と
男は一斉にはやしたてる。ゆうはと言うとさすがに騒いでは
いなかったけど何かおもしろい物を見る感じで見ていた。
「声がでかいって!さすがにあそこだと悪いから上で我慢ー」
「いやー、、、ほんとにいいの?」と聞いても「ゲームでしょ?」
とあっさり言われた。こんな事を言われたので拍子抜けした。
でも心はウヒヒだった。あこは細いとは言えないけど
ちょっとぽっちゃりしてきていたので胸もでかかった。
けど・・・さすがにみんなの前、特に彼女の前だったから
そんなに調子には乗れなかった。そこでおれはふざける
ことにした。そうすれば冗談だと思われると思ったから。
「北斗百烈拳!あーたたたたたたたた!!ほわちゃー」と言って指で
つつきまくったのだ・・・。ほんとにギャグのつもりだった。
でも・・・みんなは呆気に取られていた。ギャグとは言えつき
すぎたのだろうか・・・。
場を凍りつかせたのは2回目だ。
する前は別段なんとも思ってなかったはずのあこも
どきどきしたような顔でこっちを見ていた・・・。
「口と行動が違うよな〜。いよっスケベ野郎!!」
一斉にはやし立てられた。
「い、いやー、ギャグだよ・・・北斗の拳知らんのかよ」
「手数が多いんだよ。このすけべ!!」ゆみにまで言われた。
「ま、ゲームだからいいっしょ・・・」おれはすっかり弱気になった。
ただ、ちょっとよかったのはあこの恥ずかしそうな顔だった。
「ちっとトイレ行ってくる。すぐ戻ってくるから適当にしてて」
トイレをダシにおれはこの場を離れようと思った。
なんかあこに申し訳なかったから。あとみんなも冗談だと思って
くれなかったから・・・(w
「あ、じゃあ私もちょっと行こうかな〜」と彼女もたった。
「トイレで変態プレイぢゃ!」とふざけたことを言うやつもいたが
「なら一緒に行くか」ってことで一緒に行くことになった。
さすがに夜遅くで廊下とかには誰もいなかった。
「あー、トイレは別れてるな。じゃあここでお別れ〜」
と言ってオレは男子トイレに行こうとしたが酒で少し
頭がおかしくなったすばるに止められた。
「トイレなんてさーどっちも一緒だって!一緒にいこうよ〜」
普段ならそんなあほなことは言わないのに酒のせいだろうか?
何にせよ人もいなかったし俺は付き合うことにした。
「それにしてもしょーたはえろすぎ。別の娘の触っちゃだめじゃーん」
とへらへら笑いながら言ってきた
「バカかお前は・・・。ゲームって言ったのはみんなだろ。
それに・・・俺だってふざけたつもり。本気じゃないし」
こんなにオレは真剣に話してるのに、向こうは分かっちゃいない(w
「そーそー。ゲームだよね!!でも真剣だったよねぇ?」
酔ってるのか普通なのか・・・俺にはわかんなかった。
ただ、確かに感じた事。それは身の危険だった。
「同じこと私にもやってみてよ。さっきのナントカってヤツ!!」
「たわけ・・・」そう言って戻ろうと思ったが逃がしてくれなかった
「違う娘にはできるのに私はされないなんて・・・」
普通ならそれなりの対応をするけど酔ってるヤツに
そこまで気を使う気はなかった。
「うるせーな。みんなンとこ戻るぞ!!」と言って
今度は半ば強引に俺が彼女の腕を引っ張った。
「あ〜、犯される〜」なんてアホみたいなことを言っていた(w
部屋に戻るとなんか服が数枚脱げてる奴がいた。
「おー、お前らはやくはいれ。人がいねえとつまらんから」
再びゲーム開始だった。既に命令はちょっとやばいものばかり
になっていた。が、俺はほとんど何もなかった。
でも結構(・∀・)イイ!!と思う命令もあった。
それはゆみが命令される時だった。特に女同士の場合。
身体を触る、って時はほんと上手いというか妙に興奮した・・・。
結局俺は大しておいしい事件はなかったけど盛り上がれたのは
楽しかった。さて寝ようと言う訳になったが泥酔してるヤツが
多くて部屋割りなんて決めた意味がなくなっていた。
ゆうとおれとゆみはまともだった。
俺はアルコールが苦手なので全然飲んでないから
平気だった。この2人は少々飲んだくらいだったから
大丈夫だったんだと思う。
結局酔ってる連中はその部屋に放置した。まともな
3人が他の部屋に寝ることになった。
そしてその夜は特に何もなくて終わった。
もちろん次の日はほとんどがくたばったので海にでなかった
のはいうまでもない(w
そして2日目の夜・・・。夜にもなるとみんな元気になっていた。
俺としてはまたゲームをしたかったけど、なんかひかれそうだった
からいわなかった。この日はみんなでだべったりした。
昼間はすることがなくてぼんやり過ごした俺は眠かった。
何せ1日目の晩も大して寝てなかったからこのときは眠かった・・・。
「オレ・・・眠いから寝るよ。もし帰る時に起きれなかったら頼むわ」
それだけ言ってオレは別室へと移った。
となりに行くだけでほんと静かだった。俺はいつしか眠っていた。
どれくらい寝ただろう?誰かがオレを起こした。
寝ぼけていたがまだ暗いって事は分かった。
ゆすったのはゆみだった。「おはよう・・・」一応
オレは起きた時に誰か傍にいると自然にあいさつ
してしまう(w
「他のみんなはどうしたん?」
「まだ起きてるよ。すばるは撃沈したけどね〜」
「あーそう・・・。ところでお前は何してんの?」
「ちょっと疲れたから。からかいに来た」
そんなことを言われた。
「あほ。オレはお前のおもちゃじゃない。ってか寝てたのに
起こすなよ。まだ夜じゃねえか・・・」
「こんな時しか訊けないから。受験あるけど彼女とはまだ
付き合ってくの?」
「いきなり何言うかと思ったら・・・。そう言えば受験なんてあるな。
でも、たぶん続く・・んじゃないの?オレはそのほうがいいな」
「そう・・・。ところでどうしても言いたいことがあるんだけど。
きいてもらっていい?あと、よければ力になって欲しいし・・・」
悩みを持ってる人をほっておけないオレはついきいてあげること
にしてしまった。
保全あげ
「難しくない事ならいいよ。おれで良いならな」
「男の子って彼女以外でも女を抱ける・・・よね?」
いきなり過激な質問をされた。
「人によると思うけど。でも大抵は抱けるのかも?
だって男はそういうの好きだと思うしな・・・」
「そうだよね?だったらしょーたとエッチがしたい」
「・・・人によるって言っただろ。おれはそういうのは
気が進まないしやりたくねえよ」
何度言えば分かるのだろう?確かに100%やりたくない
なんて言えば嘘になると思う。でもやっぱりおれの中で自分
を止めるものがあった。だからこそ今まで何度も断ったのに・・・
「お前もしつこいな。おれには付き合ってる人がいるっての」
「絶対内緒にするよ?だから、1度でもいい・・・」
「そんなにこだわる理由がわからない・・・」
嬉しくも合った。ここまで言われたことなんてなかったから。
しかも好きな奴にボロクソに言われてるのに・・・。
「誰だって好きな人とやりたいでしょーが」
「そりゃそうだけど。でもお互いにある程度好きじゃなかったら
だめだと思う。少なくともおれはそうだよ・・・」
「それにな・・・今ここで処女を大して好きに思われてないヤツに
あげるっつーのも・・・何となく嫌じゃない?」
「私はもう処女じゃないよ?言ってなかったけど・・・」
【はぁ!?】ものすごく驚いた。少なくともこの恋愛情報通(w
のおれの情報にもゆみが付き合ってたなんてなかったからだ。
「わり・・・知らなかったよ。でももうやったなんて思わなかった」
「誰にも言いたくないからね。あんなの初体験とも思いたくない」
「そんなに痛かったのか?1人でやってりゃ少しはマシだったろーに」
おれは少しふざけたけど今思えばほんとにデリカシーがないと思った。
「まったくそういうこと平気で言うのおかしいって。
・・・でもそういうとこが気楽にもなれるけどさ」
「ってかその話ほんとかよ?初体験がどうのこうのってヤツ・・・」
「ほんとだよ。詳しく話そうか?ちょっと気が引けるけど・・・」
とりあえずここまで言われてどうしようか迷った。
何に迷ったかと言うとどう反応すればいいか、ということ。
「教えてくれよぉ!!」と言うような雰囲気じゃなかったし
かといって「辛いなら・・・言わなくてもいいけど」とかっこつける
のもどうかと思った。何より気になって仕方がなかったし(w
結局「そこまで言ったんなら言わないといけないな」ということにした。
「そうだね。そんな返事されるだろうと思ったけどね」
軽く笑ってからゆみは話をした。
あんまり詳しく書くとちょっとあれなので簡単に・・・。
要は冬休みに入って親戚の家に行ってそこのいとこに
強引にさせられた、って言う話だった。
「ふーん・・・でもそんなに嫌なら抵抗しなかったお前も
ちょっとは悪いんじゃないのか?」
「何で!?嫌に決まってんじゃん。所詮女は男に勝てない」
「でも途中から抵抗できんくなったんだろ。確かにかわいそう
とは思うけど途中で相手に一瞬でも相手にとろけた感じじゃん。
・・・それなのにどうこう文句言ってんじゃねえよ」
おれはきつい言葉で言ってやった
「一番悪いのはあいつだよ。ちょっと仲良かったからって
急にふとんに入って来て触ってくる事ないんじゃない?」
「あー、うるせぇ。今ごろ愚痴っても遅いだろ。あのさ、
結局どうしたいんだよ?言っておくけど話聞いてもらって
それでどうかしてもらおうとかうざいんだよ!!」
「少しくらい気持ち分かってくれないの!?言いたいことばっか
言って・・・ちょっとでも優しくしてくれたって・・・」
いつしか泣き声になっていた。それによって気持ちがぐらりと
揺れた。【さすがに泣かれるのは・・・】と思った。
_人
ノ⌒ 丿
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フ━━ ノ ̄ ´_ゝ`::::::::::::::)━━ン
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「そりゃかわいそうとは思う。でもおれにはなんもできない」
「だから、チカラになって欲しい。もう1度好きな人に
してもらって、自分の中で今の自分を変えたい」
「どうでもいいけどその役をおれにやらせんな。っつーか今まで
おれにつっかかってきたのはそのせいか?」
「そのためじゃない!!本当に好きなの。だから・・・話した」
「去年のあの神社のあれも嘘ってことになるよな?嘘をつく時点で
・・・おれは嫌だな。例え彼女がいなくてもウソをつくやつは好きに
はなれないから。無理に言わせてごめん。誰にも言わない。
けど、おれはお前の慰めにはならん。じゃあもう寝るから。あっちいけ」
自分の中の複雑なもやもやを払うためも含めて俺は突き放した。
>>308うんこかい
実際そんな目にあったことないからわかんなかったけど
やっぱ嫌だったと思う。でもそれを理由にして、と言うか
そんなことに巻き込まれるのは嫌だった。
ゆみは黙って部屋を出てってしまった。ちょっとかわいそう
だったけど【今度こそは諦めてくれるよな・・・】なんて思ったり
もした。けどやっぱりショックだったらしくて寝付けなかった。
しばらくもぞもぞしていたがやはり退屈になったので隣の部屋に
戻った。何故かゆみはいなかったけど他のみんなは騒いでいた。
そんな気分じゃなかったけど1人でいるよりずっと楽だった・・・
そのまま夜は過ぎていった。
結局海にきたと言うかただみんなで泊まって遊んだ
感じだったけど・・・(w
「水着とか実際あんま意味なかったよな」この一言に
みんな受けた。
2日間・・・たった2日だった。確かに修学旅行とかに比べて
スケールが小さくて思い出は少ないがやはりいろいろ思った。
特に始めて知ったゆみのこと・・・。これからどうなるんだろう
と不安を抱えつつも遊びは終わった。そして宿題も心配になって
その後の休みは特に何もなかった。そして・・・休みも終わった。
運動会や文化祭のようなもの。そんなものが待っている2学期へと
なった・・・
312 :
スネヲ:02/07/15 14:23 ID:PK7jSN/0
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 ̄ .|./_ _\ | | ____________
| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | なんかぜんぜん
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | エロくない
. \ 厂 \
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 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
/./ ./o i. \
まあ、そう言わずに。
>>312ちょと同意
以前に比べて落ちてきた気が・・。
がんばれしょーた
過去ログからここまで一気に読んだ私の時間を返して・・・
316 :
なまえを挿れて。:02/07/17 15:47 ID:QMCvEgz5
317 :
なまえを挿れて。:02/07/17 19:17 ID:RMxVRWey
>>315 気持ちはよく分かる。自分もそうだから。
319 :
315:02/07/17 20:38 ID:???
>318
カンコック人じゃないですよ〜(整形美人でもないし)
>>315>>317 そいつは悲惨でしたね。まぁ、仕方ないってこった(w
ってかいきなり韓国人じゃないとか・・・何で?
2学期にはいっても特に何もない日が続いた。
一応体育大会とかあったけど別にどうってこともなかった。
で、向かえた10月。この月におれ達は別れることになった。
原因は前にもあった呼び出しってので、あれでもまだ関係が
続いてる連中を再度きつい説教をした。
それでその後のやりとりでおれ達はどうもこのままではやばい
ということになって別れたのだった・・・
321 :
:02/07/18 23:29 ID:???
完
もちろんおれは別れるのはなんか嫌だった。
で、↓がその時のおおまかなやりとり・・・。
「なんかまた叱られちゃったね・・・。そんなに
受験って大変なの?付き合ってるくらい
でも乗り越えられないのかな・・・」
「人によっちゃ大丈夫だろ。でも・・・おれはそんな
器用じゃないな。もっとも付き合ってようが何だろう
が勉強なんて嫌いだから関係ないと思うけど・・・」
「そんな風に思ってたのかぁ・・。付き合うの嫌なの?」
「別にそうは言ってないけど?嫌なら付き合わん」
なんだか説教のあとのせいか幾分機嫌が悪くていい雰囲気
じゃなくなってきていた。
>>321 映画かい。ま、そういうことにするか・・・
>>320 サッカ−@スポ−ツ版や他にも覗くと韓国=ブサイクの意味はわかるよ。
韓国=整形大国
327 :
なまえを挿れて。:02/07/21 11:02 ID:7UqMrRzY
おうえんあげ
328 :
スネヲ:02/07/22 14:43 ID:8KhhERvP
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 ̄ .|./_ _\ | | ____________
| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | 最近こまかいとこ
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | はしょりすぎ
. \ 厂 \
/ _____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
/./ ./o i. \
329 :
なまえを挿れて。:02/07/24 00:32 ID:yoyJ3SVY
>>しょーた
夏休みかな
330 :
なまえを挿れて。:02/07/24 03:19 ID:GbVKngY9
age
331 :
なまえを挿れて。:02/07/24 22:47 ID:CKRYedVZ
ファンですあげ
オレモファソ
保全さげ
「なんでそんなにキレてんの?意味わかんない」
「こっちだってわかんねーよ。いつまでもくどくど
言ってんじゃねえよ。うっとうしい!!」
恐ろしいほど腹が立った。何でかはわかんなかったけど・・・。
「・・・なんか叱られて嫌な気分だし今日は帰るね。ばいばい・・・」
と言って彼女は帰ってしまった。
オレも自分の中で悪いとは思ったけど何もいえなくてそのまま
帰った。そして次の日、何故かクラスで俺たちの仲が終わったこと
になっていた・・・。
もちろん俺は最初はそんなことに気づいてなんてなかった。
でも、何故かクラスの奴がやたら俺に質問ばかりしてくるから
気になったので聞いて、それでわかったのだった。
「・・・で、俺らってもう終わったことになってるってわけか」
「なんか俺が聞いた話ではそうっぽい。ほんとなの?」
なんか質問ばっかでうんざりしたので適当に流した。
そんな話で持ちきりの中で俺はすばるに話し掛ける勇気は
なかった。そして向こうも俺にはこなかった。
そんな中、文化祭の時期が近づいてきた。
うちの中学校の場合、文化祭と言っても全然楽しくなくて
むしろクソだった。あんまり詳しく書くと同中にばれるから
書かないけど地域の年寄りとかを呼んで昔の話聞いたり、
福祉関係の仕事してる人を呼んで話をきいたりと、とにかく
そんな感じだった。で、午後は体育館で3年生の劇をやって
それで終わりだった。3年ということで俺も何か劇の役をやって
みたかった。ちなみに相変わらず仲はいいものじゃなかった。
ほんと言うと劇の演技するヤツをやってみたかったけれど
小心者の(w 俺はそんなこと言えなくて結局ライト係に
なった。まぁ、これでも劇に関われたので俺はよかった。
他のクラスには仕事をやりたがるやつがたくさんいたけど
俺のクラスは呆れるほど無関心だったから劇の役決めなどの
進行状況は全部俺が伝えなければいけなかった。
それで「劇の演技する人やりたい人いませんかぁ〜?」と
聞いてくるように言われて聞いたら結構立候補者がいて、その
中に彼女もいた。
「んじゃ、もっかい帰りに聞くんでその時までに決めてください」
そう言って朝の会は終わった。その後にさっき立候補して来た奴等が
「○○の役やれるようにしてよ」とか頼んできた。
「なんかやりたい奴らでオーディションみたいなのやるみたい」
「え?そんなのあるの?なんか本格的じゃんか!!」
「本格的っつーか、それが普通だろ。同じ役が何人もいるかっつーの」
「そう言えばそうだ。しょーた、うまいこと手ェまわしておいてね」
とあほなことを言われたりもした。結局オーディションがあったらしいが
俺の知らないところで行われたらしく勝手に役者とかも決まっていた。
そして練習が始まった。いちいち細かいことまで覚えてないけど
確か本番まで日にちがなくて毎日のように放課後練習があった。
毎日の練習の中でなんとなくだけど充実感ってのがでてきた。
まぁ、俺は所詮照明係だからそんなに覚える事もなかったし
練習を重ねていくうちにちったぁマシになってくる役者共をみてる
のが楽しかったのだった(w
そしてある日、平日の練習が終わった時にゆかりがきた。
「もう彼女いない生活にも慣れた?」と。
「あー、やっぱ終わったことになってんの」
俺は自分としても案外冷静な(w 返事が出来た。
「あれ?結構そういうことあっても落ち込まないタイプ?」
「落ち込むも何も・・・終わってない・・・んじゃないのか」
「でも全然仲良くないじゃん。エッチもお預けなんでしょ?」
「・・・うるせー。別にそれだけの関係じゃないからいいんだよ」
「そう?でも結構溜まってそう。何となく分かる!」
とにやにやしていた。何か気味が悪かった。
341 :
:02/07/31 01:48 ID:???
>>どきどき。
やっぱ、ゆかりとやっちゃうのかな?
342 :
スネヲ:02/07/31 15:25 ID:7TF2q+3a
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 ̄ .|./_ _\ | | ____________
| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | 校内たちバックまたは
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | フェラきぼーん
. \ 厂 \
/ _____/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
/./ ./o i. \
今日、知り合いが「2ちゃんねるでしょーたって奴がいるんだけど、
そいつの体験談ってかなり面白いよ!」と言ってました。
もちろん俺はしょーたのファンだからそいつと仲良くなり、友達になりました。
344 :
WW:02/07/31 17:24 ID:???
>>343 日常生活で2chの話するのもどうかと・・・。
でも、しょーたの影響力はすげーな。
WW、仮にもコテ名乗ってんなら、夏厨を誘導ぐらいしたらどうだ?
346 :
WW:02/07/31 23:35 ID:???
期待あげ
「溜まってるとかたまってないとか・・・女が言うなよ。
ってかお前って結構経験あるんだっけ?」
「自分で言うのも変だけど多いと思うよ。10人はいる。
もうちょっと多いのかも」
オレは2桁の時点で絶句した(w
【10人て・・・別世界やな・・・】なんか情けなくなった。
でも自分の情けなさを感じると共に妬み?みたいなのも
あった。
「やりすぎってのもさすがにどうかと思うけど」
さっきも書いたけどこれは自分の数の少なさからでた
嫌味だったと思う。でも、やっぱり数が多すぎるのは
なんか嫌だった。・・・とこれも結局妬みか?(ww
「だって誘われたら断れないじゃん。かっこいい人
だったら嬉しいし!もちろん誰でもいいってわけじゃ
ないんだよ」
「かっこよければ・・・か。まぁ、お前とオレじゃ価値観とか
違うし、お前は顔がよければ誰でもいいってわけね」
皮肉を込めていってやった。
お、更新してるw
「ま、基本的にそうかな。まー何とでも言えば」
なんか怒らせてしまった感じだった。
散々嫌味を言っておいてあれだけどやっぱり怒らせる
ってのは悪い気がして、ついフォローしてしまった。
「あー、、、別にお前がそれでいいならいいけど」
「やっぱすぐ謝っちゃうっぽいね」と言われた・・・。
なんだかさっきといい今といい、心を見透かされてるよう
な気分だった・・・
「ま、お前が楽しいならそれでいいだろ・・・」
「そーそー。楽しいし気持ちもいいしね!!」と
素でそんなことを言っていた。
【恥ずかしくないのか?】と思ったが言わなかった。
何だか軽蔑しつつも不覚にもゆかりで妄想してしまい(w
ぼんやりした。
「何じろじろみてんの?」「あー、ちょっと考え事・・・」
挙動不審になった・・・。
その夜俺はすごい悩んだ。
正直言うと・・・女の体に触れてなかったこの時期。
変な意味で人肌が恋しかった。
けど、何故かは知らないけどすばるとは気まずい感じ
だったし、まぁ、そんなんだったからこんな願いだけ
きいてもらうのは悪い気がした。
でもそんな中来たゆかりからの誘い・・・
354 :
スネヲ:02/08/05 02:51 ID:v47Mv2b3
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| / ヽ/ ヽ | | /
. | | ・ | ・ | V⌒i | ゆかりに顔射
_ |.\ 人__ノ 6 | <
\ ̄ ○ / | きぼーん
. \ 厂 \
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 ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
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そして僕はゆかりに病気を伝染され、チンポがポロリと取れました。
終了
age
358 :
なまえを挿れて。:02/08/10 11:11 ID:zrdEP+sz
【2ch】「2ちゃんねる公式ガイド2002」が販売中だ( ´∀`)モナー
http://news2.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1028602905/l50 2ちゃんねる公式ガイド2002は、株式会社コアマガジンから2002年8月5日に発売される
書籍です。 CD-ROM+ステッカーつきで値段はちょっと張りますが、よりマニアを目指す
人には楽しい本となっています。 読者対象は中級以上の2ちゃんねらーで、ウラワザ・
セキュリティ・板ガイドなど、2ちゃんねるをより楽しむ方法を解説。付録CDにはさまざま
な2ch関連アーカイブを満載。
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http://www.coremagazine.co.jp/2ch/ ( ´D`)ノ< 一人一冊から一部屋一冊の時代がやってくるのれす♪
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359 :
コギャルとHな出会い:02/08/10 11:20 ID:btTisBzK
http://kado7.ug.to/net/ 朝までから騒ぎ!!
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おひさです。なんだかすごいことになってしまって・・・
すごいぼろぼろです。明日に報告しようと思います。
今日は寝かせて、お願い・・・
361 :
なまえを挿れて。:02/08/15 14:27 ID:ISPKHtLP
保全あげ