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なまえを挿れて。:
関係ないけど俺は軽い鬱でした。
大学に入りたてのころ、好きで勉強してらわけではないので(皆そうだとおもうが)
目標をなくして引きこもり状態に入った。スポーツもあまりしたことがなか
ったんだけどテレビでみるフリークライミングの孤独な孤高さとかにひかれて
いた影響もあり、フリークライミングジム(平日の夜は人も少ない)に通いはじめ
めた。最初は自分の体重も支えきれない状態だったが、ハーネスで吊られて高い
壁にのぼる不安定な恐怖と、下におりた時の安堵感がヤミツキになり無心に壁
をのぼり続けた。体を虐めるほど昇り降りをすると筋力もつくし、壁を克服す
ればへんな自信もつく。医者にそのことを話すと壁のぼりとかはドーパミンと
かアドレナリンとかがよく出るから鬱とかにいいんだそうな。
そういう恐怖体験は日常を活性化させるとアドバイスを受けた。今は趣味が
クライミングですし、自分の体を風呂に入る時に眺めるのもナルシスト的では
ありますが好きです、そして自分自信が好きになりました(良い意味で)。
そしたら不思議、俺にも彼女が出来た。まさか自分がこんな美人と接点がある
とは思えない彼女です。精神病のある人は視野が狭いので、彼女の携帯が繋がら
ない時は誰かにとられる強烈な不安感が湧いてきますが、それは自分の弱さだ
と言い聞かせて、勉強をするか壁を上っています。本当に簡単なことですが、
精神の病をもつものはエネルギーを向かわせるベクトルの位置をしらないだけ
だと思います。今は鬱を持つ自分自信を確実に克服できると思っていますが、
こんな幸運(クライミングジムが近くにあるとか)がなければ社会への復讐と
か訳のわからないことで人でも刺していたのでは? とか考えてしまいます。
私が言うのもなんですが、精神病の人とのつき合いは慎重に相手をみた方がい
いと思います。相手がそのベクトルを間違えればやっかいなことになると思い
ます。