ビックカメラ総合スレPart55

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34目のつけ所が名無しさん
企業が拡大策を取る場合、自前の資金で行なうなら特に問題はない。

旧ダイエーに代表されるように借入金への依存度が高くなると、

当然消費低迷の直撃を受けた場合、危機に陥る。
ヤマダ電機はこの点、どうか。
ヤマダ電機の08年3月時点での有利子負債は2792億円だ。
かなりの額になる。
それに対し剰余金は2222億円ある。有利子負債が明らかに上回っている。しかしそれは同業他社にしても同じになる。
同業他社のそれを見ると、どこも有利子負債の額はヤマダ電機に比較して小さいものの、
剰余金に比べると圧倒的に多くなっている。

  たとえばビッグカメラだ。有利子負債903億円に対して剰余金256億円。
借入金が圧倒的に上回り、好ましい形ではない。我が家の近くに店舗があり、
私がよく家電を購入するコジマにしても似たようなものだ。
同社の有利子負債は897億円、剰余金は201億円だ。このように一社ごとに紹介していてはキリがないが、
これらに比べるとヤマダ電機の有利子負債と剰余金がバランスしていることが分かる。

  これによりヤマダ電機は同業他社に比べて健全経営がなされている。
こう見てよく、サーキット・シティのようなことにはならないことが分かる。
それに消費は減速傾向にあるものの、幸いなことに家電量販店を直撃しているわけではない。
今期は北京五輪特需で薄型テレビの販売増があり、来期はそれがなくなるものの、
それでも経営を揺るがすほどの減収は考えにくい。
都心への相次ぐ大型出店により増収増益が見込めるからだ。

  ではヤマダ電機に死角はないのか。都心での出店攻勢にいつか限界が来る。
その日になる。しかしもちろんそれは今日明日ではなく、数年後になるため、いまから先取りで案じることはない。(
執筆者:北浜流一郎 株式アドバイザー)