35 :
検証家:
>超音波歯ブラシの出力を0.3Wとした算出根拠を教えてください。
電動タイプでない超ハの消費電力が0.6Wとある。変換効率を60%とすると0.6X0.6で0.36Wとなる。
低く見て0.2W 高くて0.5Wなのでおよその推定値として0.3Wとした。(これが0.5Wであっても考察結果は同じ)
>あと、単位面積あたりの出力値の単位は何ですか?
これはW(ワット)で仕事量。言い換えると1秒間で超音波振動子が押し引きした移動量の総量のこと。
超音波は仕事量に”仕事”は比例しない特徴がある。例えばキャビテーションはある閾値を越えないと発生しない。
つまり1Wの超音波振動子でようやくキャビが発生していたとき、0.5Wに落とすと半減するのではなくゼロに近くなる。
これは重要なことで、超ハの超音波出力は微弱だが微弱なりに効いているのではないか、ということはないのだ。
もともとキャビが生じない高い周波数の領域なのだが、水流説が正しいと百歩譲っても、ある出力以下では
ほとんど効果はゼロになる。
リニアに発現しないという特性があるのだ。