超音波歯ブラシを検証する

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24検証家
以下は私の想定だ。(実際に実験してもほとんど同じ傾向を示すはずだ)

1 アクリル板に線状の微細な傷をつけ、澱粉糊と染色液を混ぜた擬似プラークを塗布しての除去差---→変化なし
2 同じ擬似プラークを板に塗り、毛の先端から0.2ミリ離して水中で8秒照射したときの除去差---→変化なし
3 2と同じ条件で水を泡に替えての除去差(実際の口内を模す)---→変化なし
4 擬似プラークに大腸菌を加え2と同じく照射したあと、48時間培養させた菌数---→変化なし
5 擬似プラークをアクリル板とラバーの間(歯周ポケットを模す)に塗布し、境目に毛を8秒当てたときの除去差---→変化なし
6 同じく5に大腸菌を加えて1時間後の菌数を比較する(歯磨き後のポケット内の残存菌数を模す)---→変化なし
7 歯茎に見立てたシリコンゴムに毛を当て温度上昇を見る(マッサージ効果を模す)---→変化なし
8 7の現象をサーモグラフィーで温度分布の差をみる---→変化なし

これらの想定実験から超ハは殺菌効果がなく、粘性の高いプラークの除去差もない。7、8の温度上昇もないなら
マッサージ効果もないということになる。

考えられるすべての項目で”変化なし”である。しかし物理的な実験で臨床データではない。
物理的には”変化”ないのに、人体では”効果あり”とするのは科学常識から無理がある。

もちろん脳内実験に過ぎないと言われるだろう。しかしこれを実際にやるのは別に難しくない。要請が高ければ
検証サイトを開いて実際にやるつもりだ。「変化なし」は実際は「測定誤差の範囲」というのが適正だが主意は同じこと。

これに似た現象をどこかでみたことがないか・・・・それがホメオパシーだ。
測定誤差の範囲ながら「効果あり」。 論文があるから本当だ、保険が利くから本当だ、嘘ならとっくに淘汰されているはず
いまだにあるのは本当の証拠。というロジックに酷似。元が(出力が)微弱なら以後は発現しないのだ。