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検証家:
歯周ポケット内の異物の除去に限定する。(水流では歯垢は取れない ブラッシングの代わりにはならないと既に書いた)
既にブラッシングを終えた歯周を想定する。歯周ポケットに雑菌(異物としてもいい)が入っている若干不健康な歯茎としよう。
これの異物指数を100とする。超音波ハブラシをどれほどの時間あてれば指数20まで下がるだろうか。
既にブラシ先は届かない部分だ。実験では3分とか30秒とかあるが、30秒で指数20まで下がったとしよう。
ではWPなら何秒かかるか。パルス的な高圧が毎秒10パルス出る。(パルス的なことは補助要件)
1秒もあれば(10発のパルス水圧がかかる)指数20には下がるだろう。ここで30秒÷1秒=30倍の効率となる。
さて指数を10まで念入りにやってみる。超音波は3分はかかるだろう(あるいは無理かもしれないが)
WPは2秒もあればいい。180秒÷2秒=90倍となる。
では逆に指数40ぐらいの簡易清掃ならどうか。
超音波はそれでも30秒というわけにはいかず、20秒は要るだろう。
WPは10パルス/秒なので、5発も当てれば粗い異物は吹っ飛ぶ。20秒÷0.5秒=40倍となる。
最も落差が考えられるものは超音波が10分あてても指数20までしかいかない超音波が届きにくい奥歯などだ。
WPは水流なので奥歯の周囲でも楽に届く。この場合600秒÷2秒=300倍となる。
超音波ハブラシは極細毛を使おうがポケット内部まで入り込めない。WPは強引にポケットを水圧で開け
同時に異物を取り除く。これらは秒単位の短時間で行われる。
これらの差から大まかにいって数十倍から数百倍の除去効率の差が導き出される。