買ってすぐ使える”充電池「eneloop」

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13目のつけ所が名無しさん
ちょっと立ち止まって、この電池のターゲットユーザーを考えてみたい。

まず、ちゃんと二次電池を満充電にして持ち歩くようなマメな人は、別にこれを
使う必要はなく、従来の高容量タイプを使えばいい。

また、「壁掛け時計の電池が切れたから買いに行く」というように、明確な利用
目的があって、計画的に電池を購入する人も、容量あたりの値段が安い乾電池
を購入すればいい。

したがって、この電池を買うのは、従来、出先で電池が切れてとっさに乾電池を
購入していたようなシーン、ポータブルオーディオとか携帯電話とかデジカメの
緊急用途が中心になる。

これら、従来はアルカリ乾電池が満たしていた需要をこの電池に置き換えると
何が起きるか。

この人たちは、上記の理由から、毎日マメに二次電池を充電して持ち歩かない
人たちだから、電池が切れたらまたこれを出先で買うという行動を繰り返す。

そうすると、従来は使用後にリサイクルに出されていた電池が、「どうせ充電
できるんだったら捨てるのはもったいない」という理由でどんどん手元に
溜まっていく。

これは、資源の浪費を加速する。