超音波歯ブラシ

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139検証家
なんにでもナンクセをつけてるようで申し訳ないが
>プラークやバイオフィルムの結合力を弱めるということらしい

これも確かにまともそうな効果に見えるが、よく考えると時間軸で矛盾がある。
これらの結合力を弱めるにはどれほどの時間が必要なのだろうか。もっとも短めに見積もっても10秒は要るだろう。
そして結合度合いを30%ほど弱めたということにしよう。 すると次の疑問が出てくる

1 超音波が照射している間にブラシの先端は歯垢に触れ、効果がでないうちに除去される。
2 結合度を仮に30%減少させたとしても、そのままの比率で時間短縮が起きるわけでもなく、ハミガキ時間に寄与するのは
  よくても数%の効果しかない。
3 発振子からのエネルギーは伝達媒体がほとんど存在しないため歯垢にまで到達できない。(伝わるのは液中のみ)

さてここで総合効率を計算すると1が5%   2が5%  3で2% 0.05X0.05X0.02=0.005%

超音波が歯垢の結合力に働きかけ歯垢除去に寄与する割合は0.005%となる。 
つまり意味がない 強引に理由をつけただけと見る。 この証明は簡単だ。超音波を照射したときとしない時の
残存プラークを比較すればいい。公的機関風に言えば「超音波による差異は認められない」となる????