東芝、月見うどんメモリーを開発
東芝は月見うどんをメモリーとして使うことができる次世代メモリ技術
「Sanuki」を発表した。 同社の開発者会議「TOSHIBA Developer Forum
(TDF) 2001」で、明らかにされたもの。 「Sanuki」は、玉子が入っている
状態を「1」とし、玉子が入っていない状態を「0」とすることで、不揮発性の
メモリー効果を実現する。同社の社員が社員食堂で月見うどんを食べて
いる最中に発見した。
この技術によると、1bitにつき一つのうどんが必要になり、大規模メモリー
を実現するには無数のうどんが必要になるものの、「いままでの半導体
技術では、考えられないほど、おいしそうな匂いが立ち込める」(同社広報)
などの特徴があると言う。
今後、双方向のディファレンシャル削り節技術を用いて、味わいを深くする
ほか、麺を引き伸ばす(strain)ことによりコシの強さを高める技術で、歯ごた
えを高めつつ、おいしさを引き上げる計画だという。
http://www.d-uso.to/tech/01/memory.html