LPガス会社 丸江
http://www.marue.jp/vr3/news.html CO中毒事故の発生原因
COは、燃焼器具でガスが燃焼する際の不完全燃焼によって発生します。CO中毒事故の
共通の発生原因としては、近年、住宅が高気密な構造となってきていることが挙げられ、
また、冬季の暖房、夏期の冷房のために両期間では換気が不十分となる傾向もあり、
発生の確率が高くなってきているといえます。
CO中毒事故対策
防止対策としては上記の発生原因を取り除くことにあります、このことからCO中毒事故
防止の基本として次の4項目が挙げられます。
屋内空気を燃焼排ガスで汚染しない器具の使用(床暖房、ガスエアコン、クリーンヒターなど)
燃焼器具が不完全燃焼を起こす要因を取り除くこと
燃焼器具が不完全燃焼し、CO濃度が高くなったときにそれを検知できるCO警報機の設置 」
建築環境工学研究所 「空気の化学」
http://iwate.info.co.jp/ATOM/atom108m.html 「一酸化炭素と時間の経過
一酸化炭素による影響は時間の経過も重要で、100PPMの部屋に1時間居てもほとんど
症状は出ることはありませんが、5〜6時間も居続けるとなると 症状が出始めます。
しかも、一旦不完全燃焼を起こした熱器具をそのままにしていると、うなぎ登りの勢いで
一酸化炭素濃度は増えていきます。消防署庁が行った実験結果では、20畳(33平方メートル)
鉄筋コンクリート造りの部屋(気積は92立方メートル、自然換気回数は0.3回)で、
ガスストーブ・ガスコンロ・湯沸かし器を同時に点火して 放置した場合、
致死ラインの1,000ppm(0.1%)に 2時間50分で致達したそうです。
一酸化炭素の発生は、燃焼している器具のまわりがきわめて高濃度になりますから、
離れているところの人がなんともなくてとも、燃焼器具のそばにいた人が、
突然倒れるという事も珍しくありません。器具の周辺はきわめて危険性が高いと
思ったほうがよいでしょう。」