1 :
佐々木隆三:
本日(2000年9月18日) 午前10時30分より
東京地裁 民事第29部 622号法廷にて、事件番号:平成12年 13983号
原告 :Mワールドパンクラスクリエイト
被告 :前田日明
事件名 :損害賠償等の第一回口頭弁論が行われました。
2 :
佐々木隆三 :2000/09/18(月) 17:25
それで傍聴してきたのですが、原告・被告側とも、代理人(弁護士)?のみ出席。
いたって地味というか、とにかく裁判はそういうものらしいんですけど、
被告提出の訴状を陳述(読んだことにする)、
原告提出の答弁書を陳述(読んだことにする)、
その後は次回公判の期日指定で、もう閉廷。
内容は傍聴人には何もわからない(いまの段階では閲覧もできない)。
唯一、察することができるのは、原告側が提出した
甲1号証〜甲8号証という証拠が、雑誌のコピーらしいので、
これは前田氏の、講演会などでの発言を、パンクラスが名誉毀損で
指摘するのだろうな、ということくらいでしょうか。
前田氏側は「本人は多忙なので」と、具体的にひとつひとつ認否するのには
時間がかかりそうだとのことでした。ちなみに、知的財産権とか、メディア関係担当の部であるようで、
そのすぐ後には 原告:噂の真相、被告:政界出版社、
次には 原告:山崎豊子、被告:遠藤誉の裁判。
ついでに見たけどやっぱり面白くありませんでした。
丁々発止の論戦なんて望むべくもないんでしょうか。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/18(月) 17:26
本当ですか?
4 :
佐々木隆三 :2000/09/18(月) 17:29
おそらくこの民事裁判に、大きく影響を与えるだろう刑事告訴のほうが、
現在どうなっているのか私は全然知りません。
起訴なのか不起訴なのか、そもそも書類送検されたのか、
雑誌や新聞に載ったのを読んだ記憶がありません。いままでだとマット界のもめごとって、わりあい無視されてるような気がします。
一般マスコミは報道しないし(ニュースヴァリューなし)、
プロレスマスコミは触れない(臭いものにフタ)。
でもネット時代になったし、2ちゃんねるもあるしで、
じゃあせっかくオモテザタにしてくれたことだし、法律の場でどう扱われるのか、
ちょっと追いかけてみたいと思って、スレッドを立てました。
5 :
佐々木隆三 :2000/09/18(月) 17:31
私の立場はと申しますと、両団体とも見に行きますし、
きれいごとを言えば、早く和解して交流してほしいと思っています。
したがってこのスレでは、どちらか片方に立たないよう、できるだけ
ニュートラルな立場から、事実の報告者に徹したいと考えています。
ですから、別ハンや名無しで自作自演はしない、と誓っておきます。
証明できませんけど、信用していただけたら ありがたいです。もっとも全公判に通えるとは思えない上、裁判と裁判の間隔も開くだろうし、
スレが下がって消えちゃったり、板が落ちて飛んだりしたら……
その時はその時で考えますわ。
リングスファン、パンクラスファンのみなさんの、
忌憚のない御意見をお聞かせ下さい。
それではまた、後日。
6 :
名無し@お腹いっぱい。 :2000/09/18(月) 17:35
パンクラスってほんとムカツク!!!
前田が一番信用できるよ!!!!!
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/18(月) 18:55
おもしろいし、貴重な試みだと思います。楽しみにしてます。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/19(火) 01:18
次回はいつですか?
見に見に行こうかなぁ?
9 :
アン嬢 :2000/09/19(火) 01:28
6>前田が悪いんじゃ!素人に手上げるなんざ何事じゃ!しかも自分が安生にやられたら警察に被害届出してほんと矛盾だらけだよ。
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/19(火) 01:30
<9
矛盾なんてねぇーよ。
殴ったら告訴され、殴られたら被害届け出した。
当然の成り行き。
あんたの論調に矛盾があるんだよ。l
闇討ちOKとかいっといて実際KOされたら告訴じゃ!告訴!
てのはまあかっこことでは無いな。
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/19(火) 07:50
器の小せぇ裁判やってんなよ。チンカス!
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/19(火) 09:29
なるほど忌憚のない意見だ(笑)
パンクラスってデスクがおかしいんじゃねえか?
14 :
ゼニカル@ボクサー :2000/09/19(火) 09:49
佐々木さん頑張って下さい。
期待しています。
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 00:35
むにゃむにゃ・・・尾崎のチンカス野郎・・・(寝言)
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 01:29
パン組の選手ってこの裁判どう感じてんるんかな?
無茶な引き抜きの契約問題って事なら裁判もわからんでもないけど
どついた、どつかれてないとか、前田の発言が気にいらんって言って
たとえ裁判に勝ったとしても動員数は増える見込みないのに。
団体としてはもうおわったな。どや?みのわ選手。飛び出してしまえ!
いつまでもアマチュアな菊田やサクのパクリ元気なんかがイキがってる
ところに居ててもしゃーないで。船木はあくしょんすたーになるために
ヒクソンと試合して知名度あげる事しか考えてなかってんから。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 02:10
TAWARAちゃんて呼称もだんだんメジャーになってきたね
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 02:21
誰さ> TAWARAちゃん
19 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 02:24
前田が詐欺罪でも告訴されたって本当??
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 02:30
あんまりボンクラスは司法の場に出ていかないほうがいいと思うのは俺だけかな(笑)?
引退するからもう関係無い、勝手に手が後ろに回ってくれ、ってか?
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 02:48
前田は詐欺罪で告訴されても当然だな!
人生そのものが八百長だからな(笑
わかったから、パンヲタクソ(w
リンヲタ叩くしかノーがないんだな(w
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 03:07
リンオタってアホが多いから叩きやすいいんだよ(笑)
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 03:11
アホさでは甲乙つけがたいがな(わら
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 03:14
叩きに腰が入ってないのはパンクラス風?
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 03:15
リンクラス風
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 03:17
>26
ひゃあ。さぶッ。
なにこいつ(笑)
オマエのほうがサブいぞ(藁
臭ヲタよ(藁藁
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 03:23
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( メ゚Д゚)<まぁまぁ、マターリしようぜ。
UU ̄ ̄ U U \_____________
うんこスレッドAGE
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/26(火) 03:53
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
〜′ ̄ ̄( メ゚Д゚)<臭とは臭う、臭いな!
UU ̄ ̄ U U \_____________
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/27(水) 07:17
でも、パンは訴えたっていう形だけが欲しいんであって、どうせうやむやで終わっちゃうんだろ?
つまんねぇよ。
俺はリンオタで前田ファンだけど、訴えるなら訴えるで前田をムショに送るくらいのことはやれよ、尾崎は。
ったくパンはどいつもこいつも口ばっかりの腰抜けファイトだな。
リングの内も外も。
ぬるいよ。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 10:43
>でも、パンは訴えたっていう形だけが欲しいんであって、どうせうやむやで終わっちゃうんだろ?
>つまんねぇよ。
そうだね。
>俺はリンオタで前田ファンだけど、訴えるなら訴えるで前田をムショに送るくらいのことはやれよ、尾崎は。
>ったくパンはどいつもこいつも口ばっかりの腰抜けファイトだな。
食通がおおいんヂョ
>リングの内も外も。
>ぬるいよ。
ぬるくはないね。
リングスは八百長、パンクラスはガチンコ。
これ常識。
前田は詐欺罪でも逮捕できるな。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 11:18
パンもヤオ。
長谷川を殺したのは・・・。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 11:37
>34 でも前田は昔は強かっじゃん
猪木と抗争してたころとか
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 11:44
判決が出る前に両団体とも潰れたりして、トホホな経営状態。
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 13:43
判決って言っても示談にしなさいとか和解しなさいとかそんなもんでしょ?
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 13:54
今月の紙プロのジェレミーホーンのインタビューでは、「前田さんは殴ってない」だそうです。
裁判所はジェレミーを出頭させて事情を聞くべき。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 13:56
尾崎はどうせトイレで自分から壁にぶつかるかなんかして怪我を作って見せたんだよ。チンカスが。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 13:57
どっちにしてもこんな恥ずかしいことで世間に
名前広めることはないよ。
どっちも大人になれって
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 14:02
まったくだ。
特に尾崎は大人になれ。
前田はおもしろいから大人になりすぎても困るが、いい年なんだから問題は起こすな。毒舌くらいにしておけ。
(毒舌でも訴えられてるんだけど・・・(笑))
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 14:04
尾崎は昔のマンガのウラナリな学級委員みたいだな
44 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 14:06
小細工好きだしな
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 14:13
てことは、やっぱ前田は「番長」か、トイレに人連れこむの好きだし。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 14:30
今回は「学級委員尾崎」の自作自演だったので、前田はいい意味で「言うだけ番長」です。よかったよかった。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 14:38
その隙に、転校生であるプライドの責任者が
学園を牛耳っていくという。
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 15:13
じゃあ悪の校長は猪木だよな
49 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 15:21
無意味な教頭は藤波。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 15:38
高田は能天気なボンボンかな
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:20
敵か味方が謎の転校生川崎。
「久しぶりだな、前田・・・こいつとこいつとこいつはもらっていくぜ。・・・あと、こいつも」
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:24
「私はどうなっても良い!闇の総理大臣を倒して!」・・・鈴木みのる
「分かった」
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:29
船木は勘違いの二枚目気取りか?
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:30
船木は死体役
いや、これは別スレだった
55 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:34
船木はバラをくわえて登場し「まちたまえ君たち暴力は・・・」言い終わらないうちにふっとばされるエキストラ。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:38
船木おいしいな〜
意味ありげにカメラが寄る、アップのショットがあるけど
あとは終わりまで出てこないただの生徒Aというのは?
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:39
「ようここまで来たな。そうや、おれが闇のCEOや。この世界は全ておれがブッキングしとる」
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:47
(笑)別スレッドたててよ>
これは「格闘家ドラマ・映画のキャスティングシリーズ」
とかやれば楽しくなりそうな気がするよ。
刑事ドラマ編とか、感動教師ものとか
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:49
エンセンは謎の日系人
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 20:59
アレク、ホモの保険医
61 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 21:07
朝日、ノートルダム
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 21:23
アンドレ・・・巨大なオブジェ
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 23:47
アンドレ・・・校舎だろう
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 23:50
身代わりに罪をかぶる元やくざ藤原「罪滅ぼしなんだーッ」
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 23:51
生徒のエキストラは全員覆面>大阪とみちのく
66 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/29(金) 23:52
えんせんはハワイの王族が日本に嫁探しに、というゲスト。
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/30(土) 07:11
つまりなんだ。
ネタスレにしつつ続報を待ってるという状況なわけだな?
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/30(土) 09:58
いいなあ、このスレ。爆笑したぞ。で、続報はいつなの
69 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/02(月) 14:49
相当先だろう
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 21:57
あげ
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 22:10
なぜ
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 22:27
民事訴訟の一般的展開から
73 :
佐々木隆三 :2000/10/03(火) 22:32
えー(汗)、本日午前10時30分より、東京地裁577号法廷において、
民事第50部 事件番号:平成12年(ワ)第14013号
原告 :尾崎正巳
被告 :前田日明
事件名 :損害賠償等 の弁論が行われました。
……って、なんだ別の裁判がもう始まってますよー!!
どうやら、前のは名誉毀損、こちらは暴力行為を巡る民事裁判みたいなのですね。
訴状を複数出したのは報道されたけど、別々にやってるのは知りませんでした。
74 :
佐々木隆三 :2000/10/03(火) 22:34
今日は記録を閲覧しに行ったんですが、
「森首相の買春裁判やってるかなー」と開廷リストをのぞいたら、
盲亀の浮木ウドンゲの、なんとちょうど尾崎・前田裁判が開かれる直前でした。
さて、ご無沙汰いたしました。スレ立てっぱなしのまま、
「悲惨な1のいるスレッドに登録されたらどうしよう」と心配しつつ、
パンクラス横浜文体などに行ってました(次はリングス代々木にも行きます)。
ようやく訴状・答弁書を確認できましたので書き込みます。
あ、今日のところは13983号のほうですね。
75 :
訴状(抄) :2000/10/03(火) 22:36
原告 株式会社ワールドパンクラスクリエイト
右代表者代表取締役 尾崎正巳
(通称名 尾崎允実)
被告 前田日明
損害賠償等請求事件
請求の趣旨
一 被告は、原告に対して、金200万円及びこれに対する本訴状到達の翌日から支払い済みに
至るまで年5分の割合による金員を支払え。
二 被告は、別紙目録一記載の雑誌類に、別紙目録二の内容の謝罪広告を、別紙目録三記載の条
件にて各一回掲載せよ。
三 被告は、別紙目録一記載の掲載紙他の日刊スポーツ新聞及び週刊スポーツ雑誌、インターネ
ットホームページ、全国及び地方ネットでのテレビ、ラジオ放送その他一切の通信媒体を通じ
て、別紙目録四記載の事実に反する発言をし、もしくは第三者に発言させてはならない。
四 訴訟費用は被告の負担とする。
との判決並びに第一項につき仮執行の宣言を求める。
(以下、請求の原因へと続くがひとまず略=佐々木)
76 :
答弁書(前田氏側) :2000/10/03(火) 22:38
第一 請求の趣旨に対する答弁
原告の請求をいずれも棄却する
訴訟費用は原告の負担とする
との判決を求める。
第二 請求の原因に対する答弁
次回までに提出する。
第三 被告の主張
追って主張する。
以上
77 :
佐々木隆三 :2000/10/03(火) 22:40
これから長々と続くわけですが、とりあえず今夜はここまでということで。
(コピーできないので書き写すのに疲れました)たぶん明後日くらいに、
問題の「別紙目録」をご紹介します。いろんな意味でたいへん面白いです。
なお、もとより公判記録に著作権などないでしょうし、ここの内容は
他のサイト等に転載してもらってかまわないと思いますが(2ちゃんの宣伝もよろしく)、
もし万一ですよ、商業紙誌に載せるなら、このまま丸写しはやめたほうがいいと存じます。
あくまで(抄)ですし、原文と表記とか変わってるとこもあるし、
直接調べに行かれることをおすすめします。
これまでのみなさんのレスに感謝しつつ、ではまた。
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 22:41
いつ結審するんだろう
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 22:43
お疲れさまです。
またよろしくお願いします。それまでネタスレとしてあげときたいものだ。
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 22:44
お疲れさまです。意味のあることですからこれからも無理のない範囲でがんばってくださいませ。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 22:45
おお、常識人が少なくとも二人(笑)
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 22:55
とりあえず、次まで佐々木隆三氏を褒め称えるスレッドにしておく?
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 22:58
まてまて。今回の分の情報が全部アップされるまであまりネタを挟
むと読みにくくなるよ。出尽くしてから、次の裁判までの間をネタ
としようよ。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:04
了解。しかし常識人が多いな。
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:13
しかし裁判記録が未だ電子化されていない後進性を憂える。
と同時に、ほんとにアナタは偉いよ。
ゴング週プロ紙プロSRS、お前ら彼一人にかなわん!!!
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:15
これがジャーナリズムだな。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:18
よりにもよって2chでジャーナリズムの心髄に触れる機会が得られるとは。なんという皮肉か(笑)
88 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:20
こういうの、ことわざでなんていったっけ?
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:21
豚に真珠(笑)
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:22
馬鹿編集者はよく読め。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:28
お互い相手に裁判費用を負担しろって要求してるけど、これは一般的な展開なんだろうか。
92 :
名無しさん :2000/10/03(火) 23:30
たしかそうですよ。
93 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 23:58
どっちが払うのか楽しみが増えたな・・・(笑)
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 00:03
パンクラス払えるのか?
95 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 00:25
選手は金持ってなくても尾崎は持ってるよ。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 00:43
選手が減ったりして(笑)
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 00:47
口減らし?
あっ、鈴木への引退勧告って・・・
98 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 00:52
鈴木のギャラが前田の懐に(笑)
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 00:55
前田は間接的に鈴木から金を返してもらえるんだ。
とうとう。
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 12:52
前田はU末期には自腹切って選手にギャラ払ってたもんなぁ、10年がかりの返還
ですか。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 12:59
「それだから俺がボスだ」という思考さえなきゃ皆ついてったのにね。
しかも三派に分かれて以降もそのノリだったし(笑)
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 13:01
鈴木可哀相だな・・・
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 13:06
自腹切ってるのに、誰もついて行かなかったってのも可哀想だね。
田中正吾はついていったか(笑)
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 13:21
まあ、他のメンバーについては前田が人徳がないから、といえるが
船木に裏切られたのは前田の責任だけじゃなさそうだぞ。
父と慕う藤原を切ったのは恩知らずといわてもしょうがないん
じゃないか?藤原のタニマチに下の世話までさせといて。
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 13:23
一人2人じゃないところが問題なんだよ、第二次Uの崩壊は。
あのとき、曲がりなりにもまとめていたら、いろんな流れが
変わっていたのに
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 13:28
前田の人徳の無さと、船木の恩知らずが招いた結果ということで。
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 20:03
盗撮あげ
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 23:33
そういえばホーンは何て言ってるの????
109 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 00:20
>106
尾崎の汚さをわすれてるぞーーーー
紙プロをみた?
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 00:28
\ /
´ `
"Д゛<全然問題ないよ
"
111 :
佐々木隆三 :2000/10/05(木) 13:50
こんにちわ!
今日はお約束通り、訴状の「別紙目録」を書き込みます。
第13983号(名誉毀損)のほうです。今後、第14013号(暴行)とか
書いて区別することになるかと思いますが、これは名誉毀損(や暴行)を「した」と
いうことではなくて、もちろん「したかどうかの事実関係を争う裁判」てことです。
もっと正確には、前者が名誉毀損・信用毀損・営業妨害、
後者が暴行事件に対する損害賠償と名誉毀損ですか(ゴング格闘技による)。
極力、一方の側に立たないよう、慎重に進めたいと願ってますから、
念のため断わっておきますと、「私は創ってません」!
つまり、以下の内容は本当に記録に書いてあった通りです。
スレッド75の訴状「請求の趣旨」に対応してますので、
照らし合わせながらお読みください。
112 :
(別紙)目録一 :2000/10/05(木) 13:51
謝罪広告掲載紙
一 左記各雑誌の広告欄
1 株式会社ベースボールマガジン社発行の「週刊プロレス」
2 株式会社日本スポーツ出版社発行の「週刊ゴング」
3 新大阪新聞社発行の「週刊ファイト」
4 株式会社ダブルクロス発行の「紙のプロレス」
113 :
(別紙)目録二 :2000/10/05(木) 13:53
謝罪広告文
「お詫び
私が、「週刊プロレス」「週刊ゴング」「週刊ファイト」「紙のプロレス」を始めとする
プロレスメディア等の取材に対して、「パンクラスがリングスのことを八百長であるとフ
ジテレビ又は電通等を通じていいふらしている」、「パンクラスの国内選手は弱く、外人
選手も米軍基地のクラブ等にいる者を勝手に強豪だと言っている」旨の虚偽の事実を述べ
たことにより、貴社の信用が著しく毀損されるところとなりました。ここに謹んで陳謝し、
以後このようなことは一切行わないことを誓約いたします。
平成12年 月 日
前田日明
株式会社ワールドパンクラスクリエイト
右代表者代表取締役社長 尾崎允実 殿」
114 :
(別紙)目録三 :2000/10/05(木) 13:54
掲載条件
(一)記載の雑誌等の広告欄に、表題12ポイント、宛先及び前田日明名
12ポイント、本文9ポイントの活字を使用して、右(二)の謝罪広告文
を各一回掲載する。なお、日付は掲載日を記載する。
115 :
(別紙)目録四 :2000/10/05(木) 13:56
1.原告は、訴外株式会社リングスのことを八百長であるとし、フジテレビ
又は電通等を通じて言いふらしていない。
2.原告所属の国内選手が新弟子程度に弱い選手ではないこと。
3.外人出場選手も米軍基地のクラブ等にいるものを原告が勝手に強豪だと
宣伝、広告したことはない。
以上
116 :
佐々木隆三 :2000/10/05(木) 13:58
さっ、いかがでしたか(水野晴郎調)。
ご参考までに>12ポイントは1文字の大きさが約4ミリ、9ポイントは約2.8ミリだそうです。
こんどは来週になる予定ですけど、いよいよ本文に当たる(ような気がする)、
訴状の「請求の原因」部分をアップします。ここが一番長いので、いっぺんには終わりませんが。
むしろパンクラスファンとしてツッコミどころ満載の、非常に楽しい文章です。
それではみなさん、ご感想よろしく!!
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 14:39
おもしろすぎます。弁護士と文章を作ってる尾崎の顔が浮かぶと笑いも倍増です。
続報、楽しみにしてます。
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 14:41
前田は今のところ、訴えられるままに冷静に対応しているように見えますね。名誉毀損だ誣告だと逆告訴して相手の体力を削り取る方法もあると思いますが、それをしないのはこの裁判に自信があるのか、単に大人になっただけなのか。
119 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 15:11
相手にしてる暇なんてないだけでしょ
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 15:16
しかし改めてみると結構下らないことで訴えてんだな・・・
ここのみんなの発言がもし裁判になったら死刑だな。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 15:20
本当にパンクラスって暇なんだね。
こんな事ばっかりやってると他の団体もすぐ訴えられると
思って相手にしなくなっちゃうよ!
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 15:27
いや、始めから相手されてないし・・・
123 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 15:59
このスレッドはどこまでが真実なの?
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 22:07
>120
しかもこまわりくんに宣告されそうだな(笑)
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/05(木) 22:16
>122
小川に完全無視を決められてましたね。
インタビューで「なんにもなし」はないだろう。
いくらつきあいが無くても同じ業界なんだからもう少し
社交辞令というかリップサービスを、とパンクラス寄りでない
俺ですら思ってしまったよ(笑)
126 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/06(金) 01:46
リングスとパンクラスではパンクラスのほうがまだまし(あくまで比較よ)と
思っている俺でさえ、この訴状(115)にはビビッた。
つーのは、横須賀外人云々は自信があるとしても、「フジ関係者に対して
八百長だといってた」というのはホントの話だと思ってたんだよ。
(まあ、そのころはハン・フライ全盛だからな……)無理はねえだろう、ってな。
訴える時、例えばそれは外すこともできたのに、わざわざ入れてるののには
驚いた。清原Pも証人に呼ばれたら面白いな(ワラ。
あと、訴えるなら「船木と鈴木は新弟子が死んだ時責任逃れを…」が訴状に
なると思ってた。あれなら時間的に前田のチョンボは間違いないし、その夜
ラジオ番組で……を蒸し返されるだけで前田のイメージダウンだからな。
いまからでも追加するよう尾崎にいうべきかね(ワラ。
でもなんにせよ、このスレッドは貴重!ますます目が離せない!
127 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/06(金) 17:04
それぞれのファンですら応援する団体の主張なり行動にひいてるところがおもしろいっすな。
128 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/06(金) 18:08
にしても尾崎ってろくな人間じゃあないねえ
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/06(金) 19:12
プロレス村の住人ですからな。無理ないことです。
130 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/07(土) 02:25
フジテレビ清原氏の念書やジェレミー“ぼくコワイからやだ”ボーン氏の証言など
私達一般ファンでも知っている証人・証拠が次の前田側答弁のとき見られるか・・
注目ですね。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/07(土) 03:17
内田統子嬢も証人台に立つんだよな。「あんた、本当に某の”代理人”だったの?」って聞いてくれ〜
132 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/07(土) 04:30
さまざまな噂の確認が出来るかも、という意味では楽しみな裁判。
はったり野郎はどっちだ・・・どっちもか!(笑)
133 :
名無しさん@お腹いっぱい :2000/10/08(日) 22:05
楽しそうですね、お宅。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/08(日) 22:08
自分が裁判に巻き込まれかけたときは大変だったけど、これは他人事だから(笑)
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/08(日) 22:41
人相からすると
尾崎きらいだなあ。
なんか変体というか悪役っぽいかおしてる
136 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/08(日) 22:45
人相で裁判の行方を占っちゃいけまへん
ちなみに、額の中央にホクロのある人は
訴訟事は避けた方が良いと、人相学では
言われています。(^^;)
138 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 09:17
えらいことですがな(笑)
というか、尾崎が裁判ごとを避けた方がよい人種なのは、我々にもわかりますなぁ。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 13:13
この裁判は、暴行事件(尾崎の虚言)だけでなく名誉毀損も含まれてるのか?
暴行については前田の勝ち、名誉毀損はパンの勝ちってとこ?
140 :
佐々木隆三あらため代々木第二(今日だけ) :2000/10/09(月) 14:05
元気ですかーッ!(春一番バージョン)
第13983号(名誉毀損)裁判の訴状、続行ーッ!
141 :
訴状(スレッド75の続き) :2000/10/09(月) 14:07
請求の原因
一 当事者
1 原告は、ハイブリッド・レスリングとの新しいスタイルのプロレスの興行等を業とする
株式会社であり、原告代表者が、若手格闘家船木誠勝こと船木優治及び鈴木みのること鈴
木実を中心メンバーとして1993年に設立した。右船木及び右鈴木はかつて被告の主催
する別のプロレス団体に所属していたことがある。原告が追求する新しいプロレスの特徴
は、「ハイブリッド」「真剣勝負」「秒殺」である。「ハイブリッド」とは、古今東西の
格闘技の優れた点を融合させる点をいう。「真剣勝負」とは、従来のプロレスでは反則で
あったチョークスリーパー(首を絞める技)を有効にしたり、アメリカプロレス界で行わ
れているアルティメットファイティング(噛みつき、目潰し以外はノー・ルールの試合)
に継続的に参加したりする等、ショー的要素を極力希薄化させた試合展開という点にある。
「真剣勝負」が範とするのは、かつて競技者が死を賭して戦った古代ギリシアの格闘技パ
ンクラチオンである。(つづく=佐々木)
142 :
訴状(つづき) :2000/10/09(月) 14:08
一 当事者
1(承前)「秒殺」とは、試合開始後短時間のうちに勝負がつくことを指し、「真剣勝負」
とともに原告が目指すプロレススタイルを表す重要なコンセプトであり、ファンの間での
流行語にもなり原告に対する人気の重要な源泉でもある。原告が目指すこれらのスタイル
に共感を寄せ、原告を真剣に支持するファンは多い。
2 被告は、自らが代表者を務める株式会社リングス(プロレス団体)の中心的存在として、
また格闘家としても著名である。
143 :
訴状(つづき) :2000/10/09(月) 14:09
二 被告の信用毀損行為
被告は、以下に掲げる各事実(以下「本件事実」)が存在しないことを知りながら、又は、
本件事実が存在せずかつ存在しないことを知らないことにつき相当な注意すべき義務があるに
も拘わらず、これを怠り、もって本件事実に関する虚偽の事実を以下のとおり各種スポーツ・
メディアを通じて公然摘示して、原告の営業上の信用を著しく毀損した。(つづく=佐々木)
144 :
佐々木隆三あらため代々木第二 :2000/10/09(月) 14:10
ここで注を。上記、信用毀損行為の2行目、やたらわかりにくい文章ですが、原文ママです。
それから、この後に記述される前田氏の各発言は、コピーとは別に、訴状の中でも当該個所を
抜粋してありますけど、今ここでは省略しておきます。理由は後ほど。
145 :
訴状(つづき) :2000/10/09(月) 14:11
二 被告の信用毀損行為(承前)
1「原告の試合は真剣勝負であるが被告の試合は八百長である」旨を原告が言いふらしている
との虚偽事実の流布
なお、被告は、平成9年ころから「被告にとって原告は邪魔であるから、被告は原告を潰す」
旨の発言を繰り返していたが、上記事実は右発言の縁由となる事実である。
(一)中央大学の学園祭における発言
(二)「紙のプロレス」第10号における発言
(三)「紙のプロレス」第6号における発言
(四)被告は、前記同様の発言を以下の通り繰り返し、これらはいずれもプロレスに関して不特定多数の
ファンに向けて発行されている次の雑誌等に掲載された。
(1)「週刊ゴング」第687号
(2)「週刊ゴング」第684号
(3)「週刊プロレス」平成9年10月14日号
(4)「週刊ファイト」平成9年10月2日号
2「秒殺」及び原告の選手の質に関する虚偽の事実流布
(一)東京経済大学の学園祭における発言
(二)「紙のプロレス」第6号における発言
146 :
代々木第二あらため佐々木隆三 :2000/10/09(月) 14:13
以上、「請求の原因」前半でしたが、なぜ前田氏の発言を略したかというと、
(一)これから裁判が進むにつれ、細かい事実認否が始まるはずだから、その都度明記すれば良いと判断した。
(二)特に「紙のプロレス」誌は現在でも手に入るから、このスレ参加者が各自、復習しておいてください。
(三)訴状引用者(佐々木)はもう各雑誌で読んでいたため、そもそも書き写してこなかった。
(四)いいかげん書き写すのに疲れてしまっていた。
等の原因が考えられると言えなくもありません。
次回は後半部です。じゃっ、いまからリングスに行って来まーす!
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 18:54
>かつて被告の主催する別のプロレス団体に所属していたことが
>株式会社リングス(プロレス団体)
しつこくプロレスと言ってみるあたりが尾崎の恨みがにじみ出てる感じがして
いやな気分が伝染してきますね・・・ううう。
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 19:08
週プロでバイトしてたときの恨みもいうときや。尾崎はん
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 19:12
尾崎やっぱり人間としてできていない
150 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 19:12
恨みをためすぎるとあんな人相になるのか・・・気をつけようぜ。
ま、ぼくらはこうして小出しにしてるから大丈夫か(笑)
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/09(月) 19:18
こんなのに付き合わされて裁判官も弁護士も大変だね。仕事とはいえ。
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 07:16
弁護士は、愚痴や恨みの聞き役みたいなつらいところもあるぞ。お金もらってるとはいえ、聞きたくないよなぁ。
明らかに自分の依頼人が嘘をついている、悪い側である、なんてときは気力も萎えがちだろう。
153 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 13:07
この尾崎作成の憎しみに満ちた文面からは、彼の正当性や、被害者としての彼への同情はわいてこないなぁ・・・。もしほんとに被害者なのだったら、そんな性格だよねぇ。
154 :
佐々木隆三 :2000/10/10(火) 13:25
みなさん、闘ってますかッ!? 私は闘ってませんッ!
ひきつづき第13983号(名誉毀損)裁判の訴状、いきまーす!
155 :
訴状(スレッド145の続き) :2000/10/10(火) 13:27
請求の原因(つづき)
三 損害 金200万円
原告は、被告による右信用毀損行為当時、「真剣勝負」「秒殺」をキーコンセプトに
原告所属のプロレスラーが文字どおり迫力ある試合を行い、ファンの声援を得て評価も
高まっていたところ、被告が前記したような虚偽の事実を公然と繰り返したところによ
り、単なるショーに堕することのない格闘技としてのプロレスを提唱する団体としての
信用を失墜させられ、少なからぬ損害を被った。原告の右信用失墜については信用回復
のための手段を講ずる必要があり、かつ、原告の被った損害につきこれを填補するもの
として相当な額は現在算定中であるも、少なくとも金200万円を下るものではない。
156 :
訴状より(つづき) :2000/10/10(火) 13:28
四 差止請求
被告は本訴状作成日現在においても、繰り返し原告の信用を毀損する行為を断続的に
継続しているものであり、同人のかかる行為を差し止めない以上、原告の信用毀損は日々
拡大しつづけることになりかねない。
被告からは、前記のような虚偽事実の流布による信用毀損行為を辞める態度が全く看
取しえない。これにより、原告が社会的信用の著しい低下を蒙っていることは前述の通
りである。
このような被告の言動から考えると、損害賠償を支払い、謝罪広告を出すだけでは、
被告が今後とも原告に対する信用毀損し続けるのは明白であるから、被告に対して、か
かる行為の差止めを命じることが必要である。
157 :
訴状より(つづき) :2000/10/10(火) 13:29
五 結論
よって原告は、被告に対し、民法709条及び不正競争防止法第4条に基づく損害賠償、
民法709条及び不正競争防止法第3条1項に基づく被告による信用毀損行為の差止並びに
民法723条に基づく名誉回復のための適当な処分として、請求の趣旨及び別紙謝罪広告目
録記載の内容による謝罪広告を求める。
(以下、証拠方法/添付書類とつづくが略=佐々木)
158 :
佐々木隆三 :2000/10/10(火) 13:30
はいっ、以上で、いまのところ私がみなさんにご報告できる資料は、ほぼ書き込みました。
(第一回口頭弁論調書もありますが、ほとんど内容はないです)
スレッドナンバーで整理しておきますと、本来は
●訴状(原告側)
請求の趣旨 75→請求の原因 141〜143、145、155〜157
別紙目録 112〜115
●答弁書(被告側) 76
の順番ですので、コピペして揃えておくとわかりやすいかも知れません。
書き込む順を変えたのは、そのほうがスッキリすると思ったからです。
では、この次はいよいよ興味津々、暴行事件のほうに取りかからねばなりませんが、
果たして私はいったいいつ、地裁へと行くことができるでしょうか。
だんだん寒くなるし……もうしばらくお待ちください。
159 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 13:33
最低でも200万+弁護料か・・・安くないかなぁ。
あ、あとプロレス各誌に広告か・・・いや、それでもそんなにはいかんだろうし。
やっぱり法律使ってあやつけたいだけじゃないのかなぁ。
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 13:34
がんばってください。
ここは数少ない貴重な「情報入りのスレッド」です。
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 14:12
>アルティメットファイティング(噛みつき、目潰し以外はノー・ルールの試合)
> に継続的に参加したりする等、ショー的要素を極力希薄化させた試合展開という点にある。
UFCに継続的に参加している日本人はTKことリングスの高阪だけだと
思うが?パンクラにおるか?近藤と高橋の一回ずつでは?(笑)
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 14:20
理想というか理念の話でしょ。
実践できてないのは悲しいけど。
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/10(火) 16:04
>>147 読解力の無い奴だな。
「新しいスタイルのプロレスの興行」「原告が追求する新しいプロレス」
「アメリカプロレス界で行われているアルティメットファイティング」
こう書き写しておけば、あれこれ反論せずとも十分だろう。
>>161 >「UFCに継続的に参加している日本人はTKことリングスの高阪だけ」
よろしいかな、ここでの原告は株式会社パンクラス(法人)。最初の高橋の参加
こそ「個人としての挑戦」を強調していたが、UFC-Jと正式に提携し、組織
として日本人選手だけでもKEI山宮、美濃輪、菊田、近藤を送り込んでいる
わけですね。「あの弁当屋は継続して、あの店に弁当を卸しているというけど、
昨日は幕の内弁当、今日はシャケ弁当だ!継続してない!」と言ったら只のアホ。
ちなみに高阪のUFCは当人もアキラ兄さんもはっきり言うように、まったく
会社としては関係無い個人の戦い(らしい)。アメリカでTKは「モーリス・
スミスジム所属」の肩書きだとも聞くが、この真偽はよく分からない。
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/11(水) 11:13
大人げないっす。
165 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/11(水) 11:37
もはやどうでも良い話題だと思う。
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/11(水) 12:20
いや、これだけひっぱったんだ。
おち(判決)を聞いて笑うまではつきあう。
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/11(水) 12:30
落ちとして、一転、「提携」なんて、いいはなしなんだが・・・
考えるに、パンクラスって、ジムとして選手の育成や発掘
にはやはり良いものがある。
リングスは興行システム、海外ネットワーク、場として良いものがある。
何とかなればなあ・・・
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/11(水) 20:11
>167さん
ホントそのとおりですよね・・・(涙)
いい選手いっぱいいるのに・・・
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 03:37
交流が実現したら、KOKトーナメントの中量級も開けるし、金原や田村、成瀬がパンクラスに出るのもおもしろいなぁ。
いまんとこ夢のまた夢くらいだけどね。
なんせ夢を語ってる場所が「裁判スレ」だ(笑)
パンクラスファンの皆さん、俺はリングスファンだけど、お互いまだしばらく辛抱の期間が続きそうだな・・・!
170 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 17:52
佐々木さん、訴状読ませていただきました。ありがとうございます。
おそらくUFC常連とはケンシャムのことだろうけど、ケンシャムは別スレ通り
リングス有利になりかねない証言。
さて、訴状に関して謎だらけなので、どなたか教えてください。
>。「真剣勝負」とは、従来のプロレスでは反則で あったチョークスリーパー(首を絞める技)を有効にしたり(中略)アルティメットファイティング(噛みつき、目潰し以外はノー・ルールの試合)
に継続的に参加したりする等、ショー的要素を極力希薄化させた試合展開という点にある。
あまり法廷でこういうのは良くないような気がするのですが・・いかがでしょうか?
200万円が何を根拠にした損害金なのかも不明。チケットキャンセル分だとかならわかるが。
>原告の選手の質に関する虚偽の事実流布
選手の質への前田発言が「虚偽」だから争うのか?そんなもの裁判やなくてリングで決めないと結果でないぞ。
裁判官も困るよ。
「虚偽」やなくても名誉毀損は成立するのに、あえて裁判所に「虚偽です」なんて申告する事体が心象悪いかも。
3年前の発言についての告訴・・・「今までなぜ訴えなかったのか?」と必ず聞かれるそうだ。
どう答えるのか?まさか告訴直後の通り「前田はその後もずっと(パンクラスをバカにした)発言していたので訴状を書きなおしていた」と言うつもりなのだろうか?
この訴状だと前田がそういった発言をした直後であっても書けたはずであろう訴状だと思うが。
しかも前田がそう言った発言を続けていたとするならなぜそれら雑誌社等に掲載を差し止める請求をしなかったのか?
そして前田の発言をまんま雑誌に掲載した各社へはなんの対策も行わなかったわけは?
何一つ解らないことばかりです。どなたかヘルプ!
171 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 19:09
ではヘルプを。
>>「真剣勝負」とは、従来のプロレスでは反則で あったチョークスリーパー(首を絞める技)を有効にしたり(中略)アルティメットファイティング(噛みつき、目潰し以外はノー・ルールの試合)継続的に参加したりする等、ショー的要素を極力希薄化させた試合展開という点にある。
>あまり法廷でこういうのは良くないような気がするのですが・・いかがでしょうか?
俺は大賛成だね。例のワ―ク・シュート論もあることだし、そろそろすっきりさせたほうがいいのでは?パンクラスのケンシャム・ヒュームだっけ?それも含めて洗いざらい法廷に出そうよ。リンもパンも過去にそういうことがあったのか、あったとしたらそれはイツのドコの試合でお互い何試合あったのか。
それを知りたくないと要っても、事実は事実だし。
もういっそ、パンクラスが返り血を浴びようとリングスが致命傷を負っても徹底的にワークについて論じるべきだと思う。シャム・ヒュームだっけ?そういう試合を含めて、ヤマケン、モンテコックス、第2次Uや藤原組や旧ルールリングス選手なども呼んでさ。
>200万円が何を根拠にした損害金なのかも不明。チケットキャンセル分だとかならわかるが。
これは知らん。多いのか控えめなのかも。ただ民事は、損害を自動的に
計算するのが困難な訴訟も一般的でしょ。過去には1円訴訟とかもあったし。>>原告の選手の質に関する虚偽の事実流布
>選手の質への前田発言が「虚偽」だから争うのか?そんなもの裁判
>やなくてリングで決めないと結果でないぞ。
前田は「パンクラスは外人の経歴を詐称している」と言ってるんだから、「一般的に強い弱いをリングで決めよう」というのはまた別の話では?
例えば「前田はろくにタックルの技術もなく、評価できるのは木村浩一郎とのエキシビジョンぐらい。安生が『金網で白黒つけよう』といっても怖がって逃げるヘタレ」というのは、バキの作者さんとかアンチの人がいう評価ではあるし、確かにリングでないと決着できないでしょう。しかし、『「前田は新日道場で鍛えられプロレスラーとして活動」というのは大嘘だ!』と言ったら虚偽か事実か争そうべきだよね。それだけの話。
>>UFC常連とはケンシャムのことだろうけどケンシャムは別スレ通りリングス有利になりかねない証言。
上にレスがある(
>>163 )けど「株式会社パンクラス(法人)」が継続して高橋、山宮、美濃輪、菊田、近藤……を参加させているということで問題ないでしょう。ちなみに外国人だけならUFC常連はデルーシア、メッツアー、タクタロフも入るか?で、別にケンシャムの発言は訴状に絡んでこないよ。
(「ライオンズデンの新人としては技術を余り知らない」のと、「クラブにいた外国人をそのまま引っ張る」のは無論天地の差がある)。
で、もし不利だとしても、真実は真実だからぜひ法廷で聞きたい。リングスのほうから証人請求したら?
>「今までなぜ訴訟しなかった」
は確かに裁判で争点のひとつにはなるが、「裁判に訴える手間や費用を勘案し耐えていたが、それが継続しているので我慢の限界となり訴えた」という申したても、ごく一般的に了承されますよ。>前田の発言をまんま雑誌に掲載した各社へは
>なんの対策も行わなかったわけ?
インタビューの発言が問題になったとき、その関与の度合いによって雑誌社も訴訟や抗議の対象にするか、発言者がより悪質と見て発言者のみの責任を問うか、についてはケースバイケースとしか言いようがない。少なくとも珍しいことじゃない。それから、「電通を通じ悪口言いふらす」「練習生死亡事故」「安生一発KO事件への関与」については、メディアを通じた反論や申し入れをしていたことは確認できます。
こんなところで、170さんの疑問は解消できるかな?
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 21:48
200万ていうのは、被害を受けましたって訴えるときの目安だそうです。
あまり安いと、被害が小さい印象を与えてしまうし。
それに額については200万を下限に膨らませるつもりがうかがえるし。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 22:23
ぶっ
>>496-499
>>512-522
完全放置されてやんの。(大爆笑
羨ましいか?俺の183センチ69キロの体格が ?
ウンコチビちゃんは160センチ60キロだもんなぁ〜〜
弱そ!(W
174 :
170 :2000/10/13(金) 09:24
>171さん
納得です。ありがとうございました。
>172さん
目安だから、なにを基準とした金額なのかはこれからわかるといったところでしょうか?
ありがとうございました。
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/14(土) 23:33
>>173 >羨ましいか?俺の183センチ69キロの体格が ?
ほっそーい。
格闘技ファンとしては全然うらやましくないな。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/15(日) 00:18
ダイエット中の俺は羨ましいけど(笑)なんでこのスレに? 誤爆?
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/15(日) 00:23
173のはコピペ。
どっかのバカがコピペしまくり。
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 07:22
age
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/16(月) 12:35
atuine
180 :
佐々木隆三 :2000/10/18(水) 13:08
ううぅぅ〜〜〜……、
オイラはパンクラスとリングスに仲良くしてもらいたいだけなのら〜〜〜!!!
オイラは2chのみんなに励ましてもらって嬉しくてたまらないのら〜〜〜!!!
現実社会では誰ひとり必要としてくれない裁判ヲタなのら〜〜〜!!!(プププ
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/18(水) 14:22
えらい。もっと働け。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/19(木) 00:02
幼児退行せず、ちゃんと裁判通ってくださいね〜
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/19(木) 00:10
なんか面白い裁判傍聴したら知らせろ。
「最高ですか〜」の白髪オヤジとか「定説」のジジィとか
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/19(木) 02:06
東京人の特権だよなあ
185 :
長井ファン :2000/10/19(木) 13:47
長井とリングスの給料支払いを巡る裁判なんかはどうだったんでしょうね。
例によってプロレスマスコミに顛末が載ることはありませんでしたが。
尾崎暴行?事件の時にホーンとともにそこにいた、
リングス社員の内田統子さんがリングスを退社したそうです。
187 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/26(木) 00:45
まともなすれなんであげときます。
>187
どこがだよ(笑)。
迷ったけど資料だから一応転載。
】UWFファン【タイトル】前田問題に関して
10/25 05:13
【メッセージ】
UWFファンだけに最近の前田の暴挙に関して提言したい。
今回のアメリカでの女性暴行事件は私の知り合いの記者の誰にきいても事実だと答える。
そこでわかっていることを確認したい。
1.事件発生は9.29アメリカのイリノイ州のレストラン。
2.被害者はリングスを退社した内田マネージャー。
3.通報はレストランの従業員が現地のポリスを呼んだ。
4.前田は手錠をかけられ留置された。
5.事件は試合前日だったため、前田は参加できなかった。
予備的資料
1.内田はリングスの秘書兼恋人だったが数カ月前に別れて、前田の頼みに屈し、渉外担当をしていた。
2.前田は今迄と違いこのことを頑に隠している。(ある雑誌などはおどされたらしい)以前「川崎を海外ならやっていいんだろう」と
まで言っていた男が。
3.今迄、記者、ホステス、編集長、団体社長、実弟などに暴行を加え、それを武勇伝の男が何故、今回は隠そうとするのか?
4.今迄前田は事件を起こしておきながら、ある第三者をつかって事件を揉み消してきたというのは業界内での周知の事実らしい。
5.今回も 帰ってきてからのイベントで『父親の容態が悪くて試合を見ずに帰ってきたという。しかし、彼は留置されていて試合の前に釈放されることはなかった。その間の飛行機には乗ってなかったのだ。
6.前田は何故嘘をつかなければならなかったのか?
情報として前田サイドが和解をしようとしていろんな人物に働きかけている。その中には怪し気な人物もいるという。
これがどこまで真実なのか?私が確認した暴行事件、前田が飛行機にその直後乗らなかった事実、隠している事実、第三者をつかって
隠ぺいしようとしているのは事実に間違いないと思っている。
--------------------------------------------
尾崎との裁判でも、内田さんは重要な役目があるのに……
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/26(木) 04:32
なんだかなぁ。
191 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/26(木) 04:35
その、事実だと答える記者だって、名前は出さないんだろ?
またぞろいつものガセじゃないのかなぁ。
でも、マジならマジで、ちゃんと報道して欲しいよ。
一般誌とプロレス業界誌両方で。
釈放されたってことは無罪放免だろ?
有罪ならこんなに早く釈放されないし。
保釈中なら帰国できるわけがない。
どっちにしろ嘘っぽいけどこんなの信じる人いるんだね。
193 :
佐々木隆三:2000/10/26(木) 17:47
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194 :
佐々木隆三:2000/10/26(木) 17:53
1はドキュソに決定!
>もし万一ですよ、商業紙誌に載せるなら
だってよ、そんなわけねーだろ、ヴァーカ!!!!
誰が2chの内容を一般誌に載せるかよ!
リンパンの裁判なんて、誰も興味持っちゃいねーんだよ!
さっさとプロレス板へ帰れ!
195 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/26(木) 17:56
おれは興味有るけど
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/26(木) 18:01
>194
あんた名前1じゃんか
カツシン帰国しなかったっけ??
>保釈中なら帰国できるわけがない。
そういう人知ってる。いろいろ手続きとか保証する人が必要になったらしいけど。
でもクスリ?関係らしいから違うのかも。
199 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/26(木) 19:45
ほぞんあげ
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/28(土) 03:19
あれ、今月の紙プロによると、USA大会決勝には
「いや俺、行けなかったんだよ。突然調子悪くなってさ、帰ってきたんだよ」
となってる(34p)。でも、HMVトークのネット上の書き込みでは大体
『入院しているお父さんの容態が悪くなったので帰ってきた』とあったはず。
どっちが正しいんだ?仮に選択肢を考えると
(1)いままでのネット報告が間違いか、悪意ある歪曲だった。
(2)父親の病気はプライベートなことなので、雑誌媒体には載せないよう
前田からの養成または自主規制があった。
(3)本来ある筈の「父親の」という一節が誤植又は記者の無能で抜けてしまった。
(4)もともと「父親の病気」も「(自分の)調子が悪い」も逮捕をごまかす
ウソなので、整合性がなくなってしまった。
どれやろ??
201 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/28(土) 06:20
国外退去?とかいうのだったら、もう二度とアメリカに行けないんでしょ?
まぁ、事実だとしても大事件ではないようですから、そこまでのことはないか…(女殴っていいって言ってるわけじゃないですよ)
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/29(日) 01:24
国外退去とはかぎらないが。
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/29(日) 04:48
結局本当なのか?いかにも本当っぽいが。
204 :
佐々木隆三:2000/10/31(火) 22:31
こんばんわ! たった今、パンクラス後楽園に行ってきたところです。
いやー、やっぱリング上を観ているのが いちばん楽しいですね。
実は、もうすでに暴行事件のほうの記録は調べてあるのですが、
やたら長い文章を、ほとんど一日がかりで写していると、さすがに
「オレって何してるんだろ?」と空しくなることも確かです。
争点がハッキリした途端、「言った」「言わない」「やった」「やらない」
レベルの話になってしまい、どうにも深みはないし……。
それでも、スレを立てた責任もあり、面白くないことはないので、
どうか書き込むことを許していただきたいと思います。
前回は小出しにしすぎた反省から、こんどはまとめてアップできればと
考えています。ワープロ打つのに少し時間がかかりそうなので、今週末から
来週を目標にしております。もうちょっとお待ちください。
205 :
佐々木隆三 :2000/10/31(火) 22:32
さて、この裁判の両方に関わる「名誉毀損」の問題ですが、
図書館で素人向けの解説書を調べてきたので、今夜はそれを書いてみます。
(世間がプライド11で騒がしいところ、申し訳ありません。)
法律にお詳しい方がいらしたら、補足・訂正いただけたらありがたいです。
(名誉毀損)
刑法230条1 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の
有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万
以下の罰金に処する。
(不法行為の要件と効果)
民法709条 故意又は過失に因りて他人の権利を侵害したる者は
之に因りて生じたる損害を賠償する責に任す
(非財産的損害の賠償)
民法710条 他人の身体、自由又は名誉を害したる場合と財産権を侵害したる
場合とを問わず前条の規定に因りて損害賠償の責に任する者は
財産以外の損害賠償に対しても其賠償を為すことを要す
(名誉毀損における特則)
民法723条 他人の名誉を毀損したる者に対しては裁判所は被害者の請求に因り
損害賠償に代え又は損害賠償と共に名誉を回復する適当なる処分を
命ずることができる
206 :
佐々木隆三 :2000/10/31(火) 22:34
裁判における「事実」というのは、「具体的な内容のこと」であって、
「本当のこと」という意味ではないようです。それは「真実」になるみたい。
だから暴行事件の訴状には、「虚偽の事実」なる表現が出てくる。
また、「被告の発言がウソかどうか」は、必ずしも、必要条件ではないらしい。
本当の話でも名誉毀損になり得る。
<それがたとい本当のことでも、名誉毀損罪になります。たとえば前科のある人に
「前科者」ということも、不倫している人に「メカケ」などといいふらせば名誉毀損に
なります。でも、それには唯一の例外があります。もし、言いふらしている内容が
「公共の利害」に関することであり、その目的も「公益」のためのとき、たとえば、
となりの工場は水銀を流している、というようなとき、それが事実であることを
証明すれば名誉毀損にはなりません。> (有斐閣「若い女性の法律ガイド」)
これ以外に、「本当のことなら」名誉毀損が成立しないのは、
「公務員及び公選による公務員(議員とか)の候補者」、
「まだ起訴されていない犯罪事実に関すること」、
あとは「死者の名誉」が、大丈夫だそうです(刑法230条の2)。
207 :
佐々木隆三:2000/10/31(火) 22:36
ただ実際、「それが本当かどうか」は、民事裁判での判決には大いに関係あり、でしょう。
また今回の訴訟でいえば、「米軍基地の外人を強豪と宣伝」していたのだとしてチケットを
売っていたのだとしたら、それは「工場の水銀」と同じ公的なものになりますか。
ただし、本当のことだという立証責任は、発言者の側にあるわけです。
もうひとつ、素人にはわかりにくいところなのですが、
具体的な事実を示さなくても、公然と人を侮辱した者は拘留または科料に処せられる
(刑法231条)というやつがあって、これは侮辱罪というらしいです。
「佐々木は拾った金をネコババした」と言いふらしたら名誉毀損罪、
「佐々木はアンポンタンである」と人前で言ったら侮辱罪、って感じなのかな?
<侮辱は、被害者の主観的な名誉感情を傷つけるもので、事実を示さないで、たとえば、
バカだとか間抜けというような場合です>(自由国民社「隣り近所の法律知識」)
しかしなー、「根性がひんまがっていて、離婚になるでしょう」くらいでも名誉毀損だし。
「名誉毀損」と「侮辱」の差異というのは、刑法上のものであって、民事では
このへんの「具体的事実を摘示」のサジ加減てのが、たぶんアイマイなんでしょうね。
208 :
佐々木隆三:2000/10/31(火) 22:37
そういう意味で、私がこの裁判において、最も、最も!(強調)
注目かつ懸念かつ大期待していた前田氏の発言は何だったのかと言えば、
「紙のプロレスRADICAL」誌28号におけるインタビューでの、
「(尾崎社長の)顔じゅう○ン○ンのような顔」なる表現だったのです。
もし、もしですよ! 東京地裁の法廷において、
「尾崎氏の顔が、○ン○ンのようかどうか」の事実認定を巡って、
尾崎さんの写真を指しながら原告側・被告側の弁護士が侃々諤々の論争を繰り広げ、
あげくの果ては判決で「原告の容貌が、全体的に男性性器に酷似すると
判断できる充分な根拠は認められず」などと言及されるようなことでもあれば、
私は傍聴して本当に良かったと心から思えるでしょう。
それでもって、どうだったかと言うと
「顔じゅう○ン○ンのような顔」という言葉は……
ちゃんと、訴状に含まれていたんですね!
では、暴行事件の訴状&答弁書のアップ準備に取りかかります。
おやすみなさい。
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/01(水) 00:26
佐々木様ごくろうさまです。
間寛平の「アメマ人形」裁判で、裁判官が、弁護士が、原告間寛平が「アメマ」「アメマ」と連呼したという…もちろん本人は振りつきで…以来の楽しい光景が見られそうですね。ちょっとうらやましいです。もし、尾崎社長がその場にいるなら、「顔じゅう○ン○ンのような顔」と言われ、裁判所内の視線が集まる瞬間の表情も見てきてください。
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/01(水) 02:44
期待大。
前田の「エイズ発言」訴状にないかな〜〜
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/01(水) 02:47
>210さん
それはいったいどのような発言なのです?
前田の名セリフを個人でこぼさず聞くのは無理ですな(笑)
212 :
佐々木隆三:2000/11/02(木) 15:18
本日、東京地裁(と高裁の合同庁舎)に行ったら、X線で荷物チェックされました。
松本智津夫被告の公判があったからかな? でもその裁判は午前10時からで、
私が行ったのは午後1時すぎでしたが。
このスレの1、つまり名誉毀損裁判の次回期日が今日13:30〜だったんですけど、
開廷リストに民事第29部が載ってない。受付で聞くと、
「ああ、和解ですね。13階です」と言われました。
これは、この裁判が和解ということではなく、和解及びそれに類する、
法廷を使わない段取り(今日のところは準備書面提出?)を行なったのでは
ないでしょうか(もしかして延期の可能性も)。
どっちにせよ、その様子を第三者が傍聴することはできないらしいので、
無駄足だったわけです。スレの8さんに
>次回はいつですか? と聞かれた時に、今日の日付をお知らせしようかと思いましたが、
書かなくて正解でした。そして、次回公判はいつなのか、私にはわからない……。
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/02(木) 15:25
しかし、ほんとによく働く人だな。
名物キャラクターになりつつあるよ。
214 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/02(木) 15:29
「佐々木隆三がソースなんだが」
をつければ信憑性が増す。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/02(木) 17:00
足で稼いだ真実はなににもまさる調味料か。
笑点か俺は…(反省中)
216 :
佐々木隆三:2000/11/03(金) 10:26
ただ今より、第14013号裁判の訴状を、開始いたします!(古田信幸調。)
大枠はスレ73を参照してください。暴行事件に対する損害賠償と名誉毀損、らしいです。
なお、私は今までこんな大量に書き込んだことはない、というくらいつづきますので、
もし途中でパソコンの調子がおかしくなったり、万一、板が飛んだりしたら
後日、つづきを書くことにします。ご了承ください。
217 :
訴状(冒頭部分):2000/11/03(金) 10:27
請求の趣旨
一、被告は、原告に対して、金505万80円及びこれに対する訴状送達日の翌日から完済まで
年5分の割合による金員を支払え
二、被告は、原告に対して、別紙目録一記載の掲載紙の広告欄に同目録二記載の謝罪広告を
同目録三記載の掲載条件で各一回掲載せよ。
三、被告は、別紙目録一記載の掲載紙他の日刊スポーツ新聞及び週刊スポーツ雑誌、並びに
インターネット上のホームページ、全国及び地方ネットでのテレビ・ラジオ放送、その他
一切の通信媒体を通じて、別紙目録四記載の事実に反する発言及び別紙目録五記載の発言を
し、もしくは第三者をして発言させてはならない。
四、訴訟費用は被告の負担とする
との判決並びに第一項についての仮執行の宣言を求める。
218 :
佐々木隆三:2000/11/03(金) 10:29
お読みいただければわかると思いますが、この趣旨部分は、もう一方の裁判の訴状と、ほぼ同じです。
したがって、これに対する前田氏側の答弁書は、スレ76と、ほとんど……ていうより完全に同じ。
だから省略して、別紙目録にまいりましょう。
219 :
別紙目録一:2000/11/03(金) 10:30
別紙目録一 掲載紙(発行所は略=佐々木)
一、左記各新聞紙
1、「東京スポーツ」「大阪スポーツ」「中京スポーツ」「九州スポーツ」の各紙
2、「サンケイスポーツ」
3、「スポーツニッポン」
4、「デイリースポーツ」
5、「日刊スポーツ」
6、「内外タイムス」
7、「週刊ファイト」
二、左記各雑誌
1、「週刊プロレス」
2、「週刊ゴング」
3、「SRS−DX」
4、「紙のプロレス」
220 :
別紙目録二・三:2000/11/03(金) 10:32
別紙目録二 謝罪広告
謝罪広告
何らの証拠もなく、「貴殿が愛人を囲っている」、さらに、「5月25日 京王プラザホテル
にて貴殿に対して一方的に暴力を振るい全治10日間の傷害を負わせたのに、振るっていない」、
「詐欺師」などと虚偽の発言をして貴殿の名誉を著しく傷つけ、貴殿に大変ご迷惑をおかけしま
した。よって、ここに心からお詫び申し上げます。
平成 年 月 日
リングス 前田日明
パンクラス 尾崎允実殿
別紙目録三
一、文字の大きさ
二、日付 (スレ114と同じ。略=佐々木)
221 :
別紙目録四・五:2000/11/03(金) 10:34
別紙目録四
1、被告は、平成12年5月25日、東京都新宿区二丁目二番一号所在の京王プラザホテル内
喫茶店「樹林」において、午後7時15分ごろ、原告に対して、一方的に暴行を振るい、傷害の
結果を生じさせた。
2、原告は、訴外 安生洋二氏が被告を殴って気絶させた事件に関し、安生氏に対して、暴行を
そそのかしていない。
3、原告は、訴外 ジェレミー・ホーン氏に対して、同氏の引き抜き行為をしていない。
4、原告に愛人はいない。
別紙目録五
1、原告を詐欺師ないしはそれに類するものであるとする表現
222 :
佐々木隆三:2000/11/03(金) 10:35
ここから先、いちばん興味の的になってくる、暴行の具体的事実たる「請求の原因」に入ります。
今回は最後までいっぺんにアップするつもりですが、訴状が全部終わってから、前田氏側の答弁を
載せると、どの部分か わかりにくくなると思います(写してて混乱しました)。
だから、原告側の主張が一段落したところで、それに対する被告側の言い分を入れます。
そうしたほうが、言ってることの食い違い、争点が明確になるはずなので。
ついでにsageにしてタイトル色も変えてみたいと思いますが……失敗しませんように。
なお、各項目には、それぞれ対応した証拠の番号が付されていますが、略します。
223 :
訴状より(つづき):2000/11/03(金) 10:37
請求の原因
第一 当事者
原告はプロレス興行を主催する訴外株式会社ワールドパンクラスクリエイト(以下、
「パンクラス」という。)の代表取締役を務める。パンクラスは、平成5年5月ころ
船木誠勝こと船木優治氏、鈴木みのる氏を初めとした若きプロレスラーにより設立された。
原告は、このパンクラスにおいて、プロレスラーとしてではなく、経営担当者として
事務局を取りしきっている、
他方、被告は、プロレス興行を主催する訴外株式会社リングス(以下、「リングス」と
いう。)の代表取締役を務める。リングスは、プロレスラーのみならず、空手家、キック
ボクサーなど様々なスタイルの格闘家を相手として戦う団体である。(つづく)
224 :
訴状より(つづき):2000/11/03(金) 10:39
第一 当事者(承前)
被告は、身長192センチ体重120キロもある体格を持ち、自らも格闘家、プロレスラー
として興行していたものである。被告は、昭和52年ころ新日本プロレスに入り、翌年より
デビューした後、同57年ころ英国に単独遠征に行き、翌年には欧州ヘビー級王座を獲得した。
更に、昭和59年ころ、新団体UWFに移籍し、同63年にはより強い格闘技色を目指し、
新UWFを設立した。
その後平成3年ころには、被告は、リングスを結成した。被告は、平成9年ころWKA世界
ヘビー級王者モーリス・スミスを撃破した後、カレリン戦を最後に、平成10年暮れ頃プロレスラー
及び格闘家としての活動から引退したが、つい最近まで、格闘家・プロレスラーとして、
第一線で活躍していたものである。
第一 請求の原因に対する答弁
一1 第一項の第一段落は、認める。
2 同第二段落は、認める。
3 同第三段落のうち、被告の身長が192センチメートルであること、自ら
プロレスラーとして活動していたこと、昭和52年ころ新日本プロレスに入って
翌年デビューしたこと、同57年頃 英国に遠征に行って翌年には欧州ヘビー級
王座を獲得したことは認めるが、その余は不知ないし否認。
被告の体重は、113キロから115キロほどである。
被告は、昭和59年、浦田昇氏が代表を務める新団体ユニバーサル・プロレス・
フェデレーション(ママ=佐々木注)に移籍し、同63年、代表者としてUWFを
結成したものである。
4 同第四段落のうち、被告が、平成3年頃に、リングスを結成したことは認める。
被告が、平成9年1月22日に対戦したモーリス・スミスは、当時は元WKA
世界ヘビー級王者であるし、カレリンと戦ったのは、平成11年2月21日である。
226 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 10:42
第二 被告による不法行為−その一(京王プラザホテルにおける傷害等)
一1 原告は、平成12年5月25日、東京都新宿区西新宿二丁目二番一号所在の
京王プラザホテル内にある喫茶店「樹林」(以下、「樹林」という。)において、
午後六時ころ、以前から面識のあったプロレスラー訴外ジェレミー・ホーン氏(以下、
「ホーン氏」という。)及び仕事で関係のある訴外株式会社スーパーエンタテインメント
社長の坂田晶氏の両氏と面会するために、「樹林」に赴いた。
227 :
訴状より(つづき):2000/11/03(金) 10:43
2 原告が、「樹林」店内の席につくと、ホーン氏の傍らには、被告の経営する
リングスにおいて被告のマネージャーを務めている訴外 内田統子女史とホーン氏の
トレーナーが同席していた。原告は、内田女史とホーン氏のトレーナーが同席することは
知らされていなかった。内田女史は、原告に対して、「リングスの内田です。ジェレミー・
ホーンはリングスと二年契約をしましたので。」と強い口調で話した。原告は、内田女史の
発言の意味が分からなかったが、内田女史は原告がホーン氏を引き抜き、パンクラスに
選手として契約するつもりであるものと誤解していると考え、原告は、内田女史に対して、
「引き抜きなんかしませんよ。ジェレミーはうちで前に呼んでいた選手で顔見知りですよ。
久しぶりに会おうと思っただけですよ、それはご存知でしたか。」と、述べた。
これに対して、内田女史は、原告に対して、「それはついさっき聞きました。」と答えた。
228 :
訴状より(つづき):2000/11/03(金) 10:44
3 そして、内田女史が、「どうぞ、お話ください。」と強い口調で言ったので、
原告はホーン氏と話し始めた。
4 原告が、ホーン氏と話をはじめた直後の午後7時15分ころ、被告が、「樹林」に
入ってきたなり、険しい形相をして、原告に向かって早足で突進してきた上
原告の腰部に体当たりし、原告の顔に、自らの顔を近づけて、
「詐欺師、なにやっとんねん。殺すぞ!」といいながら、原告の胸ぐらをつかみ、
引き込むやいなや、原告の首根元を掴み、テーブルに押し倒す等の激しい暴行を
一方的に行った。この間、原告は全くなすすべもなかった。
その結果、原告は、全治10日を要する口腔内挫創、頚椎捻挫、左肩打撲の
傷害を負った。
二 第二項について
1 一について
(一)1のうち、原告が、平成12年5月25日、京王プラザホテル内の
喫茶店「樹林」に赴いたこと及びホーン氏と会うためであったことは
認めるが、その余は不知。
(二)2のうち、訴外 内田統子がホーン氏と同席していたことは認めるが、
その余は不知。
(三)3は、不知。
(四)4のうち、被告が、同日の午後7時すぎ頃、「樹林」に行ったことは
認めるが、その余は、不知ないし否認する。
230 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 10:47
二1 被告は、右傷害を負わせた際、同時に、当時店内にいた100人程度の客等の前で、
原告に対して、「詐欺師、何やっとんねん、殺すぞ!」と申し向けたのみならず、
原告を押し倒した後、「何引き抜きやっとんねん、われ、こそこそしやがって!」と
公然と叫んだ。
231 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 10:49
2 更に引き続いて、被告は、店内の100人程度の客の前で、原告に対して、
「表に出ろ! コラ!」「詐欺師!」と公然と叫んだ上、以前に起きた殴打事件
(訴外 安生洋二氏が被告を殴って気絶させた事件)に関して、
「安生のときもそうだろ。おまえが選手をそそのかしてやらせたんや!」と
ののしったばかりでなく、さらに「ロスに愛人を囲ってるんやって。そんな金が
あるんだったら選手のギャラを上げてやれ!」、さらに、世界最強を決めるための
格闘技イベント「コロシアム2000」におけるパンクラス所属の船木誠勝選手と
ヒクソン・グレイシーとの戦い後(ママ=佐々木)の記者会見に関し
「記者会見で泣きやがって。あれもウソやろ。詐欺師!」等と公然と叫びちらした。
232 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 10:50
3 しかし、第1項及び第2項のような被告が公然と摘示した事実は、いずれも
真実ではなく、虚偽である。従って、かかる公然となされた不特定多数人に
対する虚偽事実の摘示により、原告は被告の名誉を著しく侵害したものである。
三 さらに、原告が、被告に対し引き抜きをしていない旨の説明をとっさに叫んだところ、
被告はなおも執拗に「また殴ったろか」「片輪にしたろうか」「全治1ヶ月、3ヶ月に
したろか」「怪我した振りをしやがって詐欺師が、だったら大怪我させてやっから
こっちこい」などと、原告を畏怖させる害悪を告知した。
2 二について
(一) 1は、否認する。
被告は、原告が、殴られてもいないのに、「殴られたから、
警察を呼べ」などと言ったので、嘘つきという意味で、「詐欺師」と
言ったものである。
(二) 2は、否認する。
(三) 3は否認し、その法律的効果は争う。
3 三について
否認する。被告と原告とは、「樹林」のマネージャーの指導で、
「樹林」から別室に移ったが、そこで、被告が原告に対し、
「殴っていないのに、殴られたなどと言われるのは心外である。」
「嘘をつくな。」といった趣旨の発言をしたことはある。
234 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 10:52
四 損害 -金105万80円
原告は、右傷害行為について6月27日に新宿警察署に対し原告を刑事告訴したが、
被告が京王プラザホテルにおいて行なった右一から三までの不法行為により、原告は
次のような損害を被った。
(1)通院・治療費 −金5万80円
被告の右1項記載の傷害を受けるとともに、原告は体に痛みを感じたので、
翌26日に、(医院名・住所は略=佐々木)医師の診断を受け、その後10日程
通院加療を強いられた。原告は、この通院・治療のため、金5万80円を支出した。
235 :
佐々木隆三:2000/11/03(金) 10:54
ここで注を入れます。後で、前田氏側の答弁でも出てきますが、
上記「四 損害」の1行目、「原告を刑事告訴」は「被告を」の間違いだと思われます。
尾崎氏側の訴状は、急いで作ったのか細かいミスが多く、あまりにもアカラサマな誤字
(「週刊行ゴング」とか「取り締きって」とか)は、いちいち(ママ=佐々木)と
書くのも わずらわしいので、私の判断で、適宜 直してあります。
ネットに書く上で、字詰め・表記の変更もしてありますので、ご了承ください。
(横書きで「一○○人」では読みにくすぎるので、「100人」とか。)
それから、私と同じ疑問を持たれた方のために。つまり、
「26日って、船木ヒクソン戦の日だろぉ! 尾崎社長は医者に行くヒマがあったのか?」
という点ですが、甲第4号証をチェックしたら、初診の日は「深夜」になっていました。
236 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 10:56
(2)精神的被害 -金100万円
原告は、被告の前記暴力行為により生じた全治10日を要する口腔内挫創、
頚椎捻挫、左肩部打撲の傷害から肉体的苦痛ばかりでなく精神的苦痛をも受けた
だけでなく、被告が同時に行った100人にも上る多数の前での名誉毀損及び
脅迫行為により、極めて甚大な精神的苦痛も受けた。被告による右不法行為は、
東京スポーツ(2000年6月13日)、スポーツニッポン(同日)、
スポーツ報知(同日)に掲載されたところからも明白である。従って被告による
一連の不法行為により原告が被った精神的損害は、金100万円を下らない。
4 四について
原告が新宿警察署に被告(訴状では「原告」とあるが、「被告」の
誤りであると思料する。)を刑事告訴したことは不知、その余は不知
ないし否認し、争う。
238 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 10:59
第三 被告による不法行為−その二(成田空港等における名誉毀損及び侮辱)
一1 被告は、平成12年6月13日の午後6時30分過ぎ、成田空港において、
その場に待機していたスポーツ紙の記者等から、原告が訴状第二項記載の
前田氏の暴力に対して告訴したことに関する質問を受けた際、彼らに向かって、
「アレの、どこが暴力なんや? エリ首をつかもうとしただけで、つかんでもいない。
あいつは、ロスに愛人かこっとるのがばれて、夫婦ゲンカになったのを、オレのせいに
しとるんやろ。」と発言をした。さらに、「愛人を囲うカネがあるんだったら、もっと
リング上で一生懸命ファイトしている選手のギャラを上げてやれ。」と発言した。
2 被告の発言は、東スポの最終面で大きく報道された他、サンスポ、内外、日刊、
スポニチ、デイリー、週プロ、さらに、インターネット上でもXUSXUSなる
ホームページ上で6月13日に掲載された。
(新聞・雑誌は略称、日付は省略。=佐々木)
239 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:00
二 その後も、被告は、同月15日のリングス代々木大会での記者会見の席で、
原告に対する前記第二記載の傷害に関して
「暴力をふるう理由とかでなく、暴力とかそういうものの事実はぜんぜん
ありませんでしたし、そういうふうなものにどうやって置き換えられるのかな
というのが、ちょっと自分としては驚きですね」と語った。
240 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:01
三1 さらに、被告へのインタビュー記事がダブルクロス社の発行する「紙のプロレス」の
2000年28号に掲載されたが、そこにおいても、前記本訴状第二項記載の傷害の
事実に関して「ウダウダやってても、ホテルの中だしカッコ悪いからさ、外に行って
話つけたろと思ってね。尾崎は座ってるから『外に行って話をつけよう』って言ったんだよ。
そうしたら自分の仲間に『あ、殴られた。警察呼べ!』とか言い出してね。頭に来てさ、
『じゃかましい、この詐欺師!』って言ってやったよ。襟を掴んで立たそうとしたら、
今度は机にしがみついてね、そしたらコップが倒れた。」と答えた。さらに、記者の
「暴力は振るってないんですか?」という問いに対して、被告は
「振るいようがないやん。」、また、「襟を持っただけだよ」と答えた。
241 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:02
三2 さらに、被告は、右インタビュー記事において、「テレ東がつけてくれたんだって。
尾崎が選手を使ってなんかしようとしたりしたら大変だって。」と述べ、
あたかも原告が被告に対し第三者を介して仕返しをするおそれがあるために
訴外テレビ東京が被告の周囲にボディーガードをつけたかのような事実を摘示した。
また、同記事中において、被告は、「山本(宣久)[注・被告所属団体のプロレス選手]
が、どっかで尾崎と、高橋(義生)か山田学[いずれも原告が代表者を務める団体の
プロレス選手]かなんかが一緒にいるとこに出くわして、挨拶したら無視されたって。」
との事実を摘示した。(高橋選手の「高」の難しい字が出せません、ごめんなさい=佐々木)
四 前三項において被告が摘示した事実はいずれも真実ではなく、虚偽の事実である。
三 第三項について
1 一について
(一)1のうち、被告が、「襟をつかもうとしただけで、触ってもいないよ。」
と、四・五人の記者を前に話したことはあるが、その余は否認。
(二)2に記載の記事が出たことは認める。
2 二は、認める。
3 三について
(一)1のうち、原告主張の記事が掲載されたことは認めるが、記事の内容は、
事実とは若干異なる。すなわち、被告は原告を立ち上がらせるために
原告の襟をつかもうとしたが、現実には原告がテーブルにしがみついて
たので、被告が原告の襟をつかんで立ち上がらせることはできなかった
のである。
(二)2は、認める。
4 四は、否認する。
243 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:04
五 被告による一連の発言の発言が前述した新聞及び雑誌に掲載された結果、被告の真実に反する
発言が、プロレスファン、さらには全国民に伝えられた。すなわち、前述した新聞及び雑誌は、
次の通りの発行部数を有しており、被告の前述の発言が公然と不特定多数人に対して摘示
されたのは明らかである。 (以下、各紙誌の部数がつづくが、長いので略=佐々木)
5 五のうち、新聞及び雑誌の発行部数等は不知、新聞及び雑誌に被告の
発言が掲載されたことは認めるが、被告の発言として掲載されたものが、
必ずしも被告の発言通りではない。
245 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:07
六 被告の前述の発言が右のように全国的に掲載された結果、被告の真実に反する発言により、
プロレスファンを初めとする多くの人からの、原告に対する社会的評価が著しく低下した。
たとえば、世界最強を目指す様々なジャンルの格闘戦士が、真剣勝負を行う舞台を提供する
ための格闘プロジェクトで、原告の経営するパンクラスの人気プロレスラーであった船木氏も
出場したこともある『コロシアム2000』のホームページ上の投稿コーナーで、原告について、
「被害者を装い前田からたんまり慰謝料を取る尾崎」、あるいは「尾崎社長は前田の女に手を
出したみたいね。誰だって自分の彼女にちょっかい出されたら、実力行使もやむをえない。」と
いう内容のものが、被告の発言を契機に投稿された。(つづく)
246 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:08
六(承前)さらに、格闘技ファンへの情報提供及び投稿サービスを提供する
「格闘F&Q」(ママ=佐々木)の投稿コーナーでも、
「尾崎社長って何が悪いの?」と題する標目が設けられ、その中で「はっきり言えばウソばっか
つくから」「当人に確認。さわってもいないよ! ホーンに呼ばれたからいったんや! という
ことは、尾崎はめちゃうそつきということ。」「大体これで、たいした実のないお話である事が
分かっていただけたと思うのですが…」「尾崎にネタのバリエーションが増えたら、ちょっとは
応援してあげてもいい。今じゃ“なすび”(お笑いタレント)以下だもの。前田CEOに
ちょっかい出したかったら、少しはあのインタビューを見習いなさい」とまで、被告の発言を
きっかけとして、原告が中傷されている。(つづく)
247 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:09
六(承前)反前田、反リングスのプロレスファンが運営する「女子便所掲示板」においても、
「さすがに、何もなかったとは言わないけど、尾崎氏の話も鵜呑みにはできない。」とまで、
いわれている。
このように、被告の前述の発言が主要な日刊スポーツ紙、プロレス雑誌及びインターネットの
ホームページに掲載された結果、原告は、プロレスファンからの信用を失うと共に、
プロレスファンから人格的にも非難されるに至り、原告は容易に取り返すことのできない
極めて甚大な名誉の毀損を受けた。
248 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:10
七 さらに、被告は前記ダブルクロス社発行「紙のプロレス」2000年28号の
インタビュー記事において、
「泣く暇なんかないって。汚い顔を涙で濡らしてる場合じゃないんだって。
顔じゅう○ン○ンのような顔を涙で濡らすんじゃなくて、タ○シチンキで顔を
濡らせばいいんだよ。」と発言し、それが雑誌に掲載され、それにより原告は
著しく名誉感情を害された。
6 六は、不知。
7 七のうち、原告主張の記事が掲載されたことは認めるが、その余は不知。
250 :
佐々木隆三あらため不知まさのぶ:2000/11/03(金) 11:13
「コロシアム2000」「格闘FAQ」「女子便所掲示板」の
発言抜粋は、甲第第23号証〜第25号証として提出されています。
尾崎氏側の、各BBSを渉猟する情熱には感心するばかりで、地裁の証拠書類の中に
「グリフォン」「カトクンリー鷹」「賃クラス」(敬称略)などの
名前を見るのは、なかなか味わい深いものがありました。
しかしどうなんでしょう、ハンドルネームが大多数であるネット上の書き込みが、
「名誉毀損」の結果として採用されるものなんでしょうか?
だって、それこそ自作自演、被害者側が自分で被害を拡大できるわけですよね。
発言者当人を訴える場合か、書き込んだ人間をすべて特定するかしなければ、
ちょっと危険な気もします。おっといけない、私はこの裁判について、できるだけ
意見を言わないようにしているのでした。あともう少しです。
251 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:14
八 損害 金400万円
九 謝罪広告
十 差止請求
(以上三項目、これまでの内容のまとめみたいなものなので、略します。
八はスレ155と、十はスレ156と、だいたい似たような感じです=佐々木)
252 :
訴状より(つづき・尾崎氏側):2000/11/03(金) 11:16
第四 以上のように、被告による原告に対する京王プラザホテルにおける傷害等行為及び成田空港
等における名誉毀損行為及び侮辱行為により、原告は計金505万80円の損害を被った。
よって、原告は、被告に対して、民法第709条及び710条に基づき、不法行為による
損害賠償として、金505万80円と訴状送達日の翌日から支払済みまで年5分の割合による
遅延損害金の支払いを求め、また、民法723条に基づき、その名誉の回復のため
別紙目録一記載の掲載紙の広告欄に(このへん、意識がモウロウとしてて飛ばして写しちゃい
ました、すみません。でも だいたいわかっていただけるのでは?=佐々木)同目録四記載の
事実に反する発言及び別紙目録五記載の発言の停止を求めるものである。
8 八は否認し、争う。
9 九は否認し、争う。
10 十は否認し、争う。
四 第四項は、争う。
254 :
佐々木隆三:2000/11/03(金) 11:19
はぁ〜、これで訴状と、それに対する答弁の準備書面は打ち止めとなります。疲れたっす。
こんな朝っぱらから、他人の裁判のことを狂ったように書き込みつづける様子は、さぞかし
異様に映るでしょうし、「引いた」人も多いと思います。私もそう思いますもの。
さすがにもういいかげん、さっさと和解してくんないかなって気持ちになりますわ。
えーでは、ここから先は全部、前田氏側の主張になります。
第二 被告の主張
一 平成12年5月25日のことについて、原告の主張する経過は、事実と異なる。
当日の経過は、次の通りである。
1 前日の5月24日に、原告が代表を務めるパンクラスの渉外担当である追立氏は、
被告が代表を務めるリングスと専属契約をしているジェレミー・ホーン氏(以下、
「ホーン氏」という。)の所へ、会いたい旨 電話で申し入れをしてきた。
ホーン氏は、リングスの担当者である内田を同伴して、原告らと会うことにした
ものである。
2 被告は、当日午後7時から、京王プラザホテルで階段の予定があって当ホテルに
赴いていた。そこで、会談の前に、被告は、原告らがどのような用件なのか確認に
行ったものである。被告は、原告らが座っているテーブルに静かに歩いていったので
あって、原告に体当たりなどしていない。被告は、静かに歩いていった後、原告の
左側に座って話をしたものである。
第二 被告の主張(つづき)
3 被告は、着席して、原告の肩に手をかけて、「どういうつもりなの。」と
言うと、原告は、「どういうつもりといわれても、答え様がないですよ。」と
言うので、さらに被告が、「残念だね。うちはマネージメントがしっかりして
いるので、ジェレミーが教えてくれたんだよ。」と言ったのに対して、原告は
「僕たちは友人なんで会いに来ただけですよ。」と応じた。そこで、被告が、
「嘘言ってんじゃないよ。会いにくるのに、渉外まで連れてくるな。この詐欺師。」
と言うと、原告は、「何ですか。それはどういう意味ですか。」と応じ、
その繰り返しであった。
4 埒があかないので、被告は、原告に対し、「回りのお客様に迷惑がかかっても
いけないから、出ましょうよ。」といって、原告を立たせるために襟をつかもうと
したところ、原告はテーブルにしがみついてテーブルが揺れたので、テーブルの上の
ものが下に落ちた。原告は、渉外の追立氏に向かって、「警察を呼べ。」と叫んで
いたが、追立氏は訳がわからないと言った感じで、キョトンとしていた。原告は、
さらに「おまえ何やってんだ。早く呼べ。」と追立氏に言っていた。これに対し、
被告は原告に、「触れてもいないのに、何が警察だ。この詐欺師。」と
言ったものである。
第二 被告の主張(つづき)
5 京王プラザホテルの方が来て、「別室を用意しますから、移って下さい。」と
提案していたが、原告は、「殴られたから、警察を呼んで下さい。別室に行ったら
何をされるか判らない。殺されますよ。痛い、痛い。」などと、騒いでいたのである。
6 以上が、当日の経過である。
なお、ホーン氏は、当日、原告から、「もう一度、うちのリングに上がって
くれないか。」と誘われたとのことである。
二 以上の経過から、被告が原告に対し、暴行を働いてはいないこと及び被告の発言が
原告の名誉を毀損するものでないことは明らかである。
以 上
258 :
佐々木隆三:2000/11/03(金) 11:26
このへんは、無責任な第三者のいけないところなんですが、どうしても「真実かどうか」よりも
「面白いかどうか」を気持ち的に優先させてしまうのですね。プロレスファンの性(さが)ですか。
だもんですから、いま私の頭の中では、双方の主張が都合良くブレンドされ、
「怒涛の勢いで突進し、尾崎社長の腰に体当たりを食らわす前田氏。
そして、『殺されますよ。痛い、痛い』と叫びつづける尾崎社長」という光景が、
すっかり醸成されてしまいました。だけどこんな事件、裁判官はどう判断するんでしょ。
さて、読者のみなさん。情報は(だいたい)すべて提示されました。
私は当分のあいだ、冷却期間をいただきたいと思います。
進展があったらその都度ご報告いたしますが、このスレは、まあ消えない程度に
残っていけたらいいなと。消えたらそれはそれで。
ご静観を多謝いたします。では、失礼します。
259 :
消えないで~:2000/11/03(金) 11:45
佐々木さん、この事件における第三者的立場の
証人は存在するんですか?
260 :
佐々木隆三:2000/11/03(金) 12:14
>259さん
誰が第三者的立場か、坂田氏やホーン氏は第三者にはなりえないのでは、
という議論は、以前パンクラスの掲示板でもされていましたが、
この裁判に限らず、民事の証人には「原告側」と「被告側」の二種類しか
ないのではないでしょうか。その上で、どの証言を「客観的」と採るかは、
判事に委ねられる、ってことですかね? うぬっ、いつのまにか拙者が質問者。
これが法廷ドラマだと、最後のクライマックスで、
とんでもない証言が飛び出したりするわけで、たとえばこの暴行事件だったら
内田統子氏(女性だから「女史」っていうのもなあ……)とか、
名誉毀損の方だったら柳澤選手あたりから、裁判の様相を決定的に変えるような
爆弾発言が出たりすると劇的なんですけど、現実はどうですかねー。
すみません、NHKドラマ「事件」シリーズを見て育ったものですから。
261 :
259:2000/11/03(金) 12:25
坂田氏、ホーン氏は証言したのですか?
彼らが何と言っているかしりたいです。
262 :
佐々木隆三:2000/11/03(金) 12:34
いえ、まだ全然そこまで進んでいないです。
ホーン氏はアメリカ在住なので、証言は書面で提出すると、
前田氏側の弁護士は言っていたと思います。
これからパソコンの前を離れますので、ご質問に答えなくても、
無視したと怒らないでくださいね(弱気)。
みなさんの、ご意見・ご感想をお待ちしてます。
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/03(金) 13:08
つくづく思うのは、こういう書類をコピーさせない裁判所はド厨房!
今がいつの時代だと思ってるんだ。しかしご苦労さん。2000年最優良スレッド
本命候補!!
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/03(金) 13:31
プラザホテルにいた他の客と従業員がカギかも。
265 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/03(金) 18:27
いや、本当にご苦労様です。
個人で、ゴングにもファイトにもその他にもできないことをしてしまっているんだから本当にたいしたものです。
わたしはますます尾崎が嫌いになりました(笑)前田も好きではありませんが、奴はくやしいが存在がおもしろい。
尾崎が嫌いだからうそをついてると決めてかかるわけではありませんが、裁判の結果に関わらず嫌いなままでしょう(笑)
次の展開を楽しみに待ってます。
266 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/03(金) 18:32
例えば前田が死ぬか、パンクラスがつぶれるかすると、この裁判はどうなるんでしょう。無効試合?
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/03(金) 22:44
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/03(金) 22:48
269 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/03(金) 22:50
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/03(金) 22:55
271 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/03(金) 23:29
272 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/04(土) 00:32
いやーしかし反応ありませんな。ここ、推定5名(ロリコンビデオファン含む)
くらいしか見てないんじゃねえか、って感じであります。じき消えそう(ワラ
他スレの迷惑にならないように、sageで書き込もうっと。
別に進展じゃないし……。あのー、うんと最初のほうで、
>そもそも書類送検されたのか、 雑誌や新聞に載ったのを読んだ記憶がありません。
なんて書いたんですけど、週プロの7/18号に、
「6月22日、新宿署が前田代表を暴行容疑で書類送検した」って載ってました。
起訴・不起訴は知らない。東京地検に電話して、書類送検から
起訴・不起訴の決定ってどれくらいかかるんですか? と聞いたら、
「事案によりけりなので一概には言えませんね」とのことでした。
あとはまぁ凡ミスで……スレ250の「甲第第23号証」は、どどど吃っただだだだけ、
スレ255の「階段」は「会談」の間違いですが、いわずもがな。
なーんかだんだんどうでも良くなってきたぞ。他にやらなきゃなんないことが
できたからでもありますがけど。
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/10(金) 23:55
わしは定期的に読んでます。
次回公判を楽しみに待ちすぎて遠慮してるだけじゃよ。
去年の安生事件のときは送検から略式命令までおよそ一ヶ月でした。
今回は被害者からの刑事告訴がありましたから検察の起訴は不要と
判断されたのでしょう。
275 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/11(土) 00:17
しまった。ロリコンビデオファンなのに書き込みしかしてない。
直リン踏めばそこには…いけばわかるさってか(笑)
それはさておき、私もこういう外堀から順番に埋めていくような地道なスレは大好きです。
前にも書きましたが、プロ格村のマスコミに出来ないことを個人で実現しているのですから、自信満々で続けりゃいいと思います。ばばーんと。
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/11(土) 03:00
頑張れ。
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/11(土) 12:48
アミューザでここに直リンされてたよ。
佐々木さん
いや、バカな書き込みして雰囲気壊したり、荒らし呼び込みたくないだけですよ。
読んでますから続けて下さい。 頑張って下さいね。
最近荒らしが酷いんで保護の意味でsageときます
279 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/11(土) 17:47
がんばれ!
更新されるたびに読んでます。
余計なこと書いて重要なところが埋もれると嫌なのでなにも書いてませんでした。
280 :
荒氏餅:2000/11/11(土) 17:53
判決
4系
>279
あのさ278のレス読んでる? あげると荒らされるよ今日は
あのさ、最近読んだ本で、「外国人が外国で作った供述調書は、反対尋問が
できないので証拠として採用できないのではと、ロッキード事件いらい大
もめにもめた」となってたんだけど今はどうなの?
だれか詳しい人教えて
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/13(月) 01:14
たしかよっぽどのことがないかぎり、みとめられなかったのでは?
儂もこのスレだけは中立でいきます。
佐々木さん、がんばってください。
おっはー!
おとといは、L−1へ行ってきました。
でもむしろ今は、こないだ観に行った、Jd’後楽園大会への不満を
書きつらねたい気分なのですが、スレも板も違うのでやめときます。
最近、いしかわじゅん著『鉄槌!』(角川書店)という本を読みました。
これは、ビッグホリデーという旅行会社に、名誉毀損で訴えられたマンガ家による、
裁判の顛末記です。事情も状況も違いますが、同じ民事訴訟で、
進行の仕方が書いてあり、裁判の素人としてたいへん参考になります。
このケースでは、原告側が「真実かどうか」は争わないで、「名誉毀損かどうか」のみを
争おうという法廷戦術に出ようとしたみたいですね。なるほど、森首相がやりたかったのはこれか。
「事実の摘示」の検証は棚上げしといて、真実はどちらにせよ、ともかく名誉毀損だ、と。
問題となったマンガの連載「フロムK」では、新生UWF旗揚げ戦とかも描かれたんだよなー。
思えば遠くへきたもんだ、とくらぁ。プロレスファンであり、被告になったこともある
いしかわさんに、この事件の感想を聞いてみたい気がします。
どうもみなさん、神妙になっていらっしゃるようで、
パン屑だのリン糞だのの罵言がもっと飛び交うかと思っていたのですが
(そういうスレは他にあるしねー)、読むだけスレッドと化しつつあるようですな。
だが私にしてみればそれでは張りがない。かといって立場上自分で荒らすわけにもいかんし。
パンクラス掲示板を見たら、若干2人ほどの方は読んで下さってるらしく、ありがたいことです。
そんなわけで、
>>277さん、
アミューザのURLを直リンでなくてけっこうですから、
良かったら教えていただけないでしょうか。
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/25(土) 06:01
>286さん、ありがとうございました! さっそく見てきました。
それに、格FAQで語っていただいたみなさんも、ありがとうございます。
やはり、自分のしたことに反応があると嬉しいですね。(書き写すだけだから、
能力は必要なく、別に誰でもできるんですけど、それでも嬉しい。褒めてくれてるし)
もうしばらくがんばってみようかな、という気になります。
問題は、裁判があまり面白くならないかも知れない、ということでしょうか。
ところでNHBニュースってどこだろう。探してみます。
本日、午前10時より、東京地裁527号法廷にて、
第14013号(暴行事件)の弁論が行われました。
ってゆーか、はえーよ! さみーよ!
冬場の裁判は午後3時くらいからやってくれよ!
それにテアトルエコーの休憩時間みたく傍聴人にお茶配ってくれよ!
とか言っても、そうそう私の都合で世間は動いてくれませんので、
早起きして行ってまいりました。
法廷ではですねー……。ここにアップした、前田氏側が提出した主張と、
さらにそれに対する尾崎氏側の準備書面を陳述(読んだことにする)って感じで、
あとはですねー……メモを取ったんですけど……
「発言自体について」「被告側の最終的な認否」「微妙なニュアンス、その点をどうするか」
「意味のあるニュアンスの違いなのか、ズレが大きい問題ではないのか」う〜ん……
ダメだオレ、ぜんぜんレポーターになってないわ!
つまりですね、私の鈍色の脳細胞で大ざっぱに理解した限りでは、ですが。
名誉毀損の各指摘に対して、前田氏側は「必ずしもそういう風に言ったわけではないよん」と言い、
尾崎氏側は「ではどういう風に言ったのか教えてほしいよん」と聞き(ここまでは前回と同じ)、
裁判官は「じゃあ細かいところを詰めていきましょうよん」と提案した、ってところでしょうか。
なんにせよ、ネット上の論争でもそうですが、言葉のニュアンスとかどんなつもりで言ったかとか、
そんな話になったら(当人同士は別として)聞いてても面白くないんですね。
唯一、たぶんこれは暴行事件に関してだと思われる、
前田氏側の「責任主体が誰であるか、被告は疑念を持っている」という発言が興味深かった。
具体的にどういう意味かはよくわかんないですけど、なんか引っかかるでしょ。
次回は1月11日、午後4時……やった、遅い時間だ!
と喜びましたが、また弁論準備だっていうから、傍聴はできなさそう。
おまけに、これが1回入ると、次の公判日程がわからなくなるんですよね。
「裁判ぴあ」とか出してくれないかな。もうそういうのあるのか?
今朝、受付の開廷リストを見たら、原告:清原和博、被告:小学館(たぶん週刊ポスト)の
証人喚問で、本人が出廷するとあるではないですか! その前には原告:アレフ、被告:産経新聞のが
あったけど、15分しか時間とってないから、これは事務手続きだけなんでしょう。
しかし清原の裁判は、なんと2時間半も使っている! こりゃあ見に行かないと!
などと考えていたのですが、尾崎・前田裁判の後、記録閲覧室へ行って、
第13983号(名誉毀損)のほうの記録を読み始めたら、そっちに釘付けに
なってしまい、結局書き写しててだいぶ遅れてしまい、清原裁判に行ったら、始まってるどころか
傍聴券はとっくに締め切られていたのでした。なにしろ23人しか入れないからね。
では、このスレッド立てて以来、私がいちばん興奮させられた理由は何かといえば、
やはり同じ清原さんによるものでした。そう、
>>130さん、 問題の念書が証拠として提出されていたんですね。
今日という日は、「清原デー」として私の記憶の中に永く残っていくことだろう……。
ではまた。
291 :
腋臭溜め:2000/11/29(水) 20:24
拝見&応援してます。
あっ腋臭溜めさんだ。こちらこそ、いつもパンクラス掲示板で拝見しております。
でも(もし本当にご本人だとしたら)よく登場してくださいましたね。
腋臭溜めさんはまだ2ちゃんでも敬意を持たれてるほうでしょうが、
叩かれ煽られて、ハンドルを変えたり撤退したりした人もいたみたいですしね。
別に固定ハンでなくても結構ですから、パンクラスBBS参加者も、
もちろんリングスファンの方も、ぜひご意見を書き込んでください。
匿名で書き込めるのが、ここのいいところなわけですし。
また、どこか他に、この裁判に触れているサイトがありましたら、
教えていただけたらありがたいです。
こないだの、船木選手の引退興行は寂しい入りでしたねー。
ルッテン戦や近藤戦のころ、応援していた人たちはどこへ行ったんでしょうか。
ヒクソンに負けたことより、むしろその後の言動が
ファン離れを加速させたような気もします……。
きょう「紙のプロレス」33号を買ったら、大坪ケムタさんが
(2ちゃんねるの裁判スレッドは必見!)と書いてくれていました。
ありがとう、大坪さん! 取材できない紙プロで、パンクラスの記事を
作るのはたいへんでしょうが、これからも楽しみにしています。
可能なら須藤元気のインタビューとかやってください。
なお、前田CEOの発言は、「キ○○マのような顔」ではなく、「○ン○ンのような顔」です。
ところで、スレの
>>146 で、「紙のプロレスは現在でも手に入る」と書いたんですが、
バックナンバーの6号(RADICALのほう)は売り切れみたいです。
まぁ問題個所はそのうち書くことになると思いますけど。
紙プロみてやってきました。
佐々木さん、頑張って下さい!
紙プロも「必見」とか言ってないで自分とこでも報じたらええのになあ。
296 :
名無しの格闘家:2000/12/10(日) 23:35
陰ながら応援しております。
298 :
佐々木隆三:2000/12/12(火) 16:32
大坪ケムタさんといえば、「スコラ」でのAVベスト10の記事が、
なかなか力が入ってましたよね。参考にさせてもらおう。
しかし確かに紙プロで掲載してくれるなら、なにも私がわざわざ調べに
行かなくても済むわけだし、むしろここに書かないほうがいいのかな?
ゲホゲホと風邪で苦しんでいる上、日本に冬がなかったらもう少し引きこもりが少ないだろうと
思われるほど寒い本日も、東京地裁まで足を運び、マサミたんハァハァ…の裁判を傍聴してきました。
もっともきょうは民事じゃなく刑事、原告じゃなく被告、オザキじゃなくてツチヤ、おまけに殺人、
すなわち土谷正実被告(あのオウムの)裁判でありました。ホントはこの事件じゃなくて、
山田みつ子被告の事件を見たかったんですが、惜しくも抽選に外れてしまい、
こちら(先着順)にしたんですけど、かなり興味深かったです。
特に午後は、被告人本人による意見陳述があり、意見書を1時間以上にわたり
読みあげ、裁判官に対する批判で声を荒げたりしてました。
きょう抽選があったのは、あと奥平房子被告の裁判とか。
刑事の被告に、岡留安則、江副浩正なんて名前もありました。
299 :
佐々木隆三:2000/12/12(火) 16:33
二つの裁判を同時に(しかも交互に)扱おうとすると、どうしても混乱を招きそうなので、
理想を言えばスレッドを分けて、「名誉毀損編」「暴行事件編」「プロフィルと動向編」とか
作ったほうがいいんでしょうが、これ以上リンパン系スレ増やしてもしょうがないしねえ。
心してお読みくださることを願いつつ、第13983号(名誉毀損)の、答弁準備書面をアップします。
該当する訴状のスレッドナンバーは、
>>01 という具合に添記。
「被告の信用毀損行為」の各発言は、まだ書いてなかったので、
あらためて(尾崎氏側)として引用します。
第一 請求の原因に対する答弁
一 「当事者」について。 (スレッド
>>141 >>142)
1 請求原因一の1記載の事実のうち、原告が1993年に船木らを
中心選手としプロレスの興業を目的として設立された事実は認め、
その余は不知。
2 同一の2記載の事実は認める。
301 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:36
二 被告の信用毀損行為
被告は、以下に掲げる各事実(以下「本件事実」)が存在しないことを知りながら、又は、
本件事実が存在せずかつ存在しないことを知らないことにつき相当な注意すべき義務があるに
も拘わらず、これを怠り、もって本件事実に関する虚偽の事実を以下のとおり各種スポーツ・
メディアを通じて公然摘示して、原告の営業上の信用を著しく毀損した。
1「原告の試合は真剣勝負であるが被告の試合は八百長である」旨を原告が言いふらしている
との虚偽事実の流布
なお、被告は、平成9年ころから「被告にとって原告は邪魔であるから、被告は原告を潰す」
旨の発言を繰り返していたが、上記事実は右発言の縁由となる事実である。(つづく=佐々木)
302 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:38
(一)中央大学の学園祭における発言
平成11(1999年)11月2日、東京都八王子市所在の中央大学の
学園祭において、被告は、以下のとおりの事実を不特定多数の聴衆の前で
述べた(甲一「週刊ゴング」平成11年11月18日号)。
「自分[=被告]は[原告と被告が仲違いしたことを]なんとも思わないですよ。
俺がリング上から[原告に対して]『一緒にやろう』と呼びかけたんですけど、
しばらくしていきなり[被告は](私の写し間違い? 原告は、ですね=佐々木)
『前田日明とは絶縁だ!』と言って来て。訳分かんないって。いつもそうなんだけど
…コミュニケーションできないのか? 日本語喋れるだろうか? 変な宗教でも
入ったか。フジTVのインタビューでパンクラスの選手が『うちは真剣で、リングスは
八百長だ』と。同じように海外でも言いふらしている。それで話し合おうとしたら
『絶縁だー』。なんて言えばいいのか全然わからない。」
303 :
佐々木隆三あらため聴衆力:2000/12/12(火) 16:40
ゴングの記事では、(場内・笑)という表記があるのですが、訴状では略されています。
_______________________
上記を含め、すべての発言には、特に原告側が強調したい部分に傍線が引かれている
のですが、ネットでは引きづらいし、何行目から何行目、と注記を入れるほどでも
ないと判断し、すべて省きます。
なお、これらは前田氏の言葉なので、つい前田氏側の言い分のような気がしてしまいますけど、
あくまで原告側、パンクラスサイドの指摘する「名誉毀損発言」なわけですね。
304 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:41
(二)「紙のプロレス」第10号における発言
被告は、プロレスに関して、不特定多数のファンに向けて発行されている雑誌
「紙のプロレス」第10号(平成10年(1998)年5月19日発行)の
インタビュー(佐々木注・厳密にはエンセン井上選手との対談)において
次の事実を述べた(甲二)。
「俺が、マネージメントの話をいろんなとこにお願いに行ったのね。大きな会社とか。」
「そしたらなんか、その会社がテレビ局の関係者から、リングスは真剣勝負じゃなくて
八百長やってるって聞いたと。フィックス・ファイトやってるって聞いたと。それでね、
そのテレビ局の関係者に「誰にそんなこと聞いたんだ?」って言ったら、「パンクラスの
人間に聞いた」って言うんだよ。」
「その話をいろんなとこに確かめたら、パンクラスはテレビ局の関係者に「リングスとは
同じようだけど、どう違うんですか?」って聞かれたら、「向こうはフィックス・ファイトで
自分たちは真剣です」って自分たちのことを説明するために言うんだって。」
305 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:42
(三)「紙のプロレス」第6号における発言
被告は、プロレスに関して、不特定多数のファンに向けて発行されている雑誌
「紙のプロレス」第6号(平成9年(1997)年10月9日発行)の
インタビューにおいて次の事実を述べた(甲三)。
「一番最初、俺は高阪と試合をしてくれる人を探さなきゃあかんなと思って、ある人と
話をしたんだよね。その人がF局とか電通と話したら、「リングスはパンクラスと違って
プロレスみたいなことをやってる」と聞いたと、「あなたから聞いた話とは違う」と言われ
たんですよ。それでカチンと来たんだよ! で、誰が言ってるんだってことになったら
F局のプロデューサーのKだと。あいつは否定してるけど、そういうことは、あちこちで
聞いてるんですよ。」
「どっちにせよね、パンクラスという団体はみんなの足を引っ張る団体で、プラスになる
団体じゃないです! いまのやり方であれば。回りの団体傷つけてでも自分たちが 生き延び
ようとするのを許すことはできないでしょう。今回の騒動にしたってね、「そんなこと言って
ない」ってお前ら言えるんかって。でしょ。いままで、いろんな誌面で人のことを揶揄しといてね、
俺がカチンと来たらね、「ありません、言ったことございません」って言えるのかって。
F局とか、業界外の第三者のところにそういうのを、さも当たり前のようにイメージづけようと
してるんだったら、冗談じゃないですよ! でしょ?」
306 :
佐々木隆三:2000/12/12(火) 16:43
例によって、高阪の難しい字が出ません。TKごめん。
ところで、上の紙プロインタビュー、「あちこちで聞いてるんですよ。」
の後はどう続いているかと申しますと、
「(パンクラスの)尾崎社長だとか、鈴木だとか、船木だとかが、どっかの雑誌に
取材された時に、オフレコの話として、「あの団体はこうなんですよ、ああなんですよ」
って言ってるんですよ。それがバーッとあちこちに流れてく。そうなったら黙って
られないでしょ。え?」
という感じで、なぜここは訴状に載せなかったのか不思議です。
もしかしてこれに近いことは本当にあったんじゃないかと邪推したりして。でしょ?
307 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:44
(四)被告は、前記同様の発言を以下の通り繰り返し、これらはいずれもプロレスに関して不特定多数の
ファンに向けて発行されている次の雑誌等に掲載された。
(1)「週刊ゴング」第687号 (平成9(1997)年11月6日号)(甲四)
「で、自分がまあ、色々いきさつあって、FテレビのK氏が発端になって、まあいろいろ
あった訳なんですけれど。で、それでまあ。辿って行けばパンクラスっていう所に
突き当たった訳なんですけど。で、まあ実際に自分達が、ちょっと別の、えー、
スポンサー活動というか、やっている時に、ちょっと、そういうことを言われたんで。
で、辿って行ったら、辿り着いていたんですね。」
「パンクラスとウチなんですけど、FテレビのK氏は第2のF1プロデューサーみたく、
K−1で成功して次はパンクラスってなったらしいんですけど、ちょっと、お前、
おかしいんじゃないか、と言いたい訳ですよ。何か、こう、揉めなくていい話を揉める
ようにして。」
308 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:45
(2)「週刊ゴング」第684号 (平成9(1997)年10月16日号)(甲五)
「それでね、面と向かってマスコミに?T誰誰は許せん?Uって言って、それは大いに
結構なんですけど、フジのプロデューサーの誰誰とか、電通の誰誰とか、そういう口を
通してね、人の口を使ってやるんだったら止めてください。今回のことでリングスも
ダメージありましたから。ちょっとそれは違うんじゃないかって、それで怒ってるんで
すよ。だから、殴られない所で悪口言ってるんですよ。それはちょっと違うでしょ?
まともじゃないでしょ? 俺は人の悪口言う時、必ず殴り返せる場所で言いましたよ。
逃げも隠れもしませんでしたよ。それは全然違います。あちらと。」
309 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:47
(3)「週刊プロレス」平成9(1997)年10月14日号(甲六)
「自分らがやって行く分にはいいんですよ。いいんだけど、それを全然、関係ない
ところでダシに使わないでくれ。さも自分たちだけイイ子ちゃんみたいに…中略…
面と向かって言わずに、マスコミに向かって言って、それは大いに結構なんですけど、
それでフジの誰々だとか、電通の誰誰だとか、そういう人の口を使ってやるのは
やめてください。今回でもリングスはすごいダメージありましたから。怒ってるんです。
殴り返せないところで悪口言ってるんですよ。それはちょっと違うでしょ。オレは人の
悪口言う時は、必ず殴り返せる場所で言いましたよ。逃げも隠れもしませんでした。
全然アイツらとは違いますよ。」
310 :
佐々木隆三:2000/12/12(火) 16:48
上の「…中略…」は、元の訴状に書かれていたものです。
おわかりのように、(2)のゴングと(3)の週プロは同じ記者会見を
文字にしたもので、微妙に違っているところが面白いですね。
ときは10月14日リングス後楽園、最初の高田vsヒクソン戦直後に、
前田火山が大噴火したのでした。宍倉記者や安西記者を「害虫」呼ばわりした
この会見の模様が「完全再録」されているのが、紙のプロレスRADICALの
第6号(蝶野が表紙)ですので、どこかで手に入れておくと良いかも知れません。
高田の「高」の難しい字が……もういいですか。
311 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:49
(4)「週刊ファイト」平成9(1997)年10月2日号(甲7)
「アイツらひきょうなんですよ。フジテレビに対して自分たちを宣伝するために、
ウチは真剣にやってますけど、リングスは違いますというような発言をしている。
それをフジのK氏がそこらじゅうでボンボン言いふらすわけ。そんなふざけたことを
されるんなら、冗談じゃない」
312 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:50
2「秒殺」及び原告の選手の質に関する虚偽の事実流布
(一)東京経済大学の学園祭における発言
平成9(1997)年11月1日、東京都国分寺市所在の東京経済大学の学園祭において、
被告は、以下のとおりの事実を不特定多数の聴衆の前で述べた
(甲8「週刊プロレス」第824号(平成9(1997)年2月18日号))。
「[原告の]旗揚げ戦にしても、[原告の]メイン選手と俺達[被告及びリングスの選手]から
言うと新弟子じゃないですか。そんなの秒殺して当たり前じゃないですか。秒殺うんぬんって
いうのは、俺から言わせるとマッチメーカーのミスですよ。何でかというと、それだけ[原告の]
選手層がないんですよ。」
「はっきり言うと、リングスの外国人っていうのは最低でもその国の選手権のチャンピオンですよ。
でも、パンクラスが使っているのは、たまにいますけど、横田基地なんとかクラブ、横須賀基地
なんとかクラブという連中を、どこどこの国の強豪だと勝手に言ってる。」
313 :
訴状より(尾崎氏側):2000/12/12(火) 16:51
(二)「紙のプロレス」第6号における発言
被告は、前記「紙のプロレス」第6号(平成9(1997)年10月9日発行)のインタビューに
おいて次の事実を述べた(甲3)。
「スミスにしても、なんでウチに来てるか。[原告から被告に移籍した選手である]フランク・
シャムロックは『日本人選手がこんなに強いとは思わなかった』って言ってるんですよ。
それはどういうことかっていうと、パンクラスが弱かったってことでしょ。」
314 :
佐々木隆三:2000/12/12(火) 16:52
はい、これは完全に訴状のミスですね。この裁判の被告は「前田日明」ですから、
フランクは「被告に移籍した」わけではありません。
リングスは「訴外株式会社」にすぎません。
そういう意味では「原告の試合は真剣勝負であるが被告の試合は八百長である」旨を……
という表現も違うようですが、とりあえずそれはそれで。
二 「被告の信用毀損行為」について
1 同二の諸文記載の事実は否認する。
2 同二の1の諸文記載の事実のうち、「(原告が)原告の試合は真剣勝負であるが、
被告の試合は八百長である」旨言いふらしているとの認識を被告が有している事実は
認め、その余は否認する。
3 同二の1の(一)記載の事実のうち、「フジTVのインタビューで」とある部分は否認する。
正確には「フジTVの関係者が(被告に対し)話したところによれば」と発言したものである。
その余の事実は認める。
4 同二の1の(二)乃至(四)記載の事実は概ね認める。
5 同二の(一)記載の事実のうち、「パンクラスが使っているのは、」とある部分は否認する。
正確には、「某団体が使っているのは、」と発言したものである。
その余の事実は認める。
6 同二の2の(二)記載の事実は認める。
三 同三及び四記載の事実は否認し又は争う。
>>155 >>156 四 同五は争う。
>>157
317 :
佐々木隆三:2000/12/12(火) 16:55
さあ、ここからが凄い。「被告の主張」が始まります。
もう一方の裁判でも「被告の主張」が白眉といってもいいくらいでしたが、(
>>255、
>>256、
>>257)
まさか「暴行事件」よりも「名誉毀損」のほうが面白くなるだなんて、
神ならぬ身の知る由も以下略。
そちらはまた、後日!
318 :
佐々木隆三:2000/12/12(火) 17:15
ああっ、ポカやっちまった!
こっちの裁判では(尾崎氏側)ではなくて(パンクラス側)でした!
スレッドの301から、313あたりまで、間違いということでひとつ。
319 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2000/12/12(火) 19:20
いつも本当にありがとうございます。
いままでずっとウヤムヤになったり、闇に葬り去られたりしてきたことが、今回ははっきりとしそうな気配ですね。
佐々木さん、これからもお願いします!ありがとうございます!
あっと、sageておきます。あれないように。
321 :
名無しの格闘家:2000/12/12(火) 19:44
sage
紙プロでもこのスレは必見と書いてありましたよ。 マスコミも注目するこの
スレ期待しています。 荒れ防止のため私もサゲで
気づいたら名前が出てて驚いた大坪です(本物)。
こちらこそ無断引用?させていただき失礼しました&ありがとうございました。
しかしスコラまでチェックされてるとは!オドロキですわ。
裁判ネタを誌面でやらないのは、本業のAV原稿が忙しくて
裁判所まで手が回らないからです<笑 あと裁判知識があれば・・
でも佐々木さんなり誰か記事として
まとめてくれるなら掲載アリだと思いますよ。
ともかくこれからも頑張ってください。では僕もsageで。
>296
ダブスタだとしたらソレは編集方針でしょ、
僕は「編集」ではなく「雇われライター」ゆえ
そこまでは関与してないので、あしからず。
なんと、大坪さんご本人だ! わーい、わーい!(河口仁風)
紙プロにこの裁判のことを掲載できれば、きっとそれに越したことはないんでしょうね。
噂の真相でもいいけど、あそこは「社会正義という悪意」が必要な気がする。
私はどちらかといえば、この裁判を「面白がってる」ようなところがあります。
まぁ、ここまでアップした分だけでも相当な分量になるので、
「かなり刈り込む」か、「船木選手の試合後コメントのごとく、
小さい字でエンエンと載せる」か、「さもなきゃ連載」にするしかない。
あと、最大の問題は紙プロの「編集方針」が、どの程度業界寄りなのか、
パンクラスやリングスとの関係がどんな風に微妙なのか、という点でしょう。
仮に「いっさいコメントを差し挟まず、事実の列挙にのみとどめる」にしたって、
パンクラス側を刺激してもOKだが、アキラ兄さんは怒らせないように、
ということになるんだったら、やらないほうがいいような気もするし。
それだったら、ジェレミー・ホーンのインタビューみたいに、かなり前田氏寄りでも、
紙プロならではのアプローチをしてほしいと思います。
でも、私にできることでしたらいくらでもご協力いたします。
タテ組み用にテキスト作りましょうか?
それにしても、係争中の裁判のこと載っけたら、前田氏よりも
尾崎社長が嫌がりそうだなあ……。他のスレッドに、
「劇団員」さんのログをぜんぶ取って抗議したと書いてありましたが、
もし本当だとしたら、ここも読んでらっしゃるのでしょうか。
大坪さん、もし圧力がかかったら教えてください(笑
唯一の優良スレですな。
陰ながら応援させていただきます。
326 :
sage:2000/12/15(金) 01:30
すごい。
記録観察をしているこのスレが、逆に裁判にまつわるあれこれに影響を与え始めてる。佐々木さんて今、ものすごく存在価値ある人だぁ。
がんばってください。
>パンクラスやリングスとの関係がどんな風に微妙なのか
って、誌面みれば丸分かりじゃん(笑)。
退社したUさんもいろいろ絡んでくるしさ…
328 :
名無しの格闘家:2000/12/16(土) 00:11
1回はあげよう。
2000/12/16(土) 13:18
こらこら、「sage」は「E-mail」欄に入れるんだよ
厨房で恥ずかしいっす。
佐々木さんレスありがとうございまーす。
レスいただいたのち編集部と話してみたんですが・・
ズバリ言って紙プロ、現在前向きに検討中でございます。
出来れば1月売りに載せたいところですが、ネックになるのが法律・裁判知識。
何しろこっちは素人なもんで議事録を掲載していーのか?すら謎。
てなもんで慎重に行きたいと思っております。
で、是非佐々木さんにご協力お願いしたいのですが・・
よろしければメールいただけませんでしょうか?
このスレッドに来る人の良心を信じてメールアドレス
[email protected] ヤフーメールなのが信じきってはいない表れですが<笑
掲載するとしたら事実の列挙と、これまでのレポートにも
あったような佐々木さんの指摘、って感じになるんじゃないですかね。
こればっかりは感情論で応援するもんじゃねーでしょうし。
というわけでよろしくおねがいしま〜す(佐山風)。って
2ちゃんらしくないフツーなレス打ってる俺。
でもこの裁判ネタ記事にしてねぇってんで
色々書かれてるけど、記事になったらなったで
「2ちゃん丸写しで原稿書きやがって!紙プロも落ちたな(藁
しかし大坪って誰よ?」って書かれるんだろなぁ。ひー。
本日(12月18日)午後三時より、第13983号(名誉毀損)の弁論準備が、
東京地裁民事第622号法廷にて行われま……せんでしたのですね。
いちおう法廷はとってあるんですけど(開廷リストには載ってます)、
弁論準備(この裁判、これが多い)は書記官室でやるのです。
なぜ法廷が押さえてあるのか、よくわからない。
きょうのビッグ・ネームは許永中被告。
ぜんぜん知らない人で、「児童買春」裁判があったんですが、
行ったときにはもう終わってました。ちょっと聞きたかったような。
>326さん
>逆に裁判にまつわるあれこれに影響を与え始めてる。
>佐々木さんて今、ものすごく存在価値ある人だぁ。
さすがにそりゃぁねえでしょうよ。ホメ殺しですか?
ただ、おそらくこの裁判を起こしたパンクラス・尾崎さん側は、まさかネットで逐一
書かれるとは考えていなかったはずで、まるで「公開裁判」(訴えた時点で公開なんですけど)の
ようになってしまったことが、吉と出るか凶と出るか……。
私としては最初から、早く和解してもらいたいと思ってるので、
「こんなみっともないことやめて、なんとか折り合いを付けよう」となればいいのですが、
みんなに見られてることで、かえって引っ込みがつかなくなる心配もあるわけです。
>327さん
内田さんってUFC−Jに行ったみたいですね。
これでPRIDE川崎さんにつづき、前田氏包囲網が着々と……。
>大坪ケムタさん
おお、2ちゃんにあるまじき(笑)建設的な展開! しかし327さんが危惧されるように、
内田さんの名前とか出せるのかな? Uさん、でいくとすると、尾崎・前田両氏以外は
全員イニシャルにして、S氏、O渉外、J・H選手、喫茶「J」とか?
だがたぶん最大の問題は、これから書くKプロデューサーの一件になると思います。
紙プロもフジテレビは敵に廻せないでしょうし<おちまさと氏はキライ、と言えても(笑)
私はそういう「政治的配慮」を否定するものではありませんから、いずれにせよ
メールは必ず送りたいと思いますが、ちょっと待っていただけますでしょうか?
年明けになるかも知れず、だから1月売りには間に合わない、すみません。
今年はいろいろ疲れました。ヘトヘトです。
12月に入ってからだけでも、大川興業とパンクラスとReMixと神田北陽と楠美津香とみちのくと
UFC−Jとポカスカジャンを観に行った。ああホントーに良く観てるねーエライエライって感じだ。
あとはPRIDEが残ってますな。まー私のライブ通いの話なんか、私自身すら興味ありませんが。
えーでは、みなさんお待ちかね(か?)、
これぞまさに当スレッドのクライマックスになるかも知れない、
第13983号(名誉毀損)の、答弁準備書面のつづきを書き込みます。
例の「詫び状」そのものよりも面白く(いいですか、ここを憶えておいていただきたい。
詫び状そのものよりも、です)、どういう経緯から清原氏がそれを出すに至ったか、が
抜群にスリリングに語られます。
さぁ、お立ち会い!
第二 被告の主張
一 被告は、1997年(平成9年)初めころ、被告が旗揚げした株式会社リングス主催の
格闘技大会のスポンサーを捜すため、広告代理店関係者やマスコミ関係者などと種々
交渉を行っていた。
その際、被告は、複数の広告代理店やマスコミ関係者から、「パンクラスの関係者が、
パンクラスは真剣勝負であるが、リングスの試合はフィックスファイト(八百長試合)で
ある、と言いふらしている。」との情報を得た。
被告は、その後、ある雑誌のフリーライターから、「フジテレビの関係者がリングスは
フィックスファイトをしている。」と言いふらしている旨聞きつけたが、更にその後、
ニッポン放送の関係者から、「そのような噂を流している人物が、フジテレビのスポーツ局の
『SRS』プロデューサーである清原邦夫氏である。」との情報を得た。
二 被告が清原氏の名前を聞き及ぶに至った経過は全くの偶然であった。
その当時、何も事情を知らなかった被告は、フジテレビと同系列である
ニッポン放送の関係者に対し、「(当時格闘技を紹介する番組を製作していた)
SRSは、どうしてリングスを番組として取り上げてくれないのか。」と質問した。
これに対し、ニッポン放送の関係者は、被告に対し、「清原氏がパンクラスは
真剣勝負だけれど、リングスは八百長、だから(番組として)取り上げられない。」
と説明していた旨回答した。
そのとき、被告は、なぜ清原邦夫氏(以下、「清原氏」という。)が
パンクラスの名前を挙げたのか不思議に思った。なぜなら、フジテレビは、97年ころ、
K−1シリーズと呼ばれる格闘技の番組製作を行ってはいたが、パンクラスとの接点が
思い当たらなかったからである。
三 そこで、被告は、清原氏にその真意を確認しようと同人に面会すべく努力していた
ところ、その話を聞きつけた清原氏の方から、国際空手道連盟極真会館館長である
松井章圭氏(以下、「松井氏」という。)を介して、被告に対して面会を求めてきた。
被告は、97年9月ころ、飯倉にある日本料理屋で、清原氏、松井氏及びリングスの
坂田亘選手(途中参加)の合計四人で会合を持った。
そこでの会話は概ね次のとおりであった。(つづく)
三(承前)被告は、清原氏に対し、
「あなたは、リングスを八百長団体であると言っているそうですが、本当ですか。
自分は、その話を他の人からも聞いています。その発言は、リングスと私の名誉を
傷つけるもので、黙っていられません。」と言った。
これに対し、清原氏は、被告に対し、
「私はそのようなことは言っていません。何かの誤解です。」と言った。
被告は、清原氏に対し、清原氏の名前を挙げていた複数の関係者の名前を挙げながら、
事実を確認したところ、清原氏はこれを否認し、なかなか事実を認めなかった。(つづく)
三(承前)しばらくそのようなやりとりが続いたところで、松井氏が清原氏に対し、
「あなたは、私に対しても、リングスが八百長であると話をしていたではないですか。
このような席まで設けておきながら、嘘をつくのならば私も間に入れないし、責任を
持つことはできません。」と発言した。
その直後に、清原氏のかたくなな態度が急変した。(つづく)
さて、この後いかがあいなりましたでしょうか!?(鈴木健二調)
まるでイヤガラセのように、この一番いいところで「引き」となり、
世紀を越えたいと思います。いろいろ想像しておいてください。
松井氏と清原氏はどうなるのか?(野球の話みたいですな)
桜庭和志はハイアン・グレイシーに勝てるのか?
そして私は、25日の山田みつ子公判を傍聴できるのか?
謎が謎を呼び、波乱が波乱を巻き起こす。
奇絶! 怪絶! また壮絶!
この3ヵ月、みなさんどうもありがとうございました!
2001年には、このスレもあるいは別の展開を見せるかも知れません。
それでは、本年、これまでッ!!!(坂本九風<いちいち古い)
ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。
344 :
魅屍魔幽鬼王:2000/12/19(火) 09:35
佐々木隆三様
あああ、なんちゅうとこで止めるんや、ほんまに。え!21世紀まで続きは無し?あああ、何たる残尿感(尾籠ですまん)。
しかしまあ、精力的かつ、役に立つ書き込み、ほんとに有り難うございます。21世紀も楽しみにしています。
345 :
名無しの格闘家:2000/12/19(火) 10:04
佐々木氏の努力に敬意を表しつつage。
続きは、なるべく早めにお願いします。
佐々木さん、応援してます。頑張って下さい。
347 :
名無しの格闘家:2000/12/19(火) 12:33
>こればっかりは感情論で応援するもんじゃねー
絶対にそうなる(前田よりになる)と見ている(笑)。でもやってよし!!
さげわすれたが、まあ更新されたんでみんなにみてほしいつうことっで勘弁。
ところで
>ある雑誌のフリーライター
>ニッポン放送の関係者
なんかの実名を出してないのは*その人への配慮 *訴状の簡略化 *裁判にバーンと出すための隠し玉 のうちのどれなんでしょうね。
あとひとつ大坪さん、まちがいなく訴状や書面は著作権にもなんにもひっかからないはずです。だから新聞にも出るわけですし。
ただプライバシーとの絡みってどうなのかなあ…?紙プロにだってズバリ顧問弁護士はいるでしょうに(笑、金閣寺会計士は元気ですか?)。
349 :
名無しの格闘家:2000/12/19(火) 12:53
その歓声の中で唯一
「アンジョーーー!大丈夫だーーーー!!前田には勝ってるぞーーーー!!!」
と叫んでおった男を・・・(笑)。
にわか、お前だよ(笑)。
鷹嫁も
「あの人勇気(not有己)あるね!」ってさ(笑)。
にわかっちの声援虚しく、前田に勝った安生、予定通りの惨敗(笑)。
350 :
腋臭溜め:2000/12/19(火) 12:57
応援してます。続きがとてもとてもとてもとても楽しみです。
良い年末をお過ごし下さいませ。
お待ちしております&いい引きだなぁ、
その展開の巧さに素直にジェラっちゃいますな。
他裁判の方も頑張ってくださいね。
>347&348
だと思ってはいたんですが確証がなくて・・つか
法律は全く門外漢なもんで必要以上に考えちゃいますね。
ちなみに僕はパンクラスもリングスも好きで、
クリスマスイブは大日本@後楽園に行くような至極ありふれた男です。
やるなら極力純粋な「報道」にしたいと思います、ドッチ寄りとかじゃなくて。
ま、僕以外の人が書くことになれば知りませんが。
352 :
生粋のUWFヲタ@30代半ば:2000/12/19(火) 18:57
2チャンネルなんて前からたま〜に見ていて馬鹿にしていたけど
これほど面白いスレッドがあるなんて痺れますわ。
心から応援というか次回リポートに期待しております。
また来年もお目にかかれることを楽しみにしております。
353 :
名無しの格闘家:2000/12/19(火) 20:08
佐々木さんとこのスレのおかげでsageも覚えました。
来年もよろしく。などと、兄さん逮捕の大スポを眺めつつ書いてみたりして。ううう。
354 :
名無しの格闘家:2000/12/19(火) 22:33
前田ってまた何かやったの?
355 :
名無しの格闘家:2000/12/19(火) 22:36
米国で裁判沙汰らしいね。
356 :
名無しの格闘家:2000/12/19(火) 22:52
>354
9月末、イリノイ州モリーンで行われたリングス・アメリカ大会の際、
現地のレストランで打ち合わせ中、当時リングス社員だった女性を蹴った。
レストランの店員が即座に警察を呼び、現行犯逮捕された。女性社員は腰骨
にヒビが入ったようで、前田は留置場に拘置され、保釈金を払って帰国した。
前田は何度も日本とアメリカを往復して、裁判をうけている模様。
被害女性が二次被害を恐れ、ストーカー法で前田を訴えたという情報もある。
357 :
優治:2000/12/19(火) 23:02
前田は暴力や朗です!
このままアメリカ獄すべきです!
荒らし予防
359 :
名無しの格闘家:2000/12/19(火) 23:46
>>356 東スポはデスクと記者のかけあいという形で、断定をさけているじゃねーか。
大体、9月にあってプロレス板でも出てたネタを何でいまごろ・・・・
まぁこういう時は、この前後にどんな出来事があるか考えてみるべきだねぇ。
船木引退、近藤敗北、ルミナ敗北、(今回の記事)、KOK2回戦、プライド・・・
あーあー、そーゆー事かよう。パンとプライド、提携したしな。(笑)
この蹴られた女性って、今プライドでブッカーやってるオンナでしょ?
360 :
名無しの格闘家:2000/12/20(水) 00:30
祝!! 前田逮捕!!
361 :
名無しの格闘家:2000/12/20(水) 01:22
>腋臭溜め
これからどうすんの?
362 :
名無しの格闘家:2000/12/20(水) 01:24
>船木引退、近藤敗北、ルミナ敗北、(今回の記事)、KOK2回戦、プライド・・・
>あーあー、そーゆー事かよう。パンとプライド、提携したしな。(笑)
これは「ハレー彗星が接近するときには大災害が起こる」
というのと同じレベルの与太(笑)。
…わかるかな?
格闘技界というのは定期的に興行があり、そこで一番単純に
考えても5割の確率で日本人選手が負ける(もちょっと多いが(笑))。
それをツナギ合わせて、「前田に都合の悪い記事が出る前後は
○○があった!!」というならいくらでもできるんだよ(笑)。
このへんについてはと学会「トンデモ本の世界」
I・アシモフ「我が惑星、そは汝のもの」にくわしい。
典型的な陰謀論のトリックでしたね。
363 :
名無しの格闘家:2000/12/20(水) 03:49
でもさあ、逮捕?で米大会を観戦できなかった(とされる)ときって
「親父のガンで緊急帰国した」って紙プロの読者イベントで言ったんでしょ?
さすがに言い訳にしても、自分に一番ついてきてくれる紙プロスタッフと
その愛読者の前であからさまな嘘はいわないだろうし、それに父親の病状、
生き死にをうんぬんして嘘をつくのって前田の儒教…というか常識として
言わないでしょ。
だからこの真偽もあやしい、てのは甘すぎかな?
364 :
名無しの格闘家:2000/12/20(水) 05:14
>362
じゃあ、なんで9月に噂になった今更な話を、リングスの大会4日前というタイミングで
東スポがあえて報道したのか、教えてください。つーか教えろ。
折角いい感じできてるんだから、別スレでやって欲しい>米の事件
366 :
名無しの格闘家:2000/12/20(水) 08:55
KOK直前のリークというのは私も陰謀だと思います。パンやUFCには、世間の視線をそらしたい失態直後だし。でも、そんなとき利用されるよう
な下手をうつ前田が悪いんです。ファンだけど。
じゃ、アメリカで裁判になってる事件は別スレって事で(そのうち私が立てるかも知れませんが、お暇な方いらっしゃいましたらどうぞ。アメリカ
行って観戦は出来ないしなぁ…)
ここは佐々木さんの「国内の裁判観戦スレ」ということでよろしいか。なんといってもリンパン両方に大切なスレですし。
改行失敗。
しかも下げ忘れ。
すまぬ。
ここはパンクラスと前田の裁判のスレッド
前田だけのスレッドではありません
どこかで既出ですからそこでやってください
>>367 きにするな!!
それ以前に違うスレでやれ!!
では俺もこのスレには書き込みませんので・・・・・
大会直前のリークは陰謀ってのは考えすぎだと思う。
単に大会直前に記事にしたほうが、大会で前田が現れたときに取材して、
またそれを記事にできるからだって考えたほうが自然のような。
あんまり長い間をおいて続きの記事をするより、
数日おいてのほうが「あれはどうなったんだ?」って読者の興味も引きやすいし。
370 :
名無しの格闘家:2000/12/21(木) 12:50
で、お得意の告訴ってやつで裁判まて起こして何やってんのパンクラスは?
371 :
名無しの格闘家:2000/12/21(木) 13:12
BBS閉鎖してます
372 :
名無しの格闘家:2000/12/21(木) 13:17
近藤が負けてつぶれそうです。
373 :
名無しの格闘家:2000/12/21(木) 13:57
パンクラスは失神してもタップはしません!!
>>341 >奇絶! 怪絶! また壮絶!
これ、ヨコジュンですよね?
なつかしいな〜
375 :
:2001/01/01(月) 20:42
正月あげ
376 :
あけまして:2001/01/01(月) 20:52
パンクラスはおめでたいやねage、いやsage(笑)
377 :
佐々木隆三:2001/01/05(金) 15:31
他では読めない資料が載ってるからと言って、
わしの寒〜いクスグリに気ィ遣って付き合って頂いてる皆さん、
御苦労なこったのう! まあ21世紀も宜しく頼むわ!
ギャハハハハハハハ!
378 :
そういや:2001/01/06(土) 01:44
結局紙プロスタッフと接触したの?企画は通ったの???
379 :
ななし:2001/01/11(木) 14:27
age
新年、あけましておめでとうございました!
年明け早々、DEEP2001を観に、名古屋まで遠征してまいりました。
ビッキグヲタの私としては、ずっと前(田村がパトスミに勝った頃)、安田拡了さんが
週プロで紹介していた、水餃子がおいしい「政恵」という店に行きたかったのですが、
電話帳にも、ぴあグルメmapにも載っていない。「CBCの西」だとあるから、
歩き廻ってみたんですが、あのへんは小さい店がやたら多いし、なにしろ古い情報だから
もう無くなっているのかもなあ……。結局見つけられなくって、危うく
「宇多田ヌケル」か「ヌクドナルド」に入ってしまうところでした。
そういや泊まったホテルのプレイボーイチャンネルでは、「セックス法廷・私がルール」とか
やっていたなー(ああ、またツマラヌことを書いてしまった……)。
さて法廷といえば、スレッド
>>289で書きましたように、本日も暴行事件の弁論準備が
あったはずなのですが、やはり書記官室で行われたのでしょう。こちらの民事第50部は、
事件関係者以外、そのフロア(15階?)にさえ入れないようです。
代わりに聴いてきたのが、「準強制わいせつ」の刑事裁判で、被告3人のうち従犯の2人が
女性(保釈されていて、傍聴席から入廷する)という、ややプチカルトっぽい事件。
その女性の親が証人尋問され、犯罪としても裁判としてもかなり興味深かったです。
おかげさまで年末には、山田みつ子被告の公判を傍聴することができました。
当日のNHKニュースでは、私の後ろ姿がでっかく映ってて大笑い。
ナマの山田みつ子さんの証言をたっぷり聴いて、いろいろ思うところはあるのですが、
もちろん当スレには関係ないのでした。ちなみにこの事件ですので、傍聴人に
本物の(笑)佐木隆三氏がおられました。佐木さん、傍聴席では眼鏡を外してましたな。
あと、ニュース23のサコさんも来てました。
この日の東京地裁は、安倍エイズ英が櫻井よし子を訴えた裁判、
龍円愛梨アナが講談社を訴えた裁判(こちらは本人が出廷)など、キャスター関係が充実してました。
しかし12月25日、最も瞠目させられたことはと申しますと、
地下1階食堂のオバチャンたちが全員、サンタクロースの帽子とエプロンを着けていた光景でした。
思わず「PRIDEガールズ……」と呻いてしまった私です。 毎年やっとんのかいゴルァ!!!
では、そのPRIDEやK−1を、フジテレビ側から支える大プロデューサー・清原さんの詫び状始末記、
いよいよ後半に入りたいと思います。すでにお読みの方も、もう一度スレッドの
>>336、
>>337、
>>338、
>>339、
>>340 に目を通していただいた上、その内容を
じっくり吟味してください。では、第13983号(名誉毀損)裁判の、答弁準備書面です。
第二 被告の主張(つづき)
三(承前)清原氏は、被告と松井氏に対し、
「すみませんでした。私は、リングスが八百長であると言いました。ご迷惑を
おかけして申し訳ありませんでした。」と謝罪の言葉を初めて口にした。
これを聞いて、被告は、清原氏に対し、
「リングスが八百長であるという話は、あなた個人の見解ですか、それとも誰かから
そのような話を聞いて発言しているのですか。」と尋ねた。
これに対し、清原氏は、被告に対し、
「うちのスタッフが格闘技関係者から聞いた話です。」と回答した。(つづく)
三(承前)その後の会話は次の通りである。
被 告「リングスは八百長であると誰が言ったのですか。」
清原氏「申し訳ありませんが、それは言えません。」
被 告「言えないということは、それがあなたの見解であると理解していいのですね。」
松井氏「腹を割って話をしなければ、本当の謝罪にならないでしょう。」
清原氏「パンクラスの関係者から聞きました。」
被 告「この件についてはきちんと正式に謝罪して欲しいと思います。」
清原氏「謝罪の方法については、今すぐに思いつきませんが、リングスの名誉を
回復するため、私は正しいことを話します。」
松井氏「私が間に入った以上は、清原氏をちゃんとフォローします。」(つづく)
三(承前)以上の清原氏に対する事情聴取の結果、被告は、パンクラスの関係者が、
「パンクラスの試合は真剣勝負であるが、リングスの試合はフィックスファイト
(八百長試合)である。」と言いふらしている旨確信した。
被告は、右清原氏に対する事情聴取の日から三、四日経過したのち、清原氏から
正式な謝罪文(乙第一号証)を受領した。その謝罪文には、松井氏の文書も
添えられていた(乙第二号証)。
四 そもそも、平成9年(97年)当時、「パンクラスの試合は真剣勝負であるが、
リングスの試合はフィックスファイト(八百長試合)である。」との話は、
格闘技業界で広く噂されるようになっていた(乙第三号証)。
被告は、リングス及び自己の名誉を回復する目的で、原告が当時流布していた
事実無根の右噂を全面否定するため、正当な反論及び論評行為を行ったにすぎない。
被告のこのような反論及び論評は憲法第21条で保障する表現の自由として当然
保護されるものである。(つづく)
四(承前)また、そもそも、被告が右のように反論及び論評したとしても、被告の
発言は、「リングスの試合が八百長試合でないこと」を主張しているに過ぎないから、
原告の社会的評価を低下せしめる内容ではなく、従って名誉毀損には該当しない。
さらに、被告は、前述したとおり清原氏に対する事情聴取など、十分事実調査を
行った上で右反論及び論評を試みたものであり、被告には違法性は認められず、
また、故意、過失も認められないため、不法行為は成立しない。
よって、請求原因二の1(一)乃至(四)記載の被告の各発言部分について、
不法行為は成立しないものである。
>>302、
>>307
五 「秒殺」に関する被告の発言について。
>>312 原告は、「秒殺」とは、試合開始後 短時間のうちに勝負がつくことを指すと
主張している。
被告は、「秒殺」について、対戦相手となる選手間において力量差が大きいために、
試合開始後 短時間のうちに勝負がつくものであると論評したに過ぎない。
これは、公正な論評であって、表現の自由のもと、格闘技の専門家である被告が、
格闘技業界の質の向上を願って、そのような論評をすることは当然許されるところである。
もし、被告の右論評が許されないとするならば、著しく力量の差の(ある?=佐々木)
選手同士が対戦し、試合開始後 短時間のうちに勝負がついた試合についても、
格闘技業界において優良、良質な試合であるとの誤解を質すことができなくなる。(つづく)
五(承前)これは、格闘技業界内部での切磋琢磨を阻害するものであり、多くの
少年少女を含めた格闘技ファンを欺 しかねない事態にも発展するおそれがある。
また、被告の右発言により、原告の社会的評価が低下したという事実も認められない。
よって、請求原因二の2(一)記載の被告の発言部分については、不法行為は
成立しないものである。
六 「選手の質に関する」被告の発言について
>>313 フランク・シャムロック選手がパンクラスからリングスに移籍した後
「日本人選手がこんなに強いとは思わなかった」と発言したのは事実である。
これも、右で述べたのと同様の理由から、事実に基づく公正な論評として
当然許される範囲の発言(表現)である。
また、被告のこの発言より、原告の社会的評価が低下したという事実も
認められない。
よって、請求原因二の2(二)記載の被告の発言部分については、不法行為は
成立しないものである。
七 以上のとおり、被告の各発言は、不法行為(民法第709条)に該当せず、
また競争関係にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知し、又は
流布する行為(不正競争防止法第二条一項13号及び同法四条)にも該当しない。
以上
まぁそれにしても……一介のプロレスファンに過ぎない人間が、こんなことを言うのは失礼かも
しれませんが、以上で書かれた前田・松井・清原会談が仮に真実だったとしたら、私がいちばん
感情移入してしまうのは、2ちゃん的にはヘタレ扱いされそうな清原さんの立場なのでした。
はぁー(溜め息)。自分で蒔いた種とはいえ、辛かっただろうなー。
MM砲&ウチの若いモンに囲まれて、「そんなこと言ったって〜、ヤオじゃないっっすか〜(涙)」とは、
さすがに言えなかったでしょうしねー。実にどうも、読んでいて苦しくなりました。うーん。
そして私も、次に書き込むときは、みなさんに謝らなければならないのでした。
それを考えると気が重いのですが。なんにせよ、また後日ということで。
393 :
ななし:2001/01/11(木) 22:57
>フランク・シャムロック選手がパンクラスからリングスに移籍した後
>「日本人選手がこんなに強いとは思わなかった」と発言したのは事実である。
このインタビュー、雑誌によっては、
「リングスの日本人選手がこんなに強いとは思わなかった」
って書いてありますよね。
「リングスの」って部分を意識的か無意識にか知らないけども省いちゃって、
勝手に「パンクラスの日本人は弱かったから」って意味づけをしてしまうのが、
前田のすごい(困った)ところなんだよなあ。
間違ってあげちゃったので、sage
結局紙プロはこの記事を掲載することに決めたのか、教えてほしいんですが。
田舎なので買うときは予約しないときついんです。
>395
とりあえず今月発売号には載りませんけど
ソレはソレとして買ってやってくださいな、ぜひぜひ。
ともかく編集部から前向きな意見はいただいてるので
次号or次々号掲載目指して頑張りたいと思います。
397 :
:2001/01/13(土) 03:45
ああ、やっぱりこのスレは今年も面白い…。
私は今年、プライドとリングスに接点が生まれるかどうかにたいへん興味を
持っていますので(おもにリングスの知名度アップのために)ここの資料から
渦中の方々が仕事で手を組むくらいには大人な対応できるかどうかの推察を
楽しみたいと思います。
「松井・清原会談」なんていうと別の業界の話みたいですね。
>>393 「リングスの選手が〜」や「日本人選手が〜」ならともかく、格闘オタクじゃない人間が談話のレベルで「リングスの日本人選手が〜」まで限定する必然性はないので、おそらくその雑誌が何らかの目的で語句を追加している可能性が高い。 BBM系の雑誌ならさらに疑惑濃厚。
正月にはしっかり休む月刊誌・紙のプロレスRADICALの次号は1/26発売らしいけど本当かな?
要するに、フランクの本心は、
「(パンクラスの選手は弱かったので)日本人選手が〜」だったのに、
BBM系雑誌編集者が勝手に「リングスの」を付け加えたと言いたいわけだね。
限定する必要ないって言うけど、
これはリングス初試合の高阪戦のあとの談話のはずだから、
「リングスの選手」と言ってしまうには試合数が少なすぎるし、
「日本人選手が」ってのもフランクのパンクラスの戦績や言動から見て変だ。
おそらく高阪が思っていた以上に強かったので、
「リングスの日本人選手(=高阪)がこんなに〜」
って話したんじゃないかな。
ある団体の中の一人を評価するときでも、
こういう言い方することってあるでしょ?
sage
401 :
:2001/01/18(木) 01:38
佐々木様、またはどなたか詳しい方にお願いです。お暇なときに長井の裁判の顛末を「簡単に」教えていただけないでしょうか。私は写真誌上で前田が裁判所に入ろうとしているところまでしか知らないのです。長井も何とかなりつつあるので、今なら安心して何でも受け止められそうですし。
>格闘オタクじゃない人間が談話のレベルで
>「リングスの日本人選手が〜」まで限定する
>必然性はない
フランク・シャムロックという実際にその世界にずっといる選手の発言が、
格闘オタク同様にディテールが細やかになって、何の不思議があるんだ?(爆笑)
これは結局リングスを庇いたいがための、無理なリクツ付けの可能性が高い。
稲妻流星群の書きこみならさらに疑惑確定。(ワラ
403 :
七水:2001/01/29(月) 18:12
その後ってどうなったの?
sageといたほうがいいのかな?
おーい
両方の裁判とも、準備書面提出が入ったのをいいことに、すっかり追っかけを
サボってしまっている今日このごろでした。だって〜、寒いんだも〜ん。
この間に、もし万一、証人喚問?とか(特に清原さん)があったりしたら、
悔やんでも悔やみ切れないかも知れませんが、反対にいつの間にか和解に
なってる可能性もあるし、そう焦らずに、暖かくなるのを待ちたいものです。
結局1月のライブ系は、風間杜夫ひとり芝居と、春風亭昇太独演会しか行ってないしなー。
でも日本映画はけっこう見ました。川井憲次の「アヴァロン」、入場テーマ曲に使って欲しいです。
そういや、「三文役者」を見て以来、佐木隆三原作の「復讐するは我にあり」とか、
大島渚監督「愛のコリーダ2000」とか、見る映画には妙に殿山泰司が登場して来るのでした。
この調子だと若松孝二(以下、つまらないギャグを割愛)
んなこたぁ、どうでもいい。ここは私のJAMJAM日記スレじゃありません。
「愛のコリーダ」を見た数日後、いつもとは違う図書館へ行ったら、
「やさしく引ける判例総覧 表現の自由・著作権・名誉毀損」
(日外アソシエーツ/紀伊國屋書店発売)という本が置いてありました。
チャタレイ夫人、愛のコリーダ、四畳半襖の下張といった、わいせつ系や、
正木ひろしの丸正事件、マッド・アマノ裁判、「太陽風光点」やパックマン訴訟など、
拾い読みするには面白いです。でもずっと読んでると頭が痛くなる。
判決文というのは、どうしてこうわかりにくいのでしょうか。
さて、
>>401さんがおっしゃるのは、これだと思われます。
民事第25部 事件番号 平成10年(ワ)12449号
原 告:長井弘和
被 告:(株)リングス
事件名:報酬金
ただし、こちらは私も調べていません。ケンドー・カシンなら「お前が勝手に閲覧しろ」と
言うところですが、本当に申し訳ありません、今のところ食指が動かないので、ご容赦願います。
民事の裁判て、ほとんどカネ絡み(ないしはそれに準ずるもの)が中心で、この手のはいまいち
面白く感じられないのです。もっとも、まったく興味がないわけじゃありませんので、
いつかは調べるつもりです。公判記録調べを老後の愉しみにしようと思ってるくらいですから。
2ちゃんねるが続いて、なおかつ問題ないようなものだったら、あるいはアップする、
かも知れない(しないかも知れない)。というような気持ちです。
ただでさえ、「心してお読みください」とか言ったとたんに、自分が二つの裁判を
ごっちゃにして、「パンクラス側」と「尾崎氏側」を間違える体たらくぶりなので、
これ以上、対象を増やさないほうが良さそうだし。
その代わり……には、ぜんぜんなりませんが、前記の本の中に、ちょっと面白い
「名誉毀損」裁判の記録がありましたので、サワリを御紹介いたします。
「やさしく引ける判例総覧 表現の自由・著作権・名誉毀損」
(日外アソシエーツ/紀伊國屋書店発売)354ページ〜より一部抜粋
謝罪広告請求事件
東京地方裁判所判決 昭和45年(ワ)第968号
昭和47年7月12日棄却
(二)人気の序列問題で、「大和女子」内に争いがあつたか否か。
証人青木、同淡路、同伊勢、同長門、同三河の各証言を総合すれば、「大和女子」内に
おける選手の序列は、レスラーとしての実力を基準に決定されるものではなく、チヤンピオン
だつた選手が突然三段階くらい下げられたりすること、それに対して選手が不満をもらしていた
ことなどの各事実が認められ、選手に不満はなかつたとする原告本人の供述は信用できない。
(三)昭和44年8、9月頃、当時「大和女子」に所属していた女子プロレスラーの
YM(本名KM)は金策に苦労して、トルコブロでアルバイトをしていたとの事実は認められるか否か。
昭和44年8、9月頃、Mが「大和女子」に所属していたこと、その頃、同人が下野駅前の
「黄金トルコ」でアルバイトをしていたことは、いずれも当事者間に争いがない。(以下略)
(佐々木注・長文なので、興味がおありの向きは、「お前が勝手に図書館で読め」。
「大和女子プロレス」なんて私、聞いたこともありません。原文ではちゃんと実名になってますが、
念のためイニシャルにしときます。でも書いても知ってる人ほとんどいないと思いますが。
しかし判例集とはいえ、市販され、図書館にまである本にトルコブロ云々とか載せて、これでYMさんが
紀伊國屋書店を訴えたりしたらどうなんだろ、とよけいな心配までしちゃいます。
ちなみに「チャンピオン」「あった」ではなく「チヤンピオン」「あつた」なのは原文ママ。
決してカナ入力のミスではありませんby安楽椅子探偵)
ところで、スレ
>>287で、探してみるといったNHBニュースは、
さほどの苦もなく見つけることができました。
http://jfighter.virtualave.net/cgi-bin/petit2.cgi 過去ログの、スレッドナンバー[509]、[705]、[825]が、
ここについて書いてくれていました。いちばん最初にスレ立てたときから、
もうチェックしてもらってますね。その[509]の中で、ウデスパーさんという方が、
〈名誉毀損は通常だと裁判官に「これ以上続けても無駄だし示談にしなさい」と言われます。〉
と書いてらっしゃいます。いしかわじゅんさんの本を読んでも、裁判所による和解勧告?
があるようだし、私がどうこう言うこっちゃありませんが、本当にもういいかげん、
適当なとこで矛を収めたらどうかと思います。パンクラス側としては、これ以上の中傷を
牽制するための告訴でもあったでしょうし、「これまでの発言には遺憾の意を表する。
今後は気をつける」程度の言質を前田氏側から引き出すくらいで、手を打ってはいかがか?
21世紀の最初に、窪田VS上山戦(およびアマチュアの試合)で、パンクラスとリングスの
交流が始まったのは、記念すべきことではないですか。
これをきっかけにして、新しい流れを作ってほしいと願っています。
これは私の、いい大人としての意見です。厨房としての意見は、
最高裁まで争え(藁
やはり[509]で、ウデスパーさんは〈この「事件名」は事件名になって無い〉
〈事件名の所が変だ〉と指摘されていますが、もとより私は右から左へ丸写しするだけで、
それ以上の甲斐性はありません。従って、東京地裁の開廷リストには、確かに
「事件名」の項目に「損害賠償等」と書いてあるわけです。つまり、正確な法律用語と、
地裁の慣例とが違っているということなのでしょうか。
事件名というより、請求部分が書いてあるようですね。
これが刑事裁判だとわかりやすく、たとえば山田みつ子被告だと「殺人、死体遺棄」。
開廷リスト(←これは私の造語で、本当は「開廷表」「開廷事件表」「公判開廷予定表」とある)を
見て、興味をソソられる事件名だとメモしたりするんですけど、なかなか怪しいのもあります。
「不正アクセス」なら想像がつきますが、「児童売買」となるといったいどういう……?
って感じだし、さらに「電磁的」というのには首をひねりました。
「電波法」だったら神取が闘ってたヤツでしょうが、「電磁的」。「的」って何だよ!
同じくNHBニュースのバックナンバー、スレッド[825]では、
グリフォンさんが、〈「格闘技界の死海文書」とも呼ばれ、k−1&PRIDEの成功で
肩で風切るフジテレビプロデューサー・K氏が忘れたい過去、その文書が法廷に????
まだ現物はネット界には現れないが、要注目です。〉と書いて下さっています。
それでですね……楽しみにしていた方も少しはいらっしゃると思うのですが、
スレ>> 392 で、「みなさんに謝らなければなりません」と書いたのは何故かと申しますと、
少なくとも私(佐々木隆三)は、いわゆる「清原念書」を、ここに書き込まない、
ということなのです。理解や納得はしていただけないかも知れませんが、
説明だけはさせてもらいたいです。でもまあ、とりあえず、
その前後の資料をアップした後で。第13983号(名誉毀損)のほうです。
一 乙第一号証
証拠の標目 謝罪文
作成年月日 1997年(平成9年)9月
作成名義人 清原邦夫
立証趣旨 フジテレビのプロデューサーである清原氏が、パンクラス関係者から、
リングスの試合が八百長試合である旨聴き、その噂を第三者に広めて
リングスに迷惑をかけた事実、及びその事実に基づきリングスに対し
謝罪した事実など。
二 乙第二号証
証拠の標目 手紙
作成年月日 1997年(平成9年)9月
作成名義人 松井章圭
立証趣旨 フジテレビのプロデューサーである清原氏が、
(第一号証と同じなので略=佐々木)
三 乙第三号証
証拠の標目 書籍
作成年月日 1997年(平成9年)2月
作成名義人 竹内義和
立証趣旨 1997年(平成9年)2月ころ、格闘技業界の中で、
「パンクラスが真剣勝負の試合を行い、リングスが八百長試合を
行っている」との噂が流布されていた事実など。
以上
乙第一号証(省略=佐々木)
乙第二号証
前略
平素格別のご厚情賜り誠に有難うございました。
さて、先般はお忙しいところ、フジテレビ清原氏の申し出に応じて貴重な
お時間をいただきまして誠に有難うございました。(中略=佐々木)
尚、これは私個人からの切なるお願いですが、今回彼がフジテレビスポーツ局の
プロデューサーとして出した詫び状が外部にさらされる事になれば、ある意味での
責任を問われる事は想像に難くありません。どうか寛大なお心を持って穏便に
お取り計らいいただけます様何卒お願い申しあげます。
今後ともこれに懲りずにご高誼賜りますようお願い申しあげます。
末筆でございますが、今後益々のご発展、ご健勝を心からお祈り申しあげます。
草々
1997年9月吉日
国際空手道連盟 極真会館
松井章圭
前田日明様
乙第三号証
竹内義和著『格闘耳袋』(ぶんか社刊)
86ページより(マーカー部分のみ抜粋=佐々木)
今のマスコミの報道の仕方を見ていると、どうも前田より船木の方が強いという
認識、予見がかなりあって、その意見がかなり説得力をもって語られるようになって
きました。それは、パンクラスが真剣勝負をしてて、ほかのU系はそうじゃないと
いう理屈からきているんでしょうが、世の中は真剣勝負をしているところが一番強い
という妄想がありますね。
えー、つまりこの、「乙第一号証」というのが、俗にいう「清原念書」なのですね。
ではなぜ、私はその文章を書かないのか? もちろん、誰でも記録は閲覧できますし、
大坪ケムタさんなり どなたかなりが、調べてらして、それをどこか(このスレ含む)で公開なさっても、
私は別に問題ないと思います。「やめとけ!」とも言いません。ただただ、自分が書くのだけが
「なんかイヤ」「イヤなものはイヤ」だからです。で、これはカッコつけて言えば、
1.松井章圭館長に敬意を表して
ということです(しかし、多分にポーズだけであることも否定できません)。
私は極真信者でも、松井ファンでもありませんが、ここで松井さんが(前田氏に対して、であるにしても)
「外に出さないでください、頼みます」と頭を下げているのに、私が暴露するような形になるのは、
もうソコハカとなくイヤなんですね。
なお、私のこの判断は、「飯倉におけるM2K会談」と、前田氏側が主張するその内容が、
実際にあったことなのではないか、との観点から発しています。
けれど、「私が真実だと思う」ということと、「本当に真実かどうか」は別問題です。
また「このスレを読んでくれてる各人がどう思うか」「裁判官がどう思うか」も、さらに別です。
あくまで、「真実だった場合の可能性から、佐々木はこう考えた」とのレベルです。
1997年10月14日、例の後楽園での会見において、前田氏は次のように発言しました。
(紙プロRADICAL6号より)
〈でね、あの「そういう詫び状とかあるんだったら、出せるもんなら出してみろ」とか
言いますけど、それに関しては(極真会館館長の)松井くんが仲介者になって行ってますんで、
その詫び状のことを問い合わせてください。ただ、彼はあんまり巻き込みたくないんで。
仲介者っていうんで、彼が間に立ってくれてるんで、イマイチちょっと気を付けてほしいんですけど、
そういう詫び状の件に関しては彼が証言してくれますから。彼も「変な話は困る」って言うんで、
彼の意向って言うかね、思いやりを汲んだ部分で「公開しません」と。それをわかった上でね、
言ってるFテレビのK氏も、話をわざわざ大きくするようなね。尾崎社長に何話してるか知らんけど、
そういうことを言うんであれば、自分も考えがありますよ!〉
と、このときは激昂していたわけですが、おそらく今回の訴訟沙汰がなければ、松井館長との
約束通り、清原さんの謝罪文は、永遠に眠りつづけていたのではないかと思います。
これは推測でしかありませんが、裁判の書証として提出するにあたり、前田氏はいちおう
その旨伝えて、松井館長も「そういうことなら仕方ありませんね」と認めたのではないか?
礼儀としても、万一証人に呼ばれることを想定するとしても「挨拶ヌキ」は危険すぎますし。
で、おおやけの場に出された、と。じゃあ別に、ここで開示されても文句は言えないじゃないか、と。
そりゃあそうかも知れない。飯倉会談での清原さんの醜態をここまで引用しておいて、
何をいまさら躊躇うことがありましょうか。
でも、清原さんのために、伏せておきたいわけじゃあないのです。
もう今になって、清原さんの立場が揺らぐようなことはないでしょうし、それはかまわない。
約束を守りきれなかった前田氏の、心中を慮って、というわけでもありません。
まして、これからはPRIDE進出も考えているというパンクラスを気づかって、
「何年も前の清原さんとの諍いを蒸し返して、寝た子を起こすこともないよな」と配慮したんでもない。
そんなこと言ったら、このスレ自体が寝た子を叩き起こしてるようなもんだ。
「間に立った」はずの松井館長が、清原氏に
「あなたは、私に対しても、リングスが八百長であると話をしていたではないですか。」と
詰問したとき、松井さんが必ずしも「リングスが全ガチ」だと思っていたかといえば、
そうではないでしょう。そういった場合、たいていの大人(特に仲裁役)は、その場を丸く
収めようとします。(清原さんの言うことにも一理あるんだから)と腹に含んだ上で、
「まあまあ前田さん、清原さんも言った覚えはない、とおっしゃってるんだし、これは
たぶん、何か言葉の行き違いとかそういうことだったんでしょう。ここは私に免じて、
誤解されるような発言は謝るということで、リングスさんとSRSさんともこれからうまい具合に
なんとかひとつどうかこの実に……」と笑ってみせる、それが男の器量だと思われてる(節がある)。
まして、その人物にも立場があり、相手が何らかの利権を握っている場合には、
まあ滅多にこの図式は崩れない。そして清原氏も、そういう役割を期待して、
前田氏との仲介を頼んだのではないか、と考えるのです。
だが。松井さんは許せなかったのでしょう。
目の前にいる男が、以前は「リングスは八百長ですよ」と自分に対して言ってた男が、
イケシャーシャーと「ボクは知りませーん、言ったこともありませーん」と白を切って
いることが、人間として、我慢できなかったのではないでしょうか。
前にも書いたように、私がこの一件で感情移入するのは清原さんです。
清原さんの言動を非難できるような人間ではないと思っていますし、
プロデューサーとしての手腕や実績には、格闘技ファンとして感謝しているくらいです。
でも、それは別として、ウソを糊塗することを潔しとしなかった松井館長を、
本当に立派な方だと思います。
と、まぁ前田氏側の主張が本当という前提の上、憶測に妄想を重ねて陶酔気味に
なったような有り様ですが、とにかくそんな松井氏が「穏便に願う」というのを、
私の一存で書く気にはなれんのですよ。それに、冷静になって考えるとしても、
2.文面は本当にタダの「詫び状」という感じで、「迷惑かけてすみません」程度の内容しかない。
a.ここで省略しても、裁判の経過を追うのには、まったく支障がなさそうである。
b.ってゆーか、むしろ秘密にしといたほうが、幻想を生んで面白いのでは?
との理由があるのですね。
>>335で、詫び状そのものよりも、出すに至った経過が面白い、と
念を押したのはそこらへんで、私が興奮したのは飯倉会談の部分だけでした。
かんじんの謝罪文は「なーんだ、こんなもんか」です。なんか手紙の書き方例文集みたいな。
ですから(これはパンクラス側の名誉のために言っておきますが)、その詫び状には、
「パンクラスのパの字」はおろか、八百長やフィックス・ファイトという言葉さえ出てきません。
これは、やはり紙プロRADICAL6号の前田氏インタビューの、次の箇所とも符合します。
<F局だって、こうやって揉めてきてるから、「パンクラスは言わなかったということで
合意してくれ」と「じゃないと詫び状出せない」と。そう松井君に言うんです、プレッシャーかけてね。
K氏、こいつもズルイよ。会って最初にとぼけやがってね。>
パンクラス関係者の実名でも出てれば、私も遠慮なく公開させていただきますが、
せいぜい「清原さんが謝った」のを証明することにしかならないんじゃないでしょうか?
じゃあ逆に、そんなにどうでもいい文章だったら、書いたっていいんじゃねえの?
と思われるのも当然ですが、そのへんが「多分にポーズだけ」の所以なのであります。
長いことかけて、グダグダと言い訳を書き連ねてしまいましたが、
どうか私の心情をお汲み取りいただき、何卒ご理解のほどお願いいたしたく、
今後、当スレッドで力を尽くし、誠意ある調査を続けてゆく所存であります故、
なんとかひとつこの実に……。まーこれからもしばらくつづけるつもりですんで、
大目に見てやってくださいませ。
なお、この清原氏問題については、後日あらためて、
もう少しザ・検証してみたいと思います。
それでは、これからパンクラス後楽園に行ってきまーす。
あ〜つかれた〜
一気に読ましていただきました。
裁判なんてまったく興味なかったのに。
松井さんてちゃんとした人ですね〜。
それでは佐々木さんがんばってください&期待しております。
ところで紙プロって発売日 何曜日よ?
佐々木隆三さん。待ってました!
清原念書に対する佐々木さんのスタンス、よく判りました。
おとこ、ですねえ。佐々木さんは。格好いいです。
422 :
名無しの格闘家:2001/02/08(木) 01:57
p
423 :
:2001/02/08(木) 04:24
s
福岡高裁の古川龍一氏と、福岡地検の山下永寿氏、コンビを組んで
「ズルイはんじ・けんじ」として漫才界デビュー!!!
と、浅草キッドの「週刊アサヒ芸能人」風に始めてみましたが
……しょっぱいネタですいません。鬱打詩脳。
おとといは、朝も早よから裁判所へ出向き(9:30締切)、
宮崎勤の公判を傍聴してきました。抽選はなくて、並べば見れました。
ナマの宮崎被告を見るのは初めてでしたが、受けた印象は、
「ツトムくん、禿げたなー!」との一点。生え際がグッと後退してます。
今回が最終弁論で、控訴審が結審。そいでもって判決が6月28日。
裁判としては、あんまり面白くもなかったなー。
しかし午後、フラッと入った法廷で(3つくらい続けてやる3番目に)始まった
民事裁判に、私は猛烈に引き込まれてしまいました。いやー楽しかった!
「丁々発止」を絵に描いたらこうなるんじゃないか、というくらい
フィクションめいたキャラクター、事件、公判の展開で、日本の裁判で
こんなにエンターテインメントになることもあるんだ! と思ったほどです。
ギャラリーが2人きり(私と、他の裁判の弁護士)なのはつくづくもったいない。
そのまま朝飯も昼飯も抜きで、4:30まで傍聴してました。
今は誰かれかまわず語りたい気分なのですが、当スレに関係ないのが残念。
ただひとつ、前田氏vs尾崎氏の暴行事件と、偶然にも同じ裁判官でした。
>>389で、1カ所、文字が抜けていました。「罔」ですね。「欺罔=ギモウ」で
出なかったので、後で探そうと思って、そのままアップしてしまいました。従って、
五(承前)これは、格闘技業界内部での切磋琢磨を阻害するものであり、多くの
少年少女を含めた格闘技ファンを欺罔しかねない事態にも発展するおそれがある。
となります。
あと、大坪ケムタさんの件ですが、私のほうからメールを送りまして、
その返信をいただいた、というところで話は止まっております。
大坪さんはお忙しいようで、紙プロ掲載について、少なくとも私は
具体的な作業はまだ何も進めてない状況であります。載るか載らないかは不明。
大坪さんにお願いですが、もしまたメールをお送りいただいたら、ここにも
書き込んでいただければありがたいです。毎日はチェックしてないものですから。
きょうのところは、これだけです。じゃあね!
佐々木さん及び紙プロに期待してる方、申し訳ない。
現在某書房のハメ撮りAV本の原稿書くべくAV30本組手を先ほど完遂、
いまだ目玉が広角レンズになってまして・・
動き出したらココで当然告知するのでそれまでは動きナシ、とお思いください。
とりあえずメールの件は承知しました。
ついでに宣伝しとけば次回紙プロでは
インディーズAVの父・あの安売王で発売され、闇に葬られたプロレスビデオ
「商店街ヴァーリトゥード」「一軒家プロレス」
「府川由美の闇討ちプロレス」・・などの製作者にワタクシがインタビューしてます。
しかもスクープ!発表されてない2作品があった!しかもあの大物が出演!
てな内容ですのでドゾヨロシク。
スポーツニッポン2/20より。
〈弁護士は和解勧告に対し「(和解は)不可能でしょう。あくまで判決をもらいます」と強硬な姿勢。〉
と、これは龍円愛梨vs講談社の話なんですけど、
少しあたたかくなってきたもので、調べに行ってみましたら、
こちら(パンクラスvs前田氏)もまだつづいているようなんですね。
はぁー……このごろは、どんどん厳粛な気持ちになっておりまして、
本当に、ホンットーに! もう仲直りして欲しい、争いごとはやめてもらいたい、と
祈っているのです。他人のケンカを面白がるのも、もういいかげんにすべきだろうか?
外野がごちゃごちゃ言わんほうが良いのではないか?
それで、というわけでもないのですが、名誉毀損裁判における
「清原氏問題の検証」はやっぱりやめにします。実は、一度書いてはみたんですよ。
でも、まずとにかく、私の考えなど述べても仕方ないし、話を場合分けして
整理するつもりが、かえって混乱させるだけになりそうなのです。
ここんとこ調子に乗って、なにか「自分の意見」みたいなものを、
書きすぎてしまっていたと思います。反省しなくてはなりません。
おまけに何を勘違いしたのか、WWFの「エンタメ宣言」に引っかけて、
「司法の場におけるヤオガチ論」みたいなことまで語り出していたのです(恥
すると、電源が落ちてかなりの長文が吹っ飛びました。
やめとけ、ということなのでしょう。私ごときが、そんな難しい問題に
触れちゃあならんのでした。スレを立てた、いちばん最初のときに戻って、
あくまで「報告キャラ」の立場を全うしたいと、そう思い直しました。
ただ、その検証の中で紹介するつもりだった「公判資料から離れたデータ」については、
多少意味があるような気がしますので、本日はそこだけアップしたいと思います。
まず、一方の当事者であるパンクラス側の発言から。
(本当はageるのも気が引けるんですが、いちおうパンクラス=緑、前田氏=青で
きてますんで、見逃してください。なお、これもちょっとした路線変更として、今後
1レスあたりが長くなり、「省略されました」が増えるかもしれません)
429 :
パンクラスのオフィシャルサイトより:2001/02/24(土) 13:43
Question
SRSを撤退した理由
Answer
パンクラス側からSRSに出ることを拒否した理由は、同番組のプロデューサー清原氏との問題です。
番組における、パンクラスと清原氏の間で交された約束を清原氏が数回にわたり反故にした為です。
パンクラスはフジテレビで放送されているSRSが重要なメディアであることを十分理解した上で、
この決定をせざるを得なかったことを御理解下さい。また、これはSRSの清原氏との問題であり、
パンクラスはフジテレビの他の方々とは友好な関係を続けさせて頂いています。最後に、パンクラスは
ガオラの方々、スカイパーフェクTVの方々に対しても恩義を感じ、信頼関係のある上でビジネスを
させて頂いていることを記させて頂きます。(PANCRASE代表取締役尾崎允実)[1998.9]
430 :
パンクラスのオフィシャルサイトより:2001/02/24(土) 13:45
最後に、私の方から皆様方にお伝えしないといけない事がございます。
パンクラスは2年前に前田氏に対して絶縁宣言をいたしました。その時問題となったのは
フジテレビのK氏が間に入った問題でした。パンクラスがリングスを八百長だといっていると
前田氏は判断し、そして「パンクラスを潰す。」と言ったのがきっかけでした。しかし事実は違います。
フジテレビのK氏に我々はそんな話は一切していません。それはK氏も認めています
(当時の週刊プロレスに掲載)。何しろK氏とリングスの話をした事は無かったのですから。
これが2年前の絶縁宣言の発端でした。しかしこれだけではありませんでした。その他にも
誹謗中傷発言はありました。先述のUWF当初の話、横田基地云々がそれです。
ハッキリ言いまして、私はある面で深い反省をしております。これらは全く虚偽であるのに、
なぜ正式に記者会見をして抗議しなかったのか? これはパンクラスの基礎を固める事を重要視
する余りに、揉め事を恐れていたというのが、私の正直な気持ちです。しかし会見を行うべきでした。
この反省をもとに、今後パンクラスは間違いに対しては即座に対処し、正して行こうと思います。
今回のこのコメントも、そういう意図のもとに出している事をご理解願います。もう同じ間違いは、
選手の為にも、応援してくださるファンの皆様の為にも繰り返したくはないと思っています。
先述致しましたが、現在前田氏に対する告訴を真剣に考えております。
「こんな事件が起きた時なのに何考えているんだ。」と思われる方は多数いらっしゃるかと思います。
私ももう少し落ち着いてからとも思ったのですが、残念な事に事件の次の日、ある新聞社とあるテレビ局に
リングス社員の人(告訴となる可能性がある為、名は伏せます)が、安生選手とパンクラスが共謀して
今回の前田氏殴打事件を起こしたと触れまわりました。新聞とテレビという2大メディアに対して不確実かつ
更に虚偽の情報を意図的に流布する事、これもれっきとした暴力でしょう。現在弁護士の先生と相談しており
告訴を真剣に考えております。
ファンの皆様方にはお詫び申し上げます。ただ、私も私なりに会社の代表として考え抜いた上での決断で
ある事を何とぞご理解ください。(略)
以 上
1999年11月20日
株式会社ワールドパンクラスクリエイト
代表取締役社長 尾崎允実
この後者のほうは、安生選手による前田氏殴打事件が起こった後のものですね。
確か掲示板が荒れに荒れて、伊藤@ボードリーダーさんが、代表でいろいろ質問しに行ったと記憶。
これらの発言は、今はオフィシャルから削除されてますかね?
他スレにもあったように、リニューアルと言ってる掲示板も、元に戻らないんでしょうか。
まぁ外に出てって負けたりしたら、管理人が眠れないほど荒れるのは火を見るより
明らかですから、無理もありません。アルシオンBBSが閉鎖されたときは、
「警告」みたいなものがありましたが、パンクラスはどうだったんでしょう?
完全会員制(要ID)にして、ヌルくても(狂信的でも)いいから再開してほしいです。
その場合は「パンクラス掲示板のモラルに従って問答無用に削除する人」と、
「2ちゃんを含むネットをチェックする人」は分けたほうがいいのでは?
2ちゃんの荒れ具合なんか見ながら管理してたら、そりゃあ判断基準狂いますよ。
「あえて見ないようにする」ってのも、ひとつの姿勢だと思います。
いかん、よけいなお世話でした。
さて、では当時、尾崎社長が言うように、週刊プロレスで
この問題はどのように報道されていたのでしょう(最初の高田vsヒクソン直前ですね)。
432 :
週刊プロレス1997年10月14日号より:2001/02/24(土) 13:48
(略)9月28日、パンクラスとしては初めての?T公式見解?UをFAXで送った。
その全文は次の通り。
「(略)まず、前田氏の『パンクラスがフジテレビのプロデューサーA氏にリングスを揶揄した
発言をし、それをA氏がいろいろなところで話した』という発言についてですが、パンクラスは
A氏にそのような発言をしたことは全くありません。また、A氏に確認したところ『パンクラスの
選手・スタッフからリングスに関するそのような話を聞いた事実はいっさい無い』との報告も
いただきました。従いまして、この件につきましては前田氏が虚偽の発言をしたとしか考えられません。
さらに前田氏の他の発言にあったような、パンクラスの選手・スタッフがリングスの悪口等を話した
という事実もありません。それにこれらの話はすべて伝聞に基づき、信憑性に乏しく、根拠もない
ものです。これに関して当社はパンクラスの社会的信用を著しく傷つけたことに対し前田氏に謝罪を
求めるものであります。パンクラスはこのような中傷合戦によって、不毛な干渉をしあうことなく
各々が繁栄していくことを望んでいます。(略)」
フジテレビのプロデューサーA氏を取材
「前田さんとは、松井章圭館長の紹介で極真空手の大会のテレビ解説をお願いしたときに初めて
お会いしました。その後、いろんな人から、前田さんが私に会いたがっているということを聞き、
松井館長に頼んで3人で会食をしました。ハイ、会食です。場所をおさえたのは私ですから(苦笑)。
ひとつだけ、はっきり言えることはパンクラスさんとは、リングスさんや前田さんの話を一度も
したことがありません」(9月25日、電話にて)
ひとつだけ、はっきり言えることは……
なんて、すごく宍倉次長テイストな言い回しですが(笑
この件とは直接関係ありませんけど、その「高田vsヒクソン」直後、
東京ドームでのニアミスの話(ニアミスだらけですな)が、今となっては
夢のようなメンツなので、まぁ話のついでに記録しておきましょう。
つづいて、私の知る限りでもっとも最近、この件について公表された、
2ちゃんねる格闘技板でも大人気、われらが安田拡了さんによる文章も引用します。
434 :
格闘ゲリラマガジン 1997年 Vol.1より:2001/02/24(土) 13:51
ところが、である。
「何も話しません」と言っていた前田と、たまたまドームのエレベーターの中で出くわした。
そのエレベーターには、SRSスタッフや田代まさしさん、藤原紀香さん、そして今話題の
Aプロデューサーと一緒に乗っていたのだが、そこに前田と山本が乗り込んできたのだ。
Aプロデューサーが一緒にいたので、一瞬緊張感が走ったが、僕が「お疲れさまです」と
前田に言うと、前田は厳しい表情で「悔しいな!」と答えてくれた。その時の前田は、
本当におっかない顔をしていた。
【文・谷川貞治】
435 :
安田拡了特別寄稿:2001/02/24(土) 13:53
この年の8、9月は、またもパンクラスに火の粉が舞う。
前田日明が「パンクラス潰し」をF紙で公言したのだ。
「パンクラスがフジテレビのKプロデューサーに対してリングスを揶揄し、それを
Kプロデューサーがいろいろなところで話した。パンクラスを潰す」というものだ。
前田はあらゆるところでパンクラス潰しを発言していく。しかし、パンクラスから
してみると根も葉もないこと。そんな事実はなかった。
当時、私はKプロデューサーにインタビューした。
「パンクラスさんと、そんな話をしたこともない。いろいろパンクラスさんとは話を
するがリングスさんについて話をしたことは一度もない。それは間違いなく言えるんです。
前田さんにはどこで何を言ったかを聞かれましたけど、そういう事実もない。
ただ噂話としても迷惑をかけたことがあるなら、お詫びする」
こんな返事が返ってきたものだ。
船木誠勝『明日また生きろ。』(まんだらけ出版)2000年12月発行より
うーん、なるほど。実は私、現実社会的には(そして清原さん的にも)
いちばんおさまりが良いと思うのが、ここの言葉だと思えるのですね。
私が「検証」で何をしたかったかと言いますと、おそらくこの事件で、もっとも
落としどころが良いと思われるのは、清原さんをストゥージ(←聞きかじり)扱いし、
パンクラスも前田氏も被害者であったとする結論なのでしょうが、本当にそうなのだろうか?
ということなのでした。でも、清原さんはある意味、否を認めて謝罪されているわけで、
自分が泥をかぶることで済むのなら、それで良いと考えていたのでしょうね。
もちろん実際に責任はあったのだし、裁判ではその「否」の内容が問われているの
ですけど、「悪者役を引き受ける」覚悟には、見上げたプロデューサー根性を感じます。
以上で、「周辺資料」のアップはおしまいです。
最後に、
>>252で飛ばして写した部分を念のために書いておきますが、あまりにも文章が
硬く、飛ばしてしまったのは無理もないのが、ご理解いただけると思います。
よって、原告は、被告に対して、民法第709条及び710条に基づき、不法行為による
損害賠償として、金505万80円と訴状送達日の翌日から支払済みまで年5分の割合による
遅延損害金の支払いを求め、また、民法723条に基づき、その名誉の回復のため
別紙目録一記載の掲載紙の広告欄に同目録二記載の謝罪広告を、同目録三記載の掲載条件で
各一回掲載掲載することを求めるとともに、人格権に基づき、被告の不法行為である
別紙目録一記載の掲載紙上の別紙目録四記載の事実に反する発言及び別紙目録五記載の
発言の停止を求めるものである。
次回は、暴行事件の裁判資料に戻りましょう。
では、ただ今より、リングス両国KOKへ行ってまいります!
待ち遠しいのぉ
前田→尾崎暴行事件の方の、重要な証言者となるかと思われていた坂田晶氏が
あんなことになってしまうと、まさに真相は闇の中、って感じですな。
さあどうなる。パンクラ−前田。全く続報を一日千秋の思いで待ち続けていま
す。
次に予定の資料は、しばらく前にもう打ってありました。
そのマクラで、私は以下のようなことを書いていたのでした。
裁判とは何の関係もないのですが、きょうはそこだけアップさせてください。
★
無駄話から失礼します。
図書館によっては、カタカナでしか蔵書検索できないところがあり、
「2チャンネル」で調べてみたら、出てきたのが『2ちゃんねるの本』ではなく、
『旬の自画像 2チャンネルの女から永田町の男まで』(文藝春秋)。
著者は井田真木子氏。ご存知の通り、かつて「デラックスプロレス」誌にて
フリーとして長与千種番を務め、濃厚な記事を書いていた方です。
『プロレス少女伝説』で大宅ノンフィクション賞を受賞したことは知られていますが、
もちろんのこと、「賞を取ったから偉い」などというような、プロレスから何も
学んでいない発想は唾棄すべきものです。井田さんが優れているのは、
取材力・分析力・筆力・構成力もさることながら、その距離感、
「自分を取材対象から突き放す力」「取材対象を自分から突き放す力」が、
極めて強いところにあるような気がします。
で、借りて読んでみると、これが滅法面白い!
しかしタイトル通り、非常に時事的なテーマ(乱暴に言うと「バブル」)で
切り取られている作品なので(ちなみに「2チャンネルの女」とは黒木香、
「永田町の男」は細川護熙のこと)こりゃあ文庫化は難しいかもなーと
思っていたら、古本屋でたちまち見つかったため、買ってしまいました。
これは「ありえない」ことを前提にした、いわば「夢のカード」なのですが、
私がぜひ読んでみたいのは、井田真木子さんが「戸野本優子」を文章にしたら、
いったいどういった迫り方で彼女の人間を描くのだろう……ということですね。
そんな仕事頼む人いないだろうけどさ(まだ山田みつ子のほうがアリだ)。
★
以上です。
井田さんの御冥福を、心からお祈り申し上げます。
井田さんのこと、今朝の新聞で見て、しみじみ驚いてました。
才能あるルポルタージュ書きの方が若くして亡くなると、なんだかとても辛いものがあります。
特に時代に向き合って物を書かれている人だと尚更で、もはやこの人の文章で「時代」を読むことができないのだという残念な気持ちと、きっとこの儘この人の本は絶版になり、忘れられていくのか、という寂寥感、とでも云いましょうか。
むかし宝島30に書いていた「きむむい」氏のときも、こんな風に思ったっけな。
この気持ちを誰かに伝えたかったのですが、家族や周りの人は、勿論井田さんの事など知らないし、Niftyの女子プロ会議室を見てもそんな事を語る人もなく、寂しい気持ちを感じていてところでした。
井田さんの仕事に敬意を表し、謹んで御冥福をお祈りします。
スーファミの
「JWP女子プロレス ピュア・レッスル・クイーンズ」の
経営モードを今さらながらやっていると、「セガガガ」って
こんな感じなのか? と思わないでもない……。
>>436 否を認めて→非を認めて、でした。
さて、もはや忘れ去られ荒涼とした風景の放置スレ、深く静かに進行します。
第14013号(暴行&名誉毀損)の裁判資料を始めましょう。
一 求釈明
請求原因第三 被告による不法行為−その二の第一項から第三項において、
原告は、新聞紙上及び雑誌に掲載された記事を引用し、被告の発言を名誉毀損であると
主張するようであるが、被告のどの発言が、原告の名誉を毀損して不法行為を構成すると
いうのか、釈明を求める。
>>238、
>>239、
>>240、
>>241
二 名誉毀損の責任主体
1 名誉毀損において、その責任主体を負うのはだれか。
2 原告は、この点について、被告がどのような表現媒体を用いたか、あるいは
どのような機会に発言したものかを問わずに、すべて、発言をした被告が名誉毀損の
責任を負うべきであるとして被告のみを訴えていると思料される。
3 しかし、このような原告の考え方には、重大な誤りがある。
すなわち、名誉毀損は、不特定多数人に対し、公然、事実を摘示してなされた場合に
成立するものであるが、現代社会にあっては、報道機関の介在を抜きにしては、不特定
多数人に対して伝播させることなど考えられないものである。報道機関、たとえば新聞社
では、新聞社自体の他、取材・執筆記者、編集者がいるのであり、雑誌の場合も基本的には
新聞の場合と異ならない。そして、新聞の場合、記者が自らの判断で取捨選択し、真偽を
調査した上で新聞社に送稿し、新聞社のデスクがその編集権に基づいて更に取捨選択し
真偽を確認して初めて記事が完成するのであるから、発言者あるいは情報提供者と記事の
掲載との間には、因果関係は当然には認められないのである。発言者あるいは情報提供者と、
取材・執筆記者、編集者との関係、訂正等の機会が十分与えられていて自らが執筆した
ものと同等に評価できる場合であるか否かなどの事情を抜きにしては、決定できないもの
なのである。
4 記者会見を開いて述べたこと、あるいは、記者のインタビューを受けて応えたことに
ついては、情報の伝播を想定しているのであるから、表現内容によっては、名誉毀損が
問題となり得る余地がある。これとても、取材・執筆記者、編集者を介在して成り立って
いるものである以上、内容が変化していないか、訂正等の機会は与えられていたか、
発言者が執筆したのと同等に評価できるか等を吟味した上で、判断されるべきであることは
当然である。そして、この場合でも、取材・執筆記者、編集者の手を経て報道されている
のであるから、第一次的に責任を負うのは、報道機関なのである。
以上と異なり、記者会見を開いたわけでなく、記者のインタビューを受けたわけでも
ないにもかかわらず、独り言のように話した言葉が掲載された記事については、たとえ
名誉毀損が成立する場合であっても、発言者は第二次的にも、責任を負わないのである。
5 本件において、前記請求原因第三の第一項での原告は、被告が、記者会見を開いたわけ
でもなければ、時間を決めて記者のインタビューに応えたわけでもないにもかかわらず、
単に被告の発言として書かれた記事をもって、記事を掲載した新聞社や雑誌社、記者、
編集者ではなく、被告を名誉毀損の責任主体として訴えているのである。
このように、原告は、名誉毀損の責任主体を取り間違えているのであって、この点だけ
でも、原告の主張は失当である。
以 上
「独り言のように話した言葉」ってのは、ちょっと笑ってしまいました。
それにしても、
>>289で、傍聴した「責任主体が誰であるか」という発言を
「たぶんこれは暴行事件に関してだと思われる」なんて書いたんですが、
ぜんぜん違ったみたいですね。もういちいち当てにならん男だなーオレ。
当然のことながら、これに対しては尾崎さん側からの準備書面(釈明等)で
猛反撃がされ、さらにまた前田氏側が認否、反論をする、というところまで
進んでいるようですが、その前に前田氏側から提出された証拠書類をアップするのが
順番となります。以前にも出された「被告の主張」と重複する、前田氏の陳述書が
乙第一号証、そして「紙プロRADICAL」31号のジェレミー・ホーン選手インタビューが
乙第二号証です。二号証のほうは各自、読んでおいてくださいませ。
陳述書(平成12年11月4日付)
前田日明
記
一、私は、格闘技の興行を主催する株式会社リングスの代表者をしています。
二、平成12年5月24日、当社が専属契約をしているジェレミー・ホーン選手
(以下「ホーン選手」といいます。)が宿泊している新宿京王プラザホテル(以下
「京王プラザホテル」といいます。)の部屋へ、原告が代表者をしている株式会社
ワールド パンクラス クリエイト(以下「パンクラス」といいます。)の渉外担当の
追立氏から電話があり、「尾崎がホーンに会いたいと言っている」とのことでした。
その時、当社の広報担当の富沢も部屋にいたとのことです。
三、翌5月25日、ホーン選手及び当社の富沢の両方から、当社でホーン氏のマネージメントを
している内田へ、パンクラスの尾崎氏がホーン選手へ会いたいと言ってきた旨の連絡が
入りました。内田がホーン選手へ尋ねても、ホーン選手は、尾崎氏の用件が何であるのかは
判らない、とのことでした。ただ、ホーン選手は、尾崎氏と会うつもりはあるとのこと
でしたので、内田が同席することにしたものです。ホーン選手も、内田が同席することを
快諾し、午後六時に、ホーン選手の部屋まで来てくれるように告げたとのことでした。
私は、当日、内田から、以上のような経緯の報告を受けました。
四、当日午後七時から、同じ京王プラザホテルで、私は、他の打ち合わせがありましたが、
どのような目的で、尾崎氏が追立氏を通してホーン選手に接触をしてきたのか確認して
おきたいと考えました。そこで、時間の許す限り、当社の内田だけではなく、代表者で
ある私自身が同席して話を聞く必要があると考えました。
五、私は、午後七時前に京王プラザホテルに到着しましたが、どこで、ホーン選手と
尾崎氏とが会っているのか判らなかったので捜していましたが、すると、当社の
内田が京王プラザホテル内の喫茶店「樹林」の方から歩いてきたので、「樹林」で
会っているのだと思い、そちらへ向かったのです。
樹林に着くと、ホーン選手と尾崎氏らはすぐにみつかりましたので、私は彼等の
方へ静かに歩いていって、尾崎氏の左側に着席しました。私は、その時、尾崎氏の
右肩に右手を置いたと思います。他には、パンクラスの渉外担当の追立氏、坂田氏、
ホーン選手のセコンドのマーク・ハンセン氏、ホーン選手の友人のヒロがいました。
私と尾崎氏は次のような会話をしました。
私 「どういうつもりなの。」
尾崎氏「どういうつもりと言われても、応えようがないですよ。」
私 「残念だね。うちはマネジメントがしっかりしているからジェレミーが
教えてくれたんだよ。」
尾崎氏「僕は友人なんで会いに来ただけです。」
私 「嘘を言ってるんじゃないよ、この嘘つき。友人にただ会いに来るのに
渉外担当者まで連れて来るなよ。」
尾崎氏「何ですか。それはどういう意味ですか。」
しばらく、この繰り返しで、段々声も大きくなったので、
私が、「回りのお客さんに迷惑かかってもいけないから出ましょうよ。」と言って、
尾崎氏の背広の襟の所を持とうとしたところ、尾崎氏に、手を払われたので、私は、
尾崎氏の背広の襟はつかめませんでした。それにもかかわらず、尾崎氏は、
「あ、痛い。」と言って、口を押さえました。そして、尾崎氏は、「警察を呼べ。」と
叫んでいました。尾崎氏は追立氏に、「お前、何やっているんだ。早く警察を呼べ。」と
言っていましたが、私が尾崎氏を殴ったりはしていないので、追立氏も、どうして良いか
判らず、キョトンとしていました。
私が、外に出るためにお尻をずらしながら、尾崎氏に対し、「外に出ましょうよ。」と
いいつつ、尾崎氏の背広の背中上方をつかもうとしましたが、尾崎氏の背広は突っ張って
いたため、つかめませんでした。尾崎氏は、テーブルを持ってずれたため、テーブルの
上のコップ等が倒れました。
私は、「触れてもいないのに、何が警察だ。この詐欺師。」と応じていましたが、
そうすると、京王プラザホテルのマネージャーらしき人がみえて、別室を用意します
から移って下さいとのことでした。私が尾崎氏のことを「詐欺師」と言ったのは、
私が殴ってもいないのに、殴られたと言うので、嘘つきという意味で言ったものです。
それでも、尾崎氏は、「殴られたから、警察を呼んで下さい。別室に行ったら
何をされるか判らない。殺されますよ。殴られた。痛い、痛い。」と言っていました。
尾崎氏は、追立氏に対しても、再度、警察を呼ぶように命じていました。
私としては、殴ってもいないのに殴られたと言われ、非常に頭にきましたので、
「殴ってもいないのに、殴られたというのなら、本当に殴ろうか。本当に殴られて
から言ってくれ」という趣旨のことを言った記憶があります。
その後、別室に移り、警察官の方がみえました。
六、私が、後日、聞いたところでは、私が到着する前に、尾崎氏は、
ホーン選手に対し、「今後、うちのマットにもう一度上がる気はないか。」と
言っていたそうです。ホーン選手は「アイ ドント ノウ」と応えたと聞いています。
また、後から戻ってきた当社の内田が、坂田氏に「殴ったの」と聞いたところ、
坂田氏は「殴っていない。」と話したそうです。
私が、尾崎氏を、本当に殴ったのであれば、尾崎氏の怪我が診断書の程度ですむ
はずがありません。私が尾崎氏を殴ったなどというのは、尾崎氏の言い掛かり以外の
何物でもないと思います。
以 上
こちらの裁判の名誉毀損問題は、ますます「議論のための議論」となりつつあるのに、
やはり暴行問題のシーンは、前に一度読んだにもかかわらず、面白いですな。
したがってこのつづきもやはり、名誉毀損が成立するか、なんてことよりも、
尾崎氏側から証拠として提出された(特に坂田晶氏の)陳述書が、興味の焦点なのでした。
なお、今回の分で「こたえる」がすべて「応える」になってるのは原文通りです。
ひとまずは、ここまで。
↑この文章は、坂田さんが指名手配された?という情報が流れる前に書きました。
したがって、坂田氏の陳述書が興味の焦点というのは、完全に内容的なもので、
それ以上の意味はありません。というか、私はこれまでのUFC−Jにはすべて
行っていますし、ようやくこれからだと期待していたので、今回の件は本当に心配です。
もし本当にあったことなら、なんとかできるだけ軽い処分(起訴猶予とか、略式起訴とか)で
終わってほしいと願っている次第です。
きょうは新発売ということで、破壊王弁当(スタミナ弁当&勝カレー)の「完食証明書」を
アップしようかとも思いましたが、シャレとしてもあまり面白くないんで堪えました。
では、リングスのディファ有明大会へ行くとしましょう。
450 :
船木:2001/03/23(金) 00:10
↑ 愚息が失礼いたしました
きのう東京地裁へ行ったら、ちょうどアベちゃん(貧乳じゃなくてエイズのほう)の
判決公判があって、いっぱいの報道陣を前に、川田龍平氏が盛んに喋ってました。
しかし無罪とは、そいつぁ豪儀だね。
そういえば月曜日には、山崎豊子vs遠藤誉の『大地の子』盗用訴訟で、
山崎氏側が勝訴しましたが、それによると、遠藤氏が原告みたいなのですな。
そうすると、私が
>>2で傍聴した裁判は、逆になってたような気がするんだけど、
思い違いだったのだろうか? それとも民事でよくある「反訴」ってやつ?
あいもかわらず、ロリコンビデオファン以外のリアクションは特になく
(この人、行為でageてくれてるのかね?)閑散としてるのでした。
削除依頼板では、「1の日記と化しています」なんて書かれてるスレがあるけど、
ここもほとんどそんな感じになってますな。書き込みの9割方はオレだし。
よーし、こうなったら「最も長い期間をかけて1000レスいったスレッド」を
目指すしかないか。
つい最近、今までに感じたことのない奇妙な感覚に襲われました。
アルシオンの小川宏社長による、アジャ・コングに対する内容証明送付→法廷闘争も
辞さない発言が、まるで私(佐々木隆三)個人に向けて報道されているような。
いや、そんなこと本気で思ってたら真性の妄想デムパ野郎になっちゃいますから、
錯覚だってのはわかってるんですが、それでも不思議な印象を受けたもんで。
つまり、こういうこってす。事の是非は別として、プロレス業界の人たちも、
2ちゃんねるにパンクラス・前田氏裁判の資料が書かれてるのは知ってるでしょうし、
何人かは読んでくれてるはずだと思うのです。小川さんもご存知ではあろう、と。
で、もはやネットで書かれてしまう可能性(or危険性)も十分あるこの時代に、
アジャの人間性まで含めて問題にする、というような発表を行うことは、
第三者にバックステージを見られても仕方ない、あるいはむしろ、望むところである、
とさえ覚悟していると思えてならないのですわ。たとえばある人を貶めたいとして、
それを記者会見や取材で話したら、ファンや選手間に大ヒンシュクを
買うことは間違いありません。でも、公判の証拠として提出したものを、
誰か他の人間が外に出してしまったら、不可抗力ということで済む……
いや、小川社長がそうだっていうんじゃないんです。今回の件に関していえば、
プロモーター筋への落とし前を着ける意味でも、公表せざるを得なかったのでしょう。
でも、ダーク&ダーティーな部分を出すときは、提訴するにしてもなるべく黙ってた
ほうがいいし、実際、「こんな裁判やってたのか…!」というようなのは、
東京地裁だけでも、けっこうあります。ここにはいちいち書いてませんが、
プロレス・格闘技関係に限らず、あるんですよ、いろいろ。ええ。
>>302で、「私の写し間違い?」かと思った箇所は、確認したところ、
原文通りでした。やっぱり訴状のほうが間違ってたのですね。
いちおう念のため書いときます。本日は中身のある話、これだけ。
心配なさらずに続けてください。
欠かさず読んでます。
このスレは
佐々木氏本人以外カキコ禁止
…な雰囲気なんです、ハイ〜。
毎週このスレをチェックするのが楽しみになってます。
佐々木さん、頑張って下さい。
私も学生の時はゼミ関係で度々東京地裁を見学に行ってたのですが、
このスレを見て久しぶりに行きたくなってきました。
変なドラマ見るよりよっぽど面白いですからね。
しかもタダだし。
>>452 行為でageてくれてる →好意で、の間違い。
>>453さん
>このスレは
>佐々木氏本人以外カキコ禁止
>…な雰囲気なんです、ハイ〜。
そんなこと言わないでください〜。荒らされたりするよりはいいんでしょうけど、
自分の書き込みばっかりだと、このスレッドを覗いても楽しくないんですよ。
でもまぁ確かに、情報がこう小刻みでは、意見の言いようもないってもんですが。
あー、きょうはパンクラスなみはやに行きたかったなー。
バスツアーとかあれば良かったのに。添乗員ネオむぎ茶で(使い古しネタ)。
不景気だし体力もないし、見送っちゃいました。
3月のライブ系、リングスとPRIDEの他は、
北区つかこうへい劇団と大人計画だけでした。
きのうの報道で目を引いたのが、FRIDAY…ではなくって、読売新聞の一面。
★
民事裁判 期間を半減 判例、全面ネット公開
政府の司法制度改革審議会(佐藤幸治会長)がまとめた民事司法改革案が29日、明らかになった。
平均一年八か月かかるなど長期化への批判が強い民事裁判の審理期間を半分程度に短縮させることを
明記。(略)裁判に負けた側が相手方の弁護士費用を払う「敗訴者負担」も基本的に導入する。また、
インターネットによる判例情報の全面的な公開も打ち出した。
★
記事の内容を読むと、市民団体が企業を訴えたりした場合、企業に有利になるみたいなことが
書いてあって、良いんだかなんだか。でも、裁判記録のネット公開が普及して、こんなスレが
無意味になるような時代が、早く来てほしいものですね。しかし、
>>408にあった、YMさん
トルコブロ問題みたいな、個人情報の問題はどうするんだろう。判決文だけだとしても、かなり
プライバシーが流出するだろうし……(仮名にしても、別のデータから実名特定できそう)。
本日は内容のある話、なし!
というのもナンですので、名誉毀損裁判の証拠書類として、安田拡了さん(パンクラス側)と、
松井章圭館長(前田氏側)の陳述書が提出されていることを、お伝えしておきます。では。
いや、ほんと453、454の両氏の様に
いつも、このスレを楽しみにしています。
月並みですが佐々木さんがんばって下さい。
時節柄、ドクター・ハニバルが復活してくれないかな?
まさにリアル・こんなレクター博士はイヤだ!
(ミステリー板もねぇ、一時はしょっちゅう見てたけど、
スレ題で犯人をバラす人がいるんで、もうぜんぜん行かない)
>>439で書いた、井田真木子さんの『旬の自画像』が、
新潮文庫の4月新刊に、『フォーカスな人たち』というタイトルで発売されました。
ずいぶん俗なタイトルになりましたが、実際はこのほうが内容には相応しいような気がする。
井田さんの文庫はこれまで文春だけ(たぶん)だし、そもそも『旬の自画像』が文春発行なので、
新潮文庫とは死角でした。でも担当者は驚いただろうなー。プロフィールにも
解説にも、急逝されたことは間に合ってなかったみたいです。
ああ、しかしこれでまた、「手に入れたとたん文庫化」の本が1冊増えた…。
みなさんにも、ご一読をオススメしたいと思います。
アメリカで下った判決は日本でも有効なの?
日本の裁判に影響はあるの?
459 :
船木:2001/04/06(金) 00:32
460 :
>458:2001/04/07(土) 03:12
有効・無効は
「被告は、2003年11月27日まで1原告(Aさん)およびその住居の100ヤード以内
に近づいてはならない。2原告と仕事で接触をする場合は、常に15フィート以上
離れていなければならない」
つー判決について?ううん分からんけど、逆にいえば海外だったら効力なくなる
ような命令だったら意味ないと思うんだよね。ただ民事でしょ?
日本で『100ヤードに近づいた』たら、罰金というか賠償金のを請求されるって
ことでは・・・。
「日本の裁判への影響」ですがあるでしょ。
つーのは、尾崎殴った・殴ってないがまさに真っ向から対立している以上、
あの日あの場所の行為がもちろん中心だけど、どっちの言い分が正しいかの
判断に、「被告は普段から暴力的傾向があるのか、暴力事件で捕まった
経験があるのか」は当然裁判官は考慮に入れるでしょう。
ひょっとしたら、パンクラスの弁護士がこの資料を請求するかもしれない。
それ法廷に出てきたら、佐々木さんよろしく(ワラ
民事は弁論主義なので、当事者が提出した証拠&主張しか、裁判官は採用しません。
Pの弁護士が自分で資料を集めないとダメでしょう。
462 :
つまり:2001/04/10(火) 05:07
講談社fridayと情報交換すればいいんだな。
463 :
このスレ:2001/04/11(水) 01:42
面白すぎ
避難しましょ
465 :
紙プロどうする?:2001/04/11(水) 02:31
はっきり言って、
>>443 >>444 は前田が山口日昇らに責任をなすりつける
準備だろうね。あれだけヨイショしまくってたのに、最後はこれかい。
避難避難
467 :
ぷぷぷ:2001/04/13(金) 15:24
前田>>>>>>>キチガイ格闘ヲタ
468 :
ヒッキ−は氏ね:2001/04/13(金) 22:46
前田を批判する奴は格闘ヲタのヒッキ−
11日は簡裁の方も行ったのかな?
「あぼ〜ん」の紙を持って走り回るヤツがいたとか…
471 :
名無しさん:2001/04/16(月) 15:21
それからどーした?
472 :
:2001/04/16(月) 17:12
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
/
先週の13金、地裁へ行ったら、桑田真澄投手vs講談社の口頭弁論(本人出廷)が
ある日でした。PL学園の黄金コンビが、いまはマスコミと戦ってるわけですな。
(清原は1000万円の賠償金+謝罪広告で勝訴、小学館が控訴)
えー、どうでもいいお話を。
いつものように開廷リストを覗きますと、
刑事裁判では、事件名と被告の名が出ています。
で、被告名はもちろん、本名で書かれてはいるものの
(最近話題になった「絶対に名乗らない」被告は別として)、
それと一緒に、偽名・通称名が並記されている事件があります。
「○○○○こと××××」という感じで(××××が本名)。
まるで歌舞伎の世話場みたいですが、これがいちばん多いのが詐欺関係、
次が覚醒剤や麻取法違反あたりでしょうか。当然といえば当然。
中には、○○○○こと○○○○こと……○○○○こと××××なんて具合に、
別名が6、7個ついてる人まで見たことあります。織原城二なみですね。
基本的には、○○○○の部分には、偽名ではあるけれどそれらしい名前、
たとえば「船木誠勝こと船木優治」とか、「尾崎允実こと尾崎正巳」のように
(ごめんなさいね)、本名であってもおかしくない名前がほとんど。
苗字だけ、とかもあるし、一度だけ愛称の「マッチャン」てのを見たな。
だが、13日に見たのは(私にとっては)初めてのパターン。
それは明らかに、○○○○のところがハンドルネームの被告でした。
しかも事件名は「児童ポルノ処罰法」。あーこりゃネットでロリポル売ったんかなー。
実名はともかく、ハンドルネームの部分はぜひ御紹介したい誘惑にかられるものの、
人間どこで恨みを買うかわかりませんので、やめておきましょう。
イメージ的には、
事件名: 児童ポルノ処罰法
被 告: ギコネコ こと 笹木龍造
って書いてあったようなもんだと思ってください。
これからは、こういうケースも増えたりするんでしょうね。
それでは、ようやくひさしぶりに、公判記録のアップへ戻りたいと思います。
第14013号(暴行&名誉毀損)で、前田氏側から提出された準備書面、
>>442-444に
対応する、尾崎氏側の準備書面からです。特に冒頭の「求釈明」に対してのアンサーから。
なお、「求釈明申立」とは、「起訴状のわかりにくいところをはっきりさせるように
要求する申立」(木村喜助『田中角栄の真実』弘文堂より)だそうです。
尾崎氏サイドのため、age進行で失礼します。
ちなみに、その前田氏側準備書面は11月28日付。
こちらは27日付なのですが、内容的には明らかにこっちのほうが後。
28日付の前田氏書面を読んだ上で書かれているのが、27日付の尾崎氏書面です。
双方とも、日付上は28日の第3回口頭弁論で提出されたことになってますが、
あらかじめ前田氏側が送付し、それに対して尾崎氏側が用意してきたらしい。
もうひとつの裁判でもそうなんですけど、そのへんの日付前後は
割にアバウトでかまわないようですね。
475 :
準備書面(一)(平成12年11月27日付・尾崎氏側):2001/04/20(金) 09:13
記
第一 釈明事項(被告平成12年11月28日付準備書面)
請求原因第三中、被告の名誉毀損に該当するのは、被告の以下の発言である。
一、一項に関し、
「アレの、どこが暴力なんや?エリ首をつかもうとしただけで、つかんでも
いない。」「あいつは、ロスに愛人かこっとるのがばれて、夫婦ゲンカに
なったのを、オレのせいにしとるんやろ。」
「愛人を囲うカネがあるんだったら、もっとリング上で一生懸命ファイト
している選手のギャラを上げてやれ。」
という虚偽の事実を被告が摘示した点である。これにより、被告から
暴力を受けてもいないのに暴力を受けたと嘘を言いふらす卑怯な人物、
ロスに愛人を囲っている反道徳的な人物、愛人が原因で夫婦喧嘩になった
のを被告のせいにする卑怯な人物、愛人に金を払っている結果、原告の経営
するプロレス団体に所属するレスラーに十分な報酬を支払わない利己的な
人物が原告であるかのような印象が不特定多数人に流布された結果、
原告の社会的評価は著しく低下した。
なお、摘示された前述の事実が真実であるとの主張立証責任は、被告にある
ことは言うまでもない。
二、二項に関し、
「暴力をふるう理由とかでなく、暴力とかそういうものの事実はぜんぜん
ありませんでした」「そういうふうなものにどうやって置き換えられるのかなと
いうのが、ちょっと自分としては驚きですね」
という虚偽の事実を被告が摘示した。これにより、被告から暴力を受けてもいない
のに暴力を受けたと言いふらす卑怯な人物、原告の受傷を無関係の被告のせいにする
卑怯な人物が原告であるかのような印象が不特定多数人に流布された結果、
原告の社会的評価は著しく低下した。
476 :
準備書面(一)(尾崎氏側・つづき):2001/04/20(金) 09:14
三1、三項1に関し、
「尾崎は座ってるから『外に行って話をつけよう』って言ったんだよ。そうしたら
自分の仲間に『あ、殴られた。警察呼べ!』とか言い出してね。頭に来てさ、
『じゃかましい、この詐欺師!』って言ってやったよ。襟を掴んで立たそうとしたら、
今度は机にしがみついてね。そしたらコップが倒れた。」さらに、記者の
「暴力を振るってないんですか?」という問いに対して、被告は「振るいようがない
やん。」(45頁1段)、また「襟を持っただけだよ」(同頁2段)と答えた。
このように、被告は虚偽の事実を摘示した。これにより、被告から暴力を受けても
いないのに暴力を受けたと嘘を言いふらす卑怯な人物が原告であるかのような印象が
不特定多数人に流布された結果、原告の社会的評価は著しく低下した。
2、三項2に関し
「テレ東がつけてくれたんだって。尾崎が選手を使ってなんかしようとしたりしたら
大変だって。」と述べ、あたかも原告が被告に対し第三者を介して仕返しをする
おそれがあるがために訴外テレビ東京が被告の周囲にボディーガードをつけたかの
ような事実を摘示した。これにより、原告があたかも第三者を使って被告に仕返しを
する陰険な人物であるかのような印象が不特定多数人に流布された結果、
原告の社会的評価は著しく低下した。
また、同記事中において、被告は「山本(宣久)[注・被告所属団体のプロレス選手]が、
どっかで尾崎と、高橋(義生)か山田(学)[いずれも原告が代表者を務める団体の
プロレス選手]かなんかが一緒にいるとこに出くわして、挨拶したら無視されたって。」
との事実を摘示した。これにより、原告があたかも被告側の人物に対しては、挨拶を
されても、無視する陰険な人物であるかのような印象が不特定多数人に流布された結果、
原告の社会的評価は著しく低下した。
これらの事実を摘示したことを被告自身が認めているのであるから(10月3日付
被告準備書面5頁)、被告が摘示された右事実について真実であると主張立証を
しなければならないことは言うまでもない。
四、被告の右発言を受け、プロレスファンはホームページ上で、原告について、
「被害者を装い前田からたんまり慰謝料を取る尾崎」「尾崎社長は前田の女に手を出した
みたいね。誰だって自分の彼女にちょっかい出されたら、実力酷使(原文まま)もやむを
えない。」「当人に確認。さわってもいないよ!ホーンによばれたからいったんや!という
ことは、尾崎はめちゃうそつきと言うこと。」と評するに至っている(甲23号証の2、
24号証)。このように、被告の発言を受け、プロレスファンの間で、原告について、
被告から暴力を受けてもいないのに暴力を受けたと嘘を言いふらす卑怯な人物、
愛人が原因で夫婦喧嘩になったのを被告のせいにする卑怯な人物であると、評するに至り、
原告の社会的評価は著しく低下したことは明らかである。
祝・HYBRID Meeting復活!!
だけど「投稿の無断転載・引用はお断りいたします。」というくらいなら、
よそのファンサイトを裁判の証拠に提出する際、
管理人に一言くらい挨拶しても良かったんじゃないかなぁ。
上記の書き込みの主を記しておきますと、
「被害者を装い〜」が 賃クラス
「尾崎社長は〜」が 一般ファン
「当人に確認〜」が 弥次郎
の各氏です(敬称略)。
「実力酷使(原文まま)」というのは原文ママでありますが、
それだったら正確には「やむをえない」じゃなくて
「やむおえない」って書いてありました。
これらがミスなのか特殊な使い方か、私は知りません。
そのうち2ちゃんねるが裁判に巻き込まれたアカツキには、公判の証拠に
「厨房(原文まま)」とか「氏ね!(原文まま)」とか
「ニセーイ(原文まま)」とか「( ´∀`)(原文まま)」とかが現れるかと思うと、
たいへん愉快ですね。
478 :
準備書面(一)(尾崎氏側・つづき):2001/04/20(金) 09:18
第二 被告による不法行為−その一(京王プラザホテル)
一、傷害の事実関係
1、甲26及び27号証から、訴状請求原因第二の一の通りであることは明らかで
ある。株式会社スーパーエンターテインメント(ママ=佐々木)の坂田晶氏は、
原告の経営するパンクラス及び被告の経営するリングス双方と仕事上の関係を
有しており、原告、被告双方との利害関係に中立的な立場にある人物であるから、
同氏の陳述は極めて信用性の高いものというべきである。
2、これに対して、被告は、乙第1号証において、「樹林に着くと、…尾崎氏の
左側に着席しました。私は、その時、尾崎氏の右肩に右手を置いたと思います。」
「私が、…尾崎氏の背広の襟の所を持とうとしたところ、尾崎氏に、手を払われた
ので、私は、尾崎氏の背広の襟をつかめませんでした。」「私が、外に出るために
お尻をずらしながら、尾崎氏に対し、…尾崎氏の背広の背中上方をつかもうと
しましたが、尾崎氏の背広は突っ張っていたために、つかめませんでした。」と
陳述している。しかし、被告の力を考えると、原告が掴み掛かってきた被告の手を
払うことができるはずがなく、単に背広が突っ張っていただけで背広の背中上方を
掴めないということがあるはずがない。また、被告自身、事件直後、甲22号証の
「紙のプロレス」2000年28号において、原告の襟を持ったと答えていた
(45頁第2段)。
3、被告の原告に対する京王プラザホテルにおける傷害事件の捜査機関における
取扱いは次の通りである。事件の所轄警察署である新宿警察署が、6月22日に、
被告を暴行の被疑事実で東京区検に書類送検し、東京区検において平成12年(区検)
7439号として事件番号を付与した。その後、原告が診断書(甲第3号証)を
新宿警察署に提出した結果、東京区検において、6月29日、被告事件を傷害罪に
罪名変更した。原告としても、厳正なる刑事裁判がなされることを求めて、
新宿警察署に対して、被告を傷害罪にて平成12年6月27日付で告訴している。
479 :
準備書面(一)(尾崎氏側・つづき):2001/04/20(金) 09:23
4、被告陳述書(乙第1号証)記載行為の傷害罪(刑法204条)の該当性
>>446-448
被告陳述書(乙第1号証)に記載の被告の行為自体が刑法上の傷害罪に
該当することは明らかである。この点については本件の要証事実の前提と
なる事実が多いことに鑑み、以下念のため詳細に論ずる。
(一)被告陳述書によれば、被告が京王プラザホテルにおいて取った行動は
下記のとおりということになる。
「樹林に着くと、ホーン選手と尾崎氏らはすぐに見つかりましたので、
私(被告)は彼らの方へ静かに歩いていって、尾崎氏の左側に着席しました。
私は、その時、尾崎氏の右肩に右手を置いたと思います。」
「私と尾崎氏とは、次のような会話をしました。」
「しばらく、この繰り返しで、段々声も大きくなったので、」
「私が、『回りのお客さんに迷惑かかってもいけないから出ましょうよ。』と
言って、尾崎氏の背広の襟の所を持とうとしたところ、尾崎氏に、手を払われた
ので、私は、尾崎氏の背広の襟はつかめませんでした。」「それにもかかわらず、
尾崎氏は、『あ、痛い。』と言って、口を押さえました。」
「私が、外に出るためにお尻をずらしながら、尾崎氏に対し、『外に出ましょう
よ。』といいつつ、尾崎氏の背広の背中上方をつかもうとしましたが、尾崎氏の
背広は突っ張っていたため、つかめませんでした。尾崎氏は、テーブルを持って
ずれたため、テーブルの上のコップ等が倒れました。」
480 :
すとーかー:2001/04/20(金) 09:51
殴ってもないのに殴った殴ったてなんやねん!俺はなあ、人前で
みっともない喧嘩したくなかったから、ちょっと尾崎を他の部屋
に移そうとしただけや。猫やて子猫の襟首加えて移動させるやろ?
だから俺が尾崎の襟首つまんであいつを運んでもなんも無礼なこと
あらへん。
それからA子の件だってなあ、あいつは俺が暴力ふるったと嘘つく
けど、ほんまは俺があいつをベッドルームからリビングルームに
移動させようとしただけや。ちびが自分で歩くより俺がつまんで
運んだほうがずっと能率がええ。そやろ!?なんも暴力的なこと
あらへんど。
481 :
提案:2001/04/20(金) 10:04
もう、紙プロに頼る必要ないから、コミケで記録をまとめて売ってくれ。
200部ぐらいは、すぐはけると思うが・・・(無責任)
まだ途中だったのに、多重カキコで拒否されてもた!
7レスが限度か? 時間も関係あるのか?
いずれにせよ、考えなきゃいかんな……。
てなわけで、つづきです。
483 :
準備書面(一)(尾崎氏側・つづき):2001/04/20(金) 12:50
(二)刑法204条の傷害罪の該当性
(1)そもそも、暴行罪(刑法208条)の「暴行」は、人の身体に対する
不法な有形力の行使を意味するが、この暴行は、人の身体に対して加えられ、
人の身辺を脅かしうるものであれば足り、必ずしも身体に接触することを
要しない。それゆえ、例えば、人に向かって石を投げ、または棒を打ち下ろした
場合、それが相手方に命中する現実的危険を含んでいる限り、現に命中しなくても
暴行となる(東京高裁昭和25年6月10日判決、「刑法概説(各論)改訂版」
大塚仁著 有斐閣 35及び36頁)。
暴行を加えられた被害者が難を逃れようとして転倒し、頭部を強打して死亡した
事案に付き、判例は暴行と死亡との間に因果関係を認め、広く傷害致死罪を認めて
いる(大審院大正8年7月31日判決、大審院昭和2年9月9日判決、「刑法概説
(各論)改訂版」31頁)。
主観面に関しても、行為者が、暴行の認識で相手に暴行をし、それにより相手の
生理的機能が害されれば、傷害の点には認識がなくとも、傷害罪の責めを負う
(最高裁昭和25年11月9日判決。)
(2)これらの判例、通説の刑法理論を前提とすると、被告陳述書に記載された
「尾崎氏の背広の襟の所を持とうとしたところ、尾崎氏に、手を払われた
ので、私は、尾崎氏の背広の襟はつかめませんでした。」における被告の
行為は、「暴行」に該当する。さらに、「私が、外に出るためにお尻をずらし
ながら、尾崎氏に対し、『外に出ましょうよ。』といいつつ、尾崎氏の背広の
背中上方をつかもうとしましたが、尾崎氏の背広は突っ張っていたため、
つかめませんでした。」における被告の行為も、「暴行」に該当する。
そして、被告による右暴行により、「それにもかかわらず、尾崎氏は、
『あ、痛い。』と言って、口を押さえました。」「尾崎氏は、テーブルを
持ってずれたため、テーブルの上のコップ等が倒れました。」とあるが、
甲第3号証から、原告が全治10日を要する口腔内挫創、頚椎捻挫、右肩部
打撲の傷害の結果を受けていることは明らかである。
そして、事務方に過ぎない原告が、肉体的に数段も勝る格闘家である被告から
暴行を受ければ、その暴行から逃れるための行動に出ることは極めて当然であり、
仮に避難行動により原告が右傷害の結果を負っていたとしても、被告の暴行を
原告の傷害の結果との間に因果関係があるものといえ、被告陳述書に記載の
被告の行為はそれ自体でも傷害罪に該当する。
よって、仮に乙第1号証の被告陳述書に記載の事実を前提としたとしても、
原告が被告から傷害を負ったのは明らかである。
484 :
準備書面(一)(尾崎氏側・つづき):2001/04/20(金) 12:51
二、名誉毀損及び脅迫
1、甲26及び27号証から、訴状請求原因第二、二及び三記載の通りである。
したがって、被告において、原告がホーン氏の引き抜き行為をした事実、
原告が安生洋二選手を使って被告を殴らせた事実、原告がロサンゼルスに
おいて愛人を有し、かつ、その愛人に金銭を貢いでいる事実、原告が
「コロシアム2000」における船木誠勝選手・ヒクソン・グレイシー戦の
後の(ママ=佐々木)記者会見で涙が嘘泣きである事実について主張立証
しない限り、被告が名誉毀損の責めを負うのは明らかである。
2、甲27号証から明らかなように、原告が、被告の経営するリングスの選手を
引き抜いた事実もない。10月3日付被告準備書面8頁6行目及び7行目に
記載の、原告が、ホーン氏に対して、「もう一度、うちのリングに上がって
くれないか」と誘った事実も全くない。
タイピング技術が怪しい私は、「大審院」と打とうとして
間違ってしまい、大いにうろたえたものであります。
尾崎さん側からの、法廷戦術としての歩み寄りというか、
京王プラザでの前田氏の言い分を認めた上で、「それでも暴行傷害だ」と
主張しているようですね。そうすると基本的に、
裁判官の胸三寸ということになるのでしょうか。
本日はこのへんで。後半はまた来週になります。
ここのところ、「気持ちが不況」になって節約モードに入ってましたが、
おとといより続けて、ZERO−ONE武道館、新日後楽園、
そして本日リングス代々木へと通う最終日であります。
では。
きょうも、名誉毀損裁判の弁論準備手続きがあったみたいですが、
傍聴はできませんから、代わりに聴いてきたのが、島田“尋問すっぽかし”楊子被告の
判決公判。原告の請求が全面的に認められたようです。
主文を読み上げ終わると(主文しか読まないんですけどね)、
芸能マスコミらしき人たちが一斉に退室していきました。
では、第14013号(暴行&名誉毀損)の、尾崎氏側の準備書面つづきです。
もし、また大量カキコエラーになってしまったら、
1.時間をおいてから書く
2.誰かがレスつけてくれるのを待って書く
3.別の場所(マンガ喫茶とか)に移動して書く
しかありませんかね?
簡単な方法があったら教えてください。
487 :
準備書面(一)(尾崎氏側・つづき):2001/04/26(木) 14:09
第三 被告による不法行為−その二(成田空港等)
一、被告の、10月3日付被告準備書面における主張について
原告訴状の請求原因第三の一1に関し、10月3日付被告準備書面(一)で
認めた事実及び自白した事実は、「被告が四、五人の記者を前に、『襟を
掴もうとしただけで、触ってもいないよ。』と発言した。」ことである。
その他、請求原因第三の二、三2及び7に記載の事実を主張したことを認めている。
三1に関する被告の答弁は、被告が請求原因記載の内容通りの発言をしたこと
自体は認めるのか否か不明であり、再度被告による認否を求める。
>>240 二、名誉毀損及び侮辱の成立
1、被告の発言
(一)被告は、請求原因第三の一1成田空港での発言に関し、右発言のみを
認めているが、被告の「アレの、どこが暴力なんや?」「あいつは、ロスに
愛人かこっとるのがばれて、夫婦ゲンカになったのを、オレのせいにしとるん
やろ。」「愛人を囲うカネがあるんだったら、もっとリング上で一生懸命
ファイトしている選手のギャラを上げてやれ。」との発言をしたことは、
甲第10、11、12、15の1、19及び21号証の紙面から明らかである。
(二)さらに、請求原因第三の三1に記載の発言を被告がなしたのも、甲22号証の
記載から明らかである。
488 :
準備書面(一)(尾崎氏側・つづき):2001/04/26(木) 14:10
2、被告の発言が真実に反すること
(一)甲26及び27号証から、5月25日京王プラザホテルにて被告が原告の
胸ぐらをつかみ、引き込むやいなや、原告の首根元を掴み、テーブルに
押し倒す等の激しい暴行を一方的に行ったことは明らかである。
したがって、請求原因第三、一1記載の 「アレの、どこが暴力なんや?」
「あいつは、ロスに愛人かこっとるのがばれて、夫婦ゲンカになったのを、
オレのせいにしとるんやろ。」との発言、二に記載の「暴力をふるう理由とかで
なく、暴力とかそういうものの事実はぜんぜんありませんでした」「そういう
ふうなものにどうやって置き換えられるのかなというのが、ちょっと自分と
しては驚きですね」との発言、及び三1に記載の「(暴力は)振るいようが
ないやん。」、「ウダウダやってても、ホテルの中だしカッコ悪いからさ、
外に行って話をつけたろと思ってね。尾崎は座ってるから『外に行って話を
つけよう』って言ったんだよ。そうしたら自分の仲間に『あ、殴られた。
警察呼べ!』とか言い出してね。頭に来てさ、『じゃかましい、この詐欺師!』
って言ってやったよ。襟を掴んで立たそうとしたら、今度は机にしがみついてね。
そしたらコップが倒れた。」との発言(この発言自体は被告は認めている。
10月3日付被告準備書面5頁3行目から6行目まで)が、真実に反するのは
明らかである。
(二)また、被告陳述書(乙第1号証)に記載の被告の行為自体からも、前述の
ように、原告に対し、暴力を振るって原告を負傷させたことになるのは
明らかである。したがって、被告準備書面記載の事実を前提としても、
被告の右一連の発言は事実に反するといわざるを得ない。
しかも、請求原因第三、三1記載の「ウダウダやってても、ホテルの中だし
カッコ悪いからさ、外に行って話をつけたろと思ってね。尾崎は座ってるから
『外に行って話をつけよう』って言ったんだよ。そうしたら自分の仲間に『あ、
殴られた。警察呼べ!』とか言い出してね。頭に来てさ、『じゃかましい、
この詐欺師!』って言ってやったよ。襟を掴んで立たそうとしたら、今度は机に
しがみついてね。そしたらコップが倒れた。」との発言は、乙第一号証の
被告陳述書に記載の事実とも異なる。すなわち、被告陳述書によると、原告は、
単に、被告から「外に行って話をつけよう」との趣旨の発言を聞いて「あ、
殴られた。警察呼べ」と言ったのではなく、被告が原告の背広の襟を掴もうと
したが原告が被告の手を払った後に、「あ、痛い。」と言って、口を押さえ、
「警察を呼べ」と言ったことになる(すなわち、右発言では、原告が被告から
手を出される前に「警察を呼べ」と言ったことになっているのに対し、
被告陳述書では、原告は被告から手を出された後に「警察を呼べ」といった
ことになっている。)。とすると、被告の請求原因第三、三1記載の発言は、
乙第1号証の被告陳述書に記載の事実にも反する。
(三)原告は愛人など有していないし、当然原告は愛人を囲うために金銭など支出
していない。また、原告が被告に対し第三者を介して仕返しをするおそれが
あるがためにテレビ東京が被告の周囲にボディーガードをつけた事実もない。
さらに、原告が。高橋義生氏あるいは山田学氏と一緒にいる際に、被告が
経営するプロレス団体に所属する山本宣久氏に出くわして、山本氏からの挨拶を、
無視した事実もない。以上の事実の存在について主張立証責任を負うべきは
被告である。
3、侮辱
被告の請求原因七に記載の発言(10月3日付被告準備書面により被告は
この発言を認めている。)により、原告は極めて下品な言葉で罵られ、原告の
社会的評価が害されるとともに、原告が精神的に屈辱感を覚えたことは明らかである。
えー、この「極めて下品な言葉」というのが、
ご存じ「顔じゅう○ン○ンのような顔」なのであります。
紙のプロレス34号では、この台詞が「2000年流行語大賞」に
ノミネートされてしまい、もしかしてこのスレッドのせいも
あるのかなぁ……だとしたら、やや責任を感じないでもありません。
この発言、前田氏側は「言ってない」と主張しているようですが、
実は本当に言ってなくて、山口日昇編集長が語っていたように、
「ゲラの段階でわざわざ書き足してきた」ってオチだったら笑えます。
ところで、私は「顔じゅう○ン○ンのような顔」という表現を聞いて、
最初に連想したのが、「帰ってきたウルトラマン」に出てきた、
サータンという怪獣でした。あんな禅智内供みたいな鼻の
人間はいませんけど、ああいうタイプの顔の人は、いる。
ついでと言っちゃあ何ですが、週刊プロレスで連載を始めた
内館牧子先生を見るたびに、私は「キャプテンウルトラ」の
幽霊怪獣ゴースラーを想い出すのでありました。
490 :
準備書面(一)(尾崎氏側・つづき):2001/04/26(木) 14:12
三、名誉毀損の責任主体
1、原告は、発言者と記事の掲載との間における因果関係に関し、
「発言者と、取材・執筆記者、編集者との関係、訂正等の機会が十分与えられて
いて自らが執筆したものと同等に評価できる場合であるか否かなどの事情を
抜きにしては、決定できない」と主張した上で、「記者会見を開いて述べたこと、
あるいは、記者のインタビューを受けて答えたことについては」、「取材、執筆
記者、編集者を介在して成り立っているものである以上、内容が変化していないか、
訂正等の機会は与えられていたか、発言者が執筆したのと同等に評価できるか等を
吟味した上で、判断されるべきであることは当然」であり、この場合でも、
第一次的に責任を負うのは、報道機関であり、他方、「本件においては、前記
請求原因第三の第一項で…、被告が、記者会見を開いたわけでもなければ、時間を
決めて記者のインタビューに応えたわけでもないにもかかわらず、単に被告の
発言として書かれた記事」の場合には、発言者は名誉毀損の責任主体に
ならないと主張する。
2、まず、発言者の発言した内容が新聞・雑誌等に掲載された場合、少なくとも、
発言者の発言内容に従った記事が掲載される蓋然性が高く、かつ、発言者が
このことを認識し又は認識しうべきであった場合には、発言者の発言と記事に
よる名誉毀損との間に相当因果関係があるのはいうまでもない。
被告は、あたかも、発言者に内容の変化の有無を確認し、訂正等する機会が
ない限り、発言者は掲載記事による名誉毀損の責任を負わないかの主張をするが、
これでは、あまりにも被害者の権利を脆弱にし、一般常識に沿わないものである。
たとえば、言い争いの渦中にある有名人が、紛争に関連した発言を行えば、
その発言をマスコミが面白おかしく取り上げるのはここでことさら言うまでも
ない。そして、この有名人の発言が、設けられた記者会見の際に行ったか、
時間を決めた上での記者からのインタビューの際に行ったか、時間を決めないで
突然なされた記者のインタビューの際に行われたかによって、さしたる違いが
ないのも明らかである。
491 :
準備書面(一)(尾崎氏側・つづき):2001/04/26(木) 14:13
3(一)被告が主張する請求原因第三の第一項の被告発言は、被告と原告との
間で起こった京王プラザホテルの事件に関連したもので、平成12年
6月13日に帰国した際成田空港でなされたものである(甲第10、11、
12、13、14、15、19、20及び21号証)が、この直前に、
マスコミ紙面に、被告と原告との京王プラザホテルの事件に関連した
記事が掲載されていた(甲第5、6、7、8及び9号証)。
このような状況下において、被告が、京王プラザホテル事件に関連した
発言をなせば、被告のその発言がマスコミの紙面に取り上げられるのは
極めて確実である。また、被告が成田空港で発言をすればその発言が
マスコミ紙面に掲載されるのを被告及び被告関係者は予期していたからこそ、
被告を出迎えたリングスの職員が「『今日は、何があってもノーコメント
です』と既に、国際電話で事態を耳にした前田社長のコメントを発表していた」
のであるし(甲第10号証)、被告が「最初こそ報道陣を無視するように
無言のまま乗車ロータリーへ一目散」に移動した(甲第19号証)のであるし、
リングス職員が「15日の試合(代々木第二体育館)の後、会見します」として、
マスコミから被告に対する矢継ぎ早の取材を途中で打ち切ったのである
(甲第12号証)。
以上より、被告が成田空港において原告との京王プラザホテルの事件に
関連した発言を行えば、その発言内容に従った記事が掲載される蓋然性が高く、
かつ、被告がこのことを充分に認識していたものといわざるを得ない。
(二)さらに、被告は、6月15日に、代々木大会において記者会見を
開き、原告との京王プラザホテルの事件に関連した発言をした(甲第16、
17、18、19及び20号証)が、この発言も右のような状況下において
なされた以上、この発言内容に従った記事が掲載される蓋然性が高く、
かつ、被告がこのことを予測していたといわざるを得ない。被告は
右記者会見に被告代理人の中村裕二弁護士を記者会見に同席させていた
(甲第18号証)ことからも、被告がその場での発言が紙面に掲載される
ことを予測していたことが充分に伺える。さらに、右代々木大会での
記者会見に関して、「会見の通知は14日深夜にリングスからマスコミ
各社にファクスされたが、『アイブルに関する発表のみですので、その他の
質問等はご遠慮お願いいたします』と付記されていた」(甲第18号証)が、
このことからも、被告がその場で原告との京王プラザホテルでの事件について
発言すれば、その発言内容が紙面に掲載されることを認識していたことが
伺える。
(三)そして、請求原因第三、三及び七の甲第22号証における被告の発言も、
この発言内容に従った記事が掲載される蓋然性が高く、かつ、被告が
このことを認識していたことは明らかである。
4、よって、被告が、平成12年6月13日に成田空港でなした発言、
15日のリングス代々木大会での記者会見での発言、「紙のプロレス」2000年
28号(甲第22号証)の紙面上の発言について、被告の発言と記事による
名誉毀損との間に当然相当因果関係があるものといわざるを得ない以上、
被告が名誉毀損の責任主体であることに疑いを挟む余地はない。
第五 以上のように、訴状の請求原因に記載の事実は全て認められるから、裁判所に
おかれては直ちに請求認容の判決をなすべきである。
あ、上の文章にこれを付け忘れました。
★
証拠方法
甲第26号証 株式会社スーパーエンタテインメントの代表取締役
坂田晶氏作成の陳述書
甲第27号証 原告作成の陳述書
★
これまで、事件関係者ではない「裁判関係者」の氏名は、双方の弁護士、
裁判官・書記官とも、あえて出さないように進めてきましたが、
ここで前田氏側の代理人の中村裕二弁護士のお名前が出てしまいました。
まぁ中村先生(地裁では弁護士は全員「先生」)は、リングスの記者会見でも
おなじみなので、隠す必要もないだろうと考えまして、そのまま書きました。
>>478で、「スーパーエンターテインメント」に、(ママ)って
付けちゃったんですけど、「スーパーステージ」とは同系列の別会社なんでしょうか?
DSEと名前が混乱して、よくわかんなかったりする。
そういうわけで、次回は坂田さんの陳述書を書き込むことになります。
刮目して待て!!
493 :
お前名無しだろ:2001/04/30(月) 00:17
おもしろい!!
佐々木さんがんばってください。
494 :
:2001/04/30(月) 03:35
出来得る限り続けてほしいものだ
京王プラザホテルでの前田の罵倒には、「安生に殴らせたんもお前やろう!」と云う言葉もあったと聞いておりますが、このことについては尾崎氏は反論しないんですね。
これは名誉棄損、及び侮辱にはあたらないと判断されたのかな……。
(↑プロレスファンの無責任な書き込みの一例。)
496 :
名無し:2001/05/01(火) 20:58
前田よわい
497 :
:2001/05/01(火) 22:33
>>492 坂田容疑者はスーパーステージの幹部、監査役で社長ではないそうだから、
代表取締役を務めるスーパーエンタテインメントがスーパーステージの
子会社で格闘技の興行(UFC−J)を行う会社、という判断でいいのでは。
498 :
賃クラス :2001/05/02(水) 02:02
おもしろいね
むやみにあげないように
500 :
みみ:2001/05/03(木) 09:56
ぱんくらすのしあいはみとってもぜんぜんおもろない。
くたばれ、船木。
>>476 リンオタにとっての原告の社会的評価は、発言以前から著しく低かった。
502 :
あ!賃クラスだ:2001/05/04(金) 00:50
たのむからコロ2000BBSに復帰してくれ
今さらメアド管理人に知られてもいいだろ
503 :
:2001/05/04(金) 00:54
ageてくれるな おっかさん
504 :
>500・502:2001/05/04(金) 01:05
君みたいな初心者君は知らないだろうけどここは荒らされないように
いつもsageでやっていってます
505 :
:2001/05/04(金) 01:06
といいつつあげちまった・・・・・
鬱だ・・・・・氏脳
506 :
賃クラス:2001/05/04(金) 23:19
>>502 ん?本物の賃クラスだけど、君は常連の誰だ?
コロ2000BBSはメアド登録正になってしまったなあ。
(まだアホのちゅんがいるな)
小川戦が流れてあのサイトは潰れるんじゃないかな。
507 :
:2001/05/04(金) 23:23
>>506 いいから下げてくれ
このスレは荒らされたくないんだよ
キモいんだよsage馬鹿>507
こういううざいのみると荒らしたくなるのが人情だよね
解ったよ
しかし、この裁判は本当だろうな。あんまりプロレス界に傷害や名誉毀損はもってくるなよ>尾崎
レスラー達が黙り込んだらもりあがらないよ
511 :
保守:2001/05/17(木) 23:50
保守
512 :
age:2001/05/23(水) 01:30
今タイミングが悪いといえば悪過ぎるんだが、
これ以上放置すると消えてしまふ
513 :
まいうー:2001/05/23(水) 07:45
おれもあげとこう
あがっちゃったんで、ひさしぶりに書き込みます。
チッ! もう少しで消えてれば楽になれたのに!(藁
坂田さんの陳述書はもう少し待ってくださいね。
新しいファイトを読んだら、(ZERO−ONEの記事ですけど)
「いったん訴訟にでも持ち込まれようものなら、その一部始終がインターネットなどを通じて
明らさまにファンの目にさらされることになる」って書いてありました。
まさかこのスレに対する批判じゃないでしょうな(被害妄想)。
でも(どちらかの当事者が発表するならともかく)、いくら公判の記録とはいえ、
第三者が勝手にネットに晒すことは、そう増えないと思います。
この裁判のように、ある程度報道されており、なおかつメディア事件の要素を持つ
ケースでさえ、よっぽど慎重にやらないと人に迷惑かけちゃうしなー、
と自戒を含めつつ考えております。
嗚呼それにしてもリングスが心配であるのでした。
この裁判もちっとやべーなー。
コロの殴った殴らないは置いといて、「ロスに愛人」うんぬんは
それを証明できなきゃ、前田の主張する「書いたのは雑誌や新聞、
責任はそれらに・・・」というのはちょっと無理筋よ。
516 :
..:2001/05/24(木) 11:42
517 :
:2001/05/24(木) 21:33
佐々木氏本人がなんと言おうと
風化阻止あげ
518 :
:2001/05/24(木) 22:11
あげるな!ぼけ!
ここはsage進行でやってるんだよ!
なくなりそうなとき以外あげるな!
519 :
保守:2001/06/03(日) 00:27
a
520 :
ふなき:2001/06/09(土) 23:49
sage
きょう書き込みますのは、
第14013号(暴行&名誉毀損)原告側書証、
UFC−J代表にしてスーパーステージ「事実上のナンバー2」、
坂田晶さんの陳述書であります。
ところで、「坂田さん指名手配スレ」(哀;;)のほうに、
>佐々木隆三さんへ
>ぜひこっちも裁判になったらスレ立ててください。
と書いてくれた方がいらっしゃいます。
しかし私は、仮に坂田さんが起訴されても(もうされたのかな)、
裁判をレポートすることはない、と申し上げておきます。すみません。
そりゃまぁ、たまたま地裁に行ったときに、偶然公判があったとしたら、
覗くかも知れません(というか、たぶん必ず傍聴する)が、
そのためにわざわざ出かけたり、記録を写したり、
ましてネットで報告したりは、しないです。
まずとにかく、事件そのものが格闘技やプロレスと
直接関係がなさそうなこと(だから興味がソソられない)。
坂田さんに対しては、これまでの仕事(「功」)を考えれば、
その「罪」の部分をあげつらおうという気になれないこと。
何よりもシステム上の問題として、民事と刑事では
記録閲覧の仕組みが違うのですね。
地裁で聞いて、ノートに書いたメモ。
↓
刑事事件の記録は、刑が「確定」するまで一般人は見られない。
確定したら、検察庁(ここでは東京地検)へ行って申請する。
よくオウム裁判などが新聞で報告されていますが、
あれは記者クラブに加入しているからコピーでも貰えるのか、
もしくは全部、傍聴席で速記している人のメモなのか。
東京地裁の11階には、ここ1、2年の「刑事被告人名簿」が置いてある
窓口があります。刑事裁判の件についても、そちらで聞いたのですが、
ではなぜそこへ行ったかというと、今回の暴行(前田氏vs尾崎氏)が、
刑事事件として起訴されているのか、いたとしたら「前田日明」が載って
いるのでは? と思ったからです。結論からいえば、見つかりませんでした。
新宿署の書類送検が昨年の6月22日。
大谷昭宏著『日本警察の正体』(日本文芸社)によると、
「告訴は受理されてから二か月以内に処理しなければならない、
というのが概ねの約束事である。」らしいですから、
少なくとも前田氏は、裁判になるような形での起訴はされて
なさそうです。では(安生選手や田代まさしのような)、
略式起訴にはなったのか? と思って「略式起訴された人の
(公開の)リストってどこかにありますか?」と質問してみたら、
「それは簡裁のほうで、リストはないんじゃないかな」とのことでした。
したがって、前田氏が起訴(略式含む)されたのか、
あるいは不起訴だったのか、私は未だに知らないのでした。
略式起訴だとしても、いちおう前科にはなるわけでしょうから、
その同じ行為を巡っての民事裁判には大きく影響するはずですが…。
>> 478で事件番号まで出ているけど、不起訴だったとしたら
原告としてはかえって逆効果じゃなかろうか(素人考え)?
宅間容疑者の(以前の)「起訴猶予」ってのは、不起訴らしいですね。
米国での内田さんとの一件についても、>> 458、460さんがおっしゃるように、
「今回の裁判に影響を与えるかどうか」の一点においてのみ、興味があります。
暴力そのものは、(紙プロ的表現をなぞれば)「スケールの大きい痴話ゲンカ」と
いう認識でして、私は語る立場におりません。
しかしなー、このスレ始めるときは、「一種の知的ゲームとして裁判を楽しめないか」
などと甘い考えでいたのですが……被告側の社長と秘書が結婚してて裁判沙汰を起こすわ、
原告側の重要証人が暴行容疑で指名手配されちゃうわ、もう知的ゲームも
へったくれもありませんな。私、ちょっと途方に暮れてます。
ところで、東スポと、それを追いかけるようなファイトの記事によると、
パンクラスが前田氏を「刑事、民事両面で告訴している」って報道されたでしょう?
ということは、このスレで扱っている2つの民事裁判とは別に、刑事裁判があるんでしょうかね?
それとも、民事裁判の中で、「刑法的な責任を追及している」ってことに過ぎないのか?
……と疑問を感じていたら、きょうのFRIDAYによると、
>新宿のホテルで暴行したとして、「傷害罪」で書類送検された。東京地検はいまも捜査を続けている。
だそうです。これを本当だとすると、「起訴には至っていないが、不起訴の決定もされてない」
状態なんでしょうか。不起訴にせよ起訴にせよ、告訴した側には通知がいくようです。
もし起訴されたなら、「発表しないまでも、リークする」でしょうしね。
民事の判決が刑事捜査に影響を与えるケースが、こないだ殺人事件でありましたけど、
このレベルの暴行では、起訴は難しいのかも知れません。1年以上前の話だし。
前置きが長くなりましたが、では、坂田晶さんの陳述書です。
525 :
甲第26号証(尾崎氏側):2001/06/15(金) 22:27
陳述書
5月25日に京王プラザホテルにて起きた事件についてお伝えいたします。
まず、私は同日、18時にパンクラス尾崎社長と同ホテルの「樹林」という
カフェでお会いする約束をしました。しかしながら、私の都合により30分程
遅刻しました。すると、尾崎さんの他にパンクラス社員の追立さんとリングスの
社長秘書の内田さん(女性)と外人選手数名がいました。そこで私は尾崎さんと
お話する前に内田さんと別のお話があったので、ちょうどいい機会だと思って、
尾崎さんには失礼かとは思いましたが先に内田さんとお話させて頂きました。
およそ30分位お話をして友好的にお別れをしました。内田さんは何でも
このあと打ち合わせがあるとのことでした。
その後、尾崎さんと軽い談笑をしていました。するとどこからともなく
リングスの前田氏が尾崎さんの左腰のあたりに自らの腰をいきおいよく
当てて座り、肩を掛けるような態勢で尾崎さんに怒鳴り始めました。
その言葉の内容は「おい!詐欺師、なめていると殺すぞ!」というような
もので、次に尾崎さんの胸元を鷲掴みにして、凄い力でひっぱりました。
その時、前田氏の掴んだ手の甲の部分が尾崎さんの鼻と口あたりに
勢いよく当たり、尾崎さんは後方にのけぞりました。
尾崎さんの顔を見ると口と鼻のあたりが赤く変色していて、私は咄嗟に
「前田さん!暴力はやめて下さい!」と連呼しました。しかし、前田氏は
さらに尾崎さんの首の部分を掴みテーブルにたたきつけるようにしました。
すると、テーブルにあった飲み物が床に落ちてグラスが割れ、テーブルは
無茶苦茶になり、尾崎さんを見ると左肩を押さえて痛そうにしていました。
そのあと、前田氏は「表へ出ろ!」とか「やってやるから来い!」とか
「詐欺師!」とかいろんな言葉を使い、大声で尾崎さんを罵りました。
そのころ、ホテルの人が来て「騒がないで落ち着いて下さい。」と前田氏を
促しましたが、「こいつは詐欺師だからこうやってやらないとわからないんだ!」と
ホテルの方の制止も聞きませんでした。そこで尾崎さんは「警察を呼んで
下さい!」とホテルの方に頼みましたが、ホテルの方は「ここには警察は
呼べない。」と言い、尾崎さんの申し出を断りました。
その間、前田氏は「そんな風に痛そうな振りをして詐欺師が、なら大怪我を
さしてやるからこっちに来い!」と言い、しきりにカフェの外に連れ出そうと
していました。そのころには前田氏の大声でカフェの大勢のお客さんも
気づいており、カフェ内は騒然となっていました。
526 :
甲第26号証(尾崎氏側・つづき):2001/06/15(金) 22:30
そこへ先程まで一緒にいました内田さんが戻っていらして「何があったの?」と
私に質問しました。そこで「前田氏がいきなり来て尾崎さんに暴行を加えて
いるので、あなたの社長なんだから止めて下さい」と私は頼みました。
すると一言掛けて頂けたのですが、「女は黙ってろ!」と一刀両断され
黙ってしまいました。
その間、尾崎さんに「警察を呼んで」と頼まれた追立さんが警察に
ご連絡されたようで、その旨がその場の人達に伝わり、ホテル側は
個室を用意したとあわせて伝えられました。
その間も前田氏は鼻の下と左肩を痛がっている尾崎さんに対して
「痛がりやがって、本当の痛みを教えてやる!」と怒鳴ったり、
「全治1ケ月、3ケ月の怪我をおわせたる!」と言ったり様々な脅しの
発言を繰り返していました。さらに制止しようとしている私にも
「命令しているのか!」と怒鳴り威嚇してきました。
そのあと、ホテルの方に促されて別室に尾崎さんと前田氏が
連れていかれましたが、尾崎さんは背中を捻ったらしく、
痛そうに左背中に手をやってました。
その個室には警察の方が2人いましたが、そこでも前田氏は尾崎さんに対して
「殴ってやる!」「殺すぞ!」と脅し続けていました。警察の方が二人の間に入り、
なんとか止まっているような状況でした。その後、新宿署に事情聴取に移動しましたが
目撃者である私は、警察が忙しいようで「もう遅いから後日、連絡しますから」と
言われたので帰宅しました。
以上です
2000.5.31
坂田 晶(印)
どこからともなく現れる前田日明……(・∀・)コワイ!!
作成年月日が5月31日になってますけど、
これはいくら何でも、もっと後で書かれたものでしょうね。
資料中、どうでもいい文字の間違いは私が勝手に直してしまってますが、
たとえば上記の「2人」と「二人」のようにどちらが正しいとも
いえない場合は、無理に統一せず、そのまま写しました。
次回は尾崎さんの陳述書です。訴状の第二項
>>226-232の部分を
より詳しく語り、警察が来てからの話も追加されています。
こちらは試しに、細かいミスも原文ママでアップしてみます。
しかしですね! たった3レス書き込んだだけで、
4レス目にはもう、連続投稿エラーになっちゃいましたよ!
リングス横浜文体へ行って(頭がイタくなるくらいすいてた)、
帰ってきたら書き込めるようになってましたが、
これじゃぁ長文アップするのに手間がかかって仕方ありませんな。
なんだかこのスレの先が思いやられます。
ではまた、もう遅いから後日。
もうじきこのスレは消えるかも知れません。
そうなったら、とりあえず役目は果たしたということで。
みなさん、長い間ありがとうございました。
ごきげんよう、さようなら!(急に消えたらナンですので、挨拶だけしときます)
消えないで!(と云いつつsageてどうする)
すべてのものに終わりがある…
佐々木さんお疲れさまでした。
シメるなってか(笑
すでに527までが過去倉庫に入ってた。
一審判決まではもたせて欲しいの。
532 :
佐々木隆三@なんて言いながらも:2001/06/19(火) 20:03
これ、あげられるのかな?
ためしにやってみよう、よいしょ
533 :
ん?:2001/06/19(火) 20:10
坂田 晶って元UFC JAPAN代表?
逮捕されたよね?
534 :
>佐々木さん:2001/06/19(火) 20:11
いや、続けて下さいよ(w
おや、ちゃんとあがりましたね。
559あたりまで下がってたんで、もう寿命かなぁと思っていました。
「役目を果たした」などと言うと無責任ですけど、「役目を終えた」というか、
あんまり需要もなさそうだし、とにかく誰よりも私自身が(義務的になったせいか)、
いささかこの裁判に飽きてしまったところもあったりしまして。
あと最近の調子だと、一審判決が出たら、東スポかFRIDAYが
確実に報道しそうだし(最初からやってくれてたら、このスレは立てなかった)。
もっとも、たぶん前田氏バッシング的になるだろうから、紙プロあたりが
前田氏寄りで扱ってくれてこそ、バランス治療院て気はしますが。
それともうひとつ、連続投稿を避けるために3レスきざみでアップするのは、
書くほうも読むほうもちょっと辛くないかなあ、との心配もあります。
とりあえず、自分であげてしまいましたから、小出しながらも、つづけて
いこうと思います。みなさん、またしばらく、よろしくお願いします。
無理言ってすんませんね。
537 :
賃クラス:2001/06/20(水) 00:40
ちなみに僕の書いたことが裁判に出品されたのは笑ったな
しかし、間違っているよ。パンBBSではなく、コロBBSだったよ
佐々木さん、まだまだ続けてください
よかったよかった。あがったあがった。
因みに坂田氏の陳述の中にも「かたわにしたろか。安生に殴らせたんもお前やろう」と云う前田の言葉には触れられていないようですね。
比較的早い時期にこの言葉は独り歩きしていたと思うのですが、果たしてあったのか、なかったのか。
本日より、気を取り直してコマ切れアップに取りかかりたいと思います。
前述しましたように、たちまち連続投稿エラーとなってしまいますので、
書き込みは1日につき2〜3レスくらいずつになりそうなことを御了承ください。
しかも毎日書くわけでもない(ただし、時間を置いて書き込む場合もあり)。
資料の途中で他の方のレスが付くと、多少読みにくくなるかも知れませんが、
「終わるまでオレ以外は書き込むな」なんて仕切られたら、荒らしたくなるのが
人情というものですから、そのへんは各位の御判断にお委せして、
私は淡々と書き込むのみです。
それでは、第14013号(暴行&名誉毀損)の、尾崎さん側書証です。
文中の(ママ)はすべて、佐々木による注釈であります。
今回、ちょっと意地悪ですが、直さずに写してみます。
540 :
甲第27号証(尾崎氏側):2001/06/20(水) 12:04
陳述書
一 私はプロレス興行を主催する株式会社ワールド パンクラス クリエイト
(以下、「パンクラス」といいます。)の代表取締役を務めております。
パンクラスは、平成5年5月ころ船木誠勝こと船木優治氏、
鈴木みのる氏を始めとした若きプロレスラーにより設立されました。
私は、このパンクラスにおいて、プロレスラーとしてではなく、
経営担当者として事務局を取り締きって(ママ)おります。
二1 私は、平成12年5月25日、東京都新宿区西新宿二丁目二番一号所在の
京王プラザホテル内にある喫茶店「樹林」(以下、「樹林」といいます。)に、
午後6時にジェレミー・ホーン氏(以下、「ホーン氏」といいます。)と、
株式会社スーパーエンタテイメント(ママ・「ン」が入る?)社長の坂田晶氏
(以下、「坂田氏」といいます。)と会うために、当社の社員である追立と
一緒に行きました。私は、ホーン氏を平成10年暮れに選手としてパンクラスに
呼んでおり、ホーン氏とは面識がありました。また、私は、坂田氏とは仕事で
関係を持っておりました。私が彼らを(ママ)会おうとしたのは、ホーン氏とは
久しぶりに会うためであり、坂田氏とは仕事の話をするためでした。
そして、追立氏は(ママ・↑5行前は社員なので呼び捨て)時間どおりに、
私は6時20分頃、坂田氏はその数分後に樹林に来ました。
当時、樹林には100人程のお客さんがおりました。
541 :
甲第27号証(尾崎氏側・つづき):2001/06/20(水) 12:06
2 私が樹林において席につくと、見なれない女性と見なれない大柄な外人と
素性のわからない日本人らしき男性が一緒に座っていました。この大柄な
外人は後でホーン氏のトレーナ(ママ)であることが分かりました。
私は、ホーン氏に『ひさしぶり、元気だったと声をかける』と、(』位置ママ)
ホーン氏も笑顔で答えてくれました。するとその直後、その女性が、私に対して、
『リングスの内田です。ジェレミー・ホーンはリングスと二年契約を
しましたので』と強い口調で切り出しました。私は、内田女史が何を言って
いるかをすぐにはわかりませんでした。が、ふと考えて、この人は私達が
ジェレミーを(ママ・「ホーン氏」というのでは?)引き抜こうとしてるんだと
誤解しているんだと思いました。そこで、私は、内田女史に対して、
『引き抜きなんかしませんよ。ジェレミーはうちで前に呼んでいた選手で
顔見知りですよ、ひさしぶりに会おうと思っただけですよ、
それは御存じでしたか?』と尋ねました。すると、内田女史は、
『、、、それはついさっき聞きました、、、』と答えました。
私はその受け答えにこの人知らなかったんだな、と思いました。
その後、内田女史は私に対して、『どうぞ、お話下さい』と強い口調で
言いました。そこで、私はホーン氏と『元気だった?』とかいろいろ
話しました。この間、内田女史はじっと私達の話を聞いていました。
(佐々木注・「トレーナ」と音引きなしなのは、森博嗣的にはOKですかね?
ex.プリンタ、スキャナ、エレベータ、シャッタ
しかし見なれない女性、見なれない大柄な外人ときて、なんで「素性のわからない
日本人らしき男性」という言い方になるんだ? 少し失礼な感じではあります。
見なれない日本人らしき男性、じゃぁいけないのかな? 前田氏寄りの証言を
しそうだから、ぁゃιぃ人物と匂わせておこうという作戦でしょうかしら。
前田氏の陳述書に出てくる、「ホーン選手のセコンドのマーク・ハンセン氏」
「ホーン選手の友人のヒロ」が、この二人ということになります)
542 :
名無し:2001/06/20(水) 12:26
それにしてもこんな事で告訴するなんて暇人だよな。
543 :
ななし:2001/06/20(水) 13:23
坂田=やくざじゃないの?
544 :
.:2001/06/20(水) 13:24
モンテ・コックスによると今年の秋だか夏にホーンの契約は
切れる(しかも更新の意志なし)らしいんだけど、そのへんは
サバ読んだのかな?
545 :
賃クラス:2001/06/21(木) 00:03
内田女史って前田にドツかれたし、坂田は逮捕されたし、ホーンはプライドだろ?
どうでもいい裁判だな(笑)
せやけど、「殴られた、警察だ」
ほんまに尾崎はアタリ屋だな。いくら何でも前田が本気でなぐらねーだろ
546 :
:2001/06/21(木) 00:11
殴られたとは言ってないよ。「胸倉をつかんだ手が当たった」かな?
警察呼んだのに事件性ないってあっさり帰られちゃうし。
>佐々木隆三
本当は続けたいくせに素直じゃないんだから
ところでsage進行じゃなくていいのか?
547 :
.:2001/06/21(木) 01:05
上げるってのは、新しく人の目に触れやすくするって面も
あるんだから、もうSage進行はやめるべきだろう。リン贔屓パン贔屓、
ともに荒らしたほうの負け。
ところで、
>>546 >>545は
>>488で大体わかると思うが
548 :
ほえ:2001/06/21(木) 01:17
余談で申し訳無いけど、
森博嗣ってやおっぱりあの音引きの無さ不自然だよね。>541
保存のためだろ・・・・
あと必ず煽りやが来るから・・・・・・
下げとけ
どうせ尾崎氏側の陳述書はage進行なんだから
あがっちゃうんですけどね。(ヘンな日本語でスマソ
まあ佐々木氏に敬意を表してsageという事で…
551 :
甲第27号証(尾崎氏側・つづき):2001/06/21(木) 11:12
3 しばらくすると坂田氏が来て私に挨拶をした後、内田女史と何か話しを(ママ)
はじめました。しばらく会話が続いたあと、内田女史は退席し、私は坂田氏と
話しを(ママ)始めました。その直後の7時15分位、凄い形相をしたリングスの
前田日明社長(以下、「前田氏」といいます。)が、私に向かって来るのが
見えました。
前田氏は、椅子に座っていた私に対して、まるで体当たりのように私の腰の
ところに押し寄ったため、私ははじき飛ばされたようになりました。なにせ
前田氏は192センチ120キロもある大男です。
すると、前田氏は顔を私に近付け『詐欺師、何やっとんねん、殺すぞ!』と
言い、私の胸ぐらを掴み、相当な力で引き込みました。その時、私の鼻の下の
部分に前田氏のこぶしの固い部分が当たったため、私に激痛が走りました。
私は出血したと思い、手でその部分を押さえました。
その後も前田氏は私の首の根元を押さえたかと思うといきなりテーブルに
押し倒しました。その結果、テーブル上ではコップが割れグチャグチャに
なりました。私は首根元のところと左肩に近い背中の部分に痛みを感じ
しばらくその場でうずくまりました。
前田氏は私に罵声を浴びせたあと、『何引き抜きやっとんねん!われ!
こそこそしやがって!』と言ったので、『引き抜きなんかしてませんよ。
ジェレミーはうちが日本に最初に呼んだ選手で顔見知りですよ』と言いました。
すると、前田氏は一瞬黙りました。が、前田氏は、そのあとまた怒りだしました。
前田氏のこの態度からすると、前田氏は私がジェレミーと(ママ・「ホーン氏」!)
顔見知りだったことを知らなかったようでした。
その後、前田氏は、私に対して、『表に出ろ!コラ!』『詐欺師!』『また
殴ったろか!』とか立て続けに言い、さらに以前起きた殴打事件(安生洋二選手が
前田氏を殴って気絶させた事件)について、『安生のときもそうだろ。おまえが
選手をそそのかしてやらせたんや!』とか、『ロスに愛人を囲ってるんやって。
そんな金があるんだったら選手のギャラを上げてやれ!』さらに、前田氏は、
世界最強を決めるための格闘技イベント「コロシアム2000」における
パンクラス所属の船木誠勝選手とヒクソン・グレイシーとの戦い後の(ママ)
記者会見に関して、「記者会見で泣きやがって。あれもウソやろ。詐欺師!」等、
私には身に覚えのないことを大声でわめきちらしました。
私が少しでも反論しようとしても、前田氏は全く聞きもせず、私に対して
『片輪にしたろか』『全治1ヶ月、3ヶ月にしたろか』等と叫びました。
さらに、前田氏は、痛そうにしている私に対して、『怪我した振りをしやがって
詐欺師が、だったら大怪我させてやっからこっち来い』などと脅迫を続けました。
私は何をやられるか恐怖心で一杯でした。
前田氏の以上のような一連の言動は、「樹林」にいた100人程の客の前で
おこなわれたので、私にとっては相当な屈辱でした。
552 :
甲第27号証(尾崎氏側・つづき):2001/06/21(木) 11:14
4 前田氏が私に対して大声で叫んでいる途中、京王プラザホテルの関係者が
私どものところに来て、『騒がないで下さい』とか『他にお客さんもいますから』
とか言って、騒ぎを納めようとしました。しかし、前田氏は京王プラザホテル関係者の
言葉を意に介さず、私に対して、大声で脅し続けました。私は『何をされるか
わからないから、警察を呼んで下さい』と京王プラザホテルの関係者に頼みましたが、
京王プラザホテルの関係者は『ここには警察は呼べません』と私の申し出を頑なに
断りました。
私は仕方なくうちの社員の追立氏(ママ)に警察を呼ぶように指示を出しました。
その後、警察がくるからということで京王プラザホテル側が用意した個室に連れて
いかれました。前田氏は警察が来てからも、私に対して、『殴ったろか!』等と、
前にあげたような罵声を繰り返し、私を脅迫しつづけました。立って私に向かって
くる前田氏と私の間に警察官が割って入るというような場面もありました。
その時、警察が事件にしないで話し合って解決するようにと言ったような発言を
しましたが、私は『怪我もしているし、話し合いができる状態ではない、このあと
何をされるかわからないから警察に連れって(ママ)下さい。』『殺されるかも
しれない』という趣旨の発言をしたような覚えがあります。
553 :
甲第27号証(尾崎氏側・つづき):2001/06/21(木) 11:17
5 そのあと警察も私に対する説得をあきらめてパトカーを2台用意して、
私と前田氏を別々に車に乗せ、新宿署に移動させました。新宿署に移動したあとも、
警察官は、私に対して、和解させようと説得を続けました。さらに警察官は、
私に対して、『今忙しいんだよ』とか『調書を取ると五時間ぐらいかかるよ』とか
『根本を解決しなきゃあまたやられるよ』とか『被害届出してもまたやるよ』とか
なんとか言い続けました。私は前田氏が何年も前から暴行を数多く犯していることを
知っていたし、私自身も怪我をしているので、私は、警察官に対して、被害届を
出すことを執拗に迫りました。そして私はやっとのことで被害届を出すことに
なりました。その時、私は、警察官に、『被害届を出すと告訴したことになるん
ですか?それは同じ意味ですか?』と尋ねました。そしたら警察官は、私に対して、
『そうです。同じことです』と答えました。私が事情聴取を受けたのは、
実質2時間半位でした。事情聴取を受けたのは私と前田氏と追立氏(ママ)で、
事情聴取は3人とも別々の場所で行われました。私が、警察官に、事情聴取の
途中で、『私は脅迫も受けたんですよ、殺すとか』と言うと、警察官は
『それだと別の調書も書かなきゃいけないんだよな〜』とめんどくさそうに言い、
『時間もかかるし、、、』『他の事件もあるし、』と言いながらまた調書を
書きはじめました。この時作られた調書には脅迫は入っていませんでした。
私は、このような中途半端な調書では嫌でしたが、とにかく調書にサインを
しました。調書が出来上がったのは、深夜12時頃であると思います。
6 そのあと私は弁護士の指示で病院に行くことにしました。
私は、午前1時頃目黒の病院に着いて、診察を受けました。診断の結果、
歯茎の所に裂傷があり、首は頚椎捻挫、背中は打撲があること判明しました(ママ)。
これは全治10日ということでした。
554 :
::2001/06/21(木) 11:18
しかしこの裁判に出てくる人物誰も信用できないな(苦笑)
全く税金の無駄だよ。
556 :
.:2001/06/21(木) 12:05
>警察呼んだのに事件性ないってあっさり帰られちゃうし。
というのも、状況がわかってみるとなるほどだね。
>警察官は、私に対して、和解させようと説得を続けました。さらに警察官は、
>私に対して、『今忙しいんだよ』とか『調書を取ると五時間ぐらいかかるよ』とか
>『根本を解決しなきゃあまたやられるよ』とか『被害届出してもまたやるよ』とか
>なんとか言い続けました。
どっかのリンチ殺人でもそうだったけど、警官が個人的な怠慢や官僚主義などで、
単純な暴行事件とかを適当に処理し立件しようとしないなんて例は珍しくない。
(知り合いにもそれで怒ってた人いるし)
557 :
賃クラス:2001/06/21(木) 19:36
>これは全治10日ということでした。
尾崎はアホだな。かすり傷だよ。アタリ屋が診断書持って、「慰謝料払え」といえば脅迫になるぞ。
ましてや「殺される」なんてまさにアタリ屋だろ?
警察はプロレスのパフォーマンスに利用されるのをうんざりしているんだよ。
大仁田なんか、救急車・消防車呼びまくっているしな。
公共を巻き込むなよ
558 :
;:2001/06/21(木) 19:49
どうせ尾崎が殴られたとか言うなら前田が本気で殴っちゃえばいいのに。
尾崎なんて用無しだろ。
559 :
名無しの陪審員:2001/06/21(木) 20:13
>かすり傷だよ
たしか口内炎が全治10日だった。
>やっぱ言ってたね
片方の主張を鵜呑みしたバカな発言はやめましょう。
「尾崎が主張したから」言ったとか「前田が言ってないと言ったから」
言ってないとかいうのはどっちも相当なバカです。
一番かわいそうなのはあなたですよ。
荒れるもとになるのでそういうバカは書きこまないでください。
ここはそういうスレじゃないんで。
>「記者会見で泣きやがって。あれもウソやろ。詐欺師!」等、
>私には身に覚えのないことを大声でわめきちらしました。
これは身に覚えがあるだろ?ないほうがイタいと思うが。
>世界最強を決めるための格闘技イベント「コロシアム2000」
これは間違いなく嘘だ(藁
560 :
甲第27号証(尾崎氏側・つづき):2001/06/21(木) 20:28
三 私は前田氏の狂気に満ちた行動に恐怖を覚えます。彼は以前より、
雑誌記者に暴行を加えることは度々あり、社員に暴力を振るうことは日常茶飯事で
あるとの噂を聞いたことがあります。「フルコンタクト空手」の編集長は、
極真空手の大会が東京都体育館(ママ)で行われた折り、前田氏から女子トイレで
暴行、脅迫を受けました。さらに、前田氏は、関係者が集まったCS放送の
パーティーでは安生選手に裏拳で暴行をし、彼に対しては『家族の所まで行って
やる』という卑劣な脅迫もしました。普通の一般常識では考えられません。
逆にこの脅迫に屈し、泣き寝入りする人も多いと言います。
私が代表を務めるパンクラスは、前田氏の経営するリングスの選手を一度も
引き抜いたことはありません。逆にリングスは何十回となく(ママ)パンクラスの
選手を引き抜いております。一番ひどかったのは、数年前にリングス社員が、
パンクラスの会場であった浦安のNKホール裏口から会場関係者を騙し、
外国人選手の控え室に入った上で、選手を引き抜いた事です。勿論、この
リングス社員は主催者に無断で入り、チケットも持っていませんでした。
暴力と脅迫で人を屈しさせようとする前田氏が許せません。最低の行為です。
私は自分の会社の選手、社員、自分の家族を守るためにも前田氏に責任を
負わせたいと思います。
以上
平成12年11月20日
尾崎正己(印)
桶川ストーカー事件を思い出させる、新宿署警察官の対応。
でもまぁ、こんな細かい暴力沙汰にまで、かかずりあっちゃおれんという、
お巡りさんの気持ちもわからないではありませんが。
あっとそれから、陳述書最後の「尾崎正己」部分は自筆だったと思いますが、
訴状等では「正巳」になってたような気がするですよ(自信はない)。
本人が間違えることはないでしょうから、尾崎さんの戸籍名は
「正己」が正しいのでしょうか。いちおう念のため。
>>546さん
>>佐々木隆三
>本当は続けたいくせに素直じゃないんだから
いやー、おっしゃる通りで消えるとなると寂しく感じてしまうものです。
それに、まだ写してきたぶん全部アップしてないから、もったいない気もして。
だが一方でですね、尾崎さんサイドの準備書面で、かなり大量の判例問題が語られて
いるんですね。「この長文をオレがワープロで打って……1日3レスずつ書くのかよ!」と
考えると、あぁ、面倒臭いって思うのも、また本当なのです。
相反する感情の狭間で、佐々木の心は、木の葉のように揺れ動く!
次回からは、前田氏側の準備書面となります。
562 :
や:2001/06/21(木) 20:52
前田は素人になったり、格闘家になったりわからん。
安生にやられたときは、素人?
これを暴行じゃないと、いえる感覚がわからん。
563 :
いやだから:2001/06/21(木) 22:46
562みたいにいちいち片方の主張を真に受けるのはやめましょう
荒れるから
頭悪いのか?ここはそういうスレじゃないんだって
佐々木隆三さん、そんなこと言わないで続けてください
レスは少ないけど注目してる人は多いんですから
くだらないレスがまた目立ちますけど、他のスレみたいにならないのは
大変なのをわかっていて茶化す気になれないんだと思いますよ
>>555 とか
>>562 みたいなのが出てきたのはちょっとイヤですが
なんで「片方の主張」が「事実」だと思えるのかがわからん
前田氏側の主張が出てきたときにもこんなのが出てこなきゃいいですね
やっぱりsage進行でやるべきなのかな?
とりあえず片方の主張を真に受けるようなレスは禁止ということで
「魅屍魔幽鬼王」が
>因みに坂田氏の陳述の中にも「かたわにしたろか。
>安生に殴らせたんもお前やろう」と云う前田の言葉
>には触れられていないようですね。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
>比較的早い時期にこの言葉は独り歩きしていたと
>思うのですが
なんとアホなことを最初に言ったからじゃろうに。
>荒れるもとになるのでそういうバカは書きこまないでください。
キミ、君のこと(藁藁
>「記者会見で泣きやがって。あれもウソやろ。詐欺師!」等、
>私には身に覚えのないことを大声でわめきちらしました。
これは身に覚えがあるだろ?ないほうがイタいと思うが。
「陪審員」ってのは予断や利害がある人には務まらないんですよ、
知ってた?(藁
ひきつづき、第14013号(暴行&名誉毀損)のほうです。
尾崎氏側準備書面(一)
>>475-
>>491に対応する、
前田氏側準備書面(第二、ということになる)であります。
記
第一 被告の発言内容についての認否(原告の平成12年11月27日付
準備書面の第一項に則して)
一1 「アレの、どこが暴力なんや?エリ首をつかもうとしただけで、
つかんでもいない。」との趣旨の発言をしたことは、認める。
2 「あいつは、ロスに愛人をかこっとるのがばれて、夫婦ゲンカになった
のを、オレのせいにしとるんやろ。」と、被告が発言したことはない。
被告が車に乗り込む際に、記者たちがワイドショーのレポーターのように
被告にマイクを突き付けて、右の趣旨のような問い掛けをしていたにすぎない。
被告はそれに対して直接は応えていない。
3 「そんな余分な金があるんだったら、もっとリング上で一生懸命ファイト
している選手のギャラを上げてやれ。」との趣旨の発言はした。ただし、
被告は、「愛人をかこうカネがあるんだったら」とは、言っていない。
二 二の「暴力をふるう理由とかでなく、暴力とかそういうものの事実は
ぜんぜんありませんでした」及び「そういうふうなものにどうやって
置き換えられるのかなというのが、ちょっと自分としては驚きですね。」
との趣旨の発言をしたことは、認める。
三1 「尾崎は座ってるから『外に行って話をつけよう』って言ったんだよ。
そうしたら自分の仲間に『あ、殴られた。警察を呼べ。』とか言い出してね。
頭に来てさ、『じゃかましい。この詐欺師。』って言ってやったよ。襟を
掴んで立たそうとしたら、今度は机にしがみついてね。そしたらコップが
倒れた。」との趣旨の発言をしたことは認める。
記者の「暴力は振るってないんですか?」との問いに、「振るいようが
ないやん。」と応えたことは認める。
「襟を持っただけだよ」と発言したとの点については、言葉自体はそのように
発言しているが、その趣旨は、「持とうとして触った」ということである。
2 「テレ東がつけてくれたんだって。尾崎が選手を使ってなんかしようと
したりしたら大変だって。」及び「山本(宣久)が、どっかで尾崎と、
高橋(義生)か山田(学)かなんかが一緒にいるとこに出くわして、
挨拶したら無視されたって。」との趣旨の発言をしたことは認める。
567 :
「陪審員」じゃないけど:2001/06/22(金) 12:06
予断や利害がない人がこのスレに書き込む訳ないだろ。
こんな「小学生の口喧嘩」みたいな裁判に興味あるわけない。
くだらない突っ込みを入れないでね。
568 :
「陪審員」じゃないけど :2001/06/22(金) 12:08
ごめん。
>565ね。
569 :
:2001/06/22(金) 17:43
>「記者会見で泣きやがって。あれもウソやろ。詐欺師!」等、
>私には身に覚えのないことを大声でわめきちらしました。
これは身に覚えがあるだろ?ないほうがイタいと思うが。
社長として盛り上げようとウソ泣きしたならともかく本当に
「船木がかわいそう」って泣いたんなら救いようがないってことじゃないか?
俺もそう思うぞ
第二 責任主体に関する原告の主張に対する反論
一 原告は、結局のところ、「発言者の発言した内容が新聞・雑誌等に
掲載された場合、少なくとも、発言者の発言内容に従った記事が掲載
される蓋然性が高く、かつ、発言者がこのことを認識し又は認識しうべきで
あった場合には、発言者の発言と記事による名誉毀損との間に相当因果関係が
あるのはいうまでもない。」と主張するようである。
そして、その理由とするところは、ただ、そうでなければ
「あまりにも被害者の権利を脆弱にし、一般常識に沿わないものである。」に
尽きるようである。
二 右のような原告の主張は、次のような理由から失当である。
1 まず、責任主体がだれなのかを確定するに際して、原告は既に「発言者の
発言内容が新聞、雑誌に掲載された場合」だけを問題にしているが、発言内容が
新聞・雑誌に掲載される過程を無視して論じることはできないのである。
なぜなら、新聞・雑誌は、取材、執筆、編集等の過程を経て形成される
ものであり、新聞・雑誌等による報道は、取材記者、執筆者及び編集者ら
それぞれの表現として独自の価値を有するものだからである。新聞・雑誌に
掲載されているということは、発言者の行為を離れて、取材記者、執筆者及び
編集者の独自の行為が存在しているからである。
原告の主張のように、取材記者、執筆者及び編集者の行為を無視して、
発言者だけを問題にすることは、あたかも、実行行為者よりも教唆者、
あるいは間接教唆者や再間接教唆者を処罰しようとするものに類しており、
到底認められる考え方ではない。
また、原告のような主張は、新聞・雑誌等の媒体の存在を非常に軽視し、
単なる伝達手段としかみないものであって、現代社会における彼等の重要性を
看過したものであって、失当である。
2 原告は、「発言内容に従った記事が掲載される蓋然性が高いこと」を
要件としてあげるが、そのこと自体、原告が新聞・雑誌等の媒体における
取材、執筆及び編集の過程を無視できないことを認識しているからに
ほかならない。それを認識しつつ、何がなんでも被告の責任を追及したい
と考えるがために、無理な理論構成をせざるを得なくなるのである。
3 さらに、原告がその主張の根拠としてあげるのは、「被害者の権利を
脆弱にし、一般常識に沿わない」ということのみであり、一種の感情論
あるいは裸の利益衡量論であって、法的論理を踏んだものではない。
被害者の権利を保護するために、責任の所在は、直接、国民に広く
伝達をしている媒体にこそあるのであって、発言内容を十分確認される
こともなしに自己の発言として報道された被告にあるわけではない。
また、「一般常識」などという言葉を持ち出して、原告の価値観を
反映させようということ自体が誤りである。
三 よって、被告の発言内容を問題にするまでもなく、責任主体を間違えている
原告の被告に対する請求は棄却されるべきである。
以 上
「裸の利益衡量論」というのは、法律解釈に関する用語なんでしょうが、
どういう感じの意味なのか私は知りません。この専門語で火が点いてしまった
のか、尾崎氏側の猛然たる反論は、まさに名誉毀損裁判における「判例の嵐」
とも言うべきもので、正直言ってあんまり面白くはなかったりするんでした。
(おまけに長い! 請け合ってもいいですが、みなさん退屈されるでしょう)
しかしその前に、次回は禁を破ってちょっとだけ、私の意見(というか思う所)を
書かせてもらいます。事情も変わったりしたので、杞憂に終わるかも知れませんけど。
また来週〜。
それは自称「陪審員」が天然の大ボケだから、それに対して
「ツッコミ」はしかたないと思うぞ。
573 :
隆三さんさすが!:2001/06/22(金) 18:38
お疲れさまっしたーーー。
さて感想をいいたいが、前田やばすぎ。
だってこれ、「雑誌や新聞が曲解した」って方向にもってかないと
だめでしょう。そうすると、今度はパンクラスとは別に新聞・雑誌が
「冗談じゃない、ちゃんと言ってたじゃないですか。テープはこれ、
メモはこれ」っていいだしたら主張を潰さないといけない。
使用人同然の(藁)紙プロならその手の偽装工作に協力するだろう
けどさ、ほかは協力してくれると思う?自分たちの信用に関わる
ことだし、前田シンパは少ないし・・・・。
>「襟を持っただけだよ」と発言したとの点については、言葉自体はそのように
>発言しているが、その趣旨は、「持とうとして触った」ということである。
ここなんか、弁護士の苦労に同情するしかない。頑張れNさん
「何十回となく引き抜いた」とか「裏口から控え室に入って引き抜いた」とか、よく添削無しで提出したもんだなぁ。 パンクラスの外人選手は髪の毛か何かか?
これで実際に引き抜いていったプライドには何もないってんだから、心が大きいのか小さいのかわかんないよ。
要約するところの「インタビューは喋った側に(第一義的)責任あるんじゃ、
新聞・雑誌の責任で、本人にはないなんて議論通用するかいボケェ」という
P主張は、確かにいろんな判例の裏付けがあった気がする・・・・
>佐々木さん
興味深いスレです。これからもお願いします
前田もこの裁判ではストレスたまりまくってるだろうな
過去の判例と言うと、「東スポの記事は必ずしも事実を報道しているわけではない」という奴も適用されるのか?
578 :
ここで:2001/06/25(月) 18:01
過去のプロレス雑誌や格闘技雑誌を一般常識に照らし合わせて読み返してみる
と、今回の裁判の前田の発言よりやばい発言はいっぱいあるぞ。
高橋の「前田を殺す」なんか言葉どうりに受け止めれば殺害予告です。
(実際その後、安生にいきなり後ろから襲われてパンクラスに囲まれてるし)
プロレス&格闘技ファンは普段からバイアスがかかっているから、紙プロでも
普通に読めるけど、裁判官がたまたま藤波や長州に関する部分とかマサ斎藤の
昔話とか読んじゃったりしたら人生感変わっちゃうぞ。
579 :
:2001/06/25(月) 18:03
ごめん。
感>観
580 :
:2001/06/25(月) 18:25
パンクラス後楽園はこれまで皆勤賞だったのが、次はPRIDEとバッティングするため、
きょうでおしまい。ただいま帰ってまいりました。郷野選手、良かったっす。
さて、私が自分に課した「できるだけニュートラル」な姿勢を崩してまで、
表明しておきたいと思ったのは、この裁判において2番目にムナシサが炸裂している、
ヤマヨシ(現ヤマノリ・ここではヤマヨシでいきます)挨拶問題に関して。
ちなみに最もくだらないと感じるのは
「あの記者会見もウソ泣きやろ!」「ウソじゃないもん!」
「ウソ泣きや! 詐欺師!」「違うもん!」
のとこ。ウソ泣きかどうか、それが名誉毀損となるか、
裁判で争われる事案てのも珍しいのではないでしょうか。
で、ウソ泣きにせよ「挨拶を無視した」にせよ、
結局低レベルの水掛け論にならざるを得ないわけです。
>>567さんがおっしゃってるように、まさに小学生の口喧嘩でして、
仮に(立証責任のある)前田氏側が挨拶無視を証明しようとしたら、
ヤマヨシ(またはその場にいた誰か)が証人となるor陳述書を出すしかなく、
それに対して尾崎さん側が「いつどこで無視したー? 何時何分何十秒ー!?」とか
言うような形で、矛盾点を突いていく形になるのでしょう。
そうなるとヤマヨシは「前に挨拶を返してもらえなかったことを
いつまでもウジウジ言っているヤツ」という印象で、男を下げることに
なりかねない。尾崎さん側は、そういうことを知っていながら、
ヤマヨシの証言を人目に晒そうと企図してやいまいか?
……いや、ちょっと待てよ!?
人目に晒してるのって……主にオレじゃん!!!!
もしそういうことになったらヤだなぁ、責任を感じてしまう、
というところから、私はこの部分に関してだけは、ヤマノリが証言したら
(前田氏がいつものように勢いでフカシまくった可能性も高いながら)、
彼の言い分を全面的に支持するつもりである、と言おうとしたのです。
↓最初に書いた文章より抜粋。
最初のヒクソン高田戦のときドームで、前田と高橋の間に入り、
「今日はちょっと」と事なきを得たのは、山本選手の気働きだったではないですか。
私は、ことさら山本ファンてわけじゃありませんが、尾崎さんには、
そういうところを汲んで、巻き込まないでほしかったと思います。
挨拶されたのに、それに気がつかないで結果的に
無視することになっちゃったとか、挨拶したほうは「無視された」と
思いこんで被害者意識を高ぶらせちゃったりとか、われわれだって
日常的によくあることでしょうに。そういうケースも「看過」して、
「とにかく無視したことなど一切ない!」と言い切っちゃうところも
なんだかなぁと思うし。
↑この後、前田CEOの「気づかない挨拶なんて挨拶じゃないんだよ!」とか、
鈴木みのる「基本的に、ボクは「こんにちわ」も言えないヤツは何もやる資格が
ないと思ってますから。」などのセリフや、分裂後の高田が前田を無視した話、
週刊ファイトでデカデカと書かれた(スカパーかなんかのパーティーで)
「高田選手と同じステージに立ったとき、船木選手と鈴木選手が、挨拶どころか
眼も合わさなかった」件まで持ち出し、とにかく不毛である、てなことを
主張していたわけですが、そのうちに「事情が変わった」のでした。
ご承知のように、山本選手がフリーになった。いやもちろん、それで
陳述書は出さなくなる、とか、前田氏寄りの偽証はあり得ない、とは
言い切れないでしょうが(あるいは実際にもう出してるかも知れないし)、
少なくともリングス所属の頃よりは、証人となるかどうか、またその内容に、
自由意志が入ってくることは確かだと思います。
場合によっては、以前の清原さん念書同様、
ヤマヨシの陳述書(が出たとしたら)もアップしないことも考えておいてください、
ってのが、当初お願いしたかったことなのですが、この心配は無駄になるのでは?
と、今は思っております。ヤマヨシの陳述書は出ないか、出たとしたら
ある程度信頼に足るものと考えて、隠すこともなかろう、と考えてます。
まぁ結局「ヤマヨシが『挨拶無視された』と言ったら、それは信じたい」と
いう点は同じなんですけどね。これは、個人的な見解。
とーこーろーがー、だ!!
私のそんな心配も無意味になるかも知れない、という風向きが少し(和解ではない)。
その前に、原告側準備書面(2)へとつづくのでありました。
それではこれから長〜い長〜い尾崎さん側書面のワープロ打ちに
取りかかります。アップまでにしばらくかかるでしょうから、たぶんその前に
少し、むだばなしを書くことになる予定です。えーとそれから、私は基本的に
マカーなのですが、機種異存文字(記号)がwinでどう出るか、ちょっと試しに。
次の資料中に登場するため、化けるとしたら何か他の字に変えなくてはなりません。
?ウ ?エ
?@?A?B?C?D
Windowsからだときれいに化けて見えますね。
結審のとき
>>424あまり面白くなかったので、宮崎勤の控訴審判決に行くこともなく、
きのうは新宿まで足を運び、京王プラザホテル開業30周年記念、
「談志が喋り出します」を聴いてまいりました。
吉田七瀬さんは、まだ家元を追ったりしてるんでしょうか。
第1回の演目は、「ずっこけ」と「居残り佐平次」。
私は「代書屋」が聴きたいんだけど、無理かなぁ…。
などと関係ないことを書いてしまいましたが、当スレ担当としまして、
事件が起こった「コーヒーハウス〈樹林〉」を現場検証(笑)してきました。
つっても、どの席かまではわからないんで、コーヒー飲んだだけです。
「樹林」って、文字で読むだけだと、ただの店名でしかありませんが、
片側が全面ガラス張りで、そこから道に沿った庭園の木立が見えるのですね。
緑が美しく、明るい店内でした。話してる人が多いので読書はしにくいことと、
特にメシは高いことを別にすれば(コーヒー紅茶は650円でお替わり自由)、
♪西新宿ぅに〜 おいでの時ぃは〜 どうぞ京王プラザの喫茶樹林に 寄ってあげてください〜
ってところです。こんな騒ぎ起こされていい迷惑でしょうから、みんなで贔屓にしよう。
それにしても京王プラザって、
スポーツ平和党乱闘事件ってここ?
夢枕先生のビデオ上映会ってここ?
ドラゴンの結婚披露宴ってここ?
方角が悪いんじゃないか?
魔物でも棲んでいるのか?
安倍さんか中禅寺さんに憑き物を
落として貰いたいくらいですな。
無駄口ついでに、もうひとつ。
こないだのリングス横浜文体の前に、三田佳子二男で有名な横浜地裁の前を通り、
初めて「放送ライブラリー」へ行きました。過去のテレビ・ラジオ番組を(ごく一部ですけど)
保存してあり、視聴もできる無料の施設です。プロレス系はほとんどなかったですが、
エディ・タウンゼントを死の直前まで追ったNHK特集がありました。
ラジオ番組のほうは、(落語ファン的には「桂小米」の音源が多いのは嬉しい)
ドキュメンタリー、しかも地方局のものが充実していましたね。
そこで聴いてきたのが、青森放送制作の
「金曜ワラッターラジオ ドラマ・県立戦隊アオモレンジャー」という作品。
以下、機関誌「マスターピース」より内容説明を転載します。
>テレビの人気特撮番組「秘密戦隊ゴレンジャー」をもじった、郷土色豊かなラジオドラマ。
>地元青森では、チャリティーショーに出演するなどの人気を誇り、続編も制作されている。
>日本の農林水産業の支配を企む悪の秘密結社・NOKIO(ノキオ)が、青森の豊かな自然が
>もたらす特産物に目をつけた。青森県は県土防衛のために「県立戦隊アオモレンジャー」を
>組織する。ある日、ノキオが送り込んだ秋田のナマハゲがリンゴ園を襲う。園主である父を
>殺された息子は、父の遺言でアオモレンジャーの一員・リンゴレッドとなり、イカブルー、
>ホタテピンク、シャコイエロー、イタコブラックの4人と共に、ノキオとの闘いに臨むのだった。
この手のパロディは、漫画やアニメでは食傷気味ですけど、
ラジオドラマ、しかも青森ローカルネタ満載というところが面白かった。
第2話では、敵が岩手県となり、賢治ロボと太宰ロボが死闘を繰り広げる馬鹿ばかしさ。
「アメニモマケズー!!!」vs「ウマレテスミマセーン!!!」
いや、つくづく思いましたね。
「船木誠勝(声優経験あり)をブッキングしてほしい!」
もっとも、放送されても東京では聴けないでしょうか。
どうでもいい話題、申し訳ありません。
来週より、長丁場の「判例問題」アップに入り、そうなったらしばらく資料が続きますので、
ちょっと息抜きさせてもらいました。では、また。
今、漫画喫茶からです。
unknownさんが教えてくださったように、文字化け…というか、
ただの・・・になってますな。これはですね、
@) A)
@ABCD…であります。
じゃあ、小文字のローマ数字は 1) 2)、
マル1、マル2、マル3は【1】【2】【3】とでもしましょうか。
だいたい、よく見たらスレッド
>>1の Mワールドパンクラスクリエイトってのが、
そもそも 潟潤[ルドパンクラスクリエイトの文字化けですね。
そのくせ、♪西新宿ぅに〜 って、どうでもいいとこは化けてなかったりする。
588 :
やばい:2001/07/12(木) 05:12
下がり過ぎてたYO!
えー、ちょっくら遅くなってすみません。
書き写すのにえらく時間がかかったので、長い長いと感じてはいたのですが、
実際のところは、1日2〜3レスでも1週間くらいで終わるでしょう。
キリのいいところで分けながら、書き込んでいきたいと思います。age進行になりますが、ご容赦願います。
(写すのに)カット&ペーストだけでも使えれば相当楽なんですが、記録閲覧室でノートパソコンを
使ってる人なんて私は見たことないので、たぶん聞いてもダメだと言われそう。あくまで手書き。
ちなみに、ここの書面からはA4判・横書き左開きになっています。
もうひとつの裁判のほうでも、途中から横書きになってますので、
たぶん官公庁の書類同様、裁判所から要請があったんでしょう。
これで、理論上だけは、訴状や陳述書に
∧ ∧
〜' (,,゚Д゚) < 暴力と脅迫で人を屈しさせようとする前田氏が許せません。最低の行為です。
し し-J
などと書くことも可能になったわけですね。ところでAAズレてますか?
判例中、特に強調したい部分には下線が引かれていますが、
以前と同様、省略します。したがって、文中にある(原告下線挿入)という
注記も略。本文の・・・は、原文ママ。
第14013号(暴行&名誉毀損)のつづきです。
590 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・平成13年2月23日付):2001/07/12(木) 11:39
記
第1 被告の発言内容等
1 被告による不法行為 ─その1(京王プラザホテル)
被告が、原告に対して、京王プラザホテルにて、傷害行為をした事実並びに名誉毀損
及び脅迫をした事実は、原告準備書面(1)の第二、一、1及び二から明らかである。
2 被告による不法行為 ─その2(成田空港等)
(1)被告平成12年12月28日付準備書面2及び3頁から明らかなように、原告が
主張する被告発言のうち、被告が否認するのは、6月13日の成田空港における
「あいつは、ロスに愛人かこっとるのがばれて、夫婦ゲンカになったのを、オレのせいに
しとるんやろ。」「愛人を囲うカネがあるんだったら」の発言部分だけである。被告は、
それ以外の発言については、発言したこと乃至そのような趣旨の発言をしたことは認めている。
(2)しかし、被告が否認する部分も、被告がそのような発言乃至かかる趣旨の発言を
したことは明らかである。
なぜなら、甲第10号証にみるように、原告が指摘している被告発言は、全て紙面上
被告発言として「」が付されている部分だけである。このうち、一部は発言したが
一部は発言していないというのは極めて不自然である。さらに、原告が指摘する
被告発言は、甲第10乃至12号証の新聞記事全てにおいて被告発言として「」が
付されて記載されている。
591 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・つづき):2001/07/13(金) 11:27
第二 責任主体について
1 被告は平成12年12月28日付準備書面第二において、発言者による
名誉を毀損する発言が、取材記者、執筆者及び編集者等の行為を介在して、
新聞・雑誌に掲載された場合には、新聞社側のみが行為者となり、発言者は
教唆者あるいは間接教唆者等となるかのような主張をし、掲載記事による
名誉毀損の責任主体は、新聞社のみであり、発言者である被告ではないかの
ような主張をしている。
2 しかし、このような被告の主張は、既存の判例乃至不法行為法の理論に基づく
ものではなく、独自の主張であり失当である。原告は、この損害についても
被告に責任があるものと考えるが、以下、被告の責任について詳述する。
3 被告の発言自体における名誉毀損及び侮辱の成立
(1)被告の【1】京王プラザホテル内の喫茶店における発言自体、【2】成田空港での
記者に対する発言自体、【3】リングス代々木大会の記者会見での記者に対する発言自体
及び【4】インタビューにおけるダブルクロス社関係者に対する発言自体が、名誉毀損
及び侮辱行為として不法行為の成立要件を満たすことは明らかである。
(2)名誉毀損行為及び侮辱行為における「公然性」
人の社会的評価を下落させる行為である名誉毀損行為については、不法行為の
成立要件として、厳密な意味で名誉毀損罪の成立に要求される刑法上の公然性が
必要ではないにしても、名誉毀損的行為の第三者への流布、伝播の可能性が必要であり、
その意味では公然性が必要であると解されている(東京地方裁判所平成9年4月21日
判決−判例タイムズNo.969 P225)。これに対して、名誉感情を侵害する行為で
ある侮辱行為については、不法行為の成立要件として公然性を必要としていない
(東京高等裁判所昭和56年8月25日判決−判例時報No.1019、81、
前掲東京地方裁判所平成9年4月21日判決)。
592 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・つづき):2001/07/13(金) 11:35
(3)本件へのあてはめ
【1】の発言がなされた京王プラザホテルの喫茶店樹林には、当時100人程度の客が
おり、このような場での被告発言に秘密性があるわけがなく、また、被告発言を聞いた
者が他言しないことを期待しうるものでなく、当然「公然性」の要件を満たす(前掲
東京地裁判決参照)。また、被告発言により原告の名誉感情が害されれば、当然
被告の行為は侮辱にあたる。
【2】の発言がなされた成田空港においては、被告は平成12年6月13日(火曜日)の
午後6時30分に成田空港税関ゲートで発言しており(甲第10号証)、被告の発言は
複数の記者の前でなされたのみならず、空港の性質上、不特定多数の人がいるのは
明らかである。そして、被告発言を聞いた記者がこれを他言することを(佐々木注・私の
写し間違い? しないことを、ですね)期待し得るものでない。よって、【2】の被告発言は
「公然性」の要件を満たす。また、被告発言は、原告の名誉感情を害するものであり、
侮辱にあたる。
【3】の発言は記者会見(甲第18、19、20号証)で、【4】の発言は聞き手である
山口日昇氏及び吉田豪氏の前で(甲第22号証)なされているが、被告の発言を聞いた
記者等のマスコミ関係者がこれを他言しないことを期待しうるものでない。
よって、【3】及び【4】の被告発言は、「公然性」の要件を満たすし、原告の名誉感情を
害するものであり侮辱にあたる。
このように、被告発言が名誉毀損及び侮辱にあたる以上、被告は、これにより
原告が被った「損害」を賠償すべき立場にあるのは明らかである。この点については、
被告は何ら反論をしておらず、暗に認めている。
593 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・つづき):2001/07/13(金) 17:01
4 被告発言が新聞・雑誌等に掲載されたことに伴う被告の責任
(1)被告発言がマスコミに掲載されたことに伴う原告の損害まで、被告が賠償する
責任があるかが問題となる。すなわち、被告以外の者の行為が介在した場合に、
第三者の行為による原告の損害まで被告が責任を負うかである。
(2)この点、後述する判例から明らかなように、少なくとも
1)被告自身が原告の名誉を毀損する情報(発言)をマスコミに対して提供し、
かつ、新聞紙面に当該情報(発言)自体あるいはその趣旨がそのまま掲載され、
2)被告の情報(発言)の提供により、報道機関によって報道される場合がある
ことは通常容易に予想され得るとの要件を満たす場合には、
被告の発言と報道機関の報道による名誉毀損との間に相当因果関係が認められ、
被告は報道機関の報道による原告の損害について責めを負わなければならないものと
いえる。
594 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・つづき):2001/07/13(金) 17:03
(3)判例
A 情報提供者である被告に責任を認めた判例
【1】仙台高等裁判所昭和28年3月28日判決
「被控訴人が前記のように・・・その被疑事実が新聞紙に掲載公表され・・・
に至ったのも、要するに控訴人が警察署員・・・に対し被控訴人を犯人なりと
指示申告したに由来するものであることは前段認定の事実関係から見て多く
疑いを容れない。もちろん右新聞記事の取材源が控訴人にあることを認めるに
足る証拠はなく、・・・が、犯罪の嫌疑を受け取調べられるようになった場合には、
その事実が新聞紙上に報道されること・・・のありうることは通常の事例であって、
これがために被控訴人の被った損害は結局控訴人が被控訴人を犯人なりと指示申告
したことに基づくものと言わざるを得ない。すなわち控訴人の右所為と前記新聞記事
・・・によって被控訴人の被った損害との間に相当因果関係がないものとは言えない」
(参考3 434頁判示事項二参照)
【2】東京地方裁判所昭和59年6月4日判決
「右記述(週刊新潮誌における記述、原告注記)は被告内田の現実の談話と
大綱において異なるところはない。」「したがって、被告内田は、自己の前記談話が
おおむね別表第五の2のような記事として週刊新潮誌上に掲載されることを予測し、
これを容認しながら、あえて久恒(佐々木注・週刊新潮の記者)に対して前記のような
談話をしたものと推測され、また同被告は、右記事が同誌上に掲載、頒布されれば、
記事の内容から当然に原告の名誉が毀損されるに至るべきことを認識してして(ママ)
いたものと推測される。そうだとすると、被告内田は、被告会社の被用社らがした
原告に対する名誉毀損を幇助したものとして、民法719条2項により共同不法行為者
としての責任を負わなければならない。」
(参考4 18頁3段の2「被告内田の共同不法行為責任」参照)
【3】岡山地方裁判所平成5年9月6日判決
「本件報道は、被告が本件告発をなしたことに起因してなされたものであり、
かつ本件告発に係る事実は、現職の町長が町が推進している地元の
海洋リゾート開発に絡んで、業者と一緒に開発にかかわる陳情書を偽造、
行使したという、社会的関心を引き、報道価値の高い性質のものであることに
鑑みると、報道機関によって報道される場合があることは通常容易に予想され得る
ことであるから、本件報道による名誉毀損との間には、相当因果関係がある。」
(参考5 83頁2段中の(二)参照)
595 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・つづき):2001/07/13(金) 17:06
B 情報提供者である被告の責任を否定した判例
【4】福島地方裁判所昭和39年8月21日判決
「本件記事の全体を通読してみると、原告が名誉及び信用毀損に当たると指摘する
右の記事が被告の発表によったものとは解されないし、又、・・・被告の提供した
材料に基づく記事であることを肯認するに足りる証拠はない。もっとも、・・・
同記事本文の末尾に続き、これと一体をなすものとして、『荒川郡山駅長の話』なる
小見出しのもとに、・・・旨の記事が被告の談話の形式で掲載されており、・・・
右談話記事の箇所は、被告がその頃新聞記者に語った趣旨とほとんど符合するもので
あることが認められる。しかして、右の談話記事は、前記本文と一体をなすもので
あり、・・・被告が談話以外の本文中のある部分につき多少の材料を提供している
のであろうことは容易に推測し得る、しかしながら、およそ新聞記事は、通常記者が
その自由な活動及び判断によって各方面から取材した結果を編集整理の担当者に
送稿し、右担当者の手許において、取捨選択が行われて初めて記事として新聞に
掲載されるものであって、記事の取材源につき、特に『何某談』とか『何々の発表に
よれば』というように断って談話ないし発表の趣旨をそのまま報道するような場合は
格別、普通の形式の記事については、新聞社の自由な取材活動の結果に基づき
その判断と責任において記述し、報道されるものであることはいうまでもない。
右のような新聞記事作成の過程からすると、原告が名誉毀損であるとして指摘する
問題の記事につき、その材料提供者として被告に不法行為責任を問うためには
まず被告がその材料を提供したことないし唯一の取材源であることが積極的に
証明されなくてはならない。本件においてたとえ、『荒川郡山駅長の話』なる
記事があって、その内容が被告の談話と符合するとしても、このことから当然に
それ以外の記事についてまでも、被告の発表ないし提供にかかるものと推認して、
被告にその責任を追求することは到底許されないところである。」
(参考6 2028頁 判示事項参照)
【5】大阪地方裁判所昭和59年7月23日判決
「被告会社(注:新聞社【原告注記】)が本件記事以前に被告から提供された情報を
全て記事として掲載頒布してきたわけではなく、本件記事についても、被告の
調査したという事実関係をそのままで掲載するする(ママ)ことなく、独自の調査を
加えて内容の記事としての適当性を判断し、記事の配置活字の大きさ、見出し等
全て被告会社の権限と責任において決定したものと認められる。・・・右事実によれば、
本件記事は被告会社の独自の編集を経て掲載頒布されたものであり、被告のなした
事実関係調査、その結果の提供が本件記事掲載の契機となったとはいえ、これをもって
被告の行為と本件記事掲載頒布との行為の共同がありないしはこれと記事による
名誉毀損との間に相当因果関係があるということはできない。」
(参考7 144頁第四段 四参照)
596 :
.:2001/07/14(土) 22:18
>【4】の発言は聞き手である
>山口日昇氏及び吉田豪氏の前で(甲第22号証)なされているが、被告の発言を聞いた
>記者等のマスコミ関係者がこれを他言しないことを期待しうるものでない
そろそろ、吉田・山口のコメントを聞きたいなあ・・・ロフトあたりで
彼等が出るイベントやらないかな?
597 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・つづき):2001/07/16(月) 10:25
C 上記判例の考察
上記判例【4】において被告の責任を否定したのは、原告が名誉及び信用毀損に当たると
指摘する記事自体は、被告の談話(被告の発言内容)を引用するものではなく、普通の
形式の記事であり、かかる普通の形式の記事については、一般に新聞社の自由な取材活動の
結果に基づきその判断と責任において記述、報道されるものであり、右普通形式の記事の
情報提供者が被告自身であるとの特別事情が認められない以上、新聞社の自由な取材活動の
結果に基づきその判断と責任において記述、報道されたと認定されたことによることは
明らかである。
上記判例【5】において被告の責任を否定したのは、新聞社が、被告から提供された情報を
そのままで掲載するする(ママ)ことなく、独自の調査を加えて内容の記事としての適当性を
判断し、記事の配置活字の大きさ、見出し等全て被告会社の権限と責任において決定した
ことによることは明らかである。
598 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・つづき):2001/07/16(月) 10:26
(4)被告が掲載記事についても責任を負うための要件
A 上記判例【4】から【5】より、名誉を毀損する記事が掲載されても、被告(情報提供者)が
責任を負わないのは、名誉毀損と主張されている記事内容の情報提供者が被告自身で
あるとの事情が認められない場合や、新聞社が、提供された情報をそのままで掲載
するする(ママ)ことなく、独自の調査を加えて内容の記事としての適当性を判断し、
記事の配置活字の大きさ、見出し等全て被告会社の権限と責任において決定したと
いうことになろう。
B 他方、被告が、名誉を毀損する記事についての責任を負う場合であるが、前述
判例【4】において「記事の取材源につき、特に『何某談』とか『何々の発表によれば』
というように断って談話ないし発表の趣旨をそのまま報道するような場合は格別」
及び「原告が名誉毀損であるとして指摘する問題の記事につき、その材料提供者と
して被告に不法行為責任を問うためにはまず被告がその材料を提供したことないし
唯一の取材源であることが積極的に証明されなくてはならない」と判示していること、
並びに上記判例【1】から【3】を総合考慮すると、少なくとも、
1)被告自身が名誉を毀損する内容を持った情報(発言)をマスコミに提供し、
マスコミが紙面に当該情報(発言)自体あるいはその趣旨をそのまま掲載し、かつ、
2)被告の情報(発言)の提供により、報道機関によって報道される場合がある
ことは通常容易に予想され得る
場合には、被告は、名誉を毀損する新聞記事について責任を負うものといわざるを
得ない。
実質的にも、1)の要件を満たす場合には、掲載された記事内容は、新聞社により
編集・加工されたものではなく、発言者自身の発言内容そのものであり、2)のように
発言者の発言者の発言が報道機関によって報道される場合があることが通常容易に
予想されれば、結局、名誉を毀損する記事による損害は、発言者自身の発言による
損害と評価でき、その結果について発言者自身が支配していると評価できる。
とすれば、紙面掲載による損害につき発言者に責めを負わせるのが、自己責任の
原則から当然であり、損害の公平な分担という不法行為制度の趣旨にも資する。
599 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・つづき):2001/07/16(月) 10:38
C 被告の行為に起因する第三者の人格的利益の侵害行為による損害に関する
被告の責任については、最高裁判所の平成元年12月21日第1小法廷判決が
参考になる。この事件において、最高裁は、被告の行為に起因して、第三者の
人格的利益の侵害行為が行われ、この第三者の行為により生じた原告の損害に
つき、被告が、自身の行為により第三者による行為が発生することを予見して
いたか又は予見しなかったことに過失がある場合には、被告の行為と第三者の
行為による原告の損害との間に相当因果関係があることを認めている
(参考8 92頁第2段の中行目(ママ)の「同第一について」以下、
参考9判例タイムズNo.743、P56参照)。
(゚д゚)ウマー
601 :
原告準備書面(2)(尾崎氏側・つづき):2001/07/17(火) 13:29
(5)本件へのあてはめ
原告が名誉毀損であると主張している記事部分(原告準備書面(1)3頁から6頁)
は、記事中の「」あるいは前田発言とされている部分(6月13日の成田空港での
発言につき甲第10号証、同月15日の記者会見につき甲第19号証、雑誌「紙の
プロレス」2000・28号につき甲第22号証参照)だけであり、被告の発言ないし
発言の趣旨がそのままの形で掲載されている部分だけである。原告は、記事中の見出し
その他被告発言以外の、マスコミ関係者が取材、執筆、編集等の過程を経て独自に
作成・記載した部分に関して、被告の名誉毀損責任を問題としているわけではない。
本件は、前述【5】の判例で(ママ。本当は【4】)情報提供者に新聞記事についての
責任を負わす要件とされた、「記事の取材源につき、特に『何某談』とか『何々の発表に
よれば』というように断って談話ないし発表の趣旨をそのまま報道するような場合」に
該当する。
そして、本件において、被告自身の発言が新聞・雑誌等の紙面上に掲載される
蓋然性が高く、かつ、被告が新聞紙面に掲載されることを認識していたことは、
原告準備書面(1)20頁13行目から24頁12行目まで主張した通りである。
よって、前述した被告が記事内容についても責任を負うための要件である第2、
4、(4)Bに記載の1)及び2)を満たしており、被告が記事内容について
責任を負うのは明らかである。被告が主張する新聞・雑誌における取材機者、
執筆者及び編集者の行為の介在に関する議論は、単に一般論・抽象論・観念論を
主張しているに過ぎず、本件で被告の責任が問題となっている記事部分が
被告の発言そのもの乃至被告の発言の趣旨部分だけに限定されていることを
忘却した議論である。
以上
参考資料
資料1〜9(本文中の各判例。コピー添付あり=佐々木)
オイ、そこのお前! 読まずに飛ばしただろう!?
東スポのカメラマンは出てこんかい、コラッ!
とほほほ……(笑)。
上記「参考資料」は各判例のさらにくわしい内容なのですが、まさか
これ以上読みたいという方はいらっしゃらないだろうし、いたとしても
無視しますし、だいたい書き写してないのでした。
ホントにもー奥さん、たいへんなんすから!!
したがって、
この段階までの「暴行事件」の書面をヘトヘトになりながら写し、公判記録を
閲覧室の窓口(というか、カウンター)まで返しに行ったところ、受付の人に
「こんど見るときにはメモ(つまり書き写すことが)できないかも知れません」と
言われたときにも(これが
>>583の、「心配が無意味になるかも知れない風向き」)、
「今まで可能だったものが、なぜ急に書き写せなくなるんだ!!(怒)」とか、
「この情報公開の御時世に、なんて時代に逆行したことを……(呆)」ではなく、
「ああ、そうなったら、この『筆写地獄』から解放されるのだ(安堵)」の気持ちが
強く湧き上がってくるのみでありました。
仮に写せなくなった場合、資料を見た私が、その内容を思い出しながら
御報告するしかありませんが、これまでの経験から、私の記憶や印象が
いかにアテにならないものかは、みなさん良くご存じでらっしゃいます。
でもまぁ、事件のだいたいの様相、双方の主張のアウトラインは、
おおよそのところ出揃ったような感じもするんですが。これ以上
書証や人証が出ても、話が引っくり返るほどのことはないのでは、と。
もちろん、判決文を御紹介できないとしたら、それは残念な限りですけど、
半永久的に書き写せないとは思えませんから、ここは流れに身をまかせつつ、
しばらく様子を見たいと考えています。
東スポでしたか、「秋には結審の予定」とか書いてあったのは。
誰がそう判断されてるのかわからないものの、先に判決が出てしまうと
このスレの現在進行的な面白味がなくなっちゃいますので、
以上までで暴行&名誉毀損編が一段落しましたから(このつづきは私も知らない)、
この夏は、ふたたび名誉毀損編へと戻るべく、取り急ぎ準備にかかりましょう。
「ヤオ問題とメディア」に触れてる部分があるため、こちらのほうがやはり、
いろいろ考えるテーマを与えてはくれるような気がします。
ではまた、後日。
あと、
>>598の
>2)のように発言者の発言者の発言が報道機関によって報道される場合が
は、佐々木のミスによるダブリです。「認識してして」や「掲載するする」に
影響受けたのかも知れません。
604 :
???:2001/07/22(日) 19:36
age
京王プラザホテル「談志が喋り出します」、
第2回の演目は「代書屋」(おお!)「つるつる」でした。
家元がこのスレ見てるわけはありませんけど、うれしかった。
どなたか噺家さんで、「代書屋に現れるエンセン井上選手」というの、
演ってくんないかな? 清麿師匠以外だったら、誰でも(笑)。
先日、ボクシングを観に一泊で名古屋へ行って来まして、
ホテルの夜のお供に、コンビニで「デラべっぴん」8月号を買いました。
「エロ格闘技の世界!!」を書いてらっしゃるのが、ここでは音沙汰もなくなりました
大坪ケムタさんです。紙プロでも紹介してた「女空手家vsレイプ魔」をご推薦のようで、
東京に戻ってからさっそくレンタルで見たら、がなり面白かった。
冷静になって考えれば、「最終的に勝ち抜いてしまって、レイプシーンなしでは
アダルトビデオとして決着しにくいのだから、打ち合わせ済みだよなぁ?」とは
思うのですが、闘っている最中は真剣に見てしまったわけで、ひきつづいて新日の
札幌ドーム中継を見たもんですから、「ワークに説得力を与える設定って何だろう?」と
私には難しい問題を考えたりして。そのくらい、「女空手家」は、女の子の自尊心てのを
生々しく見せてくれるリアリティがあったと思います。
関係ないけど、大将戦に出て来る花岡じった氏、こないだようやく見た
井島ちづるのビデオで、説教してたのが笑えました。
しかし、女子格闘技がキャットファイトと繋がれば、K−1vsPRIDE以上の
ボーダーレスになってしまいますな。スマガに『猫の穴』をリンクさせると
いうのはどうでしょ。「海賊」誌に載った「日本キャットファイト連盟」の
記事(文=中村カタブツ君)も妙に熱かったし。「ガチでエロ」ってのは、
やり方次第で可能なはずかと。
なお、いま私が見たいAVは、女教師モノに教科書問題を絡ませた作品で……って、
ここはそういうスレじゃないんでしたね、すみません。
それでは、えらくひさしぶりに、
名誉毀損裁判(13983号)の公判記録アップへと戻ります。
飛びとびに書き込みました被告準備書面(1)(
>>300、
>>315-316、
>>336-340、
>>383-391)に対する、パンクラス側の反論[原告準備書面(1)]から始まります。
これは2、3日で終わりますから、ご安心を。
606 :
原告準備書面(一)(平成12年12月15日付・パンクラス側):2001/07/24(火) 10:49
原告 株式会社ワールドパンクラスクリエイト
被告 前田日明
右記当事者間の頭書事件につき、原告は、被告の平成12年11月2日付
「被告準備書面(一)」に対して、以下のとおり主張し、反論する。
一 「言いふらし」の事実について
1 用語
ここに「言いふらしの事実」とは、既に訴状においても述べたとおり、
パンクラス(原告)は真剣勝負だがリングス(被告が主宰するプロレス団体。
以下、単に「リングス」という。)は八百長である旨を、原告が電通又はフジテレビの
関係者を通じて、不特定多数人に対して流布しているという事実のことを言う。
以下も同様である。
2 被告の主張
言いふらしの事実に関する答弁書における被告の主張は、次の点に集約されると考えられる。
(a)言いふらしの事実は虚偽ではない。
(b)言いふらしの事実は原告の営業上の信用を害する(不正競争防止法2条1項13号)
事実ではなく、原告の名誉を毀損(民法709条、723条)する事実でもない。
(c)言いふらしの事実を公言したことは、調査に基づく正当公正な反論、論評であるから、
不正競争防止法上も民法上も違法性を欠き、故意、過失(不正競争防止法4条、7条、
民法709条)がない。
これら(a)ないし(c)の被告の主張は、いずれも全く成り立たない。理由は以下の
とおりである。
607 :
原告準備書面(一)(パンクラス側・つづき):2001/07/25(水) 09:38
3 虚偽性について
(一)被告の主張立証
言いふらしの事実に関する情報を被告が入手するに至った経過は、被告の主張に
よれば左記のとおりである。
(1)平成9(1997)年始めころ、「複数の広告代理店やマスコミ関係者」
(被告準備書面(一)四頁三行。以下特に断らない限り、引用頁は被告準備
書面(一)からとする。)から入手した。[この時点においては、被告に
よれば言いふらしている者は原告とされ、フジテレビという名は出ていない。]
(佐々木注・以下特に断らない限り、引用頁と行数は略)
(2)(1)の後、「ある雑誌のフリーライター」から入手した。[ここで
フジテレビの名が登場する。]
(3)(2)の後、「ニッポン放送の関係者」から入手した。[ここで情報源と
して具体的な個人名である「フジテレビのスポーツ局のプロデューサーである
清原邦夫氏」が登場する。]
(4)(3)の後、被告が清原邦夫氏、松井章圭氏とともに面談した席上、清原邦夫氏
から入手した。[被告はこれを裏付ける証拠として乙一[清原氏の謝罪文]及び
乙二[松井章圭氏の手紙]を挙げている。しかし、いずれの書面においても、原告に
よって本件言いふらしの事実に相当する行為がなされたこと、並びにそうであることを
清原邦夫氏、松井章圭氏が自ら確認したということは何ら確認できない。]
608 :
原告準備書面(一)(パンクラス側・つづき):2001/07/25(水) 09:40
(二)名誉毀損における虚偽性(民法709条、723条)
名誉毀損に基づく不法行為においては、事実の真実性いかんに関わらず、
原告の社会的評価を保護するものであるから、言いふらしの事実が真実であることの
立証責任は被告にある。
被告は前記(一)(1)ないし(4)の事実を主張するにあたり、証拠として提示
しているのは、単に同(4)に関する乙一及び乙二に過ぎない。しかしながら、被告が
証拠として提示する乙一及び乙二のいずれにおいても、言いふらしの事実に関する
具体的言及はなく、単に「私どもの不用意な発言」(乙一)「清原氏の犯した過ち」
(乙二)というきわめて抽象的な表現がなされているに過ぎない。このような抽象的な
表現をもって、言いふらしの事実に相当する行為が原告によってなされたことを右清原氏
及び松井氏の両氏が確認したということを立証することは到底できず、そうである以上、
被告は未だ言いふらしの事実に関する真実性の立証を全く行っていないものと言うべき
である。
(三)不正競争防止法における虚偽性(不正競争防止法2条1項13号)
この点に関し、原告は、人証、書証を含め立証を準備中である。
609 :
原告準備書面(一)(パンクラス側・つづき):2001/07/25(水) 09:42
4 営業上の信用(不正競争防止法2条1項13号)
又は名誉の毀損性(民法709条、723条について)
被告は、「被告の発言は、『リングスの試合が八百長試合でないこと』を主張して
いるに過ぎないから、原告の社会的評価を低下せしめる内容ではなく」と主張している。
しかしながら、既に訴状で詳細に述べ、かつ甲一ないし甲八において明らかに示した
ように、被告の言葉は、単に、リングスの試合が八百長ではないことをファンに釈明する
ことだけで終わっているものではない。常に原告に対する強い非難とセットになっている。
右の点は例えば次のような被告の表現からも明らかである。
「どっちにせよね、パンクラスという団体はみんなの足を引っ張る団体で、プラスになる
団体じゃないです! いまのやり方であれば。回りの団体傷つけてでも自分たちが生き延び
ようとするのを許すことはできないでしょう。」(甲三)、
>>305 「だから、殴られない場所で悪口言ってるんですよ。それはちょっと違うでしょ?
まともじゃないでしょ? 俺は人の悪口言う時、必ず殴り返せる場所で言いましたよ。
逃げも隠れもしませんでしたよ。それは全然違います、あちらと。」(甲五)、
>>308 「自分らがやって行く分にはいいんですよ。いいんだけど、それを全然、関係ないところで
ダシに使わないでくれ。さも自分たちだけイイ子ちゃんみたいに…中略…面と向かって
言わずに、マスコミに向かって言って、それは大いに結構なんですけど、それでフジの
誰々だとか、電通の誰々だとか、そういう人の口を使ってやるのはやめてください。
今回でもリングスはすごいダメージありましたから。怒ってるんです。殴り返せない
ところで悪口言ってるんですよ。それはちょっと違うでしょ。オレは人の悪口言う時は、
必ず殴り返せる場所で言いましたよ。逃げも隠れもしませんでした。全然アイツらとは
違いますよ。」(甲六)
>>309 「アイツらひきょうなんですよ。」(甲七)。
>>311 右から明らかなように、被告の言動が、原告の社会的評価を低下させ、かつ、いわゆる
観客受けを専らに狙ったショー的性格の強いなプロレス(面白いのでママ=佐々木)とは
一線を画し、真にスポーツ性の強い、予定された筋書を持たない格闘技を掲げて旗揚げされた
原告にとって、その営業上の信用を深刻に傷つけるものであることは明白である。
ちゃんと見てますよ(笑)拙文見ていただきどうもです。
611 :
ならよ:2001/07/26(木) 03:00
はやいとこ特集しろや。つっても、紙プロは前田の反論によって
「第一義的な名誉毀損の責任を負う当事者」になりかねなくなった
からビビッたか??(藁
612 :
原告準備書面(一)(パンクラス側・つづき):2001/07/26(木) 16:01
5 違法性、故意過失(不正競争防止法及び民法)について
この点につき、被告は、被告の言動が公正な反論、論評であること、被告が
「清原氏に対する事情聴取など、十分事実調査を行った上で」反論、論評を行ったことを
理由に違法性又は故意過失がないと主張する。
被告の言動が公正な論評として抗弁事由として認められるためには、その要件の
ひとつとして右論評が専ら公益を図る目的に出たものであることを主張、立証する必要が
あるところ、被告はこの点についての主張、立証は行なっていない。すなわち、前記に
例示したとおり、被告は、原告に対する人格攻撃的な言動を明らかに行っている(甲一
ないし甲八)のであって、これは反論としての社会的相当性を明白に逸脱しており、
不正競争防止法上も、民法上も、正当な論評の枠内に納まるものではない。なお、被告は
憲法21条まで持ち出すが、本件は私人間の係争であるから、基本的には何ら憲法論まで
議論すべき筋合いのものではない。
また、被告の言動が公正な論評として抗弁事由として認められるための要件としては、
その論評が前提としている事実が、その主要な部分において真実であること又は真実で
あると誤信して、そう信じたことについて確実な資料、根拠に照らして相当の理由が
あることを主張、立証しなければならない。しかし、右被告の論評が前提としている
事実が真実でないことは、前に一3で述べたとおりであり、また、被告は、単に
清原邦夫氏一人から話を聞いただけである。仮に被告は真実であることを誤信したと
主張するとしても、十分な調査というには程遠い。違法性を阻却し又は故意過失が
ないと認めるに足りるだけの調査がどのようなものであるかについては、既に多くの
判例の集積があるが、これらの判例に照らしても、被告が十分な調査を行ったとは
いえず、真実であると誤信したことについて確実な資料、根拠に照らして相当の
理由があるとは到底いえない。
以上により、違法性がないとはいえず、被告の故意過失も明らかである。
613 :
原告準備書面(一)(パンクラス側・つづき):2001/07/26(木) 16:05
二 秒殺の事実及び選手の質に関する事実について
被告は、この点に関し、被告の発言が真実であること、原告の社会的評価が低下した
事実はなく、かつ、公正な論評であると主張する。
しかし被告は、これらの事実の真実性を裏付ける証拠、被告がこれらにつき十分な
調査を行ったことを裏付ける証拠を全く提示していない。被告は早急にその証拠を
提示すべきである。
また、「秒殺」が、「秒殺のパンクラス」としての原告の事業の根幹を成す重要な
要素であり、外国人選手を含めた原告の選手の質についても、原告の事業にとって
重大事項である。これらの事項は、被告の試合が八百長であるかどうかとは関係がない
ばかりでなく、原告の事業の根幹を正面から否定する事実である。原告がこれによって
被る社会的評価の低下及び営業上の信用に対するダメージは甚大であり、放置して
おけば、原告の経営そのものが危うくなる虞れすらある。したがって原告の社会的
評価が低下していない(又は原告の営業上の信用を毀損していない)という被告の
主張は全く当たらない。
更に、被告は再度「表現の自由」を引いて、被告は「格闘技業界の質の向上を願って」、
「格闘技業界内での切磋琢磨」のために、「多くの少年少女を含めた格闘技ファンを
欺網(ママ=佐々木)しかねない事態にも発展するおそれ」を避けるべく、このような
言動を行うに至ったと言う。
しかし、「秒殺」又は選手の質に関する被告の言動は、前記「言いふらしの事実」を
被告が主張するに際して、いわば原告に対する人格的攻撃の、前座ないし補強材料として
主張されているに過ぎない(甲三、甲八)。被告がプロレス業界にとっての公益的見地
から発言したとは言えず、また、そもそもこれらの事実は虚偽であり、被告において
十分な調査を尽くした形跡も窺われないから、被告の主観はどうであれ、法的に被告の
主張は抗弁事由として認められるものではない。
以上
「欺網」は、原文では「欺罔」なのですが、やはり出しにくい字のようで。
今回の一連の資料は、準備書面・陳述書・メディアによる記述など、
いろいろバラエティに富んでいます。大ざっぱな展開としましては、
原告準備書面(1)
↓
第二被告準備書面
↓
原告準備書面(2)
↓
証拠説明書
↓
甲第9、10、11号証
↓
乙第4、5号証
↓
原告準備書面(3)
↓
(゚д゚)ウマー
となる予定です。多少、時日が前後する部分もありますけど、
この順番がいちばん頭に入りやすくて、かつ興味深く読めると思います。
ではまた!
佐々木さん、いつもありがとうございます。
これからも楽しみにしておりますね!
ばつぐんにおもしろいYO!
いまさらここを知ったので一気読みしました。
気が向いたらまた新情報などお願いしましゅ。
617 :
.:2001/07/29(日) 13:06
下がりすぎにつきage
618 :
佐々木隆三:2001/07/31(火) 11:00
佐野巧真選手の入場テーマ曲のイントロで、「ドレミファ、ドン!」
「……ふしぎな島のフローネ?」
もう誰か言ってますか。
てなわけで、金曜日に武道館へ行ってまいりました。NOAHは初観戦。
金丸選手と丸藤選手は、初心者から見ると、名前と階級とスタイルが混同しやすいので、
小林健太がKENTAと改名して小橋と差別化をはかってるんですから、いっそ
「伊賀の金丸」「風のフジマル」として、忍者タッグに変身してはどうでしょう。
乱丸と姫丸みたいに。
ひきつづきまして、名誉毀損裁判(13983号)の第二被告準備書面 です。
いままではタテ書きだったのが、この書面より横書き(証拠書類はバラバラですけど)。
右記・左記だったのが、上記・下記となっているのはそのため。
ネットではそのほうがわかりやすいですね。
うんと細かいことを言えば、
>>597は、判例の引用部分ではないので、
>右普通形式の記事の情報提供者が
というのは、「上記普通形式の‥‥」が正しいのでしょうが、
そこまで突っ込むほど厳密でもないのでした。
たとえば、第二被告準備書面/被告準備書面(二)/被告準備書面(2)という
表記なども、原告被告それぞれでその都度、違ってたりするので、
割に適当です(もちろん「そのまま写す」ケースが多い)。
被告は、原告の平成12年12月15日付け原告準備書面(一)について、
下記の通り反論する。
記
第1 当該風説の存在及び真実性並びに原告の流布及び放置について。
1 原告の主張の要旨は、原告または原告の関係者が「パンクラスの試合は
真剣勝負であるが、リングスの試合はフィックスファイト(八百長試合)である。」
などと不特定多数人に対し流布していないにもかかわらず、被告が、原告または
原告関係者がその旨流布しているがごとく言いふらしている行為は、原告の
社会的評価を低下せしめるものであり、名誉毀損にあたる、という点にあるものと
思われる。
2 まず、上記原告準備書面によれば、原告は、遅くとも平成9(1997)年
初めころから、「パンクラスの試合は真剣勝負であるが、リングスの試合は
フィックスファイト(八百長試合)である。」という風説(以下、「当該風説」
という。)が何者かによって流布されていた事実、及びマスコミ関係者によって
当該風説が一般に報道されていた事実(甲第3号証は平成9(1997)年2月
10日初版第1刷発行)は、認める趣旨と思われる。
>>414 つまり、原告は、原告以外の何者かが、原告を擁護し且つ被告及び被告が代表者を
務める訴外株式会社リングス(以下、「リングス」という。)の社会的評価を低下
せしめる当該風説を、平成9(1997)年初めころから流布していた事実を認識
していたことは少なくとも認めるものと思われる。
というのも、当該風説が平成9(1997)年初めころからマスコミで一般に報道
されていたというのは、とりわけ格闘技団体の間では周知の事実だったからである。
また、格闘技団体の一つである原告も自己の実名が当該風説に含まれている以上、
敏感にそれを認識していたはずであり、その存在の認識までは否認するつもりはない
ものと思われるからである。
3 被告は、平成12年11月2日付け被告準備書面で主張したとおり、当該風説の
発信源を精力的に調査した結果、フジテレビスポーツ局の『SRS』プロデューサーの
清原邦夫氏(以下、「清原氏」という。)であると突き止めた。
そして、清原氏に対する事情聴取の結果、被告は、パンクラスの関係者が、
「パンクラスの試合は真剣勝負であるが、リングスの試合はフィックスファイト
(八百長試合)である。」と言いふらしている旨事実を突き止めたものである。
そして、被告は、清原氏に対する事情聴取の日から3、4日経過したのち、
清原氏から正式な謝罪文(乙第1号証)を受領したものである。その謝罪文には、
松井氏の文書(乙第2号証)が添えられていたものである。
警察のような強大な捜査権限を持たない、たった一人の私人たる被告が、被告又は
リングスの社会的評価を低下せしめる当該風説の発信源を突き止めるためには、
約9か月間という長い時間をかけて、根気強く多くのマスコミ関係者に対し逆取材を
試みるほか他に手段はなかったものである。
被告は、その膨大な努力の結果、ようやく清原氏を突き止め、マスコミ業界において
責任ある地位を持つ清原氏自身から当該風説の発信源がパンクラスの関係者である旨の
供述を得たものである。
原告は、上記原告準備書面において、被告の調査を「十分な調査というには
ほど遠い」などと主張しているが、被告は、可能な限りの十分な調査を行ったもので
あり、その調査態度も冷静且つ公平なものと評価することができる態様であった。
被告の当該風説に関する上記調査以外に、他にどのような調査が必要であったのか、
その点について反論があればむしろ原告側において主張立証すべきである。
4 また、当該風説の内容は、「パンクラスの試合は真剣勝負であるが、リングスの
試合はフィックスファイト(八百長試合)である。」というもので、この風説が
流布することで利益があるのは、唯一原告だけである。原告以外の者で当該風説に
よって利益を得る者はいない。
原告又は原告関係者以外には、当該風説をマスコミを通じて一般に報道させる
ことについて、その動機を見つけることは困難である。
621 :
おお!!:2001/07/31(火) 11:31
「風説」というからには、「FIXファイトではなかった!」と
裁判の場で前田は主張する、ってことだね?
こりゃあ面白くなってきた!!!!!
622 :
でも:2001/07/31(火) 11:33
火付け役はイビジェカフェか、別冊宝島だろ
623 :
.:2001/07/31(火) 14:25
「ああいう試合を見せ続けられ、UFCや修斗と
比較して怒った一般ファン」という可能性を考えないのか顧問弁護士
5 さらに、当該風説を原告又は原告関係者が流布したことは、当該風説に対する
原告の対応からも十分理解できる。
すなわち、当該風説は、平成9年初めころから、一般に報道されていたところ、
原告は、その風説を否定するなど、被告及びリングスの名誉を回復する措置を一切
講じなかったものである。
当該風説の内容は、「パンクラスの試合は真剣勝負であるが、リングスの試合は
フィックスファイト(八百長試合)である。」というものであり、原告の実名が
含まれているにもかかわらず、原告は当該風説を否定するための何らの対応も
しなかったものである。
原告は、当該風説が原告の評価を上げ、被告及びリングスの評価を下げるもので
あることを十分認識していながら、漫然とこれを放置し、マスコミ関係者が
垂れ流し報道をするに任せていたものである。
原告が当該風説に対し初めてコメントしたのは、被告が清原氏に上記確認を行った
後である、平成9年10月ころである(甲第5号証)。しかも、原告は当該風説の
内容を否定するコメントは行わなかったものである(甲第5号証左端部分)。
原告は、当該風説を自ら発信し、または少なくとも平成9年初めころから同年
10月ころまで、当該風説を流布するに任せ、被告が当該風説の発信源をようやく
確認し、反論を試みようとした平成9年10月ころに、初めてコメントを開始した
ものである(甲第5号証「パンクラスが沈黙を破った」の表題など)。但し。(ママ?)
原告のコメントの内容は、「パンクラスの選手・スタッフがリングスの悪口を話した
という事実もありません。」(甲第5号証)というものであり、当該風説の発信源が
原告である点を否定したに過ぎず、当該風説の内容それ自体を否定するものでは
なかった。また、被告やリングスの名誉回復についての配慮は一切うかがえない
コメントであった。
本来ならば、原告は、当該風説の内容それ自体も虚偽である旨マスコミに対して
明言し、少なくとも、例えば「パンクラスも、リングスも真剣勝負を旨とする格闘技を
目指している。」などと、被告やリングスの名誉も回復する程度の内容のコメントを
すべきだったはずである。
しかも、原告としては、そのようなコメントを、当該風説が流布されたと思われる
平成9年初めころに、速やかに出すべきだったものである。
6 以上のとおり、原告又は原告関係者が当該風説をマスコミを通じて一般に流布した
ことは明らかであり、また被告がそのための事実調査を十分行ったことも明白である。
仮に、万一、原告又は原告関係者が当該風説を流布したとの事実が誤解だったと
しても、原告は、平成9年初めから今日に至るまで、当該風説によって、原告の実名が
あげられ、比較評価され、被告やリングスの社会的評価が低下せしめられていることを
確実に認識していながら、漫然と放置しその利を得たものである。この事実に鑑みても、
原告は被告から反論、批評を受けるべき立場にあったことは十分認められるものである。
第二 原告の社会的評価等の低下の有無及び被告の発言と
原告の社会的評価の低下との因果関係について。
1 まず、原告の社会的評価等の存否又は程度についてであるが、原告は、訴状で
「原告を真剣に支持するファンは多い。」(訴状5頁5行目)と主張しているが、
原告に所属する船木選手や鈴木選手は、かつて被告が主催していた格闘技団体の
選手であり、知名度にも大きな差のある格下の後輩である。まして、原告の
知名度は被告のそれを大きく下回っているものである。
これに対し、被告は、原告も認めているとおり、「著名」な「格闘家」(訴状
5頁7行目)である。すなわち、被告は、原告よりもはるかに著名であり、
営業上の信用も社会的評価も原告より比較にならないほど高い。
もし原告がこれまでの間一般から高い営業上の信用評価又は社会的評価を得て
いた得ていた旨主張する趣旨ならば、この点についても更に主張立証しなければ
ならないものである。
(佐々木注・「著名」「格闘家」は訴状の引用であって、前田氏側の言葉でない
ため、ページと行数残しました)
2 次に、原告の社会的評価等の低下の有無について論じる。
まず、当該風説それ自体が被告やリングスの社会的評価を低下せしめる内容で
あって、原告又は原告関係者の社会的評価を低下せしめるものではないことは
明白である。なぜなら、当該風説の内容は、「パンクラスの試合は真剣勝負で
あるが、リングスの試合はフィックスファイト(八百長試合)である。」という
ものだからである。
次に、被告が当該風説を否定する発言をすること、つまり被告が「パンクラスの
関係者が、パンクラスの試合は真剣勝負であるが、リングスの試合はフィックス
ファイト(八百長試合)である、と言いふらしている。」と発言することが原告の
社会的評価を低下せしめるか否かを検討するに、被告がこのような発言をした
ところで、原告の社会的評価が当然に低下せしめられるということはないと解せる。
その理由は以下に述べるとおりである。
第1に、被告が当該風説を否定する発言をしたとしても、それによって、原告
(パンクラス)の試合が真剣勝負でない、とまで発言しているわけではないので
あるから、原告の競技スタイルについての社会的評価が低下することはない。
第2に、被告の前記発言により、一般人が原告をして、被告やリングスの悪口を
言うような悪質な人格の持ち主であると誤解するかどうかであるが、この点に
ついても、原告の社会的評価が低下するとは認められない。なぜなら、被告の
発言の趣旨は、当該風説を否定してリングスや被告の名誉を回復することであり、
また、格闘技ファンをして真剣勝負の魅力に引き込むための発言であって、原告に
対して人格攻撃をすることが目的の発言ではないからである。このことは、被告の
発言全体を慎重且つ冷静に観察すれば十分理解できるところである。これまでの間、
格闘技団体間において、被告の発言程度の発言は業界の慣行としてしばしば行われて
きたところである。
この程度の被告の発言で団体の名誉が毀損されたなどと主張したのは、原告が
初めてではないかと思われる。
ボクシングやプロレス、その他の格闘競技を見渡したとしても、被告程度の発言に
より原告の社会的評価等が低下したなどと主張する団体や個人は認められないし
(もし、そのような判例があるのならば原告において示されたい)、格闘技ファンを
しても、一般人をしても、これにより原告の社会的評価等が低下したと理解する者は
いないと思われる。
まして、被告の発言が掲載されている甲第1乃至8号証は、すべて格闘技ファン
向けの専門雑誌であるが、通常の読者の水準にてらしても、原告の社会的評価等の
低下は認められない。
仮に、原告に対し何らかの誤解をする格闘技ファンがいたとしても、そのファンの
誤解と被告の発言との間に因果関係は認められない。なぜなら、仮に原告被告間の
論争に関連して、原告の評価をさげすむファンがいたとしても、それは被告が
上記発言をしたためではないからである。つまり、本件に関連して原告の社会的評価が
あったとしても、その原因は、当該風説が遅くとも平成9年初めころからマスコミ報道
されているにもかかわらず、10か月あまりもこれを放置し、悪質な比較広告として
これを利用して、自己の名声を高めようとした原告の態度に起因するものだからである。
3 以上のとおり、原告の社会的評価等が低下した事実も認められないし、被告の
上記発言により原告の社会的評価が低下したという因果関係も認められない。
第三 違法性阻却事由1(正当なる権利の行使又は正当防衛について)
仮に、被告の発言により原告の社会的評価等が低下したとしても、次のとおり、
正当なる権利の行使又は正当防衛により違法性が阻却され、被告に不法行為は
成立しない。
1 論争と言論の自由並びに正当なる権利の行使、正当防衛
自由な意見・評論など言論の応酬が保障されることは、民主主義社会の根幹であり、
これを不当に制限することは許されない。また、自己の名誉を毀損されたものが
反論を試みることも個人の尊厳による自己実現のための言論の自由として当然に
保障されているところである。
本件訴訟において、原告が問題とする被告の発言は、格闘技の真剣勝負のあり方に
関する原告被告間の論争の一局面を抜き出したものに過ぎない。
すなわち、原告は、パンクラスこそが真剣勝負であり、リングスは八百長である旨
発言し、これに対し、被告が反論したものである。被告のこの反論は、自己実現の
ための言論の自由として当然保障されるものである。
この点について、原告は、当該風説の流布を否認し、原告と被告との間の論争は
存在しなかったと主張するものと思われる。
しかし、原告が当該風説を流布したことは前記のとおり明らかであるが、万一、
仮にそうでなかったとしても、当該風説の流布を原告が10か月以上にもわたって
放置していたことは事実である。
そのため、被告が、原告が当該風説に関する論争相手であると認識しても、
これはもっともなことである。なぜなら、「パンクラスの試合は真剣勝負で
あるが、リングスの試合はフィックスファイト(八百長試合)である。」という
内容の当該風説を、原告が自ら否定せず、10か月間も放置している以上、
被告がまず第一にこれを指摘し糾弾しなければならないからである。
被告が9か月もかけた慎重な調査の結果、当該風説の発信源が原告関係者で
ある旨突き止めた後に、被告自身の名誉を回復するため、これを指摘糾弾する
ことは被告の当然の反論の権利であって、この反論の権利が不当に制約される
ことがあってはならない。
2 被告の発言内容と表現の相当性
被告の発言内容は、必ずしも原告の主張どおりではなく、また各甲号証の
記事のとおりではない。この点は前回までに主張したとおりである。
被告の当該風説にかかわる具体的な反駁表現を見ても、いずれも穏当な
表現内容であって、決して必要の度を越えた過激な表現とはいえない。
判例の基準に照らしても、被告の発言内容は、「論調激越ニシテ必要ノ度ヲ
越エタルモノ」(大審院判例昭和11年12月11日判決全集4−1−27)
とまでは到底いえず、反論のための発言としては、その表現において相当で
あると認められる。
3 よって、被告の発言については、正当な権利行使として、または正当防衛
(民法第720条1項)として、違法性が阻却され、不法行為は成立しない
ものである。
4 なお、「秒殺」に関する被告の発言についても、「選手の質に関する」被告の
発言についても、いずれも、被告が当該風説を否定する趣旨の発言との関連で
なされたものであり、それぞれの各発言は全体として不可分一体の関係にある
から、これらの発言についても、正当な権利行使として、または正当防衛(民法
第720条1項)として、違法性が阻却され、不法行為は成立しないものである。
第4 違法性阻却事由2(いわゆる真実性の証明)について
仮に、被告の発言により原告の社会的評価等が低下したとしても、次のとおり、
いわゆる真実性の証明により違法性が阻却され、被告に不法行為は成立しない。
1 公共の利害に関する事実について
最高裁判所は、「『公共の利害に関する事実』にあたるか否かは、摘示された
事実自体の内容・性質に照らして客観的に判断されるべきものであり」、
「私人の私生活の行状であっても、そのたずさわる社会的活動の性質及びこれを
通じて社会に及ぼす影響力の程度いかんによっては、その社会的活動に対する
批判ないし評価の一資料として」、公共の利害に関する事実にあたる場合がある
と判示している(最高裁判所第1小法廷昭和56年4月16日)。
原告や被告の格闘技は、新聞やテレビなどマスコミ関係者によって
報道されているところであり、その競技が真剣勝負なのか否か、「秒殺」の真相、
「選手の質」などに関する事実は、その社会的影響などに鑑みても、「公共の利害に
関する事実」にあたると解せる。
2 公益目的について
被告が当該風説を否定する発言をした主たる目的は、被告、リングス及び
リングスに所属する選手たちの名誉を回復するためである。
しかし、その目的に限られるものではない。
とりわけリングスは、格闘家として著名な被告が主催する格闘技団体で、
日本全国の格闘技ファンが注目している団体である。従って、リングスが
真剣勝負をしているか否かは、全国の格闘技ファンの関心事の一つであり、
格闘技に対する一般のファンの信頼にかかわる重大事である。
被告は、青少年を含む多くの格闘技ファンの信頼を回復する目的をもって、
当該風説を否定する発言をしたものである。また、ルールを厳密に遵守した
スポーツとしての格闘技に対するファンの信頼を回復する目的をもって、
その発言に及んだものである。
そして、その発言の関連として、「秒殺」に関する発言、「選手の質」に
関する発言を行ったものである。
よって、被告の各発言については、いずれも公益目的が認められる。
3 事実の真実性について
(1)当該風説の流布について
原告関係者が当該風説を流布した事実が真実であるというのは、
清原氏に対する確認など(乙第1及び2号証)前述したとおりである。
また、当該風説が平成9年初めころからマスコミを通じて報道された事実、
及び原告が被告の糾弾指摘を受けるまで、つまり、被告が慎重に調査し原告が
当該風説の発信源であると確認し、反論を始めた後の平成9年10月まで、
原告が当該風説の流布を放置した事実は認めているものと解せる。
よって、原告が当該風説を流布し、またはその流布を放置して被告らの
名誉を毀損した事実については争いのないところである。
(2)「秒殺」発言について
原告は、「秒殺」とは、試合開始後短時間のうちに勝負がつくことを指すと
主張しているが、被告は、「秒殺」について、対戦相手となる選手間において
力量の差が大きいために、試合後短時間のうちに勝負がつくものであると
論評したに過ぎない。
格闘技の専門家である被告は、その専門的知識と豊富な経験及び鑑定眼を
駆使して、格闘技業界の質の向上を願い、そのような論評をしたものである。
もし、「秒殺」が常に善とされ、その批判が許されないこととなれば、著しい
力量の差の選手同士が対戦し、試合開始後短時間のうちに勝負がついた試合に
ついても、常に優良、良質な試合であることとなり、多くの格闘技ファンの
誤解を一切糺すことができなくなってしまうものである。
むしろ、選手間の力量の差がなければ、通常「秒殺」などは成立しないはずで
ある。これが真実であることは自明の理である。
(3)「選手の質に関する」発言について
フランク・シャムロック選手がパンクラスからリングスに移籍した後
「日本人選手がこんなに強いとは思わなかった。」などの発言をしたのは事実である。
4 よって、仮に被告の発言により原告の社会的評価等が低下したとしても、
次のとおり、いわゆる真実性の証明により違法性が阻却され、被告に不法行為は
成立しない。
第5 結論
まず、本件においては、被告の各発言による原告の社会的評価等の低下は
認められない。
仮に、原告の社会的評価等の低下があったとしても、それは被告の発言に
起因のする(ママ=佐々木)ものではなく、因果関係は認められない。
仮に、被告の各発言と原告の社会的評価等の低下との間に因果関係が認められた
としても、(1)被告の発言は正当な権利行使又は正当防衛(民法720条1項)と
して、又は(2)いわゆる真実性の証明により、違法性が阻却されるものと解する。
以上のとおり、被告の各発言は、不法行為(民法第709条)に該当せず、また
競争関係にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知し、又は流布する行為
(不正競争防止法第2条1項13号及び同法4条)にも該当しない。
以上
名誉毀損裁判(13983号)のつづきです。
原告準備書面(2)なのですが、これは先の被告準備書面(2)に対応するものではなく、
むしろ被告準備書面(1)への反論を、原告準備書面(1)に畳みかけるように述べたものです。
被告準備書面(2)への反論は、原告準備書面(3)において、なされています。
……と書いても、ややわかりにくいです。つまり、こうですか?
原告側 被告側
原告側 被告側 原告側
訴状→ 答弁書
被告準備書面(1)→原告準備書面(1)→被告準備書面(2)→原告準備書面(3)
原告準備書面(2)
しかもこれを細切れレスで読まされてるわけですから、
混乱しないはずもありませんが、他ならぬ私自身、もうさっぱりです。
まぁあんまり気にしないでいきましょう(笑)。
ところで、いきなり
>>614の順番から外れるのですが、前田氏サイドから出された書証、
乙第4号証について触れておかねばなりません。これは前田氏による被告陳述書です。
で、私はこれは書き込みません。別に内容を気にしてではなく、その反対です。
すなわち、アップはちょうど年末年始のあたりでしたね、例の飯倉会談の話が綴られた
準備書面中の「被告の主張」
>>336-340、
>>383-391あたりと、ほとんど同じなのです。
「被告は」を「私は」に変えて、陳述書にしてあるだけなのですね。
暴行裁判のほうでも、「被告の主張」と「被告陳述書」(乙第1号証)は重複してたものの、
まだプラスアルファがあったため(事件のシーンは再読に耐えますし)、載せたんですけど、
今回はもういいだろう、と。だってコピペみたいなもんだし。
ただし! この「乙第4号証」は、「乙第5号証」に大きな関わりを持ってきます。
松井館長による陳述書が、前田氏の陳述書を読んだ上で書かれているからです。
したがって、後でもう一度念を押しますが、「乙第4号証」は飯倉会談のことを
書いた被告陳述書である、と認識しておいていただけば、ほぼ間違いないです。
633 :
原告準備書面(2)(平成13年1月24日付・パンクラス側):2001/08/02(木) 10:16
原告 株式会社ワールドパンクラスクリエイト
被告 前田日明
上記当事者間の頭書事件につき、原告は、次のとおり、主張立証する。
記
第1 本書において原告は、次の事実の存在しないことにつき反論し立証を行う。
(1)言いふらしの事実(原告は真剣勝負であるがリングス─被告の主催する
プロレス団体─は八百長であるということを、電通又はフジテレビの関係者を通じて
原告が不特定多数人に対し流布していた旨の事実)
(2)「秒殺」及び選手の質に関する事実(原告の主宰する試合に参加する外国人選手の
質が原告の標榜するところに反して低いこと、また、原告が「秒殺」と銘打って行う
試合はレベルの低い選手を選んで対戦させているため短時間に勝負がつくものであること)
634 :
原告準備書面(2)(パンクラス側・つづき):2001/08/02(木) 10:18
第2 言いふらしの事実について
1 被告は、乙第1号証(訴外清原邦夫氏作成の1997年9月付け文書)、乙第2号証
(訴外松井章圭氏作成の1997年9月付け文書)及び乙第4号証(被告作成の平成12年
11月2日付け陳述書)を根拠に、言いふらしの事実が真実であったかのうように(ママ)
主張する。すなわち、被告の主張を要約すると次の(1)ないし(6)のようになる。
(1) 平成9(1997)年当時、「原告の試合は真剣勝負であるがリングスの試合は
八百長である」という噂が格闘技業界で広く流れていた。
(2) 被告は、フジテレビのスポーツ番組プロデューサーである清原氏がその噂を流して
いるという情報を得た。
(3) そこで被告は清原氏と平成9(1997)年ころ面談した。その場には松井氏も
同席していた。
(4) 上記(3)の面談において、清原氏は、被告に対して、「リングスが八百長である」
という内容の発言を自ら行ったことを認めた。
(5) (3)の面談の際に、清原氏は、被告から、「リングスが八百長である」という
噂の出所につき質問された結果、清原氏は被告に対して原告による言いふらしの
事実を明らかにした。
(6) 乙第1号証は、清原氏が謝罪のために被告に対して上記(3)の面談後に作成
交付したものであること。乙第2号証は、その経過を証するべく松井氏が同じころ
作成し、乙第1号証に添えられて被告に交付されたものであること。
言いふらしの事実を真実であると主張するのであれば、被告が証すべき事実は、上記
(5)の事実である。しかし、乙第1号証及び乙第2号証では、その内容として清原氏が
言いふらしの事実の出所について、原告であると答えたとは何ら書かれておらず、
結局において上記(5)の事実を真実であると立証する証拠にはなり得ない。
そればかりか、事実は全く異なる。
635 :
原告準備書面(2)(パンクラス側・つづき):2001/08/02(木) 17:44
2 確かに、被告も認めるとおり、平成9(1997)年当時、上記1(1)に記載した
ような噂が流布していた(乙3の1、乙3の2)。しかし、このような噂が原告を出所とし、
清原氏を媒介として、平成9(1997)年ころに突然登場し広まって行ったのではない。
それよりも前の平成5(1993)年ころから、被告自身及び被告が主宰する団体である
リングスの試合には八百長的要素が付きまとっていると言われることは、少なからずあった
(甲9、甲10)。特に甲第9号証の発行は、原告が設立される以前のことである。
更に、上記1(3)の面談後の平成9(1997)年9月25日ころ、スポーツライターで
ある訴外安田拡了氏が、清原氏に電話インタビューして本件の経緯を取材したところによると、
そもそも、上記1(3)の面談の際、清原氏が被告に対して、リングスを誹謗する発言を
自ら行ったことを認めたという事実(上記1(4)の事実)はなく、リングスが八百長で
あるという噂の出所が原告であると清原氏が被告に明かした事実(上記1(5)の事実)も
なかった。
面談の席において、被告は、清原氏に対して、噂の出所がフジテレビであることについて
問いかけはしたが、噂の出所が原告であるかどうかについては、質問すらしていなかった
(以上につき、甲11)。
3 もとより、乙第1号証が、上記1(4)の事実を前提に作成されたのであれば、何に
対する謝罪であるかを明示するのが通常であるところ、清原氏はあえて具体的言及を避け、
自己の在籍するフジテレビの関係者とも慎重に協議した上で、きわめてあいまいな文書を
残している。これは、本来、清原氏にしてみれば、何ら謝罪すべき事実がないにも関わらず、
一方的に清原氏の非を責めるような態度に出た被告に対し、大手放送局スポーツ番組
プロデューサーとして、プロレス界に影響の強いと思われる被告の感情に配慮したものに
過ぎないと見るべきである。確かに、場合によっては、被告が立腹している事実を
清原氏としても完全に認識しており、これをあえて再度記載することによって、被告の
感情を逆なですることを避けようとして、具体的な事実に触れずに謝罪の意志が表されると
いうことも常識的に見て存在しないというわけではない。しかしながら、本件の場合、
そのような状況があったかどうかも定かではなく、清原氏と被告の面談の趣旨からすれば、
謝罪すべき事実が具体的に特定されることがあったとしても、何ら問題はないはずである。
それにも関わらず、乙第1号証及び乙第2号証のいずれにおいても、上記1(4)及び
(5)の事実について謝罪をしたという趣旨が全く明らかではない。つまり、これらの
書面は被告の主張を何ら立証していないのである。
以上により、言いふらしの事実を真実であるという被告の主張は、全く証拠に基づかない
ものを(ママ)言わざるを得ない。
636 :
原告準備書面(2)(パンクラス側・つづき):2001/08/02(木) 17:46
第3 「秒殺」及び選手の質に関する事実について
被告主張のような事実が真実でないことは、これまで原告の主宰する試合に参加してきた
外国人選手の履歴(甲12)から明らかである。また、この履歴からも分かるように原告の
主宰する試合に参加した選手の力量が相応のものであったこともまた明らかであり、原告が
「秒殺」を標榜することも何ら偽りもない。
なお、本来ならば被告は、原告主宰の試合に出場した外国人選手の質が劣悪である事実、
並びに、原告主宰の試合に参加する選手の質が悪いために「秒殺」とは標榜し得ないという
事実のいずれもが真実であることにつき立証責任を負うべきものである。しかしながら被告は
この点について何の証拠も提出していない。
以上
証拠方法
甲第9号証〜甲第12号証(略。くわしくは次回、証拠説明書へ!=佐々木)
637 :
証拠説明書(平成13年1月24日付・パンクラス側)より:2001/08/03(金) 13:12
甲9号証 標目 :別冊宝島179「プロレス名勝負読本 あの日、リングに奇跡が
起きた!」における「前田さん、自分が裸の王様だってことに
気づいてほしい」と題する記事(同書86頁)
発行日 :H5(1993).6.22
立証趣旨 :平成5(1993)年ころから、被告自身及び被告が主宰する
団体であるリングスの試合には八百長的要素が付きまとっていると
言われることが、少なからずあったこと。
甲10号証 標目 :別冊宝島EX「格闘技死闘読本 『最強』を求めた愚か者たちの、
荒ぶる魂の伝説!」における「総合格闘技痛烈批判 前田日明を
全否定せよ!」と題する記事
発行日 :H6(1994).6.7
立証趣旨 :平成5(1993)年ころから、被告自身及び被告が主宰する
団体であるリングスの試合には八百長的要素が付きまとっていると
言われることが、少なからずあったこと。
甲11号証 標目 :陳述書
作成年月日:H13.1.24
作成者 :安田拡了
立証趣旨 :平成9(1997)年9月ころに、被告と訴外清原邦夫氏が
訴外松井章圭氏の同席の下に面談した際、清原氏が被告に対して、
リングスを誹謗する発言を自ら行ったことを認めたという事実は
なく、またリングスが八百長であるという噂の出所が原告であると
清原氏が被告に明かした事実もなかったこと。
甲12号証 標目 :原告所属の外国人選手の履歴一覧書(本文英文)翻訳文(追完)
作成年月日:H13.1.24
立証趣旨 :「秒殺」及び選手の質に関する被告の主張が真実でないこと。
あーあ、山田さんの一件@別冊宝島まで出てきちゃったよ。
やれんのかーッ!! って気もするんですが。
上記証拠のうち、甲12号証は、パンクラスに参戦した外人選手のプロフィール
(キャリア、戦績等のデータ)がエンエンと書かれているだけなので、アップしません。
オフィシャルサイトからの転載らしいので、もしかしたらまだ見れるかも。
ただ、「リングス八百長説」に関してだけは、
いかに私の気が進まなかろうと、引用せずに済ませるわけにはいかないでしょう。
この訴訟が、プロレスから総合格闘技へ脱皮する時期の、「産みの苦しみ」のひとつに
なってくれれば良いのですが……まぁ全然なんの結果にもつながらないでしょうね。
これは個人的な予想に過ぎないですけど、あと10年経っても、
業界マスコミにおける、ショーと真剣勝負の棲み分け(報道区別)は、
いまとあんまり違わないんじゃないかという気がします。
ものすごくヒステリックにワークを糾弾する(できれば一般の)メディアが現れるか、
誰かとんでもないドン・キホーテが登場して詐欺で裁判を起こすか、
ミもフタもないケーフェイばらしをする経験者が出ない限り、
体質が変わることはないだろうし、その必要もないのですから。
だってねぇ、「興行最優先」な上に、「ヤオガチなんて最終的にはやっぱりわからない」わけだし。
「ヤオ臭いガチも、ガチ臭いヤオも、片ヤオも、オレは試合を見れば全部わかる!
もし間違ってたら腹を切る!」って気概で、取材活動するような人がいたら…
たぶん妄想家呼ばわりされるだけで終わりそう。不可能だから。
では、つづきはまた来週です。
639 :
佐々木隆三:2001/08/05(日) 18:47
「インターネット無料体験」のPCから、
ageついでに世間話を書き込んでみます。
きのう、和田誠監督の新作「真夜中まで」の
初日を観に行ってきました。高野拳磁選手が、柄本明とコンビの
用心棒役で、大活躍を見せてくれていました。乞御高覧。
やはり格闘キャラは身体が大きくないといけませんね。
「RED SHADOW」の舞の海程度では中途半端すぎて…
(それ以前に映画の出来が違うんですけど)。
ところで俳優・船木は元気なのでしょうか?
640 :
佐々木隆三:2001/08/06(月) 11:20
641 :
.:2001/08/06(月) 12:12
山田フルコンが証人になったらおもしろいな。
きょう開催される神宮外苑花火大会は、
出演は中森明菜、ゴンチチ、ダイアモンドユカイ他なんですが、
総合司会が志生野温夫さんらしいです。どういう仕切りを見せるのでしょう。
明菜が錯乱して「このクソジジイ」とか言わないことを祈ります。
さて、まことにもって忌まわしい、別冊宝島の記憶が掘り起こされてしまいました。
書証として提出された「プロレス名勝負読本」の該当記事は、そう長くもないので、
全文アップしたほうが論旨がわかりやすくなるだろうと考え、まるまる書きます。
原告側が特に強調したい部分には、蛍光マーカーが引いてあるため(色は忘れた)、
ここでは★から☆までで表します。
ご存知ない方のために申しますと、この本(ムック)は、
40人以上の書き手が、自分が印象に残ったプロレスの試合を語る、という
体裁のものです。特集以外は、見開き2ページのコラムが基本パターンで、
そのうちのひとつが、リングスの前田×ウィリー戦なのでした。
643 :
甲第9号証(パンクラス側):2001/08/07(火) 11:48
別冊宝島179「プロレス名勝負読本 あの日、リングに奇跡が起きた!」より
前田日明×ウィリー・ウイリアムス 92年7月6日 大阪府立体育会館
前田日明さん、自分が裸の王様だってことに気づいてほしい
鏑木十蔵 接骨院勤務
プロレスを割り切って見るようになってから、十年近く経つ。プロレスというものがどういうもの
であるか、いまではよくわかっているし、それゆえ何を見ても動じない。リング下に落ちたレスラー
が自分で自分の額をカミソリで切っているのを目撃しても、笑って許せるようになった。余裕である。
しかし、昔はこうはいかなかった。どこかにほころびが見えるたび、けっこう動揺していた。プロ
レスは真剣勝負だという思い入れがあったからである。
しかしその思い入れも、高校に入って柔道部に在籍し、ついでにフルコンタクト空手の町道場にも
入門して、完全に崩壊した。なんだ、プロレスの投げ技ってのは柔道でいう約束稽古じゃないか、と
悟ってしまったのだ。蹴りもそうだ。旧UWF系のレスラーが多用する、ヒットする瞬間に膝の力を
抜く回し蹴り。それを頭に食らって倒れるのもスゴイが、倒れた奴が根性で立ち上がっちゃうのもス
ゴイ。しかも交互にそれを繰り返すのである。冗談じゃない。脳震盪が根性でどうにかなるなら、ボ
クサーも空手家も苦労はいらない。ボクシングでも高橋ナオト−マーク堀越戦のように、まれに倒し
倒されの試合展開になることもあるが、それとて何百試合に一回あるかないか。そのうえ、なればな
ったで必ずドランカーの後遺症に苦しむことになる。★試合後の前田日明のコメントで、「試合中の
記憶がない」というのを何度も読んだが、それがホントならとっくに死んでるって。☆
不粋な文句を長々と書きつけてしまったが、これには理由がある。プロレスは、いまや日本の国民
的娯楽。誰もが、真剣勝負かどうかなどというアナクロな論議を大マジメに口にすることなく、楽し
んでいる。それは大いに結構。ガチンコじゃなくても、たとえば大仁田などは別の意味で命を賭けて
いる。そのことは誰の目にもはっきりわかる。しかし、★ここに至っていまだ曖昧な団体がひとつあ
る。リングスである。☆
644 :
甲第9号証(パンクラス側・つづき):2001/08/07(火) 11:50
■ガチンコとギミック■(←小見出し=佐々木注)
★92年7月6日の前田−ウィリー戦は、最悪だった。ウィリーの気の抜けたような膝蹴りでダウンし
た前田が、カウント8で立ち上がるわざとらしさ。前田の、どう見ても極まっていないような足掛け
腕ひしぎ固めにウィリーが何の抵抗もせず(右手が空いていたのに……)キャンパスを叩くというフ
ィニッシュ。☆四十を過ぎて、体もそれ相応にたるんでしまったウィリー。ただのガタイのいいオッ
サンにしか見えず、昔の面影はまったくないのが哀しい。
私は、子どもの頃に観た猪木−ウィリー戦を思い出していた。まだ若く、全盛期にあったウィリー
には、まさしく魔神の降臨した男の凄みがあったし、猪木は猪木で「異種格闘技戦」という名のプロ
レスを見せるツボを心得ていた。田舎のガキでしかなかった私は、鳥肌の立つほど感動した。柔道や
空手を始めたあとも、友達に「異種格闘技戦だけはマジらしい」などと吹いていたほどだ。いまとな
っては顔が赤らむが、そう思いこませた送り手側の“うまさ勝ち”ということだろう。
高校卒業後、上京して接骨の見習いを始めた私は、仕事柄、この世界の関係者の方々にも懇意にし
ていただき、裏の裏まで教えられて、異種格闘技戦という最後の幻想も消え果てた。そのことはいい。
プロレスにはプロレスの楽しみ方がある。けれど、あくまで真剣勝負に見せかけたプロレス、という
シロモノだけはもう勘弁してほしい。
前田はマジでやれば強い、と誰もが言う。たしかにそうかもしれない。★しかし、前田はいちどで
も真剣勝負をしたのか。☆試合中暗黙の了解を破って佐山の金玉を蹴り上げたぐらいだろう。プロレ
スラーがギミックやってるからって目くじらたてるほど、私は子供じゃないが、★リングスに関して
は話が違う。この団体はガチンコとギミックがゴチャマゼだからだ。外部団体の打撃系選手のカード
はガチンコで、リングス勢のからむカードはほとんどギミックではないのか。前田の考えていること
はよくわかる。ニセ物のなかに本物を混ぜておけば、ニセ物も本物らしく見えるだろう、という考え
だ。☆いじましすぎる。あまりにいじましすぎる。
645 :
:2001/08/07(火) 13:42
甲第9号証(パンクラス側)
= 別冊宝島179「プロレス名勝負読本 あの日、リングに奇跡が起きた!」
マヌケだ・・・(リンもパンも)。
646 :
:2001/08/07(火) 14:12
逆告訴とかできるんじゃないか???(内容の真偽はともかく(笑
647 :
甲第9号証(パンクラス側・つづき):2001/08/07(火) 21:04
かつて、前田は「プロレスという言葉は嫌いだ」と発言した。企業の代表として他団体と差別化を
図るという計算はわかる。猪木もかつて、全日をショーマンスタイル呼ばわりし、自らはストロング
スタイルと称した。しかし猪木は、自分のやっていることがプロレスでないとは、私の知る限りいち
ども言っていない。前田はそんな猪木を批判し、今日まできた。その結実がリングスの現状であり、
格闘王を名乗ることなのなら、あまりに情けない。
★前田さん、自分ではわかってないかもしれないけどバレバレだよ。目の肥えた人なら、どれがガチ
ンコかギミックか、すぐわかる。☆自分が裸の王様だってことに気づいてほしい。そしてリングスの
試合に、ガチンコにしろギミックにしろ、一貫性をもたせてほしい。−−これは、真剣勝負の格闘技
とエンターテインメントとしてのプロレスを別々のものながら両方とも愛する者の心からの願いであ
る。
もう一度、確認しておきますが、この書証は
「リングス八百長説は、もう何年も前から囁かれていた」という事実を補強するものだと考えられます。
特にこの記事の発表は、パンクラス設立以前で……と、
>>635でも書かれている通り。
すなわち、これは決して原告が「リングスはやっぱ八百長だよん」と言いたいわけではない…はずです。
今回の裁判においては、被告のみならず、原告でさえ「リングスが八百長である」と主張してる
わけではないから、そこが争われ、法廷で判断が下されることは、おそらくないでしょう。
ただ、「いやー裁判長さん、ほらこの人も言ってるでしょ、もうみんなわかってんですよ。」と
暗に言いたがっている、というような印象を、私(佐々木)は受けないでもありませんが。
そうでないと、最後のマーカー部分に、わざわざ印を付ける必要はないかと。
こういった「八百長は見る人が見ればわかる」という意見は(必ずしも嘘ではないにせよ)、
もしいま現在、ネットで主張したら叩かれておしまいになってしまうかも知れません。
でも、このときは、これだけ言うことにも意味があったと考えます。現在から遡って、
結果論で評価するのではなく、そのとき何を成していったか、というほうが重要ですし。
だから私は、リングスのあの時代も、UWFの草創期も、大切に思いたいです。
「接骨院勤務」……なんて、新聞の投書欄みたいですが、黒田信一氏なんか「家事手伝い」。
ちなみに以前、他スレでこの「裸の王様」発言を坂東齢人氏のものと書かれてましたが、
別の方だったわけです。さすがに坂東氏だったら「真剣勝負/エンターテインメント」の
二項対立には持ってかないでしょうし、「しかし」もここまで多発させないはず。
坂東氏が、ややこれに近いことを書いているのは、新生UWF旗揚げの前田×山崎戦、
「V1アームロックに内包された新生UWFの矛盾」という一文。あと坂東氏の担当は、
藤原×スーパー・タイガー(旧UWF)、鈴木×佐野(藤原組)、船木×M・スミス(藤原組)。
別冊宝島のプロレスシリーズも「プロレス読本」が消えて以来、久しいけれど
なにしろ吉田豪先生のお描きになったイラストが載っていたというだけでも、
ボク的には家宝にしたいと願う次第なのである。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
ついにこの貴重なスレにも、あらしが来たか・・・お前、他とここの価値の
違いぐらい考えれ。
ところでこの宝島の人、匿名の偽名ってことはないの?
俺は安○次長あたりあやしいかと(藁
661 :
佐々木隆三:2001/08/08(水) 11:16
吉田豪さんの『男気万字固め』と重複するエピソードもあるけれど、
「スコラ」9月号の山城新伍×浅草キッド対談が、ムチャクチャ楽しいのでした。
いま池袋の文芸坐で「深作欣二特集」をやってるんですが、私はそこで未見だった
「新仁義なき戦い」(の1作目)を観ることができたばかりなため、非常に面白かった。
これでようやく、シリーズ全部観ました。ビデオでなくてフィルムで観たかったので。
きのう書き込んだ甲9号証、
NHBニュースを見たら、グリフォンさんが御自分のホームページに、
現物の画像をアップしてくれていました。直リンしちゃいますが、許して下さるでしょう。
こんな感じであります。
http://www18.tok2.com/home/gryphon/JAPANESE/news/kaburagi.htm ところで、どうしたら11レス続けて書き込むことができるのでしょうか。
私は4回目でもう「連続投稿エラー」になってしまいます。
初心者でスイマセソが、簡単な方法があったら
どなたか教えていただきたいと存じます。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
667 :
:2001/08/08(水) 12:22
ごめん。
昨日修斗ヲタをからかいすぎたかも・・・・・
>すなわち、これは決して原告が「リングスはやっぱ八百長だよん」と言いたいわけではない…はずです。
本来「リングスの試合には八百長的要素が付きまとっていると言われることが、
少なからずあったこと」を証明することは、パンクラスがそんなことを言って
いないという証拠には全くならないどころか、むしろ言っている蓋然性を高める
ことになるわけです。 裁判で不利になってもあえて出してくるあたり、私には
「言いたさ大爆発」って感じに見えます。
669 :
佐々木隆三:2001/08/09(木) 12:05
八百長問題の書証を扱うことによって、リングス叩きの片棒を担ぐ感じになるのも
癪なため(特にこの後は山田編集長事件とも関わってくることにもなりますから)、
中和剤とする意味でも、パンクラスの「疑惑」の話を少々(むしろ「混ぜるな危険」か?)。
安田拡了さんの『海人』によると、例のウェイン・シャムロックvsマット・ヒューム戦のとき、
船木選手は試合後、シャムロックに問い糺し、「話し合い」があったことに憤ったようです。
ところで一方、その後に発売された「PANCRASE BOUT REVIEW」という、
船木・鈴木・シャムロックそれぞれが自分のベストバウトを選んだビデオがあるのですけれど、
その「ウェイン・シャムロック1」(1しか出なかった)に、ヒューム戦が入ってるのですね。
解説は、船木、鈴木、廣戸レフェリー&宍倉ジチョー(当時)によっており、この試合は主に、
鈴木選手と廣戸さんが話しています(一戦ごと交互に担当しているから船木は一言も喋らない)。
ちょっと考えただけだと、いくらなんでもパンクラス関係者は、ビデオを制作した当時には、
彼らの「自主ワーク」について当然知っていたように思ってしまうのですが、鈴木も廣戸さんも、
そんなようなことは、ひとっことも語っていないのですね。いったいなぜなのでしょうか?
1.船木は気づいていたのだが、鈴木と廣戸レフェリーはわからなかったから。
2.大人だから。
3.『海人』はヒロイック・ファンタジーだから。
670 :
えーっと:2001/08/09(木) 13:10
パンの連中も言ったかもしれないが、それ以前から業界では
リン=ヤオという説が流布されており、出所はパンではない。
従って前田の発言は事実誤認に基づく逆恨みであり、被告側の
主張は正当等でない、という理論構成ですね。
669については
4.純粋にプロレスとしてのベストバウトだから
を足して欲しいですね。船木もケンシャムもただのプロレスラーですもん。
リンヲタの荒らしがいたらやめろよ
672 :
:2001/08/09(木) 13:57
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ^∀^)< あほか
( つ ⊂ ) \_________
.) ) )
(__)_) (^∀^)ゲラゲラ ゲラゲラ シネヤザイニチ
673 :
:2001/08/09(木) 14:47
格闘技板での連続投稿問題については、削除議論板でも話されていましたが、
まああきらめる他ないんでしょうか。
さて、実はこの先が本当に書きたいことでして(でも例によってただの雑談)
>>669のビデオの解説で、船木選手は「てづよかった」という言葉を発しているのですね。
「てづよかった」? 「てづよい」って……もしかして「手強い」のこと?
いやだがしかし、オレのATOKで「てづよい」は確かに「手強い」と出る。
試しに広辞苑で引いてみると、「てづよい」は「てごわい」と同じような意味で
載っていました。はあ〜、これまで生きてきて知りませんでしたわ。以前にも、
アクラム・ペールワン戦のビデオで、猪木が「ゴッチちょくでん」などと言ってるので、
「直伝」は「じきでん」だろ? などと思っていたら、三遊亭円生の落語で「ちょくでん」と
いう言い方をしていたのですね。つまり俗な読み方としては存在する、のでしょうか?
(フジテレビの森アナって、関節の「極める」を最近でも「きわめる」って読みますよね)
人が間違ったときに、鬼の首でも取ったように騒ぐと、かえって自分が恥かく、
ということはよくありますので、できるだけ気をつけたいものです。
そうでなくとも、慣用表現が正規の読みを駆逐した、例はいくらもありますし。
正直、「がいしゅつ」や「すくつ」が正しくなる時代が来るかも(マジ
675 :
:2001/08/09(木) 17:22
>>671 今はリンヲタの荒らしが多いんじゃない?
「朝岡実嶺」は修斗のスレは荒らしても
リングスのスレ荒らしてないじゃん。
あと、最近、リングススレよくいる「究極戦士」
とか言うやつも修斗スレ荒してた。
676 :
:2001/08/09(木) 20:39
「朝岡実嶺」=異常なパンヲタ
いつも同時に現れる。昨日もね。
異常なパンヲタが荒らして他のパンヲタがリンヲタのせいにしたがってるみたいね。
>>675みたいに。修斗スレみれば修斗とリングスの中傷ばっかりなのになぜか
リンヲタのせいだ、って言いはるんだよね。もしかしてグルかな?
パンヲタの名前出すと必死になるしね。
ここにはパンヲタがいないって言ってたバカもいたな。
ちょっと煽ると大量に出てくるのに。
チョンチョン言ってるのはどこのヲタだろ?
少なくともリングス中傷してるのはリンヲタじゃないし修斗のファンでも多分ない
と思うけどね。
早く強制ID導入してほしいね。
初めまして、というべきでしょうか。
>>661などに、というか訴状内にも登場するという(笑)グリフォンです。
主にNHBニュース、鷹板などに書き込みをさせていただいております。
佐々木さんと、このスレッドは言うまでもなく商業マスコミを含め、
ニュースとしてもエンターテインメントとしても極めて価値が高い
ものゆえ、早い時期から注目させていただき、折り目ごとに紹介させて
もらっています。
もとよりアミューザ系連合?は2chに対し、いわばかつての全日-新日の
ようなオルタナティブ、対抗団体としてみた方が面白いのですが、それでも
こういうスレッドがあると圧倒される次第です。ゆえに
「千のロイタースレを恐れず、1つの佐々木スレ、ガッツ2スレを恐れよ」
と当方、肝に命じています(なんだそりゃ)。
さて、661などに関係してまいりますが、リングスのワークに関係した情報が
いかに報じられていたか、ということは旧「女子便所掲示板」でも話題になり
、私は一度まとめたことがあります。この度、貴スレを読み宝島などが登場した
事からそれを思い出し、それもUPしました。
何かの一助になるかもしれませんので、よろしかったらご覧下さい。
(少々古く、デザイン的にも読みにくいのであとで若干修正しますが)
それではこれからも、興味深く読ませていただきます。
http://www18.tok2.com/home/gryphon/JAPANESE/BBS-SELECTION/RINGSrounsou.htm
グリフォンさん、「異常なパンヲタ」の荒らしが激しいのでsage
進行してください。ついさっきもリングス中傷スレが上がった
ばっかりなので。
このスレは荒らされたくないのでsage進行ルールなんですよ。
失礼、全角半角をミスりました
>>676 俺はパンヲタじゃないよ。
実際異常なリンヲタ(究極戦士)と異常なパンヲタ(朝岡実嶺)の
罵り合いだろう。
ただ、強制IDは同感。
681 :
:2001/08/09(木) 21:07
結論としてリングスは八百長団体でしょ?
682 :
:2001/08/09(木) 21:17
>>681 リングスに関係あることはあるがスレ違いです
683 :
681:2001/08/09(木) 21:21
というか裁判でリングスが八百長団体という
認定をされたかどうかを知りたいんだけど?
684 :
:2001/08/09(木) 21:26
685 :
:2001/08/09(木) 21:43
グリフォンさん、いつも御紹介いただきありがとうございます。
佐々木名でNHBニュースに書き込んだことが一度あるのですが、その話はいずれまた。
誰も聞きたくない近況報告と、イタタ...なネタを書き殴る点において、
「週プロチェーック!!」にも匹敵する当スレですが、きょうもきょうとて
リングス有明に行ってまいりました。帰りは花火客にぶつかって、死ぬかと思った。
藤原組長vsヴォルク・ハンは、エキシビションでも良いから見たかったカード。
そういえば前田日明vsカレリン戦を週プロで「エキシビション」と書いたのは
斎藤文彦氏でした。あれはフミさん流のシュート活字だったんだろうか。
「MUTTS」9月号から始まった、るいべはやみ先生の「ビーナス固めしま専科」によると、
>「んなこと言ったってプロレスって台本あるんでしょ」ってゆう話、よく聞くよね。
>確かにむかしは子細な台本や打ち合わせがあったみたいだけど、最近はおそらく
>大まかな構成と勝敗くらいだと思うけどね。あと次回興行の告知や、
>「引き」をどこでするかとか。
>とはいえ実際は、アクシデントで勝敗変わっちゃうこともあるし、先輩レスラーに
>焼き肉おごって、「顔は殴んないでね」って言ったのに殴られちゃうこともあるし、
>「売り出し」かかってない新人レスラー同士の試合なんて、勝敗決まってたって
>みなさんご存じの「ガチ」になっちゃったりすることもあるし、総体としていうと
>コード進行だけ決めてアドリブの応酬をするジャズのライブに近いかもね。
とのことです。
なるほど、勉強になります。
いま私が気になるのは、これだけフリーやプロデュース興行が増えると、
「勝敗とファイトマネーの相関性」がどうなっているのか、っていう点なんですね。
特にビッグマッチについて。知りたいというより、いろいろ想像したい。
有明コロシアムの3階通路に、花火が見える位置がありまして、
表彰式の時間はそこで夜空を眺めていたのでした。
かの前田vsゴルドー戦の頃はまだ屋根はなく、
高田vs山崎戦の最中に、「花火うるせー!」と野次が飛んだのを、
懐かしく思い出す夏の宵なのでありました。
687 :
:2001/08/17(金) 17:56
s
688 :
:2001/08/17(金) 18:20
遅まきながらこのスレの存在を知った者です。
このスレ、面白過ぎ!!!
一気に
>>1から700近いレスを読んでしまった。
689 :
:2001/08/17(金) 18:28
良スレだから(むしろ)sageてね
>>ALL
スマソ。了解。
691 :
佐々木隆三@このスレッド大きすぎます。:01/08/27 13:51 ID:1tuRnt3c
おや、なんだか復活してしまいましたね。
これ以上つづけずにpart2を作り「つづきはこっちで」とやるのが
望ましいのでしょうが、とにかく行けるところまで行ってみます。
夏厨の季節ではあるし、書き込むのは9月に入ってからにしようと、
スーパーファミコンで「ASTRAL BOUT2」や「最強〜高田延彦〜」をやったり、
クワガタを捕まえたりしているうちに(子供かオレは!)、スレが読めなくなってた。
8月はリングスとDEEPと談志(「疝気の虫」「姐己のお百」「狸賽」)だけでした。
本当はいい機会なので、当分休もうと考えてました。
現在進行形とはいいながら、実際の裁判とは半年以上タイムラグができちゃったし、
だんだん疲れてきたので、もう判決出るまで待ってもいいんじゃないかと。
仮に新スレ立てても、前スレが読めないんじゃ、新規参加者がわけわかんないし。
もし今後また、このスレッドが止まることがあっても、焦らないで待っていて下さいね。
いずれ何らかの形で「結果」を御報告させていただくことは、お約束したいと思っています。
ふたたびスレを立てるか、NHBニュースにでも書かせていただくか、あるいは自分で
ホームページを作っちゃうか、はたまた大坪ケムタさんにメールで送り付けるか(笑)、
もしかしてプロレス板に移転するかも知れません。ID表示になったし。
さて、本日のお題はと申しますと、
「裏BUBUKA」誌の前田氏の記事を読んで気になったもんですから。
東京地裁に限った話しか知りませんけど、確かに前田日明氏が原告で、
メディアに対する提訴が7月に起こされているんですね!
ただ、この件はこれ以上触れないことにします。ちょっと
「調べきれてない」ですし、なにしろ錯綜するだけになりそう。
あちこちで火種がくすぶってます、とだけお伝えしておきます。
692 :
:01/08/30 17:14 ID:AoVTQfYQ
裁判をやるというのは当事者はもちろん野次馬も
追っかけようとするには根気が必要ですね。
頑張って下さい。いつもたのしみにしてます。
最近sageの意味を覚えたので以前からこの気持ちを伝えたかったのでした。
693 :
あ:01/09/03 09:27 ID:ScWK3PJk
アラシしんでください。
最高のスレッドになにすんねん!
694 :
まじで:01/09/03 16:05 ID:PZK8ggMY
こいつ死がねえかな。
今朝、私が着いたときにはもう公判が始まっていたのですが(10:00から)、
これは高裁のほうですか、森(前)首相vs噂の真相を見てまいりました。
小泉旋風の前ですっかりどうでも良くなった感も強いものの(傍聴人、私入れて4名)、
森さんの手形が証拠として提出されるというタンゲイすべからざる展開を迎え、
個人的には面白くてしょうがないっす。まぁ裁判長は指紋と照合するつもりはない、と
言ってましたから判決にはあまり興味持てませんけど、法廷内で手形のコピーが
いったりきたりする風景だけでも不思議な楽しさがありました。
あとはついでに、SODが被告の第一回口頭弁論てのを覗いてみましたが、
つまんない上にすぐ終わりました。
このスレッドの心配する以前に、2ちゃんねる自体がどうなるか
予断を許さない日々がつづいてましたね。万一消えてしまうにしても、
報告を中止するにせよ、どこかへ引っ越すにせよ、資料の途中で途切れるのは
気持ち悪いので、様子を見ておりました。
前回、「裏BUBUKA」誌の件で、「調べきれてない」と書きましたのは、
前田氏が「FRIDAY」(つまり講談社)を相手に提訴したという事実が確認できない
からなんですね。<他の人からはけっこう訴えられてる(^^
これは、あの記事が別の訴訟と誤認しているのか、あるいはFRIDAYと
手打ちが成立して前田氏が提訴を取り下げたのか、どちらかわかりません。
プロレス界のいろんな裁判をほじくり返してウヒョウヒョ言ってると(きょうも別件を見つけた)、
おのれがハイエナになった自覚をヒシヒシと感じてしまうので、いずれにせよそっちの方は
公判記録調べをするつもりはないのでした。極めて遠い将来、ヒマだったらやろう。
696 :
:01/09/04 16:59 ID:bWpEVq8k
いつもお疲れ様です!
佐々木さん!
2ちゃん存続の心配はありますが、最後のその時まで
じっくり見届けたいです!
頑張ってください!
697 :
:01/09/04 22:35 ID:8TfztAmg
よかったね。
よその地裁で殺人まで起きたせいか、いつもより警備がものものしいような気がする中、
本日は朝10時より、いつ終わるとも知れぬ松本智津夫被告の公判、
「眞鍋かをり 外1」が徳間書店を、創価学会が日蓮正宗を訴えた民事裁判などとともに、
前田日明氏が原告の第一回弁論が行われたみたいであります。
どっちにせよ私が行ったときはもう間に合わなかったのですが。
おそらく見たところで、たいして面白くはないものだと思われ。
でも、当該メディアがこの件をどう報道するのかだけは、少し興味がありますね。
前田社長がいよいよ法廷に・・・。
その絵だけで十分おもしろいっすね。
パンクラスが真撃に協力するということは、
フジテレビ−PRIDEとは切れたと見ていいんでしょうか。
シュルトも引き抜かれたことだし、いまこそリングスと提携して、
さらにUWF再結集ともなれば東京ドームも夢ではない!
……などと世迷い言をいってみたりする。
いよいよ問題の、甲第10号証アップに取りかかるつもりですが、
いまは、連続していくつまでレスつけられるんでしょうか?
それによって多少きざみ方が変わってきそうではあります。
なお、9号証に較べると長文ではあるし、本件とは離れた話題もあるので、
記事を一部省略する形になります。原告側が特に強調したいと思われる
蛍光マーカーが引かれた箇所は、前回と同じく、★から☆までで表します。
マーカー部分はすべて含みますが、どこを残してどこを略したかという点には、
私(佐々木)の判断が入っていることをご了承ください。
これは(当時)「フルコンタクト空手」の編集長だった山田英司氏に、
別冊宝島の記者が質問する、というインタビューです。
−−−の後がインタビュアーの発言ということになります。
なお、漢数字を算用数字に直した箇所があります。
701 :
甲第10号証(パンクラス側):01/09/10 10:36
別冊宝島EX『格闘技死闘読本 『最強』を求めた愚か者たちの、
荒ぶる魂の伝説!」』より
総合格闘技痛烈批判
前田日明を全否定せよ!
山田英司(『フルコンタクトKARATE』編集長)
−−−最初に『月刊フルコンタクトKARATE』という雑誌の概略といったところ
から、ご説明いただきたいんですが。
山田 要するに、タイトルに?T格闘技?Uとついてない。とにかく格闘技という言葉が
まずよくないと、それはいつもいってるわけですよ、格闘技なんかないんだと。格闘
技界はあっても、格闘技なんてないじゃないですか。読者は電話で「格闘技、どこで
やれるんですか」って聞いてくるわけですけど、「そんなものないよ」って。あるの
は、キックでボクシングで空手なわけですよ。そこが大事なところで、格闘技なんて
ないんです。そこをまず間違ってはいけないんですよ。ウチは『フルコンタクトKA
RATE』と、空手を中心とした雑誌とハッキリしているわけですが、最初から格闘
技という言葉に疑いを挟んでまして。いまはこれだけポピュラーな言葉になっちゃっ
たからしょうがないんですけど、そこは押さえておきたいんですね。
じゃあ、その格闘技という言葉はいつからポピュラーになったか? まず、格闘技
っていう名前がつく雑誌には必ずプロレスが載っているわけですよ。さらにいうと、
★その格闘技っていう概念はやっぱりUWFから続いているリングスの概念なんです。
彼らにとって都合がいい曖昧なものをつくりだしたわけですよ。なんだかわかんない
じゃないですか、実体がないんですよ。リングスに上がっている連中だって、実際に
は、キックの選手だとかサンボの選手だとかであるわけですよ。で、前田(日明)、
おまえはなんなんだって。それはですね、格闘技という名のプロレスなんですよ。格
闘技という曖昧な呼び名は八百長隠しのための便宜なんですよね、簡単にいっちゃえ
ば。八百長といっても難しくて、いろんなパターンの八百長があるわけですけどね。☆
で、この世界においていちばん大事なことは、強くなるということなんですよね。
問題は、その強さの概念なんです。強くなるというのはどういうことかというと、強
さというのがひとつの測定基準になってるっていう前提があって、そこに測定という
概念が入ってくるわけですよね。たとえば、100メートルを9秒9で走れる人は10
秒で走る人より強いというのは、100メートルを測定するという前提があるからです。
そのことに誰も疑問を挟まないでしょ。ルールっていう設定をつくって測定をする。
そこに、不確定要素をはぶいて測定する実験室の概念が出てくるわけです。で、それと
対立する概念で、曖昧な強さというものがあるわけですよ。いまは、その二つの対立概
念がせめぎ合ってるんですよね、簡単にいえば。それで、完璧に測定値に立とうという
のがウチの編集方針なんです。(中略)
702 :
甲第10号証(パンクラス側・つづき):01/09/10 10:41
*八百長、片八百長、騙し八百長(←小見出し=佐々木注)
山田 彼らにとっての問題は、そういう非日常の世界をいかにつくるか、ということ
なんです。非日常の世界で通常のものを遮断することによって、測れなくするんです。
まぁそれが営業方針であっても、そのこと自体はぜんぜん悪いことじゃないと思うん
ですよ。それが演出ですから、非日常のひとつの世界をつくりあげるエンターテイメ
ントとしてはいいわけですよ。
ただね、それが測定可能の側に入り込んできたときに話はややこしくなるんですよ。
だいたいおわかりになるかと思いますけど、要するに、空手家なりボクサーなり、ルス
カなりモーリスなりゴルドーなり……。たとえば、(ジェラルド・)ゴルドーといえば
ものすごい強い人なわけですよ。測定可能なわけで、ヒエラルキーというか三角の頂上
ですね。★そのゴルドーが前田とやって負ける(88年8月13日)と。そうすると、前田
はヒエラルキーのもっと上になっちゃうじゃないですか。ところがこれは、ご存じの通り
八百長なんですよ。前の日に二人で練習して、目尻を切っちゃった前田が翌日出てきたと。
あのときの決め技(ハイキックを取っての裏アキレス腱固め)はゴルドーが教えたんですからね。
−−− 一回、失敗してますよね。
山田 一回失敗して、打ち合わせ通りにちゃんとやれって感じで、もう一回取りやすい
ような蹴りを出したんですよね。あれは有名な話ですよね。
そうやって、自分たちを等身大で見せないための材料として、空手家なりボクサーなりを
連れてくる。それが、すごく悪いことなんですよ。測定可能な側を利用して、自分がその上
に行こうとするのは、いわゆる格闘技を名乗る団体の常套手段なわけですよ。測定可能側に
してみたら、とんでもないと。
八百長の方法も複雑化していて、すごくややこしいんですよね。普通の八百長のほかに、
片方の選手だけに勝つ気がない片八百長があるし、いま流行ってるのがブレンド方式。
ひとつの興行に八百長と真剣勝負を織り交ぜる。これが増えてますよね。あと、騙し八百長
というのがあって、何ラウンドまでは攻撃しないという取り決めで油断させておいて、ポーン
と蹴って倒しちゃう。KOシーンそのものは本物なんですけど、じゃあ真剣かっていうと、
ちょっと違いましからね。☆
−−−それぞれの試合が本物かどうかというのは目で判断されるわけですか、情報ですか。
山田 目がいちばんですね。
−−−そのあとに情報もついてくると。
山田 そうですね。僕の場合、プロレスのほうは知らないですけど、キックのほうは、
試合をした本人と友達だったりするじゃないですか。それに、打撃なら見てわかりますね。
ただ、見てわかっても、証拠がなければ八百長だって書けないじゃないですか。じゃあ、
どうするかっていうと、載せないっていうことなんです。それで、載んないわけですよ。
★リングスだって、ときどき真剣勝負やるでしょうけど……。☆
佐々木注:写真のキャプション「フィニッシュへ向かう前田−ゴルドー戦」にも
マーカーあり
703 :
甲第10号証(パンクラス側・つづき):01/09/10 10:44
−−−どうして、山田編集長のような危険人物の前で、打ち合わせなんてやってしまった
んでしょうね。(佐々木注・この部分はSBの話)
山田 それはウチがはじめて取材に行ったときのことだから。★マスコミは八百長のことは
書かないという前提がありますから、ウチもそういうのといっしょに思ってたんでしょうね。
前田とゴルドーが練習していた場だって、専門誌の記者がいたわけなんですよね。☆
*ブレンドの罪(小見出し)
−−−先ほど、話に出たブレンド方式の興行、混ぜるということではどうでしょう。
山田 簡単にいっちゃえば、八百長隠しの手伝いしてることになるわけですよね。
「自分たちは真剣勝負やってるんだからいいじゃないですか」って言ってた人もいるけど、
そうじゃない。真剣勝負でいい試合すればするほど、助けてるわけですね。
★リングスに出ていた西(良典)さんなんかはそういうのをぜんぜん知らなくて、
「なんで、私ばっかりいつも負けるんでしょうね」とかって相談されたことがあるんです。
当たり前ですよって話したら、「えっ!」とか言って、「だから、前田とやると、誰々は
急に弱くなるんですか!?」「そんなこと、誰でも知ってますよ!」って。西さん、驚いて
ましたけどね。純粋というかなんというか、知らなかったんですよね。
前田はほんと頭いいですよね。格闘技っていう言葉を流行らせたのは前田だと思うんです。
その罪をもっと増幅させてるのがマスコミで、そういうつもりはなくても八百長と真剣勝負を
ゴチャゴチャにする手伝いをしてるんですけどね。☆
(中略)
★グレイシー柔術とかパンクラスとかがこれだけもてはやされるのも、やっぱりその裏には
前田のイデオロギーがあるわけですよ。カタチ的に前田を否定しても、そこまで深く下りて
見ないと、結局、前田擁護なんですよね。前田が死んでも、次の前田が出てくるだけなんです。☆
書き忘れましたが、名誉毀損裁判(13983号)のほうです、念のため。
しかし「省略され」て読めなくなってますか?
1レスをもっと短くすべきなのか。
前田が死んでも、次の前田が出てくる……って、悪の秘密結社みたいですな。
この記事が、いまや伝説と化した山田編集長に対する暴行を誘発させることと
なったことは、古いファンなら先刻ご承知なわけでありますが、もしかしたら
今回初めて読んだ若い人も多いかも知れません。私からのお願いなのですが、
心ある方はぜひ、その「女子便所説教事件」を特集した、旧「紙のプロレス」12号を
どこかで読んでおいていただきたいと思うのです。それは、「ここだけコピペして
リングス叩きに利用するような姿勢は避けてほしい」というのもあるんですけど、
むしろ、ここで山田さんが提示した「測定可能」という概念を
考える上において、たいへん面白い、と考えるからです。
前田日明もパンクラスもまったく関係なく、このテーマは非常に興味深い。
いまだに「SRS−DX」の座談会などではこの言葉が(主に山口日昇氏により)再三
出てくるくらいであります。私は申し訳ないことに、山田さんのお仕事は追いかけて
いないので、このころ「格闘技なんかない」とおっしゃっていた意見が、現在も同じまま
なのか存じあげないのですが、たとえばゴルドーは「測定可能」的にも強かったのかも
知れないけど、いまにして思えば、どう考えたって「測定不可能」な部分にこそ
あの人の本領があるに決まってる、とか、思ったりするわけです。
次回は、少しだけ「山田事件」について落ち穂拾いをしてみる予定なんですが
……また過去ログから呼び出せなくなってたらどうしよう。
応援してます。頑張って下さいね。
八百長はリングソの専売特許ニダ
謝罪と賠償を要求するニダ
707 :
佐々木隆三:01/09/20 12:18
あら、また復活した。
もう無理だろうと思ってあきらめてた(というより投げ出してた)んですけど、
こうなるとなかなか踏ん切りがつきませんね。
これからは、資料の途中でブッちぎれても、とにかくもうそこでおしまい!
私はいつ死んでも悔いのないように毎日毎日を完全燃焼していますが(ウソ)、
1レス入魂! の覚悟で、まいりたいと思います。みなさんもよろしくお願いします。
さて昨日、某板の某スレに書き込みましたところ、
>30 :佐々木 :01/09/19 13:50
>地裁へ見に行ってきました。
>ひろゆき氏、いきなり遅刻!
>っていうか、裁判官も弁護士も揃ったんで、早めに始まっちゃったんですけど。
>正味は10分くらいしかかかりませんでした。
>被告側の席で、ひろゆきさんは、なんだかニコニコして嬉しそうでした。
>次回公判は11月7日だそうです。
>くわしいことは他の方にお任せしましょう。私はこれで。
>39 :参加するカモさん :01/09/20 00:05
>>>30
>公判じゃないよ〜
>>>31
>告訴じゃないよ〜
>それじゃ、ひろゆき、被告人やん。
>40 :36 :01/09/20 00:49
>そうだよな、これじゃ刑事裁判(ワラ
>口頭弁論、提訴が正しいかな。
と突っ込まれてしまいました。
あちゃー、民事って「公判」じゃないんですか。不勉強でスミマセソ。
てなわけで、700を数えるこのスレ、ここまでの「公判」という言葉は
ほとんどのケースで間違いだったようなので、撤回いたします。
>>703 読むと、リングスに上がってた西良典はガチやっていつも負けてたと。
西のリングスでの戦績は6戦2勝2敗2分。
△ 92/04/03 ウィリー・ピータース 延長終了 引き分け
○ 92/06/25 ピーター・ダイクマン 1R1分57秒 腕ひしぎ十字固め
○ 92/08/21 角田 信朗 5R終了 判定
× 93/01/23 山本 宜久 12分32秒 フェイスロック
△ 93/02/28 木村 浩一郎 延長終了 引き分け
× 93/06/09 長井 満也 5R終了 優勢
・・・ヤマノリや長井に負けてたの?
ヤマヨシはヘルニアになるまで日本人最強だったんだよ!
400以下で消えそうなんで上げ
チッ
チッ チッ
チッ チッ チッ
チッ チッ チッ チッ
あげるとこういう弊害がなぁ〜。
・・・・チッ
でも、さげでやるあたり、可愛げあるね。
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ごめん、マジで消えそうだったから・・・
しかし、荒らしてるのは何者だ?
前田信者?
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「フードバトルクラブ2」のリングアナを古田さんがやってましたね。
「TVチャンピオン 大食い選手権」前後編、FBC2前編と見て、
なんだかリングスとPRIDEの関係みたいだと思ったりしました。
さしずめジャイアント白田が大ノゲイラ兄か。小林尊を倒して、
「リベンジしたかったら12チャンに出て来んかい!」とか吼えたら痛快ですが。
後編、そしてナンシー関氏がどう書くかが楽しみであります。
9月は落ち着かないまま、ジョビジョバ(焼津)、リングス後楽園、
大川興業(深夜)、談志(「二人旅」「鉄拐」)、そしてパンクラス横浜と
いったところでした。なんだか野郎ばっかしなんで、色気を補充するために
10月は下北沢までペコちゃんとAXを観に行きたいものですが…現在体調最悪。
「色気とは何か?」
これは、前田氏(選手でもあった)の「女子便所説教事件」をメインとした、
紙のプロレス第12号の特集でした。そして表紙のコピーは
「よくやった、前田!!」。
これは私の印象ですけど、
当時のプロレスファンの「山田編集長暴行事件」に
対する態度というのは、この言葉に代表されるような、
おおむね好意的なものだったような気がするのですよ。
「プロレスを外敵から守った」というような感じの。
同号のインタビューでは、蝶野正洋選手までが
「いや、よくやってくれたな! と思いますけどね。」なんて言ってる。
後年、尾崎社長に対して振るわれた「暴力」よりも、山田さんへのそれは
数段激しいものであった(らしい)のに。まだネットも普及してなかったせいか、
「もしあなたの家族が暴力を振るわれても同じことが言えますか!?」という
突っ込みも入らなかったし。「暴力は決して許されることではないが…」と言いつつ、
前田氏の行為に快哉を叫ぶ、そんなイメージがありました。
今年になってリングスが揺れたころに、その紙プロ座談会の出席者だった
サダハルンバ谷川氏が、紙プロRADICAL39号で、
「ボクらは反省しなきゃいけないですよ。ほら、『紙プロ』で「女子便所説教事件」のときに
前田日明を誉めた、あれはいまから考えると罪ですね」と発言されてたのは面白かった。
それに、柳沢さんが「今日はホンットに喋りたくないなぁ。カケラも喋りたくない」と言ったり、
前田氏がSRS−DXで「「女子便所説教事件で誉めた自分たちは間違ってた」とかってね、
何言ってんだよと思って。俺はおまえらのためにやったんじゃないよって」と語ったり、
とにかくいちいち面白かったですね、少なくとも私は。
単純に過去を肯定したり否定したりしない、そこは重要かも。難しいですが。
紙プロの山口編集長はこんな風に言っています。
「ボクは裁判官じゃないんで、どっちが正しいか正しくないかは、ホントどうでもいいんですけど、昨年から続いてる国内での裁判もありますよね。」(紙プロRADICAL39号)
「まあ、俺は法律的にどっちがいいか悪いかっていうのは、ホントに興味ないんだけど」
(SRS−DX51号)
おそらくこれは、裁判問題に関する紙プロの公式見解かとも思えますが、
スレッドを立てた当人でありながらも、「法律的に正しい正しくない」に意味を感じない、
というのは私も同様であったりするのです。違うのは、「とりあえず興味だけはある」。
だってねえ、たとえば前田氏ファンとして見ても、パンクラスファンとして見ても、
「裁判長が請求を棄却したら、暴行はなかった。認めたら暴行はあった」とか、そういう
もんじゃありませんし。あくまで法廷での結論が出されただけの話で。
これはまー何を申し上げたいかというと、この先、判決文かなんかで
どちらかが不利な内容を書くことになったとしても、決してそちら側を
貶めるためにアップするんじゃないのです、という、言い訳でした。
しかしもはやどこまで書き込めるかわからない当スレッド。
とりあえず行けるとこまで。では(裁判からは離れますが)、
「女子便所説教事件」とは何か? 当事者である、山田英司氏の文章から御紹介します。
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1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。