>>547 は今回の極真会館・松井館長脱税に関する2009年1月の記事だ。
某格闘家は、石井館長の師匠芦原英幸だと踏まえて読んでみると、極真人脈の本質が分かる。
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M&A(合併・買収)に精通した中澤・鬼頭の両氏が、クリスタル買収のスキームを描くわけだが、
もう1人、重要な人物がいる。格闘家である。若い頃、戦後最大の経済事件と呼ばれたイトマン事
件で暗躍した許永中・受刑者のボディーカードを務めていた。
この格闘家は、広島県呉市出身。20歳のころから港湾荷役などの人材派遣をやっていた。その
さばきのうまさと度胸のよさが気に入れられてクリスタルの林オーナーに可愛がられて、関西で
仕事をするようになった。
そもそもGWGによるクリスタル買収は、林オーナーの意向を受けた格闘家が、格闘技団体代表
に相談して始まった。売却の意向を聞きつけた中澤・鬼頭両氏が、専門知識を生かして買収の
スキームを立案。買収の受け皿としたのが、コリンシアンパートナーズ。格闘技団体代表を通じ
てGWGの折口雅博会長に買収話が持ち込まれた。GWGは格闘技団体が主催する選手権の
協賛企業として親交があった。
クリスタル買収で、コリンシアンファンドに出資した「他の投資家」は383億円ボロ儲けした。このう
ちの約180億円を運営したコリンシアンパートナーズが受け取り、約200億円を格闘家・格闘技団体
らが分け合った。
彼らが単独で出資したわけではない。303億円を出資した複数の投資家がいる。出資者には闇の
勢力の名が取り沙汰されている。闇に消えたカネを巡って、国税と東京地検は大掛かりな脱税や
マネーロンダリングを想定しているのである。