伝説となった格闘技イベント「PRIDE」が2009年についに復活することになりそうだ。
現在PRIDEは、米国格闘技イベント「UFC」のオーナーであるロレンゾ・フェティータが興行権を有しているが
日本国内における地上波放送の交渉が不調に終わり、日本事務所が閉鎖され事実上消滅していた。
この度、ロレンゾ・石井和義・榊原信行の3者間で交渉が行われ
榊原信行がロレンゾ側に請求しているPRIDEを維持する義務の不履行に対する損害賠償請求を取り下げる代わりに
FEGに対してPRIDEに関する権利を無償で譲渡する運びとなった。
それに伴い榊原とロレンゾの間で起きている訴訟は、全て取り下げられる。
FEGから榊原信行には対価が支払われる。
FEGは2009年より新生PRIDEをTBSと共に共催し、運営はDREAM同様旧PRIDEのスタッフに委託する予定だ。
これによりDREAMは事実上消滅する。
これは、ロレンゾにとっては負担となる榊原に対する損害賠償がなくなり
榊原にとっては、PRIDEが復活し
FEGにとっては、人気格闘技イベントのブランドが手に入るという
3者ともにメリットのある取引になっている。
PRIDEに関する権利の譲渡後も、一定期間PRIDEは米国で大会を開催することはできない。
また、PRIDE復活に伴い戦極は戦極の乱をもって活動を停止
選手との契約は、PRIDEに引き継がれる見込みだ
日本総合格闘技協会は、PRIDEを支援することになり引き続き影響力を堅持する
ドンキホーテ・木下工務店共に新生PRIDEのスポンサーになる模様だ