ミルコ Mirko“CRO ◆158◆ COP”Filipovic

ブラボー！アンコール！アンコール！ミルコール！ミルコドー！ユウダンシャ！・・・。ええええええっ？まだ物足りないのぉ？贅沢な奴らだなぁ。仕方ないな。あの話してやるか。俺の千の武勇伝の一つだ。胸毛を正して拝聴してちょ。

ちょっと待ってくれよ。格藤有男に戻っちゃったから変身し直さないとミルれないんだよ君ぃ。奥の手を使うしかないな。格闘有段者！×格闘有段者！×格闘有段者！つまり格闘有段者！の「参上」ですよ君ぃ。全員野球で行っちゃうぞぉ！

ミルコ道８級のよしお君が誘拐された時の俺はガバかった。よしお君といえばミルセレブのご子息で裏口入門したジュニア部門期待のホープ（ピ）だ。よしお君救出作戦を適当に立てた俺は身の代金を渡すため犯人が指定した某駅へ向かった。

犯人の目星は付いている。中卒童貞のアンチッチだ。ミルコ道に逆らう実に知恵のないチェリー軍団の一員に違いない。要求された金額は三億円。俺はクロアチアンエキスプレスカードで一括払いしてやるつもりだった。普通そうするよね。

有段者って何者なんだ？院生とかかな？芸人になれるよ

時間を厳守することで有名な俺は三時間前に現場に到着した。もちろん途中で三回程スカウトされたよ。しかし有段者手帳を見せたらみな事情を察してくれた。宇宙の治安を守る我々有段者にジャニーズ入りする時間的余裕はないよ。

とりあえず駅前でミル６を買った。これで１０億ミル程当てる必要がある。だって防衛庁跡に東京ミルコタウンを作っちゃったからね。ミルコ道の歳入は宝くじがメインだからマジ命懸けで数字選んでるよ。よしお君なんか後回しでいいよ。

ついでにキムラヤであれこれ物色して買い過ぎたのでフィリポビッチ帝国ホテルのミルコ道専用ルームに戻ってルームサーヴィスを頼んでまったりしてる内に約束の時間過ぎてたんだけど俺って時間に縛られない男だから別にいいんだよね。

案の定犯人から怒りのメールが届いていた。絵文字の使い方で犯人の苛立ち具合を予測した俺はある作戦を思い付いた。逆切れしちゃえばいいんじゃね？だから返信してやったよ。正々堂々とスタンドで勝負できないなら去れ！ってね。

まあそれで手掛かりを失ってしまったわけで結果的には失敗に見えなくもないが俺の作戦は完璧ですよ君ぃ。ミルコ道を猪突猛進してきた百戦錬磨の俺様に不可能はない。俺の胸毛が輝くときミルコ心は爆発寸前！つまり「立て！」だ！

格闘言論界のミルプーチンと呼ばれた俺のインテリジェンス能力はナウすぎる。つまりアンギントっすよ君達ぃ。姫子くんによるハニートラップもあるでよ。バトルフィーバー達を使ったミルコ道のネットワークを甘く見ないで頂きたいあるよ。

都内の治安は胸毛戦隊ミルファイブに任せてある。しかもミルイエローはよしお君のメル友だ。犯人は我々ミルコ道が実質日本を支配していることを知らない。奴らアンチッチは中卒だ。英検三級を誇る我々の知性に適うはずがないのだ。

というわけでミルイエローの携帯が活躍する。よしお君にメールすればいいんじゃね？数分後返信アリでしたよ。よしお君を誘拐したキモ男はやっぱり中卒童貞のアンチッチでしたよ。なんか意気投合したらしくディズニーランドにいたんですよ。

ディズニーランドといえば変態皇帝が死乳母と仲良く遊びに行った密会の場だ。よしお君を洗脳しようとしているに違いない。緊急事態なのでミルコマントを使うことにした。胸毛の毛穴から噴出するモテるオーラの推進力で飛びます飛びます！

しかしすごいな・・・。まぁ最近まで過疎気味だったからいいか。

でも途中で腹が減ったんだよね。つまり「戦はできぬ」でござるよ。仕方ないのでフィリポビッチ帝国ホテルのミルコ道専用ルームへ帰ってルームサーヴィスを頼んだらもうよしお君のことなんかどうでもよくなってきたわけだよ君ぃ。

てゆーかぁよしお君って誰？フー？いずれにせよ自己責任じゃね？破門しちゃえばいいし。ミル法皇は皇帝だって破門できちゃうんだぞ。真剣勝負の全員野球でかっ飛ばせばいいじゃん。締まっていこぉー！

ミルコ道は九回の裏からですよ君ぃ。あの時点ではまだ二回の表辺りだったと思う。今からよしお君探せばまだ間に合うと思うので情報求む！ミルコ道は入門者を見捨てない親切集団だからさ。今月は入会金無料キャンペーン期間ですよ君ぃ。

やっと終わったよ君ぃ。有段者自ら営業活動しちゃうなんてほんとマジ全員野球だよね。俺は宇宙のリーダーとしてこれからも時代を牽引していくつもりさ。リーリーリーって言いながらね。だから黙って俺について来い！「立て！」だ！

いいないいな♪ミルコ人っていいな♪上品な胸毛にミルコパンツ♪ミル値がアップ！でモテモテだろな♪君も入ろうミルコ道に入ろう♪ミルミルミルりまくってハイハイハイ！ミルミルミルりまくってギロチンハイ！