おまえらISAMIさんの名誉を守れ

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1ふざけるな!!!
K−1オフィシャルOFGを製作するISAMIさんに突撃電話しました。
担当の名前はIさんでした。

【まずOFG製作にあたって】
皮、縫製用の糸、スポンジ等使用する材料のすべてを、まず単体で重量を計測する。
完成したOFGについて再度重量測定を行い、規格どおり(10オンスに設定)になっているか確認する。
(チェホンマン、Sシュルトの2名については、手が異常に大きいらしく、ごくごく僅かであるが10オンスを超えてしまうとのこと)
万が一、重量オーバーを含めて規格どおりに出来ていない場合は“絶対に”“絶対に”出荷しないとのこと。
出荷に関しては3度のクオリティチェックを行い万全を期しているとのこと。

【ロゴは簡単に外れるのか?】
K−1公式OFGを含めロゴは熱転写によって貼り付けるとのこと。
皮には直接染み込ませることができないので、この方法を用いる。
この熱転写技術はかなり成熟しているらしく、通常では剥がれ落ちないらしい。
過去から現在に至るまで試合後に確認しても1件たりとも「剥がれ落ちた」との報告はないとのこと。

ちなみにこの担当者様は「剥がれ落とす方法」まで考察してくれた。
試合を含めて通常では剥がれ落ちないが、熱転写で貼り付けた以上、再度熱をもって剥がそうとすれば可能とのこと。
それ以外には鋭利な刃物を持って「削ぎ落とす」以外方法はないとのこと。

さらに、こんことまで言及してくれた。
創成期のK−1ではタイ製のグラブ(あまりデキがよろしくなかったらしい)を使用していた。
タイ製のOFGはスポンジ等が容易に劣化しやすく、
パンチの効果を増すために試合前に、使用するOFGを劣化も目的であえて「揉み倒したり」「踏んづけたり」していたとのこと。
現在でもその「なごり」でOFGを「揉み倒したり」「踏んづけたり」する人がいるが、
精巧に作られた現在のOFGでは効果は期待出来ないとのこと

桜庭選手vs秋山選手の試合も、秋山選手側にキックの選手がセコンドに付いていたので
そのような行為を行ったのかを考えて(たぶん想定しての意味:これは俺の解釈)みたが、
この程度じゃロゴマークは剥がれないとのこと。
2ふざけるな!!!:2007/01/11(木) 17:08:58 ID:xKV4pb+C
【秋山選手のロゴがなかったのはなぜか?】

まず考えられるのが当方の出荷ミス。
出荷ミスがなかったか今再度チェックしてみたが、ロゴを張らなかった事実も、
ダイナマイと公式用OFGを納品しなかった事実も確認できなかった。
間違いなく全選手用のロゴの付いた製品を納品したとのこと。
・・・最初にこの発言だったからビビッタが、いかにISAMIさんという会社がまじめに仕事しているのかがよく分かる。

【さらにこんなことを教えてくれた。】
K−1用のOFGは通常1試合毎に選手に供給されるらしく、使用したグラブは回収しないらしい。(選手が持ち帰ったりする。)
過去にあった事例として、使用済みOFGの劣化によるパンチ力の向上を期待して、某試合において使用済みのOFGを使った例があったらしい。もちろん担当者様はどの試合か言及しなかったが、確実にあったこと。

【最後に・・・】
「また疑問な点があればいつでも電話して下さい。」
といっていた。

担当者様には仕事に対する真摯な姿勢がみられた。神だよ、この人。