格闘神

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218実況厳禁@名無しの格闘家
ノアの面接

三沢さん「お前が新弟子のヒョードルか」
ヒョードル「よろしくお願いします」
三沢さん「うちの試合は全試合ガチなんだが、それでもやっていく自信はあるのか?」
ヒョードル「はい、頑張りたいと思います」
三沢さん「えーと、元プライド王者なんだね?」
ヒョードル「(ちょっと得意げに)そうであります」
三沢さん「こんなもん、うちじゃ全然役に立たない前歴なんだよね」
ヒョードル「そうだと思います」
三沢さん「いい返事だね。じゃあ、まずは永源さんの付き人からやってもらおうか」
ヒョードル「はい、分かりました」
(ヒョードルが退出。秋山が三沢に耳打ち)
秋山「使い物になりますかね、あの新人」
三沢さん「使い物にするのが秋山の役目だろ」
秋山「そうですね、すみません」







世界の三沢・・
社長、ここでは誰も僕に八百長してくれません
いつか社長がいっていた「おまえのために八百長してるんじゃねぇ、プライドのために八百長してるんだ」が胸に響きます
ノアの空気を吸うだけで強くなれると思ってたのかな・・
あの頃の私は早くプライドに戻りたいと毎日思っていた だが八百長に気が付きはじめた観衆をだますためには
ノアで強くなるしかなかった だが、小橋や三沢は首が痛くなるほど上を向いても見えないほど高みにいた
だが、ロシア人として、格闘家として、私は逃げられなかった

―ヒョードル「はりぼての絶対王者」より―