http://blog.goo.ne.jp/kuramukaku/e/515d2ef6ba111992d35c590f3a9b6fa3 ファイト、谷川貞治FEG社長インタビュー(聞き手・ターザン山本)
●サップ問題は全然解決していない。K-1としては(忙しくて?)サップのことに頭が行っていない。
契約期間中はこちらもきちんと契約どおりオファーしたいと思うし、それに応えるなら今後もチャン
スは与える。サップは必要じゃないと思ってないし、何がなんでも必要とは思ってない。
●サップにペナルティーを課すのは格闘技全体としてのコミッションがない今の状況では無理。もし
ウチがサップを永久追放にしたら彼はほかのリングに上がる。それに対して抑制力がない。
●契約にかかる出費はここ数年上がりすぎた。選手の立場のほうが強くなった部分も出てきましたね。
だから逆に選手はどこのリングが自分にとってブランドなのか、その見極めも大事になってくる。
個人のブランドよりも場であるリングのブランドのほうが重要であることを分かってもらうというか、
選手の育て方の問題ですね。
●(ター山「競馬界でいうフサイチさんみたいなスポンサーが格闘界にいれば」)あぁ、関口房朗
さんでしょ?ボク、知ってますよ。格闘技にはあまり興味がないみたいです。1回、ボブ・サップ
を自分の会社の入社式に呼んだでしょ。いやぁ、なんとハレンチなイベントだろうとびっくりし
ました。六本木のフサイチさんの家に行ったことがあるんですよ。ごちそうになりました。フサ
イチさん、よろしくお願いしますと頼めませんかネェ。
●日本の格闘技マーケットはもはや興行が多すぎる。WGPは日本では多くて3回でいい。それにい
くら視聴率を取ったからといって、それで放映権料とかが増えるわけじゃない。だったら会社と
して伸びていこうとしたら海外に新しいマーケットを求めていくしかない。
●ソウル大会は地上波で当日放送され、視聴率が凄くよかった。これは韓国サイドとしては大快
挙。しかし本命はアメリカ
●ホイスのUFC出場はFEGがブッキングした。ギャラとか対戦相手も。この大会のPPV契約世帯数
は80万件。ざっと計算して32億円、それならもっとホイスのファイトマネーをもっともらって
おけばよかった。半分が主催者に入るから16億円入る。そんなスケールのでかいことは日本で