http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20040426 数年前、「Rite of Passage(通過儀礼)」という格闘家を追ったドキュメンタリー
映画があった。エンセン井上やユージン・ジャクソンと共に、この映画に出演
していたのが、ケビン・ランデルマンなのだ。そこで、彼は少年時代のつらい
体験を率直に告白している。
同映画より
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「俺の兄弟たちはみんなドラッグ販売や盗みの道にはまって監獄に行ったんだ。
これは神様が俺を強くするために与えてくれた試練だと思う。簡単な道を行こう
と思えば、ドラッグを売ったりすればいいんだから。でも俺は、そうせずに生きて、強くなれた」
「実は俺は虐待されていたんだ(=Molested。単なる虐待ではなく、性的虐待
という意味合いが強い言葉です)。あの変質者の男(父親か?)のおかげで、
俺は対人恐怖症(phobic)になり、他人に触られるのも嫌だった。俺のせいじゃない、
あいつのせいだ。これは誰にも言ってないんだけど、俺は撃たれたし、刺されたし、
あの変質者のせいで自殺しようとしたこともある。だけど死ななかった。
神のお考えは分からないけど、俺は連れ戻されたんだ」
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こういうすさんだ泥沼から救ってくれたのがレスリングと、コールマン。
そういう点で彼らの結びつきは本当の親子以上のものがあるという。
(もっともコールマンが円満な家庭人かというとそーでもないんだけど(笑))