著作権被害は13億円

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1名無しの格闘家
 ファイル共有ソフト「Winny」を利用し、人気ゲームソフトをインターネットで違法公開したとして、著作権法違反の罪に問われた松山市の無職少年(19)の初公判が19日、京都地裁(楢崎康英裁判官)で開かれ、少年は起訴事実を認めた。
 続いて検察側が論告を行い、少年の違法公開による著作権侵害の被害額は単純推計で約13億8000万円に上ると指摘。「常習的犯行」として懲役8月−1年の不定期刑を求刑した。
 弁護側は少年が反省しているとして執行猶予付きの判決を求めた。公判は結審し、判決は3月5日に言い渡される。
 起訴状によると、少年はWinnyを使い昨年9月11日から翌日にかけて、ゲームボーイアドバンス用の人気ソフト「スーパーマリオアドバンス」など26本のデータをネット上に公開。不特定多数がダウンロードできる状態にした。(共同通信)
[2月19日18時5分更新]