真の実力-->追加 ヒョードルVS天山(感動しよう)
2003:09:10:12:00:10
ヒョードルVS天山 ハイライト
事前の予想は圧倒的にヒョードルだった。秒殺も考えられていた。しかし天山には秘
策があった。それは、伝説の都カルガリーで修行することだった。
カルガリーと言えば、天山が今年のG1の前に2週間修行した土地だ。
そして、彼はG1を優勝した。今度はそのカルガリーで何と一ヶ月もトレーニングした
のであった。強くならないのがおかしい。
試合数日前、天山は記者会見で語った。「負けたら引退します。」
そして決戦の日はやってきた。
天山の肉体は130キロを越すような素晴らしい筋肉の鎧・・・・・かと思ったが、
予想に反してあまり変わってなかった。しかし、得意の焼肉食いによりスタミナは
UPしていた。そして何よりも天山はイメージチェンジをしていた。
髪を真っ赤に染め、髭をたくわえていた。
それに対してヒョードル。相変わらずの無表情で天山を見つめる。冷徹な男だ。
そしていよいよ開始のゴング。かーーーーん。
ヒョードルがまず行った!パンチの連打。天山に直撃。天山よろめく。
もう終わりか・・・・・誰もがそう思った。しかし、ここで奇跡がおこる。
野人中西学が発した一言で天山が生き返ったのだ。
「天山、勝ったら焼肉たらふくおごるぞーーーーーーー!」
天山は目を覚ました!そしてカウンターのモンゴリアンチョップ!これは直撃した。
逆によろめくヒョードル。いける!さらに天山はモンゴリアンを連発!
一回転してコマのように回るヒョードル。そして天山のフライングニールキックが
炸裂。テイクダウンした。天山は容赦しなかった。ハーフガード(上)からの連続モ
ンゴリアン!ヒョードルは流血した。審判もストップを覚悟するほどの大流血!
時間が過ぎていくにつれ流血が激しくなる。そして天山パスガード!
マウントをとったーー!モンゴリアン連発!ヒョードルは半殺し状態。
今度はすばやくサイドポジションに移行!ついに出たーーーーーーー!
G1という全宇宙最高の舞台であらゆる強豪を締め落とした技アナコンダバイスだ!
これはたまらないヒョードル!もがき苦しむ!ぐいぐい締めつけて顔が紅潮する!
そして天山が声を発する!「おい!審判!こいつ落ちてるぞ!オラ!」
ついに天山勝利のゴング!場内驚きと喜びの渦となった!(4分アナコンダバイス)
ついに天山は世界最強となったんだ!それを見つめて渋い表情のヒクソン。
ミルコも選手控え室で驚きの表情。ここで問題なのは次の挑戦者である。
ヒョードルは敗れたし、ミルコも中西に敗れた。ボブサップも小原に敗れた。
こうなるといよいよ伝説の男ヒクソンか!?しかしヒクソンも45歳、限界だ。
が!そこに何とあの男が入場してきた!!!
小川直哉だーーーーーーーーーーーーーーーーー!暴走柔道王だ!
場内騒然!中西もやってきたー!ミルコに勝ったのだから文句はないであろう。
天山VS小川、天山VS中西。どちらに転がっても世界最強決定戦には違いない。
やはり新日本プロレスは最強だったんだ。天山は最強だった。
こうしてプライドVS新日本・ノア連合軍の戦いは後者の圧勝だった。
ただ気になるのはノア勢が足を引っ張ったことだ。まあ、それはよいとして、
やはり新日本のほうがプライドより強いのは確かだ。
天山は最後に一言発した「オイ!東京!俺たち新日本が最強だ!エー!プライドなん
て敵じゃねえよ!これからは俺たち新日本が格闘技も引っ張っていくぞー!こらー」
リングサイド最前列にいた猪木の顔は涙で溢れていた。再び新日本が世界最強を取り
戻した瞬間だった。
追加 その後ヒョードルとミルコは鍛えなおすため新日本に入団。
しかし、能力のなさのためか新日本のレベルについていけず。
3年後につかんだG1出場だったが、両者全敗に終わる。天山には秒殺され
る。ここまで次元が違うとは・・。やはり新日本、恐るべし。
その後二人はたいした実績をあげられず戦力外通告を出された。
あらためて新日本プロレスが世界最強であると痛感させられた二人だった!