>>1 ムエタイが強いといわれるのは逆。
技術云々よりも個々の選手の強さです。
技術体系がタイ人の体系に沿ってリング上のプロ格闘技として発展して
きたというのもあるけれども、まず選手が多いので強い選手が出てくる。
プロ選手登録3万人、しかも9歳くらいからプロのリングに上がってる。
貧乏なのでハングリーだし、ケガをしてもなんの補償も無いから負けるたくないし、
試合も賭けの対象だから観客もヒートアップし、強いハートの持ち主になるだろう。
おまけに人権がきちんと尊重されていない国だから練習なんかも過酷。
国民性も闘争心旺盛のよう。
層が分厚いから中には国際式で成功するものもいる。全く違う格闘技なのにね。
かえってムエタイのクセがついてやりにくいと思うのだが。
ただしタイ人の体系からなかなか中量級以上の選手ってでにくい。
層が厚いのはライト級まででウェルター以上は激薄になる。
ガオランがどれくらいの凄い選手かはわかんないけど、タイで無敵というわけでも
なかったしね。
中にはウェルター以上でバケモノのような選手が出ることもあるけど、
ウェルター以上は日本選手とか欧米の選手に苦戦することもしばしば。
格闘技なんて技術で優劣なんかつかない、結局人の強さだから
どれくらい優秀な選手を抱えてるかってことで比較はできるけどね。