PRIDE20でいよいよミルコVSシウバ ver.3
目を開くと今まで僕の下にいた祐子がいないことに気がつきました。
まわりを見てもどこにもいません。
「祐子! あれ、どこに? 祐子! 祐子!!」
叫びながら探していると、ぺちゃ。
「え?」
冷たいものを下半身に感じました。
再び目をゆっくりと開けました。
外は明るくなっていて、目覚まし時計の秒針がカチカチカチと進んでいます。
ベッドの上には夕べの服を着たままの僕一人しかいませんでした。
昨夜のあの後、極度の緊張と興奮から解放されて
気を失うように眠ってしまったようです。
ベッドの上でしばらくじっとして部屋の中をぼーっと眺めました。
「ああ…」
熟睡した上に欲望も満たされて妙に目覚めがよいものの、
冷たく濡れたパンツに一人で気まずくなりました。
とりあえず起きてパンツを履き替えました。
脱いだパンツは洗濯しようにももうかなり明るいので、
コンビニの袋につめて密封し、
さらに紙袋につめてゴミ箱にほうり込みました。
トイレに行っておしっこをしながら昨夜の事を思い出しました。
祐子にあんなことをしてしまった…という後悔もあったのですが、
熱い息、絡ませた舌、胸のやわらかさを思い出すと固くなったので
そのまましごいて欲望を吐き出しました。