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名無しさん@お腹いっぱい。:
柔道の講道館杯全日本体重別選手権(14、15日・千葉ポートアリーナ)の女子52キロ級に
将来性豊かな15歳が出場する。神奈川・六角橋中3年の山本杏(あんず)は「シニアで
どこまで通用するのか楽しみ。思い切って戦いたい」と期待に胸を膨らませている。
19歳以下のホープが集まった9月の全日本ジュニア体重別選手権に白帯で出場。元気
いっぱいに足技、背負い投げ、袖釣り込み腰などを繰り出し、インターハイ優勝者らを撃破して2位に入った。
決勝では昨年12月の嘉納杯東京国際大会3位の実績を誇る加賀谷千保(山梨学院大)に惜敗したが、
関係者の評価は上々だった。全日本柔道連盟の吉村和郎強化委員長は「しっかりと組んで技を仕掛ける。
今後が楽しみな存在」と絶賛し、講道館杯への推薦出場を決めた。
国士舘大柔道部出身の父、主税(ちから)さんの影響で4歳からジュニア柔道の名門、朝飛道場(神奈川県)
で競技を始めた。これまで全国レベルで目立った実績はなかったが、じっくりと腕を磨き、全日本ジュニアで晴れ
舞台への切符を手に入れた。
「強くなって、日の丸のついた道着で戦いたい」と目を輝かせる。講道館杯で上位に入れば、12月のグランドスラム
東京大会の日本代表に選ばれる可能性がある。さらに将来の目標として「五輪を連覇したい」と大きく、長期的な夢を
思い描いている。