ローマン・ブリテン4部作、アーサー王シリーズなどの堅めの話から小犬のピピンまで、
児童書をメインに書く彼女の作品について語りましょう。
第九軍団のワシと王のしるしは日本で2大人気を誇っているっぽい
ハッピーエンドとバッドエンド
猪熊葉子さんには大往生する前にぜひ全訳を達成してほしいものだ・・・
ほっしゅ
8 :
なまえ_____かえす日:2010/11/26(金) 23:17:15 ID:VyRJOJzN
はるかスコットランドの丘を越えてや夜明けの風もおもしろい
やっぱこっちは過疎るな
10 :
なまえ_____かえす日:2010/12/03(金) 10:02:37 ID:GFkflXVB
The Eagle日本でも公開されるといいねえ。
11 :
なまえ_____かえす日:2010/12/06(月) 10:00:11 ID:ZuzhNOz7
夜明けの風 は泣ける
>>12 やめてくれぇぇぇw
「イルカの家」読んだ。
この一家はもしかして四部作の家の子孫なのかな?と思ったよ。
あり得るよね。
少なくとも、ファンが連想するのは充分考えに入れていそうだ>イルカ
今さら感漂うなか、私的サトクリフ祭開催中。
きっかけはエーコの新刊を借りに行った図書館に揃ってたから。
うん。いろいろ済まない。
年が明けたら岩波少年文庫版だけでも大人買いするんだ…
第九軍団のワシの映画化で装丁変えたりしないよね。
NHKのhiでハドリアヌスの長城が出てきた
「空から見たローマ帝国」って番組
今更ながら、第九軍団のワシの予告がUPされてるね
アクション多そうなのは良いとしても、コティアがいない…TT
ただでさえ女っけないのに
狼のエピソードもカットかな
エスカの性格もなんか変わってるし
日本の児童文学にはこういう歴史観を備えた作家が皆無なのが残念ですね
イギリスの子供達が羨ましい
日本の古代物さがしたけどファンタジーしかなかった
円卓の騎士団ランスロッドとかはまった
三銃士シリーズのアトスの息子のブラジュロンヌ子爵の性格に今から思えば
性格が似ていなかったとか 孤高の精神に引かれたのを覚えている
マーカスは”ワシ”を意味するって本当?
マーカスは軍神マルスから
アクイラが鷲
>>24 アクイラの方が鷲かー
どうもありがとう!
フラビウス フラビア
銀の枝読んだ
ジャスティンは結構重要なシーンで黙ってたりするから
(話下手なところは親近感わいたけど)主人公なのに影が薄いなと思った
が、最後に見せ場があって良かった!
医者ってことに意味があったね
29 :
なまえ_____かえす日:2011/02/06(日) 21:31:49 ID:wEMt1W9+
一冊読んでみようと思う
運命の騎士を借りてくるつもり
王のしるし→太陽の戦士→最後の騎士→ローマ4部の順で読了。
なかでも「ともしびをかかげて」は本当に凄い。
アクイラ△。いやイルカ△か。
眉間に皺寄せた陰のある根暗に「アンタの笑い方嫌過ぎ」と罵る嫁のツンデレ加減もいい。
作品に気の強い女性が必ず出てきますが、嫁役が出て来なかった銀の枝の伯母上に不覚にも萌え…ゲフンゲフン
で、山本史郎氏訳の落日の剣を読み始めていますが、なぜあんなに句読点多用なのか…
自分は今度「ともしびをかかげて」を読むつもり
円卓の騎士→落日の剣→第九軍団のワシ→銀の枝の順で読んだ
最初の二冊は読んだのはだいぶ前で、
アーサー王ってこんな感じか作者が女性ってすごいなーって感じで
訳文の酷さは気づかなかったw
最近ネットで翻訳についていろいろ言われてるのを知ったよ
>>20 そういう作品もない気がする。
ケルト系に興味持ってクーフーリン→フィンマックールと読んで、アーサー王読むかと思ったら訳が酷いだのなんだの見かけてショボーン。
ちくまのアーサー王の死を読むことになりそうだ。
訳が酷いって困るよね。原文読んでみるにも自分の英語力とか原著の入手しがたさとかあるし。図書館頼みの自分には厳しそうだ。
図書館にあるんだったらちょっと手にとって読んでみたらいいんじゃない?
それで大丈夫そうだと思ったら借りたらいいよ。
とにかく内容は凄いから
……訳文については、専門家じゃないからいいとも悪いとも言えん
ユルスナールのハドリアヌスの回想とかも面白い。
名前すら出てこない灰島さんや乾さんや井辻さんもたまには思い出してあげて
ください。
むしろ自分にとってケルトものと言ったら井辻朱美くらいの勢いなんですが。
>>32 自分、一地方の図書館職員ですが、相互貸借というシステムで借りるとかもアリ
ですよ。ちょっと時間はかかるかもしれませんが、お住まいの近隣市町村や都道
府県立内で一冊も扱っていないということは考えにくいので、是非ご参考まで。
そんな自分はとうとう岩波文庫版大人買いw
灰島かりさんの訳したのは何か評価高いよね
3冊くらいあったけど初めて読むにはどれからがいいかな
「思い出の青い丘」を読むと
第二次世界大戦と海軍軍人としての父親の生き方が
サトクリフのスタイルに多大な影響を与えているのが良く分かるよ
逆に言えば日本での知名度の低さはそれ故ともいえるかも
なのでサトクリフの横にはホーンブロワーと駆逐艦キーリングが並ぶ我が家の本棚
萌えとはほど遠いけどしっくりくるんだな
お恥ずかしい話サトクリフを知ったの最近ですが、当家にはホーンブロワーとボライソーが
並んでおりますよ…高橋泰邦先生、もうじき90の大台ですか。
サトクリフは、正直これを児童文学の棚に置くのは間違いだと思います。ヤングアダルトの
コーナーでも微妙です。一般向けならもっと読まれるに違いない。
ハリポタや指輪物語はともかく、とあるシリーズやバカとテストシリーズの隣の棚にあるの
は物凄くシュールですよ。そして貸し出しの回転率は恐ろしく低い。
山本訳はいわゆるラノベだと思えば困難に立ち向かうことも出来るに違いないです。
そういえば金原瑞人氏も翻訳を手掛けていましたね。
ここ数年のうち翻訳者の問題でもっとも最悪の印象を持ったのは、岡部宏之氏から酒井昭伸
氏への交代劇です。ハヤカワの某作品。
シリーズ途中での、あの訳文の激変に比べればまだマシかなと、個人的には思います。
●『ローマ帝国時代のブリテン島《オックスフォード ブリテン諸島の歴史 第1巻》 』
慶應義塾大学出版会 ピーター・サルウェイ[編] 南川高志(京都大学大学院教授)[監訳] 佐野光宜・西村昌洋・冨井眞・南雲泰輔訳 A5・416頁 予価 \5,040<税込>
英国史の新しい定番シリーズ、第5回配本。新たな発見により、伝統的な歴史理解とは異なる解釈が提示されているローマ帝国時代のブリテン島。
前1世紀から5世紀まで、カエサルの来島から古代の終焉期までのブリテン諸島の実相を、政治・軍事・文化・経済・社会・環境など様々な視点から立体的に描く。
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766416411/ ローマ・ブリテン時代について理解が深まりそう
だけどこういう本は高いな…
ローマ
41 :
なまえ_____かえす日:2011/03/18(金) 21:46:38.55 ID:Zu+VeGH+
>>38 児童書の棚に置かれるからこそ意味があるんだと思いますが
「太陽の戦士」とか「第九軍団のワシ」とか
20人のおじさんに読まれるよりも、1人の13歳に読んでもらいたい
「イシ」は大人向けの版も出てたよな。
守り人シリーズみたいに文庫でも出してほしいとは思う。
>>41 言いたいことはわかるけど、大人にも読んでほしい作品なのは事実だよ。
人生をあきらめないという視点をくれるし。
ポポポポ〜ン!
ト
もう新訳こないのかな?
エリザベス女王物語読みたい
ローマン・ブリテン物も好きだが
運命の騎士が面白かったから
サトクリフの書く中世騎士の物語をもっと読みたいな
49 :
なまえ_____かえす日:2011/05/26(木) 13:31:30.03 ID:4gQ2JhRY
運命の騎士
第九軍団のわし
銀の枝
まで読んだ
ここで一休み
ローマンブリテン4部作ではないけど
ローマとケルトの息子にはものすごく引き込まれた。
読了後の安堵感というか、良く言い表せませんが。
ヴィンランド・サガが
運命の騎士に似てるという話を聞いたが…
ヴィンランド〜はヴァイキングの話だから
似てるとしたらむしろヴァイキングの誓いの方じゃないのかな?
ランダルの親の仇は出てこないな
>>31 初めて読めば、それほど気づかなくてすむかもね
でも読み直したらきっとがっかりするよ……
「夜明けの風」で、気分どん底まで落ちて復活したい
すごいリフレッシュになりそうだ
山本史郎くんはね、訳がひどいんじゃない
日本語がおかしいんだ
「折れた竜骨」米澤穂信 読んだ
剣と魔法ミステリなんだけど、ここのスレの人には面白いだろう
ケン・フォレットの大聖堂って
サトクリフの運命の騎士と時代が重なってるんだね
前ドラマ観た時は良く分からなかったけど
イギリスのこの時代の歴史ってややこしいなー
56 :
なまえ_____かえす日:2011/07/03(日) 00:41:14.02 ID:dKY+C6WC
>>51 ヴィンランド・サガにはサトクリフ作品全般に通ずる何かメッセージみたいなものを感じました。
「辺境のオオカミ」もいいよ。
「ほこりまみれの兄弟」はエリザベス一世統治下の時代の物語かー
ちょっと読んでみたい
名前がローズマリじゃなくてローズマリーになってる
サトクリフ作品を徳間ノベルスが出したら今風の絵つけて出版してもらえるよ
いらないよそんなの……
63 :
なまえ_____かえす日:2011/09/08(木) 17:46:00.00 ID:QBw3U4JN
吉本1
65 :
なまえ_____かえす日:2011/10/18(火) 17:16:59.44 ID:AvuUQu8S
そろそろともしびをかかげてを読もうかな
「ほこりまみれの兄弟」面白かった。
こがね色に輝いている物語だ。
賢い大きな犬とまっすぐな子供、頼りがいのある兄貴、
よき人々、忘れられないサー・ウォルター。
67 :
なまえ_____かえす日:2011/10/24(月) 01:19:49.41 ID:u4yrC6D0
最近(といってもちょっと前から)岩波少年文庫になって連続刊行されてたのね
もっと前からやって欲しかったけどサトクリフのシリーズ子どもが買うには高かったから
これはうれしい
しかし、対象年齢結構上だと思うなあ。中学生以上かね?
69 :
なまえ_____かえす日:2011/11/12(土) 18:04:47.76 ID:1NbTHdRt
作品にもよるけど太陽の戦士とかは小さいうちに読んでほしいかな
70 :
なまえ_____かえす日:2011/11/27(日) 02:38:37.29 ID:5dh+glsd
ケルトの白馬をいつか見に行きたいな
71 :
なまえ_____かえす日:2011/11/30(水) 11:59:50.05 ID:9h8tXs3F
『夜明けの風』の訳文はかなり質がいいね。
72 :
なまえ_____かえす日:2011/12/30(金) 01:15:25.52 ID:Yr8hxFY5
第九軍団のワシの映画3月公開らしいけど観にいく人いる?
73 :
なまえ_____かえす日:2012/01/01(日) 16:56:12.12 ID:EdwLHge7
>>72 ええーっ
情報ありがとう!
東北に住んでいるので公開はもうちょっと後になるだろうけど
観にいくよ
期待
本を整理してたらともしび~の原書が出てきて、
長いこと読んでないもんだからどの話かわかんなくて
ぐぐってたら文庫版出てることを知った
カバーの写真、昔この物語を読んでて、
イギリスに行ってどうしても(本の中の)この風景を見てみたい!って思った景色そのままだった
涙出てきた
完全チラ裏ごめん
イギリス、いいよね。
自分もサトクリフツアーやりたいな……
アランデル城も気になる。
ルトピエ
あと、夜明けの風の舞台とか
あれ、なんかどこかで読んだことあるこの展開……
山本訳の評判の悪さは有名だけど
「ベオウルフ」の井辻訳はどうです?
ちょっとセンチかな
でも好きだよ
82 :
なまえ_____かえす日:2012/03/02(金) 02:57:24.12 ID:O3pubFvj
映画ってユーロスペースで単館公開なのか…
映画化ということでローマン・ブリテンものを読み返しているが
「銀の枝」のエビカトスかっこええわ
朝に食ったパンとタマネギは、また食うことができると思っている者にとっちゃどうってことは
ないんだろうが、これっきりだとなれば、それはどんな宴会の飯よりもうまいもんだ。
某アニメからアーサー王に興味を持ち「ともしびをかかげて」を読み終わったが、こんな面白いならもっと前に読むんだった。
ずっと前に読んだ「第九軍団のワシ」はあまり面白いとは思わなかったから、それ以降読まなかった自分が悔やまれる。
そういう本はサトクリフにたくさんある
たくさん読んでちょうだいな
うらやましいことだ
ローマン・ブリテン物は既に手元にあって、山本訳が地雷というのも上レスで把握
しているのですが、
今ちょっとした地中海ブーム再燃で、意外なところからたどり着いてしまった。
敢えてここで聞きます。
ヘロドトスの歴史読んで、その延長でバリッコのイリアスに手を出しているところ
なのですが、サトクリフ・オリジナルの「トロイアの黒い船団」ってどんな感じですか?
>>87 『トロイアの黒い船団』、たしかパリスの審判からトロイア陥落まで描いてあった。
主要なエピソードは拾ってるけど、ページ数がさほど多くはないから
若干ダイジェスト感はある。イリアスをはじめて読む人向けってかんじ。
山本訳は言われてるほどは気にならなかった印象がある。(個人の感想です)
アラン・リーのカラーイラストがけっこうな量あるので、そっち目的で買う人も多いみたい。
>85
最近アーサー王が出てくるアニメなんてあったっけ?
「ともしびをかかげて」は自分も好きだから、読んでくれる人が増えるのはうれしいね。
86に同感。
アーサー王に興味があるなら、「落日の剣」とかもお勧めです。
主人公はアーサー(アルトリウス)ですが、実質「ともしびをかかげて」の続き的な作品です。
「ともしび…」の主人公も出てくるので。人によって好みが分かれるかもしれませんが。
fateかよww
自分も見ちゃいるが予想外な方向から来るなw
サトクリフおすすめは二大人気『王のしるし』と『ともしびをかかげて』だな
『王のしるしは』ややライト、『ともしびをかかげて』は渋め
でも『太陽の子』でケルト文化に理解を深め、
鷲シリーズでブリテンに根づいたアクィラ一族を読んでからだと
『ともしびをかかげて』は一層面白いよね
自分はともしびから読んじゃったんだけど、最初のシーンの辛さとかはシリーズ読んでないと分からない気がする
>>89-90 うん、その通りFate/Zeroだよ。
ブリテン滅んだとか言うから、はあ?とか思ってアーサー王関連の本読みはじめたんだ。
「ともしび〜」はカーネギー取っただけあるね。アーサー王の本の中でもかなり面白い。
サトクリフじゃないが、同じく最近カーネギー賞を取った「アーサー王ここに眠る」も面白かった。
今「落日〜」は読んでいるが、あまり面白くない。たまに文がわけ分からん。いっしょに借りた「夜明けの風」のほうが面白い。
確かにともしび最後に読んだらいよいよ来たのかって感じだった
≫92
「落日の剣」は合わなかったか。
文がわけわからんのは多分翻訳のせいだと思う。
サトクリフのアーサー王シリーズは訳者に恵まれてないからね。
「ともしびをかかげて」がよかったなら、同じローマン・ブリテンシリーズの
「第九軍団のワシ」「銀の枝」「辺境のオオカミ」もおすすめだよ。
「ともしび―」の主人公アクイラの先祖に当たる人々の話です。
「夜明けの風」、自分もこないだ買ってきた。まだ最初の方しか読めてないが。
「アーサー王ここに眠る」は気になってたのだが、面白いんなら買おうかな。
>>94 うん。翻訳が悪いのは認める>落日の剣
アーサー王シリーズもおもしろくなかったが
同じ人が訳してるんだな。
原書で読めるんなら読みたいくらいだ。英語読めないけど。
灰島さんでも井辻さんでもいいが、誰か別の人が訳してくれないかと思ってしまう。
今読んでるのは「王のしるし」だよ。
ワシは読んだけど、枝は挫折した。オオカミは未読。
夜明けの風はローマンブリテンを読んでるとニヤリとするよ。
96 :
なまえ_____かえす日:2012/05/25(金) 23:42:56.57 ID:eDhbGtCT
ウォルターローリーが一番好きなんだが…
誰も書いてないということは人気がないのか?
どこにも売ってないから図書館で何回も借りてる
>>96 なんだと思って見てみたらアマゾンで売ってる>ウォルター・ローリー
読んだことがない。面白いの?
>>96 読みたかったんだがな。
翻訳者が翻訳者なので、手にとれなかった。
誰か他の訳者が訳し直してくれたら、ぜひ読みたい。
山本史朗のおかしな日本語と盛大な誤訳、愚かな逐語訳があいまって
原作のテイストを台無しにしているのはいつもの通り
ぜったい日本語訳読まないほうがいい
100 :
なまえ_____かえす日:2012/05/27(日) 00:07:16.51 ID:aF1mIN9N
>>97 ありがとう!
うーん、自分は好きなんだが…(・ω・`)
>>99 確かにおかしいw
でも自分は「翻訳されてます!」って文が好きなんだよなぁ
あんまり理解されないけど…
だから変な表現あってもそこがまた翻訳っぽくていいなと思うんだー