4 :
なまえ_____かえす日:2009/02/28(土) 22:34:12 ID:+p4fR9hv
ヨセフを知る一族
いいですね〜
5 :
なまえ_____かえす日:2009/03/01(日) 01:09:49 ID:LJcki/Cv
それってなんで「ヨセフ」なの。
聖書の中には複数のヨセフが登場しますが、「どのヨセフを知る人」
なのでしょうか。どのヨセフのどんなエピソードを共有しあう人なのか。
6 :
なまえ_____かえす日:2009/03/01(日) 01:16:37 ID:LJcki/Cv
夢解きをするヨセフを知る一族なので、物事について深い解釈をできる
人たちなのか。
すでに身ごもっている女性と、その事実を伏せて結婚する人なので、
深い秘密を共有し合える人なのか。
もっと他のヨセフ?
ご存じの方、教えてください。
8 :
なまえ_____かえす日:2009/03/02(月) 01:47:19 ID:wdsehW9o
青い城、購入された方いらっしゃいますか?
他のモンゴメリ作品も出版されるようです。
9 :
なまえ_____かえす日:2009/03/02(月) 06:45:32 ID:ph3hWBk9
>7
ありがとうございます!
青い城、ソフトカバーで買おうと思ってたから、文庫で買いたい
でも近所の本屋(わりと大きい)になかったよ
ネットが確実っぽい
ストーリーガール、黄金の道、もつれた蜘蛛の巣、村の日々(続も)は
もってるから、パットとマリゴールド出してくれたら欲しいな
他のはいいけど、村の日々のギルバートの語尾だけでも訳を直して
くれないだろうか…w
大きな本屋に行ったけど平台で2冊だけ色んな本と混ぜて立たされてたので、
1冊角川のモンゴメリの本のところに移動させた。
あ、もちろん、買いました。
ハーレクインwwwある意味ww
ベタすぎるほどベタって言われても、「青い城」好きなんだよねー
主人公が変化してく過程が好き
思えば「丘の家のジェーン」も家事と料理に目覚めるとこと、
帰ってから学校で生き生きとしだすところが好きだわ
>>14 私も青い城とジェーンとシャーロット・ホームズの話が好き。
知る人ぞ知るって話だろうけど、人気投票したら上位に行きそう。
篠崎書林の白いシリーズ全部文庫化して欲しい。
文庫は角川なんだよね。
去年吉野朔実の表紙で赤毛のアン出してたので
他の訳者のは出さないかもしれないけど
アン以外の話だけでも文庫化して欲しいな。
篠崎書林で翻訳が出たモンゴメリの書簡集とは別の書簡集があるはずだが、
そちらは翻訳されないのだろうか。
前々から内容が気になって仕方ないのだが…。
ここの住人でPEIに行った人っていますか?
いたらどんな所だったか教えて!
>>20 去年の夏に行ったよ!
イネ科花粉症だったから凄いことになったorz
バスツアーもいいけど、レンタカーがオススメ。
11年前に行きました。
本当に綺麗な島でした。
もう一度行きたいけど・・・。
皇太子と雅子様の結婚で臨時祝日のあった週に行ったので
行った年月日だけは忘れないやw
観光地とは言えやはり田舎町なので日曜日だとお店が軒並み閉まっててあせりました。
まず早朝深夜でもないのに空港の両替所が閉まっててびっくり、カナダドルを持ってない私は
タクシーにも乗れない!!と冷や汗が出して困っているのに、
空港の職員の人はゲラゲラ笑いながら「円で払えば?」とか言ってるしw
私はNYに一旦寄ってからボストン経由で行ったのでUSドルは持っており
そのUSドルが使えたので事なきを得ましたが。
ああ、また行きたい・・・
前に行ききれなかった所もいっぱいありますし。
ネットが無かった頃なので下調べもイマイチだったし
心残りがいっぱい。
その紹介は・・・むしろいきたくなくなった。
やっぱ北米の田舎は感覚が田舎なんだな。
変に観光地ずれして便利になりすぎていない方がいいよ。
都会の遊園地じゃなくて田舎の自然や名所を見に行くんだから。
日本の感覚でサービス業に期待しないというのは
どこへ行くにしても心掛けた方がいいしね。
27 :
なまえ_____かえす日:2009/03/08(日) 00:49:39 ID:IVmGzDNp
日曜日はお店などが閉まっていないと…逆にがっかりするのでは。
閉まっていないのは、教会とかはもうどうでもいいですよ〜か、あるいは、
他宗教の人が経済の中心です、ということでもあるわけだから。
アンの世界を求めて行ったのに、それだと、どうかな。
>>20,23
大丈夫、いつかきっと行けるよ!
だってIDがエドワード王子に…!
おお!
カナダの牧歌的な島に田舎らしい感じ以外の何を求めて行くんだか・・・
店が開いていない、サービスが悪いとかではなく、
>空港の職員の人はゲラゲラ笑いながら
ここに引いた。
なんつっか、白人ばっかで黄色いサルは見下されてんじゃないの?
ちょっと昔の話なようだから、いまはまた違うのかもしれないけど。
不便さは楽しめるけど、態度の悪さは楽しめない。
文章だけで判断するのは早いのでは
言い方とか態度はその場にいないとわかんないよ
漠然といきたいなぁと思ってたけど、最近ぱっと目覚めて
これからの目標になった
10年計画くらいだけど、いつか実現させる!
決まってるのは、6月に船で島に入ることだ
なんつっか、感じの悪い書き込みは荒らしじゃないの?
赤毛のアン展を地元で開催中なので、行く前に
久しぶりに読み返して見た。
子供の頃は(マリラってなんでこんな厳しいんだろ)って思ってたけど、
大人になった今、(いい人じゃん、マリラ)に感想が変わった。
次から次へとやらかす子を、よくぞしっかり躾けて育て上げたよ。
大事で高価なアメジストのブローチが消えたのにアンを孤児院に送り返すことを
考えず、更正させることだけを考えているマリラってそんじょそこらの
聖職者や教職者より人間が出来てるよなぁと思う。
アンを引き取るときに「孤児とはいっても性根は曲がってない子」と
見込んだ自分の勘を信じたのか。
最初の頃はとにかく、「引き取ると決めた以上は義務だから」だったんじゃないかな
本当に根性曲がりだったとしても、送り返したりはしないと思うよマリラは。
ていうかブリュエット夫人の魔の手wから救い出してきたわけで
まだどんなところにやられるかわからないから簡単に送り返せないよね。
あと、引き取ると決めた次の日にブローチが失せたなら、思い直したかも
しれないけど、いろいろあって情が移ってきたとこだったから。
アンがうそをつく子だったというショックと心の痛みで
アンをかわいく思いはじめてたということを知るマリラ。
骨折してダイアナの父に抱えられて帰ったアンを目にしたときの
狼狽ぶりと並んで好きだ。
そうだよね。
自分が大切に思ってない子なら、別に良い子だろうが悪い子だろうが
それほど気にやむ必要はないのだから。
でも、もし、本当に手癖の悪い子供だったとしたら、
そしてもし、一向に直らなかったら…
潔癖症のマリラには耐えられなかったのでは…
手癖の悪いしたたかな子なら最初からマリラもマシューも
直観的に気に入らなかったと思うな。
アンは育ちにもかかわらず純心で荒んだところがない。
それがわかったからブリュエットにやれなかったと思う。
アンがケチな子じゃなくて嬉しい、ってマリラの言葉がよく分かる。
友達に自分の好きなお菓子を分け与えて一緒に楽しみたいと言える子は
本当にすごく性質良い。
直接会ったこともない子を引き取ろうとするとは
あの二人は案外ギャンブラー。普通猫の子を貰う時でも
見てから決めるだろうに。
最初の時点で会ったこともない男の子を引き取ろうとしていたのが
なんとも不思議だけど、しかしブリュエット夫人もちらっと見ただけのアンを
ひきとってもいいと言った。
どっちもまずは「働き手」という意識で、行儀なんかは仕込めばいいと
漠然と思っていただけなんだろうね。
あと子供なんてよくわからないから、孤児院を知ってる人に頼んだ方が
たしかだと思ったのかも。
情報が乏しい時代の素朴な田舎の人なんてそんなもんだったのかも。
スペンサー夫人はアンより小さい子をひきとってたよね?
スペンサー夫人はあの子を「養子」として迎えたんだろうね。
マリラ達は、ただ働き手がほしかったから、養子にする気はなかった。
途中で、もしかしたら「養子に…」と何度か思ったかもしれないけどね。
特にマシュウが亡くなってからは、そう言う気持ちがあったかもしれないけど
マシュウいないだけにマリラ本人からは、そんな言葉は言い出せなかったんでは
とか想像w
でも個人的にマリラとアンは、「母子」じゃなくて
やはりマリラとアンでいてほしい。
雌牛がお隣に行ってしまった時の
「ミス・クスバートでしたら私の叔母ではありませんし、…」の
セリフがけっこう好きだ。
「ペネロピさんの育児」で“彼女自身かつて養子であったし…”
とあるのでアンは養子だったのでは?
苗字が違うよ?
というか、当時はっきりと養子と里子の区別ってあったのかな
今より孤児が多くて、親戚たらい回しとか、近所でひきとるとか
当たり前のようにやってるよね
ある意味無責任でもある
メアリー・バンスみたいにもらわれ先で虐待されてても、行政は
関与しないし
最初男の子が来ると思って用意してた寝るところ、待遇悪かったよね。
女の子をそんなところに寝かせるのもというので東の部屋が用意されたけど、
男の子だったらどういう生活になったのだろう。
児童福祉みたいな考え方も発達してなかったし
かなりひどいケースもあったろうね。
でも皆が貧しくていろいろな子がいて進学率も低い時代なら
孤児もあまり引け目を感じることなくたくましく生きていけたかも。
今、先進国では子供の将来の9割は親の教養や経済力が決める。
恵まれない子供にとってどっちが幸いかは微妙かも。
52 :
なまえ_____かえす日:2009/03/13(金) 08:28:36 ID:U8Np/mjy
男の子だったら、理想のケースは、いたずらっこだったが、マシューの人柄に
感化されて、畑仕事を懸命にやり、勉強も真面目にやるが、進学という形ではなく、
新しい作物に挑戦し、牛を増やし畑を増やし、グリーンゲイブルスを富ませて、
その主になるのが、理想のケース?
デイビーとドラが引き取られたときはどういう部屋割りだったんだろ?
ドラは最初の頃はマリラと一緒に寝てて、アンが嫁いで家を離れる時にアンの部屋を受け継いだみたいだけど…
デイビーはマシュウの部屋を受け継いだとしても、ドラはアンが嫁ぐまでずっとマリラと一緒ってのも変だし、リンド夫人も同居するし…
グリーンゲイブルスには一体何部屋あるんだ?
前から疑問だったのが、
アンがクィーンへ行ってる1年間、アボンリー小学校の先生は誰がやってたんだろう。
フィリップス先生・3年間→ステイシー先生・3年間→??先生・1年間→シャーリー先生・2年間→アンドリュース先生・?年間
だよね
>>53 デイビーは階段を上がって「西の部屋」で寝ていたことを思うと、
マシューの部屋はリンドさんが引き継いだんじゃないかと。
(マシューの部屋は1階で、2階に上がることは稀だった)
客用寝室がリンドさんの寝室で、マシューの部屋がリンドさんの台所。
2階にはアンの東の部屋、デイビーの西の部屋、マリラの寝室と
もう一つドラ用の部屋があったかどうかってことだね。
実際のグリーンゲイブルスはそんなに広くなかったような・・・。
ただ裁縫部屋みたいな部屋が記憶にあってそれをドラ用にしたのかな?
>>56 グリーンゲイブルズには私も行ったけど、あれは、アンが過ごした年代の間取り。
実際にはあれももっと前は平屋だったのを改築している。
ドラ達が来たり、リンド婦人が来たときには建て増しをしている設定じゃなかった?
マシュウの部屋もほぼベッドのみ、って感じだし、アンの部屋も決して
広くはないから、小さな部屋がいっぱいあるのかもしれないw
おぼろげだが、マリラが同じ台所に女が2人立つから揉めるんであって
台所を別々に作って同居すればいいだかなんだか言って、グリーンゲイブルスは
かなーり改築した覚えが
Anne's Home Page に実在のグリーンゲイブルズの間取りがあります。
ttp://anne-fan.com/notebook/pei/pei10.html 1914年に台所の上に二階部分が増築されかなり部屋が増えてますが
(作中では増改築にふれたりしてましたっけ?)
それ以外はアンが来た当時の様子を再現してるんですね。
「青春」ではデイビーが「西の部屋」(裁縫部屋のこと?)
レイチェルに客用寝室を台所にしてもらい、「北の部屋」に寝てもらうと
書いてありますが、「北の部屋」とはどこのことかよくわからないですね。
改築費用は割り勘にしたんだろうか。
老後仲良しの女友達と同居って楽しそうだな。
でもあのときはどちらにもよけいなお金はなかったはず。
改築の話は出ずに、すでにある部屋を使うような口ぶりだった。
だからリンド夫人が来たときは、
>>60の間取りの台所の上部分が
ない状態だと思うんだけど。それだとちょっと狭すぎかな。
北の部屋って最初男の子をもらってきたら
寝かすつもりの部屋じゃなかったっけ。
アンが来た日に女の子を寝かす気にはなれなくて
東の部屋へ通した記憶があるんだけど。
北の部屋は一階だよね
男の子を寝かす予定だった部屋なら台所の脇の小部屋ってことになるけど
そこから二階の自分の台所(元客用寝室)にいくにはずいぶん不便だね。
どう考えてもそこがデイビーだろうという気がするが、彼は二階の西なんだね・・・
二階に台所じゃ下水の配管とか大変そうだな。
水道はあるんだっけ?
客用寝室はなぜか一階をイメージしてた。
台所にしたからかな…。
むしろ1階の台所の側の部屋に料理用ストーブとか据えて
ミニキッチンにすればよかったのに。
シンクや上下水道はなかったろうけど、年寄りが水くんで
二階に上がるだけでも大変そうだ。
>>67 私もそう思ってた。
実際の間取り図を無視するのもなんだけど、アンが大学に旅立つとき、
「リンド夫人は自分の台所から 出 て き て …云々」
ってあるし、やっぱりリンドさんキッチンは1階だと思う。
>>66 アニメだとマリラの台所は現代とほとんど変わらない形のシンクがあって、シンクのわきに井戸のポンプがついてたよね。
昔の家は井戸は外にあるもんだと勝手に想像してたから、あの使いやすそうなシンク見て感動したよ。
下水は外に垂れ流しなんだろうけどさ。
でも客用寝室に新たに井戸掘ってポンプつけてああいうシンクつけるのは大変そうだな。
なんか急に愛ルケ騒動思い出した。
作品自体は読んだことないけど
1DKに突然書斎やらベッドルームが出現する4次元マンション。
文字どおりスレ汚しスマソ
>>71 四次元ワロスw
四次元グリーンゲイブルスか。
パティの家は、台所等別にして、1階にジェムシーナおばさんの寝室
2階に小さい部屋二つと大きい部屋一つ、とあらかじめ間取りが説明して
あって矛盾がないけど、グリーンゲイブルスは仕方ないよね。
もともとは続編がなかったわけだし。
パティの家好きだったなあ。
ランタン丘の家の魔法がかかった家も想像するだけで楽しい。
モンゴメリは家に対する思い入れが結構あるよね。
あちこち引っ越したから?
私は前世で不動産屋だったのかも知れない。
街を歩いていて「想像の余地がある」ような家を見ると
中に入ってみたくてたまらなくなる。そんな家が何軒もあるんだけど
たまたまそのうちの一軒が義母のいとこの家だったので一回だけ
入ってみた。思ったとおり中も素敵だった。
不動産屋さんじゃなくってもっと夢のある前世にしようよ
建築家とかさ
前世なんて、所詮言ったもん勝ちの世界だからねw
松本侑子さんの「アンの愛情」を読み始めた。内容はまだわからないけど、
巻頭にスポフォード街のモデルになった通りだとか、キングスポートの墓地の
モデルになった墓地の写真なんかがついててちょっと嬉しかった。
本当に素敵な街なのね。
でも
>>74が建築家とかじゃなくて不動産屋っていうのわかるよ。
なんか「物件」として見ちゃうんだよね。
いろいろな家を見て回って人に勧める仕事もいいと思うよ。
子供の頃からチラシの間取り図見るのが好きだー
想像の余地ありまくり。
「間取りの手帖」おもしろいよ
まさに想像の余地だらけw
私も家を見るの好きだな〜
モンゴメリは旦那さんが牧師という仕事の都合上、「自分の家」を
なかなかもてなかったから余計にあこがれたのかもね
そういえば牧師って受け入れてくれた町や村の牧師館に住むしかなかったんだね。
たぶん、町や村のメンツもあるし、いい家が牧師館になっていたろうけど、
ほとんど選択の余地がなかったことはたしかだね。
今は残ってるのかな?>牧師館制度
>>81 あるみたいだよ。
転勤族に社宅が用意されているようなもの。
でも、嫌なら住まなくてもいいみたい。
>でも、嫌なら住まなくてもいいみたい。
最近はそうなのかな。
でも聖職者だから今でも現実的なことでわがままは言いにくそう。
あの「珍しくも無い男」はあの後結婚はしたんだろうね。
なーんも悪いことしてないのに味噌糞に言われて可哀想だった。
でもあの顛末が世間に知れたら「なんて男気のある潔い方でせう!!」
と好感度が高騰して引く手あまたになるかもね。
誰も気づかない深い心の傷にユナだけが気づき...ってことはないか
と妄想。ユナは戦争でウォルターを失い、あの男も戦争で夢を見たあげく
それを失ってしまった。
オーエンよりも「珍しくもない男」のマーク方がどう見ても人間的に
上だよな…
オーエンってなんか異様に嫉妬深そうだし結婚したら気苦労しそうな気がする
聖職者って結構わがままだよ・・・
うちの母校のシスターも怒りっぽい俗物だった
>>86 「一般人を指導する立場」で立場だけでなく、
「人として高等」だと勘違いしているんだと思う。
教職者、聖職者、議員とか。
小説「赤毛のアン」の出版100周年を記念して執筆された続編「こんにちはアン〜Before Green Gables」の
テレビアニメ第1話試写会が17日、東京都港区のカナダ大使館で開かれた。
主人公・アン役の声優、日高里菜さん、主題歌を担当する井上あずみさん、谷田部勝義監督が登場。
14歳の日高さんは、「皆さんがどんな反応をしてくれるかとても緊張しています」と
新人声優らしいフレッシュなコメントで会場を沸かせた。
「赤毛のアン」は、1908年にカナダの作家L.M.モンゴメリが書いた小説で、赤毛でそばかすだらけの少女、アン・シャーリーが、
カナダのプリンス・エドワード島のカスバート家に引き取られ、感受性豊かに成長していく物語。
79年に「世界名作劇場」でアニメ化され、宮崎駿さん、高畑勲さんが制作を手がけたことでも知られている。
「こんにちは アン」は、「赤毛のアン」の出版100周年を記念し、カナダの児童文学作家バッジ・ウィルソンさんが、
モンゴメリ財団から依頼され執筆した。アンがカスバート家に引き取られる前の11年間の生い立ちを描いた作品で、
両親が死に、里親のトーマス一家の元で貧困に耐えながら、持ち前の想像力を駆使して希望を失わずに生きていくというストーリー。
08年2月に北米で出版され、日本では同7月に新潮社から発売されている。
アニメ版は、「世界名作劇場」の26作目で、谷田部監督らスタッフが、
物語の舞台となるカナダ・ノヴァスコシア州でロケハンを行うなど、現地の雰囲気を作品に反映させている。
試写に先立ち、谷田部監督によるメーキングの様子が報告され、「赤毛のアン」の舞台となった
グリーンゲイブルズなどの写真が公開され、来場者を楽しませていた。
テレビアニメ「こんにちは アン」は、BSフジで4月5日から毎週日曜午後7時半、CS放送のアニマックスでは5月から放送、
各話30分、全39話を予定している。【立山夏行】
http://mainichi.jp/enta/mantan/anime/news/20090319mog00m200011000c.html
アンは幼少時代アヴォンリーみたいなきれいなところに
住んだことは、一度もなかったんだよね。
寂しい場所で子守でこき使われて、ガラスに移った自分や
こだまを友達にする様子がアニメとして楽しいだろうか?
原作読んでないけどアンの印象が変わらないか心配だな
同意。
楽しいものではない(はず)だろうから、原作に興味がわかないし、
楽しかったらオリジナルのアンとは別ものだと思うし。
(ますます読んだり観たりする気しない。)
>>89 これがグリーンゲーブルに繋がるとわかっているから、安心して読めたが。
小公女セーラの辛い日々のシーンだって、見ていて嫌にはならんだろ?
そういうことだ
>>91 いやもうかなり辛かったぞ。
小公女セーラも繰り返して見ていない。
小公女セーラは日曜の夜にやってたこともあって、首くくって死にたくなる
とまで言われたからねぇ。セーラの味方キャラまで創作してたよね。
アンは、リンドさんがマシュウを目撃して…ってところから始まるのが
やっぱり好きだから、アンの子守記録は正直どうでもいい。
なによりモンゴメリが書いてないという時点でどうでもいい。
>>91 セーラの話はエレベーターみたいに上がったり下がったりするのが醍醐味。
最後は上がって終わるし、なにより生身の友人達との友情がある。
アンの幼少期だと下がりっぱなしで上がる前に終わってしまう。
まともな友達や保護者はいなかったという設定。
アボンリーが待ってるんだと脳内補足してみるというのもちょっと違う気がする。
さらに同意。 もっと言えば、モンゴメリでもない人間がいらんことすなと。
そか?
オレなんか、読んだ後に、あの下りは原書ではなんて表現しているんだろう?と思って
わざわざ原書まで買ったほどだが。
But 'absolutely right ....an angel with wings'! Where did words and toughts come from?
ってくだり。 小さい子が 'absolutely right' なんて言ったらそりゃ驚くよな。
とか、結構楽しめたから、文句あるやつは、一度原書を読めと。
「丘の家のジェーン」でジェーンの父さんが「いつか二人でほんとうに見にいってこようね」と
ジェーンに話していた「桜の花の頃の日本」の季節がもうじき始まりますね。
時々日本が登場するよね
ステラだっけ、宣教師と結婚して日本に行ったのは
>>100 プリシラ。
「アンの幸福」の時点では日本とカナダの遠距離恋愛っぽい。
ステラは結婚してバンクーバーに行った。
ちょこちょこ「日本」が出てきてちょっとうれしい
異教徒の巣窟ではあるけどw
皇太子にプロポーズされてカエルのお守りwみたいの貰ったのってパットだっけ?
そういえば、あの年代っていつだろう。
あの皇太子は大正天皇なのか昭和天皇なのか
パットにタイタニックの話が出てこなかったっけ?
1912年
あれはタイタニックだったのか。
チリタック出て行って悲しかったよ。
あれは本当に悲しかったな…
パットお嬢さんの中で一番泣けた
チリタックって結婚してさえいなければジュディと結ばれただろうにな…
どうせならアンの青春意向をアニメ化すればいいのに
ありえないとわかっていても、ロイド老淑女をアニメで見たい
>>110 それ何度も夢見たよ。
名劇で若草物語の続編をやったのに、なぜにアンの続編は出来ないのか?
…まぁ、「赤毛のアン」のスタッフが素晴らしすぎたからなんだけども。
続編もエミリーの物語も読んでたっぽいよね。ロケ取材まで敢行してたし、
携わった人たちが有名になっちゃったから他の人が手が出せなかったんだろう。
でもそれもそろそろ時効だよね。続編プリーズ。
ナンとジョー先生は原作も元気が良くてアニメに向いてるけど、
アンの青春以降はどうだろう。
アニメは見ないだろうな。
名作劇場って一応ターゲットは子供だよね
20代のおにーさんおねーさんの話は向かないんじゃないか
115 :
なまえ_____かえす日:2009/03/21(土) 13:06:41 ID:HvBeFDuU
じゃあ、舞台を日本にアレンジして、NHKの朝ドラで。
赤毛は無理だが、そばかすの貰われっ子の、女の一代記。
戦前の師範学校は共学じゃないのが残念だけど。
「虹の谷」は名劇に向いてると思うんだけどな。
「炉辺荘」からリラ誕生といくつかのエピソードをやって、
数話後に牧師館の子どもたちが越してきて…みたいな。
ナレーションはリラで。
ウォルターが預けられた先から夜中に抜け出してくるところから
はじめてもらいたい。
短編を日本物に翻案してやって欲しい。
偶然の一致とかシンシアおばさんのペルシャ猫とか。
アンの青春とか愛情のアニメみたいなぁ
物語的には、いっそ、アンの娘リラあたりの方が 盛り上がるんじゃないかと
個人的には見たいけど>リラ
反戦論者が馬鹿みたいな扱いではちょっと日本ではムリポ
エミリーみたいにNHKで半年くらいで青春〜愛情やって欲しいな
ちょっとあの三部作は期間が短すぎたが
無理に名作劇場に拘らなくてもいいと思う
あしながおじさんは続編が精神病云々で映像化不可能だから
もうその辺割り切って作ってたなあ、そういえば
続編で主役で恋愛するキャラにオリジナルの彼作ったり
>>116 そこから三千里の旅が始まったらどうしようw
虹の谷、向いてそうだね。
牧師館の子供達を主人公にしてタイトルも変えて
ブライスチルドレンのキャラがわかるようなエピソード入れてったらどうだろ。
ほっこりブームもあるから今はチャンスかも
でも、中年アンを映像化するのはいろいろ難しいかもね。
短編は実写で見たいなあ。
ロイド老淑女の花やいちごのプレゼントが置かれた小道とか。
隔離された家の言い争いとか。
秀逸なの4編くらい集めて映画にならないかな
丘の家のジェーンなんて小学生向けでアニメ化されたら面白いかも。
日本も離婚率が高くなってシングル・マザー、シングル・ファーザー当たり前になったし…。
家事の自立心は老若男女にかかわらず必要だし…。
お料理やお菓子のレシピを最後に出すと、ハウス食品他のメーカーもタイアップしそう。
昔「若草のシャルロット」というカナダを舞台にしたアニメ
があったよね。あれはPEIが舞台だったかな。
丘の家のジェーンはジェーンのお祖母さんが本当に孫が嫌いだから
子供向けアニメには向いてない気がする。
ジェーンを他人に変な人間と思われるようにジョディと遊ぶのを禁じなかったり、
重い肺炎にかかっても母親を行かせまいとしたり。
一族みんなからダメな子扱いされてるところは「青い城」にも似てる。
小さなエリザベスのお祖母さまの場合は孫が嫌いなんじゃなくて
想像力が無いだけだったんだけどね。ロビンは最後には頑張ったけど
読んでいてちょっと歯がゆかったなぁ。
あの老女二人は哀れな存在だな
強い石のある人間に隔離された家状態でひたすら
改心せよと説教されて欲しいくらいだ
>>126 しかもジェーンのお祖母様の場合はロビンを愛し過ぎるあまり
孫とジェーン父を憎んでいるという複雑なケースだからね
それにしても憎み過ぎだから、ジェーン父とお祖母様の最初の
夫(愛の無い結婚だった)の間に何か関係があるんじゃないかと
思ってみたり
侍女はエリザベスの母をとても愛してたんだと思うけれど、
その愛情がゆがんだ成れの果てが、罪の無い子どもに
向けられたと思うとやりきれなくなる。
>>129 大胆すぎる想像だけど、ジェーン祖母は同性愛者なんじゃないかと
思うことがある。言動の端々とか。
それからうららか街は原文では「ゲイ・ストリート」。
モンゴメリの時代から「Gay」には同性愛者の意味があった。
丘の家のジェーンでジェーンが友達になった子達はアンシリーズだったら
遠ざけられてたような子達だね。
でもジェーンが成長しても友達でいられたかな。
>>131 ジェーン祖母はロビンの父親である二番目の夫に夢中になって
崇拝しきってたと原作にあるからそれはちょっとないな
今スカパー見てたらアニメのアンが始まった
ちょうどいちご水の回で嬉しい
東京MXで4月から赤毛のアンはじまるよ。
毎週日曜日の17:30からだよ。
>>123 ロイド老淑女の話は「アヴォンリーへの道」で映像化済みじゃなかったかな。
本編は見てないけど、老淑女とシルヴィアの写真はイメージどおりでよかったよ。
隔離された家もドラマで見てみたいね。
あと偶然の一致や競売狂の話。
「めいめい自分のことばで」も見たいけど、音を表現するのが難しいか。
中年以降のアンは「西の魔女が死んだ」のおばあちゃんを演じた
サチ・パーカーさんがわりとはまりそうな気がする。
言葉づかいにこだわられると無理があるけど…
没我の精神と、西部の話だけは映像化しても見る勇気がでない
一人息子の話も嫌だ。かあちゃん改心したからまだいいけどさ。
自分は「ありふれた女」がきついし怖いな。
多くの人に魅力的だと思われるアンと対照的な孤独で地味で不幸な女性を容赦なく描いてる。
主人公の最期の言葉がすごく生々しい。
それって誰だっけ。新潮以外の本?
ありがとう。村の日々は正、続どっちも読んでて楽しいと思う
のはなかったな。
タニスの話は読み返したくない系なんだけど
広大な自然や、野性味溢れる美女を美しく撮って
映画1本撮れると思うわ。映画なら見たいかも。
タニスの話は煎じ詰めれば主人公の男の人種差別心理の話だからなぁ。
「ルシンダついに語る」とか明るめの話がやっぱりいいな。
アンが結婚の橋渡しをする意地悪姉と意気地無し妹の話とか。
なぜにあそこまで妹の結婚を阻止しようと必死なのか少々疑問だけども。
今まで自分の言いなりだった妹が男にそそのかされて勝手なことするのががまんならない、てことか
煎じつめれば妹への妬みじゃないかな。
「本当は結婚したくてたまらなかったのに機会がない」って書いてたよね?
自分と一緒になってくれるような男性はたぶんいないだろうってわかってたから、
妹が幸せになることが許せなかったんだと思う。
ローズマリーとエレンの姉妹もそれに近いものがあるんじゃないかな。
魅力的な妹と、男受けしない姉。
今となってはその気持ちがとてもよくわかるんだけどね。
渡鬼風にアンを語れ
つか、ずっと二人で暮らしてきたのが
妹は幸せに結婚→自分ひとり暮らしへ
だれでも寂しかない?
まあ、普通は理性で、笑って送り出すだろうけど
コッブ姉妹の妹は、姉の横暴に嫌気がさしたことだし結婚するって
宣言してるね。戸棚の鍵を閉めて出かけるケチ姉は納得済みなんだろうか。
妹が去った途端、出し惜しみしないイイ人になっちゃったりして。
モンゴメリの本にはどうして颯爽とした頼りになる男がいないんだろう。
ギルは対マライアおばさんには無能だったし、テディも教会での板ばさみ
では情けなかったし、アンドルーはアイリーンの本性に気づかないし。
一番頼りになるのはペリーかな。
現実の男にそんな男はいないから。
大抵の男はヘタレです。
ヘタレでない男は見たことない。
私が知らない所にいるのかもしれないけどね。
ジム船長がいるじゃないか
マーシャル・エリオットはどうだろう。
頼りがいありそう。
でも変人だしなぁw
ノーマンダグラスとかも性格に問題はあるものの頼りがいはあるな
マライアおばさんみたいな存在にガンといえる男っていないだろうな
あー名前度忘れした
グリンゲイブルスの隣に住んでる、きれい好きの奥さんがいた人
ハリソンさん?
髪がしょぼしょぼしてるあの人ですねw
とって投げるだのぼやぼやするだの。
ハリソンさんはかなり好きだ。
あーハリソンさんだったありがd
まあ颯爽とはしてないが、マライアおばさんにズケズケともの言ってくれそう
ノーマンとマライアおばさんが対決したら凄いことになりそうだ
そこにジム船長が仲裁に入ったら。
仲裁はピーター・カークで。
だ、誰だったっけ…
私もワカンネw
アンの縁結びシリーズで、超頑固オヤジに抑圧されている娘の崇拝者?かな?
全然違うかもしれんw
>>160 リンドのおばさんがグリーンゲイブルズに来るので家を売った相手だよね。
ハリソンさんの奥さんよりもっと徹底した掃除好きで、
あんな粗忽な男とよく結婚を決めれたもんだ。
アンによく掃除好きの夫人が出てくるけれど
やっぱりドイツ系なんだろうか。
そして完璧な主婦で凄いと憬れていたけれども
料理には興味が無いのかな・・
ハリソンさんの奥さんはお料理も上手だよね、確か。
プラムがたくさん入ってるお菓子を作ったり、男の子たちのために
クッキーを作ってくれたり(ソースはデイビー)。
マリラも掃除好きで料理上手。マリラはスコットランド系だっけか。
ハリソン夫人の、荒れ果てた家を掃除しながら美味しい料理を用意する腕前に
すっごく憧れるなぁ、私としては。
マリラ、マリラ、どうしたんだい。
いえね、最近ここの衆がみんなおいでてないから心配になってきてみたんですよ。
ええ、お茶ね、いただくことにしますよ。
なんですかねいったい、このごろの気候は、あったかくなったり寒くなったり、
まったくあてになりませんよ。
男のしそうなことさね。
ミス・コーネリアが混じってないか
「青い城」の文庫買いました
ハーレクインだろうとベタ展開だろうとやっぱり好きだー
目覚めたヴァランシーが親戚の会食の場で、思ってること
ポンポン言う場面は何度読んでもいい
1行目の人、2〜5行目、6行目(ミス・コーネリア)の3人だねw
>>173 そこは急所なの?がおかしかった。
あと、あの歳なら何かされる心配もないし。みたいな台詞もあったよね。
アンと違って下世話な台詞があって新鮮だった。
世界名作劇場
「こんにちはアン〜Before Green Gables」(全39話)
毎週日曜 19:30〜20:00 【再放送】毎週土曜 10:00〜10:30
第一回目終了。
流石に原作通りではないんだが、2chでの評判はかなり良い様ですwww
よく子供へのお仕置きで「固い歯の櫛」ってアイテムが出てくるのだが
櫛を使ってどうやってお仕置きするのかサッパリわからない。
頭を手でくしゃくしゃにかき回してもつれさせてから
櫛で梳くとか?それなら確かに痛くてお仕置きになりそうだが。
こんにちはアンの絵柄
旧アニメの雰囲気あったね
わざわざくしゃくしゃにしなくても先に柔らかいブラシとかで丁寧にブラッシングしてないと
固い櫛で髪を梳くの痛くない?
しかもサラサラストレートとは限らないし。
巻き毛には固い櫛って痛いんじゃないかな
こんにちはアン、絵柄は悪くないのだけど・・・
猫を欲しがって最終的に手に入れる、って原作にもあるストーリーなのかな。
だってアンがパティの家に住んでるとき
「アンはラスティをかわいがってはいたけれども
特に猫好きというわけではなかった」
って描写もあるのに、何でアンにあそこまで
「猫!猫!」言わせたのかわからない。
キャラを把握してないじゃねーか。
>>182 見てないし見る気もないけど、アニメのスタッフが動物のマスコットキャラが絶対に必要だと考えたんじゃね?
忘れてた・・・
アニマックスで見よ
「こんにちはアン」は先日読んだが、なかなか楽しく面白かった。
アンの両親の愛し合っていた姿、アンを可愛がっていた姿を
書いてくれて、心からありがとうと思った。
黄色い家のそこの部分は、読んでてとても幸せでした。
まあ、あとはアンが辛い目に遭いながらも
そこかしこに小さな幸せが散りばめられ、
学校にもロクに行っていないのに、大げさな言葉遣いはいかにして育まれたか、とか
ひどい目に遭いながらも、
なぜマリラに今までの引き取り手を悪し様には言わないのか、とか
非常によく考えられたストーリーで、単体の小説として楽しめた。
ただ、アンがあまりに、健気な働き者で
手際よくて面倒見の良い出来すぎちゃんな気もする。
どうしても、グリンゲイブルスで失敗ばかりするアンと同一人物には思えない…w
グリンゲイブルズに来たばかりのアンて
子供心にもとてもウザかった
あのうざいアンがうざいまま繰り広げられる新しい話はきっついから
ある程度いい子ちゃんにするのは仕方ないような気がする・・・
>>187 まぁそこは子供ですからw。 グリーンゲイブルズに来て、生まれて初めて平穏が得られて
うれしかったということで、それまでの鬱積の反動が一気にw
>>186 (´・∀・`)ヘー
「赤毛のアン」は原作と原作の時系列にかなり忠実に
作られていると思うけど、こちらは違うのですね。
原作を基にして練り直されたって感じ?
アンは肺病を患ったルビーを見舞いに行ってたけどよくうつらなかったね。
死ぬほど具合が悪かったのに。
>>191結核の感染力ってどのくらいなんだろう。
ルビーの家族も感染した様子はないよね。
小説に出てくる結核って美少女を若くして死なせるためのロマンチックな病気だもんね。
実際は死神扱いされてたんだろうけどさ…
名劇「赤毛のアン」は、高畑勲が原作どおりにやるしかなく、
反面スタッフには熱烈な思い入れがある人がいるという
バランスがとても作品にとって幸運だったとしみじみ…。
高畑勲は職人として一流で、アンを理解できなくても作品としては
しっかり分析・把握していたと思う。
ナレーターが羽佐間道夫ってのが泣きたいぐらいしっくりきている。
後年てがけた作品では思想が多少じゃまに感じることがあるだけに
「アンを理解してくれなくてありがとう!」と心から言いたいくらい。
迎えに来るのー迎えにー来るのねー
DVD借りにいこっかな
少女小説における結核は、保菌者とけしからんことをした証なのです。
あ、「思想」にそんな深い意味はないです。
なんか高畑勲自身の言いたいことを作品にがっつりいれこんでて、
それに共感できなかったらそのほかのいい部分に目が行きにくい
みたいな、そんなかんじ。
こんにちはアンスレはアレな流れになってるな。予想はできた事だが…
以前のアニメやアンの原作の事言われる事に何かコンプがあるような反応。
わけのわからぬのが居座って、批判も肯定もどちらにしても議論自体が許されないようだ。
変な文章になった。
本当にスレを潰したいならばネタバレしまくったり、アンの声優の過去の仕事で煽ったりしているだろう。
いずれ落ち着くんだと思う。
今アニマックスであってるやw
ちょうど緑色の髪のとこだ。
しかしこの商人のあくどそうなことww
>>204 売ってる商品も「マドモアゼル美顔水」とか「ヘチマコロン」とか
なかなか渋いよねw
ところで、ミネルヴァ・トムギャロンさんがアンにプレゼントした
アクアマリンの指輪ってどんなだろう?
あのくだりを読んでからアンティークなアクアマリンの指輪に憧れてるけど
うまく探せなくてね。どなたかご存じないですかね。
…と思ったけど改めて探してみたらいろいろ見つけられたので
自己完結しました。
どうもすんません。
見つけたいいものを少し貼ってやくれまいか。ちょっと見てみたい。
>>208 ありがとう。いいねー! アンティークで素敵。
こういうのが似合う華奢な指だったらつけてみたい。
私は、アンが作ってもう少しでダイアナが相続するところだった真珠のビーズの指輪に興味あり。
どんなデザインだろ。糸使ったのかな。今みたいにテグスじゃないよな〜w
211 :
ですな:2009/04/11(土) 08:44:41 ID:KkmDWghl
>>178-181
お仕置きではなく虱駆除ではないでしょうか
ギルバート、アンにエメラルド贈るなんてわかってるよな〜
そういえば刃物を贈るときに1セント出して買ったことにするって風習を、
炉辺荘で初めて知ったわ
>>211 私ものみ取りかなぁと思ったけど、スーザンが戦場のジェムにのみ取り用の櫛を送るってなったとき
表現方法が違った様に思うんだよね。訳が違っただけなのかな。
のみ = 蚤
普段から頭にシラミなんてわかないでしょう。
戦場だから必要だったんだよね。
たしかソレ聞いてスーザンがびびってたはず。
>>211 お仕置きで、だよ。
アンシリーズ読んだこと無いの?
217 :
ですな:2009/04/12(日) 10:09:06 ID:nTDI0XVt
最後に読んでから10年くらい経っていますので
記憶違いがあるかもしれません
炉辺荘の子が育ちの悪い子と遊んでいると
スーザンが「帰ったら櫛を使わなくては」と考える
そんな場面がありませんでしたか
虱をうつされることを恐れたと解釈しました
虱駆除は髪の根元から一本一本こそげないといけないそうで
子供からしたらお仕置きのような辛さでしょうな
親戚の家に泊まりに行って帽子を脱いだら
たまたま虱がいることが見つかって
伝染病患者のように家に送り返されたという
悲しい思い出は「青い城」のヴァランシーでした
218 :
なまえ_____かえす日:2009/04/12(日) 17:55:29 ID:ojps9hQU
かたいブラシでお尻叩く、ってお仕置きだと以前どこかで読んだんだよな〜
何の本だったか思いだせないが
炉辺荘のアンより 村岡花子訳
第31章暴徒
ダイがジェニーの家に無断外泊し、気絶したと見せかけてジェニー他2人の子どもに
えっさほら担がれて無事炉辺荘に帰宅したあとのスーザンの台詞。
「朝になったらこわい歯の櫛を探しに出さなくちゃ…そしてあのお立派なジェニー…ペニーお嬢さんを見たら、
忘れられないほどお仕置きをしてやろう」
"I must hunt up the fine-tooth comb in the morning . . .
and when I see my fine Miss Jenny Penny
I shall give her a ticking off she will not forget."
第40章裏切り者!
またダイ。
「けれど、少なくともローラ…グリーンの家に住んでいる者はだれでも清潔だろうからね」
と、スーザンは考えた。上等な歯の櫛は今度の場合は用がなかった。
"But at least anyone living in Laura Green's house will be clean,"
she reflected. Fine-tooth combs did not enter into this question.
アンの娘リラでスーザンがジェムに送ったのは「すき櫛」
Susan shook her head and went away in grim silence to re-open a parcel
she had sewed up for Jem and slip in a fine tooth comb.
名前の処三点リーダーになっちゃったゴメンナサイ。
抜き出してみると
>>217の解釈で正しいようですね。ああすっきりした。
>>219 原文引用乙。ありがとう。
昔はよい辞書がなかったから仕方がないんだけど適当な訳じゃないとこもあるのね。
fine-tooth combというのは「こわい(固い)櫛」でも「上等な歯の櫛」でもなく
「細かい歯の櫛」です。「すき櫛」という訳ならおkでしょうね。
不潔な家にいくと、シラミうつされてる可能性があるので必要だったっぽい。
スーザンがジェニー・ペニーに向けていった「お仕置き」は ticking off
叱責とか注意という意味。
よその子だからお仕置きというより、「どやしつけてやる」って感じ。
222 :
ですな:2009/04/14(火) 00:33:16 ID:ewff6Epa
そうかそうか、そいうことか。
「朝になったらこわい歯の櫛を探しに出さなくちゃ…
そしてあのお立派なジェニー・ペニーお嬢さんを見たら、
忘れられないほどお仕置きをしてやろう」
216さんは、「そして」の部分を、それを使って、という意味にとってしまったのね。
実際は、みなさんがおっしゃるように、二つの文は無関係に見えます。
櫛でお仕置きなんて、アンシリーズにあったっけ?と
首をひねってました。
でも、だれでもこういう長年の読み違いとか、きっとあるよね?
これが不思議だったの〜!っていう疑問が、
ぶつけてみると瞬時に解決。
ネットってすごい。
私もずーっとフェイスがノーマン(だっけ?)に言ってた、
スコットランドの胡弓のくだりの意味がわからなかった。
過去スレで本来の意味が解って嬉しかったよ。
私は男ども(ギルやジム船長)がコーネリアさんの発言を笑う場面で
笑いどころがわからないことがあるw
というかアンの姿勢として、あとでどんなに笑うことがあっても
本人の前ではしかめっつらしくするってあれ
あとで笑うならどのみち酷いんじゃないかと思う
>>225 陰気な顔の男について「墓石にそっくりですよ。『だれそれの墓』と
ひたいに書いておくべきですよね」と言ったときはリアルで笑ったけど、
大半は文化と時代の違いのせいで笑いどころがわからないんだろう…と
自分の中で理解してた。
コーネリアさんは自分の発言で人が笑うことがあるというのは
自覚してるらしいし、本人はそれほど気に留めてないんじゃ。
いつでもその気になれば指一本で夫を選べる女性なんだし。
ミス・コーネリア大好きw
自殺しかけた男だっけ?その人が助かったことをケチョンケチョンに言ってたところとか
あと「私なら焼き殺してやりますよ!」だったっけ?
たれそれの墓でなぜか森元首相が浮かぶ私。
井戸に飛び込んで自殺した男を
水なら岬にいくらでもあるとか言ってたのもウケた
入水自殺を図ったのに途中で思い直して泳いで帰ってきたって話面白かった
マーシャル・エリオットなら最後まで自殺やり遂げただろうってwww
コーネリアさんの発言は冗談なのかわからなくなるときがある
キリスト教圏って自殺だと教会でお葬式できないの?
神様から与えられた寿命を勝手に無くす事だからな。
お墓も別になるんじゃなかったっけ。
そうそう、例え相手が自分でも、殺人罪をおかすことになるという考え方。
「うたかたの恋」の心中したオーストリア皇太子も最初は
教会は葬儀を断って結局許可したそうだけど、一国の皇太子でも
その扱いとはキリスト教って厳しいな。
一国の皇太子だからこそ、厳しくされたとも考えられるよ。
悪い前例を示すことになっちゃうしね。
イギリスの王様は離婚したいばっかりに新しい宗派立ち上げてたんじゃ
なかったっけ。
自殺ってそんな大罪なのか。
レスリーは父親の自殺を発見したんだよね、可哀想。
オーストリアはカトリック宗主国なので余計厳しくしなければならなかった。
プロテスタントはそこまで厳格じゃないと思う。
それどころか、厳密には確か 殺されても駄目なんじゃなかったっけ。<葬儀とか墓
オーストリア皇太子は謀殺説も根強いからなあ
心中した愛人にも諸説あるし、ってスレ違いか
239 :
216:2009/04/17(金) 00:14:18 ID:J8sb8ef8
>>223 ありがとう。やっとわかったよ・・・
で、
>>217 ごめんなさい、失礼な言い方をして。
こっちが勝手な解釈をして思い込んでいたのに・・・恥ずかしい。
固い櫛を探して100回ブラッシングしてきます・・・イテテ
私も固い櫛を使ってお仕置きって?? と考えてたクチw
すっきりしたーありがとう!
学生時代はそこまで気にならなかったリンドさんの主婦チェックが怖すぎる。
パン入れとくずかご覗くやつ。
リンドさん泊めたら今なら冷蔵庫や風呂椅子の裏
コンロの汚れとかチェックされそう
243 :
216:2009/04/19(日) 21:13:05 ID:+O3VW5U3
(´Д`;) ゴメンナサイゴメンナサイ
∨)
((
(;´Д`) スミマセンスミマセン
( 八)
〉 〉
(´Д`;)、 コノトオリデス
ノノZ乙
ID変わるし、知らん顔してれば他人のふりでもできるのに
ちゃんと謝る人はいい人(・∀・)
そうそう。
それよりアンシリーズの話をしようよ。
239さんのIDが
ヨゼフ(Joseph、Josef)を知ってるような知らないようなw
あの時代ってお尻拭いてたのかな
どーだろーね。日本ではどうだったんだろう。昔は紙は貴重だったろうし。
トイレに綱が張ってあったなんて話を聞いたことがある。
綱はドリフでしか見たことないw
>>247 木ベラとか竹ベラとかでこそげてた。もしくは葉っぱとか使用。
昔の日本人は繊維質の食事が多かったからウソコも固くて汚れにくかった。
せっかく
>>245がアンの話しをって言ってるのになんて流れに...
シケツってやつですね>●ベラ
赤毛のアンにアイスクリームが出てくるけど、カナダだから氷はあったのかな?
大草原の小さな家のドラマで夏に氷が出てくる。
氷室みたいに保存しておくんじゃないかな。
それを売る業者もいたりとか。
>>245 Josefさんと達磨上人が、だるまさんがころんだをしているところw
↓
ID:J8sb8ef8
ジョゼフィンとか、ジョゼフィーヌとかって、ヨゼフの女性形なんだね。
ダイアナの伯母さんのミス・バーリーがそんな名前だっけ?
「ヨゼフを知る一族」という言葉が出る前だったけど、
アンのよき理解者になるのも、なるほどね、て感じだなあ。
氷、
たしか冬に池か湖で、大きな固まりで切り出して、
おがくずをきっちり詰めて専用の部屋に、保存してた。
(>農場の少年@ニューヨーク州)
カナダとか比較的涼しい地方で
保存は容易そうだけど、
それにしてもやはり「想像を絶する」存在だろうね>夏に氷でアイスクリーム
平安貴族もかき氷食べてたんだよね
なかなかに今以上に贅沢で風流だろうなあ
なるほど
DASH村でやってた氷室ってやつだな
丘の家のジェーンを読んだ。
サーカスから逃げ出したライオンを引っ張って納屋に入れるジェーン凄すぎw
それを見た父の友人はショックであばら外れてるしw
258 :
なまえ_____かえす日:2009/04/24(金) 04:07:17 ID:RaKpM2JG
今日はモンゴメリの誕生日でございます
>>257 そ、そんなシーンあったっけ。忘れてた読み返してみよ
ジェーンはアンみたいに、出しなおししてくれないのか良い話なのに
>>257 アンに出てくる手紙にもあったよね、「僕の叔母さんは勇ましくて
犬を納屋に閉じ込めたら、サーカスから逃げたライオンでした」
実際にそういうエピソードがモンゴメリの周りで起こったのかな。
モンゴメリの周辺というか、新聞に載ったネタをひろって
エピソードふくらませたりすることは多かったみたいだね
実際にあった事件なのかもしれないけど
ジェーンにライオン登場はやり過ぎてると思ったな
作品全体であそこだけ妙に浮いてる気がする
私もあのライオンネタは浮いてて好きじゃない。
エミリーのオカルトネタは大好きなんだけど。
まずプリンスエドワード島とライオンの組み合わせに激しく違和感が…
大都会のトロントとライオンの組み合わせならまだしも
暴れ牛や暴れ馬を大人しくさせたとかの方がしっくりくるんじゃないかなと思った
ジェーンの続編書いてある分だけでいいから読みたい。
モンゴメリの小説のヒロインって幼馴染と結婚する場合が多いけど
PEI のあの面子だと微妙だな。引越し先のご近所にいるんだろうか。
まあ時代、地域(田舎)から言っても
同じ共同体の人間同士で結婚するのは仕方ないかもね
あなたのママはマシュウおじさんの牧場で産まれたのHO
って、教会行く日は仕事しねーよ!以外は割と好きな歌だ。
>>267 Coccoだよねー、私も好き。
他もママ譲りの赤毛を…とか
教室で誰かが笑ってた…とか、
Coccoの曲はちょっと赤毛のアンを彷彿とさせる気がする。
ダウナーなアンワールドだけど
むしろエミリーの世界だと思うな
見ていいテレビがNHKと名作劇場だったらしいからアン見てたのかね。
ほっこり風味なのはお母さんとオリーブの影響なんだろうかね。
カントリー系、アジアン、アメリカンがほどよく混ざってる感じ。
久々にリラの巻を読み返して、犬のマンディのエピソードにガン泣きしてしまった。
マンディに石を投げていじめた男の子たちを、普段は万事無関心で通っている
肉屋のおじいさんが、肉切り包丁をひっつかんで追いかけまわした、というところが好きだわ。
マンディってハチ公と同じことしてるんだなあ
リチャード.ギアでハリウッド版作るんだよね。よっぽどネタ
がないのかな。
スコットランドにもご主人の墓を守って銅像になった犬がいたよね
忠犬話ってあちこちいろいろあるんだろうな。
マンディがジェムが戻って飛び跳ねてる場面、最高だよね
嬉ションもしてたに違いないけどあの時代の作品だから描かれないね
>>274 もしかしてアンが初めて出掛けたアボンリー教会で暗誦できると言った
「主人の墓を守る犬」っていう詩に出てくる犬かな。
>>275 そっちはウェールズの話じゃないかな。
多分犬を愛好するとこにはこの手の話はつきものなのかもね。
なぜかウォルターが死んでもたいして悲しくないのだが
弾丸マンディは何度読んでも泣く。
ウォルターも悲しんでやってくださいw
あたし女だけどウォルターはイケメン過ぎてどっちでもいい
モンゴメリはあんな面白みのない男好きじゃないと思うんだけど
ロイ・ガードナーやウォルターは読者サービスなんだろうか?
ウォルターはモンゴメリの自己投影キャラなんじゃないかね。
エミリーの男バージョン。
ウォルターのモデルは一次大戦で亡くなった詩人のルーパート・ブルックだよ
理想化されてると思うけど
おとなしくて目立たない地味なシャーリーは将来何になったんだろうな。
スーザン・ベイカーの秘蔵っ子だからねえ
飛行兵に志願しちゃうような若気の時期を過ぎた後は
堅実な人生を送ったんだろうとなんとなく思う
ウォルターは、眉目秀麗で秀才で詩人で、と最初から死亡フラグ立ちまくってたよね。
ジェムはギルバートのイメージとかぶる。
ナンとダイがアン譲りの勉強家なのに比べて、勉強嫌いのリラの成長物語も好きだった。
数年に一度、アンシリーズを通して読み返したくなるんだよね。
本編からちょっと外れる「友達」「めぐる人々」もいま読むととても新鮮。
「隔離された家」とか、題名忘れたけど失敗した男(お人よしの長男の話)?とかが好き。
>「隔離された家」とか
あれはよいコメディ。変な言い方だけどモンゴメリは中年男女の萌えポイントを書くのが上手いなあと。
ステレオタイプなんだけど個性的というかなんというか。
綺麗好きのおばさんの豪快な婚約者がやってきて
おばさんにチュッチュしまくっておばさんブチギレの話おもしろかったなぁ
偶然の一致だっけ?
あれは先が読めたけど面白かったw
「友達」「めぐる人々」は、子供の頃小4で読んだ時は
ちょっと辛くて挫折した。
30年以上経った今なら楽しめそうな気が、ここ読んでたら
最近してきた。
小4はさすがに無理じゃないかなあ
中年のロマンスには笑いの要素がつきまとうことが理解できるお年頃じゃないと
そうだよね。中二で風と共に去りぬを読んだ時、スカーレットがレットに
縋り付くところで、45の男に恋愛感情を持つことが理解できなかったよ。
「笛吹き」の全文を知りたい
>>285 >ナンとダイがアン譲りの勉強家なのに比べて、
勉強嫌いのリラの成長物語も好きだった。
生まれた家庭の風土や価値観と合わない子どもって、他の家族から
疎まれたりすることがたまにあるけど、勉強嫌いな不肖のリラでも
普通に家族と仲良くやってるのがいいなあ。
そんな家庭が築けてるんだったら、ちょっとくらい掃除が行き届いてなかったり
パン箱に古いパン残ってても良い主婦だと思う。
アニメを見て興味を持って、とりあえず赤毛のアン、それから青春と来て、
土日を使ってこんにちはアンを読み通したのだが、これはその、なんだ?
すごいな。おもしろかったよ
あとアニメと結構違うとこがあるんだな
まだまだ続編があるのでおいおい読みたい
いいことがあればいいなと思いながら、それとは程遠い自分を嘆き、
その嘆く自分にまたいらいらするバートさんに感情移入しながら読んでたから死んだときはちょっと呆然とした
うるさい家族のわめき声にいらいらするところとかね
納屋で一人閉じこもって自分のおろかさに呆れたり、怒ったり…
理想を実現させたいとは思うけど理想が遠すぎてくじけてしまうその姿は自分そのものだと思った
酒を飲みたいという気持ちだけは微塵も分からんかったが
こんにちはアンは別物です
>>296 別物っていうか
なんでアボンリーくる前なのにクスバート家の流儀で動いてんの?みたいな
あえて読んでないなー、こんにちはアン。
モンゴメリ以外が書いたと思うと、興味が沸かない
こんにちはアン、私もモンゴメリ作じゃないし興味ないや、と思っていたけど、
読まずにあれこれ言うのも?と思って近々読んでみようと思ってる。
読んでみてダメだったらそれはそれでいいしね。
>>291 ジェムシーナおばさんが言ってたね。
「ロマンスは若者だけのものだと思ってたら大間違いですよ」
ってな感じのことを。
中年男女の恋愛模様はいいものだと思うけど、若い人から見たら
やっぱり滑稽だったり「いい年して…」って見えたりするんだよなぁ。
ああ、自分が年取ってくに連れわかってくるね
もしロミオとジュリエットが40代だったら、本人たちがどれだけ
真剣でも、やっぱりちょっと滑稽な要素がある
恋愛するな、って意味じゃなくてね
ロミジュリはローティーンだからこそ悲恋にもなるわけで
いい年こいてあんな馬鹿やって周りに迷惑かけた挙句情死とかもうね・・・
ってやっぱり思っちゃうもんね
大人になるといろいろ責任やしがらみがあるので
マディソン郡の橋みたいになってしまうのがオチ。
それでも中年のロマンスにはちょっと力づけられる。
40代ならあそこまで悲劇に浸ったり死を選んだりするより
もっとうまくやるんじゃないかなーと思うけど
実際は中年の方が激しいもんな…。
近視的で妥協を知らない10代の悲恋ってのはあるけど
人生の重みも自分のすり減った過去や残る未来も
周りにかかる迷惑や外聞も知り尽くした人間が
それでものっぴきならない恋に落ちるときは
相当な重症だってことなんだよね…。
でもありったけのアクセサリー身につけたおばさんは
相手の気がかわったらいけないからプロポーズにいそいで返事をするフィルも
同じようにかわいいね
今オランダを紹介する番組でゴグ&マゴグ系の陶製の犬が出てきた。
蚤の市のおじさんの話では「水平の犬」で水平の奥さんが窓辺に飾る伝統だとか。
夫の航海中は外向きに飾る。
帰ってきたら内向きに飾る。
無事を祈願してるのかと思ったら
「夫がいるから訪ねて来ないで」サインだと。
前衛映画かなんかかと思った「水平の犬」の水平の奥さん
昨夜うちの旦那が満員電車に揺られて帰宅途中、隣の大男のおじさんに
電車が揺れるたびに寄りかかるようにされて大変ウザかったそうだ。
何度目かに寄りかかられたとき、おじさんが片手に持って必死に読んでいた本の
タイトルが目に入った。それは「アンの青春」。
旦那は満員電車の不愉快も忘れ、ホコーリ気分になって帰宅しましたとさ。
アニメのこんにちはアン見てから興味を持って、ようやく夢の家まで読んだんだが、
アンの妊娠出産とか結構描写があっさりというか、気がついたら妊娠してもう出産てな感じだな
妊娠中の苦労の話とかほぼ無い
…その代わり、産んだ後に最悪の事態があるからなあ
時代的に妊娠出産の描写ははばかれるんだろうね
「希望」とか表現してたし。
シャーリーって「一人多すぎちゃった」感が…ほとんど描写もないし
スーザンの秘蔵っ子って…
健康な若い男女が結婚すれば、子どもが生まれるのは自然な流れなのに
「妊娠」という言葉すらはしたなかったのかねぇ。
ダイアナの第一子出産にしても、リンド夫人の
「ダイアナには今のところ考えなくてはならないことがあるからね」
という意味ありげな暗示だけだしね。
蜻蛉日記の「とかうものしつ」を思い出す。
今知ったんだが愛情と夢の家の間に時系列的に挟まる話があったんだな
読んでるシリーズに無かったのですとばしてしまった
>>312 >スーザンの秘蔵っ子って…
「坊つちやん」で親に可愛がられなかった主人公が
老女中に大事にされてた話思い出した。
316 :
なまえ_____かえす日:2009/05/16(土) 21:49:58 ID:4DfMM6kH
>
>>309 アンが電車内でよろけ、
おっと〜という感じで手すりを掴んだ
つもりが、禿げ頭のおっさんの頭を
つかんだっていうエピソードあったよね?
>>312 シャーリーはまともな台詞すら無かったんじゃないかな?
兄弟姉妹の中じゃジェムだけ特に愛されすぎっていうか、アンとギルバートからもマリラからも作者からも贔屓されてる感じがするなあ。
犬からも愛されてたし。
いいじゃないの。初読みの人の新鮮な感想も聞きたいわ。
小学三年生に勧めたら、アニメ版のアンはどうでも良さそうだったけど、
本の方は読んだら「また読みたい。」って言ってたよ。
>>318 長男・長女で特に長子は「総領息子」「総領娘」で別格扱いだよね。
ジェムは赤毛で頭脳明晰、外科医にふさわしい器用な指先を持ってて
フェイスを獲得する男子としての度量もある。
ブライス家の跡取りとして何の不足もないなw
「幸福」が入ってないシリーズもあるの?
シャーリーは将来何になるんだろう。ジェムは医者、ウォルターは
生きていたら詩人。作者から将来について何も考えてもらえてなかった
シャーリーは不憫。本当にいらないキャラだった感じ。
シャーリーって、自分にはそんなに印象薄くはない。
出征するときの「スーザン母さん」だったり、みんなで連れ立って歩くとき
ユナといっしょにいたり、そういうところ。
口数少なく、スーザン思いだけどべったりではなく。
やさしいけどなよなよはしてなくて。
自分はユナが好きだから、ユナと恋愛感情抜きで波長が合うっぽいところも
ポイント高い。
むしろ変人かヘタレだらけの男キャラのなかでは随分好印象だけどな>シャーリー
しかし変な名前だ
ここの住人にお医者さんています?ずっと疑問だったんだけど
ディックのような状態の人が簡単な(現在の技術では)手術で治るもんなんですか?
医者じゃないけど、頭蓋骨陥没骨折で、脳の一部を圧迫してて
そのせいで記憶障害があったとしたら、骨折部分を治せば元にもどるのかも
当時のニュースで、最新手術によって障害が治ったという話があったのかも
しれないね
ディックほど劇的じゃないかもしれないけど
>>324 自分もシャーリー、キャラ立ってると思う。
夢見がち?な母さん大好き一家の中で、
ちょっと環から離れたスタンスで、
スーザン仕込みの無口な赤銅色の現実家。
いるいる、こんな男の子。
硬膜外血腫を取り除いて、脳障害を回復ってのはあるんじゃないかなー
南米の古代文明とかでやってたり
現代でも脳腫瘍取り除いたりしてってのあるし。
ただ、圧迫による障害がああいう形で出るかはわからないけど。
ディックの様子自体は知的障害者のそれだよね。
小説的に、当時頭蓋陥没や血腫を除いて回復、という最新技術に
物語的な都合で、記憶喪失、精神退行
退行した様子は経験的に、見知ってる障害者の様子になったんじゃないかと推測。
実際麻痺が出るとか、言葉に影響とかもっと違う障害も一緒に出そうだけど。
まあ素人だからよくわかりませんが。
記憶だけすっぱり、子供になってしまうというのは話作りの必要じゃないのかな。
あと長年圧迫されてたのがまるっと回復するかは疑問だよね。
多分、病院、医者板の質問スレで聞いたほうが医者にあたる確立がここより高いとオモ
銀のスケートって児童書にも怪我で同じような症状になったお父さんが出てくる。
やっぱり似たような手術をして記憶と人格を取り戻してめでたしめでたしなんだけどさ。
あれはアンのぱくりだったのかな。
かなり典型的なネタだと思うけど
頭打って幼児退行したり記憶喪失になったけど手術でなおりましたというのは
ちょっと違うけど、ウチの死んだばーちゃんが生前幻覚を見るようになり、(部屋中に虫が!猫が!!←虫はいやだけどヌコはいいなw)
「とうとうボケたか・・・」と思っていたら、脳に血腫ができていたみたい。
それを手術でとったらウソのようにマトモに戻ったことがある。
脳みそってすごいなあと思ったことだった。
豚切りすみません。
フォアウインズの灯台守の船長の、甥の子供「ジョー」(船長が船の玩具を作ってやってた)って、
「アンの娘リラ」に出てくる「ジョー・ミルグレーブ」なんでしょうか?
「アンの娘リラ」では、ジョーのおじさんが灯台守をしていて、
そこへ戦争に行くジョーと嫁さんがハネムーンで行く、となってました。
船長のあとを甥(ジョーのパパ)がついで、そのあとをジョーのおじさん(パパの兄弟?)がついだのかな?
その辺の人間関係はよく覚えてないけど、そんなに人口の多い村ではなくて
地縁血縁の濃いところだろうから、登場人物はなんらかの形で繋がってるだろうね
335 :
326:2009/05/19(火) 17:55:36 ID:2Zd62QNd
レスありがとー
多少ご都合主義でも児童書だからいいよね。
血縁で思い出したけど、リンド夫人の子どもって作中出てきたことあったっけ。
特に娘に興味あるなあ。夫人みたいなオカンにしこまれたてどんな風に育ったんだろう。
>>336 トマスさんが病気したときにシャーロットタウンあたりから
イライザだったかイザベラだったかいう娘がアボンリーに帰ってきてた
気がするけど、他は登場してないかな。
息子たちはみんな西部でひとり立ちって感じだしね。
10人近く生んで育てても、アボンリーには一人もいないんじゃ寂しいよね。
物語の進行上仕方がないんだけど。
リンドさんはすげーパワフルだよなあ。
姑にはしたくないけど。
リンドさん、うるせーババアなんだけど、他人に親身になりすぎるからそう思われるだけなんだよね。
もしもネロの村にリンドさんが住んでたら、絶対ネロもパトラッシュも死なずにすんでたと思う。
想像してワロタw
めっちゃ世話されて、眉間に皺よせて困ってるパトラッシュ。
そう考えるとリンド夫人の偉大さが良く分かるな
342 :
なまえ_____かえす日:2009/05/20(水) 12:35:08 ID:7EitHiU7
ああ、でもリンド夫人の子供たちの描写が少ないのは
凄くリアルなのかも
強烈にうるさがたの母がいると思ったら、敬遠気味になるかもなぁ
実家訪問も間遠になって
リンド夫人自身も、老いて子供たちの世話になるのを
良しとしない感じだし
アンの不登校にほっとけ、って言ってみたり
抜きどころは知ってそうだね。
余所者には接しにくいところもありそうだ。
同じおせっかいでもコーネリアさんの方が好きなのはなぜかなw
毒があるからかな。
ついでにマリラとリンドさんの友情大好きだ。
アンのおおぎょうに示される友情より
はるかに深く固いもの感じる。
アンは愛がある感じだけど、あの二人の「同志」っぽさがなんかよい
ツーカーって感じだよね、マリラとリンド夫人。
家族はちょっとうざいkかもしれないけど、コミュニティにはああいうお節介で訳知りのおばさんが
一人はいた方がいいんだよなあ。
トマス・リンドは亡くなる前に「良い妻で子どもたちには良い母さんだった」
って言い残したんだから、うるさ型でも愛すべき人なんだよ
リンドさんはあの並外れた人見知りのマシュウでさえ、物事を相談できる
稀有な人だからね。
マシュウに誰一人相談できる人がいなかったなら、アンの素晴らしいドレスは
実現しなかったわけだし。気持ちよく引き受けて最新流行に仕立ててあげる
なんて粋な計らいじゃないか。
スーパーおせっかいだけど、真に言わないでいいことは言わないんだよな
マリラにアンの服装を注意しなかった、というのがすごい
気にはなってたけど言わなかったんだよな。服装のこと。
マリラの性格をよく解ってたってのもあるかも。
単に服装に無頓着だからっていうのじゃなくて、
「慎ましやかに」っていう確固たる主義で簡素な服を着せてたんだしね。
狭い共同体で長く暮らす世界ではその辺りはわきまえる術が
身に付く&身に付いてるからこそ長く世間の中心にいられたのかもね。
心の中で「お話にならない」なんて思ってもw
育ててる家で禁止していて、なおかつ子供本人はすごく望んでいる事を
傍から「やってやれ」なんて口出ししたら子供の感謝の方向がぶれてしまうもんね。
あの時点では、アンには「マシュウ・マリラに従うべし」ってのを第一にさせないといけないし。
その点、家の人間であるマシュウが思い立ったことなら問題ないし
ちゃんとドレスについてのアンの感謝の方向はマシュウに行っていて、
ナイス采配だったよな、リンドさん。
>>351 「マリラにやってもらうと、出来る前にアンにわかっちゃうからね」
とマリラに対するフォローも忘れないリンドさん。
一着仕上げておけば、あとはマリラがやる羽目になる
ってのも、もし計算済みだったら凄すぎるw
たぶん、 打算抜きで「よござんす!」だと思うけど
354 :
なまえ_____かえす日:2009/05/23(土) 00:24:04 ID:rmwGSoPZ
向こうの言葉のニュアンスが分からないから
「ジェデディア」とか「ケレンナハバッチ」がどんなダサイ名前か想像できない…
日本の「田吾作」みたいなもんか?
「隔離された家」のエンジェリナは「天使ちゃん」だからDQNな名前だと分かるが。
ジュデディアは音がきたないのかなーと思ってたよ。
ケレンハパッチは原住民風って感じだよね。
トタンコムホロイとかつける感じなのかなー
日本での例えが思いつかないけど。
アンヘル(エンジェル)とかヘスス(イエス)とか直球な名前は、
スペインとかでは太郎花子なみのふつうの名前だけど、
英語ではちょっと……な感じなのかな。
エンジェリナ自体があれなのかな?
それともサバサバした人にかわいい名前、のギャップがおかしいのかな。
アンジェリーナ.ジョリーはサバサバした感じだけどあの名前で
違和感無いよね。
名前が気に入らないからってピーターを名乗るような性格だから
可愛らしすぎてとんでもないって感じだったの
セント・クレアが貴公子的でジェイコブが平凡なのは分かるw
ヘプジバーもあんま美しくない名前扱いだったね
ガートルードがなんかいかつく感じたけど
あちらでは割と素敵な名前なのかな。
ハムレットのお母さんの名前だね
ダイアナが、パイ家の姉妹を知る前はジョーシーもガーティーも素敵な名前だと思ってた、
と言っていたけど、ガーティーはガートルードかな?
名前だと「ステラ・メイナード」も素敵だと思う。
「ガートルード」という名前の愛称に「トゥルーディ」というのがあって
それは可愛いと思ったな。。
そういや、ローラって名前はダサ過ぎて
いまやギャグでしかない、とかって
英国人と結婚した知人がいってたの思い出した
そうか、ギャグ・アシュレーなのか…
日本語だと貞子とか稲子みたいな感じ?
まさに花子、菊、梅って感じなのかな。
最近は逆に狙ってつけてたりするけど。
そういや結構前にこのスレで、バーサって名前も古すぎて
使われてないって書かれてたな。
アンのお父さんの「ウォルター」は古くないのに、
その違いはなんなんだろう。
女性名前のほうが流行り廃りが激しい?
日本でも男子名はわりとスタンダードな読みや漢字が名づけランキングに
常に入っている印象
女子名は変遷が激しい気がする
前の世紀は特に女性の生き方や地位も激変したからなあ。
女性に求める希望やイメージが随分変わったのではなかろうか。
あと、女の子のほうがどうしても小さいかわいらしい時期のイメージを強く抱いてしまうのかな。
男は堅実な名の方が社会人として信頼感があるということで
わりと名付けが保守的なんだと思う。
女は社会的な印象より愛される印象で感覚的に付けてしまう。
つまりまだまだ男女差に対する偏見が生きてるってことかも。
赤毛やソバカスにコンプレックス抱いてたのは分かるけど
アンて名前を気に入ってなかったってのがよく分からない。
赤毛をからかわれたり貶されたりすることはあっても、
名前をバカにされたことはないんじゃあ…
平凡、地味と思ってたんじゃないかな
「雑巾やバタつきパンのイメージ」とか自分で言ってたし
eがつくと少しキリっとして見えるのは、わかる気がする
アンって日本名だと良子とか幸子とかそういう名前なんじゃないかな
堅実ないい名前だけど華やかさにはかけるというか
子どもの頃は本名の典子って名前がイヤで、せめて野梨子って字ならまだよかったのにって
思ってたっていう某漫画家思い出した
代々の英国王室にも結構アンという名前の女王や王妃や王女がいるので、
「雑巾やバタつきパンのイメージ」って卑下しなくともいいと思うけどなあ、アンさんや。
そういやローマの休日でオードリーへプバーン演じる主人公の王女も
アンて名前だったね
王室は流行りすたり関係ない、オーソドックスな名前をつけそう
自分も小学生の頃は〜子より、紗や美がついてる名前に憧れたから
そういう感じなんだろうな
それなりの身分の人が付けると質素な重厚感がでるのかね。
雑巾や〜ってイメージは分かる気はする。
むかしの女性とかもヨネ、ヤイ、トメ…なんていうか
短い名前って「呼び付けやすい」感じがする。
日本だと他人からは丁寧にお〜さんとかつくけど。
男でも亀とか吉とか短い名前って底辺な子についてそう。
シャーロッタ4世とか呼びにくそう。
でもアンが言ってるのはあまりに現実的すぎるってことだよね。
「ダイアナ」という名前を聞いたとき、「まぁ!素敵な名前ねぇ!」と
言っていてマシュウのような保守的な人が「異教徒みたいだ」と
答えていたところをみると、「ダイアナ」は当時斬新だったのかな。
>>383 シェークスピアの「終わり良ければ全て良し」(だと思った)にダイアナという登場人物が
出てくるので、そんなに新しい名前でもないとは思うんだけどね。
アン・コーデリアの件といい、無難に親戚縁者の名前を取って命名しないと
叩かれたんじゃないかね。
ダイアナは当時の感覚だと女優っぽいというか。。。
大げさな名前なんだよな
現代だとダイアンの方がポピュラーになってる
日本だと昔の漫画の主人公の名前みたいな感じかな?
でも今の名前ってみんな漫画みたいだけど
まあ、ローマ神話の月の女神だからねえ、ダイアナ
当時は異教徒的に聞こえたかも
クリスティの「火曜クラブ」でアスタルテ(月の女神)の祠にまつわる事件の話があって、
殺人容疑をかけられる女性の名前がダイアナ。
実際女優体質で、派手でドラマチックなことが好きという設定。
常識と理性の権化であるミス・マープルには、
「あんまりいい雰囲気じゃない異教の女神」って一閃されてるよ。
当時のイメージとしてはそういう感じだったんだろうね。
アルテミスの像は着てるものが布一枚だったりするから
そういうつつしみがないイメージもちょっとあるのかも、と思う
当時の金銭感覚が分からないんですけど、
アンの青春でバーリーおばさんから遺産をもらいますよね。
今のお金でいうといくらくらいなんだろう??
千ドルだよね
本物の金持ちにとっては、それほどでもない金額だけれど、
アンや、農業牧畜で暮らして多少の食品は買わずに済ませる人たちにとっては
ちょっとした大金というレベルと思ってる、根拠ないけれど
当時の島の女性教員(1級免状持ち)で、
年棒220ドル+特別手当20〜30ドルという程度だそうです
男性教員は、もっともらえるらしい
じゃあ一千万位?普通の人にとっては大金だよね。
これで残りの大学通えるって言ってたから
200万くらいだと思ってたよ
足りないのは学費だけじゃなかったのか
残りの年数通える(1年だっけ、2年だっけ)のは確実だけれど
それで使い切ってしまう額なのか、まだ残る程度なのか…
自分のイメージは300〜500万円
下宿代・光熱費・学費・食費・その他の費用が2年ほど賄えて
結婚前のお金を貯める期間が1年縮められる程度の額だと思った
ダイアナの実家は基本いい人達だし、アンを好いているけれど
遺族でもないアンが遺産をもらって
「まあバーリーさんのお金だし、アンを好いていたからしょうがないね」と
思える額っていうというと1千万はちょっと多い気がする
>>393 親友でも500万もらったらむかつくわw
そこらへんはおとぎ話だからね。
リラが育ててたジムスなんて間違えて家宅侵入した家の赤の他人のおばあさんから遺産もらっちゃうし。
ジム船長もレスリーのために気前よく手術代だしてあげたし
赤の他人に遺産あげてもトラブルになんない不思議な世界なんだよ
>>395 ジムへの分配は、あの家族を大して好きじゃなかったから
当てこすりもあるだろうw
ジムは子どもだし、父親当てにならないし
ジム船長は家族いないし、ケチケチ金を貯め込んで手放さないタイプじゃないから
好きにして良いと思う
今虹の谷を読み返していて、ところどころツボに入る文があっておもしろい。
「やい、お前さんはまた皮のぶるさがった薯を、それもお決まりの生煮えの奴をお膳にもってこようってんだろう。
ああ、早くお前さんのおとむらいに行きたいもんだよ」
「干し鱈で攻撃されるなんて夢にも思わなかった」
「ノーマンはあんたのことを、頭から塩を振って食ってやりたいと思っているんだってね」
メアリー大好きw
>>395 遺産といえば、ドネール夫人が金持ちの叔父の遺産が入るだろうからって
息子をジェイコブという名前にしたのに、結婚して男の子が生まれてしまい
あてが外れたって怒ってたのはなんとなく理解できたなぁ。
メアリーマライアさんの遺産はどこに行くのかな。
ところで温帯のケイロニア皇妃の名前はあの伯母さんから来たのかな。
温帯は一応板用語じゃないか、かなり広まっているだろうけれど
児童文学板のアンスレで話題に出すことでもないと思う
何のことだかわからないよ
ラノベやSF板を見てる人じゃないとわかりにくいと思う>温帯
ここで言及するなら実際のPNにしたほうがいいんじゃない?
確かダイアナ・ウィン・ジョーンズの本にも「マライアおばさん」ってタイトルがあるね。
後書きでは古典から取ったみたいな解説があったけど、
やっぱりメアリー・マライアおばさんのイメージなんかなって気がした。
>>398 そういえば、セント・クレアが掛川恭子さんのほうの訳だとサンクレールになっていた
どっちが良いんだろう
どっちも正しいんじゃないか
英語読みか仏語読みかの違いで
でもプリンスエドワード島でフランス人は差別されているのに
フランス読みだけ貴族的って変でしょ
自国のフランス人に対する差別とフランス本国に対しての考えは別だと思うけど
フランスの芸術文化に対するな憧れとか19C末の文学で良く書かれてるし
ようやく10冊読み終わったが、友達とかめぐる人々は読んでも読まんでもアンの物語には差し障りないな
しかし、10冊読んでて何度か涙ぐむ場面もあったが、
涙がぼうぼうと流れ出たことが1回だけあったな
友達だったかに収録されてる親の投資の失敗で貧乏になったばあさんが、昔恋した人の娘を支援する話
何であんな泣けてきたのか自分でもよく分からないがなぜか泣けた
10冊全部ほとんど読み飛ばすようにして読んだので細かいところはさっぱり覚えちゃいないが、
なかなか読み応えがあった
ロイドさんか。
自分が必ず涙で眼が曇るのは「失敗した男」のクライマックスシーンです
リアルでああいう兄がいたらちょっと嫌だな。
妻子がいないから介護が必要になったらやっぱり私がやるの?って感じで。
ありがちですが、戦地から戻ってきたジェムに向かって
マンディがリューマチをものともせず突っ走っていくシーン。
教会にまでべったりくっついていくのも泣けて泣けて。
>>410 あれだけで一本映画が作れるくらい良いエピソードだよね。
あの場面を自分の想像の中で映像化しただけで泣けるよ
>>409 もし介護が必要な状況になったとしても、きょうだい先を争ってでも
世話をするほどの兄だ、という話なんじゃないかな。
もちろん物語だから現実の介護の厳しさと並べて語れないのは承知してるけどね。
マンディの話でもそうだけど、アン本編シリーズの中にも、
ちょっとした短編映画になりそうなエピソードがたくさんあるよね。
スピンオフものがいくらでもつくれそうだ。
>>409 リアルでああいう感じの伯父持ちです。
早くに親を亡くして以来、いつも弟妹たちのために尽くしてきた人。
数年前に奥さんが亡くなって今は一人暮らしなんだけど、
とにかく人に迷惑をかけるのを嫌ってなんでも自分でやってしまう。
末娘である母が近くにいるので何かと気を配ってるよ。
小さい頃は本当に親代わりだったから、
何があっても絶対最後まで面倒は見るって言ってる。
他の伯父伯母たちもできる限りのことはしてくれるはず。
私も手伝うことになるだろうけど、
小さい頃からいろいろお世話になったから当然だなと思う。
これが人徳なんだなあと感じてます。
ロバートの場合は兄弟たちが裕福なんだから、
いざとなったら介護のために人を雇うこともできるでしょう。
少なくともそれを拒む兄弟はいないと思うよ。
赤毛のアンシリーズが好きといったら、あまり本を読まないタイプの人に児童書でしょ?みたいなリアクションされたんだが良い話だよな〜数年に一度は読み返して泣いてます。ベタな言い方だが癒やされる
>>412>>413 リアルで介護度5の父の介護で毎日4時起きだとそういう気にはなれんとです。
あと何年続くか分からないし。
リアルの愚痴はどこかよそでどうぞ
お前らはやさしいですね、まったくのところ。
頭から塩をふって食ってやりたいよ。
昔はあまりに重い介護状態なら長生きできなかったり
体力落ちて風邪、肺炎で死んだりしてたんだろうかね。
遺産たんまりなら看護師に手伝ってもらったりしただろう。
そういえばポーリーンはかわいそうすぎた。
半端に元気なお母さんだしな。
その後幸せになって欲しい
くそばばあと言ってやればよかったのに。
ポーリーンとギブソン夫人の話は、独身時代のモンゴメリと祖母の関係が
モチーフなのではないだろうか。
>>420 それができない娘だから背負っちゃうんだろうね
コーネリアさんあたりが婆さんに文句言いにいってほしいくらいだ。
近所に一人、コーネリア
崇拝者だった船長さんと幸せになれないかなあと思った>ポーリーン
リンド夫人は近所にはいてほしくないけど、
コーネリアさんのような人ならいてくれるといいよね。
やはりキツい姉に仕切られてたプリシー・ストロングも
世話好きの隣人のおかげで結婚できたんだし。
リンドさんのような世話好きな人が逆に要介護状態になったら
さぞ辛いだろうな…
マシュウのようにある日いきなり心臓発作で、なら本人も苦しみが
続かないからいいね
年取ったらいつ何が起こってもいいように身辺整理しとかないといけないなあ
あ、年齢に関係ないか
モンゴメリさんがモデルだとしたら、きっと幸せになっていると思いたい>ポーリーン
アンの世界では中年ロマンスがゴロゴロしてるんだし
テオドラとか、道の辺の女主人(名前失念)なんかは恋人からの
プロポーズを何年も何十年も待ってたりするけど、女のほうから
せきたてると言うのはそんなにはしたないことなのかね。
「私ならルドビックをせきたてるね、まったくのところ」
とリンド夫人は言ってるし、実際トマスさんと結婚したのはリンド夫人の方が
リードしたっぽい感じがするけど。
>>426 モンゴメリがモデルだと相手が重度の欝とかで苦労するかも('A`)
>>425 逆に旅行とか行くときにきれいに片付けすぎたらよくないらしい。
まあ、いまわの際にあれを見られたら!ってのが活力になるのかね。
>>425 マシュウのあの死に方はちょっと可哀想だよ。
銀行が潰れてどんなにショックだったろう。
ある朝起きてこないから見に行ったら眠るようにってのがいいな。
マシュウの死は、モンゴメリはよく書いたもんだ思う。非難ではないけど・・。
もっと厳かで優しい死を与えて欲しかったのが本音。
ずっと心臓が悪いって前フリしてたから、モンゴメリ的には「アンにとって思いもかけない突然の死」を
書きたかったんじゃないかな
少し加減が悪くて、床について、そのまま…ではちょっとリアリティにかけるし、寝込む期間があったら
アンが無意識にでも心の準備をしてしまうから
マシュウの死についてはああして話があったのに、マリラのことって、
「そういやマリラのことが最近出てこないな」と読みながら考えてたころに、
マリラが死んでしばらく経った的な文章が出てきて、なんだって!と驚いた記憶がある
早く先が知りたいからと、本全体を読み飛ばすようにして読んでいたので実際飛ばしたのかもしれないけど
飛ばしてないよ。
炉辺荘の最後ぐらいに「マリラの手紙の筆跡が弱弱しくなってきた」、
その次はリラで、「もうずっと前に死んでしまった」
だったと思う。
子供の「ずっと前」って何年位かな?5年くらい?
ナンとダイが仲悪そうだった。
リラともだがあんまり姉妹愛を感じなかった。
ジェリーの出征を聞いて部屋を飛び出していったナンのあとを
ダイが追っていったってところくらいか
アンの子供たちにはあまり兄弟姉妹愛の描写が無いよね
リラとウォルターにはありすぎてちょっとひいた
兄妹が多いと、仲の良い子とそうでもない子と分かれるみたいだよ。
うちの母は7人兄妹だったけど、一番仲良しは、下の下の妹だった。
>>438 リラやウォルターは妄想癖というか、夢見がちなあれを他人と共有しにくかったから、
兄弟といえど仲良く出来なかったんで無いかな
妄想癖などなくても、単に兄弟と仲というか、相性が悪いなんてのはいくらでもあるけど
何をやっても気にいらないっていう
時間が経つほどにそう思えてくるね
俺とか
ウォルターの仲良してリラの前はダイだったよね
乗り換えたのかなw
リラのほうが美しかったからあんな超シスコン気味になったんじゃない?
美を熱烈に愛する男・ヲルター
リラ&ユナへの手紙を見るたび「ダイのことも思い出してやってください」と思ってしまう
マシュウの「12人の男の子よりもお前一人がいいよ」が地味に好きなシーンだ
弾丸マンディくらい好きだ
そこは地味どころかシリーズ屈指の超名場面だと断言する。>12人の男の子よりも
モンゴメリが祖父ちゃんに言われたかった言葉だろうね
>>442 自分はダイがウォルターを見捨てたんだと思ってたw
ダイのほうが精神的に成長して相手にされなくなったウォルターが、仕方なくリラを話し相手にするようになったんじゃないかとw
>>443に超同意。
白ゆり姫騒動の後で、
ロマンチックは卒業すると宣言するアンに、
マシュウがもじもじしながら、
「お前のロマンスをすっかりやめてはいけないよ」
とささやく場面も大好きだ!!!
ユナとウォルターが結婚したら幸せな家庭を築いたかな?
どちらも少し浮世離れした大人しめの人だから、どっちか片方が
もっと現実的で強い性格でないと世渡りが大変なんじゃないかと思うんだけど。
>>447 二人とも兄弟姉妹、近所がその辺は助けてくれそう
遠く行ったらどうかわからないけど。
いい子たちだから少数でも善意の友人とかに支えてもらうんじゃないかな
どうやって金を稼ぐかだよね。やっぱり詩人か牧師か
自分がかなえられなかった文芸への夢をウォルターが果たしてくれたなら
アンうれしかったろうに
ところで話変わるけど、ストーリーガールとか、アン以外のモンゴメリ作品のスレってないの?
ここが一応モンゴメリ作品スレじゃなかった?
ストーリーガール、けっこう好きなんだけど、文庫にしてくれないかなぁ
テンプレ見たらそう書いてあったわ
すまん
ストーリーガールの声はどんな声なのだろうと脳内で頑張って想像してみるのだが、さっぱりだ
文字を追っている間は頭の中で確かにしゃべっているのだけど、どんな音か思い返してみてもはっきりしない
>>449 子供の頃は大学の英文学教授になりたいと思ってたんだよね、ウォルター。
あっちは詩人に対する評価が高いから、
名声があれば大学に迎えられる可能性もあるのかな。
確かC・S・ルイスもオックスフォードの桂冠詩人で教授だったような。
>>453 声色を変えるのか、落語のすごいうまい人みたいに話し方がすごいうまいのか…
ぱっと浮かんだのが日本むかし話の市原悦子だったw
アンにしてもエミリーにしても、文の表現からいくと少なくとも外面は美少女ではないらしいんだけど、
脳内では勝手に超絶萌え美少女として想像、いや妄想してしまう
後ろめたさを感じる
時代を超えて愛されてる少女向け作品に、公式に萌え絵をつけられるのは嫌だな。
幼友達がグラビアアイドルになってしまってるような気分。
潔癖症乙とは思うけど、こればっかりは理屈じゃないのでどうにもならない。
アンやエミリーの描写で美少女を想像してしまう気持ちはわかるけどね。
以前貼ってあったアンのモデルだという女優さんは普通に美人だったし。
少なくともちょっと妖精っぽい雰囲気でイメージするな。
私が最初に読んだアンシリーズは、濃いピンクに渋い黒字の小さいサイズのハードカバーで
多分村岡さん訳だった。
小学校の図書館にあったんだよね。
若草物語、少女パレアナ、美しいポリー等等、数多の名作少女文学は全部それで読んだ。
挿絵はなんというか雑なやつ。
カラーが2ページくらい巻頭についている。
でもそのくらい雑なほうが想像力を掻き立てられるもんだよね。
もしくは昔の小学館世界童話全集みたいな超絶豪華かつ緻密な挿絵かどっちかにしてほしい。
変な萌え絵がついているとムカっとしてしまう三十路かな・・・
アンはスパイダーマンの彼女役の人っぽいイメージ
スパイダーマンではあれだが
マリーアントワネットではめちゃめちゃ魅力的だった
結局萌え絵と言っても時代の趨勢で生まれたものに過ぎないのだから20年位すれば
「古臭いけど素朴な絵だなぁ」みたいなことになるかもしれない
昔コバルト文庫の挿絵で見た大和和紀風の少女マンガ絵のアン、
小学生の頃はかわいいと思ってたし今見てもそんなに違和感感じないだろうと思うけど、
こういうのも当時の大人ファンはイヤがってたんだろうか。
少女漫画といえば、川崎苑子はだいぶモンゴメリの影響を受けていたな。
アンシリーズ、エミリー(1部だけ)と読んで、今ストーリーガールを読んでるんだが、
なんだか妙にストーリーガールにどきどきしてしまう
すげーかわいく思えてくる
夜中に家を抜け出して学校にネックレスだかをとりに行くところとか、甘酸っぱい気分でいっぱいだった
おそらく、アンやエミリーと違ってセアラ自身を直接見てるのでなく、
彼女に好意を抱くベバリーキングの視点で読み進めてるからなんだろうな
一応作中ではフェリシティが見た目は仲間内で一番可愛いはずなんだが、
ストーリーガールが圧倒的にかわいく思えてくるから不思議だ
ストーリーガールってモンゴメリ作品には珍しく料理が苦手
という設定もいいね
上手くなりたくて頑張ってるのに失敗しちゃう所とか凄く
可愛く思える
466 :
なまえ_____かえす日:2009/06/11(木) 14:14:26 ID:A5Y8gC9q
リラの軽焼饅頭=シュークリーム
>>466 えええええええええええええええっ!
そうだったのか、
衝撃だああ
ひらめのようにつぶれてたやつ?
そうなのか。ずっとマフィンだと思ってた。
マフィンは軽焼きパン
>>465 真逆の設定されてるフェリシティも好きだ
自他ともに認める美少女で、料理・家事が完璧、でもおもしろみはないw
料理には自信のあった(ありすぎる)フェリシティが唯一失敗するエピも好き
>>471 ストーリーガールとフェリシティは内心お互いを羨ましがってるんだよね
ストーリーガールはフェリシティみたく家事が上手くて実生活で役立つ娘になりたくて
フェリシティの方はストーリーガールの機知に富んだ所が羨ましいという
ストーリーガール爆読完了!
ベブとストーリーガールが終盤日増しに仲良くなっていく様子が、なんとも甘酸っぱかった
セシリーのことがたまに描写されると、もしかしてと思っていたが、
いくら読解力のない自分でも2部の黄金の道でベブが、生きてる者はたまに会うと
過去のことを語り合うみたいなことを言ったときに確信に変わった
そしてその通りになったようだ
一応8人の仲間だったわけだけど、一時にに4人もいなくなって、
さらに一人もそうなってしまうなんてなぁ…寂しくなるよ
アンも面白かったけどこんにちは含めて全て読むには結構長くて、
気短な自分にはストーリーガールくらいの長さが適当だった
つか、ロリコンだからかな…きっとそれが一番でかい気がする
大学、ぎりぎりで夢の家くらいまではアンの若々しさにわくわくするんだが
イングルサイドあたりまでくるとわくわくという感じはちょっと薄れる
最後にリラがやってくることで若々しさが再び出だすけど、
戦争の陰惨な話が絡むからわくわくしてばかりもいられない
そのころには大河小説を読んでる気分になった
次はエミリーを3部まとめて注文したので、それを読もうかな…
何で図書館にエミリー全部置いてないんだろう
狭い図書館だししょうがないか
フェリシティといえば、最初はピーターを雇い人だからと邪険にしてたのに気が付いたらぞっこんになっていた
あの心変わりはいまいち分からなかったな…
いつの間にって
今風にいうとツンデレキャラなんでしょ
ツンデレと書かれるとなんか神秘さというか奥ゆかしさというか、そういうのが消え失せるな…
意地っ張り、とか、あまのじゃく、の方がしっくりくるかな
フェリシティのは最初から嫌いなわけじゃなく、気になってる男の子だからこその
ツンケンだよね
イルゼがペリーにやたら厳しかったのと同じ
調子に乗ってエミリーを読んでいたら日が変わっていた
一度読んだ話だとああこれはあのことだったのかということがたまに出てくる
あと、訳者が違うと作品そのものの雰囲気も変わってくるね
先日、最初に読んだのが誰訳か忘れたが、今読んでる村岡訳はジミーがさん付けだったりして、
ジミーに対して抱く印象がちょっと違ってくる
あと、読み始めてあれと思ったのが会計簿
先に読んだほうでは小遣い帳と書いてあったと思ったが、そのほうがしっくり来た
訳者で文が違うという当然のことを知った今、
原文を解釈できる能力を持っていればなと暗い気分になった
イルゼすごいキャラだよね
ジミーさんが「人が跪くのは神様の前だけ」と言った時、エリザベスが
はっとしたのは、エリザベスがジミーに怪我をさせた時、跪いて謝ったら
ジミーがそう言ったのかな?
ただ真実を突いただけだと思う
イルゼとテディの結婚準備期間は、読んでてイライラするんだけど
逃亡シーンがあるから読める
イルゼの気持ちはわかるんだけど、テディの気持ちがよくわからんw
エミリーのこと好きだっていうわりに、長いこと連絡してこなかったり
気まぐれに口笛吹いて呼び出してみたり
お互い誤解してることも多かったけど、そもそもテディがはっきり態度を
決めなかったからじゃね?と読むたび思う
たしかにテディの気持ちよくわからないよな
結婚準備といえば、アンシリーズ読んでてウェディングドレスには白と黒
二種類あったと知ってカルチャーショック受けた。
日本の婚礼衣装も白無垢だけでなく、
黒の振り袖で後日袖切って留め袖にするみたいなものがあったようなもんでは。
ドレスでも白は普段に向かないが黒はその後にも着られる。
メアリ.スチュアートもおフランスの王太子との婚礼で白いドレスを
着たら吃驚されたそうだ。
黒いドレスってのはどのあたりで出てきたんだっけ?
コーネリアさんやエレン・ウエストは紺のドレスだった記憶があるけど。
映像化してほしい小品はいつも上がってる作品ハゲドなんだけど
ふいに、鼻血止める姿をクロロホルム嗅がせる誘拐犯に間違えられる話もいいなー。
ありったけのアクセサリーつける話とか。
4本くらいのオムニバスにコミカルな視覚のを一つ入れたの見たいなあ。
オマケ特典に競売狂。
>>488 それは「幸福」のノラ・ネルソンさんの恋話だね。
「幸福」っていろんなエピソードの集まりだから、その中の一部を
映像化するのも面白いかも。
トムギャロン邸をおどろおどろしくゴシックホラー風に映像化したのを
見てみたい。
しかし親族が首つった部屋で死人の寝巻きを貸して泊まらせるなんてイイ趣味だな
Sにも程があるw
暴君の姉を持つ女性を結婚させる「縁むすび」とか、
「カーモディの奇跡」(足が不自由な女性があるきっかけで歩けるようになる)
あたりも映像化するとおもしろい話だと思う。
欝展開だけど「夢の子供」も見てみたい。
「平原の美女タニス」は今だと差別表現が問題かな。
トムギャロンさんは実際、一族の怪談ネタ以外に生きがいがないんだろうな。
結婚していれば違ったかも…と最初思ったけど、
あの人なら幽霊話で夫を追い出しかねないw
>>491 むしろ夫が怪談のネタになりそうで怖いw
>>492 「夫という人は男には珍しく信用に足る人物でしたよ。
気の毒に、旅行先で罹ったらしい奇病でなくなりました。
毒を盛られたんだという噂もありました。もちろん、私を中にして
争う若者は数多かったですからね。今でも東にある書斎に行くと
時々夫の足音が聞こえるんですよ」
と妄想w
>>409 言わなきゃわらかんのに、わざわざ言い足してるからな
わざとだ、ぜったいw
古い庭の記憶ってエミリーがいつ書いた小説だっけ??
エミリーシリーズを読んでいて、エミリーが冬の雪山で4人で難を逃れたが悪いうわさが広まって、
おばさんがそれを鎮圧しにいった、というところまで読んだのだが、
古い庭の記憶のことが頭に引っかかってしょうがない
そんなのあったっけ?最後に呼んだのが10年位前だから忘れちゃった。
>>409何が?
やっとエミリーはのぼるを読み終わった
俺がエミリーならほいほいついていっちゃうかもしれないな、ニューヨーク
まぁ、そんな大した才能はないから機会が訪れることがまずないけど
500 :
なまえ_____かえす日:2009/06/18(木) 18:47:38 ID:uLxOv/vV
PE島から摩天楼とジャズエイジのニューヨークに移ったら、
エミリーは神経衰弱になってただろう。
黒ん坊とヤンキー、外国人だらけだし。
アメリカ人は地図を知らないし、PEIなんて知らないし。
今の日本に例えると、沖ノ鳥島とか?どんなところか全然知らないんですが
いやさすがにもうちょっとだけ、都会に近いかと
PEIはカナダでもっとも早く植民が始まったり、最初のカナダ議会だったかな
が置かれたところだったそうだから
盛岡とか弘前とか東北の県庁所在地周辺の村って感じだろうか
それとも北海道かな
島だと思いうかばんが京都みたいな感じじゃない
昔は都だし
京都はどう見ても過大評価
奈良の方がいい
507 :
なまえ_____かえす日:2009/06/19(金) 08:48:30 ID:u3phK7KE
東京から見ると利尻・礼文、稚内というとこでしょう。
最果ての小都市。
ここで奄美大島
名前忘れたチャウチャウの飼い主が、エミリーに
人々は封筒の「PIE」だけ見て、中身なんか見ないことでしょうよ、みたいなことを言ってたのからすれば
屋久島ありそうだね。
510 :
なまえ_____かえす日:2009/06/19(金) 14:04:56 ID:BT5ZX92o
「赤毛のアン」の原稿も、たまたま出版社の編集部にPE島出身の人がいて、
それで見てもらえたらしいよ=モンゴメリ。運が良かったね。
んじゃ四国
512 :
なまえ_____かえす日:2009/06/19(金) 14:12:19 ID:BT5ZX92o
アメリカ人が地理に弱いのは100年前も今も同じだけど。
しょせんはヤンキーですからね、まったくのところ。
514 :
なまえ_____かえす日:2009/06/19(金) 16:30:57 ID:BT5ZX92o
男の言いそうなことじゃありませんか。
イギリス人が、今度日本が中国に返還されるんだろって言ってたな。
それは香港…
516 :
なまえ_____かえす日:2009/06/19(金) 18:26:34 ID:BT5ZX92o
「それこそヤンキーの言いそうなことですよ」
イギリス人はヨーロッパ人の中でも特に他国のことに
興味ないらしいしな…
没我の精神をハッピーエンドになるようにすると、あの弟が奇跡的に
回復して真人間になり、実はユーニスにずっとほのかな恋心を抱いて
いる隣人がいました。って感じかな。そういう話にして欲しかった。
救いの無い話は現実の世界だけで十分。
519 :
なまえ_____かえす日:2009/06/20(土) 07:31:01 ID:M2EB6W37
モンゴメリの無名時代の初期の短編作品だと思う。
晩年のモンゴメリはリアルな世界で絶望してるからか明るいハッピーエンドを
書いてたけど、若い頃はこういう救いようのない終わり方の
作品もけっこうあったみたい。家や親の呪縛に縛られたオールドミスの娘
というとモンゴメリ自身なんだけどね。
スイス人の知り合いも折り鶴作れる癖に日本の場所しらなかったな
「隔離された家」で、ピーターが隔離期間が終わって家に帰ると
猫がみんな自分を忘れてしまってた、とあるけど
猫ってそんな短期間に飼い主忘れちゃうの? 猫飼いの人教えて。
猫はすねたんじゃ?
家人に預けて旅行に出たりすると、帰ってきても「誰?」みたいに
思いっきり知らんぷりされて、それまで一緒にいてくれた家人にごろついて
「こっちのほうがいいもんね」的な顔をすることがあるよ
ついにエミリーを全部読み終わりました
求めるものはひでえな…エミリーひどい!!!!
読むたびに右から左で記憶に残ってないからあれだが、イルゼの結婚のときに25か??
で、それから2年くらい経過したようだから最終時で最低27歳だと思うのだが、
今から100年前の話と考えると結構な行き遅れだよな…
のぼるから日記が増え始め、求めるものではかなりを日記が占めてた気がするなぁ
そして話が進むに連れペリーの出番が減っていった気もする
個人的には、結婚云々が話に上るようになってから、エミリーがとっぴなことをし続けるので感情移入しにくかった
>>522 そうか! 「もうあんたなんか知らない」ってやつか。
それなら納得いく。サンクス。
525 :
なまえ_____かえす日:2009/06/21(日) 05:11:37 ID:p1a5idw/
モンゴメリは子供時代しかユーモアは書けないと言ってたから
思春期以降は出版社とファンの要望で書いたんでしょう。
テリーとの恋愛はダラダラ引き延ばしていくうちに分けワカメになってる。
最初読んだ時は夢中だったから気づかなかったけど、後から読み返すと
求めるものは、かなり訳がアレだと思う。あの後いくらもしないうちに
亡くなったわけだから、推敲する余裕が無かったんでしょうね。
エミリーがとっぴなことし続けてるとまでは思わなかったけど、
意地張りすぎというか、テディのこと好きって自覚があるわりに
飛び込んでいかないのは不思議
ディーンとも「結婚してあげようと思ったけど無理」って感じだし、
テディが呼んだ時には自尊心を満足させるために行かないし、
上から目線?なのは気になるかな
528 :
なまえ_____かえす日:2009/06/21(日) 16:04:53 ID:rEbnlXZO
テディって亡霊みたいで人格がない。現実味のないキャラだね。
あの母親はうざい。
テディは影薄すぎるな
なんでエミリーが惚れてるのか良く分からなかった
531 :
なまえ_____かえす日:2009/06/21(日) 19:22:18 ID:I9FzTuHj
イケメンなとこ?
あと、芸術家肌のところかな
ディーンが嫉妬深くさえなければ、エミリーにはあってる相手かも、
と思ったけど、それじゃエミリーがただのファザコンだね
532 :
なまえ_____かえす日:2009/06/21(日) 19:27:45 ID:rEbnlXZO
ああ、「夢を売る人」の運命は!
灰
自分はペリーが好きだったが
モンゴメリのヒロインはペリー系は絶対好きにならないな。
535 :
なまえ_____かえす日:2009/06/21(日) 20:04:00 ID:rEbnlXZO
プリーストのどす黒い血が・・・て、ディーンはエミリーが子供の時から
目を付けてた中年ロリでしょ。
俺たちの仲間か
537 :
なまえ_____かえす日:2009/06/21(日) 20:13:21 ID:I9FzTuHj
ペリー系を好きにならないのは、階級意識みたいなのがあるから?
モンゴメリも下宿先の農家の青年を、好きだけどつりあわないってふってるね
ユーアンとはつりあってるかもしれないけど
外面ばっかり気にしてるような感じ
>>535 ロリではないでしょ、大人になるまで待つんだから
少女性愛者と少女を後の恋愛対象に認識出来るのは違う
やばい人間ではあるけどね
539 :
なまえ_____かえす日:2009/06/21(日) 21:09:09 ID:cSJiuLkm
>>539 こういうたぐいの話を素直に信じられるほどピュアだった昔に戻りたいわねw
>>538 あの当時の感覚なら風変わりな人程度の認識でしょ
いまだとヤバイ人だけど
昭和の有名な政治家だったかで隣家の幼い娘に目を付けて
成長するまで待って結婚した人とかいるし
誰?
顔が良ければ光源氏だね。
今でも余裕でいると思う
宮崎あおいとかもそうでしょ
残念ながら名前は覚えてないんだ
日本の偉人百人とかそんな感じの本に書いてあった
学生の時に隣家の3才の娘に目を付けてと
光源氏…
鳩山弟も奥さんと14の時知り合ったて言ってた
548 :
なまえ_____かえす日:2009/06/22(月) 11:24:58 ID:8i1/bXj4
紫のバラの人も、マヤが13歳くらいの頃から目を付けてる。
あっちもこっちもロリコンだらけ
550 :
なまえ_____かえす日:2009/06/22(月) 13:08:22 ID:8i1/bXj4
「チビちゃん」「子猫ちゃん」とか呼んでペット扱い。
ふ・・・
結婚すると言っておいて直前で破棄した、詐欺レベルのエミリーにあの家を幸せにしてくれと、
権利書譲り渡すディーンはすごいいい人
イルゼ責めた時にイルゼにあなたも同じことしたジャンて言われてたな
ディーンはいつかいい人と巡り会って欲しい
恋愛関係になる女性じゃなく、友情を育める存在でもなんでも
あのままじゃ可哀想だ
エミリー超えるなんてエミリーの娘ぐらいかもね
555 :
なまえ_____かえす日:2009/06/22(月) 16:55:39 ID:8i1/bXj4
ディーンは独り者で財産だけは山のようにある。
不労の高等遊民で世界を旅してる良い身分。日本にも来たよね。
瀬戸内海だっけ?でもあれは誤訳らしいけど。大体モンゴメリは
瀬戸内海なんか知らんし。
556 :
なまえ_____かえす日:2009/06/22(月) 17:01:17 ID:8i1/bXj4
ディーンはカザリンと相性がいいんじゃないかな。
残念ながら住む世界が違うが。
558 :
なまえ_____かえす日:2009/06/22(月) 19:04:02 ID:8i1/bXj4
時代背景も違う。エミリーは1920年代の話、アンが高校教師だったのは
1890年頃。
30年後としてカザリン60歳前後?
恋愛じゃない関係を美しく築くのも良さそうだが
エミリーにエミリーの父親似の息子が生まれたなら
ディーンと友情を築けるかな
友人の娘をレディに育てたらうっかり自分が惚れちゃった、
って話なかったっけ
アンをrめぐる人々の中の
ベティの教育
562 :
なまえ_____かえす日:2009/06/23(火) 04:17:28 ID:JE595Eeh
流行病で子供残して妻に先立たれた男も多い。
当時の男は妻の家庭内労働なしに生きていくのは難しい。すべて手作りだから。
オールドミスで多少不細工でも、うちの切り盛りが上手ければ
子持ち中年男への後妻の話はいくらでもあったと思う。
若いキレイな娘の場合は若い崇拝者たちと競争しないと駄目だから、
財産持ちとか縁戚とか、なんか付加価値が必要だったろう。
ジェーンを読み終わった
なんとなくこじんまりした感じがした
言い方を変えれば、今まで読んだほかのモンゴメリの作品よりまとまった感じを覚えた
単純に、1冊で終わってるからかもしれない
親近感とかわく前に読み終わったしまった
>>561 ベティの「すべてを教えてくれたのはあなたなんだから、愛もあなたしか
教えられない」ってセリフが好き
ジェーンは父親が嫁の母親ばかり断罪して
自分の姉の悪さを非難しないとこ最悪だと思う
妻に母親との縁切らすなら自分もきれっつーの
トロント行って家買って暮らすのなら実質切ったようなもんじゃないの?
夏には島に来るみたいだけど、3人で住むならもう姉の入る余地無いんじゃね?
567 :
なまえ_____かえす日:2009/06/24(水) 10:05:00 ID:ntzWz9Zf
アンやエミリーは少女小説という気がしないけど、
ジェーンはコバルト、ジュベナイルという感じがする。
読みやすいけどあとに残らない。
>>565 「男の身内贔屓」っていうモンゴメリの持論じゃないかな。
「男が考えそうなことですよ!」
570 :
なまえ_____かえす日:2009/06/24(水) 14:10:52 ID:ntzWz9Zf
自分の頭が良いだけにモンゴメリは男は事の真実を見抜けないバカだと思ってるのかも。
フェミとはまた違う。大方の女性もまたバカだと思ってるから。
ようするにエリート意識が強い。
>>570 それ同意。ジェーンの父は結局すごい間抜けにしか見えなかった。
いい父親かもしれないが、聡明な人間ではなかった。
そういう風に書くのが、モンゴメリのブラックユーモアかなと思って読んでたな。
572 :
なまえ_____かえす日:2009/06/24(水) 15:50:28 ID:ntzWz9Zf
少年ぽくてチャーミング、でも身びいきが強くて事の真実が見抜けない。
ギルバートとマライア伯母さんもそんな感じ。
573 :
なまえ_____かえす日:2009/06/24(水) 17:48:41 ID:AtrjuHuP
後妻と年頃の娘の間でオタオタしてたモンゴメリ
の実父がモデルだね。娘には絶対的に愛されてるけど、性格が
弱くて生活力に欠ける。
>>573 そうそう研究書で読んだ。
理想の父像とダメンズの実父との落差に悩んだとあったよ。
継母との間の揉め事や、気の乗らない男性がモンゴメリに言い寄って来ても
ちゃんと対処してくれないどころか煽ったりとか。
ジェーン父、ギルバートに反映してるんだろうね。
>>565 駆け落ちしておいて嫁の母親だけ悪く言いまくるとか
良く考えると最悪だよな
ハゲてる方だけに言いたいことがある。
遂にリアッ●のニューバージョンが販売された。
これって、本当に髪の毛が生えるのだろうか・・?
調べてみたところ、てっぺんハゲには高い効果があるらしい・・
そして、ハゲ疑惑がある、あの若手有名人も利用しているらしい・・
でも、海外には、もっとすごい商品があるらしい・・
ロゲインとか、倍毛DXとか、かなり生えるらしい・・
>>575 あの母親も十分アレだけどなw
性悪度で言えば、実姉のアイリーンの方が上なんだけど
気付かないんだよね
でも、ジェーンがきてから、距離をおくようになったというのは
気付いたのか、それともジェーンにうまく操縦されてるんだろうか
もつれたくもの巣ってのを読んでるんだが、アンやエミリー、ジェーンなんかとはずいぶん趣の違った話になってるな
登場人物が一気に出てきて、みんな一族なもんで、はて、この人は誰だったかなと思うことがよく起こるが
579 :
なまえ_____かえす日:2009/06/26(金) 11:18:51 ID:R7NbrbDd
人物相関図を書いて読もう。
先月からせっせとモンゴメリ作品を読んでいるのだが、
夕飯の時間がひどく早い気がするんだけど、どうよ?
冬であろうと日暮れ前には飯を食い終わってるような書き方で、
寝る前に何かしら間食するという話がよくある
昔は明かりがなかったからそんなもんだったのかな
まぁ、夜の間食は今の時代でもやってるんだけど、晩飯の時間が早い気がするんだ
それはいいとして、エドワード島はすごいな
人口が自分の住んでる市と大して変わらないのに、面積は100倍以上ある
>>580 ヒント:日没時間
逆に夏は夕食の後でも外で遊び回っている。
冬至の頃は3時頃には暗くなる?
鬱病になりそうだ。
584 :
なまえ_____かえす日:2009/06/27(土) 02:05:45 ID:WAjrgTdj
冬のロンドンは午後4時で真っ暗だよ。陰鬱。
アンがベランダで、シャーリーだったかリラだったか
夕焼けを見ながら寝かしつけてるって描写が確かあったが
おそらく9時とか10時とかなんだな。
586 :
なまえ_____かえす日:2009/06/27(土) 03:15:05 ID:WAjrgTdj
明かりはランプやろうそくだから
節約のために日の出起床、日の入り就寝?
冬(11月下旬から4月半ば)は樺太なみの極寒だから、
暖炉のない寝室はさぞ寒かったろう。
587 :
なまえ_____かえす日:2009/06/27(土) 03:29:41 ID:WAjrgTdj
ディーンとエミリーが冬中、エリザベス伯母さんが聞き耳たててる
暖炉のある居間で文学の話をするのも大変だったわけだ。
寒さで外には出られないし、レストランも喫茶店も冬場はクローズ。
>>580 朝が早いと、そうなるんじゃない?
朝から夕方まで農作業していたら
4時半〜6時くらいにはご飯食べたくなりそう
女の人も、ご飯の片付けが終わったら
何か手作業をしながら一息つけるし
589 :
なまえ_____かえす日:2009/06/29(月) 16:08:21 ID:jh1w/yCR
サマータイムを有効に使うのは早寝早起き。
ところで、こんアンってここで話すんのはスレ違いになんの?
>>590 モンゴメリ作品じゃないから微妙だな。
アニメ板のスレに行った方がいいんじゃないか?
>>591 アニメのスレで原作の話を振った人は「原作厨カエレ」って言われてた
どこでするのが妥当なんだろう
ここのスレで数年前に教えてもらったアボンリーへの道、
日本語吹き替えのDVD化決定したそうだ。
すげー嬉しい。
アボンリーへの道は図書館にあったが読んでないな
それより先にストーリーガールと黄金の道を読んだ
何せアボンリーへの道は巻数が多いのでしりごみしたというところが大きい
まだ読んでないモンゴメリの本がいっぱいあるしな…
で、数少ない既読モンゴメリ作品でいまんとこ一番好きなのがそのストーリーガールシリーズ
>>592 今アニメスレいったけど荒れてるんだね。少し話題振るの待ったほうが良いんじゃない
たまにはここでもいいんじゃ、と思ったけれど
原作からめたアニメ話ができるって人たちが流れてきて
アニメ板のノリを持ち込まれるのも正直ちょっと…
だいたい、原作付きアニメのスレって「原作だとこうなのに云々」っていう話題が出て荒れるから
「原作厨カエレ」ってことになったんだろうな。
特に今回の場合、原作にさらにモンゴメリのアンシリーズという原作があるから余計に。
アニメの話を抜きで語れるならここでも良いかも、とは思うけど
段々アニメ板からも流れてきて歯止めがきかなくなりそうだし…
専用スレ立てたらいいじゃん。
エミリーの時も専用スレあったよね?
うん、アニメ放映中なら盛り上がりそうだし立てていいんじゃないの?
あっちでもこっちでも居所がないってよりは<こんにちはアン
若草物語スレとか、アニメスレから流れてきた人で酷い事になってたもんな…
やっぱ専スレが良いんじゃないかな
ミニーメイが口喉炎に罹ったときにダイアナの家にいたメアリ・ジョーと
イチゴ水事件の日、ダイアナの世間話に出てきた
ルビーにおまじないの石をくれたメアリ・ジョーと
ポール・アービングのおばあさんちにいた女中のメアリ・ジョー、
全部同一人物?
みんな同じ名前だったっけ?
山田花子みたいなもんかな?
とりあえずポールの家のメアリ・ジョーは違う人のような気がする
日本では女中さんの名前をいちいち覚えるのが面倒だから
ウメとかマツとかタケとかって、
女中の名前が決まってたっていうのがあるから同じかも。
603 :
なまえ_____かえす日:2009/07/01(水) 13:49:13 ID:TUZWgjT8
MARY JOE(メアリ・ジョー)はのろまで気の利かない、英語をロクに話せない
フランス系カナダ人少女のステレオタイプだと思う。
当時のPEIでは原住民の次くらいに差別されてて、メイドくらいしか
雇ってもらえなかったのだろう。
アンシリーズのごく初期にだけ登場する「クリーク」という村(町?)は
フランス系の人間が多かったっぽい。
アンを引き取るときに雇ったフランス人もクリーク住人だった気が。
クリークって、大草原シリーズにもでてきたので、
川辺のことだと思ってた。
川辺(低地)に住んでいる人=貧しい層
ってことで、矛盾ないし。
海外ドラマのドーソンズクリークも川だし。
606 :
なまえ_____かえす日:2009/07/02(木) 07:17:29 ID:fd4TU5oR
Young Mary Joe, a buxom, broad-faced French girl from the creek,
whom Mrs. Barry had engaged to stay with the children during her
absence, was helpless and bewildered, quite incapable of thinking
what to do, or doing it if she thought of it.
Ruby Gillis had charmed all her warts away, true's you live,
with a magic pebble that old Mary Joe from the Creek gave her.
You had to rub the warts with the pebble and then throw it
away over your left shoulder at the time of the new moon and
the warts would all go.
I've had serious thoughts of asking Young Mary Joe to sit
down and eat her tea with me, but I expect Grandma wouldn't
approve. She says the French have to be kept in their place.
And anyhow, it's difficult to talk with Young Mary Joe.
She just laughs and says, `Well, yous do beat all de kids
I ever knowed.' That isn't my idea of conversation."
日本語でおk
ヤングとオールドの少なくとも二人はいるわけだね。
中でもヤングは非常にアホっぽい、と。
フランス少女に同情するのは、十分英語が出来なくて
意思疎通が難しく、何か言われてもポカンとしてることが多かっただけでは?
言葉が通じなくてバカにされるってのは辛いなあ。
確かに言葉の問題は大きかっただろうね。
英語が完璧とは言えないフランス系の女の子が、
親に働けと言われて就職活動をするけど
言われることがちゃんとわかるかどうか不安でたまらなかった…
って話を読んだことあるよ。
今は学校でちゃんと英語をやるんだろうけど。
611 :
なまえ_____かえす日:2009/07/03(金) 02:52:57 ID:+mNdWo8s
奴隷時代のニガー英語みたいだな。
`Well, yous do beat all de kids I ever knowed.'
銀の森のパットを読んでいるが、二度と元に戻らなくなった人多すぎワロタ
当時のカナダ人にはおフランスに対するあこがれとかは無かったのかな。
カナダはケベックがあるし、フランス系とは複雑な関係があったのかも。
615 :
なまえ_____かえす日:2009/07/04(土) 12:07:08 ID:JBnJFS/w
カナダは東海岸一帯はフランス語圏。なぜか大西洋岸のノバ・スコシア州
とPE島だけが英語圏だからややこしい。今でも仏語圏の人はカナダから
独立したがってるし、ケベック州じゃ英語が通じない、英語の
道路標識もないんだって。本国のフランス人と英国人の敵対心が
そのままカナダ移民に移植されてるんじゃないの?
パットの上巻読み終わったが、パットよりおばさんになんとなく愛着がわいた
カナダのフィギュア選手にPチャンという人がいてワロタ。
>>615 モントリオールへ行ってきたけど、アン関連本はどんなに大きな書店にもなくてワロタ。
まあ、あれだけバカにされてたら売れないわな。
英語が通じないってことはなくて、フランス人と同じで「わかっているが仏語で話せ」。
PEIだって、最初はフランス語の地名が付いてた。
619 :
なまえ_____かえす日:2009/07/05(日) 05:55:25 ID:RlwhqfLy
英仏戦争のなごりかな。
「ケベック地域は、元々インディアンやイヌイットが先住してましたが、
1534年にフランス王の命を受けた、ジャック・カルチェが入植しそれ以降
フランス領になりました。その後、英仏戦争でイギリスが勝ち、ケベック
もイギリス領になりましたが、フランス人の入植者が多いので、ケベック法
により、英語圏のオンタリオと仏語圏のケベックになり、現代に至ってます。そのため、カナダは英語と仏語が公用語ですが、ケベックだけは、仏語が主要になりました。
http://www.wcs.ne.jp/bonjourquebec/his-cul.htm」
PEIはもともとフランス系住民が住んでいたのが、
PEIがイギリス領になったのに伴い無理やり追い出されてしまった、
と地球の歩き方にのってた気がする。
たしかアンの時代のずっと前。
まぁフランス系だってもともとインディアンを追い出して入植したんだろうけどさ。
歴史の教科書とかも違うのかな
歴史的事実は同じでも歴史認識で違いがあるかもね。
いっそケベックを独立させてあげればいいのに。国土が広いんだからね。
パットが5歳のときに1次大戦が終戦てーことは、そのときリラが18だったっけ?17だったっけ?
10年ちょいは年が下なんだな
624 :
なまえ_____かえす日:2009/07/06(月) 00:06:26 ID:rjEIFLsW
ケベックを独立させたら、トロントからPEIやノバスコシアに電車で
行くのに国境を越えていくことになる。パスポートがいるよ。
PEIやノバスコシアがトロント以西の英語圏と隔絶してるのは
今も同じだけど。
>>624 日本人ならパスポートは必帯。
別に国境が出来てもかまわない。
カナダ人がそう書き込んでるならUKとアイルランドみたいになるかもと思う。
「丘の家のジェーン」読んだよ
やっぱモンゴメリの洞察力は凄い
今の日本の話と言っても通用する気がしたよ
比較したらおかしいかも知れないけれど
オルコット若草と、ウェヴスター足ながおじさんとは
密度みたいなもんが全然違うね
時代背景と環境の違いか、それとも訳のせいなのかな
原著を読まないと比較しにくくね?
訳書でも訳者が同じなら多少意味があるか知れないが
赤毛のアンとかいろんな訳者の版が出てるけどどれも結構違った感じじゃね?
固有名詞のカナ表記すらちがうことがあるしアボンリーとエイヴォンリー、カスバートとクスバートとか、
一人称、二人称の使い方なんかも
628 :
なまえ_____かえす日:2009/07/06(月) 14:36:37 ID:rjEIFLsW
オルコット若草は時代背景が古い。フープスカートの南北戦争の頃だから
エピソードもキャラもどこか古めかしい。
モンゴメリの作品は20世紀初頭から1930年代で今の感覚で読める。
てか、モンゴメリの人物描写が古さを感じさせない。
629 :
なまえ_____かえす日:2009/07/06(月) 14:51:51 ID:rjEIFLsW
モンゴメリは若草物語のファンだったらしいね。少女小説の定番だから
当然か。
>>627 この前何の気なしに図書館にあった赤毛のアンをパラ見してて、
ブリュエット→ブルーイット
アンドリュース→アンドルーズ
って表記になってて読みにくかった
村岡訳に慣れきっているといちいち引っかかっちゃっていかんなぁ
足長おじさんにも若草物語出てきたから
すごい人気あったんだろうね。
高慢と偏見は人気あったのに読んだとか出てこない。
632 :
なまえ_____かえす日:2009/07/06(月) 18:34:37 ID:rjEIFLsW
エミリーにオースチンの名前は出て来るね。
"- But I'd hate to have you dream of being Bront? or Austen -
and wake to find you'd wastes your youth on a dream.
- I don't fancy myself a Bront? or an Austen, said Emily. -
But you didn't talk like that long ago, Dean.
You used to think then I could do something some day."
銀の森のパットを読み終わった
アンやエミリー、ジェーンと比べると一抹の寂しさを覚える
そして訳者あとがきを読んだ
明日から読もうと思ってたパットお嬢さんのネタバレを食らった
ち、ちくしょう…
それと、訳者が違うので人の名前が変わってるかもしれないな
まぁどうにかなるだろう
しかし、40年以上前の本が目の前にあるってのが不思議だな
その40年は前の本に載ってるのが100年位前の物語で
すげえ
時の流れすごい
635 :
なまえ_____かえす日:2009/07/07(火) 03:50:45 ID:CGrb8Quw
ジェーン・オースティンやブロンテ姉妹になろうと夢みて、
君の青春時代を無駄に過ごして欲しくないんだ。
オースティンやブロンテ姉妹になろうと夢みたことなんてないわ。
ディーン、あなたは前はそんなこと言わなかった。
私がいつか何かになると言ってたわ。
ディーンと結婚したエミリーと、ロイと結婚したアン、やもめ(名前忘れた)
と結婚したパット、だれが一番幸せになると思う?
私の予想だと
パット>アン>エミリー
パット>エミリー>アン
638 :
なまえ_____かえす日:2009/07/08(水) 10:51:09 ID:2VgVWqzU
ジュリー・アンドリュースの兄貴と結婚したアン、ペリー・ミラーと
結婚したエミリーなんか、地味に幸せでないか?
>>638 ジュリー・アンドリュースは、「赤毛のアン」じゃなく
メリー・ポピンズとかサウンド・オブ・ミュージックとかに出演じゃね?
640 :
なまえ_____かえす日:2009/07/08(水) 14:00:14 ID:2VgVWqzU
ジェーン・アンドリュースだった、すまん。
はじめて村岡訳以外のアンを読んでみた
リンドさんが妙に乙女っぽく感じられたり、さしこのふとんがレース編みのベッドカバーだったり
焼き鳥がローストチキンだったりいちご水がキイチゴのシロップだったりとなかなか面白かった
しかも挿絵が美麗で素敵だった
ほかの訳者さんのも読んでみたいなぁ・・・
近くの図書館じゃ村岡さんと市川さんしかないんだよね
キイチゴのシロップ?
シロップがぶ飲みしたのかダイアナすげーw
643 :
なまえ_____かえす日:2009/07/09(木) 21:21:53 ID:WtCImejv
誤訳だろう。酔っぱらうんだから。シロップでは無理だ。
刺し子もパッチワークじゃないの?
編み物でもベッドにかけるものは「キルト」と呼ぶらしい
前に誰か写真を貼ってくれてたのは、白いかぎ針編みで
リンゴの葉模様のものでした
いちご水は木いちごシロップでもよくない?(語感の印象は別として)
木いちごシロップと思ってたのに実際飲んだのはワイン、だから
>>642 アメリカにホームステイした時に、私のホストファミリーは
自家製シロップを水で割ってジュースみたく飲んでたよ
日本の子供も桃の缶詰のシロップを原液で普通に飲んでる
し(大人には甘過ぎで飲めたもんじゃないけど)シロップでい
いと思うけどな
アンの料理が紹介されている本では、木苺シロップは水に薄めて飲むって書いてあったから
ダイアナに出したワインも、水で薄めて出したんじゃないかな?
さずがにそのまんまのワインだと、一口飲んだ時点で気がつくと思うんだ。
欧米で食事中のワインがポピュラーな国では、子供には水で薄めたのを飲ませるって聞いたことがあるし。
そういえば日本でも梅シロップを水やお酒で割って飲むね
カルピスみたいなものなのかな
今も作ってる人いるとおもうけど
昔懐かしい自家製梅ジュースみたいなもんだろうな
果物を保存するために砂糖で漬けると汁が上がって来るから
それを保存しといて飲むんじゃね?
ジャムを作るときの上澄み液かな
それにしても「いちご水」って絶妙の訳だと思う
当時の日本でもわかるように訳した苦肉の策なんだろうけど
もう「いちご水」という飲み物が自分の中で想像されてしまってるよ
ファンタジーの中の存在しない食べ物みたいに
実際のものを飲んでも「違う」と感じるだろうな
どっかのファンサイトで紹介されていた「シソジュース」が一番イメージに近い鮮やかな赤の飲み物だった。
脳内ではまったくそのイメージ。
関係ないけど、ハリポタに出てくる「バタービール」、あとモモにでてくる「飲むチョコレート」等、
すっごく飲んでみたい児童文学の飲み物ってあるなぁ。
ケンブリッジ茶だっけ?エミリーに出てくるの。
子供に飲ませるお茶って、日本でいえば玄米茶みたいなもんかな。
バタービールは分からないけど、飲むチョコレートなら
カフェ併設のチョコレート専門店にいけば飲めるよ
ココアとどう違うんだ
ココアはカカオからチョコ成分抜き取ったあとのカスじゃなかったっけ
期間限定でいいから、赤毛のアンカフェあったら楽しいかも
作品にでてくるケーキや飲み物がでてくるの
客が入店すると、お店側の第一声は「男の子はどこです!?」
>>656z
>客が入店すると、お店側の第一声は「男の子はどこです!?」
www
パットの物語を読み終えた
長い、実に長い
実際にはアンより短いが、ひどく長く感じた
濃縮された感じとでも言おう
しかし、ある人を好きだと思っていたけれど愛し切れなかった、
本当に愛していたのは幼い時から近くにいた男の子でした、という構図はエミリーでもそうだったが、
エミリーはなんだか理解しがたかったのにパットのほうはそうでもなかった
美しい姉や妹がいなくなり、一人残されるという状況に同情したのかも
ふたりが悶々と時間を過ごし、いわゆるオールドミス、行き遅れになっていく様は
なんとなく心をえぐられていった
パット何ぞは物語り終わる時点で三十路だしな
だいぶモンゴメリの作品も読んだけど、どれもだいたいハッピーエンドだね
どの作品だかで登場人物が、小説くらいきっちり片がついてないといけない。
というようなことを言ってたけど、まさにそういう話がそろっている
読んでて気分がいい
エミリーで思い出したが、文書を右から左に飛ばすようにしてたので、
ローラおばさんの年齢を30項半くらいだと勝手に思い込んでいたが、
もう一度読み直してエミリーの母と20は離れているという文章を発見したとき、
ローラおばさん50は行ってたのかと腰を抜かした
そんな調子だから他の作品もひどい勘違いをしている部分が多々あるんだろうな
中高年の独身姉妹って設定多くない?
エリザベス伯母さんとローラ伯母さんとか虹の谷にも出てくるし
柳風荘のおばさん達は未亡人だっけ
自分もローラ叔母さんは30代のイメージだった
アボンリーへの道のローラ叔母さん的な位置の人で脳内変換してたから
>>659 エミリーが早くからテディを好きだと自覚してるせいだと思う
好きなのにマレー家の誇りがどうたら、自尊心がどうたら、と
言って、自分からその気があるそぶりはみせようとしないのが
感情移入しにくい原因かと
パットはジングルを好きだと自覚するのが、なにもかも失くした
後なんだよね
>>656 赤毛のドジっ子メイドにいちご水注文したら葡萄酒飲まされたり、痛み止め入りのケーキ食わされたりするんだなw
楽しそうだw
ジェーンに出てくる「鐘たたき」って、天使の絵を「これはあんたに似ています」って言ったジングルのことかな。
「オランダセリ」はキャラウェイかな。あだ名は訳さなくていいのにな。
ああ、原書がみたい。
鐘叩きはひそかにジェーン狙いだったのではないかと邪推する私。
「恋は盲目だとかねがね聞いてはいましたけどね。」
おばあさまの一番好きなセリフです
おばあさまって案外ユーモアあるよな
うん、あのおばあさまの絶妙な皮肉はけっこう好きだ。頭良さそう。
おばあさまとジム船長の漫才が聞きたい。
おばあさまってそう言えばロビンの父親にべた惚れだったんだよな
デレデレの若おばあさま見てみたい
気になったので、ググってみたら
オランダセリは、パセリのことでした。
ついてにクレソンが、オランダミズガラシ、とかオランダカラシ
話題のエミリーシリーズを読んだことがないので密林にてポチリ
明日には届くので楽しみ
>>652 亀レスですが、ケンブリック・ティーは
大人が飲むのと同じ茶葉で作ります。
ホットミルク、もしくはミルクを水割りにして温めたものの中に
紅茶をほんのちょっとだけ垂らしてできあがり。
紅茶そのままだとカフェインとかが強すぎて
子供には良くないということなんでしょうね。
ほんのり色がつく程度の、ほとんどホットミルクです。
675 :
なまえ_____かえす日:2009/07/13(月) 02:41:12 ID:z7rgP8+W
>>645 私も亀レス。
子供の時(現在40代)、「赤玉ポートワイン」という商品がとても人気があり、
これ自体、甘味の強いお酒なのですが、何か行事の時など、大人たちにまじって、
子供は「赤玉」を砂糖水で割って飲む、ということがよくありました。
マリラが密かに楽しんでいたものなら、甘味も強いでしょうし、ダイアナがもっと…
と飲み過ぎてしまうのはわかる気がします。
このシーンになると、いつも「赤玉」を思い出しています。
>>674 ありがとう。お茶の味なんかしないだろうね。
渚の求婚という短編集を読んだのだが、他の作品で読んだような話がちらほら入っていた
とくに爺さん二人がけんかする話はジェーンの中で語られたものとそっくりそのまま同じだった
そういう短編物も、いいと思ったものは長編に組み込んで使ってたっちゅーことかね
あるいは、逆かもしれんが
>>676 ティーといってもほんのり香るミルクって感じでしょうね。
本当にお子ちゃまだとこれすら飲ませてもらえなかったそうなので、
お茶の味なんかしなくても雰囲気だけちょっぴり大人気分を味わえたのかな。
>>677 それはアンシリーズなの?
他にどんなのがある?
677じゃないけど、アンシリーズじゃなくて、モンゴメリが大量に書いて
投稿しまくってた短編をまとめたものだと思う
ほかに天涯孤独の孤児だと思っていたけど実は親戚が!みたいなオチの話
ばっかり集まってる短編集もあったと思う
昔読んだけど、同じオチの話ばかりで読みづらかったw
短編はとにかくたくさん書いてたんだろう
気に入ってるエピを洗練させて長編に組み込んだろうな、って話も2、3読んだ
覚えがあるよ
ありがとう。
書いたのが全部当たりなんてことは無いだろうね。
別荘暮らしの本(リゾート地の物件情報とか)見てたら、別荘用の器具の
広告が載ってて、その中にクッキングストーブがあった
グリーンゲイブルズで使われてるようなストーブで輸入もの
特殊な需要しか無いだろうけど、今の日本でも使う人がいるんだなあ
いいなぁクッキングストーブのある家。
別荘用となると、他の近代的暖房器具があっても
インテリアとして暖炉を作るような感じで雰囲気重視じゃない?
普段使いしないまでもレトロで素敵だから設置したい的な。
別荘自体が非日常を求めるようなものだけど。
たしか某社のクッキングストーブ(実際に使えるとある)は
本体36万で、施工費込みで最低100万と聞いた
そう高くない気もするけれど、薪を用意するのに
伐採業者頼むと結構かかるんだよな
>>684 家のは、普通のストーブだけど
薪代は一冬二万ぐらいだよ。
住んでる場所にもよるでしょ
山間の方だったら安くですむけど
都市部ではそうもいかないと
薪の入手は、都内でもつてがあれば格安ですよー。
都内にだって山はあるんだし。
むしろ貰ってくれって感じです。
ジム船長が持って来てくれた流木の薪が燃えるのを見てみたいな。
普通の薪とは違ってたらしいけどどんな風に燃えてたんだろ?
ジェーンのおばあさまが唯一馬鹿にしないでクリスマスに暖炉にくべさせた、っていうんだから
よっぽど貴重なものなんだろうな
流木は余分な水分が抜けてるので燃えやすく、火力が強いんだよ。
炭に焼いても上質になるそうです。
流木をくべると美しく変わる炎の色が楽しめるってのは
たしかトーベ・ヤンソンの著作の中にもあったような
都会人のジェーンのおばあさままで知ってたんだから
西洋では焚き火は流木が素敵ってのは
デフォだったのかもしれんね
たまたまシャーロット・マクラウドの「風見大追跡」を読み返したら、
流木を火にくべると「ブルー、エメラルド、真紅の炎が上がった」っていう描写があった。
>>691さんの言うとおりだね。珍重されるのも納得。
流木の薪って眺めてたら癒されそうだね。
テレビもネットもない時代だけど、現代とは違う夜の楽しみ方が色々あったんだろうな
ラジオ・テレビの出現ってすごい革命だよね
あと、リラで世界大戦によって情報が広がっていく様子が
書かれてるけど、これも革命的なんじゃないかと思った
それまでは地元中心、せいぜい国のことまでしか気にして
なかった人たちが、他国の情勢を気にするようになるんだよね
ある意味世界が狭くなっていく、感じ
うまく書けないけど
それまでは村内の出来事(さらに言えば自分ちのこと)
しか見ていなかったスーザンが、
世界情勢に一喜一憂するようになるという過程がわかりやすかった。
ちなみに女性のスカートが劇的に短くなったのが第一次大戦以降だそうな。
メアリ・バンスのように作業時にズボンをはくのも一般化してったんだね。
スーザンは「作業ズボンなんてとんでもない!」だったっけ?
作業ズボンってつまりジーパンのことでいいのかな?
当時の作業用っていったらオーバーオールなやつ?
女性がファッションとして当たり前のように着てるのをみたら
スーザン、びっくりするだろうなぁw
昔読んだハードカバーの挿絵ではサロペット型だったな。
ジーンズはアメリカ発祥だから、PEIでの普及はもうちょっと後だと思われ。
「海猿」の原作で「女の子の作業着姿ってそそるよな」ってセリフがあった。
スーザンが聞いたら「だから言わんこっちゃない」ってなるのかな。
アニメでマシュウが普段着てた野良着みたいな感じのかな?
アニメのポリアンナも似たような形の着てたよね。
>700
そうそう、ああいう感じ。
ポリアンナは時代としてはいつごろだっけ。第一次大戦後?
村岡さん訳で「スカートをきりりとたくし上げ」というのがたまに出てくるけど、どんな状態なんだろう?
ダイアナなんか花も恥らうティーネイジャーの時に「くるりと肩までスカートをたくし上げて走った」だったような
スカートの下はペチコートだっけ
それともフリフリの長いパンツみたいな奴?
くるぶし位までの丈のスカートは作業したり走ったりしにくいから、
裾を上半身の方へ持ち上げてるって感じなのかなあ
スーザンなら膝下が見える程度の丈で
704 :
なまえ_____かえす日:2009/07/24(金) 23:16:07 ID:pC9a0gox
>>702 それは殿方に見られたらすんごくヤバイ姿なのかな。
殿方のみならず、女性でも親世代なら眉を顰める姿じゃないかと。
なんかの映画で、両手でペチコートごとスカートを両脇でつまんで持ち上げて
よいしょって感じでぐるぐるってねじって結び
川で洗濯してる場面を見た事あるな
なんだったっけ。。。
>>706 そういうイメージは西部劇とか大草原の小さな家とかでいっぱいある気がする
当時の子供の服装だと普段からズロースの裾ってチラッと見えてるし、ズロースやペチコートといった下着類は見られても恥ずかしい物ではなかったってことなのかな?
むしろストッキングを脱いだ裸のふくらはぎが見える方がエロス、とかありそう
710 :
なまえ_____かえす日:2009/07/26(日) 00:09:11 ID:GLx+6CEL
>>708 見られるのを意識してレースやら沢山つけられてるのが>ズロース
見られない前提なのが>パンツ
なのか?
ナンだったか遊びに行った家で、おばあさんに
「ズロースをお見せ」って言われてたよね確か。
>>704 アンとダイアナで牛を追ってる姿をお肉屋さん親子がにやけながら
眺めてたよね。
アンが逆上して牛を売り飛ばしたのはその辺にも理由があるのかしら。
久しぶりに見たアニメで面白さ再認識して原作読み始めた。
「アンの愛情」のアンが初めて帰省したシーンが泣ける。マリラ。・゚・(ノД`)・゚・。
青い城を読み始めたが、ヴァランシーが自分の人生に対して何の希望も持ってないとことか、
家族に対して反感を持ちつつ逆らうことが出来ない様子だとか、なんか自分とそっくりだと思った
まぁしかし、おそらくモンゴメリの作品ということを考えると、このあと何かしらロマンスがあって
いい人と知り合って、いい仲になるんだろうけども
そこは自分とは違うところだな
>>713 あー、私も結婚遅かったし、家族には押さえ込まれてて
ヴァランシーにはかなり共感した。
シャーロット・ホームズさんとか。
でも、同じオールドミスでも、人生楽しそうな人もいたし。(ラベンダーさんとか大家さんとか)
モンゴメリ自体もオールドミスの屈辱を味わったからこそ、
色々オールドミス物語が書けたのかも。
でもまあ、人生楽しそうになるのも
お金に困ってない人だけだよなあ。
ミス・ラベンダーはお兄さんがいたはずだけど
何で食べてたんだろう。親から遺産で貰った農場を
貸してるお金とかかしら。
島で唯一の石造りの家に住んでるくらいだし
お金持ちの親が山ほど遺産を残してくれたんだと思う
ヘンな旦那を掴んじゃうくらいなら、お金持ちでオールドミスのままの方が良いね!
アンの教え子が「オールドミスはあれこれ言われるし寡婦になりたい」って作文に書いていたような。
モンゴメリの心の叫びのような。
ミス.ジョゼフィン.バーリーだったらいいけど、マライアおばさん
はいや。
アトッサおばさんや従姉ソフィアは寡婦だっけ?
>719
アトッサさんは何番目かの後妻で寡婦だよね。
従姉ソフィアは何番目かの亭主を亡くした寡婦だね。
スーザンが「なんであんな女が!」って憤ってた気がする>ソフィア
>>717 夫がいながら寡婦になりたいってことは要するに…
722 :
なまえ_____かえす日:2009/07/30(木) 00:53:23 ID:eHId3wdn
女の子は相続ができたのかな?
19世紀の英国では女の子が親の遺産を相続できないみたいで
ジェーン・オースティンの作品で書かれてるけど、モンゴメリの書いた本には
そういうの出てこないからカナダは大丈夫だったんじゃない?
19世紀には英国も出来るようになっていたような。少なくとも後期には
オースティンは18世紀後期ー19世紀初頭の作家
青い城読み終わった
おそらく、バーニィが小説書いてるってのは誰でも予想できたことで、自分もできたが、
丸薬の博士とかかわりがあるとかさっぱり予想もしてなかった
序盤では何度も、途中からもたまに思い出したように塗り薬だ丸薬だと出てきてはいたが
勘のいい人なら薬を湖にうっちゃるあたりで気付いたのかな
相続といえば、ヴァランシーが小金持ちのおじさんの遺産のことを気にしてたね
エミリー3部作読み終えた
ディーンに泣けた
けど12歳の娘に36歳のオサーンが・・・という無茶設定はやっぱ壊れて然りとも思った
テディがもうちょっと濃い風味じゃないのが納得いかなかった
読んでよかった
濃密な3日間だった
自分はエミリーよりずっと前に「夏への扉」を読んでたせいで、
こういうのもありかなと思ってた部分がw
あっちも凄いぞ、30の男が10歳の女の子にプロポーズしちゃうんだから。
しかもハッピーエンド。
記憶を確認するためにまた読んでみようかな。
最初はエミリーを娘のように思ってて…というならまだわかるけど、
そういう感じでもなかったよね。
>>727 12歳の娘に「君の命は僕の所有物だ」にドン引きだったorz
無論婚約するまでは弁えてはいるんだけど、基本的に配偶者スタンス
モンゴメリさんがファザコンだったんだろうなということは良く分かった
「夏への扉」も未読なのでぜひ読んでみねば
手元にエミリーの本がなくて確認できないんだけど、エミリーとイルゼは
同じクランに属す親戚だったよね
テディも遠縁?
そもそもテディの父親の一族ってマレー家と同じようにイギリスから来た
旧家だったっけ?
>>728 彼は結局メインヒーローじゃないのでああいう逝っちゃったキャラなんじゃなかろうか
もし最終的にくっつくなら、もう少し違う様に描かれたと思う
まー12歳に今すぐどうこうしたいロリペド、っていうんじゃなく
出逢ったのが12と36だっただけ大人になるまで一応待つ、って感じだからなあ
本当に大人になって出会えてたら良かったのかもしれないね、お互い
夏への扉は猫萌え小説ですよー
マリゴールドの魔法に手を出したんだが、ブレアウォーターのマレー家という言葉が出てきたときにおっと思ったものの、
エミリー読んでない人には意味が通じないくだりだなとも考えた
ところで、アンの友達とアンをめぐる人びとは記憶が確かなら読んだんだけど、
アンの村の日々やアンの仲間たちってのはそれとは中身違うの?
>>731 うん、違うおはなしだよ。
アンからはどんどん離れていってるけど、面白い短編もあって読む価値あり。
「きち○いの運転は事故らない」(だったかな)みたいな迷言もあって、けっこう笑えた。
ならばそれも近いうちに読まないとな
ありがとう
耳の後ろを洗うということがよく出てくるが、何か特別耳の後ろをあらわにゃならん事情があるのか
他の場所と同じようにしか洗ってないんだが
w
風呂入るたびに思い出すよ
アンに限らず外国モノによく出てくるよね
メアリー・ポピンズも厳しくしつけてたよ
隅から隅まで洗う、の「隅」の部分が耳の後ろなのか、もしくは
昔は毎日風呂に入らなかったから、汚れのたまるところを気を付けて洗っていたとか。
年齢違うけど加齢臭漂う箇所も耳の後ろだよね。
>>734 他の所と同じように洗ってるならいいんだよ。
洗い漏れると問題なだけで。
耳は年中外気に晒され汗をかき埃まみれになり
雑菌も繁殖しやすい場所なのに、
体の前面と違って自分で見えないため洗い漏れやすい。
ましてや顔と手以外の部分は週一回の行水が普通の時代、
ちゃんと洗っておかないとガクブルなことに。
あ、この時代は週一回(教会に行く前日だけ)よりは入浴してたかな。
でも毎日入浴とか朝晩シャワーなんてないし、
お風呂嫌がってカラスの行水な子には口うるさく言っておかないと。
臭いだけじゃなく、本人には見えないから忘れがちなのに
他人からは汚れが見える場所だしね。
自分では目に見えないところもちゃんと洗わせる=しつけ・生活習慣をキチンとさせることにも繋がる
というイメージ
そういえば、ブライトンの本に「私は大金持ちの家の子」ってひけらかして嫌われる少女が
クラスメートに「行儀作法がなってないし、首筋もちゃんと洗ってないじゃないか」って言い返される
シーンがあった。その子、もともとは貧乏で親が成功した成金だったんだよね
耳たぶの後ろ洗うのは結構大事
加齢臭はここから臭うって昔TVでやってた
コロン付けたりするよね、ここに
リラが「お耳の後ろを見てくれまちぇんこと?」ってのがかわいかったな
耳の後ろってシラミもわきやすかったよね
マリゴールドの話は長編(と呼んでいいのか)にしては珍しく年齢が幼いまま終わってルネ
とてつもない出来事とかはほとんどないまま平和な感じで時間が過ぎてく話だった
それはいいとして、自分の読んでいた訳本では「ぽんと行ってとっといで」という菓子が出てきたのだが、
勝手に穴の無い小麦粉の揚げ菓子のようなものを想像して読んでいた
でもそんなドーナツを壷に入れて放置してたら腐るよなぁ。
焼き菓子のほうが保存はきくか
実際はどういう菓子だったのだろう
>>743 それがお菓子の名前なの?>「ぽんと行って・・・」
ドーナツ壷はなぞだよね。でも湿気が少ないから、腐らないのかなぁ?
カナダにホームステイしてたとき、引き出し方式で、まな板がスライドして出てくるのがあった。
パンとか野菜とかそこで切って、サンドイッチ作って、さっと拭いて、また引き出しで戻すの。
絶対カビる!って思ってたけど、カビなかったの。
衛生的ではないと思うけれど、とにかくカビないことに驚きました。
今ジャムつきパンを一切れ食べてきました。
745 :
なまえ_____かえす日:2009/08/04(火) 18:11:05 ID:2z22bEjw
お食事とお食事の間はバタつきパンのほかはいけません、って
おばちゃんに言われてるじゃないの
ほいじゃ、かみちゃま、ごめんなしゃい
そういえばこの前、もうほぼ使い終わりかけたジャムを
テーブルにちょっと置いていて、ふと気付いたら2歳の息子が指入れて舐めてた。
とりあえず「まあ!デイビー!」と言ってみた。
あしながおじさんでも、ドーナツをつぼに入れてとっとく表現
あったよね
いつまでもつんだろう
>>744 さすがにそのスライドまな板では
お肉は切ってなかったのですか?
ワイルダーの「農場の少年」でもお母さんが揚げたドーナツを
保存する壷があった。
国土が広いから湿度の高いとこもあるだろうけど、
これらで舞台になってる辺りは問題ないとか。
あと、移民前の出身地の風習もあるかも。
イギリスに住んでた友人は、日本から送られた
せんべいや海苔を開封して何日放置してても
ぜんぜん湿気ずパリパリだったって言ってた。
フランスも湿度は高くないそうだし。
そんなとこでは代々ドーナツ壷で事足りてたかと。
壺っつーと、なんかこう、
弥生式土器みたいな形のモノを想像するわけだけども
原語ではなんという言葉なのだろうか。
かならずしも「壺」な形ではなかったりするのかもしれない。
日本並みの湿気で、パンやパイを焼く日が週一日だったら
最後の日は、真っ青だよなあ…
真っ青てw リアルすぎww
あいつら、色とりどりにしてくれることもあるんだぜ
ハイジがクララの家でこっそりためたた白パンも
壺に入れてりゃカビなかったんだろうか
うちに雑貨屋で買ったガラスのビスケット瓶があるよ。
重くてでかくて、アルミのふたがついている。
ドーナツ壷もそんな感じなのかも。
たまにオサレなカントリー雑貨屋さんとかにホーローのブレッド缶が置いてあるよね。
あんなのかな?と思ってます。
とりあえず、そこそこ密封(といっても重い蓋をするくらい)すれば何とかなるっぽいよね。
>>755-756の言うような容器って、カナダとかならともかく
日本でまともに機能するんだろうか…?
日本だと、結構ぴっちり密封して更に中に除湿剤を入れても怪しいような気がするけど…
だし用昆布とか干ししいたけなら、カントリーちっくに保存できそうw
私はスーザンが焼く「猿の顔のクッキー」が日持ちしない、ってのが
逆に不思議
焼き菓子ならもちそうだし、他にケーキは送ってる描写あるよね
ケーキはラム酒に漬け込んだような相当保存が利くようなやつかもしれないね。
作ってすぐじゃなくて何ヶ月後かに食べてちょうどいい味になるやつとか。
クッキーが保たないってことは、戦地に荷物が届くまでかなり日数を要してたんじゃないかなと思う。
>>758 レシピがわからないけど、バターや卵やクリームなんかの
いたみやすい材料をふんだんに使ったソフトクッキーとか?
ケーキは日本で想像するふわふわスポンジ+生クリームじゃなく
焼き固めて砂糖衣をかけてがっちり固めたようなので
常温でOK小包で日数かけて送っても大丈夫だったと聞いたことが。
アンのお料理再現本に「フルーツケーキはブランデーに浸した布で
くるんで何ヶ月も前から用意した」って書いてあったから最初から
保存を考えて作ったお菓子だったのかもね。
クッキーは割れるし湿気るしで戦地には向かなかったのかな。
アメリカで、昔はクッキー入れてたっていう壷を見たことがある。
口の広い深い陶製で、陶器のふた付き。
花束が活けられるくらいの花瓶にふたが付いたような感じで
昔主流だったツイストドーナツも入るサイズ。
ガラス器が高価だった時代は陶製が流通してたそうで、
時代によってホーローやガラスだったのかと。
ふたといっても密閉できないから日本の湿気じゃすぐ傷むだろうな。
湿気少ない地域ではふたでネズミ避けになれば十分なのかも。
プティングのソースにねずみが飛び込んでたんだっけ
>>758 だし用昆布も干ししいたけも、パックしてても冷蔵庫に入れないとつらいよ。
尺八をヨーロッパとかに持っていくと湿気不足でひび割れるという話もあるし、
ほんとに気候が違うから、あっちの保存食を日本で同じようには管理できないと思う。
カナダ国境近くのアメリカに滞在したことあるけど、
そういえばお箸やお椀お重なんかも本格的な塗りの
漆器は持って行くなって言われた。
箸なんて手軽なお土産だし日本食振舞うなら漆器をと思うけど、
食洗機避けてただ置いとくだけでも乾燥で木にひび入るから、
プラスチックに和風柄プリントとかの安いので十分だって。
766 :
なまえ_____かえす日:2009/08/07(金) 18:12:42 ID:V6CaZ6g/
想像以上に乾いてるんだろうなあ
というか、日本しめりすぎ?
ジェーンがマーマレードを作ったとき、
教えてくれたおばさんはしゃれた石の壺につめるが、
私は風情のないガラスの入れ物にいれなきゃならない、って描写があった。
石の壺につめたマーマレードはたしかにおいしそう。
なんかおばあちゃんがつけた本格梅干し、って感じだw
乾燥話で
ヨーロッパでは生まれたの赤ん坊に産湯を使わせず
血まみれのまましばらく置いとくと聞いた
肌を守る大事な役目をするらしい
空気がそれだけ湿気ないとすると、肌の乾燥もすごそうだね
当時はすっぴん勝負だし、肌がきれいってそれだけでイコール美人って
ことになりそう
そうそ、日本は確かに湿り過ぎだけど、日本女性のお肌が
きれいなのはそのせいだから、カビに悩まされるのは
辛くとも一長一短ってとこかな。
たまにある「ゼリー」はジャムとおなじなんだろうか。
訳によってアンのレイヤーケーキに挟まってるのがゼリーだったりジャムだったり
>>771 プリザーブとジャムの違いなら
『赤毛のアンのお菓子絵本』に書いてあって
「ジャム:Jam(英) 果実に砂糖を加えて煮たもの
プレザーヴ:preserve(英)果実をまるのまま
または大きく切ったものに砂糖を入れて煮詰めたもの」
ってあるから、きっとジェリーはジャムよりさらに
果物の形が無くなって、ぷるぷるしてるやつだろうと思っていた
米語では日本で言うジャムのことジェリーって言うんだよね。
昔のカナダがどうだったかわからないけど。
アメリカの定番お弁当ピーナツバタージェリーサンドイッチは
パンにピーナツバターとイチゴジャムを塗ったもの。
なのでジェリーはいわゆるジャムを想像してた。
アンたちは基本イギリス英語だからジャムはjamだろうね。
jellyがぷるぷるのやつ。プリザーブちゅうのもあるんだね。
ケーキにはさむならどれもありかも。
アンシリーズは米出版のが出回ったりしたから
jamがjellyに変えられたりした可能性もある。
ジェリーは、実の形を残さず裏ごししたり絞ったりしたのを固めるイメージ。
>>772の定義に続き プレザーヴ→ジャム→ジェリーと固形が無くなっていく。
そう言えば、苺の実が丸ごとゴロゴロ入ってるジャムを
プリザーブスタイルって言って売ってたなあ
アンに出てくるさくらんぼやイチゴの砂糖漬けってのはどれに当たるんだろ?
プリザーブかな?
「神様がプリザーブして下さる」っていうのは
神様がジャムをくれるということではない、とディビーに説明してたよねw
ルーシーの約束という、篠崎書林から79年に翻訳出版された短編集を読んだのだが、
著者解説や訳者あとがき見てるとモンゴメリはストーリーガールがたいそう好きだったと書いてあるんだよね
自叙伝とか日記なんかは読んだことがないので知らないけど、
ストーリーガールのことがそれらで語られてたりすんの?
春から読み進めてるモンゴメリ作品も、あとは夜警という詩集と村の人々だか、村の仲間だか、
没後にまとめられたらしいのを残すくらいになったわけだけども、
なんだかんだで個人的にストーリーガールが気に入ってたのでちょっと後書きや解説の一文が気になった
ああ、著者じゃなくて編者だった
>778
そんな場面があったんだ?
デイビーかっわいい!
多分「最新流行」でゼラチンのゼリーじゃないかな
普段のタルトとかレヤーケーキはジャムかもしれんが
気合い入れた食卓だし。
しかし、私は昔レアケーキだと思い込んでいて
レアチーズケーキみたいなの想像してた
>>782 ノシ
チーズケーキではなくても、ゼラチンで固めた柔らかいものだと思ってた。
「赤毛のアンの手作り絵本」を見てようやくわかったよ。
あのシリーズは挿絵も写真も素敵だから、
ビジュアルイメージをかなり補完してくれたな。
リラが川に投げ捨てた「金銀ケーキ」も、写真を見なかったら
一生「金と銀のアラザンがたくさんついたケーキ」だと思い込んでたと
思う。
>>784 同じだ。だから想像する食感はバリッボリリッゴリッと、砂糖粒を噛み砕く音。
見た目はきれいだけろうけど、あんまりおいしくなさそう、と思ってた。
ケーキが食べたくなる流れw
でも、もし今の時代に合わせた新訳が出て
レヤーケーキがレイヤーケーキになったとしたら
やっぱ違和感は否めないだろう
レヤーケーキがレイヤーケーキぐらいだとそうでもないかな。
でもきいちごやこけももがラズベリーやブルーベリーになったら、ちょっと風情がない感じ。
>>788 わかる気がする。外国の名作文学の中で
日本語の名前で刷り込まれてた物は、
時代に合わせて本来の名前になると
別物のようでワクテカ感が減るというか。
ぶどう酒→ワインは慣れたけど
他の食材や料理名は慣れられない。
さんざしをそのままにしたのはGJだね
アイスクリームが氷菓子なんて訳されてなくて良かった。
>>789 でも時代に合わせて名詞を変えていかないと、実態が伝わりにくいんじゃないか?
正直、どういうものか分からんものがかなり出てきたので、
それこそマリゴールドの何とかというお菓子とか、
勝手に想像して補完したけど本当はどういうもの
なのだろうと読みながら思うことがよくあった
話変わるけど、モンゴメリが文通相手に送った手紙をまとめた本を読んでるんだが、
キルメニーの発音が自分でもわからんというくだりはちょっとワロタ
また話変わるけど、向こうの家は長持ちだな
アンのグリーンゲイブルズもなんだかんだいって何十年で、
エミリーの家とか5代前からだっけ?100年以上?たっても健在だし、
パットの銀の森も4代だか5代だか、100年近くになるし、
他にもいろいろあるけど何十年経つ家を相続するとか、
2,30年で耐用限界がきて建て直すのが普通の日本じゃ考えられんね
地震が無いし日本のような高温多湿じゃないからね
日本の昔の木造家屋も日本の風土に合う建物だと思うよ
日本の昔の木造家屋は冬ものすごく寒いよ…
日本の昔の家は天井高いからね。
暖気は上昇するから火をたいても下の方は底冷えする。
>>793 イギリスあたりだとそれこそ200とか300年経ってる家もざらだね。
日本は木が一番使いやすい、地震が多いという条件に加えて
「新しいもの」「まっさらなもの」を尊ぶ精神性があるから、
家も長く持たせるよりはある程度のサイクルで建て直すほうが
いいという考え方だったんじゃないかな。
798 :
なまえ_____かえす日:2009/08/16(日) 01:41:43 ID:LgAXYGBq
>>792 そうそう、「刺し子の布団」ってなにかこう和柄なものを想像しちゃうのよね
パッチワークのキルティングってこと?
>>798 それもよく出るけど原書では cotton warp quilt で
コットン糸で編んだベッドカバーみたいなもんらしい。
キルトによくある四角をつないだようなパターンだけど
本当は布団でもキルティングでもないみたい。
村岡さんが『赤毛のアン』を訳していた時代を考えると、
当時の娘さんにイメージしやすい『刺し子』という表現を使ったのも
うなずける。
>>795 徒然草 第五十五段
家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬は、いかなる所にも住まる。
暑き比わろき住居は、堪え難き事なり。
日本の夏は高温多湿で過ごしにくいからね。
和の家は床を高くしてとにかく風通しの良さを優先してるよね。
冬は火鉢ひとつでもなんとかなるけど
夏はたいへんというのが昔の人の考えだったのだろう。
冬はうっかりすると死ぬだろうからね、当時のカナダは。
アンが「春です!」とか「素晴らしい夏だったわ」とか言ってるのを読んで
夏なんぞのどこがそんなに嬉しいんだか、と中学生の頃あたりは
思ってたけど、日本の夏とは根本的に違うんだよね。
なんせ桜が咲くのが6月だからね。
日本で一番遅い北海道東部で5月後半だから、似たようなもの。
本州の人にはただ暑くて大変な季節としか思えないかもしれないけど、
半年も雪と氷に閉じ込められる土地では「夏」というのは黄金の響きだよ。
@北海道民
とーほぐもだよ
今年は夏が無くて泣いた
リラで、比較的最初の方にある
「ダグラスの娘の私が男だったら」云々の箇所の意味が
どうしてもわかりません。
ダグラスって誰?何かの詩の一節とか?
教えてくれる人いらっしゃいませんか?
ほんまじゃあ〜
今まで読むたびわけがわからなかった。
なんか聖書に関する事か何かかと釈然としないまま今まできてしまった
なんだろうね
In her diary she wrote:
"He goes to do what I had done
Had Douglas's daughter been his son," (イタリック)
and was sure she meant it. If she were a boy of course she would go, too!
She hadn't the least doubt of that.
ググっても出てこないし、
知る人だけがニヤッとする引用なんだろう。
トメの趣味が刺し子なのでいつも藍色に木綿の糸が点々と・・・
というのを想像してしまう。
何気にひとんちにきたらゴミ箱と米びつをチェックするのもリンドさん風w
洋の東西を問わず、ベテラン主婦のチェックポイントは同じなのかw
ところで北海道民の方、以前芦別に「カナディアンワールド」ってテーマパーク
があって破綻したことは知ってるんだけど、今どうなりました?
確かグリーンゲイブルズをモデルにした家とか建ってたんだよね
書簡集によればアンの髪の毛の色のことを裁判で延々言い争いをしたそうだけど、
どういう流れでそうなったのか知らないけど、どう考えても作者の言い分が正しいよな…
書簡集の訳によれば、モンゴメリとしては明るい橙色を想定していたらしいが
にんじん、だもんね。
金時にんじんなら濃い赤かもしれないが、西洋にんじんなら
オレンジ色だよね。
でも炉辺荘の冒頭で「アンの髪は磨きぬいたマホガニーのように光り」
みたいな文章があるよね。
マホガニーだと、ワインカラーみたいな感じで、オレンジではないよね。
それまでにも「だんだん濃くなった」って何度か
書かれてるけど、本当に加齢でそんなに髪の色が変化するものなのかな。
朱色→赤褐色→栗色
なのかな
子供の頃金髪の人でも大人になると濃い茶色になる場合あるもんね。
アンの場合大人になって濃くなったとしても、歳取って白髪混じりになった時どんな色になったんだろ?
金髪の人は白が混ざるとプラチナになるけど赤に白が混ざると…ピンク!?
そういやウエンツは子どもの頃金髪だったのが成長につれて段々濃くなったって
以前テレビで言ってたな
バターボールってどんなお菓子かな
食べたい
>>814 短編集をモンゴメリの許可なく出したペイジとの裁判での一幕だとおも
821 :
なまえ_____かえす日:2009/08/19(水) 15:19:19 ID:4sW2daBG
>>819 バターボールはバターを丸くくりぬいて、客にだすことらしいよ
当時流行した食卓の飾り付けのひとつかな
>>815 前にも書かれていたけど、タイタニックのローズが、明るいところでは
明るい赤毛、夜はワインレッドのマホガニーっぽかった。
白人の髪や瞳って状況でさまざまに変化してなんだか羨ましい。
昔の医療について詳しくないので知らんかったが、
1900年代初頭でも水銀の混ざった薬を平気で処方して、飲んでたんだね
そら年がら年中体調が悪くなるはずだ
飲む薬もあったのか。
水銀軟膏っていうのは聞いたことあるけど。
昔は劇的な効果があるものも効果の面だけクローズアップされて、
強すぎて副作用などの悪影響があるとは一般に思われてなかったのかな。
農薬とかも害虫を根こそぎ殺せる部分のみがもてはやされて、
他の生物にも悪影響があるとは考えられてなかったそうだし。
なにしろ砒素を美肌用に使ってたりしたからねえ。
当時は一般の人にはそういう医療や生物学関連の知識はなかっただろうし、
悪影響があっても大したことじゃないと思ってたのかな。
モンゴメリや夫が晩年体調悪かったのはそのせいなん?
あ、砒素はヨーロッパでの話ね。
でも水銀入りの薬なんかを常用していたとしたら影響はあるかも。
日本でも宮中に仕える女官たちは
有毒の鉛入りの白粉を使ってて、胸にまで塗っていたので
そのお乳を飲んだ大正天皇の体がやられたって説もあるし。
アンが行商人から買った染髪剤も、皮膚に悪そうな成分使われてそう
あのハンパない落ちなさは体に悪い成分入りまくりな気がするw
恐ろしいのは、元々まがいもの売りつけるような奴から
知らずに買ってしまったら、どんな結果になっても
もう相手は二度とこないし所在もつかめないだろうことだね。
今でもそういう危険性ってあるんだ…
犯人は硝酸銀入りクリームか。
一週間や二週間じゃ消えないというしつこさからすると、
アンが使った薬にも入ってたのかも。
でも違う色の髪ならもっとまともな色になったりしたのかな?
いくらインチキでも、緑にしか染められない薬じゃさすがに売れないと思う。
たまたま赤毛に使ってしまったのがまずかったとか。
昔父が白髪染めで金髪になってしまったことがある
カタイ職業なので唖然としてたなあw
それはあっさり染め直してなおったけど
まあ髪染め剤だったら、洗いまくっても二週間くらい落ちないのは当たり前なんじゃ…?
どうだろう?
祖母の話では、昭和初期の白髪染めはすぐ落ちてしまうと言ってたから、
2週間で落ちても不思議じゃないかも?
私だったら、頭のてっぺんから塗ってるww
丸刈りにするしかないww
↓これどういう話なんだろうか?
もつれた蜘蛛の巣 角川文庫
モンゴメリ著
谷口 由美子訳
>もつれた蜘蛛の巣
モンゴメリ独特のユーモア全開って、青い城の解説のとこに書いてあった。
だったら「蜘蛛」なんて漢字にしなきゃいいのに。
でも楽しみだ
>>836 家宝の水差しの継承を巡るダーク家とペンハロウ家のお家騒動の物語
…と見せかけた4人の女性の結婚に関する物語
面白いよ
タイトル名は読むと納得すると思う
そういえばモンゴメリ自身は髪の毛どんな色だったんだろう。
白黒写真で見たところ少なくとも黒ではなさそうだけど、赤毛だったわけでも
ないのかな。
>>836 篠崎書林 からでてましたよ。
モンゴメリらしさあふれる本ですよ。
ずっと品切れになってたから、文庫で出してくれるのは楽しみです。
篠崎書林といえばエミリーシリーズの続きが出ないなー
一冊目のあとがき読むと刊行予定はあるみたいなのに
篠崎書林っていい本いっぱい出してるのに
絶版や途中で刊行ストップが多すぎる。
売れないんだろうな…。
篠崎書林、全部図書館で読んじゃって申し訳ないな
エミリーは図書館で借りたらそれは可愛いエミリーを3冊にしたものだった…
その後通販で可愛いものぼるも求めるも買って読んだが、モンゴメリ作品にお金使ったのはそれだけだな…
あと全部図書館だわ
そしてその図書館にあるのも、もうすぐ読みつくすことになる
アンの村の人々と仲間たちを残すくらいだ
詩集がちょっと好みに合わなかったくらいであとはそれなりに楽しく読めた
自叙伝とかも
その自叙伝だけど、ストーリーガールが気に入ってるような表現が見受けられるね
M様にあてた手紙だと、アンの続編にうんざりしてた時期に出した自叙伝のようで、それでそういう表現になったのかな
もう少しあとにエミリーとかパットとかマリゴールドなんかを書いた後の自叙伝だったら、もう少し違ってたんだろうな
アンの続編も、書いてると昔を思い出せるとかいって、以前ほどうんざりした様子もなかったし。
ストーリーガールとその続編の黄金の道はアンの青春を出版した頃に書いた作品だったと
>>823 亀ですんませんが、初冬に憂鬱に取り付かれたミス・ラベンダーが
アンが来てくれて元気を取り戻し、
「丸薬なんて一粒もいらないわ」
といってる「丸薬」が、松本訳だと水銀丸薬のことらしいね。
水銀を飲むって何事!?と思ったけど、メジャーな薬だったんですね。
妊娠中に飲む人がいなかったことを祈るほかない。
何に効くんだ水銀丸薬(((( ;゚Д゚))))
>>847 ひょっとして……性病?(((( ;゚Д゚))))
レヤーケーキ食べるほうがマシかもしれない
リンド夫人がグリーンゲイブルズの地下で転倒、あばらを負った時にも
塗るべきはずの薬を全部飲んでしまった、とうエピがあったね。
「お医者さんは死んでしまわないのが不思議だと言っていました」とは
デイビーの談。
しっかり者のリンド夫人らしからぬ失敗だなあ。
なんか子どもの頃のアンみたい。
アンシリーズでそんな話あったっけ?
そういやデイビーで思い出したけど、いつごろまでマリラんちにいたんだろう
マリラ自体、リラの回想で昔死んだと言われてるだけだから、後々になるとデイビーとドーラだっけ?
妹の話ってぜんぜん出てこないんだよな
虹の谷あたりではまだ何かでばんがあったような気がしないでもないんだが
「デイビーおじさん」の子供たちと虹の谷世代が遊んだような記述があるね。
グリンゲイブルスはデイビーが引き継いで、ドーラは嫁にいったのかな。
デイビーの嫁の話もどこかで出てきたから、たぶん継いだんだろうね。
ドーラは崇拝者ができたって話はあったな。あのまま嫁に行ったんんじゃないかな。
リンド夫人がデイビーの嫁と子供の話してなかったっけ
ドラの崇拝者はジェーン・アンドリュースの末の弟だった
PEIで買ったリラのペーパーバックの表紙の絵が好きなんだ。
灯台でのパーティでケンとリラが二人でいるシーンなんだけど
リラがイメージどおりの美人でさ。
でも髪をアップにするとまだ怒られる年のはずなのに
アップにしてるけど、まあそれはご愛嬌ということで。
ただ、ケンの方は吉田栄作に似てるんだよなあ・・・
今NHKのドラマの予告で栄作が出てたので思い出してカキコ。
>>856 デイビーはどこの家の娘を嫁にしたんだっけ?
確か子供の頃にアンに、将来あの子を嫁にする、みたいな話してなかったっけ?
その子と結婚したのかなあ?
今手元に本が無いので不正確なんだけど、リンド夫人が
「ミリー(エリー?)はいい子ですよ、でもパイときたらシマリスのように
なんでも知りたがって、まったくのところなんとかかんとか」と
言ってたと思う。 パイが子供の名前だとしたら、もしかするとパイ家の娘と
結婚したのかも。
あと、「リラ」の中でデイビーおじさんの息子も出征したとかなんとかなかった?
これは勘違いかもしれないけど。
>>859 「あのパイときたら!」だね。
これはパイ作りの腕が素晴らしいって意味に捉えてた。
もし本当にパイ家の人間だったら、
リンド夫人がこの程度の愚痴で済ませるわけがないと思うw
確かにデイビーと同世代くらいの年齢のパイ家の子は、アンソニーパイだけだったからパイ家の娘ってのはなさそうだね。
ウホかも
私もパイ作りの腕前、パイの味って意味でとらえてたよ
あ、やっぱりそうなのか>パイ
ファーストネームにするには変だものね
でもアンの息子の名前をシャーリーにするモンゴメリだから不思議でもないかなとw
シャーリーはファミリーネームよりもファーストネームの方が多い名前だよ
女性ならシャーリー・マクレーンとかいるもんね。
男性につける名前なのかどうかはずっと疑問なんだけど…
珍しいけどDQNレベルではないって感じ?
20C初頭は日本名の薫みたいな男女兼用できる名前だったんじゃないかな
現代では女性名だけど
確かに薫とか忍って感じだね>シャーリー
モンゴメリ日記、愛、その光と影のp40で魔王が遊んでいる手にさせるいたずらとか書いてるけど何のこっちゃいな?
schwinn?
西洋人名のリストが載ってる某サイトより「Shirley」の項目を一部引用
>もとは地名由来の「姓名」。まず男子名に転用され,
>その後女子名にも使われはじめた。女子名に使われ始めた後,
>男子名としての使用が廃れた。
>小説『シャーリー』(シャーロット・ブロンテ/1849) のヒロイン名
だそうです。
みき、とか、ゆうき、みたいに
名前にも苗字にもあり
最近は女性名だけど、元は男性名ってことね
それにしても向こうの冬は寒いんだな
零下20度とか寒すぎワロタ
雪が年に3度も降れば珍しいとこだと零下20度なんてそうぞうもつかんわ
カナダのほとんどが北極圏内だからねー。寒いよ、そりゃ。
>874
ほとんどが北極圏内?
北極線以南のほうが面積広くない?
そういえばエミリーがオーロラ(北極光)を見るシーンがあったね
あの描写でカナダって緯度高いんだーって思った
んで、話し変わるけど「ハバード母さん」ってどんな服なの?
割烹着的なものかな?
>>876 「赤毛のアンの生活辞典」という本で見たけど、思ってるよりちゃんとした服っぽい。
私もてっきり割烹着とか、かぶりの寝間着みたいなものだと思ってた。
前にピンタックがずらりとあって、前ボタンあき、
袖はちょっとパフスリーブ風に盛り上がった肩で、長袖。
今の感覚で言えば、ふつうのすとんとしたワンピースみたいな感じ。
当時はそんなのでもだらしない感じだったのかな。通常きちんとしてるから。
ゆったりして着やすい、家の中のことをするのに向いた服?
いまだと、夏場にムームー着ているような感覚なのかな
それはアッパッパと言ってほしかった
冬にはマイナス36度になる日本の本州の標高1600m地点の研究所に住んでいた。
植物とか似てると思ってPEIに行ったら本当に植物相がそっくりだった。
>>881 上で言ってるのは、「アッパッパやムームーの事」そのものを言ってるんじゃなくて
「今の感覚で言うと、ムームーを着ている人に対して感じるような感覚じゃないかな」って話じゃないの?
>>881 現代人が着たらナチュラル系でかわいい感じと言われそう
でも、うるさがたにはだらしない=もっさいセンス悪って見えてたのかなぁ
ジェーンも恥ずかしがってるし
変な色の芋ジャーとか今時めずらしいどこで買った的なスエットとか着て
掃除してるみたいな感じかともおもった
885 :
884:2009/09/04(金) 13:21:48 ID:fPNBd4hM
ジェーン×
エミリー○
すいまそん
むしろ、年齢高い人には受けがよく(家事をするための服、という感じで)
エミリー世代はダサいと思ったんじゃない?
今みるとどっちもどっちw
アッパッパーわろたw
Coccoは髪を緑に染めちゃったのかしら…
× フォーディズTV
○ フーディーズTV
アンの家って、上から下まで結局何歳違いなんだろう?
6人で5回の出産だよね?
ある程度育って物語が始まってるから、想像つかないけど
一番大変な時期って、ナン・ダイ授乳期のころかな?
それともシャーリー出産後、かな。
たしかアンは具合悪くてスーザンの秘蔵っ子になったんだっけ?
アンが髪振り乱して走り回ってる様子は
想像できるようなできないような。
7人じゃね?最初死産だから
ジョイス、ジェイムス、ウォルター
ナン、ダイ、リラ、シャーリー
順番は違うかもだけど。
出産は6回、子供6人かな。
一回はすぐ死んで
もう一回は双子だから
あ、産んだ人数で言うなら7人。
子沢山になりそうなダイアナが子ども3人で、アンが7人か。
クリスチンに「大家族」といわれてカチンと来たみたいだけど、
やっぱり大家族でしょうね。
ダイアナは3人生んだのかな
フレッドJrとアン・コーデリアともう一人
>>896 農家とかなら子供7人生んでも普通だけど
インテリ階級で7人は珍しかったんだろうな
ダイアナの3人目はジャックだったね
あの頃避妊法ってあったのかな。
アンの頃はオギノ式もまだ広まってないんじゃない
物語を読んだり笑ったりする事すら神に申し訳ない、と思うほどの敬虔なクリスチャン社会で
避妊はしないんじゃないかな…
避妊は神の教え(うめよふやせよ)に反する行為ですから
プロテスタントなら避妊は大丈夫の筈だが、宗派によるか
時代もあるし
財政的に大丈夫で、アンも沢山子供を欲しがったんじゃないかな
それが第一だろう
モンゴメリ的には沢山出した方がネタになる、って感じだったかもしれないが
アンが年を取っても魅力的で、夫婦生活が良好だと言いたかったのでは@子沢山
産めよ増やせよまではともかく
地に満ちよ、ってなんかぞくぞくっとする。
そしてなぜかインドとかの人混みが浮かぶ。
どれくらいの時代か忘れたけど昔のヨーロッパで
外だしなら浮気じゃない、とか豚の腸でつくるコンドームとか
なんかで読んだわ…。
子供を多く産んだ妻は良妻、って認識の時代だったから。
小梨のクリスティンは負け組ってことです。
>>901 オギノ式=1942年に産婦人科医・荻野久作氏が発見した月経周期に関す
る「荻野学説」を基にした計算式
広まってないどころか発見すらされてない
訂正
×1942年
○1924年
すまんかった
カトリックは避妊も堕胎もNG。
近所のフィリピン人の奥さんは、把握してるだけで6人産んでる。
でも、カナダならプロテスタントだよね。
飯はまずいが現実的プロテスタント。
飯がまずくて避妊OKのプロテスタントと、
飯はうまいが避妊NGのカトリック、
ある意味究極の選択…。
知らんかった
飯のうまさまずさも関係してたんだ>プロテスとカトリク
宗旨と料理の関連は知らんけど、確かにカトリックの多い国の方が
料理はおいしいかも
神の名の下に、いろんな国を侵略して来たからね…。
清教徒は基本的に禁欲と節制重視なんだっけ?
んでも、カナダはフランス系移民も多いから文化的には
混在してるんだと思ってた
著作を読む限りモンゴメリ本人は宗教的な偏見は薄いのかも
当時としてはリベラルで、信仰というよりは思想としてとらえてた気がする
料理のレシピは作ってみると旨いし
図書館にあるモンゴメリ作の小説を片っ端から読んで読んで、とうとう置いてある分は全部読んだ
当時の飯のレシピやら生活様式を研究した本なんかは読んでないが
もつれたクモの巣とかストーリーガール、パット、マリゴールド、エミリー1部なんかがよかった
エミリーは2部3部はちょっと冗長な感じがした
訳がよくないなんて話もあったけどその辺はよく分からんかった
>>915 夫は牧師でうつ病になったし、モンゴメリ自身もメンヘラになったし
聖職者であった事が原因説もあるし、逆に縛られていたタイプだと思う。
そういやイギリスが強かったのは
飯がまずいから、ってのがあったなあ。
日記とか手紙とか見てると、何かしらの続編を書くたびに、
これは自分の書きたいものじゃないと書き綴ってあるよね
アンでもエミリーでも
最初の一発目で完結してるのに、余計なものを足したくなかったんだろうな
他にもあれやこれやと完ぺき主義っぽい面も見られた
最後は精神安定剤の多量摂取による自殺だもんね。
作家は情緒不安定な人が多いな〜。
憶測って、意味知ってる?
精神安定剤飲んだ位で死ねるんだろうか。
毒性の強いバルビツール系とか
>>923 あの時代にはmental healthなんて言葉はなくって
まさに基地外扱いだったから、ひたすら大人しくさせるだけの劇薬でした。
ほとんどが事故死か別の病名をあてられます。
自殺では、葬儀も出せない時代だったはずです。
確かに、敬虔なクリスチャンが多かった昔は
自殺は大罪、墓に入れても弔ってもいけない重大な犯罪者
って扱いだったりしたから、まともに弔いたかったら
せめて事故ってことにはしておかなきゃいけない。
レスリーのお父さんカワイソス・・・
自殺が大罪だった割にアン世界でも結構自殺ニュースあるよね
作家の苦悩や時代背景を知ると深みが増しますね。
殺人はなかったよね。さすがに。
もしかしたら事故死や病死に見せかけた殺人ならいっぱいあったのかもしれない。
村の日々(確か続のほう)の最後の話で殺したんじゃなかったっけ
ミス・コーネリアの
「海には水がいっぱいあるのに、わざわざ井戸に飛び込んで自殺した男」の話
笑いごとじゃないけど笑ってしまった
「ありふれた女」のことか
殺したことも後悔してないんだよね
モンゴメリも殺しても後悔しないほど憎い相手がいたのかも。
タニスとか、ユーニスの話は黒いよね
>>933 現代風にいうと
"わざわざ通勤ラッシュ最中の中央線に飛び込み自殺をした男”
ってところだな
"わざわざ井戸に飛び込んで自殺した男”
殺人と井戸の話で、孤児の女の子が引き取られた家の井戸に
毒薬投げ込んでその家の家族全員殺した話思い出した。
アンシリーズ読む前はまったりした話なのかと思ってたのが、
読んでみるとそういうのとは少し違うんだよね。
アンを読んだことがない人に、乙女チックでレースとバラとドレスの
世界なんでしょ? おもしろくなさそう、みたいなことを言われたけど
実際の所かなり違うよね。
おっさんおばさんの出現率が高いし、しかも個性的だし、濃いし。
田舎のおばさんにこういう人居るわー…っていう。
そういうところが面白いんだけど、未読の人には中々伝わらない。
なんかカントリーな感じのラブリーさとか
パッチワークとかそんなイメージなんだろな。
屋根踏み抜いて填まったまま傘とか
そんなシュールな光景なさそうw
姑や姉の結婚阻止の誓いとかなかなか怖いし。
おっさんとおばさんが魅力的な本といっても
納得して貰えないんだよな
未読の人には
そう、納得してもらえない!
ミス・コーネリアの「男の言いそうなことじゃないの」云々なんて
ラブリーさとは無縁だけど、そこが面白いのに!
土の匂いと辛辣な視線、でもロマンスもあるよ
そんな感じかなあ
極上のユーモア小説だと言っても信じて貰えない切なさ
1作目の赤毛のアンをきちんと読むか、名劇のアニメをきちんと見た人なら、ただのメルヘンチックな少女小説とは違うことが子供でもわかるはずなんだけどな。
なんで乙女チックでカントリーなイメージばかり拡大して伝わってるんだろ?
不可解だ
赤毛を気にするドレスを着た女の子=ガーリーな乙女恋愛物
っていうイメージかな。
お菓子作って編み物して縫物して…っていうのが女の子の趣味
じゃなくて、生活の一部なんだっていうのが、伝わりにくい。
今の女性でお菓子作り編み物縫物やります、着る物はドレスです
って言ったら、そりゃ乙女チックなんだろうけど。
ハートが乱舞したカントリーショップがアンの名前を使っていたり、
アンはもっと趣味がいいんだぞ〜!と言いたくなります。
そういえば、ピーターラビットとか不思議の国のアリスも勘違いされる。
海外向け児童文学って乙女チックだと誤解されるのかも。
中身は結構残酷物語なのにね。
お父さんはパイになりました、ってか
ピーターあの現実臭さが好きだ
ジマイラの卵の話とかさ。
結構エグいんだよねw
私も好きだ
アンシリーズはそこまでないけど、(せいぜいウォルターに話せなかった葬式エピくらい?)
クロニクル系は結構エグいのもあるね
「夢の子供」は別な意味でエグいと思ったな。
妻が狂気に踏み込んでいく描写はもちろんだけど、
彼女を心から愛しているはずの夫が全然助けになれない、
あくまで妻第一で子供はその次ってのを隠そうとしないあたりが。
夫が子供を失った悲しみをもう少し共有できて、
妻を抱きしめて一緒に泣けるような人であれば
ここまでひどいことにはならなかったのかもしれないと思う。
妻を大切に思っていながら、彼女の真に求めるものがわかってない感じが怖ろしくて哀しい。
妻は死んだ子供のことを忘れちゃったのかな。なんか可哀想だよ
イメージでわかってもらいづらいシリーズに
ナウシカの漫画版もあるなあ
ああ、あれもアニメのほうのイメージがあるから…。
なんだろう、未読の人の勘違いって例えばフランダースの犬が
やたら名劇のあのラストシーンだけ抜き出されて有名で
可哀想なネロ→号泣って安直な印象持つ人がほとんどみたいな感じがあるのかな。
一部分だけを見て極端なイメージがついてる作品って児童文学に限らず結構多いよね。
きちんと知ってる人から言うと確かにその要素はあるけどそれだけじゃないだろ!という。
ごめん、話が逸れてしまったな…。
川原泉の笑うミカエルに「赤毛のアンの世界を背負った云々」という台詞があったけど
あれはちょっと違うテイストだった。読む前に抱いていたイメージと読んだ後の乾燥が
違うのは珍しくないよね
確かに乾燥後に洗濯物が変形するのはよくある話。
丈が短くなったりなー
長くなったりなぁー
これこれwww
続かなくなっちゃったでしょw
>>954 >>955 胴囲。
あの話は強烈だった。でもなぜか好きだなあ
今日のこんアン :
バート死亡、ジョアンナの母親はアン引き取らない宣言、ハモンド氏登場、バート家と別れ、ハモンド家到着、双子×2組+姉妹=6人登場
これにまた双子がうまれるのかな
今現在だとアンの子孫はアンの玄孫のさらに子供や孫の世代かな。
現代を舞台にしたアンの続編を読みたい。
モンゴメリが書いた話だとしてもそれは微妙だ。
もう全然別の話しでいいじゃないそれw
微妙ってか別に読みたくないし。
アンに限らず、有名な小説の続編を別の人が書いたのって微妙だよね
別の人が書いた続編は、続編じゃないよ…。
売れない作家が売るために名前借りてるだけ。
アンシリーズが本当に好きで書いてみたい人もいると思うけどね。
ちなみに自分は、第一次大戦後にアンがプリシラを訪ねて来日する話を考えてた。
アンシリーズが本当に好きで書いてみた人なら、
山ほどいると思う。
読んでそれなりにおもしろいだろうけど、やはり二次は二次。
当時の生活描写が面白いと思うので、現代版の発想はなかった。
アンの娘リラが発表されたのが1921年だから戦後数年だよね。
当時の読者にとってはほとんどリアルタイムの話だったわけだから、内容次第では
現代を舞台にした話でもアンの面影を見ることができるかも。
でも、リラの話はアンも出てくるけど、現代版となると
無理じゃない。
タイムスリップしたアンとか意味分かんないし。
アンの孫とかひ孫が出てくる話しってことなら
アンに絡める意味ないよね。
まあモンゴメリ作ではないかぎりどっかしら文句を
つけたくなるけど。
アンの続編を切望するファンにうんざりしたモンゴメリの心境を
痛烈に理解することが出来ました。
966から974まで全員一緒くたに扱われるのは変じゃないか?
>978
変だと思う。
けど、別々にするのが面倒だったのかも?
好きな人は、海外サイトでアンのSS探せば結構あるんだから
それを読んでいればいいんじゃないかなー。
二次作品への思いを深く語るのは、場違いでしょう。
別人が書いた続編と言えば、ローラの母さんのキャロラインの子供時代の話の
「クワイナー一家物語」はおもしろいなあ。
母さんの姉のマーサの手紙が元になってるらしいけど
キャロライン本人じゃないから彼女の大学生活の部分なんかは
ほとんど創作なのだろうが、有名作品の続編っていうか他人が書いた
お話でおもしろいと思って読んだのこれだけかもしんない。