>>950 特に東西問わず成人女性はお産が原因の感染症とかが死因に多かった筈。
その上、あの環境で労働条件で24時間、内臓の位置すら変わる様なコルセットしたままとか、
そりゃ女の人も早死しちゃうよなあ>アメリカ開拓時代
中世の貴婦人ががちょっとしたことで気を失うのは
コルセットしてたからって言うよねw
>>951 バック・トゥ・ザ・フューチャーで開拓時代にタイムスリップした主人公が
助けてもらった家で夕食をご馳走になった時
ガラスのコップに入って出された水が汚く濁っていてびっくりして
子供達がそれを美味しそうに飲んでてまたびっくり、ってシーン思い出した
>>945 産む子の数をある程度調整できる今と違って当時は出来る限りは生んでたから
子育ての手が離れるということはあんまりなかったと思われる
マンゾ家は長姉と末っ子が恐ろしく年離れてたし
子どもの手が離れる頃にはもう社会で職業をもつような年齢じゃなかっただろうね
でもローラとその親族は結構長生きだよね。
丈夫な家系だったのだろうか。
>>955 確かに一家全滅しててもおかしくない状況下で何度も生き延びてきたあたり、
丈夫で運もいい一家だよね。
恐らく、一家でマラリアに罹ってそのまんま死に絶えるとか、
移動中にならず者に襲われて荒野にうっちゃられた死体もコヨーテに食われたとか、
冬に食料と燃料が尽きて村ごと全滅したりとか、
あの当時のアメリカではありふれた出来事だったんだろうし。
出産なんて今でも重症化したり死んだりするような
危険が伴うのに、大抵子だくさんなのはすごいと思う。
働き手確保のためとはいえ、当時の衛生状態と
医療のもとじゃ、自分にはとてもできそうにない。
あ、アメリカは今でも高熱の人を氷や冷水のバスタブに入れるよ。
(全身冷やせば単純に体温下がるってことらしい)
でも伝染病感染症、虫や蛇の毒とか危険いっぱいなのに
無事成人できた子って本当に丈夫で逞しいんだろうな。
虚弱だったというキャリーも、あの時代に死ななかったという時点で
十分逞しいような。実際長生きしたし。
>>957 そのグロ画像と、ローラの話がどう関係があるのかよくわからない。
>アメリカは今でも高熱の人を氷や冷水のバスタブに入れるよ。
別の話題のスレでみたが、もともと寒冷地出身の欧米人は汗腺が日本人に比べて少ないので
熱が出た場合に汗をかいて体温を下げる事が難しいので冷やして下げるそうだ
すみません。957です。
貼り間違えた。申し訳ない。
1840年代の医療についての
「外科の夜明け」という書籍の要訳
ttp://www.wound-treatment.jp/wound157.htm (抜粋)
「当時,手術や処置の前に手を洗う習慣は無く,
素手で解剖を行なった後,手についた膿を布でぬぐって,
出産にたち合う事もしばしばだった。」
ということで、産婆さんの立会による出産のほうが
出生率がよかったらしい。難産の場合は、
医師が診るから大変なことに。
>>961 手を洗うのがそんなにイヤだったなんて・・・
昔の医者って・・・
でも洗うにしても汚い水だろうしなぁ。
膿を拭き取っただけの手と
大して落ちず膿に加えて雑菌だらけの汚水まみれの手、
どっこいどっこいな気がw
同じサイトにある「ゼンメルワイスの悲劇」という本を読んだ事があるが、
手術の時、メスが脂や血で汚れたら、靴底でこそげ落としていたそうです!
まだ、何故病気になるかとか、衛生観念とかない時代だもんな。
でも、腐った雑巾からネズミが湧くなんて発想があったんだから、
汚れたメスや手からも何か湧くと思わなかったんだろうか…。
>>960 958です。そうか、文化的違いかと思ってたけど
そもそも体質が違うのね。
冬には雪も降るから忘れてるけど、少し前にも話題になってたように
つくづく蒸し暑い国なんだなここは。
イギリス人とか、どっちかというと水が不衛生という観念だよ。
洗濯物は煮る。
洗剤は洗い流さない。
今でもそういう感覚だもん。
>966
水が汚いという感覚か。
納得。
「水」といってもとらえ方が文化に
よって違っておもしろいね。
日本みたいに、自然は隣人って感じじゃないんだ。
「太陽」や「森」なんかでも
同じことが言えるかもね。
灼熱の悪魔とか、一度入ったら生きてでられないとか
ありそう。
>>966 >洗剤は洗い流さない。
ああ、それリンボウ先生の本か何かで読んだ〜
洗い流したら、せっかくの石鹸膜??がとれちゃう、みたいなw
そうか、背景は水が汚いという感覚か…
ローラ達の話に戻るけど、
キャリーの生まれた時は大きな森でいいのかな、
だれか親戚の介助とかありそうだけど
グレイスが生まれたのはどこだっけ?
もしかしてローラ達目の当たりにして手伝ったりしてるのかな?
児童書だから、いつもいつの間にか産んでるけども。
>>968 どうだろうね。さすがにローラがローズ産んだ時とかは医者呼んでとりあげてもらってるけど…
(そういえばエーテル麻酔かけられてたけど、あれは赤ん坊には影響ないのか)
近くに産婆さんも親戚もいなければ近所の経産婦が手伝ったり、
それもない場合は旦那や幼い子どもにはお湯沸かさせたりして
自分で産んで自分でへその緒切るまでやったそうな。
定住者一族ならともかく、この時代親戚どころか
人気のないとこを旅してて産気づくことも珍しくなかっただろうし。
そして感染症で産褥熱、母子ともにあぼーんもめずらしくなかったと。
グレースが産まれた時って、父さんに連れられてインディアン居留地跡かなんか見に行って
帰ってきたら近所のおばさんがいて赤ん坊がいたとかいう話だった気がする。
産気づいたから隣人を呼んで子供たちを家から離したんだなと思った覚えがある。
それってドラマの話?
原作だとキャリーもグレースも
気づいたらいたって感じだった
ヴィクトリア朝あたりの時代の小説だと
妊娠とか出産などは、さっぱり触れず、
突然、赤ちゃんがそこにいるようになってる感じ。
妙に慎み深くしてたんだろうね。
嵐が丘も、あ、病気でキャサリン死んじゃったと思ったら
次の文で「このかわいそうな赤ん坊は〜」みたいに
なってて、いつ妊娠&出産したんだよ?ってなった。
風と共に去りぬでは、
妊娠の描写があったけど、知人たちは
絶対に大きくなったおなかを話題にしたりせず、
みてみぬ振りをする、とかなってた。
西部の場合は、もっとくだけていたかも知れないけど
母さんがお上品志向だったみたいだし。
>>973 風と共に〜の続編?の「スカーレット」では、父方のアイルランド移民の家庭に下宿して
親戚の女達があからさまに妊娠や出産について話すのでスカーレットが戸惑う場面がある
母さんはアイルランド系だったけど同時に上流志向だからその点どうだろう
>>972 971じゃないけど、原作というか、手紙や日記、他の人の話とかから編集した伝記みたいなやつに載ってたと思うよ
タイトルが思い出せないけど四六判でハードカバーのやつ
>974
そうなんだ。アイルランドのそこそこお嬢さん層と
貧しい移民(ウィキペディアに成金1世って書いてた)
の違いなのかな?
「スカーレット」は1991年の作品だね。
中学生のころ読んだから詳細忘れたけど
時代考証、どれくらいあってるかなあ。
アイルランドの土着の風俗の印象はあるけど
ヴィクトリア朝の雰囲気はなかったような。
大人の女性だけでのときも、
つわりの話とかタブーだったんだろうか。
情報はお医者さんか産婆さんか、母親くらいからしか
得られないってことだったのかな。
キャロライン母さん、ほんと苦労人だね。
母さんは「スコットランドのしまりやさん」じゃなかったっけ?
スコットランドとアイルランドじゃ少しは文化風習違うのでは。
地元に残った層と、新大陸へ移民した層の違いもあるだろうし。
>>969 前に借りてた本だから詳しいこと覚えてないんだけど
英国の女王様がクロロホルム(だったかな)使った無痛分娩にいたく感動して
他国に嫁いだ自分の娘の出産の時にも奨励したらしいよ
痛みが辛くなるたびに使って、それでも無事に生まれてるし障害を持ったわけでもないみたいだし
母子共に悪い影響は無かったのかなぁと
今で言う麻酔分娩だねそれ
日本以外の先進国ではお産の6〜7割が麻酔分娩な程普及してるんだよ
でも日本では全体の1%程度という
>>968 写真集の年表を見たら、「大きな森」に戻る前に生まれたって書いて
あったから、大草原か、旅路か…。
3人目なんてそんなもんなんですか、母さん。
妊婦に旅させるな、もしくは避妊という発想はないのか、父さん。
>>980 妊娠出産は女の領域の事だから関知しない的なスタンスなんじゃね?
あの当時の男の概念としては。
当時は避妊なんてほぼ不可能に近かっただろうし 子沢山でもない一般人が避妊するなんて思想もないだろうな
避妊具は存在してても一般家庭で使うようなもんじゃないし 日数計算はもっと後
妊娠してもスカーレットみたいな上流階級以外は出産ぎりぎりまで働くのが当たり前だったし
避妊は、宗教上禁止じゃなかったかな?
出産に男性は無知ではなかっただろうけど、
家畜の出産と同等にとらえていたんじゃないかな?
カトリックは禁止
プロテスタントはそうでもない筈だけど時代が時代だからな
スカーレット読む限り、避妊=Hしないこと、みたいだもんね。
>>977 そうそう。
スコットランド系とアイルランド系では大分違うんじゃないかな。
赤毛のアン関連本とか読んでも、
プリンスエドワード島はスコットランド系の人が多い地域らしいけど
アイルランド系移民を蔑む雰囲気がある気がする
男の子がほしくてつい4人も作っちゃったってのもあるんじゃないかなー
てか、妊娠出産が不浄のものって日本特有の思想じゃなかったんだな
水の話に乗り遅れたけど、あっちの方って泡風呂から上がってそのままバスローブ羽織ったり
台所の洗剤入ったタライで皿洗ったらそのまま乾かしちゃったりするよね
水道水もあまりいい水じゃないから留学した友がシャワーあびると髪がごわごわだと嘆いていた
現代日本の感覚で開拓時代のアメリカを判断するのはどうかと思う
今の日本なら子どもが4人「も」だけど、一昔前は4人ぐらいは珍しくなかったわけで
当時は4,5人生むのは当たり前だったと聞いたことがあるな
10人以上生む人も普通にいたとか
働き手として男子が必要なのと、いくら産んでも
乳幼児期に死んじゃうことも多いし
ある程度大きくなっても病気事故災害で子供全滅とかあるし
(メアリーは失明だけで済んだけど下手したら死んでた)
○人もいるからこれで十分って感覚は希薄だったみたいね。
今なら妊娠中に異常が見つかって治療されるような
異常出産や産褥熱で母が死んで、家事や子供の世話もあるから
女手確保で再婚してまた腹違いの兄弟が増え、なんてのも
昔は日本でもよくある話だったしね。
母さん華奢なのにすごいなとつくづく思う。
>>990 >母さん華奢なのにすごいなとつくづく思う。
ウェスト、父さんが掴めるくらいなんだよな。
50センチ切ってんのか。
最悪体重の時ウェスト53だったが、死にそうになったぞw
母さん身長何センチなんだろ。
コルセットで締め上げた50cmと、素で53cmのウエストはだいぶ違うものだと思う。
死にそうでもいい、一度53cm体験してみてえw
でもそれは独身時代の話でしょ。子供何人も産んで過酷な
開拓生活してたんだからローラほどでなくとも貫禄はついてたはず。
そういやローラの体格って誰似なんだろう。
キャリーも成人後はローズ曰く『大柄なおばさん』だったらしいし。
大柄なのはグレイスじゃなかったっけ?
>>996 超素早い仕事ありがとう!
ローラのボタンつけ、父さんがバイオリンの弦をはじく指、
マンゾ母さんの機織り、マンゾが走らせる馬、ネリーの飴ひったくり、
…えーと、早い物を並べてみたけどもう思いつかない。
それ以上に早かったです、乙でした。サンクス。
>997
>ネリーの飴ひったくり
ワロタ。
アリスのジャガイモ詰めも
長い冬の始まり
遅霜の夜明け
嵐の雲
大草原の火事
縁起でもない奴ばっかり並んだ。すまん。
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