いちおつ
乙です
ここの板って即死あったっけ?
とりあえず20くらいレスつかないとやばいかな。
続あしながを買うとしたら、新潮社のと偕成社のとどっちおすすめ?
どっちが良いとは言えないけど、参考になれば
偕成社版をじっくり読んだ事ないけど、新潮社版の訳は偕成社より古いと思う
新潮社版は巻末に訳者の1ページ半の解説付き(現在の版についてるかは不明)
といっても作者の略歴6行分くらいと、
前作はこんな話で今度のはこんな話とざっと説明している程度。
私は新潮社版あしながから入ったので、
同じ人が訳してるほうがいいと、続も新潮社のほうを買いましたが
最近目がしんどいので字が大きいほうが良かったかなーと思ってる
自分は新潮社おすすめ。日本語がきれい。
レストン
新潮社をポチってみるよ
新潮社のは本当に古くて、旧版では
「なんと申しますか、わたくしはそのように思うので御座います」
みたいな、本当にレトロな言葉で書かれてる。
現在出ているのはそれの改訂版なので、すべて現代風の言い回しに修正されているが
そこはかとなく前の香りが残ってて、どこか上品で素敵。
9 :
なまえ_____かえす日:2008/10/12(日) 16:02:07 ID:X3sWig05
保守
今日も保守保守
とりあえず20まで保守
保守
ほ
ほ
ほ
ほ
ほ
ほ
ほ
ほ
上流婦人の笑いみたいだなw
ずっと保守作業なんて、
まるで棒杭か物干し竿に向かってレスしているようなもんですわ。
___
/ __|_ .|
/ / | |
/ / | | /
( ゝ / ノ |/
. ̄ ̄ ̄
サリーとドクターが結婚って、孤児院の子供たちはやはり喜んだかな
「べつにそんな事はどうでもいい」
くらいのたくましさを持っていて欲しい、あそこの子供達には。
サリーがずっとここにいてくれるとわかったら喜んだと思うよ。
院長交代に関わることだから、どうでもいいとは言えないんじゃない?
先代のことを覚えてる子供にとっちゃ、良いことだろうしな
そういやその後第一次大戦が来る訳だが、まだ孤児院の子供は大丈夫か
心配な大人も結構いるけど
サリーとドクトルの間に子どもが生まれたら、
孤児院で一緒に育てたり……するのかな?
時代的には絶対しないと思うけど、サリーのことだから分からん。
でもやっぱりしないか。。
乳母に預けて自分は孤児院の切り盛りをするのかな。
それとも産んだら母性が目覚めて離せなくなるかな。
あぁ、子どもを産んだことで孤児院の運営にいい影響が出るだろうな。
きっとそうなるに違いない。
サリーの実家は作業服製造業は、戦争中でも需要が安定してそうだな。
続あしながおじさんが出版されたのが1915年、
wikipediaによるとカリカック家に関する本が出たのが1912年だから
1912〜1915年頃の話ってことでいいのか。
20代の男性は従軍した人もいるかなあ…
>>28 孤児院は常時満員状態だったから、自分たちの子供を混ぜる余裕も無いだろうしな。
それに、そうすると(その分のお金は出すだろうけど)
孤児院の設備や職員を私用に使ってしまうみたいなもんだし。
サディのやり方は、孤児院を慈愛で感化して…という話でなくて
具体的に何が必要か何をすればいいかとはっきり示すし
愛情は持ってるけど、彼らは彼ら私は私と割り切っているよね
孤児院のカリキュラムに、自分の子を混ぜるということはしないと思う
一緒に遊ばせたりはすると思うけど。
自分の子供は質の高い教育受けれる学校に、通わすんじゃないか
サリーはいくら孤児院の環境を改善しても一般の家庭には及ばない、
だからこそ孤児たちをどんどん養子に出すという方針だしね。
その方針からするとわざわざ自分の子供を孤児院で育てるのも変だよな。
ただそうするとサリーはただでさえオーバーワークなので
自分の子供にかまける時間が全然無くなりそうだ。
ジェーンは、サリーの子供が乳離れしたら
子供のお世話がメインになるかな
乳母とかお手伝いさんが普通にいる時代だもんね。
サリーの子供は乳母が見るに100サリーせんべい。
孤児院じゃないけど、早くから夜間保育を行っていた保育園の園長さん
(もともとお寺の住職で、自然発生的に近くの子供たちの面倒を見るようになった)が
「自分も妻も保育園にかかりきりで、わが子には全然目をかけてやれなかった。
そのことは本当に申し訳なく思っている」
と語っていたのを読んで切なくなったことがある。
サリーも自分の子に寂しい思いをさせないためには?
と一生懸命考えてるんだろうね。
ある程度仕事をまかせるためにスタッフを育成したりも視野に入れていそう。
37 :
なまえ_____かえす日:2008/10/20(月) 15:06:45 ID:T6O1tALD
火事のあと、コテージがたくさんある孤児院に生まれ変わるんです!
って言ってたから、自分ちもコテージの一つになってたりするかもよw
普通の家庭の雰囲気を知るには一番近くてちょうどよかったりして。
ジュディも普通の家に入った事無かったし、そんな体験をさせてあげてそう。
最後のドクターに宛てた手紙で、
あの丘のむこうにわたしたちの家をたてましょうねといってるからなあ
手紙の雰囲気からして、孤児院のコテージの一つのつもりじゃないと思う
改めて読み返してみると、ゴルドンは子供にプレゼントをいっぱい送ってくるけど
自分自身はあんまり子供に接触しようとしない、
孤児院抜きにしても結婚相手としては微妙な相手だった気がする。
男にありがちな即物的求愛行動ってやつかね。
とにかくモノ贈ることが愛情表現の証だと勘違いするやつ。
ジャービスもそうだったよね、ジュディが辟易してた
クリスマスプレゼント攻撃とか。
ゴルドン、悪い人じゃないんだけど苦労知らずで鈍感でちょっと人情に薄い
おぼっちゃまという気がするよ。
火事の後も、サリーのことが心配なのはわかるけど手伝いに駆け付けるでもなく
手紙一本で「今すぐ孤児院やめろ」では、そりゃあドクトルに心が傾いてなくたって
サリーがゴルドンを頼りにならない男だと思ったとしてもむべなるかな。
片や子供を助けるために燃える建物の中に飛び込んだドクトルと比較すれば
誰が見ても勝負あったという感じだ。
頼り甲斐もそうだけど、サリーの仕事ってもんを軽視しているようにも取れるしね。<すぐ孤児院辞めろ
サリーにとって仕事<自分だとうぬぼれてたんだろうね。
彼女が仕事にかける情熱や責任を本気で理解しようなんて考えは
これっぽっちもなかったのをあのセリフが証明してる。
いったい自分のどこを見てたんだろう?ってサリーならずとも愕然とするよ。
そこから「所詮テーブルの飾りなんだ」という気づきに至ったわけだ。
「女はお飾り。夫のために社交だけしてればよい」的な考えの
ドクトルの対極に持ってきたキャラだから仕方ないけど
さすがにあからさまな行動と発言が多すぎて、ちっとも魅力なかったな、ゴルドン。
そもそもなんで婚約してたんだそんな男と、ってくらいダメ男だった。
もうちょっといいところがあれば、それでもあえてドクトルを選んだ結末が
さらにドラマチックだったかもなーと思う。
厨房の頃に読んだきりの続あしなが読んだ。ついでに前スレも読み返した。
続は確かに大人になってから読んだ方が面白いね。
ドクトルの今日ついにほほえみたまいぬって、その前のジュディへの手紙に次の院長への引き継ぎを断ってたから
それ関係かな、と思った。ドクトルはその頃にはもうサリーを好きだったんじゃないかとか、すごく萌える。
あと、サイラス閣下→サリーとかなんとなく思ってしまった。ドクトルとサイラス閣下とサリーの三角関係w
うはwwwすごいいやな三角関係wwww
サイラス閣下ツンデレすぎwwww
>>44 ドクトルにないものがゴルドンにはあったて事なんだろうね。
恋人同士の甘い台詞とか、押しの強さとか、リーダーシップとか爽やかな笑顔とか?
互いに好きあってれば問題なかったんだろうけど、
感情が逆転すると長所が短所に変わるなんていくらでもあるもんね。
>>45 私はパーシーとサリーとドクトルの三角関係に萌えるぜw
>>47 演説は又聞きにいく、って言ってたりするから、きっと
会話が上手くてハンサムで人当たりがいいんだろうな
現代なら福祉に従事する婚約者なんて絶対に手放さなさそうだ
ゴードンはジョン・グリア院あてに
ピーナツ大袋とか送ってくれなかったっけ
あとセーディ・ケイトの髪のリボンを僕に
選ばせてくれっていったり
でもやっぱりサリーの心情の変化に
気づかなかったとするとダメだね
結局モノ贈ってるだけだからなぁ。ピーナッツにしろリボンにしろ。
パーシーやジミーやドクトルみたいに、
子供とキャンプとかで触れ合わないんだよね。
そう、金と物ばっかりで、なおかつそれは子供のためって気持ちはなくて
サリーに対する点数稼ぎなんだよね。
ジャービスも耳が痛いなw
>>48 >現代なら福祉に従事する婚約者なんて絶対に手放さなさそうだ
絶対ゴルドンがサリーを逃すまいとチヤホヤするだろうね。
サリーもビジネスライクな一面があるからゴルドンの政治運動の
片腕しつつ福祉事業への提唱とか捧げてのし上がりそう。
ビジネスパートナーみたいな夫婦になりそうでそのうち離婚も有り得るがw
>>52 ジャービスは国内にいればキャンプに参加してたっぽいね。
(釘打ちをしていただけないのが残念、って書いてた)
少なくともその点は評価してあげないとw
「続」に出てきた犢肉(こうしにく)食べたい…
犢肉ってなあに?圧搾肉もよくわからんのだが…。
大黄のパイもわからん。
ごめん、ググッたら大黄はわかった。
ルバーブのパイの事なのね。
子牛の肉みたい
羊で言うマトンとラムみたいに
わけてるのかな?
圧搾肉…わからない
薄切り肉を重ねたもの?
260 名前:なまえ_____かえす日 投稿日:05/01/12 20:05:26 ID:rk75w5r9
プロバイダごと規制にあってずっと書き込めなかったよ。復帰ウレシー
続あしながおじさんの文庫を読んで「子牛の圧搾肉」ってメニューの訳にびびった。
とてつもなくまずそうな感じがすごい。何の料理の事なんだろう?
私の推理ではタルタルステーキかウインナ・シュニッツェルではないかと
思うのだけど。
村上春樹のエッセイでウインナ・シュニッツェルを知って本場のを食べたいと
熱望していたのだけど、「子牛の圧搾肉でございます」じゃ食欲が(w
261 名前:なまえ_____かえす日 投稿日:05/01/14 13:56:12 ID:Zq2Oo9Bi
なんとなくイメージ的にハムっぽいもの想像していたが。プレスハム。
262 名前:なまえ_____かえす日 投稿日:05/01/14 23:53:51 ID:kDKk/Nms
原文はそのまま"pressed veal"だね。
仔牛肉なら柔らかくて御馳走のはずなのに、
コックが駄目すぎて
なんかよくわからんボソボソした料理になってしまったのでは。
263 名前:なまえ_____かえす日 投稿日:05/01/17 06:14:09 ID:/PbwF1ur
薄切り肉を何枚も重ねてステーキ風にしたもの、だと勝手に思ってた。
奥様雑誌の節約料理でよく出てくる経済的な一皿なんだけど。
>59
ありがとう!!
「プレスドヴィールしかありませんが
誰々を食事にお招きした」
(誰だっけ?パーシー?ドクトル?)
という描写がありましたよね。
やはり経済料理か…
>59 トンクス。奥様必見の節約料理ってやつなんですね。
女学生時代、女子生徒が皆バカにしていた
ピーナッツの糖蜜がけってヌガーみたいなものかな?
サリーはバカにしてたって言うけどジュディは内心ウマー!だったのかな。
子供の頃、たまに食べたことがあるな。砂糖でピーナッツ固めたやつ。
ヌガーなんて上等なものじゃなかったよ。ほんとピーナッツに水飴かけただけって感じです。
不味くはなかったけど嫌いだったから、サリーがバカにする気持ちもよくわかるw
>62 トン。
先程7-11に寄ったら、ピーナッツミックスていう100円菓子が売ってて
『ピーナッツやあられを糖蜜でからめた…』て書いてあったから
思わず買ってしまった。普通に豆おこしだから素朴で美味しかったw
おばあちゃん家に遊びにいったら出されるレトロな駄菓子って感じですね。
確かに女子大で出されたらバカにされるよなあw
64 :
なまえ_____かえす日:2008/12/09(火) 04:53:15 ID:Y2CIPKie
>>59 3年も前の自分のカキコ見て吃驚ですよ。
pressed vealが経済料理だと言い出した者です。
根拠は全くない思いこみですので信じないでくださいw
ちなみに細切れ肉と脂身をつなぎ合わせた「成型肉」という可能性にも思い至りました。
要するにサイコロステーキのことなんですが。
65 :
なまえ_____かえす日:2008/12/10(水) 07:48:46 ID:wBKBvQSS
>>56 英語圏に住んでる者です。Pressed vealのレシピ、ググってみたところ、
材料にゼラチンが使われていました。どうやら、日本でも「アスピックゼリー」
として知られている肉のゼリー寄せのことみたいです。
細切れにした肉をパウンド型に入れてゼラチンで固めてかさ上げした料理みたい。
66 :
なまえ_____かえす日:2008/12/10(水) 08:32:07 ID:wBKBvQSS
補足です。別名Galantine(ガランティーヌ)っていうフランス料理らしいです。
テリーヌのつけあわせのぶよぶよしてるアレの事?
ああ…昭和30年代くらいの洋食の本とか
に載っている…
今ならオールドファッションドと呼ばれる料理なんだね
ブランマンジェもそうかな?
あ〜そういえば作家の開高健が戦後の貧乏生活中、豚のシッポの煮こごりを
「コレはガランティーヌや!」と家族と嘘ぶいて食べてたってエピソードがありました。
フレンチっていうと高級そうだけど煮こごりっていうと
節約というか量まし料理なイメージになりますね。孤児院もそんな感じだったのかな。
70 :
なまえ_____かえす日:2008/12/22(月) 06:03:22 ID:7SS2+nNb
原作はかなり昔から繰り返し読んでたけど
さっきアニメ版見終わったけどスゲー面白かった
原作が手紙オンリーだからアニメはかなり改変されてるが
出来が素晴らしい
DVD買っちゃおうかな
あのアニメが良いという人もいるんだ・・・新鮮だ。
最初から最後までドタバタ、ほつれ髪のジュディが好きになれなかった。
ジュディはたしかにね、ちょっと違和感。
ただアニメのレオノラ=フェントンはおすすめだ!!
あとみんなの衣装がすばらしい
ちゃんといろんなバリエーションがあるし
(ワンピ、オーバーオール、イブニングドレス、
卒業式のガウンetc…)
>>72 アニメの方はぼっちゃんが完璧にロリストーカーに見えて受け付けなかったよ。
ジュディも最後までウザキャラで成長の様子が見られなかった。
アニメはジュリアは柔らかくされてるが、サリーが改悪されてる
赤毛で気が強いオシャレで社交的な美人なのに、本当は
あれじゃどうやってもDear Enemyにはならないよ
サリーファンとしてはアニメは辛い仕上がりだよね。
というかあのジュディはどう見てもサディ・ケイトに思えて仕方ない。
あのアニメが発表済である以上、続がアニメ化される事は無いんだろうな。
まあそれが無くても表現上の問題で映像化は難しいだろうけど…。
赤毛のアンは、別作者の話を使ってでも新作アニメ製作が始まっているのに
あしながのほうはファンには正より人気があるっぽい続が封印状態って寂しいな。
もしアニメ化可能としても、対象年齢が定めにくい気がする…
「ナンとジョー先生」みたいにサディ・ケイトを中心にするのもありかと思うけど、
それだとロマンスや微妙な心理描写が難しくなるし。
NHKの守り人や十二国紀の枠あたりならわりと原作に忠実にできそうだけど。
むしろパッティをアニメ化してほしい…
NHK枠ならありそうなんだけどなー
ジェーンって、どんな人(外見)だと思いながら読んでました?
文中では背が高いってことしか出てこなかったから、昔は単に大女だと思って読んでたけど、
最近、もしかしたら横にも大きい人?とか、人種はなんだったんだろう?年は?とか、
いろいろ考えるようになりました。
がっちり型までは行かないけど、骨格と肩まわりがしっかりしてる感じかと思ってた。
人種的には普通にアメリカ生まれの白人じゃないかな?
年は30代前半ぐらいと想像してる。
ジェーンってサリーの実家から一緒に
ジョン・グリア院にやってきたメイドさんだっけ?
セーディ・ケイトの髪切ってたイラストが
あったような
その通り。
基本はサリーの身の回りの世話をしてるけど、
子供たちと接する機会も少なくなかったんだろうね。
彼女を連れてきたことでサリーは非難されたりもしたけど、
あの忙しさを考えれば正解なんだろうな。
パッティをこないだ初めて読んだんだけど
祖母に「あんたの顔見てた方が面白い」
って言われたくらい笑いまくりながら読んだw
>>70 あしながのアニメは高校の頃リアルタイムで見た当時は
「原作と違う!」って拒絶反応起こして楽しめなかったけど
今改めて見たら原作と違うとこでかなり楽しめそうな気がする
クラスメイトが教室で「ジャービ〜ス!」と身振り付きで
ジュディの物真似をして笑かしてくれたのも懐かしい思い出
パッティは爆笑ポイント満載だと思うw
あれアニメにならないかなー
かつての「あしなが」みたいに原作曲解でも
最近はやりの萌え系アニメにされてもいい
(オリジナルストーリーはいらないけど…)
とにかく「ブーム来い!!!」という気分なんだ…
パッティアニメ化するならNHKでやって欲しいな
>>84 最近の絵柄は嫌だな。
名作劇場系の画でキボン
>>84 あんまり笑ってるんでマンガ読んでるのかと思ったって。
今時マンガでもそんなに笑えないし、パッティは映像化に向いてそう。
とにかく読んでてものすごくありありと情景が浮かんだもんw
確かにマイナーなのもったいないと思うし、何か起爆剤があるといいね。
88 :
なまえ_____かえす日:2009/01/20(火) 23:39:51 ID:Z1nBo6vp
パッティ面白そうだなぁ。
いままであしながばっかり読んでて、パッティスルーしてたけど
このスレ見てたら読みたくなって密林で頼んでみた。
到着が結構先になるみたいだけど、楽しみ。
面白いよ!
読んだら感想聞きたいです
なんだかわからないけど私もパッティ買ってみようかな。
試験が終わったら。
ちょっと質問なんだけど、ジャービスとジュリアって叔父姪の関係なんだよね?
そうしたら「ジュリアの家のほうが格下」っておかしくない?
普通に考えて、ジュリア父の弟にあたると思うんだけど>ジャービス
ジュリア母がジャービスの姉で、本家から遠縁のジュリア父に嫁いだか、
ペンデルトンより資産が少ない別の一族のジュリア父と結婚したが、
ジュリア父側の姓を名乗らずに格が上のペンデルトンのほうに籍を入れたとかならば、無理はないと思うよ
>>90-91 それ、自分も気になってた。
英語は伯父も叔父も「uncle」だから、訳者のミスというか
判断がつかなかったのかな、と思った
(
>>90の文面からいけば、伯父の方がスマートだと思うけど、
ジャービスが若いっぽいから「叔父」にしたのかな、と)
ジュディとジャービスは17歳違いだっけ?
ジュリアも同じ歳だろうから、流石に母親が妹はない気がする
17歳違いなら叔父でいいんじゃないかな。
伯父だとするとジュリア母は15、6歳ぐらいで子供を持ったことになってしまう。
母方の叔父で正解かなと。
自分も
>>90と同じく、母親が分家に嫁いだんだと解釈してた。
14才違いじゃなかった?
ジュリアとジャービスは14歳差のはず
ジュディがジャービスは自分より14歳年上と言ってる
こんなスレが…!
>>91 ジュリアの母親はルザーフォード家出身だから、全部ありえないだよ…
不思議だよなあとずっと思ってるんだけど、どんな家族関係なんだろうね。
一旦没落したペンデルトン家を立て直した功労者だから一族の長になった…なんてのもありえるかなと思ったけど、
ジャービスって一族の中でははみ出し者扱いだし、ジュリアの家も充分金持ちみたいだし…
当時のアメリカでuncleって単語には、伯父叔父小父以外に、
「年の離れた年長のいとこ」みたいな意味でもあったんだろうか?
>>97 ジュリア母の出自って書かれてたのか!
最近読み返してないから記憶から抜け落ちてたよ!
じゃあ、ペンデルトン家の直系の唯一の跡取り、とか?
ジュリア父(ジャービス兄)は死亡…いやまて、生きてるよねゴメンw
ルザーフォード家の入り婿に…ならジュリアはペンデルトンを名乗らないか。
あとは、ジュリア父が実は妾の子とか…?(微妙?)
ジュリア父とジャービスの母親が違うのはありえるね
その場合どちらも正妻なんだろうけど、ジャービスの母親のほうが
ペンデルトン出身でより濃い出生だとかそういう感じ?
実際は叔父じゃないけど、とりあえず叔父さんって呼んでるとかはないだろうか
>>100 その可能性アリかも。
親戚のオジサンでも「○○uncle」と、上に単語が付くが
とにかくuncleらしいから。
ペンデルトン本家跡取り→ジャービス
ペンデルトン分家跡取り→ジュリア父
の方がしっくりくる。
分家問題、気になったのであしながおじさんを掘ってきた
ジュディとジャービスの初顔合わせのとき、「(ジャービスは)ジュリアのおとうさんのいちばん下の弟」
農場に行ったとき、ジャービスびいきのおばさん(ジャービスの乳母だった)の話を聞いて、
「ペンドルトン家の花形はジャーヴィー坊ちゃんなんです。ジュリアが格の下の分家なことは、
うれしいことだわ」
なんとなく、おばさんのひいき、農場を重要視するおばさん的な格でのジャービス>ジュリア
またはジャービスの方がジュリアのお父さんより華やかな仕事をしてるとか儲けてるとかで、
勘違いしてる可能性もありそう。
本家筋に男の子が出来なくて、ジャービスさんは貰われていったか財産を相続した
原文と翻訳でニュアンスが違う
ウェブスター、そこまで設定詰めてなかった
適当に考えてみた
原語版を持ってたんだが、どう書かれてたか…
あとでちょっと掘り出してみるわ
105 :
なまえ_____かえす日:2009/03/03(火) 18:20:35 ID:XP+d8Qga
>>103 >ウェブスター、そこまで設定詰めてなかった
これに1票w
106 :
なまえ_____かえす日:2009/03/03(火) 20:30:23 ID:dPmV7FPH
本家筋に後継ぎがなくて、分家の末弟を養子に…は、よくある話だよね。
たとえば、遅い年齢での子供で、母親が早く亡くなると、父親の一族の
どこかの家庭にもらわれる、というのも、あるのでは。
この辺の時代のいい階級なら、年取ってから若い娘と
結婚することも珍しくなかったみたいだしな
…そのままあしながおじさんか、それは
108 :
なまえ_____かえす日:2009/03/04(水) 09:19:17 ID:j+fm1xku
そうだねぇ、時代はもっと下がるけれど、オードリー・ヘプバーンの映画
でも、少女っぽいオードリーと中年のパターンばかりだ。
ロマンチックラブの理想は、少女っぽいが知的な若い女性と、生活の心配
がなく、性的にがっついていない中年男性のカップルなのかな。
109 :
なまえ_____かえす日:2009/03/04(水) 16:48:15 ID:Asilcf96
フェミニストが気分を悪くしそう。時代が時代だからしょうがないけどね。
子供の頃、オードリーの映画見て、なんでこんな綺麗な人の相手役がおじいさんばっか
(当時はおじいさんにしか見えなかった)なんだ、罰ゲームかと思った覚えがある
今となっては、あしながおじさんといい、オードリー映画といい、金満家の中年親父が
若い女の子を手練手管で篭絡って、ものすごく生生しいわ
大人になってから大人目線で読むと汚れちゃってるのが判るねw
あくまでも少女の読み物だと仮定すれば、
根底にあるのはファザコンなんじゃないかと思ったり
>>109 そのせいだと思うけど、アニメ板であしながおじさん猛烈に叩いてる人がいたな
よさげな子供見繕って、完全な監視下で自立する機会を奪って、金を与えて太らして食べごろになったら収穫
するという、ものすごく不健康な援助交際の話だとかって
単純にお伽話として読んでたから、驚いたな
時代だね
ウェブスターの出身と経歴考えると、自立はさほど当人にとって重要なテーマでなく、単純に年上男性への
憧憬をそのまんま形にしましたってだけだと思うけどな
>ウェブスターの出身と経歴考えると、自立はさほど当人にとって重要なテーマでなく
えっ!?
ほんとに経歴把握した上で言ってる?
あしながおじさんと続あしながおじさんは、今読んでも良くできたロマンス小説だと思うんだ〜
ロマンス小説は「乙女の夢」が詰まっているから、フェミに叩かれるのは仕方がないと諦めている。
続はかなりシビアな話だと思うけど…
狂っているとはいえ妻子ある弾性を好きになって、
条件的には申し分ない婚約者を
「本当の自分を認めてくれない」って理由でふってる。
フェミに叩かれる要素は少ない気がするけどな。
続は作者自身が入ってるからなあ
精神病云々は第一次大戦前に書かれた作品だと考えると
仕方ない部分ではあるし、それが当時の最新学説だったという
今じゃ触れられることの余り無い歴史も分かる
>>115に同意。自立した新しい女性だよね。
彼女にくらべればジュディはやはり、おじさまと早々結婚して
主婦におさまっても自然だったと思う。
戦うサリーはかっこいい。反発しながら相手を認めていく過程も好き。
WW2でのナチスの優生学への異様な執着が理解不可能だったけど
続読んでから執着した理由がなんとなく分かるようになったな
続の時代には最新学説だった優生学思想が時を経て
一般に浸透した結果だったんだろうなと
あまりいただけない話かもしれないけど、そういった意味での
資料価値も続にはあると思う。
それ故に、あんまり表舞台に出にくい作品になっているのが惜しいよね。<続
120 :
なまえ_____かえす日:2009/03/25(水) 23:27:26 ID:R6oh0X0L
そこいら辺をうまくぼかして映像化とかしてもらえんかのう、続。
ツンデレ同士の大人の恋愛たまらんわ。
いっそ現代に置き換えて、児童虐待とかそういう方面での
トラウマに摩り替えるのはどうだろう
その場合孤児院院長サリーは政治家にとって理想の妻になってしまうが
孤児院の子供=問題が多いってイメージになっちゃうのがまずいのかも。
123 :
なまえ_____かえす日:2009/03/27(金) 07:11:45 ID:GfqDw96Z
家庭というものを知らない、ましてや上流階級のマナーや常識とは無縁の
ジュディが、結婚して家庭を築き、夫の福祉事業にも意見をする、院長を指名するというのは、
これはこれでたいへんなことだと思うが。
また、続編がエンディングを迎えた段階では、ジュディもサリーもまだ若く、
今後、ジュディが作品を発表することがないとは言えない年齢。
それこそ、中年期を過ぎ、回顧録を出したら、とんでもなく面白いものになるでしょう。
124 :
なまえ_____かえす日:2009/03/28(土) 01:05:12 ID:2vnMguAS
養子に対する捉え方も日本と海外で差があるしな。
もし日本を舞台に物語を展開したらものすごく陰惨でしめっぽいか
チープな道徳ドラマになってしまいそうな気がする。
映画化とかしないかな
まず間違いなく改悪されるんだろうけどそれでも見てみたい
正あしながの映画はあるけど、あれも別物だしなー
パッティのアニメが激しくみたいわ
日本アニメーション?で、子供時代のアンの話がアニメになるらしいけど
その枠でやってくれないかな(´・ω・`)
パッティだったら問題なくアニメ化出来るよね。
メインが女の子3人で、そのほかも女の子いっぱいで絵面も華やかになると思う。
ところで、ウェブスター作品で時々出てくる「ジプシー型の美人」ってどんな感じなのかな?
何となく勝手に、ちょっと肌色が濃い目で黒髪で、
くっきりした顔立ちで特に目が大きい、ってイメージをしてるんだけど。
自分もそんなイメージ。
浅黒い肌、日本人と違った濃くて強そうな黒髪、彫りの深い顔で目が印象的
良スレ発見。
一番最初に読破した翻訳小説だった。
「ゼリーのプールで泳げるか」談義とか、当時真剣に考えた
130 :
なまえ_____かえす日:2009/03/31(火) 09:10:18 ID:aAobYEz4
>>116 私も作者が入っているところが気になる。
当時の学説とは別に。
作者の夫の妻も同様に病んでおり、続編は再婚と前後して書かれ、発表された
わけだから…作者も、夫もかなりの名門(その妻もたぶん)なので、社交界の
反応はどうだったのだろう、と思う。
131 :
なまえ_____かえす日:2009/03/31(火) 10:02:44 ID:NVCzm2VS
僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分は天下の慶應生なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
激烈な入試を突破してから2年。
慶應義塾高校に入学したときのあの喜びがいまだに続いている。
「エリート養成機関 天下の慶應義塾高校」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
慶應義塾高校の先輩、OBの方々に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは学生が作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「塾高が何をしてくれるかを問うてはならない。
君が塾高で何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
でもそれは将来の日本を支える最高のエリートである僕たちを
鍛えるための天の配剤なのでしょう。
慶應義塾高校を作りあげてきた先輩はじめ先達の深い知恵なのでしょう。
慶應義塾高校に入学することにより、僕たち学生は伝統を日々紡いでゆくのです。
嗚呼なんてすばらしき慶應義塾高校哉。
知名度は世界的。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
ただ周りの人には「慶應生です」の一言で羨望の眼差しが。
合コンのたびに繰返される若い女性たちの側からの交際申し込み。
近所のマダム達からの熱いまなざし。
そしてあらゆる街を歩くたびに味わう圧倒的な慶應義塾高校パワーの威力。
慶應義塾高校に入学して本当によかった
>>132 130じゃないけど、以前の過去ログに書き込んだ情報あり。
(これ、デフォルトとして>2以下に次回からつけられるといいね。)
ウェブスターは不倫してて、相手(裕福なオイルマネーの継承者)の妻は
精神を病んでおり、長年入院中。
で、相手は彼女と離婚して、ウェブスターと再婚。
こういう経緯があるので、精神病に対する偏見パワーアップなんでしょうな。
精神病の女のせいで、愛しい相手が苦しみなおかつ自分もケコーンできない、みたいな。
ちなみに旦那の妹とは親友なので、その辺は「ジュディとサリー」の関係に反映してるんだろうね。
>>112 でも私も消防時代から似たようなこと感じてたよ。
若草もあしながも、結局は少女が自立しないで適度なところへ納まるっていうのが
ゴールなんだ、ツマンネと。
若草ではメグがくそつまんない男と結婚させられるし、あしながではジャーヴィス、めっちゃ
感じ悪い。
面白いとは別のところで不快だった。
>>133 若草でそのフォーマットはジョーだろう
幼馴染の男とくっつけてというのが読者の要望だったが
そうせずに、年上の男と結婚
>>134 いや、メグです。
若草をよく読めば分かる。
(ジョーに関して言うならば、読者の要望こそロマンチックラブイデオロギーの王道。
しかしながら作者はむしろジョーに父親や超絶主義の路線を託した印象があるので、
あなたの指摘は、ややずれてると思うよ。)
メグに話戻すと、モファット家の金持ち男子じゃなく、地味で退屈そうな男とケコーン。
そしてメグの虚栄心はなくなるのでした、みたいな。
この「近寄ってきた金持ち男子ではなく、本当の愛に気づく」パターンが
子供心にうっとおしかった。
「赤毛のアン」で金持ち男子とくっつかないパターンもそれ。
正直、なんで冴えないほうを選ぶのかピンと来なかったw
ウェブスターのウィキによると、ビジネスに失敗した父親は薬物自殺、
不倫した旦那は元妻のことや家業のプレッシャーでアルコール中毒など
結構「思いっきり生電話」的人生を送ってらっさる。
若草の幼馴染みはむしろジャーヴィス系では?ジミーの方が近いかもだけど
個人的には、あの年上男は自分の信念の元に生きていてそれはそれで立派かと
ただやっぱり、ジョーの自活手段(どころか家族まで養えてたのに)を否定するんだよね
サリーとドクトルって希少種なんだなーと改めて思った
↑ごめん、中学生じゃなくて小学生か
>137
英語版。
つか直リンはサーバ負担なのでやめてくれ。
あなたと違う意見だと「斜に構えてる」ことになるんかいw
しかし少しでも疑問点や批判を書くと、こういうこと書く人がいるのがなぁ。
自分が言いたかったのは、年長の男と聡い娘が
保護者的な関係から、夫婦へと関係を変えるフォーマットなんだが
女性史を文学的に見ると、「普通」じゃない賢い娘を上手く妻へと
方向転換させる大人の男というのが出てくるから
>>140 ああ、そういうことね。
そのフォーマットはジョー・・・のところの繋がりを誤読してたYO スマソ
私が感じてた娘誘導ケコーン
メグ・・・ネッド・モファットではなく、メグを導く地味教師
アン・・・富豪息子(名前忘れた)ではなく、ギルバート
ジルーシャ・・・ジミーではなく、ジャービス
なんだこの、丘の上の大叔父さんみたいな展開は、っていうかw
皆、ケコーンしたら娘時代のはねっかえりと縁が切れそうな相手とくっつけさせられるんだよね。
そこが当時の社会的プレッシャーだったのだろうが。
昔、ひこ田中が書いてた分析が鋭かった記憶あり>少女小説
若草は作者の実体験が元になってるからなぁ。
美人の姉(メグのモデル)が冴えない男と結婚した事とか。
ウェブスターで書くのもなんだけど、ジョン・ブルックは本当につまらん男だった。
良かったのはすぐ死んだこととw、大黒柱死後も、メグ一家が苦労せず暮らせるような
手配・貯蓄をしておいたことくらいか。
× ウェブスターで書くのもなんだけど
○ ウェブスタースレで書くのもなんだけど
>>139 リア消的な読み方してないってことでは?>斜に構える
批判じゃないでしょ
146 :
なまえ_____かえす日:2009/04/01(水) 12:54:46 ID:cksxTcIg
>>139 あぁ英語版のウィキか。私は以前、このスレで、バッサーの図書館にリンクを
貼ってくれた人がいて、そこで読んだ。バッサーの図書館に遺族がウェブスター
の書簡などの資料を寄贈していて、その紹介の頁。
結婚相手の男性は、大学の同級生の兄で、大富豪の息子で弁護士、とあった。
数年間、内密に婚約していて、離婚成立を待ってすぐ結婚したようだった。
(アル中については、触れられていなかった)
松本侑子さんは、実際にバッサーに出かけて、見てきたようだね。大学時代の
親友たちとは、日本にも旅行していて、松本さんの本には、日本の帝国ホテル
滞在中に出した絵葉書も写真が掲載されていた。
子どもの時、はじめて読んだ「あしなが」のあとがきには、「あしなが」の成功後
間もなく結婚し、ふたりはジャービスとジュディのように、農場の生活を好み、
結婚後もよく滞在していた、とあったのを覚えている。
社交界とは、距離をおきたかっただろうな、と今になって思う。
僕いろんなところに書き込みしてるんだ・・・えっへん
148 :
139:2009/04/05(日) 01:06:39 ID:EMBkVUqE
>>146 そのリンク貼った人ってのは私のことです、どうでもいいが。
>>145 いや、だから自分にとってはそれが「リア消」的な読み方だったわけで。
なんか「○○な読み方=普通」みたいなカテゴリ分けに違和感感じるわけ。
>>143 ほんとクソつまらんよね。しかもストーカーっぽいしw
キモいんだよ、手袋エピソード・・。
ホントに堅苦しくて糞つまらん上に貧乏で浮気性で最悪だったね。
一番美人でいい奥さんになりそうだったのにメグだけやたら冴えない運命で
仕舞には虚栄心もなくなりましたみたいなひどい扱いで
あんまりだと思ったけど実話だったのね…
一見堅物でも魅力溢れるドクトルは正反対だな。
あの家庭教師って浮気性だったのか
若草物語は一番初めの奴しか読んでないから…
浮気性というか、メグが貧乏生活疲れでもう美人でもなくなり
子育てにかまけて自分を構ってくれないんで若い女に走りそうになるけど
メグが旦那をほったらかしたらダメと諭されて気遣いするようになったから
思いとどまるみたいな話だったような。
お前の甲斐性のなさが悪いんだろと子供心に腹が立った。
金持ちのボーイフレンドと結婚してたらジュディみたいな生活を送っただろうし
その方が幸せなタイプの女性の典型だったと思う。
いや、浮気とかしたわけじゃなくて、メグが自分のこと構ってくれず
家庭が面白くなくて、飲み歩くとか友達の家に寄ってから帰宅する、とかの感じ
若草スレじゃないところで何言ってんだかって感じだがw
ジミー兄さんが社会人になって苦労したせいか、坊ちゃんらしさが無くなって残念
そうかな?
ジミーいつまでたってもガキっぽくて溌剌として楽しいよ。
手頃な良い娘さんに出会えるといいね。
若草に出てくる男はロクなのがいないから続編はつまらない。
あしながは端役も愛嬌あるキャラが多い。
この差は作者の男性観の違いなんだろうか。
155 :
なまえ_____かえす日:2009/04/14(火) 17:48:08 ID:Hqa1P4pq
あしながの話しようぜ
>>154 サイラス閣下も、それはそれで面白いキャラだと思うw
サリーの絵のせいもあるけど。
ウエストは無いけど、緊急時すらオシャレなんだよな。
歯科用椅子でくつろぐ、お金持ちの坊ちゃんも好きだ。
人がいいばっかりで、ちょっと抜けてるところもかわいい。
名前なんだっけ、アレグラをひきとろうとした人とかね
あとパーシーもいいキャラだ
ブレッドランド氏か。
最初に読んだ時には「なんじゃーひでーおっさんだなー」と思ったけど
火事の後即座にやってきて有無を言わさず三人とも引き取っていく
太っ腹(サイラス閣下的な意味ではなく)にはまいったね。
憎まれ役もさりげなくいい場面があったりするんだよね。
閣下は妙に愛嬌があって憎めない。
ジュディやサリーの表現力もいいもんな。
この二人だったら、メグの結婚相手とかの事も(同じ世界に居たとして)
面白おかしく語ってくれたと思う。
ウェブスター自身がユーモア好きで面白い人だったんだろうね。
このスレで作者が不倫の略奪婚で、晩婚の高齢出産で亡くなったことを知ってちょっとショックでしたw
164 :
なまえ_____かえす日:2009/05/02(土) 03:15:58 ID:6Jdhgt0y
新潮文庫の松本恵子訳の本を読みましたが、孤児なのにまるで今の感覚ではお嬢様言葉のようで、
丁寧すぎてすごい違和感がありました。言葉づかいがもう少し普通の訳で完訳の本はありませんか。
役が気に入るかどうかは分からないが、偕成社文庫が完訳だしてる
アニメ見て文句言うのはもうしかたがないよ
だってあれジュディまだ高校生でおじさまの犯罪度が大幅アップだわ
入学当初にもうジャーヴィー坊ちゃま正体隠して粉かけてるわ
社会で自立するとは?的なオリジナルエピソードが随所に入るけど本筋は原作どおりだわ
あれはあれで面白いんだけど、また別物だよね
孤児といってもジュディは特に文学方面で成績が良かったし、
手紙の相手は目上の人でかなりの年配と思っていたのだから
過ぎるくらい丁寧でもおかしくはないと思うけどな。
168 :
なまえ_____かえす日:2009/05/02(土) 22:05:03 ID:6Jdhgt0y
>>165 偕成社文庫で完訳でてるんですね。抜粋はいやだったので。
新潮訳は〜でございます。ございますわね。とか、時代を感じる
孤児とは思えない言葉づかいでジュディに親近感を持ちにくかったです。
買って読み返しますありがとう。
孤児とは思えない聡明さがジュディの魅力なんだが…
170 :
なまえ_____かえす日:2009/05/02(土) 23:14:17 ID:6Jdhgt0y
聡明さと言葉の古臭さは違うと思います
原作のジュディはしっかりしてて、ちゃんと礼儀作法は出来るが
育ちのせいでちょっと他とずれる場面がある、基本真面目な子だと思う
ユーモアや皮肉は手紙だからふんだんに出してる面もあるだろうし
サリーはもっとオシャレで陽気で美人で活発なんだろうしな
いい子でジミーの妹って点しかアニメは出てこなかった
ジュリアはアニメが儲けものだよなあ、ツンデレでジミーと結ばれて
>>164 でも、時代を考えると「今の感覚」で訳すのがいいとも言い切れないのでは。
私は岩波バージョンしか知らないのでなんとも言えないが。
「木の下に本を置き忘れたらマシュー・アーノルドの詩集にピンクの波が押し寄せてましたわ、
おじさん」てな言葉が印象的で覚えてる。
(ちなみに大草原シリーズの「父ちゃん・母ちゃん」支持派だったりします。)
>>170 まあ好きなの読めば。人に噛みつくことでもないし。
>>173 まったく同意。正しく美しい日本語で訳されてる事が印象深い。
ジェーン・エアとかアンとか、もう一世紀以上前に書かれた本は
昔の訳でもあまり気にならないなあ
その古めかしさが、昔の時代に入り込める感じでむしろ好きだ
どこぞの橋本さんみたいな古典の口語訳のほうが
違和感バリバリだったりするしね
あ、2ch語で読む古典とかいった方が今は適切なのかな・・・
おっさんなもんでそのへん計りかねるが
現代基準でもジュディの手紙は目上の人に書くものだから
きちんとした言葉遣いで書かれてると思うんだけどなあ
変に現代風にされるほうが引く
>>173、174
自分も同意。
岩波の遠藤訳は生き生きしていて、かつ品があっていいよね。
自分は谷川俊太郎訳も好きだけど、あれは完訳ではないのかしら
遠藤寿子訳はジューディが明るくて生き生きしてて古風でも読みやすかったです正続ともに遠藤訳で読みました
もう売ってなかったので新潮版を買ったら・・新潮版好きな方ごめんなさいね
訳によって、英文の慣用句とか皮肉表現とかが文字通り約されているのとかもあって
別の訳の本を見て初めて気がつくのとかあるね。
「窓の外で犬と猫が暴れています」→「「土砂降り」とか
「ピンクの薔薇を足せば完璧」の好意的表現→皮肉表現 とか。
だから何種類も読んでみるのも面白いと思う。
>>180 これこれ。他人の意見をシャットダウンしない。
訳の話で盛り上がるのも、それはまたよし、ではないかい。
>>181 確かに。私も手に入る限りは全訳読んだな。何種かは覚えてないけど。
新潮文庫は、母の持っていた版もあって、
今買える改版後のものよりも、さらに古風な言葉遣いで実にいい。
岩波文庫って、たまに重版をどーんとかけるよね?
待ってたら、新品手に入る機会あるんじゃないかな
自分も最初に読んだのは遠藤さん訳の少年文庫。
正は今でも手に入るのに、どうして続を出してくれないんだろう。
もともとロマンティックな描写が上手い方だから、
サリーが自分の気持ちに気づいていく後半の盛り上がりが素晴らしかったんだよね。
でも自説が受け入れられるまで繰り返ししつこく調伏されるのは勘弁かな
近所の宗教おばさんがそんな感じで困る
>>185 岩波少年文庫は今は遠藤さん訳は廃番?のようで谷口由美子さん訳のになってる
青い城や岩波で大草原の〜を訳されている方
188 :
なまえ_____かえす日:2009/05/16(土) 10:00:06 ID:tmvqBQBK
名の通った作家に新訳させる企画は本当に迷惑。
昔ながらの翻訳でいいのにー。
迷惑って言葉も、これまた随分上から目線だな、ヲイ
どちらでも好きなほうを読めばいいだけなので。
確かに昔の名訳家の方が語彙が豊富だし言葉の使い方がうまい
でも古い言葉が多くて子供にはつらいということもあるし
一長一短なのさ
ハリーポッターみたいな酷い翻訳は問題外だけどね
新訳が出るのは作品寿命が延びるということだからいいことだとは思う
ただそれで旧訳を廃版にされるのは泣く
複数選べるのが一番いいな
ジャーヴィスは遠藤訳では「ジュリアのおとうさんの末の弟」なのに
谷川俊太郎訳では「ジュリアのおかあさんの末の弟」になってるw
新潮の松本訳ではこの文はカットされてるしwどうやら完訳じゃないようだ
訳もなんだかいいかげんだなw本当はどれが正しいんだろ
>192
原書をあたってみたわけでもないし、そこまでする気はないのでアレなんだけど
ジュリアとジャービスって同じ「ペンドルトン」って名字だよね?
だとしたらジュリアの名字は父のものと思われるので、父の末弟というのが
正しいんじゃないかと。
ま、と言っても向こうの上流階級って、父方のも母方のも並べて誇示するから
なんとも言えないけど>名字
孤児のジュディは結婚後、ペンデルトン一族に陰口言われてそうだな
>>194 ジュディってどこまで素性を明らかにしてるんだろうね。
サリーには一切合切話したみたいだけど。
まあ素性を話さなかったら話さなかったでペンデルトン一族は色々言いそうだ。
>>193 ジュリアは「ペンドルトンの一派」的な事は書いてあったけど、
苗字がペンドルトンかどうかは特に書かれていなかったような気も…。
もしペンドルトンが母方の苗字で、ジャービスがその弟だとしたら
ジャービスが跡継ぎとして格上になるのも納得がいくな。
197 :
ですな:2009/05/22(金) 22:24:38 ID:kg8NP6OT
一年目5月30日の手紙より
Mr. Jervis Pendleton of the House of Julia; her uncle, in short
(in long, perhaps I ought to say; he's as tall as you).
He's her father's youngest brother, but she doesn't know him
very intimately.
198 :
ですな:2009/05/22(金) 22:29:44 ID:kg8NP6OT
ジュリアの名前は一年目10月1日の手紙に
Julia Rutledge Pendoletonとありますな
しかし原書にfather's youngest brother って書いてあるのに
なんでそんないい加減な誤訳を>谷川版
誰かに下訳させて監訳したって程度なんだろうけど、にしても下訳
レベル低すぎるぞ。
ジャーヴィスがジュリアのお父さんの一番下の弟なら、あとの農場からの手紙で
『そして、ペンドルトン家のなかで最上の家柄の方は、「ジャーヴィー坊ちゃん」なんです。
あたし、ジューリアが格式のさがった分家のむすめであることを、よろこんでお知らせいたします。』
ってあるけど、お兄さんの方が分家?一番下の弟が本家?なんてことあるのかな。なんだか変だ。
もしかして変に思う読者のために、訳者がわざと変えて訳したとか「ジュリアのお母さんの弟」に。考えすぎ?
>>200 うん、考えすぎ。
絶対単なる誤訳。っていうか編集者のチェックが実にいい加減だったということでしょう。
>>200 農場の手紙の訳があっているならば、
本家に跡取りが生まれなくて分家からジャービスさんが養子に行ったか
ウェブスターが、最初に父の弟と設定したのを忘れきったかの
どちらか、だろうか
一族の家系が云々っていう話じゃないから、ウェブスターも訂正版出すまでしなかったのかも
ジュリアのお父さんは妾腹とか。
まさかねえ。
一気に泥沼っぽいペンデルトン家にw
ジュリア父が、分家筋に婿養子や養子に行ったという場合もあるかと思ったが
普通、兄弟の上が出て行って弟が後を継ぐってないよなー
ジュリア父の上に長兄がいて、ジュリア父が婿養子に行った後に長兄が跡継ぎを残さず死亡
だったら、下のジャービスにお鉢が回ってくるかも
…そんな設定を決めても、あしながおじさんという作品に何の反映もされないわけだから
作者のミスだろうな
205 :
ですな:2009/05/25(月) 20:47:18 ID:lb959rSL
一年目 7月12日の手紙より長めの引用
彼女とはセンプル夫人
彼はジャーヴィス
Since She discovered that I know him, I have risen very
much in her opinion. Knowing a member of the Pendeleton
family is the best introduction one can have at Lock Willow.
And the cream of the whole family is Master Jervie - I am
pleased to say that Julia belongs to an inferior branch.
これはセンプル夫人の贔屓目をそのまま述べているのではないでしょうか
あー、センプル夫人の目から見れば、ジャービー坊ちゃんこそが
一族で一番すぐれた人で、ジュリアのお父さん(の家系)なんか
比べ物にならない、って感じか
でもそうなると、「ジュリアが格の下がった分家の娘」っていう一文がおかしくない?
確かに実際にジャーヴィスが跡継ぎかどうかの真偽は怪しくなってきたな。
センプル夫人の主観まっしぐらっぽい。
ジュリアに関する一言もセンプル夫人の決め付け感タプーリ入ってる気が。
本当の跡継ぎ云々じゃなくて、ジャービー坊ちゃんは
(センプル夫人の目からすれば)一番の花形格
そういえば教会でみせびらかしたがってたし、本当に自慢なんだな
ジュリアに関しては、センプル夫人はジュディと同級生と知って
「あのお嬢さんは学校でお高くとまってらっしゃるだろうけれど
一族で大して重い扱いを受けているわけではありませんよ!」と
ジュディに、気にしたり引け目を感じることは無いということが言いたかったとか
アードレー家でいうところのアンソニーみたいなもん?
跡取りではないけど一番目立って皆から一目置かれている感じ。
まあ坊ちゃんは一族の中では変人呼ばわりだけど。
うん。結局「乳母」の贔屓目ってとこじゃないの?>センプル夫人コメント
ところでアードレー家ってなに?
キャンディキャンディに出てくる大富豪一族だな。>アードレー家
そもそもあの作品自体があしながおじさんリスペクトだろう。
ジャーヴィスがペンデルトン家で一番の存在ってのはセンブル夫人の見立てだとしても
I am pleased to say that Julia belongs to an inferior branch.
「ジュリアの家がずっと格が下の分家だと聞いて私はうれしくなりました。」
ってとこは、センブル夫人がいくらなんでも分家と本家をいい間違えるとは思えない。
ずっと格が下っていうのはジャーヴィスに比べてってことだよね 。問題はここだと思う。
inferior branchって言い方をしているから、家の血筋とか格のことを指していると思うんだけれど
ジャーヴィス坊ちゃんは事業成功したか何かで羽振りがよくて、
福祉行為など家名を上げることも沢山している
ジュリアの家(ジュリアの父)は、ペンデルトン家の中ではそれほどパッとしない
というのは無理かな。ジュリアはジャービスのこと、たいそうお金持ちでと言ってるし
ジュリア父が婿養子というのは、
>>102のところと
ジュディが手紙で「ジュリアが私の母の苗字をしりたがって困った。ジュリアのお母さんは〜家という由緒ある名門らしい」
と書いてあるから違うよなー
ジュリアの家のan inferior branchはやっぱり「格下の分家」しか訳せないよ
ジュリア父が兄なのに「格下の分家」なのはやはり作者が設定をたいして深く考えて
はいなかったということにつきる気がする
217 :
ですな:2009/05/27(水) 21:07:08 ID:yjnJ2IUK
分家に対する本家にあたる英語はあるのでしょうか
長男でも次男でもファミリーツリーの枝という意味で
branchになるのかと考えたりしております
branch は(同一の祖先から出た)分家 の意味らしいね
inferior が、より下のとか下位の、だから「格の下位の分家」になる
サリーとドクトルが一緒になったあと、本当にあの家政婦は追い出されたのだろうか。
スナイスさんのように、なんだかんだいって雇い続ける羽目になりそうな気がするのだが。
充分な退職金と引き換えになら、出て行ってくれそう
もしくは料理と身の回りの使用人は、別のを雇ってしまう
砂椅子さんは、善良ではあるんでキツく対応できないねえ
ごめん、砂椅子→スナイスさん …orz
スナイスさんは、身内に孤児院にとって有力な出資元が居るから辞めさせられないんじゃなかったっけ。
その他は、欧米的というか 割とすっぱり解雇してる気がする。
「天使の召し上がりものを作らせても恥ずかしくない腕」の料理番も、他の使用人と喧嘩したことで解雇されてたし
庭師のステリィも割と古くから居たみたいだけど問題があったから解雇だし、
確か次に雇った庭師(黄色い髪でえくぼの奥さん付き)も解雇だったし。
スナイスさんはサイラス閣下の姪だったね
2番目の庭師は解雇してないと思う
ジョン・グリア院の火事で、新築した庭師用の家に入ってたところを
出されただけで
家は孤児の収容のため必要だったけど、彼らは孤児の役には
立たないから仕方ない、と
>>223 違う。スナイスさんは確か名無しの有力評議員の姪。
サリーは、閣下とスナイスさんが結婚してくれたら
二人まとめて追っ払えるのになーとか言ってたよ。
ああ、勘違いしてた
最も金離れのいい評議員の姪、だったっけ
年齢はいくつくらいなんだろう、スナイス嬢
ジョン・グリア院って、ジョン・グリア氏の財産を基に各評議員の
寄付金で運営されてるんだろうか?
国や地方自治体からの補助は無いみたいだし
ジャービスが理事長で、運営権があるのがジュディで
経営委託任命されてるのがサリーであってる?
理事会と評議会はまた別なのかな。ようわからん。
スナイスさんはアラフォー世代かと思ってる。
サイラス閣下とお似合いってことは、年齢もそれなりなんじゃないかなと。
リベット院長を退職させた時のいきさつってどんなふうだったんだろう。
「小公女」のセーラは最後に学校を出る時、ミンチン先生に向かって
「私はあなたが嫌いです」って言い放ってたけど、
そういう痛快シーンをちらっとでも書いてほしかったな。
リベット院長は丸きり悪人キャラじゃないんだよね
想像力がなくて気が利かなさそうで権威主義そうだけど、悪い人じゃないと思う
リベット院長じゃなくてリペット院長じゃないですかね旦那。
小公女のミンチン女史の拝金主義、権威主義っぷりのひどさとは違うよね。
古い因習や体制を維持してく厳格な保守派って感じ。
アニメは結構いい人っぽく表現されててビックリした。
>>227 年取って仕事がきつくなったから引退とかそういう感じじゃないの?
リペット院長退職は
いくらジャービスが理事長となったとはいえ、それまで院長勤めて
いた人をやすやすと退職させるのは難しいと思う。
サイラス閣下のように支持してた人達も当然いるだろうし
私もリペット院長は、ぼちぼち退職時だったんだろうと思った
多少、早くなったとかはあるかもしれないけれど
ドクトルはいつ頃からサリーを意識するようになったんだろう。
ゴルドンのための晩餐会を欠席したり結構あからさまに嫉妬してるような。
お茶に呼ばれるようになって、2・3回目くらいと予想
美味しいものと美女と楽しい会話のトリプルコンボだもの
往診先にも美味しいものと美女は結構いそうなもんだがな。
大怪我した後、ドクトル狙ってた婦女子数名のプレゼント攻撃があったというし
そこそこドクトルはもててたんじゃなかろうか。
入院した時の婦人客は、感激しやすい中高年の小母ちゃん達だとイメージしてた
そっちの可能性もあったか
ドクトルはやせ型でどんぐり眼(目が大きい)で、まだ十分若い。
サリーの指摘で服装もずいぶん改善されたっていうし、メンタル面もそこそこ満たされて
見た目も態度も最初の頃にくらべて格段によくなったんじゃないかな。
サリーの視点からも、ドクトルは孤児院&自分以外の人になら
医者的見地として(大人の)患者に愛想よく誠実に応対してたっぽいから
ひそかにドクトル狙ってた婦女子はいたと思ってる。
そうすると婚約者ありのサリーは、そういう目でドクトルを見てませんよということで
気安く話せるようになったのかな
最初の奥さんとはタイプの全く違う自立した美人ってのも大きいんじゃないか
いい喧嘩友達になれる相手だし
ドクトルが倒れた時、ふとんに涙をこぼしたり手にキスをした
女性達がいたっていう話じゃなかったっけ?
私はドクトルは変人なりに、意外にイケメン医者でモテモテだったと思ってる。
本人はいっこうに気にしてないというか、気付いてないくらい
浮世離れしてるっぽいけど。
>>239 そうそう。
火事の武勇伝がきっかけで感激したっていう英雄フェチ娘とは別に
絶対その中にドクトルに惚れてた女性もいたと私も思ってる。
ドクトル、自分のアドバイスでサリーを休暇に出させたけど
それがきっかけでサリーが婚約したと知った時どう思ったんだろうw
内心ではいろいろあっただろうけど
まあでもドクトルの奥さんもその頃は生きてたんじゃないの
奥さんが亡くなったのが7月初旬
ブレッドランド氏やゴルドンさんのことで二人が仲違いするのが7月中旬
サリーがキャンプに行って婚約を決めるのが7月下旬〜8月初旬
ドクトル踏んだり蹴ったりの7月
その間ドクトルが心を許せたのはアレグラだけか。
気の毒すぎる…
作品中では精神病の奥さんは亡くなったけど作者の夫は精神病の前妻とは離婚したんだよね
これは作者の願望か
そういうことだろうね。いくら話もできない状態だったとしても、
病んだ妻を捨てさせてしまった罪悪感があったんだと思う。
状況は正反対だけど、森鴎外がもと恋人のエリスを
発狂したことにしてしまったのと一緒じゃないかな。
実際は狂うどころか、鴎外を追って日本までやって来て
女郎屋に売られそうになった知人を助けたりしてる。
相当頭が切れて腹も座った女性だったらしい。
そこまで力のある相手と心情的に決着をつけるには、
ああいう書き方をするしかなかったってことなんだろう。
まあでも、作者の実生活と作品とに共通の要素があったからと言って
必ずしも主人公=作者ってわけじゃないからねぇ。
あしながおじさん書く以前から不倫してて続発売の年に前妻と離婚・結婚だっけ
こんな現実じゃ気持ち入ってなかったわけないと思う
なんかそう思うと作品に関しても興醒めというか、
作者個人のスキャンダルは興味ないなぁ
251 :
なまえ_____かえす日:2009/06/08(月) 13:04:53 ID:9SisTZC/
せっかく盛り上がってたのにごめんね。ばいばい。
251の方が興醒めというか、ただ煽ってるだけに見えるよ
作者個人のスキャンダルには興味ない人がいても別におかしくない
続って、お話として面白いしキャラも良いから
生々しい私生活と絡められるとちょっと…という気持ちはわかる。
そんなことより枕に張り付くヘヤートニックの話を
でも不倫してた事実があるから書いた話なわけで。
現実には「不倫」っていうスキャンダルがあったから
小説の中では「不倫じゃなくて訳ありやもめとの純愛なのよ!」ってことにして
なんとなく自分の心の中の整合性みたいなのをつけたかったんだろうなと思う。
まぁそれでも不倫して精神病の妻を離婚させた事実に変わりはないわけだが。
>>254 結局あれは調合師のせいなのか、サリーの髪に合わなかっただけなのか。
ていうか、当時は処方してもらうもんだったんだな。
>>255 続の話の肝はそこだけじゃないだろう
メインは、あくまで孤児院というものの実践・合理的な改革
不倫してた事実は、このスレみれば何回か話題になっているし
しつこいよ
>>257 >>255の内容は、「続〜」のメイン云々ではなくて
あの話で精神病の奥さんを死なしている深層心理についてなんですが。
自分が見たくない話になると「しつこい」と書かれてもねぇ。
あなたにとってはしつこくても、私にとってはこの話書くの初めてなんで。
ジュディ達の大学の寮の部屋ってバス・トイレは各自の寝室についてるのかな?
パンをトーストしたり洗い物したりする時はどこでやってたんだろう?
原作に間取り図みたいなのあったような
リビングバストイレは二人くらいで共用なのかな?
洗濯は…食事も…メイドさんがいたとか…
まあ食堂付属のキッチンはあったと思う
孤児院、いい男、精神病の妻、火事
嵐が丘だな
あ、ごめん、ジェイン・エアだった
ちょうど読み返してたところなので気になったのよ
2年生の時の間取りは一つの書斎を囲んで3つの寝室
1年の時、友達を招いて部屋で軽い食事会みたいなのを開いて、
サリーが洗い物を手伝ってくれた、と書いてあったので
バス・トイレ等は各グループ(二年のときなら、書斎を共有してる3人での共用)みたいな感じだとおもってた。
外国だと、そんなに入浴が頻繁じゃないというけど
基本的にお金持ちの若いお嬢さんたちのための部屋だし、
欧米式の客室って専用のバスルームが付いてたりするみたいだし
そんな感じなのかなーと。
あと、部屋の掃除とかも多分メイドさんの類の仕事だと思う。
>>255 精神病の奥さんに関してつい小説で遺伝説だなんだ持ち出して
心のやましさ軽減しようとするのは分からなくもないが
じゃあアル中についての見解はナッシング?とも思う。
アル中こそ遺伝するぞー。
本当に現実のやましさ回避のための作品だったら、
作中で前妻との娘をそのまま放置とかしないだろうし
>>266 やましさ全てってことではなくて、明らかにやましさ軽減要素が見受けられるんだよなー。
まあ不倫してやましさ感じない方がおかしいけど。
作中よりも実際にいた前妻の息子@精神不安定気味 をどうしたんだろうと思ったり。
ウェブスターの伝記が読みたい今日この頃だ。
>>267 その息子を作中では「娘」にしたって話じゃないの?作品と現実の混同派の人にとっては。
>>268 うーん、なんでこの話になると現実の要素を一切拒絶したがるの?
ウェブスターが書いた小説は彼女の実体験に多くの影響を受けていることは明らかなのに。
んなこと言ったらジルーシャが大学行ったこと、サリーが孤児院改革したことも全て
話せなくなると思うんだけどねぇ。
清教徒なみの頑なさを感じるよ。好きな作家だからマイナスの要素なんて見たくない!
って感じがするけれど(違ったらスマソ)、別に不倫していたからウェブスターの価値が下がるとか
そういう話をしている人はいないし。
作家の作品と人生との関連性を語るのは一種当たり前のことなのに。
一切とは言わないけど、本人以外には答えを知らない問題について
あれこれ推測するのはワイドショー好きのおばちゃんっぽくて抵抗があるなーと思っただけだよ。
この経験が云々と、客観的な分析ならアリとは思う。ただ、今回に関しては
「やましいからって現実を改変してww」的な下世話さを感じたんだけど、真面目な分析なのだったらごめん。
作者は続の後結婚して、産褥で亡くなってるんだから
余りキャラと同一視するのもねえ…って気もするんだよね
そうでなくても、前妻やその子供の処遇はそこでウェブスターから
すっぱり切り離されるんだし
実際にどうだったかを知りたいなら、ここで話すより
アメリカのサイトでも検索するほうが分かるだろうしな
>>269 スレ全体の雰囲気が語りたいほうにいっているならともかく
今は他に話題を持っていきたい人たちも多いんだから
そこで話を蒸し返すと邪魔にされるんだよ
また、話の流れを読んで話題にするか
ブログ借りてそこで延々論じてリンク貼ってくれ
自分の人生と混同して語られるのを、作家は最も嫌がるというけど。
無理にいちいち関連づけるのもくだらない。
しかもそういう雰囲気でない場なのに。
にしても作者の夫って結婚運ないねー初婚の妻は精神病で離婚、二番目の妻は一年足らずで産褥死なんて
ドクトルの妻が死んでなかったらどうなってただろう
ハッピーエンドにはなってないよねw
ジュディ&ジャービスはサリーとドクトルにくっついて欲しいと願っていたのかな。
サリーが誰にも見せずに絶対破いて捨ててと言ってた、ドクトル抱擁の件は
実際は夫婦でニラニラ読んでたのではないかと邪推してしまうw
最初のほうで、「私を釣る餌として興味深い医師を用意したとか…」みたいな手紙を書いてたし
途中で奥さんが居ると知ったとき、「ジャービスさんはこの事を知らなかったのでしょうか」のあたりからも
サリー本人にはっきり「付き合うといいよ、いいやつだよ!」的な話をしてたんだと思う。
でもその時点でドクトル妻は生きてたわけだし
妻子持ちをサリーの恋愛相手にすすめるかな>ジャーヴィス
お世話していた孤児に手を出すジャービスなら、
妻子持ちくらい気にせずすすめるだろうw
さすがにそこまで脳天気ではないと思いたい…
他にもドクトルを狙ってる女性がいたとしたら、
同じ村に住んでても既婚だと知らなかったってことになるし
(知ってたらさすがに遠慮すると思う)
ジャービスが知らなくてもおかしくないのでは。
前に誰かが書いてたけど、作者の旦那さんは学生時代の友人の兄弟だったの?
だとするとその人は兄と友達の仲に反対しなかったのかな。
ドクトル的にも、奥さんの事が負担なだけになっていた、みたいなことが書いてあったし
そもそも、あまり自分のことを語るタイプじゃないから
ジャービスにも話してなかったのかもね。
ドクトルとジャービスが知り合う前にもう奥さんは入院していて、
ジュディと結婚したばかりでハッピーなジャービスが
ジ「君も良い奥さんでも貰って元気を出したまえよ」
ド「……」
ジ「(よし、ジュディに良い女性の心当たりを聞いてみよう!)」的な。
でもジュディはジュディで、サリーにはゴルドンが居るのを知ってたし…?
もしかしてゴルドンさんって、“パーシィさんが熱を上げてた間の抜けた顔の娘“みたいに
端から見たら早く別れたほうが良いような相手だったのかな。
>>280 ゴルドンと別れさせたいがために、ってのは
最初からそうだと思ってたな
ジャービス社会主義者だし
261も言ってるけど、かくされた狂人の妻なんてほんとにジェイン・エアそっくりだね
魅力的ではあるけど夫としてはどうか、ってのは第三者が見た方が
わかりやすいんじゃないかな
まあ、別にサリーに縁談世話しようと思ってたわけじゃなくて、純粋に知的で
興味深い人物としてドクトルを紹介しただけかもしれないが
描写を見る限り、子供の教育も兼ねる場所のわりには
職員のインテリっぽさには欠ける場所のような印象だったし
大学卒のサリーの知的好奇心を満足させられる仕事仲間が居るよ!って感じなのかな。
>>281のように、政治的信念で云々っていうのはありそう。
ジャービス、最初っからその点でゴルドンのこと嫌ってたよね。
>>272 いやさぁ、自分の見たくない話だと「邪魔」みたいな扱いするのがなんだかね、と思うわけで。
むしろ2ch向きじゃないぞと不思議に思うんだよね。
>>279 ウェブスターと不倫夫の妹はヴァッサーでの大親友。セツルメント活動での仲間でもある。
よって相手の妹=サリー的扱い。
>>284 そりゃ孤児院の仕事や病院の看護婦なんかは下層階級の女@しかも訳あり多し、が
務めるものと決まっていた時代だからねぇ。
ウェブスターのような人がガンガルのは日本で言うところの一種の白樺派チックと言うか
「美しい村」運動に似てる。
>>285 ジュディのモデルとかいうアデレイド・クラプシーもヴァッサー大の親友なんだよね
詩人らしいけどクラプシーって有名なのかな聞いた事なった。
>>282 ゴシック・ロマンのパロディ+当時の最新流行思想や優生学
なんだよね、サリーとドクトルの関係って
そう考えると面白い、作者云々はこの際置いておいて
そのうち、サルガッソーみたいにドクトルの前妻や娘が主役の小説が出るかもw
>>289 ウェブスター以外が書くんじゃあパロディと同レベルでは
今さらだけど、カリカック一族ってちゃんとwikiに載っててへ〜と思った
ちょうどウェブスターの時代の新進の学説だったのか
この人白人?なんか黒人ぽい。血混じってるとか?
うーんジュディのイメージとなんか違う・・見た目じゃないんだろうけど。
性格上のモデルでしょ
そもそも黒人の血を引いてる人が、あの時代最高学府に入れるものかな?
基本お金持ちor良家の子女ばかりが集まってたんだよね。
「おちゃめなパッティ」のキッドみたいに西部育ちはいても、黒人はいないんじゃ…
1枚目の笑顔の写真はジュディっぽいなと思ったよ。
あしながおじさんのほうを何度も読みすぎたせいか、
無意識にパッティが孤児だと勘違いする時があって
家族からプレゼント貰ってるシーンとかになると、アレ?って思ってしまう。
>>295 ブルックリン出身てのがね・・アフリカ系が多いんじゃなかったけ
>>295 黒人の血が入ってる訳はないよ。あの当時だからねぇ。
>>297 知ったかしてるけど、今の感覚で考えすぎw
ハーレムだって昔はオランダ人が作った街だったんだから。その名前から分かるように。
まーモデルったって、一から十まで同じに書くわけでも無いよね。
ジュディは、途中からえくぼが出来るくらいにはなったとはいえ
やっぱり多少ほっそり気味のイメージ。
思春期に脂肪細胞が増えないと、基本一生太りにくいって言うし
孤児院の生活があれだったから、ジュディもきっとそれに当てはまると思う。
>>300 ブルックリンてのがね・・・ていかにも「知ってる風」を装った発言なのが
ウザくて。
>>301 そうなんだ。でも、匿名だからって嫌味な人は
知らぬ間に顔にも出てると思うよ。
>>302 親切を装ったイヤミの書き方は、あなたに学ばせてもらおうと思いますw
>>303 イヤミじゃないよ。
普通に「ちょっと気に触ったくらいで相手を貶める習慣が付くと顔に出るから気をつけた方がいい」という話。
どうでもいい
よそでやれ
ここって
作者の不倫話とかアフリカ系疑惑?w程度ですごく反応するひといるよねw
作品や作者のきれいなイメージをこわすとか?でもここ2ちゃんだしねーwww
うわ、また来たww しつけーw
サイラス閣下並にうぜええええ
とにかくここは「違う意見」が出るとやたら糾弾する人多し。
2chなのにねぇ。
板自体が過疎ってるから仕方ないとはいえ、なんだかなぁ。
そんなのここに限らないと思うけどねー。
ここは人数少ないから目立つんだよ。
2chなのにねーの理屈を通したいなら、
違う意見を言っただけで罵倒されたり、ウンコって言われたり、死ねって言われたとしても
2chだからそれもありなのよねー。しょうがないじゃーん。
そんなことより肝油の話しようぜ。
肝油ってマズイんだよね?
子供の時肝油ドロップって飲んだ記憶があるけど、糖衣錠の状態で
むしろ飴玉のような感じ
肝油というと肝油ドロップしか知らなかった。
外国の肝油は液状でまずいものなのかな?
本来は液体だね。サメやエイ、タラなんかの肝臓から取る。
ぐぐってみたら、肝油ドロップを作ったのは日本のメーカーなんだな。
(現在では生の肝油は使ってないらしいが)
今は液状の肝油をソフトカプセルに入れて飲みやすくした製品も多いから、
ドクトルも苦労しないなw
317 :
なまえ_____かえす日:2009/06/22(月) 21:27:19 ID:k5VYMbkd
(`┏┓´)関羽だ!
ぐぐってみたら生臭くて苦いって書いてあった。
子供にはキツイだろうね。日本の肝油ドロップがあれば
「ドクトル肝油」のあだ名も違った意味になったろうに。
ハッカドロップてあんまり嬉しくないんだけど、当時はおいしい部類に入る飴だったのかな。
ハッカドロップって、サクマドロップの中に入ってるけど
あれ苦手な人多いよね。
歌で笑いものにしてるくらいだから、嫌いじゃないけどちょっと微妙な扱いな気がする。
サリーは、子供が歯医者に行ったご褒美にチョコレート一粒あげるって書いてたけど
こっちはきっと嬉しいご褒美なんだろうな。
ちょっと「また虫歯になるぞ!!」と思ったけど。
まんが道 では「ウンマ〜イ」と書かれていたけどな。
やはり砂糖が無かった時代なので甘さは貴重だったのだろう。
母に聞いたら「ゼリービーンズとか好きなので、
肝油は嬉しかった」って言ってたけど。
>>320 あれは糖衣の肝油ドロップだから美味しいけど、
あしながに出てくる肝油は液状だから魚臭いんだよ。
アルプスの少女のクララも肝油嫌いだったな
>>318、319
当時はポピュラーなおやつだったと思う。
第一次大戦前の時代を書いたジェイムズ・ヘリオットの作品でも、
同僚が患家の子供たちにあげるために持ち歩いてるって描写が出てくる。
笑いものにしてるなんて発想はまったく浮かばなかったよ。
それまでお菓子に飢えていた子たちだし、普通に喜んだと思ってた。
>>323 トン。ハッカドロップって当時の子供は大喜びだったのか。
夕飯でハッカドロップとイチゴジャムを足してもらえたマミーちゃんは
皆から羨ましがられたんだね。
自分は新潮社版しか読んだことないんだが、ジュディのあしながおじさんに対する手紙の文章が
初めての手紙の時はそれこそ馬鹿丁寧すぎる滑稽な敬語(それがまた面白いんだけど)を多用してるのが
だんだん適度な敬語表現になっていくのがすごく良いなぁと思う。
大学で教養が増してるのとおじさんに対する親しみが増してるのを感じられて好きだ。
もちろん全体的に古めかしいけど美しい日本語訳だから最後まで丁寧なのは変わりないんだけどね。
原文の英語表現ももし読めたらそういう微妙なニュアンスの変化とかを感じられるのかなぁ。
言われてみると、確かにそうだ!
あれ、原文でもそうなのかな。
ニュアンスの話だろうから、自分の英語力では判別つかないと思うけど…。
パッティにも狐狩りゲームが出てくるんだね。色紙をまくやつ。
当時はポピュラーな遊びだったのかな。やってみたい。
紙ゴミの不法投棄ですね、わかります。
あしながの狐狩りは、初めに狐役の人間がいるという記述を読み飛ばして
何で狐がお茶を?途中からジュディの創作?って一瞬疑問に思った
色紙まきながら逃げる狐を追いかけるんだったら、
もう色紙見つけた時点でずっと色紙のあとを追いかければ済むだけで
そんなにゲーム性が無いような気がするんだけど
何か細かいルールとかあったのかな。
せいぜい本物の足跡と違って、進んだ向きが判らないってくらいだよね。
331 :
なまえ_____かえす日:2009/07/13(月) 02:02:27 ID:z7rgP8+W
>>286 ウェブスターが入学するより少し前にバッサーを卒業した山川捨松は、卒業後
すぐ病院でトレーニングを受け、正規看護婦の資格を取っていたはず。
捨松の他にも教育レベルの高い女性で、看護の指導者の道に進んだ人はいたんじゃ
ないだろうか。もっともまだまだ数は少なかっただろうけど。
山川捨松は会津戦争を経験してるから、
看護知識を身につけた者の必要性を痛感してたんだろうね。
フローレンス・ナイチンゲールもいい家の娘だよね。
そういう上流階級の人が本気で動かないと時代は変わっていかなかったはず。
それにしても、ウェブスターが学生だった頃ってまだ明治なんだよね…
こう言われると改めて時代の違いを感じる。
あの時代に大学に進んで、社会活動に力を尽くした女性っていうのは
ほんとうに稀有な存在だったんだな。
社会活動に尽力するのって素晴らしいことなんだけど
「当時の社会が男性社会なので、慈善や教育のような
『手を汚さないレディの分野』に留まらざるを得ない」
実情もあったんだよなといつも思ってしまう。
捨松や津田梅子は日本に帰ってきたら、アメリカで得た知識を活用するつもりだったのに
そんな体制は日本に整ってなくて、大山巌と結婚した捨松に与えられた仕事は
「鹿鳴館に集う貴婦人にダンスや英会話を教えること」
捨松と梅子の手紙には「こんなことのためにアメリカに行ったのだろうか」という言葉が
何回も出てきたはず。
梅子は拒食症になったという説もあるね。
ちなみに捨松は徳富蘆花の「不如帰」で意地悪な継母のモデルとされたり
苦労もしてる。(一方的に決め付けられたから、後に蘆花が謝罪)
334 :
なまえ_____かえす日:2009/07/14(火) 04:24:07 ID:i5D4/Jx0
捨松は、看護婦養成所設立のための募金パーティーなどで非常に活躍
しているよね。ちょっと気の利いたことを言っては、紳士の財布の紐
をゆるくさせるのが得意だったようだ。
これって、ちょっとサリー風味。バッサー仕込みかな? ジュディも上手そうだ。
少女期に会津戦争で負傷者の手当てを経験する→日本で初めての女子留学生になる
→日本で初めての女子大卒業生かつ正規看護婦となる→名流婦人として
看護婦養成所のために尽力する→前妻の娘が結核に罹患、アメリカ仕込みの
本格的看護をするが、それを継子いじめと誤解され非難の嵐
なるほど、確かにサリーっぽい。
時代が彼女たちに追いついてなかったのがつくづく惜しいな…
捨松やサリーが現代に生きていたらどんな仕事をしてるんだろう。
自分でNPOを設立したり、大学や専門学校の講師とか、
政治を動かすために議員になるって可能性もあるな。
彼女たちならやろうと思えば何でもできそうだ。
冒頭のサリーの大学卒業後は、たまにボランティアしながらセレブライフ
って書くと現代でも普通に通用しそうだな
まあ、現代ならゴルドンは孤児院辞めろとは早々言わないだろうが
アメリカの政治家の妻としちゃ理想的だ、サリーは
政治家の奥さんって結構大変そうだし
現代でも、理事の一人として経営に参加はともかく
院長になって日々子供の面倒を〜となると結構無理がありそう
だからゴルドンも、結婚したら院長辞めさせるつもりだったんだな。
慈善事業に深く関わっていたっていうのは、政治家の妻としての世間受けはすごく良い、というか
むしろ必須項目みたいなもんだし。
辞めさせるというか、サリーとしてもゴルドンとの結婚と
孤児院の院長職は両立しないのは分かってたんだろうな
たとえゴルドンが普通に気の合う人だったとしても破局してそうだ
340 :
なまえ_____かえす日:2009/07/18(土) 01:53:12 ID:ws6UbdCq
どこに住むのかが問題になってしまうしね。
ジュディはあれかな、名流婦人となって、パーティーやバザーで寄付金
集め。孤児院で育ったことを世間に明かすことはあっただろうか。
ゴルドンが仕事を辞めさせたがってるのは、サリーに婚約者の自分より
夢中になってるものがあることが気に入らないのもあると思う
あと、傍から見たらサリーが明らかにドクトルに気持ちを傾けていたのが判ったのかも。
343 :
なまえ_____かえす日:2009/08/31(月) 23:01:24 ID:OJf1S7lz
344 :
なまえ_____かえす日:2009/10/10(土) 09:43:28 ID:+NTeXYka
なにこれw
ハーレクインロマンスかと思った
誰か感想を。
なぜこのタイトルw
まあ、婚約解消とか火事とか結構メロドラマな展開あるけどさw
こないだまでハーレクインをコミック化してた出版社の
そっち系のレーベルだから
ハーレクインテイストに脚色されてると思う
ある意味根幹の精神病ネタ使えないから、アレンジは仕方ないしなあ
取り敢えず本屋行ってあるか見てくる
サリーがちゃんと赤毛なのがいいわ
ドクトルをいきなり「ロビン」で書いてあると一瞬誰かと思ったがw
349だが買ってきた
ストーリーはほぼそのまま、サリーとドクトルの関係を
中心にダイジェストでまとめた感じ
ページ数の都合もあるし、孤児のエピソードが殆ど無いのは残念
アレグラと兄たちは出てきたけど
ドクトルの妻子については
娘幼くして死亡→妻衝撃でアル中になり入院に改変されてた
まあこれは仕方ないか
題名は「Dear Enemy」のままで良かったんじゃないかな
一応作中でも敵呼びはしているし
(流石に訛りで会話するのは無かったがw)
基本的に作中にあったエピソードで話を展開してるのに
ハーレクイン系になってるのは、やっぱり手紙形式とか
細かなエピソードや精神病や福祉等の背景を除くと
ロマンス要素が強い話なんだねえ
>>351 乙。
ロマンスかぁ。
確かにそうかも。
うん、あしながおじさんより恋愛面も面白かったな。
でも、孤児のエピソードも楽しかったんだよね。
ポンチくんとか。
久しぶりにスレ進んでるから、何事かと思ったw
>>344 それ、某ウェブスター関連リンクで貼られてて、
こんなタイトルの話もあったの??とぐぐって
原案知って吹いたw
確かにハーレクインの方向に持ってくこと可能だわ
凄い着眼点ww
コミカライズなら勝田文の『Daddy Long Legs』が好き
自分はこれ読んで原作にはまった
自分は子供の頃に読んだまるやま佳の作品
(ダイジェストだけど)が印象に残ってるなあ。
ユーモアと品があって可愛い絵で、
他にも「ふたりのロッテ」とか名作系を描いてた。
>>344 コミック…?ちょっと気になるなー。今度見てみよう。
表紙を見る限り、サリーのイメージが結構違う(本家のイラストが天然パーマっぽかったから)けど…。
ドクトルは、あんまり具体的なイメージが無かったからなんとも言えないや。
>>344に感謝。
読みました。
深夜の急性アルコール中毒がちょっぴりほのぼのエピソードに…
スタリーがそこはかとなくエロい脅しを…
ジミーさんがひとコマ登場したのが意外。
ジャービスさんはイメージ映像でネタばれにも配慮かしら。
>>356 小説確認したら、ドクトルの外見は
「背が高くやせ型で、薄茶色の頭髪に冷たい灰色の眼」だった
大体合ってる
>>358 ドクトルはメガネかけてなかったっけ。
たしか、たびたびそんな描写があったような気がするんだけど…
ハーレクイン的には、メガネ男性はNGなのかな
ドクトルがメガネ?そんな描写やエピソード覚えてないぞ。
メガネをかけてる男性はサイラス閣下しか覚えてないw
359の脳内妄想でFA。
あれ?
「眼鏡の奥で」云々って書かれていたような…記憶違いだったか。
尼で頼んで読んでみた。
せっかくだから全エピソード網羅した漫画を読みたいなー。
メガネかけてるって描写はなかったと思う
でもドクトルってメガネ似合いそうなイメージはあるな
あー、もしアニメ化でもしたとして
そういうアレンジがあっても嫌ではないかも。
367 :
なまえ_____かえす日:2009/10/22(木) 11:52:39 ID:D9CFosRg
続編以降とスレ分けてほしい
スレ分けるほどの需要ないんじゃない?
続編以降?
続編の続きってあるの?
さすがにこの流れの遅さでスレ分けは…
続とかパッティとかは読んでいなくて、
本編だけの話をしたいって人なのかな。
ヘタしたら数ヶ月レスが続かないようなまったりしたスレなのにな。
あしながの話したけりゃ自分で話題を振ればいいだけのこと。
きっとそうだ。でなければそんな阿呆な意見をいうわけない。
続あしながで、
メガネかけた男性の挿絵を見た覚えがあるが…自信がない
>>374 それはサイラス閣下では?
少なくとも新潮版の挿絵で眼鏡が描かれてるのは閣下だけだね。
あーそうかも。
久々に読み返したいなあ。
家にあった本はかなり古くて、ジュディが古文?で手紙を書いてるところは
律儀に候文に訳してあった。
「貴殿はついに返事を下さらなかった候。」のような感じで。
子供の頃読むの辛かったわ。
どうでもいいけど、
援助してる女の子から
「あなたはこんな感じですか?」と
あのひょろ長くて不幸そうな顔したつるっぱげの想像画送ってきたら
なんかちょっとショックかもw
実際年だったらショックかもしれないが、
自分に自信があったらむしろ吹くレベル。
ぼっちゃまは自信があったんでしょうかね…
テンプルさんの奥さんが見せびらかしたかったくらいだからそれなりではあるんじゃない?
ジュディも手紙に好男子って書いてたような気もするし。
ぼっちゃんって幾つくらいの設定だったのかな?
例えば30前後だとして、もし援助してる娘が
5、60のジイさん想像してるんだなと思ったら
ショックというより微笑ましく思う気がする
ほんとにハゲてる30代だったら、援助切られてたかもしれんw
姪のジュリアと14歳ぐらいの差って書いてなかったっけ。
だとしたらジュディが18歳の時点で32歳ぐらいか。
年齢的には笑い話になるとしても、
確かにハゲてたら内心こたえただろうなw
親愛なるおじさま
どうして、どうして、どうしてなのですか!?
ただいま秘書から通告書を受け取ったところです。
なぜ突如援助を打ち切るとおっしゃるのですか?
わたくしはただおじさまの容姿を知りたかっただけなのです。
ぼっちゃま大人気なさ過ぎwww
あしながおじさま
ペンデルトンさんは丈が高く、やせ型で浅黒い顔にはしわが幾筋もあって
口の両すみをややつりあげるだけで、表面には浮かんでこないえもいえぬ微笑を漂わしています。
これではげ頭でなければ、とても好感のもてる人です。
二伸
今朝鏡をのぞいたら前には見たことのない、全く新しいえくぼを一つ発見しましたwww
ふしぎですわね?いったいどこから来たものだとお思いになりまして?pgr
今BS2で「トラップ一家」やってんだけど、実況で「世界名作劇場」の話題が出て
今やってる「アン」の昔の話の後に、「あしなが」の続編をやるかもしれない
みたいなこと書いてる人がいたんだけど、詳細知ってる人いる?
本当なのか、願望なのか…
続あしながは観たかったけど、アニメのサリーの設定が
原作とは相当別物になってたから、無いと思ってたわ
あんな引っ込み思案な地味な女の子じゃないよね
続も合わせて考えると
お洒落で快活で生徒会長になるような娘だよ
まあ、無かったことになって、一から作る可能性もあるけど
>無かったことになって、一から作る
是非そうして欲しいものだ
ところで、あしながおじさんでジュディが生活必需品として挙げた7
「すみれクリーム」ってどんなものだろう?
原語ではどうなってるのかな。コールドクリームか何か?
>>387 本当にアニメにするなら、なかったことになるんじゃないかな
アニメは高校卒だよね
高卒で孤児院の院長就任はさすがに無理があるw
>>388 「すみれクリーム」の記憶がない…
翻訳によって違うのか?(自分が読んだのは遠藤訳)
>>389 うちのは古い学研版の堀寿子訳。
奨学金を受ける受けないで悶着した後の11月9日冒頭、
『くつずみひとびん、カラーを数本、新しいブラウスの材料、すみれクリームをひとびん、
それにオリーブ石けん』を買いに外出しようとしたら財布を忘れてた、ってくだりがある。
他の訳ではどうなってるんだろう?
原文ググったら a jar of violet creamってあった
violet creamで検索すると色かお菓子しか出て来ないっぽいなあ
「a jar of violet cream」でヤフったら、「においクリーム」と訳してる人がいた
商品名なら大文字になるんだろうし、色か匂いか、どちらかなのかな
>>389だけど、今手元に本がないので未確認です(´・ω・`)
すみれの香りのクリーム、かなあ。
確かアンシリーズの中にもすみれの香水が出てきたから、
当時人気があった香りなんじゃないかと。
菫の匂いの乳液だと思う
子供の頃に母がヨーロッパ製の菫の匂いの乳液使ってた
松本恵子訳もすみれクリームだった。
ぐぐったら製品があるんだね。
アロマテラピーとかハーブっぽい化粧品だった。
すみれのエキスが入ってるらしい。
私はちふれのボラージクリームにハーブのボリジのオイルが
入ってるからそれかと思ってた。
ボリジの花ってすみれに似てるし。
なるほど、乳液という発想はなかった。
皆どうもありがとう。
スミレエッセンス入りのフェイスクリームという線もありそう
フランス製のみたことある
ちょっと使ってみたくなるw
仄かにいい香りがしてコロン代わりにもなるらしい
クリスマスだしジュディに絹の靴下プレゼントしようぜ!
ジミー乙w
絹の靴下ってガーターベルトで止めるんだよね
欧米では今も昔も、絹の靴下/ストッキングは
本来子供不可、大人になったら見に付けていいアイテムらしいが
ガーターで止めるものと知ってなるほどと納得したもんだ
ひさびさにちょっとあしながおじさん読んだら、「かりに米国と日本との間に
戦争が起こっても」という文があってちょっと驚いた。
サリーは前妻の娘をどうするんだろう
そのまま看護婦つけて閉じ込めておくのかな
表現としてはなにが正しいのかと思ってちょっと考えてみたんだけど隔離とか幽閉とかそんな言葉しか出てこない語彙の貧弱さを許してくれ
サリーとドクトルの恋はすごくすごく好きなんだけど娘のことが気になって仕方ないんだ
静養と言えば済む事じゃないか
ナースメイドつけて、神経を刺激しないよう穏やかに暮らしてるんだから
>>406の表現から察するに、サリーがドクトルの可哀想な娘を引きとらずに
ドクトルと幸せな結婚するのは薄情、みたいな思いがあるのかもしれないけど
あの時代は、障害者は隔離するのが(障害者にとって)幸せだと考えられていた訳だし、
実際(どれくらいの障害があったのか判らんけど)、サリー夫婦が引きとって面倒みるのは
不可能だと思うよ
でも、だからといってドクトルの、娘への愛情がなかったわけではないと思うし
結婚すればサリーもその娘と対面することになるだろう
サリーは、孤児院の子供と同じくらい、ドクトルの娘にも愛情を注いだと思うな
砒素を盛る衝動にかられないことを祈るばかり。
同居してなきゃ大丈夫でしょ
そもそも、あんなに娘の事を心配していたドクトル自体が
「自宅に娘を置いてナースを付ける」のではなく
ずっと施設に預けてるんだからなぁ。
そういうのが自然な社会だったんでしょう。
現代でも施設に預けるケースは少なくないわな
同居して介護しなきゃならない、ってのは色々きついだろうやっぱり
娘の障害がどんなものかはよく分からないが(遺伝性?)
>>412 続あしながおじさん読んでないのかな、ひょっとして
おそらく遺伝性(母親から)の精神疾患だが
イメージとしては「ジェーン・エア」の前妻でいいと思う
(同居して面倒見ようとするとこうなる、の見本的な意味で)
キ○ガイって遺伝しないんじゃなかったっけ?
(少なくとも、家族性の病気ではないはず)
でも当時は遺伝するものだと考えられていた
wikiにカリカックの記述があって、凄く納得したわ
等質になりやすい性格ていうのは遺伝するらしい。
高血圧になりやすい体質が遺伝するようなものか。
417 :
なまえ_____かえす日:2010/01/14(木) 16:11:15 ID:uwU6EPQz
>>404 前妻の娘は、本当に池沼なの?
性格の面で問題があるだけなのに、実の母親の病気と勝手に結び付けて
いるようにも読みとれたけど。
「見たところは美しくてとてもお可愛らしいのですが、あの方のおしゃったことから推すと
全くの異常児でいらっしゃるらしいのです」
と新潮文庫版には書いてある。
池沼かどうかはわからない。
アレグラがドクトルの娘の小さい頃そっくりなんだよね。
ドクトルがアレグラを溺愛したたのは娘の代わりというか、在りし日の思い出に浸ってたんだろうな。
あと統失はうつらなくても影響を強く与えてしまうらしいね。
ドクトルの奥さんが子供にどれだけ関わったかわからないけど。
作中にない疾患名挙げるのはやめてくれ
作品と関係ないところで議論になってもつまらんだろ
今BSで再放送やってるけど、アニメのあしながおじさんスレッドって
どこかにある?
424 :
422:2010/01/17(日) 17:22:59 ID:npiNBUav
>>423 どうもありがとう!
見つからないから人気ないのかな?と心配だった
ドクトルの前妻の娘と、サリーとの間に生まれるだろう子供たちは
カリカック一族になる可能性もあるんだなあ
カリカックの扱われ方は正しくなかったと現代ではわかってるけど、
ウェブスターはそう考えたかもしれない
少女パレアナ読んでたら、お金持ちのペンデルトンさんが出て来たので
ジュリアの親戚かなと思ったらなんか笑えた
dでもない奴ばっかりいるペンデルトン家w
10年以上前のアニメのあしながおじさんから入ったのですが、
最近子供向けのあしながおじさんを買ってみました。
それで疑問がるのですが、アニメでは学校の雑誌に載って先生にもほめられた
ジュルーシャの雪景色の町の詩は完訳版になら載っているのですか?
また、アニメの最終回の卒業式の演説もあるのですか?
本は2種類持っていますが、卒業したことだけ触れられているだけで、
パラ見する限りどうもその内容には触れられていません。
自分が微妙な時期に
アニメのその2点のセリフに感じるものがあったので
気になっています。
>>427 どっちもアニメオリジナル
「雪景色の詩」はあんまり記憶がないんだけど
原作にはなかったような?(なんかが賞を取って雑誌に載るのはある)
卒業式の演説はありえない
原作では、孤児だとバラしてない
ジャービスと結婚する時に、ジュリアとサリーに打ち明けた程度なんじゃないかと
詩だかエッセイだかが学年誌に選ばれたとか報告してるエピじゃない?
タイトルは「我が塔より」じゃなかったっけ。
でも内容はのってないから細かいエピはアニメオリジナルだろうね。
卒業式も別に主席なわけじゃないから演説もないよ。
原作は女子大卒〜作家活動まで及んでるからアニメ設定とはちと異なるんだ。
>>427です。こんなに早くレスいただけてありがとうございます。
今手元にあるのは集英社の吉田真一訳と偕成社の恩地三保子訳です。
先生に褒められたのは「わが宿舎より」ですね。
アニメは賛否両論あってここでかくのは申し訳ないのですが、
詩は雪はすべての屋根を白く美しく覆ってしまう、みたいな内容で、
クリスマス休暇の前の話付近にそういう話がありますね。これがきっと元なんでしょう。
演説も自由愛平等を持ち出して出自を明かしてしまう姿勢に当時感動したので。
本編にないのが残念です。
世間知らずなアボットがが学んだり経験することで生き生きする姿が魅力的でした。
偕成社の方はまだきちんと読んでいないのですが、具体的な記述に
ジュルーシャの個性がよりはっきり伝わってくるようで楽しみにしています。
「原作」じゃなくて「原案」だと割り切れば、面白かったのかもね
自分はジュディが高校生設定になった時点で、リアルタイムで見なかったw
>>430には「おちゃめなパッティ」をお薦めしておく
これがアニメになったらいいのにと思うわー
私もアニメは別物と捉えてるからちょっとな。いいアニメなんだろうけどね。
私はアニメジュディのキャラが原作続編に出てくるサディ・ケイトにしか見えなくて閉口したんだ。
原作は原作で面白いので是非読んでみてください。
おちゃめなパッティもコミカルでなかなか楽しいです。
ぶっちゃけ、一番一般的な訳はどこ出版のだろう
自分は岩波@遠藤訳を最初に読んだから、デフォルトがこれなんだが
私は新潮@松本訳
435 :
なまえ_____かえす日:2010/02/01(月) 02:32:09 ID:SykBfEK7
フェビアン主義だと言っているのは、岩波だっけ?
私はそこのが一番良かったかな。
436 :
なまえ_____かえす日:2010/02/25(木) 16:54:36 ID:pOsnk/JO
亀だけどペンデルトン家問題
ジュリア父とジャービスの上にもうひとり兄がいてその人が本家、なら説明がつかないかな?
長兄が家をついで今のペンデルトン本家
ジュリア父はジャービスの兄だけど次男以降で、羽振りがよくないかなんかで「格下の分家」
ジャービスは末弟で同じく分家だけどジュリア父よりは出来がよくて一族の「花形」
でどうだろう?
上に引用されている原文から考えるに「花形」は「cream」?
それに「本家」という意味合いはなさそうだし
ジャービスが「younger」じゃなく「youngest」brotherってことは
兄弟は3人以上いるって考えられるし
「ジュリア父より出来がいい」っていう認識はされてなさそうな気がする
「変わり者扱い」されてたよね
まあ、ジュリア母の発言だから、主観が入ってるとしても
いい年なのに結婚もせずにブラブラしてたり、自分の会社に組合を作らせたり、
馬は買わないのに慈善事業に金を落としたりしてる人は
当時の上流社会では結構浮いてたんじゃないかと
まあ「花形」は乳母主観だからw
439 :
なまえ_____かえす日:2010/02/27(土) 03:10:18 ID:pOiBoN2Z
長兄と、年の離れた末っ子に親が手厚いことはよくあるし。
事業の業種にもよるし。それが何であるかわからないが、長兄たちは
伝統的な事業を、ジャービスは何か新時代の工場を持っていて、
組合を作ることでいっそう労働者の士気が上がり、収益が上がっている、
というようなことかもしれない。
あしながおじさんってジャービスが友人と孤児の娘が教育次第でレディになれるかどうか賭けをして
それで援助する、それを知ったジュディはショックを受ける、って話じゃないんでしょうか。
wikiなどで見るとそんなエピソードはなく、単にあしながおじさんがジャービスだと分かって結ばれるって話みたいですが、
私はずっとジャービスと友人が賭けをしたのが発端と思い込んでいました。
あしながおじさんぽい他の話と間違って覚えていたのでしょうか。
友人との賭けで孤児を援助する話って何かありませんか。
>>440 それは初耳。
マイ・フェア・レディ(ピグマリオンだったっけ)はそんな話だったと思うけど。
>教育次第でレディに、友人との賭け
>>441 マイフェアレディっぽいですね。どうもありがとう。
でも訛りや録音の話はぜんぜん記憶にないけど。
どこであしながと混同したんだろうか。
今アニメ見てるんだけど、あらすじ調べても賭けのことがぜんぜんなくて、
アニメは改変してあるのかと思って調べたらそこは原作もいっしょぽくて呆然とした。
過去にマイフェアレディとごったにしたアニメか本かドラマがあったのかなぁ。
マイフェアレディの後半?だけをテレビでああ、あしながやってるのね、と
思って見てた(あしながは少女を援助して後に結ばれる話としか知らなかった)
のかもしれない。
それ、フレッド・アステアの映画じゃない?
と思って検索したが、やっぱり違うな
>>444 アステアの映画だったらあしながおじさんだよ。
>>443の自己レスでビンゴなんじゃ?
映像作品か小説かも記憶にないんだったら、第三者には推測しようもない
ただ「友人と孤児の娘が教育次第でレディになれるかどうか賭けをして」って設定
映画やドラマだとしたら、おもいっきりマイフェアレディのパクリになるしw
考えられるとしたら、まんがとかハーレクイン小説で、パクっぽい設定の物語を読んだとか、かな?
小説だとしたら児童向けの本です。しかしそんなに昔の映画だと思っては見てなかったような。
記憶が定かでないのになんで内容だけ間違えて覚えたんだおれ。10年20年も。
今日、たまたま初めて「わたしのあしながおじさん」?
アニメをみたんだけど、あれはなんつーかもう別物なんだなw
「原作」じゃなくて「原案」と言った方が誤解がないんじゃ?
全何話あるのか知らないけど、何割がオリジナルストーリーなんだ?
アニメの話題は荒れるので敬遠される
過去ログにアニメ板のスレ貼ってあったけど
現存するのかどうかは確認してない
そうなのか
確かにログ読んだらアニメの話あんまり出てない?
すまんかった
まあ、アニメを語りたいわけじゃないからいいんだけど
あまりにかけ離れた話だったからびっくりしただけ
あれはあれでいいのかもしれないけど、あれみて原作読んで
「なにこれ!?アニメと全然違うじゃん」と思われたら嫌かも
>「なにこれ!?アニメと全然違うじゃん」
原作ファンがアニメ化を嫌がる理由が大概これなんだよな…
そっちが後付けなんだからぐだぐだ言うな、こっちが大元なんだよと
わたしのあしながおじさんについてはアニメ板でさんざん出てる
過去ログ辿ってみ
あしながおじさんに初めてふれたのが小学生のときに観たアニメで、
原作は社会人になってから読んだけど、アニメと違うところだって、
「へー、原作ではこうだったのね」と興味深く思って読めたよ。
名劇なら小公女セーラのほうが原作改変はげしいと思う。
ラストの展開までかわっちゃってるし。
>>452 確かにセーラはラストがモヤモヤしたな。
さすがに他の作品はスレ違い
期間が決まってるんだからオリジナルを入れてかさましするのは別にいいけど、
キャラくらいはきちんと理解して作って欲しかったなー>あしなが
ジュディはただの阿呆、サリーはおとなしすぎ、ジャービスはキモいし。
ジュリアだけはまあ許せたけど。
せっかくならもう少し大人の鑑賞にも耐えれるものを…と思ってしまう。
OPもEDも素敵でよいアニメなので特に。
アニメのジュディは奔放すぎて浮きまくりな感じ。
サリーはうじうじだもんな。ジュリアいいよジュリア。
ジュディageのためにサリーのキャラを変えた時点でアニメは黒歴史
アニメのジュリアはよかったよね
ただ、原作のジュリアとは性格違うと思ったけど
>>458 ジミーに恋してくっついた時点で別物過ぎるだろう
サリーはオリジナルのBF候補の眼鏡くんなんか出てくるし
続が出来ないんなら、せめてゴルドン風のキャラにして欲しかった
その後の想像が出来るから
サディ・ケイトは続が出来るならナンとジョー先生のナンみたいに
出来たろうキャラなのに、使い捨てられたのは勿体無かったな
サディ・ケイトなんて出した時点では、続作る予定一切なかったからなんだろうけど
将来どうなるかも判らないのに、ウェブスターのキャラを食い散らかされた気分だよ
ほんとに、「ナンとジョー先生」みたいに作れたのになあ…
アニメ1話しか観てないんでサリーにBF候補がいるなんて知らなかった。
それならいっそホントにゴルドンとか、もしくはドクトル風のツンデレ男子と
絡ませるとかしてくれればよかったのに。アニメのサリーの扱いってテキトーなんだね。
わからずやのオッチャンたちを向こうに回してバリバリ渡り合う
負けん気強い赤毛のお嬢様にはとても思えんよな>サリー
続編を作る機会があるとしたら、あのアニメはベースにしないでほしい。
もしサリーとゴルドンがくっついて政界夫人になったたとしたら
ジュディとは交流が疎遠になったんだろうな。
でもってジュリアがサリーに接近するのだろうか。
>>461 適当というか、多分続で察するところの気丈美人だと
後半のほうの改変されたジュリアとキャラが被るので
真面目で大人しい優等生タイプに変えられてる
ジュディもちょっと…なキャラだしなあ、アニメは
もっと本来は地味で大人しい子だと思うんだ、手紙では
率直に内なるユーモアを溢れさせてるけど、孤児院で育って
コンプレックスに満ちた人生だった訳だし
>>464 プロポーズ受けた時も「いい家柄の方と結婚するのは間違いなんじゃないか」
みたいな躊躇いがあったんだもんなあ
アニメはそういう、後ろ向きな部分を強引に解決させるような
優等生的なオチになってるのが微妙だった
なんでもカミングアウトすればいいってもんじゃないでしょ
アニメにするなら「おちゃめなパッティ」の方が絶対向いてるw
なんだかんだいってちゃんとアニメもチェックしてるおまいら偉いわw
467 :
464:2010/03/17(水) 13:26:06 ID:e8b1uoMz
アニメみてない
このスレを読んで書いたw
468 :
465:2010/03/17(水) 13:26:54 ID:e8b1uoMz
↑ごめん、人さまを騙ってしまったw
高校生設定とサリーの性格改悪にがっかりした放映当時を思い出しちゃったよ…
口直しに読みなおそっと!
ジュディと坊の結婚式には、やはりリペット院長も列席したんだろうか。
夫婦二人との関係を思えば、招待しないわけにいかなそう。
ジュディは最終的には「リペット院長へ私の好意を伝えてください」
と言えるようになっていたが、それでも抵抗がありそうだ。
周囲の列席者にここぞとばかりに孤児院時代の話をしそうだし。
>ジュディは最終的には「リペット院長へ私の好意を伝えてください」
>と言えるようになっていたが、
そんな描写あったっけ?忘れてるわ…
名前忘れたが昭和日本を舞台にして描いてあった漫画はよかった
あしながの漫画はまるやま圭のやつとサンマーク出版の奴と読んだが、
昭和の奴が一番良かった
漫画化したのは勝田文のが好きだ。
あれは良かった
原作へのリスペクトが随所にちりばめられていて
ああこの人本当に原作好きなんだなーと
アニメスタッフも、
エンディングくらいはウェブスターの挿絵をモチーフにした
イラストを使うとかすりゃ良かったのにな
これまでの名作アニメで原作者のイラスト付きのやつなんて
ムーミンくらいだったろうに
>>471 大学四年の3月5日付けの手紙で書いてる。
>>475 週タイトル?の画面に使ってるよ>原作イラスト
そういえばそうだったけ
言われるまで全く気付かなかったわorz
アニメスレでボブ(アニメでサリーのボーイフレンド)の話が出てたけど
あれってアニメオリジナルキャラだよね?
ざっと読み返したけど、「ジミーの友人のボブ」なんて見つからない
いないよ。
まあ原作にいたとしても私のドクトルの敵ではない。
アニメ自体がほぼオリジナルです
アニメのサリーの顔ひどくないか?
もうちょっと美人だと思うけど
>>481 ワロタwww
>>483 だからこのスレの住人はアンチアニメ派が多いんだよw
私もあのサリーはひどいと思っている1人だ。
アニメはドタバタしすぎていたし、ジュディのキャラがうざかったので
一気にアンチになったわ。
サリーをあんなキャラにしたのも最低!
ペンデルトンのお嬢は、キャンディのイライザのようにして欲しかった。
>>485 流石にそれはw
ジュリアはアニメじゃ厚遇されてるよな、ツンデレでジミーとくっついて
サリーはお金持ちで大家族に愛されて育った良い意味で
「お嬢様」なんだから、もっと美人で自信家だと思う、続抜きでも
そうでなきゃ選挙に出たりしないと思うんだ
アニメのサリーは「ジュディにとって都合の良い友人」って感じだけど、
原作のサリーは「頭の回転の良い面白い友人」だよね。
続で門番さんがシングを見て、
この犬コケモモのパイを食わせたんですか
ってしゃれを言ったってあったけど、あれどういう意味なんだろね?
舌が黒いからじゃなかったっけ?
パイ食べさせて舌が黒く染まったのかと
おおなるほど
コケモモが黒いのか
ありがとう
自分、不妊でがんばってんだけど続あしなが読んでると、養子もらって里親になるのも悪くないなあと思う。
自分の人生を大事にしつつ養育も楽しみながらやれそうな幻想に陥る。
いま白とピンクのドレスを着たかわいい赤ちゃんあげますって言われたら欲しくなるよ。
ベツィの超級ウルトラCかw<白とピンクのドレス
あのエピソードは結構好きだ
外見より中身を見てくれと言いたくなるだろうが
中身が赤ん坊じゃ、まず見てくれが勝負だもんな
金髪碧眼で巻き毛の女の子が人気高いんだよね。
>>493 リンドグレーンの話にもあったなぁ…
孤児の男の子が施設から逃げ出して、浮浪者のおじさんと一緒に旅をする話の中に。
タイトル忘れた… orz
さすらいの孤児ラスムスのことか
あれは知名度が低いのが勿体ない
続あしなが読んだら、日本と欧米の養子の感覚って違うんだなと思った
宗教観の違いなのかな?
宗教観だろうね。日本も昔は養子縁組は多かったらしいけど。
昔の日本の養子は「家」存続のための跡継ぎ要員が多くて
甥姪とか血縁の子をもらって○○家の屋敷や田畑継がせるので、
どこの馬の骨とも知れない他人の捨て子をありがたがってもらい受け
自分の財産や家系を譲る感覚は希薄なんだと思う。
あと、行儀見習い兼女中として使ってた子を嫁がせる際に
箔をつけるため一旦養子にしてそれなりの身分を与えるとか。
いずれにしても家名絡みの理由が多かったり。
>>496 職場にいるアメリカ人が、実家はごく普通の(大金持ちってわけでもない)家庭だけど
弟二人がインディアン血筋の養子なんだって言ってた。
家族写真を見ても、両親・本人・妹は完全なブロンド血筋なのに
弟二人が浅黒い肌に黒髪。
「子供だ出来ないから養子」ってわけでもなくて、二人も実子が居るのに養子も取るって
やっぱり日本と考え方が違うんだなーと思う。
そういえば、映画「スチュワート・リトル」でも、既に実子の少年が居るのに
孤児院に養子をもらいに行っていたよね。
日本ももっと気軽に養子取れればいいのにな。
まあ、続あしながでも家政婦、小作人要員で養子希望する養親も多いみたいだけど。
歴史的な背景も大きいんじゃないか
アメリカは移民国家だし
移民が育てきれなくなった子供を捨てたり、開拓先で流行病や事故に
遭遇して子供残して死亡ってことは良くあったそうだ
日本だと血縁者が引き取るのがパターンだけど、移民の子供は
そうもいかない
逆に子供が死亡するケースも少なくなかったろうし
ある程度育った子なら労働力にもなるわけで
持ちつ持たれつで共同体を形成できたのかね
いくら捨て子や孤児が多くても、面倒をみるために
ちゃんと養子という形をとるのが文化や感覚の違いだと思う。
養子となると実子同様に相続等の権利も発生するから、
面倒をみてあげたいなら一時的な里親とか、
ある程度育った子なら衣食住を保障するかわりに
開拓や家事を手伝う下男下女でもいいわけだし。
実際日本でも親が貧しくて育てられないと奉公に出したり
娼婦として売ったりしてたけど、
お金持ちや名士がそういう子を実子同様の扱いの
養子にするのは一般的じゃなかった。
実子がいればなおさら、実子の分け前減らしてまで
赤の他人に財産譲る形はとらない人が多いだろうね。
身分社会だったからでしょ
移民国家はそういうしがらみはないからな・・・人種差別はあるけど
純血種のアメリカ人で金髪碧眼巻き毛♀が大人気だもんね。
まあ自分が子供養子にとるとなったら、やっぱ自分と同じ
純日本人がいいなーとも思ってしまうけど。
日本は終戦まで階級社会だったからな
養子に取るなら同格かそれ以上の階級の子ってなるでしょうね
いまの欧米だと人種関係なしに養子とるのが逆にステイタスみたいな
風潮あるのかな?
人種関係なく養子がスティタスというより、白人より有色人種の子供を
養子にするほうが早いと聞いたことがある。
早いって何がどういうこと?
>>509 養子にとる方の希望は「出来るだけ年少の方がいい」という事が多いんだよ。
それプラス「白人キボンヌ」にすると、限りなく対象が狭くなるのよね。
↓この条件が原因で海外養子が多いのよ… 大きい子なら国内に対象者が大勢いると思う。
「出来るだけ年少の方がいい」
なるほど、子供の年齢のことなのね。
乳幼児のほうが自分(親)色に染めやすそうだもんな。
日本の養子縁組って海外より少ないと聞くけど、海外から
日本人の子供キボンヌみたいな養子縁組とかもあるのかね。
日本の場合は、どちらかでも親が判明していて同意しないと養子になる事自体が困難なんじゃなかったっけ。
で、施設に預けていても、養子に出すことには同意しない親が多くて
同意するにしても、やっぱり外国に、となると躊躇するんじゃなかろうか。
そもそも海外に養子に出せるシステム自体があるのかどうか…
そもそも海外養子って開発途上国や戦争中・紛争中の地域の
子が中心だから・・・
ただ海外養子って人身売買という批判もあって(実際にそういう
目的でやる悪人がいるんで)、EUでは禁止した国もでてるし、
ハーグ条約という条約もある
南米で良さそうな子見繕って誘拐して米国で売りさばくルートもあるらしいね
やっぱり白人系の子は高値だとか。どこまで本当かはわからないけど
日本だと里子じゃなくて養子を取るのもかなりハードル高くなかったっけ
親の年齢制限とか他にも条件色々あって厳しいみたいね。
まあ親の利権に関わらず子供第一に考えたら厳しくて当然なんだろうけど。
サリーの時代はもっとあからさまに下男下女目的の養子縁組希望者
多かったろうから、選定も大変だっただろうね。
>>513 > そもそも海外養子って開発途上国や戦争中・紛争中の地域の
> 子が中心だから・・・
そうでもないけどねぇ…
経済発展で(自称)日本を追い越したらしい韓国とか(混血児や障害児を輸出している)、
中国とか(男児が欲しいので、女児が生まれると輸出する)とか。
白人の養子が欲しい人は、今はロシアや東欧からもらっているよ。
あそこを「発展途上国」というと、プーチン大帝に狙われるwww
ロシアはモスクワやサンクトペテルブルグのような都市なら、今でこそ
先進国と肩を並べるけど、地方はまだまだだと思うよ
それはともかく、つい最近もロシア人の男の子を養子にもらった
アメリカ人養母が子供に手を焼いて、飛行機に捨て子、って事件があって
国際問題になってるよ
もうこの子の面倒見ない、ってロシア文化省あての手紙を持たせて
一人で飛行機に乗せたらしい、 モスクワの空港で子どもをピックアップさせ
ロシア文化省の前に置いてくるように手配してたんだって
流石にスレ違いもはなはだしいぞこの流れ
サリーの孤児院に絡めて語るならまだわかるが
荒れそうな海外ネタ振るだけなら当該板行ってくれ
数週間単位でレスがつかないよりはいいと思うが
無意味な煽りあいで伸びるスレを見るとそうも言い切れなくてなあ…
どこのスレとは言わないが
ドクトルがサリーらを招いてお食事会した時。
娘さんの写真について突っ込まれていたら、
何と答えるつもりだったんだろうか。
触れられたくないなら隠すよね。
訊いてほしくないけど訊いてもらいたい無意識の願望があるという
複雑な男心だったり
>>522 もう楽になりたくて突っ込み待ちだったのかな・・・
準備時に写真を手にしてどうするか考え込むドクトル萌え
単にうっかりしていたに一票
ドクターには時折天然ぽさが見受けられる
逆に突っ込まれなくて不安になっていたりな。
「自分に興味があったら当然聞くだろうに」と落ち込んでいたりして。
面倒臭い奴だなw
隠すの忘れてて実はひやひやしていたとか。
こんなスレがあったとは!!
も〜う大好きだ『あしながおじさん』野上彰 訳!!
読み返してる途中で辿り着いたよー!!
昔、誰かのおさがりで、カバーのついてない文庫本をもらい、
ものすごく愛読してた。
本屋で続をみつけて急に懐かしくなり、
新潮文庫(松本恵子訳)で正・続を購入したんだけど・・・
記憶にある文体じゃない。
私が読みたいのは、「ジューディ」で、
想像上のおばあさまに「クリニュイ・レースの帽子」を贈り、
「ジューディちゃん、ぼくがあしながおじさんだと気付かなかったの?」
といわれるあしながおじさん。
古本屋で探さなくてはいけないのだと思うのですが、
誰の訳なのか見当もつきません。
どなたか、ご存知ないでしょうか?
>>530 いや、旺文社文庫の中村佐喜子訳かも。
遠藤寿子訳=「ジューディ」「クラニイ・レース」
中村佐喜子訳=「ジュディ」「クリニュイ・レース」
…微妙。
「ジューディ」だと遠藤訳の可能性高いが、今手元にないので
「クリニュイレース」の下りは確認出来ん
ただ、遠藤訳は何度か書きなおされてたはず
出版された年代によって微妙に違うんだよね
遠藤訳で気に入ってるのは、農場で見つけたジャーヴィ坊ちゃんの本の裏書き?に
「この本が行方知らずになっていたら(←ここら辺はウロ)」
「横つら叩いて連れ戻してくれたまえ」って訳は好きだったなー
原文が「box」だったか「boxed」だったかで、へーと思った記憶がある
>>531-533 こんなに早くレスがついた〜!!
ありがとうございます。
わたしの記憶だと「追跡」の書きこみは
「もしもこの本が行方不明に(?)なったら
平手打ちをくわして追いかえせ」
という訳でした。
子供心にしっくりこなかったのを覚えてる。
「連れ戻してくれたまえ」ならわかりやすいし、
クリニュイ・レースは特徴的な気がするので、中村訳かもしれませんね。
ってどんだけ暗記してるんだ自分・・・
書きだしのあたりは
「水曜日は○○でなければならない。
○○は○○され、○○されていなければならない。」
みたいな感じでした。
だから今までずっと、この文はジュディの書いた「憂鬱な水曜日」という
作文の抜粋なのだと思っていました。
「かわいい小さな青目で、家族中からかわいがられ・・・」
という文もあったと思います。
なんか私の記憶発表レスになってきたので、
もうこれで最後にしますが、もし情報がありましたら
ひき続き教えていただければ幸いです。
続を読むとレオノラ・フェントンだの
マーティ・キーンの消息はわかるのに、ジュリアだけは音信不通。
サリーにとって元ルームメイトだし、ジュディには親類になったはずで、
お互いの話題でちょっとは触れてもよさそうなのにスルー。
作者はもしかしたらサリーに続き、
ジュリアのことも主役にして書こうとしていたのかしら、と思ったりする。
>>534 どうやら中村訳じゃないかなと思う。
クリニュイの件もあるし。
遠藤寿子訳=「もしこの本が迷子になったら、横面打って家へ送ってくれたまえ。」
中村佐喜子訳=「もしこの本がそのへんをうろつくようだったら、
平手打ちをくわして追い返せ。」
冒頭が「ならない、ならない」の連呼なのは、遠藤訳も中村訳もほぼ同じです。
旺文社のはもう絶版なので、アマゾンとか古本屋でどうぞ〜。
537 :
534:2010/05/17(月) 23:01:08 ID:VEFqFNtb
>>536 それだ!
これからアマゾンで中村訳を購入してきます!
あなたのおかげで記憶の中にある本と再会できるかもしれません。
ありがとうございました。
>>533さんのレスも大きな助けになりました。感謝です。
>>535 ジュリア主役も面白そうだね
孤児院出身のジュディと身分違いの結婚をしたということで一族と決別ってことなら
ジュリアの話題を避ける説明もつくけど
単にジュリアの存在を作者が忘れてただけかもしれないが
ジュディはジュリアが若干苦手なところがあったけど
サリーはジュリアのことをどう思ってたんだろう。
1年の時は同室で、2年時ジュリアからサリーと一緒がいいと
言ってたからジュリアはサリーを気にいってたみたいだけど。
>>538 もし作者が生きていたら、
続あしながが売れたのだから、手紙形式で第3弾というのも充分にありえたと思う。
ジュディとサリーの共通点として、
「今まで自分の知らなかった世界でであった、名家の出身者と結婚」
というのがあるから、ジュリア編もそれでいくとした場合、
名家出身のジュリアが出会う「新しい世界」が想像しにくい。
個人的にはジュリアが没落して庶民の生活を知り、
のちに金持ちに返り咲く「小公女」的展開が希望なんだけど、
没落してもすぐジャーヴィスの援助で生活できちゃいそうだしなー。
ジュリア篇はお嬢様が庶民と結婚してたくましく生きていくパターンだと思う
>>540 そのパターンだと「昔かたぎの一少女」のファニーそのまんまだな
ここはいっちょ駆け落ちオチなど見てみたい
まあ、実現しないんだがな
>>538 ジャーヴィスが結婚後一族と距離を置いたっていうのはありえるね。
スノッブなペンデルトン家が孤児をすんなり受け入れるとは考えにくい。
ジュディを紹介した時にどんな反応をされたか…
穏健とは行かなかっただろうなあ。
ジュリアの話を書くなら、外国で結婚するってのはどうかな。
英語圏以外の国でカルチャーギャップに悩みつつも、
叔父や友人たちのアドバイスで乗り越えて
地元の子供たちを援助するようになる…みたいな。
>ジュディを紹介した時にどんな反応をされたか…
>穏健とは行かなかっただろうなあ。
孤児だと判ったとたん、ジュリアが距離を置くとは思えないので
意外と、ジュリアが結構取り持ってくれたんじゃないかと好意的に想像
ジュリア編を書くなら、その、ジュディの出生を知ったことから
考え方が変わっていく過程なんかを読んでみたかったな
「あしなが」の中では、最後まで苦労知らずで(ジュディ的には)浪費家なお嬢様だったし
金持ちの家で生まれ育って世界観が偏ってるけど、ジュリアは実は
さっぱりしてて決して悪い人じゃないと思う
どうにも言動がイヤミになりがちージュディはそう受け止めても仕方ないーだけど
ジュディもサリーも「自分が選んだひと」と結婚するから
いっそジュリアには「親のすすめで結婚したひと」と自分の意思で恋愛してほしい。
アメリカに移住した貴族の子孫と分家ペンデルトンの格を上げるために結婚したら
思いがけず夫が爵位を継承。
慣れない土地で貴族として振る舞う悪戦苦闘の生活の中で
ジュリアが夫の美点を見いだし恋に落ちていく過程が書簡体型式でつづられます。
なんてのはどう?
まあ夫婦が恋をするなんて貴族にとっては変態的なんだが。
>>545 そうだね。何かのお祭りの時に、コミカルな扮装でみごとに役を演じたりとか、
意外と楽しい一面もあるし。
普通のプライドの高いだけのお嬢様だったら、そんなのやらないだろうし…
ジュディやサリーに対しても、一緒の部屋になりたいとはっきり好意を表したり。
ジュリアは良くも悪くも素直で「お金持ちのお嬢様」キャラだよね
今までの自分の知らなかった世界でのカルチャーショックと
持ち前の性格の美点で、周囲も自分も変わっていく展開だと
やっぱり外国かな
アフリカとかインドとか、新天地の生活を謳歌しつつ
新しい自分に目覚めていくジュリアはちょっと見てみたい
アンの大学編に出てきた
お金持ちじゃなきゃ絶対やだ!ってお嬢様が
貧乏で転勤族の宣教師かなんかと結婚する
っていうあれみたいのもいいなー
うろおぼえだけど
>>550 フィリパ・ゴードンのことですね。
私、
>>534です。
旺文社文庫・中村佐喜子訳を入手いたしました。
表紙をみたときは???という感じでしたが、中を読んで納得。
もうこれ。絶対これ。
読み終わったときには、
「もしかして昔手放した自分の本なんじゃないか?」とすら思ったほど。
「ジューデイ」ではなく、「ジュディ」でしたし、
ジャーヴィスのセリフも自分の記憶と違ってましたが(恥ずかしい・・・)、
挿絵の配置のようなものとかちょっとした言い回しで、
探していた本だと確信しました。
「あしながおじさん」は抄訳の児童書もたくさん読んだので、
記憶がまぜこぜになっていたようです。
>>531-532さん、
>>533さん、
あなたたちのおかげです!ありがとうございました!
松本版と中村版、読み比べるといろいろと違いが・・・
年代の違いが多少あるとはいえ、訳によってイメージが変わりますね。
わかりやすいところでいうと、ジュディの初めての服は
松本版は「チャリス織」中村版は「モスリン」
サリーに見立ててもらった室内インテリアは
松本版「あや織り」中村版「デニム」
一番上等のじゅうたんを六人組が汚したのは
松本版「砂糖菓子」中村版「チョコレート菓子」
ほかにも「はしばみ」と「まんさく」など
いくつか見つけましたがとりあえず割愛。
かなり楽しんでいます。
>>551 おー合ってて良かった。531-532です。
好きな本は可能な限り、出ているだけの翻訳本を入手したい方なので
今回それが人の役にたって良かったです。
私もそういう風に見比べて楽しんでます。それぞれ味わい深くて良いですよね。
>>552 勉強になった。
ぐぐってみたら
モスリン=チャリス織。
あや織り=デニムとは限らない。
(あや織の色んな種類のなかの一つがデニム)
はしばみとまんさくは違う種類だし。
チョコのお菓子と砂糖のお菓子は全く違うだろー。
赤毛のアンでも思うけど
原作に忠実に訳すか
その時代の日本人に分かりやすいように訳すか
訳者ってすごく大変なんだね。
はぜとうもろこしで何じゃらほいと思ったら
ポップコーンでしたなんてのもあったしな
児童書はある程度わかりやすく訳した版が必要だと思うんだよなぁ。
でも古い訳の言い回しに萌えることもしばしばある。
炙り肉、バタつきパン、葡萄酒、肉饅頭(ミートパイ)とか。
そして続あしながといえばしょうがパン。
砂糖衣がけもいいよね
アイシングと知るまで色々夢見たものだ
該当する外来語(品物そのもの)がなかったとか?
「ポップコーン」より「はぜとうもろこし」の方がしっくりくる時代だったんだよ…多分w
「パッティ」で「かもじ」って出てくるけど、
あれも今なら「ウイッグ」で通じちゃうんだろうなあ
ドレス地だって今ならそのまま通るの多いしね。
理解は早いが浪漫は薄れるなw
アンのシリーズだったかなあ、今で言う「パッチワーク」が「継ぎはぎ」だったのは
これは貧乏くさく感じる
肉饅頭はミートパイのことだったのか!
今までずっとピロシキ的なものを想像してた。
饅頭はないだろー、と思いつつ、
パイという言葉を使わずに表現する言葉が思いつかない。
やっぱり訳者は偉大だ。
森村桂が、昭和30年代に小説でタルトというお菓子を知ったけど
どんなモノかわからなくて内容から「切り分けて食べる丸い上等なお菓子」と
判断して想像してたのがロールケーキだった、て話があったw
未知のモノを言葉で伝えるって難しいんだね。
続あしながでは、栗粉菓子だかパンが出てくるけど
日本じゃ栗粉って和菓子でちょっと使われるくらいで
ポピュラーじゃないから読んでてピンとこない。
欧米じゃ栗粉のお菓子がたくさんあるんだろうなー。
>>563 あったあったw
一六タルトを想像してたらしいねw
>>565 一六タルトも見た目はロールケーキだよね。あんこだけど。
自分は六時屋のタルトの方が好きだがwww
タルト = 一六"タルト" = ロールケーキ?
って発想だったはずだw>森村桂
>>564 ブラマンジェ?
ビーフティはいまだに適訳がないメニューの一つだな
ビーフスープが一番近いんだろうが、微妙に違うしなあ
>>567 自分が読んだ本には一六タルトの商品名までは言明してなかった。
でもデパ地下で一六タルトをみたとき真っ先に
「ああ、森村桂の言ってたタルトってこれか」とわかったw
>>568 ブラマンジェのようなデザート系じゃなかった気がする。
院長就任してすぐ、献立変更で今後はマカロニや狐色のパンや
栗粉菓子が加わるでしょうみたいな事があったはず。いま手元にないので朧でスマソ。
ビーフティー…煮出し汁とか?牛の茹で汁…牛肉煎じ…いい言葉ないわw
>>568 本棚からすぐ出せる私登場。
「糖蜜の入った栗粉菓子、リンゴ入りだんご、ショウガパン・・・」
とあります。
モンブラン的なものだろうと想像。
リンゴ入りだんごは・・・パイ皮でりんごをくるんだあれだろうか?
>>571 牛肉煎じに一票。
こう書いてあったらすごくわかりやすいと思うなー。
そしてビーフコンソメスープだと思っていた私、ちょっと涙目。
>>572 >りんご入りだんご
www
訳者の方の苦労と、それを読んだ少女たちの「?」が目に見えるようだw
「ビーフティー」は自分もビーフコンソメだと思ってた
色も、お紅茶色といえばそうだし
今ぐぐったら「濃い牛肉のスープ; 病弱者用」って訳が出てきた
>りんご入りだんご
わからんwww アップルダンプリングのことなのかな?
これも味の想像がつかなくてピンとこないなー。
だんごと聞いたら私はみたらしとかアンコの串団子にいっちゃうw
>>568 そういえば、ブラマンジェはそのままブラマンジェという名で出ていた訳があった気がする。
他の料理は古風な言い回しだったので、なぜそこだけ…と思ったのと
あるいは昔の日本でも、ブラマンジェがよく普及していた時代があったのかと気になってたなぁ
言われてみれば確かにそうだ。
ブラマンジェって簡単なお菓子で砂糖、牛乳、片栗粉だけででできちゃうから
材料の乏しい日本でも比較的普及しやすかったんじゃないかなと勝手に推測。
>>577 ああ、なるほど、確かにそういう事がありそう。
あと気になってるのが「墓石」というデザート、
なんか四角いんだろうなー、というぼんやりとしたイメージしか浮かばない
>>578 それこそブラマンジェとかゼリー・寒天系だろうね
ものすごーくかたくて四角くてスプーン入れてもささらない
ぬりかべみたいな牛乳ゼリーを想像してる。
墓石は調べたけど判らなかったんだよなあ
水菓子系だと思うけど、「牛乳羹」みたいな和訳にせずに
敢えて「墓石」で通したってことは、当時そういう固有名詞のお菓子が
あったのかと思った
固有名詞じゃなくて「墓石」って馬鹿にしてたんじゃないの?
学生の隠語というやつだ。
とりあえず食べたくなったので杏仁豆腐おやつに買ってきた
しかしサリーいわく
「どんな贈り物でも哀れを催すほど喜ぶ」(うろ覚え)という
ジョングリアホームで育ったジュデイが、
デザートに文句をいうようになるのね。
確かにおいしそうじゃないけど。
しょぼいおやつっていうより
形状から来るあだ名みたいなもんかと思ってた
ジュディはみんなに調子を合わせていたんじゃなかろうか。
実際は、例のナッツを糖蜜で絡めたお菓子とか
みんながそのお菓子を軽蔑している中、こっそり感動していたのではないかと。
味うんぬんではなくて、墓石ってネーミングが絶妙だったので
面白がって書いてたんじゃないかな。
実際はどんなおやつにも感動してたかもってのは
>>586に賛成。
それまでお菓子なんてほとんど食べたことなかったんだから、
最初は感動を隠すのが大変だったんじゃないだろか。
>>587 甘い中身が入ってるお菓子、ってことか。
今読むと逆に「?」だけど、
当時の子供にわかるように説明するにはそのぐらいしかなかったんだろうね。
ジュディ(ウウウ…ウマー!(゚▽゚*) こんな美味しいもの初めて食べ…)
周囲「ちょwwピーナツの糖蜜菓子wwwありえないよねー( ^∀^)ゲラゲラwwテラ貧乏くさww」
ジ(え!?Σ(゚∀゚;) )
ジ「そ…そうよねー!まあ残すも勿体ないから食べるけどー(´∀`;)」ガツガツ
多分ピーナツ糖蜜菓子って女子大の学生寮でかりんとうが出るようなもんだよねきっと。
ジュディ切ないなw
案外墓石の命名者はジュディかもしれない
ちょっとした茶目っ気がバカ受けして定着したとかありそうだ
>>529 私も野上訳は好き!!
でもポプラ社の口絵には泣いた…。
表紙開いた瞬間から「僕があしながおじさんて気付かなかったの?」のシーン
の絵と文章だしな。
いろんな人の役を読み漁っていた頃だったから、内容は当然知ってたけど
どんなにバレバレでも一行も読まないうちからネタバレはないわ。
よりによってそのシーン!確かに絵で見たいシーンだけど、口絵に載せなくてもw
もうみんな、あしながおじさんの正体は知っている前提だったんだろうか
あしながおじさんだけは、記憶をなくしてさらに子供に戻ってもう一度読みたい
はたしてジャービス=おじさまと気づくだろうか
初めて母の本棚からあしながおじさんを引っ張り出して読んでたら
母が「それあしながおじさんと結婚するのよね」と
壮大なネタバレをしてくれたもんだから。
ちなみに赤毛のアンも「アンはギルバートと結婚する」と言ってくれた。
でも結婚しないまま終わったので茫然とした。(続編があるのは後で気づいた)
自分は、呼び出されておじさんと対面するまで全く気付かなかったww
ジューディといっしょに「うおおおお」て感じで驚いたバカw
恋愛小説というより、生き別れの親子小説みたいな感覚で読んでたから
最後はジューディの家族が出てくるのかと思ってたんだな…
大人になってから知り合った人に、最初から気づいてた自慢?されて
ちょっと凹んだw
シックス・センス状態だなw
こういうのは最後まで気付かない人の勝ち!
>>593-594 本文だけなら気がつかないと思うけどなあ。
そもそもジュディが、あしながおじさんの正体を探してないしw
これで正体を探すそぶりがあったり、
これみよがしな(ミスリードだったりするw)手掛かりが出たりすると
読者も「あしながおじさんって誰なの?」と考えるんだろうけど、
極端にいうと、生活レポート読んでたら急に推理小説に変わるようなもんだし、
普通はあしながおじさんが誰なのか考えないんじゃないかなあ。
でも煽り文として、「あしながおじさんの正体は・・・?」なんて
書いてあったらわかっちゃうかも。
>>595 シックス・センス、私は「ジョジョの奇妙な冒険」でネタバレされた。
あのネタバレを見てなかったらすごく驚いただろうと思う。
驚きたかったよ・・・
考えてみたら、「正体の判らない出資者」なんで凄く正体が気になる存在のはずなのに
読んでる最中はせいぜい「ごましお頭かヤカン頭か」くらいの興味しか湧かなかったw
あしながおじさん宛ての手紙であるが故に、逆にあしながおじさんへの興味を忘れるというか…
そもそも恋愛小説だとも思ってなかったから、そういう系のエンディングだとも思わなくて
小説家として大成する流れを想像してたくらいだし。
これは私が書いた初めてのラブレターです。
書き方を知っていたなんておかしいですね。
に、子供心にすごく萌えた記憶がある。
自分は最初からあしながおじさんの正体がすごい気になってた
ジュディがどんなに頼んでも夏休みにサリーの別荘へ行かせてもらえなくて
農場へ行かされてのこのこぼっちゃんが現れた時にこいつだ!!と思って
確かめながら呼んでたな
親の影響で子供の頃からミステリ脳だったから純粋に楽しめなかった…
2回目に読み返した時のほうが衣装や食べ物の描写にひかれて面白かった
みんな続のほうではエンディング予測出来た?
いや、ジュディの時もそうだったけど、エンディングが結婚なんて
全然思いつきもしなかった
今考えるとお話の構成的にはこうなるよな、なんだけど
続はジュディも出てこなくて面白くないから投げてたわw
何の気なしに読みだしてハマったのは高校生くらいだったかな
続読んだのはもう大人になってからだったから
ドクトルが登場してサリーがめちゃくちゃ悪口言ってるシーンを
読んだ時点で「ああ…w」って思ったw
私も続は大人になってから読んだクチ。
冒頭部分が子供にはとっつきにくい展開だと思うんだよね。
エンディングは、おそらくこのまま素直にゴルドンと結婚はないから
ドクトルとくっつのかなー、と思ったら既婚者かよ!えーどうするんだろう?て
普通にワクテカで読んでた。
たぶん中学生の頃には続を読んでたと思う。
その頃は読み飛ばしてたけど、今改めて読むと
ドクトルの子どもが気になる。
異常で看護婦つきっきりの生活ってことだから
サリーとは関わらなくてすむってことで気にしなくていいんだろうか。
今読むと自分にはすごい問題だよ…
それこそ「ヒ素を盛る誘惑」にかられたりしないのかサリー。
>>605 それは現代人の価値観で読んでるからだと思う
「続」が書かれた頃は優生論バリバリだし、
「余計な刺激のない隔離された世界で過ごさせる」のが最善だと思われてたんだし
今ウェブスターが生きてたら、「続」販売停止にしてるかもね
アレグラへの対応を見る限り、娘にものすごく愛情を感じていただろうドクトルでさえ
「自分の手元に置いて看護婦も住み込みにして看護」という方法を取らなかったぐらいだから
そういうのが当たり前の世界だったんだろうね。
奥さんと別居なのも、愛情云々の問題じゃなくて「そういうもの」だからそうしたのだろうし
こう言ってはなんだけど、健康な継子が居るよりも問題は少ないのかも知れない。
アル中患者の対処方法に似てるね、家族と隔絶して隔離して施設入居。
まあ同じ精神疾患でも、アルコール依存症の場合は治療改善目的の家族隔絶だけど。
欧米だと国と時期によっては、親が子供の面倒見ずに
乳母に育てさせるのが当たり前って階級もあるからな
大人と子供のエリアはきっちり分けるのが普通のランクだと
日本人ほど違和感感じないんだろうな
現代だって障害のある子供を施設に預けてる人は珍しくないしな
そうしないと親が生活費を稼げないとか、色んなケースがあるだろうが
今の医学だって百年後どう見られてるか分からないしな
>>608 ハーレクイン漫画版で娘が不注意で死亡→妻衝撃の余りアル中に
ってのはある意味原作を生かした改変だったのかな
そんな意識は無いんだろうけどカリカック的に
サリーと健全な子供を作るだろう、って終わり方だったし
自分も、今なら施設に預けるぐらいのレベルだったのかと思って読んでた。
ちょっとしたことで興奮して暴れたりパニックを起こすような状態だとしたら、
確かに静かな環境のほうがいいだろうし。
アレグラを可愛がってるドクトルの様子を見たら、
さすがに毒盛りたいとまでは考えないと思いたい…
生命科学者で、仏教にも造詣が深い柳澤桂子さんの言葉が胸に残ってる。
「遺伝子の歪みやゆらぎは、いくらそういう人を排除しても一定の確率で発生します。
生まれながらの障害を持つ人たちは、そうした歪みを他人まかせにせず
我が身に引き受けて下さったかけがえのない存在なのです。
私たち皆で感謝してお世話させていただかなければなりません」
この言葉をサリーや同時代の人たちにに聞いてほしかったと思うよ。
柳澤桂子って、ずっと謎の難病で苦しんでた人だよね。
凄いきっかけで特効薬発見されて、あっという間に効果があったって
凄い話だと思った。
スレちがいでスマン。
でも、今の常識を当時の人に聞いてほしかったっていうのも、ちょっとなー。
続のハーレクインコミック発見したから買ってみたんだけど
ドクトルの奥さんがアル中に変更されてたのはなかなかいい改変だと思った
それは遺伝したりもしくは環境のせいで親から子に引き継がれてしまう可能性があるものだから…
今の日本人には読みやすい設定になってたと思う
そういえばドクトルは精神疾患以外に、アル中に対しての関心も高かったよね。
トーマス・キイホオとか親がアル中で亡くなってる子供の精神状態とか。
奥さんの症状について特にふれてなかったけど、もしかしたらアル中でビンゴだったのかも。
>>611 それは何かなー
基督教の神様の与えた試練と言ってるのと余り変わらない気がする
北村薫のベッキーさんシリーズ読んでたら
主人公がDaddy Long Legとパッティ読んでた
パッティが初期は破天荒でいい加減だったのを気に入らず
終わりに分別が付いてきたので「このヒロインも好きになれる」と
主人公が思った時点で、ああ、成人男子の視点だwと思った
>>614 トマス・キョウの救命にも尽力してたもんね。
あしながおじさんを読み返してるんだけど、結末が分かっていると別の楽しみ方が出来るね
この手紙で好きになったんじゃないかとか、手紙じゃなく会ったからなのかとか、この手紙はハラハラしながら読んだに違いないとか…
618 :
611:2010/06/15(火) 17:50:50 ID:AsZLH1Xu
>>615 もちろん、障害のある当人や必死に支えている人に
面と向かっては言いづらいことだろうし、
理想論と言っちゃそれまでだけど…
社会全体の考え方としてそういう方向に行ってくれたらと思うんだよね。
自分は女だけど、赤毛のアンシリーズ1巻はどうにも苦手。
アンの不安定さが見てて痛いんで、読み返すのはもっぱら2巻以降。
パッティは好きなんだけどね。
理想論ていうより、ジュディ言うところの「貧乏人は便利な家畜」に相通ずるものを感じる
>>618 モンゴメリよりオルコット向けかな
ジュディのシニカルな人生観はモンゴメリに通ずるものがあるから
家庭指向ならオルコットおすすめ
>>619 どっちの考え方が正しいってものでもないんだよね
弱者と富裕層の間の温度差は(特にこの時代)埋めがたいもので
その間のバランスをどうやって取るかって話だから
「奥さんはとても 美しくて、精神は弱いけどそれを支えられると思った」というあたりが
すごく男性にありそうな考え方だなー、と思った。
結局支えきれるものでもなくて、その後サリーに惹かれたのも
サリーに対して奥さんとは逆に、人一倍の精神の強さを感じたからなんじゃないかな?とか。
だろうね。ドクトルにとって結婚に値する女性は
自分の懐で全面的に庇護するだけの存在でしかなかっただろうけど
サリーの出現はドクトルの価値観を随分揺るがしたんだろうね。
今日のNHKの動物番組でアディロンダックに住むビーバーを取り上げてたよ
サリーの家のキャンプがある、あのアディロンダックが実在の地名
だとは知らなかった
>>623 ニューヨーク州の北部にあるんだよね〜>アディロンダック
あの辺り、他の本でも「夏のキャンプ地」として出てくることがあるな。
キャンプ地といえば、って感じの有名な地名なんだろうね。
日本で言うなら軽井沢とか那須に招待された、に近いのかな
静養地でもあり、山登ったりカヌー漕いだりアクティブに自然の中で遊ぶ場所でもある感じだね
店や家が立ち並んでるところ以外はサリーの時代と変わらない自然のままなんだろうなあ
孤児院はどの辺にあったんだろうね?
ゴルドンさんが道中よってってくれたーみたいな
話あったけど気になる
ダッチェス郡とあったような
雨が降ったときの話か
ジュディ宛4月下旬の火曜日の手紙
小鳥夫妻のイラスト付
「この奥地のダッチェス郡でさえ風に緑の香りがする」云々
ヴァッサー大学もダッチェス郡にあるらしい
ロック・ウィローはコネティカット州
サリーの実家はボストン州ウースター
634 :
なまえ_____かえす日:2010/06/27(日) 04:56:51 ID:2WvKqqtf
>>612 >柳澤桂子って、ずっと謎の難病で苦しんでた人だよね。
凄いきっかけで特効薬発見されて、あっという間に効果があったって
凄い話だと思った。
私もスレちがいでごめん。
いやあれは、特効薬が発見されたというより、鬱病のクスリが効いたのではなかった
かな?
柳澤さんは、原因不明の慢性疼痛。鬱病ではなかったが、試してみたら改善がみられた、
と。
しかし、知人の精神科医にそのことが書いてある本の部分を見せたら、「この
方のことは知りません。でも慢性疼痛に効きますよ。むしろこの方は、何故、
長い間、試してみる機会がなかったのでしょう」と。
発病当時は、このクスリが効くという認識はなかったのだろうか、そしてそのまま
長く苦しみ続けていたのだろうか…
誤爆かと思った
雨がすごいわー。鶏小屋の孤児達いまごろズブ濡れだなw
室内に洗濯物干して湯気が出てる描写はこの季節きつすぎる…
これが犬猫降りってやつなのかな…
ここ生きている?
特に書くことも思いつかないので書き込まないけど、いつも見てるよ
ANAの会員誌にイグ・ノーベル賞の記事
「水とシロップの中、人間はどちらでより早く泳げるか」を検証した功績で
2005年にミネソタ大学の研究者が化学賞を受賞してるそうだ
結果はどちらも大差は無いらしい (人間の泳ぎ方は粗くて、抵抗は変わらない)
というのを読んで、ジェリーの中で人は泳げるのか?を議論したジュディを思い出した
ほんとだワロタ
折角だから次はジェリーに挑戦してもらいたいなw
さすがイグ・ノーベルw
ゼリー実験は、そもそも人が泳げるプール一杯に
普通のぷるぷるゼリーを作るのが大変そう。
テレビでやってた大きなゼリーを作る実験で(泳ぎ目的ではないw)
せいぜいビニールプールサイズですら固まらず、液状だった。
食器サイズだから固まるけど、あまり深くて広いと均一に固まらないよう。
ゼラチンとか固める成分増やすと、みっちり固まりすぎて
泳ぐどころじゃないだろうし。
>>640の実験、一番苦労したのは泳ぐことじゃなくて、プールに粘着性の高い
液体を満たすことを承知してもらうことだったそうだよw
しかし似たようなことを考えていたジュディ、というか作者は頭の柔らかい人だったんだね
ゼリーだと冷やさないとダメだから、寒天のほうが良いのかな。
アメリカにも寒天寄せあんのかな。
「少年アシベ」って4コマ漫画の中で、
アシベの父が、子どものころにじいちゃん(大富豪)にゼリーを作ってもらったって
話すシーンがあるんだ。
そのコマが、プールいっぱいのゼリーに飛び込んで食らう少年・父だった。
あれも元ネタはジュディなのかも?
コドモらしい夢じゃないかな、童話のお菓子の家みたいな。
大好きなお菓子がプール一杯あって、いくら食べても食べきれないっていう。
実際バケツ一杯の巨大プリンとか商品化されてて、
バケツから大きなお皿に出すのも含めてパーティとかでウケるらしい。
入浴剤でお湯に溶かすとゼリーになるっていうのがあったけど、
あれ最初っからクラッシュせりーみたいなのが出来るからちょっと違うしな
自宅のお風呂で寒天なら頑張れば出来そうだけど、ほんとそのあとどう処理すればいいのやら、と
バケツでプリン企画類似の風呂おけゼリー企画をどっかで見た気がするが
泳げるかどうかの実験だと大浴場くらいじゃなけりゃ無理だろうなあ
あなたの夢を叶いますみたいな企画番組で
「プリン風呂に入ってプリンを食べたい」という少年の願いが採用されてたね。
ゼラチンで固めるタイプのプリンで、テレビ局が大きなプリン風呂つくってた。
でも飛び込む直前に「大勢の人達が苦心して作ってくれたプリンに飛び込むのは申し訳ないから」
て少年が辞退しちゃった。結局プリンは皆で食べて終了という中途半端なオチになってた流れに。
少年そこで遠慮するなよww
652 :
なまえ_____かえす日:2010/09/06(月) 11:46:22 ID:LL2VCr3G
昔の深夜番組なら、蓮舫がプリンに飛び込んでオヤジ達がプリンごと食べるという企画はありそう
>>652 「何故プリンなんですか、ジェリーじゃだめなんですか?」
>>651 遠慮しなきゃいけない空気に持っていかれていた記憶がある
むしろ番組制作側が、視聴者からのクレームを恐れてそういう方向に誘導したんだろうな…