「スカートの下に隠されている部分」
却ってエロい
子供の頃は「アンの友情」に出てくる、ナオミの職業がわからなかった
エミリーもディーンと婚約中に「プリーストの男は同じ奥さんに飽きる」とかって
浮気するのをほのめかされてたね
浮気しやすい血筋があるのかw
大分昔に読んだだけだから記憶があいまいだけど、
果樹園のセレナーデのヒロインの母親は男に騙されて妊娠したまま
捨てられたんじゃなかったっけ?
男はともかく女の場合はいかに致命的な過ちであるかがわかるね。
ナオミなんかは亭主を誘惑した!って気の強いおかみさんに
刺されないのが不思議だ。
刺したほうも、人生終わったも同然になるぞそれ
>>495 ヨークシャー地方が舞台のジェイムズ・ヘリオットの作品で、
犬の局部のことを口にできずに「あの鉛筆が」なんていうシーンがあった。
第二次大戦前でこれだから、アンの時代はほんとに
「口にしただけで表に出られなくなる」みたいな感じだったかも。
506 :
なまえ_____かえす日:2008/11/25(火) 12:10:10 ID:IJinsao5
老母と40代の独身息子が一緒に住んでいる設定で、
母親が「私が生きている間は他の女を家に入れないでくれ」と息子に頼むのも、
同じ屋根の下でセックスして欲しくないという意味もあるのかな?
アンの生活楽しそう。パッチワーク作ったり
お菓子作ったりスローライフな感じで。
508 :
なまえ_____かえす日:2008/11/25(火) 12:44:35 ID:IJinsao5
アンの生活、井戸水汲んだり運んだり、乳搾りしたり、ほうきで掃除したり
洗濯板で洗濯する体力があれば楽しいと思う。
そーだな、朝夜明けとともに起き、日が沈んだら灯りがもったいないから
さっさと寝るんだな
究極のスローライフだ
そんなに禁欲的だったら、いざというときに
現物を見て度肝抜かれるんじゃないだろうか
家畜のを見なれてるからそうでもないのかな?
女性の方は「男には野獣の部分があるから」と教えられていて割りと平気で、
男性の方が女性の服や体の仕組みを知らないので驚いたとか聞いた。
コルセットの仕組みとか脱がせ方とか、今で見ればただの着替えショーみたいなのが人気とか。
娼館へ行くのは性欲のためではなく、結婚前に初夜の練習のために、
プロに手ほどきを受けるとか本で見た。
(↑男なんかスケベだから、やっぱウソだと思うけど…)
>>508 さすがにアンたちのあたりでは台所にポンプがあったね。
ローラは引っ越すそばから井戸掘りから始めてたけど。
>>508 電灯とか電話の話が出てきたのはどの巻あたりだっけか?
初期アメリカの話でヤンキーwだからかもだし
階層にもよるんだろうけど、婚前交渉はご法度だったけど
冬に薪を節約のため止むなく、泊まっていく娘の恋人を
同じベッドでやすませたりとか
教会の懺悔に婚前交渉してしまったって話も割とあったみたいだ。
ピアノの脚が卑猥だとカバーかけたのってビクトリア時代だっけ?
>>514 マリラがいみじくも言っている。
「レイチェルが目を光らせている間はこの村ではたいした悪事はできない」
つまり、リンド夫人の目の黒いうちは若者もハメを外せないと思うw
ルビーが死ぬ間際に言った「子どもが生みたい」だって、アンは理解して
くれるだろうから言うけどっていうくらいだから、きっと勇気ある発言だった
んでしょう。女が子どもを生みたいって言うのは極めて自然な発言だけど、
当時は子どもを生みたい→子作りしたいって捻じ曲げて捉えられちゃうんだね。
516 :
なまえ_____かえす日:2008/11/26(水) 15:14:11 ID:U3dy0meu
避妊は御法度だから、やったらできちゃうというわけですね。
てか、19世紀末はコンドームもないし、避妊器具は手に入らないでしょ。
サンガー夫人のバースコントロール、産児制限運動は1920年代になってからだし。
デイビーが言ったとんでもなく悪い言葉ってなんだったんだろうな
普通にクソッタレとかド畜生とかかと思ってたけどじつはチンコーとかだったんだろうか
アメリカの婚前の男女の話どっかで読んだことあるな
同じベッドだけど真ん中に板立ててお互い足かせがついてたとか、女性はスカートの下を袋状に縫ってたとかw
それでもやっぱり妊娠しちゃうケースが多々あったらしいね
結婚前なのに同じベッドで寝てるってどういう状況かわからん・・・
ドーラが例えに出してる、雄猫(トムキャット)がNGってのも
よく分からんなあ…(当然wikiは参考になんなかったw)
520 :
なまえ_____かえす日:2008/11/28(金) 21:32:49 ID:S/5H3U37
tom?cat (t?m′kat′)
a male cat
Slang to be sexually promiscuous: said of a man
==複数のパートナーと節操なくやりまくる男のこと
はあ、なるほど。スラングか。
フェイスのオンドリもやっぱcockには別の意味があるから
笑われたんだろうか・・・
スラングでcockは男性のイチモツだよ
特に勃ったイチモツを指すこともある
523 :
なまえ_____かえす日:2008/11/29(土) 07:01:55 ID:x01unuYX
雌猫=プッシーキャットpussycatのpusssyは女性器の隠語
524 :
なまえ_____かえす日:2008/11/29(土) 07:05:44 ID:x01unuYX
pusssy → pussy
525 :
なまえ_____かえす日:2008/11/29(土) 13:23:21 ID:x01unuYX
トムキャット=
発情期のオス猫から転じて『女の尻を追い回す女たらし』って意味がある
そうだったのか・・・
それは牧師には言えん罠
>>.525
ドーラはそっちの方の意味も知っていたんだろうか((((;゚Д゚))))ガクブル
まじめで大人しいけど面白みに欠けるとか言われまくりで、
影のうっすいキャラっぽかったドーラだのに・・・恐ろしい子!
意味はよくわからないけど、不道徳な男のことだから
口にしちゃいけないとか誰かに言われたんじゃまいか。<ドーラ
ローズマリーがフェイスに「『雄鳥』という言葉の響きがおかしいと
感じさせるのではないかしら」と大まじめに言っていたが、
そりゃ女の子が『イチモツ』をかわいがってたらおかしいわな・・・
ローズマリーはよく笑わずに言えたな。
ドーラは「言っちゃいけません」と言われれば、聞かずとも悪い言葉だと
理解しそうだけど、デイビーはそうはいかないだろう。
「どうして雄猫と言っちゃいけないの、ぼく知りたいな。アン姉ちゃん」
とアンをどこまでもどこまでも追いかけそうな気がする。
ドーラって、ああ、ドラのことなのか。
なんか○○やきとか、○○えもんとか、○○息子とか連想させて、
女の子の名前としてはどうなのかと長年思ってきたけど、
ドーラなら、なんか納得だ。
533 :
なまえ_____かえす日:2008/11/30(日) 05:15:37 ID:7VyyXvFc
デイビーはまさか「Bitch!」「Fuck!」「Shit!」とか言わなかったよね。
モンゴメリの本には出てこない気がする。
534 :
なまえ_____かえす日:2008/11/30(日) 05:16:45 ID:7VyyXvFc
「くそっ」とか「こんちくしょう!」とか
ハリソンさんはどの言葉を使ったのかな?
隔離された家で、
「地獄」と言おうとしたのを「アボンリーですよ」とさえぎってたけど、
地獄もダメなのか。
それは宗教的なアレもあるんじゃないかな。厳粛な意味で。
地獄(hell)は罵り言葉にもよく使われるし、かなりまずいっぽい。
男同士で飲んだりしたらいろいろ口にしてたと思うけどね。
淑女や子供の前では、気をつけないといけなかったんだろう。
トイレは1巻当時では洗面台に置いた蓋のついた磁器にするらしい。
うんこもしたらこびりつきそう。中身は畑に撒くのかな?超謎。
あとお風呂は1ヶ月に何回かお湯をわかして順番にたらいに入る。
物語の途中で近代的になってくるけど、一番身の回り関係が気になる。
トイレ・・風呂・・定期的にループする話題だな。
新しい住人が来てる証だからいいけど。
>>523 でも、デイビーが牧師さん向けと称して言い直したのは "Thomas pussy" だったよ。
pussy自体は幼児語で、卑猥でない意味の方が一般的ってことでいいのかな?
オンドリ娘!(ちんぽこ娘!)ってことかそれはマズイ
542 :
なまえ_____かえす日:2008/12/01(月) 16:32:17 ID:DW63V8EY
女性器の隠語にもなったのは20世紀半ばになってからじゃないの?
ネコヤナギもpussy-willowだし、子猫のことをpussyと呼ぶのは
子供によくあるような。
今でも普通にメス猫の意味でpussy catというし、場合によりけりだろうね。
トムとジェリー子供verを英語で見てたらジェリーはトムのことをpussyと呼んでるね
え、トムなのにメスなの?
「子猫ちゃん」と呼んでバカにしたって感じかな。
547 :
なまえ_____かえす日:2008/12/02(火) 03:55:56 ID:7ov5u1PO
大の男を「かわい子ちゃん」と呼ぶような感じ
548 :
なまえ_____かえす日:2008/12/02(火) 05:56:01 ID:Vi63C06f
日本で子供が使う悪口とかそういうのって、「馬鹿」「お前のかあちゃん、
でべそ」くらいなのに、西洋圏だと性的なものがあって「!?」と思う。
使っちゃいけないもなにも、みなさん子供の時、そういうのありましたか。
ないよね。
「でべそ」はあくまで臍のことで、他に意味なんかないし。
エッチスケッチワンタッチ!
言われてみればあまりセクシャルな悪口はそこそこ年齢がいかないとないかもね
ヤリマンヤリチンはちょっと種類が違うし
子供の頃、意味もわからずに
なんか悪口だろう的にチカン!とかは言ってたな
子供の言うことに限らず、日本語はお下劣な悪態、罵倒が少ない。
あっちの映画見てると若い女でもすごいこというよね。
日本語では柄の悪い男のケンカでもたいしたこといってない。
ハイカラ野郎の、ペテン師の、イカサマ師の、猫被りの、香具師の、モモンガーの、
岡っ引きの、わんわん鳴けば犬も同然な奴
↑こうして見ると下ネタより差別っぽい罵倒が多いのかな、日本語は。
>>548 お前の母親のヘソを見たことがある
↓
お前の母親の裸を見たことがある
↓
お前の母親とヤった
という暗喩とも聞いたが、流石に穿ちすぎかな
相手にずばりマザーファカーという英語にはかなわんよ。
>>554 お前の母ちゃんでーべーそー の後に、
やっぱりお前もでーべーそー が続くからなー。
和服で「僕でべそじゃないもん!」を証明するには、
帯を解いて、下履きを晒さなくてはならない。
古今東西共通の、母親を侮辱する一節も含まれているわけで、
巧妙な悪口だと思ったw
「おたんちん!」はどういう意味なんだろう
サザエさんが言ってたけど
558 :
なまえ_____かえす日:2008/12/02(火) 23:31:44 ID:qtCe7dbZ
普通に「馬鹿者!」てなニュアンスで使うと思うけど、
吉原での俗語が語源との説あり
ttp://zokugo-dict.com/05o/otanchin.htm どうでもいいが、一番下の
楽天、Amazon、Yahooショッピングの広告で吹いた。
記憶の中では「おんたんちん」と言っていた気がするが(@神奈川育ち)
耳での記憶なのか、本の中の「おたんちん」を読み違えて記憶しているのか?
しかし、激しくスレから逸れてる気がするが、
まあいいか。ヒマだからな!
おたんちんといえば珍訳ポッター
10代の聡明キャラの女の子に言わせる言葉じゃないなw
>>553 それ何だっけ?北村薫の覆面作家シリーズだっけ?
アン100周年ももうすぐ終わりだね…。
あと1ヶ月、読み返してみようかな。何冊いけるかな。
561 :
なまえ_____かえす日:2008/12/04(木) 14:11:06 ID:osrVMdQ0
アンがグリーンゲイブルスに来る以前にお手伝いの女の子として
住んでた家庭では日常的に4文字が飛び交ってたような気がする。
私の勝手な想像だけど。
>>553のは昔の悪口のきまり文句じゃない?
なんか聞いてると楽しくて和みそうだねw
アン100周年、あっという間の一年だったなあ。
いろいろあったけど私は村岡訳が補完されたのが一番感慨深かった。
>>560 夏目漱石の坊っちゃんだよ。
坊ちゃんが赤シャツ教頭を指して言った罵倒。
>>561 そうだよね。そんな所に長くいたのに染まらないで、マリラに
「物腰は丁寧で流行り言葉も使わないし、きっと親は
立派な衆だったんだろう」なんて言わしめるに至っては
すごいな、アンは。
>>564 そこで「親が立派だったんだろう」と判断できるものなのかと
最初に読んだ時からすごく疑問…
下品で無教養な家に生まれながら、トンビが鷹状態の
「マチルダはちいさな大天才」みたいな例もあるし、
むしろ本人の資質だって気がする。
本当にそこまで生まれが重要視されるのなら、
パイ家に心根のいい子が生まれたとしても絶対周囲には認めてもらえなさそう。
その子にとっては不幸な話だね。
よく「○○家はこういう家系だから」って言われてるよね
手クセが悪いとか、家事ができないってのも家系のせいに
されてた
一番よくわかんないのは、スローン家
何が悪いわけでもないのに、スローンはスローンでしかない、とか
スローン臭がプンプンするとかひどい言われようw
子供なんて環境次第とも思うけど、ろくな育ちじゃないのに
荒んだとこのないアンを見て、よほど上品な遺伝子を受け継いだに
に違いないとマリラは思ったんだろうね・・・
それにしても当時は「育ちより氏」の考え方が強かったのかな。
568 :
なまえ_____かえす日:2008/12/05(金) 04:19:50 ID:ZsZfIWIO
育ちが良くてもヤンキーはヤンキー。
島で生まれたなら、誰でもおk。
凄い排他主義。島国根性w
569 :
なまえ_____かえす日:2008/12/05(金) 13:58:07 ID:ZsZfIWIO
村岡花子訳昭和45年新潮文庫持ってるけど。
外国人と異人種、フランス系住人に対する偏見はけっこうきついね。
すみません。ちょっと疑問があるんですが。
アンの愛情の中で、アンが休暇の前半を過ごしたボーリングブロークのフィリパ宅から、アボンリーに帰宅した夜のデイビーとの会話の中で山彦の話になって、
「それなら、ボールターんとこのやぶから生意気なこと言い返してるのなんなの?」
ってデイビーに聞かれてるんだけど、これ何のことなんだろう?
アンは
「あなたがもう少し大きくなったら教えてあげる」
って答えてたんだが、その後この件についての説明はあったんだろうか?
>>570 山彦のことじゃないの?
音というのは空気の振動で、それが山などにぶつかって遅れて聞こえてくる
現象が山彦なのよ…というような説明がまだデイビーには理解できないと
アンは思ったのでは。
的外れだったらスンマソ。
藪から山彦というとヘンだけど原語はecho(エコー)で
残響、こだまとも訳せるんだよね。
たぶんボールターの家の近くの藪の方からこだまが返ってくるんだろう。
アンはエコーはニンフだというおとぎ話をしかけたけどデイビーが
現実との区別がつかないみたいだからやめた。
エコーの正体についても今は話せないと言ったということだろうね。
574 :
なまえ_____かえす日:2008/12/06(土) 05:49:36 ID:RjPhB2sX
私は家の近くの藪、そんなところでも山彦が返ってくるもんなんだ、
と驚いた記憶が。
でも、立地が私の想像を超えた、すごいとこかもしれない。崖のそば、とか。
藪の原語は bush なんだけど念のためにジーニアス大英和引いてみたら、
((カナダ)) (農村の一部を占める)森林区域(〜lot, woodlot)
《木材用に樹木を育てている区域》
という説明が・・・。普通だと bush は「藪」「灌木の茂み」なんだけど、
カナダでは農場のそばで植樹してる森林や小山のことも言うんじゃない?
それならこだまが返ってきてもおかしくない。
あそこは
「生意気なこと言い返してる」で
あんたが先に生意気なこというから、山彦がそのまま言い返すんだろが!
って笑うとこだよな?
「やぶから生意気なこと〜」!!
「藪から、生意気なこと〜」なのか!!
数十年来のアンファンなのだが初めてわかった!!
ずっと「やぶからぼう」の変形で「やぶからなまいき」っていう
「生意気」に強調の「やぶから」が付いた言葉なんだと思い込んでた!!
よく考えたら「藪から棒」ってのはただの藪だと思ってた場所から
棒切れが出てきてビクーリってことだもんなあ、強調語じゃないよなあ・・・orz
でもありがとう!!
インターネッツ万歳!!
>>577 何を言ってるかよくわからないけど、インターネッツが役に立ってよかったね
>>577 いや、すげーわかるwww
私も数年前までまったく同じことを考えていたから。
ある日ふと「やぶから」じゃない「藪から」だ!と気付いて
びっくりした
『やぶから』を副詞として読んだ訳か
古い翻訳だと知ってて読むから余計に「意味は解らんが戦中派はこういう表現をするんだろう」とか思ってしまうのかも
私は「鹿爪らしい」を、しかめっ面していることだと勝手に思ってた(汗)。
「もうせん」も、アン以外では耳にしたおぼえないな…
「〜じゃなくって?」みたいな乙女な言葉遣いのわりに、友達を「あんた」と
呼ぶことに最初はすごく違和感があった。
小学校6年くらいのときに初めて新潮社村岡訳を読んだとき。
「あんた、ひどくすてきにみえることよ」なんてよく考えると変かもねw
でも小学校低学年のときからこういう感じの古い翻訳を読んでたから
なんとも思わずに受け入れてた。
実際は使わないから「ものがたりの言葉」みたいな認識かな。
なるほど、お爺さんの村山富市口調や、
田舎者のズーズー訛りと同じ効果か。
そうさのう
すんばらだよ
だんぜんすんばらだよ
>>581 ナカーマ!
「しかつめらしい」と「しかめっつら」が、別の言葉かもしれないと
気づいたのは、だいぶ大人になってからだった。
たぶん、顔文字(−"ー)を単語登録しようとした時。。。
アンに良く出てくる「崇拝」っていうのは 原書では admire だったかなぁ?
家のどこかにハードカバーの原書(10冊)があるはずなんだが。
beauではなかったか
>>590 そうだと思う。崇拝者は admirer だったはず。
>>591 そりはおフランス語の洒落男だね。
593 :
なまえ_____かえす日:2008/12/08(月) 00:58:38 ID:kJcSgji0
>>582 88歳のうちの祖母は「もうせん」って言葉を日常でよく使ってる・・・。
594 :
なまえ_____かえす日:2008/12/08(月) 08:06:22 ID:4Bvm8MGM
「あんた〜じゃなくって?」という言葉づかい、私は関西で育ったのでまった
くリアルでは聞いたことがないのですが、東京のどのあたり(地域や階層)の
人たちが、いつ頃までつかっていたんでしょうね?
村岡さんのお嬢さんは、こんなふうにしゃべっていたのでしょうか。
(「あなた〜じゃなくって?」「あたくしたち〜ことよ」とは、またニュアンスが
違いますよね。もう少しくだけていて、お転婆?)
古い邦画を見るのが好きなのですが、意外と出会いません。
>>594 いつごろまで、というのは正確にはわからないけど、戦後まもなく
刊行された『ひまわり』や『ジュニアそれいゆ』の読者投稿欄なんかを見ると、
「〜じゃありませんこと?」
「〜なさっていたんですって」
という言葉遣いがデフォ。読者欄の言葉遣いが荒い?(とは思えないけど)
ようだと、次号には
「ジュニアの読者はきれいな言葉遣いをいたしましょうよ」
と書かれていたりする。
ひまわり社の雑誌では村岡さんも活躍しているので、当時の言葉遣いとしては
それほど不思議じゃなかったのでは>村岡訳
話し言葉と書き言葉?には差異があったとは思うけど…
どうなんだろ。「じゃなくって?」「〜ことよ」は昔の山の手言葉といわれてるけど
二人称が「あんた」なのは、田舎の少女の言葉だから少しぞんざいにしてみたのかも。
だから実際にはこの取り合わせでしゃべる人は希だったと思うけど
こういう言葉使いが村岡ワールドの独特の魅力を生んでいるのはたしかだ。
597 :
なまえ_____かえす日:2008/12/08(月) 16:51:00 ID:u8qhwWPU
芸者の使う言葉が山の手の娘言葉に波及したらしい。
維新の元勲の妻には芸者上がりが多かった。
崇拝者はbeauですね。
「じゃなくって」「〜ことよ」は当時の娘さんたちのナウい(死語)
言葉だったって読んだけどな。
単なる山の手言葉ならマリラやリンド夫人のような年配の人も使ってるはずでは?
その頃はこういう言葉遣いをすると先生たちから怒られた、って
・・・誰が書いてたのかなあ。
吉屋信子さんだったか、誰か・・・女性作家だた。
私も何かで読んだな。本当の山の手言葉はもっとちゃきちゃきしてて
勢いがあったって。村岡風味の言葉は、実際は使われてないという話。
でもお上品なイメージがあるので、これが山の手言葉と誤解されたままだとか。
でも村岡さんがアン達に単なる流行語をしゃべらせたとは思えないな。
マリラとかが言わないのは娘言葉だからだと思ってた。
しかしもしかすると当時からちょっと芝居がかった言葉だったのかもね。