【L.M.モンゴメリ】エミリー・シリーズ【三部作】
181 :
なまえ_____かえす日:2007/09/25(火) 03:55:12 ID:832Dhe61
ディーンのどす黒い嫉妬心が怖い。テディを目の敵にしてましたねえ。
>>181 でも、ディーンとテディって手紙交換したり、テディに何か贈ってあげたり
してたよね?
ディーンはどういう気持ちでしてたんだろう?
>>182 愛する人の下僕にも、親切を示してやろう、と
最終回どうでしたよ
ゴグとマゴグ登場
いきなり結婚式にはビックリした
原作とは別物だなぁとつくづく思ったが、
アニメスレの評判もまあまあだし、
結果的に良かったんじゃないかな?
成功のきっかけになったのが私小説まがいの
作品なのはどうかと思った
事実と真実を取り違えてるのでは?
作り話の中に真実を描くのが小説だと思うんだけど
描かれてる人物やエピソードが知ってる人物なら
コミュニティの人たちが興味深く読むのは当たり前
まあそれだけじゃない何かがあって面白く読まれたんだろうが…
アニメのアンはちゃんと姿かたちも成長していたのに
何でエミリーはガキンチョのままなんだ!!
いくらなんでも結婚式にあのお下げは無いだろう・・・
小さいお子様に配慮したのかな?
それかスタッフの手抜き
>>187 原作では切り下げ前髪に憧れて自分で切り落としたり、
成長するにつれてアップにしたりしてるよね。
アニメではエミリー=広い額って感じですっかりトレードマークだったから
前髪下ろしたら違うキャラになっちゃう…
アニメでイメチェンは難しいね
中学生の時、教会で爺さんと鬼ごっこするシーンで手に汗を握った。
その後のケント夫人にはほとほとウンザリした。いまどきの厨房の息子なら
「うゼェ!!ババア!!」なんだろうけど。
萩尾望都のジェルミを思い出す。
>>190 あの鬼ごっこでテディが助けに来たのもエミリーの例の不思議な力が関係してたよね。
ふたりの運命みたいなのも暗示。そして子供時代の中の良い同士から初めて少年少女
の初恋に転じた夏の夜。夜に教会で可愛そうに正気でなくなってしまったお爺さんに
追いかけられるのも子供時代からの脱皮を印象づけて高校生で読んでいた私はドキドキ
するやらもう少し子供でいて欲しかったりいろいろな想いが・・・
で、14歳同士でなければ二度と味わえないキスに移行しようとした瞬間にあのババアw
いや、ケント夫人登場。
うざいという言葉を当時知っていたら読んでいた私もそう思っただろう。
その頃はそう「ほとほとウンザリ」しました。
でも、同じ気持ちのエミリーが最高にきつい言葉でケント夫人を震え上がらせたのには
溜飲が下がったけど。幻想的な14才の恋はプライドの高いエミリーによって封印されてしまったのよね。
やっぱり、原作のエミリーはとても好きだ。
最近、ニコニコでアンを見始めた。
アニメのアンはエミリーの逸話や言い回しが色々出てくるんですね。
それはそれで楽しんで見てます。
それにしても、アニメのアンはすごい名作です。
リアルタイムで見てないので、今さらだけどすごい感動してる。
>>191 エミリーのあの毒舌と言うか、少々やり過ぎ感漂う口での反撃はいつも読んでてスカッとするw
エミリーが自己弁護出来ない状態になった時のルース叔母さんの反撃にもスカッとしたなぁ
そしてその後のエミリーの"ノートのルース叔母さんの記述書き換えなきゃ"みたいな反応にワロタw
「今度だけは赦してあげます」っていつか使ってみたい。
私はルースおばさんの「あなたが馬鹿だということは知ってるけど、ジム・ハーディ、
五分間だけ、そうではないつもりになりなさい」を使ってみたいなあ。
>>180 エミリーの祖父母(ジュリエットの両親)もかなりの年の差夫婦だからなー。
60で“ひょろひょろのうら若い娘”と再婚…
すっごい因業ジジイだったんだよね。何が良くて一緒になったんだろう。
今でも疑問なんだけど、婚約中にエミリーと一緒に整えた家を、
テディにプレゼントってどうなんだ?
すべてに二人の思い出が詰まってそうなもんなのに。
受け取るテディの神経も、謎だ。
いくらエミリーがあの家を愛していたとしても、
テディの気持ちを考えないエミリーの行動も謎だ。
テディもあの家には思い入れあるんじゃない?
しかし家をプレゼントか…凄過ぎ
そう言われてみれば、元々はテディと夢を描いた家だもんね。
逆に、そこにディーンと住もうと思ってたことが疑問になってきたw
家をプレゼントってさ、最後だけオッサンの余裕を
見せつけたって感じだよね。
負けてから余裕出されても、あんまかっこよくはないんだけど。
201 :
なまえ_____かえす日:2008/04/13(日) 22:37:28 ID:euCa2wpO
エミリーが超能力持ちみたいになってるところが、
唯一ひっかかるところなんですが・・私だけでしょうか。
>>201 私はあれが好き。
あの不気味さとファンタジー感が、アンシリーズとは一線を画す感じで。
(でも好きずきがはっきりわかれるだろうなとは思う。)
あれが無いと、プリンスエドワード島の、「アンとは違う、別の女の子と別の村の人達」
というだけになってしまって、似たような雰囲気になったと思うから
エミリーにある怪しさと、不気味さと、陰鬱な感じは、非常に好きだ。
気違いの老人と2人で教会に閉じこめられるシーンとかも、あのスリルと恐怖は
エミリーの世界でしか書けないサスペンスだと思う。
アンの世界では夢の家の第一番目の住人、「学校の先生」が超能力者だね。
エミリーの超能力ではイルゼとセールスのバイトをして歩いているとき、
泊めてもらった家の、消えた息子の居場所を無意識にノートに書き込んでいた話。
不気味〜〜な感じでよかった。
エミリーの物語とアンの物語って同じプリンスエドワード島が舞台とは
思えないほどムードが違うね。
204 :
なまえ_____かえす日:2008/08/01(金) 09:55:11 ID:pKcKR1nX
時代背景が40年くらい違う。エミリーは1920ー30年代。アンは1970−1910年代?
すまん。アンスレどこにあるか教えてください。
スレ落ちちゃったのか。
最後の方でスレ立てでもめてたから、新スレ立ってないんだね。
何をもめてたの?まとまったとばかり思ってた。
つまんないから誰か立ててくれないかな。自分はよくわからないんです。
スマンスレ立て試みたがダメだった
どなたかお願いします
210 :
なまえ_____かえす日:2008/08/03(日) 21:57:39 ID:0WgHA7kz
211 :
なまえ_____かえす日:2008/09/26(金) 09:17:08 ID:B9b5e/Ay
ちょっと質問・・・
エミリーの村岡花子の新装版は出ないのかな?アンだけではなく
アンほど人気ないから出ないんだろうね。
本当はエミリーシリーズこそ新装版で出してほしい。
後半、ご病気で仕方なかったとはいえ、グダグダの訳になってるのが惜しい。
今ジェーン・エア読み返してるけど似てるよね。
霊感的な体験とか、ジェーンがセントジョンと結婚しないくだりとか、所々。
>>193 一年前のレスにレスするのも気が引けるけど…。
エミリーの何が好きかって言ったら、私の場合、あの啖呵なんだよなあ。
うちの親は厳しいというか…かなり変な人で、「人の言うことには全てハイと従え、
反論があっても全て飲み込め」と幼い頃から強要されて、そのうち自尊心も
地に落ちた私にとっては、ああやってとっさに言い返せるのには凄く憧れた。今でもね。
>>215 今現在親に先立って罵ってやればいいじゃない
先に言った方が勝ちな思考なら
気が楽に慣れるよ
>>215 うちもそうだった!「言い訳は絶対するな」とか。
「人の言う事は」じゃなくて、「大人の言う事は」だったけど。
「大人に言い返す子供は可愛げがない、黙ってろ」ってことだよね。
昔の躾ってそうなのかな。
今、誘拐犯とか悪人がいるから、この躾は危険だよね。
おかげで、今でも「反論」を躊躇してしまう悪い癖が残った。
主張するのと悪いことを認めないために言い訳するのとは違うのに。
物凄く気をつけてるけど、反論するにも訓練が必要だと思う。
>>216さんは子供の頃からバンバン言い返せる方だった?
それと、罵るのと主張するのは違うと思うよ。
エミリーの超能力は曾祖母譲りという設定はちょっと唐突な気がしたなあ
それまでスコットランドもハイランドも出てこなかっただけに
>>218 当時PEIを牛耳っていたのはスコットランド系だったから、
書くまでもない周知の事実だったからでは?
やっぱエミリーはいいわ
アニメのこんにちはアンから赤毛のアンシリーズに興味を持って一応全部読み終わり、
作者が同じエミリーを借りてきて読み終わったのだが、読み終わって訳者あとがき読んでいて驚愕の事実を知った
自分が読んでいたエミリーは3部作の1部にしか過ぎないことを!
図書館で蔵書検索したら残りの2部作がなくてオワタ
続きを読むには買うしかない
それはいいとして、エミリーが自分のやっていることをだんだん
ガキっぽいと卒業していく過程になんとなく一抹の寂しさを覚えた
マレー家人大杉(アランとイルゼはメアリーの遠戚なので除外)
第一世代 ヒュー、ウィリアム
第二世代 ヒューの息子&ウィリアムの娘
第三世代 アーチボルド、エドワード、スティーヴン、ナンシー、いとこのスーザン
第四世代 エリザベス、ローラ、ルース、オリヴァー、ウォレス、ジュリエット、いとこのジミー、フレッド・クリフォード(ヒューの娘が祖母)
第五世代 アンドリューほか子供たち、ウォレスの成人した娘、エミリー
その他 アンダーソン夫人(祖母がマレー家出身)
これとセレナーデは祖父母の描写が同じだね
・主人公orヒロインの祖父、最初の妻との間に数人の子をもうける
・最初の妻と死別、若い女性と再婚
・主人公orヒロインの母親の誕生の際に二番目の妻死亡
・主人公orヒロインの母親、一族から歓迎されない相手と結婚
・父母を亡くした主人公orヒロインの面倒を伯父伯母が見ている
祖父母が逆で、両親とも健在だけれどジェーンにもこの設定が踏襲されている
>>221 三作目の、エミリーの求めるもの、一番好きだった。
「青い城」や「もつれた蜘蛛の糸」を出してる角川文庫で
3部作か「エミリーの求めるもの」だけでも出してくれないかな?
村岡さんの功績は十分認めるけど、やはりそろそろ別な和訳が出て欲しい。
原文で読めば面白くて流麗な文章が、和訳のおぼつかなさ、ぎこちなさのせいで
損なわれてる所が結構あるから(年季の入ったモンゴメリ・ファンなら脳内補完できるけど・・・)
>>224 同意。アンばっかりでなくエミリーももっと…と思う。
それにエミリー2・3作目は、実際に出来がひどい。
村岡先生がご病気だったのは知っているので、それでも訳してくれたことには
感謝するけども、でもそろそろ別の完訳が読んでみたい。
なんとなく、2・3の村岡訳は短く削ってあるような気もするし。
226 :
なまえ_____かえす日:2010/05/16(日) 13:01:12 ID:36QwqWGz
エミリーはのぼる絶版だそうです
他は知らん
227 :
なまえ_____かえす日:2010/05/26(水) 17:49:34 ID:IakOlZrw
村岡訳ではどうしても判らないとこがあったので3作目だけ原著を買ってみた
訳を落としてるとことか結構あった
原文読んでニュアンスが掴めた部分も
最後のほうでテディの母親と会話してる場面の日本語は
見るに堪えないものがあった。
中学生の教科書の例文訳みたい。
よっぽど体調が悪かったんだろうなあ。
229 :
なまえ_____かえす日:2010/05/27(木) 18:17:09 ID:ovU7bJ0e
13章の1でイルゼが黄色のガウンを着て出てくるのはやっぱり狙って書いたんだろうか
黄色い服と言えばユダの服だし、
イルゼはペリーが好きで、エミリーはイルゼにテディが好きなことを隠している訳だから
イルゼがテディを取るのは裏切りのつもりではないと思うんだけど
エミリーの心情で言えば友に裏切られたように思えるのでここはユダの黄色なのかな、と
>>229 違うんじゃないかな?
あるサイトから抜粋
「黄色」は世界で最も大切にされている色の一つであり、
イギリスでは「黄色」は「身を守るための色」として生まれました。
黄色いハンカチ、黄色のネクタイなど身につけるとその身を守ことができると昔から言い伝えられてきました。
アメリカに渡ったその「黄色」は、その姿を「黄色いリボン」として、
「愛する人の戦場での無事を祈り帰還を願う」シンボルとなったのです。
「黄色」「黄色いリボン」は世界各国の人々に「命に関わる大切な色」とし「愛と信頼と尊敬」を表す色として拡がっていったのです。