[いつ読んだ]
6〜7年前に小学校の図書室で
[覚えているエピソード]
勉強の苦手な主人公は夏休みの宿題をクラスの気の弱いガリ勉の男の子に預けるが
その男の子はノートを受け取り電車に乗って塾に行ったっきり行方不明になってしまった
主人公は夏休みが終わる前にノートを返してもらわないと困るので残り3日の夏休み
男の子を探すため青春18切符のような期間割引の切符を買って電車に乗り込む
意気込んだはいいが探す当ても無く諦めかけたところに終点の駅で男の子を発見
追いかけて駅に降り男の子を捕まえてノートを返すようにいうが男の子は荷物を持っておらず
主人公のことも荷物のことも覚えが無いというとさっさと子供の集団の方へ行ってしまった
どうもおかしいと首をひねっていると駅にいた大人に切符を見せるようにいわれ切符を探すが見つからない
切符を出さない主人公に大人の態度は急変 主人公を捕まえると強い力でどこかへ連れて行こうとする
振り払いぎりぎりで逃げだした主人公はおかっぱの女の子をリーダーとする浮浪者風の子供集団に助けられる
その集団は全員「切符を持たない子供たち」で電車に乗っていたらいつの間にかその町の駅に着いてしまい家に帰れないこと
その街では切符が身分証明書代わりで期限が切れると色が変わること 切符を持った人間たちはどうやら以前の記憶を失っていること
切符を持たない者は謎の施設に連れて行かれてしまうことなどを教えられる
その後主人公たちは何とか家に帰る方法はないかと奔走する
街の概要は
・買い物はポイント制 良い事をするともらえるポイントを貯めて物と交換をする
・ そのポイントは政府のような機関が管理をしていて各自の切符に貯まった分が表示される
・ ハンドバックでもゲームでも街の人がほしがっている物が成る木が植えられたハウスがあり
そこでおじいさんやおばあさんが採取して出荷している
といった感じの設定だったと思います
政府の偉い役人に言われた電車に乗って本当の終点に行くと枯れ木に腐りかけの大きな木の実が成っていて
主人公がつつくと木の実が落ちて中からどろどろになった小さな街や人が崩れでて
切符の色がまだ変わっていなかった人間だけは元の世界に帰れたという内容です
(多少間違ってるかもしれませんがおおよそで)
[その他覚えていること何でも]
・私が読んだ本はハードカバーでした
・挿絵は特徴ある2頭身の絵で話はSFなのに絵は可愛いんだなーと感じた覚えがあります
・あいまいですが題名はカタカナだったような気がします
文章わかりづらかったらすみません…
よろしくお願いします
坂東 真砂子「メトロ・ゴーラウンド」ですな