1 :
なまえ_____かえす日:
しまった、レス指定はずすの忘れて1レスで作っちゃったよ。
ごめん。
>>1-2 ありがとう!別に1レスでも全然問題ないと思うよ
>>3 そのスレすごい速さだね。ゴミレスの多さに驚いた。ここの平和のありがたさ…
ってアニメ化したらいくらあっちに誘導してもなだれ込んでくるんだろうな(鬱)
>1
乙カレ。
>4
最新50のみ表示の時でも>1は常に表示されるから
あんまり長くないほうがいいんだよ。
ここの板はなぜか改行規制がゆるいんだね。
他の板ではこんなに長いと弾かれるのに。
7 :
なまえ_____かえす日:2007/01/25(木) 23:12:12 ID:Ru2fuxx4
乙!
やっと買えたー
二週間後のネタバレ解禁が楽しみだよ
でもすぐに続き読みたくなるな!
次で終わりかと思うとすごいさみしい…
自分が守り人シリーズに出会ったのは小学生の頃だったなあ
確かこのシリーズ、小学校中高学年くらいが対象年齢になってた木がするけど
特に闇の守り人なんか読んだ当時いろいろなことを理解できてたのかな、と思う
いまでも全部を理解できている気はしない
たぶん一生読み返すんだろうな
来年は大学に行くんで一人暮らし始めるけど
かさばっても全部もってくよ
最初に読んだ時から現在まで、バルサとほぼ同い年の毒女。
切実すぎて痛いセリフや描写が多いです…
今回はタク・ホル亭の親父さんの言葉にノックダウンされてしまった。
でも、できるなら10代〜20代前半のうちに出会っておきたかったよ。
全身全霊で物語にのめり込めて、読み返すたびに自分の変化を感じられる時期に。
なのであなたがすごくうらやましい。
闇は20代後半ぐらいになると響いてくると思うので、それまでのお楽しみかな。
>>4 ま、ここは2ちゃんだからね。
とりあえずIG、神山、NHK、電通、チャグムの名前、アジア的要素、原作者が韓国ドラマ好きと、
2ちゃんねらが大好きなネタを抱えているから、間違いなくアニメ本スレは荒れる。
ただ、アニメにくっついてくる妙な連中は原作スレに来るかといわれたら
来るとしたら煽りに来るくらいの嫌韓厨くらいだろうからそこは上手くスルーしていけば良いかと。
TV見て先週から本を買い始めたYO
一気に9冊揃えたけど、まだ2冊しか読んでナーイ
ゆっくり読んでも1冊4時間ぐらいで終わるから、週末で全部いけるかな
自慢だが、「精霊の木」初版からの読者。
著作すべて出るやいなや買っている。
つまり作者と同年代…
良かった仲間がいた。中学生の子供がいるし。
同年代の友達に勧めても児童書と聞くと乗ってこないし。
だからここを覗くのが楽しみ。
次スレではテンプレ著作リストに修正が必要(前スレ948を作成した自分のミスです)
×現在流通している改訂版の発行年 ⇒ ○初版の出た年
ウィキはいずれも前者のみだが、本来書くべきは後者のはず。ここでは両方書いた。
×「月の森に、カミよ眠れ」(2000)偕成社
○「月の森に、カミよ眠れ」(1991ハードカバー、2000改訂版ソフトカバー)偕成社
なおウィキでは「隣のアボリジニ」(2005)となっているが、これも間違いで2000年5月。
この本は改訂されてないよね? これだけ手元になくて確認できないんだ。
>同年代の友達に勧めても児童書と聞くと乗ってこないし
そういう、児童書ってカテゴリだけで判断する人達って、
本でも映画でも、ファンタジーじたい受け付けないんじゃないかな
逆にファンタジーOKな人は、年齢関係なく、
漫画もゲームもSF映画も、OKな人が多いような
あーそれにしても、早く続きが読みたい!
守り人ってほんとに読者の年齢層が幅広いんだね。
「神」来訪編のあとがきで、小3から七十代までとあったけど
今回の一連のレス見て実感した。
>>15 ファンタジーはOKでも「児童書」が駄目なんだろう。
ひらがなが多かったりすると読みにくいし。
>17
そうかもしれないね。
漫画、ラノベOKな人でも児童書に手を出さない人結構います。
ストーリーの良し悪し以前に漢字の振り仮名多いとか
ページあたりの文字数が少ない(活字が大きい)みたいな
子供向けの配慮がうっとおしくて読めないみたいです。
軽装版と両方持ってる人いる?「読みにくい程ひらがなだらけ」は同じなのかな。
児童書の漢字数規制で作者も最初は相当苦しめられたらしいから
(漢字にしたいとこを無理にかなにしたのが見え見え)、
軽装版なら児童書の縛りから解放されて
闇の守り人クライマックスの「透明」ぐらいはまともに漢字に出来たのならいいんだが
体裁のせいでこんなおもしろい話が読めないってもったいないなあ。
児童書読みの自分でも、確かに最初はしんどかった。
本当に子供向けのストーリーなら気にならないんだけど、
守り人は大人向けの内容とひらがなの多さがちぐはぐで、脳が混乱するんだよね。
軽装版はある程度読みやすくなってるけど、やはりひらがな多めではある。
狐笛のように普通の文庫版が出たらと思うな。
>20
十二国記がアニメ化をきっかけに一般向け文庫で
漢字増量して新装版が出たように文庫出して欲しいな。
ラノベでも幅広い年代に受け入れられる作品は
挿絵を外して文庫で出してるからね。
軽装版を買った自分はどうすれば。娶るとか難しめの字も漢字になってたけどな。
これ以上漢字を増やしたらスカスカにならない?
でも挿絵無しの一般向け文庫版欲しい。挿絵好きだけどね。
レスありがとうみんな
「なぜバルサを娶らぬのじゃ?」になっているくらいなら、
山の王はきっとちゃんと「透明」だね!
新装版買うことにケテーイします
文庫版出るのも時間の問題かも。
アニメ化って稼ぎ時だしね。
ただのアニメ化じゃなくて、神山IGだから影響力はでかいと思うよ。
実際、神山監督がやるから、という事で原作読んだ、買ったというのがブログに沢山溢れている。
ただ地上波だったらもっと良かったかもねと言う気はする。
>25
いずれ地上波で再放送するんでないの。
今までそうだったし。
再放送するとしたら0時台か。主人公の同世代を狙うとすれば
ちょうどいい時間帯なんだがなあ。
>>23 昼は時間がなかったので確認できなくてごめんです。
「透明」はちゃんと漢字になってるよ。
>>27 児童書なんだから、思い切り学園アリスの時間帯かと。
十二国記も火曜7時台だったか。
ただ彩雲国もあるしどうなるか。
>>28 わざわざどもです。
で、狩人のライとヒョクってアニメでの命名だよね?
本では、出番台詞ありのモン、ジン、ゼン、ユンと
辛うじて名前だけ出してもらってるタガとスン(精霊のP267)
までで、残る二人は名前もらってなかったと思うんだけど。
狩人が活躍+第一皇子の話となると
夢の守り人を連想してしまう。
一週間後の解禁が待ち遠しいなあ
いろいろ語りたいことがあるよ、カンバル編
>>31 追っ手との戦いや村での生活を詳しく描くみたいだから、
夢での要素は入ってるんじゃない?
とりあえず狩人全員セリフはあるのかな。
34 :
なまえ_____かえす日:2007/01/31(水) 19:08:13 ID:vl9xPflZ
天地逆の乱丁本買ってしまった。 返品しないでおく。
「地と天の守り人」になっていたんだなw
>>35 誰がうまいことを(ry
ところで、獣の奏者に出てくる王獣ってどんな生き物なんだろ?
闘蛇は、角と、小さい脚がある巨大な蛇って説明あるけど、王獣は羽と牙があるって位しか解らん
そんな事より、かつくら07春号の巻頭特集は、上橋センセですぞ。
アニメ放送と合わせたなw
取り寄せるか
あと3月26日
bsにて特番と先行放送。
20時からの3時間スペシャルだよ
最近買ったんだが、読んでいて誤植を見つけてしまった(第3刷)
出版社に連絡すれば換えてくれるかな?
>>38 返品交換してもらうのは「乱丁・落丁」=製本過程のミス
「誤植」=誤字脱字は、同時に印刷された本全部(第○版第△刷)に共通している。
版が変わる時に訂正されることはあるが、換えてもらうというのは普通ありえないが
>>35 麒麟とか、久美沙織「ドラゴンファーム」シリーズに出てくる
竜たちをイメージしてたな。
(↑馬+ネコ科肉食獣+コウモリの翼という感じ…と言ってわかるかな)
アニメが好評だったら「MOE」あたりでも取り上げられるかもね。
>>40 アンカー、
>>36でそ?
ぶっちゃけ、獣の奏者って出来はどうなのかな?買う価値ある?
(なーんかタイトルで退いちゃって)
国のイメージなんだけど、
ヨゴは日本+中国、カンバルはペルー+ネパール+チベット、
サンガルは東南アジア+ポリネシア、タルシェは中東オスマントルコ風味?とか思ってるんだが
ロタだけこう固まらないんだよね。何か無いですかね?アラブな香りもするような…しないような。
正直、初読当時ヨゴは韓国のイメージだったんだよな。
中国ほどの大国ではなく、でも日本とは違うアジア的な国。
まあ、当時は何の予備知識も無くてぼんやりとしたイメージだったし
今となっては色々アヤのつくことになっちゃったけれど。
まあ原作者もヨゴは日本がモデルと言っているから日本で良いんだろうて
ロタは騎馬の国だってことでモンゴルみたいな感じもちょっとするけどそれ以外の文化では東欧みたいな感じも…たしかにイメージか固まらない。
南の大きな大陸はどうなんだろう。
チャグムやバルサはそこに行くことがあるだろうか。
うわ、思いっきり間違えたよ…orz
>>40は
>>36宛です。
ロタはモンゴルよりもうちょっとヨーロッパ寄りの地域のイメージがあった。
空が高く、やや空気が薄く感じる、羊の群れがいる大草原。
ぶっちゃけ、北海道民な自分にとっては目の前にある風景そのものなんだがw
自分の中ではロタはロードオブザリングの世界だw
炎路の旅人は世に出る機会はあるのか。
完結後も外伝をやって欲しい。
他に主役になれそうなキャラは居るかな?
若かりし時のジグロ。
ファンタジーや児童書という枠を外して時代劇小説のようにすれば狩人。
狩人いいね。
シハナがバルサのようなプロになるまでとか
タンダやトロガイが主役で賑やかな・・夢の守り人か
ところで明日、月曜日にネタバレ解禁ですかwktk
>>51 自分は、映画「二つの塔」でローハンを見た時に
カンバルを思い出したよ。
王の館といってもあの程度で。それを取り巻く家々はきっと
高位の家来の住まいだろうに、いかにも梁が見えていそうな
木造急勾配の素朴で頑丈そうな造りで。人々の服装とかも貧しげで、
でも誇り高く武を重んじる感じだった。
それではここに
「天と地の守り人 第二部 カンバル王国編」
ネタバレ話の解禁を宣言いたします!
さあ存分に語ってくれ。
一番気になったのは、バルサのお腹に巻いた縄に付いている金属?
いつも治療してるタンダが細工したのかな?
それとも前に出てきたっけ?伏線?
チャグムも元服してバルサよりも背が高い訳だけど、
からかったりして子供の顔を見せたのが印象的だった。
王子としてのプライドにつき動かされている面があったのは盲点だった。
よかった。
>>57 自分もチャグムの皇太子としてのプライドは意外だったけどよかったな
なんていうんだろう…誘惑を感じていない奴が悪い選択を戸惑いなく捨てるより、
誘惑を感じながらも振り切って正しい選択を選ぶ方に燃えるっていうか
ラストのバルサとチャグムのやりとりにうるっと来てしまった…
やっぱりこの二人は原点って気がする
前回の再会シーンもぐっときたし
でもあっという間に離れてしまったな
序盤にバルサ、チャグム、タンダが揃うとは思わなかった(笑)
チャグム、タンダには再会できるのかな
今回の馬の名前もそうだけど
夢ではバルサよりキノコ持ったタンダがいたり
ふたりの比重がそれほど違わないくらい、チャグムはタンダが好きなんだなとオモタ
>>57 一番最初に橋から落ちた時すでに、縄の金具は出てきてたよ。
ヒュウゴと小舟に乗る時にも活躍したし。命綱のカギだねw
新ヨゴ皇室には平安風味もあるけど、庶民の生活は江戸時代レベルだから
誰が作ったってのは別に考えなかった。
ロタの交易市場には砥ぎ師も開業してたし、金属器は生活の中に普通にあるんだろう
>>60 父に排除されたチャグムをまるごと受け入れてくれた人だからね。
存在大きくないほうがおかしいだろう。
生きていくために必要な強さを教えたのはバルサだと思っていたけど、
ナユグという非日常に触れつつも、普通の日常を大切にして生きていく道を
示してくれたのはタンダだろうね。
いつかチャグムがバルサにのっかると思ったんだけど・・・
どうもなさそうだね、こりゃ。
それにしてもカンバル人騙されすぎだ。
ロタとサンガル人は狡猾っつーか商人向きだねぇ。
ラダール王はちょっとくらい成長してるもんかと思ったけど。
このシリーズ、最初から駄目な人は駄目なまんまなのかな…気になる。
ジンとシュガの対決というか対比がよかった。辛いなぁジンよ…
スチャル(鳥と野菜の鍋物)って、最初は鴨ネギ鍋かと思ったが
「卵を割りおとして」というくだりを読んで、自分の脳内ではトリすきと決定。
すき焼きの牛肉の代わりに鶏を使ったもので、ばあちゃんの得意料理ですた。
普通のすき焼きより甘味3割減かな。卵との相性はもちろん抜群。
>>64 いやいやラダール王は愛妻家で微笑ましいじゃないか。
さだめし甘いパパなんだろうなー。
たしかに一般市民の公務員にでも生まれてりゃよかったスケールの人だがw
悪い人じゃないんだよ。劣等感でウジウジしてても、度肝抜かれたらもう
「どうか、お顔を上げてください」が素直に出る。嫌いじゃないな自分は。
自分もラダール王嫌いじゃないな
まあ結局はちゃんと正しい選択をしてくれたためだろうけど
やっぱり奥さんを大事にしてる、ってのが
確かに本当は彼にとっても周りにとっても一般家庭に生まれた方が幸せだったろうね
けどそれはそれとして彼を一生懸命支えようとしてる王の槍たちがいる以上、
彼も彼なりに頑張ってほしい
そういえばこのスレの人に聞きたいけど、
例の内通者がカームだってことはみんなわかってた?
いやラダール王嫌いなわけじゃ無いですよ。もう一息!みたいな感じというか。
バルサとタンダのスペックが高すぎるから、彼のような人たちも頑張ってもらいたいです。
>>67 これまでに出番があってカンバル人で騙されやすそうな人、というと消去法で彼だと思ってました。
>>63 さすがにこのカテゴリではなかろう…発売禁止になるぞw
ラダール王に共感してしまう自分は言うまでもなくヘタレorz
いや、自分では何もわからないのに誰もアドバイスor手助けしてくれなくて、
それでいて失敗すると言いたい放題言われるってとこが一緒なのよ…
もう涙出るぐらい気持ちがわかる。
確かに皇太子に生まれてしまったのが災難だわな…ガンガレ。
>>67 そうであってほしくない、と思いながら読んでた。わかった時はorz状態。
でも現状でいろいろ考えた結果なんだろうなと思って切なかった。
>>67 自分も最初は
>>69と同じで、カームじゃありませんように、だったが
待ち時間のあいだに第一部の該当シーンや「闇」を再読熟読するうち
やっぱりカームだと確信した。
「顔を見て話せば心がわかると思うような、甘い男です」
「あの皇太子を殺さないでほしい」
「もしおれが〈山の底〉から戻ってこなかったら、
このうつくしいカンバルが好きだったから死んだのだ、と思ってくれ。―」
直感では悪いことだと感じていながら、国を思うゆえにユグロに加担した
その同じ過ちを、カームはやっているんだなと。
子供がまだ小さいんだから、死なずにちゃんと帰れよカーム!
>>61 縄をサラシのように巻いていたんだと思い込んでた・・懐に入れていたのか。
縄金具は、洪水の時役に立ちそうだね。
チャグムは、卵を抱いていなくても水には強そうだ。
海を泳いだ位だし。
天と地の守り人 第三部 マダー?
完結編は2/18発売
といっても前回の例からして、都内でもなきゃ20日と思ったほうがいいんだろな
>>71 いや、第一作では懐だけど、ロタ編では巻いてたよ。臨戦態勢だったからだろう。
しかしヒュウゴと二人の時、全然そんな雰囲気じゃなかったのはわかってるけど
絵的に想像するとけっこうアブないものがあったな。至近距離とかゼロ距離で
>>70 なるほどねー。
そういえばバルサは、カームがユグロに加担していた事を知らないんだろうね。
読者だけが知っている情報で
>>74 アブないってどういう風にw
まあ殺気が無かったのかね。
>>74 そこまで想像できるなんて余裕ありすぎ…
自分は二人の間に触れたら切れそうな空気を感じてガクブルだったよ。
>アブないってどういう風に
胴に巻きつけてる縄をほどくというのは、具体的映像としては
バルサが回転するんじゃなくヒュウゴが左右の手を交互に使って
破った上衣の下で背側腹側と持ちかえながら手を回すしかないだろ?
それに小舟の中ではヒュウゴの上に身体を重ねて
男の体熱も匂いも感じ取っている。
繰り返すが、本人たちがそれどころじゃなかったのは重々承知だから
石はぶつけないでくれ
つまり、タンダは用済みとw
治療師で呪術師の知り合いも出来たし。
彼女もナユグの春を感じているんだろうか。
そういえば
タンダとバルサはすでにそういう仲になってるんだよね
これは作者も認めている。
わかる読者層にはわかるが小中学生にはわからない、実に上手い婉曲表現だった
(天と地よりもずっと前だけどね)
いまだにその箇所がわからない自分に御教示頂きたいorz
>>80 神の守り人でタンダの口の端にバルサがキスするシーンがそれを匂わせている。
>>80 前スレ88が書いてた、二人で旅して当然のように同室宿泊
というのもあるだろうけど、ガキの頃から枕並べてたし精霊でも「同居」はしてたぞ
って反論も可能ではある。
自分が「あー」と思ったのは、
・神来訪編p89ラスト1行
・同上P53のキスと、P96の短い抱擁
いずれも単独では根拠として薄いが、天と地ロタ編の
・P111のタンダの目覚めと、P261-262の呼応
これで自分は確信したよ。全部合わせるとつながるって感じにすぎないけどね。
で、話は戻るが、チャグムの相手はやっぱりミシュナになるのか?
古代日本の例から行くと、異母兄妹はおkだったはず。
血統を守るには丁度よい。
と言うことで、「天と地の守り人」の続編カモーンw
>>80 88じゃないけど、やはり決定的だと思ったのはその場面。
いくら身内同然とはいえ、実際には兄弟でもなんでもない大人同士で
同じ部屋に泊まるというのは、そう思われてもかまわないって意思表示だろう。
実際「身内」的な言い方はしてないし。
バルサが「落ち着く」可能性について考える場面は確かにダメ押しだった。
連投ゴメン。
自分はアスラがチャグムと出会ったら通じ合うものがあるかと思ってた。
他の人にはわからないナユグの世界を共有する同士。
でも母の悲劇を見ているアスラは避けてしまうんだろうな…
蒼路でのセラとのやりとりも好きだ。
チャグムが普通の少年の顔を見せてるのがいい。
思い出した。
3月28日に、新潮社から精霊の文庫がついに出るみたいだね。
出版社にはまだ出てないけど、本の新刊情報を載せるブログに書かれていた。
文庫なら、完全に漢字変換になりそうだし、表紙から全部大人っぽく
挿絵も渋い挿絵で見てみたい。
作者的にもアリだったのか。自分だけの深読みじゃなくて良かった。
ロタ編の「腕に抱きしめられていると」だっけ? 友達には使わない表現だと思う。
しかし、「まだ子供を産める歳なんだから大事にしろ」というような台詞が意味深に思えてきた。
実家にあるからうろ覚え。文庫でコンプするぞー。
そうすると、アレがそうだとすると?、天と地の最後で間一髪間に合わずにタンダ死亡。
悲しみに暮れるバルサ、しかしその身には新しい命が…フラグがたってしまうよコレ。
(妊娠初期にどれだけ暴れてるんだ)
>>88 そんなフラグはないw
まじめな話、実子なんか最後にとってつけたら、今まで構築してきた
「チャグムとバルサ」という、文学史全般でもたぐいまれな奇跡が
台無しになるからね。作品構造としてそこまで破壊的なミスをやるとは
考えられない。
宿屋の親父の台詞はたしかに重要。でもそれはバルサの心理を映し出す鏡だからだ。
真性の男っ気ナシ、んなもん要らんわって女性だったら、コタえもしない
(「ほっといてよ」とか「あー煩い」でスルーだろう)
だけど現時点のバルサは、翌朝もまだその言葉が残っていて、
>>84にあるように
「ひとつのところに落ち着く時期…か」と
心の中でつぶやいているんだ。それも“夢のなごりを身体に感じながら”ね。
なるほどー。「チャグムとバルサ」の話としてどう完結させるんだろ。
チャグムがバルサ達から独立した大人になるまで、というのは解るんだけど、バルサはどうなると思う?
チャグムやタンダと別れて人助けをする、だと神の守り人と被って成長が無い気がしたもので。
バルサにも何か試練がありそう。タンダのピンチは確実だけど。
二人ともピンチでチャグムとタンダのどっちかを選ばなきゃいけない、とかなると辛いなー。
獣の母親は父親より、未来のある子供を生かそうとするだろうが。
精霊では、俺はいいからチャグムを守れと言われたけど、助けに行ってしまったね。
安全な場所に居るからチャグムは大丈夫だと思ったんだろうけど。
>>90 バルサは別に男なんかいらない系の女ではないからね。
ただ、それどころではなかったと言うだけで。
>>91 >バルサはどうなると思う?
作者が最終決定を下すことはないというのが私の考え。
チャグムのほうは帝にせよ摂政にせよ、人間宣言して野に下りるにせよ、
身の振り方を決めないと終わらないけれど
バルサは、心の平穏を得られれば(得られる可能性が見えさえすれば)
そこが着地点になるだろう。
互いに与えあう関係になってなお、タンダの傍に留まることができず
用心棒稼業をやめたら自分は枯死してしまう
現在そう感じているバルサが、戦わなく て も 生きていけるようになること。
それに比べたら、渡り鳥から定住民になるかどうかは問題ではないし
タンダとの未来は読者の想像に委ねてかまわない。
>>83>>85 チャグムが誰を妻にするかというのはたぶん書かれずに終わるだろうけど
お遊びで考えてみるのは悪くないね
ヨーロッパでは王族の結婚は国と国の同盟の意味があったが
新ヨゴは日本式に、近親婚すれすれで血統保持、外国人との婚姻は不可だろ
よって(皇族身分を捨てない限り)アスラもセナもお呼びじゃない。
異母兄妹婚がタブーでないなら、ミシュナというのはいい線だな
あのラドウ大将を舅にしてしまえば殺さずに済むかもしれんし
チャグムと弟皇子の対立という図式も緩和されそう。
何よりミシュナを今までよりも自由に幸福にしてやれるだろう。
しかし帝は3人、妃を娶るんだよね。
誰を妃にしても、妃の心の平穏には遠いだろう。
チャグムは混血をしていない、南のヨゴ人の顔立ちをしていたというから、
南からやって来たヨゴ人皇族や貴族の純血種なんだろう。
そういう国ならカンバルやロタの王族と婚姻するとも考えにくいし、
国内の有力貴族の令嬢3人を娶るんじゃないかな。
ミシュナを持ってこなくても、ラドウ大将に孫娘は他にいそうだ。
あとは勢力バランスを考えた上で、有力貴族2人の血縁者だね。
最近狐笛のかなたを読んで凄く感動して、
作者にファンレター送りたいと思ったんだけど、
どこに送れば届くんだろう? 出版社?
すごーーく気になってるんだが……
「落ち着くべき場所に落ち着くため」に
最後にはバルサは左腕を犠牲にするんじゃないかと。
腕1本失くしてケリをつけたら、落ち着けるんじゃないだろうか?
なんかさー
伏線みたいで、怖いのよ〜あの
「左腕を顔の前にすっともっていく構え」つーのが。
バルサは一対一で相当な腕前でも、戦場で大勢に囲まれたら苦しそう。
カンバル編でチャグムはバルサの怪我に子供の様にうろたえていたけど、
バルサを守ってあげられるといいな。軍勢を率いている訳だし。
>>100 うわ、なんか説得力ありすぎ!
うーん…タンダは死なないと思うけども
何も失わずに主人公は幸せになりましたっちゅうラストは、
いくら児童ジャンルでもこの話でアリとは思えないもんなあ
>>100 そう言われるとそんな気がしてきた。シハナも落とし前つけてやると思ってるだろうし
ぶるぶる
武人バルサが、自分のこれまでの人生にけりつけて
新たな人生歩むとしたら
>>100のは充分ありだな。
カンバル編初読時には
シハナ、キター!! 状態になったよ。
好きなキャラってのじゃないんだが、徹底しててイイ。理想のカタキ役というか天敵というか。
本当は会うなりぶっ殺したかったろうね。
イーハンとロタのためにはカンバル軍が絶対必要で、それを可能にできる
唯一の人材チャグムが、バルサ死んだら使いものにならなくなると
わかっているから、堪えたわけだ。
もう同盟は成立したし援軍出発してチャグムとも別れたからには…ガクブル
いや、私怨晴らすよりイーハンの役に立つほうが先だ!まだ戦はこれからだし。
やるなら戦が終わるまで待ってろ。あんたにはその前にすることがある>シハナ
確かに、何かをなくさない限りバルサが今の生活をやめるのは難しそうだ。
体のどこかが利かなくなるっていうのは一番可能性が高そう。
見たくないけど、そうでもない限りやはり彼女は安楽にはなれないのかな…
>>100 それ、ファイブスター物語のシャーリ−さん?
せめて赤の王と言ってもらいたい
漫画展開来たね。
少年ガンガンで4月号からだそうな。
漫画家は藤原カムイ。
藤原カムイ大好きなんだけど、
少年誌連載でいいのかな…。
藤原カムイ新企画の噂は聞いてたけど
まさか精霊とは思わなかったよ
しかしこれ、原作のコミカライズというより
アニメ版のコミカライズという感じなんだろうか?
今日発売日だから予告に載っているはず。
見られる人はチェックヨロ。
地方だから遅れる。
しかし今月からお金が飛ぶ飛ぶ。
>>105 だが、チャグムが制止を振り切ってバルサの許に駆けつけなかったら
シハナはバルサを見殺しにしていたかも?と思った
チャグムはともかく、バルサを積極的には助けないだろう
>>114 「バルサ!バルサは……?」
「仲間が加勢しているから、大丈夫でしょう」
この冷ややかな声に、助けたくないけど感ありありw
見殺しにはしないよ。チャグムにとってどんなに大事な存在か
くらいはわかってる。やりこめられても無駄に悪態ついたりしないとこが
またいいんだよなー
しかしバルサの「(帝は)誰かが殺すさ」にはドキっとした。
帝はシュガ達家臣が殺そうとするだろうが、
チャグムが合流したら自分がやると言うかも
バルサが怪我は可哀想だなあ・・上にあったがいっそ妊娠すれば
出産までは落ち着かざるを得ないかと。
「人命を守る」為に「戦えない」という矛盾があるから、話的に難しいか。
思えばバルサがチャグムと長い間一緒だったのは特殊な場合のようだな。
回復したアスラとチキサを預けたように。
とりあえず、バルサはヨゴに行く為にカシャルをまかなきゃいけないのか。
またシハナに恨まれる予感。
>>116 あげ足とるわけじゃないが、帝がピンピンしてるうちに「合流」はマズい。
チャグム皇太子は生きている、と知られる時点と
帝暗殺のタイミングのかねあいは難しい課題だと思う
ジン&シュガへバルサから報告が届くのと、噂が宮中に伝わるのとどっちが早いか。
どちらにせよ、カンバル軍がロタに到着し内戦回避が成って南下する頃にはバレてるはず
よってチャグムの帰国までには露払いは終わってて、父殺しは無理とみた。
自分はバルサが帝を手に掛けるのかと思ったよ
それもあって、先に国に入るのかと
チャグムにやらせるくらいなら、とバルサなら考えそうだ
何より流石に皇太子自らが父である帝を手に掛けたら、まずい
難しい情勢なのに、敵に付け入る隙を与える
とは言え、バルサとチャグムの深い繋がりが広く知られているから
そんなことになったらチャグムはいろいろ疑われるだろうし
チャグムの立場としては、バルサの追捕を命じなければいけないだろう
それをきっかけに、バルサは死んだことになって引退…なんて想像をした
>>119 バルサは武人であって狩人のような暗殺専門の忍びではないからね。
九重の宮の奥まで入り込み出てくるのは、やはり内部の者でないと。
カリョウの有能さに期待。情報収集も怠ってないだろうし。
トロガイ@精霊:わしの文で星読みどもが改心してくれりゃ、楽なんだが。
イーハン殿下:私からの親書で帝が改心してくれるなら、喜んで書くのだが。
連投スマソ
>>119 流石に何でもかんでもチャグムとバルサが解決したら、ヨゴの人間立つ瀬無いぞ…。
バルサからトロガイ・シュガに連絡取れるのが先か、帝暗殺が先かって感じかな。
>>122 いや、ヨゴの人間が実行しようとするのを察して、バルサが止めるとか
だってそんなことをしたら必ず処罰されるよ
もう前のように働けなくなる
もちろんそれは覚悟の上だろうが、バルサが知ったら
「必死で国を、民を守ろうとしているチャグムの身近で支える人材は1人でも多い方がいい」
とか言うんじゃないのかなと思った
で、バルサが内部の者の手引きで、帝の許に辿り付いて実行犯になるのかと思った
124 :
タンダ:2007/02/11(日) 02:01:42 ID:MnAF4InU
俺、このゴタゴタが終ったらバルサと結婚するんだ。
>そんなことをしたら必ず処罰されるよ
おいおいw
左大臣殺してモンが処罰されたか?犯人不明、なるべく死因も不明ってのが暗殺だよ?
第一、帝とラドウが死んで犯人カリョウなら誰が処罰するのよ。この非常時に。
126 :
トロガイ:2007/02/11(日) 07:05:30 ID:B+KiXDCr
お前にゃぁ、荷の重い仕事(結婚)だよ。このヘボ弟子!
かならず、生きて、あの家に帰っておいで。
>>125 左大臣を殺すのと帝を殺すのは、さすがに違うだろう。
帝は直属かつ唯一の上司なんだから、それを殺したら、帝に忠実な他の仲間から追われて殺されるんじゃないのか?
同じ立場の仲間だからこそ、誰がやったか調べて突き止められる。
少なくとも狩人内には鉄の掟があるだろう。
唯一直属の上司を殺しておいて、誰がやったんじょうね、自分は仕事を続けますという方がない気がする。
うわ、
×誰がやったんじょうね
○誰がやったんでしょうね
すまん!
>>127 あ、いや狩人は使えないよ帝が相手の場合。
単に、暗殺ってのは原則、主犯実行犯以外にはバレないものだろ、と言いたかった
(ログサムの兄王暗殺だって、カルナ→ジグロ以外知る者はいなかったし)
カリョウが使うならタルシュの手先の南ヨゴ人あたりだろうと思う。
手引きor内部情報詳細は、息のかかった侍女くらい送り込んでなきゃウソだろ。
ただし問題は、すでに暗殺計画を知っているジンが沈黙傍観できるかどうか
近衛兵=盾としては帝を守れなかっただけで死罪に値する最悪の事態だしね
山の王の結婚相手の方が気になる。
水蛇なのか。天と地の守り人だから、天に関係するものか。
そういえば、ニュンガ・ロ・イムはどんな姿に見える精霊なんだろうね。
どっかに書いてあったっけ。
育てたチャグムを助けてくれればいいのにw
でっけぇ貝だったような。
ニュンガ・ロ・イムは自分では動けない(幼生の間だけ動ける)
って記述があったよね
天空の蛇と、水蛇=山の王の婚礼だったら
確かにすごいことになりそうだわな
藤原カムイのサイト行ってきた。
どうやら精霊以外もやりそうな感じだね。
全部のシリーズをやる気はないけど、精霊は二巻構成で行くつもりだと書いてあった。
で、最初は断っていたけれど原作読んで「これは俺がやるべき仕事だ」と思ったんだって。
神山監督とこの辺りは同じだね。2人とも最初は断ったけど原作読んやりたいと思うようになったって。
>>134 情報d
本気でそう思ってくれたのならいいな。力はある描き手だし。
でも忠実な再現にはならないだろうから、ハラハラドキドキ
バルサが年齢相応の女性に見えるよう描かれていたら、満足だ
>>136 はっきり言って描かれてない。
アニメキャラのコミカライズだから。
それに少年誌だから歳相応と言うのは難しいと思うよ。
>>111 ほへえ、藤原かー。
でもカムイ氏は結構原作つきの漫画化ウマイから、安心だと思う。
>>134 っと、見てなかった。
よければアドくれ。
>>136 見た目年齢より性格(表情、台詞、雰囲気)のほうが、自分的には重要だな
そして何より短槍の戦い方が表現できるか?てこと
静止画であの迫力が出せたら、神認定するよ
年相応ではないけど、アニメの絵より藤原カムイの絵の方が気に入った。
(ガンガンの予告に載ってたのはラフ画1枚だけだったけど)
このバルサなら満足だ。
前から気になっていたんだが、タンダが一人前の呪術師になったらナニガイと呼ばれるんだろう。
ノルガイにトロガイ。本名とは関係ないけど。
ナイスガイ
>>145座布団一枚!
まぁ、そんな名前は本人嫌がるだろうけどな。
でもガイってのは女性につくもんじゃね?
カンバル編やっと読んだ。
ヨゴにも軍ヲタがいたw
シュガとジンのやり取りが熱いな。
それぞれの男の矜持がぶつかり合う。こういうのがすごい好きだな。
あとシハナ。なんてかっこいいんだろうね。この人は。
守り人の良い所は、それぞれのキャラがそれぞれの立場から考え行動し、
協力し合わないといけない時は協力するけれど、それがけして馴れ合いにならず
何があってもその立場から動かないというのが良い。
最近、男のためとか女の為に簡単に軍を裏切ったり、陣営移動したりするのをよく見るからさ。
それに関連して自分も気になっていたことを思い出したんだが
精霊ではト・ロ・ガイ<地上の民>、ヨナ・ロ・ガイ<水の民>となってたので
なるほど、ナユグの知的生命体とコミュニケートする際、サグの呪術師は
そのように名乗るのがプロトコルか(つまり師弟襲名制度?)と思いきや
夢ではトムカ→トロガイ、ガシン→ノルガイとなってる。うーむ…
トロガイは土の術が得意だから土の民なんだと思ってた。
精霊の名前を名乗るのでは。
クリスチャン・ネームに聖者の名前を用いるみたいに。
>>150 いや、ヂュチ・ロ・ガイ<土の民>もナユグの住民だし…
(シグマノ峡谷に二度も行っても対話できなかったけど)
ナユグの水の民、は水に住まう長いモノの一族、うねるモノの一族。
サグの地上の民、はサグの地を歩くモノ。地の上に住まうモノ。
何だかんだであと5日か
送料がかかるから今月末に出るコミックスと一緒に注文した方が良いんだけど早く読みたいしなー
新参がかきこ
闇の守人読んだ。感想は……うーん……この作者の上橋氏は、ダークファンタジーを
書くには心根が立派すぎるんではないだろうかと。
キャラにDQNが一人もいない。
悪人でさえ常識の範囲での悪人。
リアルタイムでは人死なないし、過去に殺された人間も権力者とか、屈強な戦士とか、
一応は陰謀に加担した人間とかだから徹底的なまでの後味の悪さと言うのはないし。
たしかにキャラクターの行動の立派さには感銘を受けるし読後感も爽やかだけど。
あと風土や風俗の設定と描写も凄く良いと思うけど、ファンタジーとしては
人間の欲望VS超常のものという、ある意味お定まり的な構図になってるし、うーん。
そういう感じでした。
とりとめないうえにここの住人さんを不快にさせそうな感想でごめんなさい。
>リアルタイムでは人死なないし
夢の守り人以降は人間対人間になっていくし、さっきまで一緒だった護衛の人とかけっこう死ななかったっけ?
比較的皆理性的なのは確かかもね、
好みの問題だろうけど。
人間の汚さを描写してそのまま放り出したような大人の読み物に疲れて
こっちに来た人間としてはあんまりダークになってほしくないなあ…
守り人シリーズが安心して読めるのはとことん「まっとう」だから。
ダークさにからめとられたい時は別の作家のを読むよ。
>>154 > 闇の守人読んだ。感想は……うーん……この作者の上橋氏は、ダークファンタジーを
> 書くには心根が立派すぎるんではないだろうかと。
そもそも守人シリーズは、ダークファンタジーなどではない。
それに以降で指摘されているDQNの存在とか人が死なないとか、それらもダークファンタジーの条件とは思えない。
守人シリーズが
>>154の求める好みのタイプの作品でないということだけは、よく解ったが。
しかし一方的に守人シリーズを自分の定義するダークファンタジーと思い込んで読んで、
その期待が外れたと書かれても、二重の意味で困惑する。
ハイファンタジー=ダークファンタジーではないよね。
ル・グィンと比べるとどうでしょう?
すいませんダークファンタジーという言葉はかなり軽い気持ちで使ったので、
たしかに漫画のベルセルクとか新暗行御史とかとは違う傾向の作品だと思う。
ただ自分、以前にクレヨン王国月のたまごを再読して、そのあまりの黒さエグさに驚き、
「児童文学のファンタジーとはこういう、メルヘンをかきながらさりげなくどす黒いものなのだ」
という固定観念ができてしまったというのはあるかもしれない。
あ、あとひとつ賞賛しておくとアクションシーンの描写はとても良かったと思います。
最近女性作家のスポーツものが話題になってるけど、むしろこの人が
スポーツを書いたら、熱くてかつ臨場感のあるいい話になるのではないかと思いました。
161 :
なまえ_____かえす日:2007/02/14(水) 16:49:03 ID:Ud8lS6Uj
>>157に同意
そもそもUeaatHQ0は「精霊の守り人」を読まずに「闇の守り人」を読んだのか?
出版社がいまだに腰巻に「どれから読んでも面白い!」とウソを書いているのなら
いちがいに責めるわけにもいかないが
タイトルに闇という文字があるだけで勝手にダークファンタジーなるカテゴリに入れ
しかも序章でそれを自己修正できず、比較対象の作品も
>>160に挙げられた3つときては
本好きの自分には想像もつかない読み方。
まあ映画でも何でも、自分に合わない作品に当たることはよくあることだ。
君は悪くないから、次回は別の本を読んで、よそへ行ってください。以上。
「闇」という字で早とちりしたのか。
>>メルヘンだけどさりげなくどす黒い
そういう作品は確かに多いが、児童向けファンタジーがすべてそうなわけではない。
>>160が大海赫とか読んだらどんな反応をするかは興味があるな。
>>159 ゲド戦記はまだ読了してないけど(汗) 力量なら決して負けてないと思う。
ジブリ映像化にならなくてよかった、と胸をなでおろした今回。
>屈強な戦士
確かに、男くささは少ないなw
男が男惚れするようなのは、ジンとかモン、あと意外とラウル辺りに行きそうだ。
>屈強な戦士
そんなのいない。いたとしてドム程度だろ。知性も人間性も(ry
少なくともジグロにはふさわしくない形容詞だ。
ほとんど描写がないが、医師カルナと酒を酌み交わす仲だったというのも泣ける
あと意外にラウル好きだw 人望ではタルサンの勝ちって気もするが
それで気づいた、次男王子の出番多いね。チャグムも元々第二皇子として生まれたし。
>>159 キャリアに差がありすぎるから、当然著作物の量にも差がある訳で
今の時点でル=グウィンと比べてどうと言うのは早計な気がする。
ル=グウィンは、闇の左手、所有せざる人々あたりから読み始めて
ゲド戦記はもちろん、最新作のギフトまで読んだけど、これだけ長く書き続けていて
いつも新しいものを出し、変化し続けられるのはやはり凄いと思う。
上橋さんはもちろん力量は十二分にあるけど、今後どのくらい色々なものを出していけるかだなぁと
獣の奏者を読んで思った。
どっちも好きな作家であることに変わりはないけどね。
しかしこの二人、先住民研究に縁があるという共通点があるね。
「風の十二方位」「辺境の惑星」あたりが好きな自分としては、
上橋さんが本格SFを書けるかどうかが鍵だなw
という冗談はさておき、引き出しはまだまだ持ってる気がする。
仮に守り人シリーズだけで終わったとしても、
間違いなく日本ファンタジー史に残る人だと思う。
やはり文化人類学系の知識はファンタジーを書く上では強味だろうか。
もちろんそれだけでいい作品になるわけじゃないけど、
異文化の視点から世界を捉えるっていう思考形態が身につくのは大きいと思う。
作中の国ごとに違う神話をもっているのに、あの世とかの肝心な言葉が
近い音を持っていたりするところが面白いですね。
それから、世界と異世界は二重写しのように隣接しているというだけではなく
泡のように、思いがけない異世界が接近してはなれていく、というのも
現代の宇宙観っぽくて面白い。
>>165>>166 多作でも寡作でも、自分にとって一生モノの話を書いてくれた作家というだけで十分だ
優劣つけない比較対照はいろいろ興味深いけどね
(ル=グインは父が、上橋氏は本人が、文化人類学者とか。上橋氏の父は画家とか)
ルばあちゃんが生きてるうちに読ませたいな。守り人を英訳して。
きっと気に入ってくれると思うんだが
エミリー・ロッダの息子が攻殻好きだから、ロッダ親子でアニメ観て
そこから原作本も読みたいとか言う流れに…ならんわなw
いよいよ明日発売か・・・
ネットで予約しちゃったから買いに行かなくてもいいや。
土曜には読めるかな。
金曜発売なの!?日曜じゃないのか。
児童書がフラゲできる書店、都内にないかなあ
自分も日曜だと思ってたよ。 今から尼に走りますノシ
>>169 そーなのか。むしろゲドつながりでジブリ側から…は無理?
>>172 原作者の信頼をなくしたジブリに何が出来る?
つか、ジブリと守り人は何の関係もないじゃん。
挿絵を二木さんが描いていたというだけで、
ジブリという会社が関わっていたわけじゃなし。
天山の巫女ソニンって本を読んだら、なんとなく雰囲気が守人シリーズと似てた。
影響受けたんだろうなあとオモタ。
175 :
なまえ_____かえす日:2007/02/16(金) 08:54:05 ID:GxV5YG6N
今後、影響を受けた作品も結構出てくるかもしれないですね。
その意味で、今、アニメになって世間に発表されるのはいいと思います。
亜流が出ても、これが源流だという裏づけになる。
今、注文した。
17日に来るって♪
ゾクゾクするな〜。
(隻腕になったとしても、バルサはきっと格好イイ!)
終わった〜〜〜〜〜〜〜!!!!!うわーなんか終わったよ、どうしよう。
読み終えてとりあえず叫びたかった。
読んでてゾクゾクするシーンがいくつかあったよ。
また2週間後に語り合えるのを楽しみにしてます。やっぱデパートの本屋は強かった。
>>177 なにぃ〜!フライングゲットかよ!
こちとらサイン会にまで行こうというコアなファンだというのに
前回と違って、ネット注文の勝ちってことか。くぅ〜(ジタバタ)
トロガイのお色気シーンが・・・
おっといかん。
ネタバレした奴はヌッコロス!
と言いたいところだが、自分が読み終わるまで来ないようにするよ
今までは2週間にしよ、ってなったら、皆なにげに守ってたけど
それは2ちゃん的には驚異なんだろうから…
えーーーっと、そうしたら、2週間後って、いつ?
16日起点で2週間?
(読みたいよ〜、まず、買わなくちゃ)
二週間後の三月一日解禁でいいんじゃない?解りやすいし。
東北の大きな本屋でも今日買えたよ。
>>182 前半、3月1日賛成。今月いっぱいネタバレ禁ってわかりやすくていい。
後半、今日三軒回って買えなかった埼玉県民の立場は…orz
楽天ブックス、今キタ
さっさと読むか〜
読み終わったぞ。
隻腕の人とか、確かにトロガイのヌードシーンも・・・
あっ書いちゃ(死
シリーズ全体的には児童文学的な流れで、(子供の)成長&親などからの自立(決別)がテーマって感じかな。
某鉄道999みたいに思った。
毎度思うんだけど、目次見ると話の展開分かるよね。
>>186 自分は目次も各章のタイトルも読まないで本文だけ読む。
そのおかげで前作ではP283-284で泣いた。そのあとで章題を見て、だめじゃん
と思った。
>>185 某になってないよw
しかしそっちはバルサとチャグム以上の歳の差だねw
>>187 自分もだ。
基本的に目次とか殆ど見ない。
今読み終わった。
二の妃のセリフに泣けた。
バルサに息子を託して以来、本当に心安らかな時はなかったんだなと。
そして、チャグムがいつかあの家を再訪する場面が浮かんでしょうがない。
読み終えた。ひとまず、よかった。いろんな意味で。
第二部読後はしゃべりたいことがいっぱいあったが、なんか今回は
しばらく静かにしているのがちょうどいいような気分だ…
つうか、ありがちだけど続きが読みたくなるような終わりっぷりだね。
この後、みんなが幸せになったのかどうか気になる。
上橋氏にはこれに懲りずに続きを書いてほしい。
話は変わるが、ネットで彷徨ってみても2次創作系が全く発見出来ないんだが、どこかにある?
十二国記とかでは結構見るんだがね。
創作ネタとしてはそれなりにイケると思うんだが、やっぱり原作の対象年齢の問題で注目されてなかったからかな。
アニメ化後に出てきそうなんでちょっと期待<上橋氏が続編を出さないのであれば尚更
>>191 自分が知っているのでは2件ほど。
あとはイラストサイトかな。
それと、まんまパクっているサイトをかなり昔見かけたな。
今はないけど。
台詞をちょっと変えているけど、キャラ名やなんかは全部同じで
溺れた後助けられたチャグムがいきなりバルサにお礼を言うの。
「私は新ヨゴ王国の第二皇子チャグムです。助けてくれて有難う」ってw
びっくりしたよ。商品として世に出ている物をどうすれば自分が書いたようにネットで公表できるのかって。
とりあえず、アニメが始まったらサーチが出来るかもしれないな。
そしておそらく、狩人の801が出るな。
見た目でジン、ヒヨク、スン、ユンあたりのが。
シュガとチャグム派の人ははすでに存在しているようだし。
ファンフィク読みたがる奴らの気が知れない
まして、そういう話をこの板この作家のスレでやるか?
801がどれほど嫌悪され軽蔑されてるか知らないとは言わせない
氏んでほしいよ。まじで。
自分も勾玉三部作では外伝を考えてたりしたほうだけど、
このシリーズについてはそういう感覚にならない。
バルサたちの今後や過去についていろいろ想像してはいるけど、
簡単に書こうとすることはできないな。
変な話、自分の知り合いをモデルに書くような感じがしてしまう。
それだけキャラクターが、各々の事情を持ってリアルに「生きている」
と感じられる存在だからなんだろうね。
>>193 まぁまぁ・・・
妄想してるって事なら、このスレにある「誰と誰が結婚するか」ってのと同じレベルでしょ。
そのテを全て否定しちゃったら、単なる読書要約文しか残らないんじゃ?
もっとも自分としても、801とかの色事は殆んど興味が無いんだが。
原作者の表現方法に沿って妄想したのなら読んでみたい(日常生活とかのシリアス方向ね)
アニメネタで一つ。
もし、精霊の次をやるとしたら他国が舞台になるわけだけど、「言葉(言語)」はどうする
んだろうね。
シリーズを通してみると結構な数の言語が出てるんで表現が大変だな、と。
本なら、「何々語で語った」とか出せるけどさ。
まさかずっと字幕を出す訳にもいかないし。
いろんなキャラが主役の短編集が読みたいな。
アニメって何処に行っても同じ言葉を喋って当たり前だよね。
・・訛りがあるって会話はカットかな?
ティ・ティ・ラン<オコジョ駆る狩人>みたいな単語はどうすんだろ。
単語としては長いし。でも全部言わないとわからないし。
>>195 アクセントを変えるらしいよ。
偕成社の掲示板に書かれていた。
ごめん。連投になるけど、アニメのOPはラルク
>>193 全ての二次創作=801
じゃないぞ。一応言っておくが。
俺は別作品(マンガ)の二次創作を書いてる身だけど
守り人の二次創作はあまり書きたいとは思わない。
守り人は結構かっちり出来ていて話の遊び部分が少ない気がする。
小説だとそうだがアニメの二次となるとどうなるかわからんね。
まあいやな人は寄るな触るなでいいんじゃね。
>>200 まあ
>>193もそれは区別した上で、「まして、そういう話=801話」は嫌だ
と言ってるんだろ。
自分は書きたい気持ちはわかる、というか脳内では「その後どうなったか」とか
「どういう育ち方をしたのか」なんかは考えるよ。たまたま自分はアウトプットして
他人に読ませようとまで思わないが、その市場(需要&供給)の存在は認識してる。
最悪なのは、性的要素のない物語のキャラを使ったエロ話(同性でも異性でも)を
嫌がる人たちのとこに持ち込む連中。よそで固まっててくれさえすればいいんだが。
>>199 マジ? 悪いとは言わないが、なーんか違うような…
もっと骨太な感じの曲であってほしかったな。誰がいいかは思いつけないが。
>>202 でも、
B'z ミスチル GLAY 平井堅 エグザイル ジャニーズ(もっての他)
ELT ・・あとパっと思いつくもんないな。
たとえばこの中(思いつくかぎりの有名なアーティスト)で、イメージ合いそうな人っていないよね。
全然知識不足だが。
「あなたが選ぶ守り人イメージソング」やる?w
自分が思ったのはポルノグラフィティとBUMP OF CHICKINだが、やはり違うか…
流れは確かにアニメからだけど
原作からイメージするものもあるだろうに。
そこまで排他的にならんでも良いんじゃないの?
タイアップはちょっとうんざりしてるので、
潔くインストのみで良いと思う。
あんまり深く考えずにゲド戦記のサントラかけながら
読んでました。
先月から一気に全シリーズ読んだけど、BGMはトランス聴いてた。
話のスピード感と曲調が合ってたとおも。
何気にシリアス調な曲も多い。
ほとんどインストの曲なんで、思考を妨げられにくいし。
>>210 クマー(古…)
>>208 まあ棲み分けというものがあるし
自分なんざラルクが何か知らない邦楽完全無関心の活字人間なので
似非英語カナ混じりの国籍不明固有名詞ポコポコ並べられても (゚Д゚)ハア?
よって
>>207に同意。
アニメの方だが、病院のTVにBS入ってないので見られないこと
が決定的に。orz
大人しく原作を読め、という天の声か。
>>213 入院しているの?
そういうときにはテレビや本位しか楽しみがないからつまんないね。
あ、ネットも出来るのか。
どうせ、つべに(ry
>>213 代理で録り溜め頼める人がいるといいのにね。でもいずれは出るだろうし
その前に地上波にもおりてくるでしょ。
何の病気か知らないけど、お大事に。
216 :
なまえ_____かえす日:2007/02/24(土) 14:06:29 ID:PKJF5grZ
ラルクって…キモオタねらいかw
TV攻殻でもそうだったが
自分はどうせ全部留守録して、見るときは最初と最後の歌なんかスキップするから
本当にどうでもいい。興味ない
>>217 興味ないんならいちいちそんな事書き込まなくていいよ
何でわざわざそんなギスギスしたレス書き込むのか分からん。
どうも過剰反応が多いな。
アニメスレに行けという意見もあるけど、あれはまた別物。
あくまで原作のイメージで合う曲があったら聞いてみたい、って思う人は当然いるだろう。
興味ない人がいるのはわかるけど、物語オタで音楽も好きって人もたくさんいる。
他の楽しみ方を頭から否定するような物言いはいかがなものかと。
>王様のブランチで2/24に放送予定だった『獣の奏者』のことですが,
>3月3日に変更になったそうです。「
よかったー!録画忘れてたから、助かった。
ラルクイラネ…
決まったものはしょうがない。
音を消して、映像だけ見れば良いんじゃないの?
映像は綺麗な物が来るのは間違いないし。
解禁まであと2日
天と地の話したいなあ
次からはもっと早く解禁じゃ駄目か?
発売日当日とは言わないが、次の日曜日くらいに解禁でいいと思う
そうでないと書きたいことを先によそで書いて発散して、書くことがなくなってしまうんだよね
>>224 次って、「炎路の旅人」か?
それとも新潮社文庫「精霊の守り人」(580円)か?
「炎路」は書き上がっているはずだから、早いかもしれないね。
書き上がっているの?炎路。
ヒュウゴは守り人シリーズの中で、いっちゃん色っぽい男だと自分的に思う。
20代前半にでも激しい恋愛とかしていてくれたら萌えるな。
>>225 文庫出るの!?新装版買っちまったよ…また買おうっかな。
228 :
225:2007/02/27(火) 23:24:24 ID:d4M1c8Jf
うはー新装版出たばっかだってのにorz
新装版売って文庫買うか…
>>228乙でっす。
新装版の存在意義って一体…。
>>224 賛成。
>>230 挿絵などで、ハードカバーの雰囲気をいくらか残していること…じゃない?
児童書が重過ぎ高過ぎ、でもぺらぺら文庫よりは、って中間層も長い目で見れば
結構いるかもよ
>>228 情報d!
新装版は闇だけ買ったんだ。よかった。
でも、闇は文庫も買っちゃうなぁ、自分は。
>>233 それはアニメスレに張るものだよ。
アニメスレそのものへのリンクは関連スレだから張っても良いけど。
>>229 新装版持ってるけど、当然文庫も買いますぜ。
持ち歩くにはやはり文庫のほうがいいけど、家でじっくり読むには新装版。
ハードカバーはさすがに場所を取りすぎる。
ところでネタバレ解禁でいいんですかね。次回があればもうちょっと早める事に賛成。
>>189 >チャグムがいつかあの家を再訪する場面が浮かんでしょうがない。
感想としてはこれに尽きるなあ。妹弟を連れ出したり布をかぶらなかったり、ちょっとずつ王室のしきたりを変えているようだし。
バルサは腕の良い外科医になりましたって事でおk?血管を噛んじゃうなんてスゴス。
ごめん、時間経ちすぎで頭がネタモード。今日はもう寝ます。
個人的にツボったところ
極悪人になりそこねたシュガ
武勲どころかずっと付き人のカーム(王の槍に戻りたくない?w)
精進せずに鳥も喰ってるトロガイ(誰が獲ってたの?)
そしてタケノコの季節が待ち遠しい
うん。時間経ちすぎると、一番素直に感動したことは書きにくいね、確かに。
ネタバレ嫌ならNGワードにすりゃ良いだけじゃないの?
自分が見たくないからと、人にまで強要するのはいかんと思うよ。
来なきゃ良いだけだし。
書きたい人には書かせりゃいい。
チャグムと父帝の対峙には泣けたな。
天と地は男達の物語だと思った。
あとチャグムの傷をみて漫画カルラ舞うの剣持さんを思い浮かべたw
「天と地の守り人」読了〜。つらつらと感想など。
なんだか全体的にアニメ風というか、ラノベっぽくなっててびっくり。
児童文学好きで、初期の守り人が好みだったので、個人的には残念の一言。
漫画版ナウシカもどきの仮想戦記な展開がなんとも…。
唐突に守り人の世界からポキープシに迷いこんだみたいというか。
「皇国兵」だの「サンガル攻略兵団」だの「補給線」だの、
こんな言葉をまさか守り人の中で目にするなんて思わなかった……orz。
ともあれ、十年に及ぶ物語もこれで完結。
上橋さん、おつかれさまでした。
戦争って事でいつに無く人が死んでるけど、主要メンバーは一番綺麗に収まった感じ。
精進して殉職というお約束を破る師匠。この作品らしくて好きだ。
ネタな流れに乗ってこっそり。
バルサがタンダを「つれあい」と言っているのに驚いた。今まで人に言われても幼なじみと訂正してたからさ。
仲間という意味かと思いきや、後でトーヤがサナをつれあいと呼び、夫に呼ばれて・・と続く。
実際は不明だが、夫だと思われてもまあいいか、という心境なんだろうか。
最近読み返して思ったが、初期はタンダの家はたまに訪れる場所な印象。
最後は風来のバルサに帰る家が出来たという感じかな?
若い頃の今より血気盛んなバルサも見てみたい。
確かに戦争の描写が思ったより多くて驚いたな。挿絵スゴス。
タンダがひどくショックを受けた根拠としても必要だったのかな。
戦場ではなく、あくまでも弱い者を助ける事に力を使うバルサに感心した。
そういう力の使い方もあるんだなと。
そして若いバルサ、自分も見たい。
以下、ネタばれ==================
とかじゃ、ダメ? サンガル王国並みに<三日の法>でいいんじゃないか?
男たちの物語か〜
素直に親離れ子離れの物語だと思ったよ。
バルサはチャグムを背負うことで、義父のジグロの心を知り、
チャグムを護る役目を終えることで
安心してタンダの「つれあい」になれたんだしね。
チャグムは父帝と対峙して自立し、帝になるわけだし
ラウル王子も皇帝が死んではじめて「見えないモノ」を見せられたし
……結局、親を越えることって厳しいんだな〜とね。
頭では判っても、実際に同じ立場になって思い知るんだ、ってさ。
>>241 の「つれあい」つながりで、もうひとつ。
「つれあい」という言葉には、おぉお!って思った。(意味を知っていたから)
けれど児童書としてはちょっと説明不足。
どうするかなーと思っていたら、トーヤとサヤを登場させてさらりと解説。
なるほど〜これが児童書の配慮ってものかとおもった。
1部と2部で、徒手空拳のバルサが左腕を犠牲にするかのような描写を2回出しておいて、
結局はタンダの腕を切り落とす辺り――これも児童書らしい配慮かなーと。
「しばらくは家を離れずにすむだけの金を稼ぐ」のは、なんでだろうね〜
買い込んだ衣類って、誰のもの? 妄想が膨らんだよ♪
トーヤとサヤか。
アニメから原作入る人は、まさかあの2人が結婚するとは思わないだろうなあ
カンバル騎馬兵団 総数15.000
15.000!?
ちょ、先生、多過ぎw
克己を誇るローマ軍団も、恐怖のあまりおもらししながら退却し
我を忘れて地中海にはまりこみ、その上溺れて壊滅するぐらい強力です
せめて2.000ぐらいにまかりませんでしょうか?
あの、カンバルが貧しい原因がなんとなく解りました
いっぱいのお馬さんのせいです
>>246 思い切りワロタ
日本の児童文学の枠の中で、よくぞあんだけ戦争を描いた
悲惨さだけでなく戦記としても、ほんと頑張ったとは思うけど、やはり限界が。
>ローマ軍団も、恐怖のあまり(略)壊滅するぐらい強力です
うなずき笑いしながら塩野七生引っ張り出して確認した。
ローマが史上最大の敗北を喫したカンネの会戦を例にとると
歩兵ならローマ軍八万、ハンニバル軍五万
しかし騎兵はローマ七千二百に対し、ハンニバルは一万(精鋭ヌミディア騎兵含む)
これが勝負を分けたんだから、
>>246は実に正しい。そして面白すぎるw
>>246 クソワロタww
チベットモチーフにした山岳地帯でそれはないなw
ゼロ一個少なかったら納得なんだけど、
それでも闇〜の描写からすると馬どころか戦闘要員も多すぎる気がする。
第一馬育てられる環境かな、という疑問が。
まあ作品全体の出来からしたら些細なことかもしれないんだけど。
先生オスプレイメントの軍事シリーズでも読んどけばよかったのに。
>>244 トーヤとサヤの登場にはそういう意味もあったのか。ナルホド
自分は、主人公視点をいったん離れて「帰還」を映すのにまず
都の外縁の庶民目線から始まるというのは、正統的ないいアングルだと思い
もひとつはカーテンコールとまで行かなくても、人気キャラ好きなキャラたちは
必然性がさほどなくても最終巻で顔出しさせたものと思ってた
しかしバルサ、シュガはともかくジンには知らせとけよー。金貨三枚の依頼人だろが。
個人的には、帝が潔くて安心した
あくまでチャグムを敵視して謀殺を図ったらどうしようと思っていたから
もし、もっと早い時点でチャグムの生存と画策を知ったら、どうなっていたか分からないけど
こればかりは、情報収集能力のなさに感謝だ
もしチャグムが本当に親殺しをしたら、必ず代替わりで揉めただろう
帝の死に方としては、あれが1番良かった
焦土作戦を取られた国民も納得するし、狡猾な外敵が支配に乗り出す中で
国としてのまとまりを保つためにはチャグムの即位が必要だった
1番の抵抗勢力になっただろう、弟宮の外戚も自爆したし
(いずれもチャグムにとっては惨いことではあったけど)
にしても、何が怖いってやっぱり人間が1番怖いよ
あんなにひどい天災でさえ、戦争に利用してしまう人間の策略が
そのクライマックスシーンではチャグムは寝たきり状態だったが…まあ無理ない
それと、
>>243さんのサンガル王国並みの<三日の法>に1票!
ネタバレまでの期間が長すぎて、書きたいことを忘れてしまう
読了直後の興奮みたいなものも、表せないし
連投スマソだがとにかく溜まってたんでガンガンいっちゃう
>>248 >ゼロ一個少なかったら納得なんだけど
自分が同じことを思ったのは、緒戦の後始末。
何万という数の死体を村人たちが埋めたというが、2つの村の男手なんて
どう考えても最大何百の単位。積み上げて昼夜焼き続け、そこへ死体を
運んでは炎に放り込むだけでも、3〜5日で労働人数の100倍処理は無理だろうに
土葬となるとその何倍もの労力が要る。しかも田畑は避けて農耕に適さない地面を
選ぶだろうから、土質的にも掘りにくく距離的にも村から遠いはず。
せめて「何千という数の」死体にしてもらいたかった。
万単位では現実味も薄れる。オーク軍vs.幽霊軍団じゃないんだから…
そこはもう編集がなんとかして欲しかったね。
>>239ほどキツイことを言いたくはないんだ
物語としてのきれいさよりも、苦手で嫌いで無理してでも、作者は
「戦争」をちゃんと描いて子供たちに読ませることを選んだのだと思うから。
ここまで来て、戦争の酷さをさらっと流したら、やっぱりそれは嘘で逃げることになる。
帝国主義の巨大な過りとか、天皇制と戦争責任とか、国民主権の本当の意味とか。
「子供向け」を免罪符にそれらをよけて通ることなく、しかし主張をナマで投げつけて
物語世界をぶちこわす(ゲド4巻のように)ことはしないように配慮しつつ
「戦争とは」を伝えようとしたんじゃないかな。自分にできる精一杯のところまで。
だから戦争の描写はアンバランスに多いし、勉強して考えて苦しんで書いたのが見える。
枝が伸びるように自然に成長し花開いていく、活きたキャラたちの物語に比べ
ぎこちなく、手直しの跡やソースまで見えそうな、痛々しいほどの落差がある。
でも、だからこそ、それでも「戦争」を描き入れた作者に、その祈りに
頭が下がる思いがしたよ。ほんとに心優しくまじめな人なんだな…
255 :
213:2007/03/01(木) 13:09:27 ID:FTOitnf2
このスレの住人は優しいなぁ。ありがとね。
十二国記みたいに地上波に下りてくるのを期待しつつ。
文庫版はシリーズ最後まで出すんだろうか?まだ手を付けてな
いだけに心配。
カンバル・ロタ連合軍は格好良かったろうなぁ。
しかし軍隊全部街道通過するまでどれだけかかってるのやら…。
>>255 病状安定してるのならよかった。退院はまだ?とか個人的なことは書けないが
>文庫版はシリーズ最後まで出すんだろうか?
それに対する答にもなる、作者の「文庫化に関するコメント」がちょうど今日出たよ。
いつもの例のファンサイト…でわからなければ、「夢見る魂の」でぐぐって
最初に来るのがそれだから。トップで更新情報すぐみつかるはず。
毎度のことだが、この人ファン大事にしすぎw
軍勢を見た後のトーヤたちの会話。
「あの坊やは本当に皇太子殿下だったんだな…俺たち、とんでもない人を助けてたんだ。
人に疎まれながら生きてきたけど、一つは誇れることをしてたんだよな。
いや、端には言えねぇけど」
「…今度男の子が生まれたら、チャグムって名前にしてもいい?」
妄想スマソ。
>>258 妄想は自由だし、決してバカにするつもりじゃないんだが…
6年前に1日(それも24時間じゃなくトータルしてせいぜい数時間)見ただけの
小学生のガキを、高校生になった顔でぱっと見分けられると思う?
今回そんな考えはふたりの頭を全然かすめもしなかったので、ほっとした。
加えてバルサはその後も、ふたりにチャグムの正体なんかしゃべってない、てのも
判る。余計なことは言わないあの性格どおりだ。
>>258みたいな会話は、虚構の世界では当たり前のようによくあるんだが
この作品にはそういう「考えてみたらおかしいだろ、それ」がない
(まあ数字は別だがw 銅貨や銀貨の貨幣価値なんか、めちゃ行き当たりばったりw)
まあまあ。英雄伝としてチャグムとバルサの話は伝わっているから、
ひょっとしたらあれが皇子だったのかも!と、記憶しているとか。
英雄として持ち上げたというより、彼らもタンダやトロガイ氏のように、チャグムを懐かしく思っているかもよ?
まあどっちにせよ作品の中に書かれていない事だから、自分の好きな物語を選べばいいと思うけど。
>>259 気を悪くしたのならすまない。
バルサ自身が言わなくても、皇子を助けたっていう話は
自然に周りから伝わってるかと思ってたんで。
スファルが普通に知ってたぐらいだし。
(↑最初にバルサたちと会った時には隠密の身分は明かしてない。
つまりロタの一般人が知ってておかしくないぐらい有名だってことだと)
そう言えば、トーヤ夫婦はシュガとトロガイが繋ぎをつける場を提供していたよね
そのシーンから、当然チャグムの正体を知っていると思った
ただ
>>258は、どうだろう
帝の真名を一般庶民が息子につけるというのは畏れ多過ぎることだから
>>260 そうだね。
>>258ごめん。
…で別の話
>>250も書いているが、帝が結局、暗殺でも意思的な自殺でもなく自然災害で死んだことを
自分も肩すかしだとかご都合主義とは思わなかった。彼らしい、それしかない
選択の結果だったのだから。
西欧悲劇(ギリシャ、シェイクスピア、今日まで)の父殺しをいたずらに真似る
ことはない。シュガはマキャベリズムに徹することができず、チャグムは決意して
いても父を殺せず、だがその自滅を阻止もできなかった。
「あれはまことに、運の強い子だ……と、おっしゃられたのみでした」
和解もなく、涙もなく、悔い改めることもなく。白い帝は消えた。遺骸も残さずに。
なんという見事な終りだろう。
チャグムもちょっと帝の気持ちに歩み寄った感じがした。
シュガ達の協力によって、民が過剰に帝を敬わない、
よって帝の御名を付けても差し支えない社会になっていく・・のかな。
>>244でバルサが、「しばらくは家を離れずにすむだけの金を稼ぐ」のは、なんでだろうね〜
そういえば何でだろ。あせって仕事をしなくなった、余裕が出来た感じがしたな。
秋や冬の仕度か、大量に食料やら衣類を買い込んでいたのも、あの家がすっかり生活の場になった事のように思える。
>>264 いつ子供を作っても良いという体勢に入るんじゃないの?
勿論用心棒をしなくても暮らしていけるようにというのは分かりきっていることで
あえてそういう文にしたのは、そういうことなんではないのかな?
怪我・・はとっくに治っているだろうし、
狩山にこもる準備・・にしては早いな。真夏みたいだものな。
そういう解釈もアリって感じだな。
真夏どころかタケノコの季節
真夏のイメージは、タンダの名を出されたときのバルサの笑顔
ほんっとに、上手いな。
ヤングガンガンにて、外伝らしきものが連麻生氏により載開始だそうな。
グラビアアイドル、おっぱいぷるんぷるんなお姉ちゃん達の写真が一杯載っている漫画誌で
児童書が原作の守り人の漫画が連載と。
麻生氏を起用したのはこういう展開ありきだからかと穿った見方をしてしまうな。
まあガンガンは他の漫画の為に読んでいるからおそらく読む事になるんだろうけど
上橋さんはどういう考えでこのメディアミックスの乱発状態を受け止めているんだろう。
しかし、電通の仕業なのかなんなのかはわからんけど、根本的な物を履き違えてないか?
これは児童書なんだという事を。
あらら。
途中で麻生氏を入れ忘れていたから書き込んだら変になった。
×連麻生氏により載
○麻生氏により連載開始
>>270 アニメスレとヤンガンスレにもすでに書き込みがある。
守り人関係ないヤンガンスレに突然書かれている所を見ると間違いないかと。
>>271 レスにとりあえずthx
しかし激しく動揺している。もし本当なら、今度という今度は
いくら上橋さんでも同じことは言えないだろう
“たとえアニメ作品の二次化であっても、きちんと私の許可をとり
原作のイメージを傷つけることのない誠実な作りをするよう
心がけてくださっています。”
うかうか人を信じるにも程がある。悲しすぎるよ……。
頼む、何かの間違いであってくれ。
麻生とやらがどんなもんを描くにせよ、あんな表紙(
>>270)を見ることになる
小学生の女の子たちのことを考えてくれ。
273 :
255:2007/03/02(金) 19:17:03 ID:Jfk4/VAf
>>257 状態はいいんだが、外出もままならない上に売店ない病院だか
ら、本を買えねぇ。orz
情報thx。携帯で見られるか不安だが、ちょっくら行ってくる
よ。
>>273 要点:新装版は最終巻まで出るけど、文庫では3年待っても完結しない、てこと。
>>274 ありがとう。
ググる兄さんのお陰で見られたよ。しかし、三年で終わらない
なら文庫版で買う意味あるのかなぁ。
>>268 感謝
そもそもアニメのキャラクターデザインが、麻生我等氏
知らなかったからノーマークだったけど、
いわゆるアダルト系の漫画家さんのようだね〜
どうりでバルサがセクシー路線なわけだ……
大丈夫かな〜ヤングガンガンでの「外伝連載」←アニメの二次らしい
つづき
「守り人シリーズ」が世代問わず受け入れられる内容だというのは、
理解している。確かに理解しているが……
児童書をグラビアページのある雑誌で(たとえアニメの二次だとしても)
コミックにして連載する必要があるのかどうか?
原作とアニメとコミックは別物だとは言え、どうなんだ?
>どうなんだ?
絶 対 に 許 せ な い
129 :ななし製作委員会 :2007/03/02(金) 14:09:25 ID:bqeH4G7j
このアニメも十二国記みたいに
原作から来たヘヴィーヲタと俺みたいな一見のハァハァヲタ・腐女子との間で
もの凄い温度差が出るんだろうな
作者が許しているのなら自分にとっては問題なしかな。
だってそういう雑誌だと分かっていて許すわけだから。
ちゃんと意図もあるんだろうからそれを理解したい。
自分はあくまでも上橋さんについていくのみ。
別に原作好きだからってメディア展開したものまで、好きになる必要ないじゃない…
『神の守り人』以後、ラノベ色がどんどん強くなって来たと感じていたから
今回の立て続けのタイアップも別に意外じゃないな。
サトクリフの『ローマン・ブリテン三部作』でもなく、
『背教者ユリアヌス』のような叙事詩的物語でもなく、
指輪に連なる幻想文学の系譜でもない。
これはむしろ「デルフィニア戦記」とかのファンタジーノベルスに近い。
大雑把な分類だけど。
もう、児童書じゃないと思う。
>だってそういう雑誌だと分かっていて許すわけだから。
そおかぁ?
IGと藤原カムイまでは「分かって」たろうけど
中学生女子をヲナ用に提供してる雑誌だなんて知らされてなかったろうよ
商業化するってことの意味がわかってなくて、お任せしちゃった結果じゃないの
王様のブランチで特集してるお
超大絶賛だったなw
見逃した。orz
とりあえずカンガルーのしっぽは美味しいそうだw
288 :
なまえ_____かえす日:2007/03/03(土) 11:16:05 ID:LgUOWN0o
ブランチで浮かれてたらヤングガンガンで連載って・・・
>>283の意見と全く同じ。もし守り人ファンサイトの人が知ったら、また上橋さんからの回答が
あるかもしれんが。
さすがに今回ばっかりはどういう経緯かわからんな…
いくら作者のホームグラウンドだとしても、本来の読者であるはずの子供が
手に取れないような雑誌で連載するのはどうかと。
楽しみにしてる児童ファンがかわいそうだ。
>>282 指輪も叙事詩的物語じゃないかな。
それはともかく原作者がなんと言おうが、メディアミックスは別物だと思うから
それらについてはどうでもいいな。
グラビアがある雑誌に外伝が載ってもそれをタゲ層に大々的に宣伝しなきゃ
大人のオタ向けだと解釈するし。
アニメ版やあまつさえアニメ外伝の漫画化なんて大成功した例はないし、
アニメ放映期間中に連載終了するだろうからスクエニの販促必死だなと思えば。
よーし、せっかくだから、その後の守人世界史を妄想してみるぜ!
タルシュ帝国再侵攻開始
同盟会議が開催。敵の外征意図を挫くにはタルシュ根拠地において
ラウルの大艦隊と軍主力を決定的に撃破するしかないが、新ヨゴ帝(会議中に突如昏睡、
あらぬものを見たりする)が民を苦しめると逆攻勢案に強硬に反対。計画は頓挫する。
このためにタルシュ軍が主導権を持ったまま戦いは長期化の様相を呈す。
サンガル包囲戦
サンガル側は和平を提案するもタルシュ側は拒否。
ラウル帝は「過日、異国の地で散った余の兵たちにも聞かせるがよい」と一蹴する。
使者に立ったサンガル王女達は処刑され、その首は舌を抜かれて城壁越しに投げ入れられた。
タルシュ、サンガル半島植民都市群建設開始。
冬営〜カルシュ沖海戦〜サンガル陥落
必死の同盟軍冬季攻勢をタルシュ軍はからくも跳ね返す。
新ヨゴ海軍サンガル救援艦隊カルシュ沖で全滅。制海権はタルシュへ。
同盟側はこの敗北以降、会戦を避けてタルシュの半島封じ込めをはかる。
同盟内部では新ヨゴの帝(きのこ汁好き)の消極策への不満が高まる。新ヨゴ側はこれを黙殺。
孤立したサンガル王国降伏。王族たちはことごとく奴隷として売却される。
サンガル半島はタルシュ帝国の支配下に。
通称「ラウル大帝の防壁」建設開始。サンガル半島の安全地帯化がすすむ。
後顧の憂いを断ったラウル帝は今や新ヨゴ本土攻略を決意する。
新ヨゴ分割時代〜タラノの戦い
タルシュ帝国軍皇国南部に上陸、植民都市群建設開始。
タラノの戦いで同盟敗北、新ヨゴ軍敗走。南部沿岸部放棄。
消極的な新ヨゴにかわり、ロタカンバル軍が戦闘の矢面に立つことが増える。
長期に及ぶ国外での駐屯で現地人と軍団兵の結婚が進み混血カンバル人増加。
遠征軍は兵力不足の窮余の策としてヨゴ混血カンバル人ロタ人を含む軍団編成で兵力増強開始。
結果、皮肉にも戦闘や戦闘以外での「カンバル人」「ロタ人」の死者数は増加の一途をたどる。
新ヨゴの帝(年上好き)はこれはヨゴ臣民への侵害であると激しく抗議。
タルシュ分遣軍ロタ侵入〜トルアンの戦い
ヒョウゴ率いるタルシュ分遣軍が山脈を越えロタ穀倉地帯に侵入、中央平野を略奪する。
三年に及ぶ横断行の後、サマール峠を突破して新ヨゴ領内を南下し「大帝の防壁」に帰還。
トルアンの戦いではロタ王が戦死。ロタ南部諸都市に動揺が広がる。
約束された新ヨゴの救援は最後まで無かった。
次のルイシャ贈りでは青光石が記録的な大豊作となる。
同盟崩壊
膨大な量の青光石を見たカンバル王は異様な衝撃を受ける。
タルシュとの終戦交渉を新ヨゴに打診。だが新ヨゴ側は、またもこれを黙殺。
カンバル内で同盟破棄が決定的になる。カンバルは増援要請を拒絶。
ロタは同盟離脱、単独講和。カンバル、新ヨゴと交戦状態に。
新都攻囲戦〜落城
タルシュ、ロタ、カンバル合同軍がヨゴ皇国新都包囲。
新都はわずか三日で落城。新ヨゴ帝は戦いのさなかに行方不明となる。
攻囲戦に参加したとある兵士は、老齢の女槍使いを見たという。
これをもって新ヨゴ皇国は消滅した。
あらら、なんでかこんな感じになりました。
つ チラ裏
二次創作はよそでやってくれ
あんなに解禁を待ちかねたのに、肝心の「感動の完結」話は
たった1日で終わってしまったのか…
直後に続いたのがアレとこれじゃorz
無言でバルサに抱きつくアスラがかわいい。
マーサに預けたとはいえ、二人はバルサを未だ母親のように思っているんだなと微笑ましく。
あの二人の出番が以外に多くてびっくり。
そういえば神の守り人の後、長く一緒に居たんだよね。
チャグムはいきなり押し付けられたわけだが(その後の交流と絆は別問題ね)
アスラのことは、バルサがどうしても知らん顔できずに
飛び出していって抱き取ったようなもんだからね
神の2冊は、初読時にはあまりいいと思わなかったのに
再読したら、何でこれに気づかなかったんだろう、と思うくらい
心に来る言葉や場面が多かった。
で、ずっとシリーズ中のマイベストは闇で、二位が精霊だったんだけど
今回天と地の一部二部が、読み終えた時の興奮度は一番高かった。
最終巻は…なんていうか…もう作品として読めなくて
あのキャラもこのキャラも架空どころか他人じゃないみたいで、
感想といえば「…よかった」グスン
しか出てこないんだよー
でもここの感想?は、全部すごく面白く読ませてもらった。15,000の考察とかw
自分はカンバルに戦争協力させる展開には違和感あるかな
『闇の守り人』に感動したところ置いてけぼり、という
ちょ、青光石ザクザクになるんじゃ…
しかも山の王のお墨付きで合法、全然おK
うは、お馬さんいっぱいww
アニメシリーズ展開を狙うなら後半の山場として必要な絵だろうとは思うけど…
>>296 守人のそういうキャラに寄り添う見せ方読ませ方は、正にアニメやコミックが得意とするところ
だからメディアミックス関係者も勝算有りと踏んだんだと思う
成功するかは知らない
カンバルの武人たちにしてみれば、ずーっと内も外も戦(いくさ)がなくて
存在意義証明の機会は案外歓迎だったかも、と言ってみる
まあ徳川三百年と違って、武人も生産に従事してたわけだけど。
(しかし牧童が支配差別搾取されてるわけじゃないとこが、さすが児童書)
ところで、青光石ザクザクの意味がわからないんですが?
カンバルは地盤沈下やらが1段落したら、暖かくなるし今より穀物取れるようになるだろうね。
<常春の地>出るかと思ったら出なかったな。
>>299 常春の地と言う文字を観て、別の王国を思い出してしまったw
常春の地ってのはマリネラ・・でなくて、あの山の王が居る所じゃないかと思ったが違うのかな。
チャグムをいきなり押し付けられたのは、ジグロがバルサを押し付けられたことと同じだろ。
チャグムとの出会いがあって、バルサも過去に向き合う事が出来て吹っ切れたんだと思うが。
ページ数の少ない児童向けの冒険ファンタジーなので、
チャグム、トロガイ氏やタンダ、アスラやチキサとの生活の長さが伝わりにくいなあ。
道で一度会って助けた人と同じ位のページ数しかないからさ。
そのへん、メディアミックスの余地はあるかも。
<<天と地の守り人 第3部>>
主人公バルサは結局、チキサに「ありがとう」と言われて終わりか?
新ヨゴ皇国を救ったのは「天の神の子」であるチャグムの手柄か?
(これも変な話だと、ていねいに解説されていたけれど)
あれだけのことをしたのに、英雄にならない主人公って、
ある意味すげー と思ったよ。
ピクヤ(神の苔)の生えているような、ナユグの河の流れのあるところ
を自分は連想した。
人が暮らせない暗い地の底には、常春ってイメージはないな
何にせよ、桃源郷やシャングリラと同じで、願望夢想の産物なんだしね
もしかすると、ノユークの陽だまり、という言葉が異邦人の想像力をかきたて
遠く南の国に伝わるまでの間に伝説になったのかもしれない
304 :
なまえ_____かえす日:2007/03/04(日) 22:00:52 ID:BE7aaqCT
296 :なまえ_____かえす日 :2007/03/04(日) 02:22:51 ID:YDRxOpbv
チャグムはいきなり押し倒されたわけだが(その後の関係と子作りは別問題ね)
チャグムのことだから、バルサがどうしても知らん顔できずに
飛び出していって抱き取ったようなもんだからね
エロ有りの2冊は、初読時にはあまりいいと思わなかったのに
再読したら、何でこれに気づかなかったんだろう、と思うくらい
ムラムラ来る表現や場面が多かった。
で、ずっとシリーズ中のマイベストは騎乗位で、二位が逆松葉崩しだったんだけど
今回天と地の一部二部が、読み終えた時の興奮度は一番高かった。
最終巻は…なんていうか…もう作品として読めなくて
あのキャラもこのキャラも架空どころか他人じゃないみたいで、
感想といえば「…ムラムラしてきた」ハァハァ
しか出てこないんだよー
でもここの感想?は、全部抜きながら読ませてもらった。セックルの考察とかw
>>302 それは仕方ないんじやないか?
いやだって、新ヨゴ皇国では避難民を逃がす手伝いをしたくらいでタンダ捜索中心だったから
攻め込んできた敵と実際に戦ったキャラの方が注目されるのも無理ないよ
いやもちろん、3カ国同盟のためにロタでもカンバルでも活躍しているが
それこそ歌物語にでもならない限り、新ヨゴ皇国の一般大衆がそんなバルサの骨折りを知ることもないわけだからね
今後ありそうな展開
・チャグムの国外お礼参り
新ヨゴ始まって以来のトップの外遊か。
・バルサの中央進出
チャグムの命の恩人(それも複数回)の実績&バルサ自身もそれなりの家の出なんで。
役職は皇族への武術指南役辺りが妥当か。
・呪術師の国家承認
国家のトップ(チャグム&シュガ)が、ナユグや呪術の存在を確信してるんで。
トロガイ辺りが師匠として星読み機関に呼ばれるか。
タンダだけど、今後も呪術師としてやっていくのかな?
一応、トロガイの一番弟子みたいだが・・・
片腕で呪術が扱えるのか不明だ。
今後の展開って…
守り人シリーズは完結しているんだが?
まあ、動きとしてこうなるかなという予測だよね。
呪術師を重用することにはなるだろう。
彼らの力がなければ多くの民を避難させることはできなかったし、
ナユグが見える帝の相談役としても。
国内が落ち着いたら、チャグムが諸国を訪れるのも想像できる。
けど、バルサは静かに暮らすことを選ぶんじゃないだろうか。
宮中に上がることになったらタンダのそばにいられなくなるし、
生い立ちからして王室とは距離を置きたいと思うんでは?
>>302 「英雄」が失うものの大きさをバルサは知りすぎているからね。
そんなものになろうととしないからこそ、彼女の存在は光る。
なんて言うか、はっきり完結したと言われ、きれいにまとまって終わっている話の
「今後ありそうな展開」を予測すること自体、興醒めと言うか。
上の方にある二次創作に通じる不快感を覚える。
個人の脳内に留めて欲しい。
英雄といえばユグロだものな。
いや好きなんですけどカナーリ
>>310 んじゃ今後、タンダとバルサの間に子供が生まれるかも知れないねとかそういうことまで言っては駄目だと?
多少の今後の予想くらいしても構わないんじゃないの?
あんまりガチガチ過ぎやしませんかね?
今後アニメが漫画から原作に入ってくる人が、ここの固さについていけず語れないというのも気の毒だ。
>>311 >>310の人に迷惑を掛けるんじゃないよ…
個人的には、「今後ありそうな展開」と銘打たれた書き方が不味いと思う
正直言って、この人ちゃんと原作を読んでいるのか?と疑う
完結したと書かれているのにそれを無視しているからね
話を終わらせた原作者も、完結の余韻に浸っている読者も無視して
勝手にありそうな展開とやらを押し付けないでくれ、不遜だよとたしなめたくなる
だから、普通に「タンダとバルサの間に子供が生まれるかもね」なんていう予想に関しては
全然構わないと思うよ
ここしばらく、今までとは明らかに毛色の違う人が乱入してきているよね。
アニメ効果か何かは知らないけど。
今までは上橋先生の作品を愛し、そして感動して、その愛や感動の上で感想や予測が書かれるのが普通だった。
だけど今では、上橋先生の作品への愛よりも自分の妄想を暴走させ、あまつさえその自分の妄想への愛を優先して、
そんなものを見たくない人たちに得々と披露している押し付けがましさを感じさせる人が出てきた。
スレの固さ以前の問題だよ。
どんなスレだって、勝手な二次創作や、作中にない露骨なカップリング妄想は嫌がられる。
新しくやってきた人がそんな妄想を語れずに気の毒と言うなら、上橋先生の作品を愛し
これまで普通に語ってきた人たちが不快な思いをするのは気の毒ではないの?
少なくとも半年ROMってから書き込むか、アニメ関係のスレで妄想は披露してほしい。
314 :
310:2007/03/05(月) 20:29:40 ID:w6pgrx12
>>310は
>>308の最後に対してのレスで、ユグロ好き、ってだけなのに
何を言われたのか面食らったけど、
>>311は
>>309へのレスだよね
とにかく二次創作については、同好の人専用の場のほうが
書き手だって楽しいはずと思うが……違うのか?
棲み分けさえすればいいことなのに
>>310さんは人間違いまでされて、本当に気の毒だ
>>311さんも、ちょっと見当違いの同情を振りまいているなら
そのお気の毒な思いの少しでも自分が直接迷惑を掛けた
>>310さんに向けたらどうだろう
棲み分けには激しく同意
二次創作とか極端なカプ考察をしたい人は、それ専用のスレでも立てたらいいと思う
普通の、その後誰それはどうなったかな考察や、作中でも触れられているタンダとバルサのカプ考察くらいならともかく
最近の異様な乗りには引いてしまう
感想中心。想像が妄想にならないようにって事かな?
まだ出ていない感想としては、
上中巻で印象的だった群れの警告者コチャが一文しか出てこず、後の方で殺されたと分かったのはちょっとショックだった。
タンダはその後呪術師として送ってあげられたんだろうか。
片腕じゃ出来ない術もありそうだけど・・どうすれば見習いじゃなくなるのかは謎のまま?
てっきり呪術師になって終わるとばかり。
まぁ、歴史政治軍事関係の突っ込みや妄想は勘弁して欲しい。そういう本じゃないし。
妄想したいなら軍事板いくか皇国の守護者でも読んでハァハァしとけ。
ということでおk
>>317 経済も追加してくれ
なにしろ騎兵15000の世界だからな
しつこく絡まれたらかなわん
うん。話題として何がNGか、じゃなく、その出し方が問題なんだよね。
軍事ったって、
>>246みたいな書き方ならウケるし。経済てか物価にしても
「〜は幾ら位なんだろ。フシギ」「それ言うなってw」で 終 わ る ならいいが
もし弁当や熊皮の推定価格と貨幣換算例@江戸、なんてのを数字ずらーと表にして
ここに出して見せられたら引くだろ
(そういうのが面白い人もいていいし、ドラマ化なら架空時代考証に需要もあるけども)
とにかく自分も、
>>318じゃないが「しつこい」のはカンベンしてくれってことだわ。
>>313じゃないが、作品への愛が根底にある突っ込みや妄想ならいいんだけどね
作品はあくまで材料で、自分の知識や妄想の披露が優先のカキコは勘弁してほしい
そういうのは読んでいて、すぐ解る
だな。政治経済や歴史や戦争とかの話は荒れるから遠慮してくれ、これでいいよ。
そもそも実際と比べてどうだなんてのも関係ないと思う。
話は変わるけどタンダとバルサ、タンダが主夫になるのか。
なんかラブラブでワロタうちにもほしいw
「つれあい」「氏族」という言葉でジーン・アウルの「エイラ」を思い出した。
どちらも異世界の生活様式を丁寧に描写している、そしてそれを可能にしているのは作者の深い知識だろうと言う点も共通している。
念のため言っておきますがパクリだと言ってるんじゃありませんよ!全然違う話ですから。未読の方はよかったら
「炎路」を待つ間に読んでみて下さい。
「ケーブベア-の一族」ジーン・アウル著
タンダ×バルサの孕ませと
バルサ×チャグムの孕まされは普通に読みたい
>>316 コチャのこと。
完結後、一巻から再読していて、「夢」で子供時代のタンダが
ひとに見えないものが見えて、親兄弟にも不気味がられてたというくだりで
コチャを思い出して泣いたよ。
タンダはトロガイに会えたけど、コチャは親にも粗末に扱われて育ち
兄の代わりに戦に駆り出されて、犬死にした。たった十四で。
死の淵をさまよったタンダが、やっとものが言えるようになった時
バルサに救われた感謝や感激でもなく、生還の喜びでも愛の言葉でもなく
「コチャのやつ……殺されちまって」
真っ先に口から出たのはこれだった、ということ
多言を費やして戦場の惨禍を描かれるよりもずっとこたえた。少なくとも自分には。
長文乙
日記は日記帳にとしかいえん
たいして長文でもないじゃん
何がそんなにいやなんだ?
>>322 作者は「エイラ」読んでないらしい。読めない、だったっけ。
公式掲示板でも引き合いに出されてそう言ってたような。
あのやりとり覚えてる人いる?
>>326 覚えている
その時、自分もエイラ挫折組だと書き込んだ
ついでに獣の奏者のあらすじを読んで、パーンの竜騎士シリーズの竪琴師ノ工舎3部作を思い出したと書いたのも自分だ…
ネタバレ禁止期間が長いと、そういうリアルタイムな書き込みをこちらで出来なくて残念
あんなに面白いのにぃ・・といってもそれぞれ好みというものがあるもんね。
しかし物語がちゃんと完結するという事は当たり前の事だけどうれしい。
十二国記もう待ちくたびれた・・・
>>326 横からだが
正直、感情剥き出しの感想文は変な薀蓄と同じくらいしつこいよ。
こう思ってる人もいるってことで。気を悪くしたらごめんな。
自分は
>>326でも
>>324でもないが、話題に上がっている
>>324のカキコは
別に感情剥き出しの感想文でも何でもないと思ったが
しつこいほど書いているとも思えないし、なるほどと共感こそすれ嫌悪感は抱かなかった
そう感じた人間もいたということで
>>329 考察・薀蓄・二次創作うざいという人たちは
>>324みたいにして語り合いたいのかと思ってた。
個人的に思い入れが過ぎるカキコ(と二次創作)は苦手だが、延々続いてるわけでもなし、
それこそスルーすればよいのでは。
つまり
>>331は、
>>324は単発カキコなのに「こんな傾向の語り合いが続くと嫌!」ってことで釘を差すのもありって言いたいか?
明らかに場違いでしつこく続いた二次創作や極端なカプ萌えに対する苦情については
>それこそスルーすればよいのでは
と寛容なのに、随分と温度差があるんだね…
こういう書き込みは嫌だという話題なのか、スレのルールを考えているのか、どっちなんだ?
なんだがギチギチだなあ…
少しは公式掲示板のユルさを見習ったらどうかとw
公式掲示板は、上橋作品に全く関係ないチャット状態に陥ってから、覗いていないw
>>325や
>>329は
>>324が許せないっていうのか?
>>331も、その考えに同意するってことか?
324みたいな書き込みこそ、この場には合っていると思っていたが……
考えを改めなきゃ、ダメなのか。出直すよ
>>324みたいな書き込みこそ、この場には合っていると思っていたが
自分もだ。
まさに 悪貨は良貨を駆逐する だな
>>324に突っかかっている人は、私怨じゃないのか?
>>324自身と言うより、ここしばらくの流れで「やめてくれ」と指摘された類いのカキコを行った
そうとでも考えないと唐突過ぎる
半年ROMるべきは誰なのか
>>324も
>>336も気にせず、今まで通りカキコしていいよ
公式掲示板みたいに、スレチなカキコがのさばってまともな読者が逃げていくような事態に
このスレはなってほしくない
339 :
なまえ_____かえす日:2007/03/08(木) 03:30:12 ID:IwIsxDFe
ラルクみたいな糞ダサいバンドがOP歌うんじゃねーよ。
雰囲気が汚れる。
>>338 きわめて妥当な見解だと思う。
しかし当面、「まともな読者」は逃げないまでも一時撤退して
事態を静観するしかない気がしてくる。
アニメスレからの飛び火まで来てしまうようじゃ、お手上げだ
第三部なんか物足りなかった。シハナと決着つけて欲しかったとか。ロタ王の病気の予後とか。
いつか10代、20代のバルサ読めるといいな。
なんかお局様が仕切ってて、やなスレになっているね。
なんか空気嫁ないのが荒らしてて、やなスレになっているね。
ネタバレ期間が長いのを守ってるのは何で?
読めない人に配慮というのは分かるけど。
バレを知りたくないならスレを見なければ済むことだし。
読んでも語れない方が不都合だと思うけど。
ジャンプやサンデーなんかでやってたテレビアニメのスレと違って
バレスレがないからだろ、多分。
別にここまで長くしなくてもいいとは思うけどな。
公式や個人サイトでもないんだから。
だいたいのネタバレの規則
・公式発売日から完全ネタバレOK←バレが嫌な人はスレを見ない
・公式発売日からネタバレ明記の上ネタバレOK←見ないか専用ブラウザを使って自衛
・公式発売日から○日までネタバレ禁止←このスレ
このスレ的には14日を短縮でいいと思うけど。7日くらいで。
公式発売日の後の初めての日曜日がいいという意見があったね
それに1票!
349 :
なまえ_____かえす日:2007/03/10(土) 06:44:02 ID:c4Fo8XOX
>>339 禿同。なんで原作者は、OP曲にあの糞バンドの起用を許可したんだか・・・。
ふぅ、呆れたもんだぜ。
自演にレスするな
守り人関連スレ全部に書き込んでいるラルクアンチだよ
関西の講演会行った人のレポがアニメスレのほうに出てるね
原作者はほんと難しい立場なんだろうな…
>>352 情報thx
二次三次で動揺するのも、自分の中では一段落した気がする。
あとは特番で第1話見てだめだったら、本だけの世界に戻るよ
漫画は…知らなかったことにするか、よほど評判がよければ
単行本になってから見てみるかもしれないが。
354 :
なまえ_____かえす日:2007/03/11(日) 03:13:43 ID:Vf5kG4GV
>>349 正直、GTOとかハガレンとかラルクのOP曲実際にダサかったもんなwww
守り人のOPの方も上記の曲と同じ奴が作曲担当してる時点で終ったね。
ラルクって世界観が幼稚で歌詞も大げさな言葉使ってるだけで、稚拙で
薄っぺらい。それにあの耳障りなオカマが引きつけ起こしたような歌…
原作とは対極にあるよね…
356 :
なまえ_____かえす日:2007/03/12(月) 17:04:00 ID:n7UjYnvn
特にハガレンの曲は幼稚臭さ全開だったな。
OPのラルクは出来ん。
EDの方も歌手もどうでもいいな。
357 :
なまえ_____かえす日:2007/03/12(月) 17:09:24 ID:n7UjYnvn
特にハガレンの曲は幼稚臭さ全開だったな。
OPのラルクは期待出来ん。
EDの方も歌手もどうでもいいな。
もうちょっとマシなアーティスト選べなかったのか・・・。
おーい!みんなどこに行ったの?
帰ってこーい!
ただいまー
アツアツのロッソ買ってきた
食うか?(・∀・)つ○○○
>>359 ロッソくれ。
ここで獣の奏者の話してもOKか?
アニメ化もあって守り人の話は出ても
あんまり獣は話されてないから。
>>360 俺的にはおk。
だが、お局様がなんて言うか知らん。
いいに決まってると思うが>>獣の話
お局様って誰?
誰か知らないけど無視すれば?と言いつつ会社ではそれが出来ない。
前に己の不適切な書き込みをたしなめられた厨房による、お局様認定だろう。
1種の煽り。
スレチな話題じゃないんだから、あれこれ言われない筈。
気にせず書き込めばいい。
自分はネタバレ禁止期間に、よそで書いたからなぁ…。
だからさ、その勝手な’不適切’認定するヤツがお局様って話ではないの?
>>364みたいな感じで。
>>365 “スレチ(ラルクネタとか)を指摘されたヤツ”が、逆切れして
逆恨み相手をお局様扱いしたってコトか
>>365は
>>364をお局サマ認定してるわけじゃ、ないよな?
>>364に同意してるんだよな?
――ちょっと不安になって尋ねたかったんだ。ごめんよ。
>>366 >>365自体がその逆切れカキコをした当人じゃないのか?
もろ
>>364をお局様認定しているようにしか見えない
なんかなぁスレチを指摘された恨みって、そんなに深いのかと思った
引っ越しおばさんみたいな人がはびこっているご時勢だからね
バルサみたいなまともで素敵な女性は実社会でも稀少人種になってきたのかもしれない
で、獣の奏者の感想は?wktk
370 :
なまえ_____かえす日:2007/03/16(金) 18:23:50 ID:GUJOEsbu
どんなに隠しても、野生の王獣の生態はいつか見つかってしまう。
どんどん飛行機械、じゃないや、獣医学が進歩しているからね。
闘蛇も王獣もタルハマヤもなくならない、何度でもよみがえるさ。
なぜならそれが人類の夢だからだ!
バルサ! (オーマ、此処へ光を送れ!でもいいが)
目が、目が、、、(この台詞の初出は、ブラッカムの爆撃機、だと思う。)
精霊の樹 以来ずっと感じてるんだが、
人間のどうしようもない「もっともっと欲」をどうこうするには
自爆装置を仕掛けておかんと、っていうことかな。
気がつくことも出来なくなるようなら、流されてしまえ!
バルサ=ユパ様
チャグム=(クシャナ+なんか虫贔屓な姫)÷3
トルメキア第三軍最強ということで歓呼三声
バルサ=事件の後クラリスに何度も会いに戻るルパン
チャグム=嬉しく思う一方でそんな恩人をいい加減鬱陶しく感じてもいる
「俺か?俺が目当てなのか?」
おいおい、腕失うならタンダじゃなくてバルサだろ!
バルサ使った外伝でも考えてるのか?
と読んでて思った。(愛がなくてごめry)
>>371、
>>372 絵師さんが読んだら爆笑してそうだw
自分もタンダが腕を失うのは納得いかない派。
バルサがそうなるなら、落ち着くための布石としてわかるんだが。
今後まだ暴れる可能性があるんだろうか。
375 :
sage:2007/03/19(月) 10:44:18 ID:u0nSJqmw
>>374 作者がこの作品をラノベやアニメのネタで書いてるんじゃないということだ。
戦争ってのはむちゃくちゃ理不尽なんだ。
納得いかない? それを狙っているんだろ。
バルサはいつでも左腕を失う覚悟が出来てたのに
実際それを失ったのはタンダってとこがキタ。
バルサと違って戦うスキルが何にもないのに最前線に駆り出されて。
バルサにとっては自分の腕を無くすより、タンダの腕が無くなる方が辛いだろうしね。
378 :
374:2007/03/20(火) 19:59:14 ID:GLHbhGmH
なるほど、あえて運命の理不尽さを描こうとしたってことか…
そこまでは読みきれてなかったな。ご意見ありがとう。
タンダを助けなければ、と思えば家に落ち着くきっかけにもなるだろうしね。
恋人が戦争で片足を失くした時に、
「世界中の誰よりも、あたしは一本足の彼がいいの。彼を支えて店をやるわ」
と言い切ったメアリ・バンス(「アンの娘リラ」)を思い出した。
特番、変なアニメやってるし…守人の特集じゃないのかよ…
>>380 攻殻は変じゃないし、公式に攻殻の2話があると書いてあっただろう。
>381
功殻を「変なアニメ」と言い切るとこがこの板の住人らしくていいじゃないかw
ナージの歌がよかった。あの詞にメロディーが付いているのに感動。
公式に流れている曲を子供が歌ったものだった。
異文化に触れたら、誰しも最初は「変」という印象を抱くもんだからなw
せっかくアニメスレがあるんだから、棲み分けよーぜ……
荒らしたいなら、アニメスレでやれ。
ここでは書籍の話だけにしてくれよ。たとえ荒らしでもな
ついに全米デビューか。
SF板で「戦う女が容赦なく傷つく現実感のあるファンタジーは?」という問いに
海外物にまじって守り人の名前があがっていた。
オリエンタル風味も加味して、向こうで受ける要素は十分あると思う。
守人でお気に入りの爆笑場面
一位:
隣国サンガル王家のさすがの政治体制
「女性王族同士仲良しだから陰謀だって外敵だって平気」システム
次点:
寄せ集めのわずかな騎兵(15000騎!)で突撃のシーン
若き皇太子チャグムの戦さ上手に震える(お腹が)
「戦う女が容赦なく傷つく現実感のあるファンタジーは?」
うーん、ハードル高いなw
サンガル王家の政治体制は、日本の安土・桃山時代を連想した。
高台院や芳春院あたり。
ところで、新潮文庫から出版される文庫本の発売日はいつ?
三月じゃなかったっけ
>>388 信じられるかい?
本国にはさらに一万五千騎いるんだぜ、それ。
急な戦争だったから、動員出来たのが常備兵力の一部だとすると…。
>>390 とするとひかえめに見積もって戦備の騎兵は倍の六万
歩騎比率5対1として歩兵は戦備二十万〜三十万くらいか
カンバル軍スゴス
作者にはぜひ一度「天下統一」をプレイして欲しいw
歴史のお勉強にはなるぞ
>>391 深く考えずに、つるっと15000って書いちゃったんだろ。
作者は文化人類学の人で歴史は素人なんだから。
そういう数字の中にリアリティを感じずに済む平和な時代なんだよ。
演出だとしても安易に戦争を舞台に使って欲しくはないけどね。
児童文学ならなおさら。
そういう事を教えるのは学校のせんせの役目だな>数字の中のリアリティ
て、作者大学教授かよw
>>393 学部レベルなら(その気になれば)歴史もかじれるんだけどな。
ていうか文化人類学なら、なおさら共同体の中の戦闘要員の割合とか
わかると思う…
あえて入れた描写なんだろうから、もう少し説明というか配慮が欲しかった。
ただ単に数字に弱いだけ
そして愛読者にはそれもご愛嬌
今日本屋で新潮文庫版『精霊の守り人』ゲットしました。
でもどこの本屋も2冊くらいしかなかったり、そもそも置いてなかったり。
人気があって入荷しだいどんどん売れていったのか…それとも2冊しか入荷しなかったのか…。
とりあえず1冊は確保。自分で漢字の増えた文庫版を読んだあと、布教用に使用するつもり。
私も昨日購入。新刊コーナーに穴が空きました。
宣伝用に残したい気もしたけど・・・、
近場の本屋では「天と地1〜3」しか在庫が無い。「獣」も無い。
せっかく書評などで取り上げられても、店頭に無ければ意味が無いよね・・・。
あの出版社とことん商売ヘタだから。
てか偕成社始まって以来の売れ行きに全然対処できてない
気の毒だからみんな注文でゲットしてあげよう
この間のBS2でアニメ紹介見て、バルサのキモイエロキャラ姐御系に萎えてたら
そのキャラを見た上橋さんが「私はこういうのが大好きだった世代なんで・・・」
って二度の打撃。
バルサが中年のおばさんだってことがあの話に深みを与えているのに
(そしてそれは著者の上橋さんも充分意識したことだろうに)
いざアニメ化されると、自分のアニヲタテイスト満足させて終わりかよ・・・
荻原規子と結局同じ系統ってことかい・・・orz
あの程度でエロとかいって過剰に反応するのもヲタな気がするが
文字での表現と絵では、やっぱり絵の方がインパクト大きいし
イメージも限定されやすい
アニメ番組としては、視聴者がすんなりこの世界に入るためにも
(一応、子供向けなわけだし)
あまりにも「オバサン」な主人公じゃ、難しいんじゃないかなあ
アニメのバルサは個人的には好みじゃないけど、丁寧に作られてるし
アニメはアニメとして、割り切って楽しむことにしてる
自分も別にいいと思うがね。
見た目お姉ちゃんとおばちゃんだったらお姉ちゃんの方がいいし。
それにしょせんアニメと小説は別物さ。
アニメはアニメで、小説は小説で楽しめればいいじゃないか。
でもあのアニメ絵で小説の挿絵は勘弁だけどな。
>>400 小説の方も書いてる内にキャラへの愛情が肥大して
途中から「中年のおばさん」設定に徹し切れなくなってるからなあ
タンダとの関係もどこか生ぬーるい居心地の悪さが付きまとうし
長いシリーズではよくあるんだけどね
そんな作者が今回のアニメに大満足というのもある意味頷ける
キャラデザの麻生が何描いてたか知るまでは
エロには見えなかったんだがな。単に美人過ぎってだけで。
そういえば上橋さん、ブスとか不美人という言葉を決して使わないように
回避していたね。明らかにその意味のことを言うのにすげー慎重だった
407 :
なまえ_____かえす日:2007/03/30(金) 14:53:10 ID:ii6iUyTm
アニメを観て、原作を読んでみたいのだが、
シリーズが多すぎてどこからどこまで読めばいいのかわからん…
「守り人」シリーズの順番とか、
アニメの原作に当たる部分はどこまで読めばいいか。
あと、「守り人」シリーズには全部バルサとチャグムが出てくるわけじゃないんだよね?
初心者にそこんとこ教えて、詳しくて親切な人
408 :
なまえ_____かえす日:2007/03/30(金) 15:50:32 ID:scVib5Pa
>>407 「精霊の守り人」と「闇の守り人」を“ぜひ”セットで!
「精霊〜」と「闇〜」の上下2巻セットだと思っても構わないと、自分は感じてる。
コレ以降は外伝として読んでも、良いくらいだ。
結局、全部そろえる羽目に陥ったがな。
(他の意見も参考にして、判断よろしく)
>>408 助言ありがとう
amazonで「精霊の守り人」買ったので面白かったら揃えます
>>409 テンプレ飛ばしてたヽ(゚∀、゚)ノアヒャ すんません
文庫版精霊を読了して面白かったのだが文庫版の刊行スケジュールは不明?
図書館で借りて読んでみるか…。
巨乳バルサよりタンダの美軽度UPだな>作者のアニメ大満足萌えポイント
初登場なのに月明かりが逆光でよく顔が見えなくしていたり
橋の上下での不自然な会話があざといw
自分はタンダ=大泉洋のイメージで固定しちゃってたもんで、
「違うー!」と絶叫してたw
美形じゃないけどいい雰囲気って、アニメではやっぱり表現しづらいのかなあ。
あの絵でバルサとタンダが絡むと
普通に美形カップルだな
それはそれで、ちょっと大人な絡みも見てみたいが
えぬえちけーだから、それは無いか?
原作じゃ、冬の終わりの狩穴で、タンダがバルサに
「無事に済んだら3人で暮らそう」と告るシーンがある。
バルサの返事に出て行ってしまったタンダを
追えずにいるバルサ――これをアニメにしたらイケると思うぞ?
(この時、ふたりが食っていたのは「塩粥」きっとしょっぱかったんだろね)
しょっぱい気持ちで塩粥を食べていたのか・・気付かなかったなあ。
その場面、バルサは迷惑だから追い掛けられなかったと思っていた昔の自分。
>401
いや、本来のバルサは色黒でたくましい中年女なわけで。
アニメだと「お前、グロスでも塗ってんのかよ、随分化粧に念入りな用心棒だな、ヲイ」
「鍛えてるわりに随分おっぱいデカいんすね」的な下種な突っ込みしたくなるキャラ像でさぁ。
明らかに「男目線」の「ヒロイン」になっちゃってて、バルサの本来のキャラクター無視しまくり。
なのに上橋さん大喜びっていう・・orz
>見た目お姉ちゃんとおばちゃんだったらお姉ちゃんの方がいいし。
「紅一点論」でも読んでみることをオススメするよ。
全然悪気なくフォローのつもりで書いてんだろうけどね。
スタッフが、みんな男ばっかりなのも原因じゃ。
シナリオやキャラデザもみんな男性だよね?
あれじゃあ「男目線」になってもしょうがない。
原画とかの仕事は女性もいるみたいだけど…
>>417 その気持はよっっっくわかるよ
だが、源氏物語絵巻と「あさきゆめみし」みたいなもんで
モトがどうあれ、少女マンガには少女マンガのコードがあり大和和紀の絵ってもんがある。
そのコードが受け入れられなければ、ドナルド・キーンのように一蹴するしかない。
だけどちゃんと読めば、実は大和和紀が原作をいかに読み込み愛しているかはわかる。
自分は、アニメのコードを拒まずに、まず見てみようと思ってるが
あの絵が受け入れられない原作読者を頑迷とは決して思わない。
>あの絵が受け入れられない原作読者を頑迷とは決して思わない。
同意。ただ、嫌だ嫌だ騒がず、黙って見ないで済ませばいいのに、とも思う。
アニメでは、バルサの乾いて温かい手とか、それがもたらす安心感とか、
どうやっても描けやしないんだから。
>>417 >明らかに「男目線」の「ヒロイン」になっちゃってて、バルサの本来のキャラクター無視しまくり。
そりゃそうだよ、アニメだもん。
ちょっとの挿絵で自分でキャラクターを想像できる本と違って
アニメやマンガは絵で見た人を一瞬で引きつけなんなきゃならないんだから。
それが出来なきゃいくら内容のいいアニメでも、売り上げなんて伸びない。
ましてや子どもや中高生世代を引きつけられないアニメはいくらオタがつこうと
売り上げは伸びん。
「紅一点論」なんて振りかざしても売れなきゃしょうがないんだよ。
それに若く見えるバルサって言うのはやっぱり上橋さんと編集者のやりとりの
「年の取った主人公は子供に受けないというか、子どもが感情移入しにくい」って
いう事情の現れだろ?アニメはそれが顕著に出ただけだ。
>いや、本来のバルサは色黒でたくましい中年女なわけで。
それは自分の想像だろう?
他人に自分のイメージ押しつけるなよ。
武人としてのたくましさは、肉体的なものとは違うと俺は思ってる。
例えば、第一話でバルサの立ち回りがあるけど、原作にはない流れだよね。
ああいうところがアニメの指向性なんだよな。バトルを入れたいという意図がミエミエ。
考えてみれば、なんで剣を抜く必要があるのか、わけわかめなんだけど、
多少ムリしてもやっちゃうのがアニメ(動く映像)なんだよな。
作り手のテンポでどんどん物語を流せるから、無理が利く。
何をやりたくてこの原作を持ってきたかっていうと、やっぱり戦うかっこいい女を描きたいっていうのが一番なんじゃないかなぁ。
それを軸にして、まわりを構成していってるように見える。
見た目も、声も、動作も。なんかやたら啖呵を切るのもそういう演出だと思う。
褒美を若干変えてるのも、后を世間知らずと言い切ったり、臣下に指図したりとか、投げられた袋を受け取る動作とか、
そういうことをさせたかったんだろうな、と思う。
食事中にあやしげな気配を感じて、お代を置いて、食べかけの丼もそのままに立ち去るシーンなんかも、みんなそうだ。
だから、いわゆるキャラアニメになると思うよ。
監督の好みが反映された。
>>420の
>アニメでは、バルサの乾いて温かい手とか、それがもたらす安心感とか、
>どうやっても描けやしないんだから。
に反応してしまった。あれはいいね。
前から思ってたけど、この本(というかこの作者?)五感のうちで
普通の小説ではあまり文字化されない、嗅覚と触覚を描く頻度が高い。
バルサが初めてチャグムの体が光るの見た時の謎の(シグ・サルアの)匂い
に始まって、大怪我の手当てしてもらって目覚めるのも山菜鍋の匂いだし
シュガは初登場で焼け跡の臭いをまとわりつかせて聖導師に目通りしに行くし
チャグムが荒れて八つ当たりして、一段カタがついた時も若葉の匂いだった。
触覚・嗅覚・味覚の比重がこんだけ大きい作品は滅多にない。「映像化」では
それが抜け落ちるわけだからね。(あ、食べ物は美味そうに描くようリキ入れてるけどw)
>421
一つ聞きたいんだけど、原作本当に読んでる?
>>いや、本来のバルサは色黒でたくましい中年女なわけで。
>それは自分の想像だろう?
>他人に自分のイメージ押しつけるなよ。
って・・・。
あとさ、「現実問題のゴタク」は正直どうでもいいんだよ。
というか「売れるためなら男受けヒロイン当たり前でしょ」的鈍感さは
ある意味、上橋さんとは一番対極にあるもんだと思ってたんだよね。
何せ、話の一番の重要ポイントである主人公像の改竄だからね、あれは。
上橋さんがあんだけタフな女用心棒を主人公にしたことに重点を置いておきながらも
いざアニメ化となると「男目線」ヒロインを無条件で受け入れてしまう辺りに
なんか結局はそれですか、っていうがっくり感を感じたのがすごく大きくてね。
そういう姿勢だと、この先の原作バルサがどう変わっていくのかということにも
危惧感すら抱いてしまう。
(いつの間にか、自分の「萌え」を優先させてる感漂うあさのあつこのように・・・)
>425
原作読んでる?ってのには同意だ。
バルサ=中年の筋肉質な女性というのは、読んでる人にはデフォでしょ。
>423
>「映像化」では それが抜け落ちるわけだからね。
そうだよな。映像化出来ない魅力が主の作品だと思う。
だから面白いアニメを作ろうとしたら、アニメならではのものを足さなきゃならない。
それが「見てすぐ判る綺麗さ・動きの面白さ」なわけで、美形登場人物もその一環かな?
これ自体はアニメーション制作として間違った姿勢じゃないが、在ったものが削られ、
無かったものが加えられたんだから、必然として出来るのは全くの別物だろう。
アニメの内容がどうであれ、手元にある本の中身が変わるわけもなし。
中年の女用心棒バルサの数奇な道程と厳しい戦い、その物語に何も瑕疵は生じないと思うんだが。
あれ、美形か・・?
80年代ぽいダサさあふれるヲタ脳内におけるヒロインぽかった。
たとえて言うなら宮部みゆきの小説に出てくるヒロインのずれっぷりとでも言おうか。
>アニメの内容がどうであれ、手元にある本の中身が変わるわけもなし。
>中年の女用心棒バルサの数奇な道程と厳しい戦い、その物語に何も瑕疵は生じないと思うんだが。
?指輪やナルニア、ハリポタなんかの映画化でもあったことだが、
「原作とのイメージとの異同」について議論が出るのは、ある意味当たり前じゃないか?
違うって話が出ると、「原作は原作」みたいな方向性で議論収束しようとするのは理解できない。
原作スレで議論する話じゃないと思うが…
アニメ見てない人は見てないだろうし
>428
>たとえて言うなら宮部みゆきの小説に出てくるヒロインのずれっぷりとでも言おうか。
そうなのか?いや、視聴者的にどうであれ作品内では美形カテゴリに近づいてそうだと思ったんだよ。
しかし実はよく見てないし、よく考えて言ったことでもないんだ。流してくれ。
>「原作とのイメージとの異同」について議論が出るのは、ある意味当たり前じゃないか?
>違うって話が出ると、「原作は原作」みたいな方向性で議論収束しようとするのは理解できない。
そうなのか?ってこればっかだな。無知ですまない。
悲観を持ち込んで不毛な言い合いをするくらいなら、原作に対する「好き」を大事にして
メディアミックスからは距離をとったらいいのに…とか思ったんだが、それも俺の価値観つーかエゴだわな。
黙って原作の話題を振ることにするよ。不快にさせてすまんかったね。
>>425-426 読んでるよ。原作全巻持ってる。
そんで、今「精霊」の文庫の方を手元に置いて読み直してる。
P14の9行目に
「筋肉の引き締まった柔軟な身体つき」って書いてるな。
でもその後のP85の13行目にトーヤに「普通のおばさん」って言わしているんだな。
筋肉質とは書いてないし、日に焼けたとは書いてあるが色黒とはない。
この時点で自分はバルサを武人として無駄のない筋肉のつき方をしているけど、
それほど筋肉質とは思わなかったし、
「『武術の心得がある者が見れば』、その手強さにも気づくだろう」とあるので
見た目は普通の女性だと思った。
それに色黒なのはヤクーだろ?タンダの描写で黒に近い褐色の肌って書いてある。
うろ覚えだが、闇のほうでカンバル人って色白って書いてなかったか?
なぁ、普通のおばさんって筋肉質か?
それに筋肉質と言われると自分はプロレスラーかボディビルダーを想像するんだ。
そんないかにもプチマッチョなバルサ、マジで嫌だよ。orz
ついでにいうならあくまでも守り人は小説。
個人のイメージの産物なんて違ってて当たり前だ。
大体ここでアニメの悪口を言うくらいなら
アニメアンチのスレを立ててそこで言ったらいい。
433 :
なまえ_____かえす日:2007/04/02(月) 08:39:51 ID:sOvx9X1X
>>431 設定や描写がコロコロ変わっていい加減なだけだろ
>>431 日に焼けたら普通黒くならね?
黒いって言ってもちょっと褐色がかってるくらいでも色黒って言うぞ。
女が「私、色黒で…」って言ったらヤクーの黒さをイメージするのか?
「私って結構筋肉質で…」って言ったらムキムキマッチョをイメージするのか?
力瘤をさわらせてもらって「お、ほんとだ」って言うチャンスを失うぞw
そーいえば、カンバル人は骨太で長身という描写だったよね。ヤクーは小柄で色黒なんだっけ。
ひょっとしたらバルサとタンダって蚤の夫婦かな?
あ、でもタンダの方が体格が良くなってって、お互い見る目が云々てのもあったな。
バルサはひょっとしたら、カンバル人としては小柄だったりするのかも。
成長期、栄養面はともかく、無茶な鍛え方したみたいだから・・・
今日初めて読んだ。
大人世界は大変なんだよぉ〜って
ひたすら説明してる印象が残った。
>>436 大人世界に反発中の若モンか?
ま〜、そういう読み方もできるかもしれないな。
本はどんな風に読んでもいいんだから、好きに読め〜
トシとってほんまの大人になると、また味わいも違う。
親になった時、読み直してみなされ。
歴史は勝者によって作られる
というのを思い知らされた
原作スレでアニメの批判書き込むな。
荒れる原因にしかならん。
文句はアンチスレか自分のBLOGでやってろカス!
守り人 大人の辛口評価(個人差があります)
「聖霊の守り人」 評価:B
「闇の守り人」 評価:A
「夢の守り人」 評価:C+
「虚空の旅人」 評価:C−
「神の守り人 来訪編」 評価:C+
「神の守り人 帰還編」 評価:C−
「蒼路の旅人」 評価:D
「天と地の守り人 ロタ王国編」 評価:D
「天と地の守り人 カンバル王国編」 評価:E
「天と地の守り人 新ヨゴ皇国編」 評価:F
「ガンバはやっぱり『冒険者たち』が一番面白いよなぁ」、という感じ
ま〜、いろんな本に出会えるといいよね
地方紙1面の下に守り人シリーズの広告載ってたが、初心者丸
出しの質問を。
軽装版と通常版、値段以外に何がどう違うの?
表紙の絵が違います。
漢字の量も違うらしい。
文庫版まだ見つけてないけど、さらに漢字が増えているのかな?
>>442-443 d。
十二国記のホワイトハート版と講談社版みたいなもんか。両方
とも文庫サイズだけど。
闇の守人は平均して評価高いんだな。
むしろ『2番目に好き』で多いのはどれなんだろ。
自分は神の守人かな。何と言ってもボリュームと、シハナのキャラクターがいい。
バルサとタンダの絡みも何気においしいし。
軽装版ポルシュは、今のところ二冊しか出ていませんが、今後全シリーズは刊行されるのでしょうか?
私は夢の守人が一番好きだ。
果たさなければならない使命と、夢を見なければ生きて行けない人の弱さみたいなバランスが
心に沁みた。
この人の武侠小説か時代小説が読みたいと思うのは俺だけ……だろうな。
別にどんな意見だっていいんだけど、「私だけ?」「俺だけか」系の
否定と見せかけその実「そんなことないよ!」系の同意期待バレバレカキコは萎える。
「私って太ってるから」「そんなことないよ〜」みたいな女子校連れションノリっていうかさぁ。
>>450 文化人類学者としての独自のエスニックな味付けが
受けた原因のひとつだと思う自分としては、
武侠小説や時代小説だとその他大勢レベルに収まってしまうのではと思う。
うまいけど凡庸、みたいな。
正直狐笛の彼方は殿様関連要らないんじゃ…と思った。
小春丸とか出た意味ほとんどなかったし。
チサキとアスラを中心に新しい物語を書いてほしいなぁ
>>451 煽り乙
>>452 時代小説や武侠小説だと数も出てるし見劣りするかもな。
やっぱり司馬や池波、藤沢に比べるとね。上橋氏もうまいんだけどね。
殿様関連といやあ小夜と小春丸の関係はなんか意味あったのだろうか。
小夜と小春丸のフラグ立ち防止以外意味ないような……。
闇の守り人の冒頭の「愛人」発言にしろそこらへん子ども向けとはあまり思えんよなぁ。
>やっぱり司馬や池波、藤沢に比べるとね
その3人を並べられるのは嫌だな、何か。
スープカレーと洋食屋カレーくらいの違いがあるからさ。
これだけじゃスレ違いなので上橋センセだが、
架空なのに何この身近感触、みたいな世界造形が光る人だから
やっぱりファンタジーでいって欲しいな。
想像はつくんだけど体感してみたいと思えるところがツボというかミソというか。
ロッソがすり身揚げ天ぷらじゃ、ちょいとがっかりだろ?
そういえば
ヨゴは最初日本とは思わなかったが
最後の方では、鶏豚牛は食べるが羊食べないとか、米の飯とか、足袋(!)とか
ずいぶん日本色強まってた気がするなあ
>想像はつくんだけど体感してみたいと思えるところがツボというかミソ
うんうん。
自分はやっぱりカンバルの異国度が一番好きだ。なぜか懐かしい
面白そうだから精霊の守り人の文庫本を買ったんだけど、ホント面白い。
全部買う事もできないからちょっと図書館でも行ってみるわ。
お金貯まったらセットで買おうかな。
派手な感じはないけど、描写もうまいし、なんとなく好きって感じ。
文字だけであんなに食べ物が美味そうに感じたのは初めてだw
守り人の文庫がよかったので通常版を大人買いしたw
概ね高品質な感じだったので、獣の奏者も買ったんだが、
こちらははプロットが甘すぎだと思った。
そうか?獣の奏者の方が読み物として熟してると思った。
いや、重苦しい内容だったから、掘り下げが足らないくらいで丁度よく感じたのかも。
あれだけひたむきで真摯な主人公が終盤、虚無感に首まで浸かっちゃうし・・・。
だからこそ、リランが助けに戻ってくるラストはがつーんときたけど。
読み終わってしばらく、現実感が薄かったくらい。
>454
煽りではない、むしろ本音。
自分に対する批判意見を「煽り」と片付けたい気持ちは分かるが。
本音だろうが何だろうが、5日も経ってわざわざ言いに来なくてもw
とスレ違いついでに質問だが、チャグムが山羊乳&肉とかって実際クセがあるのかな?
それとも、獣肉食に馴染みのない人が感じる程度のものなんだろうか。
ロッソも美味しそうだがラルウも食べてみたい。
462 :
461:2007/04/15(日) 00:33:03 ID:UN4DwFrZ
×チャグムが山羊乳&肉とかって
○チャグムが苦手だった山羊乳&肉とかって
スマンカッタ
スーパーに行きゃゴートミルクぐらい売ってるだろ
現代の売り物ですらそれなりにクセはある
肉は食ったことないからワカンネ
肉も乳も癖があると聞いた。チーズは臭いらしい。
羊肉が苦手な人なんて今でもごろごろいるから、
住肉食になじみがないとかではないと思う。
あ、羊肉はたとえとしてね。あと住肉って何だ自分。獣肉です。
ルイシャのイントネーション、「電車」と同じなんだね
原作では自分、「金貨」と同じイントネーションで読んでた…
>461
毎日ネットする人ばかりではないということを想像できないか?
>467
わざわざ蒸し返して誰か得するかい?
っつーかもー、あんたは誰に何を訴えてどうしたいんだよ…
あ、肝心なことを失念した。
>463 >464
レスtx
山羊ミルクは楽天のペットコーナーでしか見た記憶無かったw
今度試してみよ。
このおばさんは在日ですか?
山間部に住んでしょっちゅう山菜を食べてるる自分としては「山菜鍋」はあまり美味しそうには思えない。
山菜はやはりきんぴら、てんぷら、胡麻和えが美味しいと思う。
でも山菜鍋→けんちん汁ならOK.
山菜鍋が、というよりカンクイ(茸)がすげー美味そうなんだよ
羊については、成体より柔らかく臭みがない仔羊肉(ラム)しか輸入しない日本
牛肉よりマトンが上等とされ、脳みそは特にご馳走ってスペインなど
文化による好みの差はすごい大きいよね
アメリカでも普通にスーパーで、兎や七面鳥の丸ごとロースト用も売ってるのに
日本は明治に四つ足食うようになっただけで、以来増えない食肉の種類
山羊の乳のチーズは何とかいう有名なのが新宿京王百貨店にあった記憶も
>>461.463.469
山羊ミルクは中国製のモノしか見たことがない。しかもペット用。
気にはなったがさすがに飲むのは気が引けた。
山羊肉は沖縄から山羊汁のレトルトが出てる。
多分楽天でも買える。
山羊汁はともかくペット用の山羊ミルクは飲むのをお勧めしない。
どこ製でなにが入ってるのか判らない。
>>472 ロックフォールのことか?
ちょっとしたとこならどこでもあるでそ
スレチだが、狐笛のかなたに読んだ。
なんかしみじみと綺麗な物語だなあと思った。
いや、モチロン、政権闘争とか、領地争いとかでドロドロの下地なんだけど、なんか全体的に綺麗だった。
タンダファンです
たまになのでがこのスレを覗くときは
「タンダ」で抽出して読ませていただいてます
「たんだ」はやめてください
「たんだ」は除けません
「たんだ」なんて語尾は稚拙すぎます
たまりません
たのみますからやめてください
たかが2ちゃんへの書き込むだなんて思わないで!
たっぷり橋菜穂子先生風に書き込んでください
「たんだ」なんてつかわなくなれるはずですから
たくましく育ってください
477 :
なまえ_____かえす日:2007/04/18(水) 00:20:43 ID:yE6Cn0/w
だんだだん。
バルサには、帰りを待つできた夫タンダくんを横取りされないよう気をつけてほしいですね
タンダが片腕無くしたって事は、もう傷を縫うことは出来ないわけで
少しはバルサも傷つかない生活送るのかな?
>>479 大丈夫。これからはバルサがブラッククイーンになり、
スッパスッパと傷ついた四肢を切り落とし、焼きを入れるwww
タンダは薬草師として大活躍だ!
島根県のみなさん、パチンコをするなら、
優良パチンコ店 エ○トワン
に行こう! 遠隔(※1)をやっていないパチンコ店は「エイ○ワン」だけ!
違法ロム(※2)を使っていないパチンコ店も「エイト○ン」だけ!
○イトワンでは、遠隔等が可能な設備は入れていません。 ロムも、警察がチェックしやすくしています。
詳しい方はご存知の通り、どんなにパチンコの遊戯人口が変動しても、その市場規模は変わりません(※3)。
要するに、客が減っても、残った客から絞り盗る量を増やして調整しているのです。
しかし、何故それが可能なのか?…ご理解頂けると思いますが、9割以上の店が確実に遠隔等を行ってます。
1万店以上のパチンコ店の中で、遠隔も違法ロムも確実にやってないのは「○イトワン」ただ1店です!
※1…遠隔とは
「お、あの客は新顔だな。勝たせて味を占めさせるか。遠隔操作で設定変更しよ」
「客が減ってきたな。ま、設定を絞めて(違法)、1人あたりから搾る量を増やせばいいか」
「あのオヤジ負け続けてるからそろそろ辞めるかもな。今日は勝たせてやるか」
※2…違法ロムとは
「うちのアタリ確率は、もちろん他と同じ『○○○分の1』ですよ!(ロムいじってるからウソだけど)」
※3 市場規模 遊戯人口
平成06年 30兆4,780億円 2,930万人
平成08年 30兆0,630億円 2,760万人
平成10年 28兆0,570億円 1,980万人
平成12年 28兆6,970億円 2,020万人
平成14年 29兆2,250億円 2,170万人
平成16年 29兆4,860億円 1,790万人
炎路は出るんだろうか?
ヒュウゴ、天と地で壮絶な最期を遂げるんだろかと思っていたら
なんもしないで終ってしまった・・・
タンダだけど、まあワンハンドでも傷くらいは縫えるでしょ?
傷を縫う作業は、1針ごとに糸を結んで切るんだ。
裁縫の運針とは違う。
裁縫のなみ縫いにしたって、両手が必要だし。
足指を使うにしても、相手は人間だ。布のように薄くないからね。
――ワンハンドじゃ無理だ。
と、マジレス、すまそ。
>>480 案外、行列ができるかもなw
壊死した手足を治す外科医術なんかが発達してないと
結局切断するしかないからな。
で、この切断作業、できれば刃物の扱いに長けた達人がいい。
下手にヤブ医者が手をつけると痛くてしょうがないしw
>>484 医療関係者さん? 詳しい解説どうもです。
マジに考えて、バルサが助手として縫合等も手伝うというのはありかも。
タンダの相方として協力することで、戦わずとも生きる意味を見出せそうな気はする。
作者の上橋さんて普通に良い人だよね。
てか感じの良いおばさん。
これは普通の文庫本くらいの大きさのものはないのか?
通常のサイズとそれより少し小さいやつだけ?児童書だし、ないか。
>488
ノンシリーズの『狐笛のかなた』と
「守り人」シリーズでは第1作の『精霊の守り人』だけが
新潮文庫に降りてるよ。
>>489 おお!あったのか。ありがとう。
小学生の頃読んでた自分としてはハードカバーのあの表紙とかに懐かしさを覚えるが、
さすがにかさばるしな。
文庫買ったはいいが、あの挿絵がないと少し寂しいな
児童書持ち歩くのにはやはり抵抗あるし
ところで、狐笛のかなたってどんな感じ?
あれも児童書だけど、明らかに児童とは言えないような年齢の奴でもたのしめるかね
傑作というほどではないけど十分楽しめる本だと思うよ。
上の方で綺麗な物語だとか言ってたね
今度図書館でも行ってみるかな
NHKのアニメーションは半分くらいがオリジナルらしいね
個人的には冬籠もってる間のエピソードに期待してる
原作だとあそこがすこし内容が(時間の経過のわりには)薄く思えたからさ
チャグム家出→うさぎと遭遇→帰宅
チャグム家出→薪が無い→帰宅
チャグム家出→水が凍ってる→帰宅
チャグム家出→夜の山で名前を忘れる→○ンコ
上橋先生も企画に携わってるようなのできたいしたいよ
495 :
なまえ_____かえす日:2007/04/26(木) 01:35:19 ID:vAHx1YwS
>>491 文庫の挿絵って、昔に比べて減ってるらしいね。
コストの問題なのかな。
でも持ち歩きに便利なので、通勤時に文庫本を読むという人への
布教用に使っているよ。
軽装版は、いまは「精霊」「闇」だけだけど、全部出ることになったそうだから、
挿絵付きで持ち歩く用には、当分それ待ちかな。
狐笛のかなたはもう文庫になってるよ。あ、挿絵がどうかは比べてない。
私はハードカバー買ったけど、大人でも充分好きになれる話だと思う。
せつないけどあったかい気分になれるお話だよ。私は好きだな。
活字倶楽部で特集あったので立ち読みして来た。
思った以上にミーハーっ気のある人だな。
悪意よりも有難迷惑の方が難儀というのが印象的ですた。
NHKーFMのラジオドラマ版「闇の守人」で初めてこの作者とシリーズを
知った。面白かったのでとりあえず精霊と闇を買ってみよう。
ラジオ、自分は仕事の都合で全然聞けなかった…
再放送やってくれないかなあ。
>>496 それすっごくわかるな。
悪意でされたことならその悪意を断てばおさまるし、
それなりに対応しようがあるけど、良かれと思ってされた迷惑って
相手がなぜまずいのかわかってないから、どうすればいいか本当に困るんだよね。
あんまりきつい対応するのも何だし。
499 :
なまえ_____かえす日:2007/04/27(金) 22:46:33 ID:J07o0aQ+
ラジオ最終回放送age
放送終了sage
このシリーズ、CDにならないかなぁ。
単発ならスルーするのが望ましい
>>497-498 結構評判いいみたいだな、ラジオ。
自分もほとんど聞けなかったから再放送希望。
まぁ、半年か一年後かにやるかもしれないけど。
>>501 スレのあるアニメはともかくラジオは守り人単独スレがないんだから
多少は仕方ないんじゃないか?
ラジオはアニメのネタバレスレで話してるみたいだよ
俺も聞いてないんで、CD出して欲しいよ
ちなみにラジオドラマは、BGMとか既存のサントラなんかから借りてきてるらしくて、
権利の関係でCDとかにはできないらしいよ。
「獣の奏者」に出てくるラコスって、どんな果物を想像する?
猪肉の代わりに豚肉で作ってみようと思ってるんだけど、何で代用
するのがいいだろう?
バナナかな…とも思うんだけど、なぜかもうちょっと甘酸っぱい
もののような気もして…
>>506 イメージ的には甘酸っぱい赤い実だ。
ラズベリーやブルーベリーか?
外国じゃあオレンジとかソースに使ってるくらいだから
手頃に手に入る柑橘系なんてどうだ?
どっちかっつーとユッカを連想した>カウベリー&クランベリー
読売新聞の今日の朝刊7面、上橋さんの一面広告だった。
なんかすごいと思った。
今更だが文庫版を読んでみた。
久々に「この本は買い」と思った一作だったわ。
精読はまだだけど、非常に楽しみ。
恩田の帯はおかしいところ満載だけどね
>>512 ほんと?うちは朝日なんで、テレビ欄の横のしか見てないorz
「月の森」が受賞する前から上橋作品の読者をやってきた身としては
ここまでビッグになられると妙な寂しささえ感じてしまうな…
新潮文庫版の精霊の守り人読みました
他未読。アニメも未視聴
頭の中に登場人物の勝手なイメージが浮かんじゃってるので
できたらこのまま挿絵の少ない新潮文庫版で読み続けたいのですが
新潮文庫版は今後も続巻がリリースされるのでしょうか
ご存知の方はいらっしゃいませんか
直リンは、あんま良くないんでね?
しばらく読んでいなかったけど蒼路〜天と地まで一気に読んだ。
脳内BGMはALI PROJECTの勇侠青春謳。個人的にはサビ辺りとかがハマり杉…
521 :
なまえ_____かえす日:2007/05/11(金) 22:51:40 ID:sscdmfXf
●銀座・教文館で「物語作家・上橋菜穂子の世界〜守り人シリーズ完結記念フェア」
2007.5.17(木)〜31(木)
上橋さんの著作とお奨めの児童文学を一堂に集めた
"ブックショップ・上橋菜穂子館"を開設します。
絶版品切れの「隣のアボリジニ」置いてくれるかな?
522 :
なまえ_____かえす日:2007/05/13(日) 02:59:20 ID:xHZrDi7E
>>522 情報thx
さっそく投票してきた。しかしまだ始まったばかりなんだね。
みんなよろしくお願いします〜
>>506です
レスもらったクランベリーを探してみたが無かったので、
キウイで作った。結構いけた…っていうか、私は好きな味だった。
ご飯にあう!と思ったけど、夫には不評だった。
新潮文庫から、来月「闇」が刊行されるようです。
結構ペースが早いような。
さすがに以降作品は少しペースが落ちるんじゃないかなぁって気がするけど。
>>517を読んで文庫版は当分出ないだろうと思って、「闇」軽装版買っちゃったよorz
出版社のサイトを見たら「夢」の軽装版が7月予定みたいだけど、
新潮文庫版の方はどうなんだろう。
間あけずに出るなら、読みやすいし場所取らないから文庫の方が良いんだけどなぁ…。
とりあえず、>517のリンクのとこに
近年中に新潮文庫で完結巻まで出ないことは明言されてるよ。
わざわざ新規で軽装版を作った上に他社で文庫出すくらいだから
偕成社文庫では出さないんだろうなあ。
結構あの装丁とかサイズ好きなんだけど。
あ、読んでたのですね。ごめんなさい。
自分は軽装版を揃えるつもりだけど、持ち歩き用に文庫も買う予定。
さすがに同類はいないか…
>>525 闇は大人の読者に評判がいいから早めに出すんじゃない?
旅人以降はちょっと遅くなるのかな…
>>530 ノシ
ハードカバー全巻持ってるのに、漢字かな遣いの違いが気になって
軽装版も文庫も、出てるものはすべて買っている
何度も読み返す本だから、持ち歩き用に文庫も全部欲しいんだが
うおっ、闇文庫化かぁ。
自分も精霊は文庫だったんだが、どうしても読みたくて軽装版の闇に飛び付いた向き。
最初は文庫がいいなぁ、とか思ってたけど、軽装版で読んじゃうと文庫ってデザイン面で物足りないかもね。
挿絵はともかく、章や節のタイトルが味気ない感じ。
今日、精霊の文庫を書店で手に取ってみたら、すでに四刷なのね。
闇の刊行が早まったのもわかる。
アニメが放映中で、売り時でもあるんだろうけど。
光の軽装版が楽しみだ。
>>532 光ってなんだよw
夢だ、夢。
ちょっと、ルイシャ取りに逝ってくるよ。
剛胆なお人だ。
文庫売れてるよね。
私が買った時は残りは店内ランキングの掲示用の一冊だけだった。
おとといか、地元の新聞の書評コラムで守り人を取り上げていた。
「誤解を恐れずに言えば、アジアの歴史と文化を
完全に自家薬籠中のものにした作者によるアジア版ゲド戦記。
ただし、あれよりもっと熱くてじんと来る。ファンタジー好きなら今すぐ買いなさい」
ゲド好きの人にはちょっと申し訳ないが、
ここまで熱く紹介してくれてるのが嬉しかった。
ゲド戦記も好きだが気にはならないぞー
私も気にならないぞー。
むしろ、誰か英訳してル・グインに読ませてくれないか
と思う。
>>538 英訳されるのはもう決まっている(どっか上のほうにあるはず)
そういえば出版社は分かっているが英訳するのが誰かはわからないんだよね
問い合わせてみようかな
やっつけ仕事されたら惜しすぎる。ちゃんと文芸として訳してもらいたい
>>537-538 ありがとー。叩かれるかと思ってたからほっとしたよ。
ルグィンのSF作品や「イシ」は読んでるけど、ゲドはまだ読んでないもんでw
でも彼女の言う「夜の言葉」をまさに体現してるよ、守り人は。
>>539 ごめん。
一通りこのスレの中探したけど、わからなかったよ。
ネットサーフィンの旅に出てみる。
542 :
539:2007/05/20(日) 17:55:01 ID:gfpzHuzj
544 :
なまえ_____かえす日:2007/05/20(日) 21:32:13 ID:y9W5Bdnp
今日、たまたま立ち寄った銀座の文教堂(だったかな?)でサイン会やってた。
>>542-543 おお、ありがとうございます。
さりげなく重要な情報がw・・・
見落としていて、読み返してやっと見つけました。
>540
最後のインディアン「イシ」はよかったな。
ハードカバーの親が買ってくれたんだけど義務教育の頃だから最初はよくわかんねかった、
大学の下宿まで持っていって読み返している内に
今でいうネイチブアメリカンの精神文化とか社会的マイノリティのいきかた、いろいろ考えたもんよ
547 :
540:2007/05/24(木) 21:34:57 ID:/jLTdxa3
>>546 自分は大学時代の課題として読んだんだよね。
比較文科系の学部だったので。
それ以前からネイティブ関連の本を読みあさってたけど、
中でも心に残ってる一冊。
白人社会の中で誇りを持って生きた彼の姿は、年を追うごとに胸にしみる。
「隣のアボリジニ」も復刊してそういう教材に使ってほしいと思うよ。
>>546 姪っ子がその本読んで、比較文化系に進んだよ。
影響力あるな。
獣の奏者
あまりに感動してダーっと泣いた。
あのラスト、親代わりのおじさんの過去の告白
安っぽいハッピーエンドに走らない上橋さんにしか書けないね、やっぱ。
550 :
なまえ_____かえす日:2007/05/27(日) 12:33:40 ID:2ORngsdV
獣の奏者、読了
読んでいるときは夢中だったし、同じくドーッと泣いたけれど、なにか今一
ちょっと、無理がある設定かなと思う。緻密さでは守り人が上
ところで、これ読みながらしろくまピースを思い出したんだけれど、そういう人いない?
保守。
ユリイカの外伝の話が出てないけど、ここでいいのかな?
とりあえずネタバレなしの範囲で。
おもしろかった。
本になってほしいけど、厳しいかなぁ。
軽装版に収録なら嬉しい
文庫化するときに収録、とかでもいい…
獣の奏者、最初はタイトルで退いて、失望しそうでわざと読まずにいた
(アボリジニ以外は全作出ると同時に読んできたんだけど)
でもこのスレで評判がいいので、上下買って今日読んだ
実に良かった。特に前半、ぐいぐい惹きつけられた
>緻密さでは守り人が上
そうだね、心理のこまやかさというか暖かみ、生活感なんかは守り人が最高だ
でもこっちは大人読者が抵抗なく入り込めると思う。
私が連想したのはル=グインの『ギフト』。王の意外性は『闇の左手』の
短編バージョンの影響があるかも(作者は意識していないだろうけど)
それで質問なんですが
「バルサ姐さんを酔わせてみたい」ってセリフは
どの作品で出てくるの?
闇か神だったような気がするけど気のせいかも
獣の奏者にあるというがせねたを信じて読んだけど無かった。
天と地の二部だったか三部だったかに似たようなのはあった。
>>557 レスdです。やっぱりそうだよねー。
獣の奏者、守り人と同じ世界だとかいう話も聞いた気がするのに
リョザ神王国の名は守り人世界にはないし、逆にタルシュなどの名が出てくる
わけでもない。最初水蛇がスーティ・ランの同類だと思ったけど
世界の空気が違う。アジアや日本の匂いのない、洋物ファンタジーって感じ。
いや物語の面白さにとってそれがマイナスだとかいうことではないですが
ガセネタで先入観持って読んでしまったのが悔しくて
559 :
なまえ_____かえす日:2007/06/08(金) 17:05:00 ID:A9+N4WuD
ちょっと時系列確認してみるけど、これであってるかどうかチェックできる人はお願い
◎元年:精霊前半
バルサ30歳、チャグム11歳、タンダ28歳、トロガイ?歳、シュガ20歳、トーヤ?歳、サヤ?歳
◎二年:精霊後半、闇
カッサ15歳、ジナ12歳、カーム?歳
◎三年:夢、神上巻
アスラ12歳、チキサ14歳、シハナ?歳、ヨーサム?歳、イーハン?歳
◎四年:虚空、神下巻
タルサン14歳、サルーナ?歳、スリナァ?歳、エーシャナ5歳
◎五年:蒼路前半
ミシュナ?歳、トゥグム?歳、セナ15歳、ヒュウゴ?歳、ソドク?歳、ラウル?歳
◎六年:蒼路後半、天と地上中巻
コチャ14歳
◎七年:天と地下巻
二年、カームの息子は確か8歳だったが、カーム自身の年齢は出ていなかった、確かに。
そう言えばカームって、虚空で王の決定を伝えに来た時にチャグム相手に
ちゃんと名乗って自己紹介していたのに、天と地ではチャグムがそれを覚えていなかった。
王の側近で王と一緒にいたことしか触れていないから、カームが自室を訪ねたこと自体忘れていたんだろうか?
カンバル人で名乗ったのはカームだけだったから、かなり記憶に残りそうなシーンだったが。
トゥグムは虚空に昨年生まれたとあるから、三年生まれ。
ミシュナの年齢もどこかに出ていたと思う。
夢だったかな…?
まだトゥグムが生まれてなくて、バルサに会いに行きたいチャグムが
たとえ皇太子であるチャグムが死んでも妹姫がいるから…と言われるシーン辺りか
または蒼路のミシュナ登場シーン辺りにあった気がする。
今どちらも手許にないから確認できないが、持っている人はよろしく。
>>552 「ユリイカ」の外伝読んだが、ジグロのイメージがちょっと変わった。
kwsk!
「ユリイカ」は発売日を過ぎたんだよね?
それならネタバレおk!だよ
今日獣の奏者やっと見たよ。
最後ダダ泣きしてしまった。
人と動物の関わりっていう物の、根本を表現してるかなあと思った。
ちょっと、その後が気になるけど。
児童文学って括りなのは出版社がそうだからのなのか?
それとも作者が児童向けだと思って書いたからなのか?
面白いことは面白かったけど、どうも物足りなさが残るな。
話の奥行きというか深さみたいなのがなくてとても平板が感じがする。
ユラグとか呪術がただの便利設定みたいになってるのがとても残念というか、
文化人類学者なんだよな。
566 :
なまえ_____かえす日:2007/06/13(水) 23:11:14 ID:2GNK7cFa
おまえさんはまだ若いからわからないだろうが、年寄りの言うことは
意味があるものだ。今はわからなくても、覚えておおき。(※大意)
ageちまった。スマソorz
>>565 後者だと思う。
精霊だけ読んだ感想なら、そういう印象もわからないでもない。
バルサという人物とその生い立ちに、少しでも引っかかるものがあったら、闇も読んでみるといいかも。
精霊はリアル・チャグム世代のために書かれてる
感じがするね。
その上の世代でももちろん読めますよ、という
スタンスなのかな。
>>568 闇も読んだんだけど、うーん。
虚空がいちばん好みといえば好みかな。
図書館にあったのは虚空までだった。
闇はお話が矛盾だらけで、あのラストはないだろう。
闇の狩人の正体とかはもうね・・・
児童文学という括りだけど、どう考えても子供向けに書いてるとは思えなかったな。
作者の好きな話書いてるだけじゃねえかって思ったけど。
それは、あなたが大人だから。
正直大人になってから読むような作品でもないかな。
ここは、小中高の頃に読んで思い出深いと感じた人達が大半かと。
大人になってから読んで、ファンやってる自分が通りますよ。
573 :
なまえ_____かえす日:2007/06/15(金) 08:38:41 ID:cURvxVfu
「だらけ」っていう程、矛盾に気づけるなんて
すごいお方!
私なんてストーリーの流れに乗って、雰囲気で
読み進んじゃった。
歴史物読んでる訳じゃなし、ファンタジーは楽しまなくちゃ
と思っているいい加減な人間なのかも。
向学のために、矛盾点とやらを列挙してもらいたいものだな。
後学のために、向学の意味を教えてくれないか?
どうでもいいんだが、変換ミスに、ガチで突っ込むなよー。
ここ、2ちゃんなんだぜ。
自分は大人になってからこのシリーズを読んで、闇が1番好きだな。
で、大人に勧める際には闇を1番プッシュする。
闇は子供より大人にとって、胸に来るものがあると思うよ。
親の、血の繋がらない子供に対する深い愛情という点で。
自分には子供はいないが、子を持つ親に勧めたら読後に泣かれた。
矛盾点というほどの矛盾は感じなかったな。
ヒョウルの正体の一体何が矛盾なのか、本当に解らない。
自分も解りやすく教えて欲しい。
>>570さんはもうカキコしてくれないのかしら?
人の読み方は参考になるし、矛盾点について
色々教えて欲しいのに。
うちの母親も闇が一番好きって言うなぁ。
自分はチャグムが好きだから虚空がお気に入りだけど、
のめり込んで最後まで一気に読み進めてしまったのは闇だった。
矛盾なんて一切感じなかったよ…。
精霊の守り人文庫版読み終わったけどおもすれー
早く他のも文庫化せい(`・ω・´)
アニメの方はかなり前倒しで詰め込んできてる印象を受けたな。
矛盾ていうか疑問点なんだけど。
ルイシャ送りの儀式ついて
だれが開催というか(しきり?)してるのかいまいち不明。
開催時期をどのように決めてるのか不明。
中にいる蛇が良くわからない。
死んだ人がヒョウルになるのはなぜ?
王の槍で死者がでないとヒョウルはいなくなるのか?
王がいるとことはナユグのはずだけど、みんなナユグを見れるのか?
地底人は何食って生きてるかがよくわからない?
まとめると、ルイシャ送りの儀式そのものがんん?って感じだった。
かなりご都合主義な設定でただ単に、バルサとジグロを戦わせたかっただけのように感じられてね。
裏の方の説明もなんかおざなりだし、いまいちリアリティーが感じられなかった。
夢の守り人でチャグム目覚めるシーン泣いた。。。
バルサも多くのものを失って生きてきた人間だ。それでも絶対に夢の中に逃げたりはしないだろう…
ってシーン。・゚・(ノД`)・゚・。
>>582 矛盾だらけと書いた人?
その疑問は「矛盾」じゃないと思うけど。
こっちの世界にいる人には、わからないことも
あるから、それが書かれていないだけで。
リアリティがないと言ってたら、現実世界だって
現象は知られていても理屈はわからないものは
結構あるけど、リアリティないかな?
まぁ、そんなにトゲトゲしく物を言わないでもいいだろう。
ファンタジーは読むのにも、コツが必要だし、物語の読解にも特別な視点を持つ必要があるから、
向き不向きは明確にあるんじゃないかな?
かといって向き不向きは、優劣じゃないし、安易に蔑むのはどうかと思う。
架空の設定をご都合主義と捉えられたら、残念だがファンタジーって立つ瀬ないんだよね。
そここそを面白がる物語なんだから。
まだアニメ板の方が議論できる気がしたよ。
女率の高い板はこれだから・・・
疑問と粗探しってのは割とボーダーレスなところあるよな。
自分も言われてみれば確かに>582の挙げたとこは疑問かも。でも闇の守人好き。
っつーことで、「矛盾」なのかどうか考えてみた。
・儀式を開催してるのは>山の王以外にいなさそう。人の代替わり周期やら知ってるのは精霊さんだからだろうか。
ルイシャくれるのは、人が自分の庭に迷い込んで来た動物に餌を与えるような動機だと思った。
・開催時期をどのように>チャグムが幽体離脱中に千里眼的な経験をしたように、ナユグの大精霊には、カンバル王を幻視し
「ああそろそろ育ってきたな。またルイシャやるか」と判断した。あるいは、自ら贈ったルイシャの拡散を観察し、
20年周期とした。・・・でなきゃ単に、そのくらいで脱皮したくなる蛇さん?
・蛇さん>描かれてたまんまの存在だと思う。
・ヒョウル化?>蛇さんは現世の物質すらナユグの存在に変換、且つ自分の構成体にも出来るぽいので(それが必要かは不明)、
元来ナユグ質である魂に、蛇さんの眷属的属性を与えた、あるいは己の力で生前の意思をある程度存続出来るように処置した。
その為に生前の儀式の際に、王の槍達に「死んだらこの地の守人になり、後継者が現れるまで成仏は保留」という意思を確認する?
当然ユグロはその選定に漏れたのでペナルティ>重度の意識混迷
・王の槍で死者がでないと?>その前代のヒョウルが継続すれば無問題じゃ?王の槍の死亡がヒョウルの代替わりなら。
・一般人がナユグを見られる?>チャグムでもバルサをナユグに引き込みかけたことがあるし、卵食らいは現出と消失を繰り返した。
山の王がその気になれば自分の領域ごと降臨出来そう。あるいは、あの水も洞窟も「山の王」なのかも?
・地底人は何食って生きてるか?>今現在はカンバル人と一緒の食い物があるが。芋と肉と乳。でも昔はどうだったんだろうな・・・
・・・って、こんな感じで考えて判ったんだが、これ作者公認の設定とか明かされたらスゲー萎えだな。
人知の及ばない美しい何かと、対して余りにも普遍的な人の業の対比に魅力を感じていたんだと気づいたよ。
590 :
589:2007/06/18(月) 00:31:20 ID:ZlTQCR1f
読み返したらてにをはがおかしいし、矛盾かどうか考えてもいない文章だった。
スルー懇願。
自分は、地底の人たちと地上の人たちとの永い争いの過程で、ああいう儀式ができあがっていったんだと思った>ルイシャ贈りの儀式
それこそ最初は、地底の人たちが侵略者である地上の人たちの死んだ魂を使って戦わせるくらいのことをしたんではないかと。
陰陽師が式鬼を使うみたいに、もともとそういう能力を持った人たちなんだろうということで。
ただ戦いの中でも、地底の人たちの間にもそんな風に魂を使うことに抵抗感を抱く人が現れ、
一方の地上の人たちの間にも侵略に対する疑問も芽生え、わずかずつではあるが理解も生まれていき
互いに共存の道を探っていったのではなかと。
地底の人にも心を通わせ、地上の人たちにも生きる糧が欲しい人たちが初代王の槍になった。
と言うより、そういう人たちが後に王の槍と呼ばれるようになったのかな?
それが最初の山の王によるルイシャ贈りの儀式となり、ああいう伝承が生まれていった…。
自分はいろんなファンタジーやSFを読んでいるが、こういうパターンは結構ある。
大体、闇で語られている山の王の臣下たちが守っているルイシャという伝承自体、
語り尽くせない真実を伝えやすくしたものだと言われているんだから、
ヒョウル誕生についても更に言葉で語り尽くせないようなドラマがあったんだと想像できると思うんだか。
シリーズを通してチャグムの体験が、歌語りや口伝えで変容していったことも繰り返し指摘されている。
美しい物語だが、それは本当にチャグムが味わった苦悩まで描いているのか?
本当はもっとドラマがあるのに、人口に膾炙するのは甘く美しい物語だ。
そしてその物語から、真実の全てを知るのは難しい…。
なのに語られていないことをもって矛盾だ欠陥だと叩くのはどうかと思う。
本格ミステリじゃないんだから、物語が破綻しないだけの
整合性さえあればいいんだけどね。
(バルサの行動パターンが説明なしにいきなり変わってしまった、
などであれば問題だけど)
語られていない部分をどう読み取るか、
これがファンタジーに限らず物語の醍醐味だと思う。
読書経験が少ないと確かにわかりにくいだろうけど、
もう少しいろいろな作品に当たってから読み返してみると
また違う感じ方になるんじゃないかな。
同感。
そもそも
>>582で挙げられたことは「疑問」とは言えても「矛盾」とは言えない。
ましてや「矛盾だらけ」とは。
「自分が疑問に思ったこと」=「全て作中における矛盾である」
というような脳内定義でもない限りはね。
>>591 物語が二重構造になっているんだよ。
カンバルでの現実に起こっていることと、それから
カンバルの伝承や神話と。
伝承とか創世神話の部分は整合性が無くて当然だ。
歴史書じゃないんだからさ。
国うみとか国びき神話を取り上げて矛盾云々言ったって
仕方ない。
アニメから興味持って、原作読んでるんだけど。
いま虚空の旅人読んだ。
いやあチャグムの成長が素晴らしい。あとシュガもいいね。
ファンタジーは今まで敬遠してたんだけど
ファンタジックな話である以上に、人のつながりを濃密に描いてておもしろい。
児童文学ってとこが個人的には非常にもったいない。
大人が読んでも十二分に面白いよこれは。
一応完結したみたいで寂しい限りですが、続き楽しませてもらいます。
>>594 ジェイン・ヨーレンの「光と闇の姉妹」「白い女神」なんかは
それを突き詰めてるね。
「歴史的評価」と「物語」の章が分かれてて、物語に対して
後世の学者たちがあれこれ討論しているさまが描かれている。
「どちらが正しいというのではなく、両者の間に浮かび上がるものが
真実だというつもりで書いた」と作者はコメントしている。
逆にそういう作品を読んでみると受け取り方が変わるかもね。
>>595 ぜひ大人に布教しまくってくださいw
自分は普通のファンタジーや冒険小説好き数人に勧めた。
ひらがなの多ささえ乗り越えれば、落ちる率は今のところ100%。
でも心が柔らかいうちに出会える子供たちがうらやましいよ。
守り人を読んだ子は、生きることを決して軽くは見ないような気がする。
私は3人に勧めて全滅でした・・・
1人は時代劇1人はミステリ―もう1人は少年漫画のファンだったんだけど。
私もチャグムと同年代の時に読みたかったな。今はバルサ年代。
599 :
なまえ_____かえす日:2007/06/20(水) 23:36:00 ID:Jv4BXDwr
>どちらが正しいというのではなく、両者の間に浮かび上がるものが真実
精霊の守り人読んだときにこれ感じたなあ。
ヨゴ人の物語と、ヤクーの物語の、
どっちも絶対的に正しくもないけど完全に間違ってもいなくって、
両方を照らし合わせたときに
「今」「現実」を生き残るためのヒントが隠されてる、というのにすごく興奮した。
神読んだけど激しくビミョー(-_-)
夢とかまでにあったテンポの良さが消えちまってる
虚空以降、なんかキレが悪くなってる感じだわ…
2冊にするほどの内容かい、コレって??
久しぶりに闇読んだ。
やべ、最近涙腺が弱くてな・・・。
>>600 神は初独でそう思うの無理ない、てか自分もそうだった
でもそのあと旅人シリーズに入るからサクサク行けるんじゃないかな
あーでも虚空が気に入らなかった人には旅人シリーズはラノベに見えるかも
(自分はイラストに惑わされずに読めば虚空はいいと思うんだけど)
最初の頃は、漢字の制限に悩みつつ、ぎゅうっと圧縮して書いてたのが
長く書いてもいいですよってことになって、神はそのペース配分の要領が
まだつかめてない段階なんだよ。
最後の天と地になると、すくなくとも1・2はペースがまたいい感じになってる
最後の最後はちょっとばたばたで詰めすぎかな
なんにせよ、素材は抜群にいいけど料理法がそれほど職人じゃない
(プロ娯楽作家の技は極めてない)人なんだよね。良くも悪くもアマっぽさが
いつまでも消えない。そこが好きなんだけどさ
×初独
○初読 スマソ・・・
神は、妹の理解力の乏しさに最後までいらいら
やっぱ子供は、明るく優しくて素直じゃないとな
一応、児童向けな訳だし
優しくて素直な子だから、お母さんの言ったこととバルサの言葉の間であんだけ揺れたんじゃ>アスラ
チャグムも、昔のバルサも、チキサもアスラも、『明るく優しく素直な子供らしい子供が、
降ってわいた災難に無邪気さを削ぎ落とされてしまった』っていう風に描かれてたと思うな。
親の庇護の許に安んじていた子供が悲劇に巻き込まれ、世界が過酷で、善悪も判り易くはないと知るのも、
悩み苦しみながら、何とか生き延びよう、自分であり続けようと足掻くのも、むしろ児童文学の王道だと思うし。
たまにはカッサとジナの事も思い出してあげて下さい…。
やっぱり特殊能力が無いと薄いのか。
むしろチャグムよりカッサとジナの方が好き。
いや俺はチャグムの方が好き。
>>607 カッサとジナは幸せに暮らせそうだから、いいじゃん。
炎路って出る予定ないのかな。
612 :
なまえ_____かえす日:2007/06/26(火) 07:43:31 ID:/HegDtrl
保守age兼務
出るといいね。炎路。
彼も、『明るく優しく素直な子供らしい子供が、
降ってわいた災難に無邪気さを削ぎ落とされてしまった』
そのひとりだ。
>>612 むしろ、ユリイカの外伝のような、バルサが絡む短編外伝を何本か書いてもらって、単行本とかで外伝本出して欲しい。
外伝本、いいなぁ。
ナユグの人(?)たちの物語もちょっと読みたい。
なんだかんだで今まで一度も無いジグロ視点の短編見てみたい。
>>615 賛成。児童書の縛りから外れたもの希望!
大人の脇役たちを主人公に連作短編集なんかいいねえ。
自分は牧童たちと、カシャルの話希望。
大人じゃないが、セラ視点の話もいいな。
アニメ初めて見たけど、小説とまったく関係ない方向にいってるんだな…
でも絵がかなり綺麗でビビったぜ
>>615 「闇の守り人」でもかなり泣いたから、ジグロ視点だったらもっと切ないかも・・
でもぜひ読みたいなぁ。
闇でバルサがジグロの愛人と言われてて、ええ〜となった。
児童書で「愛人」なんて言葉が出る自体ビビった。
俺は一瞬出して良いのか、と思っちまったよ。
文庫版買おうと思ったが、監督の人の解説がムカつく・・・攻殻は面白かったのにナゼェ
精密検査で同情した俺の立場は…
>>622 うわぁ、興味津々だな。
立ち読みしてこよう。
「狐笛のかなた」読んだ
「精霊の守り人」を読んだ後、たまたま買ったんだけどすごく良かった
小夜と野火が純粋で真っ直ぐでひたむきな愛に泣けた…
最初は小春丸が小夜と繋がりが深いのかと思ってたから、良い意味で裏切られた感じ
アニメで映画化して欲しいと思ったよ
文庫版って闇のまでしかでてないの?
>626
文庫は闇よりあとの分がいつになるかは不明。
近いうちに全部出ることはない、とは作者が明言してるよ。
早く全部単行本で出てくれるといいな。
寝る前に読んでるんだけど、腕が痛くて..。
メンテナンスやフォーメーションって言葉は新ヨゴやカンバルじゃ一般的なんですね。。
加えて、ジャッジって言葉もロタを含めて一般的みたいね
631 :
624:2007/07/03(火) 21:07:12 ID:pi+BRjh2
解説読んだ。
「ジグロと私」とでもいうような作文だったな。
なんというか、的外れではないが、闇の解説とも言い難い。
思うに、この人はファンタジー読みじゃないな。
>>622氏がムカつくのも分からないでもない。
闇の後書き・神山分見た。
うーん
まあ、アニメで忙しいだろうからね、一番言いたいとこだけかいつまんだのかなって感じだった。
解説はまだ読んでないが、アニメ夜話で監督の話聞いて
この人ファンタジー向きじゃないなーと思った。
しかし、ファンタジー向きじゃないからこそ、リアルなファンタジーを描けたりもするのでは。
ちょっとおお!と思ったのは、渇きのシュガの回。カマキリの卵の位置で冬の降雪量がわかるってやつ。
あれ、最近研究結果で、当たるって話が出てた。
ああいうファンタジーに、最新だけど現実に根ざしたネタ挟めるってのは、現実主義者ゆえとも思う。
ファンタジー好きな人が作ったらいい作品ができたのかなぁ?
現実主義者だから現実感を持ち込めるってのは同意。攻殻でもほどよくリアルだった。
アニメ制作ではすごく客観的に自分を抑制してて、だから既に完成してる作品の解説
(しかも一番好きなジグロが最もスポット当たる話)で、ついはっちゃけちゃったのかも。
>>636氏に同意。
アニメ制作者なら、ああいった解説になるのは仕方ないんではなかろうか。
神山氏は、制作にあたって、きちんと全シリーズ読破してるわけだし、
一読者としての感想なら、また違う文章になるんじゃないかなぁ。
だいたい、キャラに感情移入してないのなら、
「架空のキャラに出すお葬式の話」は引き合いに出さないと思う。
俺は、別に不快感も抱かずに「ふーん」と読んだだけだったよ。
ていうか、けっこう面白く読んだんだけど・・・俺だけ?
>>627 文庫の続刊は、たしか来春予定と書いてあった気がする。
文庫「闇の守り人」の中のリーフレットか、「活字倶楽部」の
インタビュー記事周辺のどっちかに。
現在、両方手元にないので、確認できなくてスマソ。
638 :
636:2007/07/05(木) 22:11:28 ID:JKzjSGvO
>637
同意してもらってなんだが、かく言う俺は622なんだなw
原作に対するリスペクトと再構成の技量は別物だから、監督としてはアレでいいんじゃないかな、という気持ちと、
てめーはバルサの魅力が判ってねえのか、業背負ったおっさんのカッコイイ生き様・死に様゙なんぞ有り触れてるじゃねーか、
残された愛児であり生者であり罪人であるバルサが等身大に足掻くから味わい深いんじゃないかすぺぺぺい!
という気持ちは、特に矛盾せず併存するですよ。
639 :
637:2007/07/06(金) 11:09:28 ID:hSWeQkiU
>>638 そ、それは失礼しました。
とりあえず、言いたいことはよくわかった。
確かに「ジグロと私」になってて、バルサにほとんど触れてなかったもんね、
あの文章。
ところで、文庫の続刊の件。確認してみたら、
やっぱり「闇の守り人」にはさまってた、新潮文庫の新刊リーフレットに
来春刊行予定、と書いてありました。
このペースだと、全10刊出るまでには、何年もかかりそうだなー。
蒼路の旅人までサラッと読みましたが、いまの自分の心に響いたのは夢の守り人でした。
精霊の守り人を読んだ段階ではまだ、このシリーズがそんなにすごいお話だとは考えていませんでしたが、
夢の守り人を読んで傑作だと確信しました。
こんな夢に囚われて、抜け出せる人間なんて果たしているんだろうか・・・
夢をいろんなものに置き換えてみるといろいろ考えさせられます。
そんな甘い夢の誘惑に囚われないバルサの生き方やはり素敵だなと思いました。
偕成社の軽装版が出てからでないと文庫は出ないだろ。常識的に考えて。
>>641 そうなると、夢の〜・・以降は見込み無し、か
軽装版の刊行ペースってどんな感じなんだろう。
精霊・闇=2006年11月
夢=2007年7月
で大体8ヶ月掛かってるけど、このペースでこのまま続くのかね…。
644 :
なまえ_____かえす日:2007/07/07(土) 11:55:14 ID:hT9dnipQ
闇の文庫は今月らしいな。電車の中釣り広告に書いてあった
>644
もう出てる。
新潮文庫の新刊は月末配本なので、7月の新刊は6月末に発売済み。
>>645 なに!?そうだったのか!
試験が一段落したら買いに行くかな
647 :
なまえ_____かえす日:2007/07/08(日) 03:28:43 ID:PLG0EBAz
現実主義者なんだったら、あのバルサのルックスをどうにかしろ>アニメの人
ま、アニヲタの「現実」ってのは、戦う女もムチムチプリン程度なんだろうが
648 :
なまえ_____かえす日:2007/07/08(日) 07:27:33 ID:B8LXS6I3
軽装版夢の守り人まだすか
文庫版から読みはじめた俺がきましたよノシ
10年後の完結がいまから楽しみですよ
なんと気の長いw
通常版買うのが嫌だったら図書館で借りるか、堂々と書店の児童書コーナーで立ち読みしておいで。
1巻は文庫を買って、それ以降図書館で借りました。
ここまで順調に借りれたけど、最終巻は現在8人待ちっす。
やっと天地読んだぜ!
結局このままかよってのと、まあ進展したかなってのと
内縁のまま過ごすのかなあってかんじ。
あと、こんな功労者に褒賞は無しかよ!ってのと。
いいんだよ、いいんだけど、その辺が煮え切らない。
バルサにとっちゃ、タンダ>>>>>(越えられない壁)>>>>地位名誉財産だからいんじゃね?
比翼連理じゃないが、今後バルサは、癒えない疵を負ってしまったタンダを置いて遠くに行こうとは考えないだろ。
言葉は悪いが、今まではお互いに選択肢があるから迷ってたわけで。
ラストでは『介護&援助』という、一緒にいる正当な理由が出来たから、今後は気兼ねなく2人で暮らしていくんじゃないかな。
>>656 いや、金がないとやっぱり稼ぎに行っちゃうわけで。
せめて10年暮らせるくらいの金額をもらって欲しかった。
バルサが出稼ぎに出てる間はタンダの兄弟連中が世話してくれるだろうさ。
最終巻でこれほど伏線とかいろいろな物が収斂していく様は凄まじいな。
カンバル、サンガル、ロタと今まで行った国を全部回って最後に新ヨゴにもどるあたりはすごい構成力だと感じた。
10巻で一応の完結をするのは解って書いていたのかな。
話の着想がインスピレーションのように降りてくるような表現をしてるけど、うまくまとまるもんだなーと。
タルシュもかなり魅力的で外伝でもいいから読みたいな。
モデルとはしてマンマローマ帝国なんだけど、ヒュウゴのお陰で滅びの道は歩みそうにないな。
ロタの王様は一病息災で細々と生き続けるのかな。
ヒュウゴはもうちょっと活躍して欲しかった。
ヒュウゴは大活躍だよ〜
命はってるよ〜(バルサ助けるし、闇にくだるし)
あれ以上の活躍は無いぞ?
【炎路の旅人】出版をひたすら待つんだ!
>>660
他の国がわりと閉鎖的というかよそもの嫌いなだけに、
タルシュの人種民族混交ぶりは面白いなあと思う。
>>655 あの世界、内縁も何もあるのかな?
自分たちとまわりの人が認めてりゃ「つれあい」でいいんじゃないのか
ラウルが皇帝になったってことはヒュウゴの意見を聞き入れたわけだから、
ヒュウゴは太陽宰相になったんだろな。
クールズを飛び越して、ヒュウゴを宰相にするのになんらかの問題があったとしても、
ヒュウゴが宰相になるのは時間の問題だろうけど、というかラウルならすぐさま彼を太陽宰相にするだろうね。
ヒュウゴが内政を指揮しだせばたぶん、タルシュの国力は最大に膨れ上がるだろうし。
ヒュウゴの話を旅人でやって欲しいな。
タルシュはよいよ恐ろしい敵になったわけだし、このあたりのお話を少し読みたいな。
停戦の調印式にタルシュ皇帝代理で出席するヒュウゴとかみたいな。
>>661 炎路の旅人
焼け野原で母を捜す子供。
ヒュウゴの目には何が映っていたのか。
そのとき彼は決意した。
もう2度と自分のような子供をつくらないと!
サンガルの王子(名前忘れた)の活躍も見たかった。てっきりチャグムへの借りを返す展開があると
思ってたよ。
シハナも。けっこう活躍はしてたけど、いつのまにか消えたし
日経にベタ褒め記事がw
バルサの若いころの外伝とか、ヒュウゴ外伝とかあと2〜3冊出して欲しいな。
その後、バルサの子とチャグムの子が絡む新シリーズで。いや、幼馴染フラグで。
無理か。
それすごく読みたい。
>>667タル・サンだったら別のラノベに出てくるけどね・・・・
パンナコッタ・ヒュウゴ
天地読んだ感想。
いろいろあるけど、一番心に残ったのは
タンダ兄腹立つ。
>>672 えー?
クジに当たった弟の方が腹立つよ。
だって、兄貴に頼んで、自分は顔出さないんだぜ。
もともとそいつが貧乏くじ引いたの肩代わりしてもらいたいって話なのに
一緒に頼みに行かないの、スゲーむかついた。
久しぶりに読み返したら11歳のチャグムを片手で文字通り投げ飛ばしたりと驚いた
11歳の男って50kgはあるだろ、何となく雌ゴリラになってしまいそう
50kgねえよww
676 :
672:2007/07/13(金) 04:53:28 ID:OBUaPYao
>>673 貧乏くじ弟が頼んだって書いてあったっけ?だったら弟も腹立つけど。
たとえ泣いて頼んで来たにしても、ただの伝書鳩として来たとは思えない。
兄が一家の長として身代わりを頼みに来たと考えたんだ。
タンダのように共同体から外れて生きる者は、共同体の恩恵も受けないかわりに
不利益も受けないことになっているはず。
だから村の男たちの中でくじ引きをしたはずなのに。
つまり兄は二人の弟の命を量りにかけて、タンダが死んだ方が
ダメージ少ないと判断したということじゃないかと。
その理由をつらつら考えてたら、腹が立ったり悲しくなったり・・・。
(嫁子がいてかわいそうだと思ったのか、働き手を減らしたくなかったのかとか)
タンダにだって大事な人がいるのに・・・ (´Д⊂
>>676 村の側だから共同体から外れたものといっても、タンダもいろいろ世話になってたんだろうな。
それで断れなかった、まあ頼みに来る兄をあれだけどな。
夢の守り人の時もあれだったから、仕方ないんだろうな。
タンダ行く必要なかったよな、トロガイもタンダのことあまり気にかけてる様子もなかったしな。
物語の都合上行って、腕落としてもらってバルサを繋ぎ止めることにしないといけないから行ってもらわないと困るんだろう。
>>677 タンダは時々世話はしていても(カヤの件などで)、世話されてるイメージは無いけどなぁ。
それに家族に負い目が無くたって、タンダは頼まれたら断らない男だと思う。
679 :
672:2007/07/13(金) 12:38:22 ID:OBUaPYao
>物語の都合上
うん、それはね。
ただきっかけが違ってたらもっとすんなり受け止められたなぁと思って。
たまたま事情を知ったタンダが自主的に身代わりを申し出るとか。
>頼まれたら断らない男
同意。だからこういう人を選んで頼みに来るのがまた嫌な感じがするんだよね。
自分の兄貴が同じことしそうなもんで、ちょっと感情移入しすぎたみたいだ。
それにアニメでタンダが動いてるの見てると、この後・・・なんて考えちゃって。
引っ張ってゴメン。これでやめます。
守り人シリーズってそういうえぐい現実感覚あるよね。
だから他人事じゃなく引き込まれる。
>>680 物語に引き込むのうまいよな。
どういうテクニックなのかはわからないけど、世界が本当にそこにあるようなそんな手触りがする。
実際に物語の中で起こってることって、まあ他の小説とか物語からすれば別に特筆するような仕掛けもないんだけど引き込まれる。
バルサがどっか切って寝込んでるのがテクニックなのかな(笑)。
虚空読んでるが「バルサ」って単語が一回しか出てこない件・・・
別に構わないと思うけどな。
旅人シリーズは、守り人とは別だし。
>>682 >>682 精霊と闇と夢あたりまではバルサ主役と言えるけど、後半のシリーズはチャグムの成長物語と国のいざこざ。
バルサも出てくるが物語の中心とはいえないな。
後半シリーズ俺は好きだけど、いまいち不人気なのはそのへんなのかな。
タンダも可哀想だな。
兄弟から良くして貰った事はほとんどないのに、逆にその兄弟からは厄介事ばっかり持ち込まれるし。
旅人でチャグムの一人称の中でバルサ出てくるとうれしいw
688 :
673:2007/07/13(金) 21:18:28 ID:WATkzyAK
兄貴が兄弟代表してタンダに戦争池って言いに来たのは分かるけど、普通当事者も来なきゃダメだろと。
ドラえもんで言うと、空き地でキャッチボールしてて、窓ガラス割っちゃったのび太の代わりに玉子ママが
謝りに行くけど、のび太は一緒に行かないで家で昼寝してるって感じ。
好意的に考えると弟は代わって貰うことに反対だったのかも。
でも普通に考えればあわせる顔がなかったのかもね。
何か、みんな勇気があるんだな。
例え弟がタンダの事を知っていて兄貴を止められなかったとしても、小心者の俺にはとても責められんよ。
「あなたか、他の誰かに死んでもらわなければなりません」て言われたら、「私が」と言える自信はないぜ。
それでも今は独り身だから、自分以外は皆養うべき家族がいるって状況ならどうかな…うーん、それでも自信ないなぁ。
自分が「どうする?」と問われていない間は黙ってるかもしらん。
すべてが終わったあと、腕を一本失って帰ったタンダを見てどー思ったんだろうな>兄
さすがに合わせる顔がないか。
いっそ「名誉の戦死」を遂げてくれたほうが気が楽だったかもしれないね。
というのは意地悪すぎるかなw
でもさー、ほんとリアルだよね。別に悪人なわけじゃない、憎しみがあるわけでも
ない人が、働き手で妻子もいる弟と、いい年こいてふらふらしてる(ように見える)
少し気味の悪い弟とを天秤にかけてしまう弱さってのが
そういう意味ではコチャと同じ身の上だったのかタンダ。
身につまされる事情ばかりだよね。
敵味方問わず、こいつはゲス野郎だ、ぶっ殺せ!で済ますことが出来ない存在が多い。
その辺り、作者の温かさでもあり厳しさでもあり、という気がする。
精霊の守り人のアニメの主題歌SHINEを歌っているラルクの
SEVENTH HEAVENってシングルは、思いっきり守り人の世界観意識してるよなー
きらめいた瑠璃色が胸に刺さり思い知らされる
とか歌詞にあるし・・・
ただなんとなく
なんかアニメ化とかしてるしたまにはこういうのも読もうかなー
と気楽な気持ちで文庫版2冊買ったんだが…
なんだこれ面白ぇ
続き楽しみだっぜー
狐笛も取り寄せ頼んだし
とりあえず、食い物を旨そうに書ける人に外れはないな
俺もアニメなってから読んだけど
いや〜児童文学だからってあなどるなかれだよな。
ジャンル問わずいろんなおもしろい本あるんだな〜って
あらためて実感したよ。
そんくらいこの本は当たりだった。
699 :
653:2007/07/15(日) 20:55:27 ID:tOIKvLfi
>654
早く回してくれーヽ(`Д´)ノ
(あと6人待ち)
うちの近所の図書館に来ればすぐ読めるぞ。
一冊1500円は高いよな。
もっと早く文庫化してればとっくにベストセラーだったのにね。
天と地の守り人は我慢できなくて買ってしまったけど。
うちの近場の図書館、シリーズほぼ全巻順番待ちだよ。
ネットで調べられる時代で良かったぜ…。
軽装版で「夢」まで買ったけど、次どうするか悩み中。
金もそうだけど、本棚のスペースにも問題が。
いまだに読んでない完結編、なかなか借りられないので
ここは買おうかと思うんだけど。
シリーズ10冊まとめて大人買いするかアマゾンめぐりながら逡巡してる。
獣の奏者読了した。引き込まれて一息に読んだ。
十分面白かったんだけれど、もう一味欲しいと思ったりも。
端的に言うと「旅」が欲しいなあ。
次作も楽しみにしてます。
そういえば天と地の皇帝の行動に矛盾を感じるなあ
それまでの行動は全て国の体制を守るためだったんだけど
チャグムのじいちゃんを見捨てるのは明らかに国益に反すると思うんだ
皇帝って新ヨゴの帝のことだよな?
それだったら首尾一貫してるじゃん。
体制っていうより神の血を引く自分の意見がすべて正しい(神の加護があるから)
っていう感じでしょ。国益なんか考えたら鎖国して、
農民を尖兵にだそうとしたりしないし、自分から同盟申し込むはずじゃん。
まあこれはチャグムを嫌ってたからってたのもあるかもしれんが。
さらにチャグムを嫌ってたのだって自分の方針っていうか考えとは
国を動かす視点が違うからなんだし。
武力もなくて外交も下手、これでよくいままで占領されなかったのか不思議だってのはある。
あそこの大陸では一応神の国だっていう張ったりが通ってたのかもしれないね。
なんで文庫化までこんなに時間かかったの?
この前新聞で読んだけど、文庫版精霊が今むちゃくちゃ売れてるらしいね
一般層が手を伸ばしてるみたい
天地の前に聖導師が亡くなったのがでかかったんじゃないかな。
基本的に帝とはかくあるべし、で行動してるみたいだし。
1週間で10冊読了しました。
どうしても先が気になってしまい、ついつい急いで読んでしまったので、
今度はじっくりと“精霊〜”から読んでみようと思います。
財布は薄くなり、本棚のスペースも占拠されましたが買って損はなかったですww
>>696 SHINEのが守り人っぽいよ
まあ当たり前っちゃあ、当たり前だが
>>707 つアニメ化
一般読者に手に取ってもらうこれ以上ないチャンスだからね。
そもそも児童書として出された国内作品が、
一般文庫に入るってこと自体が相当のレアケースだと思う。
よほど評判になって、大人が手に取らないとありえない。
他には十二国記、梨木香歩、森絵都とか? 最近は増えつつあるようだけど。
>705
うーん、最後にあっさり死んだのは洪水から自分が帝であるべきでないと悟ったんだよね
その潔さとかからすると皇位継承のために姑息なことするのは帝としてあるべき姿じゃない気がして
廃太子という制度はなく、皇太子をおろすためには
死なせるしかない。
ということで、そういうことは過去にも行われたような
ことを匂わせてたね。
>>246 すげー遅レスだが、これってたぶんモンゴルあたりをイメージしたんじゃ
ないの。騎馬だけで歩兵なし。換え馬たくさんで15,000くらいはおかしくはない。
>>254 ゲド戦記は4巻が最高って人もいるよ。俺だが。
>>714 定住生活で沢山の馬を養う干草とか集めるのは相当な負担だと思うよ。
遊牧民族は草が足りなくなりそうになったらすぐ他所へ移動できるけど、
カンバルみたいな定住民だと気軽に他所へ移動なんてできないから、
干草を他所から買い付けるか足りなくならない範囲で飼う馬匹を制限するかしないと難しい。
例えば古代ギリシャ・ローマ世界だと自前で武装を整えられる財力を持つ共同体員が自由市民・有権者となり、
さらに戦闘に駆り出せるくらい飼える馬に余裕のある富裕層が騎士・貴族階級となったからね。
騎馬民族と一口に言っても遊牧生活か定住生活かで結構事情は違ってくるんじゃないかな。
モンゴルはどえらく広いからな〜
そういえばあの半島ってどんぐらいの規模なんだろ?
能登半島とか三浦半島ぐらい?
朝鮮半島とかイタリア半島ぐらい?
昔の戦記とかは数多めに申告するのが普通だったみたいだけどね。
後方支援部隊とか途中で徴発(誘拐?)した農民とかも
加えて、さらに数倍多めに宣伝して、敵を攪乱。
>>582 そんなこと以前に20年(あるいは数十年)に一度しか宝石もらえないのに
それで国力保てるって方が不思議だろw その矛盾っていうか疑問の前には
ほとんどのことは些事だと思う。
>>719 ダイヤモンドで成り立ってるマリネラ王国を思い浮かべちゃったじゃないかw
>>719 結構な人数の男たちが毎冬出稼ぎに行ってるようだから、
仕送りで国力は持たせてるんじゃないのかな。
地方領主の館が新ヨゴの商人たちの家より貧しいんだから
そう贅沢はしてないんだろう。
アニメ版のサグムいい人過ぎだろ(´Д⊂
どんだけ弟思いの兄さんなんだ。。
>>719 > 20年(あるいは数十年)に一度しか宝石
ボーナス返済を組み込んでる、住宅ローン。
ハリーポッターシリーズと守り人シリーズではどっちのが上?
>>711 児童書→文庫の逆だけど、昔講談社文庫あたりで出た(背表紙がピンクだったような)
柏葉幸子「エバリーン夫人の肖像」が青い鳥文庫で『ふしぎなおばあちゃん×12』
として再販されたってのはあったなぁ
クレヨン王国とかコロボックルシリーズとか
講談社は結構ある気がするけど。>児童書から文庫
偕成社は大人向けの文庫レーベルがないからな。
出版社をまたいで出すまでには色々事情が絡みそうではある。
>>724 シリーズでみるなら、守り人だろうな。
ポッターはそもそも一巻の時点でシリーズを考えていたとは思えないグダグダ感が。
728 :
なまえ_____かえす日:2007/07/22(日) 19:04:19 ID:NOTWbakf
>>724 作品の精神の質は、比較にならんほど守り人が上
ただしお子様読者にウケる派手さとか、商業要素ならハリポでしょ。
他作品との比較に意味があると思えない
比較しても荒れないってことは過疎スレってことなんだろうね。
ここできいたらそらあ、答えは決まったようなもんだろw
比較に元々意味はない。比較すること自体で勝手に意味をみつける
ものだろう。どっちが好きかってのを屁理屈つけているような
もんだしな。
ここで過疎なら他は無人島みたいなスレッドばっかりなんだぞこの板は。
まあ、上下なんてその人それぞれの物差しで
絶対的なものじゃないもんね。
人の物差しを聞いても自分の参考になるとは
限らないし。
733 :
なまえ_____かえす日:2007/07/22(日) 23:12:37 ID:x2WqAx8k
このシリーズって、「あちらの世界」(ナユグ等)の描き方というかあり方が素晴らしいと思う。
基本的に「こちらの世界」に対して徹底的に無関心なところがいい。
こちらに関心を示すときはチャグムが卵抱えてるときのような自分に都合がある場合のみ。
けして「こちらの世界」の民を救おうとは動かないし、自分たちのためにこちらに犠牲が出ても何も気にしない。
「こちらの世界」の人が「神」的にあがめるのは為政者が都合よくアレンジした伝説によってでしかない。
「神は人に無関心だ」というようなことを言ってた「神狩り」的なバッサリ感もあるね。
でも、これって日本じゃすんなり受け入れられても、一神教当の宗教の色の強い国家ではどうなのかな?
自分の国と結びつけられたら反感もあるかもしれないけど、
いかにも異国風なんだから寧ろ受けるんじゃないかな。
あくまでファンタジー小説なんだから。
>>733 ナユグ、サグを含めた自然との付き合い方がとてもアジア的ではあるよな。
西欧にすれば自然は征服する対象だけど、東洋では自然は神であり恐れ敬う対象だからな。
ナユグはサグの自然と同様、荒ぶる神なわけだし。
ナユグがどういう世界なのか、具体的に細部まで描かないことについて、海外の読者やまた今の若い世代に人も不満を持つかもしれないね。
実際の評価が出てもいないのに、変な心配するもんじゃないぜ。
っつーか偏見だろ、「どうせ外人は」とか「今時の若い者は」とかどんだけ(ry
例え「もっと派手にしる」「マッチョ出せ!判りやすい勧善懲悪キボン」て勘違いした連中に言われても、
この作者の人は、それに迎合することは出来ないんじゃないかと思うし。
>>735 そういう理解力ってのは年齢や国籍にはあまり関係ないんでは。
小説でも漫画でもゲームでも、さまざまな世界観を体験していれば
ある程度想像はできるだろう。
キリスト教ベースのナルニアが日本で受け入れられてるんだから、
外国ではダメってこともないと思う。
勧善懲悪という点では児童書の王道を押さえてると思うけどなあ。
人を陥れたり騙したりした人間はそれ相応の報いを受けてる。
ただ、悪役側にもそれぞれの考えや事情があるってことを
はっきり描いてるから単純にはならない。
>>733 一神教の国でも、一神教以前の神話がそれなりに残ってたりするよね。
ギリシャ神話や北欧神話のカミサマも、まあ人間との関りはすごい深いし
人型が多いけど、自然の象徴っぽいし、多神教的だし。
それに、わざわざ極東の国から来たファンタジーを読もうなんて酔狂な奴は
そういうとこ分かってる奴だと思う
そういやもう海外でも発売してるんだっけ?
人生訓は色々詰め込まれてるから、その辺児童書っぽいなと思う。
海外で販売するらしいとは聞いたが、もう販売になってるかどうかは知らない。
>>735 読んだことないけどゲド(つーかル・グイン)だってそういうテイストの作家らしいし、
ちょっと失礼な心配だと思う。
アジアのファンタジー、作者は文化人類学者、程度の前情報があれば
手に取る人は極端に不満を持たないのでは。
アニメ化され、新潮からも文庫が出て
これからどんどん世間に浸透していこうってのは非常によいことだ
本屋で文庫本みたときは感動しました!『あの上橋さんの小説が遠藤周作の小説の横に…!』って。
昔は学校の図書館で『この本私以外借りてない…』って思った記憶があるのにさ
文庫版が、平積み用の囲い込み型専用ポップで陳列されてたな。
精霊は6刷。闇は2刷。売れてますね。
うちの地区だけかもだけど、天と地の守り人が感想文の推薦図書になっているよ。
なんで精霊の守り人じゃないのかとおもったけど、発行された時期なのかな。
できれば子供達にも最初からよんでほしいものだけどね。
精霊から読んでもらいたいね。私は小学生の妹にすすめたんだけどバルサが30才という記述で読む気失せたとかいわれてショック(><)
BLでも渡してやるがいいさ。
バルサ、タンダはアニメ版イラストに脳内変換がデフォだろ・・・
そういやタンダの肌の色、薄いよね、アニメ版
ヤクーっぽさとか、カンバルっぽさとかヨゴっぽさって
あんまり分かんないな。本編見たわけじゃなくて
Webで設定画を見ただけだけど。
決して面白くないわけじゃないけど、読み返す気がおきないのは、逃避のファンタジーじゃないからなのかな。
バルサが暮らすもうひとつの現実を読者は体験する。
そこには悲しみや怒り嬉しさがある。
読者は現実の世界もそうなんだと気づく。
これは生きる力を与えてくれるファンタジー、その意味では児童書にはぴったりだと思う。
>>750 ヤクーは一応アイヌっぽいファッションにしてあるんだけど、原作にあった泥臭さはカットされてるね。
カンバル人の服装はヨゴ人と明確な差別化はされてはいるよ。ただカンバル人自体少ないからわかりずらいけど。
>>752 や、体格とか顔つきとか。アニメだと難しいかもな
あ、身体的特徴の事ね。確かに上記の三者はほとんど区別がつかないけど、
ロタ人はロシア系というかイラン、トルコ系をイメージした白人種っぽい感じにはなってた。
読み応えがありすぎて読み返す気がおきないという意味ならワカル。
一回読めば5年くらい読み返さなくても余韻だけで生きてゆける。
てかチャグムとバルサが絡むシーンとかけっこう精神的に消耗するから何度もよめない。
よーし、パパ全部読んだから息子に読ませちゃうぞーっ!
夏休みの宿題の感想文はこれでOKだろ!
って親が多数いると思うww
ユリイカに載っている外伝は単行本未収録ですか?
買おうか迷っているんで…
759 :
なまえ_____かえす日:2007/07/28(土) 00:48:15 ID:ucDRuAtE
アニメ見て耐え切れずに原作一気読みしました。
すげーよかったです。作者ありがとう。そして近所の図書館ありがとう。
余韻に浸って、いろんな感想・考察を見てたんですが、どうしても聞きたいことが。
自分は読んでる最中「いやこれはないだろう、そういう意味じゃないよ、違うきっと違う」
と否定し続けてたんですが、ここへきて・・・・
>>79の
>これは作者も認めている
ってマジすか?本当に?
確かに自分もひっかかったけど、あえて深く考えないようにしていたので
こんな決定打を打たれると、ちょっと残念なような、嬉しいような、悲しいような。
とにかくすげー気になってしかたがない。
あと関係ないけど、
・若々しい頃のバルサ(もしくはタンダ)
・ジグロが死ぬとき
・バルサが護衛仲間に囮にされて死に掛けた、話を外伝で読みたい。
アニメのバルサはあの巨乳はありえないけど、声は最高にいいと思う。
>>758 未収録ですよ。
>>759 当たり前にそういう仲でしょ
最後には自分で連れ合いとまで言ってるんだし
その前にもどこだか忘れたけど
タンダと安定した暮らしはしたいけど、どうしても戦いを求めてしまう
自分がいるっていう葛藤のシーンで、タンダの腕の中でそのことを何度も考えた
っていう記述があったと思うし
>>759 あんまり想像できないけど、そういうことらしい。
精神的な繋がりの方が強いからセックス云々はどうでもいいと思うけど。
ただ、それを不自然と考える人たち向けのフォローだろうね。
>760
それは天と地ででてきた記述でしょ。
その前にそういうのってあったっけ。
精神的に深いところでつながっているっつうのはわかるけど。
>>762 精霊のなかで脇の古傷つつかれたあたりの心理描写の記述が、匂わせている。
764 :
758:2007/07/28(土) 08:15:41 ID:0C1MQ6ah
>>759 未収録ですかぁ… 買ってきます
ところで、守り人関係で今回のユリイカみたいに単行本に収録されていない雑誌掲載作品とかってありますか?
タンダとバルサについて
302 ちょっと安心
上橋菜穂子(作者) 2006/12/20 09:10
おはようございます。出勤せにゃあかんときに、ちらっと飛び入り。
バルサとタンダの描写、わかる世代には伝わって、まだちょいと早い世代にはスルーされていたと知って、
ちょっと安心しました(^^;
この物語は小学校2年生から80歳代の方まで読んでくださっていますので、この種の表現が、とても難しいです。
わかる人には伝わって欲しい。でも、まだ、ちょっと早い方々には、やがて、「あ……そうだったのか!」と気づく時が
来るってのも良いものでしょうから、多くを書かないことでの表現を心がけています。『神の守り人』で、口のはたに
口づけされても、タンダが顔を赤らめもしなかったというシーンの意味などは、まず、ほとんどの人は気づかないで
しょうが、察しのよい方は気づいておられますし、midoriさんのように、直接のキスでないから……と思われる読者
さんの存在は、また、とってもうれしかったりします(^^) 読書ってそういうものだし、それでいいんだと思います。
えまのさん、のぶさん、midoriさん、なよさん、ありがと!
古傷を見るシーンで「ただの幼なじみ」じゃないなとは気づいた。
あんなふざけ合いをするのは(ましてタンダの性格で)
男と女としての感覚がなければありえないと思う。
いつも治療しているからというだけでは無理がある。
バルサが外へ出てしまうのは、抱き合いたい→さらにその先へ…
って気持ちが湧き上がってきたからだと解釈してた。
768 :
759:2007/07/28(土) 19:44:19 ID:ucDRuAtE
なるほど。みなさんありがとう。
もう、そのまんま受け取ってよかったってワケですね。
>>765 ありがとうございます、否定しようがない決定打です。
確かにあそこでタンダが動揺しないのが、
「天と地」のほうの描写より疑いが自分の中ででかかった。
>>766 そこまで考えなかった自分はまだまだガキんちょだったのかと思い知りましたorz
みなさんありがとう、今日はぐったり眠れそうです。
>>768 >ぐったり眠れそう
ごめん。
笑ってしまったよ。
ま、気楽にいきましょう。
>>764 ユリイカと読むと分かるけど、
ヒュウゴが主人公の短篇が単行本未収録作として存在しているらしい。
私も未読。
タイトル何だっけ‥「炎」がついたような。
一応外伝流れなので「旅人」タイトルでした。
「天と地」を読んでヒュウゴにあそこまでスポットが当たったのも、
こういう短篇の存在があったせいかなと、今では思う。
ユリイカの短篇もあるし、もうあと2〜3作短篇を発表するか書き下ろして、
「守り人」短篇集みたいなのが最後に出るのかも、と期待。
炎路の旅人。もう書きあがってるんだから、はやく出ないかなー。
>>770 短編ってか、蒼路の旅人書く前にヒュウゴキャラを固定する設定として書いたらしい。
何処にも発表はしてないよ。
寝かせてるのはもったいないね。
>>772 あ、未発表なんですか。
ユリイカの特集を読んで、こそっとどこかに掲載されたのかなと思ってしまった。
未発表とは勿体ない。
ねかせておくと、「やっぱりここをなおしたい、あそこもなおしたい」みたいなことになってしまわないかな。
守り人外伝みたいな形式で、早く一冊にまとまって欲しいですね。
まとまるも何も、「炎路の旅人」は1冊分の分量がありますよ。
「神の守り人(帰還編)」 の予告帯では次巻の刊行予定だった。
結局、炎路の代わりに「蒼路の旅人」が出たんだが。
それとテンプレを見て気付いたが、
>>1の4)と7)がだぶっていますね。
7)は「蒼路の旅人」では?
次スレから修整をよろしく。
>>774 >「神の守り人(帰還編)」 の予告帯では次巻の刊行予定だった。
てことは、一つの物語が完結してしまった手前、
出しにくくなってしまったのかもしれないですね。
でも読みたいなぁ。
>>775 違うよ。ヒュウゴを蒼路でトリックスターとして出したかったから
炎路を封印した。炎出しちゃうとヒュウゴの行動目的分かっちゃうから。
まあ、もとからキャラ作りが基本目的だったらしいし。
何時か出すかもしれないが、まだその気にならんとかインタブ見たな。
なんかの雑誌で。
b4くらいのデッカイ薄い雑誌。先月号。
あ、炎路→蒼路 は、てっきりただのタイトル変更だと
今まで思いこんでいた…
炎路の旅人ってちゃんとあるのか。
いつになってもいいから、読みたいな。
なんだかんだでダラダラとつづきがよみたい。
いつのまにか夢〜が軽装版で出てたんだな
軽装版・虚空の旅人は9月中旬発売予定だって@偕成社Web
快調な出版ペースだ。
文庫は一体何年後になるんだろうw
俺は図書館で読んで文庫を買っているだけだからな。
揃う頃には何歳になっているのやら。
文庫化ってそんなにかかるもんなの?
軽装版を先に買っちゃいそうだ
文庫はまだ買ってないんだけど、
ハードカバーと比べて漢字の量はどうですか?
児童書に慣れていても、あのひらがなの多さは最初とっつきにくかった。
逆に読みづらくなっちゃうんだよね。
文庫版はスムーズに読めた印象が。
ハードカバーのひらがなの多さに敬遠するのは同意してしまうな
>>783 出版社が違うからな。軽装版もまだ3巻出た程度なんだから
完結するのは相当先だろう。作者のコメントとして最低4年は
とか載ったんじゃなかったっけ。
>>786 教えてくれてありがとう
最低でも4年か…気長に待とう
十二国記と比べればあっという間だよ。
ユリイカって買いですか?それとも短編集みたいなのが出るの待ったほうが良いですか?
数十ページのために千三百円は、学生にとっては財布が痛いんで…
自分は図書館で読んだ>ユリイカ
短編集はかなーり先の話になると思うんで(まとめようにも他の短編がない)
どうしても手元に置きたいなら買うのが吉。
>>784 感じの量もだけど、言い回しも大人むけに変えてる箇所が
あるようだよ。
読み比べてないから、あくまで印象なんだけど。
文庫の方が圧倒的に読みやすい。
>>789 立ち読みしただけだけど、短編の他に一冊丸々守り人特集だったよ。
そうですか…買ってみますね!
短編はおもしろかった。対談読んで空色勾玉を図書館から借りてきた。
天地2部読んだわ
タルシュの策が看破されて涙目な感じが最高だったw
ただ3部は図書館の順番待ちで後20くらい待たないといかんorz
こっちの市に嫁に来なされ。
即日借りられるよ。
>>795 俺もあきらめて買ったら、翌日に図書館から通知メールがきた。
いや1日でも早く読めて嬉しかったけれどさ。うん、後悔なんかしていないよ。
>795
さっき返却したから。もうちょっと待ってて。
799 :
なまえ_____かえす日:2007/08/10(金) 14:56:31 ID:dk7LAgKF
守人シリーズと獣の…上巻を一気読み。
ついに獣の下巻をよめなくなった。
だって、みんな優秀なんだもん。
ファンタジーの世界でも学歴社会かいっ!と
おちこぼれの私はすねてしまいましたとさ。
トホホ…
チラシの裏
801 :
なまえ_____かえす日:2007/08/11(土) 04:40:22 ID:/AP0CA6N
何が何でもマンセーしないとだめですかそうですか
皆優秀ってのは分かる。
カームやラダール王、ガカイ頑張れと思ってしまう所もある。
カームは充分優秀だと思うよ。っつーか、あの青さというか清さを周囲の人は愛してるんじゃないかと思った。
奴さんが策謀に染まったり、ラダール王が家族を謀殺されて覚醒したら、正直嫌だ。
この作者の本で優秀な人物ってなると、属していた共同体(国とか村とか家族とか)を失って、
自助自立の為に能力を伸ばすしかなかった人が多いと思う。シュガみたいなのは結局大したこと出来てないし。
それでも自立は独力では為されず、バルサにもエリンにも、助けてくれたり、尊敬出来たりする相手がいた。
その人もやはり、人生の途中でどん底から自分を立て直したり、あるいは人格的に業を抱えていたりだし。
俺は逆に、凡人でいられる幸せを噛み締めるけどなぁ。
エリンて誰だっけ?
805 :
なまえ_____かえす日:2007/08/11(土) 17:56:47 ID:/AP0CA6N
まあ、確かにそうなんだけどさ、だからといって飛び級しちゃうぐらいの頭の良さとかはどうよ。
別に自立にはおまけ程度でいいと思うんだ。
なんかさ、まあ、特色だからしかたないね。
なんかね、努力さえすれば何でも夢はかなうみたいなニュアンスが
うすら漂ってきてたまに辛くなるよ。
努力したって無理なもんは無理なことはあるんだし。
そうか。じゃあまあ、合わなかったんだね。
努力して夢がかなうなんて甘い幸福は描かれてないが、
娯楽ってのは相性だし、読む方には読み取れることが全てだからな。
さっさと手放して、忘れちまうのがいいだろ。
あと、この板ではどうかわからんが、sageた方が無難。
おお、すまね。
そうだね相性があわないということもあるんだよね。
つきあってくれてありがとん。
>なんかね、努力さえすれば何でも夢はかなうみたいなニュアンスが
>うすら漂ってきてたまに辛くなるよ
…どこを読んだらそんな解釈になるんだか
811 :
なまえ_____かえす日:2007/08/12(日) 11:32:03 ID:LlZRoTQL
まあ、人によって解釈が違うということで。
正解がないのが小説だとおもうけどなあ。
>810
ヒント:下巻読んでない
多分あのままエリンが神童としてマンセーされまくる展開を予測してるんだよ。
学歴なんぞ国家転覆したら無意味だし、努力した結果があわやテロルだったわけだし。
下巻の絶望感を思い出すと、未だに胃が痛いぜ。
「月の森に、カミよ眠れ」を読了したんだけど
あのラストって、キシメはナガタチと夫婦になって全国行脚して
ナガタチ死亡後月の森に戻ってタヤタ(でもある命の渦)と共に添い遂げた
っていう解釈で良いのかな?
別の解釈があれば誰か教えてくれ
作品の半分読んだだけで何か判った気になって愚痴りに来て
しかも同意を求めるウザい人のいるスレはここですか。
作品にも作家にも失礼だろ。せめて全部読んでから判定下せよ。つか一生本読むな。
こんな夏厨につきあってやるお前らも優しいな。
816 :
なまえ_____かえす日:2007/08/13(月) 15:04:40 ID:ipQwD+DW
まあまあ。
君が文学者だってことはよくわかったから
>815
>814だけどレス頼む。
あんたならとても読み込んで独自の解釈を固めた上で
返信してくれそうだ
>815
気持ちは全く分からんでもないが、折角いなくなってくれそうなところに
再召還呪文を唱えるような真似は勘弁だぜ。
age厨ぽいのが喜んで絡んで来そうな気配だし。
そんなことより作品を語ろうぜ。旨そうだったランキング・・・は秋にとっとくか。
ダ・ヴィンチの来月号は上橋菜穂子の特集だ。楽しみ♪
820 :
なまえ_____かえす日:2007/08/23(木) 13:25:40 ID:2jLTtg8W
>>818 それじゃ、守り人でいくよ。
小学生のとき読んで、闇を「なんか暗いな」と思い、夢を「最後が説教くさいな」と思った。
それでも結構はまってたから、精霊と虚空が好きだったのかもしれない。
それで、数ヶ月前にシリーズ(闇・夢含む)を久しぶりに読んでみたんだけど・・・
なに、なに、あんな良い話だったっけ?あんな心にぐっとくる話だっけ?
しかも、何年も経っていて細かいところをかなり忘れていて
「こんな場面あったのか!」と何度思ったことか。
このシリーズ、面白いとかじゃなくて、もう大好き。
てなわけで、文庫版の今出てる2冊買って、何回も読み返したりしてます。
シリーズ中2冊の未読ありだけど、今のところ闇・神が好きかな。
ここでやめときます。
ところで、漫画の出来はどうなんだろうか。
すまないが誰か教えて。
アニメ全部見たが、登場人物みんないい人過ぎてワロタw
ただ、いいアニメなんだが、
原作を最低でも夢くらいまで読んでないと
世界観や用語とか取っつきにくいんじゃないかねえ
フォーメーション、メンテナンスは万国共通な言葉みたいだが・・・
>>822 展開が原作に忠実で、更に絵である事を活かしてナユグの描写もキッチリ描いてて良い感じ。
キャラデはアニメのそれをベースに原作の挿絵やカムイ自身の独自色が少々出てる。
個人的には山男な横に広いタンダがツボったwでも意外とタンダらしさがにじみ出てて好きなんだよね。
カムイ色嫌い。
若い子にはドラクエで凄く好感度のある作家に思われてるみたい。
初期のエロや大友っぽさがトラウマ。
エロの何がダメなのかわからん。お子様だったのかな。
エロというよりほとんどロリペドだったよ。
イヨのことか?>ロリ
13歳だっけ。でも邪馬台国時代のお話だし。
ちらっと見ただけの感想だけど
原作に沿ってるのは好印象なんだけど、ちょっと動きが無い感じ。
>829
「雷火」で初期だと思われてるのか。もっと以前の作品だよ。
>>831 土人出てくるやつ?アレは実は俺も小学生のとき
先輩の兄貴に見せられて軽くトラウマなんだが…
でも別物って割切ってるけどな
チョコレート・パニックか?
あれシュールで笑えたけどな。
まあ守り人とは全くの別物ってことでFA
>>826 俺も初期のチョコは虎馬
でも作品毎に見るべき
原作付きは外さないよカムイ
すごく良く読んでるよね、原作。
闇の守り人、今読んでるけどおもしれ〜
守り人シリーズの順番がわからなくて
公式HPやファンサイトをみたけど
わかりずらい
で、2ちゃんをみたら一目瞭然だった
>>1ありがとう
ジグロやっぱカックィィーな
まさかアニメで丸々30分やるとは思わんかったけど
バルサやヒュウゴ、ジグロの若かりし頃の話が短編で見たいな・・・
アニメから入って闇を読み終えたばかり。
バルサが死ぬと、やっぱヒョウルになるのかな?
なってもおかしくはないだろうけど、
バルサ自身はタンダの側にいたいと思ってるんじゃないかな。
やはりヨゴにとどまって、チャグムの子孫たちを見守ってほしい。
バルサは沈黙の誓いも立ててないっぽいし、
特例(?)でヒョウルの仲間入りはなしかもしれないね。
841 :
838:2007/09/05(水) 20:52:32 ID:MQHcPlHF
なるほど。バルサはならなそうだね。
ジグロは自分がヒョウルになることを知ってたみたいだけど
望んでた部分もあったんだと思うし。
次のヒョウルの筆頭はユグロかな?
相当の恨みエネルギーがありそうだw
アニメの精霊の守り人にハマり、
先が知りたくて小説のシリーズを全て読み、その面白さに興奮し、
興奮が冷めないので獣の奏者を読んでみたら、凄く感動しました。
次は何が良いですかね?
つ「狐笛のかなた」
っ「十二国記」
狐笛のかなたと十二国記ですね。
読んでみます。ありがとー
十二国記は作者違うよ
念のため。
>>845 ごめんな、冗談だったので聞き流しておくれ。
ダ・ヴィンチに特集キター!
>>847 その「おくれ」がバルサっぽくていいわ!!
ダヴィンチの特集は薄かったな。これから読む人向けって感じかなあ。
>>850 そうだね。今まで知る人ぞ知る、って感じだったからなあ
でも二木さんの主人公集合イラストはちょっと感動した
852 :
なまえ_____かえす日:2007/09/09(日) 03:24:42 ID:nrWa05Si
アヌメ見て原作5冊買ってきたんだが・・つまらん
その辺の文化人類学の設定ぱくって
母と養子のお受験サクセスストーリー組み合わせたのをだらだらやってるだけ
読者層てどうなってんのよ。本当に面白いと思って読んでるんか?
児童文学て、子供に読み聞かせるにはエロ話なども入っていて
盛りのついたおばはんみたいで、おかしいだろ
>>852 いっぺんに5冊ってすごいな
まあ…合わなかったならご愁傷様、と言うほかない
エロ話というけど、それは大人が読むから深読みできるんであって
子供ならスルーされる加減で書かれていると思うがな
そのあたりを気付く気付かないは精神的な程度によるし。
別におかしくはない
854 :
なまえ_____かえす日:2007/09/09(日) 07:16:37 ID:nrWa05Si
>>853 いや、かなりこれはエロいぞ・・・つうか爽やかな感じがなくていやらしい
強いて言えば、愛ルケのようないやらしさ
子供に読み聞かせするにしても、
「いい子にしてろ、エスカレーターの上に上がれるから」
みたいな話じゃねーか・・・金返せ
ブクオフに売れ
5冊 とはシリーズ10冊のどれか?
未読なら蒼路と天地を薦める。「番う」「夜伽」の意味解るか?
そんなに生殖行動に対する作者の考えが知りたければ、獣の奏者を読め。
それなりに努力している。
857 :
age:2007/09/09(日) 11:14:54 ID:AHUuSfHc
856だが続ける。
854のいうところの さわやかな感じで いやらしくなく、
子供に(セックスを)読み聞かせる、、ってぇのをキボンヌ。
「盛りのついたおばはん」と言う言い回しは、
「糞フェミ」と同根の、去勢コンプレックス(古!)の投影かも。
発言者自身にも半分責任があるってことで、
気づいたことが、めっけもの。
小野不由美は「子が樹に生る世界」を作って、
この問題には手をつけないことにした。
ル=グィンにとっては「一生もの」だな。
ほとんど絡み 854さん ごめん。 と言いつつ
桃太郎、竹取じゃあるまいし、読み聞かせ、はなかろう。
「いい子にしてろ、エスカレーターの上に上がれるから」
わからん。むしろ逆だろ。
生まれがよければ、努力しないと早く死ぬぞ。
(美しい国の無自覚セレブは逝ってくれ、とは作者は言って無いが)
上があほだと、下は 努力 し て も (余分に)死ぬぞ。
>>854の日本語がさっぱりわからん。
愛ルケってなんだ?
いい子とエスカレーターの関連性も意味不明だ。
まあでも、バルサとタンダの関係が微妙に生々しかった部分があるという主張?は
わからなくもない
愛ルケ=「愛の流刑地」(渡辺淳一の小説)
まあ自分も愛ルケのほうは小説も映画もドラマも未見なので
比較されてもわからんが。
861 :
なまえ_____かえす日:2007/09/09(日) 14:37:00 ID:9Iw4oCXA
>>852ではないが、自分も周囲や世論が持ち上げすぎなような気がする。
筆力、設定は目を引くからぐいぐい読めるけど
もりびとシリーズはサトクリフの二番煎じって感じ。
獣の奏者はナウシカ(闘蛇が主人公をなめて癒やすシーンで、テーマソングが聞こえてきたし)
だけど、好きな人は好きでたまらないし
時代の流れがあるから、静観しとけ。
小説は色んな解釈があるからね
普段過疎気味でも、やっぱり根強い人気作だというのが判って嬉しいな。こーゆー時は。
バルサとタンダのあの生々しさってのは、知人のプライバシーを覗き見る感じじゃないかな。
あるいはもっと端的に、おとーさんとおかーさんが仲良くしてるとこを見ちゃった気まずさというか。
お互い歳も近いし幼馴染みだし両想いだし浮気心の欠片もないのに、
何だか『見てはいけないもの』を見た感がしたのはそーゆーとこだと思うんだが。
むしろお受験ストーリーの方がよく判らん。
バルサの護衛対象で、 失ったもの<得たもの だった人なんていないと思うんだが。
>861
内容ろくに憶えてないのに、無理に意見せんでもええやんw
864 :
なまえ_____かえす日:2007/09/09(日) 15:10:43 ID:9Iw4oCXA
確かに獣は斜め読みだったから、そう言われてもしかたないかw
だが、サトクリフの発言はゆずれんぞ〜。
じゃーサトクリフなるものを知ってる人よろしくだ。俺は知らないので何とも言えない。
まして作者の人がサトクリフ知ってるかも知らない。
知ってると思うよ>作者
でも自分も未読だからなんとも言えない
サトクリフがどうだろうが
自分にとっては上橋著作が面白いからそれで無問題
サトクリフ、ル=グィンは読んでるんじゃないかなー、普通に考えれば。
サトクリフはケルトの再話、上橋さんは文化人類学のフィールドワークて感じだから
二番煎じとは思わないけど。
>>862 お姫様と勇者とか、王子様と見初められた美少女とかなら、
別世界の人の話って感じで、生々しさがなくなるのかもね。
市井の、別に美男美女でもない三十路過ぎの二人ってのは…
生々しさ、言い替えればリアリティがあるってことかw
>>861 作者本人がサトクリフに感動したといっているから、当然影響は受けてるでしょうね。
誰でも10代のころに受けた影響は大きいし。
インタビューではインタビュアーと一緒に「ともしびをかかげて」や「第九軍団のワシ」、
「王のしるし」のことを語っていた。
ただ、867さんの言うとおり、サトクリフの世界は自分のルーツであるブリテン島および
ヨーロッパの文化・土俗的なものが、土台としてがっちり構築されていて、
上橋さんは自分のルーツである日本および文化人類学の彼女の研究上の
文化・土俗的なもの、と感じた。
「ケガレ」の概念が「花の守人」あたりからかなり出るようになったし。
ああ、日本人が書いているなあ、とひしひしと感じた。
まあ、人はそれぞれ違うので、あなたのように感じる人もいるのは当たり前だから、
それでいいんじゃない?
>ああ、日本人が書いているなあ、とひしひしと
そうだね、初期は国籍不明なアジア世界って感じがしてたけど、
徐々に日本色が増していった。
穢れてないとか、前にだれか言ってたけど「足袋」とかw
871 :
なまえ_____かえす日:2007/09/09(日) 17:43:09 ID:vJI8Zb1b
正直読みにくい。子供向けに漢字を減らしているから、ではなく
読みにくい。おまけに次の展開、シーンへの臨場感、期待感が全くない
なんというか、ハリーポッターの日本語訳みたいなダラダラ感
本当に面白いと思って読んでるのか?
もう夏休みは終わった筈だがな・・・
アニメ化の効果がやっと出てきたってこと。本も売れてるし良かった良かった。
874 :
なまえ_____かえす日:2007/09/09(日) 18:24:38 ID:vJI8Zb1b
どういう読者層がついてるわけ?
なんか子供舐めてないか?エジソン伝記とかから読み始めているのに
とりあえずファンタジーしておけばおkみたいな雰囲気ムンムンじゃねーか
875 :
なまえ_____かえす日:2007/09/09(日) 18:35:55 ID:vJI8Zb1b
「南の島のティオ」とかすげー皮肉も効いてて面白いのになあ・・
大体アイヌを不自然に持ち上げる作家て録なのおらん
今みやげ物してんのは、ほとんどは偽アイヌの朝鮮人だとアイヌの長が嘆いていた
アイヌだって原始的な生活してたわけでなく、昆布貿易したりと近代的だったと言ってた
読者層なんて、読者の1人1人に聞いたところでわかりゃしないだろ。
いやに上がってると思えば。
生生しいのがこの作品の売りだろうに。
でも、厨房のときは気がつかなかったよ、肉体関係。
文化人類学や民俗学的な視点の盛り込みは、デビュー11年と考えると、流行りを先取りしてたタイミングなのか。
ファンタジーな中に生活感や泥臭さ・生々しさを感じる描写があると、
読んでて物語の世界に入りこみやすくなるんで好きなんだよな。好みの問題だけどね。
守り人シリーズ初読時は既にいい歳だったんで、「精霊」でタンダがバルサの腹の傷跡を
触るあたりで「あんたら子供の前で何やってんですかw」と思った。
そりゃチャグムもツッコミ入れたくなるだろうてw
原作のバルサに欲情するかといったらノーだな。例をあげれば柔ちゃんと寝るようなもんだろう。
バルサの容姿について、特別な表現もないし普通の男勝りの30女と寝たいと思う男はいないと思う。
アニメのバルサならお相手お相手願いたいけど。
バルサの口調とかプロ過ぎるとこがチンコ萎えるんだけどな。タンダは変わり者だよ。
荒れるから言葉に出さないけど、こういう設定で女性作者だと、他の勘ぐりが働くからそっちの方がよほど気になるけどね。
>タンダは変わり者だよ。
原作でもきっぱりそう言われてるジャマイカw
882 :
なまえ_____かえす日:2007/09/10(月) 00:56:17 ID:OfrgK6Xm
女は外でて、男は内助の功で、てまんま70年代のフェミ思想じゃん
やはり正直話の展開も人物描写もつまらん・・
トロガイにも「物好きなやつ」と言われてたようなw
あぁ・・・上手いこと燃料になるといいな・・・>882
俺はもう眠い・・・釣られてやれないクマー
70年代のフェミ思想の主流を知らんからそんなアホなことを言えるのだ
イメージだけで話す能無しはこれだから
>>885 >イメージだけで話す能無し
その言葉そっくりお返しするわ。
結局あんたはこの作者が女で自分に都合のいい容姿じゃない女主人公の話書いてるから叩いてるんだろ?
底の浅さがにじみ出ているなw
あとアニメ儲はアニメスレ池
互いに不毛すぎる
スレが伸びてると思ったら...。
才色兼備な主人公を描いて、自己投影だ願望だと叩かれた
女流作家さんもいたな。
そうでもない主人公描いたら、劣等感の発露ととられるのか。
女流だというだけで、大変だな。
守り人シリーズは読んだことなくて、アニメの番宣で知ったけど、アニメも見てなかった。
たまたま他の本を探してたら文庫を見つけて、買ったのが、先週の火曜日。水曜日に一気に大人買いして、ユリイカの番外編まで読んで、只今、天と地のニ巻目。
今、終わるのが嫌で読むのを引き伸ばしてる自分がいる。
合間に獣を挟んだので、闘蛇衆と王獣を心のどこかで捜してしまったヨ。
十二国記、待ちくたびれた。
>>888 >女流だというだけで、大変だな。
それに尽きるねw
主人公が女でも男でも、若くても年寄りでも
普通でも美形でも、言いたい奴はなんやかや言う
宝石商の身体検査でも面白いことなんもなかったしな
本当に中年の枯れ気味のおばさんなんだろう
枯れてるというよりは、男顔負けに鍛えてるから
変な気を起こす余地がないって感じじゃないだろうか。
裏の世界で生きてる人間なら、手を出しても大丈夫な相手か
どうかぐらいは見分けると思う。
まあ、書かれていない部分を想像するのは読む側の自由
895 :
なまえ_____かえす日:2007/09/10(月) 23:42:32 ID:EaSIKDft
フェミ思想というか、人物の掘り下げが浅はかなんだよな
主人公のおばはんカップルがフェミカプだというのはいいが
他の登場人物も全部そうじゃん
悪役もおらず終始いい人ばっかじゃん
他の児童文学では、憎らしい悪役がいていじわるをしてくるけど
実は子供が病気で、などというからくりがあって涙を誘うとかあるが
これいつまでたっても面白くならん。本当に面白いんか?
無理して読む必要ないよ。合わない本はあるし。
面白くなる人なら1冊目から面白いだろうし。
多分ね、10巻まで全部読んでも面白くならないよ。
何の確信があって5冊も買っちゃったのか知らんけど。
今なら時期も良いしオークションに出せばすぐ買い手も付くんじゃなかろうか。
金銭的な傷は浅くて済むぞ。
897 :
なまえ_____かえす日:2007/09/11(火) 00:31:12 ID:zBmFgSx5
アヌメにつられて買ってしまったのはこちらが悪いが
ここまでつまらんとは・・・そりゃ脚色多少しないとアヌメに出来ないはずだわww
つか読んでるのて、30代のばばあなのか?
ユグロとかラダールは自分の中では十分悪役だった…
900 :
なまえ_____かえす日:2007/09/11(火) 01:21:23 ID:0i9CYcWK
うーん流石にかまってちゃんとしか。
>899
ラダールは勘弁してやってくれw
確かに無能だしまわりに迷惑かけまくってるが。
こーゆー、悪意がなくてタチ悪い奴描くの上手いよね。
ちょっと身分と規模を落とせばホントそこらに転がってるし。
読者層と言えば、以前帯か何かに
「○才から○才までのファンタジー」とか書いてあって、
(○〜○才まで大反響!て感じだったかもしれない)
そんな年の人がどういうルートでこういう本手に取るんだろうって
思った覚えがあるんだけど何歳だったかな。
このスレッドも地道に900越え。
今時この手の長編国産児童文学をそこそこコンスタントに出す人も少ないから
貴重な作家さんだな。
>>900 ラダールは無能じゃないと思う。
でも私利私欲の為に平気で人殺しをけしかけたり
気分次第で配下を虐待をするから立派な悪党だと思うな。
>>895 悪役ってポジションの違いってのがリアルな世界だからね。
見方を変えれば悪役だらけだろう。自分の息子を大した理由もなく
殺そうとする父親。父親を職から追放しようとし、そのためには
殺すことも厭わない息子。人を操ることになんとも思わない人。
侵略者。
悪役がいないわけねーだろw どう読むかっていう読者の問題だ。
俺は大人だから子供がどう読むかなんてもう覚えちゃいない。
俺は俺がおもしろい小説を読むだけだよ。
>>898 愛の反対は憎悪ではなく無関心である。(マザー・テレサ)
俺は『ハリー・ポッター』シリーズを読んで作者の底意地の悪さに辟易した
心底嫌になったが、2ちゃんねるの該当すれでなんでこんな小説が人気
あるんだと聞く発想は出てこなかったな。
人の好みは多様だということをさんざん思い知らされてきたからだ。
いくら言ったところでそんなこともあるよねー、そんな人もいるよねー
で済む話なんだよな。
本当に興味があるなら、地道に調査して
自分の考えをまとめ、どこかに発表してみればよい。
もしかすると、素晴らしい文章をものすことができるかも。
講演会で、上橋さんは大学のとき沖縄でお産の研究をしていたと言ってた。
沖縄のおばちゃんたちには「そりゃあんた、産んでみりゃあわかるよw」って言われたそうな。
それに関連して、生々しい話も色々聞いたんだろうな…
つまんない、つまんないって言いながらスレに居座るより他の面白そうな本を
読めばいいのに。自分ならそうするけどな。
909 :
なまえ_____かえす日:2007/09/11(火) 15:55:06 ID:RuOgOYKx
ようするにあれだ、嫉妬の裏返しだ
>>907 「狐笛のかなた」ではそれが生きてるね。
取り上げる者は望まれない赤ん坊をそっとあの世へ返すこともある…
っていう描写にぞくっとした。
>>908 アンチの思考回路は普通に考えないほうがいい。
芸能とかドラマ関連の板見てればわかるけど、
嫌いな相手を叩くことに全精力をかける人間っているんだよ。
本当に、その時間とエネルギーを他に使えばいいのにと思う。
アニメのバルサが美人過ぎるからいけないんだなw
ジグロの過去話の回に出てきた若くてスレンダーなバルサ・・( ´∀`)ハァー
912 :
なまえ_____かえす日:2007/09/12(水) 06:03:37 ID:5XIl/qUh
考えてみたら
毎日戦い続けている女だって
たまには甘えたくなる
そんなとき幼なじみがいて、抱いてもらったら
女として見てもらって幸せ〜と思うのは
女性として当たり前の思考だと思う
タンダが「バルサは重傷を負っても決して甘えることがない」
って回想してたから、甘えるというのはちょっと違うかもしれないけど。
それでも24時間戦い続けるってほんとに大変だし、
安らぎたい時はあるはず。そうじゃないと心身が持たない。
タンダとしてはもっと甘えてほしかったのかもね。
来週のいつぐらいに発売するんだろう軽装版虚空。
一番評価高いみたいだが。
>>914 評価は人による。割と闇の守り人が大人には高い気がする。
俺が好きなのは、精霊の守り人、蒼路の旅人、天と地の守り人、
闇の守り人とかの順の気がするけれど少数派だろうしなw
闇は大人じゃないと真の重みがわからない話だと思う。
遅まきながらダヴィンチ買いました。
実写キャスティング案を見て、自分も少数派だったのかと思い知ったw
タンダは大泉洋のイメージなんだ…
イメージ的にはタンダ=マンモス西だな。
ガカイ=ブラッド・ドゥーリフ
ヒビトナン=クリストファー・リー
聖導師にリーはハマるなあ
夢の文庫版12月だってね
炎路だっけ?は出ないのかなぁ?
ダヴィンチ見てると出し惜しみしてるのかと思うよ。
ダヴィンチ上橋のインタビューで、ほとんどキャラの外見の特徴を描かない事をしゃべってたが、作家だったら誰でも普通は印象が最低限残るように削るでしょ。
なんか当たり前の話を当たり前にされていたのでもう少しヒネりが欲しいと思った。
ちなみに今日虚空の軽装版買った。くやしいがファンだ。
自分は話が面白ければ作者の動向は割りとどうでもいい
>>923 普通の井戸端会議だな、と思った。
初対面だから意気投合できることしか話題にしない。
だから
>作家だったら誰でも普通は印象が最低限残るように削る
というようなことを話題にしているんじゃないのか?
新潮文庫版を買ってきたが製本が悪すぎ。
紙がくっついてるし、ゆがんでるし、外側だけ盛り上がってるし最悪。
軽装版にしときゃあよかった。
それ普通に不良品で返品交換出せると思うよ
一緒に買った闇の守り人は平気だったんだが精霊のほうがムチャクチャだった。
我慢して読んでるけど、
新潮文庫は個人的にアウトだと判断したから交換はせずに保存用に今度軽装版買うことにする。
俺は以前印刷業してたからすごく気になるんだよ。
紙質がちょっと厚めなのに裁断をちゃんとやってないから端っこが盛り上がっちゃってるし、
(一枚だと気付かないが数十ページ重ねるとわかる)
紙をまとめるときに「さばき(ひととおり右開き→左開きの順にパラパラと空気を入れる数秒の作業)」
をしていないから裁断後に紙がくっついちゃってる。
なんでもアニメではクマーにも卵が産みつけられた設定らしい…。
原作はあくまでも原作だとはいえ、あれほどヒドい変更をされても、なんともないのか、上橋氏!
完結してるし、手は離れてるから、後はお好きにどうぞ。なのか?
上橋氏が苦手だと言っているエンデは、そこそこ丁寧に作ってヒットしたネバーエンディングの解釈に納得出来ず、法廷で自分の作品を擁護したぞ!、敗訴したけど。
オイラは納得いかねー!納得いかねーが、どうしょうもないし、イラッとする事さえも悔しい。
狩人全滅までしてるし、アニメ続編はないだろうけど、作品の根幹の悪変に何も言えないんなら、実写版の予定は立ち消えてくれ。
オイラ、ホントに大好きなんだ、守り人シリーズ。
クマーって誰だっけ
触るな危険。
932 :
なまえ_____かえす日:2007/09/23(日) 20:10:41 ID:EsWmIIXL
上橋さんはお前の分身かよw
本人がいーんだからいーじゃん
作者がいいと言えばなんでも許せるのかよー
という返しレスを何度も見た。
>>929 それは原作でも適当に卵は分散されている、って設定だから違和感ない
というか、おお、チャグム以外の卵はおざなりだったから描写してくれて嬉、だった
クマーの卵。
原作の方がその他の卵の扱いはひどいしね。
1行しか出てないし。
すれ違いだったら申し訳ないけど、
上橋作品と似たような人物造形の
ファンタジー小説ってないかな?
荻原規子さん和風ファンタジーってことで同系列に置かれてるみたいだけど
登場人物が脇含め全体的に子供っぽくて受け付けなかった。
十二国記は気になるけど未完みたいだし。
和風か西洋か、っていうのはあまり気にならないので
上橋作品みたいに芯が強くて我慢強い感じの女の子が主役の
ファンタジーが読みたいんだー。
>>935 和風、で限定しないなら最近の海外ファンタジーあたれば結構あるかと。
上橋さんと作風が似てるとはあまり思わんが「芯が強くて我慢強い」女の子主役なら
サブリエルが良かった。ただしネクロマンサーとかのいる世界なので人によってはグロ注意。
>>935 小説じゃなくてゲームだけど
ゲームキューブ(Wiiでもできる)のファンタジーRPGのバテン・カイトスのサヴィナっていう味方女キャラはとってもバルサっぽい。
ヒロインのシェラも芯が強くて我慢強い感じだ。
>>935 黄金の羅針盤はどうだ?
ヒロインは我慢強くはないが、しぶとくてウソつきで芯は強い
癖がつよいキャラばっかで結構いいぞw
ペギースーもいいかもな
>>928 印刷業やっていたらわかると思うが、バイトのあんちゃんとかおばちゃんが
やっている作業だぞ。本によってあたりはずれくらいあるだろうにw
>>929 原作者が気に入っているみたいだからなあ。
>>935 SF作家でもあるロイス・マクスター・ビジョルドのファンタジーは
なかなかいい。重たいっていうかなんていうか。
そろそろ次スレの季節だね。
いつもなら980越えで立てれば十分だけど
アニメの最終回もかぶりそうな時期だから950くらいでいいかも。
新潮文庫はスピン(しおり紐)が付いているせいで
小口の天がガタガタしとるよ
944 :
943:2007/09/24(月) 05:05:19 ID:BfX2cpXv
945 :
935:2007/09/24(月) 08:03:40 ID:fzbGVNo7
>>936-938 >>941 レスありがとう!
海外ファンタジーは児童向けと大人向けで二極化してるイメージがあったんだけどそうでもないのかな。
検索したら
>>936>>941が面白そうだったから読んでみる。
黄金の羅針盤はちょっと苦手なタイプ入ってるので保留する。
ゲームは面白そうだけど滅茶苦茶下手なんだ……(私が)。
どうもありがとう。
>>935 まとめた後での遅レスごめん。
前にも書いてた人がいたけど、獣の奏者が好きなら
アン・マキャフリイの「竜の歌」「竜の歌い手」はどうかな。
女であるために音楽の才能を認めてもらえなかった少女が主人公。
あと、入手困難だけどジェイン・ヨーレン「光と闇の姉妹」「白い女神」
少女ではないけど「妖女サイベルの呼び声」あたりはいいと思う。
あ、もうひとつ忘れてた。
マーセデス・ラッキーの「女神の誓い」は
ヒロインがバルサ型で、相棒がおとなしげだけど芯の強い感じ。
全体の雰囲気が守り人シリーズと通じるものがある。
バルサのキャラクターを表現するのに、「芯が強い」は頻出しそうだけど、
「我慢強い」が出てくるのに意表をつかれた。確かに不幸や痛みへの
耐性は強そうだけど、それを特筆すべきキャラクタ性とは考えたことなかった。
自分ならなんて言うかな。「無骨だけど優しい」とかかな。なんか凡庸だなw
あ、とりあえず、バルサは「女の子」じゃねえだろと突っ込んどくw
守り人シリーズ以外に三十路にかかるような女性が主人公の話なぞそうそうないだろうから、
似た雰囲気の話を探すのに「女の子」というのは別におかしくないんでない。
我慢というのは自分を無理に抑えつけてる感じの言葉だからかな。>意表をつく
バルサは無理するでなく、自然体でそういう強さを身につけているというか。
虚空読んだ。
買って通勤中二日で読破だよ。この手軽さがいいね。
闇の守り人を読了。
牧童やティティ・ランなど、人間ではない不思議な存在をあれだけ色々出しておいて
あちらの世界の人は普段それらを、異常なものとはせず普通に受け入れてるっていう状況じゃん。
それであの最後の展開だと、あちらの人は別にあのくらい驚きでもなんでもないんじゃないか?
と思ってしまい強い違和感が残った。
最後のアレについて驚くような感覚があるなら、牧童とかについて
「えええなんでこんなにちっちゃくて不思議なのおおお???」て普段思ってるくらいじゃないとおかしくないか?
最後のアレを秘密にする「必要」はあるだろうけど、驚くようなことじゃなくね?
流石に牧童&ティティ・ランとヒョウル&山の王とではインパクトに差がありすぎるでしょ。
ファンタジーRPGで例えれば牧童とかは町や城の中を歩くNPCとか、
場合によっては自キャラとして操作できるくらいには身近な存在なのに対して、
ヒョウル&山の王はイヴェントキャラ、あるいはボス級モンスター?くらい人間とは断絶された存在かと。
そうかなあ。俺の感覚では上に書いたとおりなんだよね。
牧童だって子供の腰ぐらいしかなくて人間じゃないのに「こいつら何なんだ?」とか思わずにいるし、
ティティ・ランだってコガネムシの2倍サイズしかなくて青く光ってて喋るんだぜ?
これの存在を普通に受け入れてる人にとってヒョウル&山の王がそんなに不思議かねえ。
姿形があって触れることができるものって、理解できる対象なんだよ。
牧童とは言葉が通じるしな。
でも、ヒョウルは違う。
肉体を持たないのに、たしかに存在するというのは得体の知れないものだろう。
>>953 牧童は普段接しているから馴染んでるけど、ティティ・ランは
狩りの邪魔をすると気が狂う、とか言い伝えられてるのが
「早く寝ないとオバケが来るぞ」みたいな子供への戒めみたいな感じがした。
だからティティ・ランくらい不思議な生き物になると
流石に人間には馴染みのないものなんじゃないかな、と思ったが。
牧童なんて体格以外大して変わらないじゃん。
ティティ・ランなんて妖精とか河童のポジションで、日常に受け容れられてなんかないじゃん。
ヒョウルなんて誰も見たことないおっかない伝承じゃん。
接触頻度と未知の度合いと生活の近さと、
何もかんもこんだけ違うのに一列に比較するなんてちょっと乱暴すぎ。
俺だったら、実は国家予算を支えていたのは恐竜デス言われたらビビるどころじゃすまねえんだぜ。
バルサのキャラクター性は
「損なわれてしまった人」
だと俺は思ったなあ。
父親、故郷、安全、人並みの営み、っつうのは勿論として
少女として、女としての人生。っていう要素が損なわれたってのが
女主人公であることと、中年であることで際立ってると思うのよ。
へたにカタワの男戦士とか出すよりそのインパクトは強いよね。
で、わりと頭が良いから多少達観し始めてて
もうどうにもならんな。と自覚しはじめつつ、闘争の日々が血肉なってしまい
血にまみれて死ぬのであろうなあ。そんなもんだ。と命の執着すら薄くなってる。
自分の命が軽いから、人助けっつう他人の命を重んじる行為に
わりと命をホイっと賭けれる思い切りの良さができてしまったと。
損なわれてしまった人の、再生の物語だと俺は感じたよ。
チャグムの場合は、再生というよりは萌芽ですな。
>>951 毎日面あわしてる牧童達に
不可思議なんか感じる余地はないだろw
でかいやつもいれば、小さいやつもいる。
ったりめえだろ?としか思わないでしょ。
肌の色に差があるなんてことを夢にも思わなかった連中には
黒人というのは正に不可思議な存在だったかもしれんが
今となっては「そういうもんだろ?」の一言で済む。
不可思議なものが、不可思議ではなく日常である。
っていう描写によって異世界感を現すのって常套手段でしょ
>>953 あとティティ・ランは明らかに作中でも
トトロでいうところのまっくろくろすけぐらいは
不可思議なものとして描写されていたぞ。
>ティティ・ランなんて妖精とか河童のポジションで、日常に受け容れられてなんかないじゃん。
満月の夜に彼らは実際に狩を行っていて、その夜は森に出歩くなっていうことを現実に守られてる状況なのに
それでも日常に受け容れられてなんかないの?迷信だなんて誰も思ってないだろ。
>ヒョウルなんて誰も見たことないおっかない伝承じゃん
国境を越えるために通る洞窟内でさえ松明を決して使ってはいけないということが
広まってる(それこそ子供でも知っている)状況でヒョウルが存在してるとみんな認識してないはずないじゃん。
これだってそう。迷信だとあそこの世界の人が思ってたら暗くて見えにくい所でそんなことわざわざ守らないだろ。
実際に松明を消された人だって居るからそういう話が出るんだろうし。
>肌の色に差があるなんてことを夢にも思わなかった連中には
>黒人というのは正に不可思議な存在だったかもしれんが
>今となっては「そういうもんだろ?」の一言で済む。
同じ人間なのに肌の色が違うっていうことと、
「同じ人間じゃないから」体のサイズが違うっていうことは根本的に違うだろ。
いくら毎日顔あわすからってそれを不可思議に感じないっていう設定はそれはそれで乱暴だと思う。
>>953 今の日本でも、犬猫や金魚やシジミはどこにでもありふれてるのに、
クリオネやレッサーパンダはわざわざ水族館や動物園に観に行くじゃん。
…あれ、ちょっと違うか?
962 :
なまえ_____かえす日:2007/09/26(水) 09:39:02 ID:wNACv9Vd
もうさ…感じ方は人それぞれなんだからさ、
この話題は
糸冬 了 しる。
>>960 ちょいと昔の日本では写真に写ると魂が吸われると本気で信じてた人たちもいたよ。
迷信でも、その戒めを守っている習慣はけっこうあるよ。
それを「こんなの嘘だ」と否定して痛い目をみる若者ってのは民話でよく見るパターンだし。
日本のホラー映画だってたいてい最初に殺されるのは、入っちゃいけない所に入った若者だし。
ファンタジーだからな。
耳が長かろうが、身長低かろうが、敵意が無ければ
一緒にいられるだろう。
指輪物語でも4種族が団結して指輪の主に立ち向かうわけだし。
何かこう、釣るでもなく普通に馬鹿な奴って苛つくね。
立場を置き換えて想像するって事も出来ないで、
一体どうやってフィクションを楽しんでるんだろ?
しかし、ヒョウルに洞窟で遭うことなんてあるのかな?実際のところ。
ルイシャ贈りの時にしか出てこなさそうなもんだが(ジグロは特例)。
遭難事故の説明として生み出された架空の存在が先にあって、
そこに山の守護的な存在として祖霊を当てはめて語り伝えが根付くようにしたのか、
牧童と協力して一から作った神話体系が遭難の説明に使われるようになったのか、
あるいは実際にお仕置きされた不明者がいて、事情をある程度知ってる牧童が都合良く広めたのか、
色々想像は出来るな。
>>967 それ、牧童の話の中に出てきてたよね。
実際ヒョウルは深いところにいるんで、洞窟で人間と
出会うことはほとんどない。
遭難者は道に迷って地底の川に流されたりして
亡くなっているんだと。
ヒョウルの始まりは過去のことなんで、よくわからなく
なっているみたいだ。
牧童たちはもともと人間の監視役だったわけでしょ?
やはり彼らが事実を知る一部の人間と共に、
犯してはならない決まりとして話を広めたのでは。
それが遭難の事実と結びつけられたんだと思う。
>957
なるほどなって感じだ。
確かに、もはや喪うものは何もない的な度胸はあるよな。
人助けも、自分の業というか欲求を解放する為、みたいな。
だから、あれだけ力強く守ってくれる人なのに、
本人が全然『助けてやってる、守ってやってる』と思ってなさそうなんだろう。
でもその潔さが、人生を奪われた結果の荒涼とも繋がっていて、
だからトロガイなんかには「あいつは本当に寂しい奴」なんて言われるんだろうね。
>女主人公であることと、中年であることで際立ってると思うのよ。
>へたにカタワの男戦士とか出すよりそのインパクトは強いよね。
すげー納得出来るそれ。
これで男だと、岡惚れしてる幼女だの馴染みの熟女だのキープしながら、
固茹でを気取りつつ『これぞ男の中の男』と評され人生を謳歌してたりするもんな。
確か発売は98年だっけか。
男みたいな女が出没しはじめた時期だったな。
強い少女というのはナウシカあたりで既にあったけど、強い熟女は無かったな。
強い熟女は大体陰謀家でさ。
強い豪傑+幼女という組み合わせもあったけど、熟女+美少年は真逆過ぎて無かったな。
>>971 ・・・下5行(引用含む)、フェミなのかエロゲ思考なのか判断に迷うな・・・
いや、念頭にあったのは時代劇。
義理とか人情とか武士道を隠れ蓑に、結構なDQNマッチョ率だよw
このキャラ思い出す時、いつも大友克洋原作ながやす功作画の「沙亜羅」なんだよ。
キャライメージはぴったり。でもあの漫画は失敗してたね。
原作者にあの時代で女の物語は荷が重かった。設定は良かったのに、只の女北斗の拳。
それに引き替えこの作者は物語として成功した方だと思う。
>>974 あー、時代劇で考えてみるとよくわかる。
男が戦いの中に身を置いてるのはまあ普通と言えるけど、
女が他の人生を捨てて戦わなければならないってのは本当に過酷。
「逃亡者おりん」あたりは確かに守り人と通じる切なさがあるね。
戦士じゃないけど「風林火山」の美瑠姫とか。
(復讐のために愛した男を手にかける)
>>975 やはり作者の男女別は影響してるんでは。
バルサのように戦わずとも、女が一人で生きるというだけでいろいろな面で厳しい。
それが男の作者にはわかりにくい部分があるかなと。
>>976 「逃亡者おりん」は毎回爆笑しながら観てたので
個人的には守り人と通じさせられるとチョト困るww
女としてごく普通の人生を捨てる(持ち得ない)過酷さには同意だが。
虚空まで読み、神、蒼路、天地は読んでないんだけど、
もしチャグムにフィアンセができたらバルサはどんな反応をするんだろうか。
「私の槍にかなうものでないと許さないよ!」
と目くじらを立てるんだろうか。
キモ・・・
違う話を読んでいる人が来た。
槍でバルサを凌ぐ皇太子の嫁ってどんなんだw
それ以前に、978のバルサ像が歪んでる。同人誌みたいな妄想の域だよ。