2 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/12(月) 21:37:39 ID:9oAEDezb
2ゲット! スレたてありがとン!
3 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/12(月) 21:41:54 ID:9oAEDezb
ーー前スレの最後部分を貼っときます。 992 名前:なまえ_____かえす日 :2006/06/12(月) 11:01:45 だんぜん、すんばらだよ。 ーーどうでも良いけど、これは花子先生の造語? 原文は "You look bully in that dress." 993 名前:なまえ_____かえす日 :2006/06/12(月) 11:13:06 bull :種牛として飼育される去勢されない雄牛。 bully:暴漢, あばれ者; 弱い者いじめをする者, いじめっ子 . 「そのドレスを着ると威勢良く見えるよ」かな? 994 名前:なまえ_____かえす日 :2006/06/12(月) 11:15:26 bullyだったら誉め言葉としては使ってないんじゃあ。 995 名前:なまえ_____かえす日 :2006/06/12(月) 12:06:23 確か「bull 」は淑女が使ってはいけない言葉だったような記憶が。。(エミリー) 996 名前:なまえ_____かえす日 :2006/06/12(月) 14:33:46 調べてないから適当だけど、はやり言葉かも>すんばら 素晴らしい→すんばら、でちょっと前で言う「チョベリグ」?いいたとえが浮かばなくてスマソ 997 名前:なまえ_____かえす日 :2006/06/12(月) 15:35:54 >995 だからデイビーは、マリラにたしなめられたんだね。 「大ぼら」みたいなものか… 998 名前:なまえ_____かえす日 :2006/06/12(月) 15:52:07 まぁ上品な言葉じゃないよね。
1さんスレたて乙です。 ところでパート10まで行ったら、スレ名どうなるんだろう。。。
5 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/14(水) 00:08:53 ID:ComhyOVQ
「あばれ者」か…じゃ、「ぶいぶいいわせる」って感じ? 下品すぎかな、すんばら、で妥協。
アン姉ちゃん、そのドレスならどんな男もイチコロだよ! …死語の世界になったきた。
アン姉ちゃん、その服だんぜんイカしてるぜ!
8 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/14(水) 13:41:48 ID:enyoJrqk
"Where are you going, all dressed up, Anne?" Davy wanted to know. "You look bully in that dress." Anne had come down to dinner in a new dress of pale green muslin . . . the first color she had worn since Matthew's death. It became her perfectly, bringing out all the delicate, flower-like tints of her face and the gloss and burnish of her hair. "Davy, how many times have I told you that you mustn't use that word," she rebuked. "I'm going to Echo Lodge."
9 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/14(水) 19:51:17 ID:ppXOdUyq
その原文見るとアンは学校の先生してるときも喪服色の服で出勤してたのかね
10 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/14(水) 20:28:30 ID:enyoJrqk
アン姉ちゃん、その服、すげぇマブいじゃねぇかヨ!インド人もビックリ! 死語の世界だよ〜♪
11 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/14(水) 20:31:10 ID:enyoJrqk
>9 アンはマシュウの死以来、この日初めて色物を着たと言うから、 学校でもずっと黒い服だったのでは?
アニメのアンだと最後、自分の未来の姿を想像してるアンのなかでは 学校の先生のときはいちおう色物のちょっとふくらみ袖を着てる姿をイメージじてるんだよね だから普段着は喪服調でも学校は学校としていわば先生の制服として色物着てたのかなあなんて想像してた
アン姉ちゃん、その服すげぇイケてんじゃん! ・・・何か違うか
私自身もオヴァなので人の事は言えないが 平均年齢が高いのが分るwww 当方は「バッチグー」が浮かんだよ。
でも、ノリとしては
>>6 みたいな感じじゃないかなあ。
周りの人をなぎ倒すような勢い感じられるドレスってことで。
いや、読んでもないのにすみません。
ドーラがアンが大学へ行っちゃう時も淡々とメシ食ってた描写あったが アンやマリラ、レイチェルがあの子はつまらない子と内心思って接していれば ドーラもうすうすそういう態度を感じて無感情な子供になるだろう
そんな接し方はしてないんじゃない? 何もかも平均的だから、かわいがり方も普通でいいって感じ。
ドーラも久しぶりにアンが帰ってきた時アンの腕にかじりついてきたってどこかに書かれてた記憶があるんだけど。 あのデイビーに比べたら落ち着いてて冒険しない手がかからない子供ってだけで実際は普通にアンやマリラを慕って愛されてたと思いたい。
ドーラは無感情ではなく冷静なんだと思う。 自分や兄が泣いてもアンが大学へ行くのをやめることはない って知ってる、だから悲しいけど泣いて大人を困らせたりしない。
「アン姉ちゃん、その服すっごくクールだね」
21 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/15(木) 19:12:14 ID:AWXTEnyV
「アン姉ちゃん、その服ナウいね。」
「アン姉ちゃん、その服チョベリグ」
23 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/15(木) 20:12:56 ID:+fFnCIZP
掛川恭子さんや松本侑子はなんと訳してるんだろ? 教えてエロイ人!
アン姉ちゃん、イカれててイキそうでイカしてるよ。(やけ)
25 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/15(木) 22:44:57 ID:+fFnCIZP
「アン姉ちゃん、その服ヤバいよ。」 (やけ2)
「アンねーちゃんの新しい服、キタ━(゜∀゜)━!!!!」
「アンねーちゃんの喪服明けキタコレ!! 」
>>23 松本さんのは「そのドレス、カッチョイイね」。
喪服明け前、モーガン夫人訪問時に着ようとしたドレスは
白のモスリンだったけど白は色物にならないのかな。
学校には黒じゃなく灰色や白で行ってたのかも。
アンの末娘のリラも、兄のウォルターが戦死してからは白以外身に着けないとあるので、モンゴメリーの感覚では白黒は色彩に入らないのではと思います
31 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/16(金) 12:03:17 ID:i/5+07zy
梶原由佳さんのブログからコピペ
http://yukazine.com/journal/ ------------------------------------
リースクデール教会購入資金集め
June 15th, 2006
モンゴメリが結婚して移り住んだオンタリオ州リースクデール村。
そこには今も彼女達一家が暮らした牧師館と夫ユーアンが務めた教会が残っている。
オンタリオ州モンゴメリ・ソサイエティーが、現在売りにでているその教会を買う為の
資金集め運動をはじめて、もう何年か経っている。わたしは、このモンゴメリ・ソサイエティー
のライフタイムメンバーでもあり、また、それ以前から関わっている関係で、
いつも不思議に思っていることがある。
教会を買い取ってモンゴメリ資料館にする予定なのだが、教会の建物自体はだいたい2千万円。
もし、2千人のモンゴメリファンが、一万円ずつ寄付をしたらどうなるだろう。
すばらしいことだ!それがむりでも、2万人のファンが千円ずつ寄付したら?
もっとすばらしいことだ!!
Uxbridge can help preserve history
durhamregion.com�-�Jun 15, 2006
L.M.モンゴメリ・ソサイエティーは教会購入のための寄付を募っている。
寄付の宛先は:
L.M. Montgomery Society of Ontario
PO Box # 84
Leaskdale, ON L0C 1C0
Canada
http://www.lucymaudmontgomery.ca/donate.html
>>30 おお・・・素敵サイト!
ぽっちゃりした下着姿の女性が次のページで美しい(無理のある)ウエスト作るところがすごい!
すごいぞコルセット!
33 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/16(金) 20:02:07 ID:XF01SJfX
アンは16歳で髪上げしてるだろう。髪をおろしてたら子供っぽく見えて生徒になめられそう。 必死で大人っぽくふるまってたし。
>>33 そだね。
何しろ、こないだまで一緒に机並べてた生徒たちも教えるわけだから
「威厳」をかもし出すのに見た目も重要だよね。
確か「手作り絵本」でもアップになってたなあ。
年齢は今で言う小中学生ごったまぜ、 科目は全部。(ステイシー先生は体育までさせてたよね) それを一年そこそこ学校に行っただけで教え始めるんだもん すごいよ。
36 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/20(火) 22:44:33 ID:JGC2YD9G
幾何のすごくできる生徒の質問は辛いだろうね。作文の添削は得意だろうけど。
代数幾何(年がばれるなw)が苦手だった私は、アンの気持ちがよくわかる。
>35 すごいというより、当時の教育レベルがそんなもんだったという 証明にしかならんと思うのだが。
アンの友達が嘆いてなかったっけか 簡単な算数から太陽系まで全部少しずつ教えなきゃならんって。
40 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/21(水) 14:33:15 ID:trMUpnpi
寺子屋みたいなもんで、子供に読み書き算術をおしえてくれたらオーケー、みたいなもんか。 中には上級学校に進む子もいるから、受験指導もしなきゃならないけど。
アンの通ってたアボンリーの小学校の最初の男の先生が 進学する上級生の女の子に目をつけてたよね 詩も送ってたんじゃなかったっけ?
42 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/21(水) 18:23:58 ID:trMUpnpi
フィリップ先生。当時は17−8でケコンする人も多かったから、 独身の男先生ー女生徒のカップルは結構あったのではないか?
モンゴメリ自身が先生からプロポーズされたんだよね。嫌がってたが。
>>39 レドモンドに来る前のステラだっけ。しかも、父兄がうるさいとも嘆いてたような。
学校の先生って、今も昔も大変だなと思った。
>>41 ああ、思い出した。その子にべったりで授業もろくすっぽしない人だっけ。
>43 マスタード先生でしょ?日記の最終巻(晩年の日記:原書)で彼に再会して、 成功したマスタード先生にモンゴメリがびっくりしていた様子が書かれていたYO!
46 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/22(木) 10:17:17 ID:ouMji4Pi
勉強したくて入った学校で、嫌な男先生につきまとわれるのって最悪ダ。 モンゴメリは実生活でも女先生の方を高く評価してたんじゃないか? エミリーのカーペンター先生は別だけど。
先日初めて赤毛のアンを読んだ。 お喋りで想像ばかりのアンに少々引いていたが、気が付いたら楽しく読めていた。 果樹園っていいよなぁ。ギルのくれたストロベリー種のりんごが美味しそう。 なんといっても真面目で素直なアンがイイ! 赤毛と赤褐色では赤褐色が良いというのがよく分からんかったけど。
>45 そうそう辛子先生。男性の場合は田舎の教師をステップアップに上を目指すんだよね。 成功したのかぁ。 でも実際好きでもないのに教師という上の立場の人間につきまとわれたらウザすぎる。
キャンディを踏み潰され、リンゴを放置され プロポーズを断られ、別の男と付き合われ… ギルバートにはピクミンのテーマソングがよく似合う。
>48 ある意味うつ病の夫よりも魅力的だったみたいなことを書いていましたよ。 当時は男性は教師をステップアップにしていたみたいで、その意味ではカーペンター先生は落伍者だったのですよね。
>>49 おまけに、大病にまで罹っちゃったよね、ギル
最後はハッピーエンド?で落ち着いたけど、
この頃からのアンはマンセーされすぎてて共感できない。
引っこぬかれてーあなただけにー着いて行くー('A`)
52 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/23(金) 06:35:20 ID:MJ5xes4h
人気のある男の子がなぜか平凡な容姿の女の子の僕になるーーー少女漫画の王道ですね。
53 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/23(金) 12:27:45 ID:MJ5xes4h
カーペンター先生は独身だったけど、酒に溺れて奥さんに逃げられたんだっけ? 自分はダメでも、人の作品を評価する鋭い目はもってたんだよね。 田舎にももったにないような逸材だわ。
カーペンター先生は奥さんいるよ。影薄いけど。先生より先に死んじゃって、それから がっくりきた先生も病気と生きる気力を失って…という流れだった。
55 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/23(金) 20:40:27 ID:YgpXrCk6
マスタード先生、どういうふうに「成功」だったの?
マスタード先生も牧師になったの。長老派教会の。で、青い城の舞台になったマスコウカに コテージ(別荘?)を持っていたみたいですよ。
57 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/24(土) 10:04:58 ID:iYACDO3H
↑ありがとう。 牧師さんも偉くなると、別荘が持てる、という感じなのかな。 日本の一般人には、宗教者の出世って、イメージがつかみにくいけど。
カトリックは別として、妻帯が許されているプロテスタントは 代々世襲貴族みたいな感じで、そこそこ裕福だったんだと思う。
フィリパが結婚相手に選んだ貧乏牧師は出世できたのか気になる。
出世しそうになってもあえて断ってまた貧乏地域に行きそうな予感。 「恋愛しない」「結婚するならハンサムで金持ち」と言ってたフィリパが、恋におちて 豹変するのがかわいい。
フィリッパは両親が金持ちで、しかも父親が溺愛(フィルのすることは何でも 肯定)してたようだから、後々に遺産を相続して、貧乏ではなくなったという 可能性が充分ある。 でも夫の性格上から暮らし向きを決して派手にすることはないと思うし、フィ ルも喜んでそれに従うと思われ。
私はフィリパの結婚にがっかりしたクチ。 (ジョナスがイヤって訳じゃないんだけど。) なんというか昔の少女小説って「美しいけどやや軽薄なヒロインが 表面的な功利主義を捨て、本物の価値(=質素の美徳)に気付く」みたいなノリがあるでしょ。 あれが子供心に納得いかなかったんだよな〜。 「なんで美人がわざわざつまんないモッサリ男と結婚しなきゃなんねーんだよ!」みたいな。 いや、これはメグの結婚相手のブルックさんの時に感じた怒りでもあるんだけどねw
私はジョーの結婚相手が不満だった。 ローリーとお似合いだったのに。 フィリパにはあまり思いいれがないためか納得してた。
ジョーとローリーは結婚したら絶対うまく行かないこと分かりきってたから 全然不満は抱かなかったなあ。 「あ、落ち着くところに落ち着きましたね」つう感じで。
ジョナス牧師に惹かれ初めた頃のフィリパからアンに届いた手紙がちょっとツンデレ気味で好きだったw。
現代だったらあんな日記な長文メールはうざがられるよね
そんなこと言ったら婚約時代のアン→ギルバートへの手紙だってww
>フィリパからアンに届いた手紙 フィルの、思いがけない相手に対する恋心に戸惑う気持ちが初々しくてよかったw
フィリパがパティの家での貧乏&譲り合いの 暮らしをしていなかったら、ジョナスについていったかな。 金持ちの楽しさしか知らなかったら、もしかしたら…と ちょっと思ってしまった。
アンはジョセフィーンおばさんの遺産を使ってパティの家で毎日大判振る舞い
>>69 パティの家での暮らしでフィルが受けた影響は確かに大きかったかも。
それまでは、タマゴが値上がりした、とかそんな事は全く考えた事もなかったみたいだし。
そういう意味じゃ、伏線ばっちりはってあったんだね
ルームシェア憧れたなぁ… あんな華やかな学生生活を送ってみたかったw
私もあこがれた。 パティの家が一番うらやましかった・・・ しかもみんな勉強できて、フィリパのおかげで遊び方面も充実してたんだよね〜
一番憧れてたのがモンゴメリ自身なんだよね。 自分はお金が続かず大学(短大だったっけ?)を中退する ことになったから。アンに夢を託したんだね。
76 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/27(火) 20:15:50 ID:073nQ13E
アンは理想ですよね。みごとな勝ち組人生。 不運は、孤児だったこと、ジョイスが死産、ウオルターが戦死、くらいか? まあ、それくらいでも、子供向けの物語としては結構不幸だけど。
まあ、あの時代じゃ子供の一人や二人亡くすのはそれ程珍しいことじゃ なかっただろうからねえ。
息子3人とも戦争に出してたけど万が一全員戦死とかだったら跡継ぎいなくなっちゃうよね?どうするつもりだったんだろ…
三人目のシャーリーが志願した時「私は二人の息子を捧げ、一人は永久に帰ってきません。あなたまで捧げなくてはならないの?」 このアンの言葉は悲痛ですね
80 :
ローラも好き :2006/06/28(水) 00:47:36 ID:4S5XZhWS
599 :なまえ_____かえす日 [sage] :2006/06/26(月) 21:13:00 ID:Vo6gQMll 谷口訳、すごいな。 「赤毛のアン」のロウソクとボール紙を使ったダイアナとの合図を髣髴とさせるわ。 「二つの光は『あんたそこにいて?』ということで、三つの光は『いるわ』 四つは『いないの』五つは『できるだけ早くいらっしゃい』ということなの」 「いるわ」はわかるが、何で「いない」のに「いないの」って返事が できるんだあああ〜〜〜!!って子供心につっこんでいたことよ。 ________________________________________________ すみません、質問です。 これ、別スレで私が書いたものです。 子供の頃からおかしいと思っていたんだけど、松本侑子さんの訳(「イエス」「ノー」) 読んで初めて村岡訳は間違ってたんだな、と納得しました。 そして今回ある本の訳者によっての訳し方の違いについて話してるときにこれ思い出して 書いたのだけれど「それはギャグでしょ」ってレスがついてびっくりしました。 私は松本さんの訳読んで、「イエス」「ノー」なんだ!つまり「早く来て」合図 の返事として使う合図なんだ!と思ったのだけれど・・・。 でも「ギャグ」って言われたらそうかも、と思ってしまって。 もし「早く来て」の答えなら三つの光を「早く来て」にして、四つ五つを それぞれ「イエス」「ノー」にする方が自然な感じもされるし・・・。 皆さんの解釈を教えてください!!
81 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/28(水) 14:12:07 ID:chlG4JYm
"But she wants to see me," pleaded Anne. "She has something very important to tell me." "How do you know she has?" "Because she just signaled to me from her window. We have arranged a way to signal with our candles and cardboard. We set the candle on the window sill and make flashes by passing the cardboard back and forth. So many flashes mean a certain thing. It was my idea, Marilla." "I'll warrant you it was," said Marilla emphatically. "And the next thing you'll be setting fire to the curtains with your signaling nonsense." "Oh, we're very careful, Marilla. And it's so interesting. Two flashes mean, `Are you there?' Three mean `yes' and four `no.' Five mean, `Come over as soon as possible, because I have something important to reveal.' Diana has just signaled five flashes, and I'm really suffering to know what it is." "Well, you needn't suffer any longer," said Marilla sarcastically. "You can go, but you're to be back here in just ten minutes, remember that."
82 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/28(水) 14:18:07 ID:chlG4JYm
ーー2つの合図は「あんたそこにいる?」。3つは「いるわよ」。4つは「いないわ」。 5つは「今すぐ来て。あんたにとっても大切な用があるの」よ。 ダイアナはたった今、5つの合図をしたから、あたしどうしても何の用なのか知りたくて たまらないの」 ジョークですよ〜、これは。「欠席の人は返事して下さい」みたいなもんでしょう。
83 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/28(水) 14:45:43 ID:fYqjB15p
ジョークという解釈もあるのね… 私は、`Are you there?'を継続的な意味合いの「時間ある?」(自分の部屋で自由時間か?=遊びに行ってもいいか?)というニュアンスに解釈してました。 アンはマリラの家事手伝いをしたりして、家にいてもいつも遊べるとは限らなかったと思うので。
アンとダイアナは夢中になって合図を決めて盛り上がったものの 「いないの」の合図を使う機会がないことには 永遠に気づかなかったのでした…かと思ってた派だけど そういう解釈もあるのね。
85 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/28(水) 15:17:00 ID:chlG4JYm
ジョークというか、モンゴメリの読者に向けたジョーク、ユーモアでは? アンは自分で言いながら変だということに気づいてない感じ。子供だし。
私もジョークだと思ってた派。原文みても印象変わらないなぁ。 マリラも心の中でツッコんでそう。「いなかったら点滅できないんじゃないかい?」
マリラはツッコミ入れたと思う。
デイビーがどんなにいたずらっこで可愛くても ドーラよりデイビーのほうが好きと保護者である二人が言ったらあかんだろ
89 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/29(木) 01:33:17 ID:DSz9jpsD
>>88 そりゃ、本人に向かって言ったら反則だろうけど、そうではないからねえ。
デイビーも成長したら平凡な農夫になっただけだけどね。
92 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/29(木) 08:14:34 ID:7u2velbV
女親には手がかかる分、男の子のほうが可愛いもんですよ。ただし思春期まで。
93 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/29(木) 08:28:28 ID:QGbXqi+c
男の場合、そういうことを口に出すとその後その子と接する際、 無意識にどういう影響与えかねるかわかってるから、 どっちが好きかなんて決して口に出さないが、 女はそうことが生活の話のネタの一部になってるので出るんだろうな。 学校の女の先生なんかもどの生徒の好き嫌いがよく態度に出るもんだし、 作者も女だし、このスレの住人の大半も女だろうから理解しにくいと思う。
双子が思春期あたりの13.4歳くらいになる頃には マリラもレイチェルもデイビーよりドーラとおしゃべりしながら 一緒に仲良く家事やってそうだ。 ただモンゴメリももうちょっとドーラのことを書いて欲しかったなぁー。 双子の年齢からするとアンの幸福にサイドストーリーで。
ドラマのアボンリーへの道では デイビーとドーラの印象をちょっと変えてて面白かったよ。 ドーラは愛らしく親しみが増してて デイビーはちょっと憎たらしいイタズラ者という感じに強調されてた。 (どちらも立場上、大きくなっちゃったセーラとフェリックスの 後継者的役割だからなんだろうけど) 原作ではドーラはちょっと優等生過ぎて寂しかったから、 ドラマのほうのドーラが可愛くてなんか嬉しかった。
96 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/29(木) 17:10:05 ID:MGIogZq3
モンゴメリ自身は二人の男の子の母で、長男は不細工で問題児、次男はみんなに好かれる 美少年で優等生だった。明らかに次男を頼りに生きてたみたいだけど。
アボンリーへの道 DVDで出ないかなあ
エリザベスが懐いていたところを見ると、そんなつまんない女の子でも ないような気もするんだけどな、ドーラ。
大好きな日曜学校に行きたいのに、デイビーにむりやり サボらされて連れまわされるドーラが不憫でならなかったなー。 あ、デイビーにハリソンさんちの納屋に閉じ込められるのも 激しくカワイソスだった。
うん。わたしもおてんばな女の子じゃなかったから、ドーラの気持ちは分かるなー デイビーみたいなのが双子のきょうだいだったらいやだわ。
みんなを驚かせたいがために妹のドーラを犠牲にするデービーに比べるとドーラはインパクトがないかも
質問です。 掛川恭子(翻訳)の完訳クラシック赤毛のアンシリーズ 最近は講談社の文庫バージョンがでてるみたいですが これって中身はソフトカバータイプのと全く同じなんですか?
103 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/30(金) 14:04:35 ID:2StcOq6q
マリラは、最初に面倒見た子供が超個性的な性格のアンだったから、 ドーラみたいな聞き分けの良い子は没個性的なタイプに見えてしま うのではないだろうか。 アンはトラブルメーカーだから、同じくトラブルメーカータイプの ディビーの方が感情移入しやすいんだと思う。
104 :
なまえ_____かえす日 :2006/06/30(金) 14:35:00 ID:bLNBqw7x
マリラは真面目そうでも、意外とおもしろがりやでユーモアがある人。 さっぱりした男っぽい中年女性だと思う。マシューはシャイで女っぽい。 生真面目な優等生より、快活ないたずらっ子を好むのも分かる。 映画版や「アボンリーへの道」に出てたコリーン・デューハーストさんピタリだった。 早々に亡くなって残念。
亡くなったの知らなかった。 最高のマリラだったよね。映画で納得できたのあの人だけだった。
マリラはアンが来た当初模範的な落ち着いた子に躾ようとしてたけど、だんだん アンの個性を認めるようになってたね。 最近読み返したらマリラに感情移入して、後半泣けた。詩の朗読してて「ずいぶんヘンな 子だったけど、あのままでいてくれたら…」って言うシーン・゚・(つД`)・゚
映画のアンはチビのまま…
にもかかわらず、リンド夫人が「ああいう背の高いすらっとしたタイプは・・・」 と評するシーンはわざわざ原作に沿って一字一句たがわず・・・
映画のマリラ、最後にアンが大学進学をあきらめて、グリーン・ゲイブルズに残る、 とマリラに言った時に見せた笑顔がよかったです。いい役者さんでしたね。
アンが大学に行く話で 自分が生きてきたといえるのはアンとともにすごした 年月だけなんじゃないかと思うマリラに泣いた。
それで、サンザシ(メイフラワー)や菫をいっぱい抱えたアンが大学から一日早く帰省して、 思わずマリラが自制を忘れて抱きしめて口づけするのですよね。このエピソード好きです。
実写版のマリラはホントにアニメのまんまでワロタ
113 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/02(日) 00:22:51 ID:ZOiVtYIe
「アヴォンリーへの道」で、マリラは具合が悪いというエピソードがあり、 その後、お葬式という展開でしたよね。 まもなく、本当に女優さんが亡くなられたような記憶があるのですが… 「アリー・マイ・ラブ」でも、老判事が裁判中に亡くなる役を終えたあと、 本当に俳優が亡くなって…人生の最後の最後まで演じる、 役者魂のようなものを感じました。
>>111 そうやって感情を露にした後、ダイアナとアンが部屋に行くとき、
「どうせ、これからダイアナと夜っぴいて話すんだろ?」と
皮肉な態度になるマリラもちと可愛いと思ってしまったw
115 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/03(月) 10:42:03 ID:Vkv2VKMx
映画のマシュー役の人は自殺したんだよね。
アンってダイアナに対してあんまり・・・というか 後半かなりなめてなかった? レスリーとか大学の友達に対するのと違って 内心どこか見下してるっぽい感があったんだけど。 先輩ぶるダイアナに「私にはユーモアがあるからああはならない」とか
アンはギルバートと結婚しないで講師→助教授→教授→女大学長とかどんどんキャリアの道を歩んで欲しかった
>>116 確かになめてた稀ガスる。
かなりジェラった裏返しの表現だとしても。
ところで「崇拝者」って原文では「admirer」ですか?
教えてエロス。
まあ、話は合わなくなるよな。 大学行ったアンと、家の方針で勉学には精を出してないダイアナ。 仕事を持ったことがあるアンと、専業主婦のダイアナ。 空想の世界を持ち続けたアンと、現実的な考え方のダイアナ。 でもずっと仲良しだったってすごいな。誓いは守ったわけか。
あ、でもずっと仲良かったのもうなずけるかも。 子供の頃は別として、 アンの青春では(町を改善するという)同じ目標があった。 アンの愛情以降は、離れ離れになってたために 会ったら御互いの近況報告で盛り上がれた。 アンに子供ができたらまた共通の話題が出来て おしゃべりや手紙も楽しかっただろうし。
>>118 「beau」とかじゃなかったですかね。
122 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/04(火) 11:52:28 ID:CngQLOsT
そら都会の一流大学に進んで知的な友人と刺激的な毎日を送った子と、田舎の中卒で 家事手伝いのまま結婚した子じゃ、話題が合わないのも無理はない。
>>120 ダイアナは単にフレッド・ライトと人目を気にしないで改善委員会で会えるからってので
改善委員会に出てたっぽいけど
いちばんアンとダイアナが疎遠になった時期を勝手に予想するとアンの幸福あたりかな
仕事してないダイアナにそれほど自分の仕事の近況報告してもしょうがなさそうだし
手紙のやりとりの大多数は婚約者のギルに。 たまの休みのアボンリーの帰省はやっぱり婚約者ギルとの愛の確認に費やされそうだね。 ダイアナの子供もこの時期は一番手間かかってアンとも会える時間はそれほどないんじゃないのかな。 たしかフレッドの家はアンの家から遠いんだよね。
モーガン夫人(だっけ?)かなにかが来る準備してた時に ダイアナが何を話して良いかと困ってるのに 「私にはその心配はないわ」とか。 なんかリアルでは相手の相談や悩みとか話に対して 自分主語の話題に持っていく人って結構同性の中では嫌われるよね。
126 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/04(火) 18:03:15 ID:CngQLOsT
モンゴメリ自身は、知的な会話のできる友人としか長く続かなかったと思われ。 老後に子供時代の友人と再会したりはしてたけど。
カザリン・ブルックと帰省したクリスマスで、夜のパーティ?に出かける時、 (なんと昔とそっくりなことか)と、ダイアナと楽しく出かけた頃を思い出すとこがせつない。 ダイアナは楽しかった子供〜青春時代の象徴でもあるんだね。
「思われ」なんていまだに鬼女スレ以外でも使われてるんだな・・・
自分の経験だが幼なじみってまるっきり生活が変って話しが合わないはずでも いざ会うと不思議とそんなの関係なく距離が埋まって話が弾むんだよ 学生時代の友人とかは暮らしの違いでホントに 一個も話かみあわなくなったりするんだけど
>130 そういえばその単語、ローラシリーズでは 「求婚者(鈴木哲子さん)」「彼氏(こだまともこさん)」とされてたっけ
132 :
無名草子さん :2006/07/06(木) 19:36:54 ID:26mvrMOO
「beau」というと「いい人」、「彼氏」という印象だけど、 門前に列をなすほど大勢の「彼氏」がいたら大変。 崇拝者か求婚者、、があってる感じ。ルビーの家は崇拝者で満員だったんだよね。
133 :
無名草子さん :2006/07/06(木) 21:07:08 ID:26mvrMOO
ANNE: Ruby Gillis says when she grows up, she wants to have a line of beaus on a string and make them crazy for her. I'd rather have one in his rightful mind.
ルビーを殺すならさ、それによるギルの反応を通したアンの心象をkwskって思ったね。
135 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/12(水) 17:36:43 ID:uIqr1wqA
ブロンテ姉妹の父と兄が実際以上に悪く言われて来たのを聞いたけど、 モンゴメリの夫も本当に評判通りの人物ですか。こういう評判は、 誇張されているのが多く割り引く必要があるし。 再評価の動きはありますか。
再評価、というか、愛情<尊敬で結婚を決めたモンゴメリにも結婚生活がうまくいかなかった 原因はあるだろう、という説なら読んだことあるけど。
137 :
無名草子さん :2006/07/13(木) 14:11:02 ID:LkNEw6li
モンゴメリの夫は鬱の病歴以外はごく普通の平凡な人だったと思う。 普通の人が普通の幸せを求めて作家モンゴメリと結婚したところに不幸があったのでは? モンゴメリも単に打算で結婚したわけでなく妻として尽くしたと思うけど、 日記からは「愛情」というより「親愛」に近い感じがした。
打算とまではいかなくても、オールドミスになりかけの自分が「妻」になるのに ぴったりの相手だ、とは思っていそうだなとオモタ。>モンゴメリ結婚
139 :
無名草子さん :2006/07/15(土) 00:58:13 ID:0s1tI/hr
周囲に大学卒で教育のある独身男性がいなかったし、このへんで手を打とうという感じ? 30過ぎて高齢の祖母もいつ亡くなるかわからないし。 作家として自立できても独身小梨で一生終わりたくなかったのだろう。 子供はすごく欲しかったみたい。
モンゴメリの夫の写真見るとすハンサムだし、モンゴメリが作った 新婚旅行の写真とかカードとか鼻のスクラップを見たことがあるけど、 モンゴメリすごく幸せそうだったけどなあ。
141 :
無名草子さん :2006/07/15(土) 15:54:13 ID:AoDuOur7
結婚で家も持てたし、子供も二人、高齢出産でできたし、本も売れてたし、 夫が精神病になるまではそこそこ幸せだったろう。
>鼻のスクラップ kwsk
143 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/15(土) 19:41:25 ID:csYUdanG
144 :
無名草子さん :2006/07/17(月) 23:27:39 ID:TI66K5k3
男選びの際、モンゴメリはストライクゾーンがすごく狭い。 若い頃はずいぶんモテたみたいだけど、 アンと同じ台詞、「友人としては好きだけど恋人になるのは、、、」を繰り返して かたっぱしからふってたみたい。 婚約破棄した牧師の従兄?も条件的に満足だからプロポーズに一度応じたけど、キスされて ゾッとしてヤメたとか。生涯恋人として好きだったのはハーマン一人だけじゃないか?
そのハーマンに対しても、すごく好きでも性がないから結婚は考えられないって、 シビアだと思う。
146 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/19(水) 23:39:47 ID:PsAjuUBS
147 :
無名草子さん :2006/07/20(木) 07:10:28 ID:5ytB234T
ハーマンにだけセックスアピールを感じたんでしょ。でも無教養の農夫と生涯を共にするのは 彼女のプライドと知性が賛成しなかった、、そして知性では満足できる牧師の方を選んでしまった。
>145 すまそ、「知性」って書きたかったのに確認してなかった。
アンは恋人だけでなくて、友達へのストライクゾーンも狭いよなーと思う。 子供時代は、「自分と同じようなタイプの人が居てうれしい!」みたいな感じで (こだまとかガラスに写った自分くらいしか友達が居なかったんだし) ゛同類゛探しも良かったんだけど 成長するにつけ、そういう人意外は見下してるような感じが。 それプラス、見た目も美しくないと…みたいな。 読んでても、「もし自分がアンの世界の人間だとしても、 アンは絶対 友達になってくれなさそう」という気がする。
アンは友達多い方だと思うよ。他のヒロイン、エミリーとパットは極少。 エミリーは幼馴染の3人(うち女の子一人だけ)だし、パットは親友一人でその親友が 死んでからはほぼゼロ。妹とは仲いいけど。 モンゴメリ自身が本当に親しかった友達を限定してたんじゃないかな、と思う。 外に見せる顔と実際考えてること(日記)は全然違ったらしいし。
151 :
無名草子さん :2006/07/21(金) 20:51:22 ID:NvHneY8S
有名作家で牧師の妻だし、本音を隠して田舎の無教養な人の世話したり、常に体面を作る 必要があったのでせう。こういう多重人格タイプの女性は身近な家族が一番被害者 だったかもね。
>>151 一緒に暮らしにくいタイプではあるだろうな
リンド婦人は何歳まで生きたんだろう
長生きしただろうね。 リンド婦人との同居を決めたマリラは、すごく心の広い人だと思ったよ。
155 :
無名草子さん :2006/07/26(水) 00:47:52 ID:58OERS0M
リンド夫人はアヴォンリーにいられるなら牛小屋でも良かったんでしょ。 マリラもたった一人の友人をよそにやりたくなかった。
156 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/26(水) 06:43:22 ID:Ul8bihPU
157 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/27(木) 00:08:19 ID:orMecQpL
あんな昔なのに、「家の中に女が二人いてうまくいかないのは 台所が一緒なのが(・A・)イクナイ!!」って台所建て増しして 2世帯にしたマリラ、偉いわ。
ガス、水道の配管などが有り得なかった当時だからこそ どの部屋でもいきなり台所に出来たんだろうね。 精々料理用ストーブの煙突工事くらいか?
でもあの料理用兼ストーブのオーブンは夏場は料理のたびにあっついだろうねえ
>159 確か当時は夏暑くなると、外に台所(ストーブ)出してたと思う。 外でも暑いだろうけど、家の中があったまるよりマシかな。 冬は料理兼暖房でいいよね〜 アンにはでてこないけど、パットの話でジュディがストーブの横に腰掛けて スープかきまぜながら編み物してたのが美味そう&あったかそうであこがれたわ。
そういや、うろ覚えだけどアンの青春かなんでアンが夏休みにお客さん、モーガン夫人だっけ?かが 来るんで料理を一人で作りたい言うたらマリラが夏場の暑いときにやりたくないから 好きなようにやれ言うてたね
162 :
無名草子さん :2006/07/27(木) 22:34:56 ID:rAeDupbp
真夏にプリンスエドワード島に行ったけど、暑くなかったよ。湿気もないし、北海道より 涼しいくらいだった。夜は肌寒いくらい。
163 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/27(木) 22:50:32 ID:IVj/18vg
誰の訳の読んでる? 私は村岡花子じゃなければアンじゃないと思う。
すみれババァの結婚がワロスwwwww
やべえ。思わずすみれ婆で笑ってしまったw
ラベンダー荘といえばアンがギルを振った後の夏休みに
すみれ婆さんの家に二週間くらい泊まってたけど
近所の家に二週間も泊まるってすごいよなあ
まあ徒歩で距離もけっこうあって大変というのも考慮すれば
夜になったら帰ってこいとまでは言わないまでも2日に1回くらいは帰って来いよと思う
マリラも双子の世話してるんだしさらにその間にギルバートが死に掛けるてるんだしww
>>162 真夏に行ったって何月くらいですか?さっき見直したらマリラが暑いから料理したくないって
言ってたのは7月だった。
166 :
無名草子さん :2006/07/28(金) 03:25:00 ID:KGygzibb
>>165 7月半ばくらい。昼間はもちろん暑くなるんだけど、同時期の
東京に比べたらずっと涼しかったです。アメリカ人が避暑にくる場所だし。
キャベンディッシュの海岸にも行ったけど、風が強いし、海も冷たくて泳げなかった。
アンが校長先生として下宿していたときに愛用していた脚付きの小さな ストーブ(ごめん、うろ覚えだ)が、いいなあと思った。 アン後期の作品でメイドさん二人がストーブの端に太い足をのっけて こんがり焼いているシーンも微笑ましい。
168 :
無名草子さん :2006/07/28(金) 20:26:01 ID:bAJ5ljbc
プリンスエドワード島、8月半ばでもう秋の気配だった。10月に雪がふることも あるというから、夏も秋も短いだろう。11月から4月末まではオフシーズンみたいだし。
すみれババァって何ですか?
ミス・ラヴェンダーのことじゃないの
171 :
無名草子さん :2006/07/29(土) 11:56:49 ID:+uCqcLRG
ババァてまだ40代半ばくらいでしょ。親戚のうちでオールドミスババァ扱いされるから 行くの嫌がってたのよね。毎日侍女と鬼ごっこしたり、なりきりごっこしたり、 世間とずれた生活だったのよね。親の遺産で食べていけるから仕事もしないでいい。 今だと2ちゃんで「痛い人」扱いされそう。
40代といっても、結婚も子供も まだで 責任ある仕事をしてるわけでもなく 嫌が応にも「おばさま」扱いされるだろう親戚付き合いを避けてたら、 娘気分は抜けないんじゃないかな? 一見イタそうだけど、実は現在のほうが そういう人は多い気がする。
173 :
無名草子さん :2006/07/29(土) 18:18:17 ID:+uCqcLRG
ひきこもりのニートおばさん? メルヘンかかった。。 美人でなかったら許されないだろうなあ。
女は大体そんなもんだよ。 ついこの間も、テレビで誰か女性芸能人が 「30〜40代の゛女の子゛で集まって旅行して…」と言ってたらしいし 結婚してなけりゃ、年取ってても そんな実感なく気分は゛女の子゛なんでしょ ある程度年を取った独身女性が とやかく言う親戚の集まりを避けたがるって話も良く聞くし。 自分も子供の頃、「20歳なんて相当な大人、おばさん」と思ってたけど いざ なってみると全然そんな気がしない、 そうしてみると多分、30でも40でも 実際なってみると 想像と違って 大しておばさんな気分じゃないのでは、と思うよ。
175 :
無名草子さん :2006/07/29(土) 20:46:41 ID:+uCqcLRG
日本じゃ、30半ば過ぎると自ら「おばさんですから」「もう若くない」とか言わないと、 世間的にずれてると見られて迫害される。外国じゃそうでもないけど。 同様に男も30過ぎで「もうおじさんだから」とか言うでしょ。保身術? 実際は30代ー40前半じゃまだまだ気持ち的には若いけどね。親も現役だし。
「アンの友達」や「アンをめぐる人々」に出てくる「オールドミス」たちの話の中には、 自分で自分に「あんたはオールドミスなのよ」と言い聞かせてる、って描写があったけど、 あれはまさに自分の気持ちと世間の認識がずれている事の証だよね。 本人達も自覚しているからこそ「あんたはおばさんなのよ」と自分に言い聞かせて、 謙虚であろうとしているというかw
177 :
無名草子さん :2006/07/30(日) 02:19:49 ID:Bv4N4Tka
モンゴメリはそういう灰色の世界に住む地味なオールドミスに、突如ロマンスが到来するような シークエンスが好きね。自分の願望だったからかしら? 青い城、もつれた蜘蛛の巣 、 パットお嬢さん、、、、
>>171 そういう現実的なところはダイアナは見抜いてそうだ
179 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/30(日) 08:37:16 ID:aep+Fd+v
ダイアナってあの中ではやっぱりハデな名前だな。
たしかにダイアナは一人ウキウキしてロマンティックにラベンダー夫人をまつりあげてるアンとは対照的に 男に逃げられて以来、40過ぎても仕事もせずメイドと鬼ごっことか何してんだろうこのババアという感じで ものすごい冷めた目でラベンダー夫人を見てそうw
>180 めっちゃワラタww確かに。
182 :
無名草子さん :2006/07/30(日) 11:14:35 ID:LYvwXQ8Z
マリラがラベンダーについて、「同年輩のものが年とるなら自分も年とった方がいいよ。 そうじゃないと、どこへいってもはまらないからね」と言ったでしょ。 世間から離れてひきこもってる中年女性は、マリラのような常識人からは変人だろうね。
マリラもアンがくるまではちょっと世俗から隔離されてた生活を営むカスバート兄妹だったけど それでも教会に参加したりと最低限の村人との付き合いはしてたからね。 マシューも選挙も行ってたし、教会のベル牧師とも親しかったし。
ただ少なくともダイアナは「ババアw」なんて汚い言葉遣いは浮かばないだろうけどね…
185 :
なまえ_____かえす日 :2006/07/30(日) 17:54:37 ID:NLt7DN5o
ダイアナはルビーがムカつくようになったことをアンに誘導させて発言させてたような
無邪気にアンの小説を改訂して製粉会社に送っちゃったこともあったね。 ダ、ダイアナ、、もしかして要注意人物?
無断で改訂は酷いとは思うが、数章後に大学の学費が払えそうもない から、来年休学しなきゃならないかもとアンが悩むシーンがあったり するからな。ダイアナはアンが学費稼ぎのために書いたと勘違い していたんでしょ。 ベーキングパウダーの広告のように低いレベルに堕とすのは侮辱だと 訴えるアンも、広告業を馬鹿にし過ぎてるともいえるし。
189 :
無名草子さん :2006/07/31(月) 05:10:25 ID:jSJtVCWu
ドーラ→ダイアナ→リンド夫人=実際的な常識人 小さいエリザベス→アン→ミスラベンダー=現実逃避型の夢想家
ポール・アービングはどっちかな
ポールのしゃべり方が気持ち悪くてキライ。 ポールそのものはキライじゃないんだけど。
192 :
ドレン :2006/07/31(月) 21:34:09 ID:V19GWZ+u
松本郁子さんの訳本、新しいの出ないかな。
193 :
無名草子さん :2006/07/31(月) 23:52:00 ID:LcJAlP6i
ポール・アービングはもちろんアンの同類。詩人だぜ。
なんか訳者によってだいぶ印象変わるみたいね わたしは掛川訳だから村岡訳のギルバートの口調はなんか笑ってしまう
195 :
無名草子さん :2006/08/01(火) 08:16:15 ID:yIyFjOq8
松本郁子さんはきっと全部訳してくれるよ。彼女のライフワークだもん。
ポールのしゃべり方(村岡版)好きだけど、気持ち悪いという意見もわかる。 デイビーとの差をつけてるのかな。デイビーは「ねえちゃん、ぼく知りたいな」だけど ポールは「わかるでしょう?先生」「ああ、そうなの、先生にはわかるのね」だもんね。
197 :
ドレン :2006/08/01(火) 12:37:59 ID:Fr1YByfz
掛川さんの、駅員やハリソン氏の「おれ」の連発は、ちょっと…。
198 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/03(木) 04:08:59 ID:IJZq1Nn0
昔の東京の中流の男子って、女性的な言葉遣いだったのでは? とりわけ、子どもの時は。私は東京人じゃないので、よくわからないけど。 なんでそう思うかというと、曽野綾子女史の小説に出てくる男性とか、 古い作品ほど女性的な話し方。それもくだけた時。
それはあるかもね。昔だと テレビ無い、父親は「いざ」って時にしか子育てに関わってこない、 そうなると 子供が覚える言葉遣いって 男の子 女の子問わず、母親のものが基本になるわけだから。 その母親の言葉遣いも、現在より女らしかったんだろうし。
>>189-190 夢想家で幻が見えるポールと40過ぎてまともな社会生活送ってこなかったラベンダー婆さんと
一緒に暮らすことになったポールのおばあちゃんはかわいそうだな
>>200 あの家族は普段はボストンに住んでるし(バンクーバーだったっけ?)、
プリンス・エドワード島に帰ってきたときには山彦荘で過ごすから
ポールのおばあちゃんとは日常的には一緒に暮らすことは無いよ。
それに夢の家時代になると、ポールはアメフトだかラグビーだかに
夢中な今時の青年になってるんだよね。
意外とポール父がイライラしてたりして… ヤマビコだのごっこ遊びだの海の人たちだの、わけわからん!て。
203 :
無名草子さん :2006/08/05(土) 14:24:57 ID:YA0KnhyT
ラベンダ−おばさんは結婚生活で「少女」から「女」に生まれ変わったのではないか? 本物の家庭があるなら、ゴッコ遊びする必要がない。高齢出産したりして、、 ポールも大人になって現実的になっただろうし。
204 :
無名草子さん :2006/08/05(土) 14:26:37 ID:YA0KnhyT
モンゴメリが出産したのは、38、40、41歳のときだから、当時では高齢もいいとこだね。
ちょいまて ラベンダーさんは高齢出産したの!?そんな描写あったっけ?
206 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/05(土) 19:14:54 ID:d4agJ9q1
「したりして」は例えば、の意味では? 少なくとも村岡訳にはなかったと思う。 でも実際はありそうだけど。 ラベンダーかあさんって原文ではなんというのでしょう。 スーザンかあさん、と言い方は同じなんでしょうか。
ポールの親父がラベンダーばあさんと分かれた要因のひとつに ラベンダーの少女時代の妄想癖があったのかしら
209 :
206 :2006/08/06(日) 07:47:13 ID:Lxhjup1C
>>208 thnx
するとマザー・スーザンっていうのかな。
>>209 うん、今確認したら「Mother Susan」だったよ。
211 :
206 :2006/08/07(月) 00:43:38 ID:mxk1jx0A
>>210 thnx
「 あの子は私をスーザンかあさんと呼んだっけ。」
とひとことだけ思いかえすとこが泣けた。
女の子ほうがちっちゃいときは性格も大人びてるから ドーラは同い年のデイビーより詰まんない子に見えちゃったんかな
213 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/11(金) 12:48:49 ID:zcxB1jr/
でもやっぱり大人しい性質とか用心深さがつまんないって見えたんじゃないかなぁ。 イギリスにステイした時に男の子と女の子の双子がいたんだけど 女の子は割とお転婆系で気が強くて、男の子はクレバータイプだったんだけど 心身ともに女の子の方が成長早いから 喧嘩しても男の子は負けっ放しで、尻に敷かれてる感じだったよw
214 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/11(金) 12:53:26 ID:zcxB1jr/
ところで、アンの世界の日常を長々つづった手紙今じゃありえん!と最初は思ったけど 赤の他人や友達の日常をつづったブログとか読んでること考えると 本質はそんなに変わらないのかも、と思った。 BBCの「百年前の暮らし」ってのあったけど ストーブがしょっちゅう不調で大変そうだったな。 お風呂用意するのも一苦労っぽかったし。
学会とはいえまだ乳幼児の子もいるのに子供全員をマリラとスーザンに預けて 数ヶ月もヨーロッパに旅行に行くアン夫婦はホント幸せすぎるわ。
スーザンは好きになれない。 でもモンゴメリがああいう立場の人を 都合のいい家政婦にしか思ってなくて 魅力的に描いてないからしょうがない。
>>214 ああ、「百年前の暮らし」見た見た!
私も風呂の大変さがものすごく印象に残ってる。
あのわずらわしさじゃあ週に1回しか入らなくても当然だと思った。
218 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/11(金) 23:59:11 ID:TigcR9sM
>>216 魅力的に描かれていると思ってたんだが。
虹の谷やイングルサイドでは。
夢の家では全然だけど。
219 :
無名草子さん :2006/08/12(土) 01:20:57 ID:jNXZflE5
モンゴメリは家事完璧主義者だから、若い家政婦にいら立つことだらけだったらしい。 スーザンは理想だろうけど、実際はあそこまで雇い人に主婦/育児の座は渡せないと思う。
シャーリーを叱ってはたいたら、スーザンからパイをもらえなかったギルバート
221 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/12(土) 08:33:46 ID:AVb/YmXd
夢の家のスーザンってキャラが固まってなくてなんかヘン。
スーザンはキャラがアンとかぶっておらず 口うるさかろうとアンのことが好きでアンを立てるから スーザンに甘えることが出来たんだと思う。 もっとやわらかい雰囲気の家政婦ならアンは自分の地位に気をつけるべきだと思うね。
223 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/12(土) 09:59:47 ID:pxmTf3Y3
スーザンは割と好きだったけどな。 家政婦としてはかなり良いんじゃないかと。 当時は多分そういう仕事する人とは層の明らかな差があっただろうから アン達と同列じゃないとか多少目につくところはあっても仕方ないのかなと。 しかもアン達は家政婦以上で家族に近い扱いしてたよね。 でもレベッカの方が好きかな・・・。 育児ちょっと任せすぎとは思うけど あれだけ子供がいたらだんだんそうなったんだろうし(最初の子は預ける時心配しまくってたし) 家事も手間が大変な時代だからある程度は仕方ないと思うけど もうちょっと料理しても良いかなと思う。 とはいえ、台所事情って二人入ると揉めたり上手く回らない原因になるから賢明かな。
224 :
無名草子さん :2006/08/12(土) 11:46:44 ID:negNKd8N
>もっとやわらかい雰囲気の家政婦ならアンは自分の地位に気をつけるべきだと思うね。 アンを20年若くしたような夢想的な赤毛美人なんて、ギルが視線を外せなくて困りそう。 アンも嫉妬でイライラ。看護婦でも先生にちょっかいだすのがいそうだし。同居なんて無理。
ドラマ、アヴォンリーへの道ってほとんどの話がアン関係の話なのかな、 見たことないんだけど。
>>225 アヴォンリーは、アンとは無関係。
PE島を舞台に「アンの友達」や「アンをめぐる人々」を元に作られたお話。
主人公も「ストーリーガール」のイメージと全然違うよね。
>>224 アンの二番煎じなんてギルバートにとって魅力的だろうか?
本物がそこにいるのに。
自分の妻の若い頃に似てるから恋に落ちるなんて
あり得ないような気がしてしまうなぁ。
浮気するならアンと全く違ったタイプにいきそう。
絵のようにきれいなパーシス・フォードが ギルバートおじさんの秘蔵っ子という描写があったけど、 正統派美人は好みじゃないと思っていたからちょっと意外だった。
230 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/14(月) 14:32:34 ID:SxiR7ksF
アンが料理しない、というところで「御宿かわせみ」を思い出した。
おるいさんも料理はほとんどしないで、女中のお吉にまかせっきり。
(長年仕えていて、家族同然というところはスーザンと同じ)
昔は国を問わず、女主人はあまり手を汚さないものだという感覚があったのかも?
>>225 アンがアヴォンリーを出た後の話という設定で、
マリラやリンド夫人、双子は出てくるよ。
>>228 板違いだが⊃「たんぽぽ娘」
そういう例はいくらでもある。
ただ、アンと似た女性ってのはそうそういないような気がするんだが。
自分の想像なのか、原作にもちょっと記述があるのかわからなくて 恐縮なんだけど、ギルはパーシスの容姿じゃなくって、パーシスは レスリーにさまざまな不幸が襲う前の、明るくてくったくがない 性格を受け継いでいてそこんとこを気に入ってるんじゃないかなー と思いました。 おちゃめでジョークがわかって活発な…みたいな。
232 :
無名草子さん :2006/08/14(月) 14:40:33 ID:HrmOVYXJ
赤毛緑目のダイが秘蔵子だから、ギルはアンの容姿に似た子が好きなはず。
ギルバートはアンの向上心や頭のいい所、まっすぐな気性が 好きだっただろうけど、想像癖とかは敬して遠ざけてた感じ。 ウォルターとかは息子ながら苦手そう。
>>234 ・・・orz
ジローさん原作読んで役作りするのかな。
つーか、ギルはアンのこと美化しすぎだよな。 付き合い始めてから幻滅したりしなかったもんだ。 アンが夢想家なおかげで、とらえどころがないところがあったから あんましそういうことはなかったのかな。
取りあえず、幼なじみで長いつきあいだから、長所短所は解ってたんじゃね?
アンて夢想家かねえ?
>>234 見たいような、見たくないような・・・。
やっぱりいいや。
240 :
名無しのオプ :2006/08/18(金) 00:19:09 ID:7n12zabq
>>236 忘れちゃいけない、ギルは出会い頭にいきなり石版で殴られてることを。
その後池に落ちそうになって危なかった時でさえ、助けを求めようとはしなかった。
怒らせたら手がつけられないのはよくわかってるはず。
大人になってからはそこまではしなかっただろうが、
やはり本気で怒らせたくないとは思ってるんじゃないか?
「夢の家」の時だったか、アン自らも「あたしも少し癇癪持ちだ」って言ってたしな〜。 やっぱり大人になってからも、そういう激しい部分は根底にあるんだろうね。
アンに敗北心を植え付けたのはクリスチンくらいか
クリスチンとの再会のときの話でギルバートがアンに
「なんでその髪型にしたんだい?アンには似合わないよ」
といったら
「赤毛で悪かったわね!!」と返されて
こういうときは下手に触れないほうがいい
みたいな描写があるくらいだからアンの沸騰したら手の付けられない性格は
わかってたんだろうね
>>240
245 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/18(金) 22:54:46 ID:XKcG2Mgj
残酷だけど、コーネリアさんの井戸に飛び込んで自殺した男の話の 「水なら海にいくらでもあるじゃないですか」みたいなこと言ってる所とか すごい好き。 なんともいえない言い回しがポンポン出てくる人の会話って好き。 牧師についても「額にたれそれの墓とかいておくべきですよ」とか。 こういう人適度な距離でつきあえたら楽しそう。 あんまり近いと疲れそうだけど。
ギルは理想的な夫かもしれないけど、メアリーマライアおばさんの 件で株が暴落した。妻や子どもがいびられて困ってるのに 「身びいきが強い」という理由でなんにもしない夫ってどうなの?
どうなのって・・・・日本でもそんなんいくらでもいますが アンブックス読んでても ギルって恋人しては理想的かも知らんけど夫としてはどうなん?って思う アンが友達や恋人としてはともかく身内にいたら嫌だなあというのと一緒で
でも田舎で医者やってあれだけ大勢の子供を大学にいかせる経済力あったのは凄いと思う。 マライアおばさんの件にしても身内いなそうだしお金は持ってたみたいだから遺産貰うためにも大事にしておいた方がいいと思ってたんじゃないかなあ。
>>246 うん、自分もあそこでイヤになったよ…
家庭板かなんかにアンが書き込みしたら
「で、旦那はなんと?」「〆るべきは旦那だろ!」とか
やいやい言われそうだw
250 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/19(土) 14:33:23 ID:mv7qBjDU
マライアおばさんのことはホント腹立ったけど まぁアンは姑の苦労とかなかったみたいだし ギルの家族のこととか描写がないってだけより 付き合いあんまりなかったっぽいからたまにはそういう苦労も良いんじゃないだろうか。 「ひきとめてはいけないよ」のへたれっぷりに笑ったけどw 遠い所を帰省したから、とはいえギルのお父さんの葬儀の後に 自分だけ残って遊んでるのもなぁ・・・。 子供達のこともあるしギルもそういう時は側にいた方が本当はいいのじゃないかと。
251 :
無名草子さん :2006/08/19(土) 15:11:39 ID:LVcGGXz/
マライアおばさんて晩年の作者の姿ではないかとか想像する。身ぎれいだけど孤独で、、 アンも深刻になりすぎて、もはや子供向けの本というより橋田壽賀子の世界だ。
家庭版のアン 424 名前: 名無しさん@HOME 投稿日: 2006/08/13(日) 08:53:02 旦那のおばさん(正確には伯母じゃないけど、こう呼んでる)が押しかけ滞在してきて、 ずっといます。子供のしつけのことで口出すし、ちょっとこちらが意見しようものなら 「よかれと思って」みたいな態度で…orz こっちは自営で忙しくって、ずっとつきっきりで子供の行儀直してまわるわけにも いかないんです。子供もおばさんを嫌ってて、影で人形に名前つけていじめたりしてます。 子供にもよくないですよね。 立派な家があるんだから帰ってくれたらいいのに… 愚痴ごめんなさい。 425 名前: 名無しさん@HOME [こいつら1表紙] 投稿日: 2006/08/16(水) 00:10:57 >424 お約束だが、旦那はなんと? 426 名前: 424投稿日: 2006/08/16(水) 19:07:57 それが、旦那は身内には甘いらしくて、「帰れ」とは言えないそうです。 何度か頼んだのですが駄目でした。普段はそんなことないのに、おばさんに関してだけは 超ヘタレなんです。
253 :
無名草子さん :2006/08/20(日) 02:44:18 ID:I6CndCNg
男ってそんなもんですよ。
>>252 ワロタ。まんまアンのご相談って感じ。旦那もギルだよ。
そういうことってあるのねぇ。
ところでウォルターって「黒い髪」という描写があるけど、
赤毛と鳶色の両親の髪から黒い髪の子って生まれるの?
ジェムは赤毛。双子は赤毛と鳶色。シャーリーは謎(肌は浅黒いらしい)
リラは鳶色。ウォルターは黒い髪っていうのだけが腑に落ちない。
ネタでそ?www …いや、ホントネタ…でしょ?
単純に遺伝の法則を知らず、イメージで決めただけでないかと思うけど。
>>255 ネタじゃないよ。
「アンの娘リラ」には「黒い髪の眉目秀麗な若者」っていう
表現がよく出てくるもの。
だから、ギル系の鳶色の髪の色がすごく濃いということなのか
ダイアナのように本当に黒い髪なのか、わからないということ。
アンの父ちゃん、母ちゃんの隔世遺伝とか
いや、黒髪は優性遺伝だからね、親が黒髪でなければ黒髪にはならない。 だから、ネタでしょ、とかいう話になっている。 多分、モンゴメリーはそんなこと考えず、256に書かれているようにウォルターの性格とかの イメージで黒髪にしたんだと思うな。
黒髪いいねぇ(´-`).。oO(・・・・・・・・・) ウォルターとリラの結びつきは泣ける。
白人の黒髪ってドキッとするくらい効果的な場合がある。 とっさに例がうかばなくてスマソ。
アンがブルネットをやたらうらやましがるシーンてなかったけか?
今更弁解しても仕方ないが>255は >252のアン風家庭板書き込みが「ネタでそ?」って意味で 書いたんであります。 つーか、毛が云々完全に読み飛ばしていたすまんwwww
今更で申し訳ないが、252です。もちろんネタです。 わかりにくくてごめん
>>264 ネタなの!?がーん…真に受けてたよorz
>>262 アンの宿命のライバル、クリスチンは「黒い髪に濃い青の瞳」で
「あの人は私がいつも願ったとおりの姿をしている」
とへこんでいたから、黒い髪に憧れっていうのはあるよね。
でもルビーの金髪もうらやんでたから、とにかく赤毛以外の髪は
どれも羨ましいんだと思う。
自分も真っ黒な髪コンプレックスだったから、 気持ちはわからんでもないな。 でも、現代の感覚で見ると赤毛ってキュートだよね。
キューティクルできらきらしてる髪なら何色でも綺麗かなー。
でも、もし外国人になるなら、赤毛は嫌かなぁ。 なんか似合うものが少ない気がする。 アンも「この世ではピンクは着られない」って言ってたしw。 そこから雰囲気美人にもっていくあたり、アンのセンスはすごいよね。 精神的な顔立ち、芍薬の側の水仙(リンド夫人うまいこと言う)、いいほめ言葉だわ。
269 :
無名草子さん :2006/08/22(火) 11:20:44 ID:bS/FMIka
赤毛というとファギーを思い出すな。ヘンリー王子とか。そばかすもセットで。 アイルランドに多いらしい。だから補色の緑色が国の代表色なのか?
赤毛もアイルランドっぽいけど 黒髪に青い瞳の超美人もアイルランドっぽい。
ウォルターが黒髪なのは ギルバートが忙しいすぎたせい
赤毛ってオランダ人に多い、オレンジ色の髪だと思ってた。 で、たいていブサ、ブスが多いんだよね、白人的には。 白い肌にオレンジや天然赤っぽい茶髪ってあんまり映えない。 染めた赤なら、似合うけど。 で、白人女性の憧れの色は1位がブロンド、2位が黒髪、ブルネット だったと思う。 黒髪はラテン系に多くて、たいてい顔がハッキリした美人が多い。
全巻読みました(苦
274 :
無名草子さん :2006/08/23(水) 05:08:54 ID:qrFYY3tp
個人的には赤毛って「タイタニック」のローズの髪の色みたいな イメージだと思ってた。 赤褐色は紅茶のような色だと何かで読んだよ。
276 :
無名草子さん :2006/08/23(水) 09:22:14 ID:fMf7dVxw
叶美香も赤毛。
ハリポタに出てくるロン一家が赤毛の典型って感じ。 容姿的にもいかにもコンプレックスを抱いちゃうような設定だと思う。
278 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/23(水) 15:31:19 ID:lgxJaFsH
話は変わるけど、アンの子供たちの名前を考えると、つくづくカカア天下の家だなぁって 思う。ジェームス・マシュウ、ウォルター、アン、ダイアナ、シャーリーに バーサ・マリラ。 どれもこれもアンの両親由来か、クスバート由来の名前。(ジェム船長由来のジェームスのみ例外。) ギルバートの実家の人からもらった名前なんて誰一人いないんだもんね。
>277
前スレから
>246 名前: なまえ_____かえす日 [sage] 投稿日: 2005/09/23(金) 13:04:57 ID:2Iwfs0zX
>
>>244 ヨーロッパもそう。
>ブロンドはブロンドの子供を生みたいがためにブロンドのヒトと
>結婚する、って知ってた??生粋ブロンドの子の親も高慢ブロンドなんだよ!
>ちらっとその話を北欧人のブロンド本人から聞いた時になんかムカッとした。
>ハリポタでは顕著だね。赤毛のロン=貧乏人、殆ど真っ白金髪のドラコ=
>良家出身、高慢。茶髪ハーマイオニー=平民、黒髪ハリーはアウトサイダー的存在。
>赤毛のステータスはアン後も変わらず上がってないということはイメージの
>悪さは相当根深いんだろうね。
>逆にいえば赤毛、宗教の素地なしのアンを主人公にしたということは、
>当時の少女文学に対するモンゴメリー女史の挑戦みたいにも思える。
>彼女の宗教観といい、内側ではすごく革命的でヒュウマンなヒトだったん
>だと思う。
そう思うと、 ホームズの赤毛同盟なんて、ひどい話だな。
281 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/23(水) 16:53:03 ID:os3b8bGS
赤毛のロン=貧乏人ってさぁ… ロンのうちは、一応、旧家でパパはお役人なんだよね(お金はないけど、 階層からすれば中流)。 子沢山だから裕福ではないけど、温かい伝統的な家庭のよさを、 ここんちに来るたび、孤児のハリーは味わう… 足長おじさんの、サリー(赤毛)んちも、大家族で中流(やや裕福)、 やっぱり孤児のジェルーシャの憧れの家庭。 かならずしも、マイナスイメージとは言えないんじゃないかな。 赤毛=癇癪もち、とか言われるけど、飾り気のない、温かい人柄、 というイメージもあるんじゃないのかな。 チャーリー・ブラウンの憧れの女の子も赤毛だったし。
まあまあ。 赤毛=気さくな、気取らない、あたたかみのある って感じのイメージなんでしょ。 (もしかして、それゆえに感情的になりやすい=短気?) マイナスイメージではないけど、決して上流階級の、とか上品な、ってイメージでは 語られない、みたいな。 アンも、「上品」みたいな形容詞つけられる事があるけど、それはあくまで 努力によって培った物腰の優雅さなんかであって、家柄や血筋によって 生来持ち合わせているって類のものって感じじゃなかった(孤児だしね) …と、思うけど記憶があいまいw
大人になってからは「きれいな髪」と誉められる場面が多いけど、 本人のコンプレックスはあんまり解消されてないかもね。 ジェムが生まれたとき、看護婦に「赤毛になる」と言われて 猛烈に怒ったらしいし。 とはいえ自分の子どもなんだから仕方ないよね。
>>283 言われて怒ったとか、大人になってからもやっぱり
いい気持ちがしないとかって、結局、まわりから
(社会的に)そういう目で見られることが多くて
苦労するからってことじゃないだろうか
アンは赤毛だけど上品でみたいなニュアンスで言われても
やっぱり嬉しくないし
やっぱり自分の苦労を子どもに負わせたくない親心かねぇ。
ヒント 赤毛 ユダ カイン
私もアンの赤毛の色合いがよくわからない。
「炉辺荘のアン」では「アンの髪は磨きぬいたマホガニーのように光り・・・」
とあるから、
>>275 さんと同じで私もタイタニックのローズかそのお母さん
みたいな色だとずっと思ってた。
ギルに「にんじん」って呼ばれたってことは西洋にんじんの色というとオレンジ色だよね。
成長するにつれて色が濃くなってきたって設定は随所に出てくるけど、そんなに
髪の色って変わるのかな、西洋人って。
288 :
無名草子さん :2006/08/24(木) 01:24:06 ID:AltXzQ67
変わるよ。子供の頃ブロンドで大人になって茶褐色になった人もいる。
大草原のなんとかのメアリー役だった人も 子供の頃は金髪だったけど大人になったら茶色くなってたもんね。 アボリジニもそう。
日本人の中にも、若いけど白く変化している奴いるよ
>>288 児童文学者のケストナーも赤ん坊の頃は金髪だったと自伝で書いてたよね。
大人になるころには、成長に伴う色の変化だけでなく 栄養状態とか、手入れとかが行き届いたからでは? 子供時代は元の赤毛が日に焼けたり傷んでぱさぱさで嫌な赤だったのかなと。 日本人の黒髪も傷んで赤毛っぽくなるわけだし・・・。 にしても西洋人的に赤毛、そばかすってやっぱり下品なイメージなのかな。 貴族とか王族にこの人種が少なかったとかあるのかな? あ、でもエリザベスは赤毛に描かれてた気もする。 私の中で大人になってからのアンの髪の毛の色は 銅線コイルみたいな感じ。
日本人でたとえると、色白色黒みたいな感じなのかなあ。 色白だと、それだけで何となく上品おっとりしたイメージがあるけど 色黒だと、下品とは言わないけど活発とかやんちゃなイメージがあるとか そんな感じ?
294 :
無名草子さん :2006/08/26(土) 07:55:54 ID:EhFuJf2A
日本にたとえると色黒ほくろシミそばかす、くせ毛の剛毛あたり? 育ち悪そう。 大和撫子としては最悪。眉毛がぶっとくて油性の赤ら顔も痛い。
野暮なイメージなんじゃないの?
アメリカの「おかあさんと一緒」って感じの「エルモズワールド」に Mr.ヌードルっていう道化役のおじさんが出て来るんだけど、 彼の髪の毛は赤毛。 そういう、どこか軽く見られるようなイメージなのかも。 マリラはアンの赤毛について一向に何にも感じていないらしいので、 所詮は「血液型で性格を決め付ける」、程度のことなんじゃないの?
別訳本が何冊出てもタイトルは必ず「赤毛のアン」だよね。 一冊くらいは「グリーンゲイブルズのアン」としても 良さそうなものだけど。売れ行きに関わるためだろうが。
>>297 うん、シリーズ2作目以降は違う題名もあるけど日本では1作目の「赤毛のアン」は
もうあまりにも定着してしまっていて、変更不可能だと思う。
村岡先生は他の題名もいろいろ考えていたようだけど、もし「緑の切妻屋根のアン」
で出版されていたら、それが浸透していたのかな?
緑切妻屋根荘のアンだったら 日本では世紀を越えて読み継がれることはなかったろうなと 内容云々よりも赤毛のアンというタイトル自体が 手にとってみようという気をおこせる名タイトルなんだと思う 実際、本家カナダではもうあまり読まれてないんだっけ?
301 :
無名草子さん :2006/08/28(月) 09:03:15 ID:kJb6lg+T
カナダでは読まれてますよ。アメリカでも本屋に並んでます。 若草物語、トムソーヤ、少女パレアナ、ピーターパンあたりと一緒に児童書古典の棚にあります。
>297 ブロンテの「嵐ヶ丘」と一緒でそのタイトルで定着してるよね。 「赤毛のアン」はともかく 「アンの愛情」に至っては直訳ではピンと来ないから、 マシュウの「そうさな」と並んで名訳だと思う。
>マシュウの「そうさな」と並んで名訳だと思う。 禿同意
赤毛のアン、久々に読み返したくなり、 図書館で初めて掛川訳で借りてきたが、 「そうさな」じゃないのとかいろいろ目に付いて どうもはずみがつかなくなって、結局読めずに返してしまった。
>>304 村岡訳派ですか?
もうあの文体になじんじゃったら他はどうも下品に思える。
だけど、名訳と名高い神山妙子訳はどうしても読みたい。
どっかにないかなぁ。
306 :
304 :2006/08/28(月) 22:25:21 ID:eHHzR0pT
最初から持ってて、何十年と読み返して来たのが村岡訳なわけです。 そうさな、もいいし、リンド夫人の「まったくのところ」 ハリソンさんの、「なんてえこった!」もはずせません。 唯一違和感があるのが「ぽっちり」。 聞いたことなかったので、 「ちょっぴり」の誤植じゃないか、と子供の頃はいぶかしがってました。
そーいや、村岡訳は、クスバートじゃなかったっけ? アニメで、カスバートだったから、 村岡は英語を知らないんだなっておもたことがあった。
>>307 英語を知らなくて翻訳できるわけなかろう。
英語を知ってても 発 音 が解らなかったってことだろ。
>306 >「ぽっちり」 鈴木哲子さん版のローラシリーズでも出てきたから 当時は普通に使われていた用語なのかもね。
cuthbert だから、カスバートでもクスバートでも 正確じゃないからどっちでもいい thの音は永遠に日本語では表せないだろw
「ぽっちり」だけだとよくわからないけど 「ほんのぽっちり」ならわかる。
>thの音は永遠に日本語では表せないだろw そういう問題じゃないw 例えばcutをそのまま日本語に訳すとき、 カットとするか、クットとするかの単純な話。 切ることを、クットするといわずに、カットする、っていうでしょ? 日本語の表記としてどちらがベターかっていう話。
ああまったくだw
そもそも母音も子音も発音形態が違いすぎる言語をただでさえ表音に 限界のある日本語であらわそうとしても無理がある。 AnnとAnneのビミョーな発音の違い(たぶん英語ではAnneのほうが nの鼻音を強調するんだと思う。「アーンヌ」みたいな) が日本語訳では永遠に表現できないように。
ジンギスカン と チンギスハーン とかさ。 あー腹減った。
微妙な発音なんか日本語表記する必要別にないよ。 ただソルスキアかスールシャールかだけはハッキリして欲しい。
今、吉田秋生のYASHA読んでて双子が忌み嫌われていたのは 日本だけじゃないって知ったんだけど・・・ アンの世界ではすごく双子の登場回数が多くて、主人公のアンまで 双子生んじゃうくらいだけど、欧米ではもうこの頃には双子はタブー じゃ無くなってたのかな?
自分がいい人だからといって一日中歌ったり踊ったりしている人間とは あまり知り合いたくない。
>>318 鉄仮面とかあるけど、お世継ぎ問題がなくても嫌われてたの?
321 :
なまえ_____かえす日 :2006/08/31(木) 13:08:29 ID:0+WwvqIR
単に畜生腹(言葉悪くてスマソ)ってことで嫌がられてたんじゃないの?
双子が忌み嫌われてたのは、「そっくり同じ姿の人間が2人生まれる」不気味さが原因じゃない? 原理を知らなければ、何か異常な出来事、悪魔の仕業…みたいに感じると思う。 二卵性なら、そんな不気味さは無いから良いんじゃないかな
>322 見た目そっくりでも二卵性というケースはあるぞ 卵性は遺伝子レベルで検査しないと正確なところは わからない(胎盤では判別できないケースがある) ついでに言うと、そんなにそっくり同じじゃない 321の理由は聞くが322の理由は聞かな あともうちょっとオブラートにくるんだ表現をして もらえると嬉しい 双子の親の俺としては(悪意じゃないとはわかっていても) やっぱり面白くないんで スマソ
豚ギリすんまそ。 「アンの夢の家」で、ディック・ムアが治るかもしれないと ギルバートが言い出したとき、アンとコーネリアさんが猛烈に 反対するけれど、なんで? 無能な人間の介護をする方が楽というのがわからない。
>>322 です
配慮が足りなかった、ごめん。
流れで「双子が嫌われてた理由」として嫌な言葉で表現した方がわかりやすいかと思って。
傷つける意図はなかったけど、やっぱ良くない言葉だった。スマソ。
>>324 確か、航海に出かける前のディックの方が横暴でろくでもない人間だったから、
まだ、要介護状態の方がましだ、って理由だったとオモ。
>326 私もそういう究極の選択だと思った。
>>318 です
>>323 ごめんね、聞き方が悪かったかも。
科学の時代に生きてる私としちゃ、120%偏見は無いよ。
むしろ自分でも双子生みたいくらいだ。
ただ歴史的事実を検証したかっただけで他意はないからね。
気を悪くしないでね。
二卵性と言えばマナ・カナは同性でそっくりだけれど一卵性
じゃなくて二卵性なんだよね。同時に生まれた姉妹。
ダイとナンは似てない二卵性だったんだね。
>>324 です。
ディックの描かれかたは確かに良い人間ではなかったけれど、
能無し状態の方がマシ、というほどにはひどく描かれてないし
コーネリアさんはともかくアンは正気のディックを知らないのに
なぜあんなにも反対するのか不思議だったのです。
やっぱり正気のディックよりマシだから、ということなのね。
323です。 322さん、318さん、こちらこそ気を遣わせて申し訳ない 双子大変だけどかわいいよ。でも子供の時分に3組も面倒を見た アンスゴスと思う...。 どうかあとは気にせずいつもどおりマターリいろいろ 話してください。では名無しに戻ります。
ディックの件は、要介護状態のほうが正気よりマシというのにくわえて、 ディックが正気に戻ったらレスリーは、ディックとは名ばかりの 夫婦ではなく、ふたたび実質的夫婦としての関係をもたなくては ならず、それがミス・コーネリアやアンには不憫だったのでは… とか思った。 それはミス・コーネリアにとっては理不尽極まりないことであり、 アンは自分の身に置き換えると心底ぞっとすることだと。
妊娠中に乳製品とると双子産まれやすいみたいだね。 昔は呪いだとか不吉とかって騒ぐお年寄りがいたみたいだよ。 まぁ、ムキにならないでも…
やっぱり双子は昔、不吉だから里子にだされたり殺されたりしてたらしい。 うちの母も双子で気になったから調べてみた。 連続カキコすまそ
あんたはもう黙ってろ。
>>324 ワガママや横暴として亭主面で傷つけるより
木偶のボーでも悪意のない子供のような奴の世話をしてる方がいいだろうし
何より夫婦生活を行うのが苦痛だったんじゃないかと。女性として。
ギルは男性だし現実家だから能なしが少しでも稼いで役に立つようになればと言ってたけど
アンは女性の気持ちが云々言ってたし。
双子はアンの世界ではかわいらしさや魅力的なものとして描かれてるんだから
ここで不吉とされてた時代の話題を繰り返すのはスレ違いじゃないだろうか。
>335 >夫婦生活 この時代の小説だから、そういうナマナマしいものはないと思っていたが 松本侑子さんに依れば(個人的には深読みのし過ぎと思ったが) アンの初潮を匂わせている箇所もあるから 結構そういうニュアンスを感じる人も当時の読者にいたのかもね。
>>324 アンはレスリーがディックを嫌い抜いていることを、
話の中から感じ取っていたと思う。
ギルバートには多分そこまでの実感が伝わってないだろうし。
暴力は振るうし、それ以前にできればそばにも寄りたくない相手の
妻としていなければならないのは、文字どおり地獄だと思う。
ナマな言い方で悪いけど、もし貴女がそういう状態で、
毎晩夫婦生活を強要されるとしたらどう?
今ならDVとして訴えられるような状態だったのではないかな。
338 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/01(金) 19:12:14 ID:M+lXtIJj
日本でも双子は畜生腹〔チクショウバラ〕と言われて忌み嫌われていた。 食い淵減らしのために娘を遊郭にやる様な時代だが。 ただ単に悪いイメージを書き綴っただけじゃないのか。 双子もその一環なだけで。
このスレにジョーシーがいるな
パイ家の人間か?
アンが「ギルにレスリーはオーエンを愛しているって言おうかしら?」 と悩んでいるシーンもあるので、もしかしたら夫婦生活に関するあたりで アンは反対しているのかなぁとは思ったんだけど、私が勝手に深読みして 変なふうにとらえているのでは、と不安だったのです。 漁村の娘との嫌な噂、というのはやはりディックの浮気…ってことだね。
あ、それもあったね。 別に好きな人がいるのに、元に戻った夫に 夫婦生活を迫られるのは苦痛だろうな。
>>341 漁村の娘は結婚前の話だったみたいだから
(知ってたら結婚しなかったと言ってたから)
処女が絶対の時代にたぶらかしてやり捨てしたか
レイプまがいのことをやってたんじゃないかと思うよ。
>>343 それは相当なろくでなしだね…。
当時、結婚外交渉なんて普通の感覚じゃありえないだろうし。
赤毛のアンって結構当時の風刺とか、 エログロを暗喩してるっぽいとこあるよね・・・。 奥が深い・・・。
ギルは「アンの青春」の時点で医者になる決意を固めてる けど、アンと一緒に文学部を卒業してるよね。 それから医学部に進んだみたいだけど、最初から医学部に 行かなかったのはなぜだろう? 学士の称号がないと医学部には入れないとか、規則があるのかな。
現アメリカも4大卒じゃないと医学部いけないんだよね。 今のカナダとかはどうかしらないけど。
医者になるというは古今東西問わずお金と時間がかかるもの なんですね…。 医者と結婚したアン、というのはやっぱり出世というか 玉の輿といえるのかな。
文学部はいまの一般教養みたいな役割だったと思うよ。
>350 教養課程4年で専門課程3年とすると、本末転倒な制度だな。
久し振りにアンの愛情読返してみたんだが……… やっぱり、この話はむかつくwと思った。 他人をバカにしたりとか、見下したりとか、アンマンセーとか。
他の人をバカにするのはまぁいい。 でもダイアナを下に見るのは嫌な感じ。 アンの想像癖や性格は好きだけど、アンの同類とされてる人達には あまり魅力を感じない。アンの子供達も含めて。
日本人の平等意識の弊害だね。 見下したり差別したりいろいろあるけど、相手を愛する気持ちがあるから、あたたかい。 人間って、無意識にしろどこかで必ず差別意識をもってしてしまうもので、 それから目を背けたり、過敏に反応してしまうのはよろしくない。 潔癖性や完璧を求める人って、どこかぎすぎすしているんだよね。きりみたいにw 人を愛する気持ちをよく知らないし、経験したことがないから、 失敗したり、不完全なところがあると、 他人から相手にされなくなるのではないかという恐怖心をもって、神経症になる。 だからまた他人にも完璧を要求する。相手に独占欲をもつと、なおさら。 愛し愛されれば、もっと人間っていうものが理解できて、 いまは感じられない魅力にも気づけるようになるんじゃない?
私もやっぱダイアナへの態度というか内心のつぶやきは ちょっとゆるせんかった フィリパやらレスリーへの態度はアンもすごく惚れ込んでる感じだけど ダイアナは自分のための「友達」という欲しい脇役のポジションと 理想を追い求める、という形が先行なのかなぁと思わせられた感じ。 それでもあれだけ好き合って長く仲良くしてるのは貴重だとは思うけどさ。
>354が私見を何様な態度で御高説していらっしゃる件について
ダイアナとアンの大人になってからのピクニックで ダイアナのチョコレートケーキを前にした逡巡に 共感したやつ ノシ
学校時代に自分のお弁当のパイをお友達に分けたら自分には何口分残るか 考えてたダイアナに共感したやつ ノシ
教会のピクニックに行けることになって、バスケットの 中身にいろいろ詰まっているのをみて幸せで舞い上がりそうに なったヤシ ノシ
ダイアナはアンにとって一番最初の友達で、しかも否定され続けた アンの存在を愛してくれた、初めての同世代の友達だから、 アンにとって特別なのは確かだと思う。 ただ、大学を出て中学の校長をつとめたアンと、上級の学校には 進まず地元で早く結婚したダイアナとではどうしても考え方に 相違がでるのは仕方ない。 心の中でもずっと無条件の敬愛をささげ続けなければならない、 というのは無理がある気がする。人間は成長して変わるんだし。 アンはダイアナが不愉快になるような態度を取ったことはないし。 長文スンマソ。
ダイアナは、それまで友達が居なくて友情に憬れてたアンが いわゆる「恋に恋する」的な感覚で作った友達な感じがする。 初めての幼馴染みだし、特別なのは確かなんだけど「同類」とは認めて無いんだよね。 大学行ってからの友達は、アン自身が選り好みしてのものだからダイアナとは違うんだろうな〜
>>363 でも赤毛のアンに出てくる食べ物って美味しそうじゃね?w
>>364 まあね。
モーガン夫人をもてなすときの料理とか
マライアおばさん?の誕生日とか、何回も読み返したw
パティの家で娘4人が作ってるお菓子とかにあこがれた
>366 ロイの家族がパティの家をいきなり訪問した際 プリシラが焼きたてのチョコレートケーキをクッションの下に隠す描写があったよね(村岡版) ロイの母がクッションに座らなくとも、下に隠した時点でダメになっていそうな気がするんだが 一体どんなケーキを焼いていたんだろ?
>>367 自分もあれにはヒヤヒヤしたぞ。
ソファのすみっこに置いて、クッションは背もたれと肘掛にそっともたれさせる感じで、
と勝手に想像して自分を納得させてた。
あとリラが川に捨てた「金銀ケーキ」が惜しかったよ。
ケーキが「得意そうに」テーブルにのっていた、という村岡訳はもう秀逸。
金銀ケーキか・・・ お菓子の名前の訳がわからなすぎて お料理ノート買ってしまったよw 軽焼き饅頭 焼き鳥 指型クッキー・・・
金銀ケーキ、食べたい〜。なにしろ名前が豪華。 スーザンが作るお菓子は手作りの風味を残しつつ、どこの店のよりも美味いという 印象がある。スーザン印のチョコレート菓子、なんて子供に言われたらそりゃ嬉しいだろうなぁ。 お猿の顔のクッキーも、その家庭だけで通じるお菓子ぽくていい。 ただのクッキーを猿の顔型にしただけ、なんだろうけど、特別な感じがする。
アンのお料理BOOKに金銀ケーキの作り方が載っていて、 作りたくてたまらないのだが、うちにはオーブンがない。 なんてことだ…orz
あれはおいしそうだけど想像と違ってたな… ホワイトとチョコのチェックじゃないだろうって。>金銀ケーキ
お料理BOOKは出来がよかったね。 丘の家のジェーンで、バタつきパンもやたらおいしそうに 思えたなあ。「腹もたせ」だっけ? なんでもいっぱいくれる おばさんのおおらかさが好きだった ってまた食べ物だなw
実際ホワイトとチョコの市松模様(だったっけ?)のケーキなのかもしれないが、 「金銀ケーキ」という字面から、もっと違う想像をしてしまう。じゃあどんなケーキだと 思ってるのか、と聞かれると困るんだけど。 葡萄酒とワインが違う飲み物っぽく感じるのと同じ感覚かもしれない。(他の例→ 腸詰肉とソーセージ、落とし卵とポーチドエッグ)
アンの幸福に出てくるお隣さんのパウンドケーキは美味しそうだけど、 滅茶苦茶体に悪そうだなとオモタ。卵36個必要って…(((;゚Д゚)))
わたしの脳内では、金銀ケーキは、 スポンジケーキの上にふわっとゆるくホイップした生クリームをラフに塗って、 金銀のアラザン(だっけ?仁丹みたいなやつ)をぐあーってばらまいた、 なんかゴージャスなケーキ。でも、なんかおいしくなさそうだね。 リラの巻で、ミランダの結婚式の準備をするところも好き。 スーザンが、 リラは、前は赤ん坊を連れてきて、こんどは夫を連れてくるのか( ゚д゚)ポカーン このショックは私の年では耐えられない……((;゚Д゚)ガクガクブルブル ってなるところが、妙にツボって何回も読んでる。 その後別人のように、料理にはりきるスーザンが、また素敵で。
新流行のバターボールってどんなの? どんなお菓子かは見当つかないけど、 味はわかる気がするのよ! こってりこんがりバター風味で甘くてうまーいんだよー
>373 >バタつきパン アンの青春でもデイビーの間食に出てきたりするし 大草原シリーズにも弁当などで頻出。 こちらでのお握り感覚なんだろうね。 あとスーザンのおやつで、さっくりとしたパイなんかと思うと 「リンゴのカリカリパイ」が食べたかった。
卵36個分のケーキってどんぐらいでっかいんだろう? 普通のスポンジケーキの12倍・・・
>>377 アン関連本のどこかでみたんだけど、お菓子じゃなくてバターを丸くくりぬいて
食卓に出すことらしいよ。ご招待用の飾りつけのひとつで、この頃流行しだしたということなのかな。
ちょっとウロなので、もし「いや、実はこういうお菓子だよ」と知ってる人がいたらよろしく。
私もこってりウマーなバター飴風のお菓子だと思ってたので、読んだ時は素でorzになったww
381 :
377 :2006/09/07(木) 22:47:21 ID:YX0GiRpN
>>380 >こってりこんがりバター風味で甘くてうまーいんだよー ♪♪
…orz
>>377 あははは、かわいー!
ホテルのレストランとかで出てくるね>ボール状のバター
かくいうワタクシも、定番北海道みやげ「バター飴」を連想
していた時期がありました・・・。
また金銀ケーキに話がもどって申し訳ないが、私の持ってる本では ・卵黄を使い、オレンジで風味をつけた黄色い生地 ・卵白のみ使う白い生地 をクグロフ型でマーブル模様に焼いて、黄色と白のアイシングで かざったケーキって書いてある。 黄色と白で金銀だって。
そういえばこのまえテレビで、何時代かわからないけど レトロな時代の砂糖がかたまりだったころのおもてなしをやってたな。 各家庭に砂糖を砕く器具があって お客さんなんかがあると四角く一かけずつそれで砕いて ちょうど良い角砂糖を作るんだけど 女主人が砂糖を割る時に手を怪我して、砂糖にも血が・・・ その後お客さんに優雅におもてなししつつ内心むかついてる、みたいな。 アンの時代の砂糖は粉だったのだろうか。
確か料理シーンで、アンとダイアナとマリラがそれぞれ 「誰も入れてないと思って、砂糖をひとさじ入れた」ってのがあったね。 ひとさじってことは粉だったのかな?それとも塊りを粉にしとくのか。 何の解決にもなってないね。スマソ
カナダには上白糖にあたる砂糖はないらしい。 グラニュー糖かと思ったんだけど、アンの生きた時代に グラニュー糖はないのかな。
メープルシュガーとか?
いちご水に憧れた。ストロベリージュースじゃなくていちご水って名前がいい
いちご水とぶどう酒って違いがわからないもんだろうか。 ワインって苦いやん。 まさかぶどう酒=ワインじゃなくて 梅酒のようなものだったりしてw
家庭用ワインってシェリー酒みたいな甘くするタイプが多かったのでは。 海外で自家製ビーツワインをいただいたときに甘くて飲みやすくて、 ダイアナが飲んだワインはきっとこれだったんだなと思ったことがある。 砂糖といえば、マシューがアンのドレスを買いそびれて黒砂糖を買ってきてしまい、 「こんなもの日雇いの男の子のお粥に入れるくらいしか使い道がないのに!」 とマリラに呆れられてるシーンが妙に好きだ。黒砂糖入りのお粥、気になるw
コーディアル(イチゴ水)には、お酒を入れるタイプも あるらしい。 ということは、アルコールが含まれてても違和感ない味わいなのでは。
イチゴ、という語感から想像するほど甘い飲み物ではもともとない、ってことかな。 なんとなく、カキ氷用のイチゴシロップみたいな色を想像してそれならめちゃ甘そう、と 思ってしまうんだけど、もっとシンプルに果物の味がする飲み物なのかもしれない。 どっちにしろこれからお茶だっつーのに大きなコップに3杯も飲むくいしんぼのダイアナww
ごくごく飲んでるダイアナを見ながら一口も飲まなかったアンはエライと思ったよ。 いくらりんごを沢山食べたからって、自分だったらそんなに美味しいなら 私もご相伴♪って飲んじゃうと思う。二人で酔いつぶれてたらもっと大変なことに なってただろう。
>>391 オートミールかポリッジかなぁ?(黒砂糖入りのお粥)
挙動不審になるマシューカワユス(*´∀`)
>>396 アニメでも見事に表現されてましたね。
見るたび萌えるw
人付き合いが極端に下手で苦手なマシューが、 アンに他の子と同じようなきれいな服を着せてあげようと 孤軍奮闘するんだから泣けるじゃないか。 その努力のおかげでアンの服装は改善され、その後いつも 素敵な服を着られるようになった(原作では)
最初の美しい服が茶色ってどうだろうか。 きっと上品でシックないい茶色だったんだろうけど、 マシュウは「みんな赤や青やピンクや白など華やかな服を着ている」 って思ったんだし、茶色なら今までだって持ってたんだから、 ほんとは「あれ、色は地味だな」とか思ったんじゃ。
確か、リンド夫人に相談したら、あの色がアンには 一番似合うし上品でいいし、いい布地が別の店に 入っていたからということではなかったかな? あのときはリンド夫人の決断力と実行力に感服したなあ。 さすが伊達に何人も子供育ててないわw
確かに、それまで不器用だったマシューが、 アンが可愛い為にそこまでしようとしたのには、ほろりときた。 他の女の子達とアンの身なりが違う事に気づいたのだって、 それまでの彼からは考えられない事だし。
マシュウの不器用な愛情にはほんと泣ける。 12人の男の子より〜なんて思い出すたびに目頭が熱くなる。
>400 うん、あのリンド夫人はいい仕事したよね。 マシューが唯一普通に話せる女性ってのがワラタ。 リンド夫人…女じゃないってことか…… あと、ミスコーネリアに唯一ほめられる男、ジム船長の 「嬉しくない、わしが普通でないという気がするでな」というのもワラタ。
確かに複雑だろうなあ…w コーネリアさんとジム船長のやり取りは、楽しいものが多いよね。
405 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/09(土) 23:53:19 ID:7O8P8gVH
もしかしてこのスレって女の人ばっかり…? 主婦の人なのかなぁ、って書き込みがあるし。 あんまり男ウケする作品ではないのか?
圧倒的に女子供性向き
マシュウが色じゃなくて袖の形に注文つけてたのが凄いなと思った。重要なのは色より何より袖だって事良くわかったね
>>405 男性は少年時代より大人になってちゃんと読んだらおもしろかった、という人が多そう。
ちょうど児童文学を読む年頃なら漂流ものとか冒険ものを楽しんでるんじゃないかな。
アンは家庭的すぎるというか、村社会に認められて大人になっていく物語。孤児が世間に飛び出して、
冒険するのとは違うんだよね。いい、悪いではなくて、少年ウケはしなさそう。
でもうちの伯父はいわゆるバンカラで、中学高校と昔の不良を絵にかいたような人だったが、
ある日うちの母は本棚に「赤毛のアン」と「アンの青春」と「アンの愛情」を見つけたらしい。
聞いたら、照れまくって「実は好きなんだ」と言ったらしい。案外、好きでも正々堂々と言えないのかも
しれない。
409 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/10(日) 18:17:00 ID:Q/O5I49H
来年結婚式をプリンスエドワード島でしようと思ってパンフ取り寄せたのだが、オプション付けるとマシューが来て、一緒にお茶してくれるのねwww。 四万ぐらいかかるからどうしようか悩んでるのだが、恐いものみたさで呼んでみたい気もする…。
>>409 日本人担当のマシューはお茶の席で話しかけると
たどたどしい日本語で「そうさな」と相槌を打ってくれる
とかだったら呼んでみたいが
『SOUSANA』だとウケるけどちょっとなぁw アンシリーズはターゲットが婦人だから、当時は文学に富んだ男性しか読まなかったらしい。 担任曰く、女々しくて男が読むようなもんじゃない、って作品だったらしい。 風と共に去りぬを女子中学生が読んでいたらこっぴどくどやされていたらしいしな。 それ以前に男が読んでも面白くないよな。 個人的には懐かしくてよかったけど
マシュウを呼んだはいいが、原作の通りの内気屋さんで、 何を話しかけてももじもじしてるだけとかだったら それはそれで面白いかもしれないw
413 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/10(日) 21:51:46 ID:Q/O5I49H
>410->412 のレス読んでマシュー呼ぶことにしたよww 高いけど好奇心には勝てないwww 楽しいレスサンクスでした
>>413 PEIで結婚式なんてウラヤマシス しかもマシューまでw
楽しい式になるといいね!
>414さん、ありがとうございます!!嬉しいですm(_ _)m
レポよろ!
果樹園で式をあげるのですか? それとも客間?
ハネムーンは恋人の小路を通って、輝く湖水を眺めたあと 馬車に乗って赤い道を通ってホワイトサンドホテルに行くんですか?
このスレの人って夢見がちな人が多そう。 の結婚後に風俗に行かれてもヒステリーの発作おこしたらだめだよ。 付き合いもあるしね
遅レスだが アンのファーストドレスは 明るい茶色だったんじゃないかな〜 やわらかくてちょっと厚手の ビロードってんじゃないけど 光沢のある生地を想像して それにサテン系のリボンか! リンド夫人センスいーおばちゃんだ!と 子供心に憧れましたよ アンもローラもだが、茶系の髪には 赤や金茶ってのは似合う色の定番なんだろうね
マシュウ以外の人たちのオプションはないんですか?マリラやりンド夫人と一緒にお茶飲んでみたいなあw
じゃぁパイ一家もw
スローンも・・・
ダイアナが祝福してくれたら嬉しいなw
お茶しながらオイタしないように見守りたいので、デイヴィーもw
アン劇団が必要になるねw
シリーズは違うが、ネイルとかタニスも呼んでくるか。
429 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/12(火) 00:05:20 ID:KUeDKNJs
書き込み遅くなりました! 結婚式の決められたコースは まずモンゴメリの生家の教会(牧師さんがモンゴメリの曾孫だか親戚らしい)で、二人だけで式をあげる→馬車に乗ってアンの縁をまわる→オプションつけた人の所にだけマシューが現れるww らしいです。 ここの旅行会社のプランだとマシューのみのようですが、もしかしたら他のとこではいろんな人が登場するかも…w マシュー抜きでシンプルに済ますと13万ぐらいなのを考えると、マシュー代約4万は高すぎですwww
前に調べた時は、アンも同席するって書かれていたけれど、今は違うのかな?
431 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/12(火) 00:07:00 ID:KUeDKNJs
訂正→アンの縁× アン縁の地○ でした。
マシュー代4万てwwwww でもマシューいいよね、アンでもマリラでもなくマシューなのが(・∀・)イイ!!
アンやダイアナは少女時代から中年になるまで描かれてたから読者によってイメージ違うもんね。その点マシュウは最初から死ぬまで老人だったからイメージ絞り込みやすい。 あくまでも花嫁が主役の結婚式のオプションだから若い女性が扮するアンやダイアナよりマシュウに扮した老紳士がきたほうが良いって考えたのかもw
個人的には、あごひげがふさふさしたマシュウであって欲しいw
そういやマシュウはアンの花嫁姿見られなかったんだなあ…。・゚・(ノД`)・゚・
馬鹿みたいなことに金つかいたがるね
話豚ギリだけど、ダイアナとアンがアトッサおばさんに ゼリーを届けるくだりで、「お父さんとアトッサおばさんが親戚」って ダイアナが説明してるでしょ。 帰りに「ジョシー・パイとアトッサおばさんは親戚だから、年取ったら ジョシーはアトッサおばさんそっくりになる」ってダイアナが言う。 つまり、ジョシーとダイアナって遠い親戚ってことよね。 まぁ狭い村社会だから、たどればどこかでみんな親戚なのかもね。
小学校時代の仲間にライト家の人っていたかな? フレッドの登場がいかにも唐突だった気がする。
全く。いきなりフレッドって何者ーー?ってあせった記憶が。 前フリがちょっと欲しかったね。 しかも結婚相手として名前が出ただけであとは全然存在感ないし。 モンゴメリ完全にフレッド無視状態・・・。
440 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/13(水) 00:32:50 ID:J37gYiVp
441 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/13(水) 01:55:24 ID:Gk68+UU8
旦那は退屈だろうね。 式でいろいろやりたがるのは馬鹿みたいな女だけ。 どうせ退屈な毎日送るんだから最後に思い出つくりたいんだろうが。 浮気の心配でもしてたらいいのに
ずっと心が通じ合ってた筈の親友が 自分の殆ど知らない男性と結婚するってあたりが 「もう子供じゃなくなったんだな」とか「違う世界に行っちゃうんだな」って感じで 親友が結婚するっていう微妙な状態をヒシヒシと感じたな〜
ミルクポンスが気になる今日この頃。
>>439 ギルのほかの男子はマヌケだったり出目だったり頭悪かったり
いいとこなしだから、ダイアナの結婚相手として改善会の幹部が
出来る程度の男子をもってこなくちゃならなかったんじゃない?
ダイアナのために創作された人物だと思ってるよ。
アンいわく「手の施しようがないほど善良」で、アンはこんな旦那は
ごめんだ、と思ってそうだけど。
ルフィに兄がいた、みたいなもんかと。
>>444 耳が横に突き出ていたりw。
イブン・ライト、エリシャ・ライトとか言う名前はでてくるから、
ライト家というのはもともとあるのだな。
スローンやパイのようにヘンな言われ方はしてないが、
変わり者はいたようだ。
アンドリュース家あたりがアボンリーでは名家なのかな。
農場経営も成功してるようだし、奥さんの意見もちゃんと聞きそうだし、 結婚相手としてはいい奴だ>フレッド ダイアナが婚約した当初アンはまだ「恋に恋する乙女」状態だから、善良すぎるのは 嫌、なんて言ってるが。
その癖、初めて書いた小説の主人公は善良すぎるつまんない男なんだよな ハリソンさんいわく「ボヤボヤしてるだけ」の男w
「アン」シリーズって登場人物がいろいろ個性的で 大人になってからの方がおもしろい。 いわゆる「赤毛のアン」のイメージでとらえてしまって 読んでなかったり、読んでも1冊でやめちゃったりはもったいないなぁと思う。
結婚相手の流れでいうと、すげぇ端役だけど、シャーロッタ四世のダンナもいい。
「お前の好きなようにするのがいいよ。それが俺のいいと思うことだから」
みたいなことを言うでしょ。カコイイ!
シャーロッタも「こんなダンナを持つと気持ちがいい」って言ってたし、
ヤンキーだって何だって、そんなダンナ最高やんシャーロッタ、と思ったよ。
それなのに「ヤンキー100人と結婚してもヤンキーにはなりませんですよ」ってアンタw。
>>429 幸せになってね!
★
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[~~~~~~] ))
(( [~~~~~~~]
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∧,,∧ [~~~~~~~~~]
>>429 についてPEIまで行くモナー
(;`・ω・)[~~~~~~~~~~~]
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しー-J
娘にも読ませたいがいつ頃読ませるか迷う。 自分は大学時代にアンを読み どうにも続きを読むのに抵抗あってしばらくは最初のだけ読んだ。 その後しばらくして続きを読んだが結婚後のシリーズを読む気がしなかった。 自分が結婚してから続きを読んだ。 なんか最初の「赤毛のアン」も子供にもいいだろうけど 大人目線で読む方が良さそうな感じでもあるんだよなぁ。 子供の頃読んで大人になってまた読むってのも良さそうだけど。
452 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/13(水) 17:21:25 ID:Gk68+UU8
冬ソナ観てうっとりしている主婦を彷彿させるスレだ。
>>448 恋に恋したロイ・ガードナーなんか笑いのツボもわからない
有様だしね。
結局ギルが死にかけるまでアンは男の容姿しか見てなかった事になるね。
アンブックスデビューは中学生くらいがいいんじゃないかな。
多感な時期だし、知り合いの女の子に勧めて成功したのがその時期だよ。
>>453 中学生ぐらい・・・良さそうですね。
ロイガードナーの件は恋に恋する乙女の恥ずかしい失敗だね
男の子なら痛い中二病の重症みたいなもんか。
あのときのフィリパの:
「あらあたし初めてまともなこと言ったわ、どうしていえたのかしら」
ってのが好き
455 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/13(水) 21:09:17 ID:HJpaGZfD
「赤毛のアン」だけなら小学生でもすごく楽しく読める気がするし、とりあえず一冊渡してみてはどうでしょう?。 今はダメでもそのうち好きになったりするし。 昔はアンがギルの頭に石板を叩き付けたり、髪の毛が緑になるとこが好きだったけど、大人になるにつれてリラとケンの絡みに萌えた覚えがw 子供産んだらリラってつけようとか思ってたけど、さすがにDQNすぎてつけれなかったよ。
ライラックのリラだと思ってたけど違ったんだね
マリラよりもバーサの方が、あっちの人にとっては奇麗な名前だというのが驚きだった。 バーサっていうと、どうしても婆さんを連想する自分orz
なんか必殺技とか出せそうな名前だよな>バーサ
460 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/14(木) 00:30:21 ID:JREgTaSr
._,,,、 、 l'''t (/'ミi、 .l'',! ,,,,_ l'''i、 ,,,,、 ,-, : l,,,,,,二゙゙,,,,-ゝ i"\、 .,,,,,,,,,,,,} |,,,,,,゙l以′,---l゙ ゙l--┐ | { | .| | .| .| .| ,,,,,,,,,,,,,l゙ .し,,,,,,,、 `ヽ,″ ./┐゙l----、,----ノ .゙‐''''',! l'''''i、| .| ―-".―┘| | | ―---i、.r‐--┘ ,/゙丿 ,/゙,! | | /\ iこ'" l { l゙ .,|i广'''| .|'''''''z{、 | | ,l゙ ,l
>>461 w良かったらどこからの誤爆か教えて欲しい…w
バーサのスペルはBertha? マリラはMarilla? バーサの方がヨーロッパっぽい? でもマリラもメアリーとかよりはちょっとエキゾチックな感じだよね。
>>463 >Bertha
岸田衿子訳ではベルタだった。ドイツ人の名前みたいに聞こえるけど、
バーサ、とするには響き的に躊躇があったのかなw.
直後にアンが「素敵な名前でしょう?」とかいってるし。
>>455 私もつけようかと考えた>りら
でも源氏名みたいだなぁと思ってやめたよ・・・
亀レスだけど、映画かアニメを見せてから 原作を読ませるのはどうでしょう。 私は子供の頃親に映画を見せられてからはまったから。
第一巻は小学校高学年がいいと思う。私はアンて同じ11歳♪って感じで共感できた。 婚約〜結婚以降の話は小学、中学生ではいまいちかもしれないけれど、いつか 続きを読んでくれればという気持ちで私は11歳で読ませてみたい。 私は映画じゃなくてアニメだったよ。あのアンのイメージを持ってたせいか、 映画のアンってすごくかわいいじゃん、って思った。
映画はどうかなぁ? やっぱり世界名作劇場のアンを見せたほうがいいと思う。 原作に忠実で、むしろ原作を補完しているといってもいいような シーンもたくさんあってなじみやすいと思う。 ちなみにDVD全巻揃えましたw
あのアニメは秀逸だよね。絵もキレイだし。
470 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/15(金) 00:17:23 ID:mWaDHVtW
>440 ドン引きした でもお気に入りに登録したw
そういえばうちにアニメ版アンの箸箱があったな〜 アンとダイアナの絵がついてた
今BS11で12:35〜再放送中。4回まで放送済み。 次回放送は19日火曜日 風景の綺麗さとマリラの表情が秀逸だね。
473 :
無名草子さん :2006/09/15(金) 03:49:10 ID:ZcncmJUg
アニメ見せるとキャラに固定観念ができて想像力のさまたげになると思う。 やはり文章から始めるのが一番。アニメはしょせんマンガだから。。
私も初アンはアニメだった。
その為か、アンって性格悪いじゃねーか!と、原作を読んだとき思ったw
>>468 オープニングが好きだわw
本棚に並べておくと本好きな子は勝手に読むよ。 いつ読ませたらいいかなんて考えないほうがいいと思うけどな。 私は文学全集与えられたけど長いこと読まなかった。 でも親の本棚にあった村岡訳を読んでたんだよな。
うむ。本好きな子は人から「これ読んだら?」と言われたものには 見向きもしないってこともある。置いてあるもの、図書館で見つけたものを 読んで「こんなおもしろいの発見した!」とひっそり喜ぶ。 …ってそれは私自身の経験だけどww
私もそう。 だから感想文の指定図書読むのがどんなに苦痛だったか…。
>>472 おお、サンクスコ
早速見るよ(´∀`)
479 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/16(土) 00:11:38 ID:AQF8slql
私もそうだ。 本能でなんとなく選んで読んでみたら期待以上に面白かったという、本を見つける喜びを知っちゃってたからか、勧められた本はなんだか抵抗があったな〜。 私は小説からアニメに移行するといいんじゃないかなと思うよ。 スレ違いだがハリポタの小説読んだ後に初めて映画を見たら、文だけじゃ補えなかった想像の世界が広がって楽しかったという経験があったので。 なんにせよ大好きなアンの世界をいろんな人が大好きになってくれたらほんとに嬉しいよ。
480 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/16(土) 08:15:30 ID:kVPWq97+
>>468 私の場合アニメ開始頃のアンのマシンガントークに嫌気がさし、
赤毛のアン自体がイヤになった。
でもアンが成長してだいぶ落ち着いた頃からは面白かったのでハマった。
訳者によっても変わるかも知れないけれど、わたしもやはり小説から入る方がいいと思う。
それも反抗期前の素直な頃か、反抗期後の落ち着いた頃がいいんじゃないの。
小6の時、親がくれたのでとりあえず読んだけど、
あの夢見るアンの世界観は反抗期の私にはイタイものがあった。
でも高校生でになって読み返したら気にならなかったもんね。
原作一巻はビョーキで不道徳な女の子が 養父母(?)や村の人たちとの穏やかで豊かな暮らしの中で 少しずつ癒されていく物語という読みもまあできなくもないし 自分もリア小のころはアン嫌いだったなあ 今じゃPEIへの旅行積み立てするほど好きになったけどさ
中学の頃いきなり炉辺荘を読んじゃった自分もいるよ。 なぜか家にそれ一冊だけあったせいなんだけど。 赤毛のアンのあらすじは知ってたけど、最初に”アン”を読んでたら 当時の自分はそれ以降のシリーズ読んでみようとは思わなかったかも。
483 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/16(土) 16:09:23 ID:WpE9sYgu
いつ読むか、なんだけど、やさしい言葉で日常生活が描かれているので、 文学入門として小学生。そして作者がそれを書いた歳に近づいた頃、じゃないかな。 あ、こういう話だったんだ、としみじみする。 自分について言うと、「アン」と「坊っちゃん」のしみじみ度が、群を抜いて 高かった。ある意味、非常に繊細で感傷的な物語だったんだと思う。 自分の中の、仕事や子育てといった非常に現実的な分部と夢見がちでふわふわした部分の 名残との齟齬を笑えるようになってようやく、わかってきたような気になった。
長く村岡訳派で、他の訳者は読む気がしないでいたんだけど、 ようやく完訳に挑戦する気になって、掛川恭子訳を読みました。 マシューが亡くなってから先ってかなり省略されてたんだね…。 最後の方のリンド夫人の話で、 「パイ家はジョシーで最後だから、アンはパイ家の生徒を教えることは ないだろうから安心ね」 みたいな台詞があるよね。 ジョシーが姉でガーティーが妹だと思ってたんだけど、反対? 色んな発見があって面白いよ。
そういえば、ガーティが急に消えたと思ったら、ジョシーが出てきてたね。 ジョシーはアンたちとクイーンに一緒に入ったから同級生だろうとは思ってたけど、 そうすると、ガーティが姉だったって事か。
自分的には小学生はアニメでもいいかなぁという気もする。 児童書板で言うのも何だけど アンって大人目線で読んだ方が魅力とか周囲の人の気持ちとか分かる気がする。 アニメはどちらかというと子供目線で描かれてる気がするし。 もちろん後から読み返すってのもありかもしれないけど・・・
このスレって常時あがってるね。 アンは本国では人気ないようだけど、なんでかな?
小学生の時にアニメでアンを見たけど最初のあの話し方で引きまくり。 おぉぉ〜〜ぉぉマリラ!!!かわいそうなこの孤児の私を〜!!!とかいうやつ。 結局途中で見るのをやめてしまった。 中学の時に村岡訳読んだけど「青春」以降ばかり読んだ。1のアンを毛嫌いしてたみたい。 その後再放送でアニメを見たら、途中からアンが成長してるのが分かるし ギルも妙にかっこいいし、なによりPEの景色に圧倒された。 義務を果たすと決めて晴れ晴れとした気持ちになるアンの回は大人の今の方が感動する。
>おぉぉ〜〜ぉぉマリラ!!!かわいそうなこの孤児の私を〜!!! 山田栄子ボイスで脳内で再生してワラタw
490 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/18(月) 10:03:20 ID:eALenJZi
鬼女ばっかだな ブスで地味な女ばっかりだろ、このスレ。 暇な主婦が多いからいつも上がってる
491 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/18(月) 13:37:06 ID:DxP2+QrS
自分もアンのおしゃべりに、最初は引いたクチ。ちなみに村岡訳 小心者の子供だった自分には、初対面の(しかもこれから世話になる)大人相手に 自分からどんどん喋ったり、「そうでしょう?」とかの言い方をするのが恐ろしい事だと思ったよ。 結局のところ、アンが そういう性格だから家を明るく出来たんだろうけどね…
氷室冴子さんは何かのエッセイで 「誰にも振り返ってもらえない孤児だからこそ そのおしゃべりで周囲に必死のアピールをしていた」という解釈をしていた。 そうだと過度のおしゃべりは後天的なものかもしれない。 原作者の意図はさておき アンのおしゃべりにも色々な解釈があるなぁと思ったよ。
>>493 私も大人になってから、アンのおしゃべりはかえりみられない
子ども時代の産物だと思った。
マリラとマシューに愛され、世間に受け入れられ認められてからは
口数減ったわけだし。
口数が減ったら減ったで、 なんかこっちが置いてけぼりにアンが大人になっちゃったみたいで寂しかったなぁ
先に映像を見せると想像は損なわれるけど 小学生ぐらいだと、身近な舞台の物ならいいけど あの時代の風俗や生活道具とか漠然とでも知ってないとイメージできないのかな〜って気もする。 自分の中ではアニメ&大草原の小さな家の割といいおうちwとか それまで見てきた他の作品の映画やらドラマやらで 「なんとなく昔の欧米人の生活」っぽいものが想像できたけど・・・。 にしても村岡訳味はあるし、読んだ時の自分の勘違いも後から振り返って楽しめたけど 子世代に「焼き鳥」がローストチキンだとか軽焼き饅頭だとか通用するかな。 二重古典みたいになっちゃうような気がする。
そこを想像するのが読書の楽しみのひとつだと思ってた。 自分なりに突拍子もない想像してたって、いいじゃん。 ワケわからん、と思うところは調べるなり他の似た時代背景の 本を読むなりすれば、わかってくると思うし。
隠された良さが分かる年頃にならなくても、 何か分からないけど面白い!ていうのはあるから 小学生でもいいと思う。私は小学生の頃は、 現代日本人からすれば、一種ファンタジーな生活様式・風俗に憧れて 読んでました。屋根裏部屋・ピクニック・モスリン・リンゴの花なんて 言葉の一つ一つにワクワクしてた。 20代前半の頃は、大学時代や教師をしている頃のアンを身近に感じ 今読むと、マリラの不器用な愛情、マシュウの朴訥さ、年配の登場人物 の良さがわかってきて、じんわりとする。 アニメは、とても良いと思うんだけど、初期のマシンガントークと 花がふわああ〜空想世界へ〜っていうシーンは、人を選びそうだ…。
499 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/19(火) 17:59:33 ID:sTwDlPi+
このスレに現役中・高生いる?今時のこはあんまり読まないのかなぁ…
山田栄子さんね、若草物語のジョオは (ナンとジョー先生のジョーも)ぴったり だと思ったのだけど、アンのときは違和感 あった。あとオープニングの歌、おおげさ 過ぎて赤面した。
今日のアニメ見てて思ったけど、マリラはスペンサーさんの家を 訪ねる時紫水晶のペンダントをしてるね。 アニメ、芸が細かい。
ペンダントじゃないか。ブローチか。
アニメでアラン牧師夫妻をお茶に招待する時のアンの飾りつけって モーガン夫人へのおもてなしも加味されてるように見える。 銘々皿にバラが一輪づつおいてあるってところだけなんだけどw
504 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/20(水) 23:49:26 ID:+dAiV2k1
アニメのアンに毒リンゴ食べたと勘違いするエピソードあったけど、あれって エミリーからいただいたものですよね
高畑にはアンの魅力がさっぱり分からなかったらしいが スタッフにアンやモンゴメリー好きはいたんだな。
>>504 そうらしい。フィリップス先生が学校で読み上げてた
「あわれ ヤマウズラは命を落とす」
という詩もモンゴメリの他の作品から持ってきてるらしい。
>>506 あの詩はエミリーが初めて書いた詩で、まわりには不評だったやつ。
>>504-507 トリビアだなー。知らんかった。
リアルタイムで見たきりだし・・もう一回見てみようかな>アニメアン
アニメアンおすすめ。 ところで、掛川訳の完訳を読み始めて現在「アンの愛情」。 「赤毛のアン」は確かに村岡訳で省略されたところが読めて 興味深かったけど、「アンの青春」からはあんまり内容は変わらないね。 細かいところでニュアンスの違うところはあるけど。 内容が大して変わらないなら、やっぱり村岡訳の古風な文体がいいな。 頭の中でつい村岡訳に直してしまうよ。
510 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/22(金) 01:23:46 ID:6fsos3t2
ここは主婦の集い?
赤毛のアンの話をする集いだよ。
主婦じゃなくても大丈夫!
>>510
>>509 「虹の谷のアン」は村岡訳の文庫だと完訳とは本の厚さが
全然違うくらいにばさーっとカットされてるよ。
村岡訳に馴染んでるけど、完訳も読めてよかった…。
牧師館の子たちみんな好きなんで。
ユナがウナになってるのも脳内変換でのりきる。
(↑ウナのほうが忠実な発音なのかもしれないけど、いやだ…orz)
513 :
コピペ :2006/09/22(金) 20:44:25 ID:/x+GN4Oo
278 名前: 可愛い奥様 [sage] 投稿日: 2006/09/22(金) 14:38:32 ID:4QXsPfkk
ほっこりスレより
403 :可愛い奥様:2006/09/21(木) 19:18:45 ID:ROi0iYrd
生き物やキャラクターグッズでもないのに「目が合って」「連れて帰った」なんて
よく言えるよなあ。
電子レンジや餃子の皮ごときに「目があって連れて帰った」みたいな表現、リアルで
されたら「え? お金払ってないの?」って返してしまいそうだよ。
404 :可愛い奥様:2006/09/21(木) 19:28:47 ID:OY86zC2T
要は大げさなんじゃないの?
赤毛のアンのように、常に大げさに感動して周囲にいちいち口に出さないと気がすまない人。
私なんか、本当に感動した事ってなかなか口に出したくないんだよな、心に留めて味わいたいというか。
赤毛のアン病と呼びましょう。可愛い名前だし。
405 :可愛い奥様:2006/09/21(木) 19:36:18 ID:LlO2MhsB
>>404 日常の中の小さな出来事の中に、幸せがあると思うのです…。
例えば…お気に入りのスーパーでみつけた、ちっぽけなぎょうざの皮にも。
そして、そんな出来事があると、うれしくてブログに書いてしまいます。
PCを立ち上げて、今日も更新してあげるねって、つぶやきます。
…こんな感じ? 確かにいちいちうるさい気がする。
279 名前: 可愛い奥様 [sage] 投稿日: 2006/09/22(金) 15:11:52 ID:eTh1+Jwl
>>278 赤毛のアン病ワロスww
280 名前: 可愛い奥様 [sage] 投稿日: 2006/09/22(金) 15:42:53 ID:6G1BqAER
>>278 「おおぉぉぉぉう!なんて可愛い子なのかしら!ねぇマリラおばさん、
私今この子と目が合ったの、気付かなくって?
ああぁぁぁ私、この子を連れて帰らないではいられないわ!
この子がいれば、白いふわふわの雲みたいな素敵な餃子が
できると思うの。ねえ、おばさん、いいでしょう?」
>>512 フィリッパ⇒フィリパ
ジョウナス⇒ジョナス
なんていうか、発音に忠実ならいいというわけでもないな、と。
字面の良さ>>>発音、だなぁ私の場合。 英語話す人からみたらキーッて思うかもしれないけど、やっぱフィリッパだと 目がいちいちひっかかる。
この間友人に、村岡版は完訳ではない件について話をしたら 「私は赤毛のアンが好きなんじゃなくて、村岡文体が好きなだけだから 他の訳は読まない」 と言い切られて驚いた。同時にわからなくもないなあ…と思った。 でも自分はやっぱり原作も気になるので、完訳読んだけど。
自分も両方。 完訳は絶対知りたいから他訳でも読む。 でも村岡訳は別格だから、 村岡訳というだけでいろんなのを読んだ。 小公子の村岡版読みたいんだけど、見つからないなあ。
>>516 その友人は私じゃなかろうね?
私も後輩にそう言い切ったことあるよ。けど結局
赤毛のアンについては完訳もよんだけど。
519 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/24(日) 14:56:26 ID:EE64zQ8j
アンの愛情を読み終わった。ギル、やっとチューできて良かったねぇ。 映画のアンの結婚を見たけど、原作とは全然違うんですよね? 四冊目を買おうか考える…。映画はイマイチだったから。青春までは結構面白かったけど。 ダイアナの『おぉ、アン!』が原作のイメージっぽくて好き。
>>519 「アンの愛情」も面白いよ。オススメ。
映画は観てないから知らないけどあんまり評判よくないね。
原作と全然違うという噂。
「アンの結婚」は…orz 原作と違うとかいう次元の問題ではないような。 あんなドタバタした話ではないので四冊目以降もオススメ。
なるほど。早速、四冊目買ってみますね。 アンの結婚は、普通の戦争映画としてなら面白いんだけど…。 最後の迎えのシーンも臭いし、アンもダイアナも30過ぎてるしw
523 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/24(日) 21:09:34 ID:TIG+LGmn
映画のアンが好きな人には申し訳ないけど、ミーガン・ファローズは アンじゃない。ささやき声のセリフ、ころっとした体型、気にさわって 集中できない。
映画は私も駄目だった。 体も少しずんぐりしてるけど、何より背中が丸い。 アンの姿勢がよくて頭をそびやかした雰囲気がせめて欲しかった。 あとダイアナの方が背が高くて細いし大人っぽい。 あのダイアナは金髪にしたらフィリパのイメージだ。 ギルは・・・
525 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/24(日) 22:14:50 ID:TIG+LGmn
ギルはなんだかぺちゃんとしてる、と言うか、も少しすっきりと 知的な人がいいな。
ギルは賢そうな顔だから、まぁまぁ適役だと思った。 あんまり美少年だと少女コミックの実写番みたいだしね。 ただ、日本人好みの顔じゃないのかもしれないね。 幼いときのエドワード・ファーロングとかウケそう。 ミーガンは親の七光りでオーディションに受かった説あり。 アンの自慢の鼻がアレですか?!
監督が一目見てアンそのものだと思ったとか言ってたね。 お前、アン知らないだろ・・・。
516ですが
>>518 私の友人は同い年の奴なので、違うと思。
>>517 >村岡版は別格
同意。
私も村岡訳一本。 あとは原作読んで、訳の足りないところは村岡節に脳内翻訳して読んでます。
映画、ギルバートは少年時代はよかった。 顔もいいし、やんちゃ少年と言う感じが出てた。 アンの青春以降、大人になったらキモくなった& 映画の内容が糞だったので消去しちゃった。
大体、三作目の撮影が遅すぎ。役者が30過ぎてるんだもの。 ダイアナ役の人は綺麗になったなぁ。 意味不明の小説家のせいでアンが苦労するし、レイチェルはいつの間にか死んでるし
『アンの青春(掛川訳)』、かなり面白かった。 一章のアンの話し方で、俺が好きだった彼女はいないのかと心配だったけど、 中盤あたりから、前作に劣らないくらいの想像力を発揮してくれてよかった。 強いて不満をいうなら、アンは後半に台詞が減ったのと、少し他人の陰口を叩いてしまった ことくらいかな。
男も読むんだ…
ペケの山本君だって読んでますよ
マリラやリンド夫人に、さくらんぼの砂糖漬けや木イチゴのジャムやいちご水やその他色々の料理を教えてもらいたいよ… そして、「丘の家のジェーン」みたく色とりどりの瓶詰めを並べるんだい きれいだろうなぁ
マリラやリンド夫人にレシピを教えて貰うことは無理だけど、瓶詰めの作り方の サイトでも見て、瓶詰め造りに挑戦してみてはどうかな。
539 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/27(水) 06:19:48 ID:S9z6Ddf0
あんなに閉鎖的ならアジア人はかなり警戒されそう。 アメリカ人やフランス人を軽視してるくせに信仰はあつい…
>>537 つ「赤毛のアンのお料理BOOK」
アンを苦しめたかぼちゃの砂糖漬けの作り方もあるよ!
下世話な話だけど、「アンの夢の家」を読み終わった後、
「そういえば初夜ってどんな感じに書いてあったっけ?」
と急いで読み戻してみたら、庭をぐるぐる歩き回って終り…。
ジム船長やブライス伯父夫婦は結構遅くまで一緒に夕飯食べてるし。
ギルバートは「こいつら早くカエレ」とか思わなかったのかな。
>>540 wwwwwまったくだ。
くちなしの花かなんかの香りについてアンが
「つつましやかでない、あまりにも甘美なものを思い起こさせる」
ってダイアナに言ったのは、やはりそういう方の話なのかな。
だとしたら、同意を求められた時ダイアナはさぞ
どぎまぎしただろうな。
朝早いし、結婚式で緊張はするし、その後も招待客とご飯食べて そのまま汽車で数時間、初めての家に到着、夜遅くまで船長と 大伯父夫婦と話した後で、果たしてギルとアンにそんな気力・体力が 残っていたのか激しく疑問。
自分だったら初夜も忘れて寝込むだろうなw 当時の田舎の若者は健康で体力あったから余裕だったとオモ。 疲れてたとしても、夢の家でのハネムーンは数週間の予定をしていたから 「まだまだこれからゆっくり」の気分だったのでは。 それにしても引越し先のご近所たちとのお付き合いを大事にするんだなーと 感心した記憶が。
婚約中のアンからギルバートへの手紙の中で首にキスするのがどうのこうのってくだりがあったよね?それ読んだ時、アンとギルバートは婚前交渉あったんじゃないかなあと勝手に想像してたよw。
>>544 わたしにキスをするとき適切な場所にキスをしてますか?
…云々ってやつでしょ。
ギルはアンに会うたびどこにキスしてたんだろ、と
軽く妄想はいるよね。
いちご水 以外と簡単そうだね
たぶんいちごジャム作る時の上澄みみたいなもんかなーと。 子供の頃は牛乳と混ぜて飲んでたな。うわずみ。
いちご水、太りそうだから飲めないけど美味しそうだね。
上澄み、ってアクのことじゃないよね? テレビのお料理番組でイチゴジャムの回のとき、 アシスタントがアク美味しそう!このまま食べたい!と言ってたの思い出した。
ジャムのアクは美味しいから捨てちゃダメ。
アクはプリン体多いから食べたら肝臓に悪いよ。 アンにでてくる料理って美味しそうだけど砂糖浸けや脂肪分多そうなのばっかり。 飽食の今の時代に食べたら成人病になる。 昔は食糧は貴重だから食べ過ぎることもなかったのかも? 体力も使ってただろうし
>>551 アクじゃないよー。
まだジャムにするまでにはもうしばらく煮詰めないと、って時の
上澄みの部分をひとすくいして牛乳混ぜて飲む。
いちご水も、そのまんま飲んだらやばそうだけど
多分大さじ一杯にペリエ注ぐとかならそんなに太らないんじゃない?
たまに飲む分には。
お料理ノート持ってるけど分量が激しくてwまだ作ったことない。
半量くらいでなら作れるかなぁ。
チェリーの缶詰も高いしな。
アンの時代はふくよかな人がおおかったんじゃない? 恐ろしく高カロリーなものばっかり出てくるよね。 ダイアナもだから太っちゃったのかもね。カナダ人って体格いい人が多いかも?
今日たまたまミア・ファーロー主演のアンを見た やっぱしゃべりうぜ〜とか ダイアナ顔でけーとか、まあそれはとにかく。 ファーストドレスが金茶色じゃねーじゃねー! リンド夫人が作ってやったドレスじゃねー! なんだあの水色のかくかくしたごわごわしたドレスは! 安っぽいし体型にあってねーから 袖でかすぎてかっこわりーし なんなんじゃーもう。がっかり。 あのドレスだけで却下だ。
高カロリーだけど、労働力も今よりハンパないから、めちゃめちゃ 太ることもなさそう。若いうちは。 年齢を重ねるとドーンと太りそうだけど。
>>554 フルーチェっぽい?美味しそうだね。>上澄み牛乳
>>556 全く同感。あのアイスブルーのジャンボ袖ドレスを見たときには
自分の目が信じられなかった。どこにどんな決定的なミスがあってああいうことに
なったんだろう。あのドレスは絶対茶色じゃなきゃいけないのに。
アニメアンのほうがまだその点原作に忠実だったよ。
アニメはとにかく原作に忠実だったからね。 実写はとにかく難しいってことなんだろう。 茶色は映えないとか製作側が考えたのかも。
変更するなら白か、上品な緑にしておけば良かったのに。 原作でアンに似合うとされてる色に変更されるなら許せるけど、よりによ って何で水色? デザインと布質もあれだが…
映画の服は覚えてないけど 猪口大臣が就任の時に着た様なドレスだったのかな。
563 :
なまえ_____かえす日 :2006/09/30(土) 09:45:30 ID:JSEcLwOi
ミア・ファーローじゃなくてミーガン・ファローズ?
色はともかく袖のサイズはあれが正しい。 流行って奇妙なものだから。
>>562 あのドレスを2段階くらい薄めた水色。
多分映像として派手にするためだったんだとは思うが、あれだけ細かく描写されてるんだから
やっぱそれ通りにやってほしいよねえ。
シックな高級感のある落ち着いた色と光沢 落ち着いた雰囲気の中にも リボンや細工の細かいレース、リボン、細かなタックなどで すごく豪華なワンピース・・・ ってイメージだったからその水色見なくて良かった。 アニメはその場面だけ読んでも分からないような細かい世界まで 忠実だから相当にモンゴメリ作品読み込んだのかな。 誰か裁縫得意な人、マシュウのプレゼントしたドレス再現してみてほしい。
どう見てもぺらぺらのブロードにしか見えない 安〜い感じのアイスブルーなんだよ 胸元のレースもナイロンみたいな半透けのでさ おろしたてを表したのかしらないが ふくらんでるってよりごわごわしてるように見える 袖は564の言うとおり当時の流行りに 忠実なボリュームだったのかもしれないが アンが痩せてて小顔なもんだから チンドン屋なバランスの悪さ あれじゃーマリラが阿呆に見えると怒っても無理はない 色もカタチも原作踏みつけにしといて 袖のボリュームだけ時代考証してなんの意味があんじゃー その後のパーティのシーンで ダイアナ達が着てたドレスが、布の良さや 着慣れてる感があって素敵だったもんだから あのドレスは悪目立ちな安さに見えたよ 後半、朗読会のシーンの白いドレスや髪飾りなんかは すごく似合ってると思っただけに あのドレスはほんと無念 自分がそこまで茶色のドレスにこだわってたか!と 驚いたくらいがっくりしたw
水色ってアンのイメージじゃないよね。金髪のルビーが着てそうなイメージ。ダイアナは絶対ピンクw
「赤毛のアン」はもちろんその後の話でも水色ドレスを着てる描写はなかった気がする。 だから余計違和感が。 せめてうす緑なら、「レドモンド時代によく着てたギルが好きなドレス」や 「マシューが亡くなってから初めて着た色柄ドレス」を連想できたものを。
映画スタッフは愛とセンスがない。
>>570 禿同
あのシンボリックなドレスをあれだけ貶めたんだから。
この際アン映画は日本の監督がつくるべきだな。
日本女性の持つアンイメージをセンシティブに、カンペキに再現してくれ
そうな人見つけてさ。
>>571 つ【世界名作劇場】
いや、結局アニメすげーなと思って。
ハイジも外国で放送されて、日本人が作ったものだと信じてもらえない
らしいから。
文春文庫ビジュアル版の『赤毛のアン』の島へ って文庫本のアンの部屋の写真の中でベッドの上に例のドレスが広げてあった。 シルクみたいな光沢のある柔らかそうな素材で色は濃い茶色。スカート部分はギャザーたっぷりで裾にフリル。 身頃や袖のデザインはわかりにくいんだけどカフス部分が割と長めでそこから上が膨らんだ袖みたい。 素材感や色の感じはイメージに近いんじゃないかな。 部屋の中にはダイアナのおばさまがアンに贈った上履きらしき靴も置いてある。 実際にカナダに行ってアンの部屋でドレス見てみたいなあ。
私は見に行ったクチだけど(10年以上前だが)、たまたま頼んだのタクシーの 運転手さんが若めの女の人で。 私と話が弾んだからか、観光客にはみんなそうしてるのかよくわからないけど グリーンゲイブルズまで行ってもらった時、彼女も自分で入場料払って 一緒に入ってきてくれたのはいいんだけど、私としちゃ気を使ってしまって 心行くまで見続けられなくって、残念だったことよ。 でも、良かったよお〜〜!一度は行くべし!べし!
アニメはいいよね。家の作りとか、小道具とか、 下調べしっかりしてあります感があって安心。
マリラやマシュウの声優さんもよかったな。 映画ももちろん向こうの制作だし世界観はばっちりなんだろうけど そのことや、限られた時間、出演者とか映画としてのウケとかで 現実との折り合い、ってのがあったんだろうな。 どうも好きになれないけど。 やっぱり愛なんだろうな。作品への。 昔の日本のアニメは丁寧ですばらしい仕事してるよなぁ。
は!今日のアニメ見ておもった、目が青い〜。 緑っぽい灰色だったら完璧だけどそれは難しい色合いなのかな。 生活の様子が丁寧だね。 ハイジ、カトリとかにしても・・・ 当時は今ほど情報に溢れてない昭和のお子様に 外国の昔の生活の様子や風俗も合わせて伝えたかったのかもなぁ。 これ見て育ったらお手伝いする子になるかなぁ?
アニメの目は青い時と灰色に見えるときがあるような。 アニメは食事の時いつも紅茶を飲んでるみたいだけど あれは普通なのかな。
ついでに気になるのが、手動ポンプ。 なんかあの時代は井戸のイメージがあるんだが 水道を邸内に引けるほど技術が発展していたのかな?
はじめてダイアナのうちにお泊りする晩、 遊びに来たダイアナのいとこのマレー家の人たちって、 ニュームーンのマレー家かな(*´・∀・`*)b
>>579 井戸だと思うよ。鉄管を地下に突き通して、水を汲み上げてるんだと思う。
昔、祖父の家の台所にも手動ポンプがあったよ。
>>578 日本で食事終わりにほうじ茶とか飲むみたいなもんかな、と思ってる。
砂糖はいれないのが普通みたいだし、ゆで豚みたいなのがメインであっても
プティングやらプラムケーキやらを食べてるようなので、口の中がさっぱり
してよさそう。
流れとは違う話ですまんが ジムス、生まれもった以上の物を手に入れて 大切に丁寧に育てられて幸福ってことは分かるんだけど 産後ほんの2週間くらいで弱り切って 誰もまともに保護してくれる宛のない子供の将来を案じながら 一人死んでいったジムスのお母さんの気持ちを思うと哀しくてしかたない。 もし、天使がいるのなら 死ぬ間際に「あんたの息子はだいじょうぶだから」とささやいてやって欲しい。 まぁ、そのあまりの悲惨さにさすがのリラもぞっとして ジムスを連れて帰ったんだろうけど。
良く考えるとジムスはWW2に行ったのかも知れないな… リラの息子も行ったそうだし… リラの世代は生涯に大戦を二回も経験することになるんだな…
一度目で苦しんだ分 二度目の戦争へ向かっていく世の中は不安だったろうなぁ。
>>584 リラの息子の話があるんですか!?
読んだことないです。すみませんぜひぜひ教えてほしい。
まだ読んでないアンブックスがあるなんて滅茶感激だー
あ、このスレなら当然だったら失礼。
>>586 息子がメインの話じゃないよ。
篠崎書林から出てる「アンの村の日々」と「続・アンの村の日々」が
グレン村を中心にした短編集で、最後の話で医師ギルバートが
ちらっと出てきて、孫の話題もちらっと。
588 :
586 :2006/10/04(水) 13:47:17 ID:xtiRYM3q
>>587 ありがとおおお┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ 図書館へGO!!
>>587 あれはつらいよな…。
親子それぞれの子供時代を知ってるだけに悲しい。
グレン界隈きってのイケメン、ケン・フォードと結婚したのは ウラヤマシス。 じっと耐え忍ぶ愛のギルより、いきなり唇を奪うケンだよなぁ。
ダイアナに頼まれても聞かず、自分のワガママを通すのはいい。 でも「あなたのためなら八つ裂きにされても構わないけど」 それは出来ない、みたいなことを言う必要はない。 空想癖が悪い方に出ている。謝るときや出来ないときは 素直に気持ちを表したほうがいい。
>>591 ちょうど今完訳クラシックで赤毛のアンから読み返してて、そこ読んで同じこと思った。
まあでもあのくらいの子供は自分のやり方を正当化するのに
よくそういう言い方をするから、逆にリアルなんじゃないかとも思った。
だってアンは特にいい子じゃないっていう設定だし。
久しぶりにアン読んで新鮮です。
掛川訳は初めてだけど、だいぶ慣れてきました。
一気にリラまでいけるかな。
>>591 うわアニメスレのヤシこっちにも来てるのか…
>>590 しかもチューのあと「僕が帰るまで他の誰にもキスさせないと約束汁」と。
自覚ないかもしれんが相当のたらしだ。
それでも「これって婚約なの?」と戸惑ってるリラがかわいい。
リラの息子はギルバート・フォード。アンとギルバートの孫だね。
アンの孫にまで興味ないよ。 実を言うと子供達にも興味ない。
>>590 リラもグレン界隈でもトップクラスの美少女という設定だから、
ビジュアル的にもお似合いのカップルなんだろうな
レスリーの娘でケンの姉さんのパーシスは絵に描いたように美しい、都
会的な美少女なそうだが、出てこなくて残念。
>>597 絶世の美女(知性もあり)レスリーとイケメン作家オーエンの娘で、
ケネスの妹だからね。
同じく美女の誉れ高いフェイス・メレディスとどっちが美人
だったんだろうね。
顔貌の美人度合いではパーシスじゃないか? パーシスの母親のレスリーの美しさの称賛度合いが、モンゴメリの作品に 登場する数多くの美女達の中でもずば抜けてることを考えると… レスリーは海の性の化身とか海の女王とか言われたりして、時には 非現実的なまでのレベル。 フェイスとパーシスのどちらが魅力的なのかは、パーシスが都会的な魅 力に溢れている(日本に一年滞在等、子供の時から外国へ家族で行って たりしたみたいだから、エキゾチックな感じなのかもしれない)という 一文しかないから、判断できないけど。
パーシスも日本に行ってたのか。プリシラも日本にいったよね? 確かエミリーシリーズの中でもエミリーが日本の王子(?)に求婚される話があったような覚えがあるんだけど。 モンゴメリって日本好きだったのかなw
>>599 パーシス日本滞在
!!!???
その話もアンの村の日々あたりからの出典ですか?
虹の谷の最初の方に、フォード一家が今度の本は日本を舞台にするので、 日本に一家で一年滞在するから、今年の夏は夢の家にはこれないという 話が出る。 自分の手元にあるのは掛川訳だから、村岡さん訳のでは省かれてるのかも。
603 :
601 :2006/10/07(土) 17:20:57 ID:dC092Gwd
ありがとうございます。 みなさんすごいですねー。 やっぱり虹の谷は完訳読まなきゃダメですね。 「ウナ」でイヤになってやめたんですが、 がんばって脳内変換して読みます。
一度住んだから小説の舞台にしたい、じゃなくて、小説の舞台にしたいから 長期滞在かぁ。すげー。 フォードさんは「ジム船長の生活手帳」でかなりの売れっ子作家になったんだな。
自分は年を経たアンがプリシラに招かれて日本を訪れる話とか想像してた。 第二次大戦後のことね。 プリシラ一家、日本に残ったとしたら戦時中はさぞかし大変だったんだろうなあ… 和田登「青い目の星座」(映画化タイトル「想い出のアン」) のような状況だったのかな、と考えてしまった。
連投スマソ、フェイスとパーシスは「赤薔薇と白薔薇」 って気がなんとなくする。 (フェイスがそう言われてたのは事実だし) 端正な美貌に収まりきらない情熱を感じさせるタイプと、 大人しげだけど奥が深そうなタイプって感じかなと思っていた。
パーシスが出てこなかったのが悔やまれるよな…
絶世の美少女フェリシティもドラマじゃ、あの程度だったな
ドラマは原案程度だから
610 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/08(日) 04:36:03 ID:ZsilRXUy
自分も読み返すまではそう思ってたな 都会的なと日本滞在という文を見た時に、洋蘭というイメージに変わった。 具体的な描写がないから想像でしかないけど
アンの時代ってメイクはどれくらいやってたのかな?香水の話は出てくるけど口紅なんかは出てこないよね。
アン時代は基本やってないと思う。 口紅してる=あまり品のよろしくない女性、という認識なのでは。 エミリーが頬紅の代用で染料を頬に塗った話では「自分を下品に見せてるんですよ」と 叱られてる。 アン・エミリーより時代が進んだ設定のパットでも、マニキュアや口紅に抵抗あるみたいな 書き方だし、「もつれた蜘蛛の巣」では眉を整えてる女性もあまりいい印象では書かれてない。 ま、田舎だからというのもあると思う。
素顔で勝負か…厳しい時代だ
だからこそ、「皮膚が〜」とやたら肌のキレイさにこだわってるんだろうね。あと髪の色&天然カール。
素顔勝負か。パーツの作りよりも生まれつきの肌質が人生に大きく影響しそうだね。 とりあえず汚肌の自分は現代に生まれて良かったw
じゃあアンが髪を黒く染めようとしたのは、(緑になっちゃったけど) 今思う以上に とんでもない、突拍子もない行動だったんだろうな・・・
染めたときのアンの髪の色ってどれくらい気持ち悪かったんだろう 赤チンを塗った後、乾いた部分が青銅色ぽくなるけど、あんな感じだろうか。
アニメのアンが髪を染めたときは、すごく薄気味悪い感じになってた。
まちゃまちゃみたいにきれいに緑色ならよかったのかもwww
アニメでは切った後の絵面を考慮してか、肩から下のみ染めていた。 これでは烏の濡れ羽色に染まった所で気持ち悪かろう。
赤毛よりチリチリ髪の子のほうがバカにされてそう
毛先にだけほんのちょっとつけてテストしてみようとか思わないところがアンらしくて好きw
ほんとのとこ、どこまで切ったんだろう。 かかしみたい、とか言われたり、 伸びかけた時、短いカールがくるくるして、 みたいな表現するとこみると、数センチまで?(゚д゚ ,,)
かかしってどちらかというとボサボサの長髪のイメージ、 五分刈りのかかしなんて見たことない。 あ、そういえばリアルでかかしを見たことはないけど
マリラは徹底的に切った、とあるから相当短かったんじゃ。 ヴィクトリア朝の頃、女の子がベリーショートというのは それだけでセンセーショナルだったんだろう。 ギルには髪を切った理由を話したのかな、結婚後…
>>625 リラの巻でギルに初めて話すシーンが出てくるよ。
初めて、だと思う。
ギルが「ああ。それで一度ものすごく短く髪を切ったんだね」って
セリフがあるし。
断髪の流行で、女性の短い髪が認められるようになったのは1920年代。 ベリーショートが一般的になるまでは、更に数十年待たなければなら ないわけで…
きれいな髪の子なら生活に困って売った・・・とかに見られるのかな。 しかし、もし本当にきれいな黒に染まったとしても 根本が伸びてきたらそれはそれで気持ち悪い色になりそうだけどな。
あと髪を切る理由としては病気かな。 よく児童文学とか昔の小説で読むけど、病気になって養分を髪にとられるから切るって 迷信の部類に入るのか、少しでも真実がまざってるのかいまだに謎。
>>629 「大草原の小さな家」で、メアリーが高熱を出したときに髪を坊主にした、
っていうのがあったな。熱がこもらないためなのかと勝手に解釈していた。
自分は不衛生だから髪切るんだと思ってた。昔の人ってただでさえ毎日髪洗わないし病気になったらますます洗えなくなりそうだからw
汗とかでベタベタになったら大変だからかな。 昔は不衛生にしたり抵抗力が落ちたりしたら シラミとかノミとか変な虫の餌食になったりもしたかもしれないね。
そういうの考えると昔の暮らしは本当に大変だよね。 常に命の危機と隣り合わせで苦労が多くて。
物は買うより作る、の時代でもあるね。 縫い物が好きでないアンでさえ、ジェムのために手作りで ベビー服を縫ってたんだもんね。
あと、髪を短くするのって囚人か罪人のイメージもあるな 誰が為に鐘は鳴るとか、 二次大戦後ドイツ兵と付き合っていたフランス女性たちがザンギリ頭にされてる映像とか
>>633 風邪こじらしただけで死ぬこともあるし、生命に対する価値観が今とは
だいぶ違ってそう。だからこそ宗教が今よりずっと心の支えになるものだったんだろうな。
「夢の家」を読む度に、今の時代ならジョイスは保育器に入るくらいで助かったろうなと
思わずにいられない。逆子だったのかな〜とか。
現代でも出産は危険だよ。
現代以上に昔は危険だったんじゃないかな。 もちろん現代でも不測の事態が起きるし、起きれば命に関わるしね。 ただ、昔は感染症とかは今より怖かったと思う。 抗生物質なんか無い時代とか・・・。 産後の肥立ちが悪くて死ぬとかも感染症のことも多く 昔の産婆は会陰保護に長けていた。けど反面子供の命<母胎優先だったみたい。 避けないように待てば待つほど、長いお産は子供には負担だからね。 ジョイス、確かに今なら助かったのかもなぁ。 難産で弱り切っちゃって、自発呼吸止まったとかそんな感じなのだろうか。
>>636 逆子だと思った。それと、臍の緒がクビに巻きついていたとか。
アンのお産の頃は帝王切開はまだなかったのかな。
大抵の子は赤いのに、この子は色が白いとスーザンが言ってたからね… 酸素欠乏状態だったんだろうな…
あとちょっと早産気味だった気もした。 なんか、結婚→出産が早かったので(ハネムーンベビーだとしても) 予定より一月くらい早かったんじゃないかなぁ。 ギルバートもジェムが産まれた時は「目方もたっぷりあるし、肺の具合も 悪くない」と言ってるから、ジョイスは小さかったんだろう。 今だって出産は母子ともに命がけだけど、当時は産後の肥立ちが 悪くて亡くなる人もいただろうし、本当に命をかけて生命を生み出してたんだね。
アプガーの基準なんかにも「全身が青白い」ってのマズイもんね。 普通はピンクとか赤なんだけど。
>641 結婚→出産、全然早くなかったと思うけど・・・。 はっきりと覚えてないけど、結婚してから1年だか2年だか経ってから できたはず。
>>643 1年や2年も経ってない。結婚して間なしに出来た子よ。
確認したら、結婚式が9月でジョイスの出産は翌年の6月だった。
ハネムーンベイビー?? でも、アンもちょっと鈍いわな。 レスリーの環境や一生子供を持つ希望が無いこと知ってるんだから 子供が出来た事を話したら態度が硬化した時点で気づきそうなんだけど。 あんまり言い話題じゃないことには気づいたけど理由がわからないって感じだったよね。
>>647 それ私も思ったよ。傷ついてつらい思いをしているのは
レスリーなのに、「感情を傷つけられた」ってアン、お前が言うな。
そのあと反省して、生まれてくる子どもに優しい気持ちをこめてベビー服を
縫ったレスリーって素晴らしい。
649 :
643 :2006/10/16(月) 21:34:47 ID:ZGiYJhLX
>>644 >>645 ごめんね、勘違いしてたみたい。
ハネムーンベビーだったんだね。
関係ないけど、どうせ初産のお手伝いに来るのならお産の経験の無いマリラより
10人(だっけ?)生んだリンドのおばさんの方が良かったんじゃ・・・。
やっぱり育ての親のマリラが赤ちゃんを見たがったんでは。 アンもぜひ見てもらいたかったろうし、 手伝いは看護婦さんもスーザンもいるから心強いし、 双子はリンドのおばさんにまかせて。
やっぱりマリラの初孫みたいなもんってのもあるし 産後の手伝いって子供の世話じゃなくて 褥婦の身の回りとか手伝いって感じだから やっぱり遠慮無く甘えられる身内が一番なんじゃない? そんなときにいくら子供の頃から世話になってるとはいえ よそのおばちゃんに気を遣うのはしんどいし。 台所や家事はスーザンもいるし 子供のことで不安になってもギルは医者だし。 経産婦のほうが、産後の辛さは分かるかも知れないけど その病気の経験者の方が看病はウマイとは限らないし 一番怖いのは「女の敵は女」ってことだな。
>>651 最後の行がよくわからない(´・_・`)
653 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/17(火) 13:06:41 ID:V+0KiPvh
>>652 出産・育児を経験してる年配女性の方が、かえっていろいろ口出してくるから
ウザい場合もある、ってことでしょ。(そんな人ばっかりではないが)
ただでさえリンド夫人は超絶おせっかいなんだし。
スマソ、なんていうか「経験者は自分の尺度で測りたがり、同性に厳しい」 というか。 生理痛とかもない人はある人に対して「大変だねぇ」だったりするけど 普段我慢してる、結構辛い人は 「はぁ?生理痛で欠勤?私だって我慢してるのに」みたいな部分があったりとか。 人が我慢するレベルを我慢しない人もいれば本当に我慢できない痛みの人がいるから難しいけど・・・。 10人も育ててたらアンの世代では非常識だったり否定されてるような子育て方や 産後の回復に「私は10人も育てたんだから間違いない!」って押しつけそう。 大体勝手にくずかごやパンケース覗くなんて結構ウザイ。
>>652 あ、重ね重ねごめんなさい。ちんたら書いてたらフォローしてくれてましたね。
656 :
652 :2006/10/17(火) 15:21:59 ID:2/kyYGqb
>>654 今度は最後の行がwww
ほんとにそうだ。
>>653-654 thnx.なるほどわかった。
リンド夫人が手伝いにきた、と仮定したらさらに簡単に想像つくんだねw。
スーザンなどは初めマリラでさえうっとおしいと感じたんだし。
でも人々に語られるリンド夫人のエピソードがいい。
「破いたズボンを内緒でつくろってくれた」
「バターを盗まれたが、何も知らない犯人の奥さんには黙っていた。」
あと失敗して破産した男をまわりが手のひらを返してこきおろす中、
一人だけ彼をかばった、とか。
その一点があるだけであのうるさい夫人を許せる、というぐらいいいエピソードだ。
作者はリンド夫人という登場人物を好きなんだな、と思えた。
私もリンド夫人は結構好きだよ。 マリラ、リンド夫人、ミス・コーネリアー好き スーザンー嫌い
スーザンといえば、レベッカ・デューと意気投合してるんだよねw 使用人なのに、マリラが夢の家にやってきたとき内心ウゼェと思ってたり マリラが大人しくしてたら「カスバートさんは分をわきまえたお年寄りだ」 と思ったりとか、おまえこそ分をわきまえろよと思った。 でもケンが炉辺荘へリラを訪ねて来たとき、体を張ってリラを守った (と思い込んでいた)のにはワロス。
シャーリーを露骨に贔屓(なかんづくアンの旅行中にはお持ち帰り)して 情操教育や兄弟間の関係に問題が発生するとは考えないのかね>スーザン マリラがジェムをお気に(初子+マシュウの名前か)なのは 他の子供たちも微笑ましく見守っている感があるけれど スーザンのは何だか嫌だな。
>>657 >>659 そんなこと言ったら染料の入った鍋もって、復讐の女神さながら追い掛け回されるぞw
>>659 大体シャーリー自身は嫌じゃなかったのかな?
使用人のおばちゃんから1人だけ偏愛されてることに対して。
私もスーザン嫌いだ。 レベッカ・デューのことはすごい変な、でも可愛いおばあちゃんだと思ったのに。
>>661 兄弟の中ほどの子って、上と下にはさまれて
親にあまり気にかけてもらえないって状況が発生しがちなんだよね。
シャーリーは実際、兄弟の中では目立たない子だったみたいだし
(「炉辺荘」「虹の谷」通してあまりエピがない)
だから自分を一番に思ってくれる人がいる、っていうのは
嬉しかったんじゃないかな。
出征する時の「スーザンかあさん」ってセリフがすべてを語ってる気がする。
スーザン嫌いな人案外いるんだな。 私はあの図々しさと謙虚さが矛盾なく同居してるところが笑えて好きだ。
スーザンみたいに60歳まで独身だったら、一人でご褒美のハネムーンに行こうと思てます。
>>660 www
リラ編ではスーザン、大活躍だったよねw
偉い人こきおろしたり。勇ましくて好きだ。
667 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/18(水) 00:27:06 ID:/a1lcePk
自分もスーザン好きです。
私もスーザンいまだに嫌いだ。
やっぱり「夢の家」のアンの初出産の時、アンの育ての親のマリラに対して
不遜な態度を取ったのが一番むかついた。
>>658 さんが言っている通りの理由で。
あと、ミス・コーネリアが結婚した後、面当てがましく「今晩は、エリオットの奥さん」と言うのもw
何でだろう、リンド夫人もレベッカ・デューもミス・コーネリアも好きなのに、
スーザンだけは嫌いw
昔からスーザンってビジュアルイメージがどうしても持てないんだけど 女優でいうとどんな人だと思いますか?
スーザンは自分もちょっと苦手だけど 彼女の作るおやつはとても美味しそうだ。
>>664 分かる分かるw
矛盾してるようで、スーザン的には筋が通ってるんだよね。
多分「女中としてのプライド」が高いのかな。
マリラが手伝いじゃなくてまるっきりのお客さんなら喜んで迎えたんだろうし。
メアリーマライアに反抗的だったのは
「馬鹿ー!余計嫁の立場が悪くなるんだって!」と思ったけど
嫌いなところと好きなところと両方あって総合的には「おもしろい」かな。
自分の中でもスーザンの嫌さ加減と好きなところが矛盾なく同居してる感じ。
モンゴメリは人物を描くのが本当にウマイね。
リンド婦人みたいな人も時代も世界も違う人なんだけど「あーいるいる」って分かる。
葬式をとりしきる爺さんとか脇役もありありと描かれてるし。
672 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/18(水) 10:09:41 ID:XcytvZww
スーザンは泉ピン子を太らせたような。橋田壽賀子のドラマに出てきそうなキャラ。 マライアおばさんは結構好き。嫌な人なのに正直な感じがして。かえってアンにイライラ する。こういう良い子ちゃんぶった夢見がちなヨメはいびりたくなる。
私の中ではスーザン、細身だなぁ。 リラの時代では白髪で背中の曲がった魔女みたいな感じ。
「赤毛のアンの手作り絵本」で描かれてたスーザンがやせぎすだったので、 そのイメージで固定してるな。 リラ編で「小麦の束を威勢良く投げていた」という場面があるから、 年を取っても姿勢はしゃんとしてそう。
私はスーザン結構好きだけどね 善人なら何でも許されると思うなよって言いたくなるあの厚顔さもこみで シャーリーが出征話を切り出したシーンの スーザンのごつごつした手の描写だけで たいていのことは自分の中でチャラになってしまう
「虹の谷」で、ダイかナンが 「日曜日にアイスクリームがないなんて聞いたらうちの女中はびっくりして死んでしまう(?)」 とか言ってたが、女中という言葉はつまり子供たちはスーザンはやっぱりお手伝いさん、という認識なんだな、と ちょっと驚いた。 「炉返荘」では子供らはもっとなついて甘えてた印象だったから。
私も
>>674 さんと同じで「手作り絵本」のイメージが強い。>スーザン
あと、もう一つわからないくだりがあるので教えてくれませんか。
>>668 さんが書いてるので思い出したんだけど・・・
>あと、ミス・コーネリアが結婚した後、面当てがましく「今晩は、エリオットの奥さん」と言うのもw
の箇所。
ミス・コーネリアは別にもてなくて独り身だったんじゃないよね。
マーシャル・エリオット以外にも、ジム船長に言わせれば「コーネリアが
指一本動かせば村中の男やもめたちを選び放題」みたいなこと言ってたよね?
なのに何でスーザンは「『あなたはさんざん奥さんと言われる身になりたがって
いなすったのだから、その報いに、いやというほど奥さんと呼んで
あげますよ』と言わんばかりに、刺すような強い口調で言うのだった」
なんだろう。
村岡先生の迷訳の一つかとも思ったものの、後に原語でも読んでみたけど
やっぱり上のようにしか読めない。ずっと悩んでます。
ミスコーネリアは相手がマーシャルエリオットじゃなきゃ嫌だったから結婚しなかったんじゃないの?w スーザンはその気持ちに気づいてたから冷やかし気分でそう呼んでたんじゃない?w ミスコーネリアも自分の好きな男の奥さんと呼ばれて内心悪い気はしないだろうし。
>>677 逆説的な言い回しなのかな。
散々男をこき下ろし、結婚なんかしないと言っていたのに、
あっさり結婚しちゃったからあてつけで「奥さん」と
呼んでやる、という心理。
ミスコーネリアとスーザンの関係ってどんなだったか忘れちゃった。 また読み直してみよう。
>>679 さんの言うのと同じとおりに受け取ってた。
ひやかしに嫌味がまじってるかんじかなw 散々男をこき下ろし結婚なんかしないと言っていたけど マーシャルエリオットの奥さんにおさまったミスコーネリア 本人の幸せで照れくさいような面映い気持ちを 「はいはいよかったですねえ」ってからかう半分嫌味半分てとこかと
結婚といえば、ミス・ジョセフィン・バリーは独身者? 独身でお金持ちってことは跡継ぎ娘ということになるけど、 ダイアナのお父さんの叔母さん(伯母さん?)ということは 一人っ子じゃない。どんなわけで「一人寂しい金持ちの年寄り」に なったのかがずっと気になっている。
お金持ちに嫁いだけど、子供も出来ないうちに旦那さんが早く死んじゃったとかじゃない?
未亡人はミスっていわないんじゃないかな。 だとしたらミス・バリーの親が大金持ちで、その人が亡くなった時、 ミス・バリー以外の子供(ダイアナの父の父含む)はもう亡くなっていて、 孫(ダイアナの父)はアボンリーで所帯を持って立派に生活してるし、 その人(ミス・バリーの親)は遺言状に、全財産は淋しい独り身の娘に譲る、と記した、 ということだと無理があるかな。
しかし、アンに遺産まで遺すってすごいな、ミス・バリー。 子供の頃に気に入られて、それ以来、アンの大学時代までずっと親交があったんだろうが、 それにしても、赤の他人に遺産って…。
バリー婦人の甥の子供(ミニー・メイね)の命をアンは救ったんだから、 バリー婦人との間の友情という以上に遺産を幾分か分けて貰う資格は充分 あるでしょ
>>677 >あなたはさんざん奥さんと言われる身になりたがって いなすった
これはスーザン自身のことじゃん。
自分を基準に人を判断するスーザンの浅薄さを表現してる。
>688 そこが皮肉っていうかあてつけなんじゃない? どんな男も軽蔑しまくって、結婚なんてありえないと思われてた人に 「あなた、結婚したいってずーっと言ってたわよね」っていう皮肉。
>>688 「私は男衆の悪口なんて全然言ったことがないのに
いまだ誰も結婚を申し込んでくれなくて、
隙さえあれば男をこきおろしているあの人が、なぜ選び放題なんですか」
ってスーザンが嘆いてるでしょ。
そりゃあ皮肉の二つや三つ言いたくもなるかと。
欠点もあるけど基本的にはいい人だと思うのに、
人生最初(そして最後?)のプロポーズが
蛇蝎のごとく嫌ってる相手からってのはあまりに気の毒で…
笑うシーンのはずだけど笑えなかった。
でも微にいり細をうがって事の次第を語ってるとこ見ると ほんのほんのちょっとだけうれしかったのかも
692 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/19(木) 23:03:57 ID:TuO0rxe+
>676 『炉辺荘のアン』は『虹の谷のアン』よりあとに書かれたので、『炉辺荘』のほうの雰囲気は、 後から作られたもので、だから『虹の谷』と矛盾をきたすのかな、と思う。 モンゴメリが『虹の谷』を書いたころは、後で子ども時代を事細かにかくと思っていなかったので、 スーザンの扱いも違っていたのかも。
スーザンといえども女だからね。 だけどコーネリアさんは一言も美しいという描写もないのに、 しかも毒舌で男嫌いなのに、なぜ相手を選び放題なのだろう。 暮らし向きを見ると小金持ちっぽいけど、そのせいなのかな。
>>693 家事全般、特に料理がすばらしく上手というのは大きいと思う。
ギルも言っているとおり「うまいものを食べさせる」は男性操縦のキモの一つだし。
そして男には手に入りにくいものほど引かれる習性がある、かもしれない。
個性のある性格(性格ブスは大論外だが)で自分に自信がある人は、美人 じゃなくても結構もてるもんだよ
今って布ナプキンとかはやってるけど アンの時代はそれが当たり前だったんだよね。多分。
アンの時代の下着ってズロースだよね。布ナプキンだとしてもどうやってつけてたんだろ?
T字帯
日本では、お婆ちゃん世代が若かった頃くらいまでは タンポン(脱脂綿)が普通だったらしいが
>>701 ↑の本。
読んだけど、児童書好きなら一読の価値ありだとオモ
>>700 学校の廊下によく“梅干”が落ちてたってさ
うへぇ・・・
昔の日本人女性は、股間とか周辺のいろんな筋肉やら総動員で 出血をコントロールできたという。 見計らってトイレに行ってまとめてだしたそうだ。 何で読んだんだか忘れたが。
>>705 すげー!
次の機会に頑張ってみます。気合いで。
えー? 気を抜いた時にもれてきちゃったりしないのだろうか すごい締め技だ
708 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/21(土) 03:56:45 ID:3w++IQbe
締めワザです。「オニババ化する女性たち」の三砂ちづる先生もおっしゃって いました。先生もおできになる!そうです。 私はできません。 生理用品にたよりきる便利な世の中が、女性の身体能力を奪ってきたらしいです。。
昔は着物だったから足広げることもないから締めやすい、 と思いかけたが、もんぺはいたりもしてしたな。 でも今みたいにいい品もないから、 何枚もさらしとか洗っては使うより 普通のオシッコみたいに意識的に止めておいてトイレで出す方が楽なのか。 いい加減スレチで悪い。
>>701 の本、読みたくなって今日図書館行ってみたら貸し出し中だった。がっかり。
予約してもいいけど、もう臨月近いから連絡あった時にとりに行けない可能性あり。
落ち着いたらまた探して読みたい。
締め技はともかく、昔は家事全般が力仕事だったから、生理痛のひどい人や
妊娠中は大変だったろうなぁ。プラス鶏や牛の世話もあるし。
そのために主婦同士仲良くして、辛い時は手伝いあってたんだろうな。
生理話はもういいよ。 こないだ初めて完訳読んだんだけど(ずっと村岡派)、アニメの オリジナルだと思っていた、 学年1の美女⇒ルビー・ギリス 1年で免状が取れるクラス1の美女⇒ステラ・メイナード 学年1の毒舌⇒ジョシー・パイ 少数派ながら見る目のある人が選ぶ美女⇒アン・シャーリー ってやつ、原作にちゃんとあるんだね。 村岡さんはなぜここを省いたのだろう。女は顔じゃないって主義かしら。
ジョシーパイが毒舌で学年一番をとったのを思わず誇りに思ってしまったw。 アンへの評価は微妙だね…素直に喜べない感じw
だから省いたのかもね。 アンの評価が選民思想っぽく感じるし。 ジョシーは毒舌ではなくて性格ブスだと思うのは自分だけか? 毒舌でも憎めない人はいる(ミス・コーネリアみたいに)
パイ家の価値観
ルビーは美人で、アンは「見る人が見ればわかるタイプの美人」という記述は、 村岡さん訳の方でもどっかで見た気がする。 クイーン学院での一番の美女はステラだったのか。プリシラかと思った。
アンはクイーンのクラスで最初に見た時からステラとプリシラと友達になりたいと願ってたよね。 アンは面食いだから2人ともかなり魅力的なルックスだったのは間違いないと思う。大学に行ってからは超美人のフィリパの登場で影が薄くなったけど。
アンがプリシラのことを「この世のものと思われない金色の美しさ」と 評していたことからプリシラは長身の美人と思われる。 ステラ、プリシラ、(マニアックな美人の)アン、それと無敵の美人 フィリパが一緒に住んでいるパティの家はレドモンドの男子学生の 憧れの地だったのでは。 日本だったら下着泥棒がくるね。間違いなく。
というかストーカーが張り込んでそう
>711,715 村岡版でも、ハードカバー箱入りでは省略されていたが 新潮文庫では省略されていなかった。 出版社の文字数制限か何かじゃないかな?
>>717 「この世のものとは思えぬ金色の美しさ」でどうして長身かどうかがわかったの?
あくまでもイメージってことじゃないの? 読み手の。
>>717 学生時代、モノクロプリントの棒グラフで斜線があるのは赤だと思いこむタイプと見た。
>>720 確かにその言葉からはわかんないけど、
アンの愛情の始めの方「あそこ(大学)にいる誰よりもたっぷり2インチは高い」等々、
プリシラがいかに大きいか、という彼女自身の発言が続くので、
717はそれをふまえたのではなかろうか。
長身だというアンより高いらしいので、かなり高身長の設定。
イメージしてたのとは違ったから少々違和感があった。
「じゃがいもばかり食べて育った特大品」とまで言ってたよね。 きっと、金髪の長身美人なんだろうね。
>>723 >>724 なるほど。2インチって5センチくらいだっけ?金髪で高身長美人なら相当目立ってたんだろうね。
2人が狙ってたフィリパも実は2人を狙ってたみたいだしw
調べてみたら、2インチは5.8cm。 当時は向こうの人も平均身長はあんまり高くなかったはずなので、 アン=168cm、プリシラ=173cmぐらいと想像してみた。
727 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/23(月) 23:04:57 ID:gDBxFbnb
アンもプリシラも背が高いし、おそらく本人たちが気がついて ないだけで、結構目立つ二人組みだったのでは。 墓地の公園でアンとプリシラがフィリパに出会って挨拶する前、 彼女のしゃれた服装と帽子を見て、自分たちの服装や帽子が 気になってしまい、引き返したくなるところが好き。 リアルな女心だと思う。
728 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/23(月) 23:19:45 ID:hPnrIHcs
フィルが、何の後ろめたさもなしに、あなたたちのこと誉めてあげるわ、 と言っていたし、美人女学生二人組だったのでしょうね。
ジョシーはレース編みで一等を取ってるから侮れない。 共進会の一等というのは、プリンスエドワード島で一等って ことでしょ? 同時期のアンはパッチワークもいやいややってる程度だし。
730 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/24(火) 07:48:11 ID:1iaBtkT2
ノバスコシアのハリファックスも小さい街だけどね。シャーロットタウンも文化度は 負けてないと思うけど。島から見て大陸の人は都会に見えるのかな。 確かにアヴォンリーは辺鄙な田舎村だが。
この時代て教師やって小金稼いだ後、 大学行くんだね。 アンは大学後も教師やったけど給料は格段に違うんだろうか
キャサリンブルックよりも資格が上ってあったよね。 それってやっぱ大学を出てるからかなーと思ってた。
小さい学校とはいえ、一応校長だったもんね。
キャサリンはクイーンを出ただけだね。 正看護婦と准看護婦ぐらいの違いだろうか。 シャーロック・ホームズの「ブナ屋敷」に出てくる ヴァイオレット・ハンター嬢は「その後女子校の校長として成功した」ってあって、 少なくとも30代後半ぐらいになってからかな?と想像していたが、 アンを見て20代で校長になるのもありなんだな、と知った。
735 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/25(水) 09:11:30 ID:OzduIERU
1900年頃の大卒女子なんて、財産家の有閑子女か一部の優等生だけだろう。 女の子がそれほど勉強して牧師にでもなるのかい? と嫌みを言う人 も多かったろうし。
リラみたいに、「大学なんてどこに魅力があるの?わかんなーい」 というタイプの女の子も多かったと思う。 アヴォンリーではアン以外の同級生(男子のぞく)で大学行った子いないしね。
リラみたいなタイプの女の子は今でも普通にいるだろ
でも今だったらリラみたいなタイプの子は、 「大学なんて〜」とはいいつつ、ふつうに大学にいってるだろう、いちおう。 だって医者の娘なんだよ!
リラみたいなタイプの子と、リラが医者の娘なのは別問題じゃないか?
たとえ医者でも子供を5人も大学にやるのは今も昔も大変なんじゃないかなあ。ギルバートは頑張ってたんだろうなあw
741 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/26(木) 12:49:23 ID:LOhwjvHK
看護婦さんは雇っていなかったんだねぇ。 まだ当時は、ちゃんとしたトレーニングを受けた人は病院にしかいなかったのかな。
言いたかったのは、今の時代の日本の医者の娘なら、 お勉強なんて〜というタイプの娘でも、 ふつーにそこそこいい大学に娘を放り込むだろうってこと。 環境でゲタはいてるからさ、勉強興味なくても学力はある。 スレチでごめん。
兄たちも姉たちも大学で勉強する!という知識欲があるのに、 末っ子リラだけはダンスとかスカートの長さとかにしか 興味がない、というのは確かに両親を嘆かせただろうな。 でもまぁ、現代でもよくある光景だわね。
>>742 小〜大学までのエスカレーター式のお嬢様学校に通ってる医者の娘は多い
らしい
そういえばリラって赤ちゃんは好きじゃないと言ってたよな。
ジムスを愛するようになってからも、ジムスは特別で、赤ん坊自体は以前と
変わらず好きじゃないというような意味のこと言ってたし。
対してアンとダイとナンは赤ちゃん大好き。
キャサリン・ブルックって誰かと思った。 村岡訳に染まってる私w 日本語に無い音を最も近い形で日本語に直した場合はキャサリンだよねえ。 カザリンじゃなくて。わかってるんだ。 でもあまりにもアン・シリーズが好きで好きで新潮文庫がボロボロになるまで 読み込んでしまったので、私にはCatherine Brookeはカザリン・ブルックなのです。
それは旧版かも。今は新潮文庫でも「キャサリン」だよ。 自分が図書館で読んだハードカバーも「カザリン」だったので、 慣れるのにしばし時間がかかったけど。
キャサリンのエピソード大好きだー。教職を辞めて秘書の勉強して 夢の海外の仕事に就いてエジプトなんかを廻っちゃうキャサリンのその後の 自己実現には、アンの数ある友人たちの中でも突出したものがある。
当時の交通手段は船だからな 現代よりも凄い職業だわ
殺人事件が起きてポアロ出てきそうな感じがする
私もキャサリンすごく好き。アンを嫌ってる時も好きだった。 アンにはアンの努力があってこその今の幸せ人生なんだけど、 やることなすこと上手くいっちゃってる人みたいに見えることもあるだろうし、 「みんな私を好きになってね」的な態度がカチンとくることもあるだろう。
キャサリンがアンに降伏というか心を開いた瞬間ちょっと悔しかったw。キャサリンにとっては結果として良かった事なんだけどね。 アンに心を許してても表面的にはツンなキャラでいて欲しかったw
>>750 ポアロで思い出したが、ミス・マープルはもしかしたら
アンと同世代かな
>752 「べべべ、別にあなたのおかげで人生変わったわけじゃないからね!」 こんな感じですか?ツンデレキャサリンwww
犬をプレゼントにするのはちょっとドキュだと思った
犬種やら色やらに好みもあるだろうにね。
まあまあ、下宿のおかみさんに犬禁止って言われて内心へこんでる キャサリンを喜ばしたかったんでしょ。 下宿代をけちるためにキャサリンはひどい下宿を選んでたけど、 下宿代って、お食事こみでいくらくらいが相場だったのかな。
キャサリンの悩みっていうか自己嫌悪にはなんか共感できるんだよね。 別にあれほど苦労したわけじゃないんだけどさ。 レスリーみたいな悩みはフィクションの世界の出来事としか実感できないから余計に。
759 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/28(土) 00:03:39 ID:uopyKIl5
ギルバートって、『赤毛のアン』の時は自由党支持なのに、『夢の家』では保守党支持になっているね。 アンに求婚する時に、マシューにあわせたのだろうか。
760 :
745 :2006/10/28(土) 00:13:30 ID:sHiVyIyn
>>746 >それは旧版かも。今は新潮文庫でも「キャサリン」だよ。
Σ(゚д゚lll)ガーン
そ・・・それはマジ知らんかった。
アンフリークを自負していて、いろいろ他の人の訳を読んだりはしたけど
新潮文庫を改めて読み直すことはまるっきり頭に無かったから・・・。
今はキャサリンなんだ・・・いや、ほんとにビックリした。ありがとう。
ネットが無かったら知りえなかった知識だわ。
ちなみにいつ頃変わったんだろうね?私のは25年位前のだけど。
>>747 >Katherineじゃないの?
・・・そうだった・・・ジプシー的なんだった・・・orz
うちの見てみた。新潮文庫・昭和56年46刷で、「キャザリン」。
キャザリンとかノーラの気持ちが分かるような気がする。 自分もああいう系統の人間だから。時にはアンみたいな人といると、 苛立ちを覚えるだろうというのもよくわかる。
私もアンよりカザリンのが好きだったなあ というかアンよりアンのまわりの人のが常に好きかな アンから感じる潔癖さに反発を感じるのかもしれん 自分がそのような人間ではないので
ノラは、 「自分は不美人だし、ジムに本気で愛される自信がない。 それならいっそ冷たくして、こちらの愛情に気づかれないほうがいい」 って思ってると感じるんだけど、その劣等感、覚えがあるよ。 アンに羨望のこもった反発を感じるだろうし、その魅力に負ける自分に 腹も立つだろう。
それでも、最終的にはアンの「魅力」に陥落されてしまうのが、 何となく納得いかないというか、すっきりしない自分…。 キャザリンが「あなたの評判の魅力がわたしに作用し始めたらしいわ」と言い出した時には 「キャザリン、陥落するの早すぎだよ…」と思ってしまった。 アンの愛情辺りから、やたらアンの人間性の良さが強調されてきて、 アンマンセーがあからさまだから、読んでてもアン自身には感情移入できなくなった。 古いけど、アニメの「愛少女ポリアンナ物語」を見てた時も、こんな心境になったな。
>>765 この場合のアンの魅力というのは、
・思ったことをはっきり相手に伝える
・嫌味な態度だけで嫌わず、その奥にある淋しさや劣等感に気がつける
という点だと思ってる。
あんな皮肉を言われてたら、それ以上近づこうとはしないのが普通なはず。
いろいろ反発したくなる部分はあっても、
人に好かれることのなかった自分に「あなたと親しくなりたいのよ」
って意思をあれだけはっきり示されたら、そりゃ陥落するわ…
と思うのは自分だけかな。
結局キャサリンは寂しい人だったわけだから 頑強な門や門前払いにめげずに一歩入り込まれてしまったら かなりもろいと思うよ。 それを諦めずにやってのけたことと やっぱりただの良い子ちゃんじゃなくて「平手打ちが必要」と言い切ってみたり おもしろみがアンにもあったのも重要だと思う。
キャサリンの後任の先生はいい人だけどそれっきりみたい。 とギルへの手紙に書いていたから、アンは誰とでも親しく付き合いたい というわけじゃなくて、個性ある人が好きなんじゃないかな。 ジョシーなんかはその根性悪にめげずに仲良くなろうとはしてないから 根っから性格の悪い、単純な人間とみなしていたのかも。
ジョシーの場合は個性、じゃなくて完全に性悪って感じだねw
村岡訳の「スーザン印のチョコレート製菓」って多分、 チョコレートファッジのことだよね。 今度作ってみようと思うんだけど、猛烈に甘いんでしょ? 誰か作ってみた人いないかな。
チョコレートファッジの甘さは、使用するチョコレートの選択で決まる ようなもんだよ。 うちではカカオ成分70%以上のチョコレートを使用して作ってる。
村岡訳のレヤーケーキ(赤毛のアン)と ショートケーキ(アンの娘リラ)の違いがよくわからない。 戦地に送るんだからショートケーキ=ショートブレッドかな。
773 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/31(火) 00:06:39 ID:kwhp3Pns
赤毛のアンのお料理ブックに載っているけれど、 レイヤーケーキは、何枚かスポンジケーキの薄いやつを焼いて、 その間にジェリーやクリームを挟んだもの。 いわゆるP.E.Iでのショートケーキは、スコーンを二つに割って、 その間にジェリーやクリームを挟んだものです。 でも、戦地に送る、というのを考えたら、 ショートブレッドかもしれませんね。
それで合ってると思う。 レヤーケーキはスポンジ生地とクリーム(その他フィリング) を何段にも重ねたケーキのこと。 「赤毛のアンの手作り絵本」では、野菜のレヤーケーキってのも出てきたよ。 じゃがいもとか玉ねぎとかにんじん、いんげん、牛肉などを重ねて蒸し焼きにしたもの。
775 :
772 :2006/10/31(火) 00:15:06 ID:aONd1YeF
>>773-774 こんなに素早くレスが返ってくるとは…ありがとうございます。
スコーンに何か挟むとショートケーキになるのかー。
野菜と肉の重ね蒸し焼きも「ケーキ」なんて、肉まんの「まん」みたいw
776 :
なまえ_____かえす日 :2006/10/31(火) 00:42:28 ID:kwhp3Pns
あ、ごめんなさい、今確認したら、スコーンではなくビスケットでした。 でも限りなくスコーンに近い感じのビスケットです。 写真で見る限りは。 自分も野菜のレイヤーケーキの本持ってます!あれ、イラストが可愛くていいですよね。 プリシラが金髪でないのが気になりますが。
>>701 この本、買って読みました。面白かった。
いろいろな有名作品からの引用と、写真・イラストがぎっしり。
ただ、アンシリーズからの引用は「赤毛のアン」からのみで、
全体の中では少しでした。「アンの青春」とかも使って欲しかったなぁ。
「不思議の国のアリス」や、ディケンズの著作からの引用が多かったです。
アンのファンだけでなく、そのテの本を読んだ人なら、
文句なく楽しめる本だと思いました。
でも、直接のアンシリーズからの引用ではなくても、
ベーキングパウダーとか、雑誌に載ってる手作り化粧品の話とか、
エピソードを思い出す項目がいっぱいあってよかったですよ。
あと、当時の牛乳・哺乳瓶は、お世辞にも衛生的なものではなかった、
という描写があって、
「アン、死ななくてよかったね・・・」と思ってしまった。
ケーキ、という語感から甘いばっかりのお菓子だけを想像しがちだけど、 よく考えたら普通の食事として出てくるんだもんね。どっちかというと 菓子パンとか惣菜パンみたいな感覚で食べるものなのかも。
久しぶりにアニメ見たけど背景とか動きとか昔のものって丁寧で綺麗だね。 また読み返したくなったけど、最初の数ページがとれちゃってるから 新しく買い直そうかな。どうせ文庫だし。
780 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/01(水) 08:51:00 ID:ogzG/sH0
竹書房から出ていた、アニメのノベライズも、「赤毛のアン」については、 たいへんよい出来です、おすすめします。 ノベライズなんて〜と甘くみながら買ってみたのですが、 「アン」を担当したライターは、かなりデキル女性だと思いました。 格調高く、なおかつユーモラスに…憧れと現実の齟齬といった、 アンのツボ、をかなり上手に描き出していると思います。
今だ必殺アッパーだしか思い浮かばん
782 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/02(木) 12:23:37 ID:Io6E7Ig0
小学校1年生のとき、レヤーケーキをレアチーズと勘違いしていた……。
ノシ レアケーキのことを、当時の訳の妙でレヤーといってるんだな レアって事はどんなのだろう?クリームチーズとかゼラチンで固めたのかなぁ 火を入れてないんだよなぁ・・・とか思ってた。 layerだと気づいた時に「あ!」って腑に落ちたと同時に ちょっとがっかりした。
消1にしてレアチーズケーキを知っていた782スゴス。 しかし、スポンジの間にゼリーやジャムを挟んだケーキって美味しいのかな? 見た目には綺麗だろうけれど、廉価版のひな祭り用ひし形ケーキや コンビニでパンコーナーに並べられているシベリアケーキのイメージがする。
ペクチンごてごてのジャムじゃなく、汁気たっぷりの とろーっとした苺の砂糖煮みたいなジャムや そういった果物の煮たものを、流れない程度に ゆるゆるに固めたゼリーなら美味しそう。
アニメのレヤーケーキは現代風に柔らかくふっくらした ケーキだったけど、実際は結構どたっと重たい感じのケーキらしいね。 なんか砂糖をたくさん使うのも当時の保存法の一つ、と本にあったけど 砂糖が保存料の役目もするとは知らなかった。
砂糖漬けにもあこがれた少女時代
昔のジャムやジェリーはくそ甘い(現代人なら食べられないほど) 冷蔵庫がない時代に長期保存するため。
ほほう。勉強になるなぁ。お砂糖がいっぱい入っていると カビると思ってた。なんとなく。
村岡版「アンの愛情」にルバーブのゼリー(ダイアナ母作)が登場するけれど ゼリーって常温で固まらないはずだよね。 寒天の事だったのかな? ルバーブって漢方薬の大黄の事だから、 薬として進呈したのか、お菓子として進呈したのかも気になる。
793 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/04(土) 00:34:16 ID:S4Rp5WIf
ルバーブのゼリーは食べたことがないのですが、ジャムは日本でも売られていますよ。 (軽井沢とか、あっちのほうのメーカー。高級スーパーや物産展でよく見かけます) 普通に甘いジャム…特に変わった味ではないです。 でも食べ過ぎると、おなかがゆるくなる…と聞いたことはあります。 便秘ぎみの人におすすめ、かもしれません。
794 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/04(土) 01:58:03 ID:Z07W46BC
>792 ゼリーと言っても現代日本みたいなゼラチンプルプルのじゃなくて、 果汁で作ったジャムみたいな物だと思う。 ジャムをさらに漉した物、と言った方が分かりやすいかな。 ペクチンの働きで固まります。 ルバーブは普通にお菓子にするんじゃない? タルトとか、翻訳物の中でよく見る。
夏にナボ○の期間限定味でルバーブがあったけど、 ちょっと酸味があっておいしかったよ
ローラが砂糖入れ忘れて作った強烈に酸っぱいパイがこれだね!
ローラこのスレにちょくちょくでてきますが、皆さん読んでるんですか?
自分は図書館でチラ見しただけなんだけど、大人向けの文章じゃないので
アンシリーズとちがって感情移入しづらかった。
でも
>>797 みたいなレス読むと、ちゃんと読みたくなったなあ。
>>798 ローラのシリーズも面白いよ。いろんな生活の様子がでてくるし。
カエデ糖の収穫が終わるとダンスパーティしたりする。
ローラシリーズは現実的な生活が書かれているので アンのシリーズとはかなり違う感じがする。
あ〜言い方にトゲがあったかなあ。
ごめん。途中送信ばっかりだ。 それぞれに面白さがあるので、っていいたかったの。 ところで、ルバーブが直接、漢方の大黄ではないとだれかのエッセイでで読んだ。 種類は同じみたいだけど、大黄ほどの効き目はないようだ。
ローラシリーズ、子供の頃は読んでなくて最近ちゃんと読み直したけどおもしろかったよ。 前半が読みづらければ、大人になってるあたりがいいかも。事実がベースなので容赦なく 辛い状況になるけど。 て、これだけではスレチなので。 なぜか大黄のゼリーを「白桃じゃない黄色い桃のゼリー」だと思ってた。けっこう最近まで。
>>803 わかる!私も「黄桃のゼリー」だと思い込んでいたよ。
ゼリーといえばアラン夫妻を招いたときに、ひな鳥のゼリー寄せや
赤と黄色のゼリーを作ってるよね。
独特の寒天を使うらしい。
本にお酒を出さない席にはゼリーを出す、みたいに書いてあったけど
そうなのだろうか?
アンが自分の好きな日に誕生祝いを設定するところにちょっとイラっとした。 普通にみんなでピクニックでいいじゃないか・・・。 時々そういうイラっが入るw ダイアナは偉いなぁと時々思う。
むか〜し読んだ村岡訳では、ゼリー→ゼスリー タルト→タート となってた記憶があります。
>805 アン好きだし、あのピクニックも好きだが、気持ちはわかるw
アンたち、ピクニックで綺麗な小さい沼だか池を見つけて妖精気分で踊ってたみたいだけどそれって結構痛い人たちだよねw
痛いっていうかw 今の日本で妖精気分で踊ったらそりゃ変な人たちだけど 娯楽のほとんどなかった時代ののどかな田舎の話なんだから 大目に見てあげないとw
>>808 それを言うなら、現代ストリートで踊ってる人たちも
あんまり変わらないような気がする…
自己満足にすぎないわけだからね。
アンの場合は人目がないところだろ ストリートは人目につきまくるところだから大違いだ
813 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/05(日) 19:35:06 ID:zGW6rQHU
え〜と、アンたちの踊りって、自分のイメージのままの、即興のものなんだろうか? たとえば、奄美大島出身の知人は、今でも親戚が集まると、誰かがサンシンを弾き、 それぞれ踊り始めるという。 その集団に固有のダンスとかあれば、踊るということは、そんなに変わった行為 ではないと思うんだけど。 たとえば、アイルランドの人なんかだと、自然にリバーダンスのステップを踏みそうな 気がするし…でも、アボンリーの人たちはどうなんだろうね、 お祭りの時なんかで、踊るシーンはあっただろうか…
即興だと思う。波打ち際で踊ってるのを レスリーに見られたときも、ドギマギしてたし。 あと、このスレにいる人の半分は、一人でいるとき 即興踊りをしてると思うよ。
しないよ
816 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/06(月) 02:29:01 ID:SmWz3oTK
映画館で踊ったことがあるっす
817 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/06(月) 03:57:13 ID:To1ASqce
>795 前に見たブッシュ妄言録のサイトに大統領は「ゼリーをはさんだサンドイッチが好物」ってあったけど、 あれは寒天状のゼリーでなくてジャムサンドのことだったのか。
小学生の時、即興ポエムも即興ダンスも交換日記もやった。 お茶会もやった。 あとクリスチャンでもないのにマリア像かざってみたりもしてた。 それはほとんど海外の少女小説の影響であった。 友達は忘れているようだが私はハッキリ覚えている。 この記憶をなくしたいいいいいい。
819 :
渚 水帆(作家&阪大のアイドル) :2006/11/06(月) 06:47:31 ID:evjy60rR
4363.夜のバラ園白 返信 引用
名前:渚 水帆 日付:11月5日(日) 15時49分
夜のバラ園 ライトアップされた
白の薔薇もUPしてみました♪
トムは真夜中の庭という児童文学なんか好きでした。
意外な結末に幼いながらびっくりでした!
↓画像は下♪
http://hp.jpdo.com/cgi40/96/joyful.cgi? 新設した画像掲示板遊びに来てね♪
もちろん赤毛のアン好きです♪♪
>818 子供のすることだしかわいいじゃないか。 自分が忘れててふとした拍子に友達に「マリア像飾ってたよね」と 言われるよりいいじゃないかwww
>>814 結構即興で踊る方だ・・・
子供が産まれて嬉しいのは
外で歌ったり小躍りしても割と許される(あやしているように装えるから)ことかな。
5年以上前に家の中で小躍りしていて酷い捻挫をして
今でも寒い日はずきずき痛む。
私もインチキな歌を歌って踊る。 けど、友達と一緒のときはやらないなぁ。 最近になってアンのグリーンゲイブルズ以前がどんなに みじめでつらい時代だったかがわかるような気がしてきた。 子守で連れて行ってもらった海のことが唯一の楽しい想い出で、 チョコレートキャラメルを一つ食べたことが夢に出るほど嬉しいこと。
>>822 そうだよね、アンのグリーンゲイブルス以前って結構悲惨だよねぇ……。
最近「夢の家」を読んでいたら、ジム船長がアンの孤児時代を
「それはちゃんと世話をしてくれるもののない子供によくある
普通のふしあわせ。(中略)レスリーはほとんど悲劇づくめだったですよ」
とばっさりやっちゃったので、ちょっと驚きました。
レスリーの人生のたぐいまれさを強調したかったんだろうけど、
モンゴメリ、主人公を差し置いてレスリーに力入れすぎちゃう?
と思ってしまった。
あー、もしかしたら「夢の家」ではアンは狂言回しで、
真の主役はレスリーなのかも。
アンの時代の孤児には、グリーンゲイブルズに来る前のアンと似たり よったりの境遇の子供が本当に大勢いたんだろうと思う 子供の権利という考え自体が無い時代だし、貧富の差が激しくて、例え 実子であろうが子供を労働力として使わざる得ない家庭も多かっただろ うし…
>>823 普通の不幸せ、はちょっと言いすぎだとは思うが、
アンはグリーンゲイブルズに来てからは幸せになったからねぇ。
レスリーは、28まではずっと不幸続きだったし、
不幸の度合いもアン以上だったから、そういう言い方になっちゃったのかな。
あと、ジム船長はレスリーとの付き合いも長かったから、
より一層レスリーに肩入れしてしまったのかもしれない。
「アンの愛情」で肺結核で死にかけているルビーがあちこちの集会に参加してるのに驚いた。 アンにうつらなかったのが不思議なくらい。
>>823 確かにそうだけど、当時は普通にそういう子供は多かったんじゃないかなぁ。
孤児じゃなくても貧困層とかもそれに近い、もしくはそれ以下の子供もいただろうし。
不幸、幸せではないという状態というか環境というか。
アンは環境さえ整えば幸せ続きだったけど
レスリーはまさに何か運命が横やりを入れてるとしか思えないように
持っている、これから持てるだろう幸せがもぎ取られていく感じだったし。
結婚なんてレスリーは運良くディックが死んでたけど
本来は永遠に逃れることの出来ないものだから
不幸な結婚をすることは、先の人生全ても真っ暗ってことだし。
アンに比べたらメアリーの方が 悲惨だったかもね。 悲壮感があんましないけど… 描くのうまいなぁと思うけど ちょっとドキュっぽくて言葉も荒いし 知ったかぶりや嘘で漠然と嫌われつつ なんか人を引き付けたり仲間になってる子供って いるんだよなぁ。 しかも家事や実務的なことは得意…。 いるいるって思っちゃう。
ジムスを助けたあと2日ほど炉辺荘に居座って(雪で仕方なくだけど) 采配をふるって帰るメアリーが好きだ。 きっとシャキないい奥さんになるだろうな。ちょっと口やかましそうではあるが。
>>829 将来リンドのおばさんみたいになりそうw。
メアリーは酷い奉公先逃げ出した時にお金落として良かったね。
牧師一家の子供たちに出会うことなくそのまま都会に行ってたら浮浪児になって野垂れ死にするか売春婦になってたかも…
>>828 少なくともアンは肉体的な暴力を行使されたことは無かったみたい
だからな…
メアリーは鞭で殴られまくりだったけど
どうだろう。アンはぶたれたことないとは言い切れない気が。 ジョセフィンおばさんに最初にお詫びに行ったとき、 「叱られるのには慣れているから耐えられる」 って言ってるから、初期の北島マヤみたいに、 「役立たずな子だよ!」ビシッ! くらいの仕置きは受けていたのでは。
多少はあったかも。 でもメアリーは他人が見ても「ひどい働かせ方をしてる」と思われるくらいだから よほどひどかったんじゃないか。
掛川訳では、メアリーの両腕は鞭で打たれた痣で真っ黒になる程と 書かれている。 皮膚が剥けているように見えるくらいガサガサな、痩せた腕と細い手 とも描写されている。 明らかに児童虐待なのに、誰も通報しなかったという所がリアルで怖いな… 下手すると殺されてた可能性もあるんじゃ…
そうやって殺された子供も大勢いるんだろうな・・・ 「夢の子供」だったか、ボロ舟に乗せられて 海に流された子供もいたね。
一応0歳で引き取られていて、学校はあまりいけなかったり 子守はあったとはいえ そして寂しさから変な空想少女になっていたとはいえ 割とまっとうに(?)育ってたから、それなりには育ててくれたんじゃないかな。 メアリーなら「恐ろしい子」ってマリラも引き取ってくれなかったかも知れないし その辺はメアリーの方が変に大人というか擦れてるから 事情を理解してごねずに出て行きそう。 孤児院に戻るのはまっぴらだとかいってどこか働き口探しに行ったり 錐の人のところにもらわれていったりとか。
労働も確かにきつかったんだろうけど、 アンがマリラに引き取られるまで、特に辛いと思ってたのは、 「自分が孤児で、どこにいっても私の本当の家じゃない」 と感じてたことなんじゃないだろうか。 マリラに馬車の道中で、生い立ちを話した時に、マリラがそれを聞いて 「この子は、本当の家ができると思って大喜びしていたに違いない」 と思うシーンがあったもんね。
結局出ていっちゃったけどね
メアリーは夫が戦争で片足を失うという試練にあっても、 もとから試練に鍛えられていたから、 「私が商店のおかみさんになるのよ」 と朗らかだったのかもしれないね。
そういう辛い生い立ちなら「自分を一番に愛して、大切にしてくれる人」 はこの世の何にも代えがたいと思う。 出征にずっと反対していたし、絶対失いたくないって気持ちだったんだろうな。 足がなくなろうと、彼が戻ってきてくれたのならメアリにとっては苦労のうちに入ってないかも。 「商店主の妻になるなんて、あたしも出世したもんだわ」って言ってるし。
連投スマソ。
>>838 家庭に恵まれず、辛い状況で育った子供が
その空洞を埋めたくて結婚すると失敗する可能性が高い。
アンが幸せな結婚ができたのは、グリンゲイブルズという「本当の家」ができて、
心から愛された実感を持てたからだと思う。
マリラは確かに辛かっただろうけどね。
そうすると、ギル「僕らのねぐらを見つけたよ」アン「まあ、どこなの?」 のくだりで、新居が遠いフォア・ウィンズだとわかった時のアンのリアクションだが 庭がどうだとか木はあるかとかばっかりで、アヴォンリーの近くでないことに 全く言及しないのは少し不自然かもね。
夢の家が見つかる前からデイブ医師の後任として フォア・ウィンズに行くことは決まってたなかったっけ? ダイアナとそういう話をしてたような気がする。
リンド夫人も双子もいるから、マリラのことは心配しなくていいしね。 それにしても、子供時代のアンにとってマシュウの存在は大きいよなあ。
>>844 同様に、ダイアナの存在も大きいといつも思う
あんなエキセントリックな子に対して
「あんた、おもしろいわね」って、器が大きいw
アンの愛情読み返してて思ったんだけど、 大学で英文学の成績トップな人が なんであんな「アビリルの贖い」みたいな小説を書いて平気なんだろ。
というか、「他の学年の人が雑誌に掲載されていたけれど あの程度なら書けると思うの」って、世間知らな過ぎで笑った。 アボンリー時代の物語クラブのレベルを脱していない気がする。 BP会社のニーズを察して、改変したダイアナの方が才能ありそう(w
アンって文章で稼いだことってあったっけ? 読書期が被ったせいか「海外名作の物書きの少女」 っていうと、若草物語のジョーとたまにごっちゃになったりする。 時代も国も全然違うはずなのに。
849 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/11(土) 03:33:52 ID:SLGTQAK3
レドモンドの三年か四年のときに、雑誌に投稿した『カナリアとスイートピーと聖霊の対話』 (うろ覚えでごめん)が採用されて5ドルか10ドルになったんじゃないかな。 『アビリルの贖い』は別として
なんとなくだけど『アビリルの贖い』は昼ドラみたいな大袈裟なストーリーだったんじゃないかと予想。牡丹と薔薇とか真珠夫人みたいな。
>848 炉辺荘かどこかで、ポールの詩と自分の作品を較べて言う くだりがあったかと 確か自分の書いた小品を喜んでくれる編集者もいるけれど それとポールの作品は全然違うものだと言っていた >846 東大文学部卒でポルノ書くわけがない、みたいな論調だなw
>>850 ハーレークィーンみたいなもんだと思ってる。
ダイアナが勝手に宣伝文句を入れたとはいえ、その宣伝文句があまり浮か
ないような作品じゃなきゃ、BP社には採用されなかっただろ。
>>847 アンってグリーンゲイブルズに引き取られるまで、苦労し通し
の割りに、世間知らず丸出しの発言を連発してるよな
良い所育ちのダイアナや、一見天然っぽいフィルの方が余程現実的だ
ったりするのが
854 :
846 :2006/11/11(土) 12:23:31 ID:q5HjDPG6
>>851 本をたくさん読んでるだろうに
あんな勧善懲悪ものの恋愛話がマヌケだってことになんで気づかないのかな、と思ったの。
ダイアナやハリソンさんに指摘されてもわからないくらいに。
ちょうど中二病だったんじゃね?
少女時代に夢見た白馬の王子様以外は、恋するに値しないと思いこん でるような人が、文学的な恋愛物語を書こうとする時点で無謀過ぎる んだけどな
アンは人の小説の分析は出来ても 自分が書いてるのがロマンス小説だという自覚がないんだな。 アンは結婚後もロマンス小説は読んだのかなあ。 書く話はもう壮大なロマンスではなくちょっといい話とかなんだろうな。
おそらくハリソンさんの批評が一番的を得てるんだろうな。 「人物を金持ちの都会人に設定するべきではない」 「アンの理想のヒーローには現実味がない」 「美辞麗句は一切省け」 「人物が日常語を使っていない。しかもしゃべりすぎ」
>858 典型的な少女漫画設定の雛型だよね。 孤児として辛い現実を見た分、夢に夢を重ねたともいえるけど。 ただ、最後の指摘は仮にもとして小説的技術の初歩としてどうかと思う。
>>857 きっと実際にモンゴメリが書いてた短編みたいな話なんだろうな
アンが後に書いてたような物って
>>858 容赦なく批評して欲しいと言った割りに、ハリソンさんの的確なアドバイ
スに不平満々だしね。
エミリーだったら、ちゃんと聞き入れて反省して、更に精進しようとす
る場面なんだけど。
これが単なる趣味で終わった人と、文学者として成功できた人の差か…
「アンは今度、物語を書いたら誰にも批評してくれ等と頼むまいと決心した。 がっかりさせられるにも程がある。」 ……いくら何でも痛すぎだよアンorz ネットの二次創作小説書きでも、こんなこと言ったら普通に叩かれまくるぞorz
>>862 アンのように感想を請われて、アンのように傷つけられたと
半逆ギレされたことがあった人がいて、それ以後、同じ場面になると
事前に確認するようになったそうだ。
「批評してほしいの?賞賛してほしいの?」と。
ここはアンのイタタを笑うところなんだと思うんだけど なんでみんなそんなに真剣なの。
みんな笑ってるではないか。
>>866 的を射…だね、スンマソ。
アンの小説は結局ローリングス優良ベーキングパウダーの
懸賞を勝ち取ったわけで、それを読んだジョシーが
「あの小説を以前新聞で読んだことある」
などと言っていたところをみると、作品としてはちゃんとまとまって
いたんだろうね。
だけど懸賞小説に応募されただけでなんであんなに怒るかな。
868 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/11(土) 22:40:25 ID:l5X4rWSI
懸賞小説といっても、広告用のもの。 先年、蚊取りの「キンチョー」のCMで、大滝修治と岸辺一徳が出演 する文芸ドラマ風のものがあったのを覚えていらっしゃるでしょうか。 しみじみとした味わいのある文芸調で始まり、キンチョーの商品が登場 して、ニヤリとする笑いでしめくくる… テレビCMだけでなく、同様の登場人物で新聞でも連載小説仕立ての広告が 展開されていました。 ああいう感じになってしまったのではないかな。 アンは、本格ロマンス小説を書いたつもりだったのに、ダイアナが手を加え、 「○○ベーキングパウダーを使おう」という調子のオチになってしまい、 「○○ベーキングパウダーで永遠の家庭の愛を」と言わんばかりの、CM になってしまいました(さぞ名調子だったのでしょう!)。 アンにすれば、なんだか茶化されてしまったような…
アンにしてみれば感動のラストの台詞を変えられて 物語のテーマを否定されたように感じたのでは? 玉ねぎを半透明になるまで炒めてスパイスも別で炒って 時間かけて煮込んだカレーを出したら、味見もせず いきなりマヨネーズかけられたぐらいのショックだよ、きっと。
ダイアナにしたら、味見してからマヨネーズかけたんだよ。 たいしてうまくないので。
他人の作品を勝手に書き換えて勝手に応募したダイアナもかなりDQNだよね。常識ある人ならそんな怖ろしい事出来ないw
そうはいってもダイアナは全くの善意で、 アンを喜ばそうというただそれだけのためにやったんだもんね。 アンもそれがわかっているからダイアナを責められなかった。
ダイアナが得意げに「物語クラブでの経験が役に立った」 っていうところが笑える。 少女期の痛い勘違いを、笑い話として描いたんだろうけど もうちょっと年齢が低い時の方がしっくりきたのかな? ハリソンさんには惚れたよ。 ぼやぼやする、とってなげる、にw 多分アンは理想を詰め込みすぎて現実離れしたんだろうね。 勧善懲悪、美しい修辞表現、物語、理想の人物・・・
実際、自分が求婚されるシーンでさえかなり夢みてたから、小説なんて書いた日には…。
優れた作品かどうかはともかく、アンシリーズファンとしては ベーキングパウダーの恋愛ものも、学生のときに受賞した短編も すごおく読んでみたいと思った。 小説内で作品が披露されているのはアンが頼まれて作った墓碑の詩 だけだね。偉大な詩人にはなれないけれど、、と謙遜していたアンだけど、 詩はしみじみとしたとても良い作品だと思ったよ。 せっかくの力作が悪妻に変えられた時にはアンじゃないが猛烈に腹が立ったw
しかし、あのしみじみとした良作の最後に「ああ!愛しのアンソニーよ!」とか くっつけられたのはちょっと笑った。
未亡人にご馳走したなんとかのフライを返して欲しいくらいだった とかいうのがおかしい。
オランダぼうふう…だっけ? 調べたら野菜みたいだけど、今の今まで魚だと思い込んでいたw >とってなげる 掛川訳ではたしか「ポイする」になってたと思うけれど、 しみじみ村岡訳の偉大さを感じるなあ。
>873 ロイと付き合っていた時でも夢見る少女だったからね(w アンの眉で詩を書くロイにうっとり(出来が名作とは言えない程度には冷静らしい)したり 笑いのツボが異なっていても「憂鬱そうなヒーローにそれを誰が求めるであろう」とフォローしていたり… ロイの求婚を土壇場で断るまではかなりの夢見る夢子ちゃんだよね。 フィルが怒るのも分る(w
辛かった子供時代に正面から辛さを受け止めていたら 作家になれたのかもね。
>>879 フィルはフィルで「金持ちでハンサムで鼻が格好良くて名前がイカス」
男性じゃないと結婚しないなんて言ってたからね。
フィルが本当の愛情というものに気がついていく過程がいいよ。
フィルの手紙という形式だけど、フィルの気持ちの移り変わりが
よく描写されててあの部分大好き。
>>881 フィルの場合はアンとは違って、自分は本気の恋ができるような
性格じゃないと信じていたが故の発言という気がする。
それにフィルは元々男にモテるタイプな上に名家の娘だから、金持ちで
ハンサムで鼻が格好良くて名前がイカス男性を手に入れることも、
非現実的なものではなかったでしょ。
アレックとアランゾって、どっちか名前が悪かったんだよね。 アランゾだっけ? 別に変じゃないと思うけど、日本でいうと「ごん太」とか? (ごんたさんいたらゴメン)
「アランゾなんて名前の人と結婚するなんて」みたいな事言ってたなw ジョナスもどっちかというと変な名前なんだっけ。 日本人の感覚だとよくわからないな。
名前にこだわる作者だけに、ニュアンスが分からないのはつらいとこだね。 誰か研究発表してくれないかな。 アンシリーズ登場人物の名前のイメージと人物描写ー作者の意図した人物 表現ーとかなんとか。
>>881 あの手紙いいよねー。
「ジョナスと恋に落ちたなんて考えたら承知しないから!」
といいながら、追伸で
「どーしよー」
ってなってるのがすごくカワユスw
>>885 名前にこだわるシーンがやたらでてくるね。
丘の家のジェーンでも、自分の呼び名にこだわるシーンがある。
あとアイリーンとかスチュアートという名は筋金入りに嫌味な人物設定。
>>887 「かきつばたあやめ」みたいな感じか>アイリーン
日本人ながらジュデディエはあんまりいい雰囲気じゃない感じしたけど。 アレを読んだ同名の人は不快じゃなかったかな? とは思った。
子ども時代のダイアナが引き合いに出した、「ケレンハパッチ」という 名前の人物は実在するのだろうか…!? コーデリア・フィッツジェラルドとか、ロザモンド・モントモレンシーって、 自分が子ども時代だったら、マジにステキ!と憧れそうな名前。 短編の、「エンジェリナ」という名前が恥ずかしくてピーターで 通してる女性の感覚もわかるわーw
>>890 ケレンハパッチってちょっと原住民っぽい名前だけど
どうなのかな?
トムギャロンさんって人もいたよねw。何となくだけど文字数が多くて変わった名前は旧家のイメージがあるなあ
>>892 トムギャロンって苗字もなんかすごそうだけど、
名前の「ミネルヴァ」ってどうなんだろう。
ミネルヴァ=ローマ神話の知恵と戦いの女神。 (ギリシア神話のアテナに相当) やはり現実離れしてる印象はあるかな。
レベッカ・デューって名前は(´∀`)カコイイ!と思った。
なんかゴロがいいんだよね。レベッカ・デュー。 もはやレベッカとデューは切り離せないw
>>890 >ロザモンド・モントモレンシー
こんな感じの名前を、小公女のセーラが
弁護士の家族に勝手に名づけてたんじゃなかったっけか
西園寺麗華とか姉小路薫子とかそんな雰囲気の名前なのかな コーデリア・フィッツェラルドに代表される、物語クラブで頻出する 名前。貴族的、とか言ってたし。 そういえば、ダイアナという名前すら、マシュウいわく 「恐ろしく不信心者みたいな名前」ってことだったね。
>>889 ジェデディアは実際にある名前だからか、アニメでは「ペパーミント」
になってたね。
ダイアナは月の女神だけどマシュウにローマ神話の知識とか あったとは思えない
>>887 クリスチン・スチュワートとかw
あの人も、大学時代は別に嫌な人じゃなかったのに、
急に嫌な人になって出てきたな。わざわざ嫌な性格にする必要があったのかな。
>>893 すげー。博識ありがd。
>>902 きっとあんまり幸せでない結婚生活だったんだ、と思ってみる。
>>902 アン夫婦の倦怠期に対するカンフル剤になってもらわなくちゃ
ならなかったから。気の毒な役回りだよね。
>>899 ああ解る解る。
そういえば「伊集院」も昔は旧い両家のイメージだったけど
あのタレントのイメージしか今は湧かないや。
今の日本の子供は物語クラブも真っ青な名付けが横行してるけどね。
しかも読めないし・・・。
ttp://dqname.selfip.net/ 今まさにorzしてきたとこだ
昔「鳳/里」「編/理」という姉弟に出会って
びっくりしたことあるが、まだまだでしたw
トムギャロンはなんだか怪獣みたいな
響きだなーと子供の頃思ってたなあ
ギャって音自体、日本の名前にはまず無いからねえ
>>899 フィッツジェラルドの「フィッツ」には、王の庶子という意味があるみたい。
王さまの愛妾に子供が生まれると、フィッツロイだのフィッツジェイムズだの
フィッツジェラルドだの、という姓を貰う。勿論貴族になる。
トムギャロンさんは個人的にかなり好きなキャラだw。 たったひとりのお客であるアンのために家中の灯りを灯して最上のおもてなしをしてるくせに一族にまつわる悲惨な怖ろしい話ばかり聞かせてアンを怖がらせたりして面白い婆さんだと思ったw
>>905 私はやっぱり伊集院は「少尉」だなあ。
ノラって名前の女性いたよね。猫みたいと思ってしまった。
あと、レスリーは名前と苗字と両方あったような。
>>905 あ、これ? 偶然なら結婚して奥のレスww
>>910 そうw
トムギャロン、貸すネグリジェを「死んだ時に着てた」なんて言い残すのが・・・
私だったらもう怖くて脱ぎ捨てて、ダッシュで帰るかも。
アンが今身近にいる友達だったら
つ空気嫁
つ自分語り乙
つ妄想乙
と脳内で突っ込みいれそう。
赤毛のアンと小公女を読み終えた幼少のみぎり、 この少女2人が出会ったら、さぞ会話に花が咲くだろうと思った。 周囲は誰も入ってこない&入り込めないだろうが。
アンの空想をセーラは適当な相槌を打ちながら熱心に聞いてくれるだろうし セーラの作ったお話にアンはうっとりしながら聞きほれてくれるだろうね。 でもこういう人同士はふたりで世界を作っちゃだめかもw やっぱアンにはダイアナ、セーラにはアーメンガードみたいな ときどき現実に引き戻してくれる友人が必要だよ。
「ダイヤモンド・プリンセス」って名に大喜びしそうだなw または「セーラだなんて地味すぎる」って 仰々しい名前を思いつきそうw
待てよ、アンはダイヤモンド好きじゃないんだっけ。
でも炉辺荘のラストでもらったダイヤはいろんな意味も相まってうれしそうだった。
>>901 .クリスティのミス・マープル物で、アスタルテ(フェニキアの月の女神)
の祠にまつわる事件があって、容疑者の女性の名前がダイアナ。
その描写から見る限り、英米では月の女神=異教認定な感じがする。
日本人にとって太陽=女神ぐらいの一般的認識なのかも。
>>917 一神教は異教にうるさいからなぁ。
リンド夫人は牧師が「異教徒といえども永遠の地獄に落ちるとは限らない」
って言ったというだけで激怒してたしね。
布教のための金が無駄になるとか言って。
さすがに信心深い人は発想がちがうw
アンが理想の家庭を想像したら、 なぜかギルバートがうろちょろしてるってくだりにワロタ しかし家の仕事を「威厳にかかわる」からやらないような男って 夫として激しくむかつくけどね。 たとえばゴキブリが出て悲鳴上げてるのに、 夫が物憂げな表情で座ってたら 私ならはったおすけどw
夫をはったおすよりゴキブリをはったおしたほうがいいよ
922 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/16(木) 12:28:48 ID:ySq3txXW
>920>921 コーヒー牛乳吹いたwww
923 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/16(木) 17:35:56 ID:Khl0NaeE
理想の男性像…日本の昔の映画を見ていても、森雅之や上原健といった 当時の素敵な男性は、物憂げな表情は似合っても、割ぽう着は似合いそうも ありませんよね。家庭で何の役にもたたなそう、昔の典型的ハンサムって。 あと、ロンドンに住んでいた時、知人のイタリア夫人が「イタリア男はね、 まめに愛情は示すけれども、老いも若きも、なぁんにも家事はしないものよ。 イギリス男は、私たちから見ると、イタリア男のほうがかっこいいな、 なんだか物足りないなって感じだけど、庭仕事とか部屋の模様替えとか 結構役に立ちそうなのよね」と言っていました。 ギルバートもたぶんアングロサクソン、庭仕事とか、クリスマスの飾りつけとか ほいほい、やりそうですね。
確かにサンタのコスプレ(愛の家庭だったはず)なぞ ロイはしそうにないな。
エプロンも似合ってたらしいしw
926 :
コーネリア :2006/11/16(木) 21:06:38 ID:RKeLZ4HL
「ヨセフを知る」っていうのはキリスト教圏ではなにか 特別な意味のある言葉なんだろうか。 そもそもそのヨセフがヤコブの息子のことなのか、イエスの父のことなのか イエスの遺体を引き取った人なのかもわからない。
>925 あれってボンネットも被っていた位だから 女装して街を練り歩くようなものかもね。
>>928 まぁ大学生が好きそうなことだよね。
今なら服も女性の物着るだろうけど。
こういうをバンカラ(ドイツ語だっけ?)の気風というのかな?
>>927 ユーモアを解するってんなら
夢の解き明かしをしたヤコブの息子に通じるかも。
イエスの父(マリアの夫か)はヨセフだっけ?
いっつも「ヨサク」と思ってしまう。
>>930 牧師志望のムーディは頭の半分髪の毛を刈り取られるという
洗礼に遭っているから、結構やんちゃな気風なのかもね。
余興で女装するのって、昔からあったんだなw
>932 その後自分が牧師が適職がどうか悩んでいるから 現代に通ずるいじめと言えなくもない。 アンへの「にんじん」発言もそうだけれど、やられた側とやった側の落差は大きい
ジョセフィンおばさんに 面白そうな人ですし、見た目ではそうでもないですけど と言えるアン・・・ 相手が気に入ってくれたから良かったけど 人によっては怒っちゃうわな。 アン本人は邦題タイトルが「赤毛のアン」だと知ったら怒りそうだなー。 まったくやりきれないことでしょうよ。
>>935 初めてのパフスリーブをマシューがプレゼントしてくれた時、
マリラは「一度だけねだっただけで、あとは一言も言わなかった」
って言ってたけど、ちょこちょこ口に出して欲しがってたはずだ。
割りに一言多いのがこの子の特徴か。
>>936 頭の中で留めておけばいいことまで口に出てるんだろうね。
直接ねだったのは一度だけって事かな?
しょっちゅう憧れる憧れるとは言ってたわな。
あの「きれいじゃないんですもの」には度肝を抜かれたけど
「育ててもらう、置いてもらう」ってことに遠慮したり卑屈にならないところが
うまくいったのかもしれないね。
自分だったらそれだけで萎縮して、文句言わない代わりにいじけた性格になりそう。
普通は赤の他人に引き取ってもらって衣食住事足りるだけでも贅沢なんだろうけど。
そういう子供らしさが良かったのかな。
ジョシーって意地悪で人望ないのに、ダイアナの催したパーティーに 参加してる(招待されてる)のが疑問。 アンいわく、「粒よりの人たちだけなのよ」ということだが、 ジョシーは粒よりの仲良しの一人に数えられてるのかしら。 おかげでアンは意地張り合戦で屋根から転げ落ちる羽目になる。
ジョシー招かなきゃ後々面倒な事になりそうだからじゃない?粒選りと言いつつ毎日連んでるお馴染みのメンバーだったんだろうなw
子供の頃、エピソードを端折った感じのを読んだきりだったのですが このスレの皆さんが楽しそうなのでシリーズを再読してみようと思います。 訳はいくつかあるようですがどなたのがお勧めですか?
不評な点もあるみたいだけど、 自分はなんといっても文章のきれいな村岡花子訳が読みやすい。 はしょってある部分は完訳クラシックの掛川訳で補ってます。
>>938 自分も、ジョシーはエリス的存在だったと思ってる。
(ギリシア神話の争いの女神。ある宴に招かれなかったことに腹を立て、
黄金のリンゴを投げ込んだせいでトロイア戦争が起きる)
あの性悪だから、争いの種をまくぐらいはお手の物だろう。
943 :
940 :2006/11/18(土) 23:39:24 ID:WodONnc3
>>941 ありがとうございます。
私が昔読んだのもたぶん村岡訳だと思います。
村岡訳で完訳はないのですか。ちょっと残念ですね。
原書にトライしようとかとも思ったのですが植物の名と教会関係の言葉が難しくて。
村岡訳を参考に原書で補完もいいかもしれませんね。
とりあえず図書館で何冊か読んでみることにします。
すんごい嫌なやつの上に自分を無視することすら許さないとは ジョシー・パイ、恐るべし。 フィリパが「ディッケンズの小説を読むとおなかがすく」と 言っているけど、アンを読んでてもかなりおなかがすく。 マリラの「プラムのお菓子」、一度でいいから食べてみたかった。
ジョシーをパーティーによばなかったらパイ一族はダイアナだけじゃなくバーリー一族を敵と見なしそうw。
単に「粒選りの人たち」という言い回しを使ってみたかったという可能性もある。アンの場合。
>>946 すげー新鮮な解釈なうえ、多分に当たってそうでワラタ。
私が今使ってみたい言葉は「けれん味」。
実は、イマイチ意味がわからないので、ググってから使ってみよう。
掛川訳も読んだけどやっぱり村岡訳に帰ってしまう。 神山訳が欲しくて色々さがしてるんだけど見つからず。 ああ神山訳が欲しいよう。
みんなーどこに行っちゃったの? Σ (゚Д゚;)も、もしかしてパーティ? 私だけ呼ばないなんて、ひどいわ! うちの変な音の時計鳴らしながら、屋根の上歩いてやる! ……っつーか、そろそろスレ立てだよね。 次は「アンの友達」?
>>949 次スレは980あたりで間に合うんじゃない?
発表順だとそうだっけ>アンの友達
いっつもわからなくなる。
951 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/21(火) 23:53:07 ID:QzTuIPV3
赤毛のアンシリーズって、発表順と、シリーズの巻が一致しないんじゃなかったっけ。 たしか 『アン』→『青春』→『愛情』→『夢の家』→『虹の谷』→『リラ』 →『幸福』→『炉辺荘』だよね。 『友達』と『めぐる人々』がどの辺に来るのかは?どうだったっけ。
>>951 おお!発表順が知りたかったんだよ。アリガト。
『幸福』に登場する人物は『夢の家』には一切出ておらず、
『炉辺荘』には顔をだしてるあたりから、『幸福』はけっこう
後の発表だろうとは思っていたけど、『リラ』よりあとなのね。
>>951 順番そうだったんだ!自分はアンや子供たちの成長順に読んでいったからリラが最後だとすっかり思いこんでたw。
炉辺荘が最後だったとは…リアルタイムで発表順に読んでた読者はガッカリしたんじゃないかなあ。
炉辺荘の最後のほうのアンは嫉妬に狂うおばちゃんみたいになっちゃうし…まあ最後は丸く収まったからいいのか?w
クリスチンに勝ち誇って終わった、みたいな感じだったからねぇ…炉辺荘
こちらのサイトで調べました。
ttp://www.tickledorange.com/LMM/ 赤毛のアン Anne of Green Gables 1908
アンの青春 Anne of Avonlea 1909
アンの友達 Chronicles of Avonlea 1912
アンの愛情 Anne of the Island 1915
アンの夢の家 Anne's House of Dreams 1917
虹の谷のアン Rainbow Valley 1919
アンの娘リラ Rilla of Ingleside 1920
アンをめぐる人々 Further Chronicles of Avonlea 1920
アンの幸福 Anne of Windy Willows 1936
炉辺荘のアン Anne of Ingleside 1939
「リラ」と「めぐる人々」は同じ年に書かれてるみたいね。
>>955 だから「夢の家」の冒頭で、
「ダイアナは私たちが彼女に会ってから3つ歳をとり…」ってなってるんだ。
「幸福」でもちょこっとでてくるのに、とかすかに疑問に思ってました。
自分的には発表順より時系列の方が読み返すときはしっくりくるけど、
スレタイはどっちでもいいです。
957 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/23(木) 12:49:49 ID:BD/zoTK4
>「リラ」と「めぐる人々」は同じ年に書かれてるみたいね。 「めぐる人々」はアンで有名になる以前に雑誌に発表した短編のアンソロジー。 ちょこちょこアンの名前を書き足してアヴォンリー風味を加えただけのもの。
今日のアニメのアン、超ウザス 実際に目の当たりにするとウザなタイプだなアンは
>>957 そうだったんだ。
それでアヴォンリー本として出したのが1920年なんだね。
>>958 今日の話はあんまり内容がなかったね。
ただアンがグダグダ言ってるか叫んでたかだけでw
アンのウザい点ばかりが前面に出た話だった。
でも、最後のマシュウの笑顔に癒された。
アニメのマシュウは全てが愛しい存在(つД`)
いろいろ勉強になるなあ。リラが前だったこともびっくりだったけど、 幸福と炉辺荘がその後16年のブランクの後に書かれていたというのも 興味深い。
私も以前、リラが先って知ってびっくりした。 でもウォルターの頭に十字の影がかかってるってのは 後から書いたからなのか、伏線張ってたんじゃないんだ と思った記憶がある。 アンは大家族になったから余裕がなかったのかも知れないけど 自分が孤児で苦しんだのだから寄る辺のない子供を一人くらい引き取ればいいのに と思ったりしたのでリラがジムスを育てたのは なんか子世代で恩を返した感じがしてちょっと嬉しかった。
963 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/24(金) 13:30:43 ID:SFMVAmbe
中年に成ったアンってプチブルで、キリスト教的博愛精神のうすい人のような気がする。 「足ながおじさん」みたく社会活動したりみなしごを引き取ったりするタイプではない。 けっこう貧乏人の子に冷たいかも。
>>963 実際に孤児のメアリーの為に色々としてあげたのは、牧師館の子供達(特
にユナ)とミス・コーネリアだしな…
大家族は田舎では珍しくないし、お手伝いさんもいるし、医者の嫁が農家の嫁
よりも特別忙しいということはないだろうし…
965 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/24(金) 17:51:35 ID:E6X017CD
おしん、だって、自分は奉公先で恩を受けたけど、自分が経営者になった 時は、恵まれない子にどうこうということはなかった。 頑張って中流に参入すると、生活や体面を守るのに必死になってあまり 人に対して余裕がないものなのかも。
自分の子供たちの世話で精一杯だったんじゃないかな……。
子供6人だもんねぇ…。スーザンがいてもいっぱいいっぱいだったんじゃないかな。 でもリラがひとりで頑張るって意地はってたからってアンとジムスの絡みがないのは寂しい。まあ息子たちがみんな戦地に行ってそれどころじゃなかったのかもしれないけど
確かにこれ以上子供を引き取る余裕はなかったかもしれないけど、 メアリに対して何もしなかったのは引っかかる。 炉辺荘での描写を見る限り、我が子に近づいてほしくないタイプだったのは事実だろうけど… 同じ孤児として共感することもなく、子供たちに有害な存在としてしか見ていない感じなのが哀しい。 素行が悪いのは本人の責任じゃないのに。 世間体を気にせず、懐が深いミス・コーネリアのほうが実際適役ではあるんだろうけど。
アンは牧師館の子に対してもちょっと冷たいような気がする。 私が読んだのは端折られまくった村岡訳なんだけど 完訳版では、アンや村の人が牧師館の子たちをたまに招待して たっぷり詰め込ませて帰すとか、そういうことはしなかったのかな?
アンは自分が親がいなくて愛されない子ども時代を過ごしたから、 「我が子には」そういう思いをさせたくないっていう方向性 なんじゃないかと。 我が子だけが大切ってなっちゃったのかもね。 そういうところに魅力がないからか、炉辺荘、虹の谷は 1度読んだきり読み直そうとは思わなかったな。他のアンブックスは 数え切れないくらい読み直したけど。
教えているときは 生徒たちには愛情深く接していたけどね。 ズル休みした子の代わりに舞台の代役を務めた子のエピは 短かったけどなんか良かった。
アンは、ミス・コーネリアがメアリを引き取るとアンに告げたとき、 「そうなってくれたらと思っていた。」みたいな事を言いませんでしたっけ? アンはメアリの境遇に自分を重ね、内心心配してたんだとうれしく なった覚えが。 アンはメアリがたんなる哀れみから引き取られるより、子どものいない 家庭に引き取られ、役に立ち必要とされるほうがいいと思ってたと 脳内補完してます。 炉辺荘にはメアリの居場所は無いように思うし。 メアリを引き取ろうかどうしようか相談されたマーシャル・エリオットさんの、 即決っぷりが男ットコ前で実に好きだ。
そういう考え方もあるか…
自分はアンが厄介払いできてほっとしているようにしか見えなかった。
せめて何日かでもメアリを炉辺荘に泊めるとか、
食べるものを持たせてあげるとかしていれば違ったんだけどね。
子供がいない家だからって大切にされるとは限らない。
まあ、ミス・コーネリアならありえないってことはわかっていたんだろうけど、
それだけになんかもにょる。
>>965 、
>>970 の意見は合ってると思う。
自分の子供を持ってからは、他の子に目を向けるゆとりがなかった感じ。
穿ちすぎ、といわれればそうかもしれないんだけど、「夢の家」では 漁村とか入り江の村って、経済的には一段劣った下町っていう イメージがあった。レスリーの「あの漁村の一番醜い娘のように…」という くだりとか。 実際、炉辺荘では漁村の人は教養がないっぽく描写されてたし。 で、「夢の家」でアンが「私、入り江には行きたくないの」という台詞を 言ったとき、もう漁村の貧乏人とは関わりたくないのかな、と思った。 ここで言われている中流意識はいつごろから芽生えたのかな。
ひどくつらい体験をした場所には大人になったからといって 行きたいとは思えないってことだと思うけど ヘンな例えだけど、小学校では友達たくさんで楽しかったけど 中学でいじめられたとしたら、小学校の同窓会には行くけど 中学校の同窓会には行かないだろ
子供の頃から選民意識の塊だったからね。 アボンリー時代に中流意識、大学入って教養人意識、 医者の妻になって上流意識。
977 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/26(日) 05:23:09 ID:DWFLGqAz
アンと友達に成れるのは、きれいで才気があってジョークのわかる人だけ。 ぶさいくで教養のない凡人は憧れても近寄れない。。。外見でまず差別されるし。
978 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/26(日) 05:29:50 ID:DWFLGqAz
レスリーくらい美人なら、外見だけでアンの方が憧れてしまうようだけど。 チャリーは出目でも性格は悪くないだろうに。家柄も孤児のアンよりはましだろうし。
えらい言われようだな、アンww
>>977 そうでもないんじゃない。ノラ・ネルソンは美人ではないし
ユーモアを解す人じゃないけど、アンから友達になりたがったし、
キャサリン・ブルックだって、嫌味でアンを嫌っていたけどアンから
仲良くなろうと努めていたし。
外見が綺麗、もしくは強烈な個性がある人が好きなんだろうね、アン。 性格はいいけど凡人、とかは眼中にない感じだし。
虹の谷やリラの場合はアンは主役じゃないからね。孤児を助けるためにアンが活躍しちゃったらアンが主役を食っちゃうからじゃないか?
ジェーンが兄貴の代わりに求婚した時、アンに断られて苛立ったのがなんかわかる気もする。 もちろん、自分でプロポーズ出来ないからって、妹に代わりにさせる兄貴は情けないし、 ジェーンも「名誉あるアンドリュース家との結婚」などと思ってた所は痛いけど、 アンがその後「この事でビリーが悲嘆にくれたりしなければいいと思うわ」なんて言うから ジェーンもなおさらムカついて「兄には他にも気に入った女性がいるから」と言ったんだろうな。
984 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/26(日) 14:13:41 ID:opsd3xTK
アンは善良な正直者でも、恥ずかしがりとかどんくさいのはダメなんだろ。 アン自身はビリーとかチャーリーとか、強気のイケテル女の子に相手にされない喪男に 好かれそうだけど。赤毛のソバカス孤児にしてはプライドと理想が高過ぎ。そんでもって 金持ち美男のロイを袖にして。。
ジェーンは「不器量でちっぽけな稼ぎ屋」で
「才気にあふれたことなどは言ったためしがない」けど友達やってるよね。
人を傷つけるようなことは言わない、とは書かれてるけど。
(プロポーズ事件等ではかなりキツいこと言ってるが)
やはりアンの理想が高くなる前に絆ができていたから?
>>984 人の価値を本当に決められるのはその人自身だけ。
見た目や境遇がよくなくても、自分に自信と理想があれば
いい男をつかまえる可能性はけっこう高いよ。
孤児だろうがお嬢様だろうがロイみたいなつまんない男には退屈するだろうよ。 姑も小姑もいやな感じだし。
>>985 子供の頃からの友達だからまだアンの価値観も違ってたんだろうね。
そういえば「夢の家」の嵐の夜の時も、「こんな時、ダイアナかフィルか
プリスかステラがお喋りしに来てくれたらいいのに」とアンが言ってたが、
「おい、ジェーンはスルーかよw」と突っ込みたくなった。
もうこの時点ではジェーンはアンの中では友達としての位置は低かったんだろうな。
まあ、ジェーンは母ちゃんも嫌な人だったからそれもあるのかも。
>>987 ジェーンとは体罰論争で対立してるし、アンがアンソニーを
打ったあとは「それみたことか」と言われたのを根に持っている
のかもしれない。
アンの愛情では、ジェーンの手紙もつまんないと書かれていた。
990 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/26(日) 17:24:44 ID:80B42iOA
アンは才気のある友達が好きなんだよね。ジェーンとかダイは幼なじみだから「友達」 だけど、やっぱ大学時代の知的レベルの高い友達の方が大人の友情では面白いんでしょ。 アンは選民意識強いよね。「ヨセフを知る一族」ってのも選民じゃない?今で言うと、マイミクを 選ぶようなもんで、場の空気を読めない奴はグループに入れたくないとか。
>アンは善良な正直者でも、恥ずかしがりとかどんくさいのはダメなんだろ。 善良な正直者で恥ずかしがり屋でどんくさい人… マシューがまさにそんな人だったね。
……
そろそろ次スレですが・・・タイトルどうします?
>>950-957 あたりを参考にしてもちょっとわからないスマソ
もうすでに「友達」がとんでるんだから、 普通に時系列順で「幸福」でどうでしょうか。
同じく時系列順でノシ
999 :
なまえ_____かえす日 :2006/11/27(月) 03:55:18 ID:9pxkFjOe
姉ちゃん、すんばらだよ。
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