ムーミン谷の冬

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102なまえ_____かえす日
+15℃。ムーミン谷の住民は外で元気に遊ぶ。
     フィンランド人は日光浴をする。
+10℃。スナフキンが旅に出る。
     フィンランド人は花壇に花を植える。
+5℃。ムーミン一家は冬ごもりの準備をする。
     フィンランド人はオープンカーでドライブする。
  0℃。ムーミン谷の川が凍る。
     フィンランドのヴァンターヨキ川の水は、ほんの少し凝固する。
−5℃。ミィがマフラーをつけてスキー遊びをする。
     フィンランド人は庭で、夏の最後のソーセージをグリルする。
−10℃。ムーミン一家は冬眠。おしゃまさんが水着小屋に棲みつく。
    フィンランド人はシャツを長袖にする。
−20℃。ムーミン谷の住民は暖炉の前で過ごすようになる。ミイは巨大な雪だるまを作る。
     フィンランド人は夏至祭りをおしまいにする。秋の到来である。
−30℃。ミイは雪だるまと格闘してぽかぽかする。
     フィンランド人は、洗濯物を屋内に干し始める。
−40℃。ムーミン谷住民は薪が切れて凍死。ミイはみんなの墓を面白半分に作る。
     フィンランド人は屋台に行列する。
−50℃。冬眠していたムーミン一家、永遠の眠りにつく。
     フィンランド軍は、本格的な冬の到来までサバイバル技術の訓練を延期する。
−60℃。ミイは誰もいないムーミン谷に飽きておさびし山へ移住。
     フィンランド人はビデオを借りて家の中で過ごすことにする。
−70℃。ムーミン谷は氷河に覆われる。
     フィンランド人は、コスケンコルヴァを屋外に保管しておけなくなり、
     いらいらする。フィンランド軍がサバイバルの訓練を開始。
  
生粋のフィンランド人に対抗できそうなのは、ミイだけか。