1 :
鳥見多三郎:
シブガキ隊の名曲(?) CATS & DOGS の主題歌に乗せて
榊原郁恵や水島祐ら、豪華声優陣による
明るくはつらつとした動物達の物語だった大ヒットNHK人形劇。
…に、魅せられて原作を手にとってみて内容の救いのなさに
あいた口がふさがらなかった諸兄達も多かろう。
何はともあれ、思う存分語ってくれたまへ。
2 :
なまえ_____かえす日:04/09/25 15:44:12 ID:rz+iQAhP
もょ
3 :
田倉新吾:04/09/25 19:15:37 ID:Vi96c8Ln
「さらば、おやじどの」は内容があまりにも現代っぽくて
ちょっと作り物っぽく感じてしまった。
4 :
なまえ_____かえす日:04/09/25 21:10:52 ID:zYL2jYe1
原作しか知らない。
救いのなさが好きなんだよ
「ひげよさらば」に関しては、原作と人形劇とでは
結末や全体を貫くトーンなどもさることながら、
名前も(NHK的には)かっこよくアレンジされている。
原作 人形劇
片目 → 一文字
探し猫 → 夢追い
歌い猫(♂)→ フラット(♀)
他にもいたけど思い出せない。
あと、原作ではホイホイは既に殺されてしまっていて
話の中でしか出てこないが
人形劇ではレギュラーキャラだったり、
原作でははっきりと書かれていない(あるいは事実じゃなかった?)
「大喰らいが陰で犬達の手引きをしていた」ことが
人形劇ではストーリー全体のキーポイントだったりする。
学者猫→テツガク
なぞかけ猫→ウラナイ
かけごと猫→オモテカウラカ
「シャナリ」と「ゴキゲンヨウ」は原作ではなんだっけ。
「星から来た猫」は名前はそのまんまだけど、なんつーか…。
7 :
なまえ_____かえす日:04/09/26 11:19:32 ID:McnMfk0v
あれ? ウラナイは原作でも占い猫って奴いなかったけ?
なぞ賭け猫は人形劇では出てこなかったように勝手に思ってました。
人形劇での一文字はえらくかっこいいキャラなのに
原作での片目が自分の思想(つーか妄想)に凝り固まってる偏屈野郎で
原作読んだ時悲しかったなあ。
しかも最後があれだしなあ。
でも原作のほうも結果的にはナナツカマツカの丘が平和な猫の楽園になる点は
ハッピーエンドと言えるのかも知れないけど。
人形劇もストーリーは結構練られてたと思う。
ラストが「犬も猫も鼠もみんな仲良くなりました」〜でさえなければ。
何だか取ってつけたような結末だなーと当時から思ってました。
原作読んで謎が氷解した。この内容のままじゃNHKの子供向け人形劇じゃできんわ。
原作でヨゴロウザがマタタビに溺れていくくだりがあったけど
人形劇ではカットされてたっけ? 少しはあったかな?
人形劇も最初はまあまあ良かったんだけどね…
途中から露骨に路線変更してたような気がする。
ヤックン、フックン、モックンが出て来たあたりから、何が何やらもう…
>ヤックン、フックン、モックンが出て来たあたりから、何が何やらもう…
出てたねーそういえばw まあ榊原郁恵が主人公の時点で暗い結末には成りそうもないけど。
「ひげよさらば」の元ネタが学生闘争だってのはよく言われるけど
「さらば、おやじどの」は1980年前後の世相そのものかな?
美作村虐殺の話とか芥子の栽培とかは何かの史実に基づいてるんだろうか
12 :
なまえ_____かえす日:04/09/27 21:11:24 ID:ieZn3lfN
殿御の提灯ぶうらぶら
提灯なれば灯を燈し
嫁御の谷間の道しるべ
提灯提灯ぶうらぶら♪
13 :
なまえ_____かえす日:04/09/27 21:44:20 ID:8uvtsJEH
なんでこの本が児童書に分類されるのかよくわからないのは私だけではないはず
14 :
なまえ_____かえす日:04/09/27 22:14:18 ID:63Lf7TlT
うむう。題名に惹かれて買っては見たのだが
泣けた泣けた。
ここまで滂沱の涙を流したのは「はてしない物語」と「銀河鉄道の夜」と「指輪物語」以来だ。
たしかに児童書ムキではない。
小さいころに、かすかーに見た記憶のある(たぶん赤ちゃんのころ)
人形劇だったと知って、さらに興味津々。
そこでDVD買って見たんだが・・・あまりの筋の違いに萎えました。
しかもあいだが抜けてるよ?
なんかオープニングだっさいし。プリンプリンのほうがましじゃ。
それにしても「星から来た猫」にはワロタ。
>11
自分は上野氏の創造だと思う。
「目こぼし歌こぼし」の自分より弱いモノを生贄にみたいのも
普遍的な恐怖を形にしたっぽく思える。外国の「Lottery」って話にも
同じような安全弁設定があったし、人類共通の暗部なのかも。
ハードカバー版の後書きによると、少なくとも作者はコレを児童文学のつもりで書いたらしいが。
まあギリギリ子供向けの線ではあるかな。大人向けかというとそうではない気がする。
でも「ひげよさらば」にしろ「さらばおやじどの」にしろ性的な表現は隠喩とは言えストレートに出てくる。
すいません、原作を読んだのですが、NHKは見てないです。どうも、ラストがかなーり異なってるようですが、もしよろしければ、メル欄でもいいから片目と主人公のその後だけでも、教えてください。
原作の片目は最後がやりきれなかった。しかも、何も(文字通り)残らなかったなんて。
人形劇の最後はどーってことない。ハッピーエンド。
片目(人形劇では一文字)の苦悩とかも最終回の頃は何もない。
ただし、犬も何匹かは最後まで生き残る。
俺は始めて読んだ時は片目の最後にとった行動が腑に落ちなかった。
確かに片目が脳裏に描いていた幻想は幻想でしかなかったとしても
結果的にはナナツカマツカの丘は平和になったんだからそれでいいじゃん、と思ってた。
「さらばおやじどの」で印象深かったのは、人殺しの罪に問われている若者の母親が
自分の責任をとりに奉行所にやって来る話だな。今の世の若年犯罪者の親に読ませてやりたいよ全く。
みんな、原作初めて読んだのって何歳だった?
人形劇見てたのは小5〜小6の頃
原作呼んだのは…大学入ってからだったと思う
23 :
なまえ_____かえす日:04/09/29 20:02:11 ID:9hXYjnXB
就職してから
夢の挫折というのが妙に自分の心境にマッチした
人形劇は原作とはかなりラストが異なっていたようですね。
子供のころ、あの無理心中のラストが強烈だったので、かなり驚きです。
片目は理解しがたい行動で終わったけど、主人公をただ利用しただけではなかったと思いたい。
でもヨゴロウザは結局死んでない訳だしな。
片目もよくわからないがヨゴロウザも結局何考えてるのかよくわからんかった。
26 :
なまえ_____かえす日:04/10/01 00:35:13 ID:mcfS8tdI
ヨゴロウザは自分ですよ
けっきょく自分が何をやりたいなんか本当は分からないんだ
そして永遠と思っていたものも憧れもいつかまぼろしになる日が来る
それが大人の悲しみだ
大人の悲しみを書いた作品でしょうこれは
>>26 なんちゅうか、模範生っぽい答えだな。
でも(年齢だけは)大人になった今読み返すとなると
逆に読んでて辛いものがあるような話だよなあ。
大人の悲しみを書いたというのは真実だが、
読むのはやっぱり子供時代のうちがいい作品かも。
古本屋で探してるけどなかなか見つからない……
>>28 ハードカバーは物凄く分厚い。(広辞苑みたいだった記憶が)
たしか何年かあとで出た文庫版?では上下二巻だったはず。
牢番頭という役職を「さらば、おやじどの」ではじめて知りました。
31 :
28:04/10/02 20:59:47 ID:s7RaGfkm
>29
新書版(3分冊)の上巻と、文庫版の下巻は持ってるんですけどw
ハードカバーの棚も探してみます
新書版とか文庫版では作者自身でコメントとかしてるのかな?
このスレに触発されて再読中。
最初に読んだのは10才ぐらいの時かなあ。
そんなこんなで、20年前に親に買ってもらったこの本もすっかり黄ばんでしまい、
古本特有の嫌な臭いがプンプン。結構辛い(でも頑張る)。
ハードカバー版で、今250ページあたり。
34 :
なまえ_____かえす日:04/10/04 09:36:41 ID:29yVTbHd
もう一度読んでみたいけどなかなか見つからない
読んでから10年たつけれどよみかえしたら
違う感想が出てくるんだろうなあ
衝撃のラスト
読んだのは小学4年の頃だったか。
移動図書館の本の中でダントツの厚さ、
しかも良く分からないカバーイラストのせいで、
誰も読もうとしなかった。
それなら俺が読んでやる!って意気込んで借りたが・・・
いやぁ、疲れた疲れた。
本は重いわ、犬との戦いは目を離せないわ、
助かったと思ったら、あのラストだし。
でもすげー話だとは思った。
あんな終わり方する本読んだの初めてだった。
(戦争物を除く)
で、友達にも読めと勧めたんだが、
やっぱり誰も手を出さなかった。
それからしばらくしてNHKの人形劇になると聞いて、
友達に宣伝しまくった。
放送当日、わくわくしながらテレビの前に座ったさ。
もうね、泣いたね。
泣きながらテレビ消して布団にもぐりこんだ。
みんなに見せたかったのはこんなんじゃないって。
そんなわけで人形劇のラストがどんななのか、
気にはなりつつも見なかったのだけど、
このスレのおかげで大体分かった。
でも1つだけ気になるので、質問させてほしい。
「ひげよさらば」ってタイトルは、人形劇では意味なし?
なし。(ご愁傷様w)
38 :
33:04/10/10 00:39:30 ID:ru2+j5Y7
ようやく再読完了。いや〜おもしろかった。
結局、最初から最後までいいヤツだったのはサグリと学者猫だけだな〜
などと思いつつも、なんとも身勝手な連中も好きで好きでたまらないのだが。
タレミミの悪のカリスマにもシビれてみたり。
救いのなさは感じるけれど、「猫に団結は無理」ってことで実に理にかなった物語だと思う。
原作ではさがし猫となげき猫が最後カップルになってたけど、
人形劇ではユメオイ(さがし猫)とフラット(歌い猫)という組み合わせだったような気が…。(うろおぼえ)
>>38 >原作ではさがし猫となげき猫が最後カップルになってたけど、
>人形劇ではユメオイ(さがし猫)とフラット(歌い猫)という組み合わせだったような気が…。
それであってる。確か人形劇ではなげき猫にあたる役はいなかったと思う。
その代わりかどうか知らんがヨゴロウザの半恋人みたいな役で
ハネッカエリという思春期つっぱり娘猫がでてた。
40 :
33=38:04/10/10 02:11:00 ID:ru2+j5Y7
うほっ 過疎板なのにずいぶんと早くレスが。ありがとう。
ハネッカエリ、う〜ん、記憶にないなあ…。
41 :
なまえ_____かえす日:04/10/10 18:24:56 ID:mmUFTlHP
>>39 途中で死んじゃったオナゲキってのがいなかったっけ?
嘆き猫は最後、人形劇ではどうなったの?
41です。
人形劇に登場したオナゲキ(おそらく嘆き猫が原型)は、
流れ者で以前クロヒゲとつきあってたとかそういう設定。
なんかどっちかっていうとヤクザの姐さんみたいなノリだったような。
確かでてきてすぐに死んじゃったと思う。
クロヒゲは原作でも人形劇でも意外ともててたな。
やっぱり男っぽさがうりだから♀キャラには受けがいいのか。
「さらば、おやじどの」の話があまりというか殆ど出ないが
あんまり読んでる人はいないのか?
新吾のオヤジさんは作品を読む分にはすっげーいいオヤジだと思った。
作品中でも新吾がオヤジさんに反発したり恨んだりする場面は皆無だったし
最後も「俺がオヤジの息子だってことを証明したい」みたいなこと言ってたよね。
47 :
なまえ_____かえす日:04/11/04 00:15:40 ID:TKkGyMl9
「さらば、おやじどの」に出てくる不良グループの頭、かっこよすぎな上に強すぎ。
しかも医者の息子。非の打ち所が無くてなんか納得いかない。
・・・今ふとおもったんだが、江戸時代の医者の息子って身分としてはそんな高くないのかな?
一応侍としての身分もあるんだろうか?
48 :
なまえ_____かえす日:04/11/22 12:11:17 ID:YiD7X5MZ
人形劇もちょっとトラウマだった。
犬に追われて木の上に逃げたけど、テツガクがしがみついていられなくなって
落ちちゃって犬に食われるシーンはそのままではなかった?
49 :
なまえ_____かえす日:04/12/01 20:35:35 ID:lc45oOtz
>48
食われてはいないよ。かみ殺されたんだ。
人形劇の方もそうなんだけど、確かすぐには死ななくて、猫たちに看取られ、
何か言い残しながら死んだような気が。
ラストにヨゴロウザが話していた虎猫の父親って
さがし猫だよな?
ヨゴロウザは名無し猫と言っていたけど名無し猫は
ヨゴロウザに殺されたと思うんだが
>50
猫が鼻を噛みちぎられて生きていけるものかどうかは知らないが、死んだという描写はない。
六角堂の戦いでヨゴロウザの走馬灯に出てきたので誤解しそうだが。
家に人形劇の画像を使った絵本が一巻だけあった。
読んでると、すごい昔に見たのに覚えてるシーンがあって楽しかった。
ハネカエリとか星から来た猫とか、いたなあそう言えば。
保守
54 :
FLA1Afi088.tky.mesh.ad.jp:04/12/21 18:50:59 ID:wyt4Vua+
テスト
ひげよさらばの原作の
オオウネリ(ものすごくでっかいヘビ)がでてくるシーンが結構好きなんだけど
人形劇でもあのまんまやったの?
56 :
なまえ_____かえす日:05/01/16 22:59:48 ID:295N/ZAa
上野瞭の作品はかなり面白いのに、現在はどこにも売ってない…
「ちょんまげ手まり歌」「目こぼし歌こぼし」「日本宝島」
再販されないかなぁ。
57 :
なまえ_____かえす日:05/02/09 21:50:31 ID:Qtyayt+b
なつかしーっ
ヨゴロウザ好きだったよ。
でも寂れてるねココ。
ビデオとかでてたら見たいなあ。
DVDが出てるよ。
みんな青いよね
_, . .- . .-‐ー- 、_
,. :'´/_ ̄ー_,>‐ヽ:ー:\、
/: .:; ィ'´ノ'´/: : : : : : ̄ヽ: \
/:/:/〃//: : : .:/: : : i: : : ヾト、ヽ
/ / { jlイ :/: .:/: .:l: : :i: :| : .:.:lヘヽ〈i
/:/:/ 〉イ///:.:.:/ :/.:| :!.:| .:j :.:l :l .:V.∧
|// /: :〃:.:/.:イ才> !:|.:l /j_r」/ .:.:Y::::l
l|;' :{ : :i :|;イK‐' 1アリヾ !|:l :/;∠!//:〈:/:i}
N: !: : l: :ハヘ ` ' ノ'´'Lソ ク::/::|:イ|!
!ハl: : :!: : トヽ\ :、 イ/:|::! ′
!ヘ : :l.:.:.:!:k ̄ ‐- ´ ‐'´/:イ/
ヾヘ:.:ト:ヽ\ , イ::///
〉`¨7'‐=、`_‐く;∠イ '´
/ ,イヘ、 |:::/〉
/-∠、_  ̄ `" !
/-―- 、 \`‐、 ヽ
俺が死んでも、俺はもう一人いるのだからな・・・
61 :
なまえ_____かえす日:05/03/12 17:00:04 ID:bLswLQsT
理論社のぶあつくて高いの買って読んだよ
確かにラストは衝撃、そして諸行無常。老い衰えて過去を知る者もほとんどいなくなって。
でも世代は交代し日々は続いていくという、ちょっぴり不思議な明るさのあるエピローグ
ヨゴロウザと片目の記憶にまつわる話がせつなくて胸が締め付けられるようだったね
二本足のばあさんと「かあさん」の記憶、片目の「おとっつあん」という台詞
猫という動物は勝手気ままに見えてどこか他者に依存しているところがある、そんな
寂しさや哀れさが出ていたよ
いい年して初めて読んだけど読んで良かったよ
62 :
なまえ_____かえす日:05/03/14 16:07:41 ID:YF0LV2RX
ちょんまげ手まり歌傑作です。
芥子ぽいものを生産して、暮らしている村、足の不自由な村人たち、
やさしい殿様のいみは、
井上洋介さんの挿絵も雰囲気をだしています。
児童文学というにはあまりに残酷で、図書館とかにもあまり置いてないですが、
探してぜひ読んでください。
63 :
なまえ_____かえす日:05/03/20 23:13:29 ID:PVOrPrNd
懐かしい
なんとなくひげよさらばのことを思い出して
検索してたらこのスレにたどり着きました
原作は読んでないけど人形劇とはだいぶ違ってるんだね
放送当時は小学生だったけど、ほとんど欠かさず毎日見てました
個人的にはけっこう強烈な印象が残ってるんですけど
でもプリンプリン物語なんかに比べると世間での認知度は低いね
少し前にテレビのバラエティでプリンプリン物語の話が出て、
榊原郁江が自分もヨゴロウザ役で人形劇をやってたって言っても
反応がなく、自虐気味に”誰も知らないよね〜”って言ってたのが
少し悲しかったですね
64 :
なまえ_____かえす日:2005/03/29(火) 14:22:07 ID:By4289Rf
今だったら「また鬱展開か」のひとことで片付けられてしまいそうだ。
ほんまにEVAの残した爪跡は大きいで(正確にはその後続いた雨後のタケノコ連中のせいか)。
>>64 このスレへの書き込みなの?よくわからない・・・
つーか未だにエヴァンゲリオン引きずってるのは一部特殊な人々だけじゃん?
>65
エヴァ見てる/見てない、引きずってる/ひきずってないに関わらず、その後安直な鬱話がやたらに
はやったせいで、鬱展開すなわちダメ展開、と内容も見ずに切り捨てる人が増えた、とそゆこと。
くわしくは鬱展開でぐぐれ。
みんながみんなアニオタなわけでもなし。
もちろんこの板にアニオタがいてもいいけど。
「鬱展開」というのが何かわかって
その上うんざりするのはごく限られた人なんだろう。
児童書読んでて
その上ひげ読んでる人もものすごくまれなんだろうなあ。
今まで会ったことないよ本当。
>66
ひげよさらばとエヴァとを同じ土俵で語るのはあんたくらいなもんだと思うぞ。
ま、別に悪かないけど。
なんでもかんでもエヴァを引き合いに出して語る世代ってのはごく限られてる。
はっきり言って。
70 :
なまえ_____かえす日:2005/04/04(月) 14:24:14 ID:n9EJfAP9
砂の上のロビンソン読めや。
71 :
なまえ_____かえす日:2005/04/16(土) 21:27:14 ID:u27sYDEU
日本宝島の
鉄の仮面の女の挿絵がトラウマです
72 :
なまえ_____かえす日:2005/04/19(火) 22:53:56 ID:svhkf4mo
タレミミの過去に痺れた
大泥棒と片目の痴話げんかに、これ児童書じゃねーよなーと思わされた。
73 :
なまえ_____かえす日:2005/04/20(水) 22:12:47 ID:wP9lIGRp
>>72 痴話げんかは男と女の間での喧嘩だと思うんだが
74 :
なまえ_____かえす日:2005/04/21(木) 01:55:36 ID:jciTqSr7
いや、そうだった。すまん。
つまり、大泥棒が片目の恋人の心を盗んだっていう過去がある、っつー関係がさ、いいなと思って。
75 :
なまえ_____かえす日:2005/04/23(土) 23:29:31 ID:VZAJ5atF
映画化希望
ガーフィールドが出来るなら出来る
動物の毛のフサフサをCGで再現するのはものすごく面倒な作業らしいよ。
その点でガーフィールドの映画は確かに凄いね。
邦画の予算じゃあ無理だろうな。
ぼのぼのは可愛かったよ。
雑ではあったけど、できないことはないでしょ。
「目こぼし歌こぼし」は中学時代、国語の授業で取り扱われた。
印象的だったんで、もう一回読んでみたいけど絶版か。
「ちょんまげ手まり歌」読みたいんだけど手に入らないなぁ
猫達が元の生活に帰っていくときの、
黒ひげと大泥棒、占い猫のじいさんの台詞が全部胸を打つわ。
82 :
なまえ_____かえす日:2005/05/04(水) 04:52:28 ID:K6Nfn7j4
はじめまして。
人形劇の「オモテカウラカ」と言う猫が好きでした。
修学旅行の薩摩焼の絵付け体験で湯飲みにイラストを描いた覚えがあります。
「ナナツカマツカ」と「ナナマガリショ(七曲署)」をごっちゃにして
覚えてました。
小説は文庫で、多分、人形劇放送中に読んだのですが、かなりの衝撃で、
話の詳細はあんまり覚えてないのですが読後のぼーぜんとした感覚は今でも
忘れられず、心に残ってます。
人形劇は、ラストに近づくにつれ、人形も傷だらけ仕様で、楽しさは
無くなって言ったような・・・。
どんな風に終わらせるかキョウミシンシンで最終話を見て、なるほどね〜と
思った気がします。
長々書いてすいませんでした。
>76
ふさふさに金かけすぎて、他が全部おろそかになって、ふさふさしか
売りがない映画って、たしかあったよな。
星から来た猫って電波系?
そうです
この話で一番辛いのはいい奴だけが死んじゃうことだよ
肝心の「おまえ一回犬に噛まれとけ」と感じさせるような猫は最後まで生き残ってたりするし(誰かは言わない
え?
ソノコロとか?
オオグライがいい奴なのかは疑問だ(ネタバレスマン)
ソノコロって誰?
おいぼれ犬ね
ソノコロは、仲間になるんじゃないかと思わせておいて
完膚なきまでに仕方の無い奴で終わったな。
上野先生厳しいよ
オオグライは原作では犬の味方かどうかははっきりとは書かれてないはず。
疑惑はあったけど。
おいぼれ犬は人形劇ではちゃっかり最後まで生き残ってハッピーエンドしてたw
大泥棒のキャラが、原作ではちょっとよくわからないのですが
主人公(ヨゴロウザ、片目)以外、生き残り組は全員ハッピーエンドだったな・・・みんなちょっと変われたって感じで
さがし猫なんざ恋人つくって新生活だし
それに比べてヨゴロウザ、片目は・・・
こんなものは終わりでも何でもないぞ。そいじゃな、片目。
うらない猫のじいさんの台詞がかっこよすぎる
>>95 本当、ね。
そう。だから原作も実はハッピーエンドなんだよ。
犬もみんな死んじゃって住みよい環境になったんだから。
お堂で一緒に暮らすなんて不可能なことぐらいわかりそうなもんだし
みんな片目とヨゴロウザのおかげで幸せになったんだからそれで良しとすりゃいいのに。
片目だけ狂ってたとしか考えられないから俺は原作の終わり方が凄いとは思えないなあ。
片目の狂気を描ききった辺りが凄いのでは>ラスト
でも片目の気持ちはとてもよくわかるものがある。
片目はそもそも同じ猫とは思えないほどに精神性が違うし。学者猫への弔い方を見てもさ。
黒ヒゲや大泥棒の、心からの賛辞つーかな、それすら片目には届かなかったのかな、と思うとつらいけど。
名無し猫と星から来た猫が未消化だったな
まねき猫(だったけ?)の「星から来た猫でも追っかけてるんじゃない?」とかいう台詞も何だったのかわからなかったし、名無し猫も何でヨゴロウザ殺そうとするのかとか。
片目の「とっつぁま」とか過去とか、ヨゴロウザと会うまで一体何やってたのかとかは最後までわからなくても良いと思ったけどね
>>100 未消化だから、エピローグに思い出したように付け加えた、って感じだね。
人形劇の星から来た猫は、なんかスゴいビジュアルショック。
過去はほのめかされる程度でいいんだな、と思った。
片目が恋人を大泥棒にとられたとか、片目の子供が犬に食われたとか、そういうことを口にしない感じがいい
消化不良の部分があるけど、面白いし印象に残るんだよなぁ
欲言えばもっと読みたかった、できれば「ひげよ、さらば完全版」で
片目ってよく狂ってる狂ってるって言われてるけど
ヨゴロウザなんてDQNの上に2重人格・・・
ちょんまげ手まり歌、読んだよ。
何だこの児童文学。
ちょんまげ手まり歌、何故終盤から急速にファンタジーになるのよ
>>106 ファンタジーにしなければケリのつかない話だからではないかと
片目は極上のツンデレ
ちょんまげ手まり歌
目こぼし歌こぼし
日本宝島
さらば、おやじどの
この4作品は完璧に直系かつ鬱なだけでウンザリだな
さらば、おやじどの、好きなんだけど
あからさまに(発表当時の)現代社会とだぶらせて書いているのが
読んでてちと鼻につくというか。
でもあれ読んでひねり餅食べたいと思った。
目こぼし歌こぼしを教材にしていた学校って、正直言って色々な意味でスゴイと思う。
おたまちゃん萌え
目こぼしで語り合いたいのだが誰もいなさそうだな
誰もいない!
「もしもし、こちらオオカミ」面白かったぞい 挿絵がうざったかったが。
上野瞭の描く魅力溢れる女性像は、変に具体的な挿絵を描かれると逆にシオシオとしぼんでしまうから、挿絵書く人って本当大変だと思うわ
おとき萌え
「そいつの名前はエイリアン」読んだ人いる?
なんか微妙だった
まあね。さむらい出てこないし
人形劇版を最初に見たから人形劇版の方が好きというの人いない?
やっぱり子供の頃に受けた印象って大きいよ。
石碑囲んでフォークダンスもいいと思う
みたことないし見る機会もない!
先に人形劇見たよ。どっちが好きかというのは比べられないというか
人形劇は原作と別もんだと思うけどきらいではない。
ただ最後のあのいがみ合ってた犬達や鼠達とすら共存で終わりっていう幕切れは
子供向けとはいえあんまりだと思った。
目こぼし歌こぼしの映画化希望
片目は受け
さがし猫はどっちも
ヨゴロウザ(へたれ攻)×片目(誘い受)で
なぞかけ猫はくずれ猫とは別じゃないの?
あと、タレミミはソノコロの息子じゃあないと思うよ。
沈め!もっと深く沈むのだ!
誰か教えて欲しいのですが、
「目こぼし歌こぼし」の最後、なぜあの乞食は、三ノ庄での出来事を知ってるんでしょうか。話の伝わるはずがないのに。
七十郎を「アダウチどの」とか言ってるけど、テレパシーか何かで見てたんですか?
スレよ沈め!もっと深く沈むのだ!
「だ、だ、だ、だ・・・・」
「DAT落ちだ!!」
ほしゅる
×××が別の生き物のように、太くなった。
135 :
なまえ_____かえす日:2005/11/19(土) 10:32:53 ID:jR956Pmi
殿御の提灯ですか。
>>125 亀レスだけど見てみたい気がする。
後、前から思っていたんだが、ヨゴロウザと片目は出会わないほうがよかったのだろうか?
自分は結果的にああいうことになってしまったが、あの二人(二匹?)は出会うべくして出会ったと思いたい。
それと、あの後から最終章?にかけてヨゴロウザってどうやって生きていたのだろう?まあ、なんとなく猫として生きていたのかなあ。
>>136 最終章で歌い猫とも上手くやってたようだし、片目の件で傷心しながらも
普通にナナツカマツカの猫社会に戻ったんじゃないの?
139 :
なまえ_____かえす日:2006/05/01(月) 15:10:02 ID:iJiP9UMD
幼稚園の頃、すごい大雨の日に家で一人で見てて、ヨゴローザが他の奴に
ボコられたのがすごい恐くて、しばらく近所のノラ猫どもが恐かった。
もしやオレもボコられるのかと…。
みんなで協力して「ひげよ、さらば」のことをWikipediaに書きませんか?
この過疎スレで漠然と呼びかけても難しいんじゃないか。
叩き台を作ってみい。そしてここでみんなが手を加える。
145 :
なまえ_____かえす日:2006/07/17(月) 14:45:40 ID:NB7Yat5r
146 :
なまえ_____かえす日:2006/08/17(木) 14:18:33 ID:evIaKkCV
NHK人形劇版のオオグライの声が
佐藤B作だったことだけ鮮明に覚えている。
オオウネリのシーンで鳥肌立った
148 :
なまえ_____かえす日:2006/09/27(水) 16:41:57 ID:ANljOuQv
久しぶりに読もうかな
149 :
なまえ_____かえす日:2006/09/27(水) 17:35:41 ID:F7pQsUyT
ユメオイ(声・ひかる一平サン)が原作に出てるか気になる。
出てなかったら、読むのはずっと先になりそう。
ユメオイのベースになったキャラ(探し猫)なら出てるよ。
とは言えユメオイとはちょっと性格が違うし、
そもそもストーリー自体人形劇版と結構違うから、
人形劇の方に思い入れが強いと違和感あるかもね。
151 :
なまえ_____かえす日:2006/10/07(土) 15:02:06 ID:qG/6NoEL
152 :
なまえ_____かえす日:2006/10/08(日) 10:20:38 ID:oy8sL+f0
今図書館で検索したら、上野さんの作品が大量にあった。
まずはひげよ、さらばから読んでみよっと。
連投ごめんね。
ちょんまげ手まり歌が手にはいらんわ・・・
154だけど、ちょんまげ手まり歌も図書館にあったよ。
ちなみに札幌市在住です。
借りるんじゃなくて、コレクションにしたいのかな?
a
ごめん、「ひげよ、さらば」原作面白くなかった・・・。てへ。
テレビでやってたのは大好きでした。
俺はどっちも好きだけど、あれだけテイストが
違えばそういう人もいるだろうな。
しかしそういう話はこの板より懐ドラ板とか向けじゃないか?
そうだね。あんまりにも原作と違いすぎる。
161 :
なまえ_____かえす日:2006/12/18(月) 01:13:07 ID:w/Di8yXz
ナ
以前読んだよコレ
オオウネリの登場シーンとその後の圧倒的な強さに鳥肌たった
あー、確かにかっこよかった<オオウネリ
ひげよさらばは、犬猫意外の種族(じいさま蛙とか)が結構出てくるけど、
なかよしこよしじゃなく、種族の特性がシビアに生かされているのがいい。
オオダンナの「もういいですよ!」が面白かった
165 :
なまえ_____かえす日:2007/02/17(土) 16:03:57 ID:YBhoD+1M
いま読み返してるよ。
166 :
なまえ_____かえす日:2007/03/05(月) 19:25:38 ID:5uQWa0vy
幼稚園時〜小学校2年時まで俺の手さげは「ひげよさらば」だった
紺色でしっかりした作りで、隅っこにヨゴローザの絵があった。
167 :
なまえ_____かえす日:2007/03/23(金) 20:30:55 ID:rhozGMy1
学者猫…
168 :
なまえ_____かえす日:2007/03/26(月) 18:10:52 ID:jZb5Hlm3
やっと読み終わった記念カキコ。児童文学、しかも動物主役物で
男同士の心中ラストって、やっぱありえないよなぁ…
学者猫が命を落とすくだりで、助けにやってくる歌い猫はかっこよかった。
決して余裕があるばけじゃなく、慎重に慎重に、それでも歌うのはやめないあたりが。
香具師は死ぬなら死ぬまぎわまで歌い続けて逝きそうだ。
ラストでも、もう歌うのが苦しそうなくらい老いてるのに歌ってたよな。
171 :
なまえ_____かえす日:2007/05/26(土) 15:07:56 ID:ECBA+WCm
age
172 :
なまえ_____かえす日:2007/06/01(金) 14:09:16 ID:wc1LFryv
星からきた猫とヨゴロウザがくっつかないのが軽くショックだった…
>>172 人形劇で見て、一緒になって欲しいと子供心に思ったけど、
原作でもそうなんだ…
人形劇版の星からきた猫はヨゴロウザを導く神秘的存在みたいな
扱いだったけど、原作のは単にオスを惑わせるだけのちょっと電波風味な
メスネコみたいだったからなあ。正直、くっつかれても困ると言うか。
とりあえず、原作と人形劇版の相違点とか箇条書きにしてみるのは
どうでしょ?それをWikiに載せるとか。
人形劇版の資料持ってる人が少なそうだからなあ……。
映像ソフトもレンタルとかじゃ見ない上に一部しか出てなかった筈だし。
177 :
なまえ_____かえす日:2007/06/07(木) 22:34:04 ID:8RHZBUia
人形劇版では怪我はしたけど、隻眼にはならなかったような記憶がある。
そういやテレビ版じゃ冒頭の老ヨゴロウザのヒゲがない理由は結局明らかに
されないままだったんだな。そこで原作の展開を踏まえて考えてみた↓。
一度は平和になったがある時犬たちと猫たちの諍いが再発→
その中で六角堂内での争いが元で火災発生→
避難する犬たちと猫たちだが一文字は火を消そうとして逃げ遅れる→
それを知ったヨゴロウザは危険を顧みず救助に向かう→
自分も火傷を負いながらも一文字を助け出すが大火傷を負った
一文字は間もなく息絶える→
命懸けで仲間を救おうとしたヨゴロウザの思いに打たれた犬たちと猫たちは
もう絶対に争いは起こさないと誓う
てな感じで。で、ラストではヨゴロウザの話を聞いてた子猫たちは
ユメオイとフラットの子か孫と判明、そこにやってきたフラットの「ひげよさらば」
の歌(もちろんヨゴロウザがモデル)に合わせて踊り、それを見ながら
回想に浸るヨゴロウザ、という具合。
冒頭に老ヨゴロウザなんて出てたのか。
さっぱり覚えてないや。
182 :
い:2007/06/14(木) 23:23:16 ID:GY16CMgE
m
183 :
なまえ_____かえす日:2007/06/29(金) 18:33:03 ID:ReSXs1LQ
今、「さらば、おやじどの」を読んでる。
子供を恐れる大人とか、親殺しとか、鬱屈した熱情を抱えて引きこもる若者とか、
今日的なテーマが満載で驚いた。
今から二十年以上前にこういった作品を書いた作者もすごいけど、
これが児童書として出版されてたってこともすごいなぁ。
184 :
なまえ_____かえす日:2007/07/08(日) 01:25:26 ID:6YZT/1sS
>>183 あの話は時代劇の体裁を借りて現代の話をやっただけだから。
正直、当時読んでいて現代の問題を無理矢理時代劇の事物に置き換えてるのが見えて
苦笑した覚えがある。
ま、内容は面白いんだけどね。
185 :
なまえ_____かえす日:2007/09/21(金) 15:33:52 ID:wDILtEyQ
ageときますかね
186 :
なまえ_____かえす日:2007/09/21(金) 16:29:49 ID:lz3G3/Qx
そうだね
187 :
なまえ_____かえす日:2007/10/07(日) 02:23:19 ID:fxW2qU9W
DVDの完全版は出ないのかなあ?
小学校の頃、大好きでした。
今出てるやつは完全じゃないの?
189 :
なまえ_____かえす日:2007/10/19(金) 13:25:57 ID:YQszUDCF
初めて原作を読んでいる。
すごいなあ!人間性を見抜く作者の眼力は!
思春期に読んでいたらすぐ投げ捨てていた
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197 :
なまえ_____かえす日:2007/10/24(水) 17:21:19 ID:UMAub0PD
風俗勤務女= 魔界 ◆RC3h9.WHho = 東芝産業システム社
198 :
なまえ_____かえす日:2008/01/08(火) 11:26:04 ID:MbPIZC00
去年の終わりからちょこちょこ読んでる
目こぼしがすごく好きだ
って、まだ住人いますか?
199 :
なまえ_____かえす日:2008/01/21(月) 10:03:40 ID:UjoCQ9WS
いる
人形劇は物心つく前に放映していたんで見たことはないけど、家にテレビ文庫の一巻だけあったなあ。
一文字の造形のかっこよさに惚れこんでたな、子供心に(笑
兄弟から話だけ聞いていて(と言っても、あっちもうろ覚えなのか、今思うと話の筋がめちゃくちゃだった)、
いつか見たい、いつか見たいと思い続けて早二十年。
今現在出てるDVDは、買う価値ありますか?
DVDは確かダイジェスト版だった筈だから、
全話を通しできちんと視聴したいという目的なら不向きかな。
ただ、全話のソフト化はされていないので、映像を手元に
残していつでも見たいなら現段階ではこれしか選択は無い。
単に何話か見てみたいというだけなら埼玉のNHKアーカイヴスで視聴可能。
場所によっては地方のNHK局の番組公開ライブラリーでも見る事ができるらしいので、
住んでいる場所によってはそれで済ませるのが簡単かもね。
偶然だが図書館で借りたDVD「NHK人形劇クロニクル」の
「ひげよさらば」を見たばかりだ
第一話とずーっと飛んでテツガク負傷の前振りから
最終話までが収録されているんだが
何かラスト付近のぬるさに・・・泣けた
こんな話じゃないだろう!
人形は可愛いけど
まあ、子供向けの全国放送で焼身自殺をやる訳にもいかんだろうw
それを抜きにしても和解ってのはどうかと思うけどね。
俺には原作の片目の焼身自殺ネタもなんかいまいちだった。
片目の理想が全く実現しなかったのならともかくさ、
まがりなりにも一時期は犬どもに対抗するため猫同士団結して
最終的には(偶然だけど)犬どもは全部死んじゃった訳だからして
ナナツカマツカに住む猫達的には実は結果オーライなんだよね。
その後みんなバラバラの生活に戻ったところで
そもそも狭いお堂にナナツカマツカ全部の猫が一緒に住むのは無理があるんだし
それくらい常識だってこと片目だってわかってると思っていたのに。
なんか自殺するほど幻想を抱いてたってのはあまりにも片目がガキみたいで
無理矢理な結末だなあと思ったよ。
確かにね。
片目の最期はあれ???ってなった。
終盤の片目は明らかに正気を失っているでしょ。
あれはガキっぽいとかそういうのとは違うと思う。
207 :
なまえ_____かえす日:2008/03/19(水) 00:59:49 ID:z5duL+Li
>>202-203 まあ、テレビ版(特に中盤以降)の方は「争い合ってた異なる種族同士
が平和共存に至るまでの長く苦しい道のり」といった流れだったからな。
いわば反戦思想とか、原作とはまた違ったテーマを織り込んだ作りだったように思う。
その割には自ら毒物を身にまとったオオグライ(だっけ?)が
犬の群れに突っ込んで、敢えて噛ませる事でタレミミ一派全滅、
しかもオオグライは奇跡の生還という特攻賛美まがいの
手段で脅威を取り除いていたようなw
211 :
なまえ_____かえす日:2008/04/28(月) 20:20:00 ID:4XcjImLe
人形劇ののどかさには(といっても幼児にはかなりハード)、原作は受け付けなかった。
幾らか年上の少女たちは、シブがき隊に夢中。
そういう人らに人形劇の主題歌を歌ってみせたけど、無反応だった。
あれはヒットしなかった?
212 :
なまえ_____かえす日:2008/05/28(水) 23:25:30 ID:vCyqV0kw
シブがき隊自体、タノキンとかチェッカーズとかに比べて二級アイドルだったからねえ。
まあ当時は野村のヨっチャンは苦渋舐めてた頃だったけど。
213 :
なまえ_____かえす日:2008/06/05(木) 01:20:08 ID:3xPbqsYq
テレビ版(特に中盤以降)の方は「争い合ってた異なる種族同士が平和共存に至るまでの
長く苦しい道のり」といった流れで、いわば反戦思想とか、原作とはまた違ったテーマを
織り込んだ作りだったように思う。 また放送コードの関係からか原作の片目は、テレビ版では
「一文字」という名前になっており、性格づけも結構変わっている。なお原作ではヨゴロウザ
はストーリーの途中で右目をつぶされているが、テレビ版では右頬に大きな傷をつけられる
という形に変わっている。
ちなみに原作の流れはというと、犬たちは毒餌か何かに手を出し勝手に全滅、それまで
六角堂に集まっていた猫たちは敵がいなくなった途端それぞれの縄張りに帰ってしまい
勝手気ままな暮らしに逆戻り、団結はあっさり解消してしまう。この事に絶望した片目は
しばらく抜け殻のようになって暮らしていたが、ある日突然丘の外れにある「人食らい夜叉堂」
に火を放ち、ヨゴロウザを道連れに死のうとする。そこから命からがら逃げ出したヨゴロウザ
はその時に過去の記憶を取り戻すが、それは飼い主だった老婆が病気を苦にして家に火を
放ち、ヨゴロウザを道連れに死のうとしたというものだった。つまり今の片目と全く同じ事をして
いた、というオチな訳。
正気を失った片目がヨゴロウザと無理心中をはかるラストが衝撃だった。
人形劇のラストの輪になって踊るイメージが強かったから、
大学の図書館で原作見つけて読んだときびっくりした。
これは完璧余談なんだが、最近「デッドボール×ツツイヅツ」って本を読んだ。
主人公の幼馴染の飼っている三毛猫の名前がヨゴロウザだった。
たまたま偶然とかじゃなくて、奥付に出典が書いてた。
このスレ以外で「ひげよ、さらば」の話できる人がまわりにいないから、
小説に出てきた猫の名前がヨゴロウザだっただけで、ちょっとテンションがあがったよ。
「ひげよ、さらば」って自分が思っているよりか、
ずっとメジャーな作品だったんだなと実感。
>>214 その本持ってるから確かめたけど、奥付の出典には載ってなかったよ
確かに名前の元ネタは「ひげよ、さらば」だろうけど。勘違いじゃない?
本当だ奥付に書いてない。自分なんか勘違いしてたようだ。
三毛猫だったからかな、根拠もないのに元ネタは「ひげよ、さらば」だと思い込んでたよ。
それより
>>215が「デッドボール×ツツイヅツ」を持っている事にびっくりだ。
>>215も“やまコミ”で当たったの!?
毎年読み返してる気がする。
ここ三年くらい。
218 :
なまえ_____かえす日:2008/09/10(水) 14:35:38 ID:DZdmUfMw
つるし松ってどんなの?
「砂の上のロビンソン」とかもこちらでいいのか?
あの話、登場人物ほとんどの態度に
ものすごく苛々させられた(特に父親)
子供のころ衝撃受けた小説だったけど今読むとまた違った味わいがあるな。
なんとなく片目とヨゴロウザってタメかと思ってたけど読み返すと結構
片目は年食ってるってのが泣ける。
当時は片目がただのDQNに思えたけど、なんだか
今は気持ちがわかるように思った。
221 :
なまえ_____かえす日:2008/11/17(月) 07:45:56 ID:3n2TgAWu
あげ
222キタ━(゚∀゚)━!!!
223 :
なまえ_____かえす日:2009/03/08(日) 15:08:50 ID:teO//p34
誰もいないのね
224 :
なまえ_____かえす日:2009/04/04(土) 21:52:47 ID:SaWmBNd5
ひげよ、さらば。懐かしい。
小3のときに読みました。
私の読書体験の原点のひとつです。
225 :
なまえ_____かえす日:2009/05/20(水) 13:39:11 ID:Qi+fmaiE
もう誰もいないのかね
人が常駐して活発に動くスレの方が児童書板では珍しい
227 :
なまえ_____かえす日:2009/05/27(水) 02:48:59 ID:Y4F3GCjh
先生は宝島が好きだった。
介護をしてお母様を看取った話をされていたのに
気がついたらもう先生がお亡くなりになっていた。
大学時代一番好きな授業でした。
絵本「青ちゃんと黄色ちゃん」「トリゴラス」などスライドで紹介された物は全部持ってます。
有難うございました。
ご冥福をお祈りいたします。
228 :
なまえ_____かえす日:2009/08/09(日) 02:17:04 ID:SwKnWfaY
衆院選、民主勝利後の最悪シナリオ
民主が国政第一党になる
↓
公明「外国人参政権などの党としての本懐で民主党と一致した」
民主、公明の連立政権成立
↓
国政での外国人参政権が成立
国政選挙で民主、公明、社民更なる躍進
↓
人権擁護法が与党の賛成多数により成立
行政、在日朝鮮人、中国人、宗教法人を批判すると罰せられる様になる
↓
国籍法の更なる緩和
日本国籍と生活保護資格だけ持つ、日本人の血が一滴も入ってない中国人が急増
↓
在日朝鮮系、中国人系の国会議員も出現
親中国の自民議員が民主に寝返る
自民党完全無力化、または解散消滅
↓
日本乗っ取り完了
「民主党の正体」 で検索
230 :
なまえ_____かえす日:2009/09/07(月) 10:05:46 ID:QWqVLz9O
231 :
なまえ_____かえす日:2009/11/24(火) 15:52:00 ID:bM5mq5h0
原作も人形劇も、違った良さがあり、大人になった今も忘れられません。
大好きな物語です。
原作本は一生の愛読書だと思って大事にしてます。
折に触れて読み返してます。
人形劇は再放送か完全DVD化されない限り全話は見られませんが…。
>218
ツルシ松は、そういう種類の松がある訳ではなくて、
オトシダネ(人形劇ではゴキゲンヨウ)の縄張りである松の木、の通称だと思います。
人形劇では、左右に大きく枝分かれした形の松が出ていましたね。
これはナナツカマツカのモデルとなった実在の山に
実際に生えている松を参考に作ったらしいです(当時)。
ちなみに六角堂やその他もモデルありだそうです。
(どのくらい現存しているかは不明)
人形劇以前に映画化の話もあったらしいですが、立ち消えになったそうですね。
でも、今思うとこの長さは3時間でも表現しきれないと思います…。
原作とストーリーは違いますが人形劇のほうは全話トータルで36時間
OPとEDの歌を除いたとしても正味28時間くらいはあるはずです。
いるさ、おまえの隣に
今日、じつに三十年近くぶりに読み返した。
ヨゴロウザと星猫はやはりせつない。
233 :
なまえ_____かえす日:2009/12/09(水) 07:52:42 ID:nQEMsue7
初めて読んだ小3時は、3週間近くかかったけど、
いまならゆっくり読んで3時間で読めるな。
234 :
なまえ_____かえす日:2010/01/04(月) 11:43:24 ID:nrx6ZQmZ
> 233
速読できるのか!? Σ(゜□゜)
さがし猫が好きだ。
ヨゴロウザも良い。
「おれは、リーダーなんてくそくらえだと思っている。
しかし、みんながおれにその役を押しつけるなら、
くそくらえのその仕事でもやらなきゃならんだろう」
235 :
なまえ_____かえす日:2010/01/07(木) 22:52:04 ID:iaB7G/0v
>>233 小三でよく読めたな、すげぇーな
四年生でも、五年生になっても読めなかった・・・
236 :
なまえ_____かえす日:2010/01/13(水) 14:58:47 ID:wOfmRTmL
↑だね。224さんもだけど。
自分が初めて読んだのは中学生だったよ。
237 :
なまえ_____かえす日:2010/01/13(水) 21:10:44 ID:FISbMQba
224=233です(笑
あの枕みたいに厚い本を読み通したことは、子ども心に自信になりました。
今考えると、本に興味が無い親が、5千円近くする本を買ってくれたことが不思議です。
片目が好きでした。ちょっとナナメってるところが。
238 :
なまえ_____かえす日:
原作から入った人には評判の悪い人形劇だが、
あの原作のキャラから人形のキャラをデザインした人は天才だと思った。
それから人形劇での声優。どのキャラも恐ろしいほどはまり過ぎて
全く違和感なかった。
キャラとストーリーが原作のイメージとは異なるのは
NHKの子供向け人形劇としてはいたしかたなかろう。
まあ最後の生き残った犬やネズミともどもハッピーエンドはあんまりだったけど。