ダニーは世界チャンピオン読了。凄い面白かった。
柳瀬訳は最低だとおもっていたけど、これですっかり見直したよ。
でも児童書でこんな犯罪全肯定の内容やっていいもんかね。
これがいかにろくでもないかは、密漁を万引きに置き換えれば
一目瞭然だと思うんだが。
いっそのことダニーを日本で映画化しないかな。
密漁って言うのは日本にはなじみがないということで、
嫌な金持ちが経営するデパートを舞台にした万引きものに
して。
万引きはスリルあふれる芸術なんだ
「ぼくらは世界一の名コンビ」と同工異曲なのかと思い、
ダールは密猟の話が好きなのか?と思ってしまったw
孫娘もなんか書いてますね
409 :
なまえ_____かえす日:2007/02/24(土) 00:01:48 ID:uO4MQ7r0
グレムリンを考えたのはオレだって自慢していた人。
410 :
370:2007/07/01(日) 01:06:31 ID:SJvQm1Un
無茶苦茶遅ればせながら、柳瀬訳のチョコレート工場読んだ。
「素晴らしい」とは思わなかったが、やっぱり「田村訳より良い」と
思った。
しかし、ネーミングのセンスは…、他の名前は100000歩ぐらい譲ればなんとか
許せても、ボーレガード→アゴストロングだけは、どうしても許せない。
ウンパパッパ・ルンパッパも、黄金切符もしかり。ウンパルンパで充分
ゴロがいいし、ゴールデンチケットで充分通用するのに、あえて変えたのは、
「新語作りたいだけちゃうんか」と。
それ以外は、ダールの持つ、ドタバタノリやスピード感は、ちょっと
強調されすぎの所もあったが、よく出てたと思う。あと、ジョー爺さんの
「やったぞよォォォォ」は名訳。
ガラスのエレベーターも読んでみよう。
ヤナセの創意工夫つーかいいものにしようっていう意欲は買うよ
でもついでに自己顕示欲がほの見えるのがね
主人公のバケツっていう名前が気に入らない人が多いみたいだけど、
作者がバケツって命名しているんだしねえ・・・
他の名前にしても原作のニュアンスを日本語でしっかりと伝えようと
しているのは好感がもてる。
結局それで変な名前としか思えないのは、作者が変な名前にしている
からだし。
>>412 変な名前の料理法が適切かどうかって話だろ
何ルンパッパって
414 :
なまえ_____かえす日:2007/08/01(水) 10:03:47 ID:ceu0N2D9
マイク・ティーヴィーにしても、TVはもはや日本語だから、
充分語感からマイクのテレビっ子好きを想像できるんだよね。
そこをテレビズキーなんて変にいじっちゃうと、日本人的には、
「ん?ロシア系か?」的な、余計なイメージが付加されちゃう。
うちの子も、映画を見て、先に名前に馴染んじゃったから、
本を読んだ後でも、「ウンパルンパ」「ベルーカソルト」って
元の名前で呼んでるよ。子供の感覚でも、そっちの方がしっくり来るらしい。
ウンパ・ルンパは映画二本でそうはっきり呼ばれてるしねえ
あの歌とかの印象の方が子供にはずっと強いだろうな
個人的にはバートン版で「ウォンカ」になったことの方が違和感があった
ワンカって刷り込まれてるんだよ
416 :
なまえ_____かえす日:2008/01/10(木) 14:56:39 ID:ix3o4RQA
読者感想文の為に俺のチョコレート工場を読んだ消防の弟が
地の文でオーガスタスをデブと表記されてたことに受けてた
洋書読んだことのない俺がチョコレート工場の英語版読んでみたが、
日本語版読み込んでたせいかすんなり読めた。
ただ脳内でその日本語版で訳されるから英語独特の面白さは分からないんだよなぁ。
418 :
なまえ_____かえす日:2008/03/04(火) 00:17:45 ID:TFZ6Kf70
検索で、やってきたけど、凄い過疎スレなんだな。
去年1年で7つしか書き込みがないだなんて…
ヤナセ訳は、あのあとがきさえなけりゃまだもう少し受け入れられたかもしれないな。
それとサムイおやじギャグ炸裂の珍名奇名がなけりゃ…
ただ自分は、性格の悪さの透けて見えるヤナセ訳は
どうも好きになれない。
420 :
なまえ_____かえす日:2008/03/27(木) 18:02:28 ID:MpB19rMk
やっぱりマチルダだね
小学生の時に読んで以来大好き
>418
スレが過疎なんじゃない。
板が過疎なんだ。
>419
性格については知らないけど、柳瀬ってダールに限らず、
翻訳家としての腕はかなり悪いと思う。
本人はけっこう自分の翻訳力に自信があるみたいだけどね。
>板が過疎なんだ。
421が書き込まれてすでに丸2日経ってるのに、まだこのスレ7位だぜ。
つまりこの2日間でageられたスレは6つしかないってことだよ。
さすが児童書板。w
423 :
なまえ_____かえす日:2008/06/14(土) 22:00:48 ID:lAlXcpHU
短編集はコワイイ!のが多いな。「天国への登り道」、「女主人」、「南から来た男」、
「ウィリアムとメアリイ」とこの辺の読後感はすごい^^;一番最初のなんて読んだ
後はガクブルだったな;「誕生と破局」はイマイチ。「願い事」は最後の落ちと題名の
意味がとがよく分からんかった。
今や子供の本棚には、ダールがいっぱいwだが
自分は大人向けの短編しか読んだことがなかったよ>ダール
「南から来た男」とか、「おとなしい凶器」とか、読後ニヤッとしたくなる
ようなのが好きだったんだよなあ。
「おとなしい凶器」、いいよね。
私も大好きだ。
今更ながらダールコレクション集めてるんだけど、読んだことなかったものも多いから
小学生の頃に読んでおきたかったなと思うこともしばしば。
やっぱり子供の頃に読むのと、大人になってから読むのじゃ感想もちがうよね。
426 :
なまえ_____かえす日:2008/06/19(木) 21:26:19 ID:eISol8o6
怖い短編集のオチの中には理解が困難なのもあるよね、読んでない人達にネタバレ
だったら申し訳ないけど、俺はこんな風に理解してる。これで合ってるかな?(´・ω・`)
【南から来た男】奥さんの指の無い手は、夫と賭けをしまくって指を無くした為。
そこまでしてでも、夫から財産を奪おうとする奥さんの執念や人間の恐ろしさを
描いている。
【天国への登り道】奥さんがパリへ旅立つ前に聞いた音は、夫がリフトに閉じ込められ
助けを呼ぶ声だった。自分の恐怖症に付け込んでからかう夫に腹を立てていた妻は夫の
叫びを聞きながらも見殺し(聞き殺し?)にしたという落ち。最後の異様な匂いは夫の
死体が腐敗した匂い。パリにいる間に書いた手紙は夫が死んだのに気づいていなかったと
後で見せかける為だろう。
【女主人】主人公の青年はその後、それ以前に行方不明となった男2人と同様に、女主人に
剥製にされるという落ち。アーモンドの匂いというのは女主人が青年を毒殺する為に紅茶に
入れた青酸カリの匂いの事。
427 :
なまえ_____かえす日:2008/06/19(木) 21:34:03 ID:eISol8o6
【皮膚】背中に刺青をした主人公の老人はその男に「ホテルに向かう」と騙されてその後殺され、
勧誘した男は刺青がされた老人の皮膚を剥ぎ取り、高値で売ったという落ち。
【水の中へ】主人公の男が海に飛び込む前に話した女は恐らく知能障害者か何かだったのだろう。
常人ならば男が事故で(本当はワザと)海に転落したと思う筈のものを、水泳する為に飛び込んだ
と勘違いして助けを呼ばなかったという落ち。書かれては無いが、その後主人公は溺死したものと
思われる。
428 :
なまえ_____かえす日:2008/06/19(木) 22:27:14 ID:NUQ6d+NC
というか南から来た男のオチってああなってる必要なくね?
何で相手の土俵に上がってやるの? 問答無用で止めさしゃ良いんだよ
429 :
なまえ_____かえす日:2008/06/19(木) 23:32:05 ID:eISol8o6
>>412(゚Д゚)?
【毒】自分の寝ていたベッドに毒蛇が侵入したイギリス人男性ハリーは、自分の命が危ない間は素直に
インド人医師の指示に従っている。しかし医師の作業の間に毒蛇が逃げ出した事が分かり、自分の命に
危険が無くなったと分かるなり、医師に礼を言わないばかりか「毒蛇が発見出来なかった為、ハリーが
嘘を付いたのではないのか?」と一時は疑った医師に対して差別的なののしり言葉を散々浴びせる。
植民地時代の差別問題を描いた作品で、題名である「毒」は蛇の毒よりもむしろ、言葉の毒の方を指している。
【音響捕獲機】珍しく怖い話では無く、ちょっと痛々しい話かも。変人の主人公は、動物と同じ様に草木も人間
の耳には聞こえない音を発していると考え、どんな細かい音でも捕らえる事のできる機会を開発する。バラが切り
取られる時や、樹が切り倒される時に、その機械を使って異様な音を聞いた主人公は植物が悲鳴を上げてると思い
込み、はしゃいで周囲の人を困らせる。ちなみに音の正体は、ハサミや斧から生じた音。
【願い事】落ちは分かりずらいが、恐らくは大人が主導権を握る世界で子供が感じる孤独感を描いた作品。
想像力が豊か過ぎた主人公の男の子は、3色のカーペットの上を無事に歩けたら明日の誕生日に仔犬を買って貰える
と仮定し、孤独から来る寂しさを紛らわす為に1人でカーペット渡りゲームを始める。カーペットの黒い部分を毒蛇
に見立てて避けながら渡るが、遊びに夢中になり過ぎた余り、カーペットの上に本物の毒蛇がいた事に気づかずに
噛まれて死んでしまう。恐らくカーペットや明日の誕生日、仔犬の話等は、孤独の少年が独りで想像していた物で、
実際には無かったものと思われる。
430 :
なまえ_____かえす日:2008/09/16(火) 13:41:34 ID:PzrXkAwg
ダールの伝記でおすすめないかな
ダールが書いたのでなくて死後他の人が書いたみたいので
いろいろあるけど・・・
洋書でいいので
431 :
なまえ_____かえす日:2008/10/20(月) 07:46:34 ID:o9ygWIps
switch bitchの訳本が来訪者だったのか・・・
タイトルのイメージ違うから気がつかなかった
432 :
なまえ_____かえす日:2008/10/20(月) 07:51:48 ID:o9ygWIps
しかし過疎だなあ
ダール大好き
おばけ桃が行く(柳瀬訳)のあとがき・・・
延々キャラとの対談方式でなんかキモイ
434 :
なまえ_____かえす日:2008/10/22(水) 11:07:56 ID:m5AlvQU1
ガメッチおばさんって訳自信満々だったけどそれほどいいと思わない
ガメッチって言葉からがめついって言葉ぱっと連想しにくいし
外見も表せてもう一人のおばさんと対比できるスポンジおばさんで良かったと思う
柳瀬あとがきで自分の訳ほめちぎって
自分の訳を批判する人のこと暗に悪くいってて引いた・・・
他の訳者のあとがきはダールの生い立ちとか物語そのものの内容の補足とかあって
原書読んだ後でも読む価値あると思ったのに
436 :
なまえ_____かえす日:2008/11/01(土) 17:33:18 ID:DYqzA7j2
訳が課題で出た・・・
わからんよ
何の作品?
438 :
なまえ_____かえす日:2008/11/02(日) 04:54:38 ID:TJUN1NeH
ダールに限らず、柳瀬の訳はクソ。
439 :
なまえ_____かえす日:2008/11/03(月) 17:15:22 ID:EVmp46dN
ダールの訳なら、魔女がいっぱいの清水達也氏が、
それっぽくて一番好きだ。
440 :
なまえ_____かえす日:2008/11/05(水) 01:19:07 ID:s+7jb2V6
オ・ヤサシでhuman beansをニンゲンマメって訳してたのはうまいと思った
中村妙子さんだっけ
441 :
なまえ_____かえす日:2008/11/07(金) 23:33:10 ID:w9X0FwmF
ダールの本は対象年齢が低くなるほど原書で読んだほうがより楽しいと思う
あとがきが痛い訳者は本文の訳もクソ
あなたに似た人ってタイトルの由来がよくわからなかったなあ
444 (ノ∀`)アチャー
445 :
なまえ_____かえす日:2009/01/18(日) 04:21:34 ID:2tu4SP6X
英語の教科書に載っていた「鉄道の乗り方」みたいな内容の短編、
タイトルをご存知の方いらしゃいませんか?
446 :
なまえ_____かえす日:2009/01/27(火) 03:51:12 ID:7KWyeLKb
自分はやっぱりマチルダが特別
>>445 「ロアルド・ダール 鉄道」でググったら
「ロアルド・ダールの鉄道安全読本」が出てきたけど、これの事かな
旧訳版を手に入れるには、ブックオフをかけずりまわるしかないのかな
新訳だけじゃ物足りない
子どもの頃二三度読んだだけなのに、
チョコレート工場の新訳の最初のページで「違う!」って思った
日本人はノスタルジーを大事にしますからねぇ(笑)それは詰まり、ダールが理解できないと言うことです(笑)おやはや(笑)
448 :
なまえ_____かえす日:2009/02/24(火) 23:00:20 ID:gdRvGAkY
宇多田ヒカルのアメリカのインタビューで
ディナーをご一緒してみたい人は誰ですか?生きてる人でも死んでる人でもかまいません
って質問に作家のロアルド・ダールって答えてたよ
前から好きな作家としても挙げてたね
449 :
なまえ_____かえす日:2009/04/16(木) 11:21:48 ID:zFigs4Ls
某防衛省OBの人のブログでダールについての記事があった
意外な経歴に驚いた
『フィネガンズ ・ ウェイク』 -------- 宮田抄訳 が良い
柳瀬訳 はクズ 「勝手に必要を超えたカバン語作ってんだから」
柳瀬訳 は一行目から誤訳だらけ
riverrun, past Eve and Adam's, from swerve of shore to bend,
of bay, brings us by a commodius vicus of recirculation back to,
Howth Castle and Environs.
せんそう れいはいてい す ね きしべ わ きょく
Yanase:川走、イブ・アダム礼盃亭を過ぎ、く寝る 岸辺 から輪ん曲する
Miyata: 川は流れる。 「イブとアダム教会」を過ぎ、弧を描く河岸 から 湾曲する
riverrun には「戦争」という意味はない。 柳瀬訳 は第一語から誤訳
riverrun には「戦争」という意味はないし、最初のセンテンスにも「戦争」は出て来ない。
「礼盃亭」も不要で醜悪。悪趣味。
宮田抄訳、柳瀬悪訳 を比べれば読めば、柳瀬の悪訳ぶりは一目瞭然だが、検索してみても、皆、温厚で柳瀬に優しいね。
柳瀬悪訳 の珍妙さ(醜悪さ)を論じてるページがあれば教えて下さい。
柳瀬は、こんな↓悪訳もしてた。(柳瀬は以前には良い仕事もアリ)
Amazon: チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダール、 評論社、2005)
■> あとがきで旧作の翻訳家批判をしているが、 これが本書の質を落とす一因となっている。 載せるべきではなかったと思う。
■>>> 名前の「ソルト(塩)」を「ショッパー」としたり、「ティーヴィー(TV)」を「テレビスキー」としたりするのは、翻訳家の内輪受けの悪ふざけとしてはおもしろいのですが、
それを世間一般の子供たちに提示するのはいかがなものでしょうか。翻訳者の分をわきまえてほしいものです。
■> この訳者には、この物語がまず「子どものためのおはなし」であるという認識が決定的に欠けている。
〈こんなに新しくて気の利いた訳〉をやってのけた俺ってどうよ? とでも言いたげな、大人の読者の目を意識した『斬新な言葉遊び』とやらにはうんざり。
当方は田村訳でじゅうぶん。これは読まなかったことにします。
■>>> あとがきを読んでさらにガッカリ。自分の訳に自信があるからと言って「原文理解が本当に出来ていたのか?」などの旧訳者を馬鹿にしたようなあの書き方は非常によろしくない。
しかももう亡くなった方のことを。【・・・】 翻訳者としての人間性を疑います。
■> 新訳がとてもよろしくないです。ダールが生きていてこういう訳され方をしたらどう思うのでしょうか。これを最初に読んで変な印象がついてダールの作品がつまらないと誤解してしまうのは勿体ないことです。
■■■ Joyceには柳瀬という害虫が、Nabokovには若島という害虫が付いて、それぞれ悪訳を出している。
柳瀬、若島、どちらも Joyce、Nabokovが楽しめるだけの英語力がない。
この二人のクズが「理解者」気取りで解説・紹介してるので、 Joyce、Nabokov の素晴らしさを知らずままの人が多そうで、残念だ。
小さい頃見た映画「チキチキ・バンバン」の脚本家で
中学生の頃読んだ「魔女がいっぱい」、「マチルダは小さな天才」の作者で
高校の英語の先生にビデオを借りた「ジャイアントピーチ」の原作者で
大学生の時読んだ「オ・ヤサシ巨人BFG」の作者がダールだと知って驚いた
全集も「魔女がいっぱい」「マチルダ」「おばけ桃」を買いました
「魔女がいっぱい」「マチルダ」はやっぱ面白かった
魔女のとことん恐ろしい設定とか魔女口調の訳とか切ないハッピーエンドとか大好き
おばけ桃はいまいち話に乗りきれなかった
毎回読後の余韻にひたれる作者&訳者あとがきは楽しみなんだけど
それもムカついた
なんだよ「おじいさんキリギリスさん」って 「○○さん○○さん」って不自然じゃん
最初の紹介のときだけならまだしも 会話の中で出るたびに「○○さん○○さん」ってメンドクサ!
映画じゃ「Mr.○○」でシンプルだったんだけど、原書だと同じように毎回ややこしいのか?
田村訳、復刊されるとしたらあの表現そのもので出るんだろうか
それとも偕成社みたいに多少変更されてだろうか
454 :
なまえ_____かえす日:2010/07/14(水) 22:28:26 ID:8PZmBXKb
Dip in the pool
Mr Botibol
My Lady Love,My Dove
Parson's Pleasure
The sound machine
の日本語版を探してるのですがamazonだとどれが入ってるかわからない…
>>454 今ウチにある「THE GREAT 〜 AND OTHER STORIES」をみたら、
「Parson's Pleasure」は「Kiss Kiss」から集録したとある。
「The sound machine」は「Someone Like You」にあったような気がする。