うさこちゃんとブルーナのファンとして、ご冥福をお祈りいたします
訃報で今日初めて石井さんの名前を知って、小さい頃からたくさんお世話になっていたことを知りました。
素敵な体験をありがとうございます。
135 :
なまえ_____かえす日:2008/04/04(金) 00:13:41 ID:LWhQethq
ピーターラビットありがとう
合掌
101才。なんという。
たくさんのすてきな本をありがとうございました。
137 :
なまえ_____かえす日:2008/04/04(金) 18:18:56 ID:gomYmn0w
うさこちゃんも、プーさんも。
あなたのお名前を知らない、翻訳家という存在を知らない、
ずっと子供の頃から、あなたの言葉が大好きでした。
ご冥福をお祈りします。
チン☆チン☆⌒ 凵\(\・∀・) プーさんの新訳マダァ?
139 :
なまえ_____かえす日:2008/04/05(土) 01:39:31 ID:jLm3HQOC
とうとう亡くなったか〜〜〜・・・
老衰ってどんな感じなのかな〜
事故でも病気でもなく自然に苦しまず死ねるって理想だ
最近まで元気だったんです。本当に、大往生という感じでした。
みなさんの心にこんなにたくさんの星を残せたこと、本人もすごく喜んでいると思います。
ありがとうございました。
>>132 そういえば「石井桃子」というのは、なんと可愛らしいお名前・・・。
児童文学に尽くされ、素晴らしい生涯を歩まれた方ですね。
ご冥福をお祈りいたします。
亡くなられてたのか…ショックだ。瀬田貞二と並んで二大巨頭って感じだった。
ご冥福をお祈りします。
143 :
なまえ_____かえす日:2008/04/20(日) 01:47:58 ID:xwbrIvhN
追悼に。
ずっとやりたくて、できなかった事をやってみた。
「たのしい川辺」の読み聞かせ。
相手は小五女子。シックイって何?セキって何?と聞かれたが、
まあすんなりと第一章を読み終えた。
平仮名ばかりの文、動物さんたちの登場で
嫌がられるんじゃないかと、ずっと心配していたんだが、
「面白いな」といってもらえてほっとした。
石井先生ありがとうございました。
読み聞かせいいね!
考えてみたら、私も初めての「いしいももこ やく」は、
母が寝る前に読んでくれたピーター・ラビットだった。
そういう風に、次の世代の子供たちに引き継げていけたら、石井さんも本望なんでしょうね。
>>140 ってご家族なの? まじ?
信じられないけどご冥福をお祈りします。
146 :
なまえ_____かえす日:2008/05/07(水) 22:45:30 ID:ArThNB+1
147 :
なまえ_____かえす日:2008/05/08(木) 10:42:22 ID:Lu5FePmL
ttp://sankei.jp.msn.com/life/trend/080508/trd0805080326000-n1.htm 慶応大学教授・阿川尚之 「マスコミの常識」は非常識
2008.5.8 03:24
≪午前1時半の電話≫
幼時から世話になった児童文学者の石井桃子さんが、4月2日亡くなった。
逝去から程なく4月3日午前1時半、我が家に電話がかかった。
家内が起きて受話器を取る。某新聞文化部の記者であった。
「石井さんが亡くなられたかどうか確認したい。知らなければ知っている人を教えてほしい」。
家内が「お教えしたらその方へ、今電話をかけるのですか」と訊いたら、ごく自然に「はい」と答えたそうだ。
すっかり目の覚めた私が電話に出て、「総理大臣に何か異変があって秘書官にかけるならともかく、
101歳の児童文学者が亡くなったかどうか午前1時半に電話で確認せねばならない理由は何ですか」と尋ねた。
記者はうまく答えられなかった。
ほぼ同時に今度は携帯電話が鳴る。出ると某官営放送の記者である。
同じ質問に同じことを言って切った。そもそも私は石井さんの逝去を、その時まだ知らなかった。
3日の夜、石井さんの「かつら文庫」を引き継いだ「東京子ども図書館」の関係者から事情をきいた。
石井さんは自分の死を1カ月間公表しないでくれ。そう固く言い残して亡くなったそうだ。
関係者一同しっかり遺言を守るつもりでいたのに、情報が漏れ取材が殺到した。
同日午前3時まで、電話の応対を余儀なくされた人もいたという。私への電話はその余波だった。
すぐれた児童文学者の死が、こうしてひどく騒がしいものになった。
自分の生涯を静かに終わらせたい。石井さんの望みが、マスコミの乱暴な取材でかなわなかった。
>>147 この記事で初めて石井さんがなくなられたことを知りました。
今までよい本をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
先日はじめて教文館に行って、ナルにアにいきました。
石井さんを偲んで、ユリイカ石井さん特集と「迷子の天使」買いました。
カフェも、レトロなかんじでとても素敵でした。
>>149 わかってはいるんだけど、つい「洋服ダンスをくぐった?」と思ってしまったw
行ける人うらやましいなあ。
一ヶ月公表しないで欲しい、というのはどんな思いだったのだろう…
今は騒ぎもおさまって、静かに安らがれていることを祈ります。
「迷子の天使」の主人公の念海夫人、可愛い過ぎます
ドリトル先生シリーズを日本人に紹介して下さった功労者。
今更ですが、本当に感謝しております。
ありがとうございました。
153 :
なまえ_____かえす日:2008/06/21(土) 17:57:35 ID:mV6m2Fiu
動物モノの訳が多いよね。
昨日、なくなられたことを知りました。
本当に石井さんが訳してくれた本って多いですね。
改めて思い至りました。
今までありがとうございました。
ご冥福をお祈りします。
太宰治にプロポーズ?されていたそうで、驚きました。
出典ユリイカなので、ガセではないと思われ。
石井さんはきちんとした人だから、破滅型の人は断ったのかな。
想像するだけですが。
太宰治と石井桃子。
すごい組み合わせだけど、想像するとおもしろいね。
157 :
なまえ_____かえす日:2008/07/01(火) 02:22:08 ID:OvQm3dEy
「砂の妖精」の名訳。
ありがとう。
>>156 真人間に更生させられた太宰が
長生きして退屈な駄文を書き散らしてそうな予感
159 :
なまえ_____かえす日:2008/07/23(水) 21:41:31 ID:3ZMRxCZI
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2008072300392 故石井桃子さんに感謝する会
故石井桃子さん(児童文学作家、4月2日死去)に感謝する会
10月12、13の両日(12日は正午から、13日は午前11時から)、
東京都中野区江原町1の19の10の東京子ども図書館で。
2日間で計5回開く作品の朗読など45分間のプログラム(定員各60人)への参加は事前申し込みが必要。
問い合わせは同館、電話03(3565)7711まで。(了)(2008/07/23-12:59)
9月7日まで、テーマ展「石井桃子とピーターラビット」開催中。
桶川市のさいたま文学館。
161 :
なまえ_____かえす日:2008/10/12(日) 20:51:56 ID:wbQ03/U9
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20081012-OYT1T00454.htm 石井桃子さんをしのぶ会に250人、読者から感謝の言葉も
今年4月に101歳で死去した作家の石井桃子さんをしのぶ「石井桃子さんに感謝する会」が
12日、東京・中野区の東京子ども図書館で開かれ、約250人が参列した。
児童文学者の中川李枝子さんらが石井さんのエッセーを朗読したほか、
石井さんの創作童話「ノンちゃん雲に乗る」の読者や全国のファンから寄せられた
感謝の言葉が披露され、献花が行われた。
石井さんは「クマのプーさん」「うさこちゃん」シリーズの翻訳などで、
戦後の児童文学界の牽引(けんいん)役として活躍。
「感謝する会」は13日も行われ、午後1時から4時まで、献花や記帳を受け付ける。
(2008年10月12日20時23分 読売新聞)
きちんとした人の中には 破滅型の人間を好む場合が多い。
まあちょっと おそれおおくて拒否せざるを得なかったんだろう。
163 :
なまえ_____かえす日:2008/11/17(月) 00:09:45 ID:3JHJpInq
クマのプーさんの訳 さすがに古いね
当時にしてみればハイレベルだったんだろうけど、やっぱり現代にはそぐわない、、
164 :
プーさん:2008/11/18(火) 08:42:23 ID:SwfXdFvF
ものすごい直訳ですよね!!
いやこの辺で正直に言う。
普通にまずい訳だよ。プーさんは。
(当時の事情考えればしかたがないけど)
子供の頃読んでずっと会話とかすごくナンセンスだと思ってたけど
最近の解説本をたよりに原書を読んだらそんなことはなく、
ほとんどの場面でぬいぐるみ達の会話に筋が通ってるので驚いた。
紹介した石井さんの功績は認めるけど、そろそろ新訳を出すべきころだと思う。
今、岩波文庫で小学校高学年以上が対象になってるのは
ナンセンスな会話が多く理解が難しいため。でも高学年でプーさんは(ry
ちゃんと訳せば、低学年から楽しく読めるはず。
166 :
なまえ_____かえす日:2008/11/18(火) 20:00:53 ID:kyKZhLWP
>>165 例えば、どういう部分?>ナンセンスな会話
誕生日に孤独で愚痴ってるイーヨーとプー。会話だけ抜粋。
「だれもが、できるというものでもなしな。じぶんで、やらん者だってあるのさ。それだけの話さ」
「だれもができないって、何がです?」
「浮かれさわぎさ。舞えや歌えさ。もしもしカメよ。カメさんよか。」
「へえ!」(考えて)「カメってどんなカメ?」
「親切なさ」「しんせつの漢語だがね」「わしはなにも、ぐちをこぼしとるのじゃないよ。
が、ま、そんなわけなのさ」 (岩波少年文庫「クマのプーさん」)
同じ箇所、イギリス人が書いた解説本の訳。
「なんでもないよ、プー。何でも。みんなができないし、しない人もいる」
「何ができないって?」
「楽しむこと。歌や踊り。ここでクワの茂みの周りをまわること」
「クワの茂みって?」
「楽しくやることさ」「フランス語でボナミともいう」「わしは不平を言っているのじゃないが
そういうことさ」 (『くまのプーさん』を英語で読み直す D・チータム著)
「クワの茂みをまわる」というのは英国の童謡からきてて楽しく過ごすことをあらわしてる。
訳は難しいけど、いくらなんでも「もしもしカメよ」はナンセンスがすぎる。
168 :
なまえ_____かえす日:2008/11/18(火) 23:00:30 ID:SwfXdFvF
プー横丁にたった家は、やばい
わけわからん。
てか、いい面もあるんだよな〜
探検隊が「そきし」された、とか可愛らしさが出てるし、プー棒投げなんてことばも、楽しい。
が、会話前後の地の文が逐語訳なのかなんなのか変すぎる。
169 :
なまえ_____かえす日:2008/11/18(火) 23:08:34 ID:SwfXdFvF
けれども、また、そこには、最近、もう一匹の動物――あのきみょうな、はねっかえりのトラーという動物がいました。
しかも、それは、ウサギが道を教えてやろうとすると、いつもウサギのまえに立って歩いたり、とうとうそこのところへゆきついて、「ほら、ここだよ!」と、とくいになっていおうとすると、たいてい、どこかへいってしまっている、というようなことをするトラーなのです。
『ウサギがいそがしく働いて、クリストファーロビンが お昼前になにをするのかが、みんなにわかるお話』より
たしかに原文もちょっと禅問答みたいなとこがあるんだけどさ。
もうちょっとわかりやすく訳したらすごく楽しいと思うのでねえ・・・
あとプーさんが鏡の前でやるのは「×やせる体操」じゃなくて
「○ふとる体操」なんだけど、こういうユーモアもときどき抜けてる。
でもすごく訳語もあるね。「ゾゾ」とか。
(原語もエレファントに似てて不思議なんだよ)
全体に品よく訳してるのもいいんだけど、結局もう古いってことかな。
×でもすごく訳語もあるね。
○でもすごくいい訳語もあるね。
172 :
なまえ_____かえす日:2008/11/18(火) 23:40:22 ID:SwfXdFvF
コブタが、とてもりっぱなことをする話は、ますますやばい。
>>167 おお、ありがとう。
しかし、どうなんだろ、対比されてる後の訳(チータムによる?)も、
決してわかりやすくはないよ。するっと意味が頭に入ってこない。
「クワの茂みって?」「楽しくやることさ」て書かれてて、
なるほどって思える?
>>169の例は、自分は好きな言い回しなんだよな。
プーがやってるのはふとる体操ってのは、勉強になった。
>>170 (穴に詰まったの、反省してないんだろうか)
>「クワの茂みって?」「楽しくやることさ」て書かれてて、
なるほどって思える?
そこは「英語で読むための本」の参考訳だからわざとこなしてないと思う。
子供に読ませるなら(例えばだけど)
「〜♪みんなで輪になりくるくる回る」
「くるくる回ってどうするの?」
「楽しむのさ」「英語ではエンジョイというな」
みたいにすれば意味わかりそうだね。
「〜♪みんなで輪になりくるくる回る」
「くるくる回ってどうするの?」
「楽しむのさ」「英語ではエンジョイというな」
まあこの訳がいいかどうかはともかく、イーヨーは楽しみたいという話をしてて
プーさんも察しが悪いけど、普通に会話してるというのがポイントだね。
少なくとも↓みたいにいきなりカメさんもってきて意味不明のこといってない。
「〜 もしもしカメよ。カメさんよか。」
「カメってどんなカメ?」
「親切なさ」「しんせつの漢語だがね」
こういうとこがけっこうあるわけ。
そういうのはEnglish板にスレ立ててやってほしいな。
たとえ翻訳が今の時代にそぐわなくても、
いしいももこさんが海外の児童文学を広めた偉業に変わりはない。
ナンセンス会話の続くプーさんはともかく、
文章の佇まいや品は、いまでも失われていないと思う。
177 :
なまえ_____かえす日:2008/11/20(木) 12:52:09 ID:oe34Pc0f
偉業はともかく プーさんはへたくそ
>たとえ翻訳が今の時代にそぐわなくても、
いしいももこさんが海外の児童文学を広めた偉業に変わりはない。
>ナンセンス会話の続くプーさんはともかく、
文章の佇まいや品は、いまでも失われていないと思う。
それは同意だけどたまにはこんな話題でてもいいじゃん。
どっかが良質な新訳出してくれて読み比べられると面白いね。
たぶん「へー、プーさんてこんなにわかりやすいんだ」と目からウロコだったり
「この言い回しは石井さんがよかったなあ」と改めて気づいたりすると思う。
まあ訳というのはそういうもんだね。
178に同意。
それに優れた訳者の本が全て優れているわけではない。
167を比べて読んだら、石井さんのより後者のほうがはるかに読みやすい。
もちろん石井さんならではの優れた部分がプーにあるのは確かだが、
それを差し引いても、読みにくさから敬遠してきたお子さんや読者も沢山いるだろうし。
新たな開拓をするという意味でも、原作に忠実な新訳がでてきていい頃だと思う。
昨晩、ラジオ深夜便で石井桃子さんを
いやいやえんの作者が語ってて、内容もよかったけど
話し言葉の典雅さに感心しました。言語を生業にしている人は
すべからくこんな風だといいなぁって。
すごく神経つかって、でも質の良い原文のニュアンスを
伝えつつ、読者に読んでもらえる訳文の勉強を死ぬまで
やってたとか耳のいてー、お前はなんだみたいな話で、
でも勉強になりました。
東京の世田谷文学館で石井桃子回顧展というのをやっているらしい
4/11まで 原則月曜休館 03-5374-9111