トラウマになる児童文学家・三田村信行スレッド

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@お腹いっぱい。
うっかり子供の頃に読むとトラウマになりそうなとこが魅力。
三田村信行について語り合いましょう。
2おっとっと:03/05/02 00:27 ID:4WMmPzZn
小3の時、『お父さんがいっぱい』の中の、寄り道をするやつを読んでしまい、
4年ほど、外出して帰り道が違うと、泣きわめいて親を困らせていた。
3名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 00:31 ID:7jmTMM0x
>>2
あれ怖いよねー。オチとか。
「おとうさんんがいっぱい」の中で一番好きだな。個人的には。
4名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 00:42 ID:8GXuNFQR
『僕が恐竜だったころ』がトラウマになってる気がする。。。
5名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 01:52 ID:+7GMBNSb
ウルフ探偵のシリーズは好きだったなぁ。
コナソみたいな糞漫画よりずっと(・∀・)イイ!
6:03/05/02 05:33 ID:4WMmPzZn
親は、なんでぐずるの、と理由を聞いてくるのだが、
まさか本を読んで怖いからとも言えず、
迷惑かけてたなあ。

7名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 08:06 ID:smYGUxRQ
全然知らない作家なのですが、なんでトラウマになるにょ?(・∀・)
8名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 09:58 ID:nkwNQ4o1
著作リスト
ttp://kodomo3.kodomo.go.jp/web/ippan/cgi-bin/fSI.pl

参考
ttp://www.ne.jp/asahi/zukidon/haruka/zukizukidouwa/otousan.html

絶版になってるのも多いようで。
『ものまね鳥を撃つな』も絶版なのね……(泣)
9名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 20:31 ID:W8QadNow
「オオカミ少年の夜」だっけな。あれが好きだった気がする。
10とてた:03/05/02 21:33 ID:isQMtdw1
>>7
え、最近のなのに…「二回吸って、一回吐く」んでしたっけ。

インターネットに書き込んでしまえば、「空への道」は開けっ放しになりますね。
11名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/02 21:49 ID:Kt+T2Z7J
呼吸法、やってみた奴は多い筈w
12名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 02:16 ID:mFcvdy8O
私は家から出られなくなる話が怖かった・・・
私が思いつく限りの方法を主人公が試して失敗するんだもん。゚(゚´Д`゚)゚。
13名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 12:08 ID:f1NpqQ1d
ウルフ探偵シリーズ、「ノダルム商会」の名前の意味はまだ覚えてるよ。
あと覚えてるのはシリーズのラストシーンと、
「へやのないまど」の話かな。あれ怖かったから。
14名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/03 12:08 ID:f1NpqQ1d
あげとこう
15名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/04 10:31 ID:TFrdQAUh
お父さんが壁の中に入っちゃって出られなくなる話もな。
あれは怖かった

今思い出すと、父親が家を捨てた現実に耐えられずに
少年が作り出した夢想なんじゃないかとか
無味に考えてしまう自分がイヤだったりするわけですが
16とてた:03/05/04 22:11 ID:mFiM+TlT
「おおかみのゆめ・ぼくのゆめ」の読後感もなかなか…。

あれは「入れ替わりモノ」なんでしょうか…それとも…。
17名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 00:08 ID:Tn8hZcpy
『僕が恐竜だったころ』はよかった・・・
オチのオチが最高です。
>7
本の内容が妙に怖いです。
本当に現実に起こりそうな感じなんですよ。
特に幼少期に読むとマジでトラウマになるんじゃないかと。
>15
そういう考え方もありなのでは。
18名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 00:59 ID:SVrJoHGT
「僕が恐竜だったころ」、面白かった。
ラストの倦怠感がなんとも言えないです。
「風の城」もそんな感じだったと思うけれど
この人の本は読み終わった後にぐったりとしますな。

ものまね鳥を撃つな、は珍しく?
希望の見える終わり方だなと思ったのでした
19名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 01:07 ID:Tn8hZcpy
確かにぐったりとなります。
5分くらい放心状態。
でも完璧に子供向きの本もだしてますよね。
猫の学校の話とか(うろ覚え
20名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 01:12 ID:SVrJoHGT
あ、なる。放心状態w
で、しばらく読んだ内容考えながらゴロゴロと転がっている。

猫の校長(ネコカブリ校長だったかな)の話だったかな。
うろ覚え。
21名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 01:20 ID:Tn8hZcpy
それです、たぶん。
あれはそこまで三田村ワールドって感じじゃないような。

気になるのは今も本を出しているのかということ・・・
22名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 01:25 ID:Tn8hZcpy
↓おとうさんがいっぱいの分析みたいなのが。
www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/7542/syohyou/32mi/otousan.html
23名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 08:16 ID:j562ruwh
「オオカミ男のクリスマス」を図書館で読んだ。
おお、これは泣ける話だ。この作者にしては珍しい。
「そうじゃない。きみに会えたからだよ」ってセリフにキュンとなりました。おすすめ。

>>21
この人ってたしかもう60過ぎでしょ?もう書くのは無理っぽい気が。
24名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 14:07 ID:1SL2OHB6
こういう児童書作家、あまり他には見ないからなぁ。
長く書いていて欲しい。
そして子どもにプチトラウマを植え付けつづけるのだ

そういえば比較的最近の「ものまね鳥」も
過去に書いた作品だとか、あとがきにかいてあったような。
25あぼーん:あぼーん
あぼーん
26名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 16:23 ID:Tn8hZcpy
1939年生まれなので64、5歳か・・・
作家としてはまだ現役なのではと希望を持ってみたり。

ものまね鳥は読んでないので、借りに行こう
27名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 22:05 ID:kcqkgWZH
いろんな画家の挿絵がついているけど
佐々木マキとのコンビの印象が強い。
「おとうさんがいっぱい」のせいでしょうか・・・
佐々木マキの絵は、得体の知れない怖さとカッコよさを
うまくバランス取ってるなあと思うわけで。
28名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/07 23:34 ID:Tn8hZcpy
ものまね鳥・・・呼吸法やっちゃったよいい歳してw
まぁもちろん飛べ(略

おとうさんがいっぱいの絵は佐々木マキじゃないと。
この絵のおかげでトラウマ率が2倍にUP。
29名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/09 13:01 ID:vt6FOpzB
今「風を売る男」を読んでるんだけど、
これがどうして児童書なのか謎。
30あぼーん:あぼーん
あぼーん
31名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/10 23:56 ID:MrQ3T27n
「風を売る男」てどんな話だっただろう。
ツボを紹介してくれんか
3229:03/05/11 00:31 ID:sOOH3zya
>>31
まだ途中までしか読んでないんだけど、
「自分が老化していくことの寂しさに耐えきれず死んでしまうおじいさんの話」
「2連続で失業してショックでひきこもるお父さんの話」など、
これ子供に読ませてどうするんだろう……な話が満載です。
33あぼーん:あぼーん
あぼーん
34名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 13:48 ID:6jqwDpi0
おとうさんいっぱい詳細キボン。

みたことない。怖いのに弱いけど、やっぱ見たい・・・
35名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 14:47 ID:hdqQCuDq
>>34
理論社で今年の2月に復刊したばかりだから、
興味があるなら取り寄せたら?

http://server.bookmall.co.jp/~rironsha/newbook/index.php?offset=4

ちなみに収録作は、
「ゆめであいましょう」
「どこへもゆけない道」
「ぼくは五階で」
「おとうさんがいっぱい」
「かべは知っていた」
の五つ。

詳細なら、
>>8
ないし、
>>22
に既に書いてあるよ。
36名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 15:00 ID:hdqQCuDq
もう一冊おすすめするなら、「ドアの向こうの秘密」。

折り返しの部分に、スティーブン・キングの文章に触れている、
ホラーな児童文学。

収録作は、
友達に予定をすっぽかされた少年が留守番していると、
押入れから見知らぬ老婆が出てきて・・・「おむかえ」
2ヶ月前に建ったばかりの家が・・・「年をとる家」
帰宅すると見たこともないへやがあり
そこに入ると両親が殺人の相談をしている・・・「窓のないへや」
やくざにからまれている両親を
見捨てて逃げ出したら・・・「恐怖のリハーサル」
ボクの知らない間に家に出入りする男がいる・・・「やってきた男」
の五つ。

絶版だから古本屋で探すしかないけど、
それなりの価値はあると思うよ。
37名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 20:53 ID:e0D9AH+s
>34
ほとんどの図書館には入っていると思うので、図書館に行ってみてもイイかも。
ただ閉架の可能性高し。

>36
それは三田村信行の本?すごく読んでみたくなった。
38名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 21:11 ID:6tgtD+IZ
うん、図書館行くと三田村信行の本はかなり揃ってるよね。
でも最近ウルフ探偵シリーズを見かけないけど。
39名無しさん@お腹いっぱい。:03/05/11 21:15 ID:xeifwAYP
>>36>>32を見て、「おとうさんがいっぱい」に収録されていると
思っていた内容が他の短編集の作品だったことに気付いた。

そういえば作家読みしてたんだな自分。
怖い怖いと思いながら自らそれを刷り込んでいたのか・・・
40なまえ_____かえす日:03/05/15 00:55 ID:G7LwnmUx
>>36
ああ……それも読まなければ
4129:03/05/15 20:34 ID:kbZQAEwD
そう言えば、「風を売る男」はとっくに読み終わったんだけどさ、
「おじいさんの庭」っていう話のオチが良かったね。
そんなんで満足するのか?っていう。
42なまえ_____かえす日:03/05/16 23:56 ID:wnpvXafg
>36
なんか、すんげー怖そうなんですが(((゚д゚;)))
43なまえ_____かえす日:03/05/17 08:43 ID:eknrWAnh
今「オオカミのゆめ ぼくのゆめ」読んでるんだけど、
一家心中の話とかあるよ……これ子供に読ませていいんだろうか。
44なまえ_____かえす日:03/05/17 21:31 ID:qKy1eYWO
一家心中の話って、生き返ってきてみたら
イメージを食べる能力がついていた、というやつかな。

これ、落ちが怖くてな。
ぽっかりと空いた真っ暗な穴をのぞいているような気分になった・・・
かなり長い間、ふと思い出してはぞっとしてた。正直今もコワイ。
45とてた:03/05/17 21:44 ID:mVkm+qH9
>>43 >>44
ああ、思い出してしまいました…。
また読もうかな。
46あぼーん:あぼーん
あぼーん
47なまえ_____かえす日:03/05/17 23:40 ID:AB4FmfhY
ところで「ものまね鳥を撃つな」の最後が、ちょっとだけ
バトルロワイヤルに似てると思うのは自分だけだろうか・・・
48なまえ_____かえす日:03/05/17 23:49 ID:sGx7aG8J
>>47
あのラスト2行は魯迅の「故郷」だよね。
4943:03/05/18 10:47 ID:OyP1Enx/
読み終わりますた。
すごい。全収録作品が夢も希望もないオチ。
「ゆめの村へ」の落とし方が好きだな。そんな終わり方って……。
50山崎渉:03/05/22 02:17 ID:bJRUcivp
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
51なまえ_____かえす日:03/05/23 20:26 ID:KKu6UfEP
なんとなくあげ(寂しいから)
52なまえ_____かえす日:03/05/24 07:45 ID:zjZGhltz
おとうさんがいっぱいの短編の中で一番トラウマになりそうなのは
どれだと思う?

自分は「ぼくは5階で」が一番イヤ。当時団地に住んでたし・・・
53なまえ_____かえす日:03/05/24 09:06 ID:AGoXorQ7
>>>52

「どこへもゆけない道」。
「ぼくは5階で」も怖いけどわりとありがちなネタだと思うです。
(まあどっちにしても児童書としては異常なほど救いがないけど)
54山崎渉:03/05/28 17:08 ID:YkWi4FIA
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
55なまえ_____かえす日:03/06/06 21:22 ID:x9oYdNEP
今読み返すと「おとうさんがいっぱい」に収録されている
五本すべて「マトリックス」の世界につながるよな。
現実で起こる非現実な出来事ってあたりが。
何気にマトリックスの監督とかにこれ読ませたら
映画化してくれそうな匂い・・・。
56イラストに騙された名無しさん:03/06/07 00:41 ID:pTg4TzVq
三田村って誰?と思いログ読みました。
ウルフ探偵なら読んだ!窓のない部屋は10数年経った今も
覚えているほど印象が強かった(あのシリーズの中で一番怖かった
ここみて他の作品も読みたくなりました。
57なまえ_____かえす日:03/06/07 14:59 ID:krEVvIC+
>56
かなりの本が絶版になってしまっているようなので
図書館に行くのがおすすめ。
>55
佐々木マキの絵でアニメ化とか結構よさそう、実写よりは。

ところで「おおかみのゆめぼくのゆめ」を読んだのだが
暗すぎ・・・特に「砂の少女」が一番怖い。
58あぼーん:あぼーん
あぼーん
59なまえ_____かえす日:03/06/07 19:02 ID:iJMLKXZh
砂の少女、怖いよね。
暗い。救いがない。ヒドい。

けれどラストシーンは、不吉だけれどなんだか美しい
60あぼーん:あぼーん
あぼーん
61なまえ_____かえす日:03/06/08 15:26 ID:WpjQ+N3D
最近思ったのは、
乙一っていう作家いるでしょ。あの人の作風がちょっとだけ三田村信行に似てるなあと。
まあ三田村のほうが断然いいけど。
62なまえ_____かえす日:03/06/10 03:40 ID:ItMbn9f2
わりと最近のかな?
小学生女子の仲良し3人組が停止した観覧車の中で閉じ込められて
ドロドロとした人間関係(本当はあんたなんて嫌い)が発覚するリアルに嫌な作風のがあったような・・・

なんかおとうさんがいっぱい最近復刻されたっぽいですね
63なまえ_____かえす日:03/06/15 16:08 ID:Q0Vlytbd
このスレ見て気になったからおとうさんがいっぱい買ってみました。
この読後感・・・。なんともいえずとても気に入りました。
アメリカの絵本作家でエドワード・ゴーリーという人がいるんですが
とても似てると思いました。三田村信行すきだったら絶対に気に入ると思うんで
興味のある方は読んでみてください。
64なまえ_____かえす日:03/06/15 16:14 ID:Q0Vlytbd
http://www.fukkan.com/
復刊ドットコムやってみませんか?図書館でも読めるけど
手元においておきたいんで・・・。
65なまえ_____かえす日:03/06/16 08:03 ID:Vxqx6Kz7
>>64
いいね。とりあえず「ぼくが恐竜だったころ」あたりにみんなで投票しませう。
66あぼーん:あぼーん
あぼーん
67リッチモンド:03/06/20 23:17 ID:pqfC6fWZ
>28私も呼吸法いいとししてやっちゃいました。
坂本さん・・・悲しすぎる。
68名無しさん@お腹いっぱい。:03/06/20 23:26 ID:cWKbTjpL
>>67
つーか、ここで嘘の呼吸法、
例えば10みたいなを書くやつは、KKKの手先と思われ。
69なまえ_____かえす日:03/06/21 00:10 ID:yHiaFSQa
このスレの人間は知らないうちに例の手術を施されてしまっているのだよ

だから飛べねえ
70とてた:03/06/21 09:39 ID:6qQXOxw+
>>68
ぎく。
い、いや本とのを書くのもどうかと…。
(間違えて覚えていたのは秘密です)
71あぼーん:あぼーん
あぼーん
72なまえ_____かえす日:03/06/26 01:22 ID:0A2JVPbU
めっちゃ懐かしいです。ウルフ探偵シリーズは全部読んだけど、
あとの怖い系(?)のは「おとうさんがいっぱい」
しか読んでないけど、すっごい印象に残る話でした。
自分としては怖くはなくて、やるせない気持ちが残りました。
思い出すだけでも傑作だと思います。

文章下手でスマソ
73なまえ_____かえす日:03/06/26 08:23 ID:M3FMjKTF
いやいや。

他の短編も、ダルくってやるせなくって、
そして怖くて最高。
単発の長編も、なんだか何もする気がなくなる読後感が癖になる・・・
他の作品も面白いよ。ぜひとも
74なまえ_____かえす日:03/07/03 22:23 ID:QU8lQrgH
幸いにも小学校低学年の親戚の子がごろごろいるので、
「おとうさんがいっぱい」を「この本とっても面白いのよ(はあと)」
とプレゼントしまくり、トラウマにさせてやる計画を進行中。うふふふふ。

これ読んで、小学生の頃お父さんがもう一人帰ってきたらどうしようとか
まったく同じことを想像してたのを思い出した。
その頃に読んでいたら本当にトラウマになったかも。
怖いけどそういう読書体験がしてみたかったなー。
75なまえ_____かえす日:03/07/04 03:03 ID:IjRbAQxk
>>72
個人的には「ぼくが恐竜だったころ」が非常におすすめ。
児童書の中でも結構読みごたえがある。

>>74
頑張ってくれい。たいていの子供は確実にトラウマになるはず。
普通に生活してるときに何気なくふっと思い出したりしてね・・・。

でも最近の子供って本読むのかな・・・?
76なまえ_____かえす日:03/07/04 03:06 ID:Blsm4IGl
ここの奴等はDQN!!!!!!!!!
http://tv3.2ch.net/test/read.cgi/musice/1057158685/l50
77なまえ_____かえす日:03/07/05 14:36 ID:Y3REli31
「風の城」を古本屋で見つけて買った。再読した。
ぜんぜん覚えてなかったんだがこんなラストだったか。
さくさくと頻発する裏切りと人斬り
誰を信用して良いやらという不安が付きまとうのは
さすが三田村本と言う感じ

初めて読んだとき、早太がお葉さんともども
前後不覚になったときがもの凄く怖かったんだよな・・・
78あぼーん:あぼーん
あぼーん
79なまえ_____かえす日:03/07/05 17:51 ID:ABXswPCS
リア小の妹が借りてきたのを何気なく読んだら面食らった。
普段は大人向けの小説を書いてる人が、偽名で書いたかと思った。

確かウルフ探偵で食人花と凶暴鳥が地獄絵図を繰り広げてるヤツ。
凄まじい描写で驚いたよ、どうしてそうなったかは覚えてないけど。
10年以上経って、一冊を一回しか読んだ事ないのにな〜。
上の方であがってたのも面白そうだね。

80なまえ_____かえす日:03/07/05 18:12 ID:HTeikbl6
「風の城」って内容は覚えてないんだけど、これ児童書じゃねえよ!!
ってくらい厚い本だったよね?もう一度読んでみようかな・・・

>>79
是非ほかの三田村作品もどうぞ〜って言っても
ほとんど絶版だから、図書館に行くしかないんだけどね。
81なまえ_____かえす日:03/07/05 21:35 ID:7LCnihg5
>>80
>「風の城」って内容は覚えてないんだけど、これ児童書じゃねえよ!!
>ってくらい厚い本だったよね?もう一度読んでみようかな・・・

そうそう、ウルフ探偵で三田村先生のファンになった俺も分厚さで挫折して結局読まなかった。

ああ、もったいねぇ、、、
廃版多いし、、、
82なまえ_____かえす日:03/07/05 21:53 ID:xdvWZaTn
どっかからリンクされてたから来たが…
ああ、これか!
小学校の時に読んでふとした時に思い出して、
でもタイトルがわかんなかった奴だ!
図書館行って読んだら……トラウマ復活w
83名無しさん@お腹いっぱい。:03/07/06 00:22 ID:F5WKYgkR
>>81
ほるぷ出版が倒産した所為で、
「オオカミのゆめぼくのゆめ」
「ぼくが恐竜だったころ」
「風の城」
「八月の恐竜」
「ものまね鳥を撃つな」
が全部廃刊で再刊の予定なし。

これってかなりイタいよね。
84なまえ_____かえす日:03/07/06 01:26 ID:otn9Z8VD
イタタターほるぷ倒産してたのか・・・
結構良作を出していたのに何でだろう。
根性で古本屋まわって、「ぼくが恐竜だったころ」だけは
手に入れたけど、三田村作品の古本ほとんどないよなー。
でも「おとうさんがいっぱい」の古本はちょくちょく見かける。

>>82
ナイストラウマ!
85なまえ_____かえす日:03/07/06 01:57 ID:ms7sI7oa
>>84

元々サヨ色の強い出版社だったからね。
倒産については
http://www2.odn.ne.jp/~aao40020/saiken-man.htm
http://www.ne.jp/asahi/hirosima/gaku/mugi/77mugi/77horupu.htm
あたりが参考になるかな。
86なまえ_____かえす日:03/07/06 08:14 ID:RG5l5O1B
>>85
それは、「ほるぷ」であって、
「ほるぷ出版」とは別会社。

ほるぷ出版のサイトはこっち。
http://www.holp-pub.co.jp/
87あぼーん:あぼーん
あぼーん
8877:03/07/06 10:12 ID:bMg0B3/p
風の城、読んだ当時の記憶だと
もっと救いようのない話だったと思ったんだけど、
もう一度読んでみたらそうでもなかったのよ。
登場人物も主人公の早太や小百合は清涼剤のようにさわやかだしな

古本で手に入れた「風の城」、やけにキレイな本だなと思ったら
購入するとき本屋で抜かれるはずの栞みたいな紙がはいったままだった。
出版社か本屋からそのまま流れた本だったのかな・・・

「ぼくが恐竜だったころ」も「風の城」にまけないくらいブ厚い本だね。
読んだの大分前だから内容は断片的にしかおぼえてないんだけど。
こないだ仕事で小児科の病院行ったら置いてあって、
うわー欲しー読みたいー と挙動不審になってしまった
89なまえ_____かえす日:03/07/06 20:24 ID:zNGzQWv5
うー、古本屋で見つけたら絶対買うんだけどな。
今のところ見かけないなあ。
90なまえ_____かえす日:03/07/07 19:33 ID:+WJ7V+Qc
>62
ポプラの「恐怖の13時間」ですな。
暗くなっていく中での観覧車内のギスギスしたせめぎ合いが凄まじかった。
最後に友達二人をハメた子がへつらった目で二人に媚びるとこなんかもう。
91あぼーん:あぼーん
あぼーん
92あぼーん:あぼーん
あぼーん
93あぼーん:あぼーん
あぼーん
94sage:03/07/07 21:27 ID:CS64KwYo
三田村信行懐かすぃ。
小学生の頃、親と本屋に行って「何か一冊買ってやるよ」って言われて
買ってもらったのが「ドアの向こうの秘密」だったな。
「年をとる家」が一番印象に残ってる。
他の本は読んだ事無いんだけど今になって無性に読みたくなって来た。

中学・高校辺りで阿刀田高の著書を読み漁ったもんだが
今思えば日常からじわじわと非日常に追い込まれる展開が
三田村信行を思い出させたからかも。
9594:03/07/07 21:31 ID:CS64KwYo
うわsageれて無いよ
逝ってくる…
96なまえ_____かえす日:03/07/07 22:24 ID:nA7YycKe
>>94
sageることなし!逝くことなし!全然オッケー!
ドアの向こうの秘密怖ぇよ!!

阿刀田高の不条理な怖さ、確かに通じるものあるカモ。
97なまえ_____かえす日:03/07/08 18:21 ID:GKH8fDGr
カフカに通ずるものがある、っていう意見なら2ヶ所ぐらいで見たけど
98あぼーん:あぼーん
あぼーん
99なまえ_____かえす日:03/07/14 01:11 ID:/tQIT0xI
幼い頃からなぜかずっと手元にあって、
ある日恐くなって古本屋に売ってしまった「おとうさんがいっぱい」。
手元にあるとつい読んでしまうからなんだけど(結局好きだってことか)
あの本、誰かが買ってハマってくれてたらいいのにな。
自分は古本屋めぐりでも在庫取り寄せでも何でもしてまた手に入れてみせるよ!
100山崎 渉:03/07/15 11:21 ID:OHnl0NrN

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
101あぼーん:あぼーん
あぼーん
102なまえ_____かえす日:03/07/28 01:14 ID:pHVSwcNe
ものまね鳥と撃つな
図書館で借りてきたんだけど、
大人なのに五回吸って三回吐く呼吸の練習しちゃったよ。
103なまえ_____かえす日:03/07/28 05:20 ID:CyZ/t/hU
>>102
たぶんこの本を読んだ9割の人間は、飛べるわけない飛べるわけないと
思いつつこの呼吸法を実践してしまうと思うよ。
自分もいい歳してやってみたし。
4回吸って2回吐く(だったっけ)のほうもチャレンジしちゃったw
104ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:15 ID:Wprhf3lL
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ
105山崎 渉:03/08/15 21:46 ID:oenxnvWe
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
106山崎 渉:03/08/15 22:31 ID:HoKq+LLn
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン
107なまえ_____かえす日:03/08/25 10:13 ID:o35kZ3v3
オオカミage
108なまえ_____かえす日:03/09/12 18:02 ID:4Q69jsQm
age
109なまえ_____かえす日:03/09/12 21:24 ID:vd59x2+R
スレ読んで図書館で取り寄せてもらいました。(うちの近所の
図書館は分室なので置いてないんです)
本当はもっと注文したかったんですが5冊くらいで止めときました。
はやく読みたい!!
110なまえ_____かえす日:03/09/12 23:19 ID:vKZnLRNs
上がっていたので、読んだ本の紹介。

「オオカミがきた」理論社 1976年11月初版
オオカミを主題とした短篇6篇の連作。
主人公は共通している。
最後の話であり、表題作でもある「オオカミがきた」
の読後感の悪さは、さすが三田村信行。
111なまえ_____かえす日:03/09/12 23:25 ID:vKZnLRNs
次、「ウルフ探偵シリーズ」全5冊 偕成社 1982年〜1987年

人に言えない秘密を抱えたウルフ探偵が、
不思議な事件を解決するハードボイルドなお話。

ちなみに発想の源はカレル・チャペックの「足あと」だそうだが、
ご本人も記述しているとおり、泥臭い話に仕上がっている。
112なまえ_____かえす日:03/09/12 23:34 ID:vKZnLRNs
最後に、読むのが難しい超難関本のひとつを。

「遠くまでゆく日」 国土社 創作子どもSF全集 1970年

舞台は未来。人類は宇宙へ飛び出している。
しかしながら、主人公の家庭は貧しかった・・・

ネタバレになるが、主人公の落ち度で父親が両足を失ったり、
金銭的な問題で今まで使っていたロボットを地球に置き去りにしなければならなかったり、
暗さ満載。でも、落ちは救いがある。

尚、この「創作子どもSF全集」は暗めで読後感の悪い話が多い(全てではないが)ので、
機会があれば読むことをオススメしたい。
113なまえ_____かえす日:03/09/13 09:56 ID:9nXIDSH+
一番好きな「おおかみのゆめぼくのゆめ」を買おうと思って
出版社に問い合わせたら品切れだと。。。

悲しい。
114なまえ_____かえす日:03/09/13 22:58 ID:NFXOZJ+c
>>110-112
いっぱい読みましたな〜。
「オオカミがきた」は読みたくてもどこにもなくって
結局読めてない。うらやましい・・・
「遠くまでゆく日」は全然しらなかったけど、
ネタバレはちと痛かった、でも読みたいなぁ。

>>113
品切れというより、絶版なのでは?
「おおかみのゆめぼくのゆめ」
実はラストの意味がよくわからなかったんよね。好きだけど。
115なまえ_____かえす日:03/09/21 20:21 ID:kgsPyILu
今日の仮面ライダー555見てウルフ探偵を思い出しました。
あの人も正体は狼・・・。
116なまえ_____かえす日:03/09/24 09:28 ID:k2SfOIRk
大人になって読むと子どもとは違った読後感。
ほんと阿刀田高を感じさせる。
ものまね鳥の後、刹那的な読後がバトルロワイアルと同じで
児童書・・?として置いとくしかないのかなぁ、もったいないなぁ
と思いました。
117なまえ_____かえす日:03/09/27 19:01 ID:2zCrr0L+
又、読んだ本の紹介。

「タンス男がやってくる」PHP研究所 1996年4月初版
久しぶりに刊行された短編集。

収録作は、
となりに恐竜がひっこしてきて・・・「となりの恐竜」
亡くなった祖母の三回忌で実家に戻ると
行方不明になった祖父の話をされて・・・「神かくし」
クラスで今はやっていることは・・・「飛ぶゆめ」
バスを待っていると見知らぬ老婆に話しかけられて・・・「青い顔」
病気で家にいると電話がかかってきた・・・「まちがい電話」
作家のたまごが怪談を依頼されて・・・「ふたつ死体」
いよいよタンス男が自分の町にやってくる・・・「タンス男がやってくる」
の七つ。

残念ながら既に絶版。
118なまえ_____かえす日:03/09/27 19:04 ID:2zCrr0L+
次、

「ぼくの犬クロ」偕成社 1975年12月初版
その犬は、川からやってきた。
ただし首だけ出した状態で箱に詰められ、
しかも注意書がついていた。
捨て犬クロと主人公のお話。
普通の児童文学だが、
やはりとても暗い。
119なまえ_____かえす日:03/09/27 19:07 ID:2zCrr0L+
最後、

「おばあさんのすてきな庭」国土社 1982年6月初版
マンション住まいのおばあさんが、
素敵な一戸建てを手入れた。
だが、その庭は・・・
「オオカミ」と並んで、三田村作品
重要なキーワードとなっている「庭」の作品。
明るいファンタジー。
120なまえ_____かえす日:03/09/27 21:21 ID:gKLlnTKT
いーな!読みたい!!めっちゃ面白そう!!
どこでみつけたんですか?
121なまえ_____かえす日:03/09/28 07:59 ID:Wi1voCdM
>>120
大阪府立図書館へいけば全部読めるぞ。

以下検索結果
ttp://opac.library.pref.osaka.jp/cweb/jsp/search2.jsp?title1=&title_agree1=2&title2=&title_agree2
=2&title3=&title_agree3=2&author1=%8EO%93c%91%BA%90M%8Ds&author_agree1=2&publisher1=
&publisher_agree1=2&relation1=&relation_agree1=2&relation2=&relation_agree2=2&relation3=
&relation_agree3=2&cat1=&isbn1=&publish_year1=&publish_year2=

大阪府立図書館の蔵書検索
ttp://opac.library.pref.osaka.jp/cweb/jsp/search1.jsp
122なまえ_____かえす日:03/09/28 08:08 ID:Wi1voCdM
ここでは「風を売る男」を売ってるし、
ttp://www.easyseek.net/item/15341307/

ここでは「風の城」を売ってる。
ttp://www.miwa-shobo.com/sinchaku.html
(のn250を参照)
123なまえ_____かえす日:03/09/28 22:56 ID:/ZS76se0
三田村信行の全集出してくれんかな・・・

不条理短編がっつり収録してくれたら
かなり読み応えがありそう
124なまえ_____かえす日:03/09/29 17:44 ID:wXUXmk9w
>122
サンキュウ!!そっこー買ってしまった。
125なまえ_____かえす日:03/09/29 21:23 ID:gpcjtVd8
とりあえず、ここまで話題に出た書名とレス番号を整理してみた。

お父さんがいっぱい 2 3 6 12 15 22 27 34 35 52 53 55 63 72 74 99
ぼくが恐竜だったころ 4 17 18 75 83 84 88
ウルフ探偵シリーズ 5 13 56 72 79 111 115
ものまね鳥を撃つな 8 10 11 18 24 26 28 47 67-70 83 102 103 116
オオカミ少年の夜 9
オオカミのゆめぼくのゆめ 16 43-45 49 57 59 83 113 114
風の城 18 77 80 81 83 88 122
ネコカブリ小学校シリーズ 19 20
オオカミ男のクリスマス 23
風を売る男 29 31 32 41 122
ドアのむこうの秘密 36 94 96
恐怖の13時間 62 90
八月の恐竜 83
オオカミがきた  110 114
遠くまでゆく日 112 114
タンス男がやってくる 117
ぼくの犬クロ 118
おばあさんのすてきな庭 119

こうしてみると、「おとうさんがいっぱい」と「ものまね鳥を撃つな」が双璧だな。
126なまえ_____かえす日:03/09/29 22:58 ID:QiUv7i1+
マニアですなw

「おとうさんがいっぱい」は強いね。
短編でここまでコドモごころに印象(ト ラ ウ マ?)
を残す作品はまれなんじゃなかろうか。
127なまえ_____かえす日:03/09/30 08:24 ID:Xw26yYmv
>>125
グッジョブ!
現実に起こりそうな感じの話が強いのかな?(起こらんけど)

三田村信行はオオカミと恐竜が好きなんだろうか・・・
128なまえ_____かえす日:03/09/30 11:20 ID:vVq84ETF
乙!!お父さんがいっぱいは一番手に入りやすいしね。
自分はドアのむこうの秘密が好きだ。
129なまえ_____かえす日:03/10/05 17:09 ID:Aq8JCtr7
このスレ読むだけで何か既に欝ってる私は読まない方が賢明ですか?
130なまえ_____かえす日:03/10/05 19:57 ID:54wTFOIx
>>129
いやいや、是非読んでください。そしてトラウマってください。

とりあえず「お父さんがいっぱい」をおすすめします。
131なまえ_____かえす日:03/10/13 02:54 ID:ATKj+Di/
 子供のころ読んで、ずーっとトラウマになっていた
「さむがりやのゆきだるま(タイトルそのまんまでさむがりやのゆきだるま
がラストには……という話)」という絵本がありました。
 このスレを読んで「なんか三田村信行っぽい話だな」と思って検索したら
本当に三田村氏の作品でした……。
 当時の本のカバーには三田村氏の写真とコメントがついていて、
三田村氏はとても優しそうなおじさんで「どうしてこんなに穏やかそうな
人がこんな暗い話を書くのだろう?」と不思議に思った記憶があります(w
132129:03/10/15 22:47 ID:JTwUPZcZ
結局買いました。
…((((゚Д゚))))ガクガクブルブル
良い感じに欝れました。面白いです。
Mの世界への第一歩でしょうか。
133130:03/10/15 23:12 ID:ZOrWhktm
>>131
それ読んだことないです。
読んでみたい、つうか三田村氏の写真見てぇ!!!

>>132
買ったとは素晴らしい!!
おもしろかったんですね、よかったよかった。
鬱になるのに何度も読み返したくなる・・・
確かにMの世界かもw
134なまえ_____かえす日:03/10/16 23:56 ID:eNbHVPMP
「かべは知っていた」、
きっとカレンダーを取ればお父さんは出てこれるんだと考えながら
安心しきって読み進めていたら、結局出れないまま終わってびっくりした。
そうだよなぁ…三田村だもんなぁ…一筋縄ではいかないよなぁ…。
135131:03/10/17 12:35 ID:ISc/xt7f
 >>130

 三田村氏の写真ですが、垂れ目気味の柔和そうで、真面目そうな
男性だったように記憶しています。
 もう20年以上前のことなので記憶は非常にあいまいなので、
間違っていてもあしからず。
 まあとにかく、作品の内容とはかけ離れた容貌でした。
 作品へのコメントも「もしさむがりやのゆきだるまがいたら、面白いと
思って書いたお話です」というあっさりしたもの。

 詳しい内容はというと、ある女の子の家に雪だるまが突然やって来て
「寒いです、あっためてください」と言うので、女の子がコタツに入れて
あげたり、暖かい飲み物をあげたりします。
 もちろん雪だるまはどんどん溶けていき、それでも「寒いよ、寒いよ」
と言い続け、最後は溶けてなくなってしまう、というお話。
 これは絵本なので挿絵付きでした。
 ラストシーンの雪だるまのしていたマフラーが水たまりの中に浮かんで
いるシーンが今でも鮮明に頭に焼き付いています(w
 そういえば、三田村氏はその後「とけない雪だるま」の物語を書いた
そうです。どんな話なんだろ……。


 
136なまえ_____かえす日:03/10/23 14:24 ID:g21oa2VD
「おとうさんがいっぱい」は理論社からハードカバーで2003年に
復刊されたようですね。図書館に行ったら置いてありました。
 巻末には挿絵の佐々木マキ氏と、そして作者の三田村信行氏の現在の
写真が掲載されています。
 三田村氏は本当に優しそうなおじさま、という感じです。
 
 三田村氏は現在でも創作活動はされているようですよ。
 特に古典文学の児童向け現代語訳など、多くなさっているようです。
 検索していると書名がたくさん出てきます。
137なまえ_____かえす日:03/10/30 18:06 ID:fv8c6MD5
とあるサイトの「おとうさんがいっぱい」の紹介ページを見て、三田村氏の本に
興味が湧いたので、アマゾンで検索してみた。
ほとんどが在庫切れ、表紙画像も表示されてないのが多い。
まあ仕方ないかなと思いつつ、検索結果ページを次々と見ていったところ、
何ページ目かで出てきたのが『ゆめのなかの殺人者』。
画像が表示されていたんだけれど、それ見た瞬間ゾワッと鳥肌が立った。
真っ赤な顔の男が真っ赤な手に後ろから顔を掴まれて、うわぁぁあぁと叫んでいる
顔面が表紙いっぱいに描かれてて、それ見たこっちもうわぁぁあぁ。
あれでは子供は中を読もうとすら思わないのではないだろうか…。

この本の話は、このスレではまだ出てなかったと思うのですが、どなたか読んだこと
ありませんか?
138なまえ_____かえす日:03/11/03 17:49 ID:yrILD1Lx
>>137
読んだことあるよ。
上の方で話題に出ていた「恐怖の13時間」と同じシリーズに収録されている作品だよ。

内容はネタバレになるから、ここでは触れないけど
似たような話が結構あるし、
話も短めで食い足りないので、
三田村作品としては・・・って感じかな。
139なまえ_____かえす日:03/11/20 05:19 ID:XT6HQcPC
三田村作品は子供相手に本気を出してるな。
140なまえ_____かえす日:03/11/20 17:00 ID:8W6SVPi0
大人げないぞ!・・・大好きだ!
141あぼーん:あぼーん
あぼーん
142なまえ_____かえす日:03/11/26 05:54 ID:4emv4OTg
ぼくが恐竜だったころってオチよりも
人間より恐竜の彼女を取るところなど、
主人公が妙に人間臭くて怖かった
143なまえ_____かえす日:03/12/03 03:33 ID:ONKLm4FZ
ずっと「ドアのむこうのひみつ」のタイトルがわからなくて悩んでいて、絵本板できいても
タイトルがわからなかったので、いまやっと分かってすごく嬉しいです!!! 10数年探してました!
みんなトラウマになってたんですね…

さむがりやのゆきだるまは、そっくりな話が「銀河鉄道999」にあった覚えが…
144143:03/12/05 04:19 ID:DYTHojIu
銀河鉄道999では、雪だるまではなく、雪女でした。
145あぼーん:あぼーん
あぼーん
146なまえ_____かえす日:03/12/05 23:13 ID:cHWnjpOa
ダレン・シャン2巻
もうあれ以来読まん
147なまえ_____かえす日:03/12/05 23:14 ID:cHWnjpOa
スマソ誤爆
148なまえ_____かえす日:03/12/24 04:59 ID:DnSY6q1I
今、彼の研究している者です。
短編集が好きです。
>>134
カレンダートリック、私もそう思ってました!
んで「あー違うのか・・・」って。
『ドアの向こうの秘密』に同じトリックの話があるんですよー。
やっぱりリンクしてしまう・・・。
149なまえ_____かえす日:03/12/24 18:10 ID:qJwhjUxa
>>148
け、研究?一体どんな研究をしているのか気になります。

「かべはしっていた」子供のころはハッピーエンドだと思ってたけど
大人になってから読んでみると、これもバットエンドじゃん・・・。
那須正幹の「ぼくらは海へ」と通じるものがあると思う。
150なまえ_____かえす日:03/12/24 18:32 ID:WNGEvbmI
【ゴールデンレス】
このレスを見た人はコピペでもいいので
10分以内に3つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後好きな人から告白されるわ宝くじは当たるわ
出世しまくるわ体の悪い所全部治るわでえらい事です


151なまえ_____かえす日:03/12/24 19:33 ID:CVpye3sJ
このスレ見て、「さむがりやのゆきだるま」借りたけど、
なんじゃこのストーリーはw
途中で何か起こると思っていたら、寒い寒いとガクガクブルブルし続けた果てに、ああいう終わり方。
これ読んだ子供も読ませる大人にも困った読後感を提供してくれそうです。
152なまえ_____かえす日:03/12/30 06:24 ID:qVYoVG3j
呼んだ事なかったんですけどこのスレ読んだだけで
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
早速図書館で予約しますた
年明けまで待てない((( ;゚Д゚)))
153なまえ_____かえす日:03/12/30 14:15 ID:ssSilFrA
>>152
存分に((((;゚Д゚)))しちゃってください。
おとうさんがいっぱいあたりかな?
154152:03/12/31 17:41 ID:EIb9rqzl
>>153さんありがとうございます
>おとうさんがいっぱいあたりかな
もちろんそれは真っ先に。(笑
他にぼくが恐竜だったころなど。
それはそうとみなさんよいお年を〜
155なまえ_____かえす日:04/01/02 12:57 ID:yPE/d2Iy
>>114
「おおかみのゆめぼくのゆめ」のラストは
あれ、おおかみの独白なんじゃないかな。
「ぼく」は・・・

あの短編集は抽象的?な「おとうさんがいっぱい」よりずっと具体的で生臭い感じだった。
それこそ「大人なんて全然信用できないよ」「夢なんて持つもんじゃない」「努力したって結果はうまいことかっさらわれる。何にもならない」
と未来への希望は摘み取られてずっしりとしたトラウマを植え付られる。(欝)
156なまえ_____かえす日:04/01/16 20:23 ID:CpFkDeVj
小学校のころ「僕が恐竜だったころ」を読んだ、
確かにトラウマ本だったけど、本を読むってことが好きになるきっかけとなった本だったな、実際何度読み返したか分からん。
中二になった時「遂に自分もセイヤと同じ年か・・・」とか感慨にふけったもんさ。

しかし結局恐竜世界でしか居場所を見つけられなかった彼はこれからどうやって生きてきゃいいんだ・・・_| ̄|○
あ、どうせ待ってるのは滅亡だから良いのか(欝)
157なまえ_____かえす日:04/01/21 19:11 ID:mrbRWS7q
ぼくの丸木舟。 犬を人間に改造して人間社会に浸透させていく
話だったと。 怖くて寝れませんでした。 今でもなんとなく
犬怖いし。(笑)
158なまえ_____かえす日:04/01/21 23:39 ID:xc8WdytF
>>157
書き込み内容から想像すると、
「ぼくのまっかな丸木舟」と「犬の学校」がごちゃまぜになっているけど、
どっちも三田村作品ではありませんね。
159なまえ_____かえす日:04/01/21 23:56 ID:xc8WdytF
又、読んだ本の紹介。

「八月の恐竜」ほるぷ出版 1993年4月初版

来年有名中学の受験を控えた主人公、
刑務所から出所したばかりの暴力団員、
富士山の樹海の地質調査を依頼された会社員。
一見何のつながりもない人々が、
とんでもない大事件に巻き込まれる。

ほるぷの中でほとんど言及されていないのは不思議なくらいウェルメイド。
三田村色も出ているが、ややまとまり過ぎもいなめない。

残念ながら既に絶版。
160なまえ_____かえす日:04/01/22 00:01 ID:0B24JCNf
次、

「ママという名のねこ」ひさかたチャイルド 1986年6月初版

「あの子とつきあっちゃだめだよ」「逆らったらあんたも仲間はずれね」
小学校5年生の主人公は幼稚園から小二まで同級だった子に
野島ユリという子とつきあわないように言われる。
でも野島ユリは不思議な魅力を持った子だった・・・

いじめを題材にしてこんな童話をかけるのは、
三田村信行くらいではないか?
二段落ちで救いのないかなり暗いお話。
161なまえ_____かえす日:04/01/22 00:11 ID:0B24JCNf
最後、「恐怖のとびら」シリーズ

「吸血鬼は闇にわらう」 国土社 1987年8月初版
「おそろしい手紙」    国土社 1990年6月初版
「オオカミ少年の夜」   国土社 1991年9月初版

「恐怖のとびら」全10冊のシリーズ内で
三田村が3冊と最多の著作数。

内容を簡単に触れると
「吸血鬼は闇にわらう」 毎夜でかける父を尾行する少年がみたものは・・・
「おそろしい手紙」 迷い込んだお寺の住職に死相が出ていると言われて・・・
「オオカミ少年の夜」 テレパシーで起こされた少年が夜を彷徨って・・・

上記のうち、「吸血鬼は闇にわらう」はてのり文庫で再版。
また背表紙にはタイトル名のみで著者名がないので
古書店で探すときには注意。
162なまえ_____かえす日:04/01/24 22:31 ID:mdAg4Vzd
おとうさんがいっぱいを実写で見てみたい、いねーかな三田村作品を実写化してくれるヤツ
163なまえ_____かえす日:04/01/24 22:42 ID:ScSgNS93
八月の恐竜、こないだ久方ぶりに読み返したら
いろんなとこで震えがきましたよ。
ラストこんなんだったか・・・怖ぇょぅ(((;´Д`)ノ゙

実写かー。
「世にも奇妙な物語」あたりでオムニバスになりそうな感じだけどね。
164なまえ_____かえす日:04/01/25 02:39 ID:zg6B1RNM
実写と言うより、佐々木マキさんの絵のアニメが見たい。
淡々と話が進む感じで。でも実写もアリだよなぁ。
165なまえ_____かえす日:04/01/25 08:28 ID:dKxxZ1iE
いやいやえん。絵もこえーし
166なまえ_____かえす日:04/01/25 15:05 ID:QzktE1CQ
それは中川李枝子
167なまえ_____かえす日 :04/02/12 11:12 ID:HUQr5Mm5
「世にも奇妙な物語」とかでやってくれそうな感じ。
週一でやってたころなら間違いなくやってくれたかも。
168なまえ_____かえす日:04/02/13 11:26 ID:rZ8pvgjj
そういえば、星進一も6,70年代が最盛期だったかな。
昔、そのころの作品(ハードカバー)を図書館で借りたことがあったな・・・。
169なまえ_____かえす日:04/02/18 11:45 ID:G0Tv1Imc
トラウマになる児童文学って・・・?と思ってこのスレ読んでみたらビンゴ。
>36は小学二年生からのトラウマ本でした。
探せば実家の押入れ辺りにまだあるかもしれんので、今度探して読んでみます。
170なまえ_____かえす日:04/02/20 23:36 ID:ODzN6EC5
さむがりの雪だるま、本屋で売ってました。
即買い。
171なまえ_____かえす日:04/03/01 13:25 ID:R6i1xUZh
やな作家・・・
172なまえ_____かえす日:04/03/08 17:11 ID:kB3tL2P2
「ファンタジーブックガイド」という本に「おとうさんがいっぱい」が紹介されていたので、
昨日図書館で借りてきて読んでみました。
むちゃくちゃ怖かった。どこがファンタジーだ!
夜ベッドの中で思い出してしまって、眠れなくなりました。((((((;゚Д゚))))))
佐々木マキさんの挿絵で怖さ倍増。

5階の話がいちばん怖かった。
最後は飛び降りちゃうのかな…ってずっと考えながら読んでました。
寝る前にもそのイメージが襲ってきて、
飛び降りたらグローブみたいにまた戻ってくるのか、
それともそのままグシャッなのかと…
グシャッも怖いけど、飛び降りても脱出できなくて、
誰もいない部屋から出られずに、衰弱しながら死んでいくんだろか、
それとも、自ら「死」という形の脱出をするんだろうか…

こんなこと考えてたら、眠れなくなりました。
もし夜中に目が覚めて、トイレに行こうとしてドアを引いても、開かなかったら!
173なまえ_____かえす日:04/03/13 22:48 ID:PrSKh5EN
大ファンだが、どういう経緯で児童文学家としてデビューできたのかが
気になる・・・面白いけど出版社は児童向けとして売り出すことにしり
ごみしたりしなかったのだろうか
174なまえ_____かえす日:04/03/18 01:22 ID:NPO+a/q5
『パンを踏んだ娘』
パンを踏んだ娘 パンを踏んだ娘 パンを踏んだ罪で地獄に落ちた
神様にそむいたインゲル 地獄に落ちた
175なまえ_____かえす日:04/03/18 01:41 ID:6MblTFGf
今ここのスレで祭り状態。ユーコってやつが日本がhomeで一勝でも出来たらヌード画像晒すって言ってた。
それで16日のレバノン戦で日本が勝ったから大騒ぎ!周りのやつが脱げ脱げって騒いでついに晒させた!
しかも結構かわいい!すっげぇ祭り状態!もうすぐ1000超えそうだから早くおいで!ここのスレで見れるよ。
http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1076074534/l50
152 名前:ユーコ :04/03/16 17:05 ID:SZpRj0sm
わかった、日本がレバノンに勝てたら私のヌード画像晒してやるわよ!
153 名前:名無しさん◎書き込み中 :04/03/16 17:06 ID:PaBD9jNB
言ったなw みんな覚えとけよ!
256 名前:名無しさん◎書き込み中 :04/03/16 19:45 ID:SZpRj0sm
おっしゃ!ゴール!!うpしろうpしろ!
259 名前:ユーコ :04/03/16 19:47 ID:SZpRj0sm
はぁ?まだ前半20分じゃん。これから逆転されるわよ。
308 名前:玉の輿 :04/03/16 20:36 ID:uHsa/6Kq
マジかよ・・・レバノン・・・(涙)
319 名前:名無しさん◎書き込み中 :04/03/16 20:37 ID:SZpRj0sm
ゴール!信じらんねぇwww
350 名前:玉の輿 :04/03/16 20:57 ID:uHsa/6Kq
日本が勝ったわけだが…
351 名前:名無しさん◎書き込み中 :04/03/16 20:57 ID:tdEaD5sL
ユーコヌード画像うpしろうpしろ!!!
758 名前:ユーコ :04/03/17 23:36 ID:SZpRj0sm
わかったよ。約束通り晒すわよ…

(ここでうpされますた。)
760 名前:名無しさん◎書き込み中 :04/03/17 23:36 ID:atOaw/sA
>758
キター!女神降臨!!!
764 名前:名無しさん◎書き込み中 :04/03/17 23:37 ID:SZpRj0sm
激しく勃起!
176なまえ_____かえす日:04/03/28 03:15 ID:25ArTBrq
 たしか同人誌で童話書いてたからその関係で児童書でデビューした
んじゃなかろうか。
177なまえ_____かえす日:04/04/06 04:13 ID:NAs9PIXZ
ココ来て、興味持って
「おとうさんがいっぱい」読みました。
結局全部同じパターンだな、という印象。
みなさんみたいに怖いと思えないのって
子供のココロが失われてしまったのかって
ちょっと悲しくなりました。
でも
ボクも子供の時読んでたら
トラウマになるのかなぁ…
178なまえ_____かえす日:04/05/04 23:10 ID:8oP7JI04
小さい頃、図書館でネコカブリ小学校シリーズばかり読み漁ってました。
八月の恐竜とかもあったにはあったんですが、
子供心にあの厚さはちょっと……という感じで、未だ読んでません。
そろそろトラウマ系も挑戦してみたいのですが、
最初に読むとしたらどれが良いですかね?
179とてた ◆0Ot7ihccMU :04/05/06 23:05 ID:aVgOnjUp
>>178
短編にもトラウマはあったりしますが…、

「オオカミ少年の夜」や「ものまね鳥を撃つな」はトラウマは薄めですからそのあたりからどうでしょうか。
180178:04/05/07 15:03 ID:XwCLEt/2
>>179
レスありがとうございます。
「そろそろトラウマ系も……」というか、
このスレで十数年ぶりに三田村さんの名前を思い出しまして、
そういうタイプの作家さんだったと言うこともここで初めて知りましたw。

お薦めいただいた本、早速図書館で探してみます。
181一番トラウマなのは:04/05/11 01:28 ID:042uEEQl
「ぼくが恐竜だったころ」 数年ぶりに読んで欝
182なまえ_____かえす日:04/05/16 10:32 ID:Oz4M0n7h
このスレで名前を知って興味を持ったので
昨日図書館へ行ってみた。
蔵書検索で読んだことがあるものもあって
「へー」と思った。
とりあえず借りてきたのが>181。
読み終わったけど鬱だよ……。
183とてた ◆0Ot7ihccMU :04/05/22 13:33 ID:GgAhHT1W
…鬱報告が続々と。

ちなみに僕はちゃんと読んでません>「恐竜だったころ」
184なまえ_____かえす日:04/06/07 19:15 ID:6Ui+GqrF
ウルフ探偵、最終刊の地獄描写がすごいね。普通は地獄つったら針山、血の池どまりなのに馬頭鬼牛頭鬼まで書くとはー
185なまえ_____かえす日:04/06/08 20:17 ID:XeX+i5PN
他の作品幾つか読んだ事あったけど、今日始めて「ぼくが恐竜だったころ」を読んだ。
……禿しく鬱だ。orz
186185:04/06/08 20:21 ID:XeX+i5PN
×今日始めて
○今日初めて  だったスマソ
187なまえ_____かえす日:04/06/29 05:19 ID:NHT8GPPx
188なまえ_____かえす日:04/07/15 23:17 ID:Zm8mNSDI
保守。

>>185
それがいいのさ〜。

というか絶版になった本がもう一回出ないのかな。
いい児童書だと思うんだけどなぁ。
189なまえ_____かえす日:04/07/20 02:58 ID:zuTAdHPP
age

古本屋さんで、「僕が恐竜だったころ」を発見。
つい手が出そうになったけど持ってるもんなぁ・・・
210円でした。
190なまえ_____かえす日:04/07/20 23:27 ID:TJh9JzHT
210円!!欲しいよぅ
けど給料日までしばらくあるなあ。

その上この夏ボーナス出なかったよ・・・
松谷みよ子の現代民話考と千夜一夜物語揃えようと思ってたのに  ||| ○| ̄|_
191なまえ_____かえす日:04/07/23 01:14 ID:JwKYRpuv
タンス男って三田村さんだったのか!
あれ、学研かなんかの付録で読んだんだけど、不気味で怖かったよ。
オチ覚えてないからもう一回読んでみたいな。
192なまえ_____かえす日:04/07/26 09:34 ID:WQf6qgWf
図書館検索でみたら、「キャベたまたんていびっくりかいてんずし」とか
もろもろの三田村作品きゃべたまシリーズがありましたが、どんな話なのでしょう。
あと、「ラブレター大作戦」とか。
193なまえ_____かえす日:04/08/10 14:44 ID:k7PL+2/Y
このスレで興味を持ち三田村氏の本を古本屋で探して…タンス男、買ってきました。

プチ鬱
194なまえ_____かえす日:04/08/12 01:10 ID:IFT99jBu
上がってるのでちょっと前に読んだ本報告でも。
記憶違いがあるかもしれんがスマソ。

『夜の大男』(どうわランド)
短い本でさし絵がスズキコージ。
お隣さんは実は大男だった!って話で、
夜に大男化したお隣さんと
肩に乗せてもらった主人公(たしかサラリーマン)は夜の町をズシンズシンと歩く。
でもここで大男が
「やっぱり大男がこんな都会にいちゃいけないですよね」とか言い出すのが三田村風。
195なまえ_____かえす日:04/08/12 01:17 ID:IFT99jBu
『オオカミ男のクリスマス』(PHP創作シリーズ)

こんな↓お話。
ttp://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3b259f3008be30101bc5?aid=&bibid=01083348&volno=0000
スレの最初のほうにもレスがあったが、マジ泣ける。
人に好かれないタイプの上にオオカミ男だという二重苦の主人公の前に、
初めて懐いてくれる少女が現れた……。
「今年のクリスマスは〜」・゜・(ノД‘)・゜・
196なまえ_____かえす日:04/10/20 23:15:55 ID:kZt0Dzeu
やっとやっとやっと探してた本に辿り着いた…嬉しい・゜・(ノД‘)・゜・
『おとうさんがいっぱい』の中の『どこへもゆけない道』『ぼくは五階で』の二編。
タイトルは忘れてたけど内容だけは忘れなかった。
確かにトラウマになってた…もう20年も探してた。
さっそく注文したので到着するのが楽しみ。
このスレのおかげです。
197なまえ_____かえす日:04/10/24 13:32:13 ID:2axgYrW6
>>196
それはよかった。
読んだらまた感想なんぞを・・・。

それにしても三田村さんは子供の心にトラウマを植えつけるプロですなぁ。
もっと本屋においてあればいいのに・・・。
198なまえ_____かえす日:04/11/08 20:44:32 ID:ZzlxUrXF
天沢退二郎スレと掛け持ちしてる住人が結構いそう。
あちらは「闇」で、こちらは「濃灰」って感じか。
199なまえ_____かえす日:04/11/09 01:45:25 ID:iSVeaEpu
>>198

私はそれプラス大海赫を回遊してますが?
200なまえ_____かえす日:04/11/26 21:52:03 ID:5e46AMrY
ぎゃー、懐かしいー!ウルフ探偵好きだったよ。

部屋のない窓は皆言ってる通り、救われない終わり方だったね。
個人的には人形誘拐事件のニャンコに一票。
(猫好きだし)子供心にめちゃめちゃ哀しかったよー。(ToT)
201なまえ_____かえす日:05/01/06 23:48:38 ID:thLLF4o3
ほしゅ
202なまえ_____かえす日:05/01/20 03:23:57 ID:eOEeUVFS
ウルフ探偵の話の中に、鬼の行列に出会った子供が
鬼に唾を吐きかけられて姿が見えなくなってしまって
ウルフ探偵に助けを求める話、元ネタがあったと知って驚き。
203なまえ_____かえす日:05/01/21 05:02:33 ID:VlQkT4bU
>117 軽くネタバレお願いできますか?
204なまえ_____かえす日:05/01/21 05:08:29 ID:VlQkT4bU
>>36 私も小4の時よんで、年をとる家ってのでかなり衝撃うけました。作家も何もわからなくてずっと探してて、やっとこのスレみてわかりました!もう絶版なんですか?買う方法とかないですか?他の本も、教えてほスィです
205なまえ_____かえす日:05/01/21 13:54:13 ID:8CF6ZKnT
>>203-204
「軽いネタバレ」は作者名でぐぐるだけでも結構親切な書評サイトが出てくる。

買う方法は、まずアマゾンなどのネット書店で検索。
それから、「Books.or.jp」では現行の本が検索できる(ここで検索して出なければ絶版)。
加えて板のトップやタイトル教えてスレッドには色々便利なサイトが載っている。

話題の少ないスレッドでこんなことをいうのも何だが、
まずは自力で探してみれ。
206なまえ_____かえす日:05/01/24 02:35:03 ID:fUZ6fP0L
久しぶりに「ぼくが恐竜だったころ」を読み直した。
・・・・・・小学生の頃にオチが理解できなくて良かった。

ところで厨な質問だけど、このスレって平均年齢何歳ぐらい?
っていうか未成年いる?
207なまえ_____かえす日:05/01/24 16:29:47 ID:ZLexySNl
>>206
あのオチは最強ですな。
話はかなり強引な所が多いけど、それでも好きだ<ぼくが恐竜だったころ
でも1番好きなのは「おとうさんがいっぱい」

年齢か・・・。未成年は少ないんじゃないかな。
少なくとも自分は未成年じゃない。
というかこのスレの住人、10人もいないような・・・orz

208なまえ_____かえす日:05/01/26 22:17:17 ID:CZny8o8x
>207
ノシ >172だけど、現役女子高生だよー
209なまえ_____かえす日:05/01/28 01:01:05 ID:tgRF4Vkw
ぼくが恐竜だったころよんでちらほら泣きました(/д;)ありえないとわかっててもイイ結末期待をしてたり
210なまえ_____かえす日:05/01/28 03:46:21 ID:wQ+kpspH
結構下がっているので、age。
「オオカミがきた」を読みたいのに、近くの図書館においてねぇ・・・

>>208
ありゃ、若いですねー。
若い人も読んでいるのは嬉しい。

>>209
ち、ちらほら?
あの終わり方だと、イイ結末は望めそうにないですね。

211なまえ_____かえす日:05/01/29 10:19:24 ID:Su7vx9XP
「ぼくが恐竜だったころ」のオチっていまいちうろ覚えなんだが・・・

(メール欄)であってる?
212なまえ_____かえす日:05/01/29 14:45:32 ID:SKYdIEHn
>>211
んー。それを示唆させる感じのオチ。
213なまえ_____かえす日:05/01/29 23:48:21 ID:QpjGd8Xx
このスレ見てるとハンバーガーが食べたくなる
214なまえ_____かえす日:05/01/30 00:50:31 ID:KLpZJak7
>>213

ご、誤爆?




・・・「ぼくが〜」にはちょこっとでてきたけど<ハンバーガー
215213:05/01/30 15:43:17 ID:U6bWsZtZ
>214
もちろん「ぼくが〜」のアレ。
216なまえ_____かえす日:05/02/03 23:42:53 ID:ZdP4Caja
「壁は知っている」は、昔読んだ時は最後のオチがショックだった。
親はいつかはいなくなるものだということを理解するには、
まだ幼すぎたからだと思う。
子どもでも、親と離れる経験をした子だったらまた違う感じ方なんだろう。
もしかしたら作者は、そういう子どものためにこの話を書いたんじゃないんだろうか、
と思った。
217なまえ_____かえす日:05/02/12 01:37:12 ID:bBRVZw+B
僕が恐竜だったころも、八月の恐竜(だっけ?)も、すごく心に残る。悲しい、ものまね鳥を撃つなは、まだ鬱さマシ。おとうさんがいっぱいとかぼくは五回でとかも行き場を無くして鬱… 年をとる家とか小さい頃読んだのに内容きれいに覚えてた!
218とてた ◆0Ot7ihccMU :05/02/12 22:53:28 ID:1y/s46yl
たまには鬱じゃないネタを。

「ゆうれい学校」(家庭訪問、運動会)シリーズは紋切り型だけど良い話です。
219なまえ_____かえす日:05/02/22 15:28:17 ID:qoyOSIZJ
「恐竜だったころ」
そんな本があったなと思って記憶を辿ってみた。
前半までワクワクしながら読み進めていたが、後半どんどん暗く…
博士の設定がひっくり返ったところで(((( ;゚Д゚))))
読後は虚無感のようなダルサに襲われた。とにかく鬱。もー何やっても無駄無駄って感じで軽く絶望した。

ところが今ではオチを全く覚えてない。
小学生の自分には理解できなかった恐ろしいオチがあるのかもしれないが…思い出せないorz
220なまえ_____かえす日:05/02/22 17:47:57 ID:2fVLAyDn
自分もオチ忘れてたんだよ。
同じく読後のダルさだけは覚えてたんだけどね。
で、最近読み直したんだよ。
なんかもうすべて無駄無駄無駄無駄て感じだあれは。

でも人生の100冊の内に入れたいと思うような本でもある。
再読オススメ。
221なまえ_____かえす日:05/02/25 07:06:54 ID:MM6f50AA
『あのタイトル教えて(児童書板)』で探してもらったところ『ドアの向こうの秘密』であることが判明しました。
ので、記念カキコ。
収録されている『おむかえ』と『年をとる家』が印象強いです。
当時小学4年生。ビビリなのに、よく読めたなと思います。
現在24歳。絶版だそうなので、古本屋巡りでもしたいと思います。
222なまえ_____かえす日:05/02/26 02:04:20 ID:YSFFGx7S
「恐竜だったころ」大人気。
「おとうさんがいっぱい」に並ぶ代表作なのかな。

>>221
よかったですね。是非読んでみてください。
でも、古本屋巡りをするより、図書館に行った方が読める確率高いですよ〜。
あんまり古本屋に三田村さんの本って売ってないんで。
223なまえ_____かえす日:05/02/26 07:35:13 ID:J7+GK1EU
偶然この板に来て偶然このスレを覗いて、
三田村作品読んでみたいと思った。
そういえば似たような雰囲気の作品を小学生のときに読んで
もう一度読んでみたい本があったな、別スレで捜索してもらうか、
と思っていたらその作品も三田村作品であることが判明。
(「吸血鬼は闇にわらう」でした)
偶然とはいえちと怖かった。
224なまえ_____かえす日:05/03/04 01:24:48 ID:at19eLEY
223と同じく偶然この板に来てこのスレにたどり着いたんだが
ぼくの犬クロってこの人のだったのね
何気に詳細探してたから助かった
シャア板に感謝しよう
225なまえ_____かえす日:05/03/12 00:01:31 ID:zUrhTHuR
別の作家だけど舟崎克彦もけっこトラウマ系だよ。
世界で一番危険な動物をつかまえてくださいっつって謎の場所に連れてかれて
オチは自分(=人間)だったとか。
あそべない子供たちを自由に遊ばせてあげるためにみんな鳩にしちゃうとか
んなあほなーな落ちが多かった。
「おとうさんがいっぱい」はあまりの衝撃度にもう一度大人になってから買って
しまった。特に留守番してて部屋から出られなくなる話は団地で留守番した経験が
ある人にはわかる。
226なまえ_____かえす日:05/03/12 00:45:58 ID:hKFlSHsW
あー。舟崎克彦。確かに

「クレヨンマジック」とか
「右ちゃんのおくりもの」(こっちは奥さんの方が文章だけど)とか
読後になんか薄ら寒い虚脱感に襲われるものがあったな。
227なまえ_____かえす日:05/03/14 23:40:34 ID:XNJg5Jr0
うわー、舟崎さん「どんな作品だっけ?」と思ったら自分も読んでた
メジャーなぽっぺん先生だったけど食物連鎖の話の中に
ちらほら後味悪い感じのがあったよーな
なんか読書傾向似てるんだなあ

先日図書館で三田村さんの本借りてきた
あんなに沢山出してたんだと驚いた
ウルフ探偵ってタイムマシンの最終話で終わったと思ってたら
4、5巻があったんですね
上の方に書いてくれてた人いたけど気がつかなかった
228なまえ_____かえす日:05/03/19 04:09:58 ID:1NonaElv
おお、こんなところに
http://www.ksky.ne.jp/~mio/
の TOPICS 2005/03/17 に最近の作品のことがちょこっと記されている。
う〜ん読みたくなってきた・・・。
229なまえ_____かえす日:05/03/19 17:03:31 ID:NA2njdlA
読んでみたいですね。
230なまえ_____かえす日:2005/03/24(木) 18:51:09 ID:NzXo3D0U
おとうさんがいっぱいを知人に貸したら絶賛されて
同じ本アマゾンで買ってた。
あの中では『壁は知っていた』が一番好き。
なんかあれだけ5話の中で浮いてない?
切ないってゆーか。すごい好き。
231なまえ_____かえす日:2005/04/05(火) 00:17:27 ID:OhPEFVwk
>>230
おとうさんがいっぱい、自分は最近読んだ
すっげ面白かった。これ子供のころ読みたかったなー
ウルフ探偵とか僕が恐竜だった頃は読んだ覚えがあったんだけど

>浮いてない?
「壁は知っていた」だけ主人公がどこかに行けるラストだからじゃない?
他はどんづまりなんだよね〜
232なまえ_____かえす日:2005/04/05(火) 00:50:44 ID:W8nKAWQ2
乙一原作の映画ZOOの「ソファー」をネットで見て
「壁は知っていた」を思い出した。

もしかしたら少年の見た夢なのかもしれない、
そんなところが。
233なまえ_____かえす日:2005/04/05(火) 03:01:13 ID:p8llkgds
「ピカドン」は怖すぎで泣いたの覚えてる。
ぜったい要望に見せる本じゃねえだろ
234なまえ_____かえす日:2005/04/05(火) 11:46:38 ID:CrtoK1RH
あ〜復刊してほしいよ〜!!
235なまえ_____かえす日:2005/04/08(金) 00:20:14 ID:MYVcbddE
「壁は知っていた」は、ラストシーンがものすごく良いと思う。
泣きそうになる。
236なまえ_____かえす日:2005/04/10(日) 20:58:33 ID:svFGeyjZ
子どもの頃の10万円と大人になってからの10万円って重みが違うから
子どもの頃に読むのと大人になってから読むのじゃ全然後味が違いそう。

10万じゃ生きていけねーよ。甘いよ少年。
でも私もあのラスト好き。↑のように思いつつもなんだか突き抜けた気分になる。
237なまえ_____かえす日:2005/04/10(日) 21:58:05 ID:9wE0r5Rz
>>236
でも書かれたの見てみるとほとんど1960年代だから
ちょっと今よりは価値あるかも 10万円w
238なまえ_____かえす日:2005/04/10(日) 23:31:29 ID:rYNzkr5N
おとうさん〜の中では『壁は知っていた』が最高に好き。
あのラスト、自分も泣きそうになるよ>>235
おとうさん〜系の本って、今もう絶版なんだよねぇ・・・。
復刊してくれないかな。
239なまえ_____かえす日:2005/04/10(日) 23:50:13 ID:+Fg6G5ya
「タイトル教えて」スレを見ていて思ったけど
この人の本読んでる人って結構多いんだ。
240なまえ_____かえす日:2005/04/13(水) 19:58:26 ID:GFT0CP/e
「壁は知っている」のラスト、>>236のいうように、大人から見ればあまりにも
不安な要素だらけ。
でも、子供だからこそ持っている未来に対する希望と可能性に、「何とか生きていける」
と思わせられる。
その危うさと力強さに、胸が締め付けられる。
と、酒を飲みながら2ちゃんをやる駄目な大人が言ってみる。
241なまえ_____かえす日:2005/04/13(水) 20:31:12 ID:pdEtHQ3O
三田村作品の主人公たちって
あまり特徴らしい特徴のない子供が多いよな。
だからこそ思わず子供としての自分を重ねて
恐怖のどん底に叩き落されたりするわけだ。

「おとうさんがいっぱい」は復刊してたと思うけど。
比較的古本で見る本でもあるような。
短編の完成度の高さ、長編の虚脱感。
三田村信行の全集出して欲しいな。
242なまえ_____かえす日:2005/04/14(木) 05:03:07 ID:i1aqNX6m
おとうさんがいっぱいは復刊してるけど、
『風を売る男』とか、『オオカミのゆめ、僕のゆめ』は絶版なんだよね。
243なまえ_____かえす日:2005/04/14(木) 20:27:59 ID:D21LZGTD
たまたまここ迷い込んだ(だから一冊も読んだ事ない)けど、レス読んでるだけで究極に気になってきた!

明日仕事休んで図書館行っちゃいそーな予感w


244なまえ_____かえす日:2005/04/14(木) 20:51:05 ID:g9md4KSB
お試しあれ
245なまえ_____かえす日:2005/04/15(金) 19:28:45 ID:dgfOMrrs
>>243
読んだら感想求む。
246なまえ_____かえす日:2005/04/30(土) 23:47:32 ID:Jl1/Yjnt
ほしゅ
247なまえ_____かえす日:2005/05/01(日) 07:23:45 ID:RzlVW1v0
このスレ見て、久し振りに家にあった「おとうさんがいっぱい」を読み返し
てみた。
「ぼくは5階で」は小学生の頃に読んだとき、初めは「最後はどうやって助か
るんだろう?」とわくわく考えていたのに、だんだん本当に助かるんだろう
かって不安が、じんわりと広がっていく展開が印象に残ってるよ。

本は結構読む方だったんだが、ハッピーエンドで終わる本に慣れ過ぎていた
自分には、とっても衝撃的だったな。
近い内に古本屋巡りでもして探してみるか。
248なまえ_____かえす日:2005/05/04(水) 10:09:55 ID:4M58EnQS
えー、上の方(>>110-112,>>117-119)で
読んだ本の紹介を書いていたものです。

その後も何冊か手に入れたのですが読む暇がなくて・・・
とりあえずまだタイトルも出ていない2冊だけ。

「灰」小学館 1979年4月10日初版

主人公はるの・ゆたかは、
道にころがっているニワトリの卵
くらいの石ころにつまづいてころんだ。
だが、立ち上がった場所は
いままで自分がいた世界ではなかった・・・

「タイムスリップ」もの。
民話に詳しい方は、タイトルと物語中盤に出てくるある人物で
話の展開が読めるかも。
重い感じがせず、気楽に読めるお話。
249なまえ_____かえす日:2005/05/04(水) 10:22:32 ID:4M58EnQS
「きみが魔法使い」 1997年1月初版

主人公マキは新しい家に引っ越してきた。
3階建ての洋館で町外れの丘の上に立っている
その家の家賃は格安。しかしひとつ約束事があった。
それは「3階には人間嫌いな大家が住んでいるので、
絶対3階にはあがらないこと」

ある日、弟の洋平が3階へ「探検」をしに行ったことを
きっかけとして、主人公マキと不思議な老人
クラウス・フォン・ベッテルハイムとの交流がはじまる。

この本の評価は、
「(いままで三田村作品を読んで)長年の鬱積したものが解き放たれてよかった」
「三田村信行という人に期待するのはこんな話ではない」
と評価は真っぷたつに割れそう。
250なまえ_____かえす日:2005/05/04(水) 19:47:32 ID:0CpD+nIW
キター!!アマゾンで購入した「おとうさんがいっぱい」がやっときましたよ!
早速読書読書!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・orz
本当に全部バットエンドですね・・・。
孤独感をヒシヒシと感じさせるものが多かったです。
5年くらい前に読んでたらホントにトラウマになりそう。
でも、「かべは知っていた」は確かにあの5話の中では異質な気がしました。
他の4話は読後にゾクッときましたが、あれだけはジーンときました。
おとうさんが「遺産をあげよう」と言うところを読んだ時、
一瞬私は「おっ!銀行の口座の100万円とかくれんのか!?」
とか思ったけど、お父さんがくれたのはただのへそくりの10万円で、
なんかそこで変な感じでジーンときた・・。
お父さんはちょっと前までは確かにこっちの世界で生きていて、
色々趣味とかやりたい事もあってへそくり貯めてたんだな・・。
こんなことになってかわいそうだな・・。って感じで。
251なまえ_____かえす日:2005/05/05(木) 14:27:04 ID:CyZuZpBl
この人の作品の中の家族って冷え冷えしてるよな。
おとうさんがいっぱいの短編の中の家族なんて、どれも絶対入りたくないと
思ったよ。子供のいうこと相手にしないお母さんとか。
物語の結末より何よりそれが怖かったよ。
252なまえ_____かえす日:2005/05/08(日) 17:20:45 ID:PTQJJz1B
懐かしいなー。「ドアの向こうの秘密」は消防の頃、読んだよ。
一切の説明なしに別世界に叩き込まれ、何をするでもなく流されて終了。

何とも言えん奇妙な読後感に、他の本にない異質なものを感じたが、
インパクトが強すぎて、その後、何度も借りた。(図書館)
他スレも見たけど、同じ風に感じてる人多かったんだな。

つか、この人「ネコカブリ小学校」や「ウルフ探偵」の作者なんだね。
普通に子ども向けの面白い本が書けるのに、何だって…。
253なまえ_____かえす日:2005/05/09(月) 14:35:20 ID:+/1BfKdO
うん。日常のなかにふっと異世界が口を開けてて、怖い怖い。

ウルフ探偵にも別世界に通じるガラス窓が出てきてたり。
何をやっても駄目な男の子がそこに消えちゃう話。
「どこかに行ってしまいたいと思ったんじゃないかな」とウルフさんが推測してた。
子供でもあるよねぇ、そういう気持ち。
254なまえ_____かえす日:2005/05/09(月) 16:17:49 ID:/BfSTzoi
家族の描写もだけど、この人の本て基本的に人間の書き方が淡白だよね。
個性はあるんだけど、決して人物の魅力でひっぱっていく物語ではないの。
人物自体は結構ステレオタイプというか。
もっと味のある人物でもいけそうなんだけど。
「風の城」の早太みたいな自然児なんか、
他の児童書作家だったらもっとサワヤカになりそうなもんなのに
妙に突き抜けてないもやもや感があったり。
物語の展開の独特な感じがこの作家の醍醐味なのかな。

なんだろうなあ。単色の、怪しいペン画、版画を見てるような感じ。
うら寂しい。でもわくわくするのさ
255なまえ_____かえす日:2005/05/09(月) 20:42:56 ID:QrhmXbdZ
>>253
他にもさ、人形が誘拐されるやつ
あれ子供心に動機にぞっとしたよ
児童向けだから「人形に嫉妬」とかそういうんだと思ってたら
ペット飼っている家なら何処の家でも普通にしてそうなことが動機でさ
立場を替えて見てみるとこういう風になるのかと感じたよ
なんか自分の無神経さを思い知らされたというか
256なまえ_____かえす日:2005/05/10(火) 23:14:03 ID:P9UcPHEL
>>255
え!?何それ気になる!タイトル覚えてるか?
257なまえ_____かえす日:2005/05/11(水) 01:02:12 ID:2Pz39cib

253ではないが

ウルフ探偵1 おかしな事件 

の最後に入っている「人形ゆうかい事件」ですよ。
これを読んで自分も反省。


それにしても人が多くて嬉しい。
258257:2005/05/11(水) 01:04:06 ID:2Pz39cib

訂正
× 253ではないが

○ 255でなないが

失礼しました。

259なまえ_____かえす日:2005/05/11(水) 01:24:38 ID:kw0q79OW
ウルフ探偵シリーズのラスト。あきらくんに正体がばれちゃう。
それでもあきらくんはウルフさんをひきとめるけど、
ウルフさんは「人間は必ず俺を恐れるものなんだ」と諦観したことを言い残して去っていく。

狼だと分かっても仲良くやってきます、とならないところが三田村テイストだと思う。
260257:2005/05/11(水) 02:00:05 ID:2Pz39cib
あっはっは、訂正を間違ったよorz

オオカミがきた が読んでみたい…。
図書館にも置いてないんだよな。

>>259
完璧なネタバレはちと控えた方がいいかも。
それにしても三田村さんはオオカミが好きなんだろうか?
261なまえ_____かえす日:2005/05/14(土) 19:29:40 ID:3Vg7jyYU
俺、おとうさんがいっぱいしか読んだ事ないんだけど、
同じような感じの作品を教えてよ

どれぐらいあるの?
262とてた ◆0Ot7ihccMU :2005/05/14(土) 22:21:08 ID:kQFuUa7B
>>261
微妙な質問のような。
鬱や諦観にも様々なパターンがありますから…。
とりあえず、「ものまね鳥を撃つな」を勧めてみたり。
263なまえ_____かえす日:2005/05/14(土) 23:03:06 ID:3Vg7jyYU
そうか。じゃあ似たような雰囲気でいろんなパターンがあるって事ね
手当たり次第にさがしてみるか
264なまえ_____かえす日:2005/05/15(日) 00:24:43 ID:BfTThAAl

ぼくが恐竜だったころ

オオカミのゆめぼくのゆめ

ドアのむこうの秘密

ここら辺はいい感じに鬱々できると思う。

265なまえ_____かえす日:2005/05/15(日) 01:32:32 ID:ABgHrEnq
短編集は似た感じになってるかと思うな
266なまえ_____かえす日:2005/05/15(日) 02:59:32 ID:AxBSmzNV
>>261
「おとうさんがいっぱい」がこの作家のベスト
といってもいいぐらいウェルメイドだと思うので
なかなか他の本はすすめにくい。

「ホラー」・「読後感の悪さ」等のキーワードに合致するものなら

短編集では、
「ドアの向こうの秘密」 偕成社 1988年1月
「オオカミのゆめ ぼくのゆめ」 ほるぷ出版 1988年2月
連作集では、
「オオカミがきた」 理論社 1976年11月
長編では、
「ぼくが恐竜だったころ」 ほるぷ出版 1989年12月
あたりがオススメ。

少しはずれるのを許容できるなら、
「風を売る男」 PHP研究所 1980年1月
「タンス男がやってくる」 PHP研究所 1996年4月
「ものまね鳥を撃つな」 ほるぷ出版 1989年12月
等もなかなかいい。

余談だが、児童文学ではなく、
外国のモダンホラー作家ならこの人に似た作品を書く人がいる。
267なまえ_____かえす日:2005/05/15(日) 10:05:23 ID:RqapYTfB
>>266
だれ?教えて
268261:2005/05/15(日) 15:42:41 ID:5MgAurvD
教えてくれた人サンクス。
絶版のやつは古本屋で片っ端から探してみるよ。
269266:2005/05/15(日) 17:07:00 ID:AxBSmzNV
>>267
リチャード・マシスン

読んだ順番が、マシスン→三田村だったので、
余計インパクトが強かった。

ちなみに三田村風の物語は、

「死の宇宙船」→三人の飛行士が乗った探査宇宙船が
          ある惑星に着陸すると、自分たちの船と
          そっくりの宇宙船が墜落している上、
          自分たちそっくりの死体が乗っている。

「消えていく」→自分に関係してゆく人間、物、記録が
         日を追うごと消えていく。

「こおろぎ」→あるカップルが旅先でこおろぎの音色を
        研究する男に出会う。男はこおろぎの音色が
        ある暗号であると主張する。

「ぼくはだれだ」→仕事帰りの男が徐々に記憶を喪失し、
           自分の住まいや通勤方法まで
           思い出せなくなったゆく。
270なまえ_____かえす日:2005/05/15(日) 21:45:02 ID:rOLtuKas
>>268
なかなかないと思うよ。
普通の児童書(キャベたまたんていとかネコカブリ校長とか)ならいっぱい売ってるけど、
『おとうさんがいっぱい』の様な読後感の悪さとかトラウマになるようなのは古本屋でもなかなか売ってない。

コカコーラのパワーエイドのCMを観ると、『おとうさんがいっぱい』の中の
「かべは知っていた」を思い出してしまう最近の自分。
271267:2005/05/15(日) 22:36:43 ID:RqapYTfB
>269 ありがとう。読んでみる。
紹介された粗筋、雰囲気伝わってきて恐怖だわ
272266:2005/05/16(月) 00:50:34 ID:CEoXew4F
>>271
気に入ってもらってよかった。
じゃ、掲載されている本の情報も紹介しとく。
(ちなみに全部、短編なのでアンソロジーに収録されている)

新刊で入手可能なのが、
「こおろぎ」→「幻想と怪奇 宇宙怪獣あらわる」 早川書房 2005年3月 文庫本

現在在庫切れだが古本屋でそれなりに手に入るのが、
「死の宇宙船」→「ミステリー・ゾーン4」 文藝春秋 1994年8月 文庫本
「消えていく」→ 同上

古本でもまず入手不可能、機会があれば大きな図書館で読めるのが
「ぼくはだれだ」→「私が選んだもっとも怖い話」 徳間書店 1968年6月 新書

他にも興味があったらこの作家の本を読んでみるといいよ。
ただ東京創元社から出ている2冊は、
普段と180度違うので注意。
また、この人の息子も同姓同名(ミドルネームが入っているのが息子)なので注意。

これ以上やると板違いだから、ここらへんで勘弁して。
273なまえ_____かえす日:2005/05/16(月) 12:22:57 ID:lIGHpR/k
もう十分板違い
274なまえ_____かえす日:2005/05/16(月) 18:26:59 ID:2vAF7v4o
板違いでもいいじゃねえか。いい情報なんだから
275なまえ_____かえす日:2005/05/16(月) 19:29:01 ID:vdCa5P7C
>いい情報

( ´,_ゝ`)プッ
276なまえ_____かえす日:2005/05/16(月) 23:35:27 ID:3N3zGQTP
やめれ。
277なまえ_____かえす日:2005/06/03(金) 11:50:36 ID:vdDV2w9A
このスレを見て、はじめて読みました。
おとうさんと、八月の恐竜とものまね鳥。
おとうさんのシュールな感じがとてもよかった。
ショッキングなストーリーだけど、子供時代にこういう本を読んでおくのもいいのかなあと思った。
278なまえ_____かえす日:2005/06/24(金) 22:34:46 ID:6Rhzq6D2
カソス
279なまえ_____かえす日:2005/07/05(火) 20:45:39 ID:2Q3x0VjY
過去レスで「世にも奇妙な物語で実写にして欲しい」みたいな話があったけど、小説版・世にも奇妙な〜の中に、「おとうさんがいっぱい」っぽい話があったよ。
仕事が忙しくて中々家に帰れず、たまに帰っても奥さんに愚痴ばっかり言われるお父さんが主人公。
ある日、露店のおでん屋さんで、つい「家に帰りたくない」と零してしまう。
おでん屋さんにその晩の宿を提供してもらった主人公は、妻に対する怒りも消えて家に帰ろうとするのだが、どうしても自宅にたどり着けない・・・。

ラストは結構救いがある。三田村作品より乙一の「ソファー」に近いのかも。
280名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:24:09 ID:4sBpaygd
ほしゅ

短編集の3巻最後で正体がバレたウルフ探偵は明の前から去ったはずなのに
その後、長編が2冊出ていていつもの関係が続いてるのはなぜ?
281なまえ_____かえす日:2005/09/24(土) 22:19:12 ID:0HRt5S1m
時間軸と刊行順が入れ替わってるということだろうか?
細部までおぼえてないなぁ。

『にっぽんロビンソン』を読んだことある人、いますか?
地元の図書館にもないのだが、探すだけの読み応えがあるかどうか知りたい
282なまえ_____かえす日:2005/09/25(日) 23:46:54 ID:FCCrJV1v
>>281
読んだことあり。
ノンフィクションだから、そこまで三田村色は強くないですよ。
淡々と漂流生活が語られてる感じ。
読み応えは普通の高学年児童書レベルだと思います。

283なまえ_____かえす日:2005/09/26(月) 01:08:03 ID:tBIpQcij
>>282
ありがとう助かりました。
ノンフィクションってのが意外で、ちゅうちょしてました。

「絶海の孤島で一人」というあたりに触れるものがあって、筆をとられたのだろうか?
三田村さんの本って多かれ少なかれ孤独がにじみ出てるんだよな……

284なまえ_____かえす日:2005/10/10(月) 15:27:36 ID:Nzn4684C
今日自分が二人に増えている夢見たよ…。
三田村風にバッドエンドで目が覚めた
285なまえ_____かえす日:2005/10/28(金) 00:38:56 ID:yMzd1I9E
落語の「死神」聞いて、やっとウルフ探偵・まぬけな死神事件の元ネタがわかった…。
286なまえ_____かえす日:2005/11/11(金) 21:46:01 ID:gzdyuJFC
保守。

近くの古本屋さんで「ぼくが恐竜だったころ」が105円だった。
思わず買いそうになったけど、もう持ってるからやめときました。

誰か買わないかな…
287なまえ_____かえす日:2005/11/12(土) 06:40:42 ID:UaDZSEaS
なにげに開いたこのスレを読んでいたらなんだかすっごく気になってきました・・・
子供の頃から本はかなり読んだと思うんだけど、どうもこの方の作品はずっとスルー
してたみたいです。
とりあえずamazonで「おとうさんがいっぱい」と「ぼくが恐竜だったころ」注文しますた。
読んだら感想書きたいと思います。
288なまえ_____かえす日:2005/11/12(土) 13:53:15 ID:3/S42Hwz
またのお越しをお待ちして。

恐竜って品切れだと思ってたけど調べてみたら文庫が出てたんだなあ。
知らんかった
289なまえ_____かえす日:2005/12/06(火) 02:09:31 ID:SGe73kMb
どのくらいでスレが落ちるのか分からないけど保守。

あの本のタイトル教えてスレでよく三田村さんの本が出てくるんだけど、
先に答えられたりすると結構悔しいw
やっぱり三田村さんの鬱系の本は記憶の奥深くに残るんだなー。
290なまえ_____かえす日:2006/01/25(水) 13:10:03 ID:jxyzvNwa
ふと、ぼくの犬クロってもう一回読みたいな〜、って思って調べてたらこのすれにたどりつき・・・。
インパクトがあって20年以上前に読んだのに未だにあの読後感が忘れられなくて。
ストーリーは忘れちゃったけど子供相手にこのおちですか! 
ってかんどーしたのよね。
この作家の作品はみんなハッピーエンドじゃないのね。
いろいろ調べて買ってみようとおもう。
このスレ見つけてうれしかったからアゲ。
291なまえ_____かえす日:2006/01/25(水) 22:19:36 ID:XWW//g5V
懐かしい…小学校の時読んではまったなぁ…

色々出てるんですね。明日図書館行こう!楽しみすぎて明日のテスト勉強する気にならないや。
292なまえ_____かえす日:2006/01/26(木) 00:29:57 ID:zL+GpLuX
ものまね鳥はハッピーエンドとは言わないまでも
ほのかに希望の見える物語だ。未読ならおすすめだよ。
293なまえ_____かえす日:2006/02/07(火) 20:00:04 ID:vu7M63sn
ものまね鳥読んでみました。
作中は確かに不穏で先行きの見えない不安感。
そして冒頭に出てきた新聞記事の詳細。
ひぃぃ・・・と暗くなりましたが、あきらめなかった子供達の
密やかな抵抗に救われました!

他作品も読んでみようと思ってますが、他は救いがないのでしょうか?
294なまえ_____かえす日:2006/02/07(火) 21:31:34 ID:D7v3YOut
>>293
救いようがない話ばかりではないですよー。
ただそういう救いようがない話に、三田村先生の魅力がつまっているような気がします。


とりあえず「おとうさんがいっぱい」が一番評判がいいかと。
295なまえ_____かえす日:2006/02/09(木) 19:51:40 ID:Cm8GbuyR
>>294
紹介してくれてありがとう。
今日図書館で「おとうさんがいっぱい」
「ぼくが恐竜だったころ」を借りてきました。
ちょっと怖い気もしつつ楽しみに読んでみます。
296なまえ_____かえす日:2006/02/14(火) 04:12:09 ID:g++4SOtA
思い出すのは「ウルフ探偵」ライオンのメガネ事件みたいに、うっすら優しさが見える時もあれば
部屋のない窓事件みたく言いようのない虚無感に包まれる時もあり…図書館探してまた読んでみたくなりました。
297なまえ_____かえす日:2006/03/04(土) 22:31:00 ID:n4aXy/fV
私も、三田村信行作品「恐ろしい手紙」を十年ほど前に読んで軽くガタブルでした(((;゜Д゜))
そして、最近「おとうさんがいっぱい」の文庫本を手に取りましたが、本当怖いけど面白い。
あと「オオカミのゆめぼくのゆめ」は、「砂の少女」「生きる時間」(だったっけ?)が凄く鬱ったよ・・orz
明日また図書館に行って来て三田村作品捜して来ます。
298なまえ_____かえす日:2006/03/19(日) 13:33:49 ID:tD5VnELm
ネコカブリで野球で負けると逆ギレするネズミの話あったけど
あれって多分…
299なまえ_____かえす日:2006/03/20(月) 02:05:39 ID:98qfGIQn
Movere Crus
300なまえ_____かえす日:2006/03/27(月) 10:15:52 ID:lD56r8SX
今日図書館へ探しに行きます(`・ω・´)
301なまえ_____かえす日:2006/04/03(月) 01:35:05 ID:zsiTFDtB
おとうさんがいっぱい、はやばいね、高校んとき読んだけどトラウマになるかと思った。
302なまえ_____かえす日:2006/05/29(月) 23:22:07 ID:kN7WYiYB
「お父さん」「壁に入る」でこのスレに到着。
ネットで注文して読み返した。
子供の頃に感じた恐怖はなかった。
それよりもっと怖い映画や小説見てきたし。
でもその夜、家族が自動車事故を起こし相手が死亡し交通刑務所に
入れられる夢を見た
トラウマをみくびっちゃなんねえだ。
なぜ買ったのか。怖くて二度と読めない。
303なまえ_____かえす日:2006/06/01(木) 07:05:34 ID:nItpLmix
>>298
多分なに?(;゚д゚)
304なまえ_____かえす日:2006/06/01(木) 08:21:55 ID:cDfA6oW6
112にあった「遠くまでゆく日」、ブッキングでの復刊記念あげ。
305なまえ_____かえす日:2006/07/26(水) 17:27:23 ID:4qxXnVm6
ほしゅ
306なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 09:16:38 ID:YmlvrSRK
ノダルム商会ってなんだっけ?
名前だけ覚えてるんだが
nodarumu→マーダーのアナグラムにしては文字群違うし

307なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 10:39:58 ID:d6+/9dRW
「鬼」の字を分解して並べたんだよ
308なまえ_____かえす日:2006/07/28(金) 13:32:40 ID:krFMefp/
ノ田ルムっていろんな書き方してみそ
309なまえ_____かえす日:2006/08/07(月) 02:40:20 ID:7j0+QnMY
>>273
比較作品のスレッド、たててみる?
310なまえ_____かえす日:2006/08/09(水) 04:10:11 ID:8EbfCrP1
教育画劇の「もりのみっつのたんじょうび」(おはなしえほん)が気になる。
このシリーズは、別役実氏の「ねこのおんせん」を参照すればわかる通り、
絵本と片付けるには惜しい作品ぞろいだし、イラストも佐々木マキさんだし、
う〜ん。
311なまえ_____かえす日:2006/08/26(土) 00:24:10 ID:mFO11o/q
「年をとる家」がずっとトラウマだったのだが、最近、作家名を知って、
『ドアの向こうの秘密』と『お父さんがいっぱい』図書館で借りて読んだ。

作品集を通して思ったことは、これは他でもない彼自身のトラウマなんじゃないかということ。
繰り返し現れる、日常の裏側に潜む恐怖や、無力な子供が逃げ場のない状況に追い込まれていく心理、
大人の身勝手さ・残酷さ(それは特に小学生の主人公が感じる両親への不信感が両親の裏切りという形で現れている)

多かれ少なかれ子供が漠然と感じることではあるとは思うが、
作者がこれに固執するのは、本人の幼少期に何か衝撃的な実体験があったのではないかと疑ってしまう。
たしか『お父さんがいっぱい』の冒頭でも、「僕はときどき自分の心の闇を覗く・・」的なことを書いていたし、
彼は誰かを怖がらせようとして書いたものではないと思う。
正直、そこまで強いメッセージ性も感じられない。

今、大人になって客観的に読んでみると、全て設定もオチもワンパターンで、文章としては稚拙な印象を受ける。
私個人の印象だが、この人は自分の与える影響なんて考えずに、
ただ自分の受けた傷、恐怖や不安を垂れ流しにしているのではないかと思った。
これは作られた恐怖ではなく作家自身の中にある闇、それを社会に、子供に向かって発信し続けている、
そんなふうに考えると、作品ではなく、その行為にぞっとした。

ファンの人のスレッドに水を差すようで申し訳ないが、これが今の私の正直な感想。
これを読んで不愉快に感じたらすみません。
312なまえ_____かえす日:2006/08/26(土) 00:55:02 ID:7GiY7Td3
基本的に愛を感じる文章なら不愉快にはならないんだがな。
313なまえ_____かえす日:2006/08/28(月) 19:57:00 ID:dvZSOhgT
>作品集を通して思ったことは、これは他でもない彼自身のトラウマなんじゃないかということ。
>繰り返し現れる、日常の裏側に潜む恐怖や、無力な子供が逃げ場のない状況に追い込まれていく心理、
>大人の身勝手さ・残酷さ(それは特に小学生の主人公が感じる両親への不信感が両親の裏切りという形で現れている)
2行目については、60〜70年代のSFや60〜80年代のホラーに良くある設定。
3行目は60〜70年代の児童文学でよく見られる大人と子供の対立の構図。

>多かれ少なかれ子供が漠然と感じることではあるとは思うが、
>作者がこれに固執するのは、本人の幼少期に何か衝撃的な実体験があったのではないかと疑ってしまう。
わずか2冊、本数にして10本の小説を読んだだけで、こんな断定をするのは311の読書量や想像力を疑ってしまう。

>たしか『お父さんがいっぱい』の冒頭でも、「僕はときどき自分の心の闇を覗く・・」的なことを書いていたし、
冒頭にある文章は、「ぼくの心の世界には小さな窓が一つあって(改行)ぼくは、ときどき、
その窓から外の世界をのぞいてみます」である。
これはフィルターを透してみた外の世界の情景の描写という作品の説明であって、
311が書いたいるような自分の内の世界の闇の吐露ではない。

>彼は誰かを怖がらせようとして書いたものではないと思う。
「ドアの向こうの秘密」のカバーの折り返し部分には、冒頭でスティーブン・キングの呪われた町から
「恐怖」に関する文章の引用がある。
また最後の二段は以下の通り。
「わたしたちは毎日安心して玄関のドアをあけたてしています。玄関のドアは、外界からの異物の侵入をこばみ、
わたしたちの安息を保証してくれている大切な仕切りといっていいでしょう。
けれど、もし玄関のドアがその役目を放棄したとしたら……?
おそらくわたしたちの安息は永久に保証されなくなってしまうのではないか。
そんなことを考えながらこの作品を書いてみました。」

これが「誰かを怖がらせようとして書いたもの」以外どう読めるのか?

>今、大人になって客観的に読んでみると、全て設定もオチもワンパターンで、文章としては稚拙な印象を受ける。
「おとうさんがいっぱい」は20代後半に書かれた作品であるので、未完成の部分があって当然。
また同書は理論社の編集が企画したものであるので、同系列の作品が選ばれて当然。
そもそも比較する対象の明示されない「文章としては稚拙」という言葉にどれだけの意味があるのか。

>私個人の印象だが、この人は自分の与える影響なんて考えずに、
>ただ自分の受けた傷、恐怖や不安を垂れ流しにしているのではないかと思った。
>これは作られた恐怖ではなく作家自身の中にある闇、それを社会に、子供に向かって発信し続けている、
>そんなふうに考えると、作品ではなく、その行為にぞっとした。
長々と妄想の垂れ流しお疲れさん。
もし他人に読ませるつもりなら、今度書くときはもう少し自分の考えの裏付けになるようなものを調べてから来たら?
そもそもあんたの書き込み自体がぞっとするよ。
314なまえ_____かえす日:2006/08/29(火) 02:35:04 ID:32+V5JhO
てか、別にいいじゃん。
どんな意見あっても。

意図してるかどうかはともかく
無防備な子供の心に傷、植え付けてんのは事実だし
普通に考えても病んでる感はあるっしょ。
315なまえ_____かえす日:2006/08/29(火) 02:35:35 ID:32+V5JhO
てか、別にいいじゃん。
どんな意見あっても。

意図してるかどうかはともかく
無防備な子供の心に傷、植え付けてんのは事実だし
普通に考えても病んでる感はあるっしょ。
316なまえ_____かえす日:2006/09/07(木) 01:52:19 ID:WiG+x58b
絵も、恐怖に一役かってると思うのですが。
317なまえ_____かえす日:2006/09/07(木) 03:15:30 ID:HzYUZEgR
三田村作品の恐さって、311のような恨みのこもった長文叩き出されるような
粘着質な恐怖ではないと思ってたな。湿気のない、乾いた恐さ。
触ったり、近づいてよく見たりしなければ気付かないけど、なにげに
コロンとそこに転がってる、恐いもの。

身勝手さとか残酷さとか無力感とか、改めて言葉にすれば仰々しいけど
みんなどこにでもある、誰でも感じる日常の裏、すぐそばの「恐怖」じゃない。
大層なトラウマとか深読みなんかしなくても、ちょっとした想像力があれば十分。

こういうのは、大人になって読んでみたら大したことないじゃんアハハとか言いつつ
>>302みたいなことになるのが一番うらやましい楽しみ方だと思った
318なまえ_____かえす日:2006/09/18(月) 20:11:06 ID:trD5nO+5
佐々木マキの絵って怖いよね・・・すごく味があるけど
319なまえ_____かえす日:2006/09/19(火) 14:51:41 ID:Jw7IN4cO
おとうさんがいっぱいの挿絵とかね。
増えてしまったお父さんや議員?とががそっくりの顔で並んでる絵とか。
単純な線で書かれてるんだけどなんとなく怖い。

>湿気のない、乾いた恐さ。
>触ったり、近づいてよく見たりしなければ気付かないけど、なにげに
>コロンとそこに転がってる、恐いもの。
>317、表現上手いね。同感
320なまえ_____かえす日:2006/10/04(水) 19:14:32 ID:ZrHmys56
学校ぼっこはともだちぼっこ
321なまえ_____かえす日:2006/11/09(木) 21:22:48 ID:58hUgzq0
『灰』を読んだけど
この話の終わり方がまさに三田村。
「壁は知っていた」に通じるものがあったな
322なまえ_____かえす日:2007/01/12(金) 23:16:12 ID:vXCEnr0W
保守!

「オオカミがきた」を読みたいんだが、近くの図書館にない…。
323なまえ_____かえす日:2007/01/29(月) 21:58:53 ID:GEsaZbvo
保守

遠くまでゆく日、復刻版が近くの図書館に入荷された、
324なまえ_____かえす日:2007/02/02(金) 23:07:59 ID:UIAGzGhm
佐々木マキさん男だったんだね
325なまえ_____かえす日:2007/02/06(火) 15:01:36 ID:1sUco1NA
おとうさんがいっぱい
にっぽんロビンソン
オオカミ男のクリスマス
きみが魔法使い
タンス男がやってくる

これ今日借りてきた本。これからゆっくり読もうっと。
326なまえ_____かえす日:2007/03/16(金) 03:25:44 ID:7HDbJncQ
ウルフ探偵、この人の作品だったんだ!
他の短編も探してたものばかり。このスレがあってよかった。
ちょっと古本屋と図書館へ走っていってくる。
327なまえ_____かえす日:2007/05/05(土) 05:44:32 ID:E+VIWFVM
タンス男がやってきたが図書館にあった!他のも借りてくる。
328なまえ_____かえす日:2007/08/02(木) 14:56:26 ID:WNqi6K+V
よつべでこんなの見つけたw
http://www.youtube.com/watch?v=izp8Ao9Loqk
「おとうさんがいっぱい」の「ぼくは五階で」がそのまんま(未読の人は見るべからず)
329なまえ_____かえす日:2007/08/02(木) 22:31:58 ID:bSlgtuIO
懐かしいネタだなこれwww

同じアイディアでも料理の仕方で全然違うよなあ。
面白い。
330なまえ_____かえす日:2007/09/17(月) 15:03:47 ID:oPfnMNhX
うわあああああ
幼き日のトラウマ再びw
この人のスレなんかあったんだねw
331なまえ_____かえす日:2007/09/17(月) 21:37:30 ID:2iwHqFyP
結構伸びてるしね。
332なまえ_____かえす日:2007/10/10(水) 23:15:47 ID:/I4f5MaU
ほしゅ
333なまえ_____かえす日:2007/10/11(木) 00:00:08 ID:4tgBTnS7
この間夢であいましょうを夢で体験したよ。かなり怖かった…
334なまえ_____かえす日:2007/10/11(木) 01:05:53 ID:glrTKOdn
夢で会いましょうのシチュエーションて、
三田村作品じゃなければほのぼのや感動の展開も見込めるのにな。

そこで恐怖方面に針の振れちゃう333はなかなか良い被害者だw
335なまえ_____かえす日:2007/10/24(水) 13:45:37 ID:M/sXi8rW
ネコカブリのネズミのエピは明らかにかの国のことだよな
336なまえ_____かえす日:2007/11/19(月) 17:48:34 ID:3K5agOGP
公園のラクダの乗り物が、月夜に砂漠に帰る話が好きだった
337なまえ_____かえす日:2007/12/10(月) 20:00:47 ID:UnCj3DT7
今日は図書館で借りたおとうさんがいっぱいを読了しました

ゆめであいましょう……結局ミキオはどうなってしまったのでしょうか?比較的後味の悪い結末ですが、まだまだ序の口でした

どこへもゆけない道……完全に救いの無い理不尽な結末。しかしその前の帰り道の描写が印象的。日常に潜む奇怪な風景の描写が上手い

ぼくは五階で……読み終わってタイトルの意味を理解した。ナオキはまだ五階にいるのだろうか、と考えてしまう自分は三田村作品の魅力にどっぷりはまってると思う。

おとうさんがいっぱい……途中までは複数いる個人の騒動に笑えたが、最後の一行を読んだとき、自分が複数いる奇怪、存在を廃される恐怖、それらが自分にふりかかる不幸が爆発した。ん、チャイムが鳴ってる……

かべは知っていた……他の作品とは趣きの異なる作品。ただのバッドエンドではなく、読後カラッとした気持ちになる。永遠に動けなくなった父の代わりに旅をするカズミの姿がとても印象的。


感想……ただの後味の悪い作品ではなく寓話的なテイストをおり混ぜて非情に面白かった。最近読んだ星新一のように何とも言えない読後感を楽しめた。今は18歳だがもっと早くこの作品に出会っていたかった
338なまえ_____かえす日:2007/12/11(火) 01:25:10 ID:e9aOLLwj
壁は知っていたは、大人になって読むとまた違った受け取り方もできて
面白い・・・というのはこのスレッドで出た話だっけ。
たまに読むと、やっぱり恐いんだよな。五階の話とか。

>336
その話、どの本でしょうか。
読んでみたいな
339なまえ_____かえす日:2008/01/20(日) 03:22:58 ID:W3ZAuAmo
三田村さんの名前も本タイトルも大概の友達が全く知らなくて…あれから20年近く経ち、唯一知ってたのは一番の友達だった…結局類友www
誰かも書いていたけど、幼心にあの本を手に取り、震えつつも…嬉々として読みあさっていた事に感動する。
やはり『5階で』が集合住宅故に一番怖かったな…
340なまえ_____かえす日:2008/01/21(月) 22:56:19 ID:w23fLVeB
dat落ちかと思ったよ。
今でも思い出すと鮮明に光景が見えてきて、放心状態になっちゃうな…。
341なまえ_____かえす日:2008/01/31(木) 22:29:14 ID:Yv7XkWDz
「電話がなっている」はまだ出てないのか。
作者さんの名前は忘れちゃったけど短編だた
最後の最後まで話がよく見えてこないけど
最後の1ページはもう本当に(;゜д゜)こんな感じで読んでたw
342なまえ_____かえす日:2008/01/31(木) 22:40:51 ID:Lww3yk3g
電話がなっている?川島誠じゃなくて?

というかスレッドお間違いじゃござんせんか。>341
「トラウマになった本」スレッドならその昔980越えして落ちてゆきましたが。
「電話がなっている」は常連だったよ。


三田村信行、陰陽師で新作シリーズが出ていたんだね。
ライトノベルのような感じの?装画だったけどどんなもんだろう。
時代物だと思い出すのは「風の城」だけど
あれもなんだか後味が悪いというか重いというか。
343なまえ_____かえす日:2008/02/22(金) 18:07:01 ID:3IMqZKIQ
大海赤赤(あかし)先生の本が復刊されてますが、
ドコカの出版社さん、三田村作品の復刊お願いします
344なまえ_____かえす日:2008/03/05(水) 23:32:23 ID:Fzz24JTp
「電話がなっている」を読みたくて、SFセレクション「地球最後の日」っていう本を図書館で借りた
目次を見たらおとうさんがいっぱいが収録されてたよ
他の話もやばすぎて今日は恐怖で眠れなくなった
345なまえ_____かえす日:2008/04/01(火) 22:36:39 ID:QZxoQWHd
「先生をとりかえて」の黒森先生は色々な意味で怖すぎる。
346なまえ_____かえす日:2008/04/03(木) 20:57:40 ID:8r61unps
小学生の時に学級文庫であったなー。おとうさんがいっぱい
挿絵が独特で良く覚えてる。

団地の話。あの部屋はある意味子宮なのかなあ。なんて思ったりする。
347なまえ_____かえす日:2008/04/09(水) 11:44:03 ID:J5q3ei7Y
という事は、生まれてくる事が出来ずに死んでいった子の話なのかな
348なまえ_____かえす日:2008/04/14(月) 22:06:44 ID:Liq3FlR3
てか、団地の話ってどれ?
349なまえ_____かえす日:2008/04/14(月) 22:09:51 ID:gJJtTX4C
ぼくは五階で、じゃない。
部屋から出られない男の子の話。
350なまえ_____かえす日:2008/04/14(月) 23:34:29 ID:d4sUMM4K
あの話はグローブが部屋にドサッと落ちる所が怖すぎる
マジで脳内音が聞こえた
351なまえ_____かえす日:2008/05/16(金) 23:44:21 ID:ppJEc8ME
ブーレマンの家
っていうのが軽くトラウマ。

ケチな老人(その老人の名前がブーレマン)が猫を飼ってて、
クリスマスだかハロウィンだかの日に彼の家に来た子供を殴るか何かして
それを境に体が小さくなり始める。
外へ助けを呼びに行こうとすると、なぜか飼ってた猫が襲ってくる。
小さくなったブーレマンは猫がいる限り助けも呼べず、もう彼の家を訪れる者もいない。
ブーレマンは絶望にかられつつ、楽しそうに町を歩く子供達を窓から眺める…みたいなラスト。
この圧倒的な孤独感がダメ。
352なまえ_____かえす日:2008/05/18(日) 02:26:00 ID:2ZlxViUo
>>338
いまこのスレを読んでるか分からないが、「遠くへ行きたい日に読む本」(だっけか?)に入ってる。
「寝る前に読む本」と同じシリーズのやつ。

「おとうさんがいっぱい」って中盤のお父さんが増えたシーンがややコミカルだからオチの衝撃が倍増するよね
353なまえ_____かえす日:2008/05/18(日) 23:05:08 ID:e1jpYkhu
小学生の時、図書室で借りた「おとうさんがいっぱい」が今家ある



もう時効だよね
354なまえ_____かえす日:2008/05/19(月) 02:12:45 ID:vH/efWNO
>>353
「返せ〜…」って言いながらあなたの後ろにいるのは誰?
355なまえ_____かえす日:2008/05/19(月) 12:38:16 ID:0QzUYfQv
ところで、さっきからずっと「返せ〜…」って言いながらあなたの後ろにいるのは実は私のおじいちゃん。
彼は私に飴を一粒くれました。
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディーをもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいちゃん。孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。
なぜなら彼もまた特別な存在だからです。
356なまえ_____かえす日:2008/06/18(水) 23:33:27 ID:JNWLtMUT
このスレみてる人いるのかな?

大学の課題で自分の好きな本の書評を書くっていうのが出たから、
大好きな三田村さんの作品で書こうと思って、
何冊か図書館で借りきて、久しぶりに読み直してみた。

『風を売る男』
『おとうさんがいっぱい』
『オオカミがきた』
『ドアの向こうの秘密』
『オオカミのゆめ ぼくのゆめ』
『ものまね鳥を撃つな』
『タンス男がやってくる』

を読み終えてかなりの鬱状態…

今から『ぼくが恐竜だったころ』読んでくるノシ
357なまえ_____かえす日:2008/06/20(金) 21:06:59 ID:BwBiL2+z
見てますよー。

好きな書評で三田村信行の作品を選ぶところがグーですね。
『オオカミがきた』はどこをさがしてもないので、図書館にあるのがうらやましいです。


三田村作品で1番を選ぶとしたら、やっぱり『おとうさんがいっぱい』だな。
358なまえ_____かえす日:2008/06/22(日) 18:02:45 ID:Q0LvwHKK
356です。見ている人いたww

『ぼくが恐竜だったころ』を読むのは今回が初めてだったんだけど、
みんなが言っている通り、エピローグでのオチのオチがやばかった!!
しばらく放心状態。。。これは救いようがないっす。

三田村さんの作品は図書館にすらないことが多いですよね。
私も市内複数の図書館と大学の近くの図書館をまわって、かき集めた感じでした。

私もやっぱ一番は『おとうさんがいっぱい』かなぁ。
鬱々感はやっぱピカイチだし、個々の作品のバランスがすごくいい気がする。
359なまえ_____かえす日:2008/06/23(月) 09:31:26 ID:CJPp4aDM
ttp://anime3.2ch.net/test/read.cgi/2chbook/1212759422/
2ちゃんのルールガン無視したスレ発見。
360なまえ_____かえす日:2008/06/26(木) 15:24:01 ID:4kZQodfF
小学生くらいの頃、この世界は実は夢なんじゃないかとか考えたり、
わざといつもと違う道を通って学校から帰ったりしていたから、
『おとうさんがいっぱい』の内容がすごく身近に感じて、余計に怖かったのを覚えてる。

子供の頃って結構色んなこと考えているもんだよね。
361なまえ_____かえす日:2008/09/24(水) 21:43:21 ID:ZqGwU0gc
激しく亀だけど。>>342

『風の陰陽師』シリーズだね。
そんな恐ろしい、とかトラウマになりそうとかそういうのはないと思うよ。
一巻だけ読んだけど、本当に小学校高学年〜くらい向けの本。

むしろ、私はこの本から入ったからこのスレを見た時( °д °)!?ってなった。
それくらい作風が違うんだと思う。
362なまえ_____かえす日:2008/10/20(月) 17:24:07 ID:QfHPhD29
愛の学校 クオレ物語 第4話(00:24:33)
http://streaming.yahoo.co.jp/c/t/00189/v05479/v0547900000000493874/


363なまえ_____かえす日:2009/02/01(日) 05:32:16 ID:xOzRQjzK
三田村さん、今でも精力的に執筆なさっていてすごいなあと思う。
できれば、あと一作すごくトラウマになるような物語を書いていただきたい(今のはそんなに需要がないのかもしれないけど)

ぼくは「ものまね鳥を撃つな」好きでした。
364なまえ_____かえす日:2009/02/01(日) 12:47:10 ID:sQPygX3K
こんなスレあったんだ。同士がいて嬉しい。
成長してからホラーやなんかもいろいろ読んだけど、今まで読んだ本の中で一番怖かったのは
小学生のころ読んだ「おとうさんがいっぱい」だと思う。
自分の存在を認められないとか、家族に見捨てられるとか、特に子供にはダイレクトに恐怖だよね
こういう、子供に対して容赦ない書き方をする作家って日本には少ない気がする
365なまえ_____かえす日:2009/02/01(日) 17:46:20 ID:xOzRQjzK
三田村さんを忘れられない同士はきっと多いと思いますよ。
「おとうさんがいっぱい」の不安感や恐怖を具体化した「ドアの向こうの秘密」もなかなか怖いし面白い。
366なまえ_____かえす日:2009/02/10(火) 21:27:41 ID:qhRykipM
俺は高校のときにおとうさんがいっぱいを読んだが小さい頃に読まなくてよかったと思う。トラウマになる
逆に読んでたら図書室で三田村作品をあさりながらよんでたと思う。怖いもの見たさってやつで
367なまえ_____かえす日:2009/04/30(木) 19:04:01 ID:y47vy4wd
図書館で三田村さんの本を探してとりあえず一冊借りて帰った

きみが魔法使い

凄くほんわか話で拍子抜け
でも面白かった
368なまえ_____かえす日:2009/05/26(火) 00:43:03 ID:S205AiLK
タイトルもストーリーも結末も何もかも忘れていたのに
ぼくが恐竜だったころの返信シーンや砂の少女やかべのおとうさんの一部を覚えていた・・・
369なまえ_____かえす日:2009/06/04(木) 11:05:14 ID:O6pMnMV6
「ゆめのなかの殺人者」

怖かった…
370なまえ_____かえす日:2009/08/21(金) 00:28:08 ID:GuW7MJ2i
おーこんなスレあったんだ。
ウルフ探偵懐かしい。
ウルフ探偵の(メール欄)の話が好きだった。
救いのない「部屋のない窓」も嫌いじゃない。
20年以上たっても作家名もタイトルも覚えてるってのは
それだけ子供心にインパクトがあったんだろうね。
371なまえ_____かえす日:2009/08/27(木) 23:17:54 ID:BEtu+kep
おとうさんがおっぱい
372なまえ_____かえす日:2009/08/28(金) 17:10:26 ID:vHgOC0Mg
図書館で「ぼくが恐竜だったころ」と「ドアの向こうの秘密」を予約した
読むのが楽しみ

小学生の頃に「おとうさんがいっぱい」を読んだことが今のホラー好きの自分を作ったと思う
本当に衝撃的な出会いだった
ずっと名前を失念していたけど、数年前にここに辿りついて新たに出版された「おとうさんがいっぱい」を
手にした時の喜びは例えようがないほどw

>>360と同じで、自分が生きてるのは誰かの夢の中の世界なんじゃないかとよく考えていたから、
「おとうさんがいっぱい」の中の話は、すぐそこで起きてるような気がして本当に怖かった

長文になってしまってスマソ
373なまえ_____かえす日:2009/12/05(土) 16:51:27 ID:OpmK6Ai3
二人のイーダ
真昼間に友達のうちで読んだにもかかわらず、トイレにひとりでいけなくなった。小学校高学年だったのに。
しんとした街をさまよう椅子のせいだ!
374なまえ_____かえす日:2009/12/10(木) 23:28:03 ID:vTyQe5CX
>>373
ごめんこれ松谷みよこだった
375なまえ_____かえす日:2010/05/18(火) 02:05:37 ID:jY1kw+eO
「しかし源氏物語を原文で読む人というのは果たしてどれくらいいるのかね。谷崎(潤一郎)源
氏、与謝野(晶子)源氏いろいろありますからね。それと(瀬戸内)寂聴さん訳してみたり。ま
あそういう形でね、活字のメッセージが安易に現代化されていることも便利になった一つだと思
うけど、それだって私は読書だと思いますよ。ただやっぱりね、テレビも新聞もなかったころの
ね、バルザックとかね、ドストエフスキーとかね、デューマとかね。ああいったね、古典的な作
家、今読んでみるととても退屈で読み切れないね。ていうのは、新聞が伝えるような情報をね、
小説が伝えた、あのころね」
「ですからね、行ったことのないね、サンクトペテルブルグとかパリとかね、あるいはローマの
風景はこういうものなのかなていうことね、みんな活字をもって摂取したから、ああいう小説も
なり得たけど、今とてもじゃないけども、やっぱりああいう小説退屈で読めないでしょ。それか
らまたこの間必要があってね、ニーチェ読み直してみたけども、やっぱり昔はとにかくあれで何
とか耐えて読んだけど、今はとてもじゃないが、ああいう翻訳というか、あのボリュームはアダ
プトされないと難しいなと思っていたら、ニーチェの簡訳本みたいなのが出ててね。今それが非
常にベストセラーになっているけども。私も一回それ買って読んでみたいと思ってますけども」
376なまえ_____かえす日
『かべは知っていた』が一番好き。
子どものころ‘安普請’のアパートに住んでいて、お父さんの性格もあんな感じだったから。
あの短編の中で唯一希望を感じるラストなのもいい。