965 :
なまえ_____かえす日:
20年は前に持っていた本です。
タイトルは『一年生の童話』だと思います。(一部ひらがなだったりしたかも知れません)
いわゆるアンソロジーのような、短編がいくつか入った本でした。
記憶にある表紙のイメージは薄いライトイエローの地に、縦長に何かイラストが
描いてありました。タイトルも縦字でした。
そのなかに収録されている一編をもう一度読みたいのですが・・・
国際子ども図書館でも検索しましたが、同タイトルのものが多すぎて
どれだか特定できません。(そもそもタイトルも正しいのかどうか)
あやふやな記憶によると、そのお話は月が主人公でした。
月はとてもおしゃれで、すてきな帽子をかぶっていたのですけれども、
三日月の時にはぴったりだった帽子も月が満ちていくにつれてだんだんと
ぱっつんぱつんになっていき・・・最後には破れてしまいました。
悲しむ月に、誰だか覚えていないのですが『また半月もすればかぶれるよ』
と、なぐさめの言葉をかけていたような気がします。
もうほんとにうろ覚えで、どこからが正しい記憶でどこからが脳内捏造なのか
わかりませんが、もしピンとくる方がいたらぜひぜひ教えてください。