1 :
1:
その画期的な意義と限界について
2 :
法の下の名無し:2006/08/10(木) 21:37:48 ID:YOTbb5ld
キリスト教に基づくでっちあげ
3 :
法の下の名無し:2006/08/10(木) 22:57:05 ID:y0gsjLPp
まあ、そのでっちあげのおかげで
おまいらみたいな屑にも人権がある
ってことになるわけだが
4 :
法の下の名無し:2006/08/23(水) 23:55:51 ID:hf8DddRQ
自然法や自然権などではなく、
人間が作り出した観念
5 :
法の下の名無し:2006/08/24(木) 12:03:02 ID:0u6XlORD
観念だからこそ、直感的に分かりやすくて共感しやすい、「自然権」でいいではないか
6 :
法の下の名無し:2006/08/28(月) 23:06:36 ID:TvgmwhI/
法実証主義の立場では、自然法、自然権の存在は認めないんじゃないか?
7 :
法の下の名無し:2006/08/30(水) 23:06:34 ID:hwK1KXlQ
>>6 法実証主義の立場では、実定法以外は、法ではないので
当然自然法の存在は否定されます。
8 :
法の下の名無し:2006/08/31(木) 23:40:32 ID:qbDa9LYE
日本の憲法学者は、ほぼ自然法論から解釈してますね。
9 :
法の下の名無し:2006/08/31(木) 23:56:35 ID:n/egX8ZC
<丶`∀´>スマトラ地震、津波支援あらすじ
日本>3000万ドル支援決定 韓国>60万ドル支援決定
↓
日本人に馬鹿にされる(と思い込む)
↓
韓国>200万ドルに増額決定
↓
台湾が500万ドルと判明
↓
日本人が大笑い(と思い込む) 韓国人は台湾に負けると自尊心が傷つく
↓
韓国>500万ドルに増額決定 日本人にYAHOOオークションかと笑われる
↓
韓国人『日本:韓国の経済規模なら、韓国が500万ドルなら
日本は3500万ドル払うべきだ!!日本はケチ臭い』と日本非難。
↓
日本>5億ドルの支援追加決定
↓
日本人から『韓国の論法で行くと韓国は7100万ドル支援が適正値では?』と突っ込まれる。
↓
韓国人『日本人はお金が自慢か?馬鹿だ!!』と手のひらを返す
↓
韓国>それならウリは5000万ドルニダと国際発表
↓
日本>すでに5億ドル支払い済み
↓
韓国>なぜかこっそり610万ドルに減額 発表もせず。コッソリ
↓
韓国>そのうえ、今現在支払ったのは300万ドルに届かず 恐らくこのまま約束不履行
10 :
法の下の名無し:2006/08/31(木) 23:58:58 ID:QmMMhbII
「全ての人に生まれながらに権利がある」
これが、普遍的な価値とされるのはなぜなのか・・・
11 :
法の下の名無し:2006/09/01(金) 00:55:05 ID:S+fL2nfU
沿革からすると、人権って抽象的な人間を基に、その人間像一般に認められる範囲でのみ認められるものだし、
いざ認められたらいくら血を流してでも守るべきものって感じだったみたいね。
フランス革命とか。
アメリカに行って、英米の流れ(つまりコモンローとエクイティ)の影響は知らんけど、
人権よりもある意味個別具体的な市民的自由、が人権に含めて語られるようになった気がする。
そうすると、法人の人権ってなんだか奇妙な感じがするし、新しい人権とかもあるいみ危ないよね。
最近人権人権って騒ぐ連中は、「それが全ての人に認められるべきものか?」っていう吟味が足りない気がする。
12 :
法の下の名無し:2006/09/01(金) 16:53:05 ID:5YqPDIvd
>>10 主権国家が保障しているから。
また憲法でも明文で「この憲法が国民に保障する基本的人権」、
「この憲法が国民に保障する自由及び権利」と憲法が保障するとある。
13 :
法の下の名無し:2006/09/01(金) 17:41:39 ID:qk/eS2IU
>>12 なぜ、主権国家は、「全ての人」に人権を保障しているのか?
14 :
法の下の名無し:2006/09/01(金) 23:11:23 ID:IRWhSglS
つグローバル・スタンダード
15 :
なぜ:2006/09/02(土) 01:59:03 ID:4+QvJWES
>>14 なぜ「全ての人」に権利を付与するのが、グローバルスタンダードなのかってことさ。
それが、普遍的な価値といえる理由は何かってことさ。
(例えば、自由なら、自由を否定する自由も認めるから、普遍的っていうように
普遍的である理由をはっきりさせたい。)
質問ばっかで誤解を受けるかもしれないが、
俺は意味のない禅問答がしたい訳じゃないよ。
そこに答えないと、人権思想ってものがなんなのかはっきりしないと思うんだ。
なぜ、生物でも、動物でも、ほ乳類でも、金持ちでも、大人でもなく、「全ての人」なのか。
それが、はっきりすれば、人権を制限できる場合や、
新たに人権を与えることができる場合というのがわかるはずだ。
ニートや、犯罪者や、動物や人工知能や法人などの権利をどうするべきかの答えがそこにはある。
16 :
法の下の名無し:2006/09/02(土) 18:08:12 ID:llsYldIj
ジョン・ロックの理論
17 :
法の下の名無し:2006/09/02(土) 22:11:59 ID:3HBkKZCS
アメリカ法の影響が絶大な日本の憲法学だけど、
人権論のところでは
憲法上の権利=人権=全ての人に保障
ってな議論になりがちなのは何でだろう?
メリケンでは
憲法上の権利はcivil libertyで
human rightといったら主に国際法の話だよね???
18 :
なぜ:2006/09/02(土) 23:15:32 ID:4+QvJWES
「全ての人に権利がある」というのがなぜ普遍的なのか・・・
即ち、人権の範囲は、なぜ「全ての人」なのか ・・・
私は、潜在的言語的能力を有しているか否かを基準にしているからだと思う。
なぜ、言語能力があると特別なのか(人権を持つのか)。
言語能力があると言うことは、
互いに人権があるという約束を理解することができるということだ。
つまり、お前を殺さないから私を殺さないでくれという約束を結ぶことができる。
だから、言語能力がある私たちは、言語能力を持つものを
人権を持つものとして、互いに特別に扱うんだと思う。
なぜ、潜在的に有するものまで特別に扱うかは
線引きが難しいからだと思う。
つまり、言語的能力を有していない人間には、
上の理由から言って、人権を与える必要はない。
しかし、言語的能力を有するか否かの判断は、
(ヒトであるか否かの判断よりも)難しく、
間違えたときの損失が大きいので、
おおざっぱに、ヒト(潜在的言語能力を持つもの)に人権があると決めたんだと思う。
以上が、私の考えるヒトを人間として特別に扱う理由だ。
このように考えれば、
将来生まれるだろう人工知能にも、人権を与えることが可能だし、
人権を尊重する可能性がないと思われる犯罪者を死刑にすることもできる。
と思うんだけどどうだろう?
19 :
法の下の名無し:2006/09/02(土) 23:19:53 ID:aS6isTdJ
自然法だの、自然権だの、言っても
独立宣言で奇麗事述べつつ、人類史上最悪の奴隷制を築いたアメリカ人
20 :
なぜ:2006/09/02(土) 23:28:00 ID:4+QvJWES
>>19を受けて、ちょっと修正するよ。
逆の方から見れば、
もし互いに権利を尊重しようという約束から
あるもの(A)だけをを除外して、
Aに権利がないと私たちが決めてしまうと
Aは、その理不尽を理解して、私たちの権利を害するかもしれない。
それは、「私」にとって不利益だと、みんなが考えるから、
Aにも権利があると思うんだ。
だから、俺の言う言語的能力っていうのは、
権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力と言い換えれると思う。
この能力があるとみんなが思うことによって、
女性にも権利が認められたし、
特定の人種に権利がない状態も崩壊したと思うんだ。
21 :
法の下の名無し:2006/09/03(日) 03:01:52 ID:SklC9L0o
その理論だと、無能症児には人権がない、でおk?
22 :
なぜ:2006/09/03(日) 03:27:41 ID:w7LOL9Bb
>>21 本来無いと思う。
ただ便宜上あるにすぎない。
つまり、
>>18で書いたように、それぞれの「私」にとって、
区別が面倒(危険)だからあることにしているにすぎないと思うんだけど
間違ってるかな?
>>18と
>>20をつなげると、
>>20で言う「権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力」がないものにも、
権利を与える場合って言うのは
区別するのが難しい場合だと思うんだ。
ヒトを区別するのは難しいから、
すべてのヒトに権利を与えているんだと思うんだ。
裏返せば、もし、明確で経済的な基準があるなら、子供や知能が低いヒトに
権利を認めないと言うこともあり得る。現状はそのような基準はないけどね。
理由を省いて、結論をまとめると、
普遍的な基準は、「権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力を有するか否か」
この基準は、現状では、不明確かつ非経済的だから、
「ヒトであるか否か」を基準として採用している。
そう考えてるんだけど、どうかな?
23 :
法の下の名無し:2006/09/03(日) 03:52:38 ID:SklC9L0o
人権を与える側が力関係で有利に立っていることを前提としているようにみえるけど
(理不尽に思う側が強ければ人権なんぞ歯牙にもかけられんよな。そもそも与えるって言葉が上からの発想だよね)
一方で「お前を殺さないから私を殺さないでくれという約束」という発生は対等な力関係を想定しているようにみえる
人権の発生と拡張で局面・根拠が違うと考えるのか?
既に一定程度社会関係を構築してからの人権の拡張の政策的説明、という理解でいいのか?
それだったら一理あると思う
ただ、上で書いたように発生との整合性があるから、
むしろ君が述べているのは本来の人権ではない何か(市民的自由とでも呼べばいいのか?)であるような気もする。
24 :
法の下の名無し:2006/09/03(日) 04:09:08 ID:SklC9L0o
ログを読み直して少し考えたが…
問題意識としては「なぜ人権が普遍的なのか」、でいいんだよな
人権が普遍的である、ということは、
人権というものが全ての人に与えられている、ということだけでなく、
他人の人権を認めないあるいは自分に人権など不要と考える人(いわゆるアウトロー?)に人権の遵守を強要できる、ということを含意してると思うんだよね
君の答えは前者の一つの説明かもしれないけど、
後者の応答ではないんじゃないか?
25 :
なぜ:2006/09/03(日) 05:16:28 ID:w7LOL9Bb
俺が使った、「与える」とか「認める」というのは、
互いに権利があることにしようという約束を結ぶと読んで欲しい。
そうすれば、すべて、対等の関係として、整合的になると思うんだ。
発生の場面においても、政策的(?)な拡張の場面においても、
上からの与えるという発想は有り得ないと思ってるよ。
>>24で普遍的の意味について考えさせられた。
全ての「互いに権利があると約束しようとするもの」にとって、
必然的に、好都合というのが、普遍的ということの意味なんだと思う。
つまり、
全ての「互いに権利があると約束しようとするもの」にとって、
まず基本的に「権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力を有するか否か」
を基準にすることが好都合であり、
全ての「互いに権利があると約束しようとするもの」にとって、
権利が無くて良いものをあるとするよりも、
権利があるべきものをないとしてしまう間違いの方が、非常に不都合だから、
拡張(?)して「ヒトか否か」とするのが好都合だと、必然的に考えられるがゆえに、
基準を「ヒト否か」にすることが普遍的であるといえると思うんだ。
普遍的という意味を小さく定義し直した。
少し苦しいが、こういう風に小さくしなければ、普遍的な価値というのはなくなってしまう。
一般的に使われている、「全ての人に権利がある」というのは普遍的な価値だと言った時の、
普遍的の意味は、ここで小さく定義した普遍性なんだと思う。
あくまで、「権利を持つもの」にとっての共通の価値観だということだ。
「権利を持つもの」が、権利を持っているから、
「権利を持つもの」にとって必然的に共通する価値観を、
「普遍的価値」と表現するんだと思う。
普遍的という言葉の意味を変えないなら、
「すべての人に(だけ)権利がある」というのは、
【すべての人にとって】普遍的と表現すべきなんだろうと思う。
ここで、すべての人というのは権利を持つもののことだ。
僕の考えで行けば、権利を持つものは基本的には、
「権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力を有するもの」
なんだから、アウトローは権利があることになる。
しかし、アウトローは、互いに権利を認めあうという約束を結ばないヒトだから、
彼らは、権利を持たないはずだ。
ということで、上で考えていた基準が間違っていたようなので修正する。
「互いに権利を認め合うという約束を結ぶ意志があり、
権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力を有するもの」に権利があるとしよう。
アウトローは権利を持たないのだから、
この基準は、(権利があるものにとって)普遍的な基準だと言える。
実際には、「ヒトであるか否か」を基準にするけれどねって感じでどうだろう?
まとまってなくてすまそ
26 :
法の下の名無し:2006/09/03(日) 09:26:39 ID:SklC9L0o
アウトローに人権はない、でおk?
だけどアウトローか否かの区別がしにくいからヒトは一般に人権アリでまとめよう、と?
ちょいと人権の現実運用を考えるに、例えば刑罰を課す、ということを考えてみる
人権を持ったもの同士、その約束に反したことのサンクションとみるのか(いわば債務不履行ですよね)
裁判という制度によるアウトロー認定、お前に人権はないよ宣言になるのか
どっちもありうるのか?どっちもありうるとしても制度として区別する必要があるんじゃないか?
いくつか前のレスで犯罪者その他の処遇を明確にするために人権論が必要、てなことを言ってたと思うんだが、
君の説だとアウトローに対しても人権をいわば擬制してるわけだから、犯罪者とそうでないヒトを分けることはできない。
するとせっかくの人権解釈がその目的を達してないんじゃないかと思われる。
そこで裁判=アウトロー認定(擬制の解除)という形を考えてみる。
これは裁判にそこまで大きな権限(単に刑罰を課す、どころの騒ぎじゃないよね)を与えていいのか?
擬制解除したとしても「すいません反省しました人権契約しますぅ」といわれたらどうしよう?
なんて辺りが問題になりそう
本質的な面で疑問なところは以下の感じ。
『「権利を持つもの」にとって必然的に共通する価値観』ってかなり論争的でしょう
個人的には認めていいと思うんだけど。。。
それはそれとして、普遍的価値をこう定義してしまうと、
「なぜ人権が普遍的なのか」という問いに
「そりゃ定義がそうだからそうなんだよ」と答えてることになると思う
こうなると、なぜその定義をとるべきか、正当化しなきゃ答えにならないでしょう
君の答えは、ヒト同士の合意、同意者以外への拡張根拠はそれが人権契約者にとって便宜だから、ってことでいいのか?
この辺、伝統的には人権論より国家論の領域に近くなってくると思うんだが、
やっぱりこの拡張根拠は相当に怪しいと思う。
伝統的な議論としては、これまたやっぱり便宜のため拡張して同意を国家にしたりするわけだが、
無理矢理取り込まれる人達への配慮は示してると思うんだよね。
参政権の保障とか、ラディカルには抵抗権とか(アウトローというよりは、少数派ってニュアンスかもしれないけど)
歴史的には国家に対抗して出てきた人権って、だから多数者の同意や慣行に対して主張できるもの、という含みがあるんじゃないか?
君は便利だからの一言でこの辺を片付けてるわけですが
それって非同意者に酷じゃない?
人権ないからいいやって開き直ることはできるかもしれないけど、
じゃあ自然法論は全く無視するの?
そもそも、人権は普遍的だという叙述は、自然法論の流れから出たものじゃないの?
君の普遍性の定義は、そもそもの問いである「人権は普遍的」という命題を端的に否定しているものじゃないのか?
というぐらいか
長文スマソ
27 :
なぜ:2006/09/03(日) 16:42:31 ID:w7LOL9Bb
>>26 それでおkです。
まず、犯罪者の人権について答えてみようと思う。
裁判の役割として、債務不履行認定とアウトロー(人権剥奪)認定の両方があると思う。
そして、これは制度上区別もされていると思う。
民事裁判が前者で、刑事裁判が後者だ。
(債務不履行の対概念?としての)刑法上の罪を犯すと言うことは、
国家(人権契約者の共同体)による、
とりあえずの「こいつには人権契約を結ぶ意志または能力がない」という認定なんだと思う。
だから、とりあえず、その人の人権を制限(剥奪)する。
しかし、将来回復したことが明らかになったときには、その制限(剥奪)を解除する。
上の制限は、将来、人権保持者になる可能性を考慮して
それなりの(後遺症?を残さない)制限で無ければならない。
刑務所は、犯罪者の更生(人権契約を結ぶ意志または能力の養成)に、
つとめなければならない
明らかに、意志または能力の養成が不可能と認められる場合には
完全に人権が剥奪されるわけだから、
人権保持者の都合から、犯罪者を死刑にすることもあり得る。
不可能と言うことを裁判で明らかかにできるかどうか、
そもそも不可能と言うことはあり得るのかということが、
議論になるのが、死刑の存廃議論につながるんだと思う。
誤解して欲しくないのは、権利が完全にない=死刑ではないということだ。
例えば、ペットに権利が無くても死刑になるわけではなく。
権利保持者(飼い主)の都合で殺すことが、債務不履行にも犯罪にもならないということだ。
飼い主がペットをかわいがるのは構わない。
こう考えれば、「すいません反省しました人権契約します」、と犯罪者が考えた思われたときに
人権の制約(剥奪)を解除することができる。
債務不履行(と不法行為)による損害賠償は保障で、
犯罪による刑罰は人権制限もしくは剥奪だと考える。
適正な手続きを経て確実に犯罪者と認定されたものの人権は
一時的に制限(剥奪)される。
上で出した基準によって、それは可能だ。
本質的な面での疑問は次で・・・
28 :
なぜ:2006/09/03(日) 17:27:26 ID:w7LOL9Bb
確かに、赤が赤いというのと
人権は普遍的というのは同じ構造だっていうのが僕の意見だ。
確かに、苦しい気もするが、
定義がそうだからだよでいいと思ってる。
定義から必然的に導き出せるもの
それが真理じゃないかと思う。
なぜ、人権の定義をそうするかは、
個々の権利保持者の全てにとって好都合だからで、
全ての権利保持者が好都合と考えるから普遍的なのだという感じで・・・
普遍的という言葉を使ったときに無視されるもの
それが権利を保有していないもので
権利を保有していないから無視して良いのだという感じで・・・
全ての「互いに権利を認め合うという約束を結ぶ意志があり、
権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力を有するもの」に権利がある。
僕は、これが普遍的(権利があるもの全てが好都合と思う基準)だと思うんだ。
これは、まさに、赤が赤いってのと同じだ。
だけど、これは、区別が難しいので、
全てのヒトに権利がある。
とするのが、おそらく権利があるもの全てにとって好都合だろうってことで、
ここは論争があるところだと思う。
だから、これが普遍的だと言われている現状は、
本当は言い過ぎなんだと思う。
僕としては、
全ての「互いに権利を認め合うという約束を結ぶ意志があり、
権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力を有するもの」に権利がある。
これが、完全に普遍的で、
全てのヒトに権利がある。
これは、準普遍的?なものだと思う。
これは、現状では、ほぼ権利があるもの全てが好都合と思う基準、であると言えるが・・・
本当は完全に普遍的とは言えず、争いがでてもおかしくない部分だ。
例えば、将来、互いに権利を認め合うという約束を結ぶ意志があり、
権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力を有するロボットができれば、
この基準は崩壊すべきものだってことだと思う。
だから拡張根拠に怪しいところがあるのはその通りだと思う。
同意者以外への拡張根拠はそれが人権契約者にとって便宜だからってことでいいと思う。
契約者以外のもの(無理矢理取り込まれるもの)に対する配慮は、
契約者以外は権利を有していないわけだから不要だと考える。
自然法について詳しく勉強したことがないから間違ったことを言っているかもしれないが、
自然法において権利の主体は誰なのかというのが、
人権の基準は何なのかという問題なのだと思っている。
だから、「全てのヒトに権利があるというのは普遍的(人権は普遍的)」という
自然法論の結論に対する考察だと思ってもらえればいいと思う。
はっきり言って、私は、「全てのヒトに権利があるのは普遍的(人権は普遍的)」という結論を否定している。
普遍的なのは、もう少し言葉の修正は必要かもしれないが
全ての「互いに権利を認め合うという約束を結ぶ意志があり、
権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力を有するもの」に権利がある。
ということで、
全てのヒトに権利があるというのは、
私も普遍的という言葉を使ったけれど、準普遍的というか、弱い普遍性しか持っていないというか、そんなものだと思っている。理由は上で書いたとおりです。
29 :
法の下の名無し:2006/09/03(日) 17:33:37 ID:SklC9L0o
>>27
人権の私人間効力は当然に認められるというわけでつね?
民事・刑事の区別は人権剥奪を考えるべきか否かがメルクマールで、
それを画一化しているのが刑罰法規、と
しかしそうするとハードケースの存在は否定できませんよね…
その場合はやっぱり罪刑法定主義とかからとりあえず民事でやっとけという結論になるのかな?
でも人権が適用されるか否かのハードケースで罪刑〜持ち出すのもナンセンスともいえそう
そういい始めるとハードケースの解決基準みつけにくそうですね
他の部分、説としての帰結はまぁおっしゃる感じでいいでしょうね
こうすると私人の契約で人権が発生するわけですから、
憲法典の人権規定なんてのは単なる例示で、契約によっていくらでも創設できる
「憲法は国家に対する制限規範だ」なんていうことはさして意味がないし、
新しい人権を認めるか否かなんて議論はナンセンスだ、と
とりあえず一般的自由権説よりラディカルなだけ、一般的自由説に対する批判は全部克服しなきゃならなさそう
30 :
法の下の名無し:2006/09/03(日) 17:40:49 ID:SklC9L0o
>>28 了解
一般的な意味での「人権は普遍的だ」という命題は否定するわけですね
ま、その辺はいいのですが、
あなたの見解の人権を人権と呼ぶのはやっぱり反対です
理由は、人権の歴史的議論を無視しているから
一般にいわれる人権には歴史的な発生・発展とそれを基にした法学上の認識があるわけで、
それに配慮せず、俺はこう思うよ、というのは学問的にはちょっと…
だから人権ではなく、そうですね、擬制的相互尊重契約による権利、とでも名付けて、
旧来の人権論にどう影響を与えるべきかを考察するのが正道だと思いますよ
これがいかに旧来の人権を制約しても良い根拠になるか…とか
31 :
なぜ:2006/09/03(日) 19:12:37 ID:w7LOL9Bb
>>30 あなたの言うとおり、
僕は、新しい人権を認めるか否かの議論は
人権の本質的な問題ではなく
憲法に書くか書かないかの問題に過ぎないと思ってる。
憲法の人権に関する部分は、
人権の定義からして必然であること
(人権の制約根拠は他の人に人権以外にはないということ)を、
宣言しているに過ぎないと思っている。
検閲の禁止や、(平和主義)、はそのことを間接的に保障するための
準普遍的な制度として書かれているのだと考えている。
統治機構の部分についても同様に考えている。
考えをしっかり読みとってくれてd
罪刑法定主義や
疑わしきは罰せずというのが近代法のほぼ普遍的な価値になっている理由は、
権利拡張が準普遍的である根拠と同じで、、
全ての「互いに権利があると約束しようとするもの」にとって、
権利が無くて良いものをあるとするよりも、
権利があるべきものをないとしてしまう間違いの方が、非常に不都合だからなんだと思う。
だから、ハードケース(人権があるか否かの区別が困難な場合?)は、
権利がある即ち、刑罰を科さないと判断するのだと思う。
答えになってないかな・・・
一般的自由説に対する批判はわからないので答えることができない。
無学スマソ
32 :
なぜ:2006/09/03(日) 19:13:28 ID:w7LOL9Bb
33 :
なぜ:2006/09/03(日) 19:33:07 ID:w7LOL9Bb
>>30 人権の歴史的な流れとの整合性について
法学上の認識があって、それに近づくように歴史が流れていると考えてる。
歴史的流れからは、法学上の認識を読み取ることができるにすぎないと
真理(?)があって、真理を知って、真理に近づこうとする力が生まれるのではないかと
かつて、王や貴族がほとんどの権力を独占していたとき、
市民権(?)の思想(社会契約説?)が、市民革命を支えたように・・・
市民革命の思想の帰結として、
黒人にも権利が認められるようになったように・・・
女性にも権利が認められるようになったように・・・
さらに、子供の権利も認められるようになったのは、
区別が難しく間違いが許されないからだ僕は考えてる。
理論がなければ、動物に権利はあるとすべきなのかとか、
ロボットに権利があるとすべきなのかとか、
そういうのを考えることができない。
だから、歴史的な経緯を無視した理論って訳じゃないと思うんだ。
そうじゃなくて、先人達の、人権についての歴史的議論を知ってから、議論すべきだということなのかな?
それなら、まったく返す言葉がない。それを勉強する前に議論して申し訳ない・・・。
議論する資格がないからやめるよ。
擬制的相互尊重契約による権利という説明の仕方はすっきりしていい(・∀・)
人権とは、擬制的相互尊重契約による権利であるととりあえず僕は考えてるってことか。
34 :
法の下の名無し:2006/09/03(日) 23:30:53 ID:Y9SmxCsZ
「人権は普遍的」といっても中国やカーストが蔓延るインド、
中東のイスラム圏、未開拓のアフリカ・・・では、
人権なんて観念自体が存在しないと思われる。
35 :
法の下の名無し:2006/09/07(木) 08:27:10 ID:Lk2lzHRz
?
36 :
法の下の名無し:2006/09/07(木) 18:59:00 ID:NSFr8IjY
医療過誤ほど最大の人権侵害
医療過誤の尖兵 創価朝鮮学会
医療過誤の尖兵 創価朝鮮学会
医療過誤の尖兵 創価朝鮮学会 医療過誤の尖兵
37 :
法の下の名無し:2006/09/14(木) 23:53:30 ID:QaWqDAIV
日本では人権という言葉は
左派と捉えられがちである
38 :
なぜ:2006/09/15(金) 00:39:19 ID:6UEO91r6
>>37 保守派にも受け入れられた左派(リベラル)思想って感じだな。
俺は、自分のことを保守派だと思ってる。
子供の人権の尊重、犯罪者の人権の尊重、動物への権利の拡張、これらはまさしく、現在左派の思想だろう。
これらの主張は、感情論にしか聞こえない。
なぜ、人権が普遍的なのかを考えれば、左派でも、
子供の人権は制約しうるし、犯罪者の人権剥奪もあり得る、動物への権利拡張は、不可能だという結論に達すると思うんだが
現在左派は、どういう理屈で、これらを行おうとしているのか、俺にはさっぱりわからない。
むしろ、保守派であれば、日本の伝統をよりどころに、
子供の人権の尊重、犯罪者の人権の尊重、動物への権利の拡張を主張し得ないこともないと思っている。
そんな伝統があればの話だけどね。
39 :
法の下の名無し:2006/10/12(木) 18:31:48 ID:wrP/muLY
人権は人間が作り出したものだ
40 :
法の下の名無し:2006/10/13(金) 08:48:45 ID:AqqJnRPY
ロボットに人権は認められるか。
41 :
なぜ:2006/10/13(金) 13:36:29 ID:LzyhVHc6
互いに権利を認め合うという約束を結ぶ意志があり、 権利がないということを理不尽に考え攻撃する能力を有するロボットには、
人権を認めないと、社会の安定が害されて、我々の幸せが危険にさらされてしまう。
42 :
法の下の名無し:2006/10/22(日) 19:21:31 ID:Ul5h1ayh
43 :
法の下の名無し:2006/10/26(木) 13:05:17 ID:Vh+1lVH7
>>2 実は聖書には人権に関しての記述は一切ない。
昔は頭がいい香具師はみんなカトリックの坊さんになったので、
自然科学も法学も、みんな神学の派生領域だったってこと。
近代人権思想の直接の淵源は、百科全書派の「最高存在」信仰。
台の上に自由の女神の扮装をした女性を立たせてみんなで礼拝したのだそうな。
つまり、近代人権思想はカルト18世紀ヨーロッパのカルト教団の教義でしかない。
44 :
法の下の名無し:2006/10/27(金) 22:20:28 ID:FgRO/ugW
やっぱりみんな3流大の院生なのか?レベルが低すぎる。
45 :
法の下の名無し:2006/11/29(水) 23:02:23 ID:twvGWDuS
age
46 :
法の下の名無し:2006/11/29(水) 23:12:09 ID:BE7C7YmO
人権思想のデファクトスタンダードを呈示してちょんまげ
47 :
官僚無罪ぃー:2006/11/30(木) 23:59:52 ID:8zQoyT8Z
■独裁国家とは「利益追求者」の集合からなる「利益追求団体」において、
一部の「利益追求者」が、政治的、経済的に「独占」する状態にある国家のことである。
政治的・経済的「独占」は、
■「独占者の優越的地位」を利用した「不公平な社会契約」の強要を生む
(い)個の国家独占。独占を背景にした、差別、猛烈な格差
(ろ)独占の拡大再生産を目的とした、法律整備と行政
民主主義陣営、自由主義陣営は、この「独占」に立ち向かわなければならない。
とりあえず
1:「独占者・岐阜県庁」の組織犯罪と闘おう。「独占」を解消しよう
2:「独占者・社会保険庁」の組織犯罪と闘おう。「独占」を解消しよう
3:「独占者・自民党」の「独占化諸法案」と闘おう。「独占」を解消しよう
48 :
法の下の名無し:2006/12/05(火) 19:53:27 ID:0J1Ku8Zr
とりあえず自分が天賦説か贈与説どちらの立場を取っているのかを表明した上で話さないと、まともな話にならんだろ。
常識的に考えて…
49 :
法の下の名無し:2006/12/06(水) 18:11:36 ID:Ni38kkal
50 :
法の下の名無し:2006/12/21(木) 15:28:25 ID:dR3FK0NA
近代になるまで基本的人権なんて概念すらなかったのに
天賦だ、自然権だ、というのは説得力が乏しいような・・・
51 :
法の下の名無し:2006/12/21(木) 15:49:01 ID:HFYl+G3S
>>44 おいおい東大ですら自然権、自然法は適当に流して終わりだろうがww
52 :
法の下の名無し:2006/12/26(火) 14:09:40 ID:UhUk/gBy
53 :
法の下の名無し:2007/01/08(月) 23:25:24 ID:iO46QMdT
人権(笑)
54 :
法の下の名無し:2007/01/09(火) 03:01:40 ID:iQ61/D6I
>>50 >近代になるまで基本的人権なんて概念すらなかったのに
>天賦だ、自然権だ、というのは説得力が乏しいような・・・
日本ではね。コーランにはちゃんと人権概念がある。
55 :
法の下の名無し:2007/01/09(火) 18:03:06 ID:Ju3hDV7o
なんで平気で人権を笑うような低偏差値が増えてるかね>53とか。
法学板に何しに来てるんだか。
誰しも仮構であること知りつつ、それを大事にしなければ民主主義はなりたたないのに。
珍しくそうした当然を否定することで、自分だけ真実を知ったような自意識過剰なのか。
最近そうした、馬鹿な右翼が今更もったいつけたような人権否定の言い分が多いので笑える。
まあ、こうしたお馬鹿ななんちゃってウヨ厨房連中には死刑より恐ろしい「人権剥奪刑」あたりがふさわしい。
こいつらを虫けらを踏み潰すように殺したところで、誰も見向きもしない刑だな。
56 :
法の下の名無し:2007/01/09(火) 19:14:16 ID:hEDa23Gx
>>55 そもそも民主主義だって怪しいもんじゃないか。
いくら法板だと言っても絶対に法の下に平伏せといわんばかりのあんたも滑稽だよw
57 :
法の下の名無し:2007/01/09(火) 23:19:22 ID:Ju3hDV7o
>>56 平板に書いているのに、意味が読み取れないお馬鹿さんの君は、いったい何ものかね。
もともと日本では80年代的知的相対化の中で挑発的に発せられた客観を装うスタイルを、
はっきり誤読のレベルまで貶めて、もはや論壇政治のツールの役割しか果たせてない人権否定論。
近代の「決まりごと」に文句言ってそれが何か?カッコつけるなよ、とか、
なんか本質的に記号操作で何も言ってないじゃん、みたいな、簡単にいえばそうなる、
しかし洒落にオオマジのような反論も昔あったんだが、無知な馬鹿右翼には珍しく斬新なんだろ、
というのがわかってるやつの受け止め方。
せいぜい呉や佐伯の名前を出して、喜んでみればいいじゃないか。
残念ながら彼らは60年代70年代の反体制知性の正嫡として発言しているのであって、
自分たちの親の介護のために保険制度を活用している民主主義者でしかないけどね。
58 :
法の下の名無し:2007/01/10(水) 00:28:30 ID:CjdKLq3b
>>57 俺は君が唐突に右翼とか場違いなことを言い出すからからかってみただけ。
人権懐疑を主張する論者については呉や佐伯くらいしか知らないのかな?
予想通りの反応で正直、がっかりしている。
君の言う
>近代の「決まりごと」
という物言いについてはかなりの疑問点があるのだが、深くは立ち入らない。
また、君が「人権懐疑については論壇政治のツールの役割しか果たせてない」
という認識であることは理解した。
一言で言えば、「君のレスも大した事は言ってない」ってだけの話だな。
59 :
法の下の名無し:2007/01/10(水) 00:42:25 ID:eoJ7j60q
あらま、言い訳に終始。
それ以外に見当たらないんだがどうしたことか。
>>7 >私は在日さんじゃないですよ。
>多民族主義なのは事実ですが。
それって、そのまんま、
>いずれにしても共通するのは、在日とは無関係に移民政策やら国籍付与を
>主張しているフリをする、ということです。
に一致しますけど・・・
私は、「多民族主義を掲げる奴らって、実は在日じゃん」ってのを指摘しただけです。
それ、反論になってない。
質問に答えてみませんか?
「在日を隠して自作自演しています」か、
「自作自演ではないけど、在日を隠してました」か。
そもそも以下に答えてない以上、何を言っても説得力はありません。
-----
>>677 >ちなみに「生命操作」も同じこと。
>対案として並べることで、本来の目的をカムフラージュするためです。
>どのみち技術が確立されてないから、選択肢としては無い。
>しかも、反感も存在するから、持ち出すことで「比べてみるとイケてるね効果」
>も期待できる(笑)
これ読んでもう一度やり直しなさい。
自分でも二行目で言っている通り、無理という前提で移民政策を持ち出すための前置きなんです。
>経済力も軍事力も外交力も優れた知性(優生)あってのものですよ。
>>697 >国力の要因はいろいろあります。
>遺伝的要因はその一つではあるかもしれない(ちなみに無いかもしれない)が、他に
>文化・伝統・教育・資源・天候・環境・他国との関係といった、様々な要因がある。
>あなたは、遺伝的要因のみに偏向し、他の要因を無視しているばかりか、それを指摘
>されても「忘れ」「とぼけ」「誤魔化し」続けている。
こっちも読んでもう一度やり直しなさい。
-------
ま、答えるのは無理でしょうけど。
62 :
法の下の名無し:2007/01/12(金) 03:33:55 ID:OnAkqBcM
あ、ときどきみる、存在自体が「板違い」のコテハン厨房だな
>>62 どーも、誤爆すんません。
スレ建て自体が板違いな方にも突っ込んであげてくださいね。
在日のプロパガンタに板を使われるのは、住人的にも不利益だと思いますよ
64 :
法の下の名無し:2007/01/22(月) 23:11:42 ID:zcyUBiLt
人権は人間が作ったものです
65 :
法の下の名無し:2007/01/23(火) 14:24:59 ID:ArjJjrR6
自然法・自然権・人権・人定法の対立と関係の説明をします。
世界では常識らしいです。
(1)伝統保守派(保守本流)。これはバーキアンBurkean(エドマンド・バーク主義者)=「自然法」派である。
彼らは「人間社会には、社会を成り立たせている自然の決まり、掟(natural law)がある」と考える。この伝統保守派の代表は、
長年『ナショナル・レビュー』という政治評論誌の編集長を務めているウィリアム・バックレーという老大家の評論家である。
彼こそは”アメリカ保守の守護神”と呼ばれて、歴代共和党大統領から尊敬されている人物である。
日本でいえば小林秀雄や福田存にあたる。その後継者はABCのコメンテイターのジョージ・ウィルである。
アメリカの正当保守派はほかに、レオ・シュトラウス(シカゴ派哲学の大御所)や、フリードリヒ・ハイエクのような
日本でも知られた古典保守思想家も含まれるが、同じ保守思想でも、アメリカ土着の保守であるラッセル・カークらの
フィジオクラット(重農派)や後述するリバータリアン保守派とは区別される。
このウィリアム・バックレー派の知識人の大部分は共和党の本流として保守勢力の中心を支えている人々である。
バーキアンの標語は人類の歴史をとうとうと貫く普遍の真理を暗示する永遠の相の下に”という言葉である。
だから彼らは本来あまり泥臭い現実政治には関わりたくないと思っている。
続きはここから
http://jcpw.site.ne.jp/bbs/bbs23.cgi?id=&md=set&tn=1809#1839
66 :
法の下の名無し:2007/01/23(火) 14:25:32 ID:ArjJjrR6
さて、ここで注意していただきたいのは、「自然権」も、「人権」も大きくわければ「自然法」という立場に
属している、ということである。簡単にいえば、ある法について「道徳・正義・倫理が100%その法に反映
されていなければ法ではない」と考える人はとにかく「自然法派」に属すると考えて間違いない。
副島氏の「世界覇権国アメリカ〜」の276ページの図を参考にしてあらわしてみると以下のように
大柄な対立構造がわかる。
自然法(自然権・人権・アニマルライツ・フェミニズムを含む)
↑
× ――――――――――――――――――
↓
人定法(実証法)
このように法哲学では大まかに言えば「自然法」と「人定(実証)法」という二つの思想の対立があるのである。
例えば「自然権」と「人権」との争いでも、それは自然法という枠の中の争いである、ということがいえよう。
法哲学の議論は、今も昔も自然法と人定法の二大思想の争いの中で行なわれているのである
67 :
法の下の名無し:2007/01/23(火) 14:31:22 ID:ArjJjrR6
今日のぼやき「816」 2006・12・26
http://snsi-j.jp/boyakif/wd200612.html#2401 私、副島隆彦が、そこらのただの陰謀論者の低脳(ていのう)たちとは、わけがちがうのは、私は、日本
土人でありながらこれらの世界基準の思想・学問の動向を自力で読み破ったということだ。
そして、それらを、舌足らず(差別用語か?舌切り雀? )の荒削りの日本文に置き換えて、「なんとか
今の遅れた日本人知識層に分かるように、どうにかこうにか、移植(いしょく、トランスプラント)を
なしとげた」。 このことが副島隆彦の最大業績だ。 将来、日本の政治体制が変更になれば、私はこの
業績で、文化勲章を十分にもらえる。そんなことは私ひとりには、自明のことだ。それと、この本の第4章
で書いた「法学と政治学の全体像の提示」の業績だ。
私の思想研究の前に、日本全国の政治思想研究学者どもなど、まだまだ、足元にも及ばない。
私が、こう豪語しても表面だって、私に異論を唱えることの出来る学者は、日本にはいない。
68 :
法の下の名無し:2007/01/23(火) 19:41:21 ID:XdNZCqqk
トンデモにはトンデモ頭のお客がつくんだな。
副島も最近は本当に逝っちゃってるというのが定説。
アポロチョコでも食ってろや。
69 :
☆虐待冤罪量産か?☆DV法の補強?☆児童虐待防止法ヤバイ☆:2007/01/24(水) 04:39:59 ID:XukbXstH
70 :
法の下の名無し:2007/01/31(水) 23:34:04 ID:1DEMLjLg
自然法論vs法実証主義
71 :
法の下の名無し:2007/02/01(木) 03:36:10 ID:9vRy3NxH
72 :
法の下の名無し:2007/02/20(火) 23:21:50 ID:MXYnzjUI
しかし、人間は色々なものを作ったもんだな
73 :
法の下の名無し:2007/03/06(火) 22:26:22 ID:2TyBrTXR
人間サイキョ
74 :
法の下の名無し:2007/04/30(月) 23:28:22 ID:PLiKPxm5
人権はいつ成立したの?
75 :
法の下の名無し:2007/05/02(水) 02:21:13 ID:iYhcFdc0
人権て人なら皆持ってる権利でしょ?だから例えば、人として生まれて育てられて
人として生きている人が人をやめたくなった時に、生きるのを止めたいが、自殺するのは
苦しいから嫌だというこれまた普遍的な価値観が誰にでも備わっている。
だとしたら、人権として生きるのを止めたい人が安楽死する権利をもつのは
人権の範囲内だよね?なのにどうして安楽死には不公平な合法要件などを設け
安楽に死にたい人権を阻害するんでしょう?
76 :
法の下の名無し:2007/05/03(木) 17:33:36 ID:LAtNFNZq
権利は、義務と一進一退だと思う。
77 :
法の下の名無し:2007/05/03(木) 18:13:46 ID:xTIaVRrW
所有権って何かの義務とセットになってたっけ
78 :
法の下の名無し:2007/05/03(木) 19:23:18 ID:A0P5viA4
安楽死の権利のために必要な義務があるとしたら
社会的立場の退陣や、人間関係で損害を与えかねない問題の事前解消もしくは解決
そして、安楽死技術に見たう対価を支払うぐらいでしょう。
79 :
法の下の名無し:2007/05/10(木) 16:57:07 ID:AMJFqpYy
>>77 ある人があるものについて所有権をもつとすれば、他の全ての人はそれを侵害しない義務を負うんじゃね?
80 :
法の下の名無し:2007/05/23(水) 01:28:02 ID:D5vMRwdQ
81 :
法の下の名無し:2007/05/24(木) 11:09:59 ID:2cElcC5b
82 :
法の下の名無し:2007/06/03(日) 02:13:18 ID:oXUFbqww
人権が剥奪されることなんて、あるんですか?
83 :
法の下の名無し:2007/06/03(日) 03:35:06 ID:UveVwZxi
2007年05月16日
東京地裁が学会青年部上級幹部らを弾劾!悪質な違法ビラ配布で280万円の損害賠償命令
「違法ビラにより妙観講の名誉と信用を著しく毀損」と認定
別件の盗聴疑惑≠焉u真実と認めることはできない」と否定
東京地裁は五月七日、創価学会青年部上級幹部による、日蓮正宗関係者に対する
名誉毀損(めいよきそん)を厳しく弾劾(だんがい)した。この事件は、創価学会杉並総区副青年部長、
静岡・富士正義「県」青年部長ら(いずれも事件当時の役職)が、
理境坊所属妙観講および同講講頭・大草一男氏を誹謗(ひぼう)したデマビラを全国に大量配布し、
大草氏らの名誉を著しく毀損したことに対して、妙観講側が刑事・民事の両面で
訴えていたもの(刑事告訴の方は、すでに本年一月、学会幹部二名が書類送検され決着)。
このほど東京地裁は、学会幹部ら三名に損害賠償金・合計二百八十万円を支払うよう命じた。
http://www.myokan-ko.net/2007/05/280.htm 中傷ビラのばら撒きにも裁判所が判決をだしたらしい
確か桶川ストーカーの時のやり方も中傷ビラだったよね
マルチポストとの妨害工作を受けた結構重要な記事
集ストにもこんなやり方が使われてるのかもね
84 :
法の下の名無し:2007/06/03(日) 18:44:47 ID:UtVk8kto
85 :
法の下の名無し:2007/06/14(木) 23:41:19 ID:BoK1Kk/o
86 :
法の下の名無し:2007/10/20(土) 01:29:53 ID:ditkAlxS
完全に人権を守って生きていくのは難しいけれど、
気付いたときに人権を意識していきていくだけでも
いいんじゃないの。
87 :
法の下の名無し:2007/10/22(月) 00:17:23 ID:wUoYLN7b
88 :
人権宣言:2008/03/01(土) 15:41:02 ID:L3618FiT
法学部に合格した受験生の皆さん、おめでとうございます。
これから皆さんは、「憲法」の授業などで、「人権」「基本的人権」というものについて、学んでいきます。
高校や予備校でも、基本的人権について学んだこととは思いますが、
より深い勉強をして、基本的人権への理解を深めていきましょう。
89 :
法の下の名無し:2008/03/02(日) 10:47:58 ID:nmwm1bOf
まず、人権とは何か、から話を始めましょう。
人間が人間として当然生まれながらに有する権利、
これが、人権の定義であると、一般には解されています。
では、ここで言う「人間」とは何でしょうか。
それは、一般的に言うような「僕もあなたも、友達も、世の中の人々みんな」
という意味ではないのです。
この言葉が初めて使用されたのは、1789年のフランス革命における、「人権宣言」です。
ここで言う「人間」とは、「家族、地域、宗教、身分などのあらゆる共同体から
解放され、バラバラの「個人」となった 人間の事なのです。
そして、フランス革命の目的こそ、このようなあらゆる共同体を破壊し、「個人」を作り出す事にあったのです。
90 :
法の下の名無し:2008/03/02(日) 12:12:51 ID:+ZChBuNG
>>89 家族は残ったというのが、仏革命の一般的理解だと思うが。
91 :
人権宣言:2008/03/02(日) 17:49:18 ID:nmwm1bOf
確かに、結果的には家族は残りました。
しかし、当初の意図は、全ての共同体を破壊ないし弱体化させる事にあったのです。
家族も残ったとは言え、最終的にはナポレオン民法典により、個人を重視するものに、改組されました。
革命は、家族をも大きく変化させた、と言えます。
そして、あらゆる従来の共同体から解放された、即ち、
一切の慣習や道徳、宗教規範などから解放され、言わば原子化された「個人」こそ、
「人権」という観念が理想とする人間なのです。
92 :
法の下の名無し:2008/03/02(日) 20:59:11 ID:+ZChBuNG
>>91 「当初の意図」は、誰のいつごろの意図なのですか?
93 :
法の下の名無し:2008/03/02(日) 21:31:56 ID:WLE1T9Tw
>>91 >>92の質問に便乗します
>全ての共同体を破壊ないし弱体化させる事
が「当初の意図」だそうですが、全ての共同体を破壊ないし弱体化することによって、一体何を狙っていたのですか?
彼らの目的はなんだったのか、教えていただけると幸いです
94 :
人権宣言:2008/03/03(月) 23:04:33 ID:XXAbyLl1
18世紀、アンシャン・レジームの芳香麗しきフランス。
ルソー、ヴォルテールらの啓蒙思想家達は、理性万能の考えの下に、
様々な著作を発表していました。
フランス革命は、彼らの思想に基づいて実行されたのです。
人間をあらゆる道徳から解放し、全く新しい社会を建設する。
これがフランス革命の目的です。
そして、そのためには、強大な権限を持った独裁者が必要です。
ジャコバン派のロベスピエールが、その役割を担いました。
95 :
法の下の名無し:2008/03/03(月) 23:35:53 ID:BvIheO5X
>>94 ルソーとヴォルテールをひとくくりにしてる時点でもうダメ。
(ルソーが「理性万能」なわけがない。人間不平等起源論をめぐるヴォルテールとルソーの喧嘩も知らんのか)
立憲君主派から急進的共和派までいろんな人たちが絡んでいたフランス革命が当初から単一の目的を目指していたとか、
ロベスピエールが最初から革命の中心人物だったといわんばかりの書き方は、なんとかならないのか?
96 :
法の下の名無し:2008/03/04(火) 00:02:29 ID:BvIheO5X
97 :
法の下の名無し:2008/03/04(火) 01:42:44 ID:ppiUw9x6
人権は、潜在敵国である中国・北朝鮮・ロシアを批判するための道具概念だよ。
国内において日本人を日本政府の権力乱用から防御する際の人権概念とは全く違うぞ。
憲法で勉強する人権と、官房学・国際政治学で使用する人権は違うからな。
気をつけろよ。
98 :
法の下の名無し:2008/03/23(日) 02:49:47 ID:7Eyx/Pfv
人権って概念がよくわかりません。
私は、他者から認められた権利の総称だと思ってましたが、
生来人間が持った権利という意味で使う人が多いらしいです。
たとえば、生来人間が持った権利ならば、島に一人で生活する場合にも
人権という概念は未だあるのか考えてしまいます。
どうなんですかね?
99 :
法の下の名無し:2008/03/23(日) 14:50:06 ID:FOHHZegY
94ではないが・・・
>>93 > >全ての共同体を破壊ないし弱体化させる事
> が「当初の意図」だそうですが、全ての共同体を破壊ないし弱体化することによって、一体何を狙っていたのですか?
> 彼らの目的はなんだったのか、教えていただけると幸いです
封建的な中間団体の排除による、自由の確保と、権利関係の透明化・単純化。
中世には、各種ギルド、村落共同体、教会組織などが、
公式非公式に人間の行動を制約していた。
(もちろん、単純に抑圧するものではなく、
共同体メンバーを保護するものでもあった。業界団体と同じ。)
それをいったんリセットして、
絶対的な主権をもつ国家と、絶対的な自由を持つ個人の二層構造に整理して、
それからあらためて、国民による立法と、
自由な個人の合意(契約)によって権利関係を調整していこうという話、だろ。
同様に、土地に対する権利も、重層的になって売却するのが困難だった。
(利害関係人が多いと、値段を付けづらいし、売却交渉自体が困難。)
それを、フランス革命以後、というかナポレオン法典?で、
「所有権者は土地を自由に利用処分できる」とドグマを定立して、
それぞれの土地の所有権者を確定して登記簿を整理し、
良くわからん名目で地代や税を取り立てる中間搾取を排除した。
日本が明治時代にやった地租改正と地券発行・登記簿整理もおなじ流れ。
>>99 94などを書いた「人権宣言」はそんな当たり前のことを言おうとしたのではなく、
理性の限界もわきまえない狂った啓蒙主義者どもが、人間が長い歴史の中で培ってきた秩序を破壊し、
理想をふりかざしフランス革命を起こして恐怖政治を行い、人々を不幸のどん底へと突き落とす全体主義への道を拓いた、
だから人権は単なる嘘というだけにとどまらず、世界に害をもたらすものなのだ、
というようなことを言おうとしたんだと思うよ。たぶん中川八洋かなんかを流し読みして真に受けたんだろ。
101 :
法の下の名無し:2008/03/28(金) 23:24:44 ID:5T1abd9C
>>100 それのどこが間違ってるんですか? 全くその通りじゃ無いんですか?
一年前にレスつけてる奴がいるしw
ああ懐かしい
>>101 珍虱と怪議系が、左翼のように日比谷野音で人数集めて派手にやろう、
ネット中継もしようと、はりきって。
結果ガラガラ。公安入れて100人程度っていう爆笑された集会。
>>98 >人権って概念がよくわかりません。
>私は、他者から認められた権利の総称だと思ってましたが、
>生来人間が持った権利という意味で使う人が多いらしいです。
>たとえば、生来人間が持った権利ならば、島に一人で生活する場合にも
>人権という概念は未だあるのか考えてしまいます。
>どうなんですかね?
結構、核心的な疑問だと思う。
人権思想とは,ある人の権利が他者から「生来人間が持った権利」として「認められるべき」
とする思想なのではないかと思う。
「一人で無人島」の場合、人権思想的には,「人権がある」ということになると思うけど、
人権思想の機能場面はないということになるのだと思う。
105 :
韓日友好:2009/04/20(月) 06:30:24 ID:dBSP3Nlu
生きていること自体が生命権の行使であり、幸福でありたいと思うだけでそれは幸福追求権の行使なのである
人権は人間の実生活の中ですでに機能しているのだ
■■■ Q.
海外で日本人が理不尽な差別にあっても完全にスルーだし
てめぇで空港や銭湯で自作自演の騒ぎを起こしては「差別だ」と大騒ぎ
この人の言う「人権」って何なの?
■■■ A.
要約すると
「 もっと白人様を敬え 生意気なチビキイロジャップめ 」
「 白人様こそが正義 」
ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ