1 :
ty270410:
中華人民共和国は主権国家と認められています.主権国家と認めるためには領土,国民,統治機構が備われば自動的に認められるのでしょうか?
それとも,外国などによる承認,国連による承認,旧宗主国の承認などが必要でしょうか?
中華人民共和国は領土権を持っています.しかし,その領土は中華民国の領土であり,
中華民国が領土権(領土処分権)を持っていた筈です.民国は人民共和国に対して条約などで領土処分(領土割譲)などを行った
形跡はありません.人民共和国の領土権はどのようにして成立したのでしょうか?領土権は奪取できると解してようのでしょうか?
施政権とはなんらかの取り決めによって成立するのでしょうか?
国家主権,領土権,施政権の発生,成立,起源について語りましょう!
2 :
法の下の名無し:2005/10/28(金) 19:13:12 ID:HFUpylJ4
革命により主権が承継されてはいない。手形法の善意取得のように、
突然生えてきたとでも説明せざるをえない。
3 :
法の下の名無し:2005/10/28(金) 19:36:31 ID:AHzuwyD5
みんなが「あれは主権国家でゴザル」と認めれば主権国家なんじゃないんでしょうか。
この場合の「みんな」というのが誰かというのが難しいですが。
少なくとも、「国家としての要素」を備えれば当然に国家になるわけではない思います。
4 :
ty270410:2005/10/28(金) 21:34:50 ID:xRbunjgn
>>2 コメントありがとうございます.
中華民国の立場からいうと中華民国の領土処分はまだ終わっていない.
でも中華人民共和国は中国本土で行政,司法,立法を実行し,住民を統治している.
すなわち,施政権を行使している.しかし,領土処分が終わっていないので中国本土の
領有権は依然として中華民国にある.すなわち中国本土には中華民国の潜在主権が残っている.
以上のような考え方はどうなんでしょうか?
5 :
ty270410:2005/10/28(金) 21:48:54 ID:xRbunjgn
>>3 コメントありがとうございます.
韓国の場合は国連決議によって選挙が実施され,1948年に政府が成立し,再び国連決議によって
正当な政府と認められました.
>みんなが「あれは主権国家でゴザル」と認めれば主権国家なんじゃないんでしょうか。
この場合は,「みんな」が「国連総会」に相当すると考えてよいのでしょうね!
1948年に韓国が主権国家として認められたと考えられますが,このときの領有権は
どんな方法,方式で決まったのでしょうか?譲渡?奪取?
このときには旧大日本帝国の領土処分が確定していません.領土処分が確定するのは
1951年のサンフランシスコ条約です.この時に韓国へ領有権が承継されたと考えられますが,
どうなんでしょうか?
もし,そうなら1948年〜1951年の間の韓国は仮の領有権を持っていた,あるいは
領有権を持っているとみなされたいた,・・・・こんな考えでよいでしょうか?
6 :
2:2005/10/28(金) 22:39:41 ID:HFUpylJ4
ィ─、ri´^-─- 、 .┌f^f^f^f^f^f^f^f^f^┐
く / , ,' ヽ ヽ| ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~│
`<' / ,'レイ+tVvヽ!ヽト 釣りだな │
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`!_{ iハト、__iフ,ノリ,n |
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_r''‐〈 `´ア/トr──!,.--'
<_>─}、 `」レ
'ヽ、 ,.ヘーァtイ
Y、.,___/ |.|
| i `ー'i´
7 :
ty270410:2005/10/28(金) 22:47:03 ID:xRbunjgn
>>6 釣りではありません.みなさんに教えて頂きながら,ご一緒に勉強したいと
考えています.
今後もよろしく!
8 :
法の下の名無し:2005/10/28(金) 22:58:06 ID:tu0XBI+w
国家承認という行為は承認国と被承認国の間でしか効果を生じないので
第三国や国際機関や国際社会(そういうものがあるとして)の関与を必要としない。
9 :
法の下の名無し:2005/10/28(金) 23:20:49 ID:8PE4m/Mw
>>8 普通はそうだろうな。
現に中華民国を中国の正式な政府と承認をしている国もあるし。
例えば、満州国は国際社会からは承認されなかったが、ドイツや
イタリアはもちろん、あのバチカンまで国家として承認して
大使まで派遣していたからな。
その他にも、イスラエル政府はエルサレムを首都としているが
国連を初め、日本やアメリカを含むほとんどの国はエルサレムを
首都として承認していないと言うのもあるな。
10 :
ty270410:2005/10/28(金) 23:29:07 ID:xRbunjgn
>>8 ご教示ありがとうございます.
>>4の例示では,多くの国からの承認によって主権国家と認められたと
ということですね!
>>5の例示の場合も国際機関ではなくご教示頂いた国家承認によって
主権国家と認められたということですね!
政権が革命によって成立した場合,また政権が植民地からの独立によって
成立した場合は多くの国からの承認によって主権国家と認められると理解して
よいのですね!
11 :
ty270410:2005/10/28(金) 23:34:03 ID:xRbunjgn
>>9 満州国とエルサレムの話しは興味深いですね!
特に首都を承認しないというのは始めて知りました.
12 :
誘導: