70 :
法の下の名無し:2007/11/26(月) 01:37:57 ID:MdP84eX5
勁草書房のポリティカル・サイエンス・クラシックスで、
シェリングの『紛争の戦略』が12月に出るそうな。
71 :
法の下の名無し:2008/01/13(日) 02:54:27 ID:PcX3K+Fl
>62
でも政治思想史の視点から現代の問題を考察し、
解決の方法を探そうとするのも大事なのでは?
やはり科学的に検証する事や、形式的制度にばかり目がいくだけでは駄目だと思う。
政治思想史も十分必要なのでは?
ただその結果市民を啓蒙しようという方向に進むのは、
確かにあなたが言われる様に上から目線になりかねないけど…
丸山眞男なんかが高踏な知識人だとして叩かれたのもそういう風に取られてしまったからなんだろうか…?
72 :
法の下の名無し:2008/02/28(木) 03:55:24 ID:Aa94LW6y
あげ
73 :
法の下の名無し:2008/02/28(木) 17:33:59 ID:iP1BlIDH
>>71 >>62の人は、博士課程まで行ったのに研究と実践の区別もつかなかったかわいそうな人というだけのことです
74 :
法の下の名無し:2008/02/28(木) 23:16:28 ID:ecl4sE26
社会学板の丸山スレにこんな書き込みがあった。
356 :名無しさん@社会人:2008/02/23(土) 13:02:09
もう最近の左翼には難解すぎて読めないってのは本当だったんだな。
びびったよw
75 :
法の下の名無し:2008/04/24(木) 01:11:03 ID:9p7MJju9
というか、国家とは何か、より良き市民とは何か、我々はどうあるべきか、ってのを考えるのが政治思想史じゃねえの?
76 :
法の下の名無し:2008/04/27(日) 01:30:57 ID:ATTloEsu
人文学方面だよね
それはそれでありだと思う
77 :
法の下の名無し:2008/05/03(土) 14:19:24 ID:L6T/5hio
聖・丸山のご威光と東大法学部の学会支配で「政治思想史」が異様に幅利かせ
ていたのは本当だな。でも最近の計量(計量)系の数学でごまかした床屋談義も
どうなんだろうね。数学で表現してもバカはバカだしね。農協バカ島がいう「有
権者は自民党の安定を基本的に望んでいるが、野党にも発言権を与える」ことを
期待している(バッファー論)なんて、もっと気の効いたこと、昔の学者は言っ
ていたんじゃねーの。
それに政治思想史学者の状況的発言のピンボケもひどすぎる。プラトン佐々
木、とか朝までサンジュンとかね。発言が軽すぎ。
78 :
法の下の名無し:2008/05/03(土) 14:44:29 ID:/jMtZwF9
数学で表現する方法は一見高等そうに見えるが実は言ってることは大したことない。
それよりも文章の論理的展開で読者をうならせる方がよほど難しいし、頭のよさも必要。
79 :
法の下の名無し:2008/05/03(土) 14:54:49 ID:L6T/5hio
78君 いいこというね〜〜。異議なしだよ。それに最近の政治学者の知的キャパ
が小さすぎるように思う。いくら文献検索が容易になったからといって、論文に
さしあたり必要な論文しか読まないというのは、いただけない。学生、院生どころ
か、研究者の読書離れなんて笑えないよ。「マルクスがさ〜〜」とか「サヨク、ウ
ヨクが云々」言ってる若手が、マルクスそのものを何も読んでいないのは薄ら寒いよ。
見栄でもいいから知的基盤固めた方がいいかも。本読んでないから、書く文章もうまく
ならない。困ったもんだね。困ってないか、別に(笑)。後期高齢者のたわごとと笑っ
てくれ。じゃあな。
80 :
法の下の名無し:2008/05/03(土) 17:20:35 ID:3d7nT3AF
教養馬鹿
81 :
法の下の名無し:2008/05/03(土) 17:59:31 ID:URIOokkI
ウッチー。。。
82 :
法の下の名無し:2008/05/03(土) 19:44:43 ID:L6T/5hio
無教養バカ・・・・
83 :
法の下の名無し:2008/05/03(土) 19:53:00 ID:LUIyI/18
>>79 この書き込み、根本的に認識がおかしいと思う。
文献検索が容易になったおかげで、読書の絶対量は明らかに増えるはずだし、
増やさないと研究動向が理解できない。
もし、ネットの影響で読む量が減っているって言うんだったら単なる知的怠慢だろ。
自分の怠慢を、「知的基盤」があるるから良いと正当化するのはやめたほうがいいよ。
84 :
法の下の名無し:2008/05/03(土) 20:27:42 ID:L6T/5hio
>>83
この書き込み、根本的に認識がおかしいと思う。
83がいう知的怠慢を問題にしてるんじゃないか。
「文献検索が容易になったおかげで、読書の絶対量は明らかに増えるはずだし、」
と俺も思うんだが、実際にはピンポイントのお手軽検索が増えただけのことが多い。
学生のレポート見たってわかるじゃねえか。
85 :
法の下の名無し:2008/05/03(土) 20:40:05 ID:SQ1kJnwc
>>83 >文献検索が容易になったおかげで、読書の絶対量は明らかに増えるはずだし、
ありえないだろwwwwww
お前経営学の教科書でも読んだほうがいいよ。
86 :
法の下の名無し:2008/05/04(日) 00:58:18 ID:fTpAUsFz
79&84
同意。当方、アメリカ在住だけど、お手軽検索に頼る学生は多い。
でも、学部だから仕方ないかな、という気もしている。
大学院に進学が決まっている学生たちには、学校が始める前に、
ギデンスの、CAPITALISM AND MODERNITY を読むように勧めてる。
うっちー、気があうな。
87 :
法の下の名無し:2008/05/06(火) 01:57:26 ID:aIIehHDU
≫86
ありがとう。同志発見、うれしいよ。最近の政治学会年報や「思想」誌など
をみてほしい。業績点数稼ぎのお子チャマ「論文」か、瑣末なオタク系自己
満足論文ばかりだよ。別に古典原理主義でも教養主義でもないが、知的ベース
の薄さ、知的野心の欠如、問題設定の社会性、優位性のなさは眼を覆うばか
りだよ。アメリカはどうなんだろう。
例えば留学帰り派が持って回る「比較政治経済学」も、そのほとんどの知
見は、マルクス主義の蓄積がある、一定年齢以上の日本の社会科学者にとっ
てはとっくの昔に周知の知見も多いんじゃないかな。スコックポルの理論な
どは、日本のマルクス主義歴史学の維新史研究のなかで、既に提起されてい
たモノばかりだよ。オレはマルクス主義者ではないが、新しい意匠を凝らし
た新理論、新方法が、実はとっくの昔の理論で既に提起されていたというこ
とも案外多いと思うよ。こういうことも年齢と知的ベースがあって初めて
わかるんだけどね。
それからオレはウッチーじゃないw。反ウッチーだよ。ヨロシクな。
ギデンスの圧倒的知識量とその構築力に学ぶべきだね。ギデンスへの賛否
とは別にね。
88 :
法の下の名無し:2008/05/06(火) 01:58:42 ID:aIIehHDU
優位性⇒有意性に直して下さい。
89 :
法の下の名無し:2008/05/06(火) 03:11:13 ID:n9gGSt4E
スコックポルってのもはじめて見た。
90 :
法の下の名無し:2008/05/06(火) 03:28:41 ID:z9LBDVpE
>>89 彼女の論が日本に紹介され始めたころには、正確な読みが浸透していなかったので「スコクポル/スコックポル」といった表記もまま見られたのです。
しかし今さらそれはねえよなあ。
91 :
法の下の名無し:2008/05/06(火) 09:51:13 ID:X7uW9a0d
「比較政治経済学」でスコッチポルの名前が最初に出てくるってのもなぁ。
> 実はとっくの昔の理論で既に提起されていたというこ
> とも案外多いと思うよ。
例を挙げてくれると嬉しい。
政治経済学はそんなに知らないけど、
比較政治では新しくて重要な問題に取り組んでる人も多いと思うけどね。
92 :
法の下の名無し:2008/05/06(火) 14:01:46 ID:J+N3Ddd1
>>86 CAPITALISM AND MODERN SOCIAL THEORY ね。ごめん。
> ギデンスの圧倒的知識量とその構築力に学ぶべきだね。ギデンスへの賛否
とは別にね。
同感。
ゲゲゲのほうは、今日も暴れてるね。。。
93 :
法の下の名無し:2008/05/07(水) 23:43:47 ID:30uqIGLf
かんで適当に話て
いたことを数学的に証明したなら
それは素晴らしい事
94 :
法の下の名無し:2008/05/18(日) 09:08:38 ID:oUkH47kj
久しぶりに来てみたら少しは議論してるみてーじゃねーか。
95 :
法の下の名無し:2008/05/18(日) 14:37:40 ID:aSNnqYIu
計量経済学とゲーム理論をやりなさい
96 :
法の下の名無し:2008/05/18(日) 15:57:04 ID:Ie6ARxrB
97 :
法の下の名無し:2008/05/31(土) 13:55:46 ID:JiV9DlT+
>計量経済学とゲーム理論をやりなさい ←計量・フォーマルしかできない
>バカじゃねーの。 ←数学ができない
98 :
法の下の名無し:2008/07/03(木) 05:05:56 ID:0rXbzViU
>>86 >>87 批判を承知であえて言うけど、
そういう教養主義もいいが、いくら読み手をうならせるモノを書いても
しっかりデータ解析(計量だけとは限らんが)して実証できないなら言いっぱなしにならないか?
なんというか古典的手法の政治学者には野心的「すぎる」人が多い気がするな。
サイエンスっていうのはもっと地味な解析と実証の積み上げでしか成り立たないと思う。
文献ベースの論立てでうならせることを言うのも大事だけど、
そればっかりが先行して実証がついていってない感じがするね。
99 :
法の下の名無し:2008/07/03(木) 09:10:28 ID:hNZfVbsw
>>98 言ってることは良くわかるよ。賛成だ。でもあえて言えば「データ解析」なるものの
基礎にある方法論には理論的前提が「文献ベースの論立て」としてあるんじゃ
ないの。第一ファクトをデータに組み替えるのには技術的・理論的根拠がいるだろ。
文献か実証かというのは、家を建てるのにどの大工道具が大切かという不毛な議論
じゃないのかな〜〜。ある意味日本特有の。
「教養」が何を意味するのかわからないが、理論過剰も困るが、没理論を装うのも困る
んじゃないの。「地味な解析と実証の積み上げ」でそのあとはどこに行き着くんだい。
「野心が大きすぎる」のも困るが、業績稼ぎのために、手当たり次第に「解析と実証」
なるものを粗製乱造するのも、「野心がなさ過ぎ」じゃないか。
例えば、数年を経てなお読むに値する選挙分析の論文って、日本にあるのか
い。「実証の積み上げ」にも整理=総合のためには理論がいるんじゃないかな。
100 :
法の下の名無し:2008/07/03(木) 11:08:33 ID:g3GPwQhE
>>98 レスありがとう、86です。
「地味な実証の積み上げ」には賛成。そのつもりでやっている。
ただ、(計量)データ解析に特化したような論文には、疑問を覚える。
101 :
法の下の名無し:2008/07/03(木) 12:03:17 ID:NAeiqZPU
計量やゲームやってるのは地頭が良くないって言ってるようなモノだからね
海外の院へ行くのも国内院でトラブルを起こしたと思われるから辞めた方がいい
102 :
法の下の名無し:2008/07/03(木) 12:38:04 ID:hNZfVbsw
文献研究中心の研究者は数量的思考・方法の訓練に欠ける、逆に計量的
手法に邁進する研究者は、論理的・思想的発想が弱く、論理的に導き出
せる平凡な「常識」を実証したと喜んでいる。別に実証が悪いと言って
いるんじゃないよ。それだけでいいのかといいたいだけだよ。
分析的マルクス主義派を擁護する気はないが、文献研究のなかから
計量的に接近したら面白いのにというようなテーマだあるような気も
するが・・・。どうなんだろう。
いずれにしても食わず嫌いと先入観、どちらも知的小児病かもね(笑)。
テーマにあわせて思考用具を選ぶべしとしかいえないね。
103 :
法の下の名無し:2008/07/03(木) 13:28:32 ID:0rXbzViU
地頭がいいとか悪いとか、そんなことはどうでもいいでしょ。
政治現象が起こるメカニズムを人類が知ることに貢献してればいいんだから。
文献vs計量とか、国内vs海外とかそういう対立も瑣末なこと。
シンプルに、今まで分からなかったことがわかった。それでいいんじゃない。
まあ税金なり何なり使って研究している以上は
最低限、いずれ応用されて何かの役に立ちそうなことをやる責任はあると思うけどね。
104 :
法の下の名無し:2008/07/03(木) 15:30:05 ID:n2vKOnUy
異議なし。でも政治学者だったら、誰が誰に何を何のために応用して、
誰の何に役に立つのかについてナイーヴでは困るけどね。人類にもい
ろいろいるからね。
105 :
法の下の名無し:2008/07/11(金) 21:25:39 ID:EzSE/jQK
自分の研究が何の役に立つのかなんてどーでもいいし、
興味があることしかやってないけど、それで何が悪いの?
計画書に書いてあるような「政治学にとって重要な研究」云々
ってのはありゃ、ほとんど嘘か建前だと思ってるんだが。
学術雑誌に載ってる論文が面白くない、っつーんだったら
おまいが面白い論文を書けばいいだけだろ、って話だ。
106 :
法の下の名無し:2008/07/11(金) 22:54:15 ID:otrwbNyy
どんな分野の研究でも、政治が利用しようと思えばできるだろ
107 :
法の下の名無し:2008/07/12(土) 14:09:54 ID:BvfmuvzM
要するにボケ政治学者の研究なんかは、ジジイの盆栽いじり、ガキの
オナニーと同じということだな。正直でスバラシイね。いい研究がで
きるだろうよ。がんばってチョ、可愛い小市民政治学者のみなさん。
108 :
法の下の名無し:2008/07/12(土) 17:49:40 ID:MsP0dEvp
>>107 熱くなりすぎだな。でも自分にとって興味があることを研究する→オナニーという発想に感心した
>>108 オナニーの仕方によっては見物客が増えるから不思議!!
110 :
法の下の名無し:2008/07/20(日) 19:09:59 ID:Kziqxz+8
計量の結論って、結局のところ
「よくわかりませんでした」「肯定も否定もできませんでした」
みたいなのばかりだからね。
たまに証明できたと思ったら、
チンカス・ハナクソみたいな、どうでもいいようなことの結論だからなあ。
もちろん、「間違ったこと」は書かれていないんだけど、
あまりにも小物臭がプンプンしすぎ。
しかも、計量以外の論文は何一つ書かない体たらく。
111 :
法の下の名無し:2008/08/17(日) 19:25:13 ID:cxrMps6l
「どうでもいいこと」と言い切ってるが、
社会科学を含め科学の進歩なんて、
そういうちまちました実証の積み重ねでしかできないわけよ。
もちろん「どこ経験的に(計量・定性問わず)検証すればいいか」は
すでにある理論ありきでしっかりデザインされてないとダメだが。
こういう経験科学的な理論研究のデザインができる研究者って、
日本にはあまりいないんじゃないの?
????
>>110 チンカス・ハナクソみたいな政治学者が増えたことだけは確か。
優秀な者が生き残るための咬ませ犬としては意味があるのかもしれない。
114 :
法の下の名無し:2009/11/17(火) 13:10:12 ID:6KLZeQyZ
>もちろん、「間違ったこと」は書かれていないんだけど、
そんなことはないだろ。
かなり間違い多いぞ。
115 :
法の下の名無し:2009/12/12(土) 21:57:27 ID:cv+c9uXh
久米に方法論ならったけど、2年地獄の苦しみを味わいました。
「なんでなん、そんなんじゃ、あかんのちゃう? あかんやん…」
最初のころは、「ほな、来週までにKKV読んできてください、
あ、それでボイッシュはKKVのどこがいけないというのか、
それも読んできてください。それからこの違う最新の論文3本は、
その点からみると、どこをどう改善すべきか、それも全部書いてきてください」
おかげさんで、いつの間にか他の教授たちがDQNに見えるようになりました。
久米先生、今でも悪夢を見るんですが……、ありがとうございました。
116 :
法の下の名無し:2010/01/08(金) 19:25:09 ID:lE7C4w1W
同志社女子大学教授(京都大学名誉教授)の大嶽秀夫の支離滅裂な語りになんとかならんか。
何言いたいのか全然分らない
多元主義
118 :
法の下の名無し:2010/05/12(水) 04:27:08 ID:2I0tF7UO
今の政治学者は「小泉人気の原因」だとか、最近だと「民主党の功罪」のような間近な問題ばかり扱っている印象があるけど、
かつてラスウェルやベントレーが目指したようなグランド・セオリーの構築には誰も興味ないの?
ないんじゃない?