天皇陛下って必要なの?

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1法の下の名無し
天皇陛下って必要なの?
2法の下の名無し:2005/04/10(日) 06:52:45 ID:kO8VFM5H
>>1
単発質問スレは禁止です。

日本国憲法第1条でも読んでご自分でお考えを
3法の下の名無し:2005/04/10(日) 07:06:33 ID:braKpvnn
立憲論ですか。
4法の下の名無し:2005/04/10(日) 07:29:57 ID:/MVpy0P7
改憲!
5法の下の名無し:2005/04/10(日) 09:06:30 ID:kO8VFM5H
>>1はマルチ
6法の下の名無し:2005/04/10(日) 20:31:00 ID:929+oFXu
  現存する世界の王室(時事通信社「世界王室マップ」) 

 ■ アジア ■
日本: 国家及び国民統合の象徴。
マレーシア: 元首・世襲制のスルタンの中から5年ごとに選出・統治はしない。
ブルネイ: 元首・全権を掌握。
タイ: 元首・軍の統帥権を持つ。
カンボジア: 元首・国民統合の象徴。
ネパール: 元首・国民統合の象徴。
ブータン: 元首・全権集中。

 ■ 中東 ■
ヨルダン: 元首・行政権・議会の解散権。
サウジアラビア: 絶対君主制。
クエート: 元首・実権掌握。
オマーン: 首相を兼務・立法・行政権。
バーレーン: 元首・全権掌握。
カタール: 元首・憲法上、行政の最高責任者。

 ■ ヨーロッパ ■
英国: 元首・内閣の助言で国事行為・英連邦加盟国のうち17カ国の元首。
スペイン: 元首・国会の召集と解散・首相の指名と任命・軍の最高司令官。
ベルギー: 元首・組閣担当を指名・法案への署名と拒否権をもつが拒否したことはない。
オランダ: 元首・議会と共同で立法権を持つ。
ルクセンブルグ: 元首・内閣を任命。
デンマーク: 元首・内閣を任命・他の国事行為には議会の同意が必要。
スェーデン: 元首・儀礼的役割のみ。
ノルウエー: 元首・行政権をもつが、行政責任は内閣。
モナコ: 元首・国会と共同で立法。
リヒテンシュタイン: 元首・議会の解散権。

 ■ アフリカ ■
モロッコ: 元首・内閣の任免権・軍最高司令官兼任。
レソト: 元首。
スワジランド: 元首・立法行政ともに絶対的権力。

 ■ オセアニア ■
トンガ: 元首・全権掌握。
西サモア: 元首・任期5年・初代の現大統領のみ終身。

http://hb5.seikyou.ne.jp/home/Tetsulow.Tomita/1-1-13.htm

7法の下の名無し:2005/04/11(月) 01:59:25 ID:ZGx0hCQ+
>>1
天皇家、それとも天皇制の要否のどちらを聞いているの?
8法の下の名無し:2005/04/11(月) 14:30:49 ID:80OIl7Nt
両方じゃない。
9法の下の名無し:2005/04/11(月) 15:42:03 ID:OPiC865h
>>7
>>1はマルチポストしまくってるだけ
政治板にも同じタイトルのスレがある
107:2005/04/11(月) 21:36:14 ID:TeOcUlOJ
>>9さん
そうなんや。
聞いて損した。
人の意見を聞くのもいいが、少しは脳みそ搾って考えろ>>1
11法の下の名無し:2005/04/12(火) 04:52:27 ID:uL8KYLm3
いろんな考えがあるんだよ。
12法の下の名無し:2005/04/12(火) 06:04:16 ID:kmOLq1zj
せっかくだから皇室典範や天皇制全体の法的問題を語るスレとして再利用したい。
13法の下の名無し:2005/04/12(火) 06:40:57 ID:qBfTjzZu
>>6はなんか怪しいな。
スペインが象徴君主制だってことも書いてないし。
14法の下の名無し:2005/04/12(火) 12:48:58 ID:8IsTdrhh
>>10 狭量   視野がせまい。
15法の下の名無し:2005/04/13(水) 15:19:23 ID:sqkKFtWK
学習院より平等院のほうがいい。
16法の下の名無し:2005/04/14(木) 01:46:26 ID:Ybj0hufm
17法の下の名無し:2005/04/15(金) 22:28:29 ID:AQFQ3+fn
皇室もリストラの対象にするべきだ。
18法の下の名無し:2005/04/16(土) 07:38:12 ID:f9HVOHUx
19法の下の名無し:2005/04/16(土) 08:13:23 ID:D4DEMlKE
1さんは自分のこと必要と思っているのかw
20法の下の名無し:2005/04/16(土) 11:18:00 ID:5Jw9pjla
とりあえず現行の天皇制を維持すべきという説を天皇制維持説と呼ぼう。
これの当否を論じるには,これと対立する別の説を用意する必要がある。
例えば,天皇制を全面的に廃止して代わりに名誉職の民選の大統領をおく
とか。単に天皇制を廃止するというだけの説というのはありえない。国事
行為はどうするんだという疑問に対処して天皇制維持説よりもより望まし
いかもしれないと考えられるような制度を考えて初めて天皇制維持説の当
否を論じることができる。
21法の下の名無し:2005/04/16(土) 15:42:24 ID:Y+vKqqUv
国事行為は、決定権が決まってるものは決定権者が行なえば良いし、
認証は全部やらなくてもよいことだな。そうでないものは、全て内閣が
行なえば良いと、天皇がいなくても代替する機関はすでにあるな。
でも、天皇制を維持しない理由がちょっと思いつかない。面倒な割に
天皇制反対論者の自己満足しか良いことがないように思うな。
22法の下の名無し:2005/04/16(土) 15:59:01 ID:ynscyn9J
あるもので、一度なくすと復活が困難なものは、とりあえずとっておけば良い。

「いらないだろーな」、「絶対いらねーや」、「将来使わねーだろ」、「もうホコリかぶってるしな」、「保管場所もないし」
と思って絶版になっている古書を古本屋に売ってしまったが、後に参照する必要性が生じたという経験を想起すると良。
23法の下の名無し:2005/04/16(土) 17:07:46 ID:GowajOhg BE:11449128-#
>>17 予算と規模の縮小は、あってもいい希ガス。

首都が畿央で、皇室は京都御所に全員住めばいいじゃん。
24法の下の名無し:2005/04/16(土) 17:35:07 ID:PdvbNR5W
>>1
質問内容が間違っている。
天皇制は廃止するべきだと思う。
25法の下の名無し:2005/04/16(土) 21:23:22 ID:PkITXOIB
■単発質問禁止
■マルチポスト禁止
■スレ違い
というわけで



−−−−−−−−−−−−−−−−終了−−−−−−−−−−−−−−−−−
26法の下の名無し:2005/04/16(土) 23:28:13 ID:gEP6MAxZ
みんなで踊ろう〜
27法の下の名無し:2005/04/17(日) 00:18:50 ID:2YZn0Lop
ところで憲法の飛び地だとか制度的保障だとか言って理論的説明が放棄されがちな天皇制だけど,
これをなんとか合理的に説明してやろうぜ。
28法の下の名無し:2005/04/17(日) 08:52:31 ID:I/kzVsGn
>>22
だからお前の部屋はきたねえのか
29保守考 ◆W.9LetItBE :2005/04/18(月) 23:59:57 ID:BT8z4NoZ
ところで、天皇(制)を考察するのに、園部や里見を読んでる人っていますか?
30法の下の名無し:2005/04/19(火) 00:20:39 ID:dIUrCooi
天皇陛下がもし外国に拉致されたら超法規的に生前退位が認められるのだろうか
31法の下の名無し:2005/04/19(火) 01:43:48 ID:HiKJIa+l
>>30
皇室典範4条、「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する。」
とあるのだけど、これは崩じたときに限定されず、崩じたことに準じた
状況だから類推適用される、とか強引にこじつければ良いんじゃない?
それで誰も困らないし。
32法の下の名無し:2005/04/19(火) 07:45:24 ID:CsNswxRz
摂政を置いて、奪還交渉だろ。
33法の下の名無し:2005/04/22(金) 17:35:10 ID:HneJ7yUk
国事行為とは、内閣総理大臣任命とかですよね。
任命に関しては、国会の指名があった時点で、
国民の任命として対処すればいいと思いますので
この国事行為は不要と考えます

だめ?
34法の下の名無し:2005/04/22(金) 17:37:19 ID:HneJ7yUk
なんでもありません。スクロールするの忘れてた。

天皇制維持するメリット考えてみます。
1、宗教的価値
2、人間国宝
3、やっぱり宗教的価値
35ローカルルール審議中:2005/04/22(金) 19:23:09 ID:TFJRAWF2
「天皇教」が機能しなくなってるんですが・・・
みんなが田植えすれば機能するのかな。
36法の下の名無し:2005/04/22(金) 21:17:03 ID:7gq7UKyA
> 天皇制維持するメリット

ナショナリズムの基点として活用できる

まぁだから廃止した方がいいんだが
37法の下の名無し:2005/04/22(金) 21:58:24 ID:HneJ7yUk
ところで、東京中で天皇制廃止って声高に叫んでると
右翼の人に殺されますかね?
38法の下の名無し:2005/04/22(金) 22:43:59 ID:lB//ZItq
>>37
その前に職務質問されて任意同行
39法の下の名無し:2005/04/23(土) 01:37:59 ID:2H1bP975
そうですか。法治国家で幸せであります。

いままでに、天皇制廃止せよといった政治家もしくは著名人
って存在するんですか?
聞いたこと無いんですけど。
いい加減、天皇制廃止してもよろしいかと思います。
40法の下の名無し:2005/04/23(土) 03:33:17 ID:pm9iA/cE
>>39
徳田球一とか。
41法の下の名無し:2005/04/23(土) 03:34:40 ID:B8PCWYnN
天皇制が存在することで誰もが差別の存在をそこに見いだす
そのことの弊害は計り知れない

やめるしかないよ
42法の下の名無し:2005/04/23(土) 11:09:19 ID:jZaNH01m
 「王」とか「皇帝」という呼称が時代遅れである。
 個人の資質や人格を無視して世襲を続ける制度のどこにも合理
性が無い。
43法の下の名無し:2005/04/23(土) 11:52:23 ID:2H1bP975
>>40
回答ありがとうございまする。

天皇自身は天皇であることにどういう考えがあるんですかね。

天皇は本当に飾り物で、自己意思はまったくなく、国事行為の際の「お言葉」?
みたいなのも予め他のヒトに作られたものを暗記し、ただそのとき読むだけの
人形で、普段の生活においても、天皇制廃止など絶対に言わないように思想の
植え付けを行われている悲しい存在とか。もしこういうのだったら人権侵害ですよね。

なにはともあれ、天皇の教育、生活を知ることも天皇制廃止すべきかどうか分かると思います。
天皇の教育、生活等がわかる本って存在しますか?あったら教えていただけませんか?
44法の下の名無し:2005/04/23(土) 12:27:52 ID:pZjf61hp
いいじゃなぇかよ
日本一の道化師、ってことで、許してやれよ
失業者救済活動のひとつだ罠w
自衛隊と同じw
45法の下の名無し:2005/04/23(土) 16:08:05 ID:if0tSPl6
合理主義の欧米先進国でも王制をひいている国はいくらでもある。歴史や伝統を
合理性だけで片付けてしまうことが果たしてできるものなのか。近代文明の発祥地である
英国でさえ未だに王家が存在し、わが国の天皇家はそれよりも古い歴史を有するというのに
容易く廃止してしまっていいものなのだろうか?
46法の下の名無し:2005/04/23(土) 18:16:18 ID:2H1bP975
>>45
あなたの意見はどうなんですか?
47法の下の名無し:2005/04/23(土) 20:43:09 ID:C2b/kWa2
あらゆる人間は太古からの血脈を現代に伝えていると思うんだが。
捏造された血統を奉ってるのは奇妙。しかもチョソだし。
48法の下の名無し:2005/04/24(日) 03:51:11 ID:0Ds2FfOv
天皇はひつようないけど
現実にいるから
気をつかってるんじゃない?
49法の下の名無し:2005/04/24(日) 04:15:38 ID:nS7ceqNh
>>47
はぁ?
50法の下の名無し:2005/04/24(日) 06:22:39 ID:jiwugNzt
ヤミ金と手を組んだ司法書士の自己破産ビジネス
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw04042501.htm
司法書士の懲戒処分者 実名入り
http://www.shiho-shoshi.or.jp/discipline/index.html
51法の下の名無し:2005/04/24(日) 06:49:18 ID:xmW6nIem
天皇制は大和民族の誇りです。
廃止するなどということはもってのほかです。
また一君万民こそがこそが天皇制のあるべきすがたであり
天皇制を差別の根源だとする考えは全く間違っています。

52法の下の名無し:2005/04/24(日) 07:50:06 ID:UaYbw8+W
日本人のほとんどは
代違いのチョソだとは思うけど、
>天皇制は大和民族の誇りです。
はねぇよな
53法の下の名無し:2005/04/24(日) 09:49:58 ID:1modYU/V
>>52
>日本人のほとんどは代違いのチョソだとは思うけど、
もうちょっと勉強した方がいい。
勉強が苦手なら、顔を観察するといい。
日本人のほとんどは南方系(ミクロネシア・ポリネシア系)。
朝鮮人にはみられない顔のつくりや、丸顔、浅黒い顔が日本人に多い。
昔の日本人の髪型や、ちょんまげ、正座して座るのも、南方系の習慣(モアイ像の髪型とそっくり。膝を曲げて座るモアイも)。
日本神話も南方神話の一貫として理解できる。

大量の南方系に、ある程度の他民族の血が混じり、最後に朝鮮系がわずかに入ってきた。
54法の下の名無し:2005/04/24(日) 13:05:38 ID:RFfeNX3v
天皇制の存在(不存在としてどのような状態を観念するべきかということは問題だが。)に
本当に合理的根拠がないのであれば廃止すべきだろう。不合理なものにも価値があるという
のであれば,それは価値があるものはとっておこうという合理的な思考な訳で,価値がある
というのであればその合理的根拠があるはずだろう。(もちろん,究極的な価値というもの
は何の根拠もないのではあるが,天皇制それ自体は究極的な価値たり得ない。国にとっての
究極的な価値は国民の幸福であって天皇制も議院内閣制も人権保障もその手段に過ぎない。)
もし天皇制を維持すべきだと考えるのであれば,その合理的根拠を説明すべきだろう。
55法の下の名無し:2005/04/24(日) 16:48:41 ID:1modYU/V
合理的ってどういうこと?
19世紀の話?
56法の下の名無し:2005/04/25(月) 02:23:22 ID:UfRvXPNY
> 天皇自身は天皇であることにどういう考えがあるんですかね。

制度としての天皇制が問題なのであって,
天皇をしてる彼はその制度のいわば被害者
もちろん人権侵害
57タカシゲ:2005/04/25(月) 13:13:05 ID:ZcS4hoQD
ここの奴らはガキが多いのか?ふざけんなよ本当。今でも国民の7割が象徴天皇制は賛成してるんだぞ?無論俺は天皇君主制に戻すべきだと思うが。

陛下と俺達臣下とでは人間としての格が違う訳。普通に考えてもみろよ。

お前の家系は数百年前は何をしていたかも不詳だろうが。

どこの馬の骨ともわからない奴が平等だとか権利だとかを主張するんじゃねぇよ。

ここは大日本帝國だぞ?米でも北でも無い訳。

陛下はお生まれになった時から厳格な帝王学によって君主に相応しいお人柄を形成されて来た訳。

その上歴史と伝統がある訳だから。
58法の下の名無し:2005/04/25(月) 13:23:47 ID:fzQkXZk8
↑つまんない。

それに歴史によって国民主権が生まれたから天皇はいらない。
59法の下の名無し:2005/04/25(月) 15:18:00 ID:dpcmbj/Z
つーか、歴史的に見ると、天皇を取り込み損ねた体制は
ほぼ例外なく内戦の末崩壊してるのだが

もちろん今じゃありえん話だけど
念には念を入れる意味で憲法の中に取り込んでおくのは間違いではないと思う
60法の下の名無し:2005/04/25(月) 18:12:14 ID:+J1tS6Z5
まあ熊沢天皇待望論だなw
61法の下の名無し:2005/04/25(月) 22:24:56 ID:fzQkXZk8
つーかーつーかってやめたほうがいいですよ。

日本で憲法矛盾していること
@天皇
A自衛隊
憲法矛盾を放置するのは国家体制として不味い気がします。
62法の下の名無し:2005/04/26(火) 09:56:37 ID:IdTGqfP1
>>61
つーか(笑)、他人の言葉づかい注意するヒマあるなら
機種依存文字なんてつかうなよ
63法の下の名無し:2005/04/26(火) 13:05:21 ID:bdZ2NhTn
つーか、天皇いらね
64法の下の名無し:2005/04/27(水) 01:32:26 ID:+bx1COyP
>>62
スレ違いでスマンが、もう時代は変っていて、機種依存文字
などというものはないのだよ…
今は機種じゃなくて、フォント依存だから、機種が違おうと、
適切なフォントさえ用意すれば読める。
現に、俺はWindowsを使わないけど>>61はちゃんと読めている。

天皇陛下だけど、必要かといえば、ウヨな人の信仰の対象に
なっているみたいだから、必要だとは思うよ。
昭和天皇が天皇主権説を言いだして、美濃部達吉を貶めた
菊池某なる軍人を嫌ってたみたいに、天皇陛下はウヨのことを
嫌いかもしれないけどね。インテリは馬鹿が嫌いなことが多いか
らねえw
65法の下の名無し:2005/04/27(水) 02:05:53 ID:0xABZM3S
>>57
日本国憲法 第14条
  すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会
 的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、
 差別されない。
66パチプロ 受験生:2005/04/27(水) 04:13:31 ID:VWdpuq6M
いても居なくてもいいが、無形文化財的感覚であってもいいのかな。
67法の下の名無し:2005/04/27(水) 05:48:15 ID:qJjxUAiE
だから、しょせん大道芸人w
68法の下の名無し:2005/04/27(水) 10:07:46 ID:Vr58YUp8
>>65
天皇について現行憲法の範囲内で語るとき、憲法14条を出すとデンパになっちゃうぞ。
気をつけろ。
69法の下の名無し:2005/04/27(水) 14:11:52 ID:tt1kVQvG
天皇は必要じゃないし、憲法矛盾の存在である。
しかし、硬性憲法と、50年以上ほったらかしだったのが相まって
今更廃止しようとする政治家が存在しないから存続しているのが実情
と仮定
70法の下の名無し:2005/04/27(水) 20:31:19 ID:5/YZWtlQ
>>55
つまり実益があるかどうかということ。
合理的説明を試みる立場としては,例えば>>59のような見解も(その当否はともかく)ありうるわけだ。

>>61
憲法矛盾ってどういう意味?憲法に反するってこと?自衛隊が違憲の疑いが強いのは間違いないけど,天皇
は違憲じゃないよ。だって憲法に書いてるんだから。憲法内部の矛盾って意味なら,自衛隊は無関係だな。
天皇は,憲法の飛び地だとか制度体保障だとか言われて合理的説明を放棄されてるように思うけど,やっぱ
それはおかしいんだよな。合理的根拠がないならなくすべきなんだ。もっと深い視点から合理的根拠を探究
する努力がなされるべきはずなんだ。
71法の下の名無し:2005/04/27(水) 20:33:41 ID:5/YZWtlQ
天皇が日本列島在住の人民のあこがれの対象として,国家への忠誠をある程度高める
役割を果たすのであれば,それは一種の憲法保障として意味はあるだろうね。
ただ,こういうのは実測困難だから,結局は国民が必要と思ってる限りで存続させれば
いいんだよ。
72法の下の名無し:2005/04/27(水) 20:36:48 ID:Vr58YUp8
73法の下の名無し:2005/04/27(水) 20:48:41 ID:tt1kVQvG
>>70
憲法矛盾ってどういう意味?憲法に反するってこと?自衛隊が違憲の疑いが強いのは間違いないけど,天皇
は違憲じゃないよ。だって憲法に書いてるんだから。憲法内部の矛盾って意味なら,自衛隊は無関係だな。

内部と外部を分けなくていいですよ。
74法の下の名無し:2005/04/27(水) 20:53:15 ID:wpG81QLD
天皇一家を皆殺しにすれば日本は共和制に移行できる。
75法の下の名無し:2005/04/27(水) 20:57:36 ID:tt1kVQvG
天皇がTVカメラの前で「もうやんなっちゃった!天皇は人権侵害だ!!」
とかいえば廃止出来ると思う。
76法の下の名無し:2005/04/27(水) 21:50:22 ID:5/YZWtlQ
>>72


>>73
憲法違反の問題と憲法自体の一貫性の問題のどこに共通点があるのかがわからん。
7772:2005/04/27(水) 22:34:24 ID:Vr58YUp8
>>76
いや、「合理的」って何よ? ってこと。

どこまで掘り下げんの?
どうしてもミュンヒハウゼントリレンマするだろ。
あんたの意見は、19世紀の「合理至上主義」思考から抜けてないような気がするんだがどうよ。
「合理的根拠がなければなくすべき」って、この世の全ての初期値が合理的に設定できないという現代の問題意識からすれば、
何も存在を許されなくなるじゃん。

それとも特別な意味での「合理的」なわけ?
日本国家ゲームの中でのルール妥当性の確認とか?
そこがわかんないんだよね。
78法の下の名無し:2005/04/27(水) 23:12:55 ID:5/YZWtlQ
>>77
存続を許すことに実益があるかどうかということ。利益があればやるし,損ならやらない。
それだけの意味。
79法の下の名無し:2005/04/27(水) 23:13:54 ID:5/YZWtlQ
もちろん,なくすことによるコストが大きいのであれば,消極的な意味で存続させることに
合理的な理由があると言えることもあろう。
80法の下の名無し:2005/04/27(水) 23:18:33 ID:5/YZWtlQ
そしてその実益の測定は我々が承認する価値秩序の中で行われる。価値の根拠を
掘り下げれば究極的には何の根拠もなくなるが,そんなことはこの議論とはあまり
関係がない。いずれにせよ天皇制そのものは究極的な価値たり得ず,他の価値の実現
手段として価値を有すると考えるのであれば,その価値を評価することができる。
81法の下の名無し:2005/04/28(木) 00:00:44 ID:V5ZuA3op
>>78-80
ってことは功利主義ってこと?
(たとえ内的選好と外的選好の区別が明確であり、利己的選好問題についても解決したと仮定しても)功利主義がここで上手く機能するだろうか。
たしかに、実定法(特に刑法)における功利主義はいまだ適用の可能性を持っているといえると思う。
なぜなら、(たとえば刑法ならば)価値は法益に限定されているし、
刑法上の権利衝突も、たとえば緊急避難における「侵害された利益」と「(緊急避難がなければ)侵害されたであろう利益」として関与者も限定されている。

しかし、1、天皇制の「実益」「利益」というものは何をもって「実益」とするか、2、関与者(利益を分配される者)をどこに限定すればいいのかが重要になる。
そして、この議論はおそらく解決しえない問題だろう(少なくとも、現在は解決されていないと思う)。
1については、「費用」だけの話なのか(しかし天皇問題が費用だけで片付くとは思えない)、
「歴史や文化」なるものも入るのか(伝統的な功利主義ならば排除するかもしれないが、国家がこれを排除して成立しうるのか)、
「将来において利益があがる(下がる)可能性」はどのように計算されるのかなど。

2については、
「現在の有権者」なのか、「現在の日本国民」なのか、あるいは世界最古の王朝としての性格から「世界中の人」が関与しうるのか。
さらに「将来の国民」も含まれるのか。1の問題で「歴史・文化」を採用すれば「過去の国民も入るのか」

わからない。
82法の下の名無し:2005/04/28(木) 07:24:42 ID:Y68D/0P/
>>76
憲法という共通点
83法の下の名無し:2005/04/28(木) 07:30:25 ID:Y68D/0P/
まぁいいや。なんでもない。不毛な議論だから。
矛盾って使い方が広すぎたかな。
84法の下の名無し:2005/04/28(木) 13:26:39 ID:CZ/KzWsA
>>81
その両者はおおいに議論しうるところだね。
だからといって合理的説明を放棄すべき理由にはなるまい。
国が何らかの政治的決定をするときにはいつも問題になることだ。
85 法の下の名無し:2005/04/28(木) 15:12:38 ID:ze8ThJfX
皇室外交って言うのが大事なんだよ・・・文化や教育等の交流には、大変有り難いよ。
外交にも幅がもてるだろ。
86法の下の名無し:2005/04/28(木) 15:47:38 ID:CZ/KzWsA
必要性がある程度はあるということは多くの人は納得するだろう。
問題は許容性なわけだが。
87法の下の名無し:2005/04/28(木) 21:42:56 ID:jTL5BeKA
たしかに。
天皇家の人権とかね。
88法の下の名無し:2005/04/28(木) 22:09:04 ID:CZ/KzWsA
>>87
そうそう。優越的利益が実現されているか,制約の程度は必要最小限度か,が問われ
なければならないよね。

天皇制は前近代的な身分制を前提とするものだから憲法の原理に反する制度であり,
憲法の飛び地だとか言われることも多い。この批判は本当に正しいのだろうか。
この批判をする論者は物事の表面にばかり目を奪われているだけのような気がして
ならない。
89法の下の名無し:2005/04/28(木) 23:28:04 ID:V5ZuA3op
いや、だからさ、なんで人権を持ってくるかって根拠が必要でしょ。
もうそこはアプリオリなわけ?
自然法?

そりゃそれでいいけどさ、「伝統的な制度を人権のレベルで考えるな!」って人とは議論がかみあわないよね。
そんでもって、賛成派は意識的であれ無意識的であれ結局こんな感じなわけでしょ。
そしたら結局、比較考量論なんて意味がないわけじゃん。いつまでも平行線なら。




あ、平行線を交わらせる方法思いついた。
非ユークリッド法学の導入だな。
90法の下の名無し:2005/04/28(木) 23:42:43 ID:CZ/KzWsA
>>89
人権の定義によるとは思うけどさ。憲法上の権利とは区別された,前憲法的な重要な利益と
捉えれば,それは普遍的に認められうるんじゃないかな。もちろん,そこは議論しうる点で
はあるよ。でも,伝統的な制度だからというのはそのような利益を承認しない理由にはなら
ない。
91法の下の名無し:2005/04/28(木) 23:51:32 ID:CZ/KzWsA
前憲法的な重要な利益という意味での人権というものを天皇について否定するのであれば,
それはつまり,天皇は人間社会の構成員(=人)たりえないという判断があるということ。
言わば奴隷や賤民と同じ。そこには,何をもって人間社会の構成員として承認するかという
哲学的な問題があるんだろうね。これは例えば,動物の権利を唱える議論や,ヒトとチンパ
ンジーとの中間的生物を作った場合にそれをどう扱うべきか,宇宙人をどう扱うべきか,と
いう極めて困難な問題につながっているんだろう。
92法の下の名無し:2005/04/28(木) 23:53:38 ID:CZ/KzWsA
もっとも,高貴な存在とされる天皇について,そのような利益を否定するという議論は
たぶん存在しないだろう。だからこの論点はきっと表面化しない。
すると,「伝統的な制度を人権のレベルで考えるな!」って議論はその根拠を提示で
きないのではないか。
93法の下の名無し:2005/04/29(金) 00:05:36 ID:hl/TbSJ8
ちょっと酔ってる
94法の下の名無し:2005/05/03(火) 15:33:15 ID:eq6KdohW
皇室は学習院じゃなくて東大にいくべきだろ
95法の下の名無し:2005/05/03(火) 23:43:54 ID:jsGnE8l3
>>94
ttp://www.gakushuin.ac.jp/ad/kikaku/enkaku/index.html
東大は下々の者の通うところだから。
96法の下の名無し:2005/05/04(水) 01:03:15 ID:Y7b5jEX9
今度、憲法改正するんでしょう?
97法の下の名無し:2005/05/04(水) 01:23:55 ID:bOf0PxHG
民主、自民それぞれとも象徴天皇制を残す考え
だめだな、こりゃ
98法の下の名無し:2005/05/04(水) 17:30:04 ID:TNkOg5i3

【主張】女性天皇 伝統重んじる論議を歓迎
http://www.sankei.co.jp/news/050504/morning/editoria.htm
99法の下の名無し:2005/05/04(水) 19:24:56 ID:itH41CLQ
女系天皇を承認すると国民の敬愛が失われるのだろうか。
これはまず疑問だな。もしそうなら,承認しないことにも意味はあろうが。
100法の下の名無し:2005/05/06(金) 18:26:29 ID:Iw3SFHnW
多くの国民が象徴天皇制を支持している以上廃止にはならんな

共産党と社民党が奇跡の躍進を遂げて与党と野党第一党になったらなるかもな
あれ そういえばこの二党は「護憲」だったっな=)
101ひろひと:2005/05/08(日) 23:04:16 ID:tldXshJT
象徴天皇なんかいらない。アメリカに利用されているだけ。税金の無駄使い!
102法の下の名無し:2005/05/08(日) 23:18:47 ID:Uk3uBodu
103法の下の名無し:2005/05/09(月) 00:16:47 ID:zQ/+pLkO
いらねえよ ただ適当に外国いってしゃべってるだけだろ
こいつらを養い維持する費用とそれから得ることができる
効果を比較すると
費用がだいぶ上回ってる

おめえらも自分の足で仕事さがせや たこが
104法の下の名無し:2005/05/09(月) 00:42:52 ID:n/69jRvW
象徴天皇制ってただの生贄だよな。
105CONTROVERSY:2005/05/09(月) 02:05:49 ID:Slc3XCf5
今の天皇(今上天皇)を即刻退位させよ。彼が即位したときなんとい
ったか、「国民とともに」といった。情けない、天皇は、超然としてな
ければ、威厳が保てない。昭和天皇をみよ。
106法の下の名無し:2005/05/09(月) 02:39:47 ID:Ei0msMzB
普通の生活を奪われてるように見えて心苦しい。
失恋すら許されないように見えてなんかねぇ・・・。
107法の下の名無し:2005/05/14(土) 02:31:51 ID:2fHA3i/J
>>103
あんたはどの寄生虫? 同和?在日?馬鹿サヨ? 
お前ら屑を養うのに数兆円だよ。


問い)同和対策費数兆円/年や在日の生活保護・脱税・公的資金投入数兆円/年に
全く興味がないのに、たった年200億円の皇室費に拘るのは誰でしょう?

答え) 反日のみがアイデンティティの同和・在日・馬鹿サヨの皆さん
108法の下の名無し:2005/05/20(金) 02:27:19 ID:0Qffjbik
絶対的に必要

天皇制反対の菅直人氏んで下さい
109法の下の名無し:2005/05/20(金) 03:17:56 ID:CfrcL4Cl
>>108
    /:::::::::::::::::::::::::ノ  ヽヽ  
   /::::::;;;;...-‐'""´´   |;;|  
   |::::::::|    。   .....|;ノ  
   |::::::/   ,,,.....   ...,,,,, ||  
   ,ヘ;;|    -・‐,  ‐・=.|  
  (〔y    -ー''  | ''ー .|                  一白
   ヽ,,,,     ノ(,、_,.)ヽ |  国際社会で生き残るには大王制を廃止にするべきです
    ヾ.|    /,----、 ./  
     |\    ̄二´ /   
   _ /:|\   ....,,,,./\_  
 ''":/::::::::|  \__/ |::::::::::ハ 
110法の下の名無し:2005/05/20(金) 09:54:09 ID:s7t11CK5
>>207
「たった200億」かw
おまい、億万長者なのか?年収いくらよ?w
111法の下の名無し:2005/05/20(金) 10:09:26 ID:29/+5Ugl
天皇ってただの人間だろ。こんな奴どうでもいいよ。
キリストしかり、池田アホしかり
112法の下の名無し:2005/05/21(土) 00:06:10 ID:4uKNr5L1
 >>110

「たった200億」くらいでがたがた抜かすなw
 おまい、ホームレスなのか?年収いくらよ?w

 国民一人当たり200円くらいどうでもいいだろ。

 >>207

ガンガレ。w
113法の下の名無し:2005/05/21(土) 21:52:15 ID:pl+QQDsF
けなしてもいいことなんてないから。大人になりなさい。
114法の下の名無し:2005/05/21(土) 22:30:37 ID:JnGxyX4m
200億が俺のところにくるのなら、天皇制を明日にでも廃止して
貰いたいが、正直現状で困ることなんて何もないし。
>>207
なにが「たった200億」だよ。俺が小一時間説教してやるw
115法の下の名無し:2005/05/22(日) 08:38:09 ID:6csXT8lF
>>207
おまえ,「億」って言葉の意味わかってるか?
116法の下の名無し:2005/05/22(日) 09:51:10 ID:n7Sv+d4O
207までこのスレが続くのか・・・
117法の下の名無し:2005/05/22(日) 09:57:44 ID:6csXT8lF
>>116
シィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!
118法の下の名無し:2005/05/22(日) 21:35:28 ID:7uB+FiYK
 我も天皇に成田い、浸漬効果した美弥様の末裔だから。
119法の下の名無し:2005/05/23(月) 21:38:55 ID:96myNtLr
>>207
それはいくらなんでも高すぎるって。だから法学ばっかやってる香具師は常識がないって言われるんだ。
120ミスター・スミス:2005/06/13(月) 07:13:06 ID:J9Nt60ry
天皇制については羽澄不一の「透明人間アレフ」や「拳聖の紋章」は必読だよ。
日体大&国際武道大図書館、日本現代詩歌文学館、水海道市図書館で無料閲覧出来ます。
121法の下の名無し:2005/06/19(日) 10:10:10 ID:XELZsbz4
なんか天皇と池田大作とどっちが偉いんですか
どっちかグズな方を銃殺しなければいけないとなったとき
みんなはどっち選ぶ?
俺は迷わず大作を的にせざるを得ないと思うが
122法の下の名無し:2005/06/19(日) 10:13:24 ID:OLy5lLMt
問題のたてかたが間違っている
123法の下の名無し:2005/06/19(日) 10:36:52 ID:XELZsbz4
いやだって潮とかグラフSGIとか第三文明とか見ると池田大作は聖人であるかの
扱われているし。本当にそんだけ偉かったら天皇なんてメじゃないだろう
日蓮宗の坊主どもは日蓮以外偉い奴いないんだから神道奉ずる天皇一家だって
折伏したくてしょうがないんだろう
124法の下の名無し:2005/06/19(日) 19:59:24 ID:k1TXYss1
>>300バカだなぁ
125法の下の名無し:2005/06/21(火) 00:01:37 ID:phui1N6t
ゲッツなみにつまんね
126法の下の名無し:2005/06/21(火) 00:40:26 ID:LVHcnqzS
>>207
┐(´∀`)┌ヤレヤレ
127テクノ:2005/06/21(火) 02:21:18 ID:RFmvB5N2
天皇制って、合理主義で割り切れる問題ではないのでわ?
128法の下の名無し:2005/06/23(木) 07:01:15 ID:5+N3BPwf
いらぬは仏と天皇陛下
129法の下の名無し:2005/06/23(木) 23:26:10 ID:g0aC7cQf
天皇制って日本国憲法つくる当時の
日本国民の気持ちを考慮したわけで
マッカーサー側にとっちゃ特別例外に許しただけなんでしょ?

天皇がいなければ公費とか浮いて
財政ラクになったりするのかな?
130法の下の名無し:2005/06/24(金) 14:05:08 ID:vR8NGDOe
公費を浮かせるなら首相補佐官って役職と、各省庁の事務に寄生してる奴らをクビチョンパしたほうがいいよ。
131法の下の名無し:2005/06/27(月) 09:38:04 ID:zGnsf2bD
民主制(デーモクラテイア)とは、デーモス(人民)がクラトス(力)を持つ
体制であるが、クラトスの動詞は、クラテイン(うち勝つ、征服する)である。
あらかじめ国家の中に人民対王、などという敵対関係があり、
その力と力の衝突において、人民が勝ちを占めた、という意味なのである。
その意味合いを鮮やかに描き出したのが、プラトンの「国家」における次の一節である。

     そこで思うに、民主政は、つぎのようなばあいに生まれるのだ。
     つまり、貧しい人たちが勝利をしめ、他の者たちの一部を殺し、
     一部を追放して、残りの者に国民権と支配権とを平等に分かち与え、
     また、それら国の役職が、おおむね籤できまるというようなばあいに。

2200年後のフランス革命を見通していたかのような一節である。
「国の役職が、おおむね籤できまる」などという所は、アメリカで与野党が
交替すると行政の役職まで総入れ替えとしたり、日本での派閥によってポスト配分を
している様を髣髴とさせる。闘争で勝ち得た権力を山分けにしているのである。

古代の民主政(デーモクラテイア)にしても、現代の民主主義(デモクラシー)
にしても、国内の対立闘争を前提とした制度であり、その抗争が高じて
勝つためには手段を選ばなくなると、ロベスピエールやヒトラーが生まれてくる。
選挙や多数決というのも、この国内対立を話し合いで解決するというより、
決着をつけるための平和的な闘争手段であると見なせる。
132法の下の名無し:2005/06/27(月) 09:38:30 ID:zGnsf2bD
この「クラティア」という表現は、紀元前5世紀頃に出現した比較的新しい言葉であって、
それ以前に「治める」という意味で使われていたのは、「アルケイン」であった。
これはもともと「引率する」「指導する」という意味であって、「モナルキア(君主制)」
とは、モノ(一人の人間)が、国民の先頭に立って(アルケイン)、
ひざまづいて神に共同体全体の安寧を神に祈るという体制であった。
そこでは、王と国民が対立するのではなく、共に神の方に向いている。

西欧では国家国民を私有財産と見なす国王に対して、反発した民衆が王権との対立抗争
の末に戦いとったのが「国民主権」であり、それが近代民主主義の始まりであった。
王が力を持って民衆を抑える「クラテイン」と、王が国民の先頭に立って神に祈る
「アルケイン」はまったく別のものだ。

現代の西洋の王室は、再びこの「アルケイン」を役目とする古代ギリシャの
「モナルキア」に戻った。国家の中心に国民全体の幸福を祈る王がいる時、
いろいろな意見の対立はあっても、政治の究極の目的は国民全体の福祉を実現することだ、
という共同体意識が生まれる。この共同体意識があってこそ、民主主義の対立抗争という
前提が和らげられて、国民全体の衆知を集める、という本来の長所を発揮する。

英国や、オランダ、スウェーデン、デンマークなど、安定した民主主義国で
モナルキア(君主制)を採用している国が少なくないのも、このためであろう。
逆に国民の共同体意識が薄弱な所で、民主主義を形式的に導入しても、
安定せずにクーデターの繰り返しになることが多い。
133法の下の名無し:2005/06/27(月) 09:38:50 ID:zGnsf2bD
興味深いことに、わが国の古代でも「クラテイン」と「アルケイン」によく似た
区別が行われていた。古代の大和言葉で「うしはく」とは、国家国民を私有財産
として領有することであり、これは王が力によって国を治める「クラテイン」に通ずる。
逆に「知らす」とは、国民の生活の実態をよく知って、心を寄せることであった。
わが国では古来から政治を「まつりごと」と呼びならわしてきたのも、
政治とはまず神をお祀りして国民の安寧を祈ることであったからである。
これはまさしく国民の先頭に立って神に祈る「アルケイン」そのものである。

昭和天皇が病床においても米の出来を心配された事が伝えられると、国民の間に
静かな感動をよんだが、これは陛下の個人的人徳というよりも、古代からの
「知らす」事を理想とする皇室伝統が現代に現れたのである。

大正末期から、昭和の初めにかけて駐日フランス大使として日本に滞在した
ポール・クローデルは、20世紀象徴主義を代表する詩人と言われているが、
「天皇は帝国を治めていない。それに耳を傾けているのである」と言う言葉を残している。
この「耳を傾けている」とは「知らす」ことそのままである。皇室伝統の本質を一言で
掴みだした詩人の鋭い直観には驚かされる。
134法の下の名無し:2005/06/27(月) 09:39:09 ID:zGnsf2bD
こう考えると、民主主義の最大の機関である国会がその開催の冒頭において、
天皇が御言葉を述べられる、ということの意義が明らかになってくる。
国会が党利党略の対決、さらには乱闘や牛歩戦術に象徴されるような物理的力の
対決であっては、闘争を前提とする民主主義の欠陥が前面に出てしまう。

国会議員も党派はどうあれ、お互いに共同体の代表として、国民全体の幸福を
実現することが共通の使命である、という自覚があってこそ、建設的な議論によって
衆知を集めることが可能となる。常に国民の安寧を祈られている天皇を国会に
お迎えして、その冒頭で御言葉を聞くというのも、この自覚を再確認することに
他ならない。

国家の中心に、常に無私の心で国民全体の安寧を祈る皇室を仰ぐ、という事は、
わが国の民主主義が健全に発展するための基盤になる。そう気づけば、
国民主権を前文で「人類普遍の原理」と説く日本国憲法が、冒頭第一条で
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」と定めたことの深い意味が
明らかになろう。
135法の下の名無し:2005/06/27(月) 19:41:31 ID:+cHgRLKF
一白
大王制は必要無い。
60年前に廃止するチャンスがあったのに...
136法の下の名無し:2005/06/28(火) 14:02:13 ID:DvryFAaI
必要性はないかもしれんが、許容性はある、

   といってみるテスト
137法の下の名無し:2005/06/29(水) 03:41:24 ID:6G2jHfRl
天皇は職業選択の自由に反する被害者。

だけど、皇室外交は単なる外交とは格が違う。小泉とブッシュは一応対等だが、天皇とブッシュでは格が違う。皇室の外遊は意味が違う。
138法の下の名無し:2005/06/29(水) 03:49:12 ID:2AegR8g2
>>138
人権思想の枠内ではとらえられない価値も世の中には存在するが
それを基本的人権の尊重との関係でどう整合性をつけるのかが
これからの問題なわけで

>>207
2ちゃんばっかやってないで本もよめよ
139法の下の名無し:2005/06/29(水) 21:42:06 ID:1o60pXZl
大半の国民には天皇は要らないが、一部の国民には必要なんだろう。
140法の下の名無し:2005/06/29(水) 23:32:36 ID:Z5C5uUgy
まず,単純に考えてみろ。
日本には元号というものがある。
天皇は日本という国のアイデンティティーの中心として必要欠くべからざるものなのである。

それを前提として,現在の日本国家のシステムの中で,どう位置付けるかを議論すれば
いいだけである。
国家システムはこれまでにも変わって来たし,これからも変わる可能性がある。

しかし,日本という国である以上,天皇の存在は大前提。
141法の下の名無し:2005/06/30(木) 02:03:29 ID:0AdrFl4z
↑こーゆー妄想を抱いてる香具師がいる限り天皇は訳に立つのさ。
142法の下の名無し:2005/06/30(木) 20:14:07 ID:sneqil9o
日本は西暦だけで十分。
143法の下の名無し:2005/06/30(木) 20:26:42 ID:8Ae8p6F4
天皇制には反対しないが元号は止めて欲しい。
面倒だ。
144法の下の名無し:2005/07/02(土) 00:11:14 ID:sR8chZlW
国際的に便利だから西暦を併用するのは構わんが,キリスト教徒なんて
ほとんどいないのに,西暦を基本にするのは変だろ。

天皇制と元号は不可分。
145法の下の名無し:2005/07/02(土) 01:32:41 ID:X5BdgSmJ
便利だから西暦を基本にする
146法の下の名無し:2005/07/02(土) 02:31:06 ID:m7gsyKvo
>>144
まず、ビジネス文書に元号を使っている企業を、
俺は見たことがない。

実例:
ttp://www.toyota.co.jp/jp/news/05/
ttp://www.panasonic.co.jp/corp/topics.html
ttp://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/

イスラム教の国の大使館も西暦を使っている。
ttp://www.ir.emb-japan.go.jp/release.htm
ttp://www.pk.emb-japan.go.jp/PRESS/2005_presrel_index.htm

>キリスト教徒なんて ほとんどいないのに,
>西暦を基本にするのは変だろ。

上の事実からすれば、これは正しいとは思われない。
むしろ、西暦が基本で、元号がサブ。

>天皇制と元号は不可分。
お前は、これが言いたいだけなんだろ。元号を無くせ
とは思わないから、別にいいけど。
147荒井ふみや:2005/07/02(土) 08:27:47 ID:kHn8Qx3/
国家は観念上共同体(阿部普三もいってる)

観念である以上、国家統合の象徴が必要。
天皇の存在がまさに日本人に日本人たるアイデンティティを与えている。
逆に、国家という観念が100年前にやっと認められ始めたわが国は
天皇の存在がなければ国家を観念として維持しえず、国際的な競争に
敗北せざるを得ない
148法の下の名無し:2005/07/02(土) 08:59:56 ID:CCghMpC+
>>146
> イスラム教の国の大使館も西暦を使っている。
それはペルシャ語以外を選択した場合である。
http://www.president.ir/

日本が諸外国向けに元号を使わないのと同じ理由である。
149法の下の名無し:2005/07/02(土) 18:23:55 ID:fmgTGA0w
>>145
「便利だから」を理由に物事を考えるなら、ちょっと極端だが世界中の言語を
英語か中国語に統一するというような議論になる。

ここで、例として出したのが英語と中国語であることに注意しろ。

日本人は、自国の文化に対する意識が低い者が多いが、「便利だから」と
米英文化に合わせても、向こうが、
「ああ、これで便利になってコミュニケーションが取りやすいね。」
などと思うと考えるのは日本人がお人好しだからで、向こうは、
「我々の文化に屈した。」
と考える。

そのようなお人好しな国民性のままで、文化が国際的に統一されていくと、日本人の
地位は必ず低いものとなる。
150法の下の名無し:2005/07/02(土) 18:28:13 ID:fmgTGA0w
>>146
無批判にデファクトスタンダードを受け入れて行くのは、単に力の強い者に
屈しただけである。
151法の下の名無し:2005/07/02(土) 19:09:44 ID:snYL30JY
中国に対する関係では、天皇は日本国領土の正当化機構として極めて重要。

(フィクションだとしても)万世一系の建前は強力な武器。
152法の下の名無し:2005/07/02(土) 19:09:48 ID:5bdxeiLQ
>>150
別にそれでもかまわない。問題はなにもない。
153法の下の名無し:2005/07/02(土) 22:57:49 ID:BCDk84MB
>>152
平和ボケだね。いつまでも強い者が優しくしてくれると思ってると痛い目に逢うよ。
154法の下の名無し:2005/07/03(日) 00:23:10 ID:HtF9P2+A
>>153
たかが元号をよりも西暦の方を使えば良いじゃん
という内容なのに、平和ボケとは誇大妄想な人だね。

あなたには、法学板じゃなくこっちの板の方が向いてるよ。
http://etc3.2ch.net/denpa/
155法の下の名無し:2005/07/03(日) 08:28:45 ID:mSU6e7SI
>>153
それでもかまわない。問題は何も無い。
「平和ボケだね。」とほざいている奴は、自衛隊予算が欲しいだけだ!
156法の下の名無し:2005/07/03(日) 08:32:43 ID:3Elzo4u4
>>154
じゃあ、個人に名前なんて使うのはめんどくさいから、みんな番号にすりゃいいじゃん。
「明日から、『山田太郎』 と書く代わりに 「0123-4567-8」 と書きなさい。」
なんてのを受け入れられるか?
まぁ、中にはそういう人もいるだろう。
あなたの名前が「山田」だとして、「山田」より「0123」でいいじゃん、と言われて
「それでもいいよ。」といえるなら、議論の余地はある。
しかし、日本中の人に向かって、「たかが田中」、「たかが鈴木」というなら、まともに
議論してくれる人はいないだろう。

「法学」は、いかに合理的な法を作るかだけではなく、法とはどうあるべきかも扱うんだよ。
157法の下の名無し:2005/07/03(日) 08:34:43 ID:3Elzo4u4
>>155
「平和」というのが「外国と戦争がない」ことだけだと思ってるのが「平和ボケ」。
158法の下の名無し:2005/07/03(日) 11:25:19 ID:HtF9P2+A
>>156
あなたの脳内では、氏名と元号は同じくらいの重要度
なのですか?
やっぱりあなたにも、これが超オススメ。
http://etc3.2ch.net/denpa/

159法の下の名無し:2005/07/03(日) 12:58:36 ID:3Elzo4u4
>>158
当たり前じゃん。
元号がなくなったら,今後の日本史の年表には区切りがなくなるんだぜ。

「平成」は日本の今の時代の名前だよ。

考え方によって重要度が違って,とても重要に考える人がいる中で,さまざまな
得失を考えて議論するならいいが,異なる考え方を否定したままでは議論にならない。
160法の下の名無し:2005/07/03(日) 19:14:24 ID:4mvr5Yci
いくらなんでも「時代の名前」っていう論法は、牽強付会が過ぎるのでは。
「時代の名前」なんてものは、後から振り返ってつけるものであって、予め
決めておかなくちゃいけないもんではないでしょう。しかも、それと天皇の
生死とが必然的に連動するはずもなく(連動することもあるかもしれません
が。例えば天皇によるクーデターが起きて天皇の独裁的親政が行われれ
ば、その天皇の死は勿論エポックメーキングな出来事になるでしょうが。)、
要するに一世一元制維持の根拠にするには、あまりにも眉唾。

「元号は日本の(固有ではないにしろ)伝統的文化であり大事にすべきで
ある」という立場自体は理解できますが、しかし不便なのもまた確かで、
不便であっても文化の固有性を元号という道具で維持することの価値の
方が上回ると考えるなら、維持するのもやむを得ないんでしょうが、さて、
元号にそんな価値があるのか、って話ですよね。

天皇制維持の問題と議論の構造は類似しそうだけど、元号の存廃話
は、天皇制存廃と比べるとスケールがちょいと小さすぎるのでは。
「今まで慣れ親しんでいたものを失うことについての感情的な反発を
酌むべきか否か」という論点を超える論題を提起するのは難しいんじゃ
ないか、という意味で。
161法の下の名無し:2005/07/04(月) 00:02:42 ID:8AaEVHWa
>>160
第一パラグラフはごもっとも。
自分の説は,一世一元を前提にしたものになっていて,本末転倒ですね。

第二,第三に関しては,やはり天皇制存廃と元号存廃はセットである方が
望ましいと思います。
天皇制を存続させる場合は,天皇の存在意義が認められたということであり,
その存在意義は,「外交に便利」などは付随的なもので,日本文化のアイデンティティー
が第一になることは間違いないと思います。
それならば,国民の意識に天皇の存在を位置付ける必要があるわけで,
一世一元の元号があることで,例えば「平成」を口にしたり書いたりするたびに,
日本には天皇が存在することを意識することになります。

これは,天皇制存続の結論が出た場合の話ですが,そうしないと,国民の間で
天皇の存在感が弱まり,せっかく議論して出した結論が,また簡単に蒸し返される
日が来ると思います。

ですから,天皇制を存続するなら,元号も存続すべきと思います。
162法の下の名無し:2005/07/07(木) 11:53:09 ID:fY3OxV+x
>天皇制を存続させる場合は,天皇の存在意義が認められたということであり,
そうですね。

>その存在意義は,「外交に便利」などは付随的なもので,日本文化のアイ>デンティティー
>が第一になることは間違いないと思います。
私はそれは大間違いだと思うのですが。
というわけで,これより先の議論は略。

>>207
そこまでの犠牲を払う価値があると思ってるのか?数字は数えれる?
163法の下の名無し:2005/07/12(火) 23:10:27 ID:U3d+8sBr
>>162
雑駁な言い方になりますが,天皇制がなくなったとき,日本人の心理状態は
どのようなものになるでしょう?
たとえば,アメリカは「世界のリーダーの自負」,イギリスは「大英帝国意識」,
中国は「東アジアの皇帝の自負」などが国家の拠り所となっているのでは
ないでしょうか。
日本人が,かろうじて「自分は日本人である」と思えるのは,皇室を中心とした
連帯感ではないでしょうか。
それは確かに為政者の権力保持に利用される危険はあります。しかし,他国から
見て,この連帯感は一種の脅威であり,これをなくすことは国際社会で他国と
渡り合うときに,相手に大きなスキを見せることになると思います。
164法の下の名無し:2005/07/18(月) 18:23:48 ID:I9NGz31w
ここは法学,その他大学法学部で研究されている学問分野の話題について学術的に議論する板です。
政策は行政の問題ですので政治板でお願いします。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ