【R.H.Coase】 法と経済学スレ 【R.A.Posner】
685 :
法の下の名無し :
2007/01/28(日) 00:28:41 ID:unkFxeyt 法と経済学などと仰々しく言っているが、実態は現行法規の経済学的説明であって大した学問じゃない。法律の制定や 解釈に当たって、経済学的な見地からそのように解釈する必要性があり、かつ、他の法的諸価値に抵触しないという許容 性がある場合に、経済学的な立法、解釈ができるというだけの話だ。
686 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 00:30:16 ID:unkFxeyt
経済関係法規の解釈に当たって経済学的法則が合理的であり、そのような法律解釈場面で現れる 経済法則を語っているだけ。
687 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 00:35:41 ID:QDOkYpxi
なんだ、そんだけの話か。なら別に、経済学かじったガキが法学版で煽る理由はなかったんじゃないか? 法学者は数字に弱いから法律屋だ、とか言ってたのに、一気にスケールダウンしたなw
688 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 00:35:58 ID:unkFxeyt
つまり、複数の法律解釈の道がある場合に、経済学がそのうちどれが合理的かを「決めてくれる場合」があり、 それを論じているだけ。
689 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 00:42:13 ID:unkFxeyt
法と経済学というのは、民法の一部、商法の大部分、経済関係行政法を立法したり解釈したりするときに経済学的 知見が重要となってくると言うだけであり、法律家が数式を使わなければならない必然性はない。これは経済学者が 出した結論を立法や解釈にうまく応用する程度の知能があればよく、なぜ法律家が数式を操作しなきゃいけない のか分からない。 ちなみに経済学で数式を使うのは理論経済学であり、これは実践経済学を理論化したもので、経済学の中でも 純経済学的なものだから法律と接点がない。法律と接点があるのは定性的な実践経済学の方だから、法律家が 理解すべきとすれば数式を使わない実践経済学で十分。 まぁしかし、理論経済学の使う数式などは大学初年の初等微積分や線形代数程度だから、さほど大したものでは ないんだがな。
690 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 00:48:03 ID:unkFxeyt
そもそも経済性という語は価値観によって変わるから、経済学が言っている経済性というのは、誰にでも 通用する金や損得の問題に限られる。このような経済性について語れるのは、法律の中では取引法や 事故法の一部分、証取法や独禁法などだけ。家族法や刑法などはハナシが単純ではない=金や損得 に還元できないことが多いので、法と経済学の分析手法が役に立たない。 まあ要するに法と経済の重複部分を、相互関連させながら論じているのが法と経済学であって、じっさい 大したことがないから、どこの大学でも余暇に開講されている程度のもの。
691 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 01:02:23 ID:unkFxeyt
つまり法と経済学は、その時々の政治判断やしがらみなどで妥協的に蓄積してきた現行法を、経済学的 視点から反省の俎上に乗せ、次第にラショナライズしていこうというもの。たとえば著作権法で、誰が見ても 著作権で厚く保護すると経済的に非効率的になる場合があり(Youtube問題など)、こうした経済学的見地から 著作権法改正や、著作権の権利消尽論などの解釈手法が出されている。
692 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 02:13:09 ID:NUvPyVYj
電波ユンユン飛ばしてるな いろいろ突っ込みたいけど実践経済学ってナニよw
693 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 02:23:14 ID:7fO2a2Ix
正論を言われてふぁびょった役立たず経済学士が来た
694 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 05:50:20 ID:Ced7S/0H
>そもそも経済性という語は価値観によって変わるから、経済学が言っている経済性というのは、誰にでも 通用する金や損得の問題に限られる。 ばかが。経済学がゲーム理論等のツールを使って、経済現象以外の社会現象を ばったばったと分析しはじめたのがここ二十年ぐらいの潮流。その流れの中に 法と経済学もある。 >どこの大学でも余暇に開講されている程度のもの。 日本の法学部は社会科学の極北だからね。お前みたいなテイ脳はアメリカのローで でも裁判実務でも法と経済学が圧倒的影響力を持っておる現状もしらんのだろう
695 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 05:51:13 ID:Ced7S/0H
>ちなみに経済学で数式を使うのは理論経済学であり、これは実践経済学を理論化したもので 「理論経済学」wwwwwwwwwww 「実践経済学」wwwwwwwwwwwwww
696 :
法の下の名無し :2007/01/28(日) 08:24:04 ID:J3jKk4Vt
ほんと、デンパばっかだな とりあえず、最低レベルとして、クーター=ユレンくらい読んで来いよ それが無理なら、上に出てきたレヴィットたちの「ヤバい経済学 ─悪ガキ教授が世の裏側を探検する」(スティーヴン・レヴィット=スティーヴン・ダブナー著、望月衛訳)でも読んでこいや (訳がくだけ過ぎで勘違いする馬鹿多そうだけど、ここしばらくの展開よりましにはなるだろw)
なんだこのスレw
つーか、このスレにくる経済学かじったガキは、誰も経済学の方法で法学をやってくんないよな。 はやく説明してくれよ、他人の本の紹介なんていいからさ。
本当に、文一のころは賢かったやつが法律(俺はあんなものを学問とは呼ばない) やったばかりにどんどんと馬鹿になっていくのをみているのは忍びない。文一から 進振経験してでも経済学部に行ってよかった。
政治学厨は法学部の最底辺ということでFA?
他分野にいちいち絡まずにいられないほど、ルサンチマンにあふれてる経済学厨が底辺
702 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 03:11:58 ID:ydl6AaNp
>法学をやってくんないよな。 はやく説明してくれよ、他人の本の紹介なんていいからさ。 で数学使うとファビョるわけだろうな 経済学などきにせずしこしこ法解釈学やってるこ った。世間は十分秀才とみてくれる。それで十分だろうが。
703 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 06:16:29 ID:9AIXGtW3
なんだ、結局できないのか。
704 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 06:28:39 ID:aVcSK6Ur
↑
立法的には一応けりのついた問題だが、
貸金業規制ってどう思う?
あと余計な話だが、
>>702 は数学コンプレックス捨てた方がいいよ。数学は、経済学的な説明の1つに過ぎない。
>>702 は、経済学を通した法学の説明ができないことの言い訳に数学を使ったわけだから、
数学コンプというよりただの無能だろ。
706 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 07:58:33 ID:NrlLz0h8
経済学なんかクソの役にも立たないのは社会通念だろ。 権力関係でも東大経済は東大法に10馬身は水あけられているゴミ学部。 東大法卒なら皆驚くが、東大経済卒なんて誰も驚かない へぇー、医学部卒や法学部卒じゃないんだーふーんって反応しか返ってこない
707 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 08:00:26 ID:NrlLz0h8
それと、経済学部が使っている程度の数学じゃ実体経済はまったく説明できないしな 経済学なんて初等数学使ったモデルにすぎんわけ。幼稚
708 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 08:17:22 ID:ydl6AaNp
>東大法卒なら皆驚くが、東大経済卒なんて誰も驚かない 学問としてのステータスは後進国日本では法学>経済学だが、そもそも解釈学など 学問ですらない。社会科学の王様が経済学。立身出世wのための手段としては法学 は使えるのだから、経済学コンプ数学コンプに陥る必要もないだろ。ただし、研究者 になると経済学への劣等感に一生さいなまれることになるだろう。 >それと、経済学部が使っている程度の数学じゃ実体経済はまったく説明できないしな 実体経済w
709 :
日本における法と経済学 :2007/01/29(月) 08:24:42 ID:ydl6AaNp
法学部の科目として取り入れられてはいるが、経済学が高度に抽象化された数学をベース に論理を積み上げるため、法解釈学の訓練しか受けてこなかった法学徒には理解が難しく一応あるという科目となっている。日本では早くから理系・文系とわかれてしまうため、法と経 済学というような文系的問題を高度な数理モデルを使って分析するような学問は受け入れる のが難しいという現状がある、このため法学徒の理解や官僚による政策への転用も皆無に 等しい。
710 :
アメリカにおける法と経済学 :2007/01/29(月) 08:29:59 ID:ydl6AaNp
米国では、法の経済分析が非常に有力である。 裁判所は事件の判断に当り、しばしば経済分析の結果や、法と経済学の理論を利用する。 立法や政策立案過程でも、当該立法および政策の経済分析の結果が、考慮されることが多 い。この点で日米の差は大きい。日本では経済政策関連の立法に経済分析の結果が考慮 されない。学問的にも借地借家法をめぐる星野某のの幼稚で杜撰な政策論が一定の権威 をもってしまうのが現状である。
711 :
アメリカにおける法と経済学 :2007/01/29(月) 08:30:38 ID:ydl6AaNp
対してアメリカの法学教育では、法と経済学の影響は大きい。多くのロースクールに経済学 位を持つ教員が所属しており、民事法、刑事法、公法と、幅広い法分野にわたって、経済的 分析を行っている。また、経済学部に所属する研究者の多くも、法と経済学の研究に携わっ ている。
712 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 08:46:35 ID:vBY62wCF
まったくクソバカしか集合してないな。 あのな、法の中でも経済で解析できる分野はごく一部。取引や事故や会社関係だけ。 それらの法がなぜそうなっているのかを経済学的に合理的に説明できるから、 法と経済学という分野があるだけであって、数学がどうのこうの言っている奴はバカ 法と経済学の連中が数学を多用するのは、こいつらの学派があまりに弱小であるため、 数学で権威付けしないと自我が保てないからだろう(もっともいくらでも理屈はつけられるが根底には コンプレックスがある)
713 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 08:50:49 ID:vBY62wCF
法と経済学派は完全なドグマに陥っているが、社会全体の見地からすれば法と経済なんてどうでもいいわけ 後付の理屈をせっせと用意しているだけで誰も関心を持っていないよ 法律の世界で存在感があるのは裁判所と六法全書と官僚くらいなもんで、後はいなくていいんだよ
714 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 08:53:50 ID:vBY62wCF
大体法現象や実体経済を、経済学が使うようなよわっちい数学で解析できると思っている時点でドアほ 本気でやりたいなら複雑系でも真剣に勉強しろよバカがwww 法と経済なんて、立法理由の後付説明や、立法における考慮要素のごく一部にしか貢献しない、どうでもいい 学問
715 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 08:58:46 ID:ydl6AaNp
>法の中でも経済で解析できる分野はごく一部。取引や事故や会社関係だけ。 と思うのが素人。というか低脳。法哲学も数理的アプローチ全盛。憲法学も刑法学も すべて法の経済学の対象分野だ。
716 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 09:00:52 ID:ydl6AaNp
>経済学が使うようなよわっちい数学で解析できると思っている時点でドアほ 本気でやりたいなら複雑系でも真剣に勉強しろよバカがwww 複雑系経済学ってのはあるんだけどな(嘲笑) 数理経済学の研究者が使ってる数学は別に他の理系の研究者とかわりないよ。 というか上回ってる。ま、数学リテラシーのない日本の法学屋には無縁の知的エリート の世界の話だが。
717 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 09:07:41 ID:D7ukzMJY
>>715 バカすぎる。法哲学や憲法や刑法は数理では解析できない。大方、経済学者のコンプレックスで、
法学を経済学で征服したいという妄想の産物だろう。
規範的なものは数理では解析できない。
教養がなくてコンプだけものすごい奴の妄想はこれだから困る
718 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 09:10:42 ID:D7ukzMJY
経済学は金や利害関係など常識的な範囲で定量化可能な対象しか扱えないし その範囲から出てくるべきではない 価値に関わる分野に経済学が入ってくるべきではない まあ、コンプまみれの弱小経済学者の征服欲から出るものは失敗に終わるな
何言ってんの。厚生経済学の存在自体否定してみてるわけ? それともまた脳内経済学と喧嘩してんの?
720 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 09:23:22 ID:wZuaIBtE
厚生経済学なんてやらなくていいから、経済学者は金の世界にとどまっとけっつうのwww 厚生は法の問題なんだよバカ 経済学者が余計なこと考えなくても法が解決するからすっこんどけバカ
721 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 10:08:31 ID:Z9HBQNoi
経済学ってくだらんよな。たとえばコースの定理とかいうのも、現実の諸条件を取り払った上での 空理空論だし。経済学をやっていいことがあるとすると、経済学者にだまされなくなることだという のは本当だな
722 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 10:22:08 ID:Z9HBQNoi
そのコースの定理というのも、パレート最適を言い換えただけだし、パレート最適も、当たり前のことを 洗練させただけの話。 経済学は当たり前のことの体系化にすぎんわけで虚しいよな
723 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 10:27:54 ID:Z9HBQNoi
経済学が法の分野に入ってくるとすれば、それは法の中で経済学的に改善の余地がある部分について アドバイスができる程度で、経済学的価値が法的価値を侵食するというのは本末転倒。
724 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 12:18:03 ID:troAR6K3
既知外が大杉
刑法学の新しい知見なんてほとんど全部が法と経済学からきてる じゃねーか。まぁ、その手の研究成果を知らないなら別に議論する 気もしないけど。DeterranceとIncapacitationが実証的にどれくらい 犯罪抑止に効果あるとかなんて、日本のこれまでの法学者とはいくら 話してもお笑いのねたにもならねぇ。というか、Literatureさえも きちんと追ってないから、話しても時間の無駄。法務省ももう少し 話する相手選んだほうがいいと思う。マジで。
726 :
経済学板住人 :2007/01/29(月) 16:29:23 ID:xrG18fJb
援軍要請があってきますた。 やぁやぁ、元気?
727 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 16:51:26 ID:Z9HBQNoi
帰っていいよ
729 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 19:00:40 ID:Z9HBQNoi
商学のことだろ
経済学板でやれ
732 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 19:32:36 ID:gIJM9+qV
733 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 19:34:11 ID:gIJM9+qV
「犯罪抑止に効果ある」といっても「あるんじゃないのたぶん」という程度だろうな。
734 :
法の下の名無し :2007/01/29(月) 20:30:32 ID:hJXqaokV
↑ その程度の頭だから、比較法と称する程度の低い紹介だけでごまかすしかないんだよなwww
例えば共謀罪について経済学的に語ることできるか? てんやわんやの論争に有意義な見解を示すことできるのか?
736 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 03:44:21 ID:ollmB/ac
>規範的なものは数理では解析できない。 日本だと「分配的正義の理論への数理経済学的アプローチ」吉原直毅とかあるよ 海外だとロールズもゲーム理論を援用してるし。規範理論の分析的アプローチは英米では むしろ主流のはずだが。つくづく法学徒の無知無学・経済学恐怖症にはあきれる
737 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 03:45:07 ID:ollmB/ac
>そのコースの定理というのも、パレート最適を言い換えただけだし あーあ。お里が知れちゃったね。
738 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 03:48:40 ID:ollmB/ac
数学コンプ経済学コンプの電波はほっておいてもちょっとましな話を。法と経済学的視点の 欠如から日本ではとんでもない法規制がまかりとおっていて弱者保護がかえって弱者保護 でなくなっている。これは経済に無知な某星野のようなバカ民法学者とバカ官僚と人権屋 連中の合作だね。
739 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 03:50:08 ID:ollmB/ac
たとえば 1.店子が追い出されるのはかわいそうだ→店子を追い出せないようにする(借地借家法) 2.労働者が解雇されるのはかわいそうだ→解雇制限を厳重にする(労働基準法) という規制は、一見、弱者を守っているように見える。しかし2段階目を考えてみると、この規制に家主や経営者が合理的に対応すれば、 1.→家を貸すのをやめる→借家の供給が減る→家賃が上がる 2.→正社員を減らし契約社員や派遣社員にする→非正規雇用が増える という結果になり、結局は弱者が困る。自分の行動に対して、相手がどう対応するかを予 想して行動することを戦略的行動とよぶ。ゲーム理論は戦略的行動の理論だが、法律家 にはこういう2段階の推論さえできない人が多い。この原因は、法律ではすべての段階で 「正義」が「合理性」よりも優先されるためだと思われる。近視眼的な正義が、結果的には 大きな社会的不正義をよんでいることに気付くべきだ。
740 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 04:18:43 ID:6EuL7+8a
>>739 >ゲーム理論は戦略的行動の理論だが、法律家
>にはこういう2段階の推論さえできない人が多い
という場合に、お前さんが想定している「法律家」って誰よ。具体的に著作を挙げて、いじってみようぜ。
あと、お前さんがあげている例について。
借地借家法で、
>店子が追い出されるのはかわいそうだ→店子を追い出せないようにする
という規制は、結果的に家賃の高騰を招き、店子に不利になるが、
そういう規制は、
>法律ではすべての段階で 「正義」が「合理性」よりも優先されるためだ
ということで、お前さんに言わせると「近視眼的な規制」ということになるそうだな。
だが、合理性が優越するとなると、そこで犠牲になる弱者はどうなるのか?
20世紀後半になって正義をめぐる議論(それこそ、お前さんが指摘したロールズなんかの議論)が復活した背景には、
そういう弱者を救済するには結局「正義」という規範をなんらかのかたちで打ち立てることが必要だ、という認識があったからではないか?
合理性によって、そういう弱者もフォローする法政策ができる、という理論があったら、ぜひ紹介してくれ。
まあ、そもそもこういう場合の「弱者」(お前さんの挙げた例だと店子、労働者)に特別フォローは要らないというのなら、話は別だけど。
法学徒全体を無知無学呼ばわりするのは可哀想だ。 政治学徒こそが法学部最悪のガンであり 度し難い馬鹿の極北なんだよ。
742 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 05:51:42 ID:ollmB/ac
>合理性が優越するとなると、そこで犠牲になる弱者はどうなるのか? サラ金の高金利で苦しむ人がいるから金利を制限するというのは間違い。かりた金が返す のがあたり前。弱者もくそもない。ただし暴力的な取立てや脅迫はもちろん規制。 市場メカニズムを無視して規制すべきでないところに規制を設けるから、長期的には 弱者保護にもならない。近視眼的保護で悦に入ることはできるが、そんなものは正義で すらない。
>>742 レスthx。
でも、金銭貸借契約を履行する義務と、サラ金の金利って、別の話だぞ。
借主が利息制限法の上限を超える額の返済を強制されていたからこそ、グレーゾーン金利が問題になったんだから。
まあ折角サラ金の話をしてくれたので、ちょっと細かいところを聞いてみたい。
>暴力的な取立てや脅迫はもちろん規制。
というけど、その理由は?
暴力的な取立てでも、それが金貸しにとってより合理的な回収手段だとしたら、許容されるんじゃね。
あと、
>>739 だと、労働法は結果的に労使どちらにとっても非効率ってことになると思うが、そういう理解でおk?
744 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 07:43:10 ID:ollmB/ac
>レーゾーン金利が問題になったんだから。 判例で成文法を堂々と換骨奪胎していったのも問題だけど、経済学的にはそもそも 金利制限を設けることが間違い。 >暴力的な取立てでも、それが金貸しにとってより合理的な回収手段だとしたら、許容されるんじゃね。 そっちは刑法の話だからだめだよ。刑法も経済学的考察はできるけど、ここでは無関係
745 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 07:47:16 ID:ollmB/ac
ただ、法と経済学的観点からすると賭博や売春はOKってことになるだろうな 麻薬もOKという研究者もいるが・・・
746 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 07:54:18 ID:ollmB/ac
ローエコ的にもギャンブルなどに使って返すあてのない借金をする常習者と、資金需要のな い人をだまして「貸し込む」サラ金の行動は問題。必要なのは、金利統制ではなく行為規制 。この点に関してはローエコはなにも提言できない。
747 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 07:59:05 ID:ollmB/ac
多重債務の被害者や弁護士は金利規制強化を強硬に主張してるが、そういう近視眼的 な「正義」は、長期的には弱者のためにもならない。悪質な取り立ては、金利とは別の問題 。そもそも上限金利が20%に制限されるということは企業も「20%以上の金利で借金する 権利がなくなる」ことを意味する。中小企業の場合には、短期的な資金繰りで高利の資金 が必要な場合もあるし、収益率が20%を超えることはそう珍しくない。金利を必要以上に 制すると、収益はあるのに資金繰りで行き詰まる「黒字倒産」が増えるおそれがある。
748 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 08:01:17 ID:ollmB/ac
消費者金融などのリテール分野は、成長の期待される部門だが、日本では「サラ金」という 特異な業態として社会から白眼視されてきた。たしかにやってる奴らは元ヤクザとか朝鮮人 とかが多く、取り立ても荒っぽいが、ビジネス自体は社会的に必要。今回のような規制強化 が行われると、ファイナンス業界の競争が阻害され、日本経済全体にも悪い影響が出る。
749 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 08:09:25 ID:Jfx7BfG1
法学者は屁理屈しか言えないのかな
750 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 08:11:17 ID:ollmB/ac
もっとも、「高利で借りるような債務者は合理的判断のできないアフォなので、賢明な政府 彼らを早期に破産に追い込むべきだ」という議論は成り立つ。しかし、これは高利の債務者 を「被成年後見人」とみなすに等しい。市場経済の原則は、個人が自己責任でリスクを負う ということであり、その例外をやたらに拡大することは望ましくない。 さらに問題なのは、そのアフォな債務者が破綻を避けようとして闇金に走るのをどう防ぐか 。現実には、その大部分は貸金業登録し、知事の認可を受けているので、闇であるかどう かを債務者が判別するのは困難。この貸金業登録の審査をきびしくすることが一つの対 策だが、そんなめんどうなことをする暇があったら、合法的に借りられる機会を広げ、闇金 に行かなくてもいいようにすることが第一。
751 :
訂正 :2007/01/30(火) 08:13:31 ID:ollmB/ac
⇒賢明な政府 が彼らを ⇒成年被後見人
752 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 10:03:10 ID:LTQAgO+q
議論に参加したいところだが どうゆう議論が展開してきたのか 「もうずっと人大杉」で見れなくて 議論に参加できん・・・
753 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 14:41:37 ID:6EuL7+8a
詳細な説明thx。
金利上限を撤廃してしまうと、それこそ年200%とかの高金利が合法化されるが、まあそういうのも合理性からみればありか。
金利上限をなくしたら、今の闇金が法的に問題なくなるだけでなく、さらに過激な闇金を生むことになりかねない。
今闇金に行く人は、サラ金の返済のために行ってたりするんだから、闇金の金利や取立ても比例して激しくなる。いたちごっこだよ。
法律を扱う以上は机上の空論じゃないんだから、ちゃんと貸金業の実態をふまえなきゃ。
あと、
>>744 で
>刑法の話だから
というけど、貸主の経済的合理性を追求するなら、刑法の改正もローエコは主張すべきだよ。
刑法は経済的合理性とは別の法益に基づいているけど、正義や他の価値に優越するなら、合理性の観点からそういう主張をしても理に適ってんじゃないかな。
思うに、あんたは合理性を貫徹しきれていないんじゃない?もっと徹底して議論してみようぜ。
754 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 16:02:57 ID:AF7Xo/aP
東大経済学部(笑)
755 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 16:03:26 ID:Jfx7BfG1
756 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 16:47:10 ID:W+HFpZnS
「運営の内部の情報を外部に晒した」ときってどんな刑法に定められるっけ? 教えて偉い人
日本語で書け 背任罪とかじゃね?
758 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 16:55:25 ID:6EuL7+8a
>>755 他人の話を感情的って言い捨てる前に、まずはお前が
>>749 で言ってる法学者の屁理屈の具体例を挙げてくれよ。
どの学者の著作に書いてある、どんな議論が、お前にとって「屁理屈」なんだ?それを挙げないでレッテルをはるだけじゃ、ただの駄目な煽りじゃないか。
人に何か要求する前に、まず自分が範を示さなきゃ駄目だよ。
759 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 17:16:05 ID:W+HFpZnS
>>757 すまないね。
詳しくは、「運営の内部情報を何らかの方法で運営でない個人が外部情報を持ち出し公表した場合」に定められる刑法でいいかな?
これについて知りたいんだ。
760 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 17:17:53 ID:W+HFpZnS
>>759 「運営の内部情報を何らかの方法で運営でない個人が外部に情報を持ち出し公表した場合」に定められる刑法だった。
だから背任罪じゃないの?
762 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 19:45:59 ID:Bbp7UWYm
>>758 なんかここでローエコ擁護やってる人たちは
学術書や学術用語を並び立てて自分の知識を
ひけらかして他人を見下すことによって
優越感を得てるだけなような気がするな。
知り合いにローエコやってる人は何人かいるけど
他の法学の分野をののしり倒してる場面なんて
見たことないんだが・・・
経済学的な方法で得た結論と既存の法学の主張がズレている
なら具体的に議論と論点を示さないとダメだよな。
>>753 横レスすまそ。
金利制限が意味がないというのはホモ・エコノミクスを前提とした議論だから現実にはそぐわない。
現実の債務者、特にサラ金で金を借りるような人たちに合理的判断はあまり期待できない。
行動経済学的な視点が必要だろうね。
刑法においても経済学的分析には意味があると思うよ。法益保護と自由保障を効率的に実現することは
まさに正義に適うんじゃないかな。ただ、例えば粗暴犯と知能犯では予防のメカニズムが相当に異なる
だろうから、そのへんを踏まえた上で分析が必要なんだろうね。
>>758 学者なんかでも優越感を感じたり、愚かな他人を見下すのが楽しいって人は
数え切れないほどいるでしょ。それは学問の常。どんな分野だろうとね。
ただ法学や経済学には、そういう優越性そのものを考察する人ほとんど
いないから、特殊なことと思っちゃうのかも
765 :
法の下の名無し :2007/01/30(火) 22:53:18 ID:6EuL7+8a
>>763 モデルをそのまま現実に当てはめると難しいというのは、そのとおりだと思う。
>>764 見下すのは自由なんだけど、どの法学者のなんていう議論が駄目なのかってのを説明しないで、
理由もなく優越感に浸ってちゃ駄目だと思う。それじゃただのマスターベーションだよ。
どんな分野の人でも、それは同じじゃないの。
766 :
法の下の名無し :2007/01/31(水) 03:45:22 ID:gkO7yuOA
>知り合いにローエコやってる人は何人かいるけど 他の法学の分野をののしり倒してる場面なんて 見たことないんだが・・・ いや、むしろ法解釈学者のほうが「市場原理主義」とか一知半解のタームを振りかざして ローエコを敵視してるぞ。ほとんど経済学のことを知らんようなやつらが。東大の石黒 とか。 民法学の泰斗である星野英一の借地借家法研究は経済学的にはまったくのナンセンス。た しか伊藤元重が大学院生時代に借地借家法の経済分析やって星野をぎゃふんといわせたんだったかな? ...
767 :
法の下の名無し :2007/01/31(水) 11:40:05 ID:uWLgLUkm
↑ (×)伊藤元重 (○)岩田規久男 星野は全然ぎゃふんとも言ってないし、法学者のほとんどはバブルの頃まで理解できなかった。 酷いやつになるとバブル崩壊後にサブリースの問題が出てくるまで理解できなかった。 ただ、星野の利益衡量が糞であることを認識させる一例ではあった。
768 :
法の下の名無し :2007/01/31(水) 13:27:41 ID:POgepWgO
学生運動が大好きな団塊の世代は市場原理主義と言うだけでキレる
769 :
法の下の名無し :2007/01/31(水) 14:04:47 ID:TXLkiyWV
↑誰もローエコ=市場原理主義だなんて言ってないんだが。 そういう煽りは経済版でやりな。
770 :
法の下の名無し :2007/01/31(水) 17:35:27 ID:bzDQiORO
経済学帝国主義って言葉を久しぶりに思い出した。
法学徒は本当にレベル低いなw
772 :
法の下の名無し :2007/01/31(水) 23:57:35 ID:bPNZn7J1
合理性ということがよくわかってない香具師が何でこんなにいるんだ??? 経済的合理性は、individual rationality の話。 標準的経済学における作業仮説に過ぎないのに、追求すべき目的だと勘違いしている馬鹿には呆れる。
773 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 00:31:44 ID:VE1zqlGM
↑ みんなわかってることを、いちいち書き込む知ったかクン乙。
774 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 00:47:03 ID:3/wCdPPT
↑ みんなが分かってるなら、そんなにいいことはないね。 ちなみに、どのスレの発言がどうおかしいか分かる?
775 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 01:25:26 ID:R6xdnP5c
まあ、法学やってる奴は経済学はわからんだろうし、 経済学やってる奴は法学はわからん。 御相子なんじゃないのか? そんなに法と経済学が既存の法学に有用ならいずれ 法学部のカリキュラムに組み込まれて行くだろうし、 無用と判断されたら今のままだろう。 現時点の法学やってる奴が経済学の用語を知らなかったとしても バカだとは言えないんじゃないのか? とにかく、人を罵るのはいい加減にしたらどうだ? 見苦しいし、そうゆうふうに罵り倒してると有用なものも 有用に見えないぞ。(法学の世界で評価されなかった人間の煽りに見える。)
776 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 01:53:19 ID:KxB4TSed
問題は両方をきちんと分ってる人が育つ環境がないこと。 東大のローと経済学部が協力して、法と経済学のJD−PhD課程を 作れ。そうすれば、否が応でもそこから出た人材が両分野の架け橋に なる。現に法と経済学の授業は法学部と経済学部で分担してるんだか ら、それ程難しくないはず。
777 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 01:58:06 ID:KxB4TSed
法学と経済学の両者をきちんと分る人材の欠如が最大の問題。 解決方法は簡単。 東大のローと経済学研究科が協力して、JD-PhD課程を作ればいい。 10年も続ければ優秀な研究者が何人かは出てくるでしょう。 現に法と経済学は共同で教えてるんだから、そんなに大変ではないはず。
778 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 02:22:30 ID:R6xdnP5c
それをここで言われてもな〜 自分の指導教官や周りの教官達に説いて回ってもらわないと。 現状の状態でも研究なんてカリキュラムやコースワークによって 行うんじゃなくて自分でやりなさいってのが法学研究科では主流だから やる気があるなら経済学研究科のゼミなり授業に自主的に出て方法論を マスターしたらいいんじゃないの? 法と経済学じゃないけど周りに経済学研究科の授業に出てる学生は ちらほらいるし。 自習でマスター出来ないようならそうゆう課程に入っても 余りいい研究者になるのは望めないんじゃないか?
779 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 02:28:39 ID:R6xdnP5c
まあ、そうゆう課程が出来る実現性があるとは余り思えないが 出来ても出来なくても法学研究に経済学的思考が必要なら 法学者も適応していくだろうし、そうでない場合は現状維持だろう。 上記のレスでも書いたけど経済学用語や経済学的考え方が 身についてないからという理由で法学やってる人間を見下すのは 筋が違う。将来、法学研究において経済学的思考が 支配的になってるのにもかかわらず、それが出来てない場合に その人間が優秀でないと評価されるのは仕方がないとは思うけど。
780 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 13:06:51 ID:YRm2h+At
ラムザイヤーの本の前書きかなんかに,理論経済学のPh.D.持ちが 余りまくった時期があって,彼らがJ.D.に入ったので発展したとか書いて あったな。実はラムザイヤー自身はエコノミクスの課程にいたことは ないわけだが(だからどちらかというと統計分析だけだよな)。 日本のJ.D.つーか法科大学院は研究できるほど司法試験が簡単に なってないから中々難しいね。経済学の人っていったって近経で理論と 実証が出来る人が欲しいわけでさ。そういう人はそんなに沢山居るわけ じゃないんだから。
サラ金の話続けたら? どうせ経済学の優越と法学徒の低脳っぷりが曝け出されるだけだと思うけどww
>778 経済学は自分で自主的にやっただけでマスターできないと思う。 コースワークで1年間強制されて体で覚える感じだからなぁ。考える というよりも。この基礎体力ができて初めてトピック別の話題に 対応できるようになるから、やっぱりきちんとした教育課程がない と厳しいと思う。
サラ金の話はホモ・エコノミクスを前提とした仮説を適用するのはおかしいという議論がなされて そのまま反論がないわけだが?
784 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 21:26:58 ID:lb1JfSu2
785 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 22:24:47 ID:N5cdDRrx
>>783 >ホモ・エコノミクスを前提とした仮説を適用するのはおかしい
これだけでは、反論になってないのが分かってないようだな
合理的でない個人がいるということから、直ちに、そういう人間を助けてやれっていう感覚のおかしさに気づけよ!
そのために金借りれない制度作ったら、まともな借り手(予備軍)が迷惑するんだよな
かてつの借地・借家規制にしろ、続く労働保護法制にしろ一緒なんだが、既存の借主や労働者にとってはありがたいにしても、潜在的な借主や労働者にとってはきわめて迷惑な話
つまり、弱者保護とか言いながら、現に借りていない、現に職についてない人間にとっては参入障壁高くされているだけで、かえって弱者いじめになってるだけなんだよな
786 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 22:42:07 ID:VE1zqlGM
今はまともな借り手(予備軍)がお金借りられない制度になりつつあるのか。それは大変だな。
787 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 22:49:25 ID:yzwtW4uH
>>786 昨年末から、ノンバンクの店舗は急激に減っているのが現実。
地方は知らんが、東京にいれば、すごい減りかしてるのはわかるだろう
788 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 22:51:08 ID:VE1zqlGM
このスレの経済学者の意見を聞いていると、いっそのこと経済学の人は法律を勉強して、 既存の法学者を駆逐してしまえばいいんじゃないかと思えてくる。 自信があるようだから、アホな法律屋の仕事を奪って、経済学の成果をもっと反映できるようにすればいいのに。
789 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 22:54:24 ID:tMlJQskg
>>788 このスレで、経済学者らしく見えたのどのレス?
790 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 22:54:27 ID:VE1zqlGM
>>787 このスレでは、データの裏づけのない主張は経済学の人に認めてもらえないよ。
店舗数の減少を示すデータがあるんだろ。面倒くさがらず出せよ。
791 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 22:56:22 ID:bZVrdS5l
792 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 23:05:56 ID:VE1zqlGM
>>791 このスレのルールだそうです。
出さないと経済学の人におこられるそうだよ。
>>789 どれがというと、色々いるので甲乙つけがたい。
変な方向に面白いレスも結構あるが、そのなかでもとくに
>>681 のセンスにはしびれた。
そして、このスレも2年前はけっこう噛み合った話をしてることに気づいた。
793 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 23:16:04 ID:400m7LC8
>出さないと経済学の人におこられるそうだよ。
経済学、特に理論家は、むしろ御伽噺好きだといって、からかわれる方が多いと思うが・・・
まあ、「サラ金,店舗削減」くらいで検索してもらうのもいいと思うし、どこかの消費者金融のhpでも見るのもいいと思うよ。
ちなみに、マルイ系のゼロファーストのページでも紹介しとくと、
ttp://www.zero-first.co.jp/index.html
794 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 23:21:11 ID:VE1zqlGM
>>793 お、ありがとです。
それと、「経済学の人」というのは、あくまでもこのスレにいる経済学の人だから。
796 :
法の下の名無し :2007/02/01(木) 23:33:29 ID:VE1zqlGM
もともと過疎スレだったこのスレが、この一週間で法律屋、経済学の人の共同作業で加速していったのは、
>>671 にたいする
>>672 の返しからだった。静かなスレだったのにな・・
797 :
法の下の名無し :2007/02/02(金) 00:03:52 ID:zmBkIp+C
798 :
法の下の名無し :2007/02/02(金) 00:34:12 ID:Q6bn/lAg
>>796 法学の世界で認めてもらえない人間の傷を
静かに舐め合ういいスレだったのにな'`,、('∀`) '`,、
799 :
法の下の名無し :2007/02/02(金) 00:36:33 ID:PYibW9oy
今は法学界と経済学界、双方の中から選りすぐられたごみくずが煽り合う素敵なスレになりました。
800 :
法の下の名無し :2007/02/02(金) 00:44:21 ID:6eUSP2Cn
じゃあ法と経済学罵り合いスレとかに改称しますか(ノ∀`)アチャー
802 :
法の下の名無し :2007/02/02(金) 03:04:40 ID:PYibW9oy
まともな経済学者・法学者が関わっていれば、冷静な議論が可能だったろうに。
>>797 にあがっている学者・有識者にも当然、責任の一端はある。
これからはもっと政策にかかわってまともな議論のできる経済学者 に増えてほしい。。。
いかんせん政治力が弱い。
世論や議員のセンセイ方にいいようにされぬよう、もっと強かになれと言いたい。
>>797 の座長は経済学者なのにな。。
805 :
法の下の名無し :2007/02/02(金) 18:56:24 ID:wgMA2UHK
まともな議論できる人間が学者になることなんてそうそうないでしょうに・・
806 :
法の下の名無し :2007/02/02(金) 19:14:52 ID:Es7CP2Eu
>
>>797 の座長は経済学者なのにな。。
御用学者としか生きてこなかった香具師にそんなこといってもしかたねぇだろ。
あともう一人も、昔はもっとまともだったが、特定政党(三日月先生系w)のはめ込み学者だろ
まともな学者はこういう審議会には出ないのか
>>785 >合理的でない個人がいるということから、直ちに、そういう人間を助けてやれっていう感覚のおかしさに気づけよ!
効率的な取引を期待できない場合には(広い意味での)政府が介入するのは当然だろ?
>そのために金借りれない制度作ったら、まともな借り手(予備軍)が迷惑するんだよな
デメリットを指摘するだけじゃ批判にはならないよね。
潜在的な借り手が困るというのは、法定利率じゃペイしないようなひどい経済状態の借り手が借りれないってことかい?
法定利率が低くなるほどこういうデメリットは生じやすくなるのは確かだけどそれは利息制限を設けること自体に対する
批判にはならないよね。
というより金利規制はどっちかというと政治的な問題と思うんだが。
810 :
法の下の名無し :2007/02/03(土) 20:58:40 ID:ecW5Rk9x
>>808 取引がどう「非効率」になってるの?
(もう少し手の込んだ議論が可能ではあるが、単純なケースだけ語れば)金利規制の強化によって、
(1)既存の借手は従前より幸せになるだろうが、
(2)潜在的な借手は従前より状態は不幸になる
(3)貸金業者も従前よりは不幸
(2)を無視してまで、(1)を救ってやる必要あるかね?
>法定利率が低くなるほどこういうデメリットは生じやすくなるのは確かだけどそれは利息制限を設けること自体に対する
批判にはならないよね。
そこまで認めておいて、なお 利息制限を設けることのメリットは何?
いずれにしても、金利制限でやろうってのが、筋悪なんだよな
サラ金問題なんて、昔っから、景気後退局面の後半から回復局面の前半あたりで問題になること。
今回みたいな筋悪な規制強化してるだけでは、次にきつい不況きたとき、また、ヤミ金問題として出てくるだけの話。
破産等に関する法規制に加えて、破産等に関する道徳or社会規範をうまく変えていかない限り片付かん罠
>>810 じゃあとりあえず君の意見を検証しよう。
>(1)既存の借手は従前より幸せになるだろうが、
施行前の借入れには適用がないと思うけどどうして?
>(2)潜在的な借手は従前より状態は不幸になる
どうして?より低利で借りれるようになる人もいるんじゃない?
>(3)貸金業者も従前よりは不幸
これはそうだろうね。
>(2)を無視してまで、(1)を救ってやる必要あるかね?
どうしてなんら計量をせずに比較衡量ができるんだい?
812 :
法の下の名無し :2007/02/03(土) 22:29:38 ID:n1+vvCN6
>>811 >どうしてなんら計量をせずに比較衡量ができるんだい?
普通に、経済学的なロジックに従って考えりゃすむこと
いつの間にか、経済学は数字出して説明するもんだと勘違いしてるんかい?
(1)施行前の借入れには適用がなくて、既存の借手にメリットがないんならなおさら悪いよね
(2)は従来の金利なら借りられたが、金利規制強化後には借りられなくなる人が出るという意味だが、
>より低利で借りれるようになる人もいるんじゃない?
金利規制強化されたんで、強化された金利で借りれたらウマァ〜って意味?それだけだったら、貸出額は減るだろうから、社会的には、デメリットの方が大きい。
ただ、この点は、もう少しロジック展開できるんなら議論する価値はあるかもしれないので、ちょっと頑張ってみて。
>普通に、経済学的なロジックに従って考えりゃすむこと >いつの間にか、経済学は数字出して説明するもんだと勘違いしてるんかい? ロジックだけで方がつくならそれでもいいがそのロジックを示したらどうだい? >(1)施行前の借入れには適用がなくて、既存の借手にメリットがないんならなおさら悪いよね ないよ。 >>(2)は従来の金利なら借りられたが、金利規制強化後には借りられなくなる人が出るという意味だが、 >>より低利で借りれるようになる人もいるんじゃない? >金利規制強化されたんで、強化された金利で借りれたらウマァ〜って意味?それだけだったら、貸出額は減るだろうから、社会的には、デメリットの方が大きい。 なんで貸出額が減ることのデメリットは認めているわけだが、それが直ちに低金利で借りられるメリットを上回ってるなんてことは絶対に言えないだろ? 低金利で借りれるってことはゼロサムのような気がするかもしれないが借り手の倒産リスクが減少するって意味では利率は低い方が効率的なんだよ。もちろん貸し手に ペイする限りね。サラ金で金を借りるような人たちってそれなりの倒産リスクを抱えた人たちだから金利が下がることによる倒産リスクの低下はそれなりに大きいもんだよ。
>>(1)施行前の借入れには適用がなくて、既存の借手にメリットがないんならなおさら悪いよね >ないよ。 すまん。ここは書き忘れ。 「なおさら悪い」というのはおかしい。施行前の借入れに適用があるといろいろとデメリットがあることくらい分かるだろ?
815 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 01:24:31 ID:uc6QpXse
>>813 ここでのロジック=中学生でも知ってる、単純な需給関係+余剰分析。
だから、
>低金利で借りれるってことはゼロサムのような気がするかもしれないが
ゼロサムどころじゃない、マイナス。
>借り手の倒産リスクが減少するって意味では利率は低い方が効率的なんだよ。
「借り手の倒産リスクが減少=効率的」ではない。
(リスクを考慮に入れた利子率と比べ)収益性の高い事業であれば継続され、収益性の低い事業は断念してくれた方が効率的。
>施行前の借入れに適用があるといろいろとデメリットがあることくらい分かるだろ?
後出しでルール変更がなされるということになれば、人々はそれを予想しておかしな行動を取ることになるからね。ただし、それは別次元の話。
ここでの話は、「金利規制の強化によって、(貸し手にデメリット、従来なら借りられた人間の中に借りられなくなるやつが出ることもデメリット。だとすると、そのデメリットを上回る)メリットがどこにあるのか?」ということ。
既存の借手にもメリットが無いとすると、倒産リスクの減る事業者って話だけだね。
その上で、あえて正当化したいなら、従来の金利水準が均衡金利水準を上回っていて、継続されるべき収益性の高い事業が断念されているということをいう必要がある。
しかし、これまでの上限金利規制が拘束的な金利上限になっていたという事実からすると、この正当化は難しい。
>単純な需給関係+余剰分析 それでそのロジックだとメリットもデメリットもあると認めておきながらなぜ後者が前者を上回ると言えるのか。 >「借り手の倒産リスクが減少=効率的」ではない。 >(リスクを考慮に入れた利子率と比べ)収益性の高い事業であれば継続され、収益性の低い事業は断念してくれた方が効率的。 金利制限後も低くなった利息で融資がなされた場合、リスクを考慮に入れた利子率よりも収益性が高かったということなわけだが。 >既存の借手にもメリットが無いとすると、倒産リスクの減る事業者って話だけだね。 給与所得者も事業者(労働力生産業かなw?)って呼びたいんならそのとおりだね。 >従来の金利水準が均衡金利水準を上回っていて、継続されるべき収益性の高い事業が断念されているということをいう必要がある。 その必要はない。前述のように無駄な出費のせいで倒産する借り手がたくさんいるわけじゃん。 >しかし、これまでの上限金利規制が拘束的な金利上限になっていたという事実からすると、この正当化は難しい。 話がずれてきてるが、論点はこれまでの具体的な金利規制の当否ではなく、金利規制が常に不当と言えるかどうかだよね。
>ゼロサムどころじゃない、マイナス。 ツッコみ忘れてた。マイナスって言うからには根拠をどうぞ。 リスクの割に収益性が低く非効率的な事業に対して融資がなされてしまうなどといった金融屋さんを馬鹿にした議論は 前述のようにとおらないからね。
818 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 05:23:30 ID:4MWXqYzz
>>816 ,
>>817 「効率」という用語の使い方に違和感を感じるのはともかく、さすがに、余剰分析から説明する気はないので細かいことは省略するが、
ある金利の下での資金の需要量と資金の供給量が一致するとき、社会的余剰は最大化される。だから、金利規制はイラネが基本。
つまり、金利の上限規制は資金供給量を減らしてしまうので、(資金供給者にデメリットをもたらすだけでなく、)
規制の無いときに借りることのできた人の中にも借りることのできなくなくなる場合を生じさせる点で、社会全体としてはデメリットの方が大きくなる。
収益性の低いやつに合わせて金利下げるのはだめだというのも、ゼロサムどころかマイナスだというのも、同じ理屈。
>金利規制が常に不当と言えるかどうかだよね。
「常に」などと言う気は無いが、効率性の観点から、金利自体の規制にまともな根拠を見出すことは多分無理だろう。
もう少し言うと、無担保金融市場に、競争上の問題や情報の問題があって、ある種の規制が効率性の観点から正当化される余地はあるだろうが、金利自体の規制が正当化されるかは別の話。
だから議論すべきは、無担保金融市場にどういう問題があるのか、その問題点に対する対処としてどのような規制手段が効果的な方法かを明らかにすることだと思うけどね。
>>819 bewaadはまとまってるからいいけど、すりらんかのこれ見て、どう受け取って欲しいの?
821 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 09:30:00 ID:kGVQbzMY
822 :
"""""" :2007/02/04(日) 10:06:12 ID:Q1KPiRN4
同じ主張ばかり繰り返していないで、そのデメリットがどうしてメリットを上回るのかをきちんと説明してみなよ。
↑
>>818 へのレスね。
デメリットがあることは認めてるわけでそこを何度も繰り返し主張したところで話は前に進まない。
問題はなぜそれがメリットを常に(「ほとんど常に」でもいいけど)上回ると言えるのかだよ。
>>824 横からで悪いが、メリットがなければデメリットの存在を示すだけでよい。
君の言うメリットは「倒産リスクの減少」だが、そもそもこれってメリットなのか?
826 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 12:33:08 ID:HCNrMjgW
>>823 この設定で議論している限りは、これ以上は同じ主張しか出てこないよ。
それより、
>>821 にあげてある説明理解できる?
まあ、理解できない(したくない)んだったら、これ以上説明しても仕方ない。
>>825 ところがメリットがないとは件の人は言ってないんだよね。
ただその点は重要な点だから触れておこう。
個人の倒産はその人にとって不幸だし国の社会福祉の負担が増えるという意味でも不利益だろう。
効率性の悪い企業が淘汰された倒産するならまだしも個人についてはそうは言えないからね。
>>826 それはデメリット>メリットが論証不可能という意味かい?
その引用先の中の人が言ってる理論は仮定が強すぎて現実には適用困難だろうが、
借りたいのに借りれない人が出現するというデメリットがあるという点については
同意できる。この点はすでに何度も述べているし、問題はその先だということも
すでに述べたとおり。
ところでその中の人は金利上限規制が弱者保護のために(それだけでは足りないに
せよ)一応有意義であることは認めてるよね。出資法の上限規制までなくせと言ってる
わけじゃないし。つまりこの人の議論はメリットとデメリットを弁えた上での議論を
してるわけだ。
>>827 > 個人の倒産はその人にとって不幸だし国の社会福祉の負担が増えるという意味でも不利益だろう。
> 効率性の悪い企業が淘汰された倒産するならまだしも個人についてはそうは言えないからね。
利率が高ければ借金をあきらめるってこともあるだろう。
どうしても借りないと生活できないのであれば、というかそういう人のために生活保護があるのではないか?
また、自己破産という制度もあるではないか。
そういう人を救うのに「金利に上限を課す」というのが唯一無二の政策ではない。
ずいぶん回りくどいやり方じゃないか。
それに、そういう父権的なやり方は個人をダメにする、という議論もある。
また、先のリンク先にもあるように、市場取引に制限を設けたり禁止したりするとブラック・マーケットが成長してしまい
かえって厄介なことにもなりかねない。
君のレスをずーっと読んでみると、どうやら君は言いたいことを水戸黄門の印籠のように隠している。
「経済学者はメリット・デメリットなんて言うけど、そのどっちが大きいかってどうやって測るんだ?どうやって不等式を確定すんの?」
たしかに、事前にきちんと計算したりすることはできないし、理科と違って実験もできない。
そこで経済学では、例えば金利の上限を設けることについては、
設けた国(あるいは地域、州)と設けない国(あるいは地域、州)とで実証分析をやって、その効果を間接的に測ろうとする。
もちろんこれも完璧ではないが、やらないよりマシだ。
しかし経済学の良いところはこういう実証分析の前に、メリット・デメリットのリストアップの仕方だと思う。
キーワードは価格とインセンティブ(と最近ではナッシュ均衡)。良い悪いは別にして首尾一貫している。
そもそも法学でもメリット・デメリット論はやるでしょう。法学でのメリット・デメリットの不等式の成立の仕方こそ、
こちらからすると?の連続だ。そちらのキーワードは人権と弱者かな。
まぁ、互いに良いところをmixすればよいではないか。
829 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 15:13:49 ID:y/LPjXjC
>>827 「件の人」がメリットがあると言ってるのは、規制強化後の低い金利で借りることができた人は規制強化前よりも幸せだといってるだけだよ。
これは、規制がないときと規制があるときとを比べても同じこと。
ただし、そのメリットを金額にすると、他の人たちのデメリットより明らかに小さくなる(というのが余剰分析)。
>個人の倒産はその人にとって不幸だし国の社会福祉の負担が増えるという意味でも不利益だろう。
この部分はいい指摘だと思うよ。つまり、需供関係から余剰分析を行なっていくところでは捉えきれないコストが、破産法制のお世話になる個人には発生しているということだよね。
ただ、皮肉なことに、そのコストが高いからこそ、人々はヤミ金にまで走るんだよね。だから、またきつい不況がやってくれば、これまで以上にヤミ金に走る人は出てしまうことになる。
弱者保護の名の下の金利上限規制で、結果として供給量を細らせてしまえば、あげくには、もっと不幸な人を量産するだけということなんだけどね。
それにしても、引用先の中の人が言ってる「上限金利の引き下げのみでは社会的な弱者の保護はできないことを意味している。 」という言葉尻をあまりに素直に受け取ったもんだねw
>>828 >利率が高ければ借金をあきらめるってこともあるだろう。
>どうしても借りないと生活できないのであれば、というかそういう人のために生活保護があるのではないか?
>また、自己破産という制度もあるではないか。
倒産がデメリットということとどういう関係があるの?
>そういう人を救うのに「金利に上限を課す」というのが唯一無二の政策ではない。
唯一無二だと言った覚えはない。そういう政策にも意味があることがあると言ってるだけ。
>それに、そういう父権的なやり方は個人をダメにする、という議論もある。
>また、先のリンク先にもあるように、市場取引に制限を設けたり禁止したりするとブラック・マーケットが成長してしまい
>かえって厄介なことにもなりかねない。
そのデメリットは認めてるし何度も同じことを繰り返さなくていい。問題はそこじゃない。
>「経済学者はメリット・デメリットなんて言うけど、そのどっちが大きいかってどうやって測るんだ?どうやって不等式を確定すんの?」
ここは工夫次第で測りようがあるだろうしこの点については別に文句があるわけじゃないよ。
ロジックなり計量なりでデメリットとメリットを分析しなきゃならないのは確かだ。
メリットばかり強調して金利規制を擁護することに意味がないのと同様にデメリットばかり強調してそれを批判することにも意味がない。
金利規制には問題が多いが常に意味がないという議論には根拠がないと言いたいだけだよ。
生活保護は手厚くしちゃダメだよ
>「件の人」がメリットがあると言ってるのは、規制強化後の低い金利で借りることができた人は規制強化前よりも幸せだといってるだけだよ。 >これは、規制がないときと規制があるときとを比べても同じこと。 >ただし、そのメリットを金額にすると、他の人たちのデメリットより明らかに小さくなる(というのが余剰分析)。 これはどうして?低金利で借りれるということがなぜメリットかというと倒産リスクが減るからだよ。 >需供関係から余剰分析を行なっていくところでは捉えきれないコストが、破産法制のお世話になる個人には発生しているということだよね。 倒産というのは経済活動の破綻ということを意味するだけで、破産法制を使うかどうかはあまり関係がない。 要するに借金の支払が多すぎて生活できなくなってしまうってことだ。具体的な不利益の内容は、生活の不便だったり飢餓だったりヤミ金による脅迫 だったりあるいは親戚・友人や国民の経済的負担だったりするわけだ。 >ただ、皮肉なことに、そのコストが高いからこそ、人々はヤミ金にまで走るんだよね。 >だから、またきつい不況がやってくれば、これまで以上にヤミ金に走る人は出てしまうことになる。 低金利で借りれたためにヤミ金に走らずに済む人たちも出てくるはずだよね。 >弱者保護の名の下の金利上限規制で、結果として供給量を細らせてしまえば、あげくには、もっと不幸な人を量産するだけということなんだけどね。 供給を得られなくなった人たちの不幸と低金利で供給を得られて倒産を回避できたことのメリットとを比較する必要があるんじゃないの?
うーん。いちいち指摘するのもメンドイのでしないが学部レベルの経済学がちゃんとわかっていない。
834 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 19:55:32 ID:h6IDdDSa
学部レベルというより、それにも満たない中学〜一般教養レベルの説明をする必要があるのはウザイが・・・
>>832 まず確認だが、需要・供給曲線で分析できる世界だとしたら、デメリットの方が大きいということは理解できてる?
(要は、余剰分析理解してねということに過ぎないが)
ある金利で借りる人の借りないときと比較したメリットと、ある金利で貸す人の貸さないときと比較したメリットを金額評価した合計(これが社会的余剰)を考えると、
金利上限規制がない(or厳しくする)前と後とを比較すれば、規制後にも貸借が成立している分だけ見ればゼロサムだが、
供給額が減ってしまい、借りられなくなった人と貸せなくなった人のデメリットがそれに乗る分だけは、必ず、マイナスになる。
今までのレスを見ていると、このロジックすら拒絶しているようなので、そのレベルだとお話にならないが・・・
一応以上はOKだとして、
次の問題は、以上の需要・供給分析で、借手のデフォルトに伴うコストが考慮されているかどうか?
供給サイドは、貸手がその金利で貸すか否かの選択行動を背景に導かれており、デフォルトに伴い貸手の負担するコストは反映されていると考えられる。
これに対し、需要サイドは、借手がその金利で借りるかどうかのの選択行動をを背景に導かれているが、
現時点で借りられることは現在の破産の可能性を低下させ、将来のデフォルトの可能性を高くすることになるので、近視眼的な借手は
ある金利で借りるかどうかの判断をするときに、将来のデフォルトの可能性を十分には評価していない可能性はある。
それをきちんと考慮して行動するのだとすれば、もっと低い金利でしか借りないはず、ということはありうる。
ただし、そのことから、ただちに直接的な金利規制が正当化されるわけではない。
理由は、金利規制によって借りられなくなる人は、現時点での破産の可能性が高まるわけで、そのコストが高まること。
そんなコストはかけない方がいいわけで、ここで採るべき政策は、直接的な金利規制ではなく、
デフォルトに伴うコスト(これには、法的なものもあれば、道義的なもの、社会的なものもある)を低下させること。
そうした政策がとれれば、結果として、均衡金利は低下することになる。
835 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 21:33:53 ID:7LHKmqoI
>>834 最初の金利が均衡点にあるとは限らないんじゃね?
836 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 21:48:55 ID:B6TXccf/
>>835 競争的な市場を想定して、かつ、規制が無ければそれでいいでしょ。
また、既に拘束的な上限金利規制があっても、その上限規制を厳しくする場合は、結論に影響なし。
>今までのレスを見ていると、このロジックすら拒絶しているようなので 借りたい人が借りれなくデメリットは認めているとすでに幾度となく繰り返してるのに なぜ同じことを繰り返すのか理解できないが…。レスをちゃんと読まないからお話に ならないのだろ。 その次の点だがロジックの内容はともかく不合理な借り手について倒産リスクを回避できる メリットがあることは認めているんだよね? それから既に何度も言ってることだが金利上限規制が常に無意味だという主張が間違いだと 言ってるだけで金利上限規制が常に意味があるという言ってるわけじゃない。 論点をすり替えるのはやめたまえ。 メリットとデメリットがあるのになぜ前者を無視して後者のみを理由に金利上限規制は無意味 だと言うんだい?この疑問にはいつまでたっても答えが出てこないようだが。
838 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 22:53:20 ID:m0O67kwl
>>836 高利貸は? 一物一価の法則が成り立っていないんじゃないかな。
839 :
法の下の名無し :2007/02/04(日) 23:09:11 ID:nzEI/fv/
>>837 >金利上限規制が常に無意味だという主張が間違いだと
>言ってるだけで金利上限規制が常に意味があるという言ってるわけじゃない。
>論点をすり替えるのはやめたまえ。
常に意味があるとか常に無意味とか手前勝手な条件を設定して
論点をすりかえてる卑怯者はお前。
よほど返答に窮して必死に逃げをうってるのがまるわかりで見苦しいぞw
>>840 金利上限規制には意味がないという命題の当否について議論してたのは読めば分かるはずだが。
いい加減なことを言って煽るのはよせよ。つまらない。
842 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 00:32:35 ID:QA3qmd8t
「金利上限規制は有害だ」という命題は議論されてると思うが、「金利上限規制には意味がない」という命題はどこで議論されてるんだ?
日本語が読めない方ですか?
「有害」というのがデメリットがメリットを常に上回ってるという意味で言ってるんなら別にそれでもいいわけだが。 そういう意味で「有害」な政策には意味がないのだから。
845 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 01:17:05 ID:K+35defR
均衡点より上に上限を設定する分にはいいんじゃないの?
846 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 01:38:04 ID:T4pZW2ua
>>845 GJ
均衡点より高い上限規制は「無意味」
均衡点より低い上限規制は「有害」
ということだね
847 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 01:42:04 ID:K+35defR
無意味じゃないだろ。上限よりも高い金利にしようとする高利貸を防げる。
で。結局、金利規制は常に意味がない(デメリットのほうが大きい)という主張は もうひっこめたわけ?
849 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 01:53:57 ID:fImV3ccQ
均衡金利で借りれたら、高利貸し(ヤミ金)に行きゃしない。 高利貸し(ヤミ金)にいくのは、規制金利で借りれないから。
850 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 06:34:46 ID:7YGFCE6/
>>848 >金利規制は常に意味がない(デメリットのほうが大きい)という主張は
>もうひっこめたわけ?
「常に」という修飾語がだんだんと強調されてんだなw
引っ込めたのかなどという下品な問いかけする前に、メリットの方が大きい、ということのまともな説明聞かせてよ。
それが出来ない人にこれ以上語っても、無駄だと思ってるんでね。
時間かけて構わないんで、がんばって考えてみてね。ゆっくり待ってるからさ。
ところで、この感覚の違いは面白いね。
「市場は失敗する。でも政府はもっと失敗する。市場の失敗は規制を直ちに正当化はしない」と教えられてきた人間からすると、
規制を正当化できる可能性がわずか示しただけで、それで規制OKだといえる感覚はスゴイ。
ダブスタOK・経済的自由の制限マンセーの憲法勉強すると、こんなもんなのかね?
>>850 「常に」という趣旨は最初から論点がずらされそうになるたびに繰り返してきたことだが。
「常にデメリット>メリット」を否定しているだけで「常にメリット>デメリット」と言ってるわけじゃないのも前述のとおり。
メリットのほうが大きいなどと一言で言った覚えはない。やり方によってはメリットのほうが大きい場合もあるのではないかと
述べただけ。金利上限規制がなんでもOKだなんて言った覚えはない。
そうやって論点をずらすのはよせよ。故意か過失かは知らんが。
852 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 09:59:34 ID:htsINkpI
>>851 >やり方によってはメリットのほうが大きい場合もあるのではないか
思いついたら書いてみてね
期待してるよ
>>827 >その引用先の中の人が言ってる理論は仮定が強すぎて現実には適用困難
具体的に説明してよ。引用先の仮定が、どのように非現実的なわけ?
当然、 ID:WdrubjvK=ID:qz9hQ3tO氏は、もっとよりよく説明する理論をお持ちなんですよね。
憲法は経済的自由マンセーなのか??? まあ金利規制については民法学者からも異論は多い (ただ面と向かって言う人はいないので酒の席の話で 終わるのが大半だけど)。
↑ 憲法はアンチ経済的自由 経済的自由規制にマンセーでしょ
856 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 13:20:16 ID:t5C2oXCY
金利規制のはなしで(のみに関わらず、ほぼすべての規制の話で)、
政策論争をするときに、驚くほどデータ・実証研究が軽視されている。
データは役所がその気になれば集められるのだろうが、きちんと分析
出来るような人がいない。本当にいない。役所に限らず大学にも。
いても少ないし、まともな研究者ほど日本の政策問題には関わるのを
いやがる。(気持ちはよーくわかるが)
法学者は馬鹿だからどうしようもないが、経済学の側から議論する人
も理論的な話ばかりで、全然データの話にならない。駄目すぎる。
最低賃金法が失業を増やすかどうかだって、ミクロ経済学初級の部分
均衡分析では理論的に自明だけど、実証するのは難しい。(これに文句
あるなら
http://www.ssc.wisc.edu/~jkennan/palgrave.htmでも読んで 来い。読めるならケナンの他の論文も勉強しとけ。)
なんとかならんのか。。。
857 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 14:01:52 ID:NMb/2A2Z
最近の実証に関して簡単に読めるのは「期待と不確実性の経済学」かな
憲法は経済的自由の規制を放置する態度をとっているわけじゃなく, 裁判所が介入することを抑制する態度(=国会と行政府が担当するべき)を 採っているだけじゃないの。そうなった途端に法律問題ではなくなるから 法学者の手からすり抜けるだけで,別に経済的自由が大事でない権利と いっているわけではない(価値序列を認める学説もあるが)。
>>852 極端な例を挙げれば金利上限を下げたところ借りれなくなる人は1人もおらず
全員がより低金利で借りることができ、おかげで倒産せずに済む人がたくさん
出現した場合。
860 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 21:01:31 ID:Zz0KphV/
>>854 >まあ金利規制については民法学者からも異論は多い
へぇ、びっくり
民法学者って、一連の土地法の人たちに代表されるように、「弱者」保護大好きで、この手の規制大好きだと思ってた。
かつて20年以上前になると思うが、加藤一郎が法学教室に連載していたやつに、金利規制批判書いてたのにすごいビックリしたけど、飲み屋での話とはいえ、民法学者がまともになってたらやっぱびっくり。
精神的自由よりは制限される、ってことでしょ。
863 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 21:13:26 ID:B5d4yI1J
>>862 それを憲法学では「二重の基準」の理論という。
>>863 「二重の基準」(ダブスタ)の理論というのは、今でも、ポジティブな響き?
芦部マンセーが崩れた瞬間から、ネガティブな響きじゃないの?
雰囲気分かる人おせ〜て
>>859 >極端な例を挙げれば
妄想乙と言ってあげたかったが、
>金利上限を下げたところ借りれなくなる人は1人もおらず
可哀想になってきた
866 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 21:29:21 ID:B5d4yI1J
そもそも、金利上限規制って、「二重の基準」の問題とは関係なく変えられるんじゃない?
867 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 21:31:23 ID:B5d4yI1J
読み返したら、憲法の話は、
>>850 の本論じゃないところから派生してただけか。
本論の金利の話とはカンケーないな。失礼しました。
>>865 完全な競争なんて仮定は現実には当てはまらないわけだがそんなものを信じる君のほうがかわいそうだ。
>>865 もしかして現実は完全な競争が成り立ってると思ってるわけ?
>>865 もしかして現実は完全な競争が成り立ってると思ってるわけ?0が気に入らなければ1人でもいいよ。
>>865 もしかして現実は完全な競争が成り立ってると思ってるわけ?0が気に入らなければ1人でもいいよ。
>>865 もしかして現実は完全な競争が成り立ってると思ってるわけ?0が気に入らなければ1人でもいいよ。
こいつは法学者じゃなくて、情緒不安定な法学部生なんじゃないの?
874 :
法の下の名無し :2007/02/05(月) 21:57:00 ID:B5d4yI1J
さすがに釣りだろ、これは。
釣りじゃなく本物の基地外を呼び込んでしまったのだろう
876 :
法の下の名無し :2007/02/06(火) 00:03:25 ID:kvTZXBsB
経済学研究科で法と経済学を専攻するなら東大、阪大、慶應辺りですか
海外行けば
878 :
法の下の名無し :2007/02/06(火) 07:52:08 ID:DMl/8rjP
ほら、言わんこっちゃない。「弱者」のためだったのにねぇ。。。
大手消費者金融会社の融資の審査が厳しくなってきた。武富士、アコム、プロミス、
アイフルの大手4社で、新規の借り入れ申し込みに対する承認率は昨年12月で平均44%と
なり、昨年4月から16ポイント低下。2人に1人以上の確率で貸し出しを断った。2009年末
にもローンの上限金利が現在の年29.2%から年15―20%に下がるため、返済能力の高い
顧客に絞り込もうとしている。
「消費者金融の甘い審査が借り入れを助長し、多重債務問題の一因になっている」との
指摘があり、審査の厳格化は安易な借り入れに一定の歯止めをかけそう。一方で、既に
多額の借金がある人は融資を受けづらくなり、資金繰りに詰まって自己破産する人が
増える可能性もある。既存の債務者への公的な支援策も検討に上りそうだ。
▽News Source NIKKEI NET 2007年02月06日07時00分
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070206AT2C0503I05022007.html
879 :
法の下の名無し :2007/02/06(火) 08:23:48 ID:1LfDKTzB
>完全な競争なんて仮定は現実には当てはまらないわけだが 完全競争が成立しないだけで、規制が正当化できると思ってるんだw
>>878 このニュースどおりなら、
借りられるうちに借りまくって、あとは公的支援で助けてもらうが一番だな
>>879 競争が常に正当化できるとは言ってないように思うよ。正当化できる場合があると言ってるだけじゃね?
あーあ。つまんないな。もうちょっとちゃんと議論してくれたらおもしろいのに煽りばっかになっちゃったのか。
869 名前:法の下の名無し 投稿日:2007/02/05(月) 21:46:19 ID:qz9hQ3tO
>>865 もしかして現実は完全な競争が成り立ってると思ってるわけ?
870 名前:法の下の名無し 投稿日:2007/02/05(月) 21:47:03 ID:qz9hQ3tO
>>865 もしかして現実は完全な競争が成り立ってると思ってるわけ?0が気に入らなければ1人でもいいよ。
871 名前:法の下の名無し 投稿日:2007/02/05(月) 21:47:49 ID:qz9hQ3tO
>>865 もしかして現実は完全な競争が成り立ってると思ってるわけ?0が気に入らなければ1人でもいいよ。
872 名前:法の下の名無し 投稿日:2007/02/05(月) 21:48:21 ID:qz9hQ3tO
>>865 もしかして現実は完全な競争が成り立ってると思ってるわけ?0が気に入らなければ1人でもいいよ。
873 名前:法の下の名無し 投稿日:2007/02/05(月) 21:54:16 ID:pzS8t1P1
こいつは法学者じゃなくて、情緒不安定な法学部生なんじゃないの?
874 名前:法の下の名無し 投稿日:2007/02/05(月) 21:57:00 ID:B5d4yI1J
さすがに釣りだろ、これは。
883 名前:法の下の名無し 投稿日:2007/02/06(火) 20:39:43 ID:eYNTA8Pc
あーあ。つまんないな。もうちょっとちゃんと議論してくれたらおもしろいのに煽りばっかになっちゃったのか。
>>894 つまらんことするな
そんな暇なら『「常に」君』に、議論の仕方か、最低レベルの経済学教えたれ
「常に」君を更生させたら、大したもんだけどな
886 :
法の下の名無し :2007/02/07(水) 00:43:12 ID:TeWdZCQk
>>885 そんなこと、明らかにベネフィット<コストなのでしなくて良し
「明らか」って言うのは負けを認めたに等しいぜ。
888 :
法の下の名無し :2007/02/07(水) 02:26:22 ID:TeWdZCQk
>>887 なんでやねん
物分かり悪い奴に教えるのはごっつコストかかるぞ
タダでできるかよそんなこと
889 :
法の下の名無し :2007/02/07(水) 03:48:17 ID:yP93ucss
>>856 >ほぼすべての規制の話で)、
>政策論争をするときに、驚くほどデータ・実証研究が軽視されている。
本気でそれを憂いているのなら、やってみてくれ。
でも、最低賃金規制や金利上限規制でそんな実証やる必要ホントにあるのかよ?
経済学者にとっては、規制が有害だということが示せたところで「当たり前なこと示しただけね。ツマンネ」と言われて終わりだろうし、有益だと言うことが示せることはどうせないわけだし。
結局、実証の手法で何か画期的なこと考え付かない限り、論文としての価値はほとんどゼロでしょ。
というわけで、経済学者がやることはほとんどないよね。
そういう点では、法学者やればいいんだが・・・
でも、
>>854 を見る限り、表立っていえない雰囲気があるのだろう。結果はいいだろうが、この後同業者から白眼視されること覚悟してやる価値あるネタじゃないだろうしね、
890 :
法の下の名無し :2007/02/07(水) 03:59:16 ID:8o/nHqZc
>>889 私は本気ですよ。ある程度パブリケーションが出来て、終身雇用に
なれば必ずやります。
実証やる価値あると思いますよ。まず、理論じゃないから政策提言
にぐっと説得力が増しますし、この手のデータはきちんと集めれば
それを元に必ずなにか論文のネタになります。当たり前のこと示し
てもツマンネといわれるけど、政策向けにはそれをしこしこやるこ
とが大事でしょう。マスコミ、政治家、官僚を相手にするには理論
だけでは弱すぎると思います。アカデミック向けにはデータ利用し
て新たなネタの研究をしていけばいい話。同じデータでも、使う方
の創造力しだいでいろんな研究できますからね。
891 :
法の下の名無し :2007/02/07(水) 10:12:14 ID:nhd+36uk
>>890 そういう作業をやっていただけるのなら大歓迎。
ただ、金利上限にしろ、最低賃金にしろ、これを推進している人たちは、この制度が効率的だと思って推進しているわけではないので、普通に経済学者の感覚でいくら効率性に関する議論をしたところでムダじゃないの?
今回の金利規制の強化見てても、借りれなくなれば多重債務の問題は消える、多重債務負う前に死なせてしまえば多重債務問題ではない、って堂々と言う連中は、顕在化したデータしか見えない人たちだから、まともな実証考えるのは徒労になる気がするんですよね。
まあ、テニュア得てもし暇になったりしたら、暇つぶしには結構いいかもしれないけどね(でも、暇にはならず、結局・・・ということになるでしょう)。
司法制度改革の経済学とかいうの出てなかったっけ。 中身まだ読んでないんだけどあれどう?
893 :
ニーチェ :2007/02/07(水) 11:47:03 ID:rFbZru7A
身体の侮蔑者に一言、言おう。 真の「おのれ」の声に耳を傾けなさい。
894 :
ソクラテス :2007/02/07(水) 11:50:55 ID:rFbZru7A
どんな悪人にも正義があり、それ無くしては彼は犯罪すら犯すことができない。 大きな正義にも、小さな正義にも正義にも同じだけの価値がある。 おのれの中の善を信じなさい。
法学者がやればいいとかいうけど、既存の法制度の解釈を超えて 政策提言することが法学者の領分なのかどうかは、またえらく 意見が分かれそうだけどな。
本来法学はそのためのツールではないからね。 立法者が二言喋れば・・・といったのは誰だっけね。
897 :
法の下の名無し :2007/02/07(水) 17:06:40 ID:DSCGhWg9
立法論は、法学者の仕事にあらず、ってわけだw そう割り切るなら割り切る出、最高裁による一連の実質的立法には、法解釈論の立場から徹底して抵抗して欲しかった罠
立法学を作ろうとした法学者はいるけどね。 平井先生(上で酷評されてるなw)とか阿部先生とか。これはまだ頑張ってるな。 後は現場の官僚の本とかが多いな。
法学の科学性に対する懐疑としては, 1847 年にドイツの裁判官J.von キルヒマンが 行った〈法律学の学問としての無価値性について〉という講演が有名である。 キルヒマンはこの中で,法という人為の産物であり時勢とともに変遷する対象を扱う法学は 厳密な意味で学問の資格を有しないと説き, 〈立法者が三たび改正のことばを語れば 万巻の法律書が反故 (ほご) と化する〉と主張した。
結局金利上限規制はなんで有害(コストのほうがベネフィットよりも大きい)なの?
>>897 立法論の最大の欠点は、既存の法解釈で済まそうという努力が
減ることと、政治的な問題が大きいこと。民法なんかは信義則すら
与えられてるんだから、それ以上欲張るなと言いたくなるのは分かるw
実質的立法は法解釈と立法論の妥協点とも言える。
私の学生のころは、立法論は法律学ではない、頭が悪い学者は解釈論に
逃げるといわれた。しかし、キルヒマン「科学としての法学の無価値性」によれば、
法律の書物の10分の9以上は、実定法の欠缺、疑義、矛盾、不真実、古く
なったもの、恣意を扱っている。自然法を扱っているのはごく一部である。
立法者の無知識、怠慢がその対象である。法律家は、朽ちた木で生きている
ウジ虫になったのである。立法者が三つの言葉を訂正すれば、すべての書庫は
反古になる。
まったく、私は、立法の不備をいかにして是正できるかについて、解釈論と
立法論を行ってきた。立法者が、完全な法律を作れば、私の論文はすべて反古になる。
しかし、幸か不幸か、日本の立法者は、それほど賢明ではない。「喜びもまだ
半ばなり 行政訴訟改革」遺憾ながら、私の書物はまだまだ生き続けるのである。
むしろ、法律家は、ウジ虫を退治すべく、解釈論だけではなく、新しい法制度を設計
する「政策法学」に移行すべきである。私は、すでにいくつかの書物を著し、実際の
政策を設計している。各地の地方公共団体にも影響を与えているし、当初は、時期尚早、
新規(新奇)の提案に見えても、10年経つと実現しているものが少なくない。その後時期が
来て自然に実現したと思っている人が多いが、実現させたものも多い。
http://www.ne.jp/asahi/aduma/bigdragon/kougi.html
903 :
法の下の名無し :2007/02/08(木) 00:37:59 ID:C06s/LK5
>>898 奇才阿部を酷評する香具師は入るだろうが、
天才平井を酷評する香具師がいるのか?
聞いてみたい。
904 :
法の下の名無し :2007/02/08(木) 00:40:32 ID:iFWCr+as
>>900 上の文章でワカラネ馬鹿は、さすがに、法学者でも相手できねw
The scholar with the bad head whose legislation theory is not jurisprudence as my student is in an interpretation theory.
Escaped was said.According to however, the worthless nature of the law as Kirchmann "science"
9/10 or more [ of a legal book ] -- the defect of a positive law, a doubt, inconsistency, and non-truth -- old
What became, and arbitrariness are treated.The part is treating the law of nature very much.
A legislator's non-knowledge and negligence are the object.The lawyer is alive by the tree which decayed.
It became the Uzi insect.If a legislator corrects three language, they will be all the libraries.
It becomes wastepaper.
I am completely an interpretation theory about how the defect of legislation is correctable.
The legislation theory has been performed.If a legislator makes a perfect law, all my papers will become wastepaper.
However, happiness, a misfortune, and a Japanese legislator is not so wise."joy -- yet
Middle Administrative litigation reform Though regrettable, my book continues being useful still more."
Rather, a lawyer designs not only an interpretation theory but a new legal system that the Uzi insect should be eradicated.
You should shift to the "policy law" to carry out.I already write some books and am actual.
The policy is designed.The municipal corporation of every place is also affected and it is prematurity at the beginning,
Even if visible to a proposal of being new (novel), there is not little what will be realized if ten year passes.After that time
Although there are many people who think it came and realized automatically, there is much what was realized.
http://www.ne.jp/asahi/aduma/bigdragon/kougi.html
↑ 「常に」のガイキチ君、降臨
裁判官って実質的には立法してる訳だから(Common Lawの国程ではないにしても) 立法論って法学教育においてものすごく大事だと思います。で、立法論として最も きちんとしているのが法と経済学だと思います。弁護士や検察官には不要かもしれ ないけど、せめて裁判官には法と経済学の考え方をしっかりと学んでほしい。
裁判官には、すくなくとも、Posnerの本は全部読んでほしい。 Posnerってなんで最高裁の判事になれないんだろう? どなたかご教示下さい。
「不合理なことを行う自由」は合理性追求型の価値観となかなか相容れない。 こういうのは権利の本質にかかわる問題だな。
結局金利規制の話はどうなったの?
>>911 >結局金利規制の話はどうなったの?
もうケリついてんジャン
まだ議論することあるのかよ
何かあるなら、自分でネタ振ればいいのに
>>909 リベラルすぎたので議会の保守派に嫌われたとか何とか。
とにかく党派的な理由だった気がする。
914 :
法の下の名無し :2007/02/08(木) 22:47:13 ID:oHsAVmJY
>>911 そう、
>>912 の言う通りケリがついている。
理に適っていない政策の前に、理論は無力だった。それだけのことよ。
どこを読めばけりがついたってわかるの?
↑ だから〜、ネタ振ってみ 振れないことが、終わっていることの証明 もっとも振ったら振ったで、ここまでの誰か分かってしまうだろうけどな 最低限の勉強してから、ネタ振れよw
だから金利上限規制はコストのほうがベネフィットより大きいといえるかどうかって議論がされてたんだろ。 それにけりがついたっていうならどのレスを見ればそれが分かるかくらい教えてくれよう。
918 :
法の下の名無し :2007/02/09(金) 06:31:17 ID:kTTihu72
>>917 ID:tphU0Ilmは、出来の悪い法学部生と思しきガイキチじゃなかったのか?
そうすると、血の巡りの悪い香具師が他にもいるんだなw
コスト・ベネフィットで考えるなら、
>>878 の記事でカタはついてる
1、既存の債務者が借り入れできずに現時点で自己破産すること 2、既存の債務者が追加融資を受けて立ち直るか、あるいは、より 大きな負債の段階で破産すること。 を比較したときに1<2のデータって出てるの?
ですから日本の義務教育は全寮制かつ内務班方式でいいじゃないですか
921 :
法の下の名無し :2007/02/09(金) 11:58:33 ID:AAjwcyZI
法学部はミクロ経済学を専門基礎科目ぐらいにすべきだな
>>919 こういうアホとどう議論していいか分からんが。。。
まず、一番問題なのは既存の債務者ではなくて、金利規制がなければ
かりられたであろうが規制のせいで借りられなくなってしまった人た
ちが大量に発生していること。1はその内の一部分。
2は別に問題じゃないでしょ。金融機関が貸すということは貸し倒れ
リスクを割り引いたうえで、その金利で貸し付けているわけだから、
期待値で見れば何の問題もない。もちろん確率のはなしだから、不運
にもEx Postで破産する人は出てくる。
923 :
919 :2007/02/09(金) 12:59:37 ID:TLiIt7Jw
>>922 あのさ。問題なのかどうかじゃなくて、単純に「そういう研究はあるのか?」
ってことを聞いてるんだけど。
ちなみに規制反対派です。
この日本国にそんなまっとうなミクロの実証研究が存在しないことは 重々ご存知の癖に。人が悪いなぁ。
925 :
法の下の名無し :2007/02/09(金) 16:42:11 ID:kemhgvO7
まあ、いくら経済学的な見地から法案の問題点を指摘したところで、現実政治においては無力なわけで。 もっと政治力をつけなきゃね。
>>918 その記事から直ちに金利上限規制はコストのほうが大きいって一般論が出てくるとでも思ってるの?
経済学だとか法学だとか云々する以前の問題だね。
>>922 馬鹿かと思うかもしれないがやっぱりよくわからない。
まず確認したいんだけど問題にしたいのは現在の金利上限規制の当否じゃなくて
金利上限規制についての一般論だということ。
借りれなくなる人が大量に出てくるかどうかは金利上限規制の如何によるわけだよね。
その上で金利上限規制には何らメリットがないっていうこと?だとするとそれはどうして?
927 :
法の下の名無し :2007/02/09(金) 22:02:31 ID:h/7n64mO
>>924 一般論として、日本ではミクロ実証が弱すぎなのは確かだが、こんなもんで実証やる価値あるのかマジ疑問
これくらいの社会的損失ありますよって説明してあげる資料作りにはいいが、それ見たからといって納得する香具師は初めっから納得してる。
現実に見えるもの以外は、あるかないかはわからないって言い続ける脳味噌足りない
>>926 みたいな香具師にいつまで言ってもムダ。
また、まともな結果が出て当たり前な以上、研究としてみたら価値は無い。
金利規制に社会的損失は無いなどという結果が出たら、その方法がダメだといわれるだけで、なおさら悪い。
経済学者としては、ムダというに尽きる、と思ってるのだが、・・・そんな考え、間違ってる?
>>927 要するに金利上限規制のメリットについては理論的に何も言えないわけ?
なんで他の人が言ってることをねじ曲げてまでその話を回避したがるの?
>>927 レスが着くだけでも感謝しろよ。よほど情報の非対称性や非合理的な
借り入れ人がいない限りは、メリットはない。で、これだけの数の
企業が競争する市場でそんなものはない
>>929 やっと話が進んだね。それはどうしてなの?それが肝腎なところで誰も答えよう
とさえしなかった点だ。ぜひ理論的に説明して教えて欲しい。
ところで「メリットはない」というのは「メリットがデメリットを上回ることは
ない」という意味に善解していいのかな。それとも文字通り「メリットがない」
ってこと?
金利上限規制について政治の場で賛成が得られるのは、まさにそのメリットがあると 思われているからだよね。これが本当にあるのか、あるとしたらどの程度で、デメリット と比べるとどういうことが言えるのか。その説明がない限りはいくらデメリットを強調 したところでサラ金の代弁者くらいにしか思ってもらえないと思うんだ。
932 :
法の下の名無し :2007/02/10(土) 00:22:34 ID:hxa+4y/7
>>930 学部レベルのミクロ経済学のテキスト読め
嫌でも最低、宍戸・常木「法と経済学」の常木担当分だけでもいいから読め
933 :
法の下の名無し :2007/02/10(土) 00:26:20 ID:XIWkQReZ
>>930 そんなことわかんないなら、自分でミクロ経済学の入門書でも読めと
いいたいが、この手の知的に怠慢又は低レベルのアホに言っても無意味
なので、あえて答えよう。
正確には、メリットがないんではなく、規制しないほうが遥かにメリット
が大きいということ。つまり(経済学的な意味での)非効率だということ。
なぜ規制下でのメリットのほうが少ないかというと、
>>922 のとおり。
これでも分んないなら、大学でも行け。
>>932 自分には分からないから説明できないということだね。無理なことはこれ以上は求めないよ。
とりあえず参考文献を教えてくれただけでもありがとう。
>>933 >>922 は規制前と規制後のメリット・デメリットについて論じてるわけじゃないから
>>930 の疑問への
答えにはなってないよね。
>>934 説明しようにも君が基本的な考えが分かってないから出来ないんだよ
酷い例えだが北朝鮮が拉致問題は解決済みと喚き散らしているのと同じ事を君はやってるんだよ
>>935 そもそも説明自体をしていないのではないの?
説明があるとしたらそれがどこにあるの?
937 :
法の下の名無し :2007/02/10(土) 08:07:22 ID:hxa+4y/7
>>936 経済学の基礎概念を理解しようとしない人間に説明は出来ない
説明しても説明してないと繰り返すだけ
勉強してから出直してきてください
般教レベルの経済学から説明するよりもテキスト読んだ方が早い
この馬鹿が、テキスト読んだからといって理解できるとは思えんけどなw こいつが読めるのは、石黒の本くらいで、平井の「法政策学」のテキストすら読めやしない
939 :
法の下の名無し :2007/02/10(土) 10:21:14 ID:PZ4ZsX+5
>>936 メリットの大小比較は、
>>836 でおしまい。
金利上限規制の強化により、規制後にも貸借が成立する分については、貸金業者のマイナスと借主のプラスで、合計ゼロ。
しかし、規制後に借りれなくなる人が出る分はと、規制後に貸し出しがされなくなる分は、純粋にマイナス。
だからさ。純粋にコストの話に終始するなら話は終わってるんだよ。 問題が残るは、法政策においてはコストは唯一絶対の基準とは言い切れないからだろ。 コスト的な観点だけで法政策を展開すれば、出産前に重度の障害児だと分かった時点で 強制的におろさせる法律だって作れるだろ。実際にそう主張する過激な学者もいる。 法学専門の人はそのへんに突っ込んだ方がいいんじゃないの?
941 :
法の下の名無し :2007/02/10(土) 15:27:46 ID:T2JgagYk
>>940 底意地の悪いひっかけだな
>出産前に重度の障害児だと分かった時点で
>強制的におろさせる法律
それ、プロ上限規制の連中の発想でしょ。
多重債務者として悲惨な結果に陥る前に、金借りれなくして、殺してしまえってw
おれ
>>933 なんだけど、これまでこの馬鹿法学厨につきあってきたけど、
もうこれ以上は無理だわ。だいたい、こいつ、自分で理解しようとして
ないから、何いってもだめだよなぁ。
>>922 が規制前と後のメリット、
デメリットを論じてないとしか理解できない自分をまず疑うべきだろ。
はぁー、こういうやつがそのうち世の中にでてくるかと思うと。。。
まぁ、こういう馬鹿はクソ暗記でもして法律家になるとちょうど良いな。
>>937 説明してないとは言ってない。説明してるんならそれあはどこだと聞いてるだけ。
ないんならないで別にいいよ。
>>939 >>836 がどうメリットとデメリットの比較の話に関係するのかを説明してくれないか?
>貸金業者のマイナスと借主のプラスで、合計ゼロ。
君はメリットはそもそも全く存在しないという立場だね。メリットがあるけどデメリットより小さいという人もいたけどそれとは違うということだね。
ところでこれは本当にゼロなの?
いくつかの疑問点がある。
@サラ金にとってのx円と貧乏な借り手にとってのx円は同じ価値と言えるのか?
A金利が安くなれば倒産リスクが減って借り手の総資産価値は増加するよね?この点は貸し手にとっては貸倒れリスクの減少というメリットなのでは?
(金利が安くなったぶんとれなくなるデメリットを上回るメリットがあるという意味じゃないよ。)
B自然人たる借り手についてはその倒産リスクの低下は、貸し手以外の利害関係人にとってもメリットでは?法人とは違って自然人はたとえ経済的に破
綻しても存続するけど、その際にはさまざまなコストが生じる。生活保護、窃盗・強盗その他の財産犯、労働力の減少などね。
>>941 言ってることがよくわからない。
障害児の強制堕胎は功利主義なんかだと結構真面目に扱われる問題。
福祉経費がかかるだけで経済的見返りが全くないということ。
もちろん生存権あたりではねられるわけで、その辺に権利と効率の
衝突する局面を見ることは可能だろう。
945 :
法の下の名無し :2007/02/10(土) 19:43:12 ID:ByfUt2No
>>943 @は、別の基準を立てるなら、別の基準に従って説明してみればいいだけ。
余剰分析の前提くらい勉強すればいいだろうし、他の効率性基準についてもをキチンと勉強すればいい。
経済学のテキスト読めといっても無理なのはもうわかったから、平井のテキストだけでも読め!
A倒産リスクって何だ?どうやって測ってるんだ?説明しろよ。
>デメリットを上回るメリットがあるという意味じゃないよ
デメリット上回らないんなら、だめだから、説明してもムダだろうけどな。
説明するための基準があるならやってみせなよ
B法人の倒産によって生じた損失は、結局誰かが被ってんだろ。
それから、今までだったら借りられのに借りられなくなった人間はどうしたんだ。
目をつぶれば、悲惨な人間はいないってだけだな。それが、議論として決定的にダメな点。
946 :
法の下の名無し :2007/02/10(土) 19:56:05 ID:hxa+4y/7
↑ 説明しないことを開き直るなよ 行く大学間違えたようだな もうチョイ自分の身の丈にあった大学に進んでたら、最低限のお作法教えてもらえたのに
948 :
法の下の名無し :2007/02/10(土) 20:49:53 ID:tghY325L
>>940 ,
>>944 >コスト的な観点だけで法政策を展開すれば、出産前に重度の障害児だと分かった時点で
>強制的におろさせる法律だって作れるだろ。実際にそう主張する過激な学者もいる。
経済学的思考から、直ちに結論付けられるものとは違う。
>法学専門の人はそのへんに突っ込んだ方がいいんじゃないの?
伝統的な思考方法の違いから出てくるものでない以上、これに突っ込めというのは、馬鹿にするための釣りかよとオモタ
障害児自身の利益を単純に排除する姿勢は、サラ金ネタでぼろ儲けしてる正義は弁護士たちが、借りれなくなってしまう人間の不利益を無視するのに似た物を感じた
>>945 >@は、別の基準を立てるなら、別の基準に従って説明してみればいいだけ。
どういう意味?
>A倒産リスクって何だ?どうやって測ってるんだ?説明しろよ。
倒産する可能性のことをそう表現しただけ。他の財務状況が同じで支出が増えれば倒産する可能性が高まるのは分かる?
>>デメリットを上回るメリットがあるという意味じゃないよ
>デメリット上回らないんなら、だめだから、説明してもムダだろうけどな。
>説明するための基準があるならやってみせなよ
君は言葉足らずで言ってる意味が分からないが、メリットがあることは認めるの?認めないの?
>B法人の倒産によって生じた損失は、結局誰かが被ってんだろ。
そうだね。法人の倒産のデメリットについても分析したほうがいいだろうけど非効率的な事業が淘汰されるメリットも
あってややこしいからとりあえずは自然人について分析してみた。サラ金問題は自然人の借り手が問題になってるから。
>それから、今までだったら借りられのに借りられなくなった人間はどうしたんだ。
>目をつぶれば、悲惨な人間はいないってだけだな。それが、議論として決定的にダメな点。
今まで借りれて規制後も借りれたケースについてのメリット(の有無)の話をしてるんだよ。
借りれなくなったケースのデメリットとの比較はその次の話ね。
>>948 結局「誰の儲けが最大化されればいいのか」って功利主義の伝統的な
問題に帰着するのかもね。ちなみに
>>940 は多分社会的コストの話だが。
>>949 >>@は、別の基準を立てるなら、別の基準に従って説明してみればいいだけ。
>どういう意味?
いい加減、最低限の勉強くらいしろよ。
それにしても、基準も立てずに、分析したって言われてもね。
利益考量論wに慣れてると、適当な匙下限でこっちに軍配上げようってのに慣れてんだろうが、恥ずかしくないのかね
倒産可能性が下がることに
>メリットがあることは認めるの?認めないの?
均衡金利よりも金利を下げて倒産可能性を下げることは、社会的にはデメリット。これは、上の方で複数のレスがついてたとおり。
倒産リスクの下がったやつはしあわせだとしても、社会全体から見れば、ふしあわせの窮み。
952 :
法の下の名無し :2007/02/10(土) 22:31:01 ID:q0F+PW7I
政策立案の話のときに、利益考量では不十分だな。具体的な争訟ならば別だが。
>>951 >>>@は、別の基準を立てるなら、別の基準に従って説明してみればいいだけ。
>>どういう意味?
>いい加減、最低限の勉強くらいしろよ。
だからどういう意味なの?
プラマイゼロだという議論の前提として貸し手と借り手にとって同じ金額は同じ価値だという基準があるはずだけど
それが妥当かどうかを問題にしてるんだよ。それが理解できないの?
>倒産可能性が下がることに
>>メリットがあることは認めるの?認めないの?
>均衡金利よりも金利を下げて倒産可能性を下げることは、社会的にはデメリット。これは、上の方で複数のレスがついてたとおり。
それはどうして?複数のレスってどのレス?
Aについてはやっぱ違うな。貸し手にとっての貸倒れリスク減少は利息や貸出額の算定の中に取り込まれてるはず。 そうすると問題なのは倒産リスクの負の外部性か。
955 :
法の下の名無し :2007/02/11(日) 02:03:53 ID:yuJBoYrK
>>952 >具体的な争訟ならば別だが。
そんなこというから、裁判所が勘違いする
サラ金禍で、事後的な悲惨さに目を奪われて「弱者」保護に走ることで、もっとかわいそうなことを引き起こす
最高裁の一連の判断が今回の問題の原因でもある
>>953 >プラマイゼロだという議論の前提として貸し手と借り手にとって同じ金額は同じ価値だという基準があるはずだけど
>それが妥当かどうかを問題にしてるんだよ。それが理解できないの?
だから、余剰分析の前提だと書いてあるだろ。
そんなこと自体、ハナから承知。それがどの程度、正当化できるかも、キチンと勉強して来いよ。
入門クラスのテキストじゃちょっと足りないかもしれないので、ある程度まともなミクロのテキスト、あるいは、平井が効率性基準について書いてるところ嫁!
957 :
法の下の名無し :2007/02/11(日) 02:18:50 ID:zuP3XMzU
>>955 それはそうなんだが、具体的な争訟においては、純粋に民事法上の問題だけに収まらないこともある。
そのような具体的案件に判断を下す場合でも、裁判所における法規範創造とのバランスが求められるというのは、そのとおり。
とはいっても、多重債務者にもいろんなケースがあるわけで、一概に切り捨てられないのが、具体的な案件を扱う場合難しいところなんだな。
でも、その場合の「弱者」保護と、法規範創造への冷静な関与ってのは、裁判所にとっては両立可能だと思うんだがね。
裁判所に自重してもらうのがまず必要か。あとは立法府が、最高裁の判断にあわてないとか(無理か・・)
>>956 説明できないならそれでもいいけどBの外部性の話はどうなの?
↑ みんながいくら説明したって、説明してないって言い続ける馬鹿に誰が・・・ 先に教科書嫁!
外部性って言葉やっとのことでどこかで拾ってきたんだろうが、技術的外部性について最低限の勉強して来いよ どうせだから、次のヒントだw 逆選択とモラル・ハザード
961 :
法の下の名無し :2007/02/11(日) 03:32:39 ID:R7j1YYuA
>>957 下級審で気持ちの弱い裁判官が目先にとらわれるのはご愛嬌かもね。
でも、最高裁がやってはいけないよね。
962 :
法の下の名無し :2007/02/11(日) 03:45:23 ID:zuP3XMzU
>>961 ところで、法と経済学って、裁判における法解釈についても当然研究してるんだよな?
どうゆう感じの研究になってるんでしょうか。
963 :
法の下の名無し :2007/02/11(日) 03:48:39 ID:zuP3XMzU
↑ つけたし。 法解釈というか、裁判に関する研究です。
>>962 いろいろあるよ。たとえばAdversarialとInquisitoryな場合、どのように
裁判所のLaw Makingが替わってくるのかとか、CommonLawでのPrecedentの
役割がいかに判決を出す際に裁判官に影響を与えるのかとか、
http://www.iies.su.se/~nicola/overruling.pdf ここらでも読んどけ。これJPEにForthcoming。でも、Shleiferはいつも
先行研究をきちんとReferしない傲慢ぶりだから、既存研究はまじめに
サーチすることをお勧めするが。
966 :
法の下の名無し :
2007/02/11(日) 07:12:23 ID:R7j1YYuA >>965 サンクス
Rand Journal of Econなんて最近全然見てなかった。恥ずかしい。
>下級審で気持ちの弱い裁判官が目先にとらわれるのはご愛嬌かもね。
ご愛嬌なんかじゃなかったね。インセンティブ・デザインに問題ありか
そういえば、日本の憲法裁判なんかでよく言われるのもこれと同列にとれるかな